JP2020511138A - チーズ螺旋物を製作するための方法、および巻き付け装置 - Google Patents

チーズ螺旋物を製作するための方法、および巻き付け装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020511138A
JP2020511138A JP2019550789A JP2019550789A JP2020511138A JP 2020511138 A JP2020511138 A JP 2020511138A JP 2019550789 A JP2019550789 A JP 2019550789A JP 2019550789 A JP2019550789 A JP 2019550789A JP 2020511138 A JP2020511138 A JP 2020511138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cheese
string
making
spiral
gripping member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019550789A
Other languages
English (en)
Inventor
ドミニク・ケスト
ジュアン・ゴドイ
Original Assignee
ベル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ベル filed Critical ベル
Publication of JP2020511138A publication Critical patent/JP2020511138A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23PSHAPING OR WORKING OF FOODSTUFFS, NOT FULLY COVERED BY A SINGLE OTHER SUBCLASS
    • A23P30/00Shaping or working of foodstuffs characterised by the process or apparatus
    • A23P30/20Extruding
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01JMANUFACTURE OF DAIRY PRODUCTS
    • A01J25/00Cheese-making
    • A01J25/008Apparatus for making soft uncured Italian cheese, e.g. Mozzarella, Ricotta, Pasta Filata cheese
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01JMANUFACTURE OF DAIRY PRODUCTS
    • A01J25/00Cheese-making
    • A01J25/12Forming the cheese
    • A01J25/15Presses therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01JMANUFACTURE OF DAIRY PRODUCTS
    • A01J27/00After-treatment of cheese; Coating the cheese
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23CDAIRY PRODUCTS, e.g. MILK, BUTTER OR CHEESE; MILK OR CHEESE SUBSTITUTES; MAKING THEREOF
    • A23C19/00Cheese; Cheese preparations; Making thereof
    • A23C19/06Treating cheese curd after whey separation; Products obtained thereby
    • A23C19/09Other cheese preparations; Mixtures of cheese with other foodstuffs
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23CDAIRY PRODUCTS, e.g. MILK, BUTTER OR CHEESE; MILK OR CHEESE SUBSTITUTES; MAKING THEREOF
    • A23C2250/00Particular aspects related to cheese
    • A23C2250/10Cheese characterised by a specific form

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Dairy Products (AREA)

Abstract

チーズ螺旋物を製作するためのこの方法(100)は、以下のステップ、すなわち、- チーズペーストの供給(110)と、- チーズストリングを形成するようにチーズペーストを押し出すこと(120)と、- チーズ螺旋物を形成するようにチーズストリングをそれ自体において巻き付けること(170)とを含む。本発明は、このような製作のための巻き付け装置にも関する。

Description

本発明は、チーズ螺旋物、つまり、螺旋形を有するチーズを製作するための方法に関する。
Parenickyの名称の下で存在するチーズ螺旋物がある。これらのチーズ螺旋物は、チーズペーストに伸長されたリボンの形を付与するために、チーズペーストを平坦にすることによって従来から得られており、そのため、このリボンはそれ自体において巻き付けられる。
しかしながら、このような方法は、大規模な産業用の製作に必要とされる速度と両立させることは困難である。また、このような方法は、非常に特定の形態を有するチーズ螺旋物を得ることだけを可能にし、特には、渦巻コイルの外観を有するチーズ螺旋物の製作を可能にしていない。
したがって、本発明の目的は、大規模な産業用の要件と両立した速さでのチーズ螺旋物の製作を可能にすることである。他の目的は、好ましくは規則正しく、見た目が良く、互いと同一である、渦巻ロールの外観を有するチーズ螺旋物の製作を可能にすること、および、その巻き付けの後のチーズ螺旋物の適切な取り扱い、および、その消費のときにおけるチーズ螺旋物の容易な巻き解きを可能にすることである。
この目的のために、本発明の目的は、以下のステップ、すなわち、
- チーズペーストを提供するステップと、
- チーズストリングを形成するためにチーズペーストを押し出すステップと、
- チーズ螺旋物を形成するためにチーズストリングをそれ自体において巻き付けるステップと
を含むチーズ螺旋物を製作するための方法である。
本発明の具体的な実施形態によれば、製作方法は、単独で、または、任意の技術的に実現可能な組み合わせに従って検討される、以下の特徴のうちの1つまたは複数も有する。
- 方法は、チーズストリングを押さえ装置に通過させる追加のステップであって、押さえ装置を用いることで、長手方向において伸長されるチーズストリングは、長手方向において駆動され、長手方向に対して実質的に垂直の横断方向において砕かれる、追加のステップを含み、巻き付けるステップは、以下の下位ステップ、すなわち、
・ 押さえ装置の出口における、把持部材によるチーズストリングの始端の把持の下位ステップと、次に、
・ 長手方向および横断方向に対して実質的に垂直である回転の軸の周りでの把持部材の回転の下位ステップと
を含む。
- 回転のステップは、押さえ装置から離れる回転の軸と一緒での把持部材の同時の変位を含む。
- 回転の軸と一緒での把持部材の変位は、横断方向および長手方向によって定められる平面における移動の方向において実施され、移動の方向は、具体的には長手方向によって構成される。
- 把持部材は回転の軸に中心が置かれる。
- 回転の軸は実質的に鉛直である。
- 巻き付けるステップは、押さえ装置から出るストリングの始端の排出を検出することを含み、把持部材の回転のステップは、この検出の後の所定の時間の後に手配される。
- チーズストリングが押さえ装置を通過する間、チーズストリングは、圧力によって定められる長手方向通路を通過し、通路は、3mmから5mmの間の横断方向の幅を有する狭窄部を特徴とする。
- 把持部材は、把持部材の回転が始まる前に、互いと実質的に横断方向で並べられ、狭窄部の横断方向の幅の100%から300%の間の幅によって互いから横断方向で離間される2つの爪の形態にある。
- 押さえ装置は、チーズストリングの通路を間に定める第1および第2の閉ベルトを備え、閉ベルトの各々は、回転の軸と実質的に平行で互いから長手方向において離間される2つのプーリの間で引き伸ばされ、閉ベルトの各々は、プーリ同士の間に配置される、実質的に長手方向に延びる案内区域を備え、各々の閉ベルトの案内区域は他方の閉ベルトの案内区域を向き、通路の狭窄部は、案内区域同士の間で延びる通路の部分によって構成される。
- 押さえ装置は、通路の入口において、長手方向および横断方向によって定められる平面に対して垂直の方向において、通路におけるチーズストリングの位置決めを調節するための進入案内装置を備える。
- チーズストリングは、押さえ装置からのその出口において、支持体において受け入れられる。
- 押さえ装置は、その出口において、チーズストリングを支持体に押し付けるための送出案内部材を備える。
- 巻き付けるステップは、把持部材を支持体の内側に格納する追加の下位ステップを含む。
- 巻き付けるステップは、押さえ装置からのチーズストリングの終端の排出を検出するための追加の下位ステップを含み、支持体の内側への把持部材の格納は、この検出の後の所定期間に続く終わりに手配される。
- 把持部材および回転の軸の変位は長手方向の並進から成る。
- チーズストリングは、把持部材の移動の間、押さえ装置の出口と把持部材との間で張って保持される。
- チーズストリングは繊維を備え、繊維の大部分は、チーズストリングの伸長の方向で方向付けられる。
- 巻き付けの間、チーズストリングは35℃を超える温度にある。
本発明は、螺旋状のチーズストリングを巻き付けるための巻き付け装置であって、
- フレームと、
- チーズストリングを長手方向においてフレームに対して駆動することができる一方で、チーズストリングを、長手方向に対して実質的に垂直の横断方向において圧縮することができ、出口を有する押さえ装置と、
- 押さえ装置から排出されるチーズストリングのための把持部材であって、横断方向および長手方向に対して実質的に垂直である回転の軸の周りでフレームに対して回転するように備え付けられる把持部材と
を備える巻き付け装置にも関する。
本発明の具体的な実施形態によれば、巻き付け装置は、単独で、または、任意の技術的に実現可能な組み合わせに従って検討される、以下の特徴のうちの1つまたは複数も有する。
- 把持部材は、把持部材が押さえ装置の出口に近い係合位置と、把持部材が押さえ装置の出口からある距離にある非係合位置との間で、フレームに対して回転の軸と一緒に変位可能である。
- 把持部材は、横断方向および長手方向によって定められる平面において、変位の方向において、回転の軸と一緒に変位可能であり、変位の方向は、具体的には長手方向によって構成される。
- 回転の軸は実質的に鉛直である。
他の特徴および利点は、添付の図面が参照されて作られた以下の記載を読むことで明らかとなる。
本発明による方法を実施するのに適する製作施設の上方からの概略図である。 巻き付けステーションの一部の部品が省略されている、図1の製作設備の巻き付けステーションの上面図である。 図2の巻き付けステーションの後方4分の3の斜視図である。 図2の巻き付けステーションの前方4分の3の斜視図である。 符号V-Vの平面に沿った図2の巻き付けステーションの長手方向断面における概略図である。 図1の製作施設によって実施される方法のステップを示すブロック図である。
以下において、方向付けの用語は、図において示された製作ラインの一般的な直交の基準を参照して理解されるものであり、この基準は、
- 上流から下流へと方向付けられる長手方向X、
- 右から左へと方向付けられ、方向Xと共に水平平面を定める横断方向Yと、
- 鉛直方向Zと
を含む。
図1に示された製作設備10は、フレーム(図示せず)と、チーズストリング13をチーズペーストから形成するように設計された押出機12と、チーズペースト押出機12の送り込み部材14と、その出口における押出機12からのチーズストリング13の移送のためのステーション16と、チーズストリング13をチーズストリング19へと切断するためのステーション18と、チーズストリング19を巻き付けてチーズ螺旋物にするためのステーション20とを備える。
「チーズペースト」とは、凝固によって得られ、発酵させられるかまたはされておらず、精製されるかまたはされておらず、主に、酪農に基づく材料から得られる任意の製品を、ここでは、および、以下において意味すると理解され、例えば植物性脂肪といった植物起源の原材料、および水を含んでもよい。しかしながら、本出願の意味の範囲内でのチーズペーストは、凝固剤、製造補助物質、香味料、着色料、保存料を少量含む可能性があるが、好ましくは、添加物、乳化塩、および酸性度修正剤を含まない。
押出機12は、公知の手法において、長手方向において方向付けられたシース(図示せず)と、少なくとも1つの押出オリフィスを定め、その長手方向端の一方においてシースを閉じるダイス(図示せず)と、シースに含まれるチーズペーストをダイスに向けて押すための押し部材(図示せず)とを備える。押出機12は、チーズペーストが自由に走行するペーストであるとき、チーズペーストが送り込まれるときにチーズペーストの自由に走行する特性を保有する一方で、押出機12を通る自由に走行するペーストの押し出しの間、自由に走行するペーストの繊維の大部分を長手方向に向けるように設計される。
その押出オリフィスまたは各々の押出オリフィスの直径は、好ましくは10mm未満であり、有利には8.5mmから9.5mmの間である。
「自由に走行するペースト」とは、自由に走行する様子を有するチーズペースト、つまり、ペーストが取り扱われるとき、多方向性の繊維状のペーストを形成するために塑性的に引き伸ばすように、ここでは、および、以下において意味すると理解される。
自由に走行するペーストの繊維のすべてをシースの方向に方向付けることで、自由に走行するペーストを、押出機を通じて押し出すことが知られている。この目的のために、押す速度または押し出す温度などのパラメータを活用するとよく、これらのパラメータは、例えばペーストの脂肪含量といった、使用されるペーストの特性に強く依存する。そのため、自由に走行するペーストの繊維のすべてをシースの方向において方向付けることで自由に走行するペーストを押し出すための押出機12の設定は、本明細書では記載されていない。
送り込み部材14は、押出機12のシースに、押出機12へと供給されるチーズペーストを送り込むように設計されている。
移送ステーション16は、押出機12の出口から巻き付けステーション20までチーズストリングを移送するように設計されている。この目的のために、移送ステーション16は、示されている例では、押出機12の出口の近くの上流端24から切断ステーション18の入口の近くの下流端26まで延びる第1の駆動ベルト22と、切断ステーション18の出口の近くの上流端30から巻き付けステーション20の入口の近くの下流端32まで延びる第2のコンベヤベルト駆動部28とを備える。
公知の手法において、各々の駆動ベルト22、28は、各々横断方向に方向付けられて互いから長手方向で離間されたシリンダ(図示せず)によって引き伸ばされた無端コンベヤベルトによって構成され、これらのシリンダのうちの一方は駆動ベルト22、28の上流端24、30に配置され、他方のシリンダは駆動ベルト22、28の下流端26、32に配置されている。シリンダの上方に配置された駆動ベルト22、28の部分は、ベルト22、28の上方面を定める。
これらのシリンダのうちの1つは、上方面の各々の点が上流端24、30から下流端26、32へと移動するようにベルト22、28を駆動するために、モータ(図示せず)によって駆動される。駆動ベルト22、28の各々について、駆動ベルト22、28のそれぞれの速度V1、V2は、フレームに対するこれらの点の各々の速度として定められる。したがって、各々のベルト22、28の速度V1、V2は、実質的に長手方向において上流から下流へと方向付けられる。
速度V2は、好ましくは速度V1より大きい。具体的には、速度V2は、好ましくは10m/minから25m/minの間であり、好ましくは15m/minから20m/minの間である。
切断ステーション18は、チーズストリング13の断面を切断するように設計されている。この目的のために、切断ステーション18は、横断方向に方向付けられた裁断機(図示せず)を典型的には備える。
図2を参照すると、巻き付けステーション20は押さえ装置40と巻き付け機42とを備える。示されている例では、巻き付けステーション20は、チーズ螺旋物を係合解除するための部材44をさらに備える。
押さえ装置40は、チーズストリングを長手方向Xにおいて駆動する一方で、チーズストリングを横断方向Yにおいて砕くように設計されている。この目的のために、押さえ装置40は、チーズストリング19のための通路54を間に定め、押さえ装置40の長手方向中央平面Mに関して、互いに対して対称に配置される第1および第2の閉ベルト50、52を備える。
閉ベルト50、52の各々は、2つの鉛直なプーリ56、58の間で引き伸ばされて備え付けられ、つまり、実質的に鉛直な回転の軸60、62の周りに回転するように、フレームに対して備え付けられる。これらのプーリ56、58は、互いから長手方向で離間されており、したがって、各々の閉ベルト50、52について下流プーリ56と上流プーリ58とを備えており、下流プーリ56の直径は、示されている例では、上流プーリ58の直径より小さく、特には、上流プーリ58の直径の半分に実質的に等しい。閉ベルト50、52の各々は、プーリ56、58の間に配置され、他方の閉ベルト50、52の案内区域64と相対して位置決めされた案内区域64を備える。
それら下流プーリ56は実質的に同じ直径のものであり、それらの回転の軸60は横断方向において実質的に並べられている。同様に、それら上流プーリ58は実質的に同じ直径のものであり、それらの回転の軸62は横断方向において実質的に並べられている。
同じ閉ベルト50、52の下流プーリ56および上流プーリ58は、他方のプーリ56、58の横断方向の端と実質的に長手方向で並べられる横断方向の端を各々有する。この目的のために、上流プーリ58の回転の軸62から長手方向中央平面Mまでの距離に対する下流プーリ56の回転の軸60から長手方向中央平面Mまでの距離の比率は、上流プーリ58の直径と下流プーリ56の直径との比率に実質的に等しい。したがって、閉ベルト50、52の両方の案内区域64は実質的に長手方向に延びている。
したがって、それら案内区域64は間に通路54の狭窄部66を定めており、この狭窄部66は、案内区域64同士の間で延びる通路54の区域によって構成されている。この狭窄部66は、実質的に一定の断面を有し、3mmから5mmの間の横断方向の幅を有し、特には、3.5mmから4.5mmの間の横断方向の幅を有する。この横断方向の幅は、有利には、押出機12のダイスによって定められるオリフィスの直径の30%より大きく、好ましくは40%より大きい。それにも拘らず、横断方向の幅は、押出機12のダイスによって定められるオリフィスの直径の60%未満に留まり、好ましくは50%未満に留まる。
狭窄部66の長手方向の長さは、好ましくは150mmから250mmの間であり、好ましくは170mmから190mmの間である。
各々の閉ベルト50、52について、ベルト50、52が間に備え付けられるプーリ56、58の一方はモータ67によって駆動される(図5)。したがって、ベルト50、52は、案内区域64の各々の点が、上流プーリ58から下流プーリ56へと、他方のベルト50、52の案内区域64の速度と実質的に等しい速度で移動するように駆動される。ベルト50、52の速度は、具体的には、ベルト28の速度V2と実質的に等しい。
各々の閉ベルト50、52は、好ましくは織物から作られる。各々の閉ベルト50、52は、ベルト50、52が間に備え付けられるプーリ56、58から離れる方を向く外面68を有する。この外面68は、例えばポリウレタンといった、食品との接触と適合する材料で有利には覆われる。
図3を参照すると、押さえ装置40は、通路54の入口において、通路54におけるチーズストリング19の鉛直方向の位置決めを修正するための進入案内装置70も備える。この案内装置70は、下方横断シリンダ72と上方案内板74とを備える。
シリンダ72と板74との間の鉛直方向距離は、有利には、押出機12のダイスによって定められるオリフィスの直径の100%から150%の間であり、好ましくは120%から130%の間である。具体的には、この目的のために、シリンダ72に対する案内板74の鉛直方向の位置は、好ましくは調節可能である。
シリンダ72は、その軸の周りでフレームに対して回転するように備え付けられる。
板74は、実質的に平坦である、軸72を向く下面(図示せず)を定める。
シリンダ72は、有利にはステンレス鋼から作られる。板74は、有利には高密度ポリエチレン(HDPE)500から作られる。
図4を参照すると、押さえ装置40は、通路54の出口において、巻き付け機42に対するチーズストリングの正確な鉛直方向の位置決めを確保するために、送出案内部材76をさらに備える。この送出案内部材76は、具体的には、チーズストリングを巻き付け機42に押し付けるように設計されている。
この目的のために、案内部材76は、示されている例では、実質的に平坦な底面(図示せず)を有する板によって構成される。この板は、典型的には、ステンレス鋼から作られる。
図5を参照すると、巻き付け機42は、フレームに対して長手方向Xにおいて並進で移動するように備え付けられるスライダ80と、回転の軸84の周りでスライダ80に対して回転するように備え付けられる心棒82と、押さえ装置40からの出口においてチーズストリングを把持するための部材86とを備える。
スライダ80は、図2および図5に示されている、把持部材86が押さえ装置40の出口において置かれる係合位置と、図4に描写されている、把持部材86が押さえ装置40の出口からある距離にある非係合位置との間で、長手方向Xにおいて並進で移動可能である。
心棒82は、押さえ装置40からの出口においてチーズストリングを受け入れるための上面88を定めている。この面88は、実質的に平面であり、ここでは実質的に水平でもある。
面88は、具体的には、実質的に回転の軸84において中心が置かれている。
面88は、典型的にはHDPE500のものである。
回転の軸84は、プーリの回転の軸60、62と実質的に平行である。示されている例では、そのため回転の軸84は実質的に鉛直である。
さらに、回転の軸84は心棒82に対して固定されており、別の言い方をすれば、回転の軸84は、設備10の部品同士の間でのそれらの結び付けによって許容されるような設備10の他の部品に対する心棒82の変位に拘わらず、心棒82に付着された任意の基準に対して不動である。回転の軸84は、スライダ80に対して、および、把持部材86に対しても固定されている。
把持部材86は回転の軸84に中心が置かれる。そのため、把持部材86は、示されている例では、受入面88に中心が置かれてもいる。
把持部材86は、押さえ装置40の長手方向中央平面Mに実質的に配置されてもおり、つまり、把持部材86の中心(図示せず)から長手方向中央平面Mまでの距離は、1cm未満であり、特には5mm未満である。
把持部材86は、心棒82と共に回転の軸84の周りで回転可能となるために、心棒82に備え付けられている。別の言い方をすれば、把持部材86は、心棒82に対して回転の軸84の周りで回転するように備え付けられている。
把持部材86は、把持部材86が受入面88の下方にある心棒82の内側の格納位置(図示せず)と、把持部材86が受入面88から鉛直方向上向きに突出する、図4および図5において見られる、心棒82から出た展開位置との間で、心棒82に対して、鉛直方向Zにおいて並進で移動するように備え付けられてもいる。
把持部材86は、典型的にはステンレス鋼の実質的に鉛直の棒材から各々成る2つの爪89の形態にある(図4)。心棒82は、図2において見られる開始構成にあるとき、これらの2つの爪89は、狭窄部66の横断方向の幅の100%から300%の間の幅で互いに実質的に横断方向で並び、互いから横断方向で離間されている。
把持部材86の中心は2つの爪89から等距離にある。
巻き付け機42は、フレームに対するスライダ80の並進を駆動するための第1の駆動部材90と、心棒82をスライダ80に対して回転させるための第2の駆動部材92と、心棒82に対する把持部材86の並進を駆動するための第3の駆動部材94と、押さえ装置40の出口におけるチーズストリング19の始端97Aおよび終端97B(図1)の通過を検出するための検出装置96と、検出装置96によって検出された通過の関数として駆動部材90、92、94を制御するための制御モジュール98とをも備える。
第1の駆動部材90は、線形スライダシステムを駆動する回転サーボモータによって典型的には構成される。
第2の駆動部材92は回転電気モータによって典型的には構成される。
第3の駆動部材94は空気圧シリンダによって典型的には構成される。
検出装置96はレーザーセンサによって典型的には構成される。
制御モジュール98は、記憶装置が記憶するプログラムを含み、プログラムを実行するための処理装置に連結される情報処理ユニットとして典型的には具現化される。代替で、制御モジュール98は、プログラム可能論理構成要素の形態で、または、巻き付け機42に含まれる専用集積回路の形態で、少なくとも一部作られ得る。
制御モジュール98は、心棒82の回転の開始と、チーズストリングの始端97Aの通過の検出装置96による検出の後の第1の所定の期間に続くスライダ80のその非係合位置に向けての並進とを制御するように設計されている。この第1の所定の期間は、以下の計算、すなわち、D/VPによって得られる秒で表される値の105%から120%の間であり、ここで、Dは、スライダ80がその係合構成にあるときのセンサ96と投入部材86との間のメートルで表される長手方向の距離であり、VPは、押さえ装置40のベルト50、52の1秒間あたりのメートルで表される速度である。
制御モジュール98は、螺旋状のチーズストリング19が巻き付けられるときに各々のチーズストリング19が把持部材86と押さえ装置40との間で引き伸ばされたままとなるように、心棒82の回転の速度と、スライダ80の移動の速度とを制御するように設計されてもいる。
制御モジュール98は、心棒82の回転の停止と、チーズストリング19の終端97Bの通過の検出装置96による検出の後の第2の所定の期間の後のスライダ80のその非係合位置に向けての並進の加速とを制御するようにさらに設計されている。この第2の所定の期間は第1の所定期間と典型的には実質的に等しい。
制御モジュール98は、チーズストリング19の終端97Bの通過の検出装置96による検出の後の第3の所定の期間の終わりにおいてスライダ80がその非係合位置に到達したときに心棒82における把持部材86の格納を制御するようにさらに設計されている。
最後に、制御モジュール98は、スライダ80がその非係合位置に到達した後の第3の所定の期間に続いて、スライダ80をその係合位置へと戻す、心棒82をその初期構成へと戻す、および、把持部材86をその展開位置へと戻す制御をするように設計されている。
最後に、巻き付け機42は、形成されたチーズ螺旋物に対してチーズストリング19の終端97Bを折り畳むために側方案内部99を備える(図4)。この側方案内部99は、図示されているように、心棒82を向き、把持部材86から所定の距離において配置される平面状の面を定める長手方向に伸長された棒材によって典型的には形成され、この所定の距離は、典型的には20mmから30mmの間であり、特には21mmから25mmの間である。
示されている例では、係合解除部材44は、スライダ80がその非係合位置にあるときにチーズ螺旋物を心棒82から外に押すように設計された押し工具によって形成されている。示されている変形によれば、係合解除部材44は把持部材の形態である。
設備10によって実施されるチーズ螺旋物を製作するための方法100は、ここでは図6を参照して記載されている。
初めに、押出機12には、チーズペーストを提供する最初のステップ110の間にチーズペーストが送り込まれる。
このチーズペーストは、具体的には、自由に走行するペーストによって構成される。
有利には、このチーズペーストは酵素凝固によって得られている。
具体的な実施形態によれば、チーズペーストは、圧搾されたチーズの種類の製品である。本発明の文脈においては、圧搾されたチーズの種類の製品は、Codex Standard STAN 283-1978によるセミハードチーズ製品に対応する、WCDCが54%から69%の間である圧搾されたチーズ製品である。
Codex Standard STAN 283-1978は、脱脂されたチーズ製品の含水量(WCDC)によるチーズ製品の分類を提示している。54%から69%の間のWCDCを伴うチーズ製品はセミハードチーズ製品と呼ぶことができ、67%より大きいWCDCを伴うチーズ製品はソフトチーズ製品と呼ぶことができる。
「含まれる」という表現は幅広い意味で理解されるものである。したがって、一方で量Aが第1の値A1以上であるとき、および、他方で量Aが第2の値A2以下であるとき、量Aは第1の値A1と第2の値A2との間にある。
典型的には、WCDCは、次のように、すなわち、(チーズにおける水の重量)x100/(チーズの全重量-チーズにおける脂肪の重量)と計算される。
好ましくは、方法100で使用されるチーズペーストは、チーズペーストの全重量に対して重量で47%から55%の間の固形分を有する。
そのため、チーズペーストは、押出ステップ120の間に押出機12によって押し出される。したがって、押出機12の出口では、連続したチーズストリング13が得られ、長手方向Xにおいて伸長され、チーズストリング13の繊維のほとんど、つまり、70%超、好ましくはすべて、つまり、99%超が、ストリング13の伸長の方向において方向付けられ、これは、押出機12の出口における高温のストリング13の手作業の分離によって、つまり、ストリング13の2つの反対の縁をつまんでそれらを互いから横断方向に分離することで、容易に目に見え、ストリングは、その長さの方向において分割でき、そのため、ストリング13の繊維は伸長の方向において方向付けられる。
そのため、チーズストリング13は、第1の移送ステップ130の間、第1の駆動ベルト22によって切断ステーション18へと導かれ、切断ステーション18では、ステップ140の間、チーズストリング13は、300mmから400mmの間の長さ、好ましくは実質的に350mmに等しい長さのストリング19へと連続して切断される。したがって、チーズストリング19が得られ、図1において見られるように、各々のストリング19は、長手方向Xにおいて伸長され、伸長の方向に従って、最も下流に位置決めされるストリング19の端によって構成される始端97Aと、最も上流に位置決めされるストリング19の端によって構成される終端97Bとを呈している。
次に、各々のストリング19は、第2の移送ステップ150の間、第2の駆動ベルト28によって巻き付けステーション20へと導かれ、巻き付けステーション20では、ストリング19は、移行ステップ160の間に押さえ装置40を通過し、チーズ螺旋物を形成するために、巻き付けステップ170の間、それ自体において螺旋状に巻き付けられる。
移行ステップ160の間、長手方向Xにおいて方向付けられて到着するチーズストリング19は、案内装置70によって最初に案内され、案内装置70は、ベルト50、52に対するチーズストリングの鉛直方向の位置を調節する。そのため、チーズストリング19はベルト50、52によって支持され、ベルト50、52はこのチーズストリング19を長手方向Xにおいて駆動する。そのようにするとき、チーズストリング19は、狭窄部66に到着するまで通路54において前進する。そこで、狭窄部66はチーズストリング19より狭くなっており、チーズストリング19は横断方向Yにおいて押し潰される。結果として、チーズストリング19の断面は、鉛直方向Zにおいて伸長された楕円形を取る。
したがって、チーズストリング19は、通路54の出口まで押し潰されて維持され、その出口で、心棒82の受入面88で受け入れられる。この押し潰しのおかげで、押さえ装置40の出口におけるチーズストリング19の横断方向の幅は、押さえ装置40の入口におけるチーズストリング19の横断方向の幅の90%未満である。しかしながら、押さえ装置40の出口におけるチーズストリング19の横断方向の幅は、押さえ装置40の入口におけるチーズストリング19の横断方向の幅の40%超のままであり、好ましくは50%超のままである。
具体的には、押さえ装置40の出口におけるチーズストリング19の横断方向の幅は、典型的には実質的に4mmに等しい。
チーズストリング19が押さえ装置40を離れるとき、巻き付けステップ170が開始する。
この巻き付けステップ170の開始において、チーズストリング19の温度は35℃より高く、好ましくは35℃から50℃の間である。巻き付けステップ170が短いため、この温度を実質的に巻き付けステップ170の期間全体にわたって維持することになる。実際、巻き付けステップ170の間のこの温度の使用は、チーズストリング19の表面において現れるその後の溶解または割れをもたらすことなく、互いに対する巻回の密着を確保することを可能にすることが、驚くべきことに観察されている。
巻き付けステップ170は、押さえ装置40から出てくるチーズストリング19の始端97Aの排出の検出装置96による検出の第1の下位ステップ171を最初に含む。この検出は、典型的には、検出装置96が発するレーザービームが途切れることを検出装置96が検出するときに有効となる。
この下位ステップ171に続くのは、押さえ装置40からのその出口において把持部材86によるチーズストリング19の始端97Aを把持する下位ステップ172である。この下位ステップ172では、スライダ80はその係合位置にあり、心棒82はその開始構成にあり、把持部材86は展開されている。次に、チーズストリング19は把持部材86の爪89の間で係合させられる。これは、押さえ装置40からのその出口において、チーズストリング19が押さえ装置40の長手方向中央平面Mにおいて含まれるため、容易に達成され、その平面では把持部材86も含まれる。また、心棒82の受入面88は、チーズストリング19を下方から支持し、そのためチーズストリング19が把持部材86の位置に対して下向きに偏向するのを防止し、一方、送出案内部材76は、この受入面88においてチーズストリング19を平坦にし、これによってチーズストリング19が把持部材86の位置に対して上向きに偏向するのを防止し、これは、チーズ螺旋物が竹笠の形態を取るのを回避する。最後に、爪89同士の間の横断方向の空間は、爪89同士の間でのチーズストリング19の始端97Aの通過を許容するのに十分である。
この下位ステップ172の間、把持部材86が押さえ装置40の出口の近くに位置決めされるため、これは、チーズストリング19が把持部材86の位置に対して横断方向で逸脱するのを防止し、チーズストリング19が把持された瞬間に楕円の断面を保有したことをさらに確実にする。
次に、心棒82および把持部材86が回転の軸84の周りでスライダ80に対して回転し、一方、スライダ80は長手方向Xに沿って押さえ装置40から離れる方へと並進させられ、それによって回転の軸84、心棒82、および把持部材86を駆動する、下位ステップ173が開始する。この下位ステップ173は、第1の検出ステップ171の後に第1の所定の期間の終わりに手配される。
把持部材86のそれ自体での回転は、チーズストリング19をそれ自体において巻き付かせ、したがってチーズ螺旋物を形成させることができる。
この下位ステップ173の間、心棒82の回転の速度とスライダ80の並進の速度とは、チーズストリング19を押さえ装置40の出口と把持部材86との間で引き伸ばしたままとするために、つまり、押さえ装置40と、すでに巻き付けられたチーズストリング19の部分との間のチーズストリング19の一部分が、直線的に延びるように引き伸ばしたままとするために、調整される。この目的のために、心棒82の回転の速度とスライダ80の並進の速度とは、ベルト50、52の速度VPとチーズ螺旋物の外周の増加とに連動させられる。これは、チーズストリング19をチーズ螺旋物に押し付けることができ、したがって、異なる巻回同士の間に良好な接着のレベルを確保することができる。
下位ステップ173の最中、検出装置96は、第2の検出の下位ステップ174の間、押さえ装置40からのチーズストリング19の終端97Bの排出を検出する。この検出は、典型的には、検出装置96が発するレーザービームの再構築を検出装置96が検出するときに有効となる。
この第2の検出の下位ステップ174に続く第2の所定の期間の終わりに、チーズ螺旋物は形成されている。次に、下位ステップ173が終わり、このように形成されたチーズ螺旋物の係合解除の下位ステップ175を開始する。
下位ステップ175の間、スライダ80に対する心棒82および把持部材86の回転が停止させられる。非係合位置へのスライダ80の並進は加速させられる。
次に、スライダ80がその非係合位置に到達したとき、把持部材86は、格納の下位ステップ176の間に心棒82の内側に格納される。この下位ステップ176は、第2の検出の下位ステップ174の後に第3の所定の期間の終わりに手配される。
巻き付けステップ170が完了されると、チーズ螺旋物は、格納ステップ180の間に係合解除部材44によって心棒82から取り外される。
次に、巻き付け機42を再初期化するステップ190の間、スライダ80は係合位置へと戻され、心棒82はその開始位置へと戻され、把持部材86は再び展開させられる。そのため、巻き付け機42は、押さえ装置40から出てくる新たなチーズストリング19を巻き付ける準備ができる。
前述した発明のおかげで、高速でより低いコストでチーズ螺旋物を製作することが可能である。
また、このように製作されたチーズ螺旋物は、以前の機器では可能ではなかった渦巻コイルの外観を有することができる。実際、作業させることができるようにするために、チーズ製品は、それらがそれ自体の重量の影響の下で潰れようとする温度範囲で取り扱われる必要があり、これは、品質の良いストリングが鉛直方向の軸の周りで巻かれることを妨げる。しかしながら、ここでは、チーズストリング19を押さえ装置40から解放した直後にチーズストリング19を把持することで、チーズストリング19がそれ自体の重量の影響の下で膨らむ時間をチーズストリング19に与えることを回避している。
最後に、このように得られたチーズ螺旋物は、具体的には、異なる巻回の間で存在する低度の接着と、各々の巻回の内部の繊維の方向付けとのおかげで、それらの消費のときに容易に巻き解くことができる。
10 製作設備、設備
12 押出機
13 チーズストリング
14 送り込み部材
16 移送ステーション
18 切断ステーション
19 チーズストリング
20 巻き付けステーション
22 第1の駆動ベルト
24 上流端
26 下流端
28 第2のコンベヤベルト駆動部、駆動ベルト
30 上流端
32 下流端
40 押さえ装置
42 巻き付け機
44 係合解除部材
50 第1の閉ベルト
52 第2の閉ベルト
54 通路
56 下流プーリ
58 上流プーリ
60、62 回転の軸
64 案内区域
66 狭窄部
67 モータ
68 外面
70 進入案内装置
72 下方横断シリンダ、軸
74 上方案内板、板
76 送出案内部材
80 スライダ
82 心棒
84 回転の軸
86 把持部材
88 上面、受入面
89 爪
90 第1の駆動部材
92 第2の駆動部材
94 第3の駆動部材
96 検出装置
97A 始端
97B 終端
98 制御モジュール
99 側方案内部
500 高密度ポリエチレン
M 長手方向中央平面
V1、V2 駆動ベルトの速度
X 長手方向
Y 横断方向
Z 鉛直方向

Claims (20)

  1. チーズ螺旋物を製作するための方法(100)であって、
    チーズペーストを提供するステップ(110)と、
    チーズストリング(19)を形成するように前記チーズペーストを押し出すステップ(120)と、
    前記チーズ螺旋物を形成するように前記チーズストリング(19)をそれ自体において巻き付けるステップ(170)と、
    を含むことを特徴とするチーズ螺旋物を製作するための方法(100)。
  2. 前記チーズストリング(19)による押さえ装置(40)の通過の追加のステップ(160)であって、前記通過の間、長手方向(X)において伸長される前記チーズストリング(19)は、この長手方向(X)において駆動され、前記長手方向(X)に対して実質的に垂直の横断方向(Y)において押し潰される、追加のステップを含み、
    前記巻き付けるステップ(170)は、
    前記押さえ装置(40)の排出部における、把持部材(86)による前記チーズストリング(19)の始端(97A)の把持の下位ステップ(172)と、次に、
    前記長手方向(X)および前記横断方向(Y)に対して略垂直の回転の軸(84)の周りでの前記把持部材(86)の回転の下位ステップ(173)と、
    を含む、請求項1に記載のチーズ螺旋物を製作するための方法(100)。
  3. 前記回転のステップ(173)は、前記把持部材(86)を前記回転の軸(84)と一緒に前記押さえ装置(40)からある距離まで同時に移動させることを含む、請求項2に記載のチーズ螺旋物を製作するための方法(100)。
  4. 前記回転の軸(84)と合わせて前記把持部材(86)の変位は、前記横断方向(Y)および前記長手方向(X)によって定められる平面における移動の方向において実施され、前記変位の方向は、とりわけ前記長手方向(X)によって構成される、請求項2に記載のチーズ螺旋物を製作するための方法(100)。
  5. 前記把持部材(86)は前記回転の軸(84)に中心が置かれる、請求項2から4のいずれか一項に記載のチーズ螺旋物を製作するための方法(100)。
  6. 前記回転の軸(84)は略鉛直である、請求項2から5のいずれか一項に記載のチーズ螺旋物を製作するための方法(100)。
  7. 前記巻き付けるステップ(170)は、前記押さえ装置(40)から出てくる前記チーズストリング(19)の前記始端(97A)の排出を検出すること(171)を含み、前記把持部材(86)の前記回転のステップ(173)は、前記検出(171)の後の所定の期間の後に手配される、請求項2から6のいずれか一項に記載のチーズ螺旋物を製作するための方法(100)。
  8. 前記チーズストリング(19)が前記押さえ装置(40)を通過する間、前記チーズストリング(19)は、前記押さえ装置(40)によって定められる長手方向の通路(54)に追従し、前記通路(54)は、3mmから5mmの間の横断方向の幅を有する狭窄部(66)を有する、請求項2から7のいずれか一項に記載のチーズ螺旋物を製作するための方法(100)。
  9. 前記把持部材(86)は、前記把持部材(86)の前記回転の開始の前に、互いと略横断方向で並べられ、前記狭窄部(66)の前記横断方向の幅の100%から300%の間の幅によって互いから横断方向で離間される2つの爪(89)の形態にある、請求項8に記載のチーズ螺旋物を製作するための方法(100)。
  10. 前記押さえ装置(40)は、前記チーズストリング(19)の前記通路(54)を間に定める第1および第2の閉ベルト(50、52)を備え、前記第1および第2の閉ベルト(50、52)の各々は、前記回転の軸(84)と略平行で互いから長手方向において離間される2つのプーリ(60、62)の間で引っ張られ、前記第1および第2の閉ベルト(50、52)の各々は、前記プーリ(60、62)同士の間に配置される、略長手方向に延びる案内区域(64)を備え、各々の第1および第2の閉ベルト(50、52)の前記案内区域(64)は他方の閉ベルト(50、52)の前記案内区域(64)を向き、前記通路(54)の前記狭窄部(66)は、前記案内区域(64)同士の間で延びる前記通路(54)の部分によって構成される、請求項8または9に記載のチーズ螺旋物を製作するための方法(100)。
  11. 前記押さえ装置(40)は、前記通路(54)の入口において、前記長手方向(X)および前記横断方向(Y)によって定められる平面に対して垂直の方向において、前記通路(54)における前記チーズストリング(19)の位置決めを調節するための進入案内装置(70)を備える、請求項8から10のいずれか一項に記載のチーズ螺旋物を製作するための方法(100)。
  12. 前記チーズストリング(19)は、前記押さえ装置(40)のその排出部において、支持体(82)において受け入れられる、請求項1から11のいずれか一項に記載のチーズ螺旋物を製作するための方法(100)。
  13. 前記押さえ装置(40)は、その排出部において、前記チーズストリング(19)を前記支持体(82)に押し付けるための送出案内部材(76)を備える、請求項12に記載のチーズ螺旋物を製作するための方法(100)。
  14. 前記巻き付けるステップ(170)は、把持部材(86)を前記支持体(82)の内側に格納する追加の下位ステップ(176)を含む、請求項12または13に記載のチーズ螺旋物を製作するための方法(100)。
  15. 前記巻き付けるステップ(170)は、前記押さえ装置(40)からの前記チーズストリング(19)の終端(97B)の排出を検出するための追加の下位ステップ(174)を含み、前記支持体(82)の内部への前記把持部材(86)の前記格納は、前記検出(174)の後の所定期間の後に手配される、請求項14に記載のチーズ螺旋物を製作するための方法(100)。
  16. 把持部材(86)および回転の軸(84)の変位は長手方向の並進から成る、請求項2から15のいずれか一項に記載のチーズ螺旋物を製作するための方法(100)。
  17. 前記チーズストリング(19)は、把持部材(86)の移動の間、前記押さえ装置(40)の出口と前記把持部材(86)との間で張って保持される、請求項2から16のいずれか一項に記載のチーズ螺旋物を製作するための方法(100)。
  18. 前記チーズストリング(19)は繊維を備え、前記繊維の大部分は、前記チーズストリング(19)の伸長の方向で方向付けられる、請求項1から17のいずれか一項に記載のチーズ螺旋物を製作するための方法(100)。
  19. 前記巻き付けるステップ(170)の間、前記チーズストリング(19)は35℃を超える温度にある、請求項1から18のいずれか一項に記載のチーズ螺旋物を製作するための方法(100)。
  20. 螺旋状のチーズストリング(19)を巻き付けるための巻き付け装置(20)であって、
    フレームと、
    前記チーズストリング(19)を長手方向(X)において前記フレームに対して駆動する一方で、前記チーズストリング(19)を、前記長手方向(X)に対して略垂直の横断方向(Y)において圧縮するように設計され、出口、および、前記出口において前記チーズストリング(19)を把持するための部材(86)を有する押さえ装置(40)であって、把持部材(86)が、前記横断方向(Y)および前記長手方向(X)に対して略垂直である回転の軸(84)の周りで前記フレームに対して回転するように備え付けられる、押さえ装置(40)と
    を備える巻き付け装置(20)。
JP2019550789A 2017-03-15 2018-03-15 チーズ螺旋物を製作するための方法、および巻き付け装置 Pending JP2020511138A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR1752105 2017-03-15
FR1752105A FR3063873B1 (fr) 2017-03-15 2017-03-15 Procede de production d'une spirale fromagere et dispositif d'enroulement pour une telle production
PCT/EP2018/056582 WO2018167229A1 (fr) 2017-03-15 2018-03-15 Procédé de production d'une spirale fromagère et dispositif d'enroulement pour une telle production

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020511138A true JP2020511138A (ja) 2020-04-16

Family

ID=58707841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019550789A Pending JP2020511138A (ja) 2017-03-15 2018-03-15 チーズ螺旋物を製作するための方法、および巻き付け装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US20200068943A1 (ja)
EP (1) EP3595457B1 (ja)
JP (1) JP2020511138A (ja)
CN (1) CN110430761B (ja)
CA (2) CA3055371A1 (ja)
ES (1) ES2886594T3 (ja)
FR (1) FR3063873B1 (ja)
WO (1) WO2018167229A1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55124451A (en) * 1979-03-20 1980-09-25 Snow Brand Milk Prod Co Ltd Preparation of bite-size cheese product
JPS57500962A (ja) * 1980-07-11 1982-06-03
JPH02186938A (ja) * 1989-01-11 1990-07-23 Kirin Brewery Co Ltd 筒形状チーズ及びその製造方法
US20130309378A1 (en) * 2012-03-30 2013-11-21 Daniel R. Lindgren Cheese forming apparatus and method

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5792497A (en) * 1997-07-10 1998-08-11 Stainless Steel Fabricating, Inc. Method and apparatus for producing twisted string cheese products
US6200617B1 (en) * 1999-10-08 2001-03-13 Van Melle Usa Inc. Method of making a tacked coiled food product
DK1252821T3 (da) * 2001-04-27 2005-11-14 Kraft Foods R & D Inc Fremgangsmåde og apparat til at fremstille endelöse ruller af et elastisk levnedsmiddelprodukt
US7585531B2 (en) * 2007-02-21 2009-09-08 Frito-Lay North America, Inc. Method for production of rolled dough food piece
CA2843151A1 (en) * 2011-07-26 2013-01-31 General Mills, Inc. Continuous cheese production process

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55124451A (en) * 1979-03-20 1980-09-25 Snow Brand Milk Prod Co Ltd Preparation of bite-size cheese product
JPS57500962A (ja) * 1980-07-11 1982-06-03
JPH02186938A (ja) * 1989-01-11 1990-07-23 Kirin Brewery Co Ltd 筒形状チーズ及びその製造方法
US20130309378A1 (en) * 2012-03-30 2013-11-21 Daniel R. Lindgren Cheese forming apparatus and method

Also Published As

Publication number Publication date
CA3055371A1 (fr) 2018-09-20
CN110430761A (zh) 2019-11-08
US20200068943A1 (en) 2020-03-05
WO2018167229A1 (fr) 2018-09-20
CN110430761B (zh) 2023-10-13
FR3063873B1 (fr) 2019-04-19
FR3063873A1 (fr) 2018-09-21
CA3101741A1 (fr) 2018-09-20
ES2886594T3 (es) 2021-12-20
EP3595457B1 (fr) 2021-08-11
EP3595457A1 (fr) 2020-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN203005804U (zh) 一种线材自动绕扎裁一体机
CA2919389C (en) Method and machine for automatically coiling in spool form pipes with a constant internal pressure
JP6993700B2 (ja) 連続して供給される製品の伸張性フィルムによる包装方法及び包装機
CN103449218A (zh) 保鲜膜自动收换卷切断方法及其机构
US2862350A (en) Process and apparatus for producing pellets from thermoplastic sheet material
US5529795A (en) Method and apparatus for producing longitudinal pasta filata cheese products
CN203512872U (zh) 保鲜膜自动收换卷机构
JP2020511138A (ja) チーズ螺旋物を製作するための方法、および巻き付け装置
US4469542A (en) Method of making a piece of tube from a flat web of flexible material, and apparatus for carrying out the method
US11155429B2 (en) Machine and method for winding strips of web material with means for the transverse cutting of the strips at the end of winding
US4190690A (en) Manufacture of sealed-end tubular thermoplastic net bagging
IT201900000733A1 (it) Metodo e macchina per la realizzazione di un involtino alimentare
CN211710024U (zh) 具有打孔机构的吹塑机
KR101679676B1 (ko) 로프형 그물망 접착, 절단기
CN210012408U (zh) 一种新型的分层输送带切边装置
EP2141005A2 (en) Method of manufacturing mesh-reinforced thermoplastic membranes
EP0010873A1 (en) Flat plastic net and process and apparatus for manufacturing flat plastic net
JP4148541B2 (ja) 合成糸のバンドル化方法及びバンドル化装置
US4289569A (en) Manufacture of sealed-end tubular thermoplastic net bagging
CN113493132A (zh) 一种塑料薄膜生产用新型吹膜机
JP4201788B2 (ja) 合成糸のバンドル化方法及びバンドル化装置
KR20190040461A (ko) 블록 삽입형 합성수지 이중벽관 제조장치
CN209978737U (zh) 一种智能自动花环生产装置
CN203512871U (zh) 保鲜膜自动切断机构
CA1143350A (en) Accumulator for tenuous material

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210921

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210922

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220418