JP2020515807A - 携帯型熱起電力検出器 - Google Patents

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Abstract

本発明は、体積が小さく携帯しやすい携帯型熱起電力検出器を開示する。携帯型熱起電力検出器は、検出対象のテストピースを固定するための測定冶具、検出対象のテストピースを検出するプローブアセンブリユニット、及び、前記プローブアセンブリによる検出とプローブアセンブリの電圧信号の収集を制御する収集制御ユニットを含む。前記プローブアセンブリユニットは2つのプローブアセンブリを含み、各前記プローブアセンブリは、検出対象のテストピース表面に荷重をかけるプローブと、前記プローブを移動させて検出対象のテストピース表面に荷重をかけるよう駆動するリニアモータをそれぞれ含み、前記リニアモータの出力端と前記プローブが接続されており、前記収集制御ユニットは、それぞれ前記リニアモータに電気的に接続されて、更に、リニアモータの移動距離及び負荷力を制御するための第1制御信号を前記リニアモータに対し送信する。【選択図】図2a

Description

本発明は材料の非破壊検査の分野に関し、特に、原子力発電現場で使用される携帯型熱起電力検出器に関する。
原子力発電所における重要デバイス用の鋼は、長期的に稼働するうちに、熱老化や中性子照射等による経時効果の作用を受けて、材料の力学性能に変化が生じる。例えば、回路の主管路に使用される鋳造オーステナイト系ステンレス鋼、緊締用の低合金高張力鋼ボルト、バルブステムに用いられる析出硬化系ステンレス鋼等は、加圧水型原子炉環境及び温度下で長期的に使用した場合には強度及び硬度が上昇し、可塑性及び靭性が低下する。即ち、熱老化によって材料性能が低下し、安全上の潜在リスクが存在することになる。また、原子炉圧力容器(RPV)の場合、使用過程での中性子照射による脆化が主な劣化メカニズムの一つとなっている。即ち、発電所の安全稼働を制限する要因の一つとされている。
RPVや主管路はいずれも原子力発電所を構成する重要部分であり、圧力バウンダリの完全性を考慮すると、破壊検査を実施することは好ましくない。そのため、これらの性能評価については演算やシミュレーションといった方法を採用することが一般的であり、現場での直接測定データや方法が不足している。そこで、既存の現場データ及び実験室シミュレーションデータに基づく非破壊検査が広く注目されている。金属材料における力学性能の変化(老化・劣化)は、一般的に電気性能(熱起電力)の変化に付随する。そのため、使用した材料の熱起電力の変化を測定すれば材料の力学性能を間接的に評価でき、材料の非破壊検査を遂行可能となる。また、熱起電力法を用い、原子力発電所内の中性子照射や熱老化に伴う材料の脆化をリアルタイム評価すれば、発電所の劣化管理の参考とすることができる。
金属の熱起電力測定はゼーベック効果に基づく。ゼーベック効果とは、2種類の金属AとB、又は、同一金属の異なる部位からなる回路において、2つの接点の温度が異なることで温度差電流と称される電流が発生するとともに、これに応じた電位差ΔVABが存在することをいう。実験によれば、電位差ΔVABは温度差ΔTに正比例する。これらの比であるSAB=ΔVAB/ΔTは、温度差と2種類の材料の関数により決定され、材料の形状や接続方式等は全く関係しない。且つ、線形重ね合わせ性を有する。そのため、SABは材料の基本性質であり、材料のゼーベック係数と称される。即ち、これが一般的に言うところの熱起電力(TEP)である。
特許文献1は、現場で使用する金属熱起電力検出器を開示している。当該検出器は、測定装置と制御装置で構成される。測定装置内には、X軸方向とZ軸方向に移動可能な第1プローブアセンブリ、Z軸方向に移動可能な第2プローブアセンブリ、及び、これらに対応する駆動機構が設けられている。また、制御装置は、主としてプローブの温度と変位を制御する。当該装置は一定の携帯性と自動化レベルを有するものの、次のような課題がある。
1.デバイスは電動スライダとボールねじ構造によってX軸及びZ軸方向の送りを制御しているため、構造が複雑で体積が嵩み、現場で使用するには不便である。
2.プローブ冷却装置を有さないため、実際の使用過程ではプローブを自然冷却する必要があり、速度が遅く、測定効率に支障をきたす。
3.プローブのフォースセンサと電動スライダがともに計器ボックス内に取り付けられているため、解体しない限りフォースキャリブレーションを実施できない。
4.デバイスの温度及び電圧の測定に市販のナノボルトメータを使用するため、体積が嵩み、携帯するには不便である。
更に、特許文献2は、金属熱起電力測定器を開示している。当該測定器は、送り機構のスクリューハンドルを回転させることで、第1プローブアセンブリと第2プローブアセンブリが検出対象の金属テストピースに向かって移動し、検出対象の金属テストピースに密着するよう制御する。上記から明らかなように、当該金属熱起電力測定器はプローブが移動するよう手動で駆動せねばならず、構造が複雑で、体積が嵩む。
そのため、上記の課題のうち少なくとも一つの局面を考慮して、改良した携帯型熱起電力検出器を提供する必要がある。
中国特許出願第201510546773号明細書 中国特許出願公開第10699619A号明細書
上記の課題に対し、本発明は、体積が小さく携帯しやすい携帯型熱起電力検出器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は以下の技術方案を用いる。
携帯型熱起電力検出器であって、検出対象のテストピースを固定するための測定冶具、検出対象のテストピースを検出するプローブアセンブリユニット、及び、前記プローブアセンブリによる検出とプローブアセンブリの電圧信号の収集を制御する収集制御ユニットを含み、前記プローブアセンブリユニットは2つのプローブアセンブリを含み、各前記プローブアセンブリは、検出対象のテストピース表面に荷重をかけるプローブと、前記プローブを移動させて検出対象のテストピース表面に荷重をかけるよう駆動するリニアモータをそれぞれ含み、前記リニアモータの出力端と前記プローブが接続されており、前記収集制御ユニットは、それぞれ前記リニアモータに電気的に接続されて、更に、リニアモータの移動距離及び負荷力を制御するための第1制御信号を前記リニアモータに対し送信する。
実施例によっては、前記収集制御ユニットは、FPGAマイクロプロセッサを含む。
実施例によっては、前記プローブアセンブリは、更に、前記プローブを加熱するヒータと、プローブの温度を測定する温度センサを含み、前記収集制御ユニットは前記温度センサに電気的に接続され、更に、前記温度センサが検出した温度情報を受信するとともに、前記温度情報に基づいて、前記ヒータに対し加熱温度を調節するための第2制御信号を送信し、前記ヒータは、前記収集制御ユニットに電気的に接続され、前記第2制御信号に応じて加熱温度を調節する。
実施例によっては、前記温度センサは前記プローブ内に嵌設される白金電極である。
実施例によっては、前記プローブアセンブリユニットは、アセンブリボックスと、前記アセンブリボックス内に固設されるモータ取付座を含み、前記2つのプローブアセンブリのリニアモータはそれぞれ前記モータ取付座に設けられ、前記2つのプローブアセンブリにおけるプローブの最小ピッチは40mmである。
実施例によっては、前記測定冶具は、小径のテストピースを固定する卓上式冶具と、大径のテストピースを固定する管路式冶具を含み、前記卓上式冶具は、第1ホルダと、前記第1ホルダに設けられる一対の接続部材を含み、前記アセンブリボックスは取り外し可能且つ摺動可能に前記一対の接続部材の間に接続され、前記管路式冶具は、第2ホルダと、前記第2ホルダに設けられる一対の接続部材を含み、前記アセンブリボックスは取り外し可能且つ摺動可能に前記一対の接続部材の間に接続される。
実施例によっては、前記卓上式冶具は、更に、前記第1ホルダに固設される支持ブロックを含み、前記支持ブロックには検出対象のテストピースを載置するための凹溝が開設されており、及び/又は、前記管路式冶具は検出対象のテストピースを第2ホルダの下方に固定する固定装置を含み、前記第2ホルダは垂直度調整プレートと底板を含み、前記垂直度調整プレートには接続部材が設けられており、前記固定装置は底板に接続され、前記垂直度調整プレートと底板は、互いに離間する複数のネジにより動作可能に接続される。
実施例によっては、前記携帯型熱起電力検出器は、更に、プローブアセンブリについて熱起電力キャリブレーション及び/又は圧力キャリブレーションを実施するキャリブレーションユニットを含み、前記プローブアセンブリは前記キャリブレーションユニットに取り外し可能に接続され、前記プローブアセンブリが前記キャリブレーションユニットに接続されたとき、前記プローブアセンブリはキャリブレーション状態となる。
実施例によっては、前記キャリブレーションユニットは、フォースキャリブレーションアセンブリ及び/又は熱起電力キャリブレーションアセンブリを含み、前記フォースキャリブレーションアセンブリはフォースセンサを含み、前記フォースセンサは、前記プローブアセンブリの底部のソケットと接続可能なプラグを備え、前記熱起電力キャリブレーションアセンブリは、前記プローブと同一材質の基準銅棒を含む。
実施例によっては、前記携帯型熱起電力検出器は、更にプローブ冷却ユニットを含み、前記プローブ冷却ユニットは冷却モジュールを含み、前記プローブアセンブリは前記プローブ冷却ユニットに取り外し可能に接続され、前記プローブアセンブリが前記プローブ冷却ユニットに接続されたとき、前記プローブアセンブリは冷却状態となる。
本発明は上記の技術方案を用いることで、従来技術と比較して次の利点を有する。即ち、プローブが移動して検出対象のテストピースに荷重をかけるようリニアモータにより駆動するとともに、リニアモータの印加電流の大きさを調節することでプローブが検出対象のテストピースにかける圧力を調節可能なことから、プローブアセンブリの駆動構造が簡略化され、体積が縮小し、携帯が容易となる。
本発明の技術方案をより明確に説明すべく、以下に、実施例の記載にあたり使用を要する図面について簡単に説明する。なお、言うまでもなく、以下に記載する図面は本発明の実施例の一部にすぎず、当業者であれば、創造的労働を要することなくこれらの図面から更にその他の図面を得ることも可能である。
図1は、本発明に基づく携帯型熱起電力検出器の構造のブロック図である。 図2aは、本発明に基づくプローブアセンブリユニットを示す図である。 図2bは、本発明に基づくプローブの断面図である。 図3aは、本発明に基づく卓上式冶具の正面図である。 図3bは、本発明に基づく卓上式冶具の側面図である。 図4aは、本発明に基づく管路式冶具の正面図である。 図4bは、本発明に基づく管路式冶具の側面図である。 図4cは、本発明に基づく管路式冶具の平面図である。 図5aは、本発明に基づくフォースキャリブレーションアセンブリの断面図である。 図5bは、本発明に基づくフォースキャリブレーションアセンブリの平面図である。 図6aは、本発明に基づく熱起電力キャリブレーションアセンブリの正面図である。 図6bは、本発明に基づく熱起電力キャリブレーションアセンブリの側面図である。 図7aは、本発明に基づくプローブ冷却ユニットの断面図である。 図7bは、本発明に基づくプローブ冷却ユニットの平面図である。
以下に、当業者が本発明の利点及び特徴をより理解しやすいよう、図面を組み合わせて本発明の好ましい実施例につき詳述する。なお、これらの実施形態の説明は本発明の理解を助けるためのものであり、本発明を限定するものではない。また、以下に記載する本発明の各実施形態で言及する技術的特徴は、互いに矛盾しない限り組み合わせ可能である。
本実施例は、原子力発電所における主管路、RPV、緊締用鋼ボルト、バルブステム等の金属部材に用いられ、中性子照射や熱老化に伴う材料の脆化を評価すべく、原子力発電現場において金属の熱起電力を検出する携帯型熱起電力検出器を提供する。図1を参照して、携帯型熱起電力検出器は、コンピュータ1、収集制御ユニット2、プローブアセンブリユニット3、測定冶具4、キャリブレーションユニット5及びプローブ冷却ユニット6を含む。コンピュータ1には測定ソフトが搭載されている。測定冶具4は、卓上式冶具、管路式冶具のうちの少なくとも1つを含む。本実施例では、原子力発電現場における小径部材と大径部材の双方を固定可能なように、卓上式冶具と管路式冶具の2種類を含むことが好ましい。当該携帯型熱起電力検出器は、検出状態、キャリブレーション状態及び冷却状態の3つの状態を有する。動作状態では、プローブアセンブリユニット3が検出対象のテストピースに荷重をかけて電圧信号を収集する。キャリブレーション状態では、プローブアセンブリユニット3とキャリブレーションユニット5が接続されて、熱起電力キャリブレーションと圧力キャリブレーションを実施する。冷却状態では、プローブアセンブリユニット3とプローブ冷却ユニット6が接続されて、プローブを急速に降温させる。
収集制御ユニット2としては、具体的にFPGAマイクロプロセッサを使用する。FPGA技術に基づいて開発することで、プローブアセンブリの圧力及び温度の制御、プローブの温度及び電圧データの収集が遂行可能となる。また、電源が小さいため、検出器全体の体積を縮小できる。
プローブアセンブリユニット3は、全く同一構造の2つのプローブアセンブリを含む。図2a及び図2bを参照して、プローブアセンブリユニット3は、更に、アセンブリボックス32と、アセンブリボックス32内に固設されるモータ取付座34を含む。2つの前記プローブアセンブリは、移動可能にアセンブリボックス32内に設置される。各プローブアセンブリは、検出対象のテストピース表面に荷重をかけるプローブ38と、プローブ38を移動させて検出対象のテストピース表面に荷重をかけるよう駆動するリニアモータ35をそれぞれ含む。リニアモータ35の出力端はプローブ38に接続されている。前記リニアモータ35は、具体的には高精度のマイクロステッピングリニアモータであって、何らかの中間変換機構を要することなく、電気エネルギーを直接的に直線運動の機械エネルギーへと変換可能な伝動装置である。2つのプローブアセンブリのリニアモータ35は、左右に間隔を置いてモータ取付座34に設けられている。且つ、2つのプローブアセンブリにおけるプローブ38の最小ピッチは40mmとする。
前記収集制御ユニット2と2つの前記リニアモータ35は電気的に接続される。具体的には、アセンブリボックス32の上部には、2つのリニアモータ35とそれぞれ導通接続する接続端子31が備わっている。当該接続端子31は、ケーブルを介して収集制御ユニット2に接続される。収集制御ユニット2は、リニアモータ35の移動距離及び負荷力を制御するための第1制御信号を2つのリニアモータ35に対し同時に送信する。具体的には、リニアモータ35の印加電流の大きさを調節することで、リニアモータ35の移動距離及び印加電流の大きさを制御する。リニアモータ35は、第1制御信号に応じて、プローブ38が相応の距離だけ移動するとともに、相応の圧力を検出対象のテストピースにかけるよう駆動する。即ち、収集制御ユニット2は、リニアモータ35の印加電流を調整することで、プローブ38が検出対象のテストピースにかける圧力を制御する機能を有する。
具体的に、プローブ38は銅プローブである。また、プローブアセンブリは、プローブホルダ36、ヒータ37及び防風キャップ39を更に含む。プローブホルダ36はポリテトラフルオロエチレンから形成されており、絶縁及び保温の役割を果たす。ポリテトラフルオロエチレンホルダの上端部は、接続ピン310を介してリニアモータ35の伸出端に固定接続されている。また、プローブホルダ36の下端部には、ヒータ37と防風キャップ39が固定接続されている。具体的に、ヒータ37はセラミックスヒータ37である。銅プローブはセラミックスヒータ37に設けられており、セラミックスヒータ37は銅プローブを加熱するために用いられる。また、防風キャップ39はコルゲート状のシリコーンゴム防風保温キャップであって、銅プローブの全周を覆っており、測定過程においてプローブ38に対する環境の影響を低減可能とする。
プローブアセンブリユニット3は、更に、銅プローブの温度を測定する温度センサを含む。ヒータ37及び当該温度センサは、前記接続端子31を介して収集制御ユニット2にそれぞれ電気的に接続される。収集制御ユニット2は、更に、温度センサが測定した温度情報を受信するとともに、温度情報に基づいて、ヒータ37に対し加熱温度を調節するための第2制御信号を送信する。ヒータ37は、第2制御信号に応じて加熱温度を調節する。具体的に、前記温度センサは銅プローブ内に嵌設される白金電極311である。
アセンブリボックス32にはガイドレールが設けられている。具体的に、ガイドレールは台形ガイドレール33であり、測定冶具4に対し摺動及び係合するよう接続される。アセンブリボックス32には、更に、フォースキャリブレーションアセンブリ及びプローブ冷却ユニット6を挿接及び係合するための接続ソケット312が設けられている。
図3a及び図3bは、卓上式冶具を示している。卓上式冶具は、第1ホルダ41と、前記第1ホルダ41に設けられる支持ブロック43を含む。第1ホルダ41には一対の接続部材411,412が設けられている。当該接続部材411,412は間隔を置いて対向するよう設けられている。また、当該一対の接続部材411,412の間にはプローブアセンブリユニット3を収容及び固定するための空間が形成されている。プローブアセンブリユニット3のアセンブリボックス32は、取り外し可能且つ摺動可能に一対の接続部材411,412の間に接続される。具体的に、当該接続部材411,412は、アセンブリボックス32の台形ガイドレール33に対し摺動及び係合するあり溝アセンブリである。当該卓上式冶具は、更に、アセンブリボックス32をロックするロック機構を含む。具体的に、ロック機構は、第1ホルダ41及びその一方の接続部材412に設けられて取り外し可能に台形ガイドレール33に接続されるロックハンドル42を含む。また、もう一方の接続部材411は第1ホルダ41に固定接続されている。図3aに示すように、右側の接続部材412と右側の台形ガイドレール33には、ロックハンドル42のロック部と係合する孔422がそれぞれ開設されている。ロックハンドル42のロック部421は、右側の接続部材412の孔422に挿通された後、右側の台形ガイドレール33の孔422に挿設されることで、アセンブリボックス32をロックする。好ましくは、支持ブロック43は一対となって左右に間隔を置いて設けられる。検出時に支持ブロック43上に載置される検出対象のテストピース44を一対のプローブ38の真下に位置させられるよう、支持ブロック43は、接続部材411,412の下方に設けられている。具体的に、支持ブロック43には、検出対象のテストピース44を載置するよう、検出対象のテストピース44と係合する凹溝が開設されている。検出対象のテストピース44は凹溝に載置されることで固定される。好ましくは、凹溝の形状は図3bに示すようなV字状とする。直径の小さなテストピースを検出する際には、ロックハンドル42を解除してプローブアセンブリユニット3のアセンブリボックス32を上から下に一対の接続部材411,412の間へと挿入する。このとき、台形ガイドレール33と接続部材411,412が係合することで、アセンブリボックス32は下方に摺動可能となり、これによりプローブ38と検出対象のテストピース44との距離を調節する。所定の位置まで調節した後、ロックハンドル42を締め付ければプローブアセンブリユニット3を固定できる。
図4a、図4b及び図4cは、管路式冶具を示している。管路式冶具は、第2ホルダ45と、検出対象の管路49を第2ホルダ45の下方に固定する固定装置を含む。第2ホルダ45には一対の接続部材451,452が設けられている。当該接続部材451,452は間隔を置いて対向するよう設けられている。また、当該一対の接続部材451,452の間にはプローブアセンブリユニット3を収容及び固定するための空間が形成されている。プローブアセンブリユニット3のアセンブリボックス32は、取り外し可能且つ摺動可能に一対の接続部材451,452の間に接続される。具体的に、当該接続部材451,452は、アセンブリボックス32の台形ガイドレール33に対し摺動及び係合するあり溝アセンブリである。当該管路式冶具は、更に、アセンブリボックス32をロックするロック機構を含む。具体的には、ロック機構は、第2ホルダ45及びその一方の接続部材452に設けられて取り外し可能に台形ガイドレール33に接続されるロックハンドル46を含む。また、もう一方の接続部材451は第2ホルダ45に固定接続されている。具体的に、固定装置は、検出対象の管路49を第2ホルダ45に結束する結束バンド48を含む。直径の大きなテストピースを検出する際には、ロックハンドル46を解除してプローブアセンブリユニット3のアセンブリボックス32を上から下に一対の接続部材451,452の間へと挿入する。このとき、台形ガイドレール33と接続部材451,452が係合することで、アセンブリボックス32は下方に摺動可能となり、これによりプローブ38と検出対象の管路49との距離を調節する。所定の位置まで調節した後、ロックハンドル46を締め付ければプローブアセンブリユニット3を固定できる。
好ましい形態において、第2ホルダ45は垂直度調整プレート453と底板454を含む。前記一対の接続部材451,452は垂直度調整プレート453に設けられ、検出対象の管路49は底板454に固定される。垂直度調整プレート453と底板454は、互いに離間する複数のネジ47により動作可能に接続される。各ネジ47をそれぞれ調節し、垂直度調整プレート453と底板454の間の高さを調節することで、垂直度調整プレート453に対する底板454の角度を調節可能となる。好ましくは、当該複数のネジ47は両プレートの四隅に位置する。また、垂直度調整プレート453と底板454には、プローブ38を挿通して下方の検出対象のテストピースに接触させる貫通孔がそれぞれ貫設されている。更に、底板454には結束バンド48を接続するための溝を設けてもよい。
本実施例では、キャリブレーション状態において、キャリブレーションユニット5がプローブ38の圧力キャリブレーション及び熱起電力キャリブレーションという2つの機能をプローブアセンブリに対し付与する。また、これに応じて、キャリブレーションユニット5は、フォースキャリブレーションアセンブリ及び熱起電力キャリブレーションアセンブリの双方を含む。フォースキャリブレーションアセンブリは、プローブ38の荷重を読み取って荷重の精度を判断し、熱起電力キャリブレーションアセンブリは、プローブ38による熱起電力の測定が正確か否かを判断する。
図5a及び図5bに示すように、フォースキャリブレーションアセンブリは、プローブ38の荷重を読み取るフォースセンサ52を含む。具体的に、フォースセンサ52はハウジング53内に設けられている。また、ハウジング53には、プローブアセンブリユニット3に接続されるプラグ51が設けられている。具体的に、当該プラグ51はアセンブリボックス32の接続ソケット312と係合し、接続される。フォースキャリブレーションアセンブリは間接キャリブレーション方式を採用しており、まず、外付けの計器でフォースセンサ52をキャリブレーションする。次に、プラグ51をアセンブリボックス32の接続ソケット312に接続し、プローブアセンブリのリニアモータ35による印加電流を設定する。即ち、プローブ38の荷重を設定する。そして、フォースセンサ52の表示値を読み取って、設定したプローブ38の荷重と比較することで、荷重の精度を判断する。
図6a及び図6bに示すように、熱起電力キャリブレーションアセンブリは基準銅棒54を含む。当該基準銅棒54は銅プローブと同一材質である。具体的に、基準銅棒54は支持台55に設けられている。熱起電力キャリブレーションを実施する際には、プローブアセンブリユニット3を前記卓上式冶具に取り付け、基準銅棒54を支持ブロック43のV字状溝内に載置する。そして、プローブ38が伸出して基準銅棒54と接触すると、システムの熱起電力が測定されるが、この熱起電力の数値が安定した値とならなければならない。テストピースを測定するごとに、予め熱起電力キャリブレーションアセンブリを測定することで、熱起電力の測定が安定的か否かを判断する。
図7a及び図7bは、本実施例におけるプローブ冷却ユニット6を示す。プローブ冷却ユニット6は、ハウジング63、ハウジング63内に設けられる2つの冷却モジュール62、ハウジング63上に設けられるプラグ61を含む。2つの冷却モジュール62は、それぞれ2つのプローブ38に対応している。また、各冷却モジュール62には銅プローブの下部と係合する凹溝がそれぞれ設けられている。プラグ61はプローブアセンブリユニット3に接続され、具体的には、アセンブリボックス32の接続ソケット312と係合して接続される。冷却状態時には、プラグ61をアセンブリボックス32の接続ソケット312に挿入する。そして、プローブ38を対応する冷却モジュール62の凹溝に挿入し、しっかりと密着させて冷却モジュール62に電気を供給することで、プローブ38が急速に降温する。
以下に、上記の携帯型熱起電力検出器の動作過程について説明する。当該動作過程は、以下のステップを順に含む。
S1:当該熱起電力検出器をキャリブレーション状態とし、フォースキャリブレーション及び熱起電力キャリブレーションを実施する。
S101:フォースキャリブレーションを実施する。プローブアセンブリユニット3におけるアセンブリボックス32の接続ソケット312とフォースキャリブレーションアセンブリのプラグ51を接続し、収集制御ユニット2によって2つのリニアモータ35の印加電流を設定する。そして、設定した荷重をプローブ38からフォースセンサ52にかけて、フォースセンサ52の表示値を読み取ることで、荷重が正確か否かを判断する。
S102:熱起電力キャリブレーションを実施する。基準銅棒54を卓上式冶具の支持ブロック43に載置し、プローブ38を伸出させて基準銅棒54に荷重をかける。そして、熱起電力値を測定し、安定した値か否かを判断することで、熱起電力の測定が安定的か否かを判断する。
S2:熱起電力検出器を測定状態とし、検出対象のテストピースを卓上式冶具又は管路式冶具に固定して、検出対象のテストピースの熱起電力を測定する。
S3:熱起電力検出器を冷却状態とし、プローブ38を冷却する。具体的には、プローブ冷却ユニット6のプラグ61とプローブアセンブリユニット3の接続ソケット312を接続し、銅プローブを冷却モジュール62の凹溝内に挿入して、冷却モジュール62を通電することで銅プローブを急速に降温させる。
S1、S2、S3は順に実施するが、ステップS101とS102の順序は入れ替えてもよい。
ステップS2は、具体的に、原子力発電現場の小径部材について熱起電力を測定するS21、或いは、原子力発電現場の大径部材について熱起電力を測定するS22を含む。
本発明の携帯型熱起電力検出器を用いて原子力発電現場の小径部材(例えばバルブステム)につき熱起電力を測定する場合には(ステップS21)、主として以下のステップを含む。
S211:検出対象のテストピースを卓上式冶具における支持ブロック43のV字状溝に載置する。
S212:プローブアセンブリユニット3を卓上式冶具のあり溝アセンブリに取り付けて、プローブアセンブリユニット3と検出対象のテストピースとの距離を調整し、ロックハンドルを締め付ける。
S213:収集制御ユニット2とプローブアセンブリユニット3及びコンピュータ1との間のケーブルを接続する。
S214:コンピュータ1を立ち上げて測定ソフトを起動し、測定を開始する。
また、本発明の携帯型熱起電力検出器を用いて原子力発電現場の大径部材(例えば管路)につき熱起電力を測定する場合には(ステップS22)、主として以下のステップを含む。
S221:管路式冶具を管路の外壁に取り付け、結束バンド48によりしっかりと締結する。
S222:プローブアセンブリユニット3を管路式冶具のあり溝アセンブリに取り付けて、プローブアセンブリユニット3と管路の外表面との距離を調整し、ロックハンドルを締め付ける。
S223:収集制御ユニット2とプローブアセンブリユニット3及びコンピュータ1との間のケーブルを接続する。
S224:コンピュータ1を立ち上げて測定ソフトを起動し、測定を開始する。
本発明で提供する携帯型熱起電力検出器は、以下の利点を有する。
1.各ユニットをモジュール化設計することで、ユニットごとの体積が縮小され、携帯が容易となる。
2.ユニット間の組み合わせを変えることで、熱起電力測定、熱起電力キャリブレーション、プローブの圧力キャリブレーション及びプローブ冷却等の機能を実現可能となる。
3.2種類の冶具形式を設けているため、異なるサイズのテストピースの検出に適用可能である。
上記の実施例は本発明の技術思想と特性を説明するためのものにすぎない。上記は好ましい実施例であって、当業者によって本発明の内容が理解され、実施可能となることを目的としており、これらによって本発明による保護の範囲が限定されることはない。本発明の精神及び本質に基づき実施される等価の変更及び補足は、いずれも本発明による保護の範囲に含まれる。
1 コンピュータ
2 収集制御ユニット
3 プローブアセンブリユニット
4 測定冶具
5 キャリブレーションユニット
6 プローブ冷却ユニット
31 接続端子
32 アセンブリボックス
33 台形ガイドレール
34 モータ取付座
35 リニアモータ
36 プローブホルダ
37 ヒータ
38 プローブ
39 防風キャップ
310 接続ピン
311 白金電極
312 接続ソケット
41 第1ホルダ
411 接続部材
412 接続部材
42 ロックハンドル
421 ロック部
422 孔
43 支持ブロック
44 検出対象のテストピース
45 第2ホルダ
451 接続部材
452 接続部材
453 垂直度調整プレート
454 底板
46 ロックハンドル
47 ネジ
48 結束バンド
49 検出対象の管路
51 プラグ
52 フォースセンサ
53 ハウジング
54 基準銅棒
55 支持台
61 プラグ
62 冷却モジュール
63 ハウジング

Claims (10)

  1. 検出対象のテストピースを固定するための測定冶具、検出対象のテストピースを検出するプローブアセンブリユニット、及び、前記プローブアセンブリによる検出とプローブアセンブリの電圧信号の収集を制御する収集制御ユニットを含む携帯型熱起電力検出器において、
    前記プローブアセンブリユニットは2つのプローブアセンブリを含み、各前記プローブアセンブリは、検出対象のテストピース表面に荷重をかけるプローブと、前記プローブを移動させて検出対象のテストピース表面に荷重をかけるよう駆動するリニアモータをそれぞれ含み、前記リニアモータの出力端と前記プローブが接続されており、
    前記収集制御ユニットは、それぞれ前記リニアモータに電気的に接続されて、更に、リニアモータの移動距離及び負荷力を制御するための第1制御信号を前記リニアモータに対し送信することを特徴とする携帯型熱起電力検出器。
  2. 前記収集制御ユニットは、FPGAマイクロプロセッサを含むことを特徴とする請求項1に記載の携帯型熱起電力検出器。
  3. 前記プローブアセンブリは、更に、前記プローブを加熱するヒータと、プローブの温度を測定する温度センサを含み、
    前記収集制御ユニットは前記温度センサに電気的に接続され、更に、前記温度センサが検出した温度情報を受信するとともに、前記温度情報に基づいて、前記ヒータに対し加熱温度を調節するための第2制御信号を送信し、
    前記ヒータは、前記収集制御ユニットに電気的に接続され、前記第2制御信号に応じて加熱温度を調節することを特徴とする請求項1に記載の携帯型熱起電力検出器。
  4. 前記温度センサは、前記プローブ内に嵌設される白金電極であることを特徴とする請求項4に記載の携帯型熱起電力検出器。
  5. 前記プローブアセンブリユニットは、アセンブリボックスと、前記アセンブリボックス内に固設されるモータ取付座を含み、前記2つのプローブアセンブリのリニアモータはそれぞれ前記モータ取付座に設けられ、前記2つのプローブアセンブリにおけるプローブの最小ピッチは40mmであることを特徴とする請求項1に記載の携帯型熱起電力検出器。
  6. 前記測定冶具は、小径のテストピースを固定する卓上式冶具と、大径のテストピースを固定する管路式冶具を含み、
    前記卓上式冶具は、第1ホルダと、前記第1ホルダに設けられる一対の接続部材を含み、前記アセンブリボックスは取り外し可能且つ摺動可能に前記一対の接続部材の間に接続され、
    前記管路式冶具は、第2ホルダと、前記第2ホルダに設けられる一対の接続部材を含み、前記アセンブリボックスは取り外し可能且つ摺動可能に前記一対の接続部材の間に接続されることを特徴とする請求項5に記載の携帯型熱起電力検出器。
  7. 前記卓上式冶具は、更に、前記第1ホルダに固設される支持ブロックを含み、前記支持ブロックには検出対象のテストピースを載置するための凹溝が開設されており、
    及び/又は、前記管路式冶具は検出対象のテストピースを第2ホルダの下方に固定する固定装置を含み、前記第2ホルダは垂直度調整プレートと底板を含み、前記垂直度調整プレートには接続部材が設けられており、前記固定装置は底板に接続され、前記垂直度調整プレートと底板は、互いに離間する複数のネジにより動作可能に接続されることを特徴とする請求項6に記載の携帯型熱起電力検出器。
  8. 前記携帯型熱起電力検出器は、更に、プローブアセンブリについて熱起電力キャリブレーション及び/又は圧力キャリブレーションを実施するキャリブレーションユニットを含み、前記プローブアセンブリは前記キャリブレーションユニットに取り外し可能に接続され、前記プローブアセンブリが前記キャリブレーションユニットに接続されたとき、前記プローブアセンブリはキャリブレーション状態となることを特徴とする請求項1に記載の携帯型熱起電力検出器。
  9. 前記キャリブレーションユニットは、フォースキャリブレーションアセンブリ及び/又は熱起電力キャリブレーションアセンブリを含み、前記フォースキャリブレーションアセンブリはフォースセンサを含み、前記フォースセンサは、前記プローブアセンブリの底部のソケットと接続可能なプラグを備え、
    前記熱起電力キャリブレーションアセンブリは、前記プローブと同一材質の基準銅棒を含むことを特徴とする請求項8に記載の携帯型熱起電力検出器。
  10. 前記携帯型熱起電力検出器は、更にプローブ冷却ユニットを含み、前記プローブ冷却ユニットは冷却モジュールを含み、前記プローブアセンブリは前記プローブ冷却ユニットに取り外し可能に接続され、前記プローブアセンブリが前記プローブ冷却ユニットに接続されたとき、前記プローブアセンブリは冷却状態となることを特徴とする請求項1に記載の携帯型熱起電力検出器。
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