JP2020506304A - ウェットエンドの異なる複数の箇所で抄紙機の脱水量を測定する装置及びその方法 - Google Patents
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Abstract
本発明の目的は、抄紙機のウェットエンドにおいて脱水量を測定する装置を提供することにある。本発明の要点は、装置が、通常の大気圧下で機能する測定容器(15)を備え、容器で、前記抄紙機の負圧がかかった複数の脱水点からの前記水(7)の量が、差圧伝送器(20)と量水堰(8)とにより測定されることにある。【選択図】図4
Description
本発明の目的は、請求項1の前提部分で定義される装置であって、ウェットエンドの異なる箇所で抄紙機の脱水量を測定する装置を提供することである。本装置では、サクションボックス1内で負圧によりウェブから水7が除去され、サクションボックス1内で除去された水7は、脱水量を測定する本装置に設置されたサクションレグパイプ(suction leg pipe、吸引脚管部)18に沿って導かれる。また、本発明は、請求項7に記載の方法にも関する。
紙、化学パルプ、板紙を製造する際に、繊維/水混合物、即ち、ウェブから水を除去する様々な技術が機械のウェットエンドで使用されることは、当分野で一般的に知られている。水は、遠心力、負圧及び/又は湿式プレスによってウェブから分離される。本明細書で使用される「巻き取り紙」及び「抄紙機」という用語は、前述のあらゆる製品及び製造機器を指す。生産効率を最適化するためには、機械の異なる複数の部分でウェブから分離された水を測定することが重要である。また、機械の最適化やファブリックの開発のためには、プレスパートで使用されるファブリックから除去された水を測定することにも価値がある。
<ウェブの脱水>
米国特許第6053039号明細書に開示される従来技術では、図1に示す脱水手段の動作原理、即ち、負圧により水を除去するサクションボックス(吸引箱)1を、1つの典型的な解決手段として用いている。この解決手段では、湿紙(含水ウェブ)又はプレスファブリックを通して空気を吸引している。ウェブ/ファブリックの体積圧縮と空気流によって、水はボックス内へと除去される。この図では、サクションボックス1から流れてくる水7と空気10を分離する水分離器2も示している。水7は、重力によって分離器2からサクションレグパイプ3(一般に短縮形で「サクションレグ」3とも称する)に沿って流れ、2部構造容器11に流入する。この容器は、サクションレグ3側にある第1の部分が水封部4と呼ばれる部分であり、第2の部分がポンプ部5と呼ばれる部分となっている。
米国特許第6053039号明細書に開示される従来技術では、図1に示す脱水手段の動作原理、即ち、負圧により水を除去するサクションボックス(吸引箱)1を、1つの典型的な解決手段として用いている。この解決手段では、湿紙(含水ウェブ)又はプレスファブリックを通して空気を吸引している。ウェブ/ファブリックの体積圧縮と空気流によって、水はボックス内へと除去される。この図では、サクションボックス1から流れてくる水7と空気10を分離する水分離器2も示している。水7は、重力によって分離器2からサクションレグパイプ3(一般に短縮形で「サクションレグ」3とも称する)に沿って流れ、2部構造容器11に流入する。この容器は、サクションレグ3側にある第1の部分が水封部4と呼ばれる部分であり、第2の部分がポンプ部5と呼ばれる部分となっている。
水封部4の容積は、負圧によりサクションレグパイプ3内へと引き込むことができる水量の少なくとも1.5倍でなければならない。サクションレグ3の高さは、負圧によりパイプ内で上昇する水柱の最大高さH以上でなければならない。水7は、水封部4から越流堰12を介してポンプ部5に流入し、そこからポンプ6により処理過程へと戻される。サクションレグパイプ3の代わりにポンプを使って水分離器2から水を除去することもできる。
<脱水量の測定>
現在、上記の排水技術で除去された水の流量測定には、磁気流量計が用いられている。しかし、抄紙機の排水は大量の空気を含むという問題がある。空気を含むことにより流速が増加するので、空気を含む液体を扱う場合には、液体の流速を測定する全て装置でみられるように、磁気流量計からの結果も不正確なものとなってしまう。このため、もう1つの技術、即ち、空気を含む液体の測定ではより優れている堰流量測定が用いられる。従来の堰流量測定では、V字形状の開口部を備える堰を用い、堰を設けることによって上がった水面の高さを圧力伝送器又は表面高さ計測装置で測定する。堰の原理を用いた全ての測定においては、堰の前の流速を制御することが重要である。V字形状の開口部の場合の測定では、比較的長く直線状のパイプを測定点前に設置する必要がある。抄紙機のV字形状の堰では、所要空間の問題と、流水中の固形物が堰の鋭角の底に溜まり易いという問題がある。
現在、上記の排水技術で除去された水の流量測定には、磁気流量計が用いられている。しかし、抄紙機の排水は大量の空気を含むという問題がある。空気を含むことにより流速が増加するので、空気を含む液体を扱う場合には、液体の流速を測定する全て装置でみられるように、磁気流量計からの結果も不正確なものとなってしまう。このため、もう1つの技術、即ち、空気を含む液体の測定ではより優れている堰流量測定が用いられる。従来の堰流量測定では、V字形状の開口部を備える堰を用い、堰を設けることによって上がった水面の高さを圧力伝送器又は表面高さ計測装置で測定する。堰の原理を用いた全ての測定においては、堰の前の流速を制御することが重要である。V字形状の開口部の場合の測定では、比較的長く直線状のパイプを測定点前に設置する必要がある。抄紙機のV字形状の堰では、所要空間の問題と、流水中の固形物が堰の鋭角の底に溜まり易いという問題がある。
米国特許第5875675号明細書及び米国特許第6053039号明細書では、流量に応じて交換可能であり、A字形状9の堰開口部を有する図2に示す堰板8を別の解決手段として用いている。このタイプの解決手段では、堰の底部が広いため固形物を通過させることができる。また、V字形状の堰よりも堰の高さがはるかに高く、上端が高い位置にあるため、表面高さの測定が容易となる。前述の明細書では、水が上から測定容器内に落ちる堰式測定を記載している。米国特許第5875675号明細書では、異なる方向からの複数の流れを合流させるように導くことによって堰開口部での流速を制御しており、この場合の流速はゼロとなっている。また米国特許第6053039号明細書によれば、測定用堰の下方の開口部、即ち、水封部を介して水を導くことにより制御している。
<従来技術の欠点と課題>
上記の測定原理は、現在製紙業界で広く用いられているが、いくつかの本質的な問題がある。まず、測定のために水を上から下に導くには、高さ方向に大きなスペースが必要となる。図1に示す負圧をかけたシステムでは、分離器2よりも下に計量器を設置しなければならない。
上記の測定原理は、現在製紙業界で広く用いられているが、いくつかの本質的な問題がある。まず、測定のために水を上から下に導くには、高さ方向に大きなスペースが必要となる。図1に示す負圧をかけたシステムでは、分離器2よりも下に計量器を設置しなければならない。
従来技術による解決手段では、計量器が水分離器2に接続されており、サクションレグ3の水が計量器内まで上昇すると脱水量測定の機能を果たさないという本質的な欠点がある。このため、各所にポンプと計量器を別途設けて前述の問題を解決している。その結果、配管コストが高くなり、特に新規の抄紙機では、それぞれ測定する構成が投資コストを増大させてしまう。
本発明による解決手段は、特許請求の範囲に開示されている内容を特徴とする。
抄紙機における排水を測定する新規なシステムを以下に開示する。このシステムは、当分野において既知の上記の問題を解決する。
本発明によれば、抄紙機のウェットエンドで脱水量を測定する方法をより効率的に行うことができる新規のタイプの装置により、問題を解決している。この解決手段は、大気圧下の脱水位置と負圧下の脱水位置との両方での脱水量測定に適している。抄紙機の全ての排水量測定を、所要の数の水封容器を含む1つの測定容器において、ポンプによる排気に必要な個別の解決手段を用いて実行することができる。
以下、添付の図面を参照し、本発明を更に詳細に説明する。
図1は、当分野で知られる手段による解決手段の動作原理を示す。
図2は、典型的な量水堰のA字形状の堰開口部を示す。
図3は、本発明による解決手段の好適な実施形態における構造を示す斜視図である。
図4は、本発明による解決手段の好適な実施形態における構造を示す上面図である。
図5は、本発明による解決手段の好適な実施形態における構造を示す側面図である。
図6は、本発明による解決手段の好適な実施形態を示す。
図7は、本発明による解決手段の好適な動作原理を一部断面で示す側面図である。
従来技術によれば、サクションレグ3に必要な水封部4の容器は、典型的には図1に示すように実施される。排水7は、サクションボックス1からサクションレグ3に沿って2部構造容器11の水封部4に導かれる。従来技術によれば、容器11は円筒形であり、水封部4とポンプ部5との間の隔壁として機能する越流堰12が円筒内に別途形成されている。水封部4を構成する越流堰12により、水位の上昇13が生じる。水7は水封部4から越流堰12を越えてポンプ部5に流入するため、この解決手段は多くの所要床面積を必要とする。別の本質的な欠点は、排水7の測定が各測定点、つまり、水分離器2の下の個別の計量器で別々に行われる点である。この場合、各計量器が個別のユニットであるため、コストを上昇させる。
図3〜5は、本発明による構造的な解決手段と、かかる解決手段に必要な装置を示している。図7は、本発明に係る方法を開示しており、2か所の異なる負圧脱水点からの2本の水流の測定を1つの測定容器内で行う例を示している。本発明では、図1に示す従来の原理を、負圧のかかった複数の脱水点からの排水7を測定するための新規の方法に適用している。本発明における要点は、この新規のシステムでは、所望の全ての脱水点からの排水7の測定を単一の測定容器15で実施できる点にある。脱水点で除去された水7の測定は、主に、抄紙機の複数の異なる部分で負圧によって吸引される水流、又は、複数のロールの表面からトラフへと流れ落ちる水の量の測定を指す。
本発明に係る計量器は、共通の測定容器15を意味し、水が測定されない複数の管を含む全ての排水管が測定容器15に接続されてもよい。特に重要なのは、負圧は、流入管のみに、即ち、計量器として機能する測定容器15の水封区画16に向かうサクションレグ18のみに作用するという点である。サクションレグ18の構造は、従来技術のサクションレグ3に相当するが、測定容器15内のサクションレグ18の動作原理は、従来技術の解決手段とは本質的に異なっている。また、水7の測定自体が、測定容器15の量水堰8において通常の大気圧で行われることも要点である。通常の大気圧下にある脱水点で除去された水の量も、測定容器で測定することができる。測定容器15と、測定容器15の中に形成された水封区画16と、量水堰8と、ポンプ区画22とは、最も好ましくは、基礎(地下)レベルに、即ち、機械設置面よりも下に配置される。
本発明による解決手段では、測定される一定量の水7が、サクションレグパイプ18に沿って計量器として機能する測定容器15の水封区画16に導かれ、この区画内で上から到達した水7が水面より下の位置で排出される。要点となるのは、負圧が、流入管として機能するサクションレグ18のみに作用し、測定容器15自体は通常の大気圧となっている点である。測定容器15は長方形の容器であることが最も好ましく、その高さは、標準的な鋼板の幅又は高さ、例えば、1250又は1500mmである。測定容器15には、必要な数の水封区画16、通常3〜10個の水封区画16が配置される。各サクションレグ18につき1つの水封区画16を有し、その区画からの水7の流量を測定することが望ましい。1つの水封区画16の容積は、サクションレグ18内を上昇できる水の容積の少なくとも1.5倍である。
水流と共に到達する空気10を水7から分離するため、脱気板27が計量器15内のサクションレグ18の前に、より具体的には、量水堰8側に設置される。換言すれば、脱気板27は、区画16に挿入されたサクションレグ18と量水堰8との間に設置される。これにより、脱気板27は、水流及び水とともに到達する空気10を、脱気板27と測定容器15の容器壁に沿って強制的に上方に流す。空気10は、量水堰8から可能な限り離れて、最も好ましくはサクションレグ18の直後で、水流から表面まで導かれ、この場合、量水堰8を通って流れる水に乱流は起こらない。脱気板27の幅は、サクションレグパイプ18の直径の2.5倍以上であり、必要であれば、脱気板27は同時にサクションレグパイプ18の支持体としても動作する。要点となるのは、脱気板27が量水堰8から可能な限り離れて位置しているので、上昇する空気10は量水堰8における水流及び水の測定を妨げない点である。
水流は、図2に示すA字形状9を有する量水堰8で測定することが最も好ましく、水位は、差圧伝送器20で測定される。図7は、差圧伝送器20に対する量水堰8の位置と、水7が水封区画16から量水堰8を介してポンプ区画22にどのように排出されるかを示している。更に詳細には、量水堰8の位置は、図7のA方向において水封区画16を挟んで差圧伝送器20の反対側であり、量水堰8は、水封区画16の壁の1つの上部に設置されている。これにより、水7は、測定室として機能する水封区画16の壁の1つに設置された量水堰8を通ってポンプ区画22に排出される。図3〜5に示すように、複数の量水堰8がポンプ区画22の向かい合う面に設置され、水封区画16の量水堰8からその反対側にある別の水封区画16の固定壁に向かってポンプ区画22内へと水が排出されるようになっている。このようにして、非直線的に設置された量水堰8から排出される水流が、反対側の量水堰8から来る水流と衝突することなく、漏斗で集められるようにして通過するため、水流の衝突により起こる誤測定が回避される。
差圧伝送器20は、量水堰8を設けることによって上がった水位を測定する。この解決手段では、例えば、50mmのメンブレンを備えた差圧伝送器20が用いられる。伝送器のメンブレンが、例えば、当分野で知られる細い圧力伝達管などのように汚れで詰まらないことが重要である。また、差圧伝送器20は、メンブレンの中心線が堰8の底面と同じ高さに位置するように配置されている。計量器のサイズは流量によって異なるが、例えば、最大流量1000リットル/分では、計量器の高さ×幅×奥行が0.6×0.7×0.5mである。
各水封区画16ごとに1つのサクションレグ18が設けられ、そのサクションレグから排水7が量水堰8を経てポンプ区画22に排出される。換言すれば、測定室として機能する水封区画16とその中に設置されたサクションレグ18は、脱気板27、差圧伝送器20及び量水堰8と共に、脱水点の測定を行う単一のユニットを構成する。このタイプの複数のユニットが、測定を所望する脱水点の数に応じて、測定容器15に設置される。通常、排水7の測定を所望する3〜10箇所において、個別のサクションレグ18が設けられる。各区画16には個別の吐出弁21も設けられており、これを介して測定容器内に浮遊する製紙パルプなどの測定に悪影響を及ぼす過剰な材料を、整備点検の際に除去することができる。測定容器15は1つのポンプ区画22を有しており、排水を処理過程に戻すための共通のポンプ部として機能する。
さらに、抄紙機は、処理水が流れない又は何らかの理由で測定されない水が流れる複数のサクションレグ19も有する。これらの複数のサクションレグ19は、測定容器15として機能する、容器の共通水封区画17に配置される。共通水封区画17は容器の一端に位置することが最も好ましい。この共通水封区画17からの水は、越流部24を介し、容器の中央にあるポンプ区画22に導かれる。このように、ポンプ区画22は共通のポンプ部として機能する。水は、測定容器15として機能する容器の中心にあるポンプ区画22からポンプ23により処理過程に戻される。ポンプのサクションパイプ25は、ポンプ区画22内で下方に曲がり、これにより、空気がポンプ23に侵入できないようになっている。
上記によれば、測定が必要な全ての脱水点からの排水7の測定が、本発明による解決手段により単一の測定容器15で行われる。本発明に係る複合的システムは、複数の個別の水封容器で水を測定する従来技術と比較してかなり安価である。上述した本発明による解決手段はコンパクトに構成されているが、その効果は大きく、当分野で既知の技術による効果と同等である。当分野で既知の技術では、特に、スペース不足のため計量器を遠隔位置に、機械設置面より下の地下室にまで設置しなければならないことも多い。かかる場合には、配管コストの増加に加え、水が下方に長い距離を落下することにより流速が速くなり、測定結果が不正確となっていた。上からの落下に伴って水の空気含有量が高くなることにより測定結果が不正確になることや、測定対象の水に起因する騒音も問題であった。
図6は、脱水量を測定するための好適な一実施形態における測定を示す。本実施形態の要点は、本発明による新規の解決手段が、製紙工場に既に設置されている抄紙機で利用できることである。この場合の本実施形態は、ベースとなる解決手段自体は従来と同様であるが、本発明に係るシステムを用いることにより改良された解決手段となっている。本実施形態では、図7のサクションレグ18に相当する図1のサクションレグ3が、本発明に係る複数の水封区画16に導かれる。
また、本実施形態では、図1に示す水封部4とポンプ部5を分離する越流堰を取り除いている。また、本実施形態の抄紙機では、図6で容器28として示す円形容器が用いられている。この容器28は、図3〜5に示すポンプ区画22として機能する。本発明に係る複数の水封区画16が、抄紙機の円形容器28の上部に設置される。本実施形態では、水封区画16は対であり、即ち、計量器として機能する1つの容器内に2つの別個の水封区画16がある。水は、水封区画16から図3〜5に示す量水堰8に導かれるが、堰の前に脱気板27が設置されており、これにより、水流とこれに伴って到達する空気を容器の壁に沿って上方に流れさせる。量水堰8から排出される水7は、抄紙機のポンプ区画として機能する容器28に落下し、容器から遠ざかるように導かれ、最も好ましくは処理過程に戻される。
上記によれば、複数の水封区画16は、図3〜5に示す脱水量測定のための解決手段に十分対応するように機能する。測定原理は、負圧下の脱水点からの流量の測定と脱水7の測定のために実施される方法を示す図7の測定原理と同様である。このタイプの計量器15を多数個、典型的には複数の測定点の数に応じて1〜5ユニットが、容器28の上部に設置される。計量器は2つの水封区画16を備えることができる。このように、容器28は、全ての計量器に共通の1つのポンプ区画として機能する。
本発明は上記の実施形態に限定されず、以下に示す請求項の範囲内で変更可能であることは当業者には明らかである。本発明の要点は、
通常の大気圧で計量器として機能し、負圧を受ける抄紙機の複数の脱水点からの水7を測定する測定容器15と、
負圧下で作動し、脱水点から測定容器15まで上から水封区画16に至るサクションレグパイプ18と、
サクションレグパイプ18の前に設置され、水7と共に到達した空気10を分離する脱気板27と、
水封区画16とポンプ区画22の間に設置され、脱水流量を測定する量水堰8として機能する堰板と、
一方の側に設置され、水7の量を測定する量水堰8を設けることによって生ずる水面の高さを測定する差圧伝送器20と、を備えることにある。
通常の大気圧で計量器として機能し、負圧を受ける抄紙機の複数の脱水点からの水7を測定する測定容器15と、
負圧下で作動し、脱水点から測定容器15まで上から水封区画16に至るサクションレグパイプ18と、
サクションレグパイプ18の前に設置され、水7と共に到達した空気10を分離する脱気板27と、
水封区画16とポンプ区画22の間に設置され、脱水流量を測定する量水堰8として機能する堰板と、
一方の側に設置され、水7の量を測定する量水堰8を設けることによって生ずる水面の高さを測定する差圧伝送器20と、を備えることにある。
本発明による解決手段は、従来技術に記載され、図1に示す解決手段よりも製造が安価であり、測定結果もより優れている。
1 サクションボックス
2 水分離器
3 サクションレグ
4 水封部
5 ポンプ部
6 ポンプ
7 水
8 量水堰/堰板
9 A字形状
10 空気
11 2部構造容器
12 越流堰
13 水位の上昇
15 測定容器/計量器
16 水封区画
17 共通水封区画
18 サクションレグ
19 サクションレグ
20 差圧伝送器
21 吐出弁
22 ポンプ区画
23 ポンプ
24 越流部
25 サクションパイプ
27 脱気板
28 容器
2 水分離器
3 サクションレグ
4 水封部
5 ポンプ部
6 ポンプ
7 水
8 量水堰/堰板
9 A字形状
10 空気
11 2部構造容器
12 越流堰
13 水位の上昇
15 測定容器/計量器
16 水封区画
17 共通水封区画
18 サクションレグ
19 サクションレグ
20 差圧伝送器
21 吐出弁
22 ポンプ区画
23 ポンプ
24 越流部
25 サクションパイプ
27 脱気板
28 容器
Claims (11)
- 抄紙機におけるウェットエンドの複数の異なる箇所で脱水量を測定する装置であって、サクションボックス(1)で負圧によりウェブから水(7)を除去し、前記サクションボックス(1)で除去された前記水(7)を前記装置に設置されたサクションレグパイプ(18)に沿って導いて測定を行い、前記装置は、
通常の大気圧で計量器として機能し、負圧を受ける前記抄紙機の複数の脱水点からの水(7)を測定する測定容器(15)と、
負圧下で作動し、前記脱水点から前記測定容器(15)まで上から水封区画(16)に至るサクションレグパイプ(18)と、
前記サクションレグパイプ(18)の前に設置され、前記水(7)と共に到達した空気(10)を分離する脱気板(27)と、
前記水封区画(16)とポンプ区画(22)の間に設置され、脱水流量を測定する量水堰(8)として機能する堰板と、
一方の側に設置され、前記水(7)の量を測定する前記量水堰(8)を設けることによって生ずる水面の高さを測定する差圧伝送器(20)と、を備えることを特徴とする装置。 - 一定量の測定対象の前記水(7)を収容する各サクションレグパイプ(18)は、それぞれ、前記水封区画(16)と、前記脱気板(27)と、前記量水堰(8)と、前記差圧伝送器(20)とを備え、脱水量を測定する前記測定容器(15)で1つの計量器を構成する、請求項1に記載の装置。
- 前記測定容器(15)に2ユニット以上、最も好ましくは3〜10ユニットの計量器が設けられる、請求項2に記載の装置。
- 前記水封区画(16)の1つの壁に設置された前記量水堰(8)から前記ポンプ区画(22)へと水が排出され、前記計量器の複数の異なる前記量水堰(8)が前記ポンプ区画(22)の向かい合う面に設置され、前記水封区画(16)の前記量水堰(8)から反対側の他方の計量器の前記水封区画(16)の固定壁に向かって前記ポンプ区画(22)へと前記水(7)が排出されるように構成される、請求項1に記載の装置。
- 前記ポンプ区画(22)は、前記測定容器(15)に一体的に構成されるか、前記測定容器(15)の外側にポンプ区画(28)として別途設置される、請求項2に記載の装置。
- 前記量水堰(8)として機能する前記堰板は略A字形状(9)であり、前記量水堰(8)を設けることにより生じた前記水面の高さを測定する前記差圧伝送器(20)はメンブレンを備え、前記メンブレンは、中心線が前記量水堰(8)の底面と同じ高さに位置する、請求項2に記載の装置。
- サクションボックス(1)で負圧によりウェブから水(7)を除去し、前記サクションボックス(1)で除去された前記水(7)をサクションレグパイプ(18)に沿って導くことで抄紙機におけるウェットエンドの複数の異なる箇所で脱水量を測定する方法であって、
負圧を受ける前記抄紙機の複数の脱水点からの前記水(7)を、通常の大気圧で計量器として機能する測定容器(15)で測定し、
前記複数の脱水点から負圧のかかったサクションレグパイプ(18)に沿って重力により前記水(7)を上から測定容器(15)へと導き、水封区画(16)で水面より下の位置で排出し、
前記サクションレグパイプ(18)の前に設置された脱気板(27)により前記水(7)に伴って到達した空気(10)を分離し、前記脱気板(27)と前記測定容器(15)の容器壁に沿って表面まで上方に向かわせ、
前記水封区画(16)とポンプ区画(22)の間に設置され、脱水流量を測定する量水堰(8)として機能する堰板と、一方の側に設置され、前記水(7)の量を測定する前記量水堰(8)を設けることによって生じる水面の高さを測定する差圧伝送器(20)とによって測定を行うことを含む方法。 - サクションボックス(1)などの各脱水点からの水(7)の量の測定は、前記測定容器(15)内の1つの計量器で行われ、前記水(7)が前記サクションレグパイプ(18)に沿って前記水封区画(16)へと導かれ、前記水(7)中の前記空気(10)が前記脱気板(27)で分離され、脱水量を測定する前記測定容器(15)内で1つの計量器を構成する前記量水堰(8)と前記差圧伝送器(20)とによって前記水(7)の量が測定されるように構成される、請求項7に記載の方法。
- 前記測定容器(15)に、2ユニット以上、最も好ましくは3〜10ユニットの計量器が設けられる、請求項7に記載の方法。
- 前記水封区画(16)の1つの壁に設置された前記量水堰(8)から前記ポンプ区画(22)へと水が排出され、前記計量器は、複数の異なる前記量水堰(8)が前記ポンプ区画(22)の向かい合う面に設置され、前記水封区画(16)の前記量水堰(8)からその反対側の他方の計量器の前記水封区画(16)の固定壁に向かって前記ポンプ区画(22)へと前記水(7)が排出されるように構成される、請求項7に記載の方法。
- 前記量水堰(8)として機能する前記堰板は略A字形状(9)であり、前記量水堰(8)を設けることによって生じる水面の高さを測定する前記差圧伝送器(20)はメンブレンを備え、前記メンブレンは、中心線が前記量水堰(8)の底面と同じ高さに位置する、請求項7に記載の方法。
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