JP2020504520A5 - - Google Patents
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「関連出願の相互参照」
本願は、2016年12月30日に中国国家知識産権局に出願された、国際出願第PCT/CN2016/113685号の「ビーム選択方法、装置およびシステム」と題するPCT特許出願の優先権を主張し、当該出願の全体が参照によりここに組み込まれる。
本願は、2016年12月30日に中国国家知識産権局に出願された、国際出願第PCT/CN2016/113685号の「ビーム選択方法、装置およびシステム」と題するPCT特許出願の優先権を主張し、当該出願の全体が参照によりここに組み込まれる。
本願の実施例は、通信分野に関し、特にビーム選択方法、装置およびシステムに関する。
第5世代移動通信(the 5th generation mobile communication、5G)システムは、新無線インタフェース(new radio、NR)システムとも呼ばれ、ビームフォーミングは5Gシステムによって導入された重要な技術の1つである。
ビームフォーミングとは、特定の重みを複数の送信アンテナに割り当てることによって複数のアンテナによって送信された信号を重ね合わせ、それによって特定の空間指向性を形成することを指す。5Gシステムでは、送信側設備は、異なるビームを介してビーム信号を複数の受信側設備に同時に送信でき、それによって、異なる空間において同じ時間周波数リソースの反復使用を実現し(すなわち、空間分割多重)、システム容量を大幅に拡大する。
これに対応して、5Gシステムでは、1つの受信側設備は、送信側設備によって送信された複数のビームを同時に検出することがあり、受信側設備は、送信側設備によって送信されたデータを受信する前に、送信側設備によって送信された複数のビームを別々に測定して、複数のビームから信号品質の高いビームを選択して受信する必要があるが、送信側設備によって送信された複数のビームを別々に測定するプロセスにはより多くの測定時間がかかり、データ受信の高い複雑性および遅延性をもたらしてしまう。
受信側設備が送信側設備によって送信された複数のビームを別々に測定するプロセスにより多くの測定時間がかかり、データ受信の高い複雑性および遅延性をもたらしてしまうという技術的問題を解決するために、本願の実施例は、ビーム選択方法、装置およびシステムを提供する。技術的解決手段次のとおりである。
本願の実施例の第1の態様にて提供されるビーム選択方法は、
受信側設備が送信側設備によって送信された少なくとも1組のビーム対応情報を受信し、ここで、各組の前記ビーム対応情報が1つの第1のビームと少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係を含むステップと、
前記受信側設備が前記少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、前記送信側設備によって送信された各ビームから受信ビームを選択するステップとを含む。
受信側設備が送信側設備によって送信された少なくとも1組のビーム対応情報を受信し、ここで、各組の前記ビーム対応情報が1つの第1のビームと少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係を含むステップと、
前記受信側設備が前記少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、前記送信側設備によって送信された各ビームから受信ビームを選択するステップとを含む。
任意選択的な実施例では、前記第1のビームと前記少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係は、
前記第1のビームのビームIDと前記少なくとも1つの第2のビームのビームIDとの間の対応関係、および/または、前記第1のビームに対応する物理リソースと前記少なくとも1つの第2のビームのそれぞれに対応する物理リソースとの間の対応関係、および/または、前記第1のビームに対応する基準信号と前記少なくとも1つの第2のビームのそれぞれに対応する基準信号との間の対応関係を含む。
前記第1のビームのビームIDと前記少なくとも1つの第2のビームのビームIDとの間の対応関係、および/または、前記第1のビームに対応する物理リソースと前記少なくとも1つの第2のビームのそれぞれに対応する物理リソースとの間の対応関係、および/または、前記第1のビームに対応する基準信号と前記少なくとも1つの第2のビームのそれぞれに対応する基準信号との間の対応関係を含む。
任意選択的な実施例では、前記基準信号は、
対応するビームが伝送したアップリンク物理チャネルに使用される復調基準信号(De Modulation Reference Signal、DMRS)、および/または、対応するビームが伝送したアップリンク物理チャネルに使用されるチャネルサウンディング基準信号(Sounding Reference Signal、SRS)を含み、
あるいは、
対応するビームが伝送したダウンリンク物理チャネルに使用される復調基準信号DMRS、および/または、対応するビームのビーム基準信号(beam specific RS)、および/または、対応するビームのチャネル状態情報基準信号(Channel State Information−Reference Signal、CSI−RS)を含む。
対応するビームが伝送したアップリンク物理チャネルに使用される復調基準信号(De Modulation Reference Signal、DMRS)、および/または、対応するビームが伝送したアップリンク物理チャネルに使用されるチャネルサウンディング基準信号(Sounding Reference Signal、SRS)を含み、
あるいは、
対応するビームが伝送したダウンリンク物理チャネルに使用される復調基準信号DMRS、および/または、対応するビームのビーム基準信号(beam specific RS)、および/または、対応するビームのチャネル状態情報基準信号(Channel State Information−Reference Signal、CSI−RS)を含む。
任意選択的な実施例では、前記第1のビームと前記少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係はさらに、
前記少なくとも1つの第2のビームに対応する第1の物理チャネル、および、前記第1のビームに対応する第2の物理チャネルを含む。
前記少なくとも1つの第2のビームに対応する第1の物理チャネル、および、前記第1のビームに対応する第2の物理チャネルを含む。
任意選択的な実施例では、前記受信側設備が前記少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、前記送信側設備によって送信された各ビームから受信ビームを選択するステップは、
前記受信側設備が第2のビームを使用して第1の物理チャネルを受信するとき、前記少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、第2の物理チャネルを受信するためのビームとして、前記第2のビームに対応する第1のビームを選択することを含む。
前記受信側設備が第2のビームを使用して第1の物理チャネルを受信するとき、前記少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、第2の物理チャネルを受信するためのビームとして、前記第2のビームに対応する第1のビームを選択することを含む。
任意選択的な実施例では、前記受信側設備が、前記少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、前記送信側設備によって送信された各ビームから受信ビームを選択するステップは、
前記受信側設備が第1のビームを使用して第2の物理チャネルで伝送されたシグナリングまたはデータを受信するとき、前記少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、前記第1のビームに対応する少なくとも1つの第2のビームの信号品質を測定することと、
前記受信側設備が、第1の物理チャネルを受信するためのビームとして、前記第1のビームに対応する少なくとも1つの第2のビームのうち最良の信号品質を有する第2のビームを選択することとを含む。
前記受信側設備が第1のビームを使用して第2の物理チャネルで伝送されたシグナリングまたはデータを受信するとき、前記少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、前記第1のビームに対応する少なくとも1つの第2のビームの信号品質を測定することと、
前記受信側設備が、第1の物理チャネルを受信するためのビームとして、前記第1のビームに対応する少なくとも1つの第2のビームのうち最良の信号品質を有する第2のビームを選択することとを含む。
任意選択的な実施例では、前記第1の物理チャネルはダウンリンクデータチャネルで、前記第2の物理チャネルはダウンリンク制御チャネルであり、あるいは、前記第1の物理チャネルはアップリンクデータチャネルで、前記第2の物理チャネルはアップリンク制御チャネルである。
任意選択的な実施例では、前記受信側設備が送信側設備によって送信された少なくとも1組のビーム対応情報を受信するステップは、前記受信側設備が、前記送信側設備から専用シグナリングまたはブロードキャストシグナリングを介して送信された前記少なくとも1組のビーム対応情報を受信することを含む。
任意選択的な実施例では、前記受信側設備は端末で、前記送信側設備はアクセスネットワーク設備であり、あるいは、前記受信側設備はアクセスネットワーク設備で、前記送信側設備は端末である。
本願の実施例の第2の態様にて提供されるビーム選択方法は、
送信側設備が少なくとも1組のビーム対応情報を生成し、ここで、各組の前記ビーム対応情報が1つの第1のビームと少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係を含むステップと、
受信側設備が前記少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、前記送信側設備によって送信された各ビームから受信ビームを選択するように、前記送信側設備が前記受信側設備に前記少なくとも1組のビーム情報を送信するステップとを含む。
送信側設備が少なくとも1組のビーム対応情報を生成し、ここで、各組の前記ビーム対応情報が1つの第1のビームと少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係を含むステップと、
受信側設備が前記少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、前記送信側設備によって送信された各ビームから受信ビームを選択するように、前記送信側設備が前記受信側設備に前記少なくとも1組のビーム情報を送信するステップとを含む。
任意選択的な実施例では、前記第1のビームと前記少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係は、
前記第1のビームのビームIDと前記少なくとも1つの第2のビームのビームIDとの間の対応関係、および/または、前記第1のビームに対応する物理リソースと前記少なくとも1つの第2のビームのそれぞれに対応する物理リソースとの間の対応関係、および/または、前記第1のビームに対応する基準信号と前記少なくとも1つの第2のビームのそれぞれに対応する基準信号との間の対応関係を含む。
前記第1のビームのビームIDと前記少なくとも1つの第2のビームのビームIDとの間の対応関係、および/または、前記第1のビームに対応する物理リソースと前記少なくとも1つの第2のビームのそれぞれに対応する物理リソースとの間の対応関係、および/または、前記第1のビームに対応する基準信号と前記少なくとも1つの第2のビームのそれぞれに対応する基準信号との間の対応関係を含む。
任意選択的な実施例では、前記基準信号は、
対応するビームが伝送したアップリンク物理チャネルに使用される復調基準信号DMRS、および/または、対応するビームが伝送したアップリンク物理チャネルに使用されるチャネルサウンディング基準信号SRSを含み、
あるいは、
対応するビームが伝送したダウンリンク物理チャネルに使用される復調基準信号DMRS、および/または、対応するビームのビーム基準信号beam specific RS、および/または、対応するビームのチャネル状態情報基準信号CSI−RSを含む。
対応するビームが伝送したアップリンク物理チャネルに使用される復調基準信号DMRS、および/または、対応するビームが伝送したアップリンク物理チャネルに使用されるチャネルサウンディング基準信号SRSを含み、
あるいは、
対応するビームが伝送したダウンリンク物理チャネルに使用される復調基準信号DMRS、および/または、対応するビームのビーム基準信号beam specific RS、および/または、対応するビームのチャネル状態情報基準信号CSI−RSを含む。
任意選択的な実施例では、前記第1のビームと前記少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係はさらに、
前記少なくとも1つの第2のビームに対応する第1の物理チャネル、および、前記第1のビームに対応する第2の物理チャネルを含む。
前記少なくとも1つの第2のビームに対応する第1の物理チャネル、および、前記第1のビームに対応する第2の物理チャネルを含む。
任意選択的な実施例では、前記第1の物理チャネルはダウンリンクデータチャネルで、前記第2の物理チャネルはダウンリンク制御チャネルであり、あるいは、前記第1の物理チャネルはアップリンクデータチャネルで、前記第2の物理チャネルはアップリンク制御チャネルである。
任意選択的な実施例では、前記送信側設備が受信側設備に前記少なくとも1組のビーム情報を送信するステップは、
前記送信側設備が専用シグナリングまたはブロードキャストシグナリングを介して前記受信側設備に前記少なくとも1組のビーム対応情報を送信することを含む。
前記送信側設備が専用シグナリングまたはブロードキャストシグナリングを介して前記受信側設備に前記少なくとも1組のビーム対応情報を送信することを含む。
任意選択的な実施例では、前記受信側設備は端末で、前記送信側設備はアクセスネットワーク設備であり、あるいは、前記受信側設備はアクセスネットワーク設備で、前記送信側設備は端末である。
本願の実施例の第3の態様にて提供されるビーム選択方法は、
受信側設備が送信側設備によって送信された少なくとも1組のビーム対応情報を受信し、ここで、各組の前記ビーム対応情報が、第1の信号が位置するビームと第2の信号が位置するビームとの間の対応関係を含むステップと、
前記受信側設備が前記少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、前記送信側設備によって送信された各ビームから受信ビームを選択するステップとを含む。
受信側設備が送信側設備によって送信された少なくとも1組のビーム対応情報を受信し、ここで、各組の前記ビーム対応情報が、第1の信号が位置するビームと第2の信号が位置するビームとの間の対応関係を含むステップと、
前記受信側設備が前記少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、前記送信側設備によって送信された各ビームから受信ビームを選択するステップとを含む。
任意選択的な実施例では、前記第1の信号が位置するビームは、第2の信号が位置するビームと同じビームである。
任意選択的な実施例では、前記受信側設備が送信側設備によって送信された少なくとも1組のビーム対応情報を受信するステップは、
前記受信側設備が前記送信側設備によって送信された疑似コロケーションパラメータを受信し、前記疑似コロケーションパラメータによって示される前記少なくとも1組のビーム対応情報を取得すること、
あるいは、
前記受信側設備が前記送信側設備から専用シグナリングを介して送信された前記少なくとも1組のビーム対応情報を受信することを含む。
前記受信側設備が前記送信側設備によって送信された疑似コロケーションパラメータを受信し、前記疑似コロケーションパラメータによって示される前記少なくとも1組のビーム対応情報を取得すること、
あるいは、
前記受信側設備が前記送信側設備から専用シグナリングを介して送信された前記少なくとも1組のビーム対応情報を受信することを含む。
任意選択的な実施例では、前記第1の信号は同期信号ブロック(Synchronization Signal block、SS block)であり、前記第2の信号はページング信号、チャネル状態情報基準信号CSI−RS、および復調基準信号DMRSのうちの少なくとも1つを含む。
任意選択的な実施例では、前記第2の信号がチャネル状態情報基準信号CSI−RSを含む場合に、前記対応関係は、
SS blockとCSI−RSリソースとの間の対応関係、
および/または、SS blockとCSI−RSポートとの間の対応関係を含む。
SS blockとCSI−RSリソースとの間の対応関係、
および/または、SS blockとCSI−RSポートとの間の対応関係を含む。
任意選択的な実施例では、前記第2の信号が復調基準信号DMRSを含む場合に、前記対応関係は、
SS blockとDMRSポートまたはポートセットとの間の対応関係を含む。
SS blockとDMRSポートまたはポートセットとの間の対応関係を含む。
任意選択的な実施例では、前記受信側設備が、前記少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、前記送信側設備によって送信された各ビームから受信ビームを選択するステップは、
前記受信側設備が、前記各ビームの第1の信号を測定することによって得られた前記各ビームのそれぞれの信号品質を取得することと、
前記受信側設備が、前記少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、前記各ビームのうち最良の信号品質を有するビームの第1の信号に対応する第2の信号を問い合わせることと、
前記受信側設備が、前記最良の信号品質を有するビームの第1の信号に対応する第2の信号を受信するためのビームとして、前記最良の信号品質を有するビームを選択することとを含む。
前記受信側設備が、前記各ビームの第1の信号を測定することによって得られた前記各ビームのそれぞれの信号品質を取得することと、
前記受信側設備が、前記少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、前記各ビームのうち最良の信号品質を有するビームの第1の信号に対応する第2の信号を問い合わせることと、
前記受信側設備が、前記最良の信号品質を有するビームの第1の信号に対応する第2の信号を受信するためのビームとして、前記最良の信号品質を有するビームを選択することとを含む。
本願の実施例の第4の態様にて提供されるビーム選択方法は、
送信側設備が少なくとも1組のビーム対応情報を生成し、ここで、各組の前記ビーム対応情報が、第1の信号が位置するビームと第2の信号が位置するビームとの間の対応関係を含むステップと、
受信側設備が前記少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、前記送信側設備によって送信された各ビームから受信ビームを選択するように、前記送信側設備が前記受信側設備に前記少なくとも1組のビーム対応情報を送信するステップとを含む。
送信側設備が少なくとも1組のビーム対応情報を生成し、ここで、各組の前記ビーム対応情報が、第1の信号が位置するビームと第2の信号が位置するビームとの間の対応関係を含むステップと、
受信側設備が前記少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、前記送信側設備によって送信された各ビームから受信ビームを選択するように、前記送信側設備が前記受信側設備に前記少なくとも1組のビーム対応情報を送信するステップとを含む。
任意選択的な実施例では、前記第1の信号が位置するビームは、第2の信号が位置するビームと同じビームである。
任意選択的な実施例では、前記送信側設備が受信側設備に前記少なくとも1組のビーム対応情報を送信するステップは、
前記送信側設備が前記受信側設備に前記少なくとも1組のビーム対応情報を示すための疑似コロケーションパラメータを送信すること、
あるいは、
前記送信側設備が前記受信側設備に前記少なくとも1組のビーム対応情報を含む専用シグナリングを送信することを含む。
前記送信側設備が前記受信側設備に前記少なくとも1組のビーム対応情報を示すための疑似コロケーションパラメータを送信すること、
あるいは、
前記送信側設備が前記受信側設備に前記少なくとも1組のビーム対応情報を含む専用シグナリングを送信することを含む。
任意選択的な実施例では、前記第1の信号は同期信号ブロックSS blockであり、前記第2の信号はページング信号、チャネル状態情報基準信号CSI−RS、および復調基準信号DMRSのうちの少なくとも1つを含む。
任意選択的な実施例では、前記第2の信号がチャネル状態情報基準信号CSI−RSを含む場合に、前記対応関係は、
SS blockとCSI−RSリソースとの間の対応関係、
および/または、SS blockとCSI−RSポートとの間の対応関係を含む。
SS blockとCSI−RSリソースとの間の対応関係、
および/または、SS blockとCSI−RSポートとの間の対応関係を含む。
任意選択的な実施例では、前記第2の信号が復調基準信号DMRSを含む場合に、前記対応関係は、
SS blockとDMRSポートまたはポートセットとの間の対応関係を含む。
SS blockとDMRSポートまたはポートセットとの間の対応関係を含む。
本願の実施例の第5の態様にて提供されるビーム選択装置は、少なくとも1つのユニットを含み、該少なくとも1つのユニットは、上記の第1の態様または第1の態様の任意選択的な実施形態によって提供されるビーム選択方法を実現するために用いられる。
本願の実施例の第6の態様にて提供されるビーム選択装置は、少なくとも1つのユニットを含み、該少なくとも1つのユニットは、上記の第2の態様または第2の態様の任意選択的な実施形態によって提供されるビーム選択方法を実現するために用いられる。
本願の実施例の第7の態様にて提供されるビーム選択装置は、少なくとも1つのユニットを含み、該少なくとも1つのユニットは、上記の第3の態様または第3の態様の任意選択的な実施形態によって提供されるビーム選択方法を実現するために用いられる。
本願の実施例の第8の態様にて提供されるビーム選択装置は、少なくとも1つのユニットを含み、該少なくとも1つのユニットは、上記の第4の態様または第4の態様の任意選択的な実施形態によって提供されるビーム選択方法を実現するために用いられる。
本願の実施例の第9の態様にて提供される受信側設備は、プロセッサと、メモリと、送信機と、受信機とを含み、前記プロセッサは、前記プロセッサによって実行されるように指示されている1つまたは1つ以上の命令を記憶するために用いられ、前記プロセッサは、上記の第1の態様または第1の態様の任意選択的な実施形態によって提供されるビーム選択方法を実現するために用いられ、あるいは、前記プロセッサは、上記の第3の態様または第3の態様の任意選択的な実施形態によって提供されるビーム選択方法を実現するために用いられ、前記受信機は、ビーム対応情報を受信するために用いられる。
本願の実施例の第10の態様にて提供される送信側設備は、プロセッサと、メモリと、送信機と、受信機とを含み、前記プロセッサは、前記プロセッサによって実行されるように指示されている1つまたは1つ以上の命令を記憶するために用いられ、前記プロセッサは、上記の第2の態様または第2の態様の任意選択的な実施形態によって提供されるビーム選択方法を実現するために用いられ、あるいは、前記プロセッサは、上記の第4の態様または第4の態様の任意選択的な実施形態によって提供されるビーム選択方法を実現するために用いられ、前記送信機は、ビーム対応情報を送信するために用いられる。
本願の実施例の第11の態様にて提供されるコンピュータ可読媒体は、1つまたは1つ以上の命令を記憶し、前記命令は、上記の第1の態様または第1の態様の任意選択的な実施形態によって提供されるビーム選択方法を実現するために用いられ、あるいは、前記命令は、上記の第2の態様または第2の態様の任意選択的な実施形態によって提供されるビーム選択方法を実現するために用いられ、あるいは、前記命令は、上記の第3の態様または第3の態様の任意選択的な実施形態によって提供されるビーム選択方法を実現するために用いられ、あるいは、前記命令は、上記の第4の態様または第4の態様の任意選択的な実施形態によって提供されるビーム選択方法を実現するために用いられる。
本願の実施例の第12の態様にて提供されるビーム選択システムは、受信側設備と、送信側設備とを含んでもよい。ここで、該受信側設備は、上記の第5の態様にて提供されるビーム選択装置を含む設備でもよく、送信側設備は、上記の第6の態様にて提供されるビーム選択装置を含む設備でもよく、あるいは、前記受信側設備は、上記の第7の態様にて提供されるビーム選択装置を含む設備でもよく、送信側設備は、上記の第8の態様にて提供されるビーム選択装置を含む設備でもよい。
本願の実施例の第13の態様にて提供されるビーム選択システムは、上記の第10の態様にて提供される受信側設備と、上記の第11の態様にて提供される送信側設備とを含んでもよい。
本願の実施例にて提供される技術的解決手段の有益な効果は次のとおりである。
送信側設備は、第1のビームと第2のビームとの間の対応関係を受信側設備に送信し、受信側設備は、送信側設備によって送信されたデータを受信するプロセスにおいて、該第1のビームと第2のビームとの間の対応関係にしたがって、送信側設備によって送信された各ビームから受信ビームを迅速に選択でき、データ受信プロセスにおいてビームの信号品質を測定するステップまたは回数を減らし、それによってビーム測定にかかる時間を減らし、受信側設備のビーム測定および選択のプロセスを加速し、データ受信の複雑さを単純化し、そしてデータ受信の遅延を減少させる。
送信側設備は、第1のビームと第2のビームとの間の対応関係を受信側設備に送信し、受信側設備は、送信側設備によって送信されたデータを受信するプロセスにおいて、該第1のビームと第2のビームとの間の対応関係にしたがって、送信側設備によって送信された各ビームから受信ビームを迅速に選択でき、データ受信プロセスにおいてビームの信号品質を測定するステップまたは回数を減らし、それによってビーム測定にかかる時間を減らし、受信側設備のビーム測定および選択のプロセスを加速し、データ受信の複雑さを単純化し、そしてデータ受信の遅延を減少させる。
本願の実施例における技術的解決手段をより明確に説明するために、以下で実施例の説明に使用する図面について簡単に説明するが、以下の説明における図面は本願のいくつかの実施例に過ぎないことは明らかであり、当業者にとって、創造的な努力を必要とせずに、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
本願の一実施例にて提供される移動通信システムを示す概略構造図である。
本願の一実施例にて提供されるビームを示す概略図である。
本願の一実施例にて提供されるビームを示す概略図である。
本願の一実施例にて提供されるビーム選択方法を示す方法フローチャートである。
本願の一実施例にて提供されるビーム選択方法を示す方法フローチャートである。
本願の一実施例にて提供されるビーム選択方法を示す方法フローチャートである。
本願の一実施例にて提供されるビーム選択方法を示す方法フローチャートである。
本願の一実施例にて提供されるビーム選択方法を示す方法フローチャートである。
本願の一実施例にて提供されるビーム選択方法を示す方法フローチャートである。
本願の一実施例にて提供されるビーム選択方法を示す方法フローチャートである。
本願の一実施例にて提供されるビーム選択方法を示す方法フローチャートである。
本願の一実施例にて提供されるビーム選択方法を示す方法フローチャートである。
本願の他の実施例にて提供されるビーム選択装置の構造を示すブロック図である。
本願の他の実施例にて提供されるビーム選択装置の構造を示すブロック図である。
本願の他の実施例にて提供される受信側設備の構造を示すブロック図である。
本願の他の実施例にて提供される送信側設備の構造を示すブロック図である。
本願の目的、技術的解決手段および利点をより明らかにするために、以下、図面を参照しながら本願の実施形態についてさらに詳細に説明する。
本明細書で言及される「モジュール」とは、一般に、メモリに記憶され、特定の機能を実現できるプログラムまたは命令を指し、本明細書で言及される「ユニット」とは、一般に、論理的に分割される機能構造を指し、そして該「ユニット」は純粋なハードウェアで実現されてもよく、あるいは、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせで実現されてもよい。
本明細書で言及される「複数」は、2つまたは2つ以上を意味する。関連付けられたオブジェクトの関連付け関係を表す「および/または」は3つの関連付け関係があり得ることを示し、例えば、Aおよび/またはBは、Aが単独で存在し、AとBが同時に存在し、Bが単独で存在するという3つのケースがあることを示し得る。文字「/」は、一般に、文脈上の関連付けられたオブジェクトが「または」の関係であることを示す。
本願の一実施例にて提供される移動通信システムを示す概略構造図である図1を参照されたい。該移動通信システムは、NRシステムとも呼ばれる5Gシステムとしてもよい。該移動通信システムは、アクセスネットワーク設備120と端末140とを含む。
アクセスネットワーク設備120は、基地局としてもよい。例えば、基地局は、5Gシステムにおいて集中分散型アーキテクチャを採用する基地局(gNB)でもよい。アクセスネットワーク設備120が集中分散型アーキテクチャを採用するとき、それは一般に、中央ユニット(central unit、CU)と少なくとも2つの分散ユニット(distributed unit、DU)とを含む。中央ユニット内にパケットデータコンバージェンスプロトコル(Packet Data Convergence Protocol、PDCP)層、無線リンク制御(Radio Link Control、RLC)プロトコル層、およびメディアアクセス制御(Media Access Control、MAC)層のプロトコルスタックが設置されている。分散ユニット内に物理(Physical、PHY)層プロトコルスタックが設置されており、アクセスネットワーク設備120の具体的な実現方式は本願の実施例において限定されない。
アクセスネットワーク設備120と端末140は、無線インタフェースを介して無線接続を確立する。1つの実施例において、該無線インタフェースは、第5世代移動通信ネットワーク技術(5G)規格に基づく無線インタフェースであり、例えば、該無線インタフェースは新無線インタフェース(New Radio、NR)であり、あるいは、該無線インタフェースは5Gの次世代の移動通信ネットワーク技術規格に基づく無線インタフェースである。
端末140は、音声および/またはデータ接続性をユーザに提供する設備でもよい。端末は、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)を介して1つまたは複数のコアネットワークと通信でき、端末140は、携帯電話(または「セルラー」電話と呼ばれる)などの移動端末および移動端末を有するコンピュータとしてもよく、例えば、携帯型、ポケット型、ハンドヘルド型、コンピュータ内蔵型、または車載用の移動装置としてもよい。例えば、加入者ユニット(Subscriber Unit)、加入者局(Subscriber Station)、モバイルステーション(Mobile Station)、モバイル(Mobile)、リモートステーション(Remote Station)、アクセスポイント(Access Point)、リモート端末(Remote Terminal)、アクセス端末(Access Terminal)、ユーザ装置(User Terminal)、ユーザエージェント(User Agent)、ユーザ設備(User Device)、またはユーザ端末(User Equipment)である。
なお、図1に示される移動通信システムでは、複数のアクセスネットワーク設備120および/または複数の端末140が含まれていてもよく、図1には、1つのアクセスネットワーク設備120および1つの端末140の例を示して説明するが、本実施例はこれに限定されない。
5Gシステムでは、送信側設備はビームを介して特定の方向における受信側設備にデータを送信できる。ここで、送信側設備は、上記の図1に示される移動通信システムにおけるアクセスネットワーク設備120でもよく、受信側設備は、端末140でもよく、このとき、送信側設備から受信側設備に送信されるビームは、ダウンリンクビームと呼ばれてもよく、あるいは、送信側設備は、上記の図1に示される移動通信システムにおける端末140でもよく、受信側設備は、アクセスネットワーク設備120でもよく、このとき、送信側設備から受信側設備に送信されたビームは、アップリンクビームと呼ばれてもよい。
送信側設備によって送信される異なるビームの幅は異なっていてもよい。例えば、本願の実施例において、送信側設備によって送信されるビームは第1のビームと第2のビームに分けられてもよい。1つの実施例において、1つの第1のビームが少なくとも1つの第2のビームをカバーする。
本願に示される解決策では、第1のビームが少なくとも1つの第2のビームをカバーすることは、第1のビームが少なくとも1つの第2のビームを空間的にカバーし、あるいは、少なくとも1つの第2のビームのカバー範囲が第1のビームのカバー範囲内にあることをいう。ここで、いくつかのシナリオでは、第1のビームはワイドビームと呼ばれ、第2のビームはナロービームと呼ばれてもよく、あるいは、第1のビームはラージビームと呼ばれ、第2のビームはスモールビームと呼ばれてもよく、第1のビームと第2のビームの具体的な命名は、本願の実施例では限定されない。
ここで、異なる種類のビームは異なる物理チャネルを伝送できる。例えば、第2のビームは、データチャネルを伝送するために用いられてもよく、これによりデータチャネルの伝送に使用されるビームの数が多くなり、空間分割多重化がよりよく実現され、システム容量が改善され、第1のビームは共通チャネルまたは制御チャネルを伝送するために用いられてもよく、それによって共通チャネルまたは制御チャネルのカバレッジを拡大する。当然のことながら、本願の実施例は、異なる種類のビームによって伝送される物理チャネルを制限せず、例えば、実際の応用では、第1のビームはデータチャネルを伝送するために用いられてもよく、第2のビームは共通チャネルまたは制御チャネルを伝送するために用いられてもよい。他の可能な実施方法では、上記の第1のビームが特定の物理チャネルに対応しなくてもよい。
具体的には、本願の実施例にて提供されるビームを示す概略図である図2を参照されたい。図2に示すとおり、送信側設備は、ビーム1からビーム6までの6つのビームを送信し、ここで、ビーム1からビーム4までは、第2のビーム、すなわちナロービームであり、ビーム5およびビーム6は、第1のビーム、すなわちワイドビームである。また、ビーム5は、ビーム1およびビーム2をカバーし、ビーム6は、ビーム3およびビーム4をカバーする。ここで、送信側設備は、ビーム1からビーム4を介してデータチャネルのデータを送信し、かつ、ビーム5およびビーム6を介して制御チャネルのデータを送信してもよい。
図2に示される概略図は、送信側設備が6つのビームを送信し、かつ、1つの第1のビームが2つの第2のビームをカバーすることを例として説明する図面であり、実際の応用では、送信側設備によって送信されるビームの数は6つに限定されず、かつ、1つの第1のビームによってカバーされる第2のビームの数も2つに限定されず、すなわち送信側設備によって送信されるビームの数はより多くても少なくてもよく、1つの第1のビームによってカバーされる第2のビームの数はより多くても少なくてもよい。例えば、本願の一実施例にて提供されるビームを示す概略図である図3を参照されたい。図3に示すとおり、送信側設備は、ビーム1からビーム12までの12つのビームを送信し、ここで、ビーム1からビーム9までは、第2のビーム、すなわちナロービームであり、ビーム10からビーム12までは、第1のビーム、すなわちワイドビームである。また、ビーム10は、ビーム1からビーム3までをカバーし、ビーム11は、ビーム4からビーム6までをカバーし、ビーム12は、ビーム7からビーム9までをカバーする。
本願の一実施例にて提供されるビーム選択方法を示す方法フローチャートである図4を参照されたい。本実施例は、図1に示される移動通信システムにビーム選択方法を適用することを例として説明する。該方法は、ステップ401〜ステップ404を含む。
ステップ401において、送信側設備が少なくとも1組のビーム対応情報を生成し、ここで、各組のビーム対応情報が1つの第1のビームと少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係を含む。
ここで、第1のビームおよび第2のビームは送信側設備によって送信されたビームでもよく、かつ、第1のビームは対応する少なくとも1つの第2のビームをカバーする。
1つの実施例において、ビーム対応情報を生成する際、送信側設備は、自身が送信する第1のビームと第2のビームとの間のカバレッジ関係にしたがってビーム対応情報を生成し、すなわち第1のビームと第1のビームによってカバーされる少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係を生成する。
例えば、図2を例として、図2において、ビーム5がビーム1およびビーム2をカバーし、ビーム6がビーム3およびビーム4をカバーし、送信側設備は、ビーム5とビーム1およびビーム2との間の対応関係を1組のビーム対応情報として生成し、またビーム6とビーム3およびビーム4との間の対応関係をもう1組のビーム対応情報として生成することができる。
あるいは、図3を例として、図3において、ビーム10がビーム1からビーム3までをカバーし、ビーム11がビーム4からビーム6までをカバーし、ビーム12がビーム7からビーム9までをカバーし、送信側設備は、ビーム10とビーム1からビーム3との間の対応関係を1組のビーム対応情報として生成し、ビーム11とビーム4からビーム6との間の対応関係をもう1組のビーム対応情報として生成し、またビーム12とビーム7からビーム9との間の対応関係をもう1組のビーム対応情報として生成することができる。
本願の実施例では、1組のビーム対応情報における第1のビームと少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係は、明示的な対応関係または暗黙的な対応関係のいずれでもよい。
ここで、明示的な対応関係は、第1のビームと少なくとも1つの第2のビームのビームID(beam ID)との間の対応関係でもよい。
あるいは、上記の暗黙的な対応関係は、第1のビームに対応する物理リソースと少なくとも1つの第2のビームのそれぞれに対応する物理リソースとの間の対応関係である。ここで、上記の物理リソースは、時間領域リソース、周波数領域リソース、および符号領域リソースのうちの少なくとも1つでもよい。
および/または、上記の暗黙的な対応関係は、第1のビームに対応する基準信号と少なくとも1つの第2のビームのそれぞれに対応する基準信号との間の対応関係である。
および/または、上記の暗黙的な対応関係は、第1のビームに対応する物理リソースと少なくとも1つの第2のビームのそれぞれに対応する基準信号との間の対応関係である。
および/または、上記の暗黙的な対応関係は、第1のビームに対応する基準信号と少なくとも1つの第2のビームのそれぞれに対応する物理リソースとの間の対応関係である。
当然のことながら、実際の応用では、1組のビーム対応情報における第1のビームと少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係は、上記の明示的な対応関係と暗黙的な対応関係を同時に含んでもよい。言い換えれば、1組の対応関係について、明示的な対応関係および暗黙的な対応関係の両方で指示がなされる。
本願の実施例では、第1のビームおよび第2のビームがそれぞれ異なる物理チャネルを伝送するために用いられるとき、上記の第1のビームと少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係は、少なくとも1つの第2のビームに対応する第1の物理チャネル、および第1のビームに対応する第2の物理チャネルをさらに含む。
具体的には、上記の第1のビームと少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係は、少なくとも1つの第2のビームに対応する第1の物理チャネルの識別子、および第1のビームに対応する第2の物理チャネルの識別子を含む。
あるいは、上記の第1のビームと少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係は、少なくとも1つの第2のビームに対応する第1の物理チャネルのチャネルタイプ、および第1のビームに対応する第2の物理チャネルのチャネルタイプを含む。
例えば、第2のビームがデータチャネルを伝送するために用いられ、第1のビームが制御チャネルを伝送するために用いられることを例として、上記の第1のビームおよび第2のビームがダウンリンクビームであり、例えば送信側設備がアクセスネットワーク設備であり、受信側設備が端末である場合、第1の物理チャネルがダウンリンクデータチャネルであり、第2の物理チャネルがダウンリンク制御チャネルである。それに対応して、上記の第1のビームおよび第2のビームがアップリンクビームであり、例えば送信側設備が端末であり、受信側設備がアクセスネットワーク設備である場合、第1の物理チャネルがアップリンクデータチャネルであり、第2の物理チャネルがアップリンク制御チャネルであり、送信側設備は、ビーム対応情報を用いて、第1のビームに対応する物理チャネルおよび第2のビームに対応する物理チャネルを受信側設備に示す。
1つの実施例において、上記の第1のビームおよび第2のビームがアップリンクビームである場合、上記の暗黙的な対応関係に使用される基準信号は、対応するビームが伝送したアップリンク物理チャネルに使用されるDMRS、および/または、対応するビームが伝送したアップリンク物理チャネルに使用されるSRSを含む。
あるいは、上記の第1のビームおよび第2のビームがダウンリンクビームである場合、上記の暗黙的な対応関係に使用される基準信号は、対応するビームが伝送したダウンリンク物理チャネルに使用されるDMRS、および/または、対応するビームのbeam specific RS、および/または、対応するビームのCSI−RSを含む。
実際の応用では、暗黙的な対応関係に使用される基準信号は、上記のDMRS、SRS、beam specific RSおよびCSI−RSこれらの4種類に限定されず、送信側設備はまた、実際の使用シナリオにしたがって他の基準信号を選択して第1のビームと第2のビームとの間の対応関係を示してもよい。また、これらの基準信号は、同じまたは類似のパイロット機能を有するが異なる名称を有する他の基準信号によって置き換えられてもよい。
ステップ402において、送信側設備が受信側設備に少なくとも1組のビーム対応情報を送信する。
1つの実施例において、送信側設備は、専用シグナリングまたはブロードキャストシグナリングを介して該少なくとも1組のビーム対応情報を送信する。例えば、送信側設備がアクセスネットワーク設備である場合、送信側設備は、専用シグナリングまたはブロードキャストシグナリングを介して該少なくとも1組のビーム対応情報を送信でき、送信側設備が端末である場合、送信側設備は、専用シグナリングによって該少なくとも1組のビーム対応情報を送信することができる。
ここで、上記の専用シグナリングは、無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)シグナリングなどのシグナリングでもよく、上記のブロードキャストシグナリングは、システム情報ブロードキャストなどのシグナリングであってもよい。
ステップ403において、受信側設備が送信側設備によって送信された少なくとも1組のビーム対応情報を受信する。
それに対応して、受信側設備は、送信側設備から専用シグナリングまたはブロードキャストシグナリングを介して送信された該少なくとも1組のビーム対応情報を受信する。例えば、送信側設備がアクセスネットワーク設備である場合、受信側設備は、専用シグナリングまたはブロードキャストシグナリングを介して該少なくとも1組のビーム対応情報を受信でき、送信側設備が端末である場合、受信側設備は、専用シグナリングによって該少なくとも1組のビーム対応情報を受信することができる。
ステップ404において、受信側設備が少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、送信側設備によって送信された各ビームから受信ビームを選択する。
本願の実施例では、あるビームを受信することは、該ビームを介して伝送された物理チャネルにおけるデータまたはシグナリングを受信することを意味してもよく、それに対応して、以下で言及するあるチャネルを受信することは、該チャネルにおけるデータまたはシグナリングを受信することを意味してもよい。
本願の実施例では、受信側設備が少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、送信側設備によって送信された各ビームから受信ビームを選択するシナリオは、以下の3つのタイプを含んでもよいが、それらに限定されない。
第1に、受信側設備が第2のビームを用いて第1の物理チャネルを受信する場合、少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、該第2のビームに対応する第1のビームを第2の物理チャネルを受信するためのビームとして選択してもよい。
例えば、第1のビームが制御チャネルを伝送するために用いられ、第2のビームがデータチャネルを伝送するために用いられることを例として、受信側設備が1つの第2のビームを介してデータチャネルを受信しているとき、受信側設備が制御チャネルを受信する必要がある場合、受信したビーム対応情報にしたがって該第2のビームに対応する第1のビームを迅速に選択でき、送信側設備によって送信された各第1のビームを別々に測定する必要がなく、それによってデータ受信中においてビームの信号品質を測定するステップを減らす。
第2に、受信側設備が第1のビームを用いて第2の物理チャネルを受信する場合、少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、該第1のビームに対応する少なくとも1つの第2のビームの信号品質を測定し、また第1の物理チャネルを受信するためのビームとして、第1のビームに対応する少なくとも1つの第2のビームのうち最良の信号品質を有する第2のビームを選択する。
例えば、第1のビームが制御チャネルを伝送するために用いられ、第2のビームがデータチャネルを伝送するために用いられることを例として、受信側設備が第1のビームを介して制御チャネルを受信しているとき、受信側設備がデータチャネルを受信する必要がある場合、受信したビーム対応情報にしたがって第1のビームに対応する一部の第2のビームを決定し、また決定された一部の第2のビームから最良の信号品質を有する第2のビームを選択してデータチャネルを受信してもよく、送信側設備によって送信された全ての第2のビームを別々に測定する必要がなく、それによってデータ受信中においてビームの信号品質を測定する回数を減らす。
第3に、少なくとも1組のビーム対応情報が少なくとも2組のビーム対応情報である場合、受信側設備は、少なくとも2組のビーム対応情報のそれぞれの第1のビームの信号品質を測定し、次いで少なくとも2組のビーム対応情報のそれぞれの第1のビームのうち最良の信号品質を有する第1のビームに対応する少なくとも1つの第2のビームの信号品質を測定し、また最良の信号品質を有する第1のビームに対応する少なくとも1つの第2のビームのうち最良の信号品質を有する第2のビームを受信ビームとして選択する。
第1に、受信側設備が第2のビームを用いて第1の物理チャネルを受信する場合、少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、該第2のビームに対応する第1のビームを第2の物理チャネルを受信するためのビームとして選択してもよい。
例えば、第1のビームが制御チャネルを伝送するために用いられ、第2のビームがデータチャネルを伝送するために用いられることを例として、受信側設備が1つの第2のビームを介してデータチャネルを受信しているとき、受信側設備が制御チャネルを受信する必要がある場合、受信したビーム対応情報にしたがって該第2のビームに対応する第1のビームを迅速に選択でき、送信側設備によって送信された各第1のビームを別々に測定する必要がなく、それによってデータ受信中においてビームの信号品質を測定するステップを減らす。
第2に、受信側設備が第1のビームを用いて第2の物理チャネルを受信する場合、少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、該第1のビームに対応する少なくとも1つの第2のビームの信号品質を測定し、また第1の物理チャネルを受信するためのビームとして、第1のビームに対応する少なくとも1つの第2のビームのうち最良の信号品質を有する第2のビームを選択する。
例えば、第1のビームが制御チャネルを伝送するために用いられ、第2のビームがデータチャネルを伝送するために用いられることを例として、受信側設備が第1のビームを介して制御チャネルを受信しているとき、受信側設備がデータチャネルを受信する必要がある場合、受信したビーム対応情報にしたがって第1のビームに対応する一部の第2のビームを決定し、また決定された一部の第2のビームから最良の信号品質を有する第2のビームを選択してデータチャネルを受信してもよく、送信側設備によって送信された全ての第2のビームを別々に測定する必要がなく、それによってデータ受信中においてビームの信号品質を測定する回数を減らす。
第3に、少なくとも1組のビーム対応情報が少なくとも2組のビーム対応情報である場合、受信側設備は、少なくとも2組のビーム対応情報のそれぞれの第1のビームの信号品質を測定し、次いで少なくとも2組のビーム対応情報のそれぞれの第1のビームのうち最良の信号品質を有する第1のビームに対応する少なくとも1つの第2のビームの信号品質を測定し、また最良の信号品質を有する第1のビームに対応する少なくとも1つの第2のビームのうち最良の信号品質を有する第2のビームを受信ビームとして選択する。
上記の方法により、送信側設備が受信側設備の位置する方向に複数の第2のビームを送信するとき、受信側設備は、該複数の第2のビームのそれぞれについて信号品質測定を実行する必要がなく、該複数の第2のビームをカバーする第1のビームをまず測定して最良の信号品質を有する第1のビームを見つけるだけてよく、該最良の信号品質を有する第1のビームによってカバーされる少なくとも1つの第2のビームは、最良の信号品質を有する1組の第2ビームと見なすことができ、そして、受信側設備はまた、該最良の信号品質を有する1組の第2のビームを測定して最良の信号品質を有する第2のビームを選択するだけでよく、第2のビームのそれぞれについての信号品質の測定と比較して、本解決策は、データ受信中においてビームの信号品質を測定する回数を減らすことができる。
要約すると、本願の実施例に示されるビーム選択方法では、送信側設備は、第1のビームと第2のビームとの間の対応関係を受信側設備に送信し、受信側設備は、送信側設備によって送信されたデータを受信するプロセスにおいて、該第1のビームと第2のビームとの間の対応関係にしたがって、送信側設備によって送信された各ビームから受信ビームを迅速に選択でき、データ受信プロセスにおいてビームの信号品質を測定するステップまたは回数を減らし、それによってビーム測定にかかる時間を減らし、受信側設備のビーム測定および選択のプロセスを加速し、データ受信の複雑さを単純化し、そしてデータ受信の遅延を減少させる。
なお、上記の図4に示される実施例における受信側設備によって実行されるステップは受信側設備のビーム選択方法として別々に実現することも可能であり、上記の各実施例における送信側設備によって実行されるステップは送信側設備のビーム選択方法として別々に実現することも可能である。
本願の一実施例にて提供されるビーム選択方法を示す方法フローチャートである図5を参照されたい。本実施例は、該ビーム選択方法が図1に示される移動通信システムに適用され、送信側設備がアクセスネットワーク設備であり、受信側設備が端末であり、かつ、アクセスネットワーク設備が第2のビームを介してダウンリンクデータチャネルを送信し、第1のビームを介してダウンリンク制御チャネルを送信することを例として説明し、該方法は、ステップ501〜ステップ504を含む。
ステップ501において、アクセスネットワーク設備が少なくとも1組のビーム対応情報を生成し、ここで、各組のビーム対応情報が1つの第1のビームと少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係を含む。
本願の1つの実施例では、上記の第1のビームと少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係は、少なくとも1つの第2のビームに対応するダウンリンクデータチャネル、および第1のビームに対応するダウンリンク制御チャネルをさらに含む。
あるいは、上記の第1のビームと少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係は、少なくとも1つの第2のビームに対応するアップリンク物理チャネルの識別子またはチャネルタイプ、および第1のビームに対応するアップリンク物理チャネルの識別子またはチャネルタイプをさらに含んでもよい。
ステップ502において、アクセスネットワーク設備が端末に少なくとも1組のビーム対応情報を送信する。
1つの実施例において、アクセスネットワーク設備は専用シグナリングまたはブロードキャストシグナリングを介して該少なくとも1組のビーム対応情報を送信する。
ステップ503において、端末がアクセスネットワーク設備によって送信された少なくとも1組のビーム対応情報を受信する。
それに対応して、端末は専用シグナリングまたはブロードキャストシグナリングを介して該少なくとも1組のビーム対応情報を受信する。
ステップ504において、端末が第2のビームを介してダウンリンクデータチャネルを受信するとき、ダウンリンク制御チャネルを受信するためのビームとして、第2のビームに対応する第1のビームを選択する。
例えば、アクセスネットワーク設備によって送信されたビームは、図2に示され、アクセスネットワーク設備は、第2のビーム(ビーム1からビーム4)を介してダウンリンクデータチャネルを伝送し、また第1のビーム(ビーム5およびビーム6)を介してダウンリンク制御チャネルを伝送し、端末がビーム1を介してダウンリンクデータチャネルを受信している場合、このとき、端末がダウンリンク制御チャネルを受信する必要があると、ビーム5およびビーム6を別々に測定する必要がなく、受信したビーム対応情報にしたがってビーム1に対応する第1のビームであるビーム5を迅速に選択し、またビーム5を介してダウンリンク制御チャネルを受信する。
要約すると、本願の実施例にて提供されるビーム選択方法では、アクセスネットワーク設備が第2のビームを介してダウンリンクデータチャネルを伝送し、第1のビームを介してダウンリンク制御チャネルを伝送し、また端末にそれが送信した第1のビームと第2のビームとの間の対応関係を送信し、端末が第2のビームを介してアクセスネットワーク設備によって伝送されたダウンリンクデータチャネルを受信している場合、ダウンリンク制御チャネルを受信する必要があると、第1のビームと第2のビームとの間の対応関係にしたがって、該第2のビームに対応する第1のビームを介してダウンリンク制御チャネルを直接的に受信し、アクセスネットワーク設備によって伝送された第1のビームのそれぞれを測定する必要がなく、ダウンリンク制御チャネル受信中においてビームの信号品質を測定する回数を減らす。
図5に基づく任意選択的な実施例では、アクセスネットワーク設備によって送信された第1のビームと第2のビームとの間の対応関係を使用して、端末は、ダウンリンクデータチャネルを受信するための第2のビームを選択することもでき、このとき、上記のステップ504はステップ504aおよびステップ504bとして実施することができ、図6に示される。
ステップ504aにおいて、端末が第1のビームを介してダウンリンク制御チャネルを受信するとき、少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、該第1のビームに対応する少なくとも1つの第2のビームの信号品質を測定する。
例えば、アクセスネットワーク設備によって送信されたビームは、図2に示され、アクセスネットワーク設備は、第2のビーム(ビーム1からビーム4)を介してダウンリンクデータチャネルを伝送し、また第1のビーム(ビーム5およびビーム6)を介してダウンリンク制御チャネルを伝送し、端末がビーム5を介してダウンリンク制御チャネルを受信している場合、このとき、端末がダウンリンクデータチャネルを受信する必要があると、受信したビーム対応情報にしたがってビーム5に対応する第2のビーム(ビーム1およびビーム2)を選択して信号品質を測定し、ビーム3およびビーム4を別々に測定する必要がない。
ステップ504bにおいて、端末が、ダウンリンクデータチャネルを受信するためのビームとして、第1のビームに対応する少なくとも1つの第2のビームのうち最良の信号品質を有する第2のビームを選択する。
例えば、ビーム1およびビーム2の信号品質をそれぞれ測定した後、端末は、ビーム1およびビーム2のうち最良の信号品質を有するビームを介してダウンリンクデータチャネルを受信することを選択する。
要約すると、本願の実施例にて提供されるビーム選択方法では、アクセスネットワーク設備が第2のビームを介してダウンリンクデータチャネルを伝送し、第1のビームを介してダウンリンク制御チャネルを伝送し、また端末にそれが送信した第1のビームと第2のビームとの間の対応関係を送信し、端末が第1のビームを介してアクセスネットワーク設備によって伝送されたダウンリンク制御チャネルを受信している場合、ダウンリンクデータチャネルを受信する必要があると、第1のビームと第2のビームとの間の対応関係にしたがって、第1のビームに対応する第2のビームしかを測定せず、アクセスネットワーク設備によって送信された第2のビームのそれぞれを測定する必要がなく、それによってダウンリンクデータチャネルにおけるデータ受信中においてビームの信号品質を測定する回数を減らす。
本願の一実施例にて提供されるビーム選択方法を示す方法フローチャートである図7を参照されたい。本実施例は、該ビーム選択方法が図1に示される移動通信システムに適用され、送信側設備がアクセスネットワーク設備であり、受信側設備が端末であることを例として説明し、該方法は、ステップ701〜ステップ706を含む。
ステップ701において、アクセスネットワーク設備が少なくとも2組のビーム対応情報を生成し、ここで、各組のビーム対応情報が1つの第1のビームと少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係を含む。
本願の実施例では、第1のビームは特定のダウンリンク物理チャネルに対応しなくてもよい。例えば、第1のビームまたは第2のビームを介して異なるダウンリンク物理チャネルを伝送することができる。
あるいは、図5または図6に示される実施例と同様に、本願の実施例では、第1のビームおよび第2のビームはまた、それぞれ異なるダウンリンク物理チャネルを伝送するために用いられてもよい。
ステップ702において、アクセスネットワーク設備が生成した少なくとも2組のビーム対応情報を端末に送信する。
1つの実施例において、アクセスネットワーク設備は、専用シグナリングまたはブロードキャストシグナリングを介して該少なくとも1組のビーム対応情報を送信する。
ステップ703において、端末が送信側設備によって送信された少なくとも2組のビーム情報を受信する。
それに対応して、端末は、専用シグナリングまたはブロードキャストシグナリングを介して該少なくとも1組のビーム対応情報を受信する。
ステップ704において、端末が少なくとも2組のビーム対応情報のそれぞれの第1のビームの信号品質を測定する。
例えば、アクセスネットワーク設備によって送信されたビームは、図3に示され、アクセスネットワーク設備は、ビーム1からビーム9までの9つの第2のビームを送信し、端末が、第2のビームを介してアクセスネットワーク設備によって送信されたシグナリングまたはデータを受信する必要がある場合、ビーム1からビーム9までから最良の信号品質を有する第2のビームを選択する必要がある。本願の実施例によって示される解決策によって、端末が、アクセスネットワーク設備によって送信されたビーム対応情報を受信した後、受信した第2のビームを選択するとき、9つの第2のビームに対応する3つの第1のビームの信号品質をまず測定してもよく、すなわち図3に示されるビーム10、ビーム11およびビーム12の信号品質を測定する。
ステップ705において、端末が少なくとも2組のビーム対応情報のそれぞれの第1のビームのうち最良の信号品質を有する第1のビームに対応する少なくとも1つの第2のビームの信号品質を測定する。
端末は、図3に示されるビーム10、ビーム11およびビーム12の信号品質を測定した後、最良の信号品質を有する第1のビームを決定し、例えば、決定された最良の信号品質を有する第1のビームがビーム11であると仮定すると、さらに、端末はビーム11に対応する3つの第2のビーム(すなわちビーム4からビーム6まで)に対して信号品質を測定する。
ステップ706において、端末が最良の信号品質を有する第1のビームに対応する少なくとも1つの第2のビームのうち最良の信号品質を有する第2のビームを受信ビームとして選択する。
具体的には、端末は、アクセスネットワーク設備によって送信されたデータまたはシグナリングを受信するためのビームとして、上記の最良の信号品質を有する第1のビームに対応する少なくとも1つの第2のビームのうち最良の信号品質を有する第2のビームを選択することができる。
例えば、最良の信号品質を有する第1のビームに対応する第2のビーム(すなわち、図3に示されるビーム4からビーム6まで)の信号品質を測定した後、端末はビーム4からビーム6のうち最良の信号品質を有するビームを受信ビームとして選択し、また選択されたビームを介してアクセスネットワーク設備によって送信されたデータまたはシグナリングを受信できる。
具体的には、例えば、ビーム対応情報に第1のビームの基準信号と対応する各第2のビームの基準信号との間の対応関係を含むことを例とする場合、端末はビーム10、ビーム11およびビーム12の基準信号にしたがって、ビーム10、ビーム11およびビーム12の信号品質を測定してもよく、3つの中でビーム11が最良の信号品質を有すると決定した後、ビーム11の基準信号とビーム4からビーム6までの基準信号との間の対応関係を問い合わせ、そして、ビーム4からビーム6までの基準信号にしたがって、ビーム4からビーム6までの信号品質を測定し、そしてその中から最良の信号品質を有する第2のビームを選択する。
本願の実施例の上記プロセスにおいて、端末が図3に示される9つの第2のビームから1つの第2のビームを選択するとき、3つの第1のビームだけをまず測定して、そして最良の信号品質を有する第1のビームに対応する3つの第2のビームを測定し、前後6回の測定によって受信ビームとしての第2のビームが決定され、9つの第2のビームを別々に測定する必要がない。
要約すると、本願の実施例にて提供されるビーム選択方法では、アクセスネットワーク設備は、それが送信した第1のビームと第2のビームとの間の対応関係を端末に通知し、端末がアクセスネットワーク設備によって送信された第2のビームのそれぞれから1つの第2のビームを選択して受信するとき、アクセスネットワーク設備によって送信された第1のビームのそれぞれをまず測定し、次に最良の信号品質を有する第1のビームに対応する第2のビームを測定すれば、受信ビームとしての第2のビームを決定でき、アクセスネットワーク設備によって送信された第2のビームのそれぞれを測定する必要がなく、それによって第2のビームを介してデータまたはシグナリングを受信するプロセスにおいてビームの信号品質を測定する回数を減らす。
図5から図7に示される解決策は、全部送信側設備がアクセスネットワーク設備であり、受信側設備が端末であることを例として説明されている。本願によって提供されるビーム選択方法は、アクセスネットワーク設備が端末によって送信されたビームを選択する場合にも適用可能である。
本願の一実施例にて提供されるビーム選択方法を示す方法フローチャートである図8を参照されたい。本実施例は、該ビーム選択方法が図1に示される移動通信システムに適用され、送信側設備が端末であり、受信側設備がアクセスネットワーク設備であり、かつ、端末が第2のビームを介してアップリンクデータチャネルを送信し、第1のビームを介してアップリンク制御チャネルを送信することを例として説明する。該方法は、ステップ801〜ステップ804を含む。
ステップ801において、端末が少なくとも1組のビーム対応情報を生成し、ここで、各組のビーム対応情報が1つの第1のビームと少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係を含む。
1つの実施例において、本願の実施例では、上記の第1のビームと少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係は、少なくとも1つの第2のビームに対応するアップリンクデータチャネル、および第1のビームに対応するアップリンク制御チャネルをさらに含む。
あるいは、上記の第1のビームと少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係は、少なくとも1つの第2のビームに対応するアップリンク物理チャネルの識別子またはチャネルタイプ、および第1のビームに対応するアップリンク物理チャネルの識別子またはチャネルタイプをさらに含んでもよい。
ステップ802において、端末がアクセスネットワーク設備に少なくとも1組のビーム情報を送信する。
1つの実施例において、端末は、RRCシグナリングなどの専用シグナリングを介して該少なくとも1組のビーム対応情報を送信する。
ステップ803において、アクセスネットワーク設備が端末によって送信された少なくとも1組のビーム情報を受信する。
それに対応して、アクセスネットワーク設備は、端末から専用シグナリングを介して送信された該少なくとも1組のビーム対応情報を受信する。
ステップ804において、アクセスネットワーク設備が第2のビームを介してアップリンクデータチャネルを受信するとき、アップリンク制御チャネルを受信するためのビームとして、第2のビームに対応する第1のビームを選択する。
例えば、端末によって送信されたビームは、図2に示され、端末は第2のビーム(ビーム1からビーム4まで)を介してアップリンクデータチャネルを伝送し、また第1のビーム(ビーム5およびビーム6)を介してアップリンク制御チャネルを伝送し、アクセスネットワーク設備がビーム1(すなわち上記第1、第2のビーム)を介してアップリンクデータチャネルを受信している場合、このとき、アクセスネットワーク設備がアップリンク制御チャネルを受信する必要があると、ビーム5およびビーム6を別々に測定する必要がなく、受信したビーム対応情報にしたがって、ビーム1に対応する第1のビーム(ビーム5)を迅速に選択し、またビーム5を介してアップリンク制御チャネルを受信する。
要約すると、本願の実施例にて提供されるビーム選択方法では、端末が第2のビームを介してアップリンクデータチャネルを伝送し、第1のビームを介してアップリンク制御チャネルを伝送し、またアクセスネットワーク設備にそれが送信した第1のビームと第2のビームとの間の対応関係を送信し、アクセスネットワーク設備が第2のビームを介して端末によって伝送されたアップリンクデータチャネルを受信している場合、アップリンク制御チャネルを受信する必要があると、第1のビームと第2のビームとの間の対応関係にしたがって、第2のビームに対応する第1のビームを介してアップリンク制御チャネルを直接的に受信し、端末によって送信された第1のビームのそれぞれを測定する必要がなく、それによってアップリンク制御チャネルにおけるデータ受信中においてビームの信号品質を測定するステップを減らす。
図8に基づく任意選択的な実施例では、端末は、アクセスネットワーク設備によって送信された第1のビームと第2のビームとの間の対応関係を使用して、ダウンリンクデータチャネルを受信するための第2のビームを選択することもでき、このとき、上記のステップ804はステップ804aおよび804bと置き換えて実施することができ、図9に示される。
ステップ804aにおいて、アクセスネットワーク設備が第1のビームを介してアップリンク制御チャネルを受信するとき、少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、第1のビームに対応する少なくとも1つの第2のビームの信号品質を測定する。
例えば、端末によって送信されたビームは、図2に示され、端末は第2のビーム(ビーム1からビーム4まで)を介してアップリンクデータチャネルを伝送し、また第1のビーム(ビーム5およびビーム6)を介してアップリンク制御チャネルを伝送し、アクセスネットワーク設備がビーム5を介してアップリンク制御チャネルを受信している場合、このとき、アップリンクデータチャネルを受信する必要があると、受信したビーム対応情報にしたがってビーム5に対応する第2のビーム(ビーム1およびビーム2)を選択して信号品質を測定し、ビーム3およびビーム4を別々に測定する必要がない。
ステップ804bにおいて、アクセスネットワーク設備が、アップリンクデータチャネルを受信するためのビームとして、第1のビームに対応する少なくとも1つの第2のビームのうち最良の信号品質を有する第2のビームを選択する。
例えば、図2に示された例において、アクセスネットワーク設備は、ビーム1およびビーム2の信号品質をそれぞれ測定した後、ビーム1およびビーム2のうち最良の信号品質を有するビームを介してアップリンクデータチャネルを受信することを選択する。
要約すると、本願の実施例にて提供されるビーム選択方法では、端末が第2のビームを介してダウンリンクデータチャネルを伝送し、第1のビームを介してダウンリンク制御チャネルを伝送し、またアクセスネットワーク設備にそれが送信した第1のビームと第2のビームとの間の対応関係を送信し、アクセスネットワーク設備が第1のビームを介して端末によって伝送されたアップリンク制御チャネルを受信している場合、アップリンクデータチャネルを受信する必要があると、第1のビームと第2のビームとの間の対応関係にしたがって、第1のビームに対応する第2のビームしかを測定せず、端末によって伝送された第2のビームのそれぞれを測定する必要がなく、それによってアップリンクデータチャネル受信中においてビームの信号品質を測定する回数を減らす。
本願の一実施例にて提供されるビーム選択方法を示す方法フローチャートである図10を参照されたい。本実施例は、該ビーム選択方法が図1に示される移動通信システムに適用され、送信側設備が端末であり、受信側設備がアクセスネットワーク設備であることを例として説明する。該方法は、ステップ1001〜ステップ1006を含む。
ステップ1001において、端末が少なくとも2組のビーム対応情報を生成し、ここで、各組のビーム対応情報が1つの第1のビームと少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係を含む。
本願の実施例では、第1のビームは特定のアップリンク物理チャネルに対応しなくてもよい。例えば、第1のビームまたは第2のビームを介して異なるアップリンク物理チャネルを送信することができる。
あるいは、図8または図9に示される実施例と同様に、本願の実施例では、第1のビームおよび第2のビームはまた、それぞれ異なるアップリンク物理チャネルを伝送するために用いられてもよい。
ステップ1002において、端末がアクセスネットワーク設備に少なくとも2組のビーム情報を送信する。
1つの実施例において、端末は、専用シグナリングを介して該少なくとも1組のビーム対応情報を送信する。
ステップ1003において、アクセスネットワーク設備が端末によって送信された少なくとも2組のビーム情報を受信する。
それに対応して、アクセスネットワーク設備は、専用シグナリングを介して該少なくとも1組のビーム対応情報を受信する。
ステップ1004において、アクセスネットワーク設備が少なくとも2組のビーム対応情報のそれぞれの第1のビームの信号品質を測定する。
例えば、端末によって送信されたビームは、図3に示され、端末は、ビーム1からビーム9までの9つの第2のビームを送信し、アクセスネットワーク設備が、第2のビームを介して端末によって送信されたシグナリングまたはデータを受信する必要がある場合、ビーム1からビーム9までから最良の信号品質を有する第2のビームを選択する必要がある。本願の実施例によって示される解決策によって、アクセスネットワーク設備が第2のビームを選択するとき、9つの第2のビームに対応する3つの第1のビームの信号品質をまず測定してもよく、すなわち図3に示されるビーム10、ビーム11およびビーム12の信号品質を測定する。
ステップ1005において、アクセスネットワーク設備が少なくとも2組のビーム対応情報のそれぞれの第1のビームのうち最良の信号品質を有する第1のビームに対応する少なくとも1つの第2のビームの信号品質を測定する。
アクセスネットワーク設備は、図3に示されるビーム10、ビーム11およびビーム12の信号品質を測定した後、最良の信号品質を有する第1のビームを決定し、例えば、決定された第1のビームがビーム11であると仮定すると、さらに、アクセスネットワーク設備はビーム11に対応する3つの第2のビーム(すなわちビーム4からビーム6まで)に対して信号品質を測定する。
ステップ1006において、アクセスネットワーク設備が、最良の信号品質を有する該第1のビームに対応する少なくとも1つの第2のビームのうち最良の信号品質を有する第2のビームを受信ビームとして選択する。
具体的には、アクセスネットワーク設備は、端末によって送信されたデータまたはシグナリングを受信するためのビームとして、上記の最良の信号品質を有する第1のビームに対応する少なくとも1つの第2のビームのうち最良の信号品質を有する第2のビームを選択することができる。
例えば、アクセスネットワーク設備は、図3におけるビーム4からビーム6までの信号品質を測定した後、データまたはシグナリングを受信するためのビームとして、ビーム4からビーム6までの最良の信号品質を有するビームを選択する。
本願の実施例の上記プロセスにおいて、アクセスネットワーク設備が図3に示される9つの第2のビームから1つの第2のビームを選択するとき、3つの第1のビームだけをまず測定して、そして最良の信号品質を有する第1のビームに対応する3つの第2のビームを測定し、前後6回の測定によって受信ビームとしての第2のビームを決定でき、9つの第2のビームを別々に測定する必要がない。
要約すると、本願の実施例にて提供されるビーム選択方法では、端末は、それが送信した第1のビームと第2のビームとの間の対応関係をアクセスネットワーク設備に通知し、アクセスネットワーク設備が端末によって送信された第2のビームのそれぞれから1つの第2のビームを選択して受信するとき、端末によって送信された第1のビームのそれぞれをまず測定し、次に最良の信号品質を有する第1のビームに対応する第2のビームを測定すれば、受信ビームとしての第2のビームを決定でき、端末によって送信された第2のビームのそれぞれを測定する必要がなく、それによって第2のビームを介してデータまたはシグナリングを受信するプロセスにおいてビームの信号品質を測定する回数を減らす。
なお、上記の図5から図10に示される各実施例におけるアクセスネットワーク設備によって実行されるステップはアクセスネットワーク設備側のビーム選択方法として別々に実現することも可能であり、上記の図5から図10に示される各実施例における端末によって実行されるステップは端末側のビーム選択方法として別々に実現することも可能である。
本願の一実施例にて提供されるビーム選択方法を示す方法フローチャートである図11を参照されたい。本実施例は、図1に示す移動通信システムにビーム選択方法を適用することを例として説明する。該方法は、ステップ1101〜ステップ1104を含む。
ステップ1101において、送信側設備が少なくとも1組のビーム対応情報を生成し、ここで、各組のビーム対応情報が、第1の信号が位置するビームと第2の信号が位置するビームとの間の対応関係を含む。
1つの実施例において、、第1の信号が位置するビームは、第2の信号が位置するビームと同じビームである。
本願の実施例では、送信側設備がビームフォーミング技術を使用してマルチビーム送信を行うとき、異なるビームで同じ種類に属する異なる信号を送信でき、かつ、同じビームで異なる種類の複数の信号を送信できる。送信側設備は、それが送信した各ビームにおいての第1の信号および第2の信号にしたがって、1組のビーム対応情報を生成することができる。
例えば、図2を例として、ビーム1からビーム4はそれぞれ第1の信号および第2の信号を送信し、ここで、ビーム1で送信される第1の信号は信号11であり、ビーム1で送信される第2の信号は21であり、ビーム2で送信される第1の信号は信号12であり、ビーム2で送信される第2の信号は22であり、ビーム3で送信される第1の信号は信号13であり、ビーム3で送信される第2の信号は23であり、ビーム4で送信される第1の信号は信号14であり、ビーム4で送信される第2の信号は24である。上記のビーム1に対応する1組のビーム対応情報は、信号11が位置するビームと信号21が位置するビームとの間の対応関係を含み、それに対応して、ビーム2に対応する1組のビーム対応情報は、信号12が位置するビームと信号22が位置するビームとの間の対応関係を含み、ビーム3に対応する1組のビーム対応情報は、信号13が位置するビームと信号23が位置するビームとの間の対応関係を含み、ビーム4に対応する1組のビーム対応情報は、信号14が位置するビームと信号24が位置するビームとの間の対応関係を含む。
ここで、上記の第1の信号が位置するビームと第2の信号が位置するビームとの間の対応関係は、直接的に第1の信号の信号内容と第2の信号の信号内容との間の対応関係でもよく、また第1の信号の識別子と第2の信号の識別子との間の対応関係でもよく、あるいは、第1の信号の信号内容と第2の信号の識別子との間の対応関係でもよく、あるいは、第1の信号の識別子と第2の信号の信号内容との間の対応関係でもよいなどである。
ステップ1102において、送信側設備が受信側設備に少なくとも1組のビーム対応情報を送信する。
本願の実施例では、送信側設備は、疑似コロケーション(Quasi Co−Located、QCL)パラメータを使用してビーム対応情報を送信でき、すなわち、送信側設備は、少なくとも1組のビーム対応情報を示す疑似コロケーションパラメータを受信側設備に送信する。
あるいは、本願の実施例では、送信側設備は、専用シグナリングを介してビーム対応情報を送信することもでき、すなわち、送信側設備は、無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)シグナリングなどの該少なくとも1組のビーム対応情報を含む専用シグナリングを受信側設備に送信する。
ステップ1103において、受信側設備が該少なくとも1組のビーム対応情報を受信する。
それに対応して、送信側設備が疑似コロケーションパラメータを介してビーム対応情報を送信できる場合、受信側設備は、送信側設備によって送信された疑似コロケーションパラメータを受信し、疑似コロケーションパラメータによって示される少なくとも1組のビーム対応情報を取得する。
あるいは、送信側設備が専用シグナリングを介してビーム対応情報を送信すると、受信側設備は、送信側設備から専用シグナリングを介して送信された少なくとも1組のビーム対応情報を受信する。
ステップ1104において、受信側設備が少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、送信側設備によって送信された各ビームから受信ビームを選択する。
具体的には、本願の実施例では、受信側設備は、各ビームの第1の信号を測定することによって得られた各ビームの信号品質を取得でき、受信側設備は、少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって各ビームにおける最良の信号品質を有するビームの第1の信号に対応する第2の信号を問い合わせ、受信側設備は、最良の信号品質を有するビームのうち第1の信号に対応する第2の信号を受信するためのビームとして最良の信号品質を有するビームを選択する。
本願の実施例に示される方法によって、受信側設備は、送信側設備によって送信された各ビームの第1の信号を測定して各ビームのそれぞれの信号品質を取得し、その後、第2の信号を受信するとき、受信したビーム対応情報にしたがって、最も強い信号を有するビームで搬送される第2の信号がどの信号であるかを直接的に問い合わせて決定し、それによって最も強い信号を有するビームを介して決定された第2の信号を直接的に受信し、再度第2の信号を目指してビーム走査を行う必要がない。
要約すると、本願の実施例に示される方法では、受信側設備が第1の信号を測定した後に第2の信号を受信する必要があると、第2の信号を測定する必要がなく、ビーム対応情報にしたがって受信ビームを直接的に選択でき、それによってビームの様々な信号を別々に測定するステップまたは回数を減らし、それによってビーム測定にかかる時間を短縮し、受信側設備によって行われるビーム測定および選択のプロセスを加速し、システムの複雑さを単純化し、データ受信の遅延を減らす。
なお、上記の図11に示される実施例における受信側設備によって実行されるステップは受信側設備のビーム選択方法として別々に実現することも可能であり、上記の各実施例における送信側設備によって実行されるステップは送信側設備のビーム選択方法として別々に実現することも可能である。
5Gシステムは、異なるbeamを介してセル全体をカバーでき、すなわち、各ビームはより狭い範囲をカバーし、複数のbeamがセル全体をカバーするという効果は時間内に掃引する(sweeping)ことによって実現される。異なる同期信号ブロック(SS block)は異なるビームで伝送され、端末は異なるSS blockによって異なるbeamを区別することができる。
端末は、セルサーチプロセスの間にビーム掃引(beam sweeping)を開始し、異なるSS blockを測定して最良のダウンリンクbeam(すなわち、最良の信号品質を有するビーム)を得る。端末がアイドルモード(idle mode)にあるときは、ページングチャネル/信号(paging channel/signal)を聴取するときにも最良の信号品質を有するビームを選択する必要があり、端末が接続状態に入ったときには、移動管理を行う場合、端末はCSI−RSを測定する必要があり、異なるCSI−RS配置は異なるビームに対応し、同様に、他の時刻では、端末はダウンリンクDMRSに対応するビームを測定する必要もあるかもしれない。端末はセル選択を行うときに既にSS blockを測定したので、システムは上記の図4に示された解決手段によってSS blockと他の信号/チャネルのビームとの間の対応関係を示し、その後ビームを選択するため他の信号/チャネルを測定するとき、ビーム選択のプロセスを大幅に単純化することができる。
本願の一実施例にて提供されるビーム選択方法を示す方法フローチャートである図12を参照されたい。本実施例は、該ビーム選択方法が図1に示される移動通信システムに適用され、送信側設備がアクセスネットワーク設備であり、受信側設備が端末であることを例として説明し、該方法は、ステップ1201〜ステップ1204を含む。
ステップ1201において、アクセスネットワーク設備が少なくとも1組のビーム対応情報を生成し、ここで、各組のビーム対応情報が、SS block(第1の信号)が位置するビームと第2の信号が位置するビームとの間の対応関係を含む。
1つの実施例において、第1の信号が位置するビームは、第2の信号が位置するビームと同じビームである。
ここで、該第1の信号は同期信号ブロックSS blockであり、第2の信号はページング信号、チャネル状態情報基準信号CSI−RS、および復調基準信号DMRSのうちの少なくとも1つを含む。
本願の実施例では、第2の信号がページング信号を含む場合、上記の対応関係は、SS blockとページングチャネル/信号との間の対応関係を含んでもよい。
第2の信号がチャネル状態情報基準信号CSI−RSを含む場合、上記の対応関係は、SS blockとCSI−RSリソースとの間の対応関係、および/または、SS blockとCSI−RSポートとの間の対応関係を含んでもよい。
第2の信号が復調基準信号DMRSを含む場合、上記の対応関係は、SS blockとDMRSポートまたはポートセットとの間の対応関係を含む。
ステップ1202において、アクセスネットワーク設備が少なくとも1組のビーム対応情報を端末に送信する。
本願の実施例において、アクセスネットワーク設備は、ブロードキャスト方式でシステム情報ブロック(System Information Block、SIB)を端末に送信でき、該SIBで搬送されるQCLパラメータは、上記の少なくとも1組のビーム対応情報を示す。
あるいは、アクセスネットワーク設備は、RRC signalingなどの専用シグナリングを介して上記の少なくとも1組のビーム対応情報を端末に送信することもできる。
ステップ1203において、端末が該少なくとも1組のビーム対応情報を受信する。
それに対応して、アクセスネットワーク設備がQCLパラメータを介してビーム対応情報を送信する場合、端末は、アクセスネットワーク設備がブロードキャストを介して送信したSIBにおけるQCLパラメータを受信し、かつQCLパラメータによって示される少なくとも1組のビーム対応情報を取得する。
あるいは、アクセスネットワーク設備がRRC signalingを介してビーム対応情報を送信する場合、端末は、アクセスネットワーク設備がRRCシグナリングを介して送信した少なくとも1組のビーム対応情報を受信する。
ステップ1204において、端末が少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、アクセスネットワーク設備によって送信された各ビームから受信ビームを選択する。
本願の実施例では、端末は、各ビームのSS blockを予め測定して得られた各ビームの信号品質を取得し、少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、各ビームのうち最良の信号品質を有するビームのSS blockに対応する第2の信号を問い合わせ、また最良の信号品質を有するビームのSS blockに対応する第2の信号を受信するためのビームとして、最良の信号品質を有するビームを選択できる。
端末は、QCLパラメータなどの、アクセスネットワーク設備によって生成および送信されたビーム対応情報を受信した後、SS blockと他の信号/チャネルとの間の対応を使用することによってビーム選択プロセスを加速する。具体的には、例えば、アクセスネットワーク設備は、20msの期間内に2つのSS blockをブロードキャストし、アクセスネットワーク設備はまた、2つのbeamを用してページング(paging)メッセージをブロードキャストする。同時に、アクセスネットワーク設備は、SIBを介して2つのSS blockとpagingメッセージをブロードキャストする2つのbeamとの間の対応関係を示し、例えば、SS block1とpaging message1を示すQCLパラメータは、SS block1とpaging message1が同じbeamで送信されることを示すが、SS block2およびpaging message2を示すQCLパラメータは、SS block2とpaging message2が別のbeamで送信されることを示す。端末がセルサーチを行うとき、SS block1に対応するビーム方向の信号品質が最も強いと判断した場合、端末は、上記の信号対応関係にしたがって、SS block1に対応するビーム方向でpaging message1を直接的に聴取できる。まずpaging message1およびpaging message2に対してビーム走査を実行して、その後ビーム走査の結果にしたがってpaging message1またはpaging message2を聴取することを決定することを必要とせず、それによって端末がビームを選択するプロセスを加速する。
要約すると、本願の実施例に示される方法では、受信側設備は、送信側設備によって送信された各ビームの第1の信号を測定して各ビームのそれぞれの信号品質を取得し、その後第2の信号を受信するとき、受信した信号対応関係にしたがって、最も強い信号を有するビームで搬送される第2の信号がどの信号であるかを直接的に問い合わせて決定し、それによって最も強い信号を有する該ビームを介して決定された第2の信号を直接的に受信し、再度第2の信号に対してビーム走査を行う必要がなく、それによってビームの様々な信号を別々に測定するステップまたは回数を減らし、それによってビーム測定にかかる時間を短縮し、受信側設備によって行われるビーム測定および選択のプロセスを加速し、システムの複雑さを単純化し、データ受信の遅延を減らす。
以下は、本願の実施例による装置の実施例であり、装置の実施例において詳述されていない部分については、上記の方法の実施例において開示された技術的詳細を参照することができる。
本願の一実施例にて提供されるビーム選択装置の概略構造図である図13を参照されたい。該ビーム選択装置は、ソフトウェア、ハードウェア、およびその両方の組み合わせによって受信側設備の全部または一部として実現できる。該ビーム選択装置は、受信ユニット1301と、処理ユニット1302とを含み、
受信ユニット1301は、上記のステップ403、ステップ503、ステップ703、ステップ803、ステップ1003、ステップ1103あるいはステップ1203を実行するために用いられ、
処理ユニット1302は、上記のステップ404を実行するために用いられ、あるいは、ステップ504を実行するために用いられ、あるいは、ステップ504aおよびステップ504bを実行するために用いられ、あるいは、ステップ704からステップ706を実行するために用いられ、あるいは、ステップ804を実行するために用いられ、あるいは、ステップ804aおよびステップ804bを実行するために用いられ、あるいは、ステップ1004からステップ1006を実行するために用いられ、あるいは、ステップ1104を実行するために用いられ、あるいは、ステップ1204を実行するために用いられる。
受信ユニット1301は、上記のステップ403、ステップ503、ステップ703、ステップ803、ステップ1003、ステップ1103あるいはステップ1203を実行するために用いられ、
処理ユニット1302は、上記のステップ404を実行するために用いられ、あるいは、ステップ504を実行するために用いられ、あるいは、ステップ504aおよびステップ504bを実行するために用いられ、あるいは、ステップ704からステップ706を実行するために用いられ、あるいは、ステップ804を実行するために用いられ、あるいは、ステップ804aおよびステップ804bを実行するために用いられ、あるいは、ステップ1004からステップ1006を実行するために用いられ、あるいは、ステップ1104を実行するために用いられ、あるいは、ステップ1204を実行するために用いられる。
本願の一実施例にて提供されるビーム選択装置の概略構造図である図14を参照されたい。該ビーム選択装置は、ソフトウェア、ハードウェア、およびその両方の組み合わせによって送信側設備の全部または一部として実現できる。該ビーム選択装置は、処理ユニット1401と、送信ユニット1402とを含み、
処理ユニット1401は、上記のステップ401、ステップ501、ステップ701、ステップ801、ステップ1001、ステップ1101あるいはステップ1201を実行するために用いられ、
送信ユニット1402は、上記のステップ402、ステップ502、ステップ702、ステップ802、ステップ1002、ステップ1102あるいはステップ1202を実行するために用いられる。
処理ユニット1401は、上記のステップ401、ステップ501、ステップ701、ステップ801、ステップ1001、ステップ1101あるいはステップ1201を実行するために用いられ、
送信ユニット1402は、上記のステップ402、ステップ502、ステップ702、ステップ802、ステップ1002、ステップ1102あるいはステップ1202を実行するために用いられる。
本願の例示的な一実施例にて提供される受信側設備の概略構造図である図15を参照されたい。該受信側設備は、プロセッサ21と、受信機22と、送信機23と、メモリ24と、バス25とを含む。
プロセッサ21は、1つまたは1つ以上の処理コアを含み、プロセッサ21はソフトウェアプログラムおよびモジュールを実行することにより、各種機能アプリケーションおよび情報処理を実行する。
受信機22および送信機23は、1つの通信チップとしてもよい通信コンポーネントとして実現でき、通信チップは、受信モジュール、送信モジュール、および変復調モジュールなどを含んでもよく、情報を変調および/または復調し、また無線信号で該情報を送受信するために用いられる。
メモリ24は、バス25を介してプロセッサ21に接続されている。
メモリ24は、ソフトウェアプログラムおよびモジュールを記憶するために使用することができる。
メモリ24は、少なくとも1つの機能によって記述されたアプリケーションモジュール26を記憶できる。アプリケーションモジュール26は、受信モジュール261と、選択モジュール262とを含んでもよい。
プロセッサ21は、受信モジュール261を実行して上記の様々な方法の実施例における受信ステップに関連する機能を実現するために用いられ、プロセッサ21は、選択モジュール262を実行して上記の様々な方法の実施例におけるビーム選択ステップに関連する機能を実行するために用いられる。
さらに、メモリ24は、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM)、プログラマブルリードオンリーメモリ(PROM)、リードオンリーメモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスクまたは光ディスクなどの、任意の種類の揮発性または不揮発性メモリデバイス、またはそれらの組み合わせによって実現することができる。
本願の例示的な一実施例にて提供される送信側設備の概略構造図である図16を参照されたい。該送信側設備は、プロセッサ31と、受信機32と、送信機33と、メモリ34と、バス35とを含む。
プロセッサ31は、1つまたは1つ以上の処理コアを含み、プロセッサ31はソフトウェアプログラムおよびモジュールを実行することにより、各種機能アプリケーションおよび情報処理を実行する。
受信機32および送信機33は、1つの通信チップとしてもよい通信コンポーネントとして実現でき、通信チップは、受信モジュール、送信モジュール、および変復調モジュールなどを含んでもよく、情報を変調・復調し、また無線信号で該情報を送受信するために用いられる。
メモリ34は、バス35を介してプロセッサ31に接続されている。
メモリ34は、ソフトウェアプログラムおよびモジュールを記憶するために使用することができる。
メモリ34は、少なくとも1つの機能によって記述されたアプリケーションモジュール36を記憶できる。アプリケーションモジュール36は、生成モジュール361と、送信モジュール362とを含んでもよい。
プロセッサ31は、生成モジュール361を実行して上記の様々な方法の実施例におけるビーム対応情報の生成ステップに関連する機能を実現するために用いられ、プロセッサ31は、送信モジュール362を実行して上記の様々な方法の実施例における送信ステップに関連する機能を実行するために用いられる。
さらに、メモリ34は、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM)、プログラマブルリードオンリーメモリ(PROM)、リードオンリーメモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスクまたは光ディスクなどの、任意の種類の揮発性または不揮発性メモリデバイス、またはそれらの組み合わせによって実現することができる。
本願の実施例は、さらにビーム選択システムを提供し、該ビーム選択システムは、受信側設備と、送信側設備とを含んでもよい。
ここで、受信側設備は上記の図13にて提供されるビーム選択装置を含んでもよく、送信側設備は上記の図14にて提供されるビーム選択装置を含んでもよい。
あるいは、受信側設備は上記の図15にて提供される受信側設備でもよく、送信側設備は上記の図16にて提供される送信側設備でもよい。
上記の1つまたは複数の例示において、本願の実施例で説明されている機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実現され得ることを当業者は理解されたい。ソフトウェアで実現されるとき、これらの機能はコンピュータ可読媒体に記憶されてもよく、またはコンピュータ可読媒体上の1つまたは複数の命令またはコードとして伝送されてもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含み、ここで通信媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、汎用または特殊用途のコンピュータによってアクセスすることができる任意の利用可能な媒体としてもよい。
以上、本願の好ましい実施例を説明したが、本願はこれらに限定されるものではなく、本願の趣旨を逸脱しない範囲での変形、同等の置き換え、改良などはいずれも本願の保護範囲に含まれるべきである。
Claims (32)
- ビーム選択方法であって、
受信側設備が送信側設備によって送信された少なくとも1組のビーム対応情報を受信し、ここで、各組の前記ビーム対応情報が1つの第1のビームと少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係を含むステップと、
前記受信側設備が前記少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、前記送信側設備によって送信された各ビームから受信ビームを選択するステップとを含むことを特徴とするビーム選択方法。 - 前記第1のビームと前記少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係は、
前記第1のビームのビームIDと前記少なくとも1つの第2のビームのビームIDとの間の対応関係、
前記第1のビームに対応する物理リソースと前記少なくとも1つの第2のビームのそれぞれに対応する物理リソースとの間の対応関係、および、
前記第1のビームに対応する基準信号と前記少なくとも1つの第2のビームのそれぞれに対応する基準信号との間の対応関係のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記基準信号は、
対応するビームが伝送したアップリンク物理チャネルに使用される復調基準信号DMRS、および、対応するビームが伝送したアップリンク物理チャネルに使用されるチャネルサウンディング基準信号SRSのうち少なくとも1つを含み、
あるいは、
対応するビームが伝送したダウンリンク物理チャネルに使用される復調基準信号DMRS、対応するビームのビーム基準信号beam specific RS、および、対応するビームのチャネル状態情報基準信号CSI−RSのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。 - 前記受信側設備が送信側設備によって送信された少なくとも1組のビーム対応情報を受信するステップは、
前記受信側設備が、前記送信側設備から専用シグナリングまたはブロードキャストシグナリングを介して送信された前記少なくとも1組のビーム対応情報を受信することを含むことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の方法。 - 前記受信側設備は端末で、前記送信側設備はアクセスネットワーク設備であり、
あるいは、
前記受信側設備はアクセスネットワーク設備で、前記送信側設備は端末であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の方法。 - ビーム選択方法であって、
送信側設備が少なくとも1組のビーム対応情報を生成し、ここで、各組の前記ビーム対応情報が1つの第1のビームと少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係を含むステップと、
受信側設備が前記少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、前記送信側設備によって送信された各ビームから受信ビームを選択するように、前記送信側設備が前記受信側設備に前記少なくとも1組のビーム情報を送信するステップとを含むことを特徴とするビーム選択方法。 - 前記第1のビームと前記少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係は、
前記第1のビームのビームIDと前記少なくとも1つの第2のビームのビームIDとの間の対応関係、
前記第1のビームに対応する物理リソースと前記少なくとも1つの第2のビームのそれぞれに対応する物理リソースとの間の対応関係、および、
前記第1のビームに対応する基準信号と前記少なくとも1つの第2のビームのそれぞれに対応する基準信号との間の対応関係のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。 - 前記基準信号は、
対応するビームが伝送したアップリンク物理チャネルに使用される復調基準信号DMRS、および、対応するビームが伝送したアップリンク物理チャネルに使用されるチャネルサウンディング基準信号SRSのうち少なくとも1つを含み、
あるいは、
対応するビームが伝送したダウンリンク物理チャネルに使用される復調基準信号DMRS、対応するビームのビーム基準信号beam specific RS、および、対応するビームのチャネル状態情報基準信号CSI−RSのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。 - 前記送信側設備が受信側設備に前記少なくとも1組のビーム情報を送信するステップは、
前記送信側設備が専用シグナリングまたはブロードキャストシグナリングを介して前記受信側設備に前記少なくとも1組のビーム対応情報を送信することを含むことを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか一項に記載の方法。 - 前記受信側設備は端末で、前記送信側設備はアクセスネットワーク設備であり、
あるいは、
前記受信側設備はアクセスネットワーク設備で、前記送信側設備は端末であることを特徴とする請求項6から請求項9のいずれか一項に記載の方法。 - ビーム選択装置であって、
送信側設備によって送信された少なくとも1組のビーム対応情報を受信するために用いられ、ここで、各組の前記ビーム対応情報が1つの第1のビームと少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係を含む受信ユニットと、
前記少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、前記送信側設備によって送信された各ビームから受信ビームを選択するために用いられる処理ユニットとを含むことを特徴とするビーム選択装置。 - 前記第1のビームと前記少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係は、
前記第1のビームのビームIDと前記少なくとも1つの第2のビームのビームIDとの間の対応関係、
前記第1のビームに対応する物理リソースと前記少なくとも1つの第2のビームのそれぞれに対応する物理リソースとの間の対応関係、および、
前記第1のビームに対応する基準信号と前記少なくとも1つの第2のビームのそれぞれに対応する基準信号との間の対応関係のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項11に記載の装置。 - 前記基準信号は、
対応するビームが伝送したアップリンク物理チャネルに使用される復調基準信号DMRS、および、対応するビームが伝送したアップリンク物理チャネルに使用されるチャネルサウンディング基準信号SRSのうち少なくとも1つを含み、
あるいは、
対応するビームが伝送したダウンリンク物理チャネルに使用される復調基準信号DMRS、対応するビームのビーム基準信号beam specific RS、および、対応するビームのチャネル状態情報基準信号CSI−RSのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項12に記載の装置。 - 前記受信ユニットは、具体的には、前記送信側設備から専用シグナリングまたはブロードキャストシグナリングを介して送信された前記少なくとも1組のビーム対応情報を受信するために用いられることを特徴とする請求項11から請求項13のいずれか一項に記載の装置。
- 前記受信側設備は端末で、前記送信側設備はアクセスネットワーク設備であり、
あるいは、
前記受信側設備はアクセスネットワーク設備で、前記送信側設備は端末であることを特徴とする請求項11から請求項14のいずれか一項に記載の装置。 - ビーム選択装置であって、
少なくとも1組のビーム対応情報を生成するために用いられ、ここで、各組の前記ビーム対応情報が1つの第1のビームと少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係を含む処理ユニットと、
受信側設備が前記少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、前記送信側設備によって送信された各ビームから受信ビームを選択するように、前記受信側設備に前記少なくとも1組のビーム情報を送信するために用いられる送信ユニットとを含むことを特徴とするビーム選択装置。 - 前記第1のビームと前記少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係は、
前記第1のビームのビームIDと前記少なくとも1つの第2のビームのビームIDとの間の対応関係、
前記第1のビームに対応する物理リソースと前記少なくとも1つの第2のビームのそれぞれに対応する物理リソースとの間の対応関係、および、
前記第1のビームに対応する基準信号と前記少なくとも1つの第2のビームのそれぞれに対応する基準信号との間の対応関係のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項16に記載の装置。 - 前記基準信号は、
対応するビームが伝送したアップリンク物理チャネルに使用される復調基準信号DMRS、および、対応するビームが伝送したアップリンク物理チャネルに使用されるチャネルサウンディング基準信号SRSのうち少なくとも1つを含み、
あるいは、
対応するビームが伝送したダウンリンク物理チャネルに使用される復調基準信号DMRS、対応するビームのビーム基準信号beam specific RS、および、対応するビームのチャネル状態情報基準信号CSI−RSのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項17に記載の装置。 - 前記送信ユニットは、具体的には、専用シグナリングまたはブロードキャストシグナリングを介して前記受信側設備に前記少なくとも1組のビーム対応情報を送信するために用いられることを特徴とする請求項16から請求項18のいずれか一項に記載の装置。
- 前記受信側設備は端末で、前記送信側設備はアクセスネットワーク設備であり、
あるいは、
前記受信側設備はアクセスネットワーク設備で、前記送信側設備は端末であることを特徴とする請求項16から請求項19のいずれか一項に記載の装置。 - 受信側設備であって、
送信側設備によって送信された少なくとも1組のビーム対応情報を受信するために用いられ、ここで、各組の前記ビーム対応情報が1つの第1のビームと少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係を含む受信機と、
前記少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、前記送信側設備によって送信された各ビームから受信ビームを選択するために用いられるプロセッサとを含むことを特徴とする受信側設備。 - 前記第1のビームと前記少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係は、
前記第1のビームのビームIDと前記少なくとも1つの第2のビームのビームIDとの間の対応関係、
前記第1のビームに対応する物理リソースと前記少なくとも1つの第2のビームのそれぞれに対応する物理リソースとの間の対応関係、および、
前記第1のビームに対応する基準信号と前記少なくとも1つの第2のビームのそれぞれに対応する基準信号との間の対応関係のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項21に記載の設備。 - 前記基準信号は、
対応するビームが伝送したアップリンク物理チャネルに使用される復調基準信号DMRS、および、対応するビームが伝送したアップリンク物理チャネルに使用されるチャネルサウンディング基準信号SRSのうち少なくとも1つを含み、
あるいは、
対応するビームが伝送したダウンリンク物理チャネルに使用される復調基準信号DMRS、対応するビームのビーム基準信号beam specific RS、および、対応するビームのチャネル状態情報基準信号CSI−RSのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項22に記載の設備。 - 前記受信機は、具体的には、前記送信側設備から専用シグナリングまたはブロードキャストシグナリングを介して送信された前記少なくとも1組のビーム対応情報を受信するために用いられることを特徴とする請求項21から請求項23のいずれか一項に記載の設備。
- 前記受信側設備は端末で、前記送信側設備はアクセスネットワーク設備であり、
あるいは、
前記受信側設備はアクセスネットワーク設備で、前記送信側設備は端末であることを特徴とする請求項21から請求項24のいずれか一項に記載の設備。 - ビーム選択設備であって、
少なくとも1組のビーム対応情報を生成するために用いられ、ここで、各組の前記ビーム対応情報が1つの第1のビームと少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係を含むプロセッサと、
受信側設備が前記少なくとも1組のビーム対応情報にしたがって、前記送信側設備によって送信された各ビームから受信ビームを選択するように、前記受信側設備に前記少なくとも1組のビーム情報を送信するために用いられる送信機とを含むことを特徴とするビーム選択設備。 - 前記第1のビームと前記少なくとも1つの第2のビームとの間の対応関係は、
前記第1のビームのビームIDと前記少なくとも1つの第2のビームのビームIDとの間の対応関係、
前記第1のビームに対応する物理リソースと前記少なくとも1つの第2のビームのそれぞれに対応する物理リソースとの間の対応関係、
および、
前記第1のビームに対応する基準信号と前記少なくとも1つの第2のビームのそれぞれに対応する基準信号との間の対応関係のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項26に記載の設備。 - 前記基準信号は、
対応するビームが伝送したアップリンク物理チャネルに使用される復調基準信号DMRS、および、対応するビームが伝送したアップリンク物理チャネルに使用されるチャネルサウンディング基準信号SRSのうち少なくとも1つを含み、
あるいは、
対応するビームが伝送したダウンリンク物理チャネルに使用される復調基準信号DMRS、対応するビームのビーム基準信号beam specific RS、および、対応するビームのチャネル状態情報基準信号CSI−RSのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項27に記載の設備。 - 前記送信機は、具体的には、専用シグナリングまたはブロードキャストシグナリングを介して前記受信側設備に前記少なくとも1組のビーム対応情報を送信するために用いられることを特徴とする請求項26から請求項28のいずれか一項に記載の設備。
- 前記受信側設備は端末で、前記送信側設備はアクセスネットワーク設備であり、
あるいは、
前記受信側設備はアクセスネットワーク設備で、前記送信側設備は端末であることを特徴とする請求項26から請求項29のいずれか一項に記載の設備。 - ビーム選択システムであって、
請求項11から請求項15のいずれか一項に記載のビーム選択装置を含む受信側設備と、
請求項16から請求項20のいずれか一項に記載のビーム選択装置を含む送信側設備とを含むことを特徴とするビーム選択システム。 - ビーム選択システムであって、
請求項21から請求項25のいずれか一項に記載の受信側設備である受信側設備と、
請求項26から請求項30のいずれか一項に記載の送信側設備である送信側設備とを含むことを特徴とするビーム選択システム。
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