JP2020505173A - 排水弁調節方法 - Google Patents
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Abstract
Description
− 略円筒形で平坦な内部チャンバを定義する本体、
− チャンバの側壁に形成され、それぞれ液体供給カテーテル及び液体排出カテーテルに接続可能な流入導管及び排出導管、
− チャンバ内でその中心軸を中心に回転可能なロータ、
− 流入導管の内側端部に配置された、ボールのような「逆流防止弁」と呼ばれるシャッター、
− 弾性戻り部材、この場合、チャンバの側壁と平行にロータに固定され、流入導管を介してチャンバ内への液体の通過を調整、適切な場合、遮断するようにシャッターをその座部において圧縮する、好ましくは半円形の湾曲した板を有するばね、
を有する。
a)ロケータ内に形成されたロケータ容器の軸Xをロータの回転軸Rと位置合わせし、ロケータを回転軸R周りの所定の角度位置に向けるようにロケータを配置すること、
b)ロケータに対する回転軸R周りのロータの角度位置を決定すること、
c)磁石を有するアクチュエータを軸Xに沿って第1挿入深さまでロケータ容器に挿入すること、
d)第1挿入深さ未満の第2挿入深さまで、軸Xに沿ってロケータ容器からアクチュエータを部分的に引き出すこと、
e)第2挿入深さを起点にアクチュエータを回転させること、好ましくはアクチュエータを第2挿入深さで維持すること、
f)好ましくはロケータ容器からアクチュエータを完全に引き抜くことによって、アクチュエータを弁から分離すること
の連続する工程を含む上記方法を提供する。
− 軸Xのロケータ容器を定義する弁ロケータ、
− アクチュエータ磁石付きのアクチュエータを有するキーを有し、該アクチュエータは、該軸Xに沿って、第1挿入深さ及び第1挿入深さ未満の第2挿入深さまでロケータ容器に挿入可能であり、
該装置は、該軸X周りの該アクチュエータの少なくとも1つの角度位置から、好ましくは、軸X周りのアクチュエータの任意の角度位置から、該軸X周りの該アクチュエータの回転を案内する為のガイドを有し、該アクチュエータは、第2挿入深さ、好ましくは該軸Xに対して略直角の回転面内にある。
− 装置は、軸X周りのアクチュエータの少なくとも1つの角度位置から、好ましくは軸X周りのアクチュエータの任意の角度位置から、第1挿入深さまで、好ましくは、軸Xに直角な回転面内に軸X周りのキーの回転を案内するガイドを有する、
− 軸Xに沿って測定した第1挿入深さと第2挿入深さとの差は、2mm、3mm、4mm、5mmより大きく、及び/又は15mm、12mm、10mm、8mm、7mm、又は6mm未満である、
− キーは、アクチュエータが該キーの軸Yに沿って平行移動可能にその上に搭載されたところのブースタを有し、該キーがロケータ容器に挿入された場合、該軸Yは、該ロケータ容器の軸Xと一致する、
− 該アクチュエータは、軸Yに沿ってブースタ上で並進で案内される、
− 該装置は、好ましくは、軸X周りのアクチュエータの角度位置に関係なく、ロケータ容器へのアクチュエータの挿入を制限する第1止め、又は「下向き止め」又は「下方止め」を有し、第1止めは、第1挿入深さを定義し、好ましくは、ロケータ容器の底部又はキーのブースタの底部によって形成される、
− 該装置は、第2挿入深さを定義しロケータ容器からのアクチュエータの引きを制限し、及び/又は第2挿入深さでアクチュエータの回転を案内する第2止め、又は「上向き止め」又は「上方止め」有する、
− 第2止めは、軸X周りのアクチュエータの回転を案内する為のガイドを構成する、
− 該装置は、好ましくは、ばね、より好ましくは、アクチュエータをロケータ容器に挿入する為の押しの影響下で圧縮可能であり、押しがない場合にアクチュエータを第2挿入深さで維持する格納式ばねを有する、
− ばねは、好ましくは、軸X及び/又は軸Yに略平行な軸に沿って延在する、
− 第1止め及び/又は第2止めは、好ましくは、軸X周りのアクチュエータの角度位置とは無関係に作動するように形成される、
− キーは、好ましくは、アクチュエータが軸Yに沿って移動可能なブースタを有し、ばねは、軸Yに沿って、第2挿入深さを超えた、アクチュエータの挿入に抵抗するように、アクチュエータとブースタの間、又はアクチュエータとロケータの間に置かれる、
− アクチュエータは、ハルバッハ構成で配置された磁石のセットを有する、
− アクチュエータは、アクチュエータ磁石がその上にしっかりと固定されたところの支持体、ブースタに相対的に、軸Yに沿って平行移動可能に搭載されたフランジ、及び該フランジに相対的に、軸Yに直角に支持体の変位を許可する一方で、該フランジに相対的に軸Yに沿った支持体の任意の変位を防止する手段を有する。
− 内部チャンバを定義する本体、
− 該内部チャンバの側壁に形成され、且つ液体供給カテーテル及び液体排出カテーテルにそれぞれ接続可能な流入導管及び排出導管、
− 内部チャンバ内で回転軸R周りに回転可能なロータであって、該ロータは、該ロータのロック位置とロック解除位置との間を移動可能なマイクロ磁石を有し、それらの位置で、それは該ロータの回転をそれぞれ禁止及び許可し、
− シャッター、
− 内部チャンバ内への液体の通過を調整し且つ適切な場合には遮断するように該シャッターをその座部において圧縮する弾性戻り部材
を有する該埋め込み型弁、
並びに、
該弁の開口圧力を調整する為の装置であって、本発明に従う該調整する為の装置
を有する上記処置装置に関する。
−アクチュエータ磁石がロータから20mm、15mm、12mm、又はさらには10mm未満、の距離にある場合にのみ該ロータをロック解除し、及び/又は
−アクチュエータ磁石がロータから30mm、25mm、20mm、18mm又は16mm未満、の距離にある場合にのみ該ロータに回転結合されるように設計された磁場を及ぼすように構成されている。
− 別段の指示がない限り、動詞「有する」、「含む」、又は「成る」は、広くそして非限定的な意味で解釈されなければならない。
− 別段の指示がない限り、「円筒形の」とは、円形断面の円柱を指す。
− 変位は、段階的に、つまり2つの連続したインデックス位置間の「ジャンプ」によって実行される場合、「インデックス付き」又は「個別の」と呼ばれる。
− 構成要素は、他の構成要素の表面からもはや突き出さないように他の構成要素の中に後退できる場合、「格納式」と呼ばれる。
− 「下方」止めは、ロケータ容器へのアクチュエータの挿入を制限する部材である。
− 「上方」止めは、ロケータ容器からのアクチュエータの引き、特にブースタからの引き、を制限する部材である。
− 別段の指示がない限り、穴は貫通穴又は止まり穴になりうる。
− 第1の構成要素は、第2の構成要素の変位を課すことができる場合、第2の構成要素を案内するように構成されている。一構成要素を別の構成要素に対して並進に及び/又は回転して案内することを確実にする技術的解決策は、当業者にはよく知られている。本発明は、一つの特定の技術的解決策に限定されない。
− アクチュエータの「挿入深さが起点の回転」とは、アクチュエータの角度位置に関係なく、挿入深さまで挿入されたアクチュエータの位置が起点の回転である。
− ロケータの配向軸は、弁に対するロケータの角度位置を定義する為に使用できるロケータ軸である。同様に、弁の配向軸は、ロケータに対する弁の角度位置を定義する為に使用できる弁軸である。
− 「開口圧力」は、弁のロータの位置で、弾性戻り部材がシャッターに及ぼす応力に逆らってシャッターを動かすのに必要な最小圧力に対応する。
− 「ばね」は、任意の弾性手段、特に、らせんばね、板ばね、又は弾性変形可能な材料のブロックとして理解される。
− 語「マイクロ磁石」は、ロータの磁石とアクチュエータ磁石を区別する為に、明確にする為に使用される。図に示されているように、実際には、ロータの磁石はアクチュエータ磁石よりもはるかに小さい。従って、「マイクロ」は制限されません。
− 斜視図(「a」と表示)、
− 「c」図に示されている平面断面に沿った断面図(「b」と表示)、及び
− 平面図(「c」と表示)。
示された弁2は、欧州特許第688575号明細書又は欧州特許第3046614号明細書記載されている種類の弁である。
示された本発明に従う調節装置は、ロケータ12、任意で読み取り器具、一般にコンパス(図示せず)、及びキー16すなわち「調節器具」を有する。
ロケータ12(「セレクタ」又は「位置決め器具」と呼ばれる場合がある)は、軸Xの皿状の一般的な形状を有する。それは軸Xに対し直角に延び、略平らな上面22sと下面22iを定義する底部22を有する。底部22の略中央に窓26が切り取られている。
読み取り器具は、特に、欧州特許第2192944号明細書又は欧州特許第2218952号明細書に記載されているコンパス、磁気コンパス、又は欧州特許第231010号明細書に記載されている電子コンパスでありうる。
キー16は、軸Y(図では軸Xと一致する)のアクチュエータ50とブースタ52を有する。ブースタ52とアクチュエータ50との間には、軸Yに沿ってそれらが一体になることを抵抗するように、1つ、好ましくは、いくつかのコイルばね54が置かれる。
ブースタ52は、軸Yに沿ってアクチュエータ50の並進を案内することを意図されている。
装置の操作は、上記の説明から直接もたらされる。
4:弁本体
5:弁ロータ
6:ロータのマイクロ磁石
12:ロケータ
16:磁気キー
22:ロケータの底部
26:ロケータの底部の窓
28:レリーフ
32:ロケータの側壁
34:ロケータ容器
38:ガイド溝
40:読み帯
42:読み帯40に保持される位置マーク
43:位置合わせマーカ
44:ロケータの回転リング
45:回転リング44に保持される位置マーカ
50:アクチュエータ
52:ブースタ
54:ブースタとアクチュエータ間に置かれたばね
56:支持体
58:アクチュエータの磁気バー
59:磁気バー58を支持体56に固定するフランジ
60:アクチュエータプレート
62:アクチュエータハンドル
64:磁気配向表示器
66:磁気バー58を受けるプレート60の容器
67:フランジを支持体に固定する為のレリーフ
72:アクチュエータ磁石
74:ソール
83:肩
82:フランジを支持体に固定する為のねじ
84:フランジを支持体に固定する為のねじの頭
85:フランジを支持体に固定する為のオリフィス
86:オリフィス85がフランジ59の下面に開口する開口の横縁
92:ブースタの底部
94:ブースタの基部
96:ブースタのスカート
97:ねじの頭を受ける為のオリフィス
98:基部94に形成されたキャビティ
99:ねじの案内棒
100:ロケータのねじ
102:ロケータのねじに押されたつまみ
104:つまみを接続する円形リング
106:ブースタをフランジに固定する為のねじ
108:ブースタをフランジに固定する為のオリフィス
110:ねじ106の頭
X:ロケータ容器の軸
Y:磁気キーの軸
R:弁のロータの回転軸
OV:弁の縦軸
OL:ロケータの窓の縦軸
δ6:ロータのマイクロ磁石の軸
δ58:磁気バーの軸
Claims (12)
- 埋め込み型弁であって、
− 内部チャンバを定義する本体(4)、
− 前記内部チャンバの側壁に形成され、且つ液体供給カテーテル及び液体排出カテーテルにそれぞれ接続可能な流入導管及び排出導管、
− 前記内部チャンバ内で回転軸(R)周りに回転可能なロータ(5)であって、前記ロータは、前記ロータのロック位置とロック解除位置との間を移動可能な少なくとも1つのマイクロ磁石(6)を有し、それらの位置で、それは前記ロータの回転をそれぞれ禁止及び許可し、前記ロータの回転は、弁の開口圧力を修正する、前記ロータ、
− シャッター、
− 前記内部チャンバ内への液体の通過を調整し且つ適切な場合には遮断するように前記シャッターをその座部において圧縮する弾性戻り部材
を有する前記埋め込み型弁と、
前記弁の開口圧力を調節する為の装置であって、
− 軸Xのロケータ容器(34)を定義する弁ロケータ(12)、
− アクチュエータ磁石(72)付きのアクチュエータ(50)を有するキー(16)であって、前記アクチュエータは、軸Xに沿って、前記ロケータ容器内に第1挿入深さ及び第1挿入深さ未満の第2挿入深さまで挿入可能であり、前記調節する為の装置は、前記アクチュエータが前記第2挿入深さにある軸X周りの前記アクチュエータの少なくとも1つの角度位置から軸X周りの前記アクチュエータの回転を案内するガイド(52、54)を有する、前記キー
を有する前記調節する為の装置と
を有する処置装置において、
前記ロケータの窓(26)に配置された弁が患者の皮膚の下に植え込まれたところの患者の皮膚にくっつけて前記ロケータが配置される場合、前記第1挿入深さで前記ロータのロック解除をし且つ前記第2挿入深さで前記ロータに回転結合されるように設計された磁場を前記アクチュエータ磁石は作用させる、
前記処理装置。 - 前記ガイドは、前記軸Xに対して略直角の回転面において、前記アクチュエータが前記第2挿入深さにある前記軸X周りの前記アクチュエータの任意の角度位置から前記軸X周りの前記アクチュエータの回転を案内するように構成されている、請求項1に記載の処置装置。
- 前記軸Xに沿って測定された前記第1挿入深さと前記第2挿入深さとの差が5ミリメートルより大きい、請求項1又は2に記載の処置装置。
- 前記第1及び第2挿入深さをそれぞれ定義する第1(96S、94S、92)及び第2(52、54)止めを有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の処置装置。
- 前記キーは、前記アクチュエータが前記キーの軸Yに沿って平行移動可能にその上に搭載されたところのブースタ(52)を有し、前記キーが前記ロケータ容器に挿入された場合、前記軸Yは、前記ロケータ容器の前記軸Xと一致する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の処置装置。
- 前記第2挿入深さを超えた前記軸Yに沿った前記アクチュエータの挿入に抵抗するように、前記アクチュエータと前記ブースタとの間に置かれた1つのばね(54)又は前記アクチュエータと前記ロケータとの間に置かれた1つのばね(100)を有する、請求項5に記載の処置装置。
- 前記1つのばねは、前記軸X及び/又は前記軸Yに平行な軸に沿って、或いは前記軸X又は前記軸Yに直角な平面内に延在する、請求項6に記載の処置装置。
- 前記ばねは容器内に収容され、且つ、前記容器の開口部の側で、スタブを前記軸Xに向かって又は前記軸Yに向かって押すように構成されている、請求項6又は7に記載の処置装置。
- 前記アクチュエータは、前記軸Yに沿って前記ブースタ上を並進で案内される、請求項5〜8のいずれか1項に記載の処置装置。
- 前記アクチュエータは、ハルバッハ構成で配置された一セットの磁石(72)を有する、請求項1〜9のいずれか1項に記載の処置装置。
- 前記アクチュエータは、前記アクチュエータ磁石(72)がその上にしっかりと固定されたところの支持体(56)と、前記ブースタ(52)に相対的に、前記軸Yに沿って平行移動可能に搭載されたフランジ(59)、及び前記フランジに相対的に、前記軸Yに直角な支持体の変位を許可する一方で、前記フランジに相対的に、前記軸Yに沿った支持体の任意の変位を防止する手段(82、85)を有する、請求項5〜10のいずれか1項に記載の処置装置。
- 前記アクチュエータ磁石は、前記弁が外気中にあり且つ前記ロケータが前記弁の前記ロータの回転軸に対して直角に配置された場合、
− 前記アクチュエータ磁石が前記ロータから20mm未満の距離にある場合にのみ前記ロータをロック解除し、及び/又は
− 前記アクチュエータ磁石が前記ロータから30mm未満の距離にある場合にのみ前記ロータに回転結合するように設計された磁場を及ぼすように構成されている、
請求項1〜11のいずれか1項に記載の処置装置。
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