JP2020503781A - Drbを確立する方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
無線通信システムにおける基地局がDRB(data radio bearer)を確立する方法及びこれをサポートする装置が提供される。前記方法は、デフォルト(default)DRBを確立するためのQoS(Quality of Service)情報をAMF(access and mobility function)から受信するステップと、前記QoS情報に基づいて前記デフォルトDRBを確立する(establishing)ステップを含むことができる。【選択図】図10
Description
本発明は、無線通信システムに関し、より詳しくは、基地局がデフォルトDRB(default data radio bearer)を確立する方法及びこれをサポートする装置に関する。
QoSとは、多様なトラフィック(メール、データ送信、音声または映像)を各々の性格によって最終ユーザに円滑に伝達するための技術である。最も基本的なQoSパラメータは、帯域幅(Bandwidth)、セル送信遅延(Cell Transfer Delay:CTD)、セル遅延変動(Cell Delay Variation:CDV)またはセル損失率(Cell Loss Ratio:CLR)である。
4G(4th−Generation)通信システム商用化以後、増加する無線データトラフィック需要を満たすために、改善された5G(5th−Generation)通信システムまたはpre−5G通信システムを開発するための努力が行われている。このような理由で、5G通信システムまたはpre−5G通信システムは、4Gネットワーク以後(beyond 4G network)通信システムまたはLTE(long term evolution)システム以後(post LTE)以後のシステムと呼ばれている。
一方、基地局は、QoSフロー対DRBマッピング(QoS flow to DRB mapping)を明示的に設定することによって、QoSフローをDRBにマッピングすることを制御することができる。QoSフロー対DRBマッピングのために、基地局は、コアネットワークから受信されたQoS情報に基づいてデフォルトDRBを含むDRBがセットアップ可能でなければならない。しかし、たとえ、現在基地局がコアネットワークからQoS情報を受信しても、基地局は、受信したQoS情報がデフォルトDRBを設定するためのQoS情報であるかどうかがわからないため、受信したQoS情報に基づいてデフォルトDRBを設定することができない。したがって、基地局がデフォルトDRBを確立する方法及びこれをサポートする装置が提案される必要がある。
一実施例において、無線通信システムにおける基地局がDRB(data radio bearer)を確立する方法が提供される。前記方法は、デフォルト(default)DRBを確立するためのQoS(Quality of Service)情報をAMF(access and mobility function)から受信するステップと、前記QoS情報に基づいて前記デフォルトDRBを確立する(establishing)ステップを含む。
他の実施例において、無線通信システムにおけるDRB(data radio bearer)を確立する基地局が提供される。前記基地局は、メモリと、送受信機と、前記メモリと前記送受信機を連結するプロセッサを含み、前記プロセッサは、前記送受信機がデフォルト(default)DRBを確立するためのQoS(Quality of Service)情報をAMF(access and mobility function)から受信するように制御し、前記QoS情報に基づいて前記デフォルトDRBを確立する。
基地局がデフォルトDRBを確立することができる。
以下の技術は、CDMA(code division multiple access)、FDMA(frequency division multiple access)、TDMA(time division multiple access)、OFDMA(orthogonal frequency division multiple access)、SC−FDMA(single carrier frequency division multiple access)などのような多様な無線通信システムに使われることができる。CDMAは、UTRA(universal terrestrial radio access)やCDMA2000のような無線技術(radio technology)で具現されることができる。TDMAは、GSM(global system for mobile communications)/GPRS(general packet radio service)/EDGE(enhanced data rates for GSM evolution)のような無線技術で具現されることができる。OFDMAは、IEEE(institute of electrical and electronics engineers)802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802−20、E−UTRA(evolved UTRA)などのような無線技術で具現されることができる。IEEE802.16mは、IEEE802.16eの進化であり、IEEE802.16eに基づくシステムとの後方互換性(backward compatibility)を提供する。UTRAは、UMTS(universal mobile telecommunications system)の一部である。3GPP(3rd generation partnership project)LTE(long term evolution)は、E−UTRA(evolved−UMTS terrestrial radio access)を使用するE−UMTS(evolved UMTS)の一部であり、ダウンリンクでOFDMAを採用し、アップリンクでSC−FDMAを採用する。LTE−A(advanced)は、3GPP LTEの進化である。 5G通信システムは、 LTE−Aの進化である。
説明を明確にするために、LTE−Aを中心に記述するが、本発明の技術的思想がこれに制限されるものではない。
図1は、LTEシステム構造を示す。通信ネットワークは、IMS(IP multimedia subsystem)を介したVoIP(voice over IP)及びパケットデータのような多様な通信サービスを提供するために広範囲に配置される。
図1を参照すると、LTEシステム構造は、E−UTRAN(evolved UMTS terrestrial radio access network)、EPC(evolved packet core)及び一つ以上の端末(UE;user equipment)10を含む。UE10は、ユーザにより運搬される通信装置を示す。UE10は、固定されてもよいし、移動性を有してもよく、MS(mobile station)、UT(user terminal)、SS(subscriber station)または無線装置(wireless device)などと呼ばれることもある。
E−UTRANは、一つ以上のeNB(evolved node−B)20を含むことができ、一つのセルに複数の端末が存在できる。eNB20は、制御平面(control plane)とユーザ平面(user plane)の終端点を端末に提供する。eNB20は、一般的に端末10と通信する固定局(fixed station)を意味し、BS(base station)、BTS(base transceiver system)、アクセスポイント(access point)等、他の用語で呼ばれることもある。一つのeNB20は、セル毎に配置されることができる。eNB20のカバレッジ内に一つ以上のセルが存在できる。一つのセルは、1.25、2.5、5、10及び20MHzなどの帯域幅のうち一つを有するように設定され、複数の端末にダウンリンク(DL;downlink)またはアップリンク(UL;uplink)送信サービスを提供することができる。このとき、互いに異なるセルは、互いに異なる帯域幅を提供するように設定されることができる。
以下、ダウンリンク(DL;downlink)は、eNB20からUE10への通信を示し、アップリンク(UL;uplink)は、UE10からeNB20への通信を示す。DLにおいて、送信機はeNB20の一部であり、受信機はUE10の一部である。ULにおいて、送信機はUE10の一部であり、受信機はeNB20の一部である。
EPCは、制御平面の機能を担当するMME(mobility management entity)、ユーザ平面の機能を担当するS−GW(system architecture evolution(SAE)gateway)を含むことができる。MME/S−GW30は、ネットワークの端に位置でき、外部ネットワークと連結される。MMEは、端末の接続情報や端末の能力に対する情報を有し、このような情報は、主に端末の移動性管理に使われることができる。S−GWは、E−UTRANを終端点として有するゲートウェイである。MME/S−GW30は、セッションの終端点と移動性管理機能を端末10に提供する。EPCは、PDN(packet data network)−GW(gateway)をさらに含むことができる。PDN−GWは、PDNを終端点として有するゲートウェイである。
MMEは、eNB20へのNAS(non−access stratum)シグナリング、NASシグナリングセキュリティ、AS(access stratum)セキュリティ制御、3GPPアクセスネットワーク間の移動性のためのinterCN(core network)ノードシグナリング、アイドルモード端末到達可能性(ページング再送信の制御及び実行を含む)、トラッキング領域リスト管理(アイドルモード及び活性化モードである端末のために)、P−GW及びS−GW選択、MME変更と共にハンドオーバのためのMME選択、2Gまたは3G 3GPPアクセスネットワークへのハンドオーバのためのSGSN(serving GPRS support node)選択、ローミング、認証、専用ベアラ設定を含むベアラ管理機能、PWS(public warning system:地震/津波警報システム(ETWS)及び常用モバイル警報システム(CMAS)を含む)メッセージ送信サポートなどの多様な機能を提供する。S−GWホストは、ユーザ別基盤パケットフィルタリング(例えば、深層パケット検査を介して)、合法的な遮断、端末IP(internet protocol)アドレス割当、DLで送信レベルパッキングマーキング、UL/DLサービスレベル課金、ゲーティング及び等級強制、APN−AMBRに基づくDL等級強制の各種機能を提供する。明確性のためにMME/S−GW30は、“ゲートウェイ”と単純に表現し、これはMME及びS−GWを両方とも含むことができる。
ユーザトラフィック送信または制御トラフィック送信のためのインターフェースが使われることができる。端末10及びeNB20は、Uuインターフェースにより連結されることができる。eNB20は、X2インターフェースにより相互間連結されることができる。隣接したeNB20は、X2インターフェースによるネットワーク型ネットワーク構造を有することができる。eNB20は、S1インターフェースによりEPCと連結されることができる。eNB20は、S1−MMEインターフェースによりEPCと連結されることができ、S1−UインターフェースによりS−GWと連結されることができる。S1インターフェースは、eNB20とMME/S−GW30との間に多対多関係(many−to−many−relation)をサポートする。
eNB20は、ゲートウェイ30に対する選択、RRC(radio resource control)活性(activation)の間にゲートウェイ30へのルーティング(routing)、ページングメッセージのスケジューリング及び送信、BCH(broadcast channel)情報のスケジューリング及び送信、UL及びDLで端末10へのリソースの動的割当、eNB測定の設定(configuration)及び提供(provisioning)、無線ベアラ制御、RAC(radio admission control)及びLTE活性状態で連結移動性制御機能を実行することができる。前記言及のように、ゲートウェイ30は、EPCでページング開始、LTEアイドル状態管理、ユーザ平面の暗号化、SAEベアラ制御及びNASシグナリングの暗号化と無欠性保護機能を実行することができる。
図2は、制御平面に対するLTEシステムの無線インターフェースプロトコルを示す。図3は、ユーザ平面に対するLTEシステムの無線インターフェースプロトコルを示す。
端末とE−UTRANとの間の無線インターフェースプロトコルの階層は、通信システムで広く知られたOSI(open system interconnection)モデルの下位3個階層に基づいてL1(第1の階層)、L2(第2の階層)及びL3(第3の階層)に区分される。端末とE−UTRANとの間の無線インターフェースプロトコルは、水平的に物理階層、データリンク階層(datalink layer)、及びネットワーク階層(network layer)に区分されることができ、垂直的に制御信号送信のためのプロトコルスタック(protocol stack)である制御平面(control plane)とデータ情報送信のためのプロトコルスタックであるユーザ平面(user plane)とに区分されることができる。無線インターフェースプロトコルの階層は、端末とE−UTRANで対(pair)で存在でき、これはUuインターフェースのデータ送信を担当することができる。
物理階層(PHY;physical layer)は、L1に属する。物理階層は、物理チャネルを介して上位階層に情報送信サービスを提供する。物理階層は、上位階層であるMAC(media access control)階層とトランスポートチャネル(transport channel)を介して連結される。物理チャネルは、トランスポートチャネルにマッピングされる。トランスポートチャネルを介してMAC階層と物理階層との間にデータが送信されることができる。互いに異なる物理階層間、即ち、送信機の物理階層と受信機の物理階層との間のデータは、物理チャネルを介して無線リソースを利用して送信されることができる。物理階層は、OFDM(orthogonal frequency division multiplexing)方式を利用して変調されることができ、時間と周波数を無線リソースとして活用する。
物理階層は、いくつかの物理制御チャネル(physical control channel)を使用する。PDCCH(physical downlink control channel)は、PCH(paging channel)及びDL−SCH(downlink shared channel)のリソース割当、DL−SCHと関連するHARQ(hybrid automatic repeat request)情報に対して端末に報告する。PDCCHは、アップリンク送信のリソース割当に対して端末に報告するためにアップリンクグラントを伝送することができる。PCFICH(physical control format indicator channel)は、PDCCHのために使われるOFDMシンボルの個数を端末に知らせ、全てのサブフレーム毎に送信される。PHICH(physical hybrid ARQ indicator channel)は、UL−SCH送信に対するHARQ ACK(acknowledgement)/NACK(non−acknowledgement)信号を伝送する。PUCCH(physical uplink control channel)は、ダウンリンク送信のためのHARQ ACK/NACK、スケジューリング要求及びCQIのようなUL制御情報を伝送する。PUSCH(physical uplink shared channel)は、UL−SCH(uplink shared channel)を伝送する。
物理チャネルは、時間領域で複数のサブフレーム(subframe)と周波数領域で複数の副搬送波(subcarrier)で構成される。一つのサブフレームは、時間領域で複数のシンボルで構成される。一つのサブフレームは、複数のリソースブロック(RB;resource block)で構成される。一つのリソースブロックは、複数のシンボルと複数の副搬送波で構成される。また、各サブフレームは、PDCCHのために該当サブフレームの特定シンボルの特定副搬送波を利用することができる。例えば、サブフレームの最初のシンボルがPDCCHのために使われることができる。PDCCHは、PRB(physical resource block)及びMCS(modulation and coding schemes)のように動的に割り当てられたリソースを伝送することができる。データが送信される単位時間であるTTI(transmission time interval)は、1個のサブフレームの長さと同じである。サブフレーム一つの長さは、1msである。
トランスポートチャネルは、チャネルが共有されるかどうかによって共通トランスポートチャネル及び専用トランスポートチャネルに分類される。ネットワークから端末にデータを送信するDLトランスポートチャネル(DL transport channel)は、システム情報を送信するBCH(broadcast channel)、ページングメッセージを送信するPCH(paging channel)、ユーザトラフィックまたは制御信号を送信するDL−SCHなどを含む。DL−SCHは、HARQ、変調、コーディング及び送信電力の変化による動的リンク適応及び動的/半静的リソース割当をサポートする。また、DL−SCHは、セル全体にブロードキャスト及びビームフォーミングの使用を可能にすることができる。システム情報は、一つ以上のシステム情報ブロックを伝送する。全てのシステム情報ブロックは、同じ周期に送信されることができる。MBMS(multimedia broadcast/multicast service)のトラフィックまたは制御信号は、MCH(multicast channel)を介して送信される。
端末からネットワークにデータを送信するULトランスポートチャネルは、初期制御メッセージ(initial control message)を送信するRACH(random access channel)、ユーザトラフィックまたは制御信号を送信するUL−SCHなどを含む。UL−SCHは、HARQ及び送信電力及び潜在的な変調及びコーディングの変化による動的リンク適応をサポートすることができる。また、UL−SCHは、ビームフォーミングの使用を可能にすることができる。RACHは、一般的にセルへの初期接続に使われる。
L2に属するMAC階層は、論理チャネル(logical channel)を介して上位階層であるRLC(radio link control)階層にサービスを提供する。MAC階層は、複数の論理チャネルから複数のトランスポートチャネルへのマッピング機能を提供する。また、MAC階層は、複数の論理チャネルから単数のトランスポートチャネルへのマッピングによる論理チャネル多重化機能を提供する。MAC副階層は、論理チャネル上のデータ送信サービスを提供する。
論理チャネルは、送信される情報の種類によって、制御平面の情報伝達のための制御チャネルとユーザ平面の情報伝達のためのトラフィックチャネルとに分けられる。即ち、論理チャネルタイプのセットは、MAC階層により提供される他のデータ送信サービスのために定義される。論理チャネルは、トランスポートチャネルの上位に位置してトランスポートチャネルにマッピングされる。
制御チャネルは、制御平面の情報伝達のみのために使われる。MAC階層により提供される制御チャネルは、BCCH(broadcast control channel)、PCCH(paging control channel)、CCCH(common control channel)、MCCH(multicast control channel)及びDCCH(dedicated control channel)を含む。BCCHは、システム制御情報を放送するためのダウンリンクチャネルである。PCCHは、ページング情報の送信及びセル単位の位置がネットワークに知られていない端末をページングするために使われるダウンリンクチャネルである。CCCHは、ネットワークとRRC接続を有しないとき、端末により使われる。MCCHは、ネットワークから端末にMBMS制御情報を送信するのに使われる一対多のダウンリンクチャネルである。DCCHは、RRC接続状態で端末とネットワークとの間に専用制御情報送信のために端末により使われる一対一の双方向チャネルである。
トラフィックチャネルは、ユーザ平面の情報伝達のみのために使われる。MAC階層により提供されるトラフィックチャネルは、DTCH(dedicated traffic channel)及びMTCH(multicast traffic channel)を含む。DTCHは、一対一のチャネルで一つの端末のユーザ情報の送信のために使われ、アップリンク及びダウンリンクの両方ともに存在できる。MTCHは、ネットワークから端末にトラフィックデータを送信するための一対多のダウンリンクチャネルである。
論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のアップリンク連結は、UL−SCHにマッピングされることができるDCCH、UL−SCHにマッピングされることができるDTCH、及びUL−SCHにマッピングされることができるCCCHを含む。論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のダウンリンク連結は、BCHまたはDL−SCHにマッピングされることができるBCCH、PCHにマッピングされることができるPCCH、DL−SCHにマッピングされることができるDCCH、DL−SCHにマッピングされることができるDTCH、MCHにマッピングされることができるMCCH、及びMCHにマッピングされることができるMTCHを含む。
RLC階層は、L2に属する。RLC階層の機能は、下位階層がデータの送信に適するように無線セクションで上位階層から受信されたデータの分割/連接によるデータの大きさ調整を含む。無線ベアラ(RB;radio bearer)が要求する多様なQoSを保障するために、RLC階層は、透明モード(TM;transparent mode)、非確認モード(UM;unacknowledged mode)、及び確認モード(AM;acknowledged mode)の三つの動作モードを提供する。AM RLCは、信頼性のあるデータ送信のためにARQ(automatic repeat request)を介して再送信機能を提供する。一方、RLC階層の機能は、MAC階層内部の機能ブロックで具現されることができ、このとき、RLC階層は、存在しないこともある。
PDCP(packet data convergence protocol)階層は、L2に属する。PDCP階層は、相対的に帯域幅が小さい無線インターフェース上でIPv4またはIPv6のようなIPパケットを導入して送信されるデータが効率的に送信されるように不要な制御情報を減らすヘッダ圧縮機能を提供する。ヘッダ圧縮は、データのヘッダに必要な情報のみを送信することによって無線セクションで送信効率を上げる。さらに、PDCP階層は、セキュリティ機能を提供する。セキュリティ機能は、第3者の検査を防止する暗号化及び第3者のデータ操作を防止する無欠性保護を含む。
RRC(radio resource control)階層は、L3に属する。L3の最も下段部分に位置するRRC階層は、制御平面でのみ定義される。RRC階層は、端末とネットワークとの間の無線リソースを制御する役割を実行する。そのために、端末とネットワークは、RRC階層を介してRRCメッセージを交換する。RRC階層は、RBの構成(configuration)、再構成(re−configuration)、及び解除(release)と関連して論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルの制御を担当する。RBは、端末とネットワークとの間のデータ伝達のために、L1及びL2により提供される論理的経路である。即ち、RBは、端末とE−UTRANとの間のデータ送信のために、L2により提供されるサービスを意味する。RBが設定されるということは、特定サービスを提供するために無線プロトコル階層及びチャネルの特性を規定し、各々の具体的なパラメータ及び動作方法を決定することを意味する。RBは、SRB(signaling RB)とDRB(data RB)の二つに区分されることができる。SRBは、制御平面でRRCメッセージを送信する通路として使われ、DRBは、ユーザ平面でユーザデータを送信する通路として使われる。
RRC階層の上位に位置するNAS(Non−Access Stratum)階層は、連結管理(Session Management)と移動性管理(Mobility Management)などの機能を実行する。
図2を参照すると、RLC及びMAC階層(ネットワーク側でeNBで終了)は、スケジューリング、ARQ及びHARQのような機能を実行することができる。RRC階層(ネットワーク側でeNBで終了)は、放送、ページング、RRC接続管理、RB制御、移動性機能及び端末測定報告/制御のような機能を実行することができる。NAS制御プロトコル(ネットワーク側でゲートウェイのMMEで終了)は、SAEベアラ管理、認証、LTE_IDLE移動性ハンドリング、LTE_IDLEでページング開始及び端末とゲートウェイとの間のシグナリングのためのセキュリティ制御のような機能を実行することができる。
図3を参照すると、RLC及びMAC階層(ネットワーク側でeNBで終了)は、制御平面での機能と同じ機能を実行することができる。PDCP階層(ネットワーク側でeNBで終了)は、ヘッダ圧縮、無欠性保護及び暗号化のようなユーザ平面機能を実行することができる。
以下、5Gネットワーク構造に対して説明する。
図4は、5Gシステムの構造を示す。
既存EPS(Evolved Packet System)のコアネットワーク構造であるEPC(Evolved Packet Core)の場合、MME(Mobility Management Entity)、S−GW(Serving Gateway)、P−GW(Packet Data Network Gateway)等、エンティティ(entity)別に機能、参照点(reference point)、プロトコルなどが定義されている。
それに対し、5Gコアネットワーク(または、NextGenコアネットワーク)の場合、ネットワーク機能(NF;Network Function)別に機能、参照点、プロトコルなどが定義されている。即ち、5Gコアネットワークは、エンティティ別に機能、参照点、プロトコルなどが定義されない。
図4を参照すると、5Gシステム構造は、一つ以上の端末(UE)10、NG−RAN(Next Generation−Radio Access Network)及びNGC(Next Generation Core)を含む。
NG−RANは、一つ以上のgNB40を含むことができ、一つのセルに複数の端末が存在できる。gNB40は、制御平面(control plane)とユーザ平面(user plane)の終端点を端末に提供する。gNB40は、一般的に端末10と通信する固定局(fixed station)を意味し、BS(base station)、BTS(base transceiver system)、アクセスポイント(access point)等、他の用語で呼ばれることもある。一つのgNB40は、セル毎に配置される。gNB40のカバレッジ内に一つ以上のセルが存在できる。
NGCは、制御平面の機能を担当するAMF(Access and Mobility Function)及びSMF(Session Management Function)を含むことができる。AMFは、移動性管理機能を担当することができ、SMFは、セッション管理機能を担当することができる。NGCは、ユーザ平面の機能を担当するUPF(User Plane Function)を含むことができる。
ユーザトラフィック送信または制御トラフィック送信のためのインターフェースが使われる。端末10及びgNB40は、NG3インターフェースにより連結される。gNB40は、Xnインターフェースにより相互間連結される。隣接gNB40は、Xnインターフェースによる網型ネットワーク構造を有することができる。gNB40は、NGインターフェースによりNGCと連結される。gNB40は、NG−CインターフェースによりAMFと連結され、NG−UインターフェースによりUPFと連結される。NGインターフェースは、gNB40とMME/UPF50との間に多対多関係(many−to−many−relation)をサポートする。
gNBホストは、無線リソース管理に対する機能(Functions for Radio Resource Management)、IPヘッダ圧縮及びユーザデータストリームの暗号化(IP header compression and encryption of user data stream)、AMFへのルーティングが端末により提供された情報から決定されることができない時、端末付着でAMFの選択(Selection of an AMF at UE attachment when no routing to an AMF can be determined from the information provided by the UE)、一つ以上のUPFに向かうユーザ平面データのルーティング(Routing of User Plane data towards UPF(s))、(AMFから由来した)ページングメッセージの送信及びスケジューリング(Scheduling and transmission of paging messages(originated from the AMF))、(AMFまたはO&Mから由来した)システム放送情報の送信及びスケジューリング(Scheduling and transmission of system broadcast information(originated from the AMF or O&M))、またはスケジューリング及び移動性に対する測定報告設定及び測定(Measurement and measurement reporting configuration for mobility and scheduling)のような機能を遂行することができる。
AMF(Access and Mobility Function)ホストは、NASシグナリング終了(NAS signalling termination)、NASシグナリングセキュリティ(NAS signalling security)、ASセキュリティ制御(AS Security control)、3GPPアクセスネットワーク間の移動性のためのインターCNノードシグナリング(Inter CN node signalling for mobility between 3GPP access networks)、(ページング再送信の実行及び制御を含む)IDLEモード端末到達可能性(Idle mode UE Reachability(including control and execution of paging retransmission))、ACTIVEモード及びIDLEモードにある端末に対するトラッキング領域リスト管理(Tracking Area list management(for UE in idle and active mode))、AMF変更を伴うハンドオーバに対するAMF選択(AMF selection for handovers with AMF change)、アクセス認証(Access Authentication)、またはローミング権限の確認を含むアクセス承認(Access Authorization including check of roaming rights)のような主要機能を遂行することができる。
UPF(User Plane Function)ホストは、(適用可能な場合)イントラ/インター−RAT移動性のためのアンカーポイント(Anchor point for Intra−/Inter−RAT mobility(when applicable))、データネットワークに相互連結の外部PDUセッションポイント(External PDU session point of interconnect to Data Network)、パケットルーティング及びフォワーディング(Packet routing&forwarding)、パケット検査及び政策規則適用のユーザ平面パート(Packet inspection and User plane part of Policy rule enforcement)、トラフィック使用報告(Traffic usage reporting)、データネットワークにトラフィック流れをルーティングすることをサポートするアップリンク分類子(Uplink classifier to support routing traffic flows to a data network)、マルチホームPDUセッションをサポートする分岐点(Branching point to support multi−homed PDU session)、ユーザ平面に対するQoSハンドリング、例えば、パケットフィルタリング、ゲーティング、UL/DL料金執行(QoS handling for user plane、e.g.packet filtering、gating、UL/DL rate enforcement)、アップリンクトラフィック確認(SDFでQoSフローマッピングで)(Uplink Traffic verification(SDF to QoS flow mapping))、ダウンリンク及びアップリンクでの送信レベルパケットマーキング(Transport level packet marking in the uplink and downlink)、またはダウンリンクパケットバッファリング及びダウンリンクデータ通知トリガリング(Downlink packet buffering and downlink data notification triggering)のような主要機能を遂行することができる。
SMF(Session Management Function)ホストは、セッション管理(Session Management)、UE IPアドレス割当及び管理(UE IP address allocation and management)、UP機能の選択及び制御(Selection and control of UP function)、トラフィックを適切な対象にしてルートするためにUPFでトラフィック調整を構成(Configures traffic steering at UPF to route traffic to proper destination)、QoS及び政策執行の一部を制御(Control part of policy enforcement and QoS)、またはダウンリンクデータ通知(Downlink Data Notification)のような主要機能を遂行することができる。
図5は、ユーザ平面に対する5Gシステムの無線インターフェースプロトコルを示す。
図5を参照すると、ユーザ平面に対する5Gシステムの無線インターフェースプロトコルは、LTEシステムと比較してSDAP(Service Data Adaptation Protocol)という新しい階層を含むことができる。SDAP階層の主要サービス及び機能は、QoSフロー(Quality of Service flow)とDRB(data radio bearer)との間のマッピング、DL及びULパケットの両方ともでQFI(QoS flow ID)マーキングである。SDAPのシングルプロトコルエンティティは、二つのエンティティが設定(configure)されることができるDC(dual connectivity)を除いて、各々の個別PDUセッションに対して設定されることができる。
図6は、QoSフローとDRBとの間のマッピングを示す。
アップリンクで、基地局は、反射マッピング(reflective mapping)または明示的設定(explicit configuration)のうちどの一つの方式によりQoSフローをDRBにマッピングすることを制御することができる。反射マッピングの場合、各DRBに対し、端末は、ダウンリンクパケットのQoSフローIDをモニタリングし、アップリンクで同じマッピングを適用することができる。反射マッピングを可能にするために、基地局は、QoSフローIDにUuを介したダウンリンクパケットをマーキングすることができる。それに対し、明示的設定の場合、基地局は、QoSフロー対DRBマッピング(QoS flow to DRB mapping)を設定することができる。本明細書において、QoSフロー対DRBマッピング(QoS flow to DRB mapping)は、フロー対DRBマッピング(flow to DRB mapping)またはQoSフローID対DRBマッピング(QoS flow ID to DRB mapping)などのような概念として使われることができる。
一方、QoSフロー対DRBマッピングのために、基地局は、コアネットワークから受信されたQoS情報に基づいてデフォルトDRBを含むDRBがセットアップ可能でなければならない。本明細書において、前記デフォルトDRBは、QoSフローID対DRBマッピングに対する規則によってどのDRBにもマッピングされないQoSフローを送信するために使われるDRBである。そして、着信ULパケット(incoming UL packet)がQoSフローID対DRBマッピングと一致しない場合、端末は、該当ULパケットをPDUセッションのデフォルトDRBにマッピングすることができる。または、着信ULパケットがQoSフローID対DRBマッピングと一致せず、反射(reflective)QoSを介して設定されない且つ決定されない場合、端末は、該当ULパケットをPDUセッションのデフォルトDRBにマッピングすることができる。このような端末動作をサポートするために、基地局は、コアネットワークから受信されたQoS情報に基づいてPDUセッションのデフォルトDRBを設定し、これに対する情報を端末に提供できる。
基地局が前記デフォルトDRBを設定するために、基地局は、QoS情報がわかる必要がある。例えば、前記QoS情報は、デフォルトQoS規則(rule)のためのNASレベルQoSプロファイルまたはデフォルトDRBをセッティングするためのNASレベルQoSプロファイルである。しかし、現在、基地局は、デフォルトQoS規則(default QoS rule)及び事前認可されたQoS規則(pre−authorised QoS rule)のようなQoS規則のQoS情報のみを受信することができるため、受信されたQoS情報がデフォルトQoS規則に属するかどうかを区別することができない。即ち、基地局がQoS情報を受信しても、基地局は、受信したQoS情報がデフォルトDRBを設定するためのQoS情報であるかどうかがわからない。また、基地局は、受信したQoS規則のうちデフォルトQoS規則(default QoS rule)及び事前認可されたQoS規則(pre−authorised QoS rule)にかかわらず、QoSプロファイルを使用してデフォルトDRBを設定することができるが、どのようなQoSプロファイルを使用してデフォルトDRBを設定することができるかを決定することができない。したがって、コアネットワークから受信されたQoS情報に基づいて基地局がデフォルトDRBを設定することができないという問題が発生できる。前記のような問題は、ハンドオーバ手順でも発生できる。即ち、ターゲット基地局は、ソース基地局から受信した情報のうちどのようなQoS情報がデフォルトQoS規則と関連した情報であるかを区別することができず、どのようなQoS情報がデフォルトQoSプロファイルであるかを区別することができない。以下、本発明の一実施例によって、基地局がデフォルトDRBを設定する方法及びこれをサポートする装置に対して具体的に説明する。
図7は、本発明の一実施例によって、基地局がPDUセッションセットアップ手順(PDU Session Setup procedure)でデフォルトDRBを確立する方法を示す。
図7を参照すると、ステップS700において、端末は、RRC_CONNECTED状態またはRRC_INACTIVE状態である。
ステップS701において、端末またはコアネットワークの要求によって、PDUセッションセットアップ手順がトリガされることができる。SMFは、デフォルトQoS規則(default QoS rule)を含むPDUセッション生成命令メッセージ(Create PDU Session Command message)をUPGW(User Plane Gateway)またはUPF送信することができる。前記PDUセッション生成命令メッセージは、受信されたパケットをQoSフローにバインド(bind)するために送信されることができる。前記PDUセッション生成命令メッセージは、事前認可されたQoS規則(pre−authorised QoS rule)を含むことができる。
ステップS702において、UPGWまたはUPFは、SMFから前記PDUセッション生成命令メッセージを受信すると、確立されたPDUセッションに対応するTNLアドレス及びUPGWアドレスを割り当てることができる。以後、UPGWまたはUPFは、PDUセッション生成要求メッセージ(Create PDU Session Request message)を使用して該当情報をSMFに提供できる。
ステップS703において、SMFは、UPGWまたはUPFから前記PDUセッション生成要求メッセージを受信すると、デフォルトQoS規則を含むPDUセッション生成要求メッセージをAMFに送信できる。前記PDUセッション生成要求メッセージは、事前認可されたQoS規則(pre−authorised QoS rule)を含むことができる。また、UPGWまたはUPFにより提供されるUPGWアドレス及びTNLアドレスは、前記PDUセッション生成要求メッセージに含まれることができる。
ステップS704において、AMFは、SMFから前記PDUセッション生成要求メッセージを受信すると、UPGWアドレス、TNLアドレス及びQoS情報を含むPDUセッションセットアップ要求メッセージ(PDU Session Setup Request message)を基地局に送信できる。前記基地局は、gNBである。前記QoS情報は、QoSプロファイル(profile)である。付加的に、前記PDUセッションセットアップ要求メッセージは、デフォルトQoS情報のための指示子を提供することができる。前記デフォルトQoS情報のための指示子は、AMFにより提供されるQoS情報がデフォルトQoS規則に含まれることを前記基地局に通知するための指示子である。または、前記デフォルトQoS情報のための指示子は、AMFにより提供されるQoS情報がデフォルトQoSプロファイルであることを前記基地局に通知するための指示子である。前記デフォルトQoSプロファイルは、デフォルトDRBをセッティングするために前記基地局により使われるNASレベルQoSプロファイルである。また、前記PDUセッションセットアップ要求メッセージは、SMFにより提供されるQoS規則を含むNASメッセージを含むことができる。
ステップS705において、基地局は、AMFから前記PDUセッションセットアップ要求メッセージを受信し、リソースが要求された設定(configuration)に対して利用可能の場合、要求されたPDUセッション設定を実行(execute)しなければならない。AMFから受信された指示子及びQoS情報に基づいて、基地局は、デフォルトDRBを含む一つ以上のDRBを確立し、前記基地局と端末との間のインターフェース上に必要なリソースを割り当てることができる。
ステップS706において、基地局は、前記基地局により確立されたデフォルトDRB及びDRBと関連した情報を端末に提供できる。前記情報は、RRC接続再設定メッセージ(RRC Connection Reconfiguration message)を介して端末に提供されることができる。また、基地局は、QoS規則を含むNASメッセージを端末に伝達できる。前記QoS規則を含むNASメッセージは、RRC接続再設定メッセージを利用して端末に伝達されることができる。
ステップS707において、端末は、RRC接続再設定完了メッセージ(RRC Connection Reconfiguration Complete message)を基地局に送信できる。
ステップS708において、基地局は、端末から前記RRC接続再設定完了メッセージを受信すると、前記基地局により割り当てられたTNLアドレスを含むPDUセッションセットアップ応答メッセージ(PDU Session Setup Response message)をAMFに送信できる。前記PDUセッションセットアップ応答メッセージは、要求されたPDUセッションが確立されたことを指示するためにAMFに送信されることができる。
ステップS709において、AMFは、基地局から前記PDUセッションセットアップ応答メッセージを受信すると、SMFにPDUセッション生成応答メッセージ(Create PDU Session Response message)として応答できる。前記PDUセッション生成応答メッセージは、基地局により提供されたTNLアドレスを含むことができる。
ステップS710において、SMFは、AMFから前記PDUセッション生成応答メッセージを受信すると、基地局により割り当てられたTNLアドレスを含むPDUセッション生成応答メッセージをUPGWまたはUPFに送信できる。
図8は、本発明の一実施例によって、基地局がPDUセッション修正手順(PDU Session Modification procedure)でデフォルトDRBを確立する方法を示す。
図8を参照すると、ステップS800において、端末は、RRC_CONNECTED状態またはRRC_INACTIVE状態である。
ステップS801において、端末またはコアネットワークの要求によって、PDUセッション修正手順がトリガされることができる。PDUセッションに対するデフォルトQoS規則が修正される必要がある場合、SMFは、修正されたデフォルトQoS規則を含むPDUセッションアップデート要求メッセージ(Update PDU Session Request message)をUPGWまたはUPFに送信できる。前記PDUセッションアップデート要求メッセージは、UPGWまたはUPFが変更されたQoS規則を適用するようにするために送信されることができる。前記PDUセッションアップデート要求メッセージは、修正された事前認可されたQoS規則(modified pre−authorised QoS rule)を含むことができる。
ステップS802において、UPGWまたはUPFは、SMFから前記PDUセッションアップデート要求メッセージを受信すると、基地局へ向かうPDUセッションに対するデータ送信に新しく受信されたQoS規則を適用することができる。
ステップS803において、UPGWまたはUPFは、SMFにPDUセッションアップデート応答メッセージ(Update PDU Session Response message)として応答できる。
ステップS804において、SMFは、UPGWまたはUPFから前記PDUセッションアップデート応答メッセージを受信すると、修正されたデフォルトQoS規則を含むPDUセッションアップデート要求メッセージをAMFに送信できる。前記PDUセッションアップデート要求メッセージは、修正された事前認可されたQoS規則(modified pre−authorised QoS rule)を含むことができる。
ステップS805において、AMFは、SMFから前記PDUセッションアップデート要求メッセージを受信すると、変更されたQoS情報を含むPDUセッション修正要求メッセージ(PDU Session Modify Request message)を基地局に送信できる。前記基地局は、gNBである。前記変更されたQoS情報は、変更されたQoSプロファイル(profile)である。付加的に、前記PDUセッション修正要求メッセージは、デフォルトQoS情報のための指示子を提供することができる。前記デフォルトQoS情報のための指示子は、AMFにより提供されるQoS情報がデフォルトQoS規則に含まれることを前記基地局に通知するための指示子である。または、前記デフォルトQoS情報のための指示子は、AMFにより提供されるQoS情報がデフォルトQoSプロファイルであることを前記基地局に通知するための指示子である。前記デフォルトQoSプロファイルは、デフォルトDRBをセッティングするために前記基地局により使われるNASレベルQoSプロファイルである。また、前記PDUセッション修正要求メッセージは、SMFにより提供される修正されたQoS規則を含むNASメッセージを含むことができる。
ステップS806において、基地局は、AMFから前記PDUセッション修正要求メッセージを受信し、リソースが要求されたターゲット設定(configuration)に対して利用可能の場合、要求されたPDUセッション設定の修正を実行(execute)しなければならない。AMFから受信された指示子及びQoS情報に基づいて、基地局は、新しいリソース要求によって確立されたデフォルトDRBを含むDRB設定を修正し、前記基地局と端末との間のインターフェース上にリソースの割当を変更することができる。
ステップS807において、基地局は、前記基地局により修正されたデフォルトDRB及びDRBと関連した情報を端末に提供できる。前記情報は、RRC接続再設定メッセージ(RRC Connection Reconfiguration message)を介して端末に提供されることができる。また、基地局は、修正されたQoS規則を含むNASメッセージを端末に伝達できる。前記修正されたQoS規則を含むNASメッセージは、RRC接続再設定メッセージを利用して端末に伝達されることができる。
ステップS808において、端末は、RRC接続再設定完了メッセージ(RRC Connection Reconfiguration Complete message)を基地局に送信できる。
ステップS809において、基地局は、端末から前記RRC接続再設定完了メッセージを受信すると、PDUセッション修正応答メッセージ(PDU Session Modify Response message)をAMFに送信できる。前記PDUセッション修正応答メッセージは、PDUセッションの修正が成功裏に完了したことを指示するためにAMFに送信されることができる。
ステップS810において、AMFは、基地局から前記PDUセッション修正応答メッセージを受信すると、SMFにPDUセッションアップデート応答メッセージ(Update PDU Session Response message)として応答できる。
本発明の一実施例によると、AMFは、どのようなQoS情報がデフォルトQoS規則に属するかを基地局に知らせることができる。または、AMFは、どのようなQoS情報がデフォルトQoSプロファイルであるかを基地局に知らせることができる。例えば、本発明の一実施例によって、QoS情報またはQoSプロファイルは、表1のように定義されることができる。
AMFは‘Most probable QoS profile’IEを利用してPDUセッションで最も選好されるQoSフローを基地局に指示でき、基地局は‘Most probable QoS profile’IEに基づいてデフォルトDRBを確立することができる。本明細書において、‘Most probable QoS profile’IE、デフォルトDRBを確立するための指示子またはデフォルトQoS情報のための指示子は、同じ概念として使われることができる。したがって、基地局は、どのようなQoS情報がデフォルトDRBを確立するためのQoS情報であるかがわかり、デフォルトDRBを確立するためのQoS情報を利用してデフォルトDRBを確立することができる。さらに、端末は、QoSフローID対DRBマッピングにマッチしない着信ULパケット(incoming UL packet)をPDUセッションのデフォルトDRBにマッピングすることができる。また、コアネットワークシグナリングに基づいて、基地局は、受信されたQoS情報がデフォルトQoS規則と関連するか、または受信されたQoS情報がデフォルトQoSプロファイルであるかがわかる。
図9a及び図9bは、本発明の一実施例によって、ハンドオーバ手順でデフォルトDRBを確立する方法を示す。
図9a及び図9bで提案された手順によると、Xnインターフェースを有する隣接基地局間で端末のハンドオーバが実行される時、ソース基地局は、どのようなQoSプロファイルがデフォルトQoS規則と関連するかをターゲット基地局に通知できる。または、ソース基地局は、どのようなQoSプロファイルがデフォルトQoSプロファイルであるかをターゲット基地局に通知できる。前記通知のためにXnハンドオーバ手順が使われることができ、この場合、ソース基地局は、デフォルトQoS情報をXnインターフェースを介してターゲット基地局に伝達できる。その代案として、前記通知のためにレガシーS1ハンドオーバ手順と類似するNGハンドオーバ手順が使われることができ、この場合、ソース基地局は、AMFのような5Gコアノードを介してデフォルトQoS情報をターゲット基地局に伝達できる。端末をサービスする基地局は、前記端末に対して確立されたPDUセッション内でどのようなQoSプロファイルがデフォルトQoS規則と関連するか、またはどのようなQoSプロファイルがデフォルトQoSプロファイルかがわかると仮定することができる。デフォルトQoSプロファイルは、デフォルトDRBをセッティングするために基地局により使われるQoSプロファイルであると仮定することができる。以下、図9の実施例において、Xnハンドオーバ手順でデフォルトQoS情報が伝達される手順を記述するが、これに制限されるものではなく、NGハンドオーバのような他のハンドオーバ手順でデフォルトQoS情報が伝達されることもできる。
図9aを参照すると、ステップS901において、ソース基地局は、端末測定手順を設定することができる。測定制御メッセージは、ソース基地局から端末に送信されることができる。前記ソース基地局は、gNBである。
ステップS902において、測定報告メッセージがトリガされることができ、測定報告メッセージは、ソース基地局に送信されることができる。
ステップS903において、ソース基地局は、測定報告メッセージを受信すると、測定報告及びRRM情報に基づいて端末のハンドオーバを決定することができる。
ステップS904において、ソース基地局は、ハンドオーバ要求メッセージをターゲット基地局に送信できる。前記ターゲット基地局は、gNBである。前記ハンドオーバ要求メッセージは、PDUセッション内のQoSプロファイルのうちどのようなQoSプロファイルがデフォルトQoS規則と関連するかを指示するデフォルトQoS情報を含むことができる。または、前記ハンドオーバ要求メッセージは、PDUセッション内のQoSプロファイルのうちどのようなQoSプロファイルがデフォルトQoSプロファイルであるかを指示するデフォルトQoS情報を含むことができる。もし、複数のPDUセッションが端末に対して確立される場合、デフォルトQoS情報は、PDUセッション別にターゲット基地局にハンドオーバ要求メッセージを介して提供されることができる。
ステップS905において、ターゲット基地局は、ソース基地局からハンドオーバ要求メッセージを受信すると、受信されたPDUセッションQoS情報(PDU session QoS information)に基づいて、アドミッション制御(admission control)を実行することができ、要求されたリソース(required resource)を設定することができる。もし、ハンドオーバ要求メッセージがデフォルトQoS情報を含む場合、前記デフォルトQoS情報に基づいて、ターゲット基地局は、端末に対するデフォルトDRBを確立することができる。もし、ハンドオーバ要求メッセージがデフォルトQoS情報を有する複数のPDUセッションを含む場合、ターゲット基地局は、各々のPDUセッションに対してデフォルトDRBを確立し、またはターゲット基地局のリソース状態を考慮して、受信された情報の中から選択されたデフォルトQoS情報に対して一つのデフォルトDRBを確立することができる。また、ターゲット基地局は、PDUセッション内のQoSプロファイルのうち、デフォルトQoSプロファイルに必要なリソースを先に割り当てなければならない。
ステップS906において、ターゲット基地局は、ハンドオーバ要求メッセージに対する応答としてハンドオーバ要求ACKメッセージをソース基地局に送信できる。PDUセッションに対して、ターゲット基地局がデフォルトQoSプロファイルに必要なリソースを割り当てらない場合、前記PDUセッションは、前記ハンドオーバ要求ACKメッセージのNot Admitted Listに含まれることができる。この場合、ターゲット基地局は、前記PDUセッションに対するデフォルトDRBを確立することができない。デフォルトDRBのセットアップと関連した情報は、端末がデフォルトDRBを確立することができるようにソース基地局を介して端末に送信されることができる。
ステップS907において、ソース基地局は、ターゲット基地局からハンドオーバ要求ACKメッセージを受信すると、ハンドオーバを実行するためにRRCメッセージとして端末に送信される透明コンテナ(transparent container)を含むRRC接続再設定メッセージ(RRC Connection Reconfiguration message)を生成することができる。RRC接続再設定メッセージが受信されると、端末は、ターゲット基地局とRRC接続を確立する時まで接続解除がないメイクビフォーブレーク(make before break handover without connection release)またはソース基地局とRRC接続を解除する一般ハンドオーバ(normal handover)を実行することができる。また、端末は、デフォルトDRBを確立することができる。
ステップS908において、ソース基地局は、コアネットワークに送信されるアップリンクデータ及び端末に送信されるダウンリンクデータをバッファリングすることができる。もし、ソース基地局がメイクビフォーブレークハンドオーバをサポートする場合、ソース基地局は、ダウンリンクデータを端末に送信でき、またはコアネットワークに送信されるアップリンクデータを受信することができる。
ステップS909において、ソース基地局は、SN状態伝達メッセージ(SN Status Transfer message)をターゲット基地局に送信できる。
ステップS910において、ターゲット基地局は、SN状態伝達メッセージを受信した後、ソース基地局からフォワーディングされたパケットをバッファリングすることができる。
ステップS911において、端末は、ターゲット基地局に成功裏にアクセスすると、ハンドオーバを確認(confirm)するためにRRC接続再設定完了メッセージ(RRC Connection Reconfiguration Complete message)をターゲット基地局に送信できる。ターゲット基地局は、RRC接続再設定完了メッセージを受信すると、バッファリングされたパケットを端末に送信することを始めることができる。
図9bを参照すると、ステップS912において、ターゲット基地局は、ダウンリンクTEIDを含むダウンリンク経路スイッチ要求メッセージ(Path Switch Request message)をAMFに送信できる。前記ダウンリンクTEIDは、端末が基地局を変更したことを知らせるために割り当てられることができる。
ステップS913において、AMFは、ターゲット基地局からダウンリンク経路スイッチ要求メッセージを受信すると、SMFが端末をサービスし続けると決定できる。そして、AMFは、ターゲット基地局にダウンリンク経路のスイッチを要求するためにダウンリンクTEIDを含むPDUセッション修正要求メッセージ(Modify PDU Session Request message)を該当SMFに送信できる。
ステップS914において、SMFは、AMFからPDUセッション修正要求メッセージを受信すると、ダウンリンク経路をターゲット基地局にスイッチするように決定できる。そして、SMFは、ダウンリンクパケットをターゲット基地局に伝達する適切なUPGWまたはUPFを選択することができる。
ステップS915において、SMFは、ソース基地局へ向かう任意のユーザ平面/TNLリソースを解除するためにダウンリンクTEIDを含むPDUセッション修正要求メッセージを選択されたUPGWまたはUPFに送信できる。
ステップS916において、UPGWまたはUPFは、PDUセッション修正要求メッセージを受信すると、以前経路(old path)上の一つ以上の“エンドマーカー”パケットをソース基地局に送信できる。そして、UPGWまたはUPFは、ソース基地局へ向かう任意のユーザ平面/TNLリソースを解除することができる。
ステップS917において、UPGWまたはUPFは、PDUセッション修正応答メッセージ(Modify PDU Session Response message)をSMFに送信できる。
ステップS918において、SMFは、UPGWまたはUPFからPDUセッション修正応答メッセージを受信すると、PDUセッション修正応答メッセージをAMFに送信できる。
ステップS919において、AMFは、SMFからPDUセッション修正応答メッセージを受信すると、ターゲット基地局へ向かうダウンリンク経路スイッチが完了したことを知らせるために経路スイッチ要求ACKメッセージ(Path Switch Request Acknowledge message)をターゲット基地局に送信できる。
ステップS920において、ターゲット基地局は、AMFから経路スイッチ要求ACKメッセージを受信すると、ハンドオーバ成功の指示及びソース基地局によるリソース解除開始のためにUEコンテキスト解除メッセージ(UE Context Release message)をソース基地局に送信できる。
ステップS921において、ソース基地局は、ターゲット基地局からUEコンテキスト解除メッセージを受信すると、UEコンテキストと関連された無線及び制御平面関連リソースを解除することができる。
本発明の一実施例によると、端末がターゲット基地局にハンドオーバする場合、ターゲット基地局内の端末は、QoSフローID対DRBマッピングにマッチしない着信ULパケット(incoming UL packet)をPDUセッションのデフォルトDRBにマッピングすることができる。さらに、基地局は、ハンドオーバの間に端末のアップリンクパケット送信に対するサービス連続性を保障することができ、ターゲット基地局は、ソース基地局から受信されたPDUセッションに対するQoSプロファイルのうちどのようなQoSプロファイルがデフォルトQoS規則と関連するか、またはどのようなプロファイルがデフォルトQoSプロファイルであるかがわかる。
図10は、本発明の一実施例によって、基地局がデフォルトDRBを確立する方法を示す。
図10を参照すると、ステップS1010において、基地局は、デフォルトDRBを確立するためのQoS情報をAMFから受信することができる。付加的に、基地局は、前記QoS情報が前記デフォルトDRBを確立するためのデフォルトQoS規則(rule)に含まれることを指示する指示子を受信することができる。付加的に、基地局は、前記QoS情報が前記デフォルトDRBを確立するためのデフォルトQoSプロファイル(profile)であることを指示する指示子を受信することができる。前記デフォルトQoSプロファイルは、前記デフォルトDRBを確立するために前記基地局により使われるNASレベルQoSプロファイルである。
ステップS1020において、基地局は、前記QoS情報に基づいて前記デフォルトDRBを確立することができる。前記デフォルトDRBは、DRBにマッピングされないQoSフローを送信するために使われるDRBである。前記QoSフローが前記DRBにマッピングされるかどうかは、QoSフローID対DRBマッピング(QoS Flow ID to DRB mapping)に基づいて決定されることができる。
前記デフォルトDRBは、PDUセッション(protocol data unit session)をセットアップ(setup)する手順で確立されることができる。前記確立されたPDUセッションに含まれているQoSフローは、複数のDRBにマッピングされ、前記デフォルトDRBは、前記複数のDRBのうちいずれか一つのDRBである。付加的に、基地局は、前記確立されたPDUセッションで最も可能性が高いトラフィック(most probable traffic)のためのQoSフローを指示する指示子を受信することができる。この場合、前記デフォルトDRBは、前記最も可能性が高いトラフィックのためのQoSフローを送信するために使われるDRBである。
前記デフォルトDRBは、PDUセッションを修正(modify)する手順で確立されることができる。
付加的に、基地局は、前記確立されたデフォルトDRBに対する情報を端末に送信できる。
図11は、本発明の実施例が具現される無線通信システムのブロック図である。
端末1100は、プロセッサ(processor)1101、メモリ(memory)1102及び送受信機(transceiver)1103を含む。メモリ1102は、プロセッサ1101と連結され、プロセッサ1101を駆動するための多様な情報を格納する。送受信機1103は、プロセッサ1101と連結され、無線信号を送信及び/または受信する。プロセッサ1101は、提案された機能、過程及び/または方法を具現する。前述した実施例における端末の動作は、プロセッサ1101により具現されることができる。
基地局1110は、プロセッサ1111、メモリ1112及び送受信機1113を含む。メモリ1112は、プロセッサ1111と連結され、プロセッサ1111を駆動するための多様な情報を格納する。送受信機1113は、プロセッサ1111と連結され、無線信号を送信及び/または受信する。プロセッサ1111は、提案された機能、過程及び/または方法を具現する。前述した実施例における基地局の動作は、プロセッサ1111により具現されることができる。
AMF1120は、プロセッサ1121、メモリ1122及び送受信機1123を含む。メモリ1122は、プロセッサ1121と連結され、プロセッサ1121を駆動するための多様な情報を格納する。送受信機1123は、プロセッサ1121と連結され、信号を送信及び/または受信する。プロセッサ1121は、提案された機能、過程及び/または方法を具現する。前述した実施例におけるAMFの動作は、プロセッサ1121により具現されることができる。
プロセッサは、ASIC(application−specific integrated circuit)、他のチップセット、論理回路及び/またはデータ処理装置を含むことができる。メモリは、ROM(read−only memory)、RAM(random access memory)、フラッシュメモリ、メモリカード、格納媒体及び/または他の格納装置を含むことができる。送受信機は、無線信号を処理するためのベースバンド回路を含むことができる。実施例がソフトウェアで具現される時、前述した技法は、前述した機能を遂行するモジュール(過程、機能など)で具現されることができる。モジュールは、メモリに格納され、プロセッサにより実行されることができる。メモリは、プロセッサの内部または外部にあり、よく知られた多様な手段でプロセッサと連結されることができる。
前述した一例に基づいて本明細書による多様な技法が図面と図面符号を介して説明された。説明の便宜のために、各技法は、特定の順序によって複数のステップやブロックを説明したが、このようなステップやブロックの具体的順序は、請求項に記載された発明を制限するものではなく、各ステップやブロックは、異なる順序で具現され、または異なるステップやブロックと同時に実行されることが可能である。また、通常の技術者であれば、各ステップやブロックが限定的に記述されたものではなく、発明の保護範囲に影響を与えない範囲内で少なくとも一つの他のステップが追加されたり削除されたりすることが可能であるということを知ることができる。
前述した実施例は、多様な一例を含む。通常の技術者であれば、発明の全ての可能な一例の組み合わせが説明されることができないという点を知ることができ、また、本明細書の技術から多様な組み合わせが派生することができるという点を知ることができる。したがって、発明の保護範囲は、請求の範囲に記載された範囲を外れない範囲内で、詳細な説明に記載された多様な一例を組み合わせて判断しなければならない。
Claims (15)
- 無線通信システムにおける基地局がDRB(data radio bearer)を確立する方法において、
デフォルト(default)DRBを確立するためのQoS(Quality of Service)情報をAMF(access and mobility function)から受信するステップと、
前記QoS情報に基づいて前記デフォルトDRBを確立する(establishing)ステップを含むことを特徴とする、方法。 - 前記QoS情報が前記デフォルトDRBを確立するためのデフォルトQoS規則(rule)に含まれることを指示する指示子を受信するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記QoS情報が前記デフォルトDRBを確立するためのデフォルトQoSプロファイル(profile)であることを指示する指示子を受信するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記デフォルトQoSプロファイルは、前記デフォルトDRBを確立するために前記基地局により使われるNASレベル(non−access stratum level)QoSプロファイルであることを特徴とする、請求項3に記載の方法。
- 前記デフォルトDRBは、DRBにマッピングされないQoSフロー(flow)を送信するために使われるDRBであることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記QoSフローが前記DRBにマッピングされるかどうかは、QoSフローID対DRBマッピング(QoS Flow ID to DRB mapping)に基づいて決定されることを特徴とする、請求項5に記載の方法。
- 前記デフォルトDRBは、PDUセッション(protocol data unit session)をセットアップ(setup)する手順で確立されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記確立されたPDUセッションに含まれているQoSフローは、複数のDRBにマッピングされ、
前記デフォルトDRBは、前記複数のDRBのうちいずれか一つのDRBであることを特徴とする、請求項7に記載の方法。 - 前記確立されたPDUセッションで最も可能性が高いトラフィック(most probable traffic)のためのQoSフローを指示する指示子を受信するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項8に記載の方法。
- 前記デフォルトDRBは、前記最も可能性が高いトラフィックのためのQoSフローを送信するために使われるDRBであることを特徴とする、請求項9に記載の方法。
- 前記デフォルトDRBは、PDUセッションを修正(modify)する手順で確立されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記確立されたデフォルトDRBに対する情報を端末に送信するステップを含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 無線通信システムにおけるDRB(data radio bearer)を確立する基地局において、
メモリと、
送受信機と、
前記メモリと前記送受信機を連結するプロセッサを含み、前記プロセッサは、
前記送受信機がデフォルト(default)DRBを確立するためのQoS(Quality of Service)情報をAMF(access and mobility function)から受信するように制御し、
前記QoS情報に基づいて前記デフォルトDRBを確立(establishing)することを特徴とする、基地局。 - 前記プロセッサは、
前記送受信機が、前記QoS情報が前記デフォルトDRBを確立するためのデフォルトQoS規則(rule)に含まれることを指示する指示子を受信するように制御することを特徴とする、請求項13に記載の基地局。 - 前記プロセッサは、
前記送受信機が、前記QoS情報が前記デフォルトDRBを確立するためのデフォルトQoSプロファイル(profile)であることを指示する指示子を受信するように制御することを特徴とする、請求項13に記載の基地局。
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