JP2020508404A5 - - Google Patents

Claims (28)

1. 湿潤繊維を提供すること；及び
   前記湿潤繊維を超吸収粒子(SAP)と、前記繊維の少なくともいくつかが前記SAPの少なくともいくつかに付着して繊維-SAP粒子を形成するように混合することを含む繊維-SAP粒子を形成する方法。
2. 湿潤繊維を提供することが、前記混合の前に前記繊維を液体懸濁液中に提供することを含む、請求項1に記載の方法。
3. 前記湿潤繊維を提供することが、前記液体懸濁液のエアロゾルを形成することを含み、前記液体懸濁液が前記湿潤繊維を含む、請求項２に記載の方法。
4. 各繊維-SAP粒子が、超吸収粒子の１つと付着した複数の繊維を含む、請求項1に記載の方法。
5. 前記混合の前に前記繊維の前記液体懸濁液を噴霧乾燥することをさらに含む、請求項２に記載の方法。
6. 前記混合の前に、前記繊維の液体懸濁液を部分的に乾燥すること（前記液体懸濁液を霧化することを含む）をさらに含む、請求項２に記載の方法。
7. 前記混合が前記SAPをチャンバーに導入すること及び、前記SAPが前記チャンバーに導入される方向に対して角度のある方向に前記チャンバーに湿潤繊維を導入することを含む、請求項1に記載の方法。
8. 前記液体懸濁液をチャンバーの加熱ゾーンに導入する、請求項７に記載の方法。
9. 前記SAPの表面を湿潤化して、前記SAPの表面と前記繊維との間の付着を促進することをさらに含む、請求項２に記載の方法。
10. 前記液体懸濁液を霧化することをさらに含み、それにより蒸気が生成され、前記SAPの表面の湿潤化が前記霧化から生じた蒸気を前記ＳＡＰ上に蓄積させることを含む、請求項９に記載の方法。
11. 前記繊維の一端がＳＡＰに付着し、前記繊維の自由端が前記ＳＡＰから間隔を置いて配置される、請求項１に記載の方法。
12. 前記混合が、繊維をＳＡＰに少なくとも部分的に埋め込むことを含む、請求項１に記載の方法。
13. 前記繊維-SAP粒子の網状組織を収集することをさらに含む、請求項１に記載の方法。
14. 前記網状組織内の隣接する繊維-SAP粒子が、少なくとも部分的に離間している、請求項13に記載の方法。
15. 前記網状組織内の隣接する繊維-SAP粒子の繊維が、互いに絡み合っている、請求項14に記載の方法。
16. 前記繊維がナノフィブリル化セルロース繊維を含む、請求項1に記載の方法。
17. 前記SAPにコロナ処理を施すこと、前記SAP粒子を架橋すること、又はその組み合わせをさらに含む、請求項1に記載の方法。
18. 添加剤を前記繊維、前記SAP、前記繊維-SAP粒子、又はその組み合わせと混合することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
19. 前記繊維-SAP粒子に静電帯電を施すことをさらに含む、請求項1に記載の方法。
20. 前記繊維との混合時に前記SAPが少なくとも部分的に膨潤しているように、前記SAPが少なくとも部分的に湿っており、前記少なくとも部分的に湿ったSAPは、その表面に割れ目を含み、前記繊維が前記割れ目内で付着する、請求項1に記載の方法。
21. 前記繊維の前記SAPへの付着後に、前記SAPが少なくとも部分的に収縮し、前記割れ目が少なくとも部分的に閉じるように、前記SAPを少なくとも部分的に乾燥させることをさらに含む、請求項20に記載の方法。
22. 前記液体懸濁液を、前記液体懸濁液を霧化によってチャンバーの第１のゾーンに導入し、
    前記混合が、前記チャンバーの第２のゾーンで繊維を受け取ること；及び、
    前記ＳＡＰを前記第２のゾーンへ導入し（前記ＳＡＰと繊維との混合を促すことを含む）、それによって繊維が前記SAPに支持され、そこから伸長することを含む、
    請求項２に記載の方法。
23. 前記第1のゾーンからの湿気を引き出し、前記湿気を前記SAPを前記繊維と混合する前にSAPのサプライの方へ、方向付けることをさらに含む、請求項22に記載の方法。
24. 下記：
    超吸収コア粒子；及び
    前記超吸収コア粒子に付着した複数の繊維
    を含む、繊維-SAP粒子。
25. 吸収複合体を含む物品であって、
    前記吸収複合体は
    下記：
    基材；
    カバー層；及び
    前記基材と前記カバー層との間に位置づけられた繊維-SAP粒子の網状組織
    を含み、前記繊維-SAP粒子は、超吸収コア粒子と、前記超吸収コア粒子に付着した複数の繊維
    を含む、前記物品。
26. 更に筺体を含み、前記吸収複合体が筺体に支持されている、請求項２５に記載の物品。
27. 繊維-SAP粒子を形成するためのシステムであって、
    下記：
    チャンバー；
    繊維の液体懸濁液のサプライ；
    前記繊維の液体懸濁液を前記サプライから前記チャンバーに導入するように位置づけられた繊維投入要素；及び
    SAPを前記チャンバーに導入するように位置づけられたSAP投入要素
    を含み、
    前記チャンバーは、繊維/SAP混合ゾーンと、前記繊維/SAP混合ゾーンの下流にある繊維-SAP粒子収集ゾーンとを含む、前記システム。
28. 繊維が付着した超吸収粒子を形成するための装置であって、
    下記：
    繊維-液体懸濁液サプライを供給するための入口を有する繊維乾燥チャンバー；
    前記入口に、霧化繊維-液体懸濁液を前記乾燥チャンバーに方向づけるように位置づけられたアトマイザー（それによって部分的に乾燥した繊維及び液体が前記チャンバーで受け取られる）；及び
    前記乾燥チャンバーから少なくとも部分的に乾燥した繊維を受け取るための前記乾燥チャンバーと接続された混合チャンバー（前記混合チャンバーは、超吸収粒子のサプライを前記混合チャンバーに方向づけるための入口を有する）
    を含む、前記装置。