JP2020511047A - Nr ssにおけるue多重化のための基準信号およびtx/rxプリコーディング - Google Patents

Nr ssにおけるue多重化のための基準信号およびtx/rxプリコーディング Download PDF

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Abstract

ニューラジオ(NR)共有スペクトルネットワークにおけるユーザ機器(UE)多重化のための基準信号および送信機(Tx)/受信機(Rx)プリコーディングについて説明する。いくつかの基準信号では、基地局は、識別されたサブフレーム内のアップリンク基準信号の送信のために複数のUEをスケジュールし得る。基地局は、基準信号構成メッセージを送信することができ、基準信号構成メッセージは、アップリンク基準信号の送信のために割り当てられたアンテナポートのための多重化を識別する送信シーケンス識別子を含む。多重化は、識別されたサブフレームにわたる周波数分割多重化(FDM)および時分割多重化(TDM)の一方または両方であり得る。追加の基準信号、送信プリコーダは、アップリンク基準信号に基づいて決定されたチャネル行列のチャネル反転計算に基づいて基地局によって識別され得る。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2017年2月21日に出願された「REFERENCE SIGNAL AND TX/RX PRECODING FOR UE MULTIPLEXING IN NR SS」と題する米国仮特許出願第62/461,510号、および2018年2月16日に出願された「REFERENCE SIGNAL AND TX/RX PRECODING FOR UE MULTIPLEXING IN NR SS」と題する米国非仮特許出願第xx/xxx,xxx号の利益を主張し、両方の開示の全体が、以下に完全に記載されるかのように、すべての適用可能な目的のために、参照により本明細書に組み込まれる。
本開示の態様は、一般にワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、ニューラジオ(NR)共有スペクトルネットワークにおけるユーザ機器(UE)多重化のための基準信号および送信機(Tx)/受信機(Rx)プリコーディングに関する。
ワイヤレス通信ネットワークは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることが可能な多元接続ネットワークである場合がある。通常は多元接続ネットワークであるそのようなネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって、複数のユーザのための通信をサポートする。そのようなネットワークの一例が、ユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(UTRAN:Universal Terrestrial Radio Access Network)である。UTRANは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によってサポートされる第3世代(3G)モバイルフォン技術である、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)の一部として定められた無線アクセスネットワーク(RAN)である。多元接続ネットワークフォーマットの例には、符号分割多元接続(CDMA(登録商標))ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングルキャリアFDMA(SC-FDMA)ネットワークが含まれる。
ワイヤレス通信ネットワークは、いくつかのユーザ機器(UE)のための通信をサポートすることができる、いくつかの基地局またはノードBを含み得る。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクを介して基地局と通信してもよい。ダウンリンク(または順方向リンク)は基地局からUEへの通信リンクを指し、アップリンク(または逆方向リンク)はUEから基地局への通信リンクを指す。
基地局は、ダウンリンク上でUEにデータおよび制御情報を送信してよく、かつ/またはアップリンク上でUEからデータおよび制御情報を受信してよい。ダウンリンク上で、基地局からの送信は、ネイバー基地局からの、または他のワイヤレス無線周波数(RF)送信機からの送信に起因する干渉を受ける場合がある。アップリンク上で、UEからの送信は、ネイバー基地局と通信する他のUEのアップリンク送信からの、または他のワイヤレスRF送信機からの干渉を受ける場合がある。この干渉は、ダウンリンクとアップリンクの両方において性能を低下させる場合がある。
モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増加し続けるにつれて、より多くのUEが長距離ワイヤレス通信ネットワークにアクセスし、より多くの短距離ワイヤレスシステムが地域に展開されることに伴って、干渉および輻輳ネットワークの可能性が高まっている。モバイルブロードバンドアクセスへの増大する需要を満たすためだけではなく、モバイル通信のユーザエクスペリエンスを進化および向上させるために、ワイヤレス技術を進化させるための研究開発が続けられている。
本開示の一態様では、ワイヤレス通信の方法は、基地局によって、識別されたサブフレーム内の1つまたは複数のアップリンク基準信号の送信のために複数のUEをスケジュールするステップと、基地局によって、基準信号構成メッセージを送信するステップであり、基準信号構成メッセージは、複数のUEによる1つまたは複数のアップリンク基準信号の送信に割り当てられた1つまたは複数のアンテナポートの多重化を識別する送信シーケンス識別子を含み、多重化は、識別されたサブフレームにわたる周波数分割多重化(FDM)および時分割多重化(TDM)の一方または両方である、ステップと、基地局において、スケジューリングに従って、識別されたサブフレーム内の複数のアップリンク基準信号を複数のUEのうちの1つまたは複数から受信するステップとを含む。
本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信の方法は、基地局によってサービスされる1つまたは複数のUEによって受信された1つまたは複数のアップリンク基準信号に基づいて、基地局によって、チャネル行列を推定するステップと、基地局によって、チャネル行列の共役転置に、チャネル行列とチャネル行列の共役転置との積の反転を掛けたものから得られるチャネル反転行列を計算するステップと、基地局によって、1つまたは複数のUEの各々に対応する計算のチャネル反転行列の対応する列ベクトルを選択するステップと、信号対漏洩比(SLR)プリコーダ行列を取得するために、基地局によって、選択された対応する列ベクトルに特異値分解を適用するステップと、基地局によって、1つまたは複数のUEのうちの1つの送信プリコーダを、SLRプリコーダ行列の最小左特異ベクトルのランク値数として識別するステップと、基地局によって、送信プリコーダを使用してプリコーディングされた1つまたは複数のUEのうちの1つにデータを送信するステップとを含む。
本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信のために構成された装置は、基地局によって、識別されたサブフレーム内の1つまたは複数のアップリンク基準信号の送信のために複数のUEをスケジュールする手段と、基地局によって、基準信号構成メッセージを送信する手段であり、基準信号構成メッセージは、複数のUEによる1つまたは複数のアップリンク基準信号の送信に割り当てられた1つまたは複数のアンテナポートの多重化を識別する送信シーケンス識別子を含み、多重化は、識別されたサブフレームにわたるFDMおよびTDMの一方または両方である、手段と、基地局において、スケジューリングに従って、識別されたサブフレーム内の複数のアップリンク基準信号を複数のUEのうちの1つまたは複数から受信する手段とを含む。
本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信のために構成された装置は、基地局によってサービスされる1つまたは複数のUEによって受信された1つまたは複数のアップリンク基準信号に基づいて、基地局によって、チャネル行列を推定する手段と、基地局によって、チャネル行列の共役転置に、チャネル行列とチャネル行列の共役転置との積の反転を掛けたものから得られるチャネル反転行列を計算する手段と、基地局によって、1つまたは複数のUEの各々に対応する計算のチャネル反転行列の対応する列ベクトルを選択する手段と、SLRプリコーダ行列を取得するために、基地局によって、選択された対応する列ベクトルに特異値分解を適用する手段と、基地局によって、1つまたは複数のUEのうちの1つの送信プリコーダを、SLRプリコーダ行列の最小左特異ベクトルのランク値数として識別する手段と、基地局によって、送信プリコーダを使用してプリコーディングされた1つまたは複数のUEのうちの1つにデータを送信する手段とを含む。
本開示の追加の態様では、プログラムコードを記録したコンピュータ可読記録媒体。プログラムコードは、基地局によって、識別されたサブフレーム内の1つまたは複数のアップリンク基準信号の送信のために複数のUEをスケジュールするためのコードと、基地局によって、基準信号構成メッセージを送信するためのコードであり、基準信号構成メッセージは、複数のUEによる1つまたは複数のアップリンク基準信号の送信に割り当てられた1つまたは複数のアンテナポートの多重化を識別する送信シーケンス識別子を含み、多重化は、識別されたサブフレームにわたるFDMおよびTDMの一方または両方である、コードと、基地局において、スケジューリングに従って、識別されたサブフレーム内の複数のアップリンク基準信号を複数のUEのうちの1つまたは複数から受信するためのコードとをさらに含む。
本開示の追加の態様では、プログラムコードを記録したコンピュータ可読記録媒体。プログラムコードは、基地局によってサービスされる1つまたは複数のUEによって受信された1つまたは複数のアップリンク基準信号に基づいて、基地局によって、チャネル行列を推定するためのコードと、基地局によって、チャネル行列の共役転置に、チャネル行列とチャネル行列の共役転置との積の反転を掛けたものから得られるチャネル反転行列を計算するためのコードと、基地局によって、1つまたは複数のUEの各々に対応する計算のチャネル反転行列の対応する列ベクトルを選択するためのコードと、SLRプリコーダ行列を取得するために、基地局によって、選択された対応する列ベクトルに特異値分解を適用するためのコードと、基地局によって、1つまたは複数のUEのうちの1つの送信プリコーダを、SLRプリコーダ行列の最小左特異ベクトルのランク値数として識別するためのコードと、基地局によって、送信プリコーダを使用してプリコーディングされた1つまたは複数のUEのうちの1つにデータを送信するためのコードとをさらに含む。
本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信のために構成された装置が開示される。装置は、少なくとも1つのプロセッサと、プロセッサに結合されたメモリとを含む。プロセッサは、基地局によって、識別されたサブフレーム内の1つまたは複数のアップリンク基準信号の送信のために複数のUEをスケジュールし、基地局によって、基準信号構成メッセージを送信し、基準信号構成メッセージは、複数のUEによる1つまたは複数のアップリンク基準信号の送信に割り当てられた1つまたは複数のアンテナポートの多重化を識別する送信シーケンス識別子を含み、多重化は、識別されたサブフレームにわたるFDMおよびTDMの一方または両方であり、基地局において、スケジューリングに従って、識別されたサブフレーム内の複数のアップリンク基準信号を複数のUEのうちの1つまたは複数から受信するように構成される。
本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信のために構成された装置が開示される。装置は、少なくとも1つのプロセッサと、プロセッサに結合されたメモリとを含む。プロセッサは、基地局によってサービスされる1つまたは複数のUEによって受信された1つまたは複数のアップリンク基準信号に基づいて、基地局によって、チャネル行列を推定し、基地局によって、チャネル行列の共役転置に、チャネル行列とチャネル行列の共役転置との積の反転を掛けたものから得られるチャネル反転行列を計算し、基地局によって、1つまたは複数のUEの各々に対応する計算のチャネル反転行列の対応する列ベクトルを選択し、SLRプリコーダ行列を取得するために、基地局によって、選択された対応する列ベクトルに特異値分解を適用し、基地局によって、1つまたは複数のUEのうちの1つの送信プリコーダを、SLRプリコーダ行列の最小左特異ベクトルのランク値数として識別し、基地局によって、送信プリコーダを使用してプリコーディングされた1つまたは複数のUEのうちの1つにデータを送信するように構成される。
本開示の一態様では、ワイヤレス通信の方法は、基地局によって、識別されたサブフレーム内の1つまたは複数のアップリンク基準信号の送信のために複数のUEをスケジュールするステップと、基地局によって、基準信号構成メッセージを送信するステップであり、基準信号構成メッセージは、複数のUEによる1つまたは複数のアップリンク基準信号の送信に割り当てられた1つまたは複数のアンテナポートの多重化を識別する送信シーケンス識別子を含み、多重化は、識別されたサブフレームにわたる周波数分割多重化(FDM)および時分割多重化(TDM)の一方または両方である、ステップと、基地局によって、複数のUEの各々に割り当てられた関連するセルグループを識別する仮想セル識別子(ID)を複数のUEの各々にシグナリングするステップであり、関連するセルグループは、基地局と1つまたは複数のネイバー基地局との組合せによってサービスされる、ステップと、基地局において、識別されたサブフレーム内の複数のアップリンク基準信号を複数のUEのうちの1つまたは複数から受信するステップであり、複数のアップリンク基準信号は、仮想セルIDおよびスケジューリングに従って識別される、ステップとを含む。
本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信のために構成された装置は、基地局によって、識別されたサブフレーム内の1つまたは複数のアップリンク基準信号の送信のために複数のUEをスケジュールする手段と、基地局によって、基準信号構成メッセージを送信する手段であり、基準信号構成メッセージは、複数のUEによる1つまたは複数のアップリンク基準信号の送信に割り当てられた1つまたは複数のアンテナポートの多重化を識別する送信シーケンス識別子を含み、多重化は、識別されたサブフレームにわたるFDMおよびTDMの一方または両方である、手段と、基地局によって、複数のUEの各々に割り当てられた関連するセルグループを識別する仮想セルIDを複数のUEの各々にシグナリングする手段であり、関連するセルグループは、基地局と1つまたは複数のネイバー基地局との組合せによってサービスされる、手段と、基地局において、識別されたサブフレーム内の複数のアップリンク基準信号を複数のUEのうちの1つまたは複数から受信する手段であり、複数のアップリンク基準信号は、仮想セルIDおよびスケジュールする手段に従って識別される、手段とを含む。
本開示の追加の態様では、プログラムコードを記録したコンピュータ可読記録媒体。プログラムコードは、基地局によって、識別されたサブフレーム内の1つまたは複数のアップリンク基準信号の送信のために複数のUEをスケジュールするためのコードと、基地局によって、基準信号構成メッセージを送信するためのコードであり、基準信号構成メッセージは、複数のUEによる1つまたは複数のアップリンク基準信号の送信に割り当てられた1つまたは複数のアンテナポートの多重化を識別する送信シーケンス識別子を含み、多重化は、識別されたサブフレームにわたるFDMおよびTDMの一方または両方である、コードと、基地局によって、複数のUEの各々に割り当てられた関連するセルグループを識別する仮想セルIDを複数のUEの各々にシグナリングするためのコードであり、関連するセルグループは、基地局と1つまたは複数のネイバー基地局との組合せによってサービスされる、コードと、基地局において、識別されたサブフレーム内の複数のアップリンク基準信号を複数のUEのうちの1つまたは複数から受信するためのコードであり、複数のアップリンク基準信号は、仮想セルIDおよびスケジュールするためのコードに従って識別される、コードとをさらに含む。
本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信のために構成された装置が開示される。装置は、少なくとも1つのプロセッサと、プロセッサに結合されたメモリとを含む。プロセッサは、基地局によって、識別されたサブフレーム内の1つまたは複数のアップリンク基準信号の送信のために複数のUEをスケジュールし、基地局によって、基準信号構成メッセージを送信し、基準信号構成メッセージは、複数のUEによる1つまたは複数のアップリンク基準信号の送信に割り当てられた1つまたは複数のアンテナポートの多重化を識別する送信シーケンス識別子を含み、多重化は、識別されたサブフレームにわたるFDMおよびTDMの一方または両方であり、基地局によって、複数のUEの各々に割り当てられた関連するセルグループを識別する仮想セルIDを複数のUEの各々にシグナリングし、関連するセルグループは、基地局と1つまたは複数のネイバー基地局との組合せによってサービスされ、基地局において、識別されたサブフレーム内の複数のアップリンク基準信号を複数のUEのうちの1つまたは複数から受信し、複数のアップリンク基準信号は、仮想セルIDおよびスケジュールするための少なくとも1つのプロセッサの構成に従って識別される、ように構成される。
上記は、以下の詳細な説明がより良く理解され得るように、本開示による例の特徴および技術的利点をかなり広範に概説している。以下で、追加の特徴および利点について説明する。開示する概念および具体例は、本開示の同じ目的を実行するために他の構造を変更または設計するための基礎として容易に利用され得る。そのような均等な構成は、添付の特許請求の範囲から逸脱しない。本明細書で開示する概念の特性、それらの構成と動作方法の両方が、関連する利点とともに、添付の図に関して検討されると以下の説明からより良く理解されよう。図の各々は、例示および説明のために提供され、特許請求の範囲の限定の定義として提供されるものではない。
以下の図面を参照することによって、本開示の本質および利点のさらなる理解が実現され得る。添付の図面では、同様の構成要素または特徴は、同じ参照ラベルを有することがある。さらに、同じタイプの様々な構成要素が、参照ラベルにダッシュと同様の構成要素の間で区別する第2のラベルとを続けることによって区別される場合がある。第1の参照ラベルのみが本明細書において使用される場合、その説明は、第2の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のいずれにも適用可能である。
ワイヤレス通信システムの詳細を示すブロック図である。 本開示の一態様に従って構成された基地局およびUEの設計を示すブロック図である。 協調リソース分割のためのタイミング図の一例である。 本開示の態様によるワイヤレス通信を示すブロック図である。 本開示の態様によるアップリンク基準信号多重化を示すタイミング図の一例である。 本開示の態様を実施するように実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図である。 本開示の他の態様を実施するように実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図である。 本開示の一態様による通信ネットワーク内の基地局のブロック図である。 本開示の一態様による通信ネットワーク内のUEのブロック図である。
添付の図面に関連して以下に記載される詳細な説明は、様々な構成の説明を目的としたものであり、本開示の範囲を制限することを意図したものではない。むしろ、詳細な説明は、本発明の主題を完全に理解してもらうために具体的な詳細を含む。これらの具体的な詳細がすべての場合に必要であるとは限らないこと、および場合によっては、提示を明快にするために、よく知られている構造および構成要素がブロック図の形態で示されることは当業者には明らかであろう。
本開示は、一般に、ワイヤレス通信ネットワークとも呼ばれる、2つ以上のワイヤレス通信システムの間の許可された共有アクセスを提供すること、またはそれに参加することに関する。様々な実施形態では、技法および装置は、符号分割多元接続(CDMA(登録商標))ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、シングルキャリアFDMA(SC-FDMA)ネットワーク、LTEネットワーク、GSM(登録商標)ネットワーク、第5世代(5G)またはニューラジオ(NR)ネットワーク、ならびに他の通信ネットワークなどのワイヤレス通信ネットワークに使用される場合がある。本明細書で説明する「ネットワーク」および「システム」という用語は、互換的に使用され得る。
OFDMAネットワークは、発展型UTRA(E-UTRA)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、フラッシュOFDMなどの無線技術を実装し得る。UTRA、E-UTRA、およびGlobal System for Mobile Communications(GSM(登録商標))は、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。特に、ロングタームエボリューション(LTE)は、E-UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E-UTRA、GSM(登録商標)、UMTSおよびLTEは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)という名称の組織から提供された文書に記載されており、cdma2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称の組織からの文書に記載されている。これらの様々な無線技術および規格は、知られているか、または開発中である。たとえば、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)は、世界的に適用可能な第3世代(3G)モバイルフォン仕様を定義することを目的とする電気通信協会のグループ間の共同作業である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)は、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)モバイルフォン規格を改善することを目的とした3GPPプロジェクトである。3GPPは、次世代のモバイルネットワーク、モバイルシステム、およびモバイルデバイスのための仕様を定義し得る。本開示は、一連の新しい異なる無線アクセス技術または無線エアインターフェースを使用するネットワーク間のワイヤレススペクトルへの共有アクセスを伴うLTE、4G、5G、NR、およびそれ以降からのワイヤレス技術の発展に関係がある。
特に、5Gネットワークは、OFDMベースの統合されたエアインターフェースを使用して実装され得る多様な展開、多様なスペクトル、ならびに多様なサービスおよびデバイスを企図する。これらの目標を達成するために、LTEおよびLTE-Aに対するさらなる改良が、5G NRネットワークのニューラジオ(NR)技術の発展に加えて考慮される。5G NRは、(1)超高密度(たとえば、約100万個のノード/km2)、超低複雑度(たとえば、約数十ビット/秒)、超低エネルギー(たとえば、約10年以上のバッテリー寿命)、および困難なロケーションに到達する能力を有する深いカバレージを有するマッシブモノのインターネット(IoT)への、(2)慎重な扱いを要する個人情報、金融情報または機密情報を保護するための強力なセキュリティ、超高信頼性(たとえば、約99.9999%の信頼性)、超低レイテンシ(たとえば、約1ms)、およびモビリティの広い範囲を有するか、またはそれを欠くユーザを伴うミッションクリティカルな制御を含む、ならびに(3)超高容量(たとえば、約10Tbps/km2)、超高データレート(たとえば、マルチGbpsレート、100Mbps以上のユーザエクスペリエンスレート)、ならびに先進的な発見および最適化に対する深い認識を含む強化されたモバイルブロードバンドを含む、カバレージを提供するためにスケーリングすることが可能である。
5G NRは、スケーラブルなヌメロロジーおよび送信時間間隔(TTI)を伴い、動的な低レイテンシ時分割複信(TDD)/周波数分割複信(FDD)設計とともにサービスおよび特徴を効率的に多重化するための共通の柔軟な枠組みを有し、マッシブ多入力多出力(MIMO)、ロバストなミリ波(mmWave)送信、先進的なチャネルコーディング、およびデバイス中心のモビリティなどの先進的なワイヤレス技術を伴う形で、最適化されたOFDMベースの波形を使用するように実装され得る。サブキャリア間隔のスケーリングを伴う、5G NRにおけるヌメロロジーのスケーラビリティは、多様なスペクトルおよび多様な展開にわたる多様なサービスの活動に効率的に対処し得る。たとえば、3GHz未満のFDD/TDD実装の様々な屋外およびマクロカバレージ展開では、サブキャリア間隔は、たとえば、1、5、10、20MHzなどの帯域幅に対して15kHzで発生し得る。3GHz超のTDDの他の様々な屋外およびスモールセルカバレージ展開の場合、サブキャリア間隔は、80/100MHzの帯域幅に対して30kHzで発生し得る。5GHz帯域の無認可部分でTDDを使用する他の様々な屋内広帯域実装の場合、サブキャリア間隔は、160MHzの帯域幅に対して60kHzで発生し得る。最後に、28GHzのTDDにおいてmmWave成分で送信する様々な展開の場合、サブキャリア間隔は、500MHzの帯域幅に対して120kHzで発生し得る。
5G NRのスケーラブルなヌメロロジーは、多様なレイテンシおよびサービス品質(QoS)要件に対するスケーラブルなTTIを容易にする。たとえば、より短いTTIは、低レイテンシおよび高信頼性に対して使用され得る一方、より長いTTIは、より高いスペクトル効率に対して使用され得る。長いTTIおよび短いTTIの効率的な多重化は、送信がシンボル境界上で開始することを可能にするためのものである。5G NRはまた、同じサブフレームにおけるアップリンク/ダウンリンクスケジューリング情報、データ、および確認応答を伴う自己完結的な統合されたサブフレーム設計を企図する。自己完結的な統合されたサブフレームは、無認可または競合ベースの共有スペクトル、現在のトラフィックニーズを満たすためにアップリンクとダウンリンクとの間で動的に切り替えるようにセルごとに柔軟に構成され得る適応的アップリンク/ダウンリンクにおける通信をサポートする。
本開示の様々な他の態様および特徴について、以下でさらに説明する。本明細書の教示は多種多様な形態で具現化され得ること、および、本明細書で開示する任意の特定の構造、機能、または両方は代表的なものにすぎず、限定するものではないことは明らかであろう。本明細書の教示に基づいて、当業者は、本明細書で開示する一態様が任意の他の態様とは無関係に実装され得ること、および、これらの態様のうちの2つ以上が様々な方法で組み合わされ得ることを諒解されよう。たとえば、本明細書に記載の任意の数の態様を使用して、装置が実装されてよく、または方法が実践されてよい。加えて、本明細書に記載の態様のうちの1つもしくは複数に加えて、またはそれら以外の他の構造、機能、または構造および機能を使用して、そのような装置が実装されてよく、またはそのような方法が実践されてよい。たとえば、システム、デバイス、装置の一部として、かつ/またはプロセッサもしくはコンピュータ上で実行するためのコンピュータ可読媒体上に記憶された命令として、方法が実装されてもよい。さらに、一態様は、請求項の少なくとも1つの要素を含み得る。
図1は、本開示の態様に従って構成された様々な基地局およびUEを含む5Gネットワーク100を示すブロック図である。5Gネットワーク100は、いくつかの基地局105と他のネットワークエンティティとを含む。基地局は、UEと通信する局であってよく、発展型ノードB(eNB)、次世代eNB(gNB)、アクセスポイントなどと呼ばれることもある。各基地局105は、特定の地理的エリアに通信カバレージを提供し得る。3GPPでは、「セル」という用語は、この用語が使用される状況に応じて、カバレージエリアにサービスしている基地局および/または基地局サブシステムのこの特定の地理的カバレージエリアを指すことができる。
基地局は、マクロセル、またはピコセルもしくはフェムトセルなどのスモールセル、および/または他のタイプのセルに通信カバレージを提供することができる。マクロセルは、一般に、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にすることができる。ピコセルなどのスモールセルは、一般に、比較的小さい地理的エリアをカバーし、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にすることができる。フェムトセルなどのスモールセルも、一般に、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーし、無制限アクセスに加えて、フェムトセルとの関連付けを有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG)内のUE、自宅内のユーザのためのUEなど)による制限付きアクセスも提供することができる。マクロセル用の基地局は、マクロ基地局と呼ばれることがある。スモールセル用の基地局は、スモールセル基地局、ピコ基地局、フェムト基地局またはホーム基地局と呼ばれることがある。図1に示す例では、基地局105dおよび105eは、通常のマクロ基地局である一方、基地局105a〜105cは、3次元(3D)MIMO、全次元(FD:full dimension)MIMO、またはマッシブMIMOのうちの1つに対応可能なマクロ基地局である。基地局105a〜105cは、カバレージおよび容量を増大させるために仰角と方位角の両方のビームフォーミングで3Dビームフォーミングを活用するために、それらのより高い次元のMIMO能力を利用する。基地局105fは、ホームノードまたはポータブルアクセスポイントであり得るスモールセル基地局である。基地局は、1つまたは複数(たとえば、2つ、3つ、4つなど)のセルをサポートすることができる。
5Gネットワーク100は、同期動作または非同期動作をサポートすることができる。同期動作の場合、基地局は、同様のフレームタイミングを有することがあり、異なる基地局からの送信は、時間的にほぼ整合されることがある。非同期動作の場合、基地局は、異なるフレームタイミングを有することがあり、異なる基地局からの送信は、時間的に整合されないことがある。
UE115は、ワイヤレスネットワーク100全体にわたって分散され、各UEは固定されていても移動式であってもよい。UEは、端末、移動局、加入者ユニット、局などと呼ばれることもある。UEは、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局などであり得る。UE115a〜115dは、5Gネットワーク100にアクセスするモバイルスマートフォン型デバイスの例である。UEはまた、マシン型通信(MTC)、強化MTC(eMTC:enhanced MTC)、狭帯域IoT(NB-IoT)などを含む、接続された通信のために特別に構成された機械であり得る。UE115e〜115kは、5Gネットワーク100にアクセスする通信のために構成された様々な機械の例である。UEはまた、マクロ基地局、スモールセルなどを問わず、任意のタイプの基地局と通信することが可能であり得る。図1では、稲妻(たとえば、通信リンク)は、UEと、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でUEにサービスするように指定された基地局であるサービング基地局との間のワイヤレス送信、または基地局間の所望の送信、および基地局間のバックホール送信を示す。
5Gネットワーク100における動作中、基地局105a〜105cは、3Dビームフォーミングおよび多地点協調(CoMP)またはマルチ接続などの協調空間技法を使用してUE115aおよび115bにサービスする。マクロ基地局105dは、基地局105a〜105c、ならびにスモールセル基地局105fとのバックホール通信を実行する。マクロ基地局105dはまた、UE115cおよび115dが加入し、UE115cおよび115dによって受信されるマルチキャストサービスを送信する。そのようなマルチキャストサービスは、モバイルテレビジョンまたはストリームビデオを含むことができ、または気象緊急事態またはアンバーアラートもしくはグレーアラートのような警報などのコミュニティ情報を提供するための他のサービスを含むことができる。
5Gネットワーク100はまた、ドローンであるUE115eなど、ミッションクリティカルなデバイスのための極めて信頼性が高く冗長なリンクでのミッションクリティカルな通信をサポートする。UE115eとの冗長な通信リンクは、マクロ基地局105dおよび105e、ならびにスモールセル基地局105fからのものを含む。UE115f(サーモメータ)、UE115g(スマートメータ)、およびUE115h(ウェアラブルデバイス)などの他のマシン型デバイスは、5Gネットワーク100を通じてスモールセル基地局105fおよびマクロ基地局105eなどの基地局と直接、またはマルチホップ構成においてその情報をネットワークに中継する別のユーザデバイスと通信することによって(UE115fが温度測定情報をスマートメータUE115gに通信し、次いでその情報がスモールセル基地局105fを通じてネットワークに報告されるなど)通信し得る。5Gネットワーク100はまた、マクロ基地局105eと通信するUE115i〜115k間のビークル間(V2V)メッシュネットワーク中など、動的な低レイテンシTDD/FDD通信を通じてさらなるネットワーク効率をもたらし得る。
図2は、図1の基地局のうちの1つおよびUEのうちの1つであり得る、基地局105およびUE115の設計のブロック図を示す。基地局105において、送信プロセッサ220は、データソース212からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ240から制御情報を受信し得る。制御情報は、PBCH、PCFICH、PHICH、PDCCH、EPDCCH、MPDCCHなどについてのものであり得る。データは、PDSCHなどについてのものであり得る。送信プロセッサ220は、データおよび制御情報を処理(たとえば、符号化およびシンボルマッピング)して、それぞれ、データシンボルおよび制御シンボルを取得することができる。送信プロセッサ220は、たとえば、PSS、SSS、およびセル固有基準信号に関する基準シンボルを生成してもよい。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ230は、該当する場合、データシンボル、制御シンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実行することができ、出力シンボルストリームを変調器(MOD)232a〜232tに提供することができる。各変調器232は、(たとえば、OFDMなどのために)それぞれの出力シンボルストリームを処理して、出力サンプルストリームを取得することができる。各変調器232は、出力サンプルストリームをさらに処理(たとえば、アナログに変換、増幅、フィルタリング、およびアップコンバート)して、ダウンリンク信号を取得することができる。変調器232a〜232tからのダウンリンク信号は、それぞれ、アンテナ234a〜234tを介して送信される場合がある。
UE115において、アンテナ252a〜252rは、基地局105からダウンリンク信号を受信することができ、それぞれ、受信信号を復調器(DEMOD)254a〜254rに提供することができる。各復調器254は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得することができる。各復調器254は、(たとえば、OFDMなどのために)入力サンプルをさらに処理して、受信シンボルを取得することができる。MIMO検出器256は、すべての復調器254a〜254rから受信シンボルを取得し、該当する場合、受信シンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを提供することができる。受信プロセッサ258は、検出されたシンボルを処理(たとえば、復調、デインターリーブ、および復号)し、UE115のための復号されたデータをデータシンク260に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ280に提供することができる。
アップリンク上で、UE115において、送信プロセッサ264は、データソース262からの(たとえば、PUSCHについての)データを受信および処理し、コントローラ/プロセッサ280からの(たとえば、PUCCHについての)制御情報を受信および処理する場合がある。送信プロセッサ264は、基準信号に関する基準シンボルを生成してもよい。送信プロセッサ264からのシンボルは、該当する場合、TX MIMOプロセッサ266によってプリコーディングされ、(たとえばSC-FDMなどのために)変調器254a〜254rによってさらに処理され、基地局105に送信され得る。基地局105において、UE115からのアップリンク信号は、アンテナ234によって受信され、復調器232によって処理され、該当する場合、MIMO検出器236によって検出され、受信プロセッサ238によってさらに処理されて、UE115によって送られた復号されたデータおよび制御情報を取得することができる。プロセッサ238は、復号されたデータをデータシンク239に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ240に提供する場合がある。
コントローラ/プロセッサ240および280は、それぞれ、基地局105およびUE115における動作を指示し得る。基地局105におけるコントローラ/プロセッサ240ならびに/または他のプロセッサおよびモジュールは、本明細書で説明する技法の様々なプロセスの実行を実施または指示することができる。また、UE115におけるコントローラ/プロセッサ280ならびに/または他のプロセッサおよびモジュールは、図4A、図5および図6に示される機能ブロック、および/または本明細書において説明される技法のための他のプロセスを実行するか、または実行を指示することができる。メモリ242および282は、それぞれ基地局105およびUE115のためのデータおよびプログラムコードを記憶することができる。スケジューラ244は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上のデータ送信のためにUEをスケジュールすることができる。
異なるネットワーク操作エンティティ(たとえば、ネットワークオペレータ)によって動作させられるワイヤレス通信システムは、スペクトルを共有することができる。いくつかの事例では、ネットワーク操作エンティティは、別のネットワーク操作エンティティが、指定された共有スペクトルの全体を異なる時間期間に使う前の時間期間だけは少なくとも、指定された共有スペクトルの全体を使うように構成され得る。したがって、ネットワーク操作エンティティに、完全な指定された共有スペクトルの使用を許すために、および異なるネットワーク操作エンティティの間の干渉通信を緩和するために、いくつかのリソース(たとえば、時間)が、区分され、ある特定のタイプの通信のために異なるネットワーク操作エンティティに割り振られてよい。
たとえば、ネットワーク操作エンティティには、共有スペクトルの全体を使う、ネットワーク操作エンティティによる排他通信のために予約された、いくつかの時間リソースが割り振られ得る。ネットワーク操作エンティティには、他の時間リソースも割り振ることができ、この場合、エンティティは、共有スペクトルを使用して通信するための、他のネットワーク操作エンティティに勝る優先権を与えられる。ネットワーク操作エンティティによる使用のために優先される、これらの時間リソースは、優先されるネットワーク操作エンティティがリソースを利用しない場合、他のネットワーク操作エンティティによって機会主義的に利用される場合がある。追加時間リソースが、機会主義的に使うために、どのネットワークオペレータに割り振られてもよい。
共有スペクトルへのアクセスおよび異なるネットワーク操作エンティティの間での時間リソースの調停は、別個のエンティティによって中心的に制御され、あらかじめ定義された調停方式によって自律的に判断され、またはネットワークオペレータのワイヤレスノードの間の対話に基づいて動的に判断され得る。
場合によっては、UE115および基地局105は、認可または無認可(たとえば、競合ベースの)周波数スペクトルを含み得る共有無線周波数スペクトル帯域内で動作し得る。共有無線周波数スペクトル帯域の無認可周波数部分において、UE115または基地局105は、従来から、周波数スペクトルへのアクセスをめぐって争うために、媒体検知手順を実行し得る。たとえば、UE115または基地局105は、共有チャネルが利用可能であるかどうかを判定するために、通信するのに先立って、クリアチャネルアセスメント(CCA:clear channel assessment)などのリッスンビフォアトーク(LBT)手順を実行することができる。CCAは、任意の他のアクティブな送信があるかどうかを判定するためのエネルギー検出手順を含み得る。たとえば、デバイスは、電力メータの受信信号強度インジケータ(RSSI)の変化が、チャネルが占有されていることを指示すると推論し得る。具体的には、一定の帯域幅に集中し、所定の雑音フロアを超える信号電力は、別のワイヤレス送信機を指示し得る。CCAはまた、チャネルの使用を指示する特定のシーケンスの検出を含み得る。たとえば、別のデバイスは、データシーケンスを送信するのに先立って特定のプリアンブルを送信することができる。場合によっては、LBT手順は、ワイヤレスノードが、チャネル上で検出されたエネルギー量および/または衝突のプロキシとしてその独自の送信パケットに対する肯定応答/否定応答(ACK/NACK)フィードバックに基づいて、その独自のバックオフウィンドウを調整することを含み得る。
無認可の共有スペクトルに対するアクセスを競合するための媒体検知手順の使用は、結果として、通信を非効率的にし得る。これは、複数のネットワーク操作エンティティ(たとえば、ネットワークオペレータ)が共有リソースに対するアクセスを試みているときに特に明らかであり得る。5Gネットワーク100において、基地局105およびUE115は、同じまたは異なるネットワーク操作エンティティによって動作させられてよい。いくつかの例では、個々の基地局105またはUE115は、2つ以上のネットワーク操作エンティティによって動作させられてよい。他の例では、各基地局105およびUE115は、単一のネットワーク操作エンティティによって動作させられてよい。共有リソースを競合することを異なるネットワーク操作エンティティの各基地局105およびUE115に要求することは、結果として、シグナリングオーバヘッドおよび通信レイテンシを増大させる場合がある。
図3は、協調リソース分割のためのタイミング図300の一例を示す。タイミング図300は、固定持続時間(たとえば、20ms)を表し得るスーパーフレーム305を含む。スーパーフレーム305は、所与の通信セッション向けに繰り返されてよく、図1を参照して説明した5Gネットワーク100などのワイヤレスシステムによって使われ得る。スーパーフレーム305は、獲得間隔(A-INT)310および調停間隔315などの間隔に分割され得る。以下でより詳しく説明するように、A-INT310および調停間隔315は、サブ間隔に下位分割され、いくつかのリソースタイプ用に指定され、異なるネットワーク操作エンティティの間の協調通信を容易にするように、異なるネットワーク操作エンティティに割り振られ得る。たとえば、調停間隔315は複数のサブ間隔320に分割され得る。また、スーパーフレーム305は、固定持続時間(たとえば、1ms)をもつ複数のサブフレーム325にさらに分割され得る。タイミング図300は、3つの異なるネットワーク操作エンティティ(たとえば、オペレータA、オペレータB、オペレータC)を示すが、協調通信のためにスーパーフレーム305を使うネットワーク操作エンティティの数は、タイミング図300に示す数よりも大きいか、または少なくてよい。
A-INT310は、ネットワーク操作エンティティによる排他通信用に予約される、スーパーフレーム305の専用間隔であり得る。いくつかの例では、各ネットワーク操作エンティティは、排他通信用に、A-INT310内のいくつかのリソースを割り振られ得る。たとえば、リソース330-aは、たとえば基地局105aを介して、オペレータAによる排他通信用に予約されてよく、リソース330-bは、たとえば基地局105bを介して、オペレータBによる排他通信用に予約されてよく、リソース330-cは、たとえば基地局105cを介して、オペレータCによる排他通信用に予約されてよい。リソース330-aはオペレータAによる排他通信用に予約されているので、オペレータAがそれらのリソース中に通信しないことを選んだとしても、オペレータBもオペレータCも、リソース330-a中に通信することはできない。つまり、排他リソースへのアクセスは、指定されたネットワークオペレータに限定される。同様の制限が、オペレータBのリソース330-bおよびオペレータCのリソース330-cにも適用される。オペレータA(たとえば、UE115または基地局105)のワイヤレスノードは、制御情報またはデータなど、それらの専用リソース330-aの間に所望される任意の情報を通信することができる。
排他リソースを介して通信するとき、ネットワーク操作エンティティはリソースが予約されていることを知っているので、ネットワーク操作エンティティは、どの媒体検知手順(たとえば、リッスンビフォアトーク(LBT)またはクリアチャネル評価(CCA))も実施する必要はない。指定されたネットワーク操作エンティティのみが排他リソースを介して通信し得るので、媒体検知技法のみに依拠するのと比較して、干渉通信の見込みが低下し得る(たとえば、隠れノード問題なし)。いくつかの例では、A-INT310は、同期信号(たとえば、SYNC信号)、システム情報(たとえば、システム情報ブロック(SIB))、ページング情報(たとえば、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)メッセージ)、またはランダムアクセス情報(たとえば、ランダムアクセスチャネル(RACH)信号)などの制御情報を送信するのに使われる。いくつかの例では、ネットワーク操作エンティティに関連付けられたワイヤレスノードはすべて、それらの排他リソース中に同じときに送信する場合がある。
いくつかの例では、リソースは、いくつかのネットワーク操作エンティティ用に優先であると分類され得る。特定のネットワーク操作エンティティ向けの優先権を割り当てられるリソースは、そのネットワーク操作エンティティ用の保証間隔(G-INT)と呼ばれ得る。G-INT中にネットワーク操作エンティティによって使われるリソースの間隔は、優先サブ間隔と呼ばれ得る。たとえば、リソース335-aは、オペレータAによる使用のために優先されてよく、したがって、オペレータA用のG-INTと呼ばれ得る(たとえば、G-INT-OpA)。同様に、リソース335-bはオペレータB向けに優先されてよく、リソース335-cはオペレータC向けに優先されてよく、リソース335-dはオペレータA向けに優先されてよく、リソース335-eはオペレータB向けに優先されてよく、リソース335-fはオペレータC向けに優先されてよい。
図3に示す様々なG-INTリソースは、それらのそれぞれのネットワーク操作エンティティとの関連付けを示すために、ずれているように見えるが、これらのリソースはすべて、同じ周波数帯域幅上にあってよい。したがって、時間周波数グリッドに沿って見た場合、G-INTリソースは、スーパーフレーム305内の連続する線として見える場合がある。このデータの区分は、時分割多重化(TDM)の例であり得る。また、リソースが同じサブ間隔中に見える場合(たとえば、リソース340-aおよびリソース335-b)、これらのリソースは、スーパーフレーム305に対して同じ時間リソースを表す(たとえば、リソースが、同じサブ間隔320を占有する)が、リソースは、その時間リソースが、異なるオペレータ用に異なって分類され得ることを示すように別個に指定される。
リソースが、特定のネットワーク操作エンティティ向けの優先権(たとえば、G-INT)を割り当てられると、そのネットワーク操作エンティティは、どの媒体検知手順(たとえば、LBTまたはCCA)を待つ必要も、または実施する必要もなく、それらのリソースを使って通信することができる。たとえば、オペレータAのワイヤレスノードは、オペレータBまたはオペレータCのワイヤレスノードからの干渉なしで、リソース335-a中に、どのデータまたは制御情報も自由に通信する。
ネットワーク操作エンティティはさらに、特定のG-INTを使う意図があることを、別のオペレータにシグナリングすることができる。たとえば、リソース335-aを参照すると、オペレータAは、オペレータAがリソース335-aを使用することを意図することをオペレータBおよびオペレータCにシグナリングすることができる。そのようなシグナリングは、アクティビティ指示と呼ばれ得る。さらに、オペレータAはリソース335-aよりも優先順位が高いので、オペレータAは、オペレータBとオペレータCの両方よりも優先順位の高いオペレータと見なされ得る。しかしながら、上述したように、リソース335-aはオペレータAに優先的に割り当てられるので、オペレータAはリソース335-aの間に干渉のない送信を保証するために他のネットワーク操作エンティティにシグナリングを送信する必要はない。
同様に、ネットワーク操作エンティティは、特定のG-INTを使わない意図であることを、別のネットワーク操作エンティティにシグナリングすることができる。このシグナリングも、アクティビティ指示と呼ばれ得る。たとえば、リソース335-bを参照すると、たとえリソースがオペレータBに優先的に割り当てられていても、オペレータBは、リソース335-bを通信に使用しないようにすることをオペレータAおよびオペレータCにシグナリングしてもよい。リソース335-bを参照すると、オペレータBは、オペレータAおよびオペレータCよりも優先順位の高いネットワーク操作エンティティと見なされ得る。そのような場合、オペレータAおよびCは、日和見的にサブ間隔320のリソースの使用を試みることができる。したがって、オペレータAの視点からは、リソース335-bを含むサブ間隔320は、オペレータA用の機会主義的間隔(O-INT)(たとえば、O-INT-OpA)と見なされ得る。説明のために、リソース340-aは、オペレータAのO-INTを表し得る。また、オペレータCから見ると、同じサブ間隔320は、対応するリソース340-bを有するオペレータCのO-INTを表し得る。リソース340-a、335-b、および340-bはすべて、同じ時間リソース(たとえば、特定のサブ間隔320)を表すが、同じリソースが、いくつかのネットワーク操作エンティティにとってはG-INTと見なされ、さらに他のネットワーク操作エンティティにとってはO-INTと見なされる場合があることを意味するために、別々に識別される。
リソースを機会主義的に利用するために、オペレータAおよびオペレータCは、データを送信する前に、特定のチャネル上での通信を検査するための媒体検知手順を実施してよい。たとえば、オペレータBが、リソース335-b(たとえば、G-INT-OpB)を使わないと決定した場合、オペレータAは、それらの同じリソース(たとえば、リソース340-aによって表される)を、最初に干渉についてチャネルを調べること(たとえば、LBT)、次いで、チャネルがクリアであると判断された場合はデータを送信することによって、使うことができる。同様に、オペレータCが、オペレータBがそのG-INTを使う予定がないという指示に応答して、サブ間隔320中にリソースに機会主義的にアクセスしたい(たとえば、リソース340-bによって表されるO-INTを使いたい)場合、オペレータCは、媒体検知手順を実施し、利用可能な場合はリソースにアクセスしてよい。いくつかのケースでは、2つのオペレータ(たとえば、オペレータAおよびオペレータC)が、同じリソースにアクセスすることを試みる場合があり、その場合、オペレータは、干渉通信を避けるために、競合に基づく手順を利用すればよい。オペレータは、複数のオペレータが一斉にアクセスを試みている場合にどのオペレータがリソースへのアクセスを得ることができるかを判断するように設計されたサブ優先権を割り当てられる場合もある。
いくつかの例では、ネットワーク操作エンティティは、それに割り当てられた特定のG-INTを使わない意図である場合があるが、リソースを使わないという意図を伝えるアクティビティ指示を送出しない場合がある。そのようなケースでは、特定のサブ間隔320の間、より低い優先権の操作エンティティは、より高い優先権の操作エンティティがリソースを使っているかどうかを判断するために、チャネルを監視するように構成されてよい。より低い優先度の操作エンティティが、LBTまたは同様の方法によって、より高い優先度の操作エンティティがそのG-INTリソースを使用しないことになると判定した場合、より低い優先度の操作エンティティは、上記で説明したように、日和見ベースでそれらのリソースに対するアクセスを試みることができる。
いくつかの例では、G-INTまたはO-INTへのアクセスには、予約信号(たとえば、送信要求(RTS)/送信可(CTS))が先行する場合があり、1と操作エンティティの総数との間で、コンテンションウィンドウ(CW)がランダムに選ばれてよい。
いくつかの例では、操作エンティティは、多地点協調(CoMP:coordinated multipoint)通信を採用することができるか、またはそれに適合することができる。たとえば、操作エンティティは、必要に応じて、G-INT内でCoMPおよび動的な時分割複信(TDD)を採用し、O-INT内で日和見的CoMPを採用することができる。
図3に示す例では、各サブ間隔320は、オペレータA、B、またはCのうちの1人についてのG-INTを含む。しかしながら、いくつかの場合において、1つまたは複数のサブ間隔320は、独占的使用のためにも優先的使用のためにも予約されていないリソース(たとえば、非割当てリソース)を含み得る。そのような非割当てリソースは、どのネットワーク操作エンティティ用にもO-INTと見なすことができ、上述したように、機会主義的にアクセスされ得る。
いくつかの例では、各サブフレーム325は、14個のシンボル(たとえば、60kHzトーン間隔に対して250μs)を含み得る。これらのサブフレーム325は、スタンドアロンの自己完結型間隔C(ITC)であり得るか、またはサブフレーム325は、長いITCの一部分であり得る。ITCは、ダウンリンク送信で始まり、アップリンク送信で終わる、自己完結型送信であり得る。いくつかの実施形態では、ITCは、媒体占有に対して連続して働きかける1つまたは複数のサブフレーム325を含み得る。いくつかのケースでは、250μsの送信機会を仮定すると、A-INT310(たとえば、2msの持続時間をもつ)中に最大で8つのネットワークオペレータが存在し得る。
3つのオペレータが図3に示されているが、より少ないか、またはより多いネットワーク操作エンティティが、上述したように協調して動作するように構成され得ることを理解されたい。いくつかのケースでは、各オペレータ用のスーパーフレーム305内でのG-INT、O-INT、またはA-INTのロケーションは、システム中でアクティブなネットワーク操作エンティティの数に基づいて自律的に判断される。たとえば、ただ1つのネットワーク操作エンティティがある場合、各サブ間隔320は、その単一のネットワーク操作エンティティ用のG-INTによって占有されてよく、またはサブ間隔320は、そのネットワーク操作エンティティ用のG-INTと、O-INTとの間で、他のネットワーク操作エンティティが入ることを許すために交替してよい。2つのネットワーク操作エンティティがある場合、サブ間隔320は、第1のネットワーク操作エンティティ用のG-INTと、第2のネットワーク操作エンティティ用のG-INTとの間で交替し得る。3つのネットワーク操作エンティティがある場合、各ネットワーク操作エンティティ用のG-INTおよびO-INTは、図3に示すように設計されてよい。4つのネットワーク操作エンティティがある場合、最初の4つのサブ間隔320は、4つのネットワーク操作エンティティ用に連続するG-INTを含むことができ、残りの2つのサブ間隔320はO-INTを含むことができる。同様に、5つのネットワーク操作エンティティがある場合、最初の5つのサブ間隔320は、5つのネットワーク操作エンティティ用に連続するG-INTを含むことができ、残りのサブ間隔320はO-INTを含むことができる。6つのネットワーク操作エンティティがある場合、すべての6つのサブ間隔320が、各ネットワーク操作エンティティ用に、連続するG-INTを含み得る。これらの例は例示目的にすぎないこと、および他の自律的に判断された間隔割振りが使われてよいことを理解されたい。
図3を参照しながら説明した協調フレームワークは、説明のためだけであることを理解されたい。たとえば、スーパーフレーム305の持続時間は、20msよりも大きいか、または小さくてよい。また、サブ間隔320およびサブフレーム325の数、持続時間、およびロケーションは、図示される構成とは異なる場合がある。また、リソース指定のタイプ(たとえば、排他、優先、非割当て)は、より多いか、またはより少ない下位指定とは異なるか、またはそれらを含み得る。
LTEでは、アンテナポートごとのサウンディング基準信号(SRS)送信は、基本シーケンスの巡回シフト
Figure 2020511047
を使用して容易にされ得る。
Figure 2020511047
Figure 2020511047
式中、
Figure 2020511047
は、各UEの上位レイヤによって構成され、
Figure 2020511047
であり、Napは、サウンディング基準信号の送信に使用されるアンテナポートの数である。基本シーケンス生成は、アップリンク基準信号に関する共通のルールに従う。
仮想セルIDはSRSでは定義されていないので、SRSでは、基本シーケンスは物理セル識別子(ID)の関数であることに留意されたい。
SRSは、様々な異なる形式でスケジュールできる。たとえば、SRSは、2サブフレーム(たとえば2ms)ごとの頻度で、または16フレーム(たとえば160ms)ごとの低頻度で、周期的(RRCシグナリングを介してスケジュールされる)または非周期的(アップリンク許可を介してスケジュールされる)であり得る。SRSは、広帯域(たとえば、周波数ホッピングされていないSRS)であってもよく、SRSは、単一のSC-FDMAシンボル内の当該の帯域幅をカバーする。SRSは、狭帯域(たとえば、周波数ホッピングされたSRS)であってもよく、SRSは、複数のシンボルで送信され、ここで、各シンボル内で、当該の帯域幅の一部のみがカバーされる。時間領域では、SRSは、サブフレームの最後のシンボルで送信されてもよく、一方、周波数領域では、SRSシンボルは、櫛型など、他のすべてのトーンにマッピングされてもよい。
SRS信号の多重化は、現在時分割多重化(TDM)および周波数分割多重化(FDM)を介して処理されている。TDMでは、異なるUEからのSRSは、異なるサブフレームでスケジュールされるが、FDMでは、異なるシーケンスは、櫛型の周波数領域または一般に異なる狭帯域で異なる開始点を有する。同じ時間/周波数リソース内にSRSを有する異なるUEは、一般に、UEに対応する異なる巡回シフトに従ってシフトされる同じ基本シーケンスで始まり得る。
NR-SSネットワークにおいてSRSを生成するために利用可能であり得る1つのオプションは、レガシーLTE手順を採用することである。たとえば、SRS送信のポジショニングは、UEスケジューリングのようないくつかの多地点協調(CoMP)では、SRS送信をサブフレームの最初のOFDMシンボルに、または中間もしくは最後のOFDMシンボルにも移動させることができる。SRS送信は、アンテナごとにアンプリコーディングすることもでき、またはレイヤごとにプリコーディングすることもできる。スケジュールされたUE間のSRSアンテナポートは、FDM、TDM、または巡回シフトベースの多重化を使用して多重化することができる。FDMを使用するとき、櫛型の数は、2つの櫛型のレガシーフォーマットから増加してもよい。たとえば、3サブキャリアごとにSRSで定義された3つの櫛形が存在してもよい。
さらに、規格は、TDMまたはFDMのいずれかにおいて符号分割多重化(CDM)を使用して適用され得る各SRS送信についてより多くのOFDMシンボルを導入することができ、一方、異なる巡回シフトが多重化においてさらに使用されてもよい。復調基準信号(DMRS)でのアップリンクCoMPと同様に、仮想セルIDが使用されてもよく、異なる物理セルIDを有するUEが同じ基本シーケンスを有することができる。また、そのような異なる態様の様々な組合せが使用されてもよい。2つの櫛型および8つの巡回シフトのレガシーLTE設計を用いて、16のアンテナポートをただ1つのSRS送信(1つのOFDMシンボル)内に多重化することができる。
図4Aおよび図4Bを参照すると、本開示の様々な態様は、スケジュールされたUE間のSRSアンテナポートがFDMおよび/またはTDM多重化され得る高密度SRSが定義される代替のオプションを提供する。オプションの態様はまた、FDMおよび/またはTDMの上に適用することができる(時間および/または周波数で)CDMも提供し得る。したがって、基地局405A〜405Cのうちの1つまたは複数は、UE415Aおよび415Bによるアップリンク基準信号の送信のために割り当てられたアンテナポートのための多重化をサポートするために、UE415Aおよび415Bと信号を交換し得る。たとえば、420で、基地局405cは、基準信号構成メッセージを送信し、このメッセージは、UEによるアップリンク基準信号の送信のために割り当てられたアンテナポートについて、識別されたサブフレームにわたって多重化を識別する送信シーケンス識別子を含み得る。
同じ時間/周波数のSRSリソースが使用される追加のオプションでは、異なるポートが異なる巡回シフトで多重化されてもよい。このオプションでは、仮想セルIDが使用されてもよく、ここで、異なる物理セルIDを有するUEは、同じ基本シーケンスを有することができる。さらなるオプションは、NR-SSネットワーク内でSRSを生成するために上記の態様の組合せを提供し得る。したがって、基地局405cは、420で送信された基準信号構成メッセージに巡回シフトセットを含めてもよく、UEは、この巡回シフトセットを使用してアップリンク基準信号を生成し得る。
LTEでは、DMRSシーケンスは、各スロットnsの中央(たとえば、通常のCPの場合は第4のシンボル)において定義され得る。スロットnsにおいて、レイヤλ当たりのDMRSは、基本シーケンスの巡回シフトαλを使用して取得される。
Figure 2020511047
Figure 2020511047
式中、
Figure 2020511047
は、セル固有であり、上位レイヤによって提供され、nPN(ns)はセル固有であり、スロットインデックスns、セルID、または上位レイヤパラメータの関数であり、
Figure 2020511047
は、UE固有であり、アップリンク許可で提供され、レイヤλについての巡回シフトを表す。基本シーケンス生成は、アップリンク基準信号に関する共通のルールに従う。
アップリンクDMRSでは、基本シーケンスは、CoMPの場合、物理セルIDまたは仮想セルIDの関数であることに留意されたい。レイヤ当たりのDMRSシーケンスの長さは、アップリンクデータについてOFDMシンボル当たりの割り振られたトーンの数に等しい。SRSとは異なり、DMRSには櫛型は定義されていない。
同じ時間/周波数リソースにおける異なるUEからのDMRSの多重化は、同じ基本シーケンスで開始するが、異なる巡回シフトを使用して多重化することによって実施され得る。サブフレーム内の2つのDMRSシーケンスにわたる時間的なCDMの追加の適用によって、各々2レイヤを有する8つのUE、または各々4つのレイヤを有する4つのUEを多重化することができる。そのような態様は、チャネルが分離可能であると仮定する。この手法は、SC-FDMAとOFDMAの両方に機能し、SC-FDMAのサポートは、拡張されたカバレージUEおよびシングルレイヤにとって有益であり得る。
NR SSネットワークにおいてアップリンクDMRS設計を提供するための1つのオプションは、DMRS生成のためにレガシーLTE手順を採用し得る。たとえば、DMRSの位置は、(たとえば、短いPUSCHでは)最初のOFDMシンボル内にあってもよく、または(たとえば、通常のPUSCHでは)スロットの中央にあってもよい。DMRS送信は、UEによって適用される多重化または送信に割り当てられたレイヤによりレイヤごとにプリコーディングされ得る。多重化は、異なる巡回シフトの適用も含むことができ、仮想セルIDは、すべてのUEについて同じ基本シーケンスに対応するためにアップリンクCoMPについてサポートされ得る。TDMおよび/またはCDMは、異なるDMRSシンボルにわたって時間領域においてさらに適用され得る。オプションの解決策は、そのような特徴の様々な組合せもさらに含み得る。
各UEに割り当てられた直交ポートは、レガシーLTEと同様に、アップリンク許可またはRRCシグナリング内でUEにシグナリングされ得ることにさらに留意されたい。したがって、基地局405cは、422で、変調およびコーディング方式を送信し、424で、直交ポート識別を送信し得る。さらに、426で、基地局405cは仮想セルIDを送信することができ、これは428で、SRSおよび/またはDMRSなど、UE415aおよび415bによる基準信号の送信をトリガし得る。
本開示の様々な追加の態様は、SRSおよびアップリンクDMRSの統合された設計を提供する。そのような態様では、送信のための各UEまたはレイヤは、FDMおよびTDMの一方または両方において多重化することができる。さらに、FDM/TDM多重化の上に、CDMも時間および/または周波数で適用されてもよい。すべての直交リソースが使い果たされた場合、非直交DMRSシーケンスを使用することができる。たとえば、UE内レイヤ(たとえば、同じUEに関連する送信のレイヤ)は直交し得るが、UE間レイヤ(たとえば、異なるUEに関連する送信のレイヤ)は非直交であり得る。各UEに割り当てられた直交ポートは、たとえばセルIDおよび/またはUE IDに基づいて、アップリンク許可またはRRC内でUEにシグナリングされ得る。
16個のDMRSポートをサポートするための例では、様々な数の直交ポートが定義され得る。たとえば、4つの直交DMRSポートを定義することができる。DMRSシーケンスは、物理セルIDで初期化される。UE内レイヤは直交しており、これは、UE内レイヤの数を4つに制限する。異なるUEにわたるDMRSポートは、異なるシーケンスの使用により非直交である。
別の例では、16個のDMRSポートが、CoMP eNBの調整セットを構成するすべてのeNBにわたって共有され得る。前の例のように、4つの直交DMRSポートが定義される。主な違いは、16個のDMRSポートすべてが仮想セルIDで初期化されることである。
第3の例では、16個のDMRSポートすべてが直交として定義され得る。ここで、DMRSシーケンスは、物理セルIDまたは仮想セルIDを使用して初期化され得る。
NR-SSネットワークにおけるSRSおよびアップリンクDMRSのための基準信号の設計に関して、様々な態様は、UE/ポート多重化のために(周波数および/または時間において)TDM/FDMおよびCDMを使用するオプションを提供する。SRS送信のための仮想セルIDは、セルにわたるSRSの柔軟な多重化を可能にするために導入される。これらの解決策は、他のNR-SS基準信号、たとえば、ダウンリンクDMRSにも使用することができる。
基地局によって、UE415aおよび/または415bから識別されたサブフレーム内のアップリンク基準信号を受信すると、基地局405cは、UE415aおよび415bの送信プリコーダを識別して、430で、送信プリコーダを使用してプリコーディングされたデータをUE415aおよび415bに送信するために受信されたアップリンク基準信号を使用し得る。基地局405Aおよび405Bはまた、アップリンク基準信号を受信し、プリコーダを識別し、プリコーダを使用してデータを送信し得る。マクロ基地局として示されているが、基地局405A〜405Cは、任意のタイプの基地局であり得ることを理解されたい。
図5を参照して、アップリンク基準信号の送信のために割り当てられたアンテナポートについての多重化のサポートに関する基地局の動作プロセスをさらに詳細に説明する。ブロック500から開始して、プロセスは、基地局によって、識別されたサブフレーム内の1つまたは複数のアップリンク基準信号の送信のために複数のユーザ機器(UE)をスケジュールすることから開始し得る。処理は、ブロック500から501に進み得る。
ブロック501において、プロセスは、基地局によって、基準信号構成メッセージを送信することを含み得る。基準信号構成メッセージは、複数のUEによる1つまたは複数のアップリンク基準信号の送信のために割り当てられた1つまたは複数のアンテナポートの多重化を識別する送信シーケンス識別子を含む。多重化は、識別されたサブフレームにわたる周波数分割多重化(FDM)および時分割多重化(TDM)の一方または両方である。処理は、ブロック501からブロック502に進み得る。
ブロック502で、プロセスは、複数のUEの各々に割り当てられた関連するセルグループを識別する仮想セル識別子(ID)を複数のUEの各々にシグナリングすることを含み得、関連するセルグループは、基地局と1つまたは複数のネイバー基地局との組合せによってサービスされる。基地局は、UEを複数の異なるセルグループにグループ化し得る。UEが異なる物理セルIDを有する場合、セルグループの各UEは、仮想セルIDを受信することになる。セルグループは、複数の基地局によってサービスされ得る。処理は、ブロック502からブロック503に進み得る。
ブロック503において、プロセスは、基地局において、識別されたサブフレーム内の複数のアップリンク基準信号を複数のUEのうちの1つまたは複数から受信することを含み得、複数のアップリンク基準信号は、仮想セルIDおよびスケジューリングに従って識別される。ブロック503に続いて、プロセスは終了し得る。
多重化は、識別されたサブフレーム内の1つまたは複数のアンテナポートのFDMおよびTDMの一方または両方への1つまたは複数のアンテナポートの符号分割多重化(CDM)を含むことができる。この場合、プロセスは、基地局によって、複数のUEの各々に変調コーディング方式(MCS)をシグナリングすることを含み得、MCSは、複数のUEのうちの対応する1つによる送信のための1つまたは複数のレイヤを識別する。このプロセスはまた、基地局によって、1つまたは複数のアップリンク基準信号の送信のために複数の送信リソースを複数のUEに割り振ることを含み得、1つまたは複数のアンテナポートの多重化は、送信のための1つまたは複数のレイヤの各々に対するものである。このプロセスは、基地局によって、複数のUEに割り当てられた複数の送信リソースの1つまたは複数の直交ポートを識別する直交ポート識別子を複数のUEに送信することをさらに含み得る。
CDMの上記の場合では、一代替形態によれば、処理は、基地局によって、複数のUEのうちの同じUEについて識別された少なくとも1つまたは複数のレイヤについて、1つまたは複数の直交ポートを割り当てることを含み得ると想定される。この代替形態によれば、処理は、基地局によって、1つまたは複数の直交ポートが複数の送信リソースのすべてよりも少ないとき、複数のUEのうちの異なるUEについて識別された1つまたは複数の異なるレイヤについて、複数の送信リソースの1つまたは複数の非直交ポートを割り当てることも含み得る。
CDMの上記の場合では、別の代替形態によれば、処理は、基地局によって、同じUEに1つまたは複数の直交ポート内の1つまたは複数のアップリンク基準信号についての同じ基本シーケンスを割り当てることを含み得ることも想定される。この代替形態によれば、処理はまた、基地局によって、異なるUEについて1つまたは複数の非直交ポート内の1つまたは複数のアップリンク基準信号についての異なる基本シーケンスを割り当てることも含み得る。随意に、処理は、基地局によって、仮想セル識別子によって開始された複数のUEのうちの1つまたは複数からの複数のアップリンク基準信号を復号することを含み得、複数のUEのうちの1つまたは複数は、基地局と1つまたは複数のネイバー基地局との組合せによってサービスされる。別のオプションとして、処理は、基地局によって、物理セル識別子、または1つもしくは複数の直交ポートが複数の送信リソースに等しいとき、物理セル識別子もしくは仮想セル識別子のうちの一方、のうちの一方によって開始された複数のUEのうちの1つまたは複数からの複数のアップリンク基準信号を復号することを含み得る。
基準信号構成メッセージは、巡回シフトのセットの識別(identification)を含むことができ、同じ送信リソースについて、2つ以上のアンテナポートがスケジュールされているとき、1つまたは複数のアップリンク基準信号は、巡回シフトのセットから選択された異なる巡回シフトで多重化され得ることも想定される。この場合、プロセスは、基地局によって、複数のUEのうちのUEを、基地局と1つまたは複数のネイバー基地局との組合せによってサービスされる2つ以上のセルグループにグループ化することを含み得る。このプロセスはまた、基地局によって、複数のUEの各々に割り当てられた2つ以上のセルグループのうちの関連するグループを識別する仮想セル識別子(ID)を複数のUEの各々にシグナリングすることも含み得る。プロセスは、基地局によって、2つ以上のセルグループのうちの1つのセルグループの各UEに1つまたは複数のアップリンク基準信号についての同じ基本シーケンスを割り当てることをさらに含み得る。
図6を参照して、送信プリコーダの識別に関する基地局の動作プロセスをより詳細に説明する。ブロック600から開始して、プロセスは、基地局によってサービスされる1つまたは複数のユーザ機器(UE)によって受信された1つまたは複数のアップリンク基準信号に基づいて、基地局によって、チャネル行列を推定することを含む。処理は、ブロック600からブロック601に進み得る。
ブロック601において、プロセスは、基地局によって、チャネル行列の共役転置に、チャネル行列とチャネル行列の共役転置との積の反転を掛けたものから得られるチャネル反転行列を計算することを含む。処理は、ブロック601からブロック602に進み得る。
ブロック602で、プロセスは、基地局によって、1つまたは複数のUEの各々に対応する計算のチャネル反転行列の対応する列ベクトルを選択することを含む。処理は、ブロック602からブロック603に進み得る。
ブロック603において、プロセスは、信号対漏洩比(SLR)プリコーダ行列を取得するために、基地局によって、選択された対応する列ベクトルに特異値分解を適用することを含む。処理は、ブロック603からブロック604に進み得る。
ブロック604において、プロセスは、基地局によって、1つまたは複数のUEのうちの1つの送信プリコーダを、SLRプリコーダ行列の最小左特異ベクトルのランク値数として識別することを含む。処理は、ブロック604からブロック605に進み得る。
ブロック605において、プロセスは、基地局によって、送信プリコーダを使用してプリコーディングされた1つまたは複数のUEのうちの1つにデータを送信することを含む。ブロック605の後、処理は終了し得る。
一代替形態では、上記のプロセスは、基地局によって、1つまたは複数のUEのうちの1つの受信機プリコーダを基地局のダウンリンク送信プリコーダとして識別することを含み得ると想定され、ダウンリンク送信プリコーダは、SLRプリコーダ行列の最小左特異ベクトルのランク値数を含む。さらなるオプションとして、プロセスは、基地局によって、プリコーディング行列インジケータを選択することを含み得、選択されたプリコーディング行列インジケータは、識別されたアップリンク送信プリコーダと等価である。このオプションによれば、プロセスは、基地局によって、1つまたは複数のUEのうちの1つにプリコーディング行列インジケータを送信することを含み得、アップリンクプリコーダは、プリコーディング行列インジケータである。別のオプションとして、このプロセスは、送信プリコーダを使用してプリコーディングされた1つまたは複数のダウンリンク基準信号を、1つまたは複数のUEのうちの1つに送信すること、および1つまたは複数の非プリコーディングダウンリンク基準信号を送信することを含み得る。これらおよび他のオプションに関する追加の詳細は以下に提供される。
ダウンリンク側では、一般性を失わずに、K個のUEと1つのeNBがあると仮定する。言い方を変えれば、すべてのCoMP eNBは、1つのみのeNBとして一緒になっている。通信システムは、以下によって与えられる。
Figure 2020511047
Figure 2020511047
Figure 2020511047
このチャネルの容量領域は、ダーティペーパーコーディングによって取得される。いくつかのUEは、最初に他のUEからの信号を復号し、それらがそれら自体のメッセージを復号することができるまで、受信信号から順次減算する必要がある。この手法は、オーバーヘッドが大きいため実用的ではない。SU-MIMOでは、各レイヤについての最適なプリコーダは、受信されたレイヤが受信機空間で直交するようなものであることを思い出されたい。
Y=HX+Z
svd分解から、→H=UAVH→X=VS→Y=UAS+Zとなり、ここで、Sは、異なるレイヤを介して送信されるシンボルのベクトルである。
この最適なプリコーダによって触発されて、本開示は、DL CoMPのための単純化されたプリコーディング設計を提案する。この設計のために、
Figure 2020511047
と仮定することができ、
ここで、Niは、UEiにおけるRxアンテナの数であり、Mは、eNBアンテナの総数である。この仮定は、各UEによって送信されるレイヤの数と同様に、オプションである。別の仮定は、
Figure 2020511047
がフルランクである(すなわち、逆数が存在する)ことであり得る。この仮定もオプションである。
問題は、各UEiについてTx(WTi)およびRx(WRi)プリコーダを取得するように定義され得る。問題I:
Figure 2020511047
、したがって
Figure 2020511047
および
Figure 2020511047
および
Figure 2020511047
である。
Figure 2020511047
は、iを除くすべてのUEからの連結チャネルを表す。
Figure 2020511047
問題Iにおける直交性の制約は、いわゆるブロック対角化の達成可能性を保証する。その問題についての最適解は、次のように取得され得る。
WTiは、
Figure 2020511047
の、riの最大特異値に対応するriの左特異ベクトルである。
Figure 2020511047
は、
Figure 2020511047
の、
Figure 2020511047
のヌル空間への投影であり、ここで、
Figure 2020511047
であり、riは、UEiのレイヤ数を表す。
WRiは、
Figure 2020511047
の、riの最大特異値に対応するriの右特異値ベクトルである。
Figure 2020511047
の右特異ベクトル、およびHiWTiの左特異ベクトルは同じである(エルミート式でない限り)。
注目すべきことに、eNBは、UEの数に対する投射行列を取得する必要がない。ブロック行列の逆行列から、HH(HHH)-1を考えると、以下の通りである。
Figure 2020511047
ステップ1:eNBは、HH(HHH)-1を計算する。ステップ2: UEiごとに: 2-1:HH(HHH)-1
Figure 2020511047
の対応する列を選び、2-2: svd→
Figure 2020511047
を適用する。WTiは、riの最小の特異値に対応するWiaのriの左特異ベクトルである。WRiは、riの最小の特異値に対応するWiaのriの右特異ベクトルである。
WiaはかつてSLRプリコーダと呼ばれていたことに留意されたい(それは確かに純粋なブロック対角化である)。
Figure 2020511047
の左特異ベクトルが必要であることを思い出されたい。Wiaおよび
Figure 2020511047
は、同じ左右の特異ベクトルを有するが、特異値が逆である。
アップリンク側では、一般性を失わずに、K個のUEと1つのeNBを仮定する。言い方を変えれば、すべてのCoMP eNBは、1つのみのeNBとして一緒になっている。eNBにおける受信信号は、
Figure 2020511047
によって与えられ、
ここで、一般性を失わずに、E{ZZH}=Iである。このチャネルの容量領域は、eNBにおける逐次干渉除去によって取得されるが、すべてのUEは、すべてのULチャネルのチャネル知識を有するはずである。このオプションも、オーバーヘッドが大きいため実用的ではない。
SU-MIMOでは、各レイヤについての最適なプリコーダは、受信されたレイヤが受信機空間で直交するようなものであることを思い出されたい。
Y=HX+Z
svd分解から、→H=UAVH→X=VS→Y=UAS+Zとなり、ここで、Sは、異なるレイヤを介して送信されるシンボルのベクトルである。
この最適なプリコーダによって触発されて、本開示は、UL CoMPのための単純化されたプリコーディング設計を提供する。この設計のために、
Figure 2020511047
と仮定することができ、
ここで、Niは、UEiにおけるTxアンテナの数であり、Mは、受信アンテナの総数である。この仮定は、各UEによって送信されるレイヤの数と同様に、オプションである。別の仮定は、
Figure 2020511047
がフルランクである(すなわち、逆数が存在する)ことであり得る。この仮定もオプションである。
第2の問題は、次のように表され得る。問題II:
Figure 2020511047
、したがって
Figure 2020511047
および
Figure 2020511047
および
Figure 2020511047
である。
Figure 2020511047
は、iを除くすべてのUEからの連結チャネルを表す。
Figure 2020511047
である。問題IIにおける直交性制約は、異なるUEについての直交受信部分空間を保証する。WRiは、
Figure 2020511047
の、riの最大特異値に対応するriの左特異値ベクトルである。
Figure 2020511047
は、Hiの、
Figure 2020511047
のヌル空間への投影であり、ここで、
Figure 2020511047
である。riは、UEiのレイヤ数を表す。WTiは、
Figure 2020511047
の、riの最大特異値に対応するriの右特異値ベクトルである。
Figure 2020511047
の右特異ベクトル、および
Figure 2020511047
の右特異ベクトルは同じである。
DLと同様に、すべてのプリコーダは、単一の大きい行列反転によって取得できることに留意されたい。ULの問題IIは、DLの問題Iの双対であり、より正確には、
Figure 2020511047
および
Figure 2020511047
である。
基地局がUEiを復号するために、eNBでの受信信号は、以下によって与えられる。
Figure 2020511047
Heq=[H1WT1 H2WT2・・・HiWTi・・・HKWTK]
以下のようにも取られ得る。
Figure 2020511047
ここで、
Figure 2020511047
および
Figure 2020511047
であり、ここで、Δiは対角であり、
Figure 2020511047
のri最大の特異値を表す。ri:UEi内のレイヤ数i(ri≦Ni)である。
基地局は、様々な異なる方法でプリコーダをUEにシグナリングし得る。第1のオプションは、コードブックベースであり得る。eNBは、等価チャネル、
span{HiPi}≒span{HiWTi}であるPMIを選ぶ。
第2のオプションは、プリコーダベースであり得る。たとえば、UEは、プリコーディングされたDMRS/CSI-RSとプリコーディングされていないDMRS/CSI-RSとを比較することによって、プリコーダについてのおおよその概念を得ることができる。そのような態様では、eNBは、プリコーディングされたDMRS/CSI-RSとプリコーディングされていないDMRS/CSI-RSの両方を送信し得る。別のオプションのプリコーダベースの実装形態では、eNBは、プリコーディングされたDMRS/CSI-RSのみを送信し得る。そのような態様では、HiはULチャネルである→
Figure 2020511047
はDLチャネルである→eNBは、
Figure 2020511047
によりプリコーディングされたCSI-RSを送信すると仮定する。プリコーディングされたCSI-RSからUEiが測定するDLチャネルは、
Figure 2020511047
と書くことができる。投影プロパティから:
Figure 2020511047
Figure 2020511047
である。したがって、
Figure 2020511047
である。したがって、UEは、プリコーディングされたCSI-RSからULプリコーダWTiを取得する。
図7は、本開示の一態様による通信ネットワーク内の基地局700のブロック図である。基地局700は、メモリ242に記憶された様々なプロセスまたはプログラムコードの実行を実行または指示するためのコントローラ/プロセッサ240を含み得る。基地局700は、アンテナ234a〜tから受信したアップリンクまたはダウンリンク信号を処理するためのワイヤレス無線機701a〜tをさらに含み得る。メモリ242は、サブセットセレクタ703、タイマー704、CSI-RS生成器705、UEグループ化論理706、仮想セルID生成器707、または他のモジュール/アプリケーションを実行するためのプログラムコードおよびCSI-RSリソース702を記憶し得る。CSI-RSリソースは、CSI-RSに使用されるべきリソースのセットを記憶し得る。サブセットセレクタ703、タイマー704、CSI-RS生成器705、UEグループ化論理706、および仮想セルID生成器707は、コントローラプロセッサ240に、図4A、図4B、図5、および/または図6を参照して上述したプロセスに従って動作させ得る。
図8は、本開示の一態様による通信ネットワーク内のUE800のブロック図である。UE800は、メモリ282に記憶された様々なプロセスまたはプログラムコードの実行を実行または指示するためのコントローラ/プロセッサ280を含み得る。UE800は、アンテナ252a〜rから受信したアップリンクまたはダウンリンク信号を処理するためのワイヤレス無線機801a〜rをさらに含み得る。メモリ282は、測定論理802、CSI報告生成器803、構成されたCSI-RSリソース804、アクティブ化されたCSI-RSリソース805、CSI-RS構成806、タイマー807、仮想セルID808、および他の論理/アプリケーションを記憶し得る。測定論理802、CSI報告生成器803、構成されたCSI-RSリソース804、アクティブ化されたCSI-RSリソース805、CSI-RS構成806、タイマー807、仮想セルID808は、コントローラプロセッサ282に、図4A、図4B、図5、および/または図6を参照して上述したプロセスに従って動作させ得る。
情報および信号が多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表されてよいことを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及されることがあるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁性粒子、光場もしくは光学粒子、またはそれらの任意の組合せによって表されてよい。
図4A、および図5〜図6の機能ブロックおよびモジュールは、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェアデバイス、電子構成要素、論理回路、メモリ、ソフトウェアコード、ファームウェアコードなど、またはそれらの任意の組合せを備え得る。
本明細書で本開示に関連して説明した様々な例示的論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを当業者ならさらに理解されよう。ハードウェアとソフトウェアとのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、一般にそれらの機能に関して上述されている。そのような機能がハードウェアまたはソフトウェアのいずれとして実現されるのかは、特定の適用例と、システム全体に課される設計制約とによって決まる。当業者は説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を引き起こすものと解釈されるべきでない。当業者はまた、本明細書で説明する構成要素、方法、または相互作用の順序または組合せは例にすぎないこと、および、本開示の様々な態様の構成要素、方法、または相互作用は、本明細書で図示および説明する方法とは異なる方法において組み合わされるか、または実行される場合があることを容易に認識されよう。
本明細書の開示に関して説明する様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、本明細書で説明する機能を実行するように設計された、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、またはそれらの任意の組合せを用いて、実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいが、代替として、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシーンであってもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPおよびマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成、として実装されてもよい。
本明細書の開示に関して説明する方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールにおいて、またはその2つの組合せにおいて具現化され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野において知られている任意の他の形態の記憶媒体に存在する場合がある。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取ること、および記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体は、プロセッサと一体化してよい。プロセッサおよび記憶媒体は、ASICに存在する場合がある。ASICはユーザ端末に存在する場合がある。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、個別の構成要素としてユーザ端末に存在する場合がある。
1つまたは複数の例示的な設計では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せにおいて実装されてよい。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶され得るか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの移転を容易にする任意の媒体を含む通信媒体の両方を含む。コンピュータ可読記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送もしくは記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る任意の他の媒体を備えることができる。また、接続は、コンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる場合がある。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、またはデジタル加入者回線(DSL)を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、またはDSLは、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピーディスク(disk)およびblu-rayディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、レーザーを用いてデータを光学的に再生する。上記の組合せもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
特許請求の範囲内を含む本明細書で使用する「および/または」という用語は、2つ以上の項目の列挙において使用されるとき、列挙される項目のうちのいずれか1つが単独で用いられ得ること、または列挙される項目のうちの2つ以上の任意の組合せが用いられ得ることを意味する。たとえば、組成物が構成要素A、B、および/またはCを含んでいるものとして説明される場合、組成物は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBの組合せ、AとCの組合せ、BとCの組合せ、またはA、B、およびCの組合せを含んでいることがある。また、特許請求の範囲内を含む本明細書で使用する「のうちの少なくとも1つ」で終わる項目の列挙において使用される「または」は、たとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」という列挙が、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)、あるいはそれらの任意の組合せにおけるこれらのいずれかを意味するような、選言的な列挙を示す。
本開示の上記の説明は、あらゆる当業者が本開示を作成または使用することを可能にするために提供されている。本開示の様々な変更が当業者に容易に明らかになり、本明細書で定義する一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用されてよい。したがって、本開示は、本明細書で説明した例および設計に限定されるものでなく、本明細書で開示した原理および新規の特徴と一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
100 5Gネットワーク
105 基地局
115 UE
212 データソース
220 送信プロセッサ
230 送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ
232 変調器(MOD)
234 アンテナ
236 MIMO検出器
238 受信プロセッサ
239 データシンク
240 コントローラ/プロセッサ
242 メモリ
244 スケジューラ
252 アンテナ
254 復調器(DEMOD)
256 MIMO検出器
258 受信プロセッサ
260 データシンク
262 データソース
264 送信プロセッサ
266 TX MIMOプロセッサ
280 コントローラ/プロセッサ
282 メモリ
305 スーパーフレーム
310 獲得間隔(A-INT)
315 調停間隔
320 サブ間隔
325 サブフレーム
330 リソース
335 リソース
340 リソース
405 基地局
415 UE
700 基地局
701 ワイヤレス無線機
702 CSI-RSリソース
703 サブセットセレクタ
704 タイマー
705 CSI-RS生成器
706 UEグループ化論理
707 仮想セルID生成器
800 UE
801 ワイヤレス無線機
802 測定論理
803 CSI報告生成器
804 構成されたCSI-RSリソース
805 アクティブ化されたCSI-RSリソース
806 CSI-RS構成
807 タイマー
808 仮想セルID

Claims (30)

  1. ワイヤレス通信の方法であって、
    基地局によって、識別されたサブフレーム内の1つまたは複数のアップリンク基準信号の送信のために複数のユーザ機器(UE)をスケジュールするステップと、
    前記基地局によって、基準信号構成メッセージを送信するステップであって、前記基準信号構成メッセージが、前記複数のUEによる前記1つまたは複数のアップリンク基準信号の送信に割り当てられた1つまたは複数のアンテナポートの多重化を識別する送信シーケンス識別子を含み、前記多重化が、前記識別されたサブフレームにわたる周波数分割多重化(FDM)および時分割多重化(TDM)の一方または両方である、ステップと、
    前記基地局によって、前記複数のUEの各々に割り当てられた関連するセルグループを識別する仮想セル識別子(ID)を前記複数のUEの各々にシグナリングするステップであって、前記関連するセルグループが、前記基地局と1つまたは複数のネイバー基地局との組合せによってサービスされる、ステップと、
    前記基地局において、前記識別されたサブフレーム内の複数のアップリンク基準信号を前記複数のUEのうちの1つまたは複数から受信するステップであって、前記複数のアップリンク基準信号が、仮想セルIDおよび前記スケジュールに従って識別される、ステップとを含む、
    方法。
  2. 前記多重化が、前記識別されたサブフレーム内の前記1つまたは複数のアンテナポートのFDMおよびTDMの一方または両方への前記1つまたは複数のアンテナポートの符号分割多重化(CDM)をさらに含む、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記基準信号構成メッセージが、巡回シフトのセットの識別を含み、同じ送信リソースについて、2つ以上のアンテナポートがスケジュールされているとき、前記多重化が、前記1つまたは複数のアップリンク基準信号を、前記巡回シフトのセットから選択された異なる巡回シフトで多重化するステップをさらに含む、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記基地局によって、前記複数のUEのうちのUEを、前記基地局と1つまたは複数のネイバー基地局との前記組合せによってサービスされる2つ以上のセルグループにグループ化するステップであって、前記関連するセルグループが、前記2つ以上のセルグループから選択される、ステップと、
    前記基地局によって、前記関連するセルグループの各UEに前記1つまたは複数のアップリンク基準信号についての同じ基本シーケンスを割り当てるステップとをさらに含む、
    請求項3に記載の方法。
  5. 前記基地局によって、前記複数のUEの各々に変調コーディング方式(MCS)をシグナリングするステップであって、前記MCSが、前記複数のUEのうちの対応する1つによる送信のための1つまたは複数のレイヤを識別する、ステップと、
    前記基地局によって、前記1つまたは複数のアップリンク基準信号の前記送信のために複数の送信リソースを前記複数のUEに割り振るステップであって、前記1つまたは複数のアンテナポートの前記多重化が、前記送信のための前記1つまたは複数のレイヤの各々に対するものである、ステップと、
    前記基地局によって、前記複数のUEに割り当てられた前記複数の送信リソースの1つまたは複数の直交ポートを識別する直交ポート識別子を前記複数のUEに送信するステップとをさらに含む、
    請求項2に記載の方法。
  6. 前記基地局によって、前記複数のUEのうちの同じUEについて識別された少なくとも前記1つまたは複数のレイヤについて前記1つまたは複数の直交ポートを割り当てるステップと、
    前記基地局によって、前記1つまたは複数の直交ポートが前記複数の送信リソースのすべてよりも少ないとき、前記複数のUEのうちの異なるUEについて識別された1つまたは複数の異なるレイヤについて、前記複数の送信リソースの1つまたは複数の非直交ポートを割り当てるステップとをさらに含む、
    請求項5に記載の方法。
  7. 前記基地局によって、前記同じUEに前記1つまたは複数の直交ポート内の前記1つまたは複数のアップリンク基準信号についての同じ基本シーケンスを割り当てるステップと、
    前記基地局によって、前記異なるUEについて前記1つまたは複数の非直交ポート内の前記1つまたは複数のアップリンク基準信号についての異なる基本シーケンスを割り当てるステップとをさらに含む、
    請求項6に記載の方法。
  8. 前記複数のアップリンク基準信号を受信するステップが、
    前記基地局によって、前記仮想セルIDによって開始された前記複数のUEのうちの前記1つまたは複数からの前記複数のアップリンク基準信号を復号するステップであって、前記複数のUEのうちの前記1つまたは複数、ステップを含む、
    請求項7に記載の方法。
  9. 前記複数のアップリンク基準信号を受信するステップが、
    前記基地局によって、
    物理セル識別子、または
    1つもしくは複数の直交ポートが前記複数の送信リソースに等しいとき、前記物理セル識別子もしくは前記仮想セルIDのうちの一方
    のうちの一方によって開始された前記複数のUEのうちの前記1つまたは複数からの前記複数のアップリンク基準信号を復号するステップを含む、
    請求項7に記載の方法。
  10. ワイヤレス通信のために構成された装置であって、
    基地局によって、識別されたサブフレーム内の1つまたは複数のアップリンク基準信号の送信のために複数のユーザ機器(UE)をスケジュールする手段と、
    前記基地局によって、基準信号構成メッセージを送信する手段であって、前記基準信号構成メッセージが、前記複数のUEによる前記1つまたは複数のアップリンク基準信号の送信に割り当てられた1つまたは複数のアンテナポートの多重化を識別する送信シーケンス識別子を含み、前記多重化が、前記識別されたサブフレームにわたる周波数分割多重化(FDM)および時分割多重化(TDM)の一方または両方である、手段と、
    前記基地局によって、前記複数のUEの各々に割り当てられた関連するセルグループを識別する仮想セル識別子(ID)を前記複数のUEの各々にシグナリングする手段であって、前記関連するセルグループが、前記基地局と1つまたは複数のネイバー基地局との組合せによってサービスされる、手段と、
    前記基地局において、前記識別されたサブフレーム内の複数のアップリンク基準信号を前記複数のUEのうちの1つまたは複数から受信する手段であって、前記複数のアップリンク基準信号が、仮想セルIDおよび前記スケジュールする手段に従って識別される、手段とを含む、
    装置。
  11. 前記多重化が、前記識別されたサブフレーム内の前記1つまたは複数のアンテナポートのFDMおよびTDMの一方または両方への前記1つまたは複数のアンテナポートの符号分割多重化(CDM)をさらに含む、
    請求項10に記載の装置。
  12. 前記基準信号構成メッセージが、巡回シフトのセットの識別を含み、同じ送信リソースについて、2つ以上のアンテナポートがスケジュールされているとき、前記多重化が、前記1つまたは複数のアップリンク基準信号を、前記巡回シフトのセットから選択された異なる巡回シフトで多重化することをさらに含む、
    請求項10に記載の装置。
  13. 前記基地局によって、前記複数のUEのうちのUEを、前記基地局と1つまたは複数のネイバー基地局との前記組合せによってサービスされる2つ以上のセルグループにグループ化する手段であって、前記関連するセルグループが、前記2つ以上のセルグループから選択される、手段と、
    前記基地局によって、前記関連するセルグループの各UEに前記1つまたは複数のアップリンク基準信号についての同じ基本シーケンスを割り当てるための手段とをさらに含む、
    請求項12に記載の装置。
  14. 前記基地局によって、前記複数のUEの各々に変調コーディング方式(MCS)をシグナリングする手段であって、前記MCSが、前記複数のUEのうちの対応する1つによる送信のための1つまたは複数のレイヤを識別する、手段と、
    前記基地局によって、前記1つまたは複数のアップリンク基準信号の前記送信のために複数の送信リソースを前記複数のUEに割り振るための手段であって、前記1つまたは複数のアンテナポートの前記多重化が、前記送信のための前記1つまたは複数のレイヤの各々に対するものである、手段と、
    前記基地局によって、前記複数のUEに割り当てられた前記複数の送信リソースの1つまたは複数の直交ポートを識別する直交ポート識別子を前記複数のUEに送信する手段とをさらに含む、
    請求項11に記載の装置。
  15. 前記基地局によって、前記複数のUEのうちの同じUEについて識別された少なくとも前記1つまたは複数のレイヤについて前記1つまたは複数の直交ポートを割り当てるための手段と、
    前記基地局によって、前記1つまたは複数の直交ポートが前記複数の送信リソースのすべてよりも少ないとき、前記複数のUEのうちの異なるUEについて識別された1つまたは複数の異なるレイヤについて、前記複数の送信リソースの1つまたは複数の非直交ポートを割り当てるための手段とをさらに含む、
    請求項14に記載の装置。
  16. プログラムコードを記録したコンピュータ可読記録媒体であって、前記プログラムコードが、
    基地局によって、識別されたサブフレーム内の1つまたは複数のアップリンク基準信号の送信のために複数のユーザ機器(UE)をスケジュールすることをコンピュータに行わせるための、前記コンピュータによって実行可能なプログラムコードと、
    前記基地局によって、基準信号構成メッセージを送信することを前記コンピュータに行わせるための、前記コンピュータによって実行可能なプログラムコードであって、前記基準信号構成メッセージが、前記複数のUEによる前記1つまたは複数のアップリンク基準信号の送信に割り当てられた1つまたは複数のアンテナポートの多重化を識別する送信シーケンス識別子を含み、前記多重化が、前記識別されたサブフレームにわたる周波数分割多重化(FDM)および時分割多重化(TDM)の一方または両方である、プログラムコードと、
    前記基地局によって、前記複数のUEの各々に割り当てられた関連するセルグループを識別する仮想セル識別子(ID)を前記複数のUEの各々にシグナリングすることを前記コンピュータに行わせるための、前記コンピュータによって実行可能なプログラムコードであって、前記関連するセルグループが、前記基地局と1つまたは複数のネイバー基地局との組合せによってサービスされる、プログラムコードと、
    前記基地局において、前記識別されたサブフレーム内の複数のアップリンク基準信号を前記複数のUEのうちの1つまたは複数から受信することを前記コンピュータに行わせるための、前記コンピュータによって実行可能なプログラムコードであって、前記複数のアップリンク基準信号が、仮想セルID、および前記コンピュータにスケジュールさせるための、前記コンピュータによって実行可能な前記プログラムコードに従って識別される、プログラムコードとを含む、
    コンピュータ可読記録媒体。
  17. 前記多重化が、前記識別されたサブフレーム内の前記1つまたは複数のアンテナポートのFDMおよびTDMの一方または両方への前記1つまたは複数のアンテナポートの符号分割多重化(CDM)をさらに含む、
    請求項16に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  18. 前記基準信号構成メッセージが、巡回シフトのセットの識別を含み、同じ送信リソースについて、2つ以上のアンテナポートがスケジュールされているとき、前記多重化が、前記1つまたは複数のアップリンク基準信号を、前記巡回シフトのセットから選択された異なる巡回シフトで多重化することをさらに含む、
    請求項16に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  19. 前記基地局によって、前記複数のUEのうちのUEを、前記基地局と1つまたは複数のネイバー基地局との前記組合せによってサービスされる2つ以上のセルグループにグループ化することであって、前記関連するセルグループが、前記2つ以上のセルグループから選択される、グループ化することを前記コンピュータに行わせるための、前記コンピュータによって実行可能なプログラムコードと、
    前記基地局によって、前記関連するセルグループの各UEに前記1つまたは複数のアップリンク基準信号についての同じ基本シーケンスを割り当てることを前記コンピュータに行わせるための、前記コンピュータによって実行可能なプログラムコードとをさらに含む、
    請求項18に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  20. 前記基地局によって、前記複数のUEの各々に変調コーディング方式(MCS)をシグナリングすることを前記コンピュータに行わせるための、前記コンピュータによって実行可能なプログラムコードであって、前記MCSが、前記複数のUEのうちの対応する1つによる送信のための1つまたは複数のレイヤを識別する、プログラムコードと、
    前記基地局によって、前記1つまたは複数のアップリンク基準信号の前記送信のために複数の送信リソースを前記複数のUEに割り振ることを前記コンピュータに行わせるための、前記コンピュータによって実行可能なプログラムコードであって、前記1つまたは複数のアンテナポートの前記多重化が、前記送信のための前記1つまたは複数のレイヤの各々に対するものである、プログラムコードと、
    前記基地局によって、前記複数のUEに割り当てられた前記複数の送信リソースの1つまたは複数の直交ポートを識別する直交ポート識別子を前記複数のUEに送信することを前記コンピュータに行わせるための、前記コンピュータによって実行可能なプログラムコードとをさらに含む、
    請求項17に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  21. 前記基地局によって、前記複数のUEのうちの同じUEについて識別された少なくとも前記1つまたは複数のレイヤについて前記1つまたは複数の直交ポートを割り当てることを前記コンピュータに行わせるための、前記コンピュータによって実行可能なプログラムコードと、
    前記基地局によって、前記1つまたは複数の直交ポートが前記複数の送信リソースのすべてよりも少ないとき、前記複数のUEのうちの異なるUEについて識別された1つまたは複数の異なるレイヤについて、前記複数の送信リソースの1つまたは複数の非直交ポートを割り当てることを前記コンピュータに行わせるための、前記コンピュータによって実行可能なプログラムコードとをさらに含む、
    請求項20に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  22. ワイヤレス通信のために構成された装置であって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含み、
    前記少なくとも1つのプロセッサが、
    基地局によって、識別されたサブフレーム内の1つまたは複数のアップリンク基準信号の送信のために複数のユーザ機器(UE)をスケジュールし、
    前記基地局によって、基準信号構成メッセージを送信し、前記基準信号構成メッセージが、前記複数のUEによる前記1つまたは複数のアップリンク基準信号の送信に割り当てられた1つまたは複数のアンテナポートの多重化を識別する送信シーケンス識別子を含み、前記多重化が、前記識別されたサブフレームにわたる周波数分割多重化(FDM)および時分割多重化(TDM)の一方または両方であり、
    前記基地局によって、前記複数のUEの各々に割り当てられた関連するセルグループを識別する仮想セル識別子(ID)を前記複数のUEの各々にシグナリングし、前記関連するセルグループが、前記基地局と1つまたは複数のネイバー基地局との組合せによってサービスされ、
    前記基地局において、前記識別されたサブフレーム内の複数のアップリンク基準信号を前記複数のUEのうちの1つまたは複数から受信し、前記複数のアップリンク基準信号が、仮想セルIDおよびスケジュールするための前記少なくとも1つのプロセッサの前記構成に従って識別されるように構成される、
    装置。
  23. 前記多重化が、前記識別されたサブフレーム内の前記1つまたは複数のアンテナポートのFDMおよびTDMの一方または両方への前記1つまたは複数のアンテナポートの符号分割多重化(CDM)をさらに含む、
    請求項22に記載の装置。
  24. 前記基準信号構成メッセージが、巡回シフトのセットの識別を含み、同じ送信リソースについて、2つ以上のアンテナポートがスケジュールされているとき、前記多重化が、前記1つまたは複数のアップリンク基準信号を、前記巡回シフトのセットから選択された異なる巡回シフトで多重化することをさらに含む、
    請求項22に記載の装置。
  25. 前記基地局によって、前記複数のUEのうちのUEを、前記基地局と1つまたは複数のネイバー基地局との前記組合せによってサービスされる2つ以上のセルグループにグループ化し、前記関連するセルグループが、前記2つ以上のセルグループから選択され、
    前記基地局によって、前記関連するセルグループの各UEに前記1つまたは複数のアップリンク基準信号についての同じ基本シーケンスを割り当てるための前記少なくとも1つのプロセッサの構成をさらに含む、
    請求項24に記載の装置。
  26. 前記基地局によって、前記複数のUEの各々に変調コーディング方式(MCS)をシグナリングし、前記MCSが、前記複数のUEのうちの対応する1つによる送信のための1つまたは複数のレイヤを識別し、
    前記基地局によって、前記1つまたは複数のアップリンク基準信号の前記送信のために複数の送信リソースを前記複数のUEに割り振り、前記1つまたは複数のアンテナポートの前記多重化が、前記送信のための前記1つまたは複数のレイヤの各々に対するものであり、
    前記基地局によって、前記複数のUEに割り当てられた前記複数の送信リソースの1つまたは複数の直交ポートを識別する直交ポート識別子を前記複数のUEに送信するための前記少なくとも1つのプロセッサの構成をさらに含む、
    請求項23に記載の装置。
  27. 前記基地局によって、前記複数のUEのうちの同じUEについて識別された少なくとも前記1つまたは複数のレイヤについて前記1つまたは複数の直交ポートを割り当て、
    前記基地局によって、前記1つまたは複数の直交ポートが前記複数の送信リソースのすべてよりも少ないとき、前記複数のUEのうちの異なるUEについて識別された1つまたは複数の異なるレイヤについて、前記複数の送信リソースの1つまたは複数の非直交ポートを割り当てるための前記少なくとも1つのプロセッサの構成をさらに含む、
    請求項26に記載の装置。
  28. 前記基地局によって、前記同じUEに前記1つまたは複数の直交ポート内の前記1つまたは複数のアップリンク基準信号についての同じ基本シーケンスを割り当て、
    前記基地局によって、前記異なるUEについて前記1つまたは複数の非直交ポート内の前記1つまたは複数のアップリンク基準信号についての異なる基本シーケンスを割り当てるための前記少なくとも1つのプロセッサの構成をさらに含む、
    請求項27に記載の装置。
  29. 前記複数のアップリンク基準信号を受信するための、前記少なくとも1つのプロセッサの前記構成が、前記基地局によって、仮想セル識別子によって開始された前記複数のUEのうちの前記1つまたは複数からの前記複数のアップリンク基準信号を復号するための、前記少なくとも1つのプロセッサの構成を含み、前記複数のUEのうちの前記1つまたは複数が、前記基地局と1つまたは複数のネイバー基地局との組合せによってサービスされる、
    請求項28に記載の装置。
  30. 前記複数のアップリンク基準信号を受信するための前記少なくとも1つのプロセッサの前記構成が、
    物理セル識別子、または
    1つもしくは複数の直交ポートが前記複数の送信リソースに等しいとき、前記物理セル識別子もしくは仮想セル識別子のうちの一方
    のうちの一方によって開始される前記複数のUEのうちの前記1つまたは複数から前記複数のアップリンク基準信号を前記基地局によって復号するための、前記少なくとも1つのプロセッサの構成を含む、
    請求項28に記載の装置。
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