JP2020508761A - 超音波メスビット - Google Patents

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Abstract

ビット先端部(1)、ビットバー(2)及びビット本体(3)を含む、超音波メスビットであって、ビットバー(2)の一方の端部はビット先端部(1)に接続されており、及びビットバー(2)の他方の端部はビット本体(3)に接続されており、ビット先端部(1)の本体は、フラットシート構造であり、その上面及び下面は、それぞれ、ビット先端部(1)の上部ビットリッジ(11)及び下部ビットリッジ(12)を形成し;上部ビットリッジ(11)の前端には突起(14)が形成され;上部ビットリッジ(11)の厚さは、フラットシート構造の厚さ及び下部ビットリッジ(12)の厚さを上回り;並びに突起(14)は、滑らかであり、且つエッジがない、超音波メスビットが開示されている。

Description

技術分野
本開示は、医療器械の技術分野、特に超音波メスビット(ultrasonic scalpel bit)に属する。
背景技術
現代社会では、医療技術の発展と共に、整形外科手術が多様化の傾向を示している。従って、外科手術を行うとき、異なる整形外科状態に適した異なる形状のメスビットを使用して、患部の切断、グラインディング、擦過(scraping)、クランプ及び他の操作を行う必要がある。整形外科手術では、超音波メスは、一般に、骨を切断する、研磨する、削り取る(plane)、擦過する、又は任意に整形するために使用される。既存の超音波メスのシート状のビットは、主に切断機能を有するビットである。しかしながら、現在では、そのようなビットは、ほとんど、ストレートシートの形状を有する。骨切り術での操作中に椎体後部を切断するために脊髄を迂回する必要があるとき、そのようなビットを、手術には極めて不都合である脊髄の前側に入り込ませることができるようにする、大きな操作空間が必要とされる。さらに、ビットの前部には防御手段がないために、ビットは、その誤操作によって脊髄を簡単に傷つけてしまい、医療事故を発生させることがある。
開示の概要
上述の既存の技術的問題を解決するために、本開示は、ビット先端部、ビットバー及びビット本体を含む、超音波メスビットであって、ビットバーの一方の端部はビット先端部に接続されており、及びビットバーの他方の端部はビット本体に接続されており、ビット先端部の本体はフラットシート構造であり、その上面及び下面は、それぞれ、ビット先端部の上部ビットリッジ(upper bit ridge)及び下部ビットリッジ(lower bit ridge)を形成し;上部ビットリッジの前端には突起が形成され;上部ビットリッジの厚さは、フラットシート構造の厚さ及び下部ビットリッジの厚さを上回り;並びに突起は、滑らかであり、且つエッジがない、超音波メスビットを提案する。
本開示の超音波メスビットでは、好ましくは、ビット先端部は、ビットバーに接続されているビット先端部の部分において片側に曲げられて、ビット先端部が、ビットバーに対して所定の角度となるようにされている。
本開示の超音波メスビットでは、好ましくは、突起は、円又は楕円の形状にある。
本開示の超音波メスビットでは、好ましくは、下部ビットリッジは、ブレード様構造又は歯付き構造である。
本開示の超音波メスビットでは、好ましくは、ビット先端部の前端は、前端ビット刃部を備える。
本開示の超音波メスビットでは、好ましくは、上部ビットリッジは、ビット先端部の先端ヘッドにおいて、円弧状部分を通って、下部ビットリッジへ移行し、弧状部分は歯付き構造を備えている。
本開示の超音波メスビットでは、好ましくは、突起は、段、円弧又は斜面を通って、ビット先端部の前端ビット刃部へ移行する。
本開示の超音波メスビットでは、好ましくは、ビットバーは中空構造であり、中空部分は、ビット先端部の前端まで延在し、及びビット先端部の円柱状構造の側面、又はビット先端部のフラットシート状切断部分の側面、又はビット先端部の最前端(foremost end)に液注入孔が設けられている。
本開示の超音波メスビットでは、好ましくは、ビットバーは、斜面又は円弧状面を通って滑らかに移行して、ビット先端部及びビット本体にそれぞれ接続されている。
本開示の超音波メスビットでは、好ましくは、ビット本体の他方の端部は、超音波トランスデューサを介して特定の超音波ホストに接続され、及びビット本体の他方の端部は、接続ネジ部を備え、これは、雌ネジ又は雄ネジ型接続ネジ部である。
超音波メスビットは、以下の有益な効果を有する:
(1) 本開示の超音波メスビットは、超音波トランスデューサによって生成されたエネルギーを全て、ビットの前端部分に集め得るため、器具のビットの前端部分は、最高のエネルギー出力を有し、最強の作業効果を達成する。
(2) 本開示のヘッドが保護された超音波メスビットは、椎体切除のための後方骨切り術での手術中に、狭い空間内で縦切断操作を行うために、外科医が脊髄を迂回するのを支援し得、及び安全保護部を提供するため、脊髄を傷つけることなく、手術を安全に完了することが可能である。外科手術時間は短縮され、及び手術の安全性が改善される。
(3) 本開示の超音波メスビットは中空構造であり、及びビットのビット先端部は、液注入孔を備え、これにより、潅流液がビットのビット先端部から流出すること、並びに切除した組織がすぐに排出され得、切開部の視野がクリア及び清浄であり、且つ保持されるべき残りの組織が、損傷から保護され得ることを保証し得る。このようにして、外科手術のリスクがさらに低下され、並びに外科手術の安全性及び成功率が改善される。
図面の簡単な説明
従来技術の超音波メスビットの概略的な構造図である。 本開示の第1の実施形態の超音波メスビットの概略的な斜視図である。 本開示の第1の実施形態の超音波メスビットのビット先端部の前面図である。 本開示の第1の実施形態の超音波メスビットのビット先端部の右側面図である。 本開示の第1の実施形態の超音波メスビットのビット先端部の底面図である。 本開示の第2の実施形態の超音波メスビットの概略的な斜視図である。 本開示の第2の実施形態の超音波メスビットのビット先端部の前面図である。 本開示の第2の実施形態の超音波メスビットのビット先端部の右側面図である。 本開示の第3の実施形態の超音波メスビットの概略的な斜視図である。 本開示の第3の実施形態の超音波メスビットのビット先端部の前面図である。 本開示の第3の実施形態の超音波メスビットのビット先端部の右側面図である。 外科手術のための本開示の超音波メスビットの使用における操作を示す概略図である。
図面では:
1−ビット先端部;11−上部ビットリッジ;12−下部ビットリッジ;13−前端ビット刃部;14−突起;2−ビットバー;3−ビット本体;31−接続ネジ部;32−クランプ面;16−歯。
実施形態の詳細な説明
本開示の技術的解決法を、添付図面に関連して下記で明白に及び完全に説明し、並びに説明されている実施形態は、本開示の実施形態の全てではないものの、一部であることは明らかである。本開示の実施形態に基づいて、全く創造的な取り組みなく、当業者によって得られる他の全ての実施形態は、本開示の保護範囲内に入る。
本開示の説明では、用語「中心」、「上」、「下」、「左」、「右」、「垂直」、「水平」、「内」、「外」などによって示される向き又は位置関係は、添付図面に示される向き又は位置関係に基づいており、並びに本開示の説明を容易にし、且つ説明を簡略にするものにすぎないことを意図していて、言及する機器又は要素が特定の向きを有するべきである又は特定の向きで構成及び動作されるべきであることを示す又は暗示するのではなく、並びに本開示の限定と解釈されるものではないことに留意すべきである。さらに、用語「第1」、「第2」及び「第3」は、説明のためにすぎず、相対的重要性を示す又は暗示するとみなされるべきではない。
本開示の説明では、用語「装着する」、「接続する」及び「接続」は、広範に理解されるべきであることに留意すべきである。明白に別段の定め又は定義がない限り、例えば、固定接続、取り外し式接続若しくは一体型接続としてもよく;機械的接続若しくは電気接続としてもよく;及び直接接続としても、若しくは中間媒体を通した間接接続としてもよく、又は2つの要素の内部間の連通としてもよい。当業者には、本開示における上述の用語の特有の意味は、特有の環境に従って解釈されるべきである。
本開示は、さらに、特定の実施形態によって、及び添付図面を参照して、下記で詳細に説明する。
図2〜5は、本開示の第1の実施形態の超音波メスビットを示す。図2は、本開示の第1の実施形態の超音波メスビットの概略的な斜視図であり、図3は、第1の実施形態の超音波メスビットのビット先端部の前面図であり、図4は、超音波メスビットのビット先端部の右側面図であり、及び図5は、超音波メスビットのビット先端部の底面図である。図2〜5に示すように、本開示の超音波メスビットは、ビット先端部1、ビットバー2、及びビット本体3を含む。ビットバー2の一方の端部はビット先端部1に接続され、及びビットバー2の他方の端部は、ビット本体3の一方の端部に接続されている。ビット本体3の他方の端部は、超音波トランスデューサを介して特定の超音波ホストに接続される。本開示の第1の実施形態の超音波メスビットでは、ビット先端部1の本体は、平ら(シート状)であり、且つフラットシート構造10として形成される。フラットシート構造10の上面及び下面は、それぞれ、ビット先端部1の上部ビットリッジ11及び下部ビットリッジ12を形成する。上部ビットリッジ11の前端には突起14が形成される。上部ビットリッジ11の厚さは、フラットシート構造10の厚さ及び下部ビットリッジ12の厚さを上回る。突起14は、滑らかであり、且つエッジがない。すなわち、突起14には鋭いビット刃部がない。ビット先端部1は、ビットバー2に接続される部分で片側へ曲がっており、ビット先端部1がビットバー2に対して所定の角度となるようにしている。突起14は、円又は楕円の形状にあるとし得る。突起14は、段付き部分、円弧状部分又は斜面を通って、ビット先端部の前端へ移行する。下部ビットリッジ12は研がれて、切刃を形成する。ビット先端部1の前端は、前端ビット刃部13を備える。
本開示の第1の実施形態の超音波メスビットによれば、超音波トランスデューサによって生成されたエネルギーは全て、ビットの前端部分に集められ得るため、器具のビットの前端部分は、最高のエネルギー出力を有し、最強の作業効果を達成する。一方、本開示の第1の実施形態の超音波メスビットはヘッド保護手段を有するため、椎体切除のための後方骨切り術での手術の最中に、外科医が狭い空間内で脊髄を迂回して縦切断操作を行うことを支援することが可能であるため、脊髄を傷つけることなく、手術を安全に完了することが可能であり、それにより、外科手術のリスクを著しく低下させる。
本開示の第1の実施形態の超音波メスビットでは、ビット先端部1は、ビット先端部がビットバー2に接続される位置で片側に曲げられて、ビット先端部1がビットバー2に対して所定の角度になるようにしている。ビットバー2は中空構造としてもよく、及びビット先端部1の近くのビットバー2の部分には、ビット先端部1へすすぎ液を直接噴射するための液注入孔(図示せず)が設けられてもよい。中空部分がビット先端部の前端まで延在することも可能であり、及びビット先端部の円柱状構造の側面、又はビット先端部のフラットシート状切断部分の側面、又はビット先端部の最前端には、液注入孔又は溝(図示せず)が設けられる。超音波メスビットは中空構造であり、及びビット先端部は液注入孔を備え、それにより、潅流液が、ビット先端部1に近いビットバー2の部分から流出し、及び十分な液体を注入し得ることを保証し得る。外科手術中、ビットヘッド全体及び接触している組織が、リアルタイムで、潅流液の洗浄及び冷却に完全にさらされるため、切除された組織はすぐに排出され得、切開部の視野はクリア及び清浄であり、且つ保持されるべき残りの組織は、損傷から保護され得る。このようにして、外科手術のリスクがさらに低下され、並びに外科手術の安全性及び成功率が改善される。
図6〜8は、本開示の第2の実施形態の超音波メスビットを示す。図6は、本開示の第2の実施形態の超音波メスビットの概略的な斜視図であり、図7は、第2の実施形態の超音波メスビットのビット先端部の前面図であり、及び図8は、超音波メスビットのビット先端部の右側面図である。図6〜8に示すように、本開示の超音波メスビットは、ビット先端部1、ビットバー2、及びビット本体3を含む。ビットバー2の一方の端部はビット先端部1に接続され、及びビットバー2の他方の端部はビット本体3の一方の端部に接続されている。ビット本体3の他方の端部は、超音波トランスデューサを介して特定の超音波ホストに接続されている。第1の実施形態と同様に、本開示の第2の実施形態の超音波メスビットでは、ビット先端部1の本体は、平ら(すなわちシート状)であり、且つフラットシート構造10として形成される。フラットシート構造10の上面及び下面は、それぞれ、ビット先端部1の上部ビットリッジ11及び下部ビットリッジ12を形成する。上部ビットリッジ11の前端に突起14が形成される。上部ビットリッジ11の厚さは、フラットシート構造10の厚さ及び下部ビットリッジ12の厚さを上回る。突起14は、滑らかであり、且つエッジがないため、鋭いビット刃部を有していない。突起14は、円又は楕円の形状にあるとし得る。突起14は、段付き部分、円弧状部分又は斜面を通って、ビット先端部の前端へ移行する。ビット先端部1の前端は、前端ビット刃部13を備える。第1の実施形態と比較して、本開示の第2の実施形態の超音波メスビットは、下部ビットリッジ12が歯付き構造である点で、異なる。歯付き構造の各歯16は、三角形、台形又は円弧の形状にあるとし得る。下部ビットリッジ12が研がれていることに基づいて、歯付き構造を形成すること、すなわち、斜角をつけられた歯付き構造を形成することも可能である。
本開示の第2の実施形態の超音波メスビットによれば、超音波トランスデューサによって生成されたエネルギーは、より効率的に切断部分に集められ得るため、ビットの作業点は、最高のエネルギー出力を有する。さらに、歯付き構造が存在することによって、切断効率を高めながらも、外科手術中の位置決めを容易にし得る。一方、本開示の第2の実施形態の超音波メスビットもヘッド保護手段を有するため、椎体切除のための後方骨切り術での手術中に狭い空間内で縦切断操作を行うために、外科医が脊髄を迂回することを支援することが可能であるため、脊髄を傷つけることなく、手術を安全に完了することが可能であり、それにより、外科手術のリスクを著しく低下させる。
本開示の第2の実施形態の超音波メスビットでは、ビットバー2はまた、中空構造とし得、及びビット先端部1に近いビットバー2の部分には、ビット先端部1にすすぎ液を直接噴射するための液注入孔(図示せず)が設けられ得る。ビットバー2の一方の端部はビット先端部1に接続され、及びビットバー2の他方の端部はビット本体3に接続されている。ビットバー2は、斜面又は円弧状面を通って、ビット本体3へ滑らかに移行する。超音波メスビットは中空構造であり、及びビット先端部は液注入孔を備え、それにより、潅流液が、ビット先端部1に近いビットバー2の部分から流出し、且つ十分な液体が噴射され得ることを保証し得る。外科手術中、ビットヘッド全体及び接触した組織は、リアルタイムで、潅流液の洗浄及び冷却に完全にさらされ得るため、外科手術のリスクがさらに低下され、並びに外科手術の安全性及び成功率が改善される。
図9〜11は、本開示の第3の実施形態の超音波メスビットを示す。図9は、本開示の第3の実施形態の超音波メスビットの概略的な斜視図であり、図10は、第3の実施形態の超音波メスビットのビット先端部の前面図であり、及び図11は、超音波メスビットのビット先端部の右側面図である。図9〜11に示すように、本開示の超音波メスビットは、ビット先端部1、ビットバー2、及びビット本体3を含む。ビットバー2の一方の端部はビット先端部1に接続され、及びビットバー2の他方の端部はビット本体3に接続されている。ビット本体3は、超音波トランスデューサを介して特定の超音波ホストに接続されている。第1及び第2の実施形態と同様に、本開示の第3の実施形態の超音波メスビットでは、ビット先端部1の本体は、平ら(すなわちシート状)であり、且つフラットシート構造10として形成される。フラットシート構造10の平坦な上面及び下面は、それぞれ、ビット先端部1の上部ビットリッジ11及び下部ビットリッジ12を形成する。上部ビットリッジ11の前端に突起14が形成される。上部ビットリッジ11の厚さは、フラットシート構造10の厚さ及び下部ビットリッジ12の厚さを上回る。突起14は、滑らかであり、且つエッジがない。突起14は、円又は楕円の形状にあるとし得る。突起14は、段付き部分、円弧状部分又は斜面を通って、ビット先端部の前端へ移行する。ビット先端部1の前端は、前端ビット刃部13を備える。第1及び第2の実施形態と比較して、本開示の第3の実施形態の超音波メスビットは、上部ビットリッジ11がビット先端部1の前端部分において円弧状部分15を通って下部ビットリッジ12へ移行する点で、異なる。円弧状部分は歯16を備え、歯付き構造を形成する。すなわち、本開示の第3の実施形態では、ビット先端部1の下部ビットリッジ12は、直角を形成する代わりに、円弧状部分15を通って、ビット先端部の前端ビット刃部13へ滑らかに移行する。同様に、歯付き構造の各歯16は、三角形、台形又は円弧の形状にあるとし得る。円弧状部分が研がれていることに基づいて、歯付き構造を形成すること、すなわち、斜角をつけられた歯付き構造を形成することも可能である。
本開示の第3の実施形態の超音波メスビットによれば、超音波トランスデューサによって生成されたエネルギーはまた、より効率的に切断部分に集められ得るため、ビットの作業点は最高のエネルギー出力を有する。さらに、円弧状の歯付き構造が存在することによって、切断効率を高めながら、外科手術中の位置決めを容易にでき、及び超音波メスビットを、より複雑な外科手術に適用することが可能である。一方、本開示の第3の実施形態の超音波メスビットもヘッド保護手段を有するため、椎体切除のための後方骨切り術での手術中に狭い空間内で縦切断操作を行うために、外科医が脊髄を迂回するのを支援することが可能であるため、脊髄を傷つけることなく、手術を安全に完了することが可能であり、それにより、外科手術のリスクを著しく低下させる。
同様に、本開示の第3の実施形態の超音波メスビットでは、ビットバー2はまた、中空構造とし得、及びビット先端部1に近いビットバー2の部分には、ビット先端部1にすすぎ液を直接噴射するための液注入孔(図示せず)が設けられ得、十分な液体が噴射され得るようにする。このようにして、外科手術中、ビットヘッド全体及び接触した組織は、リアルタイムで、潅流液の洗浄及び冷却に完全にさらされ得るため、外科手術のリスクがさらに低下され、並びに外科手術の安全性及び成功率が改善される。
さらに、第1〜第3の実施形態の超音波メスビットでは、ビットバー2の一方の端部はビット先端部1に接続され、及びビットバー2の他方の端部はビット本体3の一方の端部に接続されている。ビットバー2は、斜面又は円弧状面を通って、ビット本体3へ滑らかに移行し得る。ビット本体3の他方の端部は接続ネジ部31を備える。接続ネジ部31は、雌ネジ又は雄ネジのいずれかとし得る。外科手術中、ビット本体3のテール部分の接続ネジ部31は、特定の超音波トランスデューサに接続され、及び対応するレンチを使用して締め付けられ、その後、超音波トランスデューサが特定の超音波ホストに接続されるため、超音波メスビットは手術のための準備が整う。
図12は、脊髄手術のための本開示の第1〜第3の実施形態の超音波メスビットの使用を示す概略図である。図12に示すように、外科手術中、本開示の超音波メスビットのビット先端部1は、脊髄30と椎骨40との間に置かれ、脊髄30を含んでいる病巣50を除去する。ビット先端部1の上部ビットリッジ11及び突起14に比較的厚みがあるため、脊髄30は、外科手術中、傷害から保護され得るため、外科手術の成功率が高められ、且つ外科手術のリスクが低下される。
上記の様々な実施形態は、本開示の技術的解決法を限定するのではなく、説明するために使用されるにすぎない。本開示は、上記の様々な実施形態を参照して詳細に説明したが、当業者は、上記の様々な実施形態で規定された技術的解決法がさらに修正され得ること、又は本書の技術的特徴のいくつか若しくは全てが等しく置換され得ることを理解すべきである;及びそのような修正例又は置換例は、対応する技術的解決法の本質的部分を、本開示の様々な実施形態の技術的解決法の範囲から逸脱させていない。

Claims (10)

  1. ビット先端部、ビットバー及びビット本体を含む、超音波メスビットであって、前記ビットバーの一方の端部は前記ビット先端部に接続されており、及び前記ビットバーの他方の端部は、前記ビット本体の一方の端部に接続されており、
    前記ビット先端部の本体はフラットシート構造であり、その上面及び下面は、それぞれ、前記ビット先端部の上部ビットリッジ及び下部ビットリッジを形成し;前記上部ビットリッジの前端には突起が形成され;前記上部ビットリッジの厚さは、前記フラットシート構造の厚さ及び前記下部ビットリッジの厚さを上回り;並びに前記突起は、滑らかであり、且つエッジがない、超音波メスビット。
  2. 前記ビット先端部は、前記ビットバーに接続されている前記ビット先端部の部分において片側に曲げられて、前記ビット先端部が、前記ビットバーに対して所定の角度となるようにしている、請求項1に記載の超音波メスビット。
  3. 前記突起は円又は楕円の形状にある、請求項1に記載の超音波メスビット。
  4. 前記下部ビットリッジは、ブレード様構造又は歯付き構造である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の超音波メスビット。
  5. 前記ビット先端部の前端は前端ビット刃部を備える、請求項4に記載の超音波メスビット。
  6. 前記上部ビットリッジは、前記ビット先端部の先端ヘッドにおいて、円弧状部分を通って、前記下部ビットリッジへ移行し、前記円弧状部分は歯付き構造を備えている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の超音波メスビット。
  7. 前記突起は、段、円弧又は斜面を通って、前記ビット先端部の前記前端ビット刃部へ移行する、請求項1、2、3又は5に記載の超音波メスビット。
  8. 前記ビットバーは中空構造であり、前記中空部分は、前記ビット先端部の前記前端まで延在し、及び前記ビット先端部の円柱状構造の側面、又は前記ビット先端部のフラットシート状切断部分の側面、又は前記ビット先端部の最前端に液注入孔が設けられている、請求項1、2、3又は5に記載の超音波メスビット。
  9. 前記ビットバーは、斜面又は円弧状面を通って滑らかに移行して、前記ビット先端部及び前記ビット本体のそれぞれに、接続されている、請求項1、2、3又は5に記載の超音波メスビット。
  10. 前記ビット本体の他方の端部は、超音波トランスデューサを介して特定の超音波ホストに接続され、及び前記ビット本体の前記他方の端部は接続ネジ部を備え、該接続ネジ部は、雌ネジ又は雄ネジ型接続ネジ部である、請求項1、2、3又は5に記載の超音波メスビット。
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