JP2020504338A - 非ブレーズドdmdを伴う解像度強化型のデジタルリソグラフィ - Google Patents

非ブレーズドdmdを伴う解像度強化型のデジタルリソグラフィ Download PDF

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Abstract

本開示の実施形態は、概して、一又は複数の基板を処理するための方法及び装置に関し、より具体的には、デジタルリソグラフィシステム向けの改良型空間光変調器、及び、改良型空間光変調器を使用するデジタルリソグラフィ方法に関する。空間光変調器は、隣接した空間光変調器ピクセルの間に180度の位相シフトが存在するように構成される。空間光変調器は、部分的に重なっている複数の画像を形成することによるピクセル混合に有用である。部分的に重なっている複数の画像のうちの少なくとも1つは、180度の位相シフトを間に有する隣接した空間光変調器ピクセルの第1の対によって形成される、少なくとも2つのピクセルを有する。空間光変調器により、解像度、焦点深度、及びピクセル混合の改善がもたらされる。【選択図】図4

Description

[0001]本開示の実施形態は、概して、一又は複数の基板を処理するための方法及び装置に関し、より具体的には、デジタルリソグラフィシステム向けの改良型空間光変調器、及びそれを製造する方法に関する。
関連技術の説明
[0002]空間光変調器は、光線に空間的かつ変動型の変調を行うために使用されることが多い。空間光変調器の一例であるデジタルマイクロミラーデバイス(DMD)は、デジタルリソグラフィを含む多種多様な応用において、反射性のデジタル光スイッチとして使用される。デジタルリソグラフィでは、DMDは通常、他の画像処理構成要素(メモリ、光源、及び光学機器など)と組み合わされ、投影スクリーン上に明るく色鮮やかな画面を投影するために使用される。
[0003]DMDは通常、長方形のアレイに配置された、数十万個の超小型ミラー(マイクロミラー)を含む。各マイクロミラーは、表示される画像の個々のピクセルに対応しており、ヒンジの周りで様々な角度にチルトしうる。マイクロミラーは、そのチルト角度に応じて、「オン」状態又は「オフ」状態になりうる。オン状態では、光はDMDからレンズへと反射され、最終的には、ピクセルがスクリーン上に明るく投影される。オフ状態では、光は別のところ(光ダンプなど)に導かれ、投影されるピクセルは暗くなる。
[0004]DMDの隣接したマイクロミラー間の位相シフトは、投影される画像の解像度、及び焦点深度に影響を与える。通常、DMDの隣接したマイクロミラー間の位相シフトは0度である。隣接したマイクロミラー間に0度の位相シフトを有するDMDは、ブレーズド(blazed)DMDとして既知である。ブレーズドDMDは良好な解像度及び焦点深度を示すものであるが、デバイス寸法が小型化するにつれて、特にライン間隔(line spacing)のために、解像度の改善及び焦点深度の改良が必要になっている。デジタルリソグラフィにおいては、非常に細く濃いラインを印刷するために、硬質の位相シフトマスクが使用されてきた。しかし、硬質の位相シフトマスクは、基板のトポロジー(topology)によって制限を受ける。
[0005]ゆえに、当該技術分野において、画像解像度及び焦点深度を改善する改良型の空間光変調器、及び、かかる空間光変調器を使用するためのデジタルリソグラフィ方法が、必要とされている。
[0006]本開示の実施形態は、概して、一又は複数の基板を処理するための方法及び装置に関し、より具体的には、デジタルリソグラフィシステム向けの改良型空間光変調器、及び、改良型空間光変調器を使用するデジタルリソグラフィ方法に関する。空間光変調器は、隣接した空間光変調器ピクセルの間に180度の位相シフトが存在するように構成される。空間光変調器は、部分的に重なっている複数の画像を形成することによるピクセル混合に有用である。部分的に重なっている複数の画像のうちの少なくとも1つは、180度の位相シフトを間に有する隣接した空間光変調器ピクセルの第1の対によって形成される、少なくとも2つのピクセルを有する。空間光変調器により、解像度、焦点深度、及びピクセル混合の改善がもたらされる。
[0007]一実施形態では、デジタルリソグラフィ方法が開示される。このデジタルリソグラフィ方法は、基板上に少なくとも2つのピクセルを有する第1画像を形成することを含む。この少なくとも2つのピクセルは、空間光変調器の複数の空間光変調器ピクセルのうちの、隣接した空間光変調器ピクセルの第1の対に対応する。隣接した空間光変調器ピクセルの第1の対は、その間に180度の位相シフトを有する。
[0008]別の実施形態では、デジタルリソグラフィ方法が開示される。このデジタルリソグラフィ方法は、複数のマイクロミラーのうちの少なくとも1つのマイクロミラーを、第1位置と第2位置の間の第3位置に配置することと、第3位置から光を反射させることとを、含む。第1位置から反射した光は、基板上に投影される。第1位置から反射した光は、第1の明るさを有する。第2位置から反射した光は、光ダンプに導かれる。第3位置から反射した光は、第1の明るさを下回る第2の明るさを有する。
[0009]更に別の実施形態では、空間光変調器が開示される。空間光変調器は、空間光変調器ピクセルのアレイであって、少なくとも、互いに隣接した第1空間光変調器ピクセル及び第2空間光変調器ピクセルを有し、隣接した第1空間光変調器ピクセルと第2空間光変調器ピクセルの間の位相シフトは180度である、空間光変調器ピクセルのアレイを含む。
[0010]上述した本開示の特徴を詳しく理解しうるように、上記で簡単に要約された本開示のより詳細な説明が、実施形態を参照することによって得られる。一部の実施形態は、付随する図面に示されている。しかし、本開示は他の等しく有効な実施形態も許容しうることから、付随する図面はこの開示の典型的な実施形態のみを示しており、したがって、本開示の範囲を限定するものと見なすべきではないことに、留意されたい。
[0011]本書で開示されている実施形態から恩恵を受けうるシステムの斜視図である。 [0012]本書で開示されている実施形態による、図1の画像投影システムの概略斜視図である。 [0013]本書で開示されている実施形態による、デジタルマイクロミラーデバイスのマイクロミラーアレイの概略図である。 [0014]本書で開示されている実施形態による、ピクセル混合のためのデジタルリソグラフィ方法のフロー図である。 [0015]本書で開示されている実施形態による、デジタルリソグラフィ方法のフロー図である。
[0016]理解を容易にするために、可能な場合には、複数の図に共通する同一の要素を指し示すのに同一の参照番号を使用した。加えて、一実施形態の要素は、本書に記載の他の実施形態における利用に有利に適合しうる。
[0017]本開示の実施形態は、概して、一又は複数の基板を処理するための方法及び装置に関し、より具体的には、デジタルリソグラフィシステム向けの改良型空間光変調器、及び、改良型空間光変調器を使用するデジタルリソグラフィ方法に関する。空間光変調器は、隣接した空間光変調器ピクセルの間に180度の位相シフトが存在するように構成される。空間光変調器は、部分的に重なっている複数の画像を形成することによるピクセル混合に有用である。部分的に重なっている複数の画像のうちの少なくとも1つは、180度の位相シフトを間に有する隣接した空間光変調器ピクセルの第1の対によって形成される、少なくとも2つのピクセルを有する。空間光変調器により、解像度、焦点深度、及びピクセル混合の改善がもたらされる。
[0018]本書に記載の実施形態は、空間光変調器の一例として、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)に言及している。しかし、本開示においては、その他の空間光変調器も想定される。その他の空間光変調器とは、液晶ディスプレイ(LCD)や強誘電性液晶ディスプレイ(FLCoS)といった液晶のアレイ、及び超小型発光デバイス(マイクロLED)のアレイを含むが、それらに限定されるわけではない。各空間光変調器は空間光変調器ピクセルのアレイを含み、空間光変調器ピクセルは、空間光変調器ピクセルのパターンが光ビームを変調させて選択されたレベルの減衰をもたらすように、「オン」と「オフ」の間で切り替え可能である。稼働中、空間光変調器ピクセルは、各ピクセルが明るくなるよう、暗くなるよう、かつ/又は減衰されるように、制御可能である。
[0019]空間光変調器がDMDである一実施形態では、DMDは、隣接したマイクロミラー間に180度の位相シフトが存在するように、非ブレーズド(anti−blazed)状態に構成される。非ブレーズドDMDは、部分的に重なっている複数の画像を形成することによるピクセル混合に有用である。部分的に重なっている複数の画像のうちの少なくとも1つは、180度の位相シフトを間に有する隣接したマイクロミラーの第1の対によって形成される、少なくとも2つのピクセルを有する。非ブレーズドDMDにより、解像度、焦点深度、及びピクセル混合の改善がもたらされる。加えて、DMDのマイクロミラーのうちの一又は複数は、オン位置ともオフ位置とも異なる位置にチルトし、これにより、明るさの程度が低い光が基板上に反射される。
[0020]図1は、本書で開示されている実施形態から恩恵を受けうるシステム100の斜視図である。システム100は、ベースフレーム110と、板状体(slab)120と、一又は複数のステージ130(一例として2つのステージが図示されている)と、処理装置160とを含む。ベースフレーム110は、製造施設のフロアに置かれ、板状体120を支持する。受動空気アイソレータ112が、ベースフレーム110と板状体120の間に位置付けられる。一実施形態では、板状体120は花崗岩の一枚板であり、一又は複数のステージ130は、板状体120の上に配置される。基板140は、一又は複数のステージ130の各々によって支持される。複数の孔(図示せず)が、複数のリフトピン(図示せず)がそれらを通って延在することを可能にするために、ステージ130に形成される。リフトピンは、例えば一又は複数の移送ロボット(図示せず)から基板140を受容するために、伸長位置まで上昇する。一又は複数のステージ130との間で基板140をローディングし、アンローディングするために、一又は複数の移送ロボットが使用される。
[0021]基板140は、例えば、石英で作られ、フラットパネルディスプレイの一部として使用される。他の実施形態では、基板140は、その他の材料で作られる。一部の実施形態では、基板140の上にフォトレジスト層が形成される。フォトレジストは、放射に感応し、かつ、ポジ型フォトレジスト又はネガ型フォトレジストである。つまり、フォトレジストの、放射に露光される部分はそれぞれ、パターンがフォトレジストに書き込まれた後にフォトレジストに塗布されるフォトレジストデベロッパに可溶性になるか、又は不溶性になる。フォトレジストの化学組成により、そのフォトレジストがポジ型フォトレジストになるか、それともネガ型フォトレジストになるかが決まる。例えば、フォトレジストは、ジアゾナフトキノン、フェノールホルムアルデヒド樹脂、ポリ(メチルメタクリレート)、ポリ(メチルグルタルイミド)、及びSU−8のうちの、少なくとも1つを含む。この様態では、パターンは、基板140の表面上に作り出されて、電子回路を形成する。
[0022]システム100は、支持体122の対と、軌道124の対とを更に含む。支持体122の対は板状体120の上に配置され、板状体120と支持体122の対とは単一材料片である。軌道124の対は支持体122の対によって支持され、一又は複数のステージ130は、軌道124に沿ってX方向に可動である。一実施形態では、軌道124の対は、平行な磁気チャネルの対である。図示しているように、軌道124の対の各軌道124は線形である。他の実施形態では、軌道124は非線形の形状を有する。コントローラ(図示せず)に位置情報を提供するために、エンコーダ126が一又は複数のステージ130の各々に連結される。
[0023]処理装置160は、支持体162及び処理ユニット164を含む。支持体162は、板状体120の上に配置され、一又は複数のステージ130が処理ユニット164の下を通るための開口166を含む。処理ユニット164は支持体162によって支持される。一実施形態では、処理ユニット164は、フォトリソグラフィプロセスにおいてフォトレジストを露光させるよう構成された、パターン生成装置である。一部の実施形態では、パターン生成装置は、マスクレスリソグラフィプロセスを実施するよう構成される。処理ユニット164は複数の画像投影装置(図2参照)を含む。一実施形態では、処理ユニット164は84個の画像投影装置を包含する。各画像投影装置は筐体165内に配置される。処理装置160は、マスクレス直接パターニングを実施するのに有用である。
[0024]稼働中、一又は複数のステージ130のうちの1つは、図1に示しているローディング位置から処理位置へとX方向に動く。処理位置は、ステージ130が処理ユニット164の下を通る際の、ステージ130の一又は複数の位置のことである。稼働中、一又は複数のステージ130は、複数の空気軸受(図示せず)によって持ち上げられ、ローディング位置から処理位置へと、軌道124の対に沿って可動になる。ステージ130の動きを安定させるために、複数の垂直ガイド空気軸受(図示せず)が、一又は複数のステージ130の各々に連結され、かつ、各支持体122の内壁128に隣接して位置付けられる。一又は複数のステージ130の各々は、基板140の処理及び/又は割り出し(indexing)のために、軌道150に沿って移動することによりY方向にも可動である。一又は複数のステージ130は各々、個別に動作可能であり、かつ、基板140を一方向にスキャンしてから他方向に進むことも可能である。一部の実施形態では、一又は複数のステージ130のうちの1つが基板140をスキャンしているときに、一又は複数のステージ130のうちの別のものは、露光済みの基板をアンローディングし、露光されるべき次の基板をローディングする。
[0025]計測システムは、一又は複数のステージ130の各々のX及びYの横位置座標をリアルタイムで測定する。これにより、複数の画像投影装置の各々は、フォトレジストで覆われた基板に書き込まれたパターンを正確に位置特定することが可能になる。計測システムは、垂直軸すなわちZ軸の周りの、一又は複数のステージ130の各々の角度位置のリアルタイム測定も行う。角度位置の測定は、サーボ機構を用いたスキャン中に角度位置を一定に保つために使用されうるか、又は、図2に示している画像投影装置290によって基板140に書き込まれるパターンの位置に補正を加えるために使用されうる。これらの技法は、任意の組み合わせで使用されうる。
[0026]図2は、本書で開示されている実施形態による、システム100の画像投影システム270の概略斜視図である。画像投影システムは、空間光変調器と、焦点センサ及び/又はカメラと、投影レンズとを含む。図2に示している実施形態では、画像投影システム270は、光源272、開孔274、レンズ276、フラストレートプリズムアセンブリ288、一又は複数のデジタルマイクロミラーデバイス(DMD)280(1つを図示している)、光ダンプ282、焦点センサ及びカメラ284、並びに投影レンズ286を含む。フラストレートプリズムアセンブリ288と、DMD280と、焦点センサ及びカメラ284と、投影レンズ286とは、画像投影装置290の部分をなす。一実施形態では、光源272は、発光ダイオード(LED)又はレーザであり、所定の波長を有する光を生成することが可能である。一実施形態では、所定の波長とは、青色範囲又は近紫外(UV)範囲内(例えば約450nm未満)のものである。フラストレートプリズムアセンブリ288は、複数の反射面を含む。一実施形態では、投影レンズ286は10倍の対物レンズである。その他の、一又は複数のDMD以外の空間光変調器を含む画像投影システムの実施形態は、システムにおいてかかる特定の空間光変調器に必要な、より少ない又は多い数の構成要素を含みうる。
[0027]図2に示している画像投影システム270の稼働中、所定の波長(例えば青色範囲の波長)を有する光線273が、光源272によって生成される。光線273は、フラストレートプリズムアセンブリ288によって、DMD280に反射される。図3に示しているように、DMDは複数のマイクロミラーを含み、マイクロミラーの数は投影されるピクセルの数に対応する。複数のマイクロミラーは個別に制御可能であり、複数のマイクロミラーの各マイクロミラーは、コントローラ(図示せず)によってDMD280に提供されるマスクデータに基づいて、オン位置又はオフ位置にされる。光線273がDMD280のマイクロミラーに到達すると、オン位置にあるマイクロミラーが、投影レンズ286に光線273を反射する(すなわち、複数の白色ビームを形成する)。投影レンズ286は次いで、基板140の表面に書き込みビームを投影する。オフ位置にあるマイクロミラーは、基板140の表面ではなく光ダンプ282に、光線273を反射する。
[0028]図3は、本書で開示されている実施形態によるDMD380である。DMD380は、画像投影装置290及びシステム100において使用される。DMD380は、DMDを利用する他の任意のシステム又はデバイスにおいても有用である。DMD380は複数の空間光変調器ピクセルを含み、これらの空間光変調器ピクセルは、マイクロミラーアレイ383に配置されたマイクロミラー381として図示されている。DMD380は空間光変調器として使用され、マイクロミラー381は、マイクロミラー381の表面に対して様々な度数にチルトする。マイクロミラー381は更に、反射後にオンビームが画像投影装置290の中心に向けて方向付けられるよう、かつ照射システムにおいて作り出される画像が投影システムの中心に来るように、DMD380に対する照射ビームの入射角を調整するために使用される。一例では、各マイクロミラー381の安定位置は、マイクロミラー381の表面に対してプラス又はマイナス約12±1度である。ゆえに、一実施形態では、第1チルト位置389はプラス12±1度に対応し、第2チルト位置391はマイナス12±1度に対応する。
[0029]マイクロミラー381のエッジ385は、直交軸(例えばX軸とY軸)に沿って配置される。これらの軸は、基板140に関する類似の軸、又は、フラストレートプリズムアセンブリ288によって導入される90度折曲を勘案した後のステージ座標系と一致する。しかし、各マイクロミラー381のヒンジ387が、各マイクロミラーの対角に配置されることにより、各マイクロミラーは、X軸及びY軸に対して45度の軸上で枢動することになる。上述したように、これらのマイクロミラー381は、マイクロミラーのチルト角度を変化させることによって、オン位置とオフ位置の間で切り替えられうる。
[0030]一実施形態では、ヒンジ387は、マイクロミラー381の各々を、各マイクロミラー381のX軸及びY軸に対して45度の軸上でチルトさせるよう、対角線上に配向される。別の実施形態では、ヒンジ387は、マイクロミラー381の各々を、各マイクロミラー381のエッジ385に平行な軸上でチルトさせるよう、各マイクロミラー381のエッジ385に平行に配向される。一例では、全てのヒンジ387が対角線上に配向される。別の例では、全てのヒンジ387が、各マイクロミラー381のエッジ385に平行に配向される。更に別の例では、複数のヒンジ387のうちの第1部分は対角線上に配向され、第2部分は各マイクロミラー381のエッジ385に平行に配向される。
[0031]従来型のブレーズドDMDでは、隣接したマイクロミラー間の位相シフトは0度である。従来型の0度の位相シフトにより相殺(cancellation)がもたらされることはほとんどない。しかし、DMD380の隣接したマイクロミラー381(例えば第1マイクロミラー381aと第2マイクロミラー381b)の間の位相シフトは、180度に等しくなるか、又は約180度になる。この構成は、非ブレーズドDMDと称される。隣接した空間光変調器ピクセル(例えば第1マイクロミラー381aと第2マイクロミラー381b)の間の位相シフトが180度である場合、隣接したマイクロミラー381の間では完全な又はほぼ完全な相殺が起こり、隣接したピクセル間に対称的な増光(symmetric brightening)が起こる。一例では、隣接したマイクロミラー381の各対が、180度の位相シフトを有する。
[0032]一実施形態では、隣接したマイクロミラー381間に180度の位相シフトを実現するために、マイクロミラー381は、DMD380が使用されているシステムの波長に応じて、様々な角度にチルトするか又は平らに保たれる。マイクロミラー381のチルト角度は、180度の位相シフトを実現するよう選択される。一例では、ある特定の波長において、隣接したマイクロミラー381間に180度の位相シフトを実現するために、第1マイクロミラー381a及び/又は第2マイクロミラー381bのチルト角度は約12.25度となる。例えば、本書で説明し、かつ図3に示しているように、マイクロミラー389は12±1度の角度にチルトし、マイクロミラー391は−12±1度の角度にチルトする。
[0033]任意のマイクロミラー381の特定のチルト角度は、様々な方式で実現される。特定のチルト角度及び180度の位相シフトを実現するための方法の一例は、微小電気機械(MEM)デバイス又はMEMデバイスの上方にマイクロミラー381が位置付けられている領域に印加される電圧を変化させることによって、チルト角度を静電制御することを含むが、それに限定されるわけではない。
[0034]隣接したマイクロミラー381(又はその他の空間光変調器ピクセル)の間に180度の位相シフトを実現する別の方法は、マイクロミラー381又は空間光調整器ピクセルの少なくとも一部分の高さを、例えばピストンを使用して調整すること、画像処理装置における照射器(例えば画像投影装置290)の位置を調整すること、デジタルリソグラフィプロセスにある特定の波長を利用すること、又は、DMD380又はその他の空間光変調器において、所定の屈折率を有するガス(例えば重空気(heavyair))を利用することを含むが、それらに限定されるわけではない。また更に、空間光変調器として一又は複数のDMDを使用する一実施形態では、180度の位相シフトを実現するよう、マイクロミラーのうちの一又は複数が、表面上に隆起又はその他のフィーチャを伴って製造される。稼働中、光の一部がマイクロミラーの表面上の隆起に当たり、減衰をもたらす。
[0035]その他の空間光変調器(LDCなど)の実施形態では、180度の位相シフトを実現するために様々な方法が使用される。例えば、LDCを使用する一実施形態では、180度の位相シフトを実現するよう、光線が液晶と相互作用する角度が調整される。LCDの空間光変調器を使用することの利点の1つは、減衰の階調制御が改善されることである。
[0036]更なる実施形態では、ピクセル間の位相シフト及び減衰を操作するために、音響光学的な方法及びデバイスが使用される。音響光学デバイスにおいては、圧力の定在波を作り出し、かつ屈折率に局所的に影響を与えるために、結晶体(crystal)に超音波が導入されてよく、これにより、光線の方向が操縦可能になるか、又は減衰が実現しうる。
[0037]例えば非ブレーズドDMD380における、180度の位相シフトを間に有する隣接した空間光変調器ピクセルの完全相殺は、デジタルリソグラフィ方法において有用である。より具体的には、この相殺は、プリントされたフィーチャをよりスムーズにするための、何度かの連続的な露光を実施することによるピクセル混合に有用である。一実施形態では、開示されている空間光変調器を使用するデジタルリソグラフィ方法は、基板上に少なくとも2つのピクセルを有する第1画像を形成することを含み、この少なくとも2つのピクセルは、空間光変調器の複数の空間光変調器ピクセルのうちの、180度の位相シフトを間に有する隣接した空間光変調器ピクセルの第1の対に対応する。
[0038]図4は、本書で開示されている実施形態による、ピクセル混合のためのデジタルリソグラフィ方法400のフロー図である。方法400は、工程410において、基板上に少なくとも2つのピクセルを有する第1画像を形成することで始まる。この少なくとも2つのピクセルは、複数の空間光変調器ピクセルのうちの、180度の位相シフトを間に有する隣接した空間光変調器ピクセルの第1の対に対応する。工程420において、少なくとも2つのピクセルを有する第2画像が、基板上に形成される。第2画像は第1画像と部分的に重なる。一例では、第2画像の少なくとも2つのピクセルは、180度の位相シフトを間に有する隣接したマイクロミラーの第2の対に対応する。別の例では、第2画像の少なくとも2つのピクセルは、基板140がシステム100を通って継続的に動いている例において、隣接していないマイクロミラーの第2の対に対応する。一例では、第1画像と第2画像の部分的な重なりは、図1で上述したように一又は複数のステージ130がX方向及び/又はY方向に動くことによって、発生する。一又は複数のステージ130がX方向及び/又はY方向に動く際に、一又は複数の画像投影装置により、重なった画像が基板140上に投影される。
[0039]工程410及び420は、基板が複数の重なった画像の複数回の露光を経るように、反復される。一例では、第1画像と第2画像、並びに後続の露光画像同士の重なりは、ピクセル又はそのエッジのおよそプラス又はマイナス四分の一でありうる。第1画像と第2画像とは同一でありうる。後続の露光画像同士も同一でありうる。複数の同一画像の少なくとも部分的な重なり(ピクセル混合として既知である)により、基板上にプリントされるフィーチャがよりスムーズになる。より具体的には、非ブレーズドDMDの隣接したマイクロミラー間の180度の位相シフトにより生じる完全相殺を使用することで、フィーチャ間隔を狭くすることと共に、フィーチャ間のラインを濃くすることが実現される。
[0040]図5は、別の実施形態による、デジタルリソグラフィ方法500のフロー図である。方法500は、工程510において、複数のマイクロミラーのうちの1つのマイクロミラーを、第1位置と第2位置の間の第3位置に位置付けることによって始まる。マイクロミラーを位置付けることは、マイクロミラーをチルトさせること、又は、表面(例えば画像投影面又はDMDの表面)からのマイクロミラーの高さを調整することを含む。
[0041]図3に示している実施形態では、マイクロミラー381はチルト可能であり、第1位置389は、マイクロミラー381の表面からおよそプラス12±1度であり、かつオン位置に対応している。第1位置から反射した光は、第1の明るさを有し、かつ基板上に投影される。第2位置391は、マイクロミラー381の表面からおよそマイナス12±1度であり、かつオフ位置に対応している。第2位置から反射した光は、光ダンプに導かれ、基板上に投影されないことがある。工程520において、第3位置から光が反射される。第3位置も、オフ位置であるとみなされる。しかし、第3位置から反射した光は、基板上に反射されることも、又は、基板上には反射されず、その代わりに光ダンプに反射されることもある。第3位置から反射した光は、第1の明るさを下回る第2の明るさを有する。一例では、第2の明るさは、第1の明るさの約5パーセントから約10パーセント(例えば、第1の明るさの約6パーセント)である。
[0042]上述の開示の利点は、デジタルリソグラフィ方法(例えばピクセル混合)における、解像度の向上(例えば約2倍に)及び焦点深度の改善を含むが、それらに限定されるわけではない。より具体的には、開示されている改良型の空間光変調器を使用することで、トポロジーによる限定を伴うことなく、隣接した空間光変調器ピクセル間の180度の位相シフトによって生じる完全相殺による、非常に明確かつ正確な間隔保持を伴うコヒーレントな光学挙動のみの投影がもたらされる。加えて、開示されている空間光変調器及びそれを使用する方法は、ピクセル混合を改善する。
[[0043]上記の説明は本開示の実施形態を対象としているが、本開示の基本的な範囲を逸脱しなければ、本開示の他の実施形態及び更なる実施形態が考案されてよく、本開示の範囲は以下の特許請求の範囲によって決まる。

Claims (15)

  1. 基板上に少なくとも2つのピクセルを有する第1画像を形成することを含む、デジタルリソグラフィ方法であって、前記少なくとも2つのピクセルは、空間光変調器の複数の空間光変調器ピクセルのうちの、180度の位相シフトを間に有する隣接した空間光変調器ピクセルの第1の対に対応している、
    方法。
  2. 前記空間光変調器に印加される電圧を変化させることを更に含み、前記電圧は、前記隣接した空間光変調器ピクセルの第1の対の間に前記180度の位相シフトを実現するよう選択される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記空間光変調器に所定の屈折率を有するガスを導入することを更に含み、前記屈折率は、前記隣接した空間光変調器ピクセルの第1の対の間に前記180度の位相シフトを実現するよう選択される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記基板上に少なくとも2つのピクセルを有する第2画像を形成することを更に含み、前記第2画像は前記第1画像と部分的に重なり、前記第2画像の前記少なくとも2つのピクセルは、180度の位相シフトを間に有する隣接した空間光変調器ピクセルの第2の対に対応している、請求項1に記載の方法。
  5. 前記空間光変調器はデジタルマイクロミラーデバイスであり、前記空間光変調器ピクセルはチルト可能なマイクロミラーである、請求項1に記載の方法。
  6. 前記チルト可能なマイクロミラーのうちの第1マイクロミラーを第1角度に位置付けることと、
    前記チルト可能なマイクロミラーのうちの、前記第1マイクロミラーに隣接した第2マイクロミラーを、第2角度に位置付けることとを更に含み、前記第1角度及び前記第2角度は、前記第1マイクロミラーと前記第2マイクロミラーの間に180度の位相シフトを実現するよう選択される、請求項5に記載の方法。
  7. デジタルリソグラフィ方法であって、
    複数のマイクロミラーのうちの少なくとも1つのマイクロミラーを、第1位置と第2位置の間の第3位置に位置付けることであって、前記第1位置から反射した光は、基板上に投影され、かつ第1の明るさを有し、前記第2位置から反射した光は光ダンプに導かれる、第3位置に位置付けることと、
    前記第3位置から光を反射させることとを含み、前記第3位置から反射した光は、前記第1の明るさを下回る第2の明るさを有する、
    方法。
  8. 前記第1位置及び前記第2位置は、隣接したマイクロミラー間に180度の位相シフトを実現するよう選択される、請求項7に記載の方法。
  9. 前記少なくとも1つのマイクロミラーを位置付けることが、前記少なくとも1つのマイクロミラーをある角度にチルトさせることを含む、請求項7に記載の方法。
  10. 前記第3位置から反射した光が前記基板上に反射される、請求項7に記載の方法。
  11. 前記第3位置から反射した光が前記基板上に反射されない、請求項7に記載の方法。
  12. 空間光変調器ピクセルのアレイであって、少なくとも、互いに隣接した第1空間光変調器ピクセル及び第2空間光変調器ピクセルを有し、隣接した前記第1空間光変調器ピクセルと前記第2空間光変調器ピクセルの間の位相シフトが180度である、空間光変調器ピクセルのアレイを備える、
    空間光変調器。
  13. 互いに隣接した第3空間光変調器ピクセル及び第4空間光変調器ピクセルを更に備え、隣接した前記第3空間光変調器ピクセルと前記第4空間光変調器ピクセルの間の位相シフトが180度である、請求項12に記載の空間光変調器。
  14. 前記空間光変調器ピクセルのアレイがマイクロミラーのアレイであり、前記第1空間光変調器ピクセルと前記第2空間光変調器ピクセルの少なくとも一方が、180度の前記位相シフトを実現するよう選択された高さに位置付けられる、請求項12に記載の空間光変調器。
  15. 前記空間光変調器ピクセルのアレイがマイクロミラーのアレイであり、前記空間光変調器は複数のヒンジを更に備え、前記複数のヒンジのうちの少なくとも1つが前記マイクロミラーのアレイのうちの少なくとも1つのマイクロミラーに関連付けられる、請求項12に記載の空間光変調器。
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