JP2020204635A - ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

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JP2020204635A JP2019110718A JP2019110718A JP2020204635A JP 2020204635 A JP2020204635 A JP 2020204635A JP 2019110718 A JP2019110718 A JP 2019110718A JP 2019110718 A JP2019110718 A JP 2019110718A JP 2020204635 A JP2020204635 A JP 2020204635A
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優樹 池谷
Masaki Iketani
優樹 池谷
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Abstract

【課題】 超広画角で広角端にて立体物が歪まず、フォーカシング時の収差変動が小さいズームレンズを提供すること。【解決手段】 物体側から像側へ順に、負の第1レンズ群B1、正の第2レンズ群B2を有し、前記第1レンズ群より像側にあるレンズ群Baにてフォーカシングし、第1レンズ群B1の焦点距離をf1、第1レンズ群B1の厚さをD1、広角端におけるレンズ群Baと像面との空気換算距離をDaw、前記レンズ群Baの焦点距離を各々適切に設定すること。【選択図】 図1

Description

本発明は、ズームレンズ及びそれを有する撮像装置に関し、例えば銀塩フィルム用カメラ、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、監視用カメラ、TVカメラ等の撮像装置に用いられる撮像光学系及びその撮像装置に関する。
近年、撮像装置に用いられる光学系は、第1に、超広画角で画面周辺での視認性を超広画角で画面周辺での視認性を高めるために立体物が歪まない立体射影方式を採用することと、第2に、近距離物体へのフォーカシング時の収差変動が小さいことが要求されている。
1点目に関して、従来、ビデオカメラや車載用カメラなどにおいて、超広画角のために、負の第1レンズ群と、正の第2レンズ群を有するレトロフォーカス型のレンズ構成を採用することが知られている。加えて、超広画角で立体物の歪みを小さくするために、広角端にて立体射影方式を採用することが知られている(特許文献1)。立体射影方式では、広角端での焦点距離を小さくすることで、立体物がサジタル方向に圧縮または引伸ばされることを防いで立体物が歪まないようにしている方式である。
特許文献1には、物体側から像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群、開口絞り、正の屈折力の第2レンズ群からなり、立体射影方式での歪曲収差の小さい単焦点レンズが開示されている。
更に、2点目に関して、従来、広角レンズにおいてフォーカシング時の収差変動を小さくするために、物体側の第1レンズ群以外のレンズ群でフォーカシングを行うリアフォーカス方式が知られている。リアフォーカス方式では、軸外主光線の入射高さh/が大きく、軸上マージナル光線の入射高さhが小さいために、広角レンズにおけるフォーカシング時の像面湾曲変動を補正しやすい方式である。
特許文献2には、物体側から像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、負の屈折力の第4レンズ群からなり、第4レンズ群でフォーカシングしている画角83°と広角な単焦点レンズが開示されている。
特開2013−25255号公報 特開2016−99543号公報
しかしながら、上述の特許文献に開示された従来技術では、下記2点が困難になる。
第1に、広角端にて立体射影方式を採用したレンズにて広角ズームレンズとするために、広角端における焦点距離を小さくすると、負の第1レンズ群と正の第2レンズ群の屈折力を強くなり、歪曲収差や非点収差を小さく保つことが困難になる。
特許文献1では、ズームレンズとしないことで、歪曲収差や非点収差を小さくできている。
第2に、レトロフォーカス型の超広角レンズは、近距離物体へのフォーカシング時の収差変動が大きくなることがある。これは、超広角なので、軸外光束の光線角度が大きく、物体距離無限遠と有限距離とで収差変動が大きくなるためである。
特許文献2では、超広角レンズとしないことで、フォーカシング時の収差変動を小さくできている。
そこで、本発明の目的は、超広画角で広角端にて立体物が歪まず、フォーカシング時の収差変動が小さいズームレンズを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係るズームレンズは、
物体側から像側へ順に、負の第1レンズ群B1、正の第2レンズ群B2を有し、
前記第1レンズ群より像側にあるレンズ群Baにてフォーカシングし、
第1レンズ群B1の焦点距離をf1、第1レンズ群B1の厚さをD1、広角端におけるレンズ群Baと像面との空気換算距離をDaw、前記レンズ群Baの焦点距離をfaとしたとき、
−0.3<f1/D1<0.0
0<Daw/D1<0.3
−4.0<|fa|/f1<−2.4
なる条件式を満足することを特徴としている。
本発明によれば、超広画角で広角端にて立体物が歪まず、フォーカシング時の収差変動が小さいズームレンズの提供を実現できる。
実施例1のズームレンズにおいて無限遠物体にフォーカシングしたときのレンズ断面図 実施例1のズームレンズにおいて無限遠物体にフォーカシングしたときの広角端での縦収差図 実施例1のズームレンズにおいて無限遠物体にフォーカシングしたときの中間のズーム位置での縦収差図 実施例1のズームレンズにおいて無限遠物体にフォーカシングしたときの望遠端での縦収差図 実施例1のズームレンズにおいて近距離物体にフォーカシングしたときの広角端(基準像面から物体側に90mm)での縦収差図 実施例1のズームレンズにおいて近距離物体にフォーカシングしたときの中間のズーム位置(基準像面から物体側に140mm)での縦収差図 実施例1のズームレンズにおいて近距離物体にフォーカシングしたときの望遠端(基準像面から物体側に140mm)での縦収差図 実施例2のズームレンズにおいて無限遠物体にフォーカシングしたときのレンズ断面図 実施例2のズームレンズにおいて無限遠物体にフォーカシングしたときの広角端望遠端での縦収差図 実施例2のズームレンズにおいて無限遠物体にフォーカシングしたときの中間のズーム位置での縦収差図 実施例2のズームレンズにおいて無限遠物体にフォーカシングしたときの望遠端での縦収差図 実施例2のズームレンズにおいて近距離物体にフォーカシングしたときの広角端(基準像面から物体側に160mm)での縦収差図 実施例2のズームレンズにおいて近距離物体にフォーカシングしたときの中間のズーム位置(基準像面から物体側に200mm)での縦収差図 実施例2のズームレンズにおいて近距離物体にフォーカシングしたときの望遠端(基準像面から物体側に200mm)での縦収差図 実施例3のズームレンズにおいて無限遠物体にフォーカシングしたときのレンズ断面図 実施例3のズームレンズにおいて無限遠物体にフォーカシングしたときの広角端での縦収差図 実施例3のズームレンズにおいて無限遠物体にフォーカシングしたときの中間のズーム位置での縦収差図 実施例3のズームレンズにおいて無限遠物体にフォーカシングしたときの望遠端での縦収差図 実施例3のズームレンズにおいて近距離物体にフォーカシングしたときの広角端(基準像面から物体側に150mm)での縦収差図 実施例3のズームレンズにおいて近距離物体にフォーカシングしたときの中間のズーム位置(基準像面から物体側に200mm)での縦収差図 実施例3のズームレンズにおいて近距離物体にフォーカシングしたときの望遠端(基準像面から物体側に200mm)での縦収差図 本発明の撮像装置の要部概略図
[実施例に共通する説明]
以下、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1は実施例1のレンズ断面図である。図2は実施例1の無限遠に合焦したときの縦収差図である。図3は実施例1の近距離物体に合焦したときの縦収差図である。
図4は実施例2のレンズ断面図である。図5は実施例2の無限遠に合焦したときの縦収差図である。図6は実施例2の近距離物体に合焦したときの縦収差図である。
図7は実施例3のレンズ断面図である。図8は実施例3の無限遠に合焦したときの縦収差図である。図9は実施例2の近距離物体に合焦したときの縦収差図である。図10は本発明の光学系を備えるカメラ(撮像装置)の概略図である。
各実施例の光学系は、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、銀塩フィルム用カメラ等の撮像装置(光学装置)に用いられる撮像光学系として好適なものである。レンズ断面図において、左方が物体側(前方)で、右方が像側(後方)である。尚、各実施例の光学系をプロジェクターなどの投射レンズとして用いても良い。このときは左方がスクリーン側、右方が被投射画像側となる。
レンズ断面図において、LAは光学系である。Biは第iレンズ群である。SPは開口絞りである。IPは像面であり、デジタルビデオカメラやデジタルスチルカメラの撮影光学系として使用する際にはCCDセンサやCMOSセンサなどの固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面が、銀塩フィルム用カメラのときはフィルム面に相当する。
それぞれの縦収差図は、左から順に、球面収差、非点収差、歪曲、倍率色収差を表している。球面収差を示す図において、実線のdはd線(587.6nm)、二点鎖線のgはg線(435.8nm)を表している。また、非点収差を示す図において、実線のΔSはd線のサジタル像面、破線のΔMはd線のメリディオナル像面を表している。また、歪曲収差を示す図は、d線における歪曲を表している。倍率色収差はd線に対するg線について表している。FnoはFナンバー、ωは撮影画角の半画角(度)を示す。歪曲収差図は、理想像高をY=2f×tan(ω/2)とし、それからのずれ量を示す。
次に各実施例の光学系LAのレンズ構成について説明する。
[実施例1]
以下、図1を参照して、本発明の実施例1について説明する。
レンズ構成は物体側より像側へ順に、次のとおりである。負の屈折力の第1レンズ群B1、正の屈折力の第2レンズ群B2、正の屈折力の第3レンズ群B3より構成されている。第1レンズ群B1は、4枚の負レンズと1枚の正レンズから構成することで、広角端での非点収差と歪曲収差と倍率色収差を低減している。第2レンズ群B2は、開口絞り付近に複数の正レンズを配置することで、球面収差とコマ収差を低減している。第3レンズ群B3は、1枚の正レンズから構成され、フォーカス群である。
[実施例2]
以下、図4を参照して、本発明の実施例2について説明する。
レンズ構成は、物体側より像側へ順に、次のとおりである。負の屈折力の第1レンズ群B1、正の屈折力の第2レンズ群B2、正の屈折力の第3レンズ群B3、正の屈折力の第4レンズ群B4、負の屈折力の第5レンズ群B5より構成されている。第1レンズ群B1は、4枚の負レンズと1枚の正レンズから構成することで、広角端での非点収差と歪曲収差と倍率色収差を低減している。第2レンズ群B2は、開口絞り付近に複数の正レンズを配置することで、球面収差とコマ収差を低減している。第3レンズ群B3は、接合レンズから構成され、広角端と望遠端における軸上色収差を低減している。第4レンズ群B4は、絞りから離れた位置に複数の接合レンズを配置することで、広角端における倍率色収差を補正している。第5レンズ群B5は、1枚の負レンズから構成され、フォーカス群である。
[実施例3]
以下、図5、図6を参照して、本発明の実施例3について説明する。
レンズ構成は物体側より像側へ順に、次のとおりである。負の屈折力の第1レンズ群B1、正の屈折力の第2レンズ群B2、正の屈折力の第3レンズ群B3、負の屈折力の第4レンズ群B4より構成されている。第1レンズ群B1は、4枚の負レンズと1枚の正レンズから構成することで、広角端での非点収差と歪曲収差と倍率色収差を低減している。第2レンズ群B2は、開口絞り付近に複数の正レンズを配置することで、球面収差とコマ収差を低減している。第3レンズ群B3は、接合レンズを含み、広角端における倍率色収差を補正している。第4レンズ群B4は、接合レンズから構成され、フォーカス群である。
[レンズ構成の説明]
各実施例の光学系LAは、物体側から像側へ順に、負の第1レンズ群B1、正の第2レンズ群B2を有する。そして、前記第1レンズ群より像側にあるレンズ群Baにてフォーカシングする。第1レンズ群B1の焦点距離をf1、第1レンズ群B1の厚さをD1、広角端におけるレンズ群Baと像面との空気換算距離をDaw、前記レンズ群Baの焦点距離をfaとする。このとき、
−0.3<f1/D1<0.0 ・・・(1)
0<Daw/D1<0.3 ・・・(2)
−4.0<|fa|/f1<−2.4 ・・・(3)
なる条件式を満足する。
[条件式の説明]
次に前述の条件式の技術的意味について説明する。
条件式(1)は、広角端における立体物の歪みや、広角端における非点収差と歪曲収差の発生を低減するために、第1レンズ群の焦点距離と第1レンズ群の光軸上の厚さとの比を適切に定めたものである。
条件式(1)の下限値を超えて、第1レンズ群のパワーが弱くなると、広角端における焦点距離が大きくなり、広角端における立体物の歪みを低減することが困難になる。また、第1レンズ群の厚さが薄くなると、第1レンズ群B1負レンズの枚数を多く確保することができなくなり、歪曲収差と非点収差の発生を低減することが困難になる。
条件式(2)は、広角端におけるフォーカシング時の像面湾曲変動を低減するために、広角端におけるフォーカス群と像面との距離と、第1レンズ群の光軸上の厚さとの比を適切に定めたものである。
条件式(2)の上限値を超えて、広角端におけるフォーカス群と像面との距離が大きくなると、フォーカス群での軸上マージナル光線の射出高さが軸外主光線の射出高さに対して大きい比率になるために、広角端におけるフォーカシング時の像面湾曲変動を低減することが困難になる。
条件式(3)は、広角端におけるフォーカシング時の像面湾曲変動や繰出し量を低減するために、フォーカス群の焦点距離の絶対値と第1レンズ群の焦点距離との比を適切に定めたものである。
条件式(3)の上限値を超えて、フォーカス群のパワーが強くなると、フォーカス群での軸外主光線の入射角または射出角が大きくなり、フォーカシング時の像面湾曲変動を低減することが困難になる。
条件式(3)の下限値を超えて、フォーカス群のパワーが弱くなると、フォーカス敏感度が下がり、フォーカス群の繰出し量を小さくすることが困難になる。
尚、更に好ましくは、条件式(1)乃至(3)の数値範囲を以下のように設定するのが望ましい。
−0.3<f1/D1<―0.2 ・・・(1a)
0.10<Daw/D1<0.25 ・・・(2a)
−3.9<|fa|/f1<−2.6 ・・・(3a)
本発明において、更に好ましくは以下の条件式の1つ以上を満足することが望ましい。
第1レンズ群B1の最も像側の負レンズより像側にある1枚の負レンズのアッベ数をνd1nとする。第1レンズ群B1は、1枚以上の正の屈折力のレンズを有し、前記第1レンズ群の最も物体側面と最も物体側にある正レンズの物体側面との距離をD1p、広角端におけるレンズ全長をLwとする。第2レンズ群の焦点距離をf2とする。望遠端における第1レンズ群と第2レンズ群の合成焦点距離をf12t、望遠端におけるレンズ全長をLtとする。前記第1レンズ群B1の最も物体側面と前記フォーカスレンズ群Baの最も像側面の曲率半径をそれぞれr1、raとする。広角端における全系の焦点距離をfw、広角端における最大像高をYwとする。広角端における撮影半画角をωwとする。また、アッベ数νdは、F線(486.1nm)、C線(656.3nm)、d線(587.6nm)に対する材料の屈折力をそれぞれNF、NC、Ndとするとき、
νd=(Nd−1)/(NF−NC)
で表される数値である。
νd1n>60 ・・・(4)
0.2<D1p/Lw<0.5 ・・・(5)
−1.0<f1/f2<−0.2 ・・・(6)
0.0<|f12t|/Lt<1.0 ・・・(7)
−1.0<(r1+ra)/(r1―ra)<1.0 ・・・(8)
1.4<Yw/fw<4.0 ・・・(9)
ωw>60° ・・・(10)
次に前述の各条件式の技術的意味について説明する。
条件式(4)は、広角端における倍率色収差の発生低減のために、第1レンズ群に含まれる負レンズのアッベ数を適切に定めたものである。
条件式(4)の下限値を超えて、アッベ数が小さくなると、広角端における倍率色収差の発生を低減することが困難になる。
条件式(5)は、広角端における非点収差や歪曲収差の発生低減のために、第1レンズ群の最物体側面からの最物体側にある正レンズの距離と、広角端におけるレンズ全長の比を適切に定めたものである。
条件式(5)の上限値を超えて、前記正レンズが前玉から遠くなると、望遠端における第2レンズ群B2が前玉から遠くなり、望遠端における球面収差とコマ収差の発生を低減することが困難になる。
条件式(5)の下限値を超えて、前記正レンズが前玉に近くなると、第1レンズ群における負レンズの枚数が少なくなり、広角端における非点収差や歪曲収差の発生を低減することが困難になる。
条件式(6)は、広角端において広範囲を撮影するために、第1レンズ群と第2レンズ群の焦点距離比を適切に定めたものである。
条件式(6)の上限値を超えて、第1レンズ群のパワーが強くなると、広角端における全系の焦点距離が小さくなり、広角端における非点収差や歪曲収差の発生を低減することが困難になる。
条件式(6)の下限値を超えて、第1レンズ群のパワーが弱くなると、広角端における全系の焦点距離が大きくなり、広角端において広範囲を撮影することが困難になる。
条件式(7)は、望遠端における球面収差とコマ収差の発生低減のために、望遠端における第1レンズ群と第2レンズ群の合成焦点距離と望遠端におけるレンズ全長との比を適切に定めたものである。
条件式(7)の上限値を超えて、望遠端における第1レンズ群と第2レンズ群の合成焦点距離が大きくなると、第2レンズ群のパワーが強くなり、望遠端における球面収差とコマ収差の発生を低減することが困難になる。
条件式(8)は、広角端における非点収差や歪曲収差の発生低減のために、第1レンズ群の最物体側面とフォーカスレンズ群の最も像側面の曲率半径の関係を適切に定めたものである。
条件式(8)の上限値を超えて、第1レンズ群の最物体側面が物体側に凹面を向けると、広角端における非点収差と歪曲収差の発生を低減することが困難になる。
条件式(8)の下限値を超えて、フォーカシングレンズ群の最像側面が像側に凹面を向けると、広角端における非点収差と歪曲収差の発生を低減することが困難になる。
条件式(9)は、広角端における立体物の歪みを低減するために、広角端における撮像装置の最大像高と広角端における全系の焦点距離の比を適切に定めたものである。
条件式(9)の上限値を超えて、広角端における全系の焦点距離が小さくなると、画面周辺で立体物がサジタル方向に引伸ばされて歪みを小さくすることが困難になる。
条件式(9)の下限値を超えて、広角端における全系の焦点距離が大きくなると、画面周辺で立体物がサジタル方向に圧縮されて歪みを小さくすることが困難になる。
条件式(10)は、広角端において広範囲を撮影するために、広角端における撮影半画角を適切に定めたものである。
条件式(10)の下限値を超えて、撮影半画角が小さくなると、広範囲を撮影することが困難になる。
尚、各実施例において更に好ましくは、条件式(4)乃至(6)の数値範囲を以下のように設定するのが望ましい。
νd1n>65 ・・・(4a)
0.25<D1p/Lw<0.4 ・・・(5a)
−0.6<f1/f2<−0.4 ・・・(6a)
0.1<|f12t|/Lt<0.8 ・・・(7a)
−0.5<(r1+ra)/(r1―ra)<0.5 ・・・(8a)
1.6<Yw/fw<3.0 ・・・(9a)
ωw>70° ・・・(10a)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
次に図10の撮像装置としての一眼レフカメラについて説明する。
図10において、10は実施例1乃至3までの光学系1よりなる撮像光学系である。撮像光学系10は保持部材である鏡筒2に保持されている。20はカメラ本体である。カメラ本体20はクイックリターンミラー3、焦点板4、ペンタダハプリズム5、接眼レンズ6等によって構成されている。クイックリターンミラー3は、撮像光学系10からの光束を上方に反射する。焦点板4は撮像光学系10の像形成位置に配置されている。ペンタダハプリズム5は焦点板4に形成された逆像を正立像に変換する。
観察者は、その正立像を、接眼レンズ6を介して観察する。7は感光面であり、像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)や銀塩フィルムが配置される。撮影時にはクイックリターンミラー3が光路から退避して、感光面7上に撮像光学系10によって像が形成される。
このように光学系を一眼レフカメラ交換レンズ等の撮像光学系として適用することにより、高い光学性能を有する撮像装置を実現している。尚、本発明の光学系は、デジタルカメラ・ビデオカメラ・銀塩フィルム用カメラ等の他に望遠鏡、双眼鏡、複写機、プロジェクター等の光学機器にも適用できる。またクイックリターンミラーのないミラーレスの一眼レフカメラにも適用することができる。
以下に、実施例1乃至3に各々対応する数値データ1乃至3を示す。各数値データにおいて、iは物体側からの面の順番を示し、riは第i番目(第i面)の曲率半径、diは第i面と第i+1面との間の間隔、ndi、νdiはそれぞれd線を基準とした屈折率、アッベ数を示す。BFは空気換算でのバックフォーカスである。レンズ全長は第1レンズ面から最終レンズ面までの距離にバックフォーカスの値を加えた値である。
また、非球面は面番号の後に、*の符号を付加して表している。非球面形状は、Xを光軸方向の面頂点からの変位量、hを光軸と垂直な方向の光軸からの高さ、rを近軸曲率半径、Kを円錐定数、A4、A6、A8、A10を各次数の非球面係数とするとき、
で表す。なお、各非球面係数における「e±XX」は「×10±XX」を意味している。また、表1に前述の各条件式に相当する数値を示す。


(数値データ1)
単位mm

面データ
面番号 r d nd vd
1 17.146 0.60 2.00100 29.1
2 8.571 2.62
3 11.472 0.60 1.88202 37.2
4* 6.266 2.24
5 12.959 0.50 1.88213 37.2
6 4.809 3.91
7 -7.934 0.50 1.49700 81.5
8 14.659 0.13
9 12.951 1.87 1.87996 21.5
10 -32.380 (可変)
11 8.118 0.40 1.90792 35.4
12 3.017 1.85 1.82760 41.2
13* -24.863 0.61
14(絞り) ∞ 0.89
15 18.146 1.61 1.49700 81.5
16 -12.114 0.20
17 7.718 0.40 2.00169 22.1
18 3.891 1.30 1.49700 81.5
19 5.940 0.66
20 14.844 0.40 1.96805 31.1
21 5.165 2.18 1.49700 81.5
22 -21.043 (可変)
23 22.521 2.85 1.49710 81.6
24* -10.153 (可変)
25 ∞ 1.20 1.51633 64.1
26 ∞ (可変)
像面 ∞

非球面データ
第4面
K = 0.00000e+000 A 4=-4.10610e-004 A 6= 1.53658e-005 A 8=-1.88021e-006 A10= 6.83178e-008 A12=-1.07174e-009

第13面
K = 0.00000e+000 A 4= 5.34267e-004 A 6=-1.74085e-005 A 8=-1.65239e-006

第24面
K = 0.00000e+000 A 4= 6.30992e-004 A 6=-2.28136e-005 A 8= 3.23877e-007

各種データ
ズーム比 2.61
広角 中間 望遠
焦点距離 2.39 4.30 6.26
Fナンバー 2.88 4.30 5.69
画角 62.75 47.25 36.63
像高 4.65 4.65 4.65
レンズ全長 35.59 36.86 40.09
BF 2.93 2.17 2.09

d10 5.62 2.03 0.40
d22 0.71 6.33 11.28
d24 1.84 1.08 1.00
d26 0.30 0.30 0.30

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -3.72
2 11 7.57
3 23 14.50


(数値データ2)
単位mm

面データ
面番号 r d nd vd
1 24.193 1.60 2.00100 29.1
2 14.435 4.39
3 18.355 1.00 2.00100 29.1
4 10.197 5.27
5 28.217 0.70 2.00100 29.1
6 9.293 4.66
7 -20.466 0.50 1.49700 81.5
8 12.424 2.98 1.90938 19.8
9 215.455 (可変)
10(絞り) ∞ 0.00
11* 19.415 1.86 1.75737 45.1
12* -13.668 0.10
13 -14.439 0.50 1.84614 23.8
14 -101.229 0.10
15 8.127 1.44 1.88536 37.0
16 12.369 (可変)
17 15.140 0.50 1.88300 40.8
18 5.387 2.67 1.49700 81.5
19 -21.972 (可変)
20 10.066 0.50 1.88300 40.8
21 5.845 3.01 1.49700 81.5
22 -15.318 0.43
23 -9.138 0.50 1.88300 40.8
24 17.509 0.55
25 140.392 2.29 1.49700 81.5
26 -11.995 0.10
27 19.475 4.44 1.49700 81.5
28 -9.328 (可変)
29 -8.265 0.50 1.88300 40.8
30* -19.666 (可変)
31 ∞ 2.04 1.51633 64.1
32 ∞ (可変)
像面 ∞

非球面データ
第11面
K = 0.00000e+000 A 4=-1.13424e-005 A 6= 8.40425e-007

第12面
K = 0.00000e+000 A 4= 7.50695e-005 A 6= 4.43624e-007

第30面
K = 0.00000e+000 A 4=-7.19733e-006 A 6=-1.14667e-006

各種データ
ズーム比 2.18
広角 中間 望遠
焦点距離 4.06 6.46 8.85
Fナンバー 2.88 3.50 4.15
画角 62.75 50.67 41.72
像高 7.89 7.89 7.89
レンズ全長 58.81 55.36 56.06
BF 2.97 4.56 8.29

d 9 12.20 4.77 1.49
d16 1.74 0.36 0.27
d19 0.49 3.14 2.43
d28 0.81 1.94 2.99
d30 1.33 2.92 6.65
d32 0.30 0.30 0.30

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -6.10
2 10 11.46
3 17 94.84
4 20 18.64
5 29 -16.48


(数値データ3)
単位mm

面データ
面番号 r d nd vd
1 23.346 1.60 2.00100 29.1
2 12.865 4.24
3 17.016 1.00 2.00100 29.1
4 8.929 4.69
5 26.206 0.70 2.00100 29.1
6 8.609 4.10
7 -16.408 0.50 1.49700 81.5
8 11.777 3.01 1.88120 21.9
9 -80.349 (可変)
10* 20.849 1.53 1.80183 41.0
11 -35.492 0.46
12(絞り) ∞ 1.87
13 9.038 1.93 1.49700 81.5
14* -18.460 0.10
15 27.050 0.50 2.00248 25.5
16 6.398 1.53 1.49700 81.5
17 11.194 (可変)
18 14.969 1.66 1.49700 81.5
19 34.923 0.10
20 13.375 3.94 1.49700 81.5
21 -8.181 0.50 1.88300 40.8
22 -14.014 (可変)
23 -19.080 2.25 1.49700 81.5
24 -8.823 0.50 1.88300 40.8
25* -34.085 (可変)
26 ∞ 2.04 1.51633 64.1
27 ∞ (可変)
像面 ∞

非球面データ
第10面
K = 0.00000e+000 A 4=-1.85173e-004 A 6=-1.32420e-006

第14面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.20006e-005 A 6= 1.07267e-006

第25面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.65490e-004

各種データ
ズーム比 2.18
広角 中間 望遠
焦点距離 4.06 6.41 8.85
Fナンバー 2.88 3.62 4.54
画角 62.75 50.90 41.72
像高 7.89 7.89 7.89
レンズ全長 54.31 51.24 52.31
BF 4.36 7.71 13.20

d 9 9.21 2.76 0.45
d17 3.56 2.67 1.27
d22 0.47 1.39 0.67
d25 2.73 6.08 11.57
d27 0.29 0.29 0.29

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -5.92
2 10 13.34
3 18 14.74
4 23 -22.68

LA 光学系、B1 第1レンズ群、B2 第2レンズ群、
B3 第3レンズ群、B4 第4レンズ群、SP 開口絞り

Claims (12)

  1. 物体側から像側へ順に、負の第1レンズ群B1、正の第2レンズ群B2を有し、
    前記第1レンズ群より像側にあるレンズ群Baにてフォーカシングし、
    第1レンズ群B1の焦点距離をf1、第1レンズ群B1の厚さをD1、広角端におけるレンズ群Baと像面との空気換算距離をDaw、前記レンズ群Baの焦点距離をfaとしたとき、
    −0.3<f1/D1<0.0
    0<Daw/D1<0.3
    −4.0<|fa|/f1<−2.4
    なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記第1レンズ群B1は、像側に凹面を向けた負の屈折力の第1レンズを有することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 前記第1レンズ群B1は、3枚以上の負の屈折力のレンズを有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のズームレンズ。
  4. 前記第1レンズ群B1の第1レンズよりも像側に、アッベ数をνd1nとしたとき、
    νd1n>60
    なる条件式を満足する負の屈折力のレンズを有することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載のズームレンズ。
  5. 前記第1レンズ群B1は、1枚以上の正の屈折力のレンズを有し、前記第1レンズ群の最も物体側面と最も物体側にある正レンズの物体側面との距離をD1p、広角端におけるレンズ全長をLwとしたとき、
    0.2<D1p/Lw<0.5
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載のズームレンズ。
  6. 前記第2レンズ群の焦点距離をf2としたとき、
    −1.0<f1/f2<−0.2
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載のズームレンズ。
  7. 望遠端における第1レンズ群と第2レンズ群の合成焦点距離をf12t、望遠端におけるレンズ全長をLtとしたとき、
    0.0<|f12t|/Lt<1.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載のズームレンズ。
  8. 前記フォーカスレンズ群Baは、最も像側にあることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載のズームレンズ。
  9. 前記第1レンズ群B1の最も物体側面と前記フォーカスレンズ群Baの最も像側面の曲率半径をそれぞれr1、raとしたとき、
    −1.0<(r1+ra)/(r1―ra)<1.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか一項に記載のズームレンズ。
  10. 請求項1乃至請求項9の何れか一項に記載のズームレンズと、前記ズームレンズによって形成される像を受光する光電変換素子とを備えることを特徴とする撮像装置。
  11. 広角端における全系の焦点距離をfw、広角端における最大像高をYwとしたとき、
    1.4<Yw/fw<4.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  12. 広角端における撮影半画角をωwとしたとき、
    ωw>60°
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2022114011A1 (ja) * 2020-11-25 2022-06-02
JP2022117772A (ja) * 2021-02-01 2022-08-12 株式会社リコー 単焦点レンズ、交換レンズ及び撮像装置
JP2023099389A (ja) * 2022-01-01 2023-07-13 キヤノン株式会社 ズームレンズ及びそれを有する撮像装置

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