JP2020507838A5 - - Google Patents

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JP2020507838A5
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いくつかの実施形態によると、その検出可能な症状の発症に先立って、肺炎を発症する危険に対象をさらす損傷を有する対象において肺炎を処置するための薬剤の調製における抗生物質または抗ウイルス剤の使用が提供され、対象は、これらの方法のうちのいずれかによって判定されるように、肺炎を発症する危険性の上昇を有することが前もって判定されている。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
対象の肺炎転帰を予測するための方法であって、
1つまたはそれを上回るプロセッサによって、複数の第1の対象毎に、複数の臨床パラメータのうちの少なくとも1つの臨床パラメータの第1の値および対応する肺炎転帰を受信するステップと、
前記1つまたはそれを上回るプロセッサによって、前記複数の臨床パラメータの第1の値を前記複数の第1の対象の対応する肺炎転帰に関連付ける訓練データベースを生成するステップと、
前記1つまたはそれを上回るプロセッサによって、複数の変数選択アルゴリズムを実行し、変数選択アルゴリズム毎に前記複数の臨床パラメータからモデルパラメータのサブセットを選択するステップであって、モデルパラメータの各サブセットの数は、前記複数の臨床パラメータの数未満であり、モデルパラメータの各サブセットは、前記モデルパラメータのサブセットと前記対応する肺炎転帰との間の条件付き依存性を示す、ベイジアンネットワークのノードを表す、ステップと、
前記1つまたはそれを上回るプロセッサによって、モデルパラメータのサブセット毎に、分類アルゴリズムを実行し、前記モデルパラメータのサブセットに基づいて、肺炎転帰の予測を生成するステップと、
前記1つまたはそれを上回るプロセッサによって、モデルパラメータの各対応するサブセットに基づいて実行される分類アルゴリズム毎に、肺炎転帰を予測することにおける前記分類アルゴリズムおよび前記モデルパラメータの対応するサブセットの性能のレベルを示す、少なくとも1つの性能メトリックを計算するステップと、
前記1つまたはそれを上回るプロセッサによって、候補分類アルゴリズムおよびモデルパラメータの対応するサブセットの少なくとも1つの性能メトリックに基づいて、前記候補分類アルゴリズムおよびモデルパラメータの対応するサブセットを選択するステップと、
前記1つまたはそれを上回るプロセッサによって、少なくとも1つの第2の対象に関して、前記複数の臨床パラメータのうちの少なくとも1つの臨床パラメータの第2の値を受信するステップと、
前記1つまたはそれを上回るプロセッサによって、前記モデルパラメータの対応するサブセットおよび前記少なくとも1つの臨床パラメータの第2の値を使用して、前記選択された候補分類アルゴリズムを実行し、前記少なくとも1つの第2の対象に特有の肺炎の予測転帰を計算するステップと、
前記1つまたはそれを上回るプロセッサによって、前記少なくとも1つの第2の対象に特有の肺炎の予測転帰を出力するステップと
を含む、方法。
(項目2)
対象における肺炎転帰を予測するためのモデルを生成するための方法であって、
1つまたはそれを上回るプロセッサによって、複数の第1の対象毎に、複数の臨床パラメータのうちの少なくとも1つの臨床パラメータの第1の値および対応する肺炎転帰を受信するステップと、
前記1つまたはそれを上回るプロセッサによって、前記複数の臨床パラメータの第1の値を前記複数の第1の対象の対応する肺炎転帰に関連付ける訓練データベースを生成するステップと、
前記1つまたはそれを上回るプロセッサによって、複数の変数選択アルゴリズムを実行し、変数選択アルゴリズム毎に前記複数の臨床パラメータからモデルパラメータのサブセットを選択するステップであって、モデルパラメータの各サブセットの数は、前記複数の臨床パラメータの数未満であり、モデルパラメータの各サブセットは、前記モデルパラメータのサブセットと前記対応する肺炎転帰との間の条件付き依存性を示す、ベイジアンネットワークのノードを表す、ステップと、
前記1つまたはそれを上回るプロセッサによって、モデルパラメータのサブセット毎に、分類アルゴリズムを実行し、前記モデルパラメータのサブセットに基づいて、肺炎転帰の予測を生成するステップと、
前記1つまたはそれを上回るプロセッサによって、モデルパラメータの各対応するサブセットに基づいて実行される分類アルゴリズム毎に、肺炎転帰を予測することにおける前記分類アルゴリズムおよび前記モデルパラメータの対応するサブセットの性能のレベルを示す、少なくとも1つの性能メトリックを計算するステップと、
前記1つまたはそれを上回るプロセッサによって、候補分類アルゴリズムおよびモデルパラメータの対応するサブセットの少なくとも1つの性能メトリックに基づいて、前記候補分類アルゴリズムおよびモデルパラメータの対応するサブセットを選択するステップと、
前記1つまたはそれを上回るプロセッサによって、前記候補分類アルゴリズムおよびモデルパラメータの対応するサブセットを出力するステップと
を含む、方法。
(項目3)
対象の肺炎転帰を予測するための方法であって、
第2の対象に関して、複数の臨床パラメータのうちの少なくとも1つの臨床パラメータの第2の値を受信するステップと、
前記第1の対象の少なくとも1つの臨床パラメータの第2の値を使用して、分類アルゴリズムを実行し、前記第1の対象に特有の肺炎転帰を予測するステップであって、前記分類アルゴリズムは、複数の変数選択アルゴリズムを使用し、前記複数の臨床パラメータからモデルパラメータのサブセットを選択することによって選択され、前記モデルパラメータのサブセットは、前記モデルパラメータのサブセットと対応する肺炎転帰との間の条件付き依存性を示す、ベイジアンネットワークのノードを表し、前記変数選択アルゴリズムは、複数の第1の対象の複数の臨床パラメータの第1の値および対応する肺炎転帰を使用して実行され、前記分類アルゴリズムは、肺炎転帰を予測する前記分類アルゴリズムの能力を示す性能メトリックにさらに基づいて選択される、ステップと、
前記第2の対象に特有の予測肺炎転帰を出力するステップと
を含む、方法。
(項目4)
前記対象は、爆風損傷、圧挫損傷、銃創、または四肢創傷等の肺炎を発症する危険に前記対象をさらす損傷を有する、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目5)
前記モデルパラメータの対応するサブセットを使用して、前記候補分類アルゴリズムによって生成される前記予測肺炎転帰は、(i)前記第2の対象が肺炎を有するという指標または(ii)前記第2の対象が肺炎を発症する危険性があるという指標のうちの少なくとも1つを含み、
第1の対象毎に受信される前記肺炎転帰は、(i)浸潤物、空洞現象、胸水、または合併のうちの少なくとも1つを示す胸部放射線検査、および(ii)定量化された呼吸培養からの病原体の単離から選択される、少なくとも1つを通して診断される、確認された肺感染症に基づく、
項目1または3のいずれかに記載の方法。
(項目6)
各第1の対象は、肺炎を発症する危険に前記対象をさらす損傷を有し、値が第1の対象毎に受信される、前記臨床パラメータは、性別、年齢、損傷の日付、損傷の場所、腹部損傷の存在、損傷の機構、創傷深度、創傷表面積、創傷清拭の回数、関連付けられる損傷、創傷閉鎖のタイプ、創傷閉鎖の成功、輸血の要件、輸血される血液製剤の総数、前記対象に投与される全血球の量、前記対象に投与される赤血球(RBC)の量、前記対象に投与される濃厚赤血球(pRBC)の量、前記対象に投与される血小板の量、全濃厚RBCのレベル、外傷重症度スコア(ISS)、腹部のAIS、頭部のAIS、胸部(胸郭)のAIS、急性生理学および慢性健康評価II(APACHE II)スコア、前記対象からのサンプル中の臨界定着(CC)の存在、外傷性脳損傷の存在、外傷性脳損傷の重症度、入院期間、集中治療室(ICU)の滞在期間、人工呼吸器の装着日数、病院からの退院、院内感染症の発症、前記対象からのサンプル中のインターフェロンガンマ誘導タンパク質10(IP−10)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン2受容体(IL−2R)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン−10(IL−10)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン−3(IL−3)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン−6(IL−6)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン−7(IL−7)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン−8(IL−8)のレベル、前記対象からのサンプル中の単球走化性タンパク質1(MCP−1)のレベル、前記対象からのサンプル中のガンマインターフェロンによって誘導されるモノカイン(MIG)のレベル、および前記対象からのサンプル中のエオタキシンのレベルから選択される少なくとも1つを含む、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目7)
各第1の対象は、肺炎を発症する危険に前記対象をさらす損傷を有し、値が第1の対象毎に受信される、前記臨床パラメータは、バイオマーカ臨床パラメータ、血液製剤の投与臨床パラメータ、または外傷重症度スコア臨床パラメータから選択される少なくとも1つを含む、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目8)
前記臨床パラメータは、前記対象からのサンプル中の上皮成長因子(EGF)のレベル、前記対象からのサンプル中のエオタキシン−1(CCL11)のレベル、前記対象からのサンプル中の塩基性線維芽細胞成長因子(bFGF)のレベル、前記対象からのサンプル中の顆粒球コロニー刺激因子(G−CSF)のレベル、前記対象からのサンプル中の顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM−CSF)のレベル、前記対象からのサンプル中の肝細胞成長因子(HGF)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターフェロンアルファ(IFN−α)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターフェロンガンマ(IFN−γ)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン10(IL−10)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン12(IL−12)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン13(IL−13)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン15(IL−15)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン17(IL−17)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン1アルファ(IL−1α)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン1ベータ(IL−1β)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン1受容体拮抗薬(IL−1RA)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン2(IL−2)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン2受容体(IL−2R)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン3(IL−3)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン4(IL−4)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン5(IL−5)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン6(IL−6)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン7(IL−7)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン8(IL−8)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターフェロンガンマ誘導タンパク質10(IP−10)のレベル、前記対象からのサンプル中の単球走化性タンパク質1(MCP−1)のレベル、前記対象からのサンプル中のガンマインターフェロンによって誘導されるモノカイン(MIG)のレベル、前記対象からのサンプル中のマクロファージ炎症性タンパク質1アルファ(MIP−1α)のレベル、前記対象からのサンプル中のマクロファージ炎症性タンパク質1ベータ(MIP−1β)のレベル、前記対象からのサンプル中のケモカイン(C−Cモチーフ)リガンド5(CCL5)のレベル、前記対象からのサンプル中の腫瘍壊死因子アルファ(TNFα)のレベル、前記対象からのサンプル中の血管内皮細胞成長因子(VEGF)のレベル、前記対象に投与される全血球の量、前記対象に投与される赤血球(RBC)の量、前記対象に投与される濃厚赤血球(pRBC)の量、前記対象に投与される血小板の量、前記対象に投与される全ての血液製剤の総和、全濃厚RBCのレベル、外傷重症度スコア(ISS)、腹部の簡易式外傷指数(AIS)、胸部(胸郭)のAIS、四肢のAIS、顔面のAIS、頭部のAIS、または皮膚のAISのうちの少なくとも1つを含む、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目9)
値が第1の対象毎に受信される、前記臨床パラメータは、Luminexプロテオームデータ、RNAseq、トランスクリプトームデータ、定量的ポリメラーゼ連鎖反応(qPCR)データ、および定量的細菌学データから選択される少なくとも1つを含む、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目10)
値が第2の対象毎に受信される、前記臨床パラメータは、頭部のAIS、腹部のAIS、前記対象に投与される血小板の量、全濃厚RBCのレベル、前記対象に投与される全ての血液製剤の総和、前記対象からの血清サンプル中のインターフェロンガンマ誘導タンパク質10(IP−10)のレベル、前記対象からの血清サンプル中のインターロイキン−10(IL−10)のレベル、および前記対象からの血清サンプル中の単球走化性タンパク質1(MCP−1)のレベルから選択される少なくとも1つを含む、項目1または3−9のいずれかに記載の方法。
(項目11)
前記候補分類アルゴリズムに対応する前記モデルパラメータのサブセットは、頭部のAIS、腹部のAIS、前記対象に投与される血小板の量、全濃厚RBCのレベル、前記対象に投与される全ての血液製剤の総和、前記対象からの血清サンプル中のインターフェロンガンマ誘導タンパク質10(IP−10)のレベル、前記対象からの血清サンプル中のインターロイキン−10(IL−10)のレベル、および前記対象からの血清サンプル中の単球走化性タンパク質1(MCP−1)のレベルから選択される少なくとも2つを含む、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目12)
前記少なくとも1つの性能メトリックは、全アウトオブバッグ(OOB)誤差推定値、陽性分類OOB誤差推定値、陰性分類OOB誤差推定値、正確度スコア、またはカッパスコアのうちの少なくとも1つを含む、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目13)
前記候補分類アルゴリズムおよびモデルパラメータの対応するサブセットを選択するステップは、各分類アルゴリズムを用いて決定曲線分析(DCA)を実行するステップを含み、前記DCAは、前記分類アルゴリズムによって生成される肺炎転帰に基づいて処置を提供するという純便益を示し、前記処置を提供するという最大純便益を有する、前記分類アルゴリズムを選択する、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目14)
前記DCAを使用し、前記少なくとも1つの第2の対象の予測肺炎転帰を規定危険閾値と比較して、前記処置の純便益を判定するステップをさらに含む、項目13に記載の方法。
(項目15)
前記候補分類アルゴリズムは、単純ベイズモデルである、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目16)
第1の対象毎に、第1の値が、少なくとも2つの臨床パラメータに関して受信され、前記第1の値は、単一の時点に対応する、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目17)
値が受信される臨床パラメータの数が、前記訓練パラメータの数未満である、少なくとも1つの第1の対象を識別するステップと、
インピュテーションアルゴリズムを実行し、値が受信されない前記少なくとも1つの第1の対象と関連付けられる臨床パラメータに対応する、前記訓練パラメータのうちの少なくとも1つの帰属値を生成するステップと
をさらに含む、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目18)
前記複数の変数選択アルゴリズムは、inter.iambアルゴリズム、fast.iambアルゴリズム、iambアルゴリズム、gsアルゴリズム、mmpcアルゴリズム、またはsi.hiton.pcアルゴリズムのうちの少なくとも2つを含む、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目19)
対象において肺炎転帰を予測するためのシステムであって、
1つまたはそれを上回るプロセッサと、メモリとを備える、処理回路であって、
前記メモリは、
複数の第1の対象毎に、複数の臨床パラメータのうちの少なくとも1つの臨床パラメータの第1の値および対応する肺炎転帰を記憶するように構成される、訓練データベースと、
機械学習エンジンであって、
複数の変数選択アルゴリズムを実行し、変数選択アルゴリズム毎に前記複数の臨床パラメータからモデルパラメータのサブセットを選択し、モデルパラメータの各サブセットの数は、前記複数の臨床パラメータの数未満であり、モデルパラメータの各サブセットは、前記モデルパラメータのサブセットと前記対応する肺炎転帰との間の条件付き依存性を示す、ベイジアンネットワークのノードを表し、モデルパラメータのサブセット毎に、分類アルゴリズムを実行し、前記モデルパラメータのサブセットに基づいて、肺炎転帰の予測を生成し、モデルパラメータの各対応するサブセットに基づいて実行される分類アルゴリズム毎に、肺炎転帰を予測することにおける前記分類アルゴリズムおよび前記モデルパラメータの対応するサブセットの性能のレベルを示す、少なくとも1つの性能メトリックを計算し、候補分類アルゴリズムおよびモデルパラメータの対応するサブセットの少なくとも1つの性能メトリックに基づいて、前記候補分類アルゴリズムおよび前記モデルパラメータの対応するサブセットを選択するように構成される、機械学習エンジンと、
予測エンジンであって、
少なくとも1つの第2の対象に関して、前記複数の臨床パラメータのうちの少なくとも1つの臨床パラメータの第2の値を受信し、前記モデルパラメータの対応するサブセットおよび前記少なくとも1つの臨床パラメータの第2の値を使用して、前記選択された候補分類アルゴリズムを実行し、前記少なくとも1つの第2の対象に特有の肺炎の予測転帰を計算するように構成される、予測エンジンと
を備える、処理回路と、
前記少なくとも1つの第2の対象に特有の肺炎の予測転帰を表示するように構成される、ディスプレイデバイスと
を備える、システム。
(項目20)
対象において肺炎転帰を予測するためのモデルを生成するためのシステムであって、
1つまたはそれを上回るプロセッサと、メモリとを備える、処理回路であって、
前記メモリは、
複数の第1の対象毎に、複数の臨床パラメータのうちの少なくとも1つの臨床パラメータの第1の値および対応する肺炎転帰を記憶するように構成される、訓練データベースと、
機械学習エンジンであって、
複数の変数選択アルゴリズムを実行し、変数選択アルゴリズム毎に前記複数の臨床パラメータからモデルパラメータのサブセットを選択し、モデルパラメータの各サブセットの数は、前記複数の臨床パラメータの数未満であり、モデルパラメータの各サブセットは、前記モデルパラメータのサブセットと前記対応する肺炎転帰との間の条件付き依存性を示す、ベイジアンネットワークのノードを表し、モデルパラメータのサブセット毎に、分類アルゴリズムを実行し、前記モデルパラメータのサブセットに基づいて、肺炎転帰の予測を生成し、モデルパラメータの各対応するサブセットに基づいて実行される分類アルゴリズム毎に、肺炎転帰を予測することにおける前記分類アルゴリズムおよび前記モデルパラメータの対応するサブセットの性能のレベルを示す、少なくとも1つの性能メトリックを計算し、候補分類アルゴリズムおよびモデルパラメータの対応するサブセットの少なくとも1つの性能メトリックに基づいて、前記候補分類アルゴリズムおよび前記モデルパラメータの対応するサブセットを選択し、前記候補分類アルゴリズムおよびモデルパラメータの対応するサブセットを出力するように構成される、機械学習エンジンと
を備える、処理回路
を備える、システム。
(項目21)
対象において肺炎転帰を予測するためのシステムであって、
1つまたはそれを上回るプロセッサと、メモリとを備える、処理回路であって、前記メモリは、
予測エンジンであって、
第2の対象に関して、複数の臨床パラメータのうちの少なくとも1つの臨床パラメータの第2の値を受信し、前記第2の対象の少なくとも1つの臨床パラメータの第2の値を使用して、分類アルゴリズムを実行し、前記第2の対象に特有の肺炎転帰を予測し、前記分類アルゴリズムは、複数の変数選択アルゴリズムを使用し、前記複数の臨床パラメータからモデルパラメータのサブセットを選択することによって選択され、前記モデルパラメータのサブセットは、前記モデルパラメータのサブセットと対応する肺炎転帰との間の条件付き依存性を示す、ベイジアンネットワークのノードを表し、前記変数選択アルゴリズムは、複数の第1の対象の複数の臨床パラメータの第1の値および対応する肺炎転帰を使用して実行され、前記分類アルゴリズムは、肺炎転帰を予測する前記分類アルゴリズムの能力を示す性能メトリックにさらに基づいて選択されるように構成される、予測エンジンを備える、処理回路と、
前記第2の対象に特有の予測肺炎転帰を出力するように構成される、ディスプレイデバイスと
を備える、システム。
(項目22)
肺炎を発症する危険に対象をさらす損傷を有する対象において、随意に、その検出可能な症状の発症に先立って、肺炎の危険プロファイルを判定する方法であって、前記危険プロファイルは、頭部のAIS、腹部のAIS、前記対象に投与される血小板の量、全pRBCのレベル、前記対象に投与される全ての血液製剤の総和、前記対象からの血清サンプル中のIP−10のレベル、前記対象からの血清サンプル中のIL−10のレベル、および前記対象からの血清サンプル中のMCP−1のレベルから選択される1つまたはそれを上回る臨床パラメータに基づく、1つまたはそれを上回る成分を備え、
前記対象に関する前記1つまたはそれを上回る臨床パラメータを検出するステップと、
前記検出された臨床パラメータから前記対象の危険プロファイルの値を計算するステップと
を含む、方法。
(項目23)
随意に、その検出可能な症状の発症に先立って、肺炎を発症する危険に対象をさらす損傷を有する対象が、肺炎を発症する危険性の増加を有することを判定する方法であって、
頭部のAIS、腹部のAIS、前記対象に投与される血小板の量、全pRBCのレベル、前記対象に投与される全ての血液製剤の総和、前記対象からの血清サンプル中のIP−10のレベル、前記対象からの血清サンプル中のIL−10のレベル、および前記対象からの血清サンプル中のMCP−1のレベルから選択される、前記対象に関する1つまたはそれを上回る臨床パラメータを検出するステップと、
前記検出された臨床パラメータから前記対象の危険プロファイルの値を計算するステップと、
前記対象の危険プロファイルの値を参照危険プロファイル値と比較するステップであって、前記参照危険プロファイル値と比較した前記対象の危険プロファイルの値の増加は、前記対象が肺炎を発症する危険性の増加を有することを示す、ステップと
を含む、方法。
(項目24)
その検出可能な症状の発症に先立って、肺炎に対する処置を前記対象に投与するステップを含む、肺炎を発症する危険に対象をさらす損傷を有する対象を、肺炎に関して処置する方法であって、前記対象は、頭部のAIS、腹部のAIS、前記対象に投与される血小板の量、全pRBCのレベル、前記対象に投与される全ての血液製剤の総和、前記対象からの血清サンプル中のIP−10のレベル、前記対象からの血清サンプル中のIL−10のレベル、および前記対象からの血清サンプル中のMCP−1のレベルから選択される、1つまたはそれを上回る臨床パラメータから計算される危険プロファイル値によって判定されるような肺炎を発症する危険性の上昇を有することが前もって判定されている、方法。
(項目25)
前記参照危険プロファイル値と比較した前記対象の危険プロファイル値の増加は、前記対象が肺炎を発症する危険性の増加を有することを示す、項目22〜24のいずれか1項に記載の方法。
(項目26)
前記参照危険プロファイル値は、前記対象に関して前もって検出された臨床パラメータから計算される、項目22〜25のいずれか1項に記載の方法。
(項目27)
前記参照危険プロファイル値は、前記対象が前記損傷を有するときに前記対象に関して前もって検出された臨床パラメータから計算される、項目22〜26のいずれか1項に記載の方法。
(項目28)
前記参照危険プロファイル値は、損傷を有する参照対象の集団に関して検出される臨床パラメータから計算される、項目22〜25のいずれか1項に記載の方法。
(項目29)
前記参照危険プロファイル値は、前記参照対象が肺炎の検出可能な症状を有していなかったときに損傷を有する参照対象の集団に関して検出される臨床パラメータから計算される、項目22〜25または28のいずれか1項に記載の方法。
(項目30)
前記方法は、前記対象における肺炎の検出可能な症状の発症に先立って行われる、項目22〜29のいずれか1項に記載の方法。
(項目31)
1つまたはそれを上回る臨床パラメータは、血清サンプルおよび創傷流出物から選択される前記対象からのサンプル中で検出される、項目22〜30のいずれか1項に記載の方法。
(項目32)
対象からの1つまたはそれを上回るサンプル中で、IP−10、IL−10、およびMCP−1から選択される1つまたはそれを上回るバイオマーカのレベルを測定するステップを含む、損傷を有する前記対象においてバイオマーカのレベルを検出する方法。
(項目33)
前記方法は、IP−10、IL−10、およびMCP−1のレベルを測定するステップを含む、項目32に記載の方法。
(項目34)
肺炎を発症する危険に対象をさらす損傷を有する対象において危険因子を査定する方法であって、頭部のAIS、腹部のAIS、前記対象に投与される血小板の量、全pRBCのレベル、前記対象に投与される全ての血液製剤の総和、前記対象からの血清サンプル中のIP−10のレベル、前記対象からの血清サンプル中のIL−10のレベル、および前記対象からの血清サンプル中のMCP−1のレベルから選択される、1つまたはそれを上回る危険因子を査定するステップを含む、方法。
(項目35)
項目22−34のいずれか1項に記載の方法を実施するためのキット。
(項目36)
その検出可能な症状の発症に先立って、肺炎を発症する危険に対象をさらす損傷を有する対象において肺炎を処置するための抗生物質または抗ウイルス剤であって、前記対象は、項目24に記載の方法によって判定されるように、肺炎を発症する危険性の上昇を有することが前もって判定されている、抗生物質または抗ウイルス剤。
(項目37)
その検出可能な症状の発症に先立って、肺炎を発症する危険に対象をさらす損傷を有する対象において肺炎を処置するための薬剤の調製における抗生物質または抗ウイルス剤の使用であって、前記対象は、項目24に記載の方法によって判定されるように、肺炎を発症する危険性の上昇を有することが前もって判定されている、抗生物質または抗ウイルス剤の使用。

Claims (21)

  1. 対象における肺炎転帰を予測するためのモデルを生成する方法であって、
    複数の臨床パラメータの第1の値と、複数の第1の対象と関連付けられた肺炎転帰とを記憶する訓練データベースを生成することと、
    複数の変数選択アルゴリズムを実行し、変数選択アルゴリズム毎に前記複数の臨床パラメータからモデルパラメータのサブセットを選択することと、
    モデルパラメータの複数のサブセットの1つに対して複数の分類アルゴリズムの各々を実行し、肺炎転帰の予測を生成することと、
    前記肺炎転帰の予測に従って、前記複数の分類アルゴリズムの各々と関連付けられた性能メトリックを計算することと、
    前記性能メトリックに従って、候補分類アルゴリズムを選択することと、
    肺炎転帰を予測するためのモデルを出力することであって、前記モデルは、モデルパラメータの関連付けられたサブセットを伴う前記候補分類アルゴリズムを備える、ことと
    を含む、方法。
  2. 前記訓練データベース内に記憶されているデータを前処理することをさらに含み、
    前記前処理することは、
    前記複数の臨床パラメータの少なくとも1つの第1の値が欠落していることを判定することと、
    欠落している前記複数の臨床パラメータの前記少なくとも1つのための参照値を推定することと、
    前記複数の臨床パラメータの前記少なくとも1つの前記第1の値として前記参照値を前記訓練データベース内に記憶することと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記複数の変数選択アルゴリズムは、機械学習アルゴリズム、教師付き機械学習アルゴリズム、Grow−Shrinkアルゴリズム、Incremental Association Markov Blanketアルゴリズム、またはSemi−Interleaved Hiton−PCアルゴリズムのうちの少なくとも1つを含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記分類アルゴリズムは、線形判別分析、分類および回帰ツリー、決定ツリー学習、ランダムフォレストモデル、最近傍、サポートベクターマシン、ロジスティック回帰、一般化線形モデル、ベイジアンモデル、またはニューラルネットワークのうちの少なくとも1つを含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記性能メトリックに従って候補分類アルゴリズムを選択することは、
    各分類アルゴリズムを用いて決定曲線分析(DCA)を実行することであって、前記DCAは、前記分類アルゴリズムによって生成される肺炎転帰に基づいて処置を提供するという純便益を示す、ことと、
    前記処置を提供するという最大純便益を有する前記分類アルゴリズムを前記候補分類アルゴリズムとして選択することと
    をさらに含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記複数の分類アルゴリズムの性能を相互検証することをさらに含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記複数の分類アルゴリズムの各々と関連付けられる前記性能メトリックは、全アウトオブバッグ(OOB)誤差推定値、陽性分類OOB誤差推定値、陰性分類OOB誤差推定値、正確度スコア、またはカッパスコアのうちの少なくとも1つを含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記複数の臨床パラメータは、1つまたは複数のバイオマーカ臨床パラメータ、1つまたは複数の血液製剤の投与臨床パラメータ、1つまたは複数の外傷重症度スコア臨床パラメータ、またはこれらの組み合わせを含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記バイオマーカ臨床パラメータは、前記対象からのサンプル中の上皮成長因子(EGF)のレベル、前記対象からのサンプル中のエオタキシン−1(CCL11)のレベル、前記対象からのサンプル中の塩基性線維芽細胞成長因子(bFGF)のレベル、前記対象からのサンプル中の顆粒球コロニー刺激因子(G−CSF)のレベル、前記対象からのサンプル中の顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM−CSF)のレベル、前記対象からのサンプル中の肝細胞成長因子(HGF)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターフェロンアルファ(IFN−α)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターフェロンガンマ(IFN−γ)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン10(IL−10)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン12(IL−12)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン13(IL−13)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン15(IL−15)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン17(IL−17)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン1アルファ(IL−1α)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン1ベータ(IL−1β)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン1受容体拮抗薬(IL−1RA)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン2(IL−2)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン2受容体(IL−2R)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン3(IL−3)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン4(IL−4)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン5(IL−5)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン6(IL−6)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン7(IL−7)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン8(IL−8)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターフェロンガンマ誘導タンパク質10(IP−10)のレベル、前記対象からのサンプル中の単球走化性タンパク質1(MCP−1)のレベル、前記対象からのサンプル中のガンマインターフェロンによって誘導されるモノカイン(MIG)のレベル、前記対象からのサンプル中のマクロファージ炎症性タンパク質1アルファ(MIP−1α)のレベル、前記対象からのサンプル中のマクロファージ炎症性タンパク質1ベータ(MIP−1β)のレベル、前記対象からのサンプル中のケモカイン(C−Cモチーフ)リガンド5(CCL5)のレベル、前記対象からのサンプル中の腫瘍壊死因子アルファ(TNFα)のレベル、または、前記対象からのサンプル中の血管内皮細胞成長因子(VEGF)のレベルのうちの1つまたは複数を含み、
    前記血液製剤の投与臨床パラメータは、前記対象に投与される全血球の量、前記対象に投与される赤血球(RBC)の量、前記対象に投与される濃厚赤血球(pRBC)の量、前記対象に投与される血小板の量、前記対象に投与される全ての血液製剤の総和、または、全濃厚RBCのレベルのうちの1つまたは複数を含み、
    前記外傷重症度スコア臨床パラメータは、外傷重症度スコア(ISS)、腹部の簡易式外傷指数(AIS)、胸部(胸郭)のAIS、四肢のAIS、顔面のAIS、頭部のAIS、または皮膚のAISのうちの1つまたは複数を含む、請求項8に記載の方法。
  10. 対象の肺炎転帰を予測するための方法であって、
    第2の対象から、複数の臨床パラメータの少なくとも1つの臨床パラメータの第2の値を受信することと、
    前記少なくとも1つの臨床パラメータの第2の値を使用して、前記第2の対象の肺炎転帰を予測するために前訓練されたモデルを実行することであって、前記モデルは、
    複数の臨床パラメータの第1の値と、複数の第1の対象と関連付けられた肺炎転帰とを記憶する訓練データベースを生成することと、
    複数の変数選択アルゴリズムを実行し、変数選択アルゴリズム毎に前記複数の臨床パラメータからモデルパラメータのサブセットを選択することと、
    モデルパラメータの複数のサブセットの1つに対して複数の分類アルゴリズムの各々を実行し、肺炎転帰の予測を生成することと、
    前記肺炎転帰の予測に従って、前記複数の分類アルゴリズムの各々と関連付けられた性能メトリックを計算することと、
    前記性能メトリックに従って、候補分類アルゴリズムを選択することと、
    肺炎転帰を予測するためのモデルを出力することであって、前記モデルは、モデルパラメータの関連付けられたサブセットを伴う前記候補分類アルゴリズムを備える、ことと
    を含む動作を実施することによって、前訓練されている、ことと、
    前記第2の対象の前記予測された肺炎転帰を出力することと
    を含む、方法。
  11. 前記モデルを前訓練するための動作は、前記訓練データベース内に記憶されているデータを前処理することをさらに含み、
    前記前処理することは、
    前記複数の臨床パラメータの少なくとも1つの第1の値が欠落していることを判定することと、
    欠落している前記複数の臨床パラメータの前記少なくとも1つのための参照値を推定することと、
    前記複数の臨床パラメータの前記少なくとも1つの前記第1の値として前記参照値を前記訓練データベース内に記憶することと
    を含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記複数の変数選択アルゴリズムは、機械学習アルゴリズム、教師付き機械学習アルゴリズム、Grow−Shrinkアルゴリズム、Incremental Association Markov Blanketアルゴリズム、またはSemi−Interleaved Hiton−PCアルゴリズム、あるいは後退限のうちの少なくとも1つを含む、請求項10または11に記載の方法。
  13. 前記分類アルゴリズムは、線形判別分析、分類および回帰ツリー、決定ツリー学習、ランダムフォレストモデル、最近傍、サポートベクターマシン、ロジスティック回帰、一般化線形モデル、ベイジアンモデル、またはニューラルネットワークのうちの少なくとも1つを含む、請求項10〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記性能メトリックに従って候補分類アルゴリズムを選択することは、
    各分類アルゴリズムを用いて決定曲線分析(DCA)を実行することであって、前記DCAは、前記分類アルゴリズムによって生成される肺炎転帰に基づいて処置を提供するという純便益を示す、ことと、
    前記処置を提供するという最大純便益を有する前記分類アルゴリズムを前記候補分類アルゴリズムとして選択することと
    をさらに含む、請求項10〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記複数の分類アルゴリズムの性能を相互検証することをさらに含む、請求項10〜14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記複数の分類アルゴリズムの各々と関連付けられる前記性能メトリックは、全アウトオブバッグ(OOB)誤差推定値、陽性分類OOB誤差推定値、陰性分類OOB誤差推定値、正確度スコア、またはカッパスコアのうちの少なくとも1つを含む、請求項10〜15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記複数の臨床パラメータは、1つまたは複数のバイオマーカ臨床パラメータ、1つまたは複数の血液製剤の投与臨床パラメータ、1つまたは複数の外傷重症度スコア臨床パラメータ、またはこれらの組み合わせを含む、請求項10〜16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記バイオマーカ臨床パラメータは、前記対象からのサンプル中の上皮成長因子(EGF)のレベル、前記対象からのサンプル中のエオタキシン−1(CCL11)のレベル、前記対象からのサンプル中の塩基性線維芽細胞成長因子(bFGF)のレベル、前記対象からのサンプル中の顆粒球コロニー刺激因子(G−CSF)のレベル、前記対象からのサンプル中の顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM−CSF)のレベル、前記対象からのサンプル中の肝細胞成長因子(HGF)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターフェロンアルファ(IFN−α)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターフェロンガンマ(IFN−γ)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン10(IL−10)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン12(IL−12)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン13(IL−13)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン15(IL−15)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン17(IL−17)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン1アルファ(IL−1α)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン1ベータ(IL−1β)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン1受容体拮抗薬(IL−1RA)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン2(IL−2)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン2受容体(IL−2R)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン3(IL−3)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン4(IL−4)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン5(IL−5)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン6(IL−6)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン7(IL−7)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン8(IL−8)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターフェロンガンマ誘導タンパク質10(IP−10)のレベル、前記対象からのサンプル中の単球走化性タンパク質1(MCP−1)のレベル、前記対象からのサンプル中のガンマインターフェロンによって誘導されるモノカイン(MIG)のレベル、前記対象からのサンプル中のマクロファージ炎症性タンパク質1アルファ(MIP−1α)のレベル、前記対象からのサンプル中のマクロファージ炎症性タンパク質1ベータ(MIP−1β)のレベル、前記対象からのサンプル中のケモカイン(C−Cモチーフ)リガンド5(CCL5)のレベル、前記対象からのサンプル中の腫瘍壊死因子アルファ(TNFα)のレベル、または、前記対象からのサンプル中の血管内皮細胞成長因子(VEGF)のレベルのうちの1つまたは複数を含み、
    前記血液製剤の投与臨床パラメータは、前記対象に投与される全血球の量、前記対象に投与される赤血球(RBC)の量、前記対象に投与される濃厚赤血球(pRBC)の量、前記対象に投与される血小板の量、前記対象に投与される全ての血液製剤の総和、または、全濃厚RBCのレベルのうちの1つまたは複数を含み、
    前記外傷重症度スコア臨床パラメータは、外傷重症度スコア(ISS)、腹部の簡易式外傷指数(AIS)、胸部(胸郭)のAIS、四肢のAIS、顔面のAIS、頭部のAIS、または皮膚のAISのうちの1つまたは複数を含む、請求項17に記載の方法。
  19. 対象における肺炎転帰を予測するためのモデルを生成するためのシステムであって、
    1つまたは複数のプロセッサと、
    メモリと、
    通信プラットフォームと、
    複数の臨床パラメータの第1の値と、複数の第1の対象と関連付けられた肺炎転帰とを記憶するように構成される訓練データベースと、
    機械学習エンジンと
    を備え、
    前記機械学習エンジンは、
    複数の変数選択アルゴリズムを実行し、変数選択アルゴリズム毎に前記複数の臨床パラメータからモデルパラメータのサブセットを選択することと、
    モデルパラメータの複数のサブセットの1つに対して複数の分類アルゴリズムの各々を実行し、肺炎転帰の予測を生成することと、
    前記肺炎転帰の予測に従って、前記複数の分類アルゴリズムの各々と関連付けられた性能メトリックを計算することと、
    前記性能メトリックに従って、候補分類アルゴリズムを選択することと、
    肺炎転帰を予測するためのモデルを出力することであって、前記モデルは、モデルパラメータの関連付けられたサブセットを伴う前記候補分類アルゴリズムを備える、ことと
    を行うように構成される、システム。
  20. 対象における肺炎転帰を予測するためのシステムであって、
    1つまたは複数のプロセッサと、
    メモリと、
    通信プラットフォームと、
    複数の臨床パラメータの第1の値と、複数の第1の対象と関連付けられた肺炎転帰とを記憶するように構成される訓練データベースと、
    対象の肺炎転帰のためのモデルを前訓練するように構成される機械学習エンジンであって、前記モデルは、
    前記複数の臨床パラメータの第1の値と、複数の第1の対象と関連付けられた肺炎転帰とを記憶する訓練データベースを生成することと、
    複数の変数選択アルゴリズムを実行し、変数選択アルゴリズム毎に前記複数の臨床パラメータからモデルパラメータのサブセットを選択することと、
    モデルパラメータの複数のサブセットの1つに対して複数の分類アルゴリズムの各々を実行し、肺炎転帰の予測を生成することと、
    前記肺炎転帰の予測に従って、前記複数の分類アルゴリズムの各々と関連付けられた性能メトリックを計算することと、
    前記性能メトリックに従って、候補分類アルゴリズムを選択することと、
    肺炎転帰を予測するためのモデルを出力することであって、前記モデルは、モデルパラメータの関連付けられたサブセットを伴う前記候補分類アルゴリズムを備える、ことと
    を含む動作を実施することによって、前訓練されている、機械学習エンジンと、
    予測エンジンであって、前記予測エンジンは、
    第2の対象から、複数の臨床パラメータの少なくとも1つの臨床パラメータの第2の値を受信することと、
    前記少なくとも1つの臨床パラメータの第2の値を使用して、前記第2の対象の肺炎転帰を予測するために前記前訓練されたモデルを実行することと
    を行うように構成される、予測エンジンと、
    前記第2の対象の前記予測された肺炎転帰を出力するように構成されるディスプレイデバイスと
    を備える、システム。
  21. 対象における肺炎転帰を予測するためのモデルを生成するための非一過性コンピュータ可読媒体であって、前記非一過性コンピュータ可読媒体は、その上に記憶された情報を有し、前記情報は、コンピュータによって読み取られると、
    複数の臨床パラメータの第1の値と、複数の第1の対象と関連付けられた肺炎転帰とを記憶する訓練データベースを生成する動作と、
    複数の変数選択アルゴリズムを実行し、変数選択アルゴリズム毎に前記複数の臨床パラメータからモデルパラメータのサブセットを選択する動作と、
    モデルパラメータの複数のサブセットの1つに対して複数の分類アルゴリズムの各々を実行し、肺炎転帰の予測を生成する動作と、
    前記肺炎転帰の予測に従って、前記複数の分類アルゴリズムの各々と関連付けられた性能メトリックを計算する動作と、
    前記性能メトリックに従って、候補分類アルゴリズムを選択する動作と、
    肺炎転帰を予測するためのモデルを出力する動作であって、前記モデルは、モデルパラメータの関連付けられたサブセットを伴う前記候補分類アルゴリズムを備える、動作と
    を前記コンピュータに実施させる、非一過性コンピュータ可読媒体。
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