JP2020201990A - プログラム、端末装置、及び決済方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】端末装置と情報端末とを連携させて決済を行う決済システムにおいて、複数の近距離無線通信を用いて決済に係る処理を行うことができるプログラムを提供する。【解決手段】プログラムは、決済端末および情報端末と近距離無線通信を行う、複数の通信部を備える端末装置を、前記複数の通信部のうち、第1の通信部で前記情報端末との通信を制御する通信制御手段と、前記複数の通信部のうち、前記決済端末との通信に用いる第2の通信部を決定する決定手段と、前記決定手段で決定された前記第2の通信部によって前記決済端末と通信して、決済情報を取得する取得手段と、前記第1の通信部を用いて、前記取得した決済情報を前記情報端末に送信する送信手段と、として機能させる。【選択図】図7

Description

本発明は、プログラム、端末装置、及び決済方法に関する。
POS(Point of sales)端末での決済情報を、ユーザの情報端末の通信機能を利用して、決済サーバに送信することで、オフラインPOS端末によるオンライン決済を実現する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、携帯端末と、携帯端末からの要求に応じてワンタイムパスワードを生成して携帯端末に送信する腕時計とを連携させて、所定のサービスを利用できるようにするサービス提供システムが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2013−140453号公報 特開2002−149600号公報
特許文献2に開示された技術では、ユーザは、精算装置から精算情報を取得するために、例えば、スマートフォン等の携帯端末(情報端末)を精算装置(決済端末)に近づける等の操作が必要である。しかし、例えば、ユーザが、ウェアラブル端末と、ウェアラブル端末と連携する情報端末とを用いて商品やサービス等の費用を決済する場合、情報端末への操作によらずに、ウェアラブル端末への操作により決済を実行できることが、利便性の面で望ましい。
また、ウェアラブル端末による決済操作を実現するために、ウェアラブル端末が、POS端末等の決済端末から、近距離無線通信により決済情報を受信する場合、決済端末と情報端末とで利用可能な近距離無線の通信方式が異なる場合がある。従って、ウェアラブル端末による決済操作を実現する場合、ウェアラブル端末は、複数の近距離無線通信を用いて決済に係る処理を行えることが望ましい。
本発明の一実施形態は、上記の点に鑑みてなされたものであり、端末装置(ウェアラブル端末等)と情報端末とを連携させて決済を行う決済システムにおいて、複数の近距離無線通信を用いて決済に係る処理を行うことができるプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一実施形態に係るプログラムは、決済端末および情報端末と近距離無線通信を行う、複数の通信部を備える端末装置を、前記複数の通信部のうち、第1の通信部で前記情報端末との通信を制御する通信制御手段と、前記複数の通信部のうち、前記決済端末との通信に用いる第2の通信部を決定する決定手段と、前記決定手段で決定された前記第2の通信部によって前記決済端末と通信して、決済情報を取得する取得手段と、前記第1の通信部を用いて、前記取得した決済情報を前記情報端末に送信する送信手段と、として機能させる。
本発明の一実施形態によれば、端末装置と情報端末とを連携させて決済を行う決済システムにおいて、複数の近距離無線通信を用いて決済に係る処理を行うことができるプログラムを提供することができる。
第1の実施形態に係る決済システムの一例の構成図である。 第1の実施形態に係る決済システムの処理の概要を説明するための図である。 第1の実施形態に係る情報端末の一例のハードウェア構成図である。 第1の実施形態に係る決済サーバ装置の一例のハードウェア構成図である。 第1の実施形態に係る決済端末の一例のハードウェア構成図である。 第1の実施形態に係るウェアラブル端末の一例のハードウェア構成図である。 第1の実施形態に係る決済システムの一例の機能ブロック図である。 店取引テーブルの一例の構成図である。 ユーザ情報テーブルの一例の構成図である。 第1の実施形態に係る決済の流れの一例を示すシーケンス図である。 ウェアラブル端末に表示される画面の一例のイメージ図である。 決済端末に表示される画面の一例のイメージ図である。 第1の実施形態に係る決済の流れの別の一例を示すシーケンス図である。 ウェアラブル端末に表示される画面の別の一例のイメージ図である。 第2の実施形態に係る決済システムの一例の機能ブロック図である。 第2の実施形態に係る決済の流れの一例を示すシーケンス図である。 第3の実施形態に係る決済システムの一例の機能ブロック図である。 第3の実施形態に係る決済の流れの一例を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
<システム構成>
図1は、本実施形態に係る決済システムの一例の構成図である。図1に示される決済システム1は、情報端末10、決済サーバ装置20、決済端末30、及びウェアラブル端末40を有する。
ここで、決済システム1において、情報端末10、決済サーバ装置20、及び決済端末30はインターネット等の広域的なネットワークNを介して通信可能に接続されている。また、情報端末10とウェアラブル端末40とは、例えば、BLE(Bluetooth Low Energy)等の第2の近距離無線通信を介して通信可能に接続されている。さらに、決済端末30とウェアラブル端末40とは、第2の近距離無線通信と異なる第1の近距離無線通信により通信可能であるものとする。
情報端末10は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、ノートPC等の情報処理装置である。情報端末10には、例えば、ウェアラブル端末40の第1アプリケーションと連携して、ユーザが購入した商品又は提供されたサービスに対する支払(決済)を処理する第2アプリケーション100が搭載(インストール)されている。例えば、情報端末10は、ウェアラブル端末40から受信した、決済端末30による決済要求に応じて、決済サーバ装置20に決済を要求し、その決済の結果をウェアラブル端末40に通知する。
決済サーバ装置20は、例えば、1つ以上の情報処理装置を含むシステムである。決済サーバ装置20は、決済管理プログラム200が搭載されており、情報端末10から受信した、決済端末30による決済要求に応じて決済処理を行う。
決済端末30は、例えば、商品を販売又はサービスを提供等する店舗等に設置されるPOS(Point Of Sales)レジスタ等のPOS端末である。決済端末30は、決済端末プログラム300が搭載されており、ウェアラブル端末40及び情報端末10を介して決済サーバ装置20に決済要求を行うことができる。
なお、決済端末30は、店舗等に設置されるレジスタ等のPOS端末に限られず、決済端末プログラム300が搭載されたスマートフォンやタブレット端末、ノートPC等であってもよい。すなわち、決済端末30としては、決済端末プログラム300が搭載され、かつ、ウェアラブル端末40と、第1の近距離無線通信が可能な種々の電子機器を用いることができる。
ウェアラブル端末40は、例えば、腕時計型の情報端末であるスマートウォッチや、メガネ型の情報端末であるスマートグラス等、ユーザが身につけて使うことを想定した、ユーザが装着可能な情報機器である。ウェアラブル端末40には、例えば、情報端末10の第2アプリケーションと連携して、ユーザが購入した商品又は提供されたサービスに対する支払(決済)を処理する第1アプリケーション400が搭載(インストール)されている。
ウェアラブル端末40は、第1の近距離無線通信により、決済端末30から金額情報を含む決済要求を受信すると、決済要求に対応する確認画面を表示してユーザに決済の確認を促す。また、ウェアラブル端末40は、ユーザによる承認を示す情報の入力を受け付けると、第1の近距離無線通信とは異なる第2近距離無線通信により、決済要求を情報端末10に送信する。
なお、ウェアラブル端末40は端末装置の一例である。本発明に係る端末装置は、必ずしも、ユーザの体に装着されない情報機器等であっても良い。
<処理の概要>
次に、本実施形態に係る決済システム1の処理の概要について説明する。ここでは、ユーザが店舗で購入した商品等の決済を、ウェアラブル端末40、及び情報端末10を用いて行う場合について説明する。
図2は、本実施形態に係る決済システムの処理の概要を説明するための図である。
ステップS1)まず、店舗の店員は商品の金額を決済端末30に入力する。決済端末30は、入力された金額情報を受け付けると(ステップS1−1)、入力された金額情報を含む決済要求を、第1の近距離無線通信によりウェアラブル端末40に送信する。第1の近距離無線通信により決済情報を受信したウェアラブル端末40は、受信した決済情報に対する決済を行うか否かを示す情報を入力する確認画面を表示し(ステップS1−3)、ユーザに確認を促す。また、ウェアラブル端末40は、ユーザによる確認(承認)を示す操作(入力)を受け付けると(ステップS1−4)、第1の近距離無線通信とは異なる第2の近距離無線通信により、決済端末30から受信した決済情報を情報端末10に送信する(S1−5)。第2の近距離無線通信により、ウェアラブル端末40から決済情報を受信した情報端末10は、受信した決済情報の決済を、ネットワークNを介して、決済サーバ装置20に要求する(ステップS1−6)。
ステップS2)決済サーバ装置20は、決済情報を受信すると、所定の決済処理を行う(ステップS2−1)。そして、決済結果を、情報端末10と決済端末30に送信する(ステップS2−2、ステップS3−3)。決済サーバ装置20から決済結果を受信した情報端末10は、受信した決済結果をウェアラブル端末40に通知する。
以上のように、本実施形態に係る決済システム1では、ウェアラブル端末40と情報端末10が連携して、決済端末30からの決済情報を決済サーバ装置20に転送する。また、決済の確認をウェアラブル端末40で行うので、ユーザは、決済時に情報端末10をバッグや、上着等にいれたままで決済の確認を行うことができる。また、本実施形態に係るウェアラブル端末40は、決済端末30から決済情報を受信する第1の近距離無線通信とは異なる第2の近距離無線通信を用いて、決済情報を情報端末10に送信することができる。これにより、ウェアラブル端末40は、状況に応じた適切な近距離無線通信を用いて、決済端末30から決済情報を受け付けることができるようになる。
<ハードウェア構成>
次に、本実施形態に係る決済システム1に含まれる情報端末10、決済サーバ装置20、決済端末30、及びウェアラブル端末40のハードウェア構成について説明する。
≪情報端末≫
図3は、本実施形態に係る情報端末の一例のハードウェア構成図である。情報端末10は、一般的なコンピュータの構成を有しており、例えば、入力装置11、表示装置12、外部I/F13、RAM(Random Access Memory)14、ROM(Read Only Memory)15、CPU(Central Processing Unit)16、記憶装置17、通信I/F18、及び近距離無線通信装置19等を備える。これらの各ハードウェアは、それぞれがバスB1で接続されている。
入力装置11は、タッチパネル、ボタン、キーボード等であり、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置12は、ディスプレイ等であり、情報端末10による処理結果を表示する。
外部I/F13は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体13a等がある。これにより、情報端末10は外部I/F13を介して記録媒体13aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体13aには例えば各種のメモリカード等がある。
RAM14は、プログラムやデータを記憶する揮発性の半導体メモリである。ROM15は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。ROM15には、例えば、情報端末10のOS(Operating System)の設定、ネットワークの設定等の各種の情報や、起動用のプログラム等が格納されている。
CPU16は、ROM15や記憶装置17等からプログラムやデータをRAM14上に読み出し、処理を実行することで、情報端末10全体の制御や機能を実現する演算装置である。
記憶装置17は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュROM等のストレージ部である。記憶装置17は、例えば、情報端末10全体を制御する基本ソフトウェアであるOSや、OS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェア(例えば、第2アプリケーション100)等を記憶する。
通信I/F18は、情報端末10をネットワークNに接続するインタフェースである。これにより、情報端末10は通信I/F18を介して決済サーバ装置20とデータ通信を行うことができる。
近距離無線通信装置19は、例えばBLEチップ等であり、ウェアラブル端末40と、BLE等の近距離無線通信を行う。
≪決済サーバ装置≫
図4は、本実施形態に係る決済サーバ装置の一例のハードウェア構成図である。決済サーバ装置20は、一般的なコンピュータの構成を有しており、例えば、入力装置21、表示装置22、外部I/F23と、RAM24と、ROM25とを備える。また、決済サーバ装置20は、CPU26、記憶装置27、通信I/F28等を備える。これらの各ハードウェアは、それぞれがバスB2で接続されている。
入力装置21は、キーボードやマウス等であり、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置22は、ディスプレイ等であり、決済サーバ装置20による処理結果を表示する。なお、入力装置21及び表示装置22は必要なときに接続して利用する形態であってもよい。
外部I/F23は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体23a等がある。これにより、決済サーバ装置20は外部I/F23を介して記録媒体23aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体23aには例えば、各種の光学ディスクや、各種のメモリカード等がある。
RAM24は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。ROM25は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。ROM25には、例えば、決済サーバ装置20のOSの設定、ネットワークの設定等の各種の情報や、起動用のプログラム等が格納されている。
CPU26は、ROM25や記憶装置27等からプログラムやデータをRAM24上に読み出し、処理を実行することで、決済サーバ装置20全体の制御や機能を実現する演算装置である。
記憶装置27は、例えば、HDD、SSD、フラッシュROM等のストレージ部である。記憶装置17は、例えば、情報端末10全体を制御する基本ソフトウェアであるOSや、OS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェア(例えば、決済管理プログラム200)等を記憶する。
通信I/F28は、決済サーバ装置20をネットワークNに接続するインタフェースである。これにより、決済サーバ装置20は通信I/F28を介して情報端末10や、決済端末30等とデータ通信を行うことができる。
≪決済端末≫
図5は、本実施形態に係る決済端末の一例のハードウェア構成図である。決済端末30は、一般的なコンピュータの構成を有しており、例えば、入力装置31、表示装置32、RAM33、及びROM34、CPU35、記憶装置36、通信I/F37、近距離無線通信装置38、及び音声出力部39等を備える。また、決済端末30は、音声取得部30aをさらに有していても良い。これらの各ハードウェアは、それぞれがバスB3で接続されている。
入力装置31は、タッチパネル、ボタン、キーボード等であり、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置32は、ディスプレイ等であり、決済端末30による処理結果を表示する。
RAM33は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。ROM34は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。ROM34には、例えば、決済端末30のOSの設定、ネットワークの設定等の各種の情報や、起動用のプログラム等が格納されている。
CPU35は、ROM34や記憶装置36等からプログラムやデータをRAM33上に読み出し、処理を実行することで、決済端末30全体の制御や機能を実現する演算装置である。
記憶装置36は、例えば、HDD、SSD、フラッシュROM等のストレージ部である。記憶装置36は、例えば、決済端末30全体を制御する基本ソフトウェアであるOSや、OS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェア(例えば、決済端末プログラム300)等を記憶する。
通信I/F37は、決済端末30をネットワークNに接続するインタフェースである。これにより、決済端末30は通信I/F28を介して決済サーバ装置20等とデータ通信を行うことができる。
近距離無線通信装置37は、例えば、NFC(Near Field Communication)、音波、超音波等による第1の近距離無線通信により、ウェアラブル端末40等通信を行う。
音声出力部39は、音声データに基づいて音声を出力する装置であり、例えば、スピーカ等が含まれる。
音声取得部30aは、音声を取得して、取得した音声を所定の音声信号、音声データ等に変換して出力する装置であり、例えば、マイク等が含まれる。
≪ウェアラブル端末≫
図6は、本実施形態に係るウェアラブル端末の一例のハードウェア構成図である。ウェアラブル端末40は、一般的なコンピュータの構成を有しており、例えば、入力装置41、表示装置42、RAM43、ROM44、CPU45、記憶装置46、第1近距離無線通信装置47、第2近距離無線通信装置48、及び音声取得部49等を備える。また、ウェアラブル端末40は、音声出力部50、及びカメラ部51等を有していても良い。また、これらの各ハードウェアは、それぞれがバスB4で接続されている。
入力装置41は、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる入力部であり、例えば、タッチパネル、ボタン、キーボード、ダイヤル等の操作部や、後述する音声取得部49で取得した音声等による操作指示等を受け付ける。表示装置42は、ディスプレイ等であり、ウェアラブル端末40による処理結果等を表示する。
RAM43は、プログラムやデータを記憶する揮発性の半導体メモリである。ROM44は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。ROM44には、例えば、ウェアラブル端末40の各種の設定情報や、プログラム等が格納されている。
CPU45は、ROM44や記憶装置46等からプログラムやデータをRAM43上に読み出し、処理を実行することで、ウェアラブル端末40全体の制御や機能を実現する演算装置である。
記憶装置46は、フラッシュROM等のストレージ部である。記憶装置46は、例えば、ウェアラブル端末40全体を制御する基本ソフトウェアであるOSや、OS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェア(例えば、第1アプリケーション400)等を記憶する。
第2近距離無線通信装置48は、例えばBLEチップ等を含み、例えば、BLE等による第2の近距離無線通信により、情報端末10等と通信する。
第1近距離無線通信装置47は、第2の近距離無線通信とは異なる、例えば、NFC(Near Field Communication)、音波、超音波等による第2の近距離無線通信により、決済端末30等と通信する。
音声取得部49は、音声を取得して、取得した音声を所定の音声信号、音声データ等に変換して出力する装置であり、例えば、マイク等が含まれる。
音声出力部50は、音声データに基づいて音声を出力する装置であり、例えば、スピーカ等が含まれる。
カメラ部51は、周囲の画像を撮像して、撮像された画像を所定の画像データとして出力する。
本実施形態に係る情報端末10、決済サーバ装置20、決済端末30、及びウェアラブル端末40は、上記のハードウェア構成により、後述する各種処理を実現する。
<機能構成>
次に、本実施形態に係る決済システム1の機能構成について説明する。
図7は、本実施形態に係る決済システムの一例の機能ブロック図である。
≪決済端末≫
決済端末30の決済端末プログラム300は、例えば、店ID301、ID送信部302、及び決済受付部303を有する。
店ID301は、例えば記憶装置36等に格納され、決済システム1において店(店舗)を一意に識別するための識別情報である。
ID送信部302は、第1の近距離無線通信701により、例えば、店ID301を含む信号を送信する。これにより、決済端末30の周囲のウェアラブル端末40に、第1の近距離無線通信701による決済が可能であることを通知することができる。
なお、ID送信部302による処理は好適な一例であり、決済端末プログラム300は、必ずしも、ID送信部302を有していなくても良い。
決済受付部303は、例えば、店舗の店員等による商品又はサービスの金額を示す金額情報の入力を受け付ける。また、決済受付部303は、受け付けた金額情報と、店ID301とを含む決済情報を、第1の近距離無線通信701を用いて送信する。
好ましくは、決済受付部303は、決済情報と共に、決済の概要(例えば、店舗名、決済金額等)を示す文字列を送信する。これにより、ウェアラブル端末40は、決済情報の復号化等によらずに、決済の概要を表示することができるようになる。
≪ウェアラブル端末≫
ウェアラブル端末40は、第1の近距離無線通信701を行う第1通信部410、第1の近距離無線通信701とは異なる第2の近距離無線通信702を行う第2通信部420、及び第1アプリケーション400を有する。
第1アプリケーション400は、情報端末10の第2アプリケーション100と、第2の近距離無線通信702を介して連携して、決済処理を行うアプリケーションである。第1アプリケーション400は、例えば、取得手段決定部401、情報取得部402、決済確認部403、及び情報送信部404を含む。
取得手段決定部401は、決済端末30から決済情報を取得する手段(第1の近距離無線通信)を決定する。好ましくは、取得手段決定部401は、決済情報を取得する手段に応じた表示画面を表示装置42に表示させる。
例えば、ウェアラブル端末40は、BLE、NFC、及び音波の3つの手段による近距離無線通信が可能であるものとする。また、ウェアラブル端末40の第1アプリケーション400は、BLEによる第2の近距離無線通信702により、情報端末10の第2アプリケーションと連携して所定の処理(例えば決済処理)を行うものとする。
このような場合、BLEは、第2のアプリケーションとの通信に用いられるため、取得手段決定部401は、BLEとは異なるNFC、又は音波による近距離無線通信を、決済端末30から決済情報を取得する第1の近距離無線通信手段として決定することが望ましい。
また、第1の近距離無線通信手段として、NFCと音波による近距離無線通信が利用可能な場合、ウェアラブル端末40を決済端末30の読取部に所定の距離(例えば10cm以内)まで近づけるのは煩わしい場合がある。従って、このような場合、取得手段決定部401は、音波による近距離無線通信を、決済端末30から決済情報を取得する第1の近距離無線通信手段として決定するものであっても良い。
また、別の例として、例えば、OSや、ウェアラブル端末40等の制限により、第1アプリケーションが利用可能な近距離無線通信が制限される場合も考えられる。このような場合、取得手段決定部401は、第1アプリケーションが利用可能な近距離無線通信を、決済端末30から決済情報を取得する第1の近距離無線通信手段として決定するものであっても良い。
なお、上記の取得手段決定部401による処理は一例である。また、第1アプリケーション400は、必ずしも、取得手段決定部401を有していなくても良い。この場合、第1アプリケーション400は、例えば、第1の近距離無線通信701は、音波による近距離無線通信であること、及び第2の近距離無線通信702は、BLEによる近距離無線通信であること等を予め定めておけば良い。
情報取得部402は、第1通信部410が取得した信号から決済情報や、文字列等を取得する。例えば、第1の近距離無線通信701が、音波による近距離無線通信である場合、情報取得部402は、第1通信部410が取得した音波に含まれる決済情報や、文字列等を抽出する。
決済確認部403は、ユーザに対して決済を行うか否かの確認操作を促すための決済の確認画面を、表示装置42に表示させる。
情報送信部404は、決済確認部403が、ユーザによる決済を行うことを示す情報の入力を受け付けた場合、情報取得部402が取得した決済情報を、第2通信部420による第2の近距離無線通信702を用いて、情報端末10に送信する。
なお、上記の取得手段決定部401、情報取得部402、決済確認部403、及び情報送信部404は、例えば、図6のCPU45が、第1アプリケーション400を実行することにより実現される。
第1通信部410は、決済端末30と第1の近距離無線通信701を行う手段であり、例えば、図6の第1近距離無線通信装置47、及び図6のCPU45で動作するプログラム等によって実現される。
なお、本実施形態では、ウェアラブル端末40は、音波による近距離無線通信が可能であることを想定している。この場合、第1通信部410は、例えば、図6の第1近距離無線通信装置47、音声取得部49、及び図6のCPU45で動作するプログラム等によって実現される。さらに、双方向で音波による近距離無線通信を行う場合、第1通信部410には、例えば、図6の音声出力部50等も含まれる。
なお、本実施形態では、具体的な音波によるデータ転送方法について、特に限定しないが、例えば、所定の周波数の音波に、FSK(Frequency Shift Keying)や、PSK(Phase Shift Keying)等の公知のデジタル変調を用いて、情報を伝送することができる。また、所定の周波数として、例えば、音声取得部49が取得可能な周波数帯域(例えば、20Hz〜22kHz)のうち、17kHz以上の領域は、一般的な人にはほとんど聞こえないので、決済情報の送信に好適に用いることができる。
なお、本実施形態に係る「音波」には、人の可聴帯域内(例えば、20Hz〜20kHz)の音波、及び人の可聴帯域外(例えば、20kHz〜)の超音波が含まれる。
なお、ここでは、第1通信部410による第1の近距離無線通信701として、音波、及びNFCを例にあげて説明するが、音波、及びNFCによる近距離無線通信は、あくまで一例である。第1の近距離無線通信701は、例えば、Bluetooth(登録商標)、BLE、RFID、IrDA、ZigBee(登録商標)等であっても良い。
第2通信部420は、情報端末10と第2の近距離無線通信702を行う手段であり、例えば、図6の第2近距離無線通信装置48、及び図6のCPU45で動作するプログラム等によって実現される。
なお、ここでは、第2通信部420による第2の近距離無線通信702として、BLEを例にあげて説明するが、BLE近距離無線通信は、あくまで一例である。第2の近距離無線通信702は、例えば、Bluetooth、RFID、IrDA、ZigBee等であっても良い。
≪情報端末≫
情報端末10の第2アプリケーション100は、例えば、ユーザID101と、決済要求部102とを有する。
ユーザID101は、例えば記憶装置17等に格納され、決済システム1においてユーザ、ユーザのアカウント、又は情報端末10等を一意に識別するための情報である。
決済要求部102は、ウェアラブル端末40の第1アプリケーション400から、第2の近距離無線通信702を介して決済情報を受信すると、受信した決済情報と、ユーザID101とを含む決済要求を決済サーバ装置20に送信する。なお、決済要求部102は、例えば、図3のCPU16が、第2アプリケーション100を実行することにより実現される。
≪決済サーバ装置≫
決済サーバ装置20の決済管理プログラム200は、決済処理部201を有する。また、決済サーバ装置20は、店取引DB210、及びユーザ情報DB220を有する。
決済処理部201は、例えば、図4のCPU26等が決済管理プログラム200を実行することにより実現され、店取引DB210及びユーザ情報DB220を更新して、決済処理を行う。
店取引DB210は、例えば記憶装置27又は決済サーバ装置20とネットワークNを介して接続された記憶装置により実現され、店取引テーブル210Dを格納する。店取引テーブル210Dの詳細については後述する。
ユーザ情報DB220は、例えば記憶装置27又は決済サーバ装置20とネットワークNを介して接続された記憶装置により実現され、ユーザ情報テーブル220Dを格納する。ユーザ情報テーブル220Dの詳細については後述する。
≪店取引テーブル≫
図8は、店取引テーブルの一例の構成図である。店取引DB210に格納されている店取引テーブル210Dは、例えば図8に示すようなデータ構成を有している。
店取引テーブル210Dは、店ID毎の取引情報が格納されており、各取引情報は、取引ID、取引日、決済金額、ユーザID等のデータ項目を有する。取引IDは、取引情報を一意に識別する情報である。取引日は、商品等の取引が行われた日付である。決済金額は、取引が行われた商品等の金額(取引金額)である。ユーザIDは、決済を行ったユーザのユーザIDである。このように、店取引テーブル210Dには、店舗毎に、情報端末10を用いて決済された取引に関する情報が記録されている。例えば、店ID「S001」の取引ID「TR001」の取引情報は、取引日「2014/12/01」に、ユーザID「U001」のユーザにより「9,000円」の決済がされたことを示している。
≪ユーザ情報テーブル≫
図9は、ユーザ情報テーブルの一例の構成図である。ユーザ情報DB220に格納されているユーザ情報テーブル220Dは、例えば図9に示すようなデータ構成を有している。
ユーザ情報テーブル220Dは、ユーザID毎の取引情報と、電子バリューの残高情報又はクレジットカード情報が格納されている。ここで、電子バリューとは、電子マネーにおける金額情報のことであり、商品の購入等により減少する一方、電子マネーの入金等により増加させることができる。また、クレジットカード情報は、ユーザが決済に用いるクレジットカードの番号等である。
各取引情報は、取引ID、取引日、決済金額、店ID等のデータ項目を有する。取引ID、取引日、決済金額は、上記で説明した通りである。店IDは、取引が行われた店舗の店IDである。例えば、図9の電子バリューの取引情報は、ユーザID「U001」の取引ID「TR001」、「TR003」、・・・の決済を行った結果、ユーザID「U001」のユーザの電子バリューの残高は「4,000円」であることを示している。なお、図9では、ユーザが電子バリューで決済した取引情報と、クレジットカードで決済した取引情報とが同一のテーブルに記録されているが、異なるテーブルに記録されていてもよい。
<処理の詳細>
次に、本実施形態に係る決済システム1の処理の詳細について説明する。ここでは、ユーザが、店舗等で商品を購入し、ウェアラブル端末40及び情報端末10を用いて、電子バリューにより決済する場合について説明する。
また、ここでは、決済端末30とウェアラブル端末40との間で行われる第1の近距離通信として、前述した超音波による近距離無線通信が用いられる場合の例について説明する。また、ウェアラブル端末40と情報端末10との間で行われる第2の近距離無線通信は、BLEであるものとして説明を行う。ただし、これはあくまで一例であり、本発明の範囲を限定するものではない。例えば、第1、第2の近距離無線通信は、例えば、NFC、IrDA(Infrared Data Association)、RFID(Radio Frequency IDentification)等の近距離無線通信を用いても良い。
図10は、第1の実施形態に係る決済の流れの一例を示すシーケンス図である。
ステップS1001において、例えば、ユーザがウェアラブル端末40の第1アプリケーションを起動させる。これにより、ステップS1002において、起動した第1アプリケーションは、BLE(第2の近距離無線通信)により、情報端末10の第2アプリケーションとの間で通信が行えるようになる。
なお、ウェアラブル端末40と情報端末10との間のBLE通信(第2の近距離無線通信)は、ステップS1001で第1アプリケーションを起動させる前に、事前にペアリングを完了させておくことで通信可能にしておくものであっても良い。
ステップS1003において、決済端末30は、超音波による近距離無線通信(第1の近距離無線)により、店ID301を送信しているものとする。
ステップS1004において、ウェアラブル端末40の取得手段決定部401は、所定の超音波(例えば、店ID301を含む超音波)を検知すると、超音波による第1の近距離無線通信を、決済情報の取得手段に決定する。
ステップS1005において、取得手段決定部401は、例えば、図11(a)に示すような、決済可能であることを示す情報を図6の表示装置42に表示させる。図11(a)の例では、画面の所定の位置(例えば、画面上部)に、店ID「S001」の店舗と取引が可能であることを示すメッセージ1001が表示されている。
ステップS1006において、店舗の店員等は、決済端末30の入力装置31等を介して、ユーザが購入を所望する商品等の金額(決済金額)(ここでは、「9,000」とする)を入力する。例えば、図12(a)に示すように、決済金額入力画面2000において決済金額を入力し、OKボタンを押下する。これにより、決済端末30の決済受付部303は、決済金額の入力を受け付ける。
ステップS1007において、決済受付部303は、入力された決済金額、及び店ID301を含む決済情報を、超音波による近距離無線通信(第1の近距離無線通信)により送信する。
好ましくは、このとき、決済受付部303は、決済情報と共に、決済内容の概要を示す文字列を超音波による近距離無線通信(第1の近距離無線通信)により送信する。
ステップS1008において、超音波による近距離無線通信(第1の近距離無線通信)により、決済情報(及び文字列)を受信したウェアラブル端末40の情報取得部402は、超音波に含まれる決済情報(及び文字列)を抽出する。また、ウェアラブル端末40の決済確認部403は、例えば、図6の表示装置42に、決済の確認画面を表示させる。このとき、表示装置42に表示される決済の確認画面の例を、図11(b)、(c)に示す。
図11(b)は、決済端末30が、決済情報と共に、決済内容の概要を示す文字列を送信していない場合の確認画面1100のイメージである。確認画面1100には、決済端末30で、支払い内容を確認した上で、決済を行うか否かを選択することを促すメッセージと、決済を行うか否かを選択するボタンが表示されている。
図11(c)は、決済端末30が、決済情報と共に、決済内容の概要を示す文字列を送信している場合の確認画面1200のイメージである。確認画面1200には、例えば、店名、金額等の決済の概要を示す情報と、決済を行うか否かを選択するボタンが表示されている。なお、図11(b)、(c)の表示内容はあくまで一例である。
図10に戻ってシーケンス図の説明を続ける。
ステップS1009において、ウェアラブル端末40の決済確認部403は、ユーザによる決済の確認画面への、決済を行うか否かの入力を受け付ける。ここでは、決済を行うことを示す情報(例えば、確認画面1100の「OK」ボタンの選択)を受け付けた場合について、以下の説明を続ける。なお、決済確認部403は、決済を行わないことを示す情報(例えば、確認画面1100の「NO」ボタンの選択)を受け付けた場合、例えば、処理を終了させる。
なお、確認画面1100の「OK」ボタンは決済を行うこと(決済の承認)を示す情報の一例である。例えば、決済確認部403は、確認画面1100にパスコード等の入力欄を表示させ、入力欄に入力されたパスコード等により、決済の承認を示す情報を受け付けるものであっても良い。或いは、決済確認部403は、所定の音声の入力等により、決済の承認を示す情報を受け付けるものであっても良い。
ステップS1010において、ウェアラブル端末40の情報送信部404は、情報取得部402が取得した決済情報を、BLE(第2の近距離無線通信)により、情報端末10に送信する。
なお、ステップS1009において、確認画面1100で入力されたパスコード等がある場合、情報送信部404は、決済情報と共にパスコード等を情報端末10に送信するものであっても良い。
ステップS1011において、情報端末10の決済要求部102は、ウェアラブル端末40から受信した決済情報と、自身のユーザID101(ここでは、「U001」とする)とを含む決済要求を、ネットワークNを介して、決済サーバ装置20に送信する。
ステップS1012〜S1014において、情報端末10から決済要求を受信した決済サーバ装置20の決済処理部201は、所定の決済処理を行う。
例えば、決済処理部201は、決済金額及び店IDを取得し、当該決済金額及び店IDの取引を一意に識別するための取引IDを採番する(ステップS1012)。
また、決済処理部201は、店取引テーブル210D及びユーザ情報テーブル220Dを更新する(ステップS1013)。すなわち、決済処理部201は、受信した決済要求に含まれるユーザID101、店ID301、決済金額、並びにステップS1013で採番した取引IDに基づき、店取引テーブル210Dに取引情報を追加する。具体的には、取引日として決済を行った日付「2014/12/03」を取得した上で、店ID「S001」の店取引テーブル210Dに、取引ID「TR001」、取引日「2014/12/03」、決済金額「9,000」、ユーザID「U001」の取引情報を追加する。
同様に、決済処理部201は、当該店ID及び決済金額並びに当該取引IDに基づき、ユーザ情報テーブル220Dに電子バリューの取引情報を追加する。さらに、決済処理部201は、当該ユーザIDに基づき、このユーザIDの電子バリューの残高を、当該決済金額分だけ減少させる。具体的には、ユーザID「U001」のユーザ情報テーブル220Dに、取引ID「TR001」、取引日「2014/12/03」、決済金額「9,000」、店ID「S001」の電子バリューの取引情報を追加した上で、残高を「9,000」減少させる。なお、ステップS1012〜S1014の決済処理は、あくまで一例である。
ステップS1012〜S1014の一連の決済処理を終えると、ステップS1015において、決済サーバ装置20の決済処理部201は、決済端末30に、ネットワークNを介して決済結果を通知する。
ステップS1016において、決済サーバ装置20から決済結果を受信した決済端末30は、例えば、図12(b)に示すような決済結果の表示画面2100を表示装置32に表示させる。これにより、店舗の店員等は、商品等の取引が無事完了したことを認識することができる。
同様に、ステップS1017において、決済サーバ装置20の決済処理部201は、情報端末10に、ネットワークNを介して決済結果を通知する。
ステップS1018において、決済サーバ装置20から決済結果を受信した情報端末10は、受信した決済結果をウェアラブル端末40に転送する。
ステップS1019において、情報端末10から決済結果を受信したウェアラブル端末40は、例えば、図11(d)に示すような決済結果の表示画面1300を、表示装置42に表示させる。これにより、ウェアラブル端末40のユーザは、購入した商品等の決済が無事完了したことを認識することができる。
以上により、本実施形態に係る決済システム1において、ユーザが店舗等で商品等を購入して、決済が行われるまでの一連の処理が完了する。なお、上記のステップS1013において更新された店取引DB210に基づき、例えば月次又は週次等で、店舗が有する金融機関の口座に対して振り込み処理等が行われる。
また、上記ではユーザが電子バリューにより決済を行った場合について説明したが、クレジットカードを用いた場合についても略同様の処理となる。すなわち、この場合には、上記のステップS1014の処理において、ユーザ情報テーブル220Dにクレジットカードで決済した取引情報として追加する更新を行えばよい。
次に、図10のステップS1004において、決済端末30が送信する店ID301を含む超音波を、ウェアラブル端末40が検知できない場合の処理の例について説明する。
図13は、第1の実施形態に係る決済の流れの別の一例を示すシーケンス図である。なお、図13において、ステップS1001、S1002、及びS1008〜1019の処理は、図10に示す処理と同様なので、ここでは差分を中心に説明する。
図13のステップ1301において、ウェアラブル端末40の取得手段決定部401は、決済端末30が送信する所定の情報を含む超音波を検知できない場合、第1アプリケーションが利用可能な取得手段(第1の近距離無線通信)を決定する。なお、決済端末30が送信する所定の情報を含む超音波を検知できない場合とは、ウェアラブル端末40と決済端末30との間の距離が離れていて、超音波が届かない場合を含む。
例えば、ウェアラブル端末40が、BLE、NFC、及び超音波による近距離無線通信が利用可能であり、第1のアプリケーションと第2のアプリケーションとの間の第2の近距離無線通信702に、BLEが使用されているものとする。
このような場合、取得手段決定部401は、BLEとは異なる近距離無線通信(NFC、又は超音波)を、決済端末30から決済情報を取得する手段として決定することが望ましい。
このように、本実施形態に係るウェアラブル端末40は、第2の近距離無線通信とは異なる複数の第1の近距離無線通信の中から、決済端末30から決済情報を取得する取得手段を決定することができる。これにより、ウェアラブル端末40は、例えば、OSの制限等により、NFCが利用できない場合、超音波による近距離無線通信を、決済端末30から決済情報を取得する取得手段として利用することができる。
ステップS1302において、取得手段決定部401は、例えば、図14に示すような、決済に利用可能な取得手段と、決済に必要な操作を示す表示画面を表示装置42に表示させる。
図14(a)の例では、表示画面3000の所定の位置(例えば、画面上部)に、ウェアラブル端末40側の超音波による決済の準備ができたこと、及び、所定の操作(例えば、決済端末30に近づくこと)をユーザに促す情報を示すメッセージ3001が表示されている。
また、図14(b)の例では、表示画面3100の所定の位置(例えば、画面上部)に、ウェアラブル端末40側のNFCによる決済の準備ができたこと、及び、所定の操作(例えば、決済端末30の読取装置に近接させること)をユーザに促す情報を示すメッセージ3101が表示されている。
なお、図14の表示画面は一例であり、表示画面には、複数の手段(例えば、超音波とNFC)による決済の準備ができたこと、及び複数の所定の操作をユーザに促すメッセージが表示されるものであっても良い。
ステップS1303において、店舗の店員等は、決済端末30の入力装置31等を介して、ユーザが購入を所望する商品等の金額(決済金額)を入力する。これにより、決済端末30の決済受付部303は、決済金額の入力を受け付ける。また、店舗の店員等は、ユーザに所定の操作(例えば、決済端末30に近づくこと、決済端末30のNFC読取り部にウェアラブル端末40を近接させること等)を促す。
ステップS1304において、ユーザにより所定の操作が行われると、例えば、超音波、又はNFC等の第1の近距離無線通信により、決済端末30からウェアラブル端末に、決済情報、確認用文字列等が送信される。
なお、前述したように、ステップS1008以降の処理は図10と同様なので、説明を省略する。
なお、上記の説明では、ウェアラブル端末40が決済情報を取得する手段として超音波、又はNFCを用いる場合について説明したが、決済情報を取得する手段は、IrDAや、RFID等の近距離無線手段であっても良い。さらに、ウェアラブル端末40が、カメラ部51を有している場合、ウェアラブル端末40は、二次元コード等を撮像することにより、決済情報を取得するものであっても良い。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、情報端末10が、ユーザID101を有する場合の例について説明したが、ユーザIDは、ウェアラブル端末40が有していても良い。
<機能構成>
図15は、第2の実施形態に係る決済システムの一例の機能ブロック図である。
≪ウェアラブル端末≫
本実施形態に係るウェアラブル端末40は、第1の実施形態と同様に、第1通信部410、第2通信部、及び第1アプリケーション400を有する。
また、本実施形態に係る第1アプリケーション400は、図7に示す第1の実施形態の第1アプリケーションの構成に加えて、ユーザID1502を有している。
ユーザID1502は、例えば、記憶装置46等に格納され、決済システム1においてユーザ、ユーザのアカウント、又はウェアラブル端末40等を一意に識別するための情報である。
また、本実施形態に係る第1アプリケーション400の情報送信部1501は、第2の近距離無線通信702により、情報端末10に送信する決済情報と共に、ユーザID1502を送信する。
なお、本実施形態40に係るウェアラブル端末40のその他の構成は、第1の実施形態と同様である。
≪情報端末≫
本実施形態に係る情報端末10は、第1の実施形態と同様に、第2アプリケーション100を有する。
また、本実施形態に係る第2アプリケーション100は、図7に示す第1の実施形態の第2アプリケーションに含まれるユーザID101を有していなくても良い。
なお、上記以外の決済システム1の構成は、図7に示す第1の実施形態のブロック図と同様なので、説明を省略する。
<処理の流れ>
図16は、第2の実施形態に係る決済の流れの一例を示すシーケンス図である。なお、図16のステップS1001〜S1009、及びS1012〜S1019の処理は、図10に示す第1の実施形態の処理と同様なので、ここでは差分を中心に説明する。
また、図16のステップS1009において、第1の実施形態と同様に、ウェアラブル端末40の決済確認部403は、ユーザによる決済を行うことを示す情報(例えば、確認画面1100の「OK」ボタンの選択)を受け付けた場合について、以下の説明を行う。

図16のステップS1601において、ウェアラブル端末40の情報送信部1501は、情報取得部402が取得した決済情報と共に、ユーザID1502を、BLE(第2の近距離無線通信)により、情報端末10に送信する。
ステップS1602において、情報端末10の決済要求部1503は、ウェアラブル端末40から受信した決済情報、及びユーザID1502を含む決済要求を、ネットワークNを介して、決済サーバ装置20に送信する。
なお、図16のステップS1012以降の処理は、図10に示す第1の実施形態と同様で良い。
本実施形態に係る決済システム1によれば、第1の実施形態で説明した情報端末10に記憶されたユーザID101に代えて、ウェアラブル端末40に記憶されたユーザID1502を用いて、決済サーバ装置20に決済を要求することができるようになる。
[第3の実施形態]
第1、2実施形態では、決済端末30がネットワークNに接続されている場合について説明したが、決済端末30は、ネットワークNに接続されていないオフラインのPOS端末、タブレット端末、スマートフォン等の情報機器であっても良い。
<機能構成>
図17は、第3の実施形態に係る決済システムの一例の機能ブロック図である。図17において、本実施形態に係る決済システム1では、決済端末30は、ネットワークNに接続されていない。また、本実施形態では、決済端末30とウェアラブル端末40との間で通信を行う第1の近距離無線通信701により、双方向の通信を行うことができるものとする。
例えば、第1の近距離無線通信が、超音波による近距離無線通信である場合、ウェアラブル端末40の第1通信部410は、例えば、図6の音声出力部50により、決済端末30に情報を送信することができるものとする。
同様に、第1の近距離無線通信が、超音波による近距離無線通信である場合、決済端末30は、例えば、図5の取得部30aにより、ウェアラブル端末40から送信された超音波を受信し、受信した超音波に含まれる情報を取得することができるものとする。
なお、上記以外の構成は、図7に示す第1の実施形態の構成と同様である。
<処理の流れ>
図18は、第3の実施形態に係る決済の流れの一例を示すシーケンス図である。なお、図18のステップS1001〜S1014の処理は、図10に示す第1の実施形態の処理と同様なので、ここでは差分を中心に説明を行う。
図18において、決済サーバ装置20は、ステップS1012〜S1014においての一連の決済処理を終えると、ステップS1017において、情報端末10に決済結果を通知する。なお、本実施形態では、決済端末30は、ネットワークNに接続されていないので、決済端末30には、決済結果を送信しない。
ステップS1018において、決済サーバ装置20から決済結果を受信した情報端末10は、第1の実施形態と同様に、受信した決済結果をウェアラブル端末40に転送する。
ステップS1019において、情報端末10から決済結果を受信したウェアラブル端末40は、第1の実施形態と同様に、例えば、図11(d)に示すような決済結果の表示画面1300を、表示装置42に表示させる。これにより、ウェアラブル端末40のユーザは、購入した商品等の決済が無事完了したことを認識することができる。
さらに、ウェアラブル端末40は、ステップS1801において、第1の近距離無線通信701により、決済端末30に決済結果を通知する。
なお、このとき、決済端末30は、ウェアラブル端末40に代えて、情報端末10から近距離無線通信を介して決済結果を取得するものであっても良い。
ステップS1802において、ウェアラブル端末40(又は情報端末10)から決済結果を受信した決済端末30は、例えば、図12(b)に示すような決済結果の表示画面2100を表示装置32に表示させる。これにより、店舗の店員等は、商品等の取引が無事完了したことを認識することができる。
本実施形態によれば、決済端末30がネットワークNに接続されていないオフラインのPOS端末、タブレット端末、スマートフォン等の情報機器であっても、本発明を実施することが可能となる。
<まとめ>
以上、本発明の一実施形態に係るプログラム(400)は、
近距離無線通信(701)により通信を行う第1の通信部(410)と、前記第1の通信部(410)と異なる近距離無線通信(702)により通信を行う第2の通信部(420)とを備える端末装置(40)を、
商品又はサービスに対する金額の情報を含む決済情報を前記第1の通信部(410)を用いて取得する取得手段(402)と、
前記取得した決済情報に対する決済の承認を示す情報の入力を受け付ける確認手段(403)と、
前記承認を示す情報の入力を受け付けた場合、前記第2の通信部(420)を用いて、前記取得した決済情報に係る決済処理を行う決済サーバ(20)とネットワーク(N)を介して通信可能な情報端末(10)に、前記取得した決済情報を送信する送信手段(404)と、
として機能させる。
これにより、端末装置(40)と情報端末(10)とを連携させて決済を行う決済システム(1)において、複数の近距離無線通信を用いて決済を行うことができるプログラム(400)を提供することができる。
なお、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例に過ぎず、本発明の範囲を限定するものではない。
また、本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
1 決済システム
10 情報端末
20 決済サーバ装置(決済サーバ)
30 決済端末
40 ウェアラブル端末(端末装置)
400 第1アプリケーション(プログラム)
402 情報取得部(取得手段)
403 決済確認部(確認手段)
404 情報送信部(送信手段)
410 第1通信部(第1の通信部)
420 第2通信部(第2の通信部)
701、702 近距離無線通信

Claims (6)

  1. 決済端末および情報端末と近距離無線通信を行う、複数の通信部を備える端末装置を、
    前記複数の通信部のうち、第1の通信部で前記情報端末との通信を制御する通信制御手段と、
    前記複数の通信部のうち、前記決済端末との通信に用いる第2の通信部を決定する決定手段と、
    前記決定手段で決定された前記第2の通信部によって前記決済端末と通信して、決済情報を取得する取得手段と、
    前記第1の通信部を用いて、前記取得した決済情報を前記情報端末に送信する送信手段と、
    として機能させるためのプログラム。
  2. 前記決定手段は、前記複数の通信部のうち、前記情報端末と通信する前記第1の通信部とは異なる通信部を、前記第2の通信部として決定する、請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記決定手段は、前記複数の通信部における所定の信号の検知結果に基づいて、前記第2の通信部を決定する、請求項1又は2に記載のプログラム。
  4. 前記決定手段は、前記複数の通信部のうち、前記情報端末と通信する前記第1の通信部とは異なる2つ以上の通信部の中から、前記2つ以上の通信部における所定の信号の検知結果に基づいて前記第2の通信部を決定する、請求項1に記載のプログラム。
  5. 決済端末および情報端末と近距離無線通信を行う、複数の通信部を備える端末装置であって、
    前記複数の通信部のうち、第1の通信部で前記情報端末との通信を制御する第1通信制御手段と、
    前記複数の通信部のうち、前記決済端末との通信に用いる第2の通信部を決定する決定手段と、
    前記決定手段で決定された前記第2の通信部によって前記決済端末と通信して、決済情報を取得する取得手段と、
    前記第1の通信部を用いて、前記取得した決済情報を前記情報端末に送信する送信手段と、
    を有する、端末装置。
  6. 決済端末および情報端末と近距離無線通信を行う、複数の通信部を備える端末装置が、
    前記複数の通信部のうち、第1の通信部で前記情報端末との通信を制御する通信制御ステップと、
    前記複数の通信部のうち、前記決済端末との通信に用いる第2の通信部を決定する決定ステップと、
    前記決定ステップで決定された前記第2の通信部によって前記決済端末と通信して、決済情報を取得する取得ステップと、
    前記第1の通信部を用いて、前記取得した決済情報を前記情報端末に送信する送信ステップと、
    を実行する、決済方法。
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