JP2020199208A - 固形物の粉取り装置 - Google Patents

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拓也 式部
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Abstract

【課題】装置の小型化が可能であって、流量調整が不要となる固形物の粉取り装置を提供する。【解決手段】旋回流ユニット1のカップ7に圧縮空気を供給して旋回流を発生させつつ、導入管13から錠剤を投入すると、錠剤はカップ7の底面部7aから上面部材9に向かって旋回流に乗って旋回しつつ移動される。その際に、旋回流による強い遠心力や、カップ7の内周面との摩擦により、錠剤に付着していた粉やバリが錠剤から分離されたり、錠剤への粉やバリの付着力が弱められたりする。フィルタ59bで錠剤と粉やバリとが分離され、粉やバリだけがフィルタ59bを通過し、粉が除去された錠剤は回収口41にて回収される。【選択図】図9

Description

本発明は、医薬品や健康食品などの錠剤やカプセル剤などの固形物に付着した粉を除去する固形物の粉取り装置に関する。
従来、この種の装置として、圧送管と、減圧室と、フィルタと、取り出し口と、ブロワとを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
圧送管は、内部に圧空吸引管を備えた二重筒構造であり、その上端部には、容積が大きくされた減圧室を備えている。減圧室内における圧空吸引管の上端部にはフィルタが設けられ、減圧室の下部で外周側には、取り出し口が設けられている。フィルタは、錠剤は通過できないが、粉は通過できる目の大きさである。ブロワからの圧空により、圧空吸引管の外周面と圧力圧送管の内周面との間では、下方から減圧室へ向かう空気の流れが生じ、また、圧空吸引管がブロワによって吸引されることにより、圧空吸引管の内部では下方に向かう空気の流れが生じる。これにより、粉が付着した錠剤は、圧空吸引管の外周面と圧力圧送管の内周面との間を上昇し、減圧室において粉と錠剤とが自重の相違により分離される。このとき、粉はフィルタを通して圧空吸引管の内部に吸引されて回収され、粉が分離された錠剤は、フィルタを通過できず取り出し口から取り出される。
特許第4315905号公報
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題がある。
すなわち、従来の装置は、粉が付着した錠剤をブロワにより空気とともに真上に吹き上げる必要があるので、大流量のブロワが必要となり装置の小型化が困難という問題がある。また、錠剤の大きさや重量に応じて、ブロワの流量調整を行う必要があり、調整が煩雑であるという問題がある。
なお、本出願人は、エア増幅器を用いて吸引エアによるエアの旋回流を用いて粉取りを行う装置を既に出願している(特願2018−112887号)。しかしながら、固形物の表面に付着した粉の除去をさらに完全に行うことが求められている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、装置の小型化が可能であって、流量調整が不要となる固形物の粉取り装置を提供することを目的とする。
本発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、固形物に付着した粉を除去する固形物の粉取り装置において、固形物を収容可能な中空部を有する中空部材と、前記中空部材の上部に設けられた上面部と、前記中空部材の下部に設けられた底面部と、前記中空部材の内壁に気体を供給し、前記底面部側から前記上面部側に向かう旋回流を生じさせる噴出口と、を備えた旋回流発生部と、前記中空部材の外壁側に形成され、前記中空部材の外部に前記固形物を排出する排出開口部と、前記固形物を前記中空部材の中空部に投入する投入部と、前記排出開口部に対向して配置され、前記固形物から分離された粉を収集する集塵部と、前記排出開口部と前記集塵部とを結ぶ集塵通路における気体の流通方向に対して面が傾斜して配置されたフィルタと、前記集塵通路における流通方向とは異なる方向に前記フィルタで分岐された回収通路の終端に配置され、固形物を回収する回収部と、を備えていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1に記載の発明によれば、旋回流発生部の中空部材に噴出口から気体を供給して中空部で旋回流を発生させつつ、投入部から固形物を投入すると、固形物は中空部材の底面部から上面部に向かって旋回流に乗って旋回しつつ移動される。その際に、旋回流による強い遠心力や、中空部の内周面との摩擦により、固形物に付着していた粉が固形物から分離されたり、固形物への粉の付着力が弱められたりする。固形物及び粉は、旋回流に乗って排出開口部から気体とともに排出され、フィルタで固形物と粉とが分離され、粉だけが集塵部で収集され、粉が除去された固形物は回収部にて回収される。気体を供給して固形物を旋回流に乗せるだけで、固形物と粉とを分離できるので、流量が大きなブロワが不要であり、装置の小型化が可能である。また、旋回流による強い遠心力や中空部の内周面との摩擦により、固形物と粉とが分離されるので、固形物の大きさや重量に応じて気体の流量調整が不要となる。
また、本発明において、前記投入部は、前記上面部に接続されていることが好ましい(請求項2)。
固形物の自重により中空部に固形物を投入することができるので、構造の簡易化を図ることができる。
また、本発明において、前記投入部は、前記底面部における中心に先端部が延出された導入管であることが好ましい(請求項3)。
中空部で発生している旋回流を乱すことなく、導入管により中空部材の中空部に固形物を投入することができる。また、投入された固形物が、旋回流に乗って上昇されている固形物と衝突することを防止できるので、固形物の損傷を防止できる。
また、本発明において、前記フィルタは、その面が前記回収部に向かって傾斜した姿勢で設けられていることが好ましい(請求項4)。
フィルタで固形物と粉とが分離された際、固形物が下方に案内されるので、容易に固形物を回収部で回収できる。
また、本発明において、前記中空部材は、前記上面部から前記底面部に向かって開口面積が小さく形成され、前記中空部の縦断面がテーパ形状を呈することが好ましい(請求項5)。
中空部材内の底面部から上面部に向かって旋回流を案内させやすくできるので、固形物を排出開口部まで移動させやすくできる。したがって、固形物の大きさや重量に応じて、排出開口部まで確実に旋回流に乗せて移動させることができる。
また、本発明において、前記噴出口は、圧縮空気を噴出することが好ましい(請求項6)。
圧縮空気により、中空部に強い旋回流を生じさせることができ、安定した粉取りが可能となる。
また、本発明において、前記回収通路は、メッシュ状板材を備え、前記メッシュ状板材は、前記回収部に対して先下がりの傾斜姿勢で設けられていることが好ましい(請求項7)。
固形物がフィルタで回収通路に案内されるが、フィルタで分離されなかった粉がメッシュ状板材によって分離された後、固形物がメッシュ状板材を介して回収部で回収される。したがって、粉の除去率を向上できる。
また、本発明において、前記フィルタは、前記排出開口部よりも大きいことが好ましい(請求項8)。
中空部材からは排出開口部を通って固形物が排出されるが、その軌道がぶれても確実にフィルタで固形物と粉とを分離できる。したがって、確実にフィルタで粉を除去できる。
本発明に係る固形物の粉取り装置によれば、旋回流発生部の中空部材に噴出口から気体を供給して中空部で旋回流を発生させつつ、投入部から固形物を投入すると、固形物は中空部材の底面部から上面部に向かって旋回流に乗って旋回しつつ移動される。その際に、旋回流による強い遠心力や、中空部の内周面との摩擦により、固形物に付着していた粉が固形物から分離されたり、固形物への粉の付着力が弱められたりする。固形物及び粉は、旋回流に乗って排出開口部から気体とともに排出され、フィルタで固形物と粉とが分離され、粉だけが集塵部で収集され、粉が除去された固形物は回収部にて回収される。気体を供給して固形物を旋回流に乗せるだけで、固形物と粉とを分離できるので、流量が大きなブロワが不要であり、装置の小型化が可能である。また、旋回流による強い遠心力や中空部の内周面との摩擦により、固形物と粉とが分離されるので、固形物の大きさや重量に応じて気体の流量調整が不要となる。
実施例に係る固形物の粉取り装置の全体構成を示す斜視図である。 実施例に係る固形物の粉取り装置の正面図である。 実施例に係る固形物の粉取り装置の左側面図である。 旋回流ユニットの分解斜視図である。 旋回流ユニットの斜視図である。 枠体の斜視図である。 カップ及び枠体の縦断面図である。 集塵回収ユニットの分解斜視図である。 本実施例装置による粉取り処理の流れを示した模式図である。 粉取り処理の前の錠剤の一例を示す写真である。 本実施例装置による処理後の錠剤一例を示す写真である。 従来例による処理後の錠剤の一例を示す写真である。 変形例に係る固形物の粉取り装置の正面図である。 実施例に係る固形物の粉取り装置の左側面図である。 カップの変形例を示す縦断面図である。 カップ及び枠体の変形例を示す縦断面図である。 噴出管の変形例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明する。
図1は、実施例に係る固形物の粉取り装置の全体構成を示す斜視図であり、図2は、実施例に係る固形物の粉取り装置の正面図であり、図3は、実施例に係る固形物の粉取り装置の左側面図である。
本実施例に係る固形物の粉取り装置は、例えば、薬剤の粉末などを固めて成形された錠剤に付着している粉やバリを取り除く機能を備えている。具体的には、本実施例における固形物の粉取り装置(以下、粉取り装置と称する)は、旋回流ユニット1と、集塵回収ユニット3とを備えている。
旋回流ユニット1は、粉取り装置の左側に配置され、集塵回収ユニット3は、右側に配置されている。旋回流ユニット1と集塵回収ユニット3とは後述する構成により着脱自在に連結されている。なお、旋回流ユニット1と集塵回収ユニット3の左右の配置位置は任意である。
ここで、さらに図4〜図7を参照して、旋回流ユニット1について説明する。なお、図4は、旋回流ユニットの分解斜視図であり、図5は、旋回流ユニットの斜視図である。また、図6は、枠体の斜視図であり、図7は、カップ及び枠体の縦断面図である。
旋回流ユニット1は、枠体5と、カップ7と、上面部材9と、取付蓋11と、導入管13と、噴出管15と、漏斗部17とを備えている。
枠体5は、平面視で角柱状を呈する。枠体5は、カップ7を取り付けられる一方面部5aと、一方面部5aから立設された側面部5bと、一方面部5aに対して対向する位置に設けられ、他方面部5cとを備えている。枠体5は、一方面部5aと他方面部5cとを貫通した取付開口5dが、その平面視における中央部付近に形成されている。枠体5は、その側面である側面部5bの一面であって、取付開口5dの外周側に排出開口部5eを形成されている。排出開口部5eは、枠体5から外方に向かって突出して形成され、取付開口5dに連通接続されているとともに、縦断面形状がコの字状を呈する延出部5fを介して外部に連通接続されている。
枠体5は、他方面部5cのうち、取付開口5dの周辺に取付凸部5gが取り付けられている。具体的には、他方面部5cの三箇所に分散して設けられている。また、側面部5bのうち、延出部5fの周辺には、分散して三箇所に取付凸部5hが取り付けられている。
枠体5の取付開口5dには、カップ7が取り付けられている。カップ7は、有底の中空部材で構成されている。具体的には、カップ7は、底面部7aと、側面部7bと、開口部7cと、係止突起部7dと、パッキン7eとで構成されている。
底面部7aは、カップ7の中空部における底面を構成し、側面部7bは、カップ7の側面を構成している。底面部7aと側面部7bとは、凹凸がなく滑らかに連結されて中空部の内周面が形成されている。底面部7aは、開口部7cから徐々に開口面積が小さくなるように側面部7bが構成されている。換言すると、カップ7は、縦断面がテーパ形状を呈する。側面部7bの開口部7c側には、係止突起部7dが形成されている。具体的には、係止突起部7dは、側面部7bの外周面側よりも外方に三箇所で突出するように離間して形成されている。係止突起部7dの一部には、パッキン7eが嵌め付けられている。パッキン7eは、後述する圧縮空気が取付開口5dと係止突起7dとの隙間を通って漏れ出ることを防止する。このように構成されたカップ7は、その底面部7a側から枠体5の取付開口5dに挿入され、係止突起7d及びパッキン7eで枠体5の取付開口5dに係止されている。カップ7は、開口部7cから枠体の一方面部5bに間隔を空けた状態で係止され、その間隔の一部には、枠体5の排出開口部5eが位置する。カップ7は、枠体5に係止されているだけであるので、カップ7を枠体5から取り外して容易に交換することができる。したがって、粉取り処理の対象物毎にカップ7を交換して薬剤の混合を防止したり、定期的にカップ7を交換して粉取り処理を清浄に行ったりすることが容易にできる。
カップ7が取り付けられた枠体5は、その他方面部5cに上面部材9が取り付けられている。上面部材9は、平面視でほぼ四角形状を呈する板状部材で構成されている。上面部材9は、その一部が枠体5の延出部5fに合わせて延出された舌片部9aを有する。上面部材9は、平面視における中央部付近に、開口部9bが形成されている。また、開口部9bの周囲には、3個の貫通口9cが形成されている。各貫通口9cは、上述した枠体5の各取付凸部5gに対応する位置に形成されている。なお、図4においては、図示の関係上、2箇所の貫通口9cだけを示してある。
枠体5と、カップ7と、上面部材9とが組み合わされて取り付けられた状態で、取付蓋11が上面部材9に取り付けられる。取付蓋11は、四角形状を呈する板状部材で構成されている。取付蓋11は、上面部材9の舌片部9aを除いた上面部材9とほぼ同じ寸法に形成されている。取付蓋11は、その平面視におけるほぼ中央部に導入管13が貫通している。導入管13は、短軸側の断面が円形状を呈する筒状部材で構成されている。導入管13は、カップ7側の端部が斜めに切断されて投入開口13aが形成されている。導入管13は、投入開口13aがカップ7の底面部7aにおけるほぼ中央部に位置するように取付蓋11に取り付けられている。導入管13は、投入開口13aの反対側に、フランジ13bが形成されている。取付蓋11は、導入管13の外周面であって長軸側に沿って噴出管15が取り付けられている。噴出管15は、基端部15aが取付蓋11を貫通してフランジ13b側に延出され、先端部15bがカップ7側に延出されている。基端部15aには、図示しない気体供給装置が連通接続される。気体供給装置は、例えば、窒素ガスなどの不活性ガスや、空気などの気体を供給する装置である。ここでは、気体供給装置が圧縮空気を供給するものとする。気体供給装置としては、例えば、0.4MPaの供給圧力で、200リットル/毎分の供給流量の性能を有するボンベやコンプレッサーなどが挙げられる。
導入管13は、その先端部がカップ7の底面部7aにおける内面に当接しない長さに設定されている。導入管13の先端部における外周面には、L字状の板バネ13cが取り付けられている。具体的には、板バネ13cの一端片が導入管13の外周面と噴出管15の間に把持された状態で固定されている。板バネ13cの他端片は、カップ7の底面部7aにおける内面に押圧される。これにより板バネ13cがカップ7を底面部7a方向へ付勢することになるので、カップ7が枠体5に対して確実に密着される。
噴出管15は、その先端部15bが、カップ7の底面部7aに当接しない状態でカップ7の内壁側に向かって開口した噴出口15cを形成されている。換言すると、噴出管15は、その噴出口15cが、カップ7の底面7aの中心から偏った位置に配置されている。そのため、噴出管15に供給された圧縮空気は、カップ7の内周面に沿って噴出されるとともに、テーパ形状の内周面に沿って底面部7aから開口部7cに向かって旋回流となる。具体的には、回転半径が開口部7cに向かって除序に大きくなる螺旋状の旋回流となる。噴出管15は、例えば、内径が2mm程度の大きさである。
取付蓋11は、上面部材9側の面に、環状凹部11aが形成されている。ここには、Oリング11bが取り付けられている。これにより、噴出管15から供給された圧縮空気が導入管13の外周面を通って上面部材9の開口部9bから外部に漏れ出すことを防止できる。取付蓋11の環状凹部11aの外周側には、例えば、3箇所に取付凹部11cが取り付けられている。各取付凹部11cの位置は、枠体5の各取付凸部5gの位置と、上面部材9の各貫通口9cの位置に対応している。
各取付凹部11cは、上述した取付凸部5gと着脱自在に連結可能に構成されている。例えば、取付凹部11c及び取付凸部5gは、一方が磁石で構成され、他方が磁石に吸着する金属(磁性体)で構成されていることが好ましい。
導入管15のフランジ13bには、漏斗部17が取り付けられている。漏斗部17は、蝶ネジクランプ17aと、フランジ付き曲管17bと、漏斗17cとを備えている。フランジ付き曲管17bのフランジと導入管13のフランジ13bとが付き合わされた状態で蝶ネジクランプ17aにより連結されている。フランジ付き曲管17bは、そのフランジと反対側に漏斗17cが取り付けられている。
枠体5に上面部材9が重ねられて、取付蓋11が上面部材9に重ねられた状態で、延出部5fと舌片部9aとが貫通するように、連結部19が取り付けられ、枠体5の取付凸部5gと取付蓋11の取付凹部11cとが磁力で吸着することで取付固定されている。連結部19は、二枚の板状部材で構成され、第1の連結板19aと、第2の連結板19bとを備えている。これらの連結板19a、19bは、中央に貫通口が形成されており、延出部5fと舌片部9aとを開口部に挿入されている。第1の連結板19aは硬質部材であるが、第2の連結板19bは、軟質部材であることが好ましい。第2の連結板19bは、後述する集塵回収ユニット3との連結箇所において圧縮空気などの漏れを防止するパッキンの役目を果たす。第1の連結板19a及び第2の連結板19bは、枠体5の取付凸部5hに対応する位置に貫通口が形成されている。したがって、図5に示すように、連結部19からは、枠体5の取付凸部5hが突出した状態となっている。
このように旋回流ユニット1は、金属のネジ等の分離脱落する恐れがある結合部品を使うことなく、蝶ネジクランプ17a及び磁力によって分解及び組み立てが可能である。したがって、メンテナンスにより旋回流ユニット1を分解及び組み立てを行う際に、カップ7などに誤って金属のネジ等が混入することを防止できる。
なお、上述したカップ7が本発明における「中空部材」に相当し、上述した上面部材9が本発明における「上面部」に相当し、旋回流ユニット1が本発明における「旋回流発生部」に相当し、導入管13が本発明における「投入部」に相当する。
ここで、図8を参照して、集塵回収ユニット3について説明する。なお、図8は、集塵回収ユニットの分解斜視図である。
集塵回収ユニット3は、筐体31と、分離部33と、排気部35とを備えている。
筐体31は、平面視で矩形状を呈し、天井面を備えていない有底部材である。筐体31は、その左側面に連結部37を備えている。連結部37は、筐体31の高さ位置において中間ほどの位置に設けられている。連結部37より下方かつ正面左側には、凹部39が設けられている。凹部の下部には、上から順に、回収口41と、予備集塵部43とが形成されている。回収口41の上部には、除電器45(イオナイザとも呼ばれる)が配置されている。除電器45は、空気分子をイオン化することにより帯電物の除電を行う。予備集塵部43は、水平方向に挿抜自在の回収トレイ47を備えている。回収トレイ47は、後述するように分離された粉やバリなどを回収する。
連結部37は、筐体31の左側面に設けられ、筐体31の内部に連通した貫通口49を形成されている。貫通口49の周囲は、外部に突出した取付枠51を取り付けられている。取付枠51は、矩形状を呈し、貫通口49と各辺に対向する位置に取付凹部51aが設けられている。取付凹部51aは、上述した取付凸部5hと着脱自在に連結可能に構成されている。例えば、取付凹部51a及び取付凸部5hは、一方が磁石で構成され、他方が磁石に吸着する金属(磁性体)で構成されていることが好ましい。取付枠51には、貫通口49に、上述した旋回流ユニット1の延出部5f及び舌片部9aが挿通された状態で、取付凹部51aに取付凸部5hが挿入されて吸着された状態で、旋回流ユニット1が集塵回収ユニット3に対して着脱自在に固定される。旋回流ユニット1は、左方向から見て、鉛直線に対して導入管13が約45°となる傾斜姿勢とされている。このとき、カップ7は底面部7aが下側に位置する姿勢である。
このように旋回流ユニット1は、金属のネジ等の分離脱落する恐れがある結合部品を使うことなく磁力によって着脱される。したがって、メンテナンスにより旋回流ユニット1を集塵回収ユニット3から分離、その後の取付を行う際に、誤って金属のネジ等が錠剤の流通経路に混入することを防止できる。
予備集塵部43の左側には、主集塵部53が設けられている。主集塵部53は、水平方向に挿抜自在の回収トレイ55を備えている。回収トレイ55は、後述するように分離された粉やバリなどを回収する。
分離部33は、錠剤と粉及びバリなどとを分離するための機能を備えている。具体的には、仕切り板57と、集塵配管59と、下向きフード61と、傾斜案内板63とを備えている。仕切り板57は、筐体31の内部を2つの空間に仕切るための部材である。具体的には、上述した予備集塵部43と主集塵部53とに区切る。
仕切り板57は、集塵配管59が左右を連通するように取り付けられている。この左右は、予備集塵部43と主集塵部53に相当する空間のことである。集塵配管59は、排出開口部5e側が斜めに切断されている。具体的には、集塵配管59は、下向きの開口面59aが形成されている。この下向きの開口面59aには、フィルタ59bが取り付けられている。フィルタ59bは、錠剤の通過を規制し、粉やバリの通過を許容する目の荒さとなっている。フィルタ59bは、下向きの開口面59aに取り付けられているので、集塵配管59における空気の流通方向に対して面が傾斜して配置されている。より具体的には、フィルタ59bは、集塵配管59における空気の流通方向に対して下方に面が向けられた姿勢で取り付けられている。
なお、フィルタ59bは、排出開口部5eから圧縮空気の流通方向に見た場合に、排出開口部5eの開口面積よりも面積が大きく設定されている。これにより、排出開口部5eを通って錠剤が排出されるが、その軌道がぶれても確実にフィルタ59bで錠剤と粉やバリとを分離できる。したがって、確実にフィルタ59bで粉やバリなどを除去できる。
仕切り板57のうち、集塵配管59が取り付けられている面の反対側には、下向きフード61が取り付けられている。下向きフード61は、フィルタ59bを通過した粉やバリなどが空気とともに流れる方向を下方に変える。換言すると、集塵配管59を流通してきた空気などを回収トレイ55に向けて案内する。このように下向きフード61により下方に空気を案内するので、後述する排気用フィルタ35dに粉が送られ難くするので、目詰まりを抑制できる。したがって、排気用フィルタ35dに関するメンテナンス時期を長くすることができる。
フィルタ59bの下方には、傾斜案内板63が配置されている。この傾斜案内板63は、フィルタ59bで下方に案内された錠剤を受け止めるとともに、フィルタ59bで分離されなかった粉やバリを分離する。傾斜案内板63は、枠体63aと、落下防止板63bと、先端案内部63cと、下方フィルタ63dとを備えている。
枠体63aは、平面視で長方形状を呈し、その一方側から他方側の先端案内部63cに向かって絞られた形状を呈する。枠体63aは、その一端側から他方側の先端案内部63cに向かって開口部63eが形成されている。開口部63eには、下方フィルタ63dが取り付けられている。傾斜案内板63は、左側からみて装置の正面である回収口41に向かって、一端側から他方側の先端案内部63cに向かって先下がりの姿勢で取り付けられている。下方フィルタ63dは、錠剤の通過を規制し、粉やバリの通過を許容する目の荒さとなっている。したがって、下方フィルタ63dに落下してきた錠剤及び粉やバリは、下方フィルタ63dで選別され、錠剤が下方フィルタ65面を転動して回収口41に向かい、粉やバリが下方フィルタ63dを通過して回収トレイ47で回収される。
分離部33の上部には、排気部35が配置されている。排気部35は、筐体31の右側に案内された粉やバリを含む空気を清浄化して本装置の外部に排出する。排気部35は、蓋部35aと、排気フィルタ部35bとを備えている。蓋部35aは、筐体31の上面にパチン錠により着脱自在に取り付けられている。蓋部35aは、一部に排気口35cが形成されている。排気フィルタ部35bは、排気口35cの上部に取り付けられている。排気フィルタ部35bは、排気用フィルタ35dがパチン錠で着脱自在に取り付けられている。
なお、上述した回収口41が本発明における「回収部」に相当し、上述した排出開口5e、延出部5f、舌片部9aが本発明における「集塵通路」に相当し、上述したフィルタ59bが本発明における「集塵部」に相当し、上述した傾斜案内板63が本発明における「回収通路」に相当する。また、上述した枠体63a及び下方フィルタ63dは、本発明における「メッシュ状板材」に相当する。
上述したように構成された粉取り装置による粉取り処理について図9も併せて参照しつつ説明する。なお、図9は、本実施例装置による粉取り処理の流れを示した模式図である。
既に基端部15aには所定圧力の圧縮空気が供給されており、除電器45も作動しているものとする。また、回収口41には、排出されてくる錠剤を回収する回収容器(不図示)が配置されているものとする。
打錠機などにより製造された後であって、粉が付着し、バリが生じている錠剤を漏斗17cに投入する。すると、錠剤は、導入管13を通してカップ7の底面部7a側に投入される。このとき、噴出管15によってカップ7の内部には、底面部7a側から上面部材9側に上昇する旋回流が発生している。錠剤は、旋回流に乗ってカップ7の内周面に接触しつつ、底面部7a側から上面部材9側に向かって移動される。このとき、旋回流による強い遠心力とカップ7の内周面での接触により、粉やバリが錠剤から分離される。また、錠剤と空気が上面部材9側にて排出開口部5eから排出され、錠剤がフィルタ59bにてはじかれて下方に方向が変えられる。このとき錠剤に付着していた粉やバリは、フィルタ59bを通過して下向きフード61により下方に案内され、回収トレイ55で回収される。このとき粉やバリを運んだ空気は、上昇して排気部35に押し出され、排気フィルタ部35bで清浄化された後、本装置の外部に排出される。
一方、フィルタ59bで下方に向けられた錠剤は、下方フィルタ63dに落下して転動して回収口41から排出され、除電器45により除電されて回収容器(不図示)で回収される。この除電により、粉やバリなどが静電気により錠剤に再付着することを防止できる。下方フィルタ63dは、フィルタ59bで下方に向けられた錠剤を受け止めるとともに、未だ錠剤に付着している粉やバリをこのときの衝撃で分離させ、粉やバリを回収トレイ47で回収させる。
上述したように本実施例装置によると、旋回流ユニット1のカップ7に噴出口15cから圧縮空気を供給してカップ7で旋回流を発生させつつ、導入管13から錠剤を投入すると、錠剤はカップ7の底面部7aから上面部材9に向かって旋回流に乗って旋回しつつ移動される。その際に、旋回流による強い遠心力や、カップ7の内周面との摩擦により、錠剤に付着していた粉やバリが錠剤から分離されたり、錠剤への粉やバリの付着力が弱められたりする。錠剤及び粉やバリは、旋回流に乗って排出開口部5eから圧縮空気とともに排出され、フィルタ59bで錠剤と粉やバリとが分離され、粉やバリだけがフィルタ59bを通過し、粉が除去された錠剤は回収口41にて回収される。圧縮空気を供給して錠剤を旋回流に乗せるだけで、錠剤と粉やバリとを分離できるので、流量が大きなブロワが不要であり、装置の小型化が可能である。また、旋回流による強い遠心力やカップ7の内周面との摩擦により、錠剤と粉やバリとが分離されるので、錠剤の大きさや重量に応じて圧縮空気の流量調整が不要となる。
ここで、図10〜図12を参照して上述した実施例装置による粉取り処理の評価について説明する。なお、図10は、粉取り処理の前の錠剤の一例を示す写真であり、図11は、本実施例装置による処理後の錠剤一例を示す写真であり、図12は、従来例による処理後の錠剤の一例を示す写真である。なお、図12における従来例は、本出願人によるエア増幅器を用いた装置である。
図10に示すように、処理前の錠剤には表面に粉が付着し、外周部にバリが存在した状態となっている。このような錠剤を本実施例装置によって処理すると、図11に示すように、欠けなどの破損が生じることなく、錠剤の表面に付着した粉がほぼなくなって円滑な状態とされ、外周部に存在したバリがほぼ除去されている。
一方、従来装置によると、図12に示すように、錠剤の表面に付着した粉の除去が不完全であり、外周部にバリの存在も認められる。
上述した写真から、本実施例装置によると、装置の小型化が可能であって、流量調整が不要となる固形物の粉取り装置を実現しつつも、従来装置よりも粉取り処理が良好に行われていることがわかる。
本発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)第1の変形例
ここで、図13及び図14を参照して、上述した粉取り装置の変形例について説明する。なお、図13は、変形例に係る固形物の粉取り装置の正面図であり、図14は、実施例に係る固形物の粉取り装置の左側面図である。
この変形例に係る粉取り装置は、板バネ13cと、分離部33と、排気部35と、回収トレイ55と、下向きフード61とを省略した構成である。したがって、蓋部35aは、その上面に排気口35cが形成されておらず閉塞され、平坦な形状を呈している。その一方で、補強ステー51bと、排気ユニット53とを備えている。
補強ステー51bは、枠体5を筐体31の側面に固定するものである。この補強ステー51bは、筐体31側で筐体31にネジ止めされ、筐体31側から枠体5側に延出されている板状部分が枠体5を当接支持する。これにより、枠体5を含む旋回流ユニット1が筐体31と位置ズレを生じることを防止できる。
排気ユニット53は、漏斗部53aと、排気ダクト53bと、開閉弁53cとを備えている。漏斗部53aは、筐体31内における仕切り板57から右側の空間に連通し、中央部の下方に向かって底面が絞られた形状を呈する。漏斗部53aの下端部には、排気ダクト53bの一端側である上端部が連通接続されている。排気ダクト53bの他端側である下端部は、周囲に連通されている。排気ダクト53bは、図示しないホースが他端側に連結され、ホースに連結されている集塵機(不図示)によって吸引される。その吸引力は、開閉弁53cの開度を調整したり、集塵機(不図示)の吸引力を調整したりすることによって調整される。なお、この変形例は、排気ユニット53により底面部が平坦ではないので、例えば、平面視で開口を有する保持枠体により、排気ユニット53をその開口に通して保持するように配置すればよい。
このような構成によると、フィルタ59bを通過した粉やバリが、筐体31内の仕切り板57から右側の空間へ移動した後、排気ユニット53によって排気ダクト53bを通して集塵機(不図示)に収集される。この変形例によると、上述した実施例のように排気部35の排気用フィルタ35dを定期的に交換する必要がなく、メンテナンスに負担を軽減できる。また、上述した実施例のように粉やバリを重力による自然落下で回収するのではなく、排気ダクト53bを通しての積極的な吸引によって回収するので、効率よく粉やバリを回収できる。
(2)第2の変形例
ここで、図15を参照して変形例について説明する。なお、図15は、カップの変形例を示す縦断面図である。
上述した実施例では、カップ7の縦断面形状がテーパ状となっていたが、本発明はこのような形状に限定されない。例えば、図15に示すように、カップ7Aの底面部7aと開口部7cとがほぼ同じ大きさの筒状部材であってもよい。このようなカップ7Aであっても、上述した実施例と同様の効果を奏する。なお、噴出管15の噴出口15cは、カップ7Aの底面部7aに平行に圧縮空気を噴出するのではなく、排出開口部5eに向かって斜め上方に先端部15bを配置することが好ましい。これにより、旋回流がカップ7Aの内周面に沿って排出開口部5eに向かって移動しやすくできる。
また、本発明は、底面部7a及び開口部7cの横断面が円形状を呈しているが、本発明はこのような形状に限定されない。つまり、カップ7の内周面である横断面形状は、多角形状であってもよい。これにより、旋回流にのって運ばれる錠剤が内周面の角部で接触するので、粉やバリをさらに分離しやすくできる。
(3)第3の変形例
ここで、図16を参照して変形例について説明する。なお、図16は、カップの変形例を示す縦断面図である。
上述した実施例では、カップ7,7Aが枠体5に対して着脱自在となっていたが、この第2の変形例は、カップ7Bが枠体5Aと一体的に構成されている。このような構成であっても上述した実施例と同様の効果を奏する。また、カップ7Bが枠体5Aと一体であるので、板バネ13cを省略することができる。したがって、部品点数を削減でき、コストダウンを図ることができる。
(4)第4の変形例
ここで、図17を参照して変形例について説明する。なお、図17は、噴出管の変形例を示す図である。
上述した実施例では、噴出管15が導入管13の外周面に沿ってカップ7内に配置されていた。しかしながら、本発明はそのような実施形態に限定されない。例えば、図17に示すように、噴出管15Aがカップ7Bの外周面に沿って配置され、先端部15bがカップ7Bの底面部7aからカップ7Bの内周面に配置される構成であってもよい。これにより、噴出管15Aのメンテナンス時に噴出管15Aを取り外すだけで対応できるので、メンテナンス性の向上を図ることができる。
(5)上述した実施例では、導入管13で錠剤をカップ7に投入しているが、本発明はこのような構成に限定されない。例えば、カップ7の底面部7aに開口を形成しておき、この開口部からカップ7の底面部7aに錠剤を投入するような構成を採用してもよい。
(6)上述した実施例では、旋回流ユニット1は、左方向から見て、鉛直線に対して導入管13が水平方向に約45°となる傾斜姿勢で集塵回収ユニット3に対して取り付けられているが、本発明はこのような取付姿勢に限定されない。つまり、旋回流ユニット1が鉛直線から水平方向に15°〜75°の範囲で傾斜姿勢をとるように配置してもよい。換言すると、錠剤が底面部7a側から上面部材9側に上昇する旋回流によって移動され、錠剤が旋回流に乗ってカップ7の内周面に接触しつつ、底面部7a側から上面部材9側に向かって移動される姿勢であればよい。
(7)上述した実施例では、圧縮空気を気体として採用しているが、本発明は気体が圧縮空気に限定されるものではない。例えば、窒素ガスなどの不活性ガスを用いてもよい。
(8)上述した実施例では、除電器45を備えているが、本発明は除電器45を必須とするものではない。したがって、粉取り装置から除電器45を省略することでコストを抑制できる。
(9)上述した実施例では、固形物として薬剤の錠剤を例にとって説明したが、本発明は薬剤の錠剤に限定されるものではない。例えば、健康食品の錠剤やカプセル剤などにも適用できる。
1 … 旋回流ユニット
3 … 集塵回収ユニット
5 … 枠体
5a … 一方面部
5b … 側面部
5c … 他方面部
5e … 排出開口部
7 … カップ
9 … 上面部材
11 … 取付蓋
13 … 導入管
15 … 噴出管
15c … 噴出口
17 … 漏斗部
41 … 回収口
59b …フィルタ
63a … 枠体
63d … 下方フィルタ

Claims (8)

  1. 固形物に付着した粉を除去する固形物の粉取り装置において、
    固形物を収容可能な中空部を有する中空部材と、
    前記中空部材の上部に設けられた上面部と、
    前記中空部材の下部に設けられた底面部と、
    前記中空部材の内壁に気体を供給し、前記底面部側から前記上面部側に向かう旋回流を生じさせる噴出口と、
    を備えた旋回流発生部と、
    前記中空部材の外壁側に形成され、前記中空部材の外部に前記固形物を排出する排出開口部と、
    前記固形物を前記中空部材の中空部に投入する投入部と、
    前記排出開口部に対向して配置され、前記固形物から分離された粉を収集する集塵部と、
    前記排出開口部と前記集塵部とを結ぶ集塵通路における気体の流通方向に対して面が傾斜して配置されたフィルタと、
    前記集塵通路における流通方向とは異なる方向に前記フィルタで分岐された回収通路の終端に配置され、固形物を回収する回収部と、
    を備えていることを特徴とする固形物の粉取り装置。
  2. 請求項1に記載の固形物の粉取り装置において、
    前記投入部は、前記上面部に接続されていることを特徴とする固形物の粉取り装置。
  3. 請求項1または2に記載の固形物の粉取り装置において、
    前記投入部は、前記底面部における中心に先端部が延出された導入管であることを特徴とする固形物の粉取り装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の固形物の粉取り装置において、
    前記フィルタは、その面が前記回収部に向かって傾斜した姿勢で設けられていることを特徴とする固形物の粉取り装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の固形物の粉取り装置において、
    前記中空部材は、前記上面部から前記底面部に向かって開口面積が小さく形成され、前記中空部の縦断面がテーパ形状を呈することを特徴とする固形物の粉取り装置。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の固形物の粉取り装置において、
    前記噴出口は、圧縮空気を噴出することを特徴とする固形物の粉取り装置。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の固形物の粉取り装置において、
    前記回収通路は、メッシュ状板材を備え、
    前記メッシュ状板材は、前記回収部に対して先下がりの傾斜姿勢で設けられていることを特徴とする固形物の粉取り装置。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の固形物の粉取り装置において、
    前記フィルタは、前記排出開口部よりも大きいことを特徴とする固形物の粉取り装置。
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