JP2020197399A - 光学装置、それを備える車載システム及び移動装置 - Google Patents

光学装置、それを備える車載システム及び移動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光学部材の変位を抑制しつつ係止することができる光学装置を提供する。【解決手段】本発明に係る光学装置50は、第1及び第2の光学部材2,5を備え、第1の光学部材の光軸に垂直な第1の方向における第2の光学部材の位置を調整可能な光学装置であって、光軸に垂直な基準面を有し、第1の光学部材を保持する第1の保持部材1と、光軸及び第1の方向に平行な断面を挟んで互いに逆向きに傾いた第1及び第2の斜面4a,4bを有し、第2の光学部材を保持する第2の保持部材4と、第1及び第2の斜面に当接する第3及び第4の斜面14a,13aを有する第1及び第2の押圧部材14,13とを備え、第1及び第2の押圧部材のそれぞれは、第2の保持部材を基準面に押圧すると共に第4及び第3の斜面に押圧し、第1及び第2の押圧部材の少なくとも一方は、光軸及び第1の方向に垂直な第2の方向に可動であることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、光学装置、それを備える車載システム及び移動装置に関するものである。
従来、光学装置においては、容易に光学素子の位置調整を行うことができる機構が求められている。
特許文献1は、螺合係止部材を光学素子から係脱させることによって固定状態から調整可能状態に移行することができる機構を備えた光学装置を開示している。
実開昭62−55214号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている光学装置では、調整後に螺合係止部材によって光学素子を係止する際に螺合係止部材の回転トルクが光学素子に伝わるため、その回転トルクや螺合係止部材の偏芯に伴って光学素子が変位してしまう。
そこで本発明は、光学素子の変位を抑制しつつ係止することができる光学装置を提供することを目的とする。
本発明に係る光学装置は、第1及び第2の光学部材を備え、第1の光学部材の光軸に垂直な第1の方向における第2の光学部材の位置を調整可能な光学装置であって、光軸に垂直な基準面を有し、第1の光学部材を保持する第1の保持部材と、光軸及び第1の方向に平行な断面を挟んで互いに逆向きに傾いた第1及び第2の斜面を有し、第2の光学部材を保持する第2の保持部材と、第1及び第2の斜面に当接する第3及び第4の斜面を有する第1及び第2の押圧部材とを備え、第1及び第2の押圧部材のそれぞれは、第2の保持部材を基準面に押圧すると共に第4及び第3の斜面に押圧し、第1及び第2の押圧部材の少なくとも一方は、光軸及び第1の方向に垂直な第2の方向に可動であることを特徴とする。
本発明によれば、光学素子の変位を抑制しつつ係止することができる光学装置を提供することができる。
本実施形態に係る光学装置の斜視図、分解斜視図及びA−A線を含む断面からのA矢視図。 本実施形態に係る車載システムの構成図。 本実施形態に係る車載システムを含む車両の模式図。 本実施形態に係る車載システムの動作例を示すフローチャート。
以下に、本実施形態に係る光学装置を添付の図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に示す図面は、本実施形態を容易に理解できるようにするために、実際とは異なる縮尺で描かれている場合がある。
図1(a)、(b)及び(c)はそれぞれ、本実施形態に係る光学装置50の斜視図、分解斜視図及びA−A線を含む断面からのA矢視図を示している。
なお、本実施形態においては、光学機器の光軸方向をZ軸にとっており、Z軸に垂直な面内において互いに垂直な二方向をそれぞれX軸及びY軸としている。
本実施形態に係る光学装置50は、第1及び第2の光学部材(光学素子)を備え、それぞれの相対位置を調整可能な装置である。
図1(a)及び(b)に示されているように、本実施形態に係る光学装置50では、Z方向マイナス側からレンズ群2(第1の光学部材)が固定鏡筒1(第1の保持部材)の内部に抑え環3(第1の保持部材)によって固定される。
一方、光量センサー5(第2の光学部材)が実装されている基板6(第2の保持部材)が、Z方向プラス側からビス7によって調整ベース4(第2の保持部材)に固定される。
また、図1(a)及び(b)に示されているように、ガイド部14(第2の押圧部材)は、X方向プラス側からビス15によって固定鏡筒1に固定される。一方、ガイド部13(第1の押圧部材)は、X方向マイナス側から止めネジ10(固定部材)によって固定鏡筒1に固定される。
そして、図1(c)に示されているように、調整ベース4は、X方向一端部に形成された斜面4b(第1の斜面)が斜面13a(第3の斜面)に当接するようにガイド部13に嵌合している。また、調整ベース4は、X方向他端部に形成された斜面4a(第2の斜面)が斜面14a(第4の斜面)に当接するようにガイド部14に嵌合している。
これにより、固定鏡筒1の接触面(基準面)1aに調整ベース4の当接面が当接するようにガイド部13及び14が調整ベース4を押圧することによって、調整ベース4が係止される。
また、調整ベース4の斜面4aに沿った移動は、ガイド部14の斜面14aと固定鏡筒1の調整ベース4の接触面1aとによってガイドされる。
なお、調整ベース4の斜面4a及び斜面4bは、YZ平面(光軸及び第1の方向に平行な断面)を挟んで互いに逆向きに傾斜しており、傾斜角度はそれぞれ+45度及び−45度に設定されている。
しかしながら、傾斜角度はこれに限られず、YZ平面及びXY平面に対して非平行であれば構わない。
また、ガイド部14の斜面14a及びガイド部13の斜面13aの傾斜角度はそれぞれ、調整ベース4の斜面4a及び斜面4bの傾斜角度に対応するように設定される。好ましくは、斜面4aは斜面14aに面接触するように、及び斜面4bは斜面13aと面接触するように設計されると良い。
また、図1(a)及び(b)に示されているように、止めネジ10は、ネジ部とネジ部より径が大きい段付き部とを有している。そして、ガイド部13を介してX方向における調整ベース4への付勢力を発生するバネ11(第1の付勢部材)が止めネジ10の段付き部の外側に設けられている。
これにより、止めネジ10を緩めて調整ベース4に対してガイド部13を係脱させても、バネ11によってガイド部13の斜面13aの調整ベース4の斜面4bに対する当接を維持したまま、調整ベース4を固定鏡筒1の接触面1aにガタ無く付勢することができる。
また、図1(a)及び(b)に示されているように、調整ベース4は、ビス12で固定鏡筒1に固定されたバネ8(調整部材、第2の付勢部材)によってY方向マイナス側に付勢されている。そして、調整ベース4は、固定鏡筒1に設けられた穴部に螺合された調整ネジ部材9(調整部材)に当接する。
この状態で、止めネジ10を緩めることによって、X方向(第2の方向)に可動であるガイド部13の調整ベース4に対する係止を解除する。そして調整ネジ部材9を回すことによって、固定鏡筒1の調整ベース4との接触面1a及びX方向に不動であるガイド部14の斜面14aに沿って、調整ベース4のY方向(第1の方向)の位置を調整することができる。
上記のように、調整ベース4に光量センサー5が実装された基板6が固定されることにより、調整ベース4、光量センサー5及び基板6が一体でY方向に移動することができる。そして、外部から入射する光がレンズ群2によって光量センサー5に集光されることによって、本実施形態に係る光学装置50は、光量を計測することができる。
そして、本実施形態に係る光学装置50が備える位置調整部は、固定鏡筒1、抑え環3、調整ベース4、基板6、バネ8、調整ネジ部材9、止めネジ10、バネ11、ガイド部13及びガイド部14を含んでいる。
なお、固定鏡筒1とX方向に不動であるガイド部14とは互いに一体に形成されていても構わない。
次に、本実施形態に係る光学装置50における光学部材の位置調整について説明する。
本実施形態に係る光学装置50では、レンズ群2から入射した不図示のマスター光源からの光16の光量が光量センサー5の出力として最大になるように、調整ベース4のY方向に沿った位置を調整ネジ部材9によって調整する。
そして調整ベース4のY方向に沿った位置を調整した後、止めネジ10を固定鏡筒1のネジ部に螺合させることによって、止めネジ10の段付き部の押圧によってガイド部13が調整ベース4を係止する。
この際、斜面4bと斜面13aとが互いに当接するように調整ベース4とガイド部13とは互いに嵌合する。そのため、ガイド部13には止めネジ10の螺合に伴って回転トルクが発生し調整ベース4に伝わるが、調整ベース4が固定鏡筒1の接触面1aからの抗力を受けることで調整ベース4の回転動作を抑制することができる。
これにより、調整ベース4を、止めネジ10の螺合によってガイド部13に発生する回転トルクを受けても、調整された位置からの変位を抑制しつつ係止することができる。
また、Y方向におけるバネ8の調整ベース4への付勢力をW、バネ11の付勢に伴って発生する調整ベース4の斜面4aとガイド部14の斜面14aとの間の摩擦力(第1の摩擦力)をμF1とする。また、バネ11の付勢に伴って発生する調整ベース4の斜面4bとガイド部13の斜面13aとの間の摩擦力(第2の摩擦力)をμF2とする。また、バネ11の付勢に伴って発生する固定鏡筒1の接触面1aと調整ベース4の当接面との間の摩擦力(第3の摩擦力)をμF3とする。このとき、本実施形態に係る光学装置50は、以下の条件式(1)を満たしている。
W>(μF1+μF2+μF3) ・・・(1)
本実施形態に係る光学装置50では条件式(1)が満たされていることにより、調整ベース4は、ガタ無く調整ネジ部材9の移動に追従することができる。
以上、本実施形態に係る光学装置について説明したが、上記の実施形態に限らず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更を行うことが可能である。
本実施形態に係る光学装置50は、ビデオカメラやスチルカメラ等の撮像装置、車載システム等に用いられる測距装置、プロジェクタ等の投射装置などに適用することができる。
また、本実施形態に係る光学装置50では、光量センサー5の位置を調整しているが、これに限らず、レンズ群2とは別のレンズ群等、他の光学部材の位置を調整する場合にも本実施形態を適用することができる。
また、本実施形態に係る光学装置50において、レンズ群2としては単一の光学素子(レンズ)から成る場合も含まれる。
例えば、本実施形態に係る光学装置50を二つ組み合わせることによって、光学部材の位置を光軸(Z軸)に直交する二方向、すなわちX方向及びY方向それぞれにおいて調整することができる。
また、本実施形態に係る光学装置50の上記の説明における部材の移動方向や位置に関する「垂直」や「平行」という用語は、厳密にその方向に限らず、ある程度ずれた略垂直や略平行等のその方向の成分を含む方向を含んでもよい。
なお、本実施形態に係る光学装置50を撮像素子(受光素子)を有する撮像装置として構成した場合、調整ベース4は撮像装置における撮影光学系の一部のレンズ群であっても良い。
また、本実施形態に係る光学装置50を、他の光学装置(光学系)を調整するための調整装置としても使用することができる。
[車載システム]
図2は、本実施形態に係る光学装置50を有する光学機器100を備える車載システム(運転支援装置)1000の構成図を示している。本実施形態に係る光学機器100は、対象物からの反射光を受光するまでの時間やその反射光の位相に基づいて対象物までの距離を算出する、LiDAR(Light Detection And Ranging)と呼ばれる技術を用いた測距装置である。
光学機器100は、上述した位置調整部に加え、光源部からの照明光を偏向して物体を走査すると共に、物体からの反射光を偏向する偏向部と、光源部からの照明光を偏向部に導光すると共に、偏向部からの反射光を受光部に導光する分岐部とを備えている。
光源部は、例えば、光源及びコリメータから構成され、光源からの発散光束(照明光束)をコリメータによって平行光束に変換して射出するものである。
偏向部としては、例えば少なくとも一つの軸の周りに回転(揺動)可能なMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ミラーや、ポリゴンミラー、ガルバノミラーなどを採用することができる。
分岐部としては、例えば有孔ミラーや、ハーフミラー、ダイクロイックミラー、プリズムなどを採用することができる。
受光部は、例えば、集光光学系及び受光素子から構成され、照明された物体からの反射光束が集光光学系によって集光され、受光素子で受光するものである。
また、光学機器100は、受光部の出力に基づいて物体の距離情報を取得する制御部を備えている。
そして、光学機器100に設けられた光源部及び受光部の少なくとも一方が、本実施形態に係る光学装置50となっている。
光源部に本実施形態に係る光学装置50を用いた場合には、光量センサー5と同様に光源の位置を調整することができる。また、受光部に本実施形態に係る光学装置50を用いた場合には、光量センサー5と同様に受光素子の位置を調整することができる。
車載システム1000は、自動車(車両)等の移動可能な移動体(移動装置)により保持され、光学機器100により取得した車両の周囲の障害物や歩行者などの対象物の距離情報に基づいて、車両の運転(操縦)を支援するための装置である。
図3は、車載システム1000を含む移動装置としての車両500の模式図を示している。
図3においては、光学機器100の測距範囲(検出範囲)150を車両500の前方に設定した場合を示しているが、測距範囲150を車両500の後方や側方などに設定してもよい。
図3に示すように、車載システム1000は、光学機器100と、車両情報取得装置200と、制御装置(ECU:エレクトロニックコントロールユニット)300と、警告装置400(警告部)とを備える。
車載システム1000において、光学機器100が備える制御部は、距離取得部(取得部)及び衝突判定部(判定部)としての機能を有する。
ただし、必要に応じて、車載システム1000において光学機器100が備える制御部とは別体の距離取得部や衝突判定部を設けてもよく、それぞれを光学機器100の外部(例えば車両500の内部)に設けてもよい。あるいは、制御装置300の機能を光学機器100が備える制御部に持たせてもよい。
図4は、本実施形態に係る車載システム1000の動作例を示すフローチャートである。以下、このフローチャートに沿って車載システム1000の動作を説明する。
まず、ステップS1では、光学機器100の光源部により車両500の周囲の対象物を照明し、対象物からの反射光を受光することで光学機器100の受光部が出力する信号に基づいて、光学機器100の制御部により対象物の距離情報を取得する。
また、ステップS2では、車両情報取得装置200により車両500の車速、ヨーレート、舵角などを含む車両情報の取得を行う。
そして、ステップS3では、光学機器100の制御部によって、ステップS1で取得された距離情報やステップS2で取得された車両情報を用いて、対象物までの距離が予め設定された設定距離の範囲内に含まれるか否かの判定を行う。
これにより、車両500の周囲の設定距離内に対象物が存在するか否かを判定し、車両500と対象物との衝突可能性を判定することができる。
なお、ステップS1及びS2は、上記の順番とは逆の順番で行われてもよいし、互いに並列して処理を行われてもよい。
光学機器100の制御部は、設定距離内に対象物が存在する場合は「衝突可能性あり」と判定し(ステップS4)、設定距離内に対象物が存在しない場合は「衝突可能性なし」と判定する(ステップS5)。
次に、光学機器100の制御部は、「衝突可能性あり」と判定した場合、その判定結果を制御装置300や警告装置400に対して通知(送信)する。
このとき、制御装置300は光学機器100の制御部での判定結果に基づいて車両500を制御し(ステップS6)、警告装置400は光学機器100の制御部での判定結果に基づいて車両500のユーザ(運転者)への警告を行う(ステップS7)。
なお、判定結果の通知は、制御装置300及び警告装置400の少なくとも一方に対して行えばよい。
制御装置300は、車両500の駆動部(エンジンやモータなど)に対して制御信号を出力することで、車両500の移動を制御することができる。
例えば、車両500においてブレーキをかける、アクセルを戻す、ハンドルを切る、各輪に制動力を発生させる制御信号を生成してエンジンやモータの出力を抑制するなどの制御を行う。
また、警告装置400は、運転者に対して、例えば警告音を発する、カーナビゲーションシステムなどの画面に警告情報を表示する、シートベルトやステアリングに振動を与えるなどの警告を行う。
以上、本実施形態に係る車載システム1000によれば、上記の処理により対象物の検出及び測距を行うことができ、車両500と対象物との衝突を回避することが可能になる。
特に、上述した本実施形態に係る光学装置50を光学機器100の光源部及び受光部の少なくとも一方に適用することで、高い測距精度を実現することができるため、対象物の検出及び衝突判定を高精度に行うことが可能になる。
なお、本実施形態に係る光学装置50を光学機器100の光源部に適用する際には光源の位置調整が行われ、光学機器100の受光部に適用する際には受光素子の位置調整が行われる。
なお、本実施形態では、車載システム1000を運転支援(衝突被害軽減)に適用したが、これに限らず、車載システム1000をクルーズコントロール(全車速追従機能付を含む)や自動運転などに適用してもよい。
また、車載システム1000は、自動車等の車両に限らず、例えば船舶や航空機、産業用ロボットなどの移動体に適用することができる。
また、移動体に限らず、高度道路交通システム(ITS)や監視システム等の物体認識を利用する種々の機器に適用することができる。
また、車載システム1000や移動装置500は、万が一移動装置500が障害物に衝突した場合に、その旨を車載システムの製造元(メーカー)や移動装置の販売元(ディーラー)などに通知するための通知装置(通知部)を備えていてもよい。例えば、通知装置としては、移動装置500と障害物との衝突に関する情報(衝突情報)を予め設定された外部の通知先に対して電子メールなどによって送信するものを採用することができる。
このように、通知装置によって衝突情報を自動通知する構成を採ることにより、衝突が生じた後に点検や修理などの対応を速やかに行うことができる。なお、衝突情報の通知先は、保険会社、医療機関、警察などや、ユーザーが設定した任意のものであってもよい。また、衝突情報に限らず、各部の故障情報や消耗品の消耗情報を通知先に通知するように通知装置を構成してもよい。衝突の有無の検知については、上述した受光部からの出力に基づいて取得された距離情報を用いて行ってもよいし、他の検知部(センサ)によって行ってもよい。
1 固定鏡筒(第1の保持部材)
1a 基準面
2 レンズ群(第1の光学部材)
3 抑え環(第1の保持部材)
4 調整ベース(第2の保持部材)
4a、4b 斜面(第1の斜面、第2の斜面)
5 光量センサー(第2の光学部材)
6 基板(第2の保持部材)
13 ガイド部(第2の押圧部材)
13a 斜面(第4の斜面)
14 ガイド部(第1の押圧部材)
14a 斜面(第3の斜面)
50 光学装置

Claims (17)

  1. 第1及び第2の光学部材を備え、該第1の光学部材の光軸に垂直な第1の方向における該第2の光学部材の位置を調整可能な光学装置であって、
    前記光軸に垂直な基準面を有し、前記第1の光学部材を保持する第1の保持部材と、
    前記光軸及び前記第1の方向に平行な断面を挟んで互いに逆向きに傾いた第1及び第2の斜面を有し、前記第2の光学部材を保持する第2の保持部材と、
    前記第1及び第2の斜面に当接する第3及び第4の斜面を有する第1及び第2の押圧部材とを備え、
    該第1及び第2の押圧部材のそれぞれは、前記第2の保持部材を前記基準面に押圧すると共に前記第4及び第3の斜面に押圧し、
    前記第1及び第2の押圧部材の少なくとも一方は、前記光軸及び前記第1の方向に垂直な第2の方向に可動であることを特徴とする光学装置。
  2. 前記第1及び第2の押圧部材のうち可動である押圧部材を介して前記第2の保持部材を前記基準面に付勢する第1の付勢部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
  3. 前記第1及び第2の押圧部材のうち可動である押圧部材を前記第1の保持部材に固定する固定部材を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の光学装置。
  4. 前記第2の保持部材の前記第1の方向における位置を調整する調整部材を備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の光学装置。
  5. 前記調整部材は、前記第2の保持部材を前記第1の方向に付勢する第2の付勢部材を有し、
    前記第2の付勢部材の前記第1の方向における付勢力は、前記第1及び第2の斜面と前記第3及び第4の斜面との間で発生する第1及び第2の摩擦力、及び前記基準面と前記第2の保持部材との間で発生する第3の摩擦力の和よりも大きいことを特徴とする請求項4に記載の光学装置。
  6. 前記第1及び第2の押圧部材のうち一方は前記第2の方向に不動であり、該第2の方向に不動である押圧部材と前記第1の保持部材とは互いに一体に形成されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の光学装置。
  7. 光源部からの照明光を偏向して物体を走査すると共に、前記物体からの反射光を偏向する偏向部と、
    前記光源部からの前記照明光を前記偏向部に導光すると共に、前記偏向部からの前記反射光を受光部に導光する分岐部とを備え、
    前記光源部及び前記受光部の少なくとも一方は、請求項1乃至6の何れか一項に記載の光学装置であることを特徴とする光学機器。
  8. 前記受光部の出力に基づいて前記物体の距離情報を取得する制御部を備えることを特徴とする請求項7に記載の光学機器。
  9. 請求項7または8に記載の光学機器を備え、該光学機器によって得られた前記物体の距離情報に基づいて車両と前記物体との衝突可能性を判定することを特徴とする車載システム。
  10. 前記車両と前記物体との衝突可能性が有ると判定された場合に、前記車両に制動力を発生させる制御信号を出力する制御装置を備えることを特徴とする請求項9に記載の車載システム。
  11. 前記車両と前記物体との衝突可能性が有ると判定された場合に、前記車両の運転者に対して警告を行う警告装置を備えることを特徴とする請求項9または10に記載の車載システム。
  12. 前記車両と前記物体との衝突に関する情報を外部に通知する通知装置を備えることを特徴とする請求項9乃至11の何れか一項に記載の車載システム。
  13. 請求項7または8に記載の光学機器を備え、該光学機器を保持して移動可能であることを特徴とする移動装置。
  14. 前記光学機器によって得られた前記物体の距離情報に基づいて前記物体との衝突可能性を判定する判定部を有することを特徴とする請求項13に記載の移動装置。
  15. 前記物体との衝突可能性が有ると判定された場合に、移動を制御する制御信号を出力する制御部を備えることを特徴とする請求項13または14に記載の移動装置。
  16. 前記物体との衝突可能性が有ると判定された場合に、前記移動装置の運転者に対して警告を行う警告部を備えることを特徴とする請求項13乃至15の何れか一項に記載の移動装置。
  17. 前記物体との衝突に関する情報を外部に通知する通知部を備えることを特徴とする請求項13乃至16の何れか一項に記載の移動装置。
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