JP2020515198A - ユーザー装置識別子設定のためのシステム及び方法 - Google Patents

ユーザー装置識別子設定のためのシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

UE及びネットワークの間でレイヤ1若しくはレイヤ2又は双方における通信に使用されるユーザー識別子(UE ID)のビット長を設定するためのシステム及び方法が提供される。識別子パラメータ情報(例えば、ビット長及び/又は識別子の値又は値の長さ)をUEへ提供するために複数のメカニズムがネットワークに提供され、識別子パラメータ情報に基づいて特定のUE IDを選択することをUEに許容する。

Description

関連出願
この出願は、2017年1月4日に出願されたユーザー装置識別子設定のためのシステム及び方法と題する米国仮出願第62/442,198号、及び2017年12月20日に出願されたユーザー装置識別子設定のためのシステム及び方法と題する米国出願第15/848,725号に対する優先権を主張しており、これらは全てそれら全体でリファレンスによりここに組み込まれている。
本開示は一般にユーザー装置識別子を設定するための技術に関する。
無線アクセス・ネットワーク(RAN)におけるレイヤ1(L1)若しくはレイヤ2(L2)、又は双方(L1/L2)のためのユーザー装置(UE)識別子(ID)を定めるビット長は、全てのユーザーに対して固定されている。ロング・ターム・エボリューション(LTE)ネットワークでは、無線ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)が、ネットワークに接続されたUEを識別するために使用される。例えば、RNTI、L1/L2識別子は、LTEでは16ビットである。
RNTIはまた、UE探索空間において、受信した物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)コマンドをフィルタリングし、UEが、そのUEをターゲットとしておらず他のUEをターゲットとしているメッセージを破棄することを可能にするために使用されてもよい。RNTIはまた、ランダマイザ及びスクランブラのためのUE固有のシードとして使用されてもよい。RNTIはまた、ページング、電力制御、及びシステム情報の提供などのアプリケーションにも使用されてよいが、これらに限定されない。
本願の一態様によれば、ネットワークとUEとの間のレイヤ1及びレイヤ2(L1/L2)通信のうちの少なくとも1つで使用する第1ユーザー装置(UE)識別子(ID)の長さを設定することを含む方法が提供される。
幾つかの実施形態では、第1UE IDの長さを設定することは、UEが、第1UE IDの長さを定める際に使用する識別子パラメータ情報を受信することを含む。
幾つかの実施形態では、識別子パラメータ情報は、UE IDビット長及び第1UE IDのために使用される値のうちの少なくとも1つを含む。
幾つかの実施形態では、方法は、アップリンク・リソースを要求するために、UEがメッセージをネットワークへ送信することをさらに含む。
幾つかの実施形態では、方法は、UEが識別子パラメータ情報を受信する前に、UEが、第1UE IDを要求するためにメッセージをネットワークへ送信することを更に含む。
幾つかの実施形態では、メッセージはランダム・アクセス・チャネル(RACH)プリアンブルの一部である。
幾つかの実施形態では、UEがパラメータ情報を受信することは、ランダム・アクセス・レスポンス(RAR)を受信することを含む。
幾つかの実施形態では、方法は、UEが第2UE IDの要求を送信することを更に含む。
幾つかの実施形態では、方法は、第2UE IDを受信することを更に含む。
幾つかの実施形態では、方法は、第1UE IDと第2UE IDとの両方を維持すること、又は第1UE IDをドロップし、第2UE IDを使用することを更に含む。
幾つかの実施形態では、第1UE IDの長さを設定することは、ネットワークが、第1UE IDの長さを定める際に使用するための識別子パラメータ情報をブロードキャストすることを含む。
幾つかの実施形態では、識別子パラメータ情報は、ビット長、及び第1UE IDとして使用される値のうちの少なくとも1つを含む。
幾つかの実施形態では、方法は、ネットワークが、第1UE IDを要求するUEからメッセージを受信することを更に含む。
幾つかの実施形態では、方法は、メッセージに基づく識別子パラメータ情報として送信される値又は値の範囲、及びビット長を決定することを更に含む。
幾つかの実施形態では、送信される値又は値の範囲、及びビット長を決定することは、メッセージの時間−周波数リソースに基づいている。
幾つかの実施形態では、メッセージはランダム・アクセス・チャネル(RACH)プリアンブルの一部である。
幾つかの実施形態では、ネットワークが識別子パラメータ情報をブロードキャストすることは、ネットワークが、ランダム・アクセス・レスポンス(RAR)を送信することを含む。
幾つかの実施形態では、方法は、ネットワークが第2UE IDの要求を受信することを更に含む。
幾つかの実施形態では、方法は、第2UE IDを送信することを更に含む。
本願の一態様によれば、UEがアクティブ状態にある場合に第1UE IDを使用し;及びUEがインアクティブ状態にある場合に第2UE IDを使用することを含む方法が提供される。
幾つかの実施形態において、第1UE IDは、第2UE IDより短いビット長を有する。
本願の一態様によれば、プロセッサとプロセッサ読み取り可能なストレージ媒体とを含む装置が提供される。プロセッサ読み取り可能なストレージ媒体は、実行されると、ネットワークとUEとの間におけるレイヤ1及びレイヤ2(L1/L2)通信のうちの少なくとも1つで使用する第1ユーザー装置(UE)識別子(ID)の長さを設定することを含む方法を実行するプロセッサ実行可能な命令を含む。
幾つかの実施形態において、装置はユーザー装置(UE)である。
幾つかの実施形態において、プロセッサ実行可能な命令は、第1UE IDの長さを定める際に使用する識別子パラメータ情報を受信するUEを制御するように構成される。
幾つかの実施形態では、プロセッサ実行可能な命令は、アップリンク・リソースを要求するためにネットワークへメッセージを送信するUEを制御するように構成される。
幾つかの実施形態において、プロセッサ実行可能な命令は、第1UE IDを要求するために、ネットワークへメッセージを送信するUEを制御するように構成される。
幾つかの実施形態では、プロセッサ実行可能な命令は、第2UE IDの要求を送信するUEを制御するように構成される。
幾つかの実施形態では、プロセッサ実行可能な命令は、第2UE IDを受信するUEを制御するように構成される。
幾つかの実施形態では、装置はネットワーク・コントローラである。
幾つかの実施形態において、プロセッサ実行可能な命令は、第1UE IDの長さを定める際に使用する識別子パラメータ情報をブロードキャストするネットワーク・コントローラを制御するように構成される。
幾つかの実施形態において、プロセッサ実行可能な命令は、第1UE IDを要求するUEからメッセージを受信するネットワーク・コントローラを制御するように構成される。
幾つかの実施形態において、プロセッサ実行可能な命令は、メッセージに基づいて識別子パラメータ情報として送信される値又は値の範囲、及びビット長を決定するネットワーク・コントローラを制御するように構成される。
幾つかの実施形態では、プロセッサ実行可能な命令は、第2UE IDの要求を受信するネットワーク・コントローラを制御するように構成される。
幾つかの実施形態では、プロセッサ実行可能な命令は、第2UE IDを送信するネットワーク・コントローラを制御するように構成される。
本願の一態様によれば、ユーザー装置(UE)が、UEがアクティブ状態にある場合に使用するための第1UE識別子(ID)を受信し;UEが、UEがインアクティブ状態にある場合に使用するための第2UE IDを受信し;及びUEが、アクティブ状態からインアクティブ状態へ遷移することを含む方法が提供される。
幾つかの実施形態では、方法は、アクティブ状態からインアクティブ状態へ遷移した後に、第2UE IDを維持することを更に含む。
幾つかの実施形態では、本方法は、第1UE IDをドロップし、第2UE IDを使用することを更に含む。
幾つかの実施形態では、第2UE IDを使用することは、アップリンク・ベースのメジャーメント又はグラント・フリー通信のために第2UE IDを使用することを含む。
幾つかの実施形態では、第1UE IDは第2UE IDより短いビット長を有する。
幾つかの実施形態では、第1UE ID又は第2UE IDのビット長を定める識別子パラメータ情報を受信する。
幾つかの実施形態では、識別子パラメータ情報は:ビット長;選択されたUE IDのビット長に関連するインデックス値;及び第1UE ID又は第2UE IDとして使用されるための値のうち少なくとも1つを含む。
幾つかの実施形態では、方法は、第1UE ID又は第2UE IDを要求するUEからメッセージを送信することを更に含む。
本願の一態様によれば、受信機;送信機;及び受信機と送信機とに動作可能に接続されるプロセッサを含むユーザー装置(UE)が提供される。プロセッサは:UEがアクティブ状態にある場合に使用するための第1UE識別子(ID)を受信し;UEがインアクティブ状態にある場合に使用するための第2UE IDを受信し;及びアクティブ状態からインアクティブ状態へUEを遷移させるように構成される。
幾つかの実施形態では、プロセッサは、アクティブ状態から非アクティブ状態へ遷移した後に第2UE IDを維持するように更に構成される。
幾つかの実施形態では、プロセッサは、第1UE IDをドロップし、第2UE IDを使用するように更に構成される。
幾つかの実施形態では、第2UE IDを使用することは、アップリンク・ベースのメジャーメント又はグラント・フリー通信のために第2UE IDを使用することを含む。
幾つかの実施形態では、第1UE IDは、第2UE IDより短いビット長を有する。
幾つかの実施形態において、プロセッサは、第1UE ID又は第2UE IDの長さを定める識別子パラメータ情報を受信するように更に構成される。
幾つかの実施形態では、識別子パラメータ情報は:ビット長;選択されたUE IDビット長に関連するインデックス値;及び第1UE ID又は第2UE IDとして使用される値のうちの少なくとも1つを含む。
幾つかの実施形態では、プロセッサは、第1UE ID又は第2UE IDを要求するメッセージを送信するように更に構成される。
本願の一態様によれば、基地局が、第1ユーザー装置(UE)識別子(ID)を、UEがアクティブ状態にある場合に使用するために、UEへ送信し;基地局が、第2UE IDを、UEがインアクティブ状態にある場合に使用するために、UEへ送信し;及びUEがインアクティブ状態にある場合に第2UE IDを使用することを含む方法が提供される。
幾つかの実施形態では、第2UE IDを使用することは、アップリンク・ベースのメジャーメント又はグラント・フリー通信のために第2UE IDを使用することを含む。
本願の一態様によれば、受信機;送信機;及び受信機と送信機とに動作可能に接続されるプロセッサを含む基地局が提供される。プロセッサは、第1ユーザー装置(UE)識別子(ID)を、UEがアクティブ状態にある場合に使用するために、UEへ送信し;第2UE IDを、UEがインアクティブ状態にある場合に使用するために、UEへ送信し;及びUEがインアクティブ状態にある場合に第2UE IDを使用するように構成される。
幾つかの実施形態では、プロセッサが第2UE IDを使用することは、アップリンク・ベースのメジャーメント又はグラント・フリー通信のために第2UE IDをプロセッサが使用することを含む。
本開示の実施形態の他の態様及び特徴は、以下の説明を検討することにより、当業者には明らかになるであろう。
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施形態の例をより詳細に説明する。
図1は、ここに記載される例示的な実施形態に従って動作し得る通信ノードを有する例示的な通信システムを示す。
図2は、本願の一態様に従ってUE IDがどのようにして構成され得るかについての例を示すシグナリング図である。
図3は、本願の一態様に従ってランダム・アクセス・チャネル(RACH)のプリアンブルに使用される時間周波数リソースを示すブロック図である。
図4は、本願の一態様に従ってUE IDがどのようにして構成され得るかについての別の例を示すシグナリング図である。
図5は、本願の実施形態による例示的な方法のフロー図である。
図6は、本願の別の実施形態による例示的な方法のフロー図である。
図7は、本願の更なる実施形態による例示的な方法のフロー図である。
図8は、本願の更に別の実施形態による例示的な方法のフロー図である。
図9は、本出願の一態様による例示的なユーザー装置(UE)のブロック図である。
図10は、本出願の一態様による例示的なネットワーク・サーバーのブロック図である。
本開示の1つ以上の実施形態の例示的な実装が以下に提供されるが、開示されるシステム及び/又は方法は、いくらでもある技術を用いて実装され得ることが、先ず理解されるべきである。本開示は、ここで図示及び説明される設計及び実装を含む、以下に示される例示的な実装、図面、及び技術には決して限定されるべきではなく、添付のクレームの範囲内で、それらの均等物の全範囲とともに修正されることが可能である。
図1は、例示的な通信ネットワーク100を示す。通信ネットワーク100は、UE110、112、114、及び116等の複数のユーザー装置(UE)に応対する2つのアクセス・ポイント(AP)105及び107を含む。APはまた、基地局、エボルブド・ノードB(eNodeB又はeNB)、送信ポイント(TP)、受信ポイント(RP)、送信及び受信ポイント(TRP)等と言及されてもよい。UEはまた、移動装置、移動局、端末等と言及されてもよい。一般に、APは複数の送信アンテナを有し、複数のUEへ送信すること、単一のUEへ複数のレイヤを送信すること、又はそれらの組み合わせを許容する。更に、第1AP105は、第2AP107からの送信も受信しているUE110へ送信してもよい。図1の実装において、ネットワーク・サーバー120は、ネットワークからの通信を生成する責任を負う。ネットワーク・サーバー120は、UEから信号を送受信するAP105及び107(図示せず)に通信可能に結合されている。
通信システムは、多数のUEと通信することが可能な複数のAPsを使用し得ることが理解されるが、簡略化のために、2つのAPsと9つのUEのみが示されている。
UE110、112、114及び116はそれぞれ、ネットワークとの各自の通信において少なくとも1つのUE IDを利用する。ネットワーク内の異なるレイヤは、与えられた用途に特有の異なるUE IDを利用することができる。その結果、異なるレイヤのUE IDは、各レイヤにおいて異なる固定サイズでのものであってもよい。例えば、LTEでは、無線ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)は16ビットのビット長を有し、サービング・テンポラリ・モバイル加入者識別子(S−TMSI)は40ビットのビット長を有する。固定ビット長UE IDを使用する利点は、異なるレイヤ内の異なるメッセージに対して単純化された設計を許容することである。
しかしながら、固定長UE IDを使用することは欠点となる可能性があり、なぜなら、固定長UE IDは前方互換性を制限し、たとえそれが必要とされなかったとしても固定量のオーバーヘッドを請け負うことになり得る。例えば、固定ビット長が、UEの最大数を収容するように選択される場合、すなわち、4ビットは16UEの識別を可能にするが、アクティブUEの数がUEの最大数より少ない場合、必要以上のオーバーヘッドが存在し得る。4ビットの例では、仮にシステムで現在アクティブなUEが7つしか存在しない場合、4ビットのうち2ビットしか必要とされず、従ってその時点では2ビットが無駄なオーバーヘッドである。
このような技術は、異なるUE、異なるトラフィック・タイプ、及び異なるスライスの識別プロセスを区別できない結果となり得る。5G通信システムでは、UEはアンテナのアレイを有することが可能であり、及びUEが通信する無線ネットワークは、それぞれが異なる特徴を有する複数の論理ネットワークに配置され得ることが想定される。例えば、1つの論理ネットワーク(ネットワーク・スライスとも呼ばれる)は、低帯域幅、基地局(又はアクセス・ポイント)とUEとの間のロング・レンジ受信を含む特徴を有し、基地局に対するUEの高速移動をサポートする一方、他の論理ネットワークは、高帯域幅、基地局とUEとの間のロー・レンジ受信を含む特徴を有し、基地局に対するUEの低速移動をサポートするかもしれない。この技術は、RAN内に複数のスライスやトラフィックが混在する場合に、複雑性又はオーバーヘッド、あるいはその両方を最適化する機会を失う結果を招き得る。
ニュー・ラジオ(NR)では、UE IDの長さは、大規模マシン・タイプ通信(mMTC)等の幾つかの利用シナリオに対して増やされるであろうが、長さは固定されたままであることが予想される。しかしながら、固定長UE IDは、たとえ16ビットより大きい場合でさえ、すべての状況に適切であるとは限らない。例えば、16ビットより大きな固定サイズのUE IDは、追加の複雑性又はオーバーヘッド、又はその両方を導入する可能性があり、それは常には必要とされない。そのような固定長UE IDはまた、前方互換性を制限するかもしれない。
本願の態様は、全ての使用シナリオに対して固定ビット長のUE IDを持たせるのとは反対に、異なる使用シナリオに対して、RANで使用されるUE IDのビット長を設定することを、ネットワークに許容する方法及びシステムを紹介する。
本願の一態様によれば、ネットワークは、APを介して、識別子に関連付けられたパラメータに関する情報をUEへ合図する。このような識別子パラメータ情報の2つの非限定的な例は、ビット長(例えば、16ビット、20ビットなど)と、潜在的な識別子の範囲からUE識別子を定める値とを含んでもよい。以下の表1は、識別値(16進数)と関連する識別子の例を示す。レンジ1からレンジ2の値は、特定セットの識別子タイプ、すなわちRA−RNTI(Random Access−RNTI)、C−RNTI(Cell−RNTI)、セミ・パーシステント・スケジューリングC−RNTI、テンポラリC−RNTI、TPC−PUCCH−RNTI(Transmit Power Control−Physical Uplink Control Channel−RNTI)及びTPC−PUSCH−RNTI(Transmit Power Control−Physical Uplink Shared Channel−RNTI)に対するレンジの開始点及び終了点を定める。レンジ2+1ないしレンジ3の値は、異なるセットの識別子タイプ、すなわち、C−RNTI、セミ・パーシステント・スケジューリングC−RNTI、テンポラリC−RNTI、TPC−PUCCH−RNTI、及びTPC−PUSCH−RNTIに対するレンジの開始点及び終了点を定める。幾つかの実装では、特定の識別子タイプの各々に対して指定された各レンジ内にサブ・レンジが存在してもよい。
表1
Figure 2020515198
RNTIは、セル内のコネクテッド・モードUE、特定の無線チャネル、グループとしてページングする対象となるUEのグループ、グループとして電力制御の対象となるUEのグループ、及び全てのUEに対してAPにより送信されるシステム情報を区別又は識別するために使用され得る。コネクテッド・モードは、無線リソース制御(RRC)コネクションが確立された例えばLTEにおける状態である。これは、UEが制御チャネルを能動的に監視して送受信していること、又は情報の送受信が差し迫っていることをしばしば意味する。
LTEには複数のRNTIタイプが存在する。各RNTIは、特定の用法及び値のレンジを有する。以下は、上記の表1にリストされている幾つかの異なるタイプのRNTIの説明である。

RA−RNTI(ランダム・アクセスRNTI)
ランダム・アクセス手順の一部として、幾つかの実装では媒体アクセス制御(MAC)コントローラを含み得るAPのネットワーク・コントローラは、UEによって送信されたランダム・アクセス・プリアンブルに対する応答としてランダム・アクセス・レスポンス(RAR)を生成する。RARは、ダウンリンク共有チャネル(DL−SCH)トランスポート・チャネルで送信され、これは次に物理的ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)にマッピングされ得る。APは、RARを搬送するPDSCHの伝送のために、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)の巡回冗長検査(CRC)をRA−RNTIとともにスクランブルする。RA−RNTIは複数のUEに対してアドレス指定されてもよく、即ち、複数のUEが、同じRA−RNTIによってスクランブルされたPDCCHをデコードすることができる。RA−RNTIは、ランダム・アクセス・プリアンブルを送信するために、どの時間−周波数リソースがUEによって利用されたかを明確に識別する。セルの物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)構成のRA−RNTI値に対応する値は、他の何れのRNTI(C−RNTI、セミ・パーシステント・スケジューリングC−RNTI、テンポラリC−RNTI、TPC−PUCCH−RNTI又はTPC−PUSCH−RNTI)についても、セルで使用されていない。

SPS C−RNTI(セミ・パーシステント・スケジューリングC−RNTI)
SPS C−RNTIは、伝送リソースのセミ・パーシステントなグラント又は割り当てを識別する。SPS C−RNTIは専用のRNTIであり、無線リソース制御(RRC)シグナリングによって設定される。APは、SPS C−RNTIとともにUEを設定することができる。

TPC RNTI(送信電力制御RNTI)
TPC RNTIは、アップリンク電力制御に関連して使用される。TPC−PUSCH−RNTI及びTPC−PUCCH−RNTIの2種類が存在する。通常、TPC RNTIはUEのグループに割り当てられる。APは、RRCシグナリングを介してTPC−PUSCH−RNTI及びTPC−PUCCH−RNTIでUEを設定することができる。

C−RNTI(セルRNTI)
C−RNTIは、特定のUEに専用のRRCコネクション及びスケジューリングを識別するために使用される固有の識別子であり、UEは所与のセル内に在圏する。APは異なるC−RNTI値を異なるUEに割り当てることができる。APはC−RNTIを使用して、UEへのアップリンク・グラント、ダウンリンク割り当て、PDCCH命令などを割り当てる。言い換えれば、APは、伝送リソースのためのアップリンク・グラントの割り当て、伝送リソースのためのダウンリンク割り当て、及びUEのPDCCH構成などの機能を実行する際に、C−RNTIを使用するが、これらに限定されない。APはまた、UEのアップリンク送信(例えば、PUSCH、PUCCH)を他のUEから区別するために、C−RNTIを使用することができる。

テンポラリC−RNTI
ランダム・アクセス(RA)手順の一部として、APのMACは、UEによって送信されたランダム・アクセス・プリアンブルに対する応答として、ランダム・アクセス・レスポンス(RAR)を生成する。MAC RARは、テンポラリC−RNTIを含む。
競合ベースのランダム・アクセス手順の間、UEは、受信した(RARで受信した)テンポラリC−RNTIを格納し、競合ベースのランダム・アクセス手順の間にそれを使用することができる。UEは、非競合ベースのランダム・アクセス手順の間に、RARで受信したテンポラリC−RNTI値を破棄してもよい。UEは、msg3タイプのメッセージ、即ち、RARグラントに対応するPUSCH及び再送のスクランブリングのために、テンポラリC−RNTIを使用することができる。
競合ベースのRA手順の間、UEは、テンポラリC−RNTIとともにスクランブルされたPDCCHを監視することができる。ランダム・アクセスの成功を検出し及びC−RNTIを既に有してはいないUEに対して、テンポラリC−RNTIは、C−RNTIに昇格させられる。テンポラリC−RNTIは、(競合が成功していない)他のUEによってドロップされる。RAの成功を検出し、既にC−RNTIを有するUEは、そのC−RNTIの使用を再開し、テンポラリC−RNTIを破棄することができる。

M−RNTI(マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(MBMS)−RNTI)
PDCCHにおけるMBMS固有のRNTI、M−RNTIの指示は、マルチキャスト制御チャネル(MCCH)情報の変更について、アイドル又はコネクテッド状態のUEに通知するために使用される。

P−RNTI(ページングRNTI)
P−RNTIは、ページング・メッセージの受信のためにUEによって使用される。P−RNTIは、必要に応じてすべてのUEに使用される共通値である。ページング・メッセージは、典型的には、ページング・チャネル(PCH)トランスポート・チャネルにマッピングされるページング制御チャネル論理チャネル(PCCH)論理チャネルによって搬送される。PCHトランスポート・チャネルはPDSCH物理チャネルにマッピングされる。APは、ページング情報を運ぶPDSCHの送信のために、PDCCHのCRCをP−RNTIでスクランブルしてもよい。

SI−RNTI(システム情報RNTI)
SI−RNTIは、システム情報のブロードキャストに関連して使用される。SI−RNTIは、必要に応じてすべてのUEに使用される共通値である。システム情報のブロードキャストは、ブロードキャスト制御チャネル(BCCH)論理チャネルを使用し、これは次にPDSCH物理チャネルにマッピングされるDL−SCHトランスポート・チャネルにマッピングされる。UEは、システム情報を運ぶPDSCHのスケジューリング情報を知るべきである。必要なスケジューリング情報はダウンリンク制御情報(DCI)に含まれ、DCIのCRCはSI−RNTIによってスクランブルされる。
幾つかの実施形態ではMACコントローラであってもよいネットワークのコントローラ・コンポーネントは、APを介して識別子パラメータ情報をブロードキャストする。例えば、識別子パラメータ情報は、RA−RNTI、M−RNTI、P−RNTI又はSI−RNTI等の共通のRNTI情報を、UE ID値又は値の小さなレンジを有するUEに提供するために、周期的にネットワークによってブロードキャストされ得る。幾つかの実施形態では、ネットワークはUE IDの長さを更新する。幾つかの実施形態において、ネットワークはまた、ネットワークがUE IDの長さを更新する場合に、他のパラメータ情報をブロードキャストしてもよい。
ネットワークは、識別子パラメータ情報のセット又は識別子パラメータ情報の複数セットを維持し、更新された情報を、定期的に又は必要に応じてUEへブロードキャストすることができる。ネットワークが複数セットの識別子パラメータ情報を維持する場合の幾つかの実装では、各セットは異なるUE IDビット長に対するUE ID値を含む。UEは、ネットワークが識別子パラメータ情報を識別するためにインデックス値を送信する場合に、UEが、インデックス値が関連付けられている識別子パラメータ情報のセットを決定することができるように、識別子パラメータ情報の複数のセットを認識することができる。例えば、第1のセットは16ビットのUE IDビット長に対するUE ID値を有し、第2のセットは24ビットのUE IDビット長に対するUE ID値を有し、第3のセットは32ビットのUE IDビット長に対するUE ID値を有し、ネットワークが、様々なUEに適切な情報を送信することを可能にする。
幾つかの実施形態において、特定のUE IDビット長に対してネットワークによって維持される識別子パラメータ情報の単一のセットのみが存在する場合、ネットワークは、識別子パラメータ情報としてUE IDビット長のみをブロードキャストしてもよい。代替的に、幾つかの実施形態において、ネットワークは、選択されたUE IDビット長に関連するインデックス値をブロードキャストしてもよい。インデックス値は、可能なUE IDビット長の数に応じて、1つ以上のビットであってもよい。UEは受信したインデックス値を使用して、選択されたUE IDのビット長を決定し、UEが割り当てられるUE IDのビット長を決定することができる。他の実施形態において、ネットワークがUE IDビット長当たり1つより多いセットを維持する場合、ネットワークは、UE IDビット長を及び適切なセットの識別子もブロードキャストすることができる。
幾つかの実施形態において、データのセットは、表1等の表中に見出されるデータの代表例であり得る。
幾つかの実施形態において、UE ID値は、ネットワークによってブロードキャストされる追加のパラメータ情報を使用して、UEによって既知の公式に基づいてUEによって演繹されてもよいし、又はネットワークによりUEへ送信されてもよい。例えば、ネットワークは、UEによって使用されるUE IDのビット長をブロードキャストすることができ、公式に基づいて、UEは、UE ID値を推定することができる。このような実装は、RA−RNTI、M−RNTI、P−RNTI又はSI−RNTIのような共通UE ID値に対するUE IDを決定するために、より典型的に使用され得る。しかしながら、そのような実装を他のUE固有のUE ID値のために使用することも考えられる。
複数のメカニズムが存在し、パラメータ情報はそれらによって通信され得る。第1のメカニズムは、システム情報を介してパラメータ情報を通信することを含む。第2のメカニズムは、ランダム・アクセス手順(例えば、4−ステップ又は2−ステップRACH手順)を介してパラメータ情報を通信することを含む。第3のメカニズムは、RRCシグナリング等の上位レイヤ・シグナリングを介してパラメータ情報を通信することを含む。3つのメカニズムの追加的な詳細は、以下に提供される。
本願の態様によれば、ネットワークは、使用シナリオ、使用中のネットワーク・スライス(例えば、mMTC、eMBB、URLLC)、及びシステム内のUE数などの条件に基づいて、UE ID長を設定し得るが、これらに限定されない。

システム情報
ネットワークは、規則的なインターバルでネットワークによってブロードキャストされるシステム情報の一部として、パラメータ情報をブロードキャストすることができる。先ずUEがネットワークにアクセスしようとする場合に、UEは、UEが適切な長さのUE IDを生成することを可能にするパラメータ情報を取得する。UEによって生成されるUE IDは、少なくとも一時的にUEによって使用されるRA−RNTI識別子であってもよい。その後、UEは異なるスライスに相応しい異なるUE IDを要求することができる。

ランダム・アクセス手順
図2は、UE IDのビット長を定めるために使用される識別子パラメータ情報が、UEとネットワークとの間のシグナリングを介してどのように通信されるかを示すシグナリング図200である。図2において、UE 205はネットワーク210と通信する。UE 205は、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)プリアンブルをネットワーク210へ送信する220。UEからのRACHプリアンブルに応答して、ネットワーク210は、識別子パラメータ情報を含むランダム・アクセス・レスポンス(RAR)をUE 205に送信する230。次に、UE 205は、アップリンク・グラント・リクエストの一部としてRRCコネクション・リクエストを含むメッセージ(Msg3)をネットワーク210へ送信する240。必要に応じて、UE 205を含む複数のUEとネットワーク210との間で、競合解決250が生じる。
このようなプロセスは、ネットワークがUEのスライス情報を暗黙に導出できる場合に使用されてもよい。例えば、これは、RACHプリアンブルが特定のスライスに関連する時間−周波数リソースで送信される場合に生じ得る。図3は、RACHプリアンブル300の一例を示す。RACHプリアンブル300では、第1の時間−周波数リソース310は、エンハンスト・モバイル・ブロードバンド(eMBB)スライスに関連付けられ、第2の時間−周波数リソース320は、大規模マシン・タイプ通信(mMTC)スライスに関連付けられる。ネットワークは、第1の時間−周波数リソース310においてRACHプリアンブル(PRACH)315を検出すると、ネットワークは、適切なサイズのビット長を有するUE IDを割り当てることができる。同様に、ネットワークが第2の時間−周波数リソース320においてPRACH 325を検出すると、ネットワークは、適切なサイズのビット長を有するUE IDを割り当てることができる。
幾つかの実施形態において、RA−RNTI値のレンジは、2つ以上の異なるスライスに分割され得る。同じプリアンブルRACHエリアが異なるスライスに使用されるが、RA−RNTI値のレンジの或るサブセットは特定のスライスに関連付けられ、RA−RNTI値のレンジの別のサブセットは他の目的及びスライスに使用されてもよい。
幾つかの実施形態において、様々なUEは、様々なトラフィック・タイプ及び様々なスライスにおいて様々なUE識別メカニズムを使用し得る。UEは、異なるそれぞれのスライスと共に使用するために、複数の識別子を受信し得る。識別子は様々な長さを有し得る。

RRCコンフィギュレーション
幾つかの実装では、UEがネットワークにアクセスする場合に、UEは、UEの能力に関する情報をネットワークへ直接的に又は間接的に提供する。UE能力の例は、レイヤの最大数、最大データ・レート、逐次干渉除去(SIC)等の所定の手順及び受信機に対するサポートを含み得るが、これらに限定されない。次いで、ネットワークは、UE IDビット長及び識別子の値のレンジ等の識別子パラメータ情報をUEに提供するが、これらに限定されない。
ある状況では、UEは、固定長UE IDを有するデフォルトUE識別プロセスを使用して、ネットワークにアクセスしてもよい。例えば、UEは、eMBBのためのUE IDを使用することに基づいてネットワークに入ってもよい。UEが異なるスライスを利用することを望む場合、UEは、異なる識別プロセスを有し得るmMTC等の異なるスライスへ転送されることを要求することができる。
図4は、先ずUEがデフォルトの識別プロセスの下でネットワークに入り、その後に代替スライスに対して異なるビット長のUE IDを要求し、許可される場合に、UE IDのビット長を定めるために使用される識別子パラメータ情報がどのように通信され得るかを示すシグナリング図400である。
図4において、UE405は、ネットワーク410と通信する。UE405は、eMBB識別子を取得するために、RACHプリアンブルを、ネットワーク410内のコントローラへ送信する420。RACHプリアンブルに応答して、ネットワーク410は、eMBB識別子の識別子パラメータ情報を含むRARをUE405へ送信する430。次いで、UE405は、メッセージ(Msg3)をネットワーク410へ送信する440。メッセージは、例えばUE405が選択したUE IDを識別する、又はUE405自体を識別する(例えば、テンポラリ・モバイル加入者識別子(TMSI)によって)ためのものであり得る。必要に応じて、UE405を含む複数のUEとネットワーク410との間で競合解決が生じる450。その後、UE405は、異なるUE IDの要求を送信する460。図4の例では、異なるUE IDはmMTC識別子である。要求に応答して、ネットワーク410は、UE405のためのmMTC識別子を割り当てるメッセージを送信する470。UE405が新しい識別子を割り当てられた後、この場合、mMTCに関し、UE 405は、eMBB識別子をmMTC識別子と並列的に維持するか、又はeMBB識別子をドロップすることができる。
eMBB及びmMTCは、上記の2つの例であるが、これらの2つの例のいずれかが、関連するネットワークの動作に基づいてそれぞれ異なる識別子を有する説明されたものに対する代替的なネットワーク・スライスであるとすることが可能であることが理解される。
長さにおいて変更され得るUE IDを有することは、制御チャネルに影響をもたらし得る。幾つかの実施形態において、PDCCHメッセージ長は、UE ID長に基づいて変化してもよい。PDCCHのメッセージ長を変更することは、異なるトラフィックもしくはスライスに対して、又は異なるID長を使用する両方に対して、異なる探索空間を示すために、余分なビットが使用されることを許容し得る。PDCCHメッセージ長が変更され得るという事実は、PDCCHメッセージ長が変更されない場合と比較して、オーバーヘッドが最適化されることを許容し得る。
代替的に、PDCCHメッセージ長は、異なるUE ID長に対して一定のままであり得る。上述のように、余分なビットは、異なるタイプのトラフィックもしくはスライス、又はその両方に対する異なる探索空間を示すために使用されてもよい。しかしながら、そのようなシナリオにおいて、UE IDのビット長が、PDCCHメッセージ長が低減される量よりも大きい量だけ低減される場合、事実上利用されていないPDCCHに、追加のオーバーヘッドが存在してもよい。
本願の幾つかの態様において、1つより多い複数セットの識別子をUEに割り当てることが可能であってもよい。例えば、UEがアクティブである場合にUEにアクティブ識別子を割り当てることが可能であってもよい。通常、所与の任意の時点で、非アクティブなUEよりも少ないアクティブなUEが存在するので、アクティブなUEのUE IDのサイズは、より少ないビット数であるとすることが可能である。UE IDは、UEがインアクティブ又はアイドルになった場合に、期限切れになるかもしれず、その時点でUEは代替的なインアクティブIDを使用することが可能である。上述したように、アクティブなUEよりも多いインアクティブなUEがしばしば存在するので、インアクティブなUE IDは、より長いビット長をしばしば有するであろう。
インアクティブUE IDは、UEがインアクティブからアクティブへ遷移し、そして戻る場合に、有効なまま残っていてもよい。UEは、UE IDが意図的に再構成されるまで、インアクティブなUE IDを維持することができる。
インアクティブUE IDは、インアクティブ・モードにある場合に、アップリンク・ベースのメジャーメントや、グラント・フリー通信等の機能のために使用されてもよいが、これらに限定されない。アクティブなUEは、グラント・フリー通信等の、インアクティブなUEと同じアクティビティ・セットを実行しながら、インアクティブなUE IDを使用してもよい。
図5は、UE IDを設定する例示的な方法をUEの観点から示すフローチャート500を含む。
オプションであるステップ510は、第1UE IDを要求するために、UEがネットワークへメッセージを送信することを含む。そのステップは、ネットワークがUEからの要求なしにUEへ識別子パラメータ情報を送信できる可能性があるので、オプションであると考えられ得る。このステップは、上述のランダム・アクセス手順とRRC設定メカニズムとで実行され得る。ステップ520は、第1UE IDの長さを定める際に使用するためのUE受信パラメータ情報を含む。更なるオプションのステップにおいて、ステップ530は、アップリンク・リソースを要求するために、UEがネットワークへメッセージを送信することを含む。
図6は、図5のステップ540に続いて実行され得る追加のステップを示すフローチャート600を含む。そのようなステップは、一般に、RRC設定メカニズムの一部である上述のステップに対応し得る。ステップ610は、UEが第2UE IDの要求を送信することを含む。第2UE IDは、UEによって使用される異なるスライスのためのものであってよい。幾つかの実施形態において、UEがアクティブ状態にある場合には第1UE IDが使用される場合において、第2UE IDは、UEがインアクティブ状態にある場合に使用するためのものであってもよい、又はその逆であってもよい。ステップ620で、UEは第2のUE IDを受信する。ステップ630は決定ステップである。ステップ630において、UEは、第1UE IDを維持しようとしているか否かを決定する。yesである場合、ステップ640において、UEは、第1UE ID及び第2UE IDの両方を維持する。そうでない場合、ステップ650において、UEは、第1UE IDをドロップし、第2UE IDを維持する。
例示的な方法500及び600は、例示的な目的のために意図されている。上記のフローチャートにおいてオプションとして図5で特定されるステップは、方法の所与の実装において実行されてもよいし、されていなくてもよい。他の実施形態は、任意の様々な方法で示される動作を実行すること、より少ない又は追加の動作を実行すること、及び/又は動作が実行される順序を変更することを含むことができる。他の変形は、本開示に基づいて、当業者に明らかであろう、又は明らかになるであろう。
図7は、UE IDを設定する例示的な方法をネットワークの観点から示すフローチャート700を含む。
オプションであるステップ710は、第1UE IDを要求するUEからメッセージをネットワークが受信することを含む。ステップは、UEが要求を送信しない場合、ネットワークによって受信される要求は存在しないので、図5のステップ510に関して上述したのと同様にオプションである。ステップ720は、ネットワークが、メッセージに基づいてパラメータ情報として送信されるビット長及び値を、おそらくは値のレンジから決定することを含む。ステップ730は、第1UE IDの長さを定める際に使用するためのパラメータ情報をネットワークが送信することを含む。上述したように、これは、オプションのステップ710におけるように、ネットワークに参加するUEによって使用するために規則的なインターバルで、又は要求に応じて、ネットワークによってブロードキャストされることが可能である。更なるオプションのステップでは、ステップ740は、アップリンク・リソースを要求するためのUEからのメッセージをネットワークが受信することを含む。
図8は、図7のステップ740に続いて実行され得る追加のステップを示すフローチャート800を含む。そのようなステップは、一般に、RRC設定メカニズムの一部である上述のステップに対応し得る。ステップ810は、第2UE IDの要求をネットワークが受信することを含む。第2UE IDは、異なるスライスに対するものであってもよい。ステップ820において、ネットワークは第2UE IDを送信する。
図9は、ここで説明されるような本願の態様に従って動作する例示的な装置900のブロック図である。例示的な装置900はUEであってもよく、通常、そのような装置の一部となる様々な要素、例えばキーパッド、ディスプレイス・クリーン、スピーカ、マイクロホン等を有していてもよい。例示的な装置900は、送信機903、受信機905、プロセッサ910、及びプロセッサ読み取り可能なストレージ・デバイス920を含む。プロセッサ読み取り可能なストレージ・デバイス920は、プロセッサによって実行される場合に、上述の方法と矛盾しない方法をプロセッサに実行させるプロセッサ実行可能な命令930をそこに保存している。送信機903及び受信機905は、無線通信のためにプロセッサ910及びアンテナに結合されている。
図10は、ここで説明されるような本願の態様に従って動作する例示的なネットワーク側装置1000のブロック図である。そのようなネットワーク側装置は、他のネットワーク側タスクを実行するための物理的な構造を含み、装置がそれに応じて動作することを可能にするネットワーク内の任意の場所に配置され得る。例示的な装置1000は、送信機1003、受信機1005、プロセッサ1010、及びプロセッサ読み取り可能なストレージ・デバイス1020を含む。プロセッサ読み取り可能なストレージ・デバイス1020は、プロセッサによって実行される場合に、上述の方法と矛盾しない方法をプロセッサに実行させるプロセッサ実行可能な命令1030をそこに保存している。送信機1003及び受信機1005は、無線通信のためにプロセッサ1010及びアンテナに結合されている。
幾つかの実施形態において、プロセッサは、汎用コンピュータ・ハードウェア・プラットフォームのコンポーネントであってもよい。他の実施形態において、プロセッサは、専用ハードウェア・プラットフォームのコンポーネントであってもよい。例えば、プロセッサは埋め込まれたプロセッサであってもよく、命令はファームウェアとして提供されてもよい。幾つかの実施形態は、ハードウェアのみを使用することによって実装されてもよい。幾つかの実施形態において、プロセッサによる実行のための命令は、ソフトウェア製品の形態で具現化されてもよい。ソフトウェア製品は、例えばコンパクト・ディスク・リード・オンリ・メモリ(CD−ROM)、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)フラッシュ・ディスク、又はリムーバブル・ハード・ディスクであるとすることが可能な不揮発性又は非一時的なストレージ媒体に記憶されてもよい。
幾つかの実施形態の前述の説明は、当業者が、本開示による装置、方法、又はプロセッサ読み取り可能な媒体を製造又は使用することを可能にするように提供されている。これらの実施形態に対する種々の修正は、当業者にはたやすく明らかであり、ここで説明される方法及び装置の一般原理は、他の実施形態に適用されてもよい。従って、本開示は、ここに示される実施形態に限定されるようには意図されておらず、ここに開示される原理及び新規な特徴と矛盾しない最も広い範囲に与えられるべきである。

Claims (20)

  1. ユーザー装置(UE)が、前記UEがアクティブ状態にある場合に使用するための第1UE識別子(ID)を受信するステップ;
    前記UEが、前記UEがインアクティブ状態にある場合に使用するための第2UE IDを受信するステップ;及び
    前記UEが、前記アクティブ状態から前記インアクティブ状態へ遷移するステップ;
    を含む方法。
  2. 前記アクティブ状態から前記インアクティブ状態へ遷移した後に、前記第2UE IDを維持するステップを更に含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1UE IDをドロップし、前記第2UE IDを使用するステップを更に含む請求項1ないし2のうち何れか1項に記載の方法。
  4. 前記第2UE IDを使用する前記ステップは、アップリンク・ベースのメジャーメント又はグラント・フリー通信のために前記第2UE IDを使用するステップを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1UE IDは前記第2UE IDより短いビット長を有する、請求項1ないし4のうち何れか1項に記載の方法。
  6. 前記第1UE ID又は前記第2UE IDの前記長さを定める識別子パラメータ情報を受信するステップを更に含む請求項1ないし5のうち何れか1項に記載の方法。
  7. 前記識別子パラメータ情報は:
    ビット長;
    選択されたUE IDのビット長に関連するインデックス値;及び
    前記第1UE ID又は前記第2UE IDとして使用されるための値;
    のうち少なくとも1つを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記第1UE ID又は前記第2UE IDを要求する前記UEからメッセージを送信するステップを更に含む請求項1ないし7のうち何れか1項に記載の方法。
  9. 受信機;
    送信機;及び
    前記受信機及び前記送信機に動作可能に接続されるプロセッサ;
    を含むユーザー装置(UE)であって、前記プロセッサは:
    前記UEがアクティブ状態にある場合に使用するための第1UE識別子(ID)を受信し;
    前記UEがインアクティブ状態にある場合に使用するための第2UE IDを受信し;及び
    前記アクティブ状態から前記インアクティブ状態へ前記UEを遷移させる;
    ように構成されている、UE。
  10. 前記プロセッサは、前記アクティブ状態から前記インアクティブ状態へ遷移した後に、前記第2UE IDを維持するように更に構成される、請求項9に記載のUE。
  11. 前記プロセッサは、前記第1UE IDをドロップし、前記第2UE IDを使用するように更に構成される、請求項9又は10のうち何れか1項に記載のUE。
  12. 前記第2UE IDを使用することは、アップリンク・ベースのメジャーメント又はグラント・フリー通信のために前記第2UE IDを使用することを含む、請求項11に記載のUE。
  13. 前記第1UE IDは前記第2UE IDより短いビット長を有する、請求項9ないし12のうち何れか1項に記載のUE。
  14. 前記プロセッサは、前記第1UE ID又は前記第2UE IDの前記長さを定める識別子パラメータ情報を受信するように更に構成される、請求項9ないし13のうち何れか1項に記載のUE。
  15. 前記識別子パラメータ情報は:
    ビット長;
    選択されたUE IDのビット長に関連するインデックス値;及び
    前記第1UE ID又は前記第2UE IDとして使用されるための値;
    のうち少なくとも1つを含む、請求項14に記載のUE。
  16. 前記プロセッサは、前記第1UE ID又は前記第2UE IDを要求するメッセージを送信するように更に構成される、請求項9ないし15のうち何れか1項に記載のUE。
  17. 基地局が、第1ユーザー装置(UE)識別子(ID)を、前記UEがアクティブ状態にある場合に使用するために、UEへ送信するステップ;
    前記基地局が、第2UE IDを、前記UEがインアクティブ状態にある場合に使用するために、前記UEへ送信するステップ;及び
    前記UEが前記インアクティブ状態にある場合に前記第2UE IDを使用するステップ;
    を含む方法。
  18. 前記第2UE IDを使用するステップは、アップリンク・ベースのメジャーメント又はグラント・フリー通信のために前記第2UE IDを使用するステップを含む、請求項17に記載の方法。
  19. 受信機;
    送信機;及び
    前記受信機及び前記送信機に動作可能に接続されるプロセッサ;
    を含む基地局であって、前記プロセッサは:
    第1ユーザー装置(UE)識別子(ID)を、前記UEがアクティブ状態にある場合に使用するために、UEへ送信し;
    第2UE IDを、前記UEがインアクティブ状態にある場合に使用するために、前記UEへ送信し;及び
    前記UEが前記インアクティブ状態にある場合に前記第2UE IDを使用する;
    ように構成されている、基地局。
  20. 前記プロセッサは、アップリンク・ベースのメジャーメント又はグラント・フリー通信のために前記第2UE IDを使用する前記プロセッサを含む、請求項17に記載の方法。

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