JP2020518049A - オーダーコードによる医療検査タイムラインのインテリジェント組織化 - Google Patents

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Abstract

ラジオロジービューアは、電子プロセッサ10、22と、ディスプレイ12と、入力デバイス14、16と、実行可能な命令を格納する非一時的な記憶媒体とを含む。取得命令42は、過去のラジオロジー検査が少なくとも日付、撮像モダリティ及び解剖学的領域によってインデックス作成されている電子患者カルテ20から過去のラジオロジー検査24、26のインデックスを取得し、オーダー管理システム30からの過去のラジオロジー検査の支払請求可能オーダーコードを取得するように実行可能である。組織化命令44は、過去のラジオロジー検査の支払請求可能オーダーコードを含む又はそれから生成された特徴を含む過去のラジオロジー検査の特徴を使用して、過去のラジオロジー検査をグループに分けるように実行可能である。ビューア命令50は、過去のラジオロジー検査がグループに分けられている過去のラジオロジー検査の組織化インデックスを少なくとも1つのディスプレイに表示するように実行可能である。

Description

以下は、概して、ラジオロジー(放射線医学)技術、ラジオロジーレポートビューア技術、ラジオロジー読影技術及び関連技術に関する。
放射線科医は、厳しいスケジュールでラジオロジー検査の読影を行う。各読影において、放射線科医は、患者が受けた可能性のある関連する過去のラジオロジー撮像検査を考慮することが求められる。過去の検査は、例えば一般的なラジオロジー画像用の画像保管通信システム(PACS)として具体化される電子チャート及び/又は心血管情報システム(CVIS)といったより専門的なデータベースに保存される。
ラジオロジーワークステーションは、通常、過去のラジオロジー検査がそれぞれ生体構造及び撮像モダリティによってラベル付けされているリストとしてインデックス作成されるこれらの過去のラジオロジー検査へのアクセスを提供する。この限られた量の情報は、現在のラジオロジー検査をレビューしている放射線科医にとって、関連があってレビューされるべき過去の検査を効率的かつ正確に特定するのに十分ではない場合がある。放射線科医は、過去の様々な検査をクリックして、結局それらの検査が現在の検査には関係していないことを知るためだけにレポートをレビューするのに時間を無駄にするか、或いは、放射線科医は、関連する過去の検査をクリックすることができずに、現在の検査の読影に役立つはずの情報を見逃してしまうことがある。
以下は、幾つかの改良点を開示する。
開示される一態様では、ラジオロジービューアは、電子プロセッサと、少なくとも1つのディスプレイと、少なくとも1つのユーザ入力デバイスと、非一時的記憶媒体とを含み、非一時的記憶媒体は、過去のラジオロジー検査が少なくとも日付、撮像モダリティ及び解剖学的領域によってインデックス作成されている電子患者カルテから過去のラジオロジー検査のインデックスを取得し、オーダー管理システムから過去のラジオロジー検査の支払請求可能オーダーコードを取得するように、電子プロセッサによって読み取り可能かつ実行可能である取得命令と、過去のラジオロジー検査の支払請求可能オーダーコードを含むか又はそれから生成される特徴を含む過去のラジオロジー検査の特徴を使用して、過去のラジオロジー検査をグループに分けるように、電子プロセッサによって読み取り可能及び実行可能である組織化命令と、過去のラジオロジー検査がグループに分けられた過去のラジオロジー検査の組織化インデックスを少なくとも1つのディスプレイに表示するように、電子プロセッサによって読み取り可能及び実行可能であるビューア命令とを格納する。
別の開示される態様では、非一時的記憶媒体は、過去のラジオロジー検査が少なくとも日付、撮像モダリティ及び解剖学的領域によってインデックス作成されている電子患者カルテから過去のラジオロジー検査のインデックスを取得し、オーダー管理システムから過去のラジオロジー検査のICDオーダーコードを取得するように、電子プロセッサによって読み取り可能かつ実行可能である取得命令と、過去のラジオロジー検査のICDオーダーコードを含むか又はそれから生成される特徴を含む過去のラジオロジー検査の特徴を使用して、過去のラジオロジー検査をグループに分けるように、電子プロセッサによって読み取り可能及び実行可能である組織化命令と、過去のラジオロジー検査がグループに分けられている過去のラジオロジー検査の組織化インデックスをディスプレイに提示させるように、電子プロセッサによって読み取り可能及び実行可能であるビューア命令とを格納し、ICDオーダーコードは、国際疾病分類(ICD)システムに従う。
別の開示される態様では、ラジオロジービューイング方法が開示される。過去のラジオロジー検査が少なくとも日付、撮像モダリティ及び解剖学的領域によってインデックス作成されている電子患者カルテから、過去のラジオロジー検査のインデックスが取得される。オーダー管理システムから、過去のラジオロジー検査の支払請求可能オーダーコードが取得される。支払請求可能オーダーコードは、支払請求可能オーダー分類システムに従う。電子プロセッサを使用して、過去のラジオロジー検査の支払請求可能オーダーコードを含むか又はそれから生成される特徴を含む過去のラジオロジー検査の特徴を使用して、過去のラジオロジー検査がグループに分けられる。少なくとも1つのディスプレイに、過去のラジオロジー検査がグループに分けられている過去のラジオロジー検査の組織化インデックスが表示される。表示された過去のラジオロジー検査の組織化インデックスとインタラクトするユーザ入力デバイスを介して、レビューされるべき過去のラジオロジー検査の選択が受け取られる。少なくとも1つのディスプレイに、レビューされるべき過去のラジオロジー検査の内容が表示される。
1つの利点は、過去のラジオロジー検査をより効率的に取得するラジオロジーワークステーションが提供される点にある。
別の利点は、過去のラジオロジー検査に関する情報をより効果的に表示するラジオロジーワークステーションが提供される点にある。
別の利点は、過去のラジオロジー検査に関してより多くの情報を提示するラジオロジーワークステーションが提供される点にある。
別の利点は、ユーザが調整可能である過去のラジオロジー検査のグループ化を容易にするユーザーインターフェイスを有するラジオロジーワークステーションが提供される点にある。
別の利点は、既存の必須のオーダーコードを利用して必要な検査情報を提供することにより、前述の利点の1つ以上が提供される点にある。
別の利点は、様々な医療機関及び/又は地理的管轄区域に対するスケーラビリティを有して前述の利点の1つ以上が提供される点にある。
所与の実施形態が、上記利点を1つも提供しないか、又は、1つ、2つ、それ以上若しくはすべての利点を提供し、及び/又は、本開示を読み、理解した当業者には明らかとなる他の利点を提供してもよい。
本発明は、様々なコンポーネント及びコンポーネントの構成、また、様々なステップ及びステップの構成の形を取ってよい。図面は、好適な実施形態を例示することのみを目的とし、本発明を限定するものと解釈されるべきではない。
図1は、電子患者カルテに保存されたラジオロジー検査を見るためのラジオロジーワークステーションを図示する。 図2は、図1のラジオロジーワークステーションによって適切に生成される例示的なラジオロジー検査タイムライン表示を図示する。 図3は、図1のラジオロジーワークステーションによって適切に生成される例示的なラジオロジー検査タイムライン表示を図示する。 図4は、図1のラジオロジーワークステーションによって適切に生成される例示的なラジオロジー検査タイムライン表示を図示する。 図5は、図1のラジオロジーワークステーションによって適切に生成される例示的なラジオロジー検査タイムライン表示を図示する。 図6は、図1のラジオロジーワークステーションによって適切に生成される例示的なラジオロジー検査タイムライン表示を図示する。 図7は、図1のラジオロジーワークステーションによって適切に生成される例示的なラジオロジー検査タイムライン表示を図示する。
前述のように、従来、放射線科医に表示される過去のラジオロジー検査のインデックスは情報が限られており、通常、患者識別情報(PID)、画像検査の日付、撮像モダリティ(コンピュータ断層撮影(CT)、磁気共鳴画像(MRT)、陽電子放出断層撮影(PET)、単一光子放出コンピュータ断層撮影(SPECT)、超音波(US)等)及び撮像された解剖学的領域(頭、乳房、脚、脳等)しか含んでいない。情報が限られていることにより、放射線科医は所定の過去のラジオロジー検査の関連性を評価することが難しく、これは、関連しない過去の検査を不必要にレビューすることや、及び/又は、実際には関連する過去の検査をレビューできないことにつながる。
この欠点に対処するための1つの可能な手段は、過去のラジオロジー検査に関する詳細情報を電子患者カルテから取り出すことである。電子患者カルテは、患者の医療データを含むデータベースであり、対象範囲に応じて様々な命名がある。電子患者カルテは、ラジオロジー領域に限定されている場合は、一般に、画像保管通信システム(PACS)と呼ばれ、心臓血管ケアデータ(心臓画像検査を含む)に限定されている場合は、心血管情報システム(CVIS)と呼ばれ、より広範な患者の医療情報が含まれている場合は、電子患者カルテ、電子医療記録(EMR)、電子健康記録(EHR)等と呼ばれることがある。ただし、過去のラジオロジー検査に関する電子患者カルテ内のデータは、これらの過去の検査のインデックス作成に必ずしも有用ではない。例えば保存されたラジオロジー画像はテキストベースではないため、簡潔なインデックス作成情報の抽出には容易に対応できない。画像に関連付けられているメタデータは簡潔ではあるが、例えば画像解像度、視野等の限定的な技術的詳細に関連していることが多く、過去のラジオロジー検査のインデックス作成にはあまり有用ではない。インデックス作成情報の潜在的に有用な情報源は、放射線科医が作成した過去のラジオロジー検査のラジオロジーレポートである。しかし、ラジオロジーレポートの重要内容の多くは、自由形式の自然言語(例えば英語の語句、文章又は段落)で書かれ、自由形式の自然言語で書かれた内容から有用なインデックス作成情報を抽出することは、言葉遣いの選択の違い、用語の選択の違い、ラジオロジーレポートにどの内容を含めるかの選択の違い等によるエラーや大幅なばらつきを起こしやすい。これらの相違は、同じ放射線科医によって作成されたレポート間でも存在し、通常、異なる放射線科医によって作成されたレポート間ではより大きく、異なる画像検査室、異なる病院等で作成されたレポートでは更に大きくなる可能性がある。
本明細書に開示する改良点は、オーダー管理システムが、過去のラジオロジー検査の支払請求可能オーダーコードの形の有用なラジオロジー検査インデックス作成情報を含むという洞察を前提としている。このアプローチには多くの利点がある。まず、オーダー管理システムは、民間の医療保険会社、米国のメディケア(Medicare)といった政府の医療支援プログラム等に対する医療検査や手続き等の請求をサポートするために、実質的にすべての医療施設及び医療提供者によって管理されている点である。したがって、新しくオーダーされた手続き毎にオーダー管理システムを迅速に更新することは、実務上の考慮事項によって必要とされ、また、政府の規制によっても必須であることが多い。オーダー管理システムは、通常、保険会社や政府の医療支援機関の相補的な請求書管理システムと互換性を保つために、厳密に標準化された支払請求可能オーダーコードを採用している。例えば米国や欧州の大部分では、ラジオロジー検査(より一般的には、すべての医療処置、検査等)の支払請求可能オーダーコードは、現在実施されている国際疾病分類(ICD)の改訂に応じて、例えばICD−9、ICD−10等であるICDシステムに準拠してオーダー管理システムに保存される。結果として、米国や欧州の大部分を含む多くの管轄区域では、すべてのラジオロジー検査について、1つ以上の対応するICDオーダーコードがオーダー管理システムに保存され、これらのICDオーダーコードは、オーダー管理システムに医師のオーダーを入力するときに、オーダーを出す医師又は事務職員によって割り当てられている。ほとんどの保険会社は、支払い請求が少なくとも1つのICDコードで特定されていない限り、保険金を支払うことはなく、また、支払額はICDコードで決定されることが多い。したがって、電子患者カルテ内のほぼすべてのラジオロジー検査は、オーダー管理システムに対応する記録があり、その対応する記録は、ラジオロジー検査に関連付けられる少なくとも1つのICDオーダーコードを含む。更に別の利点は、ICDオーダーコードが、対応する医療検査又は手続き(ここではラジオロジー検査)の目的及び性質を簡潔に捉えるように作られているため、ラジオロジー検査の簡潔でかつ意味論的に意味のある説明を提供する点である。当該説明は、本明細書で認識されるように、現在のラジオロジー検査を読影している放射線科医に提示される過去のラジオロジー検査のインデックスにより多くの情報内容を提供するのに役立つ。
ここで図1を参照すると、ラジオロジーワークステーション10が、少なくとも1つのディスプレイ12(例えばカラーLCDディスプレイ、カラープラズマディスプレイ等)と、少なくとも1つのユーザ入力デバイス(例えば図示するキーボード14、図示するトラックパッド16(又はトラックボール、マウス、ディスプレイ12のタッチセンシティブオーバーレイ又は他のポインティングデバイス)、関連するトランスクリプションソフトウェアを備えたディクテーションマイクロフォン等)とを含む。ラジオロジーワークステーション10は、例えばデスクトップコンピュータ等として具現化される。ラジオロジーワークステーション10は、サーバコンピュータ22上に実装され、通常、それぞれが1つ以上の画像24と、画像を読影した放射線科医によって作成されたラジオロジー検査レポート26とを含む過去のラジオロジー検査を格納する非一時的記憶装置(例えばハードディスク、RAID等)を含む電子患者カルテ20に接続される。電子患者カルテ20は、その内容がラジオロジー分野に限定される場合は、画像保管通信システム(PACS)と呼ばれ、心血管ケアデータに限定される場合は、心血管情報システム(CVIS)と呼ばれ、より広範な患者の医療情報が含まれている場合は、電子患者カルテ、電子医療記録(EMR)、電子健康記録(EHR)等と呼ばれる。本明細書で使用する「電子患者カルテ」という用語は、医療診断、治療計画及びモニタリング等に有用な患者医療データを含むこれらのタイプの電子患者カルテ等の何れかを包含することを意図している。更に、単一の電子患者カルテ20を示しているが、2つ以上の異なる電子患者カルテ、例えば一般的なラジオロジー画像用のPACS、心臓超音波(US)画像用のCVIS等を使用することが考えられる。同様に、ラジオロジーワークステーション10によってアクセスされる異なる医療機関用の2つ以上の異なる電子患者カルテがあってもよい。サーバコンピュータ22は、単一のコンピュータとして具現化されても、例えばコンピュータクラスタ、クラウドコンピューティングリソース等を形成する2つ以上の動作可能に相互接続されたコンピュータとして具現化されてもよい。
また、本開示に関連して、医療情報技術(IT)環境は、患者の医療データを保存する電子患者カルテ20を含み、また、患者カルテ20を管理するサーバ22とは別のサーバコンピュータ32(これも単一のコンピュータであっても、クラスタ又はクラウドコンピューティングリソースを形成する複数のコンピュータであってよい)上で管理される電子オーダー管理システム30も含む。又は、同じサーバコンピュータが、電子患者カルテ20及びオーダー管理システム30の両方を管理してもよい。オーダー管理システム30は、医療検査又は処置のオーダーを追跡し、通常は、病院の請求システム、施設のスケジューリングシステム等(コンポーネントは図示せず)といった他の関連の医療ITコンポーネントを一体的に含むか又はそれらに動作可能に接続される。オーダー管理システム30は、対象範囲に応じて異なる命名で呼ばれる。例えばオーダー管理システム30は、ラジオロジー検査オーダーの管理に限定される場合は、放射線医学情報システム(RIS)と呼ばれる。本明細書で使用する「オーダー管理システム」との用語は、ラジオロジー検査オーダーを、ICDオーダーコード又は他の支払請求可能オーダーコードと併せて保存する任意の上記のような情報技術(IT)システムを包含する。オーダー管理システム30は、オーダー毎に、オーダー日、患者識別情報(PID)、オーダーを出す医師の名前等といった関連する事務情報を保存する。加えて、オーダー管理システム30は、オーダー毎に、1つ以上の支払請求可能オーダーコードを保存する。これは、例示する例では、国際疾病分類(ICD)システム(例えばICD−9、ICD−10、ICD−10−CM等)に準拠する。米国や欧州の大部分では、ほとんどの医療保険会社及び政府の支援機関(例えば米国ではメディケア)は、支払請求可能オーダー分類システムとしてICDシステムを採用しており、通常、医療検査又は医療処置の払い戻し請求には1つ以上のICDコードが添付されていることを必要とする。請求に対する支払い金額は、ICDコードに関連付けられていることが多く、所与のコードには、最大許容払い戻し額が割り当てられている。結果として、所与の医療検査又は医療処置(本明細書で特に関係があるのは、所与のラジオロジー検査オーダー)に対するICDコードの割り当ては、通常は早期に、また、通常は医師がオーダーを実行するとき又は遅くても病院の事務職員がオーダーをオーダー管理システム30に入力するときに行われる。例示的な実施形態は、オーダー管理システム30が支払請求可能オーダー分類システムとしてICDシステムを採用すると仮定しているが、医療IT環境20、30の外部状況を形成する特定の国又は管轄区に適切であるように、他の支払請求可能オーダー分類システムを採用することが考えられる。
例示するオーダー管理システム30はまた、ICDシステムインデックス34も含むが、これは、或いは、電子患者カルテ20のリソースデータベースとして、及び/又は、ラジオロジーワークステーション10にローカルに格納されるリソースデータベースとして格納されても、更に別の代替として、インターネット経由でアクセスされるウェブベースのリソースとして遠隔に格納されてもよい。より一般的には、これは、支払請求可能オーダー分類システムインデックス34である。例示的なICD例では、各ICDコードは、医療検査若しくは医療処置及び/又は検査若しくは治療される臨床状態を簡潔に要約する関連する自然言語の説明(例えば説明的な自然言語の単語、語句又は文章)を有する。非限定的な例として、幾つかの典型的なICD−10−CMコード及び対応する説明を表1に示す。更に、ICDコードのオントロジーは本質的に階層的であり、ICDコードが一般化された祖先と専門化した子コードとを有するツリー型階層関係を有する。例えば文字「I」で始まるICDコードは、循環器系の疾患に関連する。ICDコード「I60」から「I69」は、より具体的には脳血管疾患に関連し、「I61.x」(「x」は下位値)形式のICDコードは、特定の種類の非外傷性脳内出血に関連し、「I63.x」形式のICDコードは、特定の種類の脳梗塞に関連し、その他同様である。
Figure 2020518049
放射線科医は、ラジオロジーワークステーション10を使用して現在のラジオロジー検査を読影する。より具体的には、現在の検査の画像は、電子患者カルテ20からラジオロジーワークステーション10にダウンロードされ、そこで、放射線科医は、選択された画像(及び/又は画像の一部)をディスプレイ12上で見ることができ、例えばユーザ入力デバイス16を使用してズーム/パン操作を行い、画像特徴の輪郭を描くか又は定義/識別/描写する等して、画像とインタラクトすることができる。放射線科医は、現在のラジオロジー検査の画像のレビューから導き出された臨床所見を説明するラジオロジーレポートを、例えばキーボード14を使用してタイプ入力するか、及び/又は、ディクテーションマイク及びトランスクリプションソフトウェア(これらの機能は図示しない)を介するディクテーションによって作成して生成する。完成したラジオロジーレポートは、画像と共に電子患者カルテ20に保存される。現在のラジオロジー検査の読影中に、放射線科医は、患者が過去に受けた可能性のある過去のラジオロジー検査を考慮に入れることが求められる。過去のラジオロジー検査は、過去のラジオロジー検査/レポートデータベース24、26に保存されている。しかし、すべての過去のラジオロジー検査が関連すると考えられるわけではない。したがって、放射線科医は、最初に、過去のラジオロジー検査のインデックスが提示され、電子患者カルテ20からの取得及びディスプレイ12でのレビューのためにインデックス作成された過去のラジオロジー検査の1つ以上を選択することができる。従来は、過去のラジオロジー検査の提示されるインデックスは、過去のラジオロジー検査のそれぞれを、その日付、撮像モダリティ及び対象の解剖学的領域によって表す。しかし、インデックス情報量が限られていることにより、放射線科医が、あったとしてもどのラジオロジー検査がレビューに値するほど十分関連性があるかを判断することが難しい。(あったとしても)どのラジオロジー検査をレビューすべきかの判断は、放射線科医が操作をする際の典型的に厳しい時間的制約のために、より困難になる。例えば一部の放射線科の環境では、放射線科医は、読影するラジオロジー検査の種類及び複雑さに応じて、各検査読影を数分から数十分で完了することが求められる場合がある。
本明細書に開示する改良点では、この限られた量のインデックス作成情報は、オーダー管理システム30に保存されている支払請求可能オーダーコード(例えばICDオーダーコード)から得られる追加のインデックス作成情報によって補完される。このために、インタラクティブタイムラインユーザインターフェース(UI)40が、電子患者カルテ20を管理しているサーバコンピュータ22によって実行される(或いは、インタラクティブタイムラインUI40の一部又は全部が、ラジオロジーワークステーション10及び/又はオーダー管理システム30を管理しているコンピュータ32といった別のコンピューティングデバイスで実行されてもよい)。インタラクティブタイムラインユーザインターフェース(UI)40は、各ラジオロジー検査のオーダーコード(例えばICDオーダーコード)が取得されるオーダーコード取得命令42を実行する電子プロセッサ22によって動作する。オーダー管理システム30内のオーダーと電子患者カルテ20内のラジオロジー検査との照合は、例えば病院が両システム20、30において各検査又は処置に一意の識別子を使用すれば、明白である。或いは、照合一致は、例えば両システム20、30における患者識別子(PID)、医師名、オーダー実行日及び検査室識別子フィールドである適切なフィールドの照合に基づいていてもよい。
電子プロセッサ22による組織化命令44の実行により、過去のラジオロジー検査は、取得命令42によって得られた過去のラジオロジー検査の支払請求可能オーダーコードを含むか又はそれから生成される特徴を含む過去のラジオロジー検査の特徴を使用してグループに分けられるよう組織化される。組織化は、例えば同じオーダーコード(例えば「I61.0」)を有する過去のラジオロジー検査がまとめられる単純なグループ分けを使用する。より一般化にグループ分けをするには、同じファミリーのオーダーコードをまとめることができる。例えば脳血管疾患に関連する「I60」から「I69」の範囲のオーダーコードを有するすべてのラジオロジー検査をまとめることができる。組織化命令44の実行には、支払請求可能オーダーコードを含むか又はそれから生成される特徴に加えて、他の特徴を使用してもよい。例えば図1に示すように、電子プロセッサ22によって概念抽出命令46が実行されて、過去のラジオロジー検査のラジオロジーレポート26を処理して、医療キーワード又は語句を抽出することができる。また、変換命令48がこれらのキーワードを、例えばSNOMED−ICDレキシコン49又は他の適切な参考資料(例えばRaDLex)を使用してグループ化し及び/又は均一化して、標準化された概念を形成することができる。これらのオントロジーには、医療概念間に階層関係がある。これをそのまま使用することも、1つ以上の既存の関係から新しい階層関係を作成することもできる。概念抽出命令46が、1つのレキシコンからの概念の検出に特化する場合、例示的なSNOMED−ICDレキシコン49といったマッピングテーブルを使用して、その出力を別のレキシコンに翻訳することができる。これにより、例えばSNOMEDの概念をICDコードに変換して、ラジオロジー検査を組織化するための追加のICD対応特徴を提供することができる。また、ラジオロジーレポートの特定のセクションを検出し、特定のレポートセクションからのみ(例えば病歴のみ)概念を抽出することも考えられる。組織化命令44はまた、組織化に使用される特徴を表す意味ラベルで過去のラジオロジー検査(又はそのインデックスエントリ)それぞれにタグ付けすることも好適である。
ビューア命令50の実行により、組織化命令44により出力された組織化を踏まえて、過去のラジオロジー検査の組織化されたインデックスが生成及び表示される。ディスプレイフォーマッティングといったこの処理の一部は、ラジオロジーワークステーション10において行われてよい。ビューア命令50は、過去のラジオロジー検査のインデックスをディスプレイ12に、タイムライン又は他の選択された形式として表示する。過去のラジオロジー検査は、それぞれ、従来通りに撮像モダリティ及び撮像された解剖学的領域を典型的に含むが、本明細書に開示するようにICDオーダーコードから得られる更なる情報も含む情報によって、タイムライン又は他のインデックスで表される。過去のラジオロジー検査の組織化されたインデックスは、グループに対応する色を使用して過去のラジオロジー検査を色分けすることにより、組織化命令44によって形成されたグループに分けられる。更に又は或いは、過去のラジオロジー検査の組織化されたインデックスは、グループに対応するディスプレイの表示領域への過去のラジオロジー検査の空間的分離によってグループに分けられてもよい。後者の場合、非一時的記憶媒体は更に、少なくとも1つのユーザ入力デバイス14、16を介して、現在のグループに対応する現在の表示領域から移動させるべき過去のラジオロジー検査を、別のグループに対応する別の表示領域にドラッグするドラッグアンドドロップ操作を受け取り、このドラッグアンドドロップ操作に応えて、現在のグループから移動させるべき過去のラジオロジー検査を別のグループに再グループ化するように、電子プロセッサ10、22によって読み取り可能及び実行可能な命令を格納する。ビューア命令50もまた、表示されたラジオロジー検査の組織化されたインデックスとインタラクトする少なくとも1つのユーザ入力デバイス14、16を介してレビューされるべき過去のラジオロジー検査の選択を受け取るように、電子プロセッサ10、22によって読み取り可能及び実行可能であることが好適である。次に、ラジオロジーワークステーション10の標準ラジオロジー検査表示/レビュー機能を使用して、選択された過去のラジオロジー検査の内容(例えば画像及び/又は書かれたラジオロジーレポート)が、放射線科医によるレビューのためにディスプレイ12に表示される。
幾つかの実施形態では、結果として得られる過去のラジオロジー検査の組織化されたインデックスは、データ記憶装置52に保存されて、過去のラジオロジー検査のグループへの組織化を表す組織化データの持続性が提供される。電子プロセッサ10、22によって読み取り可能及び実行可能である更なる命令が、非一時的記憶媒体52から持続性データを取得し、また、インデックスビューア命令50を呼び出して、過去のラジオロジー検査の組織化されたインデックスが少なくとも1つのディスプレイ12に表示される。これにより、命令42、44、46、48の実行の出力が再利用される。或いは、記憶装置52は省略されて、放射線科医が、患者の新しいラジオロジー検査の読影を行うたびに、命令42、44、46、48が再実行されて組織化されたインデックスが再度作成されてもよい。
図1を参照して、ラジオロジー検査の支払請求可能コードによって(少なくとも部分的に)組織化された過去のラジオロジー検査のインデックスを提供する例示的なラジオロジー読影環境について概説したので、幾つかのより具体的な例を以下に示す。
所与の患者について、ICDコード取得命令42は、PACS又は他の電子カルテ20から患者の過去のラジオロジー検査のタイムラインを、また、RIS又は他のオーダー管理システム30から関連するオーダーコードを取得する。概念抽出命令46が実装されているならば、ICD同等のコードも、適切なレキシコン49を使用してラジオロジーレポートから生成することができる。通常、少なくとも1つのICDオーダーコードがオーダーされたラジオロジー検査毎に請求目的で必要とされるため、各ラジオロジー検査には少なくとも1つのICDオーダーコードが関連付けられていることが合理的に予想できる。オプションで、コードをフィルタリングすることができる。例えばすべてのラジオロジー検査で各ICDオーダーコードのコード数を計算することができる。また、撮像検査に2つ以上のコードが含まれている場合、すべてのラジオロジーレポートの中で最大数を有するコードが保存され、残りは削除される。
例示的なアプローチでは、過去のラジオロジー検査の組織化命令44は、各グループ内で最も類似し、任意の2つのグループ間で最も類似しない最大N個のコードのグループ(即ち、「コードグループ」)でオーダーコードをグループ化する。一実施態様では、組織化命令44は、撮像検査が分割される最大グループ数を決定する閾値Nを有する。同じ又は別の実施態様では、組織化命令44は、1つのグループあたりのオーダーコードの最小数を示す別の閾値Mを有する。更に別の考えられる変形例では、閾値N及びMは固定ではなく、過去のラジオロジー検査数、一意コードの数、検査間の一意モダリティ及び生体構造の数、及び、様々なグループの重みスコア分布を含むがこれらに限定されない1つ以上のコンテキストパラメータに関数的に依存する。
次に、オーダーコードをグループ化する3つの例示的なアプローチ、即ち、(1)レキシコン、即ち、コード間に関係がないオントロジーでのグループ化、(2)コード(ICD)間にツリー型関係を有するオントロジーでのグループ化、及び、(3)コード(SNOMED)間に任意の関係(「ネットワーク」)を有するオントロジーでのグループ化について説明する。これらの例示的な例のそれぞれを順番に説明する。
レキシコンでのグループ化のアプローチでは、オーダーコードの頻度が数えられる。それぞれ少なくともN回発生する最初のM個のコードが選択される。この実施態様では、コードグループは1つのICDオーダーコードで構成される。一意コードの数がMを超える場合、それぞれ少なくともN回発生する最初のM−1個のコードを選択することができ、残りの、即ち、頻度の低いオーダーコードを含む1つのデフォルトグループが作成される。このグループ化アプローチでは、おそらく上記1つのデフォルトグループを除き、すべてのICDコードグループはシングルトンになる。
ツリー型関係を利用するグループ化アプローチでは、「階層」との用語を、ここではツリー型関係に関連して使用する。各ICDオーダーコードにデフォルト値0のカウンタが与えられている階層を埋め込むデータ構造を使用することができる。検査に関連付けられたすべてのオーダーコードがデータ構造にマッピングされる。つまり、各オーダーコードのカウンタは1ずつ増加される。抽象化ステップでは、数が0より大きいデータ構造内の各コードについて、そのすべての祖先の数が1ずつ増加される。したがって、結果として、データ構造のルートのカウンタは、ラジオロジー検査から得られるオーダーコードの数に等しくなる。作成されたグループの現在のセットを表すオーダーコードのバッファ(B)が維持される。最初は、バッファBはルートコードしか含まない。次のアルゴリズムは、B内のグループを1つ以上のグループで分割する。各グループは、その祖先よりも具体的である。

・BにN個の概念が含まれると、
〇空である別のバッファB’を作成する
〇B内の各コードCについて:
1)Cが、Cと同じ数を有する子を有する場合、当該子をB’に追加す
る。これにより、コードのグループに対して最も具体的な祖先が選択さ
れることが保証される。
2)Cが、M個の数を有するn>1個の子を有する場合、Cにそれ
自身及びその子の数の関数に等しい重みを割り当てる。
3)Cが、子を有さない場合、それをB’に追加する。
〇ルール(2)で重みが割り当てられたコードを高から低に順序付ける。
順序付けられたリストを反復的に通ってウォークし、各コードについて、
B’が>N個のコードが含むことをもたらさないのであれば、非ゼロの重
みを有するその子を追加する。
〇BがB’に等しい場合、Bを返す。そうでなければ、BにB’を割り当
てる
・Bを返す。

上記のアルゴリズムのルール(2)では、関数は分割されたグループを優先させる。エントロピーベースの関数を使用することができる。例えばコードCの子D、D及びDがそれぞれ10、5及び1の数を有する場合、エントロピーは、想定できる3つの値のそれぞれについて、10/16、5/16及び1/16の尤度を有する対応する確率変数に対して計算することができる。16は子の数の合計:10+5+1である。エントロピーは次のように定義されてよい。

H[C]=−1×(ΣDiP(D)×log[P(D)])

このエントロピー関数は、ほぼ等しいコードの分割を好む。例えばこのエントロピー関数は、コードの子が過去のコードにわたって数8と数8とを有する当該コードを分割することを好む。
別の実施態様では、Dの数を兄弟の親Cの数の合計で割ることにより、確率P(D)が得られる。このメトリックは、それ自体が頻繁である分割コードにペナルティを科す。
ルール(2)の代替実施形態は、外れ値を削除する。この意味で、M以上の数を有するすべての子が必ずしも考慮されるわけではないが、更に、これらのコードのいずれも所定の基準(即ち、1%を超える相対頻度)に従って外れ値でないことを必要とする。このようにして、コードCがそれぞれ100、100及び1の数を有する3つのコードD、D及びDを有する場合、3番目は外れ値と見なされるため、最初の2つに基づいて重みが計算される。このコードが分割される場合、D及びDのみがB’に追加され、Dは関係のないラジオロジー検査のコードを含む第2のバッファに追加される。
別の実施態様では、各ICDオーダーコードは、分割可能であるかどうかを示すフラグを有する。他のルールよりも優先度が高いこのフラグに作用するルールを使用することができる。

0)Cに「分割不可」とのフラグが付けられている場合、CをB’に追加する

変形実施形態では、「分割不可」フラグは、検査数、一意のオーダーコードの数及び検査間の一意のモダリティ及び生体構造の数を含むがこれらに限定されない1つ以上のコンテキストパラメータに関数的に依存する。別の変形実施形態では、閾値又は閾値関数は、放射線科医によって外部から設定可能であり、及び/又は、例えば電子プロセッサ10、22による命令50の実行により実装される過去のラジオロジー検査インデックスビューアの制御入力を使用して、変更することができる。
次に、更なる例として、ネットワーク関係を利用するグループ化アプローチを説明する。任意の2つのICDオーダーコードを0(最も遠い)から1(最も近い)の距離スコアにマッピングする距離関数dを所与とする。ネットワークの関係を使用して、

d(C,C’)=l/(x+1)(ここで、xはネットワークにおいてCからC’にウォークするために必要な最小ステップ数であり、C=C’の場合、x=0及びd(C,C’)=1である)

であるように、デフォルト関数を決定することができる。ネットワークにおける関係が非対称であれば、これも利用することができる。例えば「is−a」関係は非対称である、つまり、「CはC’である(C is-a C’)」は、一般に「C’はCである(C’ is-a C)」を意味しない。したがって、距離関数は次のように精緻化することができる:

d(C,C’)=l/(x+1)(ここで、xはネットワークにおいてCからC’にウォークするために必要な同じ方向における関係に沿った最小ステップ数である)

ネットワークにおけるのエッジ自体に重みを付けることができる。これらの重みは、次のように距離関数に含めることができる。

d(C,C’)=w×…×w(ここで、w×…×wは、CからC’までのネットワークにおける最短経路のエッジの重みである)。C=C’の場合、d(C,C’)=1と仮定することができる

エッジが非対称の場合、2つの重みを各エッジに関連付けることができる。考えられる1つの実施態様では、これらの2つの重みは同じであるが、必ずしもそうである必要はない。
ICDオーダーコード及び距離関数(例えば上記例に提示されたものの1つ)によって定義されるグラフを、上記パラメータM及びNを有するGRAPH PARTITIONアルゴリズムに供給することができる。GRAPH PARTITIONアルゴリズムの出力は、最大でM個のグループへのコードの分割であり、これは、異なるグループにあるコードCとコードC’との間の距離d(C,C’)を最小化にする。組織化データ記憶装置52が実装されているならば、組織化命令44は、組織化データ記憶装置52に距離の重みを調整するようにクエリを行うことができる。例えばコードCを有する1つ以上のラジオロジー検査が、コードC’を有するラジオロジー検査グループに手動で追加された場合、これは、CとC’との間の既存の距離を増加させる:d(C,C’)+0.1。同様に、1つのラジオロジー検査がグループから削除された場合、距離を短くすることができる。
次に、電子プロセッサ10、22による命令50の実行によって実施される過去の検査のインデックスビューアの幾つかの例示的な実施形態及び態様について説明する。放射線科医が以前に患者の過去の検査のインデックスタイムラインとインタラクトしたことがある場合、このタイムラインの視覚化が示され、いずれの検査にも関連していない現在読影されているラジオロジー検査が示される。単純なルールを使用して、任意の現存のラジオロジー検査グループのコードと現在読影されているラジオロジー検査のICDオーダーコードとの照合一致を確立することができる。オプションとして、組織化命令44を呼び出して、過去のラジオロジー検査について決定された組織化のコンテキストにおける現在読影されているラジオロジー検査の位置付けをより正確に決定することができる。その一方で、放射線科医が以前に患者の組織化されたタイムラインとインタラクトしたことがない場合(又は持続性データ記憶装置52が提供されていない場合)、組織化命令44を呼び出して、過去の検査のインデックスが組織化される。
図2を参照すると、例示的なタイムラインにおいて、過去のラジオロジー検査が取得され、タイムラインに沿ってプロットされている。図2及び以下の図では、各ブロックが過去のラジオロジー検査を表している。各ブロックの一番上の文字列の頭字語は、撮像モダリティを表す。即ち、「MG」はマンモグラム又はマストグラフを表し、「CT」は透過型コンピュータ断層撮影(CT)撮像を表し、「US」は超音波撮像を表し、「MR」は磁気共鳴撮像(MRI)を表している。各ブロックの中央の文字列は、解剖学的領域(「乳房」、「頭」、「脚」、「脳」は例示的な例である)を示している。各ブロックの一番下の文字列は、各ラジオロジー検査に関連付けられる主要なICDオーダーコードを示している。図2及び図3には、実際のICDコードが記載されているが、別の実施形態では、これらは支払請求可能オーダー分類システムインデックス34(図1参照)から取られたICDオーダーコードに対応する簡潔な意味記述に置き換えることができる。
図3を参照すると、図2に示す過去のラジオロジー検査は、例えば図3における様々な「サブ」タイムラインとして、グループに対応するディスプレイの表示領域への過去のラジオロジー検査の空間的分離により、組織化命令44によって生成されたグループに分けられる。各グループは、他のグループにおけるどの検査とも共有されない1つ以上のICDオーダーコードが関連付けられている。図3には、マルチレベルのタイムラインが示され、各レベルは、組織化命令44によって生成されたICDオーダーコードグループに対応している。各サブタイムラインにおいて、サブタイムラインのコードグループに含まれるICDオーダーコードを有するすべてのラジオロジー検査が配置される。また、図3に示すように、過去のラジオロジー検査は更に、グループに対応する色を使用して過去のラジオロジー検査を色分けすることにより、グループに分けられてよい(図3は、異なる種類のクロスハッチングによって異なる色を図示している)。
図4は、「サブ」タイムラインは使用されずに、代わりに色分け(異なるシェーディングの種類によって図示される)のみを使用して、過去のラジオロジー検査をグループに視覚的に分けている代替表現を示す。
組織化命令44がICDオーダーコードのICDシステムの階層的関係又はツリー型関係を利用して、ラジオロジー検査をグループに分ける実施形態では、各ICDオーダーコードグループは、1つの「最も抽象的な」コード、即ち、階層において最も高い(つまり、階層ツリーの「ルート」に最も近い)コードを有する。各サブタイムラインには、最も一般的なコードでラベル付けすることができる。ラベルの代わりに、コードに関連付けられているアイコン又は配色を使用することもできる。
図4を参照し、更に図5を参照すると、ラジオロジー検査のグループの選択が示されている。図4から開始して、放射線科医は、図5に示すように、マウスポインタ60を動かして検査の1つのグループ62を選択する。この例では、グループ62のラジオロジー検査はすべて「脳半球における非外傷性脳内出血、皮質下」(表1参照)との意味記述に対応するICDオーダーコードI61.0が関連付けられている。
電子プロセッサ10、22による命令50の実行により実施されるビューアユーザインターフェースは、オプションとして、例えばスライダ制御によって、タイムラインにおけるより多くの又はより少ない詳細を見るために放射線科医による(ユーザ入力デバイス14、16を介する)選択に応答する。放射線科医が更に詳細を見たい場合、パラメータM及び/Nが適応された組織化命令44を呼び出すことができる。幾つかの実施形態では、検査のグループ内で更に詳細を得ることができる。これは、例えば画像検査のグループをダブルクリックすることによって、又は、検査のグループにカーソルを合わせ、スクロールホイールで「ズームイン」することによってトリガされる。ラジオロジー検査のグループの細分化は、細分化を生成するために検査のサブセットに関連付けられたコードのみを用いて組織化命令44を呼び出すことにより計算される。
図6及び図7を参照すると、ラジオロジー検査の2つのグループを統合する例が示されている。図6において、放射線科医は、マウスポインタ60を操作して、ドラッグアンドドロップ操作(矢印64で示す)を行い、ICDオーダーコードR92.8(「乳房診断撮像での他の異常及び不確定所見」、表1参照)を有するマンモグラム(MG)乳房検査を、ICDオーダーコードZ12.31(「乳房悪性新生物のスクリーニングマンモグラム検診」、表1参照)を有するマンモグラム(MG)乳房検査であるラジオロジー検査のグループにドラッグする。図7は、オーダーコードR92.8を有するマンモグラフィ乳房検査が動かされて、オーダーコードZ12.31を有するマンモグラフィ乳房検査のグループに追加されている(つまり統合されている)結果を示している。これらのマンモグラフィ検査はすべて、任意の将来のマンモグラフィ検査の読影に関連する可能性が高いため、ラジオロジーではこのような統合が望まれる場合がある。同様に、ドラッグアンドドロップ操作又はその他の既知のグラフィカルユーザインターフェイス(GUI)操作を使用して、グループから検査を削除したり、2つの検査グループを統合したり、検査グループを分割したりすることができる。
放射線科医が、例えば図5から図7に示す操作を使用して、過去のラジオロジー検査の組織化されたインデックスを変更すると、更新された組織化が、任意選択的に、図1の持続性データベース52に保存される。例えば図6の場合、頻度1のコードR92.8が頻度3のコードZ12.31に追加されたという記録を挿入することができる。放射線科医のプロファイル、現在の検査の特性及び患者の疾患プロファイル(例えば患者の問題リストコード)を含むコンテキストパラメータを追加することができる。持続性記憶装置52は、特定の患者の過去の検査のタイムラインに対して以前に行われた変更についてクエリが行われてよい。したがって、患者のタイムラインが作成されるたびに、これらの変更を組み込むことができるため、放射線科医は、タイムラインを2度作る必要がない。変形実施形態では、持続性記憶装置52は、患者のすべて又は大部分に対して行われた変更についてクエリが行われてよい。このような情報を利用して、(例えば前述のネットワーク関係を利用するグループ化アプローチで使用される)距離関数を生成又は修正することができる。この機能は、基本オントロジーがレキシコンである場合、つまり、関係を全く持たない場合にも適用することができ、これにより、距離関数ab initioが作成される。このタイプの学習機能は、新しい患者のためのパフォーマンスを向上させる。更に別の変形実施形態では、クエリはプロファイル固有であるため、クエリは現在のユーザに類似するユーザのレコードを取得する。このようにして、看護師がタイムラインに変更を加えた場合、他の看護師は当該変更を見ることができるが、例えば放射線科医は見ることができない。ルールベースのロジックを使用して、どのユーザがどの更新を見るかを決定することができる。
特定の患者のための詳細なワークフローは、その患者との以前のインタラクションに依存してよい。例えば以前にタイムラインとインタラクトしたことのあるユーザ(又は同様のプロファイルを持つユーザ)のワークフローでは、ユーザは、現在読影されているラジオロジー検査のコンテキストで患者カルテ20を開き、以前に設定されたすべての過去のラジオロジー検査(この情報は、持続性永久装置52を読み出すことによって取得される)を有する患者のタイムラインが提示される。ユーザは、現在の検査をタイムライン上の何れかのグループに関連付ける。
以前にタイムラインとインタラクトしたことのないユーザ(又は同様のプロファイルを持つユーザ)に適したワークフローでは、ユーザは現在読影されているラジオロジー検査のコンテキストで患者カルテ20を開き、過去の検査を組織化する命令44の出力に従ってグループ化されたすべての過去のラジオロジー検査(オプションとして、変換レキシコン49を使用する変換命令48によってICDタイプのコードに変換された概念抽出命令46の出力によって強化される)を有するタイムラインが提示される。その後、ユーザは必要に応じてタイムラインを適応させる。
関連する検査のみの部分的なタイムラインを取得するユーザ(又は同様のプロファイルを持つユーザ)に適したワークフローでは、放射線科医は現在読影されているラジオロジー検査のコンテキストで患者カルテ20を開き、検査タイムラインが通常通りに提示される。放射線科医は、タイムライン上の検査をダブルクリック(又は選択)して、同様の検査の概要をすばやく取得する。このインタラクション後、タイムラインは以前のように表示される。持続性記憶装置52にレコードは記憶されない。
ラジオロジーワークステーション10の開示された動作及び電子患者カルテ20、22及びオーダー管理システム30、32における関連の処理は、ハードディスクドライブ若しくは他の磁気記憶媒体、光ディスク若しくは他の光学記憶媒体、ソリッドステートドライブ(SSD)、フラッシュメモリ又は他の電子記憶媒体、それらの様々な組み合わせ等といった非一時的記憶媒体によって具現化されうることは理解されよう。このような非一時的記憶媒体は、開示された動作を行うために、(例えばラジオロジーワークステーション10及び/又はサーバコンピュータ22、32の)電子プロセッサによって読み取り可能及び実行可能な命令を格納する。例えばこのような非一時的記憶媒体に格納された命令42、44、46、50、52は、開示された動作を行うために、電子プロセッサ22(及び/又は電子プロセッサ10)によって読み取り及び実行可能である。
本開示は、好適な実施形態を参照して説明された。前述の詳細な説明を読んで理解すると、改良態様及び変形態様が想到できるであろう。本発明は、添付の特許請求の範囲又はその均等物の範囲内にある限り、このようなすべての改良態様及び変形態様を含むと解釈されることが意図している。

Claims (20)

  1. 電子プロセッサと、
    少なくとも1つのディスプレイと、
    少なくとも1つのユーザ入力デバイスと、
    非一時的記憶媒体と、
    を含み、
    前記非一時的記憶媒体は、
    過去のラジオロジー検査が少なくとも日付、撮像モダリティ及び解剖学的領域によってインデックス作成されている電子患者カルテから前記過去のラジオロジー検査のインデックスを取得し、オーダー管理システムから前記過去のラジオロジー検査の支払請求可能オーダーコードを取得するように、前記電子プロセッサによって読み取り可能かつ実行可能である取得命令と、
    前記過去のラジオロジー検査の前記支払請求可能オーダーコードを含むか又は前記支払請求可能オーダーコードから生成される特徴を含む前記過去のラジオロジー検査の特徴を使用して、前記過去のラジオロジー検査をグループに分けるように、前記電子プロセッサによって読み取り可能及び実行可能である組織化命令と、
    前記過去のラジオロジー検査が前記グループに分けられた前記過去のラジオロジー検査の組織化インデックスを前記少なくとも1つのディスプレイに表示するように、前記電子プロセッサによって読み取り可能及び実行可能であるビューア命令と、
    を格納する、ラジオロジービューア。
  2. 前記オーダー管理システムに格納された前記過去のラジオロジー検査の前記支払請求可能オーダーコードは、国際疾病分類(ICD)システムに従う、請求項1に記載のラジオロジービューア。
  3. 前記オーダー管理システムに格納された前記過去のラジオロジー検査の前記支払請求可能オーダーコードは、支払請求可能オーダー分類システムに従い、
    前記非一時的記憶媒体は更に、医学用語を前記支払請求可能オーダー分類システムの前記支払請求可能オーダーコードに関連付ける支払請求可能オーダー分類システムインデックスを格納し、
    前記過去のラジオロジー検査の前記支払請求可能オーダーコードを含むか又は前記支払請求可能オーダーコードから生成される前記特徴は、前記支払請求可能オーダー分類システムインデックスから取得される前記支払請求可能オーダーコードに関連付けられる医学用語を含む、請求項1又は2に記載のラジオロジービューア。
  4. 前記オーダー管理システムに格納された前記過去のラジオロジー検査の前記支払請求可能オーダーコードは、支払請求可能オーダー分類システムに従い、
    前記非一時的記憶媒体は更に、医学用語を前記支払請求可能オーダー分類システムの前記支払請求可能オーダーコードに関連付け、前記医学用語のネットワークを更に定義する支払請求可能オーダー分類システムインデックスを格納し、
    前記過去のラジオロジー検査の前記支払請求可能オーダーコードを含むか又は前記支払請求可能オーダーコードから生成される前記特徴は、前記支払請求可能オーダー分類システムインデックスから取得される前記支払請求可能オーダーコードに関連付けられる前記医学用語と、前記支払請求可能オーダー分類システムインデックスによって定義された医学用語の前記ネットワークにおける前記医学用語の位置とを使用して計算される支払請求可能オーダーコード間の距離を含む、請求項1から3の何れか一項に記載のラジオロジービューア。
  5. 前記オーダー管理システム格納された前記過去のラジオロジー検査の前記支払請求可能オーダーコードは、階層的な支払請求可能オーダー分類システムに従い、
    前記非一時的記憶媒体は更に、医学用語を前記支払請求可能オーダー分類システムの前記支払請求可能オーダーコードに関連付け、前記支払請求可能オーダー分類システムのツリー構造階層を更に定義する支払請求可能オーダー分類システムインデックスを格納し、
    前記過去のラジオロジー検査の前記支払請求可能オーダーコードを含むか又は前記支払請求可能オーダーコードから生成される前記特徴は、前記支払請求可能オーダー分類システムの前記ツリー構造階層における前記支払請求可能オーダーコードの位置を表す特徴を含む、請求項1から4の何れか一項に記載のラジオロジービューア。
  6. 前記非一時的記憶媒体は更に、
    前記電子患者カルテから前記過去のラジオロジー検査のラジオロジーレポートを取得し、前記ラジオロジーレポートから医学用語を抽出するように、前記電子プロセッサによって読み取り可能及び実行可能である命令を格納し、
    前記過去のラジオロジー検査の前記特徴は更に、前記過去のラジオロジー検査の前記ラジオロジーレポートから抽出された前記医学用語を含むか又は前記医学用語から生成される特徴を含む、請求項1から5の何れか一項に記載のラジオロジービューア。
  7. 前記過去のラジオロジー検査の前記組織化インデックスは、前記グループに対応する色を使用して前記過去のラジオロジー検査を色分けすることにより前記グループに分けられる、請求項1から6の何れか一項に記載のラジオロジービューア。
  8. 前記過去のラジオロジー検査の前記組織化インデックスは、前記グループに対応する前記少なくとも1つのディスプレイの表示領域への前記過去のラジオロジー検査の空間的分離によって前記グループに分けられる、請求項1から7の何れか一項に記載のラジオロジービューア。
  9. 前記ビューア命令は更に、現在のグループに対応する現在の表示領域から移動させるべき過去のラジオロジー検査を、別のグループに対応する別の表示領域にドラッグするドラッグアンドドロップ操作を、前記少なくとも1つのユーザ入力デバイスを介して受け取り、前記現在のグループから移動させるべき前記過去のラジオロジー検査を前記別のグループに再グループ化するように、前記電子プロセッサにより読み取り可能かつ実行可能である、請求項8に記載のラジオロジービューア。
  10. 前記ビューア命令は更に、前記過去のラジオロジー検査の前記グループへの前記組織化を表す持続性データを持続性記憶装置に格納するように、前記電子プロセッサにより読み取り可能かつ実行可能である、請求項1から9の何れか一項に記載のラジオロジービューア。
  11. 過去のラジオロジー検査が少なくとも日付、撮像モダリティ及び解剖学的領域によってインデックス作成されている電子患者カルテから前記過去のラジオロジー検査のインデックスを取得し、オーダー管理システムから前記過去のラジオロジー検査のICDオーダーコードを取得するように、電子プロセッサによって読み取り可能かつ実行可能である取得命令と、
    前記過去のラジオロジー検査の前記ICDオーダーコードを含むか又は前記ICDオーダーコードから生成される特徴を含む前記過去のラジオロジー検査の特徴を使用して、前記過去のラジオロジー検査をグループに分けるように、前記電子プロセッサによって読み取り可能及び実行可能である組織化命令と、
    前記過去のラジオロジー検査が前記グループに分けられている前記過去のラジオロジー検査の組織化インデックスをディスプレイに提示させるように、前記電子プロセッサによって読み取り可能及び実行可能であるビューア命令と、
    を格納し、
    前記ICDオーダーコードは、国際疾病分類(ICD)システムに従う、非一時的記憶媒体。
  12. 医学用語を前記ICDシステムの前記ICDオーダーコードに関連付けるICDシステムインデックスを更に格納し、
    前記過去のラジオロジー検査の前記ICDオーダーコードを含むか又は前記ICDオーダーコードから生成される前記特徴は、前記ICDシステムインデックスから取得される前記ICDオーダーコードに関連付けられる医学用語を含む、請求項11に記載の非一時的記憶媒体。
  13. 医学用語を前記ICDシステムの前記ICDオーダーコードに関連付け、前記医学用語のネットワークを更に定義するICDシステムインデックスを更に格納し、
    前記過去のラジオロジー検査の前記ICDオーダーコードを含むか又は前記ICDオーダーコードから生成される前記特徴は、前記ICDシステムインデックスから取得される前記ICDオーダーコードに関連付けられた前記医学用語と、前記ICDシステムインデックスによって定義される医学用語の前記ネットワークにおける前記医学用語の位置とを使用して計算されるICDオーダーコード間の距離を含む、請求項11又は12に記載の非一時的記憶媒体。
  14. 医学用語を前記ICDシステムの前記ICDオーダーコードに関連付け、前記ICDシステムのツリー構造階層を更に定義するICDシステムインデックスを更に格納し、
    前記過去のラジオロジー検査の前記ICDオーダーコードを含むか又は前記ICDオーダーコードから生成される前記特徴は、前記ICDシステムの前記ツリー構造階層における前記ICDオーダーコードの位置を表す特徴を含む、請求項11から13の何れか一項に記載の非一時的記憶媒体。
  15. 前記電子患者カルテからの前記過去のラジオロジー検査のラジオロジーレポートを取得し、前記ラジオロジーレポートから医学用語を抽出するように、前記電子プロセッサによって読み取り可能及び実行可能である命令を更に格納し、
    前記過去のラジオロジー検査の前記特徴は更に、前記過去のラジオロジー検査の前記ラジオロジーレポートから抽出された前記医学用語を含むか又は前記医学用語から生成される特徴を含む、請求項11から14の何れか一項に記載の非一時的記憶媒体。
  16. 前記過去のラジオロジー検査の前記組織化インデックスは、前記グループに対応する色を使用して前記過去のラジオロジー検査を色分けすることにより前記グループに分けられる、請求項11から15の何れか一項に記載の非一時的記憶媒体。
  17. 前記過去のラジオロジー検査の前記組織化インデックスは、前記グループに対応する前記ディスプレイの表示領域への前記過去のラジオロジー検査の空間的分離によって前記グループに分けられる、請求項11から16の何れか一項に記載の非一時的記憶媒体。
  18. 前記ビューア命令は更に、現在のグループに対応する現在の表示領域から移動させるべき過去のラジオロジー検査を、別のグループに対応する別の表示領域にドラッグするドラッグアンドドロップ操作を、前記少なくとも1つのユーザ入力デバイスを介して受け取り、前記現在のグループから移動させるべき前記過去のラジオロジー検査を前記別のグループに再グループ化するように、前記電子プロセッサにより読み取り可能かつ実行可能である、請求項17に記載の非一時的記憶媒体。
  19. 過去のラジオロジー検査が少なくとも日付、撮像モダリティ及び解剖学的領域によってインデックス作成されている電子患者カルテから、前記過去のラジオロジー検査のインデックスを取得するステップと、
    オーダー管理システムから、前記過去のラジオロジー検査の支払請求可能オーダーコードを取得するステップと、
    電子プロセッサを使用して、前記過去のラジオロジー検査の前記支払請求可能オーダーコードを含むか又は前記支払請求可能オーダーコードから生成される特徴を含む前記過去のラジオロジー検査の特徴を使用して、前記過去のラジオロジー検査をグループに分けるステップと、
    前記過去のラジオロジー検査が前記グループに分けられている前記過去のラジオロジー検査の組織化インデックスを、少なくとも1つのディスプレイに表示するステップと、
    表示された前記過去のラジオロジー検査の前記組織化インデックスとインタラクトするユーザ入力デバイスを介して、レビューされるべき過去のラジオロジー検査の選択を受け取るステップと、
    レビューされるべき前記過去のラジオロジー検査の内容を、前記少なくとも1つのディスプレイに表示するステップと、
    を含み、
    前記支払請求可能オーダーコードは、支払請求可能オーダー分類システムに従う、ラジオロジービューイング方法。
  20. 前記支払請求可能オーダー分類システムは、国際疾病分類(ICD)システムであり、前記支払請求可能オーダーコードは、ICDオーダーコードである、請求項19に記載のラジオロジービューイング方法。
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