JP2020204612A - オフセット補償を備えた容量性糸センサ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】細長い繊維体の少なくとも1つのパラメータ、特に糸の少なくとも1つのパラメータを測定するための容量性センサ装置を提供する。【解決手段】細長い繊維体、特に糸の少なくとも1つのパラメータを測定するためのキャパシタセンサ装置が提供される。キャパシタセンサ装置は、直列に配置された基準キャパシタ(Cr)および測定キャパシタ(Cm)に印加される測定電圧(Vm)を生成するAC電圧発生器(17)を含む。2つのキャパシタ(Cr、Cm)の間の点からの出力信号が信号増幅器(A3)に供給される。2つのキャパシタ(Cr、Cm)の非対称性を補償するために、測定電圧(Vm)と同期して補償信号を生成する補償波形発生器(S3)が提供される。この補償信号は、信号増幅器(A3)の入力(P1)に結合される。【選択図】図2
Description
本発明は、細長い繊維体の少なくとも1つのパラメータ、特に糸の少なくとも1つのパラメータを測定するための容量性センサ装置に関する。
特に、そのようなセンサ装置は、測定領域における繊維体の体積またはその変化を表すパラメータを測定することができる。
国際公開第2010/043065号パンフレットおよび欧州特許出願公開第2352018号明細書は、独立請求項の前文による容量性センサ装置を記載している。特に、センサ装置は、繊維体を受け入れるための測定ボリュームと、直列に配置された測定キャパシタおよび基準キャパシタを含む容量性測定アセンブリと、を含む。測定キャパシタは、測定ボリュームの対向側面に配置された電極を有する。AC電圧発生器の信号が2つのキャパシタに供給される。測定キャパシタと基準キャパシタとの間の電位は、測定アセンブリの出力を形成し、出力信号を運ぶ。信号増幅器の入力が測定アセンブリの出力に接続されている。
この装置は、制御ユニットとオフセット補償器を備えたオフセット補償回路をさらに有する。オフセット補償器は、測定キャパシタと基準キャパシタとの間の非対称性を補償するように適合されている。制御ユニットは、前記出力信号の振幅に応答してオフセット補償器を制御するように適合されている。
オフセット補償器は、AC電圧発生器と基準および/または測定キャパシタとの間の信号経路に配置される、すなわち、オフセット補償器は、測定アセンブリの前に配置される。
したがって、本発明によって解決される問題は、上述のタイプのセンサ装置の非対称性を補償するための代替的な解決策を提供することである。
この問題は、請求項1のセンサ装置によって解決される。したがって、センサ装置は以下を含む。
−測定ボリューム。このボリュームは、測定中に繊維体を受け入れるように適合されている。
−マスター周波数でAC測定電圧を生成するAC電圧発生器。
−容量性測定アセンブリ:測定アセンブリは、直列に配置された測定キャパシタおよび基準キャパシタを含む。測定キャパシタは、測定ボリュームの対向側面に配置された電極を含む、すなわち、そのキャパシタンスは、測定されるパラメータの関数である。測定アセンブリは、出力信号を生成するための出力を有する。出力は、測定キャパシタと基準キャパシタとの間に位置している。
−出力信号を増幅するための信号増幅器。信号増幅器の入力は、測定アセンブリの出力に直接結合されてもよいし、あるいは、例えば、信号増幅器の入力と測定アセンブリの出力との間にフィルタリングのためのさらなる構成要素があってもよい。
−制御ユニットとオフセット補償器を含むオフセット補償回路:オフセット補償器は、測定キャパシタと基準キャパシタとの間の非対称性を補償するように適合されている。制御ユニットは、測定アセンブリの出力信号の振幅に応答してオフセット補償器を制御するように適合されている。
−測定ボリューム。このボリュームは、測定中に繊維体を受け入れるように適合されている。
−マスター周波数でAC測定電圧を生成するAC電圧発生器。
−容量性測定アセンブリ:測定アセンブリは、直列に配置された測定キャパシタおよび基準キャパシタを含む。測定キャパシタは、測定ボリュームの対向側面に配置された電極を含む、すなわち、そのキャパシタンスは、測定されるパラメータの関数である。測定アセンブリは、出力信号を生成するための出力を有する。出力は、測定キャパシタと基準キャパシタとの間に位置している。
−出力信号を増幅するための信号増幅器。信号増幅器の入力は、測定アセンブリの出力に直接結合されてもよいし、あるいは、例えば、信号増幅器の入力と測定アセンブリの出力との間にフィルタリングのためのさらなる構成要素があってもよい。
−制御ユニットとオフセット補償器を含むオフセット補償回路:オフセット補償器は、測定キャパシタと基準キャパシタとの間の非対称性を補償するように適合されている。制御ユニットは、測定アセンブリの出力信号の振幅に応答してオフセット補償器を制御するように適合されている。
本発明によれば、オフセット補償ユニットは、少なくとも以下の構成要素を含む。
−AC補償信号を生成する補償波形発生器:補償信号は、電圧発生器の測定電圧と同期している。すなわち、補償信号は周期が同じであるが、測定電圧に対してゼロでない位相オフセットを有してもよい。この補償波形発生器は、補正点(P1)に接続されている。補正点は、測定アセンブリの出力から信号プロセッサの入力への信号経路上の点である。具体的には、補正点は、測定アセンブリの出力に直接、信号増幅器の入力に直接、またはこれら2つの位置の間の信号経路上の任意の点に位置してもよい。
−AC補償信号を生成する補償波形発生器:補償信号は、電圧発生器の測定電圧と同期している。すなわち、補償信号は周期が同じであるが、測定電圧に対してゼロでない位相オフセットを有してもよい。この補償波形発生器は、補正点(P1)に接続されている。補正点は、測定アセンブリの出力から信号プロセッサの入力への信号経路上の点である。具体的には、補正点は、測定アセンブリの出力に直接、信号増幅器の入力に直接、またはこれら2つの位置の間の信号経路上の任意の点に位置してもよい。
これにより、非対称を効率的かつ簡素な方法で補正することができる。すなわち、測定アセンブリからの信号を、例えば、信号増幅器または信号増幅器の後の任意の構成要素の動作範囲に入るようにオフセットすることができる。
有利な実施形態では、補償波形発生器と補正点との間の信号経路に結合キャパシタが配置され、それにより、補償波形発生器を補正点に容量結合する。
有利には、制御ユニットは、非対称性を補償するために補償信号の振幅を変化させるように適合されている。
本発明はまた、センサ装置をオフセット補償するための方法に関する。この方法は、少なくとも以下のステップを含む。
−前記信号増幅器の出力信号の振幅を示すモニター値を測定するステップ。
−補正信号を変化させることにより、このモニター値を低減させるステップ。
−前記信号増幅器の出力信号の振幅を示すモニター値を測定するステップ。
−補正信号を変化させることにより、このモニター値を低減させるステップ。
有利には、上記の第1のステップにおいて、測定ボリュームは、特に、測定ボリューム内に細長体が存在しない状態で一定の負荷で動作する。あるいは、モニター値は、細長体の変化する特性によって引き起こされる典型的な信号の変動よりもはるかに大きいタイムスパンで平均化される。
有利には、上記の第2のステップでは、モニター値がゼロにされる、すなわち、AC電圧発生器の周波数での信号増幅器の出力信号の振幅がゼロに調整される。
本明細書で言及されるすべてのAC信号は、特に明記しない限り、有利にはマスター周波数、すなわち測定電圧の(基本)周波数で測定される。
他の有利な実施形態は、従属請求項および以下の説明に記載されている。
本発明はよりよく理解され、上記のもの以外の目的は、以下のその詳細な説明から明らかになるであろう。このような説明は、以下の添付の図面を参照している。
センサ装置
図1に示すセンサ装置は、測定ヘッド4に接続された制御回路2を含む。
図1に示すセンサ装置は、測定ヘッド4に接続された制御回路2を含む。
測定ヘッド4は、例えば、米国特許第4843879号明細書の図4に示されている装置である。測定ヘッド4は、直列構成の基準キャパシタCrおよび測定キャパシタCmを形成する少なくとも3つの電極6a、6b、6cを含む。
基準キャパシタCrの電極6a、6bは基準ボリューム8の対向側面に配置され、一方で測定キャパシタCmの電極6b、6cは測定ボリューム10の対向側面に配置される。
測定ボリューム10は、糸などの細長い繊維体12を受け入れるために、少なくとも2つの対向側面で開いている。有利には、測定ボリューム10は、3つの側面で閉じられ、3つの側面で開いているスリットを形成する。
基準ボリューム8は閉じていてもよいし、測定ボリューム10と同じ環境に曝されるスリットを形成していてもよい。
測定中、繊維体12は、その長手方向軸(図1の測定アセンブリ4の図面に対して垂直に延在する)に沿って走っている。測定キャパシタCmのキャパシタンスは、測定ボリューム10内の本体8の体積および誘電特性の関数として変化する。
例えば米国特許第4843879号明細書に記載されているように、これにより、測定ボリューム8内の平均断面積または体積などの、本体8のパラメータを決定することができる。
回路設計
図2は、センサ装置で使用される回路の一実施形態を示す。
図2は、センサ装置で使用される回路の一実施形態を示す。
この回路は、クロック信号CLKを生成するデジタルまたはアナログ発振器16を含む。有利には、この信号の基本周波数(以下では「マスター周波数f0」と呼ぶ)は、MHz範囲、限定ではないが、特に1〜100MHz、特に1〜30MHzにある。
クロック信号CLKは、電圧発生器17によって使用され、測定キャパシタCmおよび基準キャパシタCrの直列配置に印加される、マスター周波数f0の交流測定電圧Vmを生成する。
図示した実施形態では、これは、クロック信号CLKを相補型増幅器A1、A2および第1の変圧器T1に供給することによって達成される。他の適切な回路は当業者に既知である。
2つのキャパシタCm、Crの間の点は、測定ヘッド4の出力OUTを形成し、そのAC出力信号を生成する。
キャパシタCmおよびCrのバランスが取れている場合、すなわち、それらのキャパシタンスが等しい場合には、出力信号はゼロに等しくなる。すなわち、出力OUTを流れる電流はゼロになる。
出力OUTからの信号は、信号プロセッサ18に供給される。
その入力において、信号プロセッサ18は、例えば、過電圧から下流の回路を保護する電圧リミッタ20を含む。
次に、出力信号は、第1のフィルタ素子R1およびL1ならびにフィードバック素子R3、C3を有する信号増幅器A3を通過することができる。
信号増幅器A3の出力は、当業者に既知であるように、マスター周波数f0で信号を選択的に増幅するロックイン増幅器22に供給される。
ロックイン増幅器の様々な設計は当業者に既知である。ここに示すものは、電圧増幅変圧器T2と、クロック信号CLKによって制御される2つの電子制御スイッチS1、S2と、を使用している。
出力信号24は、モニター値Mを生成するためのローパスフィルタ25を通過し、その後に、アナログ−デジタル変換器26および制御ユニット28に至る。
制御ユニット28は、データおよびプログラム命令を格納するメモリ回路を備えたマイクロプロセッサであってもよい。制御ユニット28は、センサ装置のオフセット補正ステップを実行するようにプログラムされている。
制御ユニット28は、オフセット補償器32に供給される第1の制御電圧Uc1を生成するためのデジタル−アナログ変換器30に接続されている。
制御ユニット28およびオフセット補償器32は、信号増幅器A3とロックイン増幅器22を、高い信号増幅を可能にしつつ許容動作範囲内に保つために、測定アセンブリ4の過剰な非対称性を補償するために使用されるオフセット補償回路34のコア部分を形成する。
図2の実施形態では、オフセット補償器32は、クロック信号CLKによって制御される電子制御スイッチS3を含む。スイッチS3は補償波形発生器を形成する。その出力において、オフセット補償器32は第2の制御電圧Uc2を生成し、その値は固定基準電圧Vrefと第1の制御電圧Uc1との間で振動する。
第2の制御電圧Uc2は、直列に接続された抵抗器R4および結合キャパシタCcを介して補正点P1に供給される。
補正点P1は、測定ヘッド4の出力OUTから信号増幅器A3の入力までの信号経路にある。
結合キャパシタCcは、電圧Uc2を電流i2に変換する。電流i2は、有利には、非対称の容量性測定アセンブリ4の電流i1と同様の形状を有する。D/Aを適切に設定すると、電流i2は同一振幅で符号が逆になる(i1=−i2)。抵抗R4を追加して電流i2をわずかに遅延させ、同一位相の電流i1およびi2を実現することができる。
補償キャパシタCcから来る電流i2は、以下では「補償信号」と呼ばれる。信号増幅器A3の出力の信号は、この補償信号i2と、測定ヘッド4の出力OUTから信号増幅器A3の入力までの信号経路の電流i1の和に比例する。
オフセット補償
図3は、時間の関数として、クロック信号CLK、信号電流i1、第2の制御電圧Uc2、および補償信号i2を示す。
図3は、時間の関数として、クロック信号CLK、信号電流i1、第2の制御電圧Uc2、および補償信号i2を示す。
結合キャパシタCcおよび抵抗器R4の値は、有利には、電流i1および補償信号i2が、マスター周波数f0で、実質的に0°または180°(例えば、+/−45°以内)の位相シフトを有するように選択される。
したがって、キャパシタCcと抵抗器R4の直列配置の時定数τ=Cc・R4は、有利には0〜0.4/f0であり、すなわち、所望の位相シフトに応じて、Cc・R4/f0は0〜0.4とするべきである。
信号増幅器A3は、信号i1とi2の和を増幅する。したがって、マスター周波数f0での信号電流i1の振幅の非ゼロ値をもたらす測定ヘッド4の非対称性は、補償信号i2を適切に増加または減少させることによって補償することができる。
前述のように、オフセット補償回路34は、キャパシタンスCmおよびCrの非対称性の影響を十分に小さく保つように設計されているため、信号増幅器A3および後続の任意の構成要素、例えばロックイン増幅器22は、それらの動作範囲内に留まる。
この目的のために、補償回路34は、処理ユニット18の出力Mにおける電圧値を測定し、その値はマスター周波数f0における信号増幅器A3の出力電圧の振幅に比例する。
モニター値Mが大きすぎる場合(信号増幅器A3またはロックイン増幅器22の出力振幅がそれらの許容範囲に近いことを示す)には、制御ユニット28が第1の制御電圧Uc1を変化させて、第2の制御電圧Uc2の振幅、したがって補償信号i2の振幅を変化させる。信号電流i1と補償信号i2の相互符号に応じて、これはモニター値Mの増加または減少をもたらすことができる。
制御ユニット28は、第1の制御電圧Uc1の所与の変化がモニター値Mの増加をもたらすことを検出すると、Uc1を反対方向に変化させる。
したがって、制御電圧Uc1を適切に変化させることにより、制御ユニット28はモニター値Mを減少させることができる。
有利には、モニター値Mがゼロになる、すなわち、モニター値Mは、マスター周波数f0における信号増幅器A3の出力電圧の振幅がゼロであることを示す値に変化する。
注記
上記実施形態では、結合キャパシタCcは、抵抗R4よりも補正点P1の近くに配置されている。しかしながら、当業者には明らかであるように、これらの構成要素の順序は入れ替えられてもよい。
上記実施形態では、結合キャパシタCcは、抵抗R4よりも補正点P1の近くに配置されている。しかしながら、当業者には明らかであるように、これらの構成要素の順序は入れ替えられてもよい。
さらに、第2の制御電圧Uc2が他の手段によって適切に位相シフトされる場合、または電流i1とi2との間に有意な位相シフトがない場合には、抵抗器R4は省略されてもよい。
図2および図3の実施形態では、第2の制御電圧Uc2は振幅変調され、振幅は、Vrefと第1の制御電圧Uc1との差によって与えられる。
一般に、補償信号、すなわち電流i2は、有利には測定信号i1と逆である。これは、適切にシフトされたクロック信号で補償回路34を動作させることによって、および/または補償信号に位相シフトを誘発することによって、達成することができる。
パルス発生器は、固定電圧の信号を生成してもよく、その場合、この信号は、例えば、電子可変抵抗器および/または電子可変キャパシタを使用することにより、R4および/またはCcを変化させることで変化することに留意されたい。
補償回路34はまた、例えば、正弦波電流または他の波形を生成するように設計することができる。
図4は、クロック信号が正弦信号であり、電流i1およびi2も正弦信号であると仮定した場合の実施形態を示す。
本発明の現時点で好ましい実施形態が示され、説明されているが、本発明はそれに限定されず、以下の特許請求の範囲内で様々に具体化および実施され得ることが明確に理解されるべきである。
Claims (7)
- 細長い繊維体の、特に糸の、少なくとも1つのパラメータを測定するための容量性センサ装置であって、前記センサ装置は、
前記繊維体を受け入れるための測定ボリューム(8)と、
マスター周波数(f0)でAC測定電圧(Vm)を生成するAC電圧発生器(17)と、
直列に配置された測定キャパシタ(Cm)と基準キャパシタ(Cr)とを含む容量性測定アセンブリ(4)であって、前記測定キャパシタ(Cm)は、前記測定ボリューム(8)の対向側面に配置された電極(6b、6c)を含み、前記測定アセンブリ(4)は、出力信号を生成する出力(OUT)を有し、前記出力は、前記測定キャパシタ(Cm)と前記基準キャパシタ(Cr)との間に配置される、容量性測定アセンブリ(4)と、
前記出力信号を増幅するための信号増幅器(A3)と、
制御ユニット(28)およびオフセット補償器(32)を含むオフセット補償回路(34)であって、前記オフセット補償器(32)は、前記測定キャパシタ(Cm)と前記基準キャパシタ(Cr)との間の非対称性を補償するように適合され、前記制御ユニット(28)は、前記出力信号の振幅に応答して前記オフセット補償器(32)を制御するように適合される、オフセット補償回路(34)と、を含む、センサ装置において、
前記オフセット補償器(32)は、
前記測定電圧(Vm)と同期してAC補償信号(i2)を生成する補償波形発生器(S3)を含み、
前記補償波形発生器(S3)は、前記測定アセンブリ(4)の前記出力(OUT)から前記信号増幅器(A3)の入力への信号経路に沿って配置された補正点(P1)に接続される、ことを特徴とする、センサ装置。 - 前記補償波形発生器(S3)と前記補正点(P1)との間に結合キャパシタ(Cc)をさらに含む、請求項1に記載のセンサ装置。
- 前記結合キャパシタ(Cc)と直列に配置された抵抗器(R4)をさらに含む、請求項2に記載のセンサ装置。
- 前記結合キャパシタ(Cc)のキャパシタンスCc、前記抵抗器(R4)の抵抗R4、および前記マスター周波数f0は、0<Cc・R4/f0<0.4を満たす、請求項2に記載のセンサ装置。
- 前記制御ユニット(28)は、前記非対称性を補償するために前記補償信号(i2)の振幅を変化させるように適合される、請求項1〜4のいずれか一項に記載のセンサ装置。
- 請求項1から5のいずれか一項に記載のセンサ装置をオフセット補償するための方法であって、
前記信号増幅器(A3)の出力信号の振幅を示すモニター値(M)を測定するステップと、
前記補償信号(i2)を変化させることにより前記モニター値(M)を減少させるステップと、を含む方法。 - 前記モニター値(M)は、前記補償信号(i2)を変化させることによってゼロにされる、請求項6に記載の方法。
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