JP2020504002A - インフレーター - Google Patents

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Abstract

円筒形状のインフレーターは、細長い管状収容部と、中空管状フィルターと、複数のガス発生剤ペレットとを有している。細長い管状収容部は、発火器機構によってシールされている第1の端部と、拡散器機構によってシールされている反対側の第2の端部とを有している。拡散器機構は、壊れやすいホイルでシールされている第1のセットの発射開口を有しており、燃焼室は、発火器機構とホイルでシールされた拡散器機構との間に位置し延びている。中空管状フィルターは、燃焼室の内側に位置しており、拡大された第1の端部と、細長い狭い部分とを有しており、拡大された第1の端部は、細長い管状収容部の内側壁部で圧縮されており、細長い狭い部分は、中空管状フィルターの拡大された第1の端部から管状収容部の第2の端部に向けて延びている。

Description

本発明は、エアバッグ膨張装置に関し、より詳細には、ガス発生剤を充填した管状の円筒形状の収容部を有する改善されたインフレーターに関し、ガス発生剤は、発火すると、膨張ガスを生成し、エアバッグクッションを膨張させる。
エアバッグクッションは、一般に、燃焼したときに大量の膨張ガスを発生させる固体点火材料で満たされたインフレーターを使用して膨らませられる。
これらの装置は、最も一般的に、電気的な発火装置を備えて構成されており、電気的な発火装置は、発火の信号を受けると、爆竹を活性化させ、爆竹は火花を発生させ、シールされた独立式の部屋の中の少ない量の促進剤と呼ばれる発射火薬を発火させ、シールされた独立式の部屋は、一般的に、部屋の中の軸線方向に位置付けられている破裂ディスクまたは壊れやすいホイルによってシールされている1つの開口部を有している。促進剤が急速に燃焼するので、ホイルシールが破裂し、促進剤の燃焼負荷が、一般的により大きい燃焼室の中に保管されている固体散弾の形状の大量のガス発生剤材料を発火し、それは、エアバッグを膨張させるために必要なガスを生成させる。
サイドエアバッグのためのインフレーターは、一般的に、細長い円筒形状または管状の装置である。先行技術は、多くの場合、一方の端部に起爆剤/発射火薬を有する管状の収容部を備えた細長いインフレーターを示しており、中央部に燃焼室を示しており、燃焼室と収容部の外側壁部の内側/内側表面との間に通路を示しており、発射火薬/起爆剤の反対側の端部に拡散器機構を示している。多くの先行技術特許は、ガスの流路に言及しており、また、それがどのようにインフレーター部品によって構築されているかということを言及しており、ガスが半径方向に逃げ、燃焼室の周囲の狭い中空通路に進入し、次いで、拡散器/抑制端部に向けて軸線方向に流れ、次いで、最後にインフレーターから流出するときに、インフレーターの部品は、ガスの流れの方向の変化を引き起こす。この狭い中空通路は、燃焼室の狭い部分と外側収容部のチューブの内側の壁との間に形成されており、狭い中空通路の中へのガスの流れが、シールされた開口部を破裂させる前に冷却することを可能にし、次いで、拡散器から脱出することを可能にする。
この構成は、先行技術特許の米国特許第9,114,778号明細書Daicel;米国特許第7,669,893号明細書Takata;米国特許第8,376,400号明細書Takata;米国特許第8,496,266号明細書Takata;米国特許第8,302,992号明細書Daicel、および米国特許第9,051,224号明細書に示されている。この二重壁のインフレーターの使用は、適度に効率的であるが、とりわけ、外径およびさらには長さの面ではサイズが違ってくる。
他の先行技術のインフレーターは、シールされた部屋の外側の実質的なフィルターを利用し、スロットル開口部から来るガスを冷却する。従来の発明では、ガスの流れは、ディスクまたは壊れやすいホイルによってシールされている軸線方向の1つの開口によって制御されていた。これは、高いガス温度を有する高い燃焼速度の推進薬を必要とし、燃えることは避けられない。
本発明の目的は、燃焼ガス発生剤材料の必要な冷却および破片の濾過を依然として提供しながら、より多くの燃焼材料がより小さい直径のインフレーターの中に保管されることを可能にする、空間のより効率的な使用を実現することである。
円筒形状のインフレーターは、細長い管状収容部と、中空管状フィルターと、複数のガス発生剤ペレットとを有している。細長い管状収容部は、発火器機構によってシールされている第1の端部と、拡散器機構によってシールされている反対側の第2の端部とを有している。拡散器機構は、壊れやすいホイルでシールされている第1のセットの発射開口を有しており、燃焼室は、発火器機構とホイルでシールされた拡散器機構との間に位置し延びている。中空管状フィルターは、燃焼室の内側に位置しており、また、拡大された第1の端部と、細長い狭い部分とを有しており、拡大された第1の端部は、細長い管状収容部の内側壁部で圧縮されており、細長い狭い部分は、中空管状フィルターの拡大された第1の端部から管状収容部の第2の端部に向けて延びている。狭い部分は、拡散器機構の内部端部に取り付けられ、または当接する端部を有している。細長い狭い部分は、細長い管状収容部から離れており、ガス発射プレナムを形成している。複数のガス発生剤ペレットは、燃焼室を少なくとも部分的に満たす。発火すると、ガス発生剤ペレットは、圧力下で膨張ガスを生成し、中空管状フィルターの狭い部分を通過し、ガス発射プレナムを充填し、ホイルを破裂させ、発射開口を開口させ、拡散器機構から外へ出ていくようになる。
ガス発射プレナムは、フィルターの狭い部分の外側から取り囲む。ガス発射プレナムは、フィルターの拡大された部分と管状収容部の第2の端部との間を長手方向に延びている。膨張ガスは、発火されたガス発生剤の圧力を生成し、圧力は、インフレーターの中心軸に向けて半径方向内側を向くシール破裂力を印加する。好ましくは、拡散器機構は、ガスの流れを半径方向外側に向けるために半径方向に位置する第2のセットの複数のガス発射開口を有している。
本発明は、例として、添付図面を参照して、説明される。
本発明にしたがって作製された第1実施形態の円筒形状のインフレーターの断面図である。 発火後の状態において、本発明にしたがって作製された第2実施形態の円筒形状のインフレーターの断面図である。
図1を参照すると、本発明の第1の実施形態にしたがって作製された円筒形状のインフレーター10が図示されている。インフレーター10は、細長い管状収容部12を有しており、管状収容部12は、発火器機構20によってシールされている第1の端部14と、拡散器機構40によってシールされている反対側の第2の端部16とを有している。拡散器機構40は、壊れやすいホイル32によってシールされている拡散開口44の第1のセットを有している。収容部12は、燃焼室15を有しており、燃焼室15は、発火器機構20とホイルによってシールされた拡散器機構40との間に位置し延びている。中空管状フィルター50が、燃焼室15の内側に配置されている。中空管状フィルター50は、拡大された第1の端部54を有しており、拡大された第1の端部54は、細長い管状の収容部12の内側壁部12aで圧縮されている。フィルター50は、細長い狭い部分52を有しており、細長い狭い部分52は、拡大された端部54から管状の収容部12の第2の端部16に向けて延びており、フィルター50は、図示されているように、拡散器機構40の内部端部41に取り付けられている。
示されているように、フィルター50の細長い狭い部分52は、管状収容部12の内側壁部12aから離間しており、ガス発射プレナム60を形成するように構成されている。示されているように、中空管状フィルター50は、拡大された端部54を備えた円筒形状に丸めた穴の開いた金属から作製されている。多数の穴または開口部55が、狭い部分52に沿って360度に分散して示されており、発射するガスが、狭い部分52を通り抜けて、ガス発射プレナム60の中へ入るようになっている。内部燃焼室15は、複数のガス発生剤ペレット11で満たされている。これらのガス発生剤ペレット11は、大量のガス発生剤ペレット11がインフレーター10の内側に位置され得るように、中空管状フィルター50の狭い部分52の内部を含む燃焼室15全体を満たすことが可能である。これは、燃焼室15が、管状収容部12の体積を含むだけでなく、フィルター50によって占有される体積のその部分も含むため、当てはまる。示されているように、インフレーター収容部12は、全体の長さLを有しており、また、拡散器機構40の拡大された部分45が収容部12の端部16に近接して終端するように、拡散器機構40に取り付けられている。示されているように、フィルターは、収容部12の端部から内側に距離Lだけ延びており、距離Lは、収容部の長さLの距離の半分よりも小さくなっている。これは、拡散端部41において支持されているフィルター50が、フィルターの拡大された端部54において、収容部12の内側壁部12aの表面に押し付けられることによっても支持されており、また、フィルター50が先行技術において見出されるものよりも実質的に短くされることを可能にする方法で支持されているという点において重要である。これは、有益なことには、フィルター50のインフレーター10後方全体が複数のガス発生剤ペレット11で満たされていることを可能にし、フィルター50の内部は、同様に、複数のガス発生剤ペレットで満たされていることを可能にし、したがって、大量のガス発生剤ペレット11が、インフレーター10の全体的な直径を増加させることなく、機構に追加され得る。示されているように、代表的なインフレーター10は、35mmの外径Do、および、25.4cm(10インチ以下)の全長を有している。これは、上向きにまたは下向きに調節され得る。しかしながら、インフレーター10の全体的なサイズ、特に、直径が最小に維持され、充填することとなる膨張していないエアバッグクッションの折り畳みを提供するために、より多くの体積が利用可能になるようになっているということが、最も有益であると考えられている。
発火器機構20を参照すると、示されているように、発火器機構20は、電気突起21を有しており、電気突起21は、電気的配線ハーネスに接続し、検出された衝突または衝撃の場合にはインフレーター10を起動させるように構成されている。発火器機構20は、爆竹または点火の装置22をさらに含み、それは、電気信号を受け取ると起動し、火花を発生させ、次いで、火花は、促進剤材料24が発火されることを引き起こす。促進剤材料24が発火されるときに、圧力の増加が起こり、壊れやすいシール30が破裂され、促進剤ガスが発射開口25を通って燃焼室15に入ることを可能にする。これらの燃焼促進剤ガスが燃焼室15の中へ入るときに、それらは、ガス発生剤ペレット11を発火することとなる。これが起こるとき、ガス発生剤ペレット11は、急速に燃焼し、ガスは、穴が開いた金属中空管状のフィルター50を通って逃げようとする。ガスがフィルター50の開口55を通って逃げるとき、それらは、ガス発射プレナム60の中へ入り、ガス発射プレナム60のポイントにおいて、高温ガスおよびフィルター50によって捕獲されていない任意の破片が、一般的に、フィルター収容部の内側に閉じ込められ、圧力が高まると、拡散器機構40の第1のセットの発射開口44の周りに外巻きされたホイル32が、半径方向内側に断裂される。この断裂が起きるとき、開口44は、生成されるガスが、拡散器機構40の中へ半径方向内側に流れること、および、その後、このフローの方向を示す矢印によって示されているように、拡散器機構40の端部46において拡散開口48を介して半径方向外側に逃げることを可能にする。半径方向の推力が複数の開口48によって相殺されるように、発射開口48の配置を、円周の周りに配置させることによって、発射開口48の配置は、バランスの取れた中立流パターンを生成する。中立流パターンによって、インフレーターが誤った時間に発火される場合、その結果生じるガスの推力は事実上ゼロになり、インフレーター10は動作しない。これは、インフレーターがロケットのように振る舞うことを防止し、ロケットのような振る舞いは、インフレーターが何かに物理的に取り付けられていないとき、または、出荷時のように拘束されていないときに起こり得る。
発火器機構20を参照すると、管状収容部12は、圧着13を備えて示されており、圧着13は、発火器機構20を終止するために使用される。発火器機構20は、管状収容部12の内部の位置に滑り込むとき、圧着または終止部13に当接し、収容部12の中に圧入され、または、所定の位置で収容部12に溶接され、シールされた端部14を生成する。
反対側の端部16を参照すると、拡散器機構40は、2つの金属成分によって形成されていることが示されている。内側成分41は、収容部12の中へ圧入されており、また、第1のセットの発射開口44を含む。拡散器機構40のこの部分41は、フレア部分45を有しており、フレア部分45は、収容部12の内側壁部12aに押し付けられており、それが収容部12に恒久的に固定されるように、所定の位置に溶接されるかまたはシールされる。拡散42の残りの外側成分は、発射開口48を含むように、フレア部分45において第1の部分41の内部にカプセル化して圧着されており、膨張ガスが、発射開口48を通ってインフレーター10から逃げ、膨張の間にエアバッグを膨らませる。
インフレーター10を参照すると、大量のガス発生剤が、この装置の中に安全に収集および保管され、炎や他の熱い物質を燃やすと、フィルター50の中へ直ちに送られることとなり、フィルター50において、最も高い温度を生成するガスの発射が、管状フィルター50の小さい孔55および拡散器機構40の孔44の使用によって冷却され、拡散器機構40から外へ発射されるということに留意することが重要である。管状フィルターおよび拡散孔のガス冷却効果によって、ガス発射プレナム60は、先行技術の装置と比較して短縮され、それは、フィルター50と管状収容部12の内側壁部との間の十分な量の空間を可能にし、エアバッグクッションの燃焼のリスクなしに、十分な冷却を達成し得るようになっている。先行技術では、ガス発生剤材料のための唯一の源として長く細いフィルターを使用することは、小さい体積の中に挿入されるガス発生剤ペレットの量を大きく低減させた。本発明では、外径Dが35mm以下に維持されているという事実にもかかわらず、より大量の燃焼材料が、フィルター50および収容部12内に簡単に封じ込められる。理想的には、プレナム60は、インフレーター内側壁部12aから離れて配置され、ガスを冷却することを可能にする。プレナム60の大きさは、延長または短縮され、所望の通りに膨張ガスを調整または制御する方法として、より深くまたはより狭くされる。
図2を参照すると、本発明の第2のまたは代替的な実施形態が示されており、ここでは、中空管状フィルター50がインフレーター10A内に示されており、拡散器機構40に当接している。拡大端部54は、インフレーター本体の内側にしっかりとフィットするフランジ54として形成されている。第1の実施形態のこの中空管状フィルター50の全長。この短い長さは、第1の端部を有する圧縮可能なスプリング53が、拡大された端部54に位置し、フランジ54に当接することを可能にする。
スプリング53に当接する第2の端部は、多孔質のフィルター80である。多孔質のフィルター80は、できれば、インフレーターがガス発生剤ペレット11で満たされているときに、スプリング53を圧縮するのに十分な剛性の、スチール製または不織メッシュ材料から作製される。示されているように、スプリング53および多孔質のフィルター80は、圧縮されるときに、長さLF1へ延びることとなり、ペレット11の追加的な体積が、距離LF2−LF1に沿ってインフレーターを充填することを可能にする。
最も有益には、第1の実施形態のインフレーター10のように、第2の実施形態のインフレーターは、多孔質のフィルター80、圧縮可能なスプリング53、および、短い管状フィルター50を有しており、組み立てるとき、および、スプリング53とフィルター80とが、LF1が満たされる位置へ移動するとき、より多くの発生剤ペレット11をインフレーター10Aの中に詰めることを可能にする。圧縮可能なスプリング53とフィルター80との使用は、ペレット11がガタつくことを防止する方法として、保管されたペレット11を押し付け、第2の実施形態のインフレーターを消音インフレーター10Aにする。
第2の実施形態の他の特徴は、発火器機構が、単一の発射開口25を有する代わりに、燃焼促進剤材料24を通すための複数の発射開口25を有しており、壊れやすいシール30が張り裂けることを引き起こし、ガス発生剤ペレット11を発火することである。十分な量のガス発生剤ペレット11が燃えるとき、スプリング53とフィルター80とは、示されているような位置Lへ移動することが可能である。
第1の実施形態のフィルターと比較して、第2の実施形態のこれらの変形例は、スプリング53とフィルター80とを圧縮し充填量を調整することによって、より多くの量のガス発生剤ペレット11を使用するために提供され、あるいは、第1の実施形態のインフレーター10の中のすべての特徴は、代替的な第2の実施形態のインフレーター10Aの中に見出される。
本明細書で提供されているその説明に照らして、本発明の変形が可能である。特定の代表的な実施形態および詳細が、本発明を図示する目的のために示されてきたが、本発明の範囲から逸脱することなく、さまざまな変更および修正が行われ得るということは、当業者にとって明らかである。したがって、説明されている特定の実施形態において変更が行われ、それは、以下の添付の特許請求の範囲によって定義されているような本発明の完全な意図した範囲内に入ることになるということが理解される。

Claims (12)

  1. 発火器機構によってシールされている第1の端部と、拡散器機構によってシールされている反対側の第2の端部と、燃焼室とを有する細長い管状収容部であって、前記拡散器機構は、壊れやすいホイルでシールされている第1のセットの発射開口を有しており、前記燃焼室は、前記発火器機構と前記ホイルでシールされた拡散器機構との間に位置し延びている、細長い管状収容部と、
    前記燃焼室の内側に位置する中空管状フィルターであって、拡大された第1の端部と、細長い狭い部分とを有しており、前記拡大された第1の端部は、前記細長い管状収容部の内側壁部で圧縮されており、前記細長い狭い部分は、前記中空管状フィルターの前記拡大された第1の端部から前記管状収容部の第2の端部に向けて延びており、前記細長い狭い部分は、前記拡散器機構の内部端部に取り付けられ、または当接する端部を有しており、前記細長い狭い部分は、前記細長い管状収容部から離れてガス発射プレナムを形成する中空管状フィルターと、
    前記燃焼室を少なくとも部分的に満たす複数のガス発生剤ペレットと、
    を含む、円筒形状のインフレーターであって、
    発火すると、前記ガス発生剤ペレットは、圧力下で膨張ガスを生成し、前記中空管状フィルターの前記狭い部分を通過し、前記ガス発射プレナムを充填し、前記ホイルを破裂させ、前記発射開口を開口させ、前記拡散器機構から外へ出ていく、インフレーター。
  2. 前記ガス発射プレナムは、前記フィルターの前記狭い部分の外側から取り囲む、請求項1に記載のインフレーター。
  3. 前記ガス発射プレナムは、前記フィルターの前記拡大された部分と前記管状収容部の前記第2の端部との間を長手方向に延びている、請求項2に記載のインフレーター。
  4. 前記膨張ガスは、発火されたガス発生剤の圧力を生成し、前記圧力は、前記インフレーターの中心軸に向けて半径方向内側を向くシール破裂力を印加する、請求項3に記載のインフレーター。
  5. 前記拡散器機構は、ガスの流れを半径方向外側に向けるために半径方向に位置する第2のセットの複数のガス発射開口を有している、請求項4に記載のインフレーター。
  6. 前記インフレーターの細長い管状収容部は、35mm以下の外径を有する、請求項1に記載のインフレーター。
  7. 前記インフレーターの細長い管状収容部は、25cm以下の長手方向の長さLを有する、請求項1に記載のインフレーター。
  8. 前記フィルターは、前記拡散器機構から前記細長い管状収容部に対して内側に距離L延びており、前記距離Lは、収容部の長手方向の長さLの半分よりも小さい距離である、請求項1に記載のインフレーター。
  9. 前記インフレーターは、
    第1の端部と第2の端部を有する圧縮可能なスプリングであって、前記スプリングの前記第1の端部は、前記中空管状フィルターの前記拡大された端部に当接している圧縮可能なスプリングと、
    前記圧縮可能なスプリングの前記第2の端部に当接しているフィルターと、をさらに含む、請求項1に記載のインフレーター。
  10. 前記インフレーターは、前記インフレーターの前記長さLから前記圧縮可能なスプリングとフィルターの前記長さLF2を引くことによって定義されるガス発生剤充填体積を有する、請求項9に記載のインフレーター。
  11. 前記圧縮可能なスプリングとフィルターは、十分な量のガス発生剤が燃焼するとき、距離LF1へ移動する、請求項10に記載のインフレーター。
  12. 前記圧縮可能なスプリングとフィルターは、前記ガス発生剤ペレットに対する押す力を提供し、保管中の消音を形成する、請求項9に記載のインフレーター。
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