JP2020195222A - 電力変換ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】バスバの汎用性が向上された電力変換ユニットを提供する。【解決手段】電力変換ユニットはx方向に並ぶ複数のスイッチモジュール530〜536と、複数のスイッチモジュールそれぞれのコレクタ端子540aおよびエミッタ端子540bと接続されるPバスバ303およびNバスバ304を備える。また電力変換ユニットはこれらバスバを介して複数のスイッチモジュールそれぞれと接続される第2コンデンサ550を備える。Pバスバはコレクタ端子の総数よりも数の多い第1接続部311hを有する。複数の第1接続部のうちの一部に複数のコレクタ端子が接続されている。Nバスバはエミッタ端子の総数よりも数の多い第2接続部315iを有する。複数の第2接続部のうちの一部に複数のエミッタ端子が接続されている。【選択図】図8

Description

本明細書に記載の開示は、複数のスイッチモジュールとコンデンサとがバスバを介して接続された電力変換ユニットに関するものである。
特許文献1に示されるように、複数の半導体モジュールがバスバを介してコンデンサ素子と接続された電力変換装置が知られている。
特開2018−98913号公報
特許文献1に記載のバスバは、コンデンサ素子に接続される電極部と、電極部に連結された基部と、を備えている。基部には複数の孔が形成されている。この孔の縁部から枝部が延びている。この孔を半導体モジュールの端子の先端が通る。そしてこの端子の先端が枝部と接続されている。
ところでバスバの基部には、複数の半導体モジュールの備える端子の総数と同数の孔と枝部が形成されている。したがって半導体モジュールの数が増加すると、孔と枝部の数を増加するためにバスバの形状を変更しなくてはならなくなる。このように特許文献1に記載のバスバは、半導体モジュールの端子の数の増加に対して汎用性が低い、という問題がある。
そこで本明細書に記載の開示は、バスバの汎用性が向上された電力変換ユニットを提供することを目的とする。
開示の1つは、配列方向に並ぶ複数のスイッチモジュール(530〜536)と、
複数のスイッチモジュールそれぞれの接続端子(540a,540b)と接続されるバスバ(303,304)と、
バスバを介して複数のスイッチモジュールそれぞれと接続されるコンデンサ(550)と、を備え、
バスバは、接続端子の総数よりも数の多い複数の接続部(311h,315i)を有し、
複数の接続部のうちの一部に複数の接続端子が接続されている。
これによれば、スイッチモジュール(530〜536)の数が増加した結果、接続端子(540a,540b)の総数が増加したとしても、バスバ(303,304)の形状を設計変更せずに、複数のスイッチモジュール(530〜536)とコンデンサ(550)とを接続することができる。このようにスイッチモジュール(530〜536)の数の変化に対してバスバ(303,304)の汎用性が向上される。
なお、上記の括弧内の参照番号は、後述の実施形態に記載の構成との対応関係を示すものに過ぎず、技術的範囲を何ら制限するものではない。
車載システムを示す回路図である。 電力変換ユニットの部分斜視図である。 電力変換ユニットの部分分解斜視図である。 パワーモジュールを示す平面図である。 パワーモジュールにPバスバの接続された状態を示す平面図である。 Pバスバにコンデンサ素子の接続された状態を示す平面図である。 Pバスバに絶縁基板の設けられた状態を示す平面図である。 パワーモジュールとコンデンサ素子それぞれにNバスバの接続された状態を示す平面図である。 パワーモジュールとPバスバとの接続形態の変形例を示す平面図である。 パワーモジュールとPバスバとの接続形態の変形例を示す平面図である。 パワーモジュールとPバスバとの接続形態の変形例を示す平面図である。 パワーモジュールとPバスバとの接続形態の変形例を示す平面図である。
以下、実施形態を図に基づいて説明する。ただし図4〜図12では各種構成要素を模式的に示している。
(第1実施形態)
<車載システム>
先ず、図1に基づいて電力変換ユニット300の設けられる車載システム100を説明する。この車載システム100は電気自動車用のシステムを構成している。車載システム100は、バッテリ200、電力変換ユニット300、および、モータ400を有する。
また車載システム100は図示しない複数のECUを有する。これら複数のECUはバス配線を介して相互に信号を送受信している。複数のECUは協調して電気自動車を制御している。複数のECUの制御により、バッテリ200のSOCに応じたモータ400の力行と回生が制御される。SOCはstate of chargeの略である。ECUはelectronic control unitの略である。
バッテリ200は複数の二次電池を有する。これら複数の二次電池は直列接続された電池スタックを構成している。この電池スタックのSOCがバッテリ200のSOCに相当する。二次電池としてはリチウムイオン二次電池、ニッケル水素二次電池、および、有機ラジカル電池などを採用することができる。
電力変換ユニット300の備える電力変換装置500はバッテリ200とモータ400との間の電力変換を行う。電力変換装置500はバッテリ200の直流電力をモータ400の力行に適した電圧レベルの交流電力に変換する。電力変換装置500はモータ400の発電(回生)によって生成された交流電力をバッテリ200の充電に適した電圧レベルの直流電力に変換する。
モータ400は第1MG401と第2MG402を有する。これら2つのMGの出力軸がギアボックス403を介して電気自動車の車軸404に連結されている。第1MG401と第2MG402それぞれの回転エネルギーはギアボックス403と車軸404を介して電気自動車の走行輪に伝達される。逆に、走行輪の回転エネルギーは車軸404とギアボックス403を介して第1MG401と第2MG402に伝達される。MGはmotor generatorの略である。
第1MG401と第2MG402はそれぞれ電力変換装置500から供給される交流電力によって力行する。これにより推進力が走行輪に付与される。また第1MG401と第2MG402は走行輪から伝達される回転エネルギーによって回生する。この回生によって発生した交流電力は、電力変換装置500によって直流電力に変換されるとともに降圧される。この直流電力がバッテリ200に供給される。また直流電力は電気自動車に搭載された各種電気負荷にも供給される。
<電力変換装置>
次に電力変換ユニット300の備える電力変換装置500を説明する。電力変換装置500はコンバータ501とインバータ502を備えている。コンバータ501はバッテリ200の直流電力をモータ400の力行に適した電圧レベルに昇圧する。インバータ502はこの直流電力を交流電力に変換する。この交流電力がモータ400に供給される。またインバータ502はモータ400で生成された交流電力を直流電力に変換する。コンバータ501はこの直流電力をバッテリ200の充電に適した電圧レベルに降圧する。
図1に示すようにコンバータ501は正極バスバ301と負極バスバ302を介してバッテリ200と電気的に接続されている。コンバータ501はPバスバ303とNバスバ304を介してインバータ502と電気的に接続されている。
<コンバータ>
コンバータ501は第1コンデンサ510、リアクトル520、および、A相スイッチモジュール530を有する。
図1に示すように正極バスバ301の一端がバッテリ200の正極に接続されている。負極バスバ302の一端がバッテリ200の負極に接続されている。この正極バスバ301に第1コンデンサ510の有する2つの電極のうちの一方が接続されている。負極バスバ302に第1コンデンサ510の有する2つの電極のうちの他方が接続されている。
リアクトル520の一端が正極バスバ301の他端に接続されている。リアクトル520の他端が図示しないA相バスバを介してA相スイッチモジュール530に接続されている。これによりリアクトル520を介してバッテリ200の正極とA相スイッチモジュール530とが電気的に接続されている。なお図1では各種バスバの接続部位を白丸で示している。これら接続部位は例えばボルトや溶接などによって電気的に接続されている。
A相スイッチモジュール530は、ハイサイドスイッチ541とローサイドスイッチ542を有する。またA相スイッチモジュール530は、ハイサイドダイオード541aとローサイドダイオード542aを有する。これら半導体素子は例えば図2に示す封止樹脂543によって被覆保護されている。
本実施形態では、ハイサイドスイッチ541とローサイドスイッチ542としてnチャネル型のIGBTを採用している。これらハイサイドスイッチ541とローサイドスイッチ542それぞれのコレクタ電極、エミッタ電極、および、ゲート電極それぞれに接続された端子の先端がスイッチモジュールの封止樹脂543の外に露出されている。
図1に示すようにハイサイドスイッチ541のエミッタ電極とローサイドスイッチ542のコレクタ電極とが接続されている。これによりハイサイドスイッチ541とローサイドスイッチ542とが直列接続されている。
また、ハイサイドスイッチ541のコレクタ電極にハイサイドダイオード541aのカソード電極が接続されている。ハイサイドスイッチ541のエミッタ電極にハイサイドダイオード541aのアノード電極が接続されている。これによりハイサイドスイッチ541にハイサイドダイオード541aが逆並列接続されている。
同様にして、ローサイドスイッチ542のコレクタ電極にローサイドダイオード542aのカソード電極が接続されている。ローサイドスイッチ542のエミッタ電極にローサイドダイオード542aのアノード電極が接続されている。これによりローサイドスイッチ542にローサイドダイオード542aが逆並列接続されている。
上記したようにハイサイドスイッチ541とローサイドスイッチ542は封止樹脂543によって被覆保護されている。この封止樹脂543から、ハイサイドスイッチ541のコレクタ電極、ハイサイドスイッチ541とローサイドスイッチ542との間の中点、および、ローサイドスイッチ542のエミッタ電極それぞれに接続された端子の先端が露出されている。ハイサイドスイッチ541とローサイドスイッチ542それぞれのゲート電極に接続された端子の先端が封止樹脂543から露出されている。以下においてはこれら端子を、コレクタ端子540a、中点端子540c、エミッタ端子540b、および、ゲート端子540dと示す。
このコレクタ端子540aがPバスバ303に接続される。エミッタ端子540bがNバスバ304に接続される。これによりハイサイドスイッチ541とローサイドスイッチ542とがPバスバ303からNバスバ304へ向かって順に直列接続されている。
また中点端子540cが図示しないA相バスバを介してリアクトル520の他端に接続されている。そして上記したようにリアクトル520の一端が正極バスバ301に接続されている。以上に示した電気的な接続構成により、リアクトル520は、バッテリ200の正極と、A相スイッチモジュール530の中点端子540cとに接続されている。
ハイサイドスイッチ541とローサイドスイッチ542それぞれのゲート端子540dは上記のゲートドライバに接続されている。ECUは制御信号を生成し、それをゲートドライバに出力する。ゲートドライバは制御信号を増幅し、それをゲート端子540dに出力する。これによりハイサイドスイッチ541とローサイドスイッチ542はECUによって開閉制御される。この結果、コンバータ501に入力される直流電力の電圧レベルが昇降圧される。
ECUは制御信号としてパルス信号を生成している。ECUはこのパルス信号のオンデューティ比と周波数を調整することで直流電力の昇降圧レベルを調整している。この昇降圧レベルはモータ400の目標トルクとバッテリ200のSOCに応じて決定される。
バッテリ200の直流電力を昇圧する場合、ECUはハイサイドスイッチ541とローサイドスイッチ542それぞれを交互に開閉する。これとは反対にインバータ502から供給された直流電力を降圧する場合、ECUはローサイドスイッチ542に出力する制御信号をローレベルに固定する。それとともにECUはハイサイドスイッチ541に出力する制御信号をハイレベルとローレベルに順次切り換える。
<インバータ>
インバータ502は第2コンデンサ550とU相スイッチモジュール531〜Z相スイッチモジュール536を有する。第2コンデンサ550の有する2つの電極のうちの一方がPバスバ303に接続されている。第2コンデンサ550の有する2つの電極のうちの他方がNバスバ304に接続されている。U相スイッチモジュール531〜Z相スイッチモジュール536はPバスバ303とNバスバ304それぞれに接続されている。
U相スイッチモジュール531〜Z相スイッチモジュール536それぞれは、A相スイッチモジュール530と同等の構成要素を有する。すなわちU相スイッチモジュール531〜Z相スイッチモジュール536それぞれは、ハイサイドスイッチ541、ローサイドスイッチ542、ハイサイドダイオード541a、ローサイドダイオード542a、および、封止樹脂543を有する。またこれら6相のスイッチモジュールそれぞれはコレクタ端子540a、エミッタ端子540b、中点端子540c、および、ゲート端子540dを有する。
X相スイッチモジュール534〜Z相スイッチモジュール536はU相スイッチモジュール531〜W相スイッチモジュール533と同等の構成になっている。そのために図1ではX相スイッチモジュール534〜Z相スイッチモジュール536を簡略化して示している。
これら6相のスイッチモジュールそれぞれのコレクタ端子540aはPバスバ303に接続されている。エミッタ端子540bはNバスバ304に接続されている。
そしてU相スイッチモジュール531の中点端子540cがU相バスバ561を介して第1MG401のU相ステータコイルに接続されている。V相スイッチモジュール532の中点端子540cがV相バスバ562を介して第1MG401のV相ステータコイルに接続されている。W相スイッチモジュール533の中点端子540cがW相バスバ563を介して第1MG401のW相ステータコイルに接続されている。
同様にして、X相スイッチモジュール534の中点端子540cがX相バスバ564を介して第2MG402のX相ステータコイルに接続されている。Y相スイッチモジュール535の中点端子540cがY相バスバ565を介して第2MG402のY相ステータコイルに接続されている。Z相スイッチモジュール536の中点端子540cがZ相バスバ566を介して第2MG402のZ相ステータコイルに接続されている。
これまでに説明したように、インバータ502は第1MG401と第2MG402それぞれの有する3相ステータコイルに対応する計6相のスイッチモジュールを有する。これら6相のスイッチモジュールそれぞれの備えるハイサイドスイッチ541とローサイドスイッチ542それぞれのゲート端子540dが上記のゲートドライバに接続されている。
第1MG401と第2MG402それぞれを力行する場合、ECUからの制御信号の出力によって6相のスイッチモジュールの備えるハイサイドスイッチ541とローサイドスイッチ542それぞれがPWM制御される。これによりインバータ502で3相交流が生成される。第1MG401と第2MG402それぞれが発電(回生)する場合、ECUは例えば制御信号の出力を停止する。これにより発電によって生成された交流電力が6相のスイッチモジュールの備えるダイオードを通る。この結果、交流電力が直流電力に変換される。
なお、A相スイッチモジュール530、U相スイッチモジュール531〜Z相スイッチモジュール536それぞれの備えるスイッチ素子の種類としては特に限定されず、例えばMOSFETを採用することもできる。そしてこれらスイッチモジュールに含まれるスイッチやダイオードなどの半導体素子は、Siなどの半導体、および、SiCなどのワイドギャップ半導体によって製造することができる。半導体素子の構成材料としては特に限定されない。
<電力変換装置の構成>
次に、電力変換ユニット300の構成を説明する。それに当たって、以下においては互いに直交の関係にある3方向をx方向、y方向、および、z方向とする。x方向が配列方向に相当する。
図2および図3に示すように電力変換ユニット300は、これまでに図1に基づいて説明した電力変換装置500の他に、冷却器610、コンデンサケース630、および、絶縁板640を有する。
冷却器610はこれまでに説明した計7つのスイッチモジュールを収納しつつ、これらを冷却する機能を果たす。コンデンサケース630は第1コンデンサ510と第2コンデンサ550を収納する機能を果たす。それとともにコンデンサケース630は正極バスバ301、負極バスバ302、Pバスバ303、および、Nバスバ304それぞれを支持する機能を果たす。絶縁板640はPバスバ303とNバスバ304を絶縁しつつ両者の位置を規定する機能を果たす。
なお図2では正極バスバ301と負極バスバ302の図示を省略している。図3では正極バスバ301と負極バスバ302、および、第1コンデンサ510の図示を省略している。
<スイッチモジュール>
これまでに説明したようにスイッチモジュールは封止樹脂543を有する。この封止樹脂543はx方向の厚さの薄い扁平形状を成している。図2〜図4に示すように封止樹脂543は6面を有する直方体形状を成している。封止樹脂543は、x方向に離間して並ぶ第1主面543aと第2主面543b、y方向に離間して並ぶ左面543cと右面543d、および、z方向に離間して並ぶ上面543eと下面を有する。
図2〜図4に示すように上面543eからコレクタ端子540a、エミッタ端子540b、および、中点端子540cそれぞれの先端が突出している。コレクタ端子540a、エミッタ端子540b、および、中点端子540cは右面543dから左面543cに向かって順に並んでいる。また上記した下面からゲート端子540dの先端が突出している。コレクタ端子540aとエミッタ端子540bが接続端子に相当する。
<冷却器>
図4に示すように冷却器610は供給管611、排出管612、および、複数の中継管613を有する。供給管611と排出管612は複数の中継管613を介して連結されている。供給管611に冷媒が供給される。この冷媒は複数の中継管613を介して供給管611から排出管612へと流れる。
供給管611と排出管612はそれぞれx方向に延びている。供給管611と排出管612はy方向で離間している。複数の中継管613それぞれは供給管611から排出管612へと向かってy方向に沿って延びている。供給管611における外部から冷媒の供給される供給口611aと、排出管612における中継管613から供給された冷媒を外部に排出する排出口612aとはy方向で離間して並んでいる。
複数の中継管613はx方向で離間して並んでいる。隣り合う2つの中継管613の間に空隙が構成されている。冷却器610には計7個の空隙が構成されている。これら7個の空隙それぞれにA相スイッチモジュール530、U相スイッチモジュール531〜Z相スイッチモジュール536が個別に設けられている。これによりパワーモジュールが構成されている。
このように冷却器610の空隙に設けられた状態で7相のスイッチモジュールそれぞれの第2主面543bがx方向において供給口611a(排出口612a)側に位置している。y方向において右面543dが供給管611側に位置している。左面543cが排出管612側に位置している。このために7相のスイッチモジュールそれぞれのコレクタ端子540a、エミッタ端子540b、および、中点端子540cは供給管611から排出管612に向かって順にy方向に並んでいる。
これら7相のスイッチモジュールそれぞれの主面が中継管613と接触している。図示しないバネ体から付与される付勢力によって両者の接触面積が増大されている。これにより7相のスイッチモジュールそれぞれで発生した熱が中継管613を介して冷媒に放熱可能になっている。
なお、本実施形態では、x方向において供給口611aから離間する方向に、U相スイッチモジュール531〜W相スイッチモジュール533、A相スイッチモジュール530、X相スイッチモジュール534〜Z相スイッチモジュール536の順に並んでいる。そのためにU相スイッチモジュール531〜W相スイッチモジュール533はX相スイッチモジュール534〜Z相スイッチモジュール536よりも供給管611と中継管613それぞれを流動する冷媒の上流側に位置している。U相スイッチモジュール531〜W相スイッチモジュール533はX相スイッチモジュール534〜Z相スイッチモジュール536よりも冷媒によって冷却されやすくなっている。
<コンデンサケースとコンデンサ素子>
コンデンサケース630は絶縁性の樹脂材料から成る。コンデンサケース630に第1コンデンサ510と第2コンデンサ550が収納されている。図示しないがコンデンサケース630から第1コンデンサ510に接続された正極バスバ301と負極バスバ302の一部が露出されている。
図3に示すように本実施形態の第2コンデンサ550は第1コンデンサ素子551と第2コンデンサ素子552を有する。これら第1コンデンサ素子551と第2コンデンサ素子552それぞれはy方向に延びる角柱形状を成している。第1コンデンサ素子551と第2コンデンサ素子552それぞれはy方向に離間して並ぶ2つの底面を有する。これら2つ底面それぞれに電極が形成されている。
第1コンデンサ素子551と第2コンデンサ素子552はx方向で並ぶ態様でコンデンサケース630に収納されている。これら2つのコンデンサ素子の備える2つの電極のうちの一方にPバスバ303が接続される。2つの電極のうちの他方にNバスバ304が接続される。2つのコンデンサ素子はPバスバ303とNバスバ304との間で並列接続されている。これら2つのコンデンサ素子の静電容量の総量が第2コンデンサ550の静電容量になっている。
<Pバスバ>
Pバスバ303は金属製の平板をプレス加工することで製造される。図3に示すようにPバスバ303はz方向の厚さの薄い第1基部311とy方向の厚さの薄い第1電極部312とが一体的に連結されてなる。Pバスバ303はx方向に面する平面において略L字形状を成している。
第1基部311はz方向に面する平面においてx方向を長手方向とする矩形を成している。第1基部311はz方向に並ぶ第1上面311aと第1下面を有する。また第1基部311はこれら2面を連結する4つの側面を有する。第1基部311はy方向に並ぶ第1左面311cと第1右面311d、および、x方向に並ぶ第1前面311eと第1後面311fを有する。
図3に示すように第1基部311には第1上面311aと第1下面とに貫通する第1通し孔311gが形成されている。第1通し孔311gは、y方向において第1右面311dよりも第1左面311c側に位置している。第1基部311における第1右面311d側は第1通し孔311gの非形成領域になっている。
本実施形態では計10個の第1通し孔311gが第1基部311に形成されている。これら10個の第1通し孔311gはx方向に離間して並んでいる。x方向とy方向を行列方向として、10個の第1通し孔311gが10行1列に配列している。
また第1基部311には、第1通し孔311gを区画する環状の側面から第1上面311aの上方に向かってz方向に起立する第1接続部311hが一体的に連結されている。計10個の第1接続部311hがx方向に離間して並んでいる。
第1電極部312はy方向に面する平面においてx方向を長手方向とする矩形を成している。第1電極部312はy方向に並ぶ第1電極面312aと第1裏面312bを有する。そして第1電極部312はこれら2面を連結する4つの側面を有する。
第1電極部312は第1基部311よりもx方向の長さが長くなっている。第1電極部312の有するx方向を長手として延びる2つの側面のうちの一方の一部が、第1基部311の第1右面311dに連結されている。第1電極部312の有するx方向を長手として延びる2つの側面のうちの一方の一部が第1基部311と非連結になっている。
以下においては表記を簡便とするために、第1電極部312における第1基部311との連結部位を含みつつx方向に延びる部位を第1連結部313と示す。第1電極部312における第1基部311との非連結部位を含みつつx方向に延びる部位を第1非連結部314と示す。
この第1連結部313の有するy方向に面する平面においてz方向を短手として延びる2つの側面のうちの一方が第1非連結部314と一体的に連結されている。第1非連結部314はこれら2つの側面のうちの一方から離間する態様でx方向に延びている。そしてこれら2つの側面のうちの他方が第1基部311の第1前面311eとx方向に面する平面において連続的につながっている。
以上に示した第1基部311と第1電極部312との連結形態のため、第1基部311に形成された第1接続部311hと第1連結部313との間の沿面距離よりも、第1接続部311hと第1非連結部314との間の沿面距離の方が長くなっている。
<絶縁板>
絶縁板640は絶縁性の樹脂材料から成る。図3に示すように絶縁板640はz方向の厚さの薄い平板形状を成している。
絶縁板640はz方向に面する平面においてx方向を長手方向とする矩形を成している。絶縁板640はz方向に並ぶ第2上面640aと第2下面を有する。また絶縁板640はこれら2面を連結する4つの側面を有する。絶縁板640はy方向に並ぶ第2左面640cと第2右面640d、および、x方向に並ぶ第2前面640eと第2後面640fを有する。
図3に示すように絶縁板640には第2上面640aと第2下面とに貫通する第2通し孔640gと第3通し孔640hが形成されている。第2通し孔640gは第3通し孔640hよりも、y方向において第2左面640cから離れている。換言すれば、第3通し孔640hは第2通し孔640gよりも、y方向において第2左面640c側に位置している。
本実施形態では計10個の第2通し孔640gと計10個の第3通し孔640hが絶縁板640に形成されている。10個の第2通し孔640gはx方向に離間して並んでいる。10個の第3通し孔640hもx方向に離間して並んでいる。これら10個の第2通し孔640gと10個の第3通し孔640hとがy方向に離間して並んでいる。x方向とy方向を行列方向として、計20個の通し孔が10行2列に配列している。
<Nバスバ>
Nバスバ304は金属製の平板をプレス加工することで製造される。図3に示すようにNバスバ304はz方向の厚さの薄い第2基部315とy方向の厚さの薄い第2電極部316とが一体的に連結されてなる。Nバスバ304はx方向に面する平面において略L字形状を成している。
第2基部315はz方向に面する平面においてx方向を長手方向とする矩形を成している。第2基部315はz方向に並ぶ第3上面315aと第3下面を有する。また第2基部315はこれら2面を連結する4つの側面を有する。第2基部315はy方向に並ぶ第3左面315cと第3右面315d、および、x方向に並ぶ第3前面315eと第3後面315fを有する。
図3に示すように第2基部315には第3上面315aと第3下面とに貫通する第4通し孔315gと第5通し孔315hが形成されている。第4通し孔315gは第5通し孔315hよりも、y方向において第3左面315cから離れている。換言すれば、第5通し孔315hは第4通し孔315gよりも、y方向において第3左面315c側に位置している。
本実施形態では計10個の第4通し孔315gと計10個の第5通し孔315hが第2基部315に形成されている。10個の第4通し孔315gはx方向に離間して並んでいる。10個の第5通し孔315hもx方向に離間して並んでいる。これら10個の第4通し孔315gと10個の第5通し孔315hとがy方向に離間して並んでいる。x方向とy方向を行列方向として、計20個の通し孔が10行2列に配列している。
また第2基部315には、第5通し孔315hを区画する環状の側面から第3上面315aの上方に向かってz方向に起立する第2接続部315iが一体的に連結されている。計10個の第2接続部315iがx方向に離間して並んでいる。
第2電極部316はy方向に面する平面においてx方向を長手方向とする矩形を成している。第2電極部316はy方向に並ぶ第2電極面316aと第2裏面316bを有する。そして第2電極部316はこれら2面を連結する4つの側面を有する。
第2電極部316は第2基部315よりもx方向の長さが長くなっている。第2電極部316の有するx方向を長手として延びる2つの側面のうちの一方の一部が、第2基部315の第3右面315dに連結されている。第2電極部316の有するx方向を長手として延びる2つの側面のうちの一方の一部が第2基部315と非連結になっている。
以下においては表記を簡便とするために、第2電極部316における第2基部315との連結部位を含みつつx方向に延びる部位を第2連結部317と示す。第2電極部316における第2基部315との非連結部位を含みつつx方向に延びる部位を第2非連結部318と示す。
この第2連結部317の有するy方向に面する平面においてz方向を短手として延びる2つの側面のうちの一方が第2非連結部318と一体的に連結されている。第2非連結部318はこれら2つの側面のうちの一方から離間する態様でx方向に延びている。そしてこれら2つの側面のうちの他方が第2基部315の第3前面315eとx方向に面する平面において連続的につながっている。
以上に示した第2基部315と第2電極部316との連結形態のため、第2基部315に形成された第2接続部315iと第2連結部317との間の沿面距離よりも、第2接続部315iと第2非連結部318との間の沿面距離の方が長くなっている。
<連結形態>
次に図4〜図8に基づいてスイッチモジュールのPバスバ303とNバスバ304を介した第1コンデンサ素子551および第2コンデンサ素子552との接続形態を説明する。これらの図面においては、表記を明りょうとするためにコレクタ端子540a、エミッタ端子540b、および、中点端子540cそれぞれを黒塗りで示している。
なお、図4〜図8では説明の都合上、Pバスバ303とNバスバ304それぞれを個別にスイッチモジュールに配置するように示している。しかしながら、例えばこれら2つのバスバが絶縁板640を介して一体的に連結されたバスバモジュールをスイッチモジュールに配置してもよい。第1コンデンサ素子551と第2コンデンサ素子552に連結されるとともに一部がコンデンサケース630に収納されたバスバモジュールをスイッチモジュールに配置してもよい。
以下、x方向に並ぶ10個の第1通し孔311gおよび第1接続部311hそれぞれに対して、第1前面311eから第1後面311fに向かうにしたがって数字の増大する番数を付与して説明する。同様にして、x方向に並ぶ10個の第2通し孔640gおよび第3通し孔640hそれぞれに対して、第2前面640eから第2後面640fに向かうにしたがって数字の増大する番数を付与して説明する。x方向に並ぶ10個の第4通し孔315g、第5通し孔315h、および、第2接続部315iそれぞれに対して、第3前面315eから第3後面315fに向かうにしたがって数字の増大する番数を付与して説明する。図5〜図8ではこの番数を示す1〜10の番号を通し孔の隣に図示している。第1番目の番数はx方向において冷却器610の供給口611a(排出口612a)側に位置している。
図5に示すようにPバスバ303は、第1基部311の第1下面が7相のスイッチモジュールそれぞれの上面543eおよび冷却器610の供給管611それぞれとz方向で対向する態様でz方向においてパワーモジュールの上方に設けられる。第1基部311に形成された計10個の第1通し孔311gのうちの7つに、7相のスイッチモジュールのコレクタ端子540aが通される。本実施形態では第1番目から第7番目の第1通し孔311gにコレクタ端子540aが通される。
具体的に言えば、端側の第1番目から第3番目の第1通し孔311gにU相スイッチモジュール531〜W相スイッチモジュール533のコレクタ端子540aが通される。中央側の第4番目の第1通し孔311gにA相スイッチモジュール530のコレクタ端子540aが通される。中央側の第5番目から第7番目の第1通し孔311gにX相スイッチモジュール534〜Z相スイッチモジュール536のコレクタ端子540aが通される。
第1通し孔311gを通ったコレクタ端子540aはz方向において第1上面311aの上方に突出する。この第1上面311aの上方に突出したコレクタ端子540aの先端と第1接続部311hとがx方向で対向する態様でレーザ照射によって接合される。
図6に示すように第1コンデンサ素子551と第2コンデンサ素子552は、z方向で第1基部311の第1上面311aにおける第1通し孔311gの非形成領域と対向する態様でPバスバ303に設けられる。この際、第1コンデンサ素子551はy方向で第1連結部313と対向する。第2コンデンサ素子552はy方向で第1連結部313と第1非連結部314それぞれと対向する。第1コンデンサ素子551の有する2つの電極のうちの一方が第1連結部313の第1電極面312aに接合される。第2コンデンサ素子552の有する2つの電極のうちの一方が第1連結部313と第1非連結部314それぞれの第1電極面312aに接合される。
係る接続構成のため、第1電極部312と第1基部311とを介した第1コンデンサ素子551とコレクタ端子540aとの間の通電経路長が短くなりやすくなっている。第1電極部312と第1基部311とを介した第2コンデンサ素子552とコレクタ端子540aとの間の通電経路長のほうが長くなりやすくなっている。
図7に示すように絶縁板640は、z方向で第2下面がPバスバ303の第1基部311の第1上面311aと対向する態様でPバスバ303に積層される。この積層配置によって、絶縁板640に形成された計10個の第2通し孔640gがPバスバ303に形成された計10個の第1通し孔311gとz方向で連通される。計10個の第2通し孔640gに計10個の第1接続部311hが挿通される。
それとともに、計10個の第2通し孔640gのうちの7つに、7相のスイッチモジュールのコレクタ端子540aが通される。本実施形態では第1番目から第7番目の第2通し孔640gにコレクタ端子540aが通される。
また、上記した積層配置において、絶縁板640における第3通し孔640hの形成部位はPバスバ303とz方向で非対向になる。計10個の第3通し孔640hのうちの7つに、7相のスイッチモジュールのエミッタ端子540bが通される。本実施形態では第1番目から第7番目の第3通し孔640hにエミッタ端子540bが通される。
図8に示すようにNバスバ304の第2基部315は、z方向で第3下面が絶縁板640の第2上面640aと対向する態様で絶縁板640に積層される。この積層配置によって、Nバスバ304に形成された計10個の第4通し孔315gが絶縁板640に形成された計10個の第2通し孔640gとz方向で連通される。計10個の第4通し孔315gに計10個の第1接続部311hが挿通される。
それとともに、計10個の第4通し孔315gのうちの7つに、7相のスイッチモジュールのコレクタ端子540aが通される。本実施形態では第1番目から第7番目の第4通し孔315gにコレクタ端子540aが通される。
また、上記した積層配置によって、Nバスバ304に形成された計10個の第5通し孔315hが絶縁板640に形成された計10個の第3通し孔640hとz方向で連通される。
それとともに、計10個の第5通し孔315hのうちの7つに、7相のスイッチモジュールのエミッタ端子540bが通される。本実施形態では第1番目から第7番目の第5通し孔315hにエミッタ端子540bが通される。
具体的に言えば、端側の第1番目から第3番目の第5通し孔315hにU相スイッチモジュール531〜W相スイッチモジュール533のエミッタ端子540bが通される。中央側の第4番目の第5通し孔315hにA相スイッチモジュール530のエミッタ端子540bが通される。中央側の第5番目から第7番目の第5通し孔315hにX相スイッチモジュール534〜Z相スイッチモジュール536のエミッタ端子540bが通される。
第5通し孔315hを通ったエミッタ端子540bはz方向において第3上面315aの上方に突出する。この第3上面315aの上方に突出したエミッタ端子540bの先端と第2接続部315iとがx方向で対向する態様でレーザ照射によって接合される。
また図8に示すようにNバスバ304の第2電極部316は、y方向で第2電極面316aが第1コンデンサ素子551と第2コンデンサ素子552それぞれと対向する。第2連結部317の第2電極面316aに第1コンデンサ素子551の有する2つの電極のうちの他方が接合される。第2連結部317と第2非連結部318それぞれの第2電極面316aに第2コンデンサ素子552の有する2つの電極のうちの他方が接合される。
係る接続構成のため、第2電極部316と第2基部315とを介した第1コンデンサ素子551とエミッタ端子540bとの間の通電経路長が短くなりやすくなっている。第2電極部316と第2基部315とを介した第2コンデンサ素子552とエミッタ端子540bとの間の通電経路長のほうが長くなりやすくなっている。
<汎用性の向上>
上記したようにPバスバ303は7つのコレクタ端子540aと接続するための第1通し孔311gと第1接続部311hを10個有する。Nバスバ304は7つのエミッタ端子540bと接続するための第5通し孔315hと第2接続部315iを10個有する。またNバスバ304は7つのコレクタ端子540aを通すための第4通し孔315gを10個有する。絶縁板640は第1接続部311hとコレクタ端子540aを通すための第2通し孔640gおよびエミッタ端子540bを通すための第3通し孔640hを10個有する。
このようにPバスバ303はコレクタ端子540aの総数よりも多くの第1通し孔311gと第1接続部311hを有する。Nバスバ304はエミッタ端子540bの総数よりも多くの第5通し孔315hと第2接続部315iを有する。またNバスバ304はコレクタ端子540aの総数よりも多くの第4通し孔315gを有する。絶縁板640はコレクタ端子540a(エミッタ端子540b)の総数よりも多くの第2通し孔640gと第3通し孔640hを有する。
これによれば、スイッチモジュールの数が増加した結果、コレクタ端子540aとエミッタ端子540bそれぞれの総数が増加したとしても、Pバスバ303とNバスバ304、および、絶縁板640それぞれの形状を設計変更せずに、スイッチモジュールと第2コンデンサ550とを接続できる。このようにスイッチモジュールの数の変化に対してPバスバ303とNバスバ304、および、絶縁板640それぞれの汎用性が向上されている。
<インダクタンス成分>
ところで、Pバスバ303およびNバスバ304を介したスイッチモジュールと第2コンデンサ550との間のインダクタンス成分は、Pバスバ303およびNバスバ304それぞれの通電経路長が長くなるほどに高まる性質を有する。インダクタンス成分が高まると、これらバスバを流れる電流の時間変化時に生じるサージ電圧が増大する。
Pバスバ303において電流は、第1接続部311hにおけるコレクタ端子540aとの接続部位と、第1コンデンサ素子551の有する2つの電極のうちの一方の第1電極部312との接合部位との間の第1通電経路で流れる。またPバスバ303において電流は、第1接続部311hにおけるコレクタ端子540aとの接続部位と、第2コンデンサ素子552の有する2つの電極のうちの一方の第1電極部312との接合部位との間の第2通電経路で流れる。
Pバスバ303におけるスイッチモジュールと第2コンデンサ550との間の通電経路長は、これら第1通電経路と第2通電経路の合算値に成る。そのためにPバスバ303におけるスイッチモジュールと第2コンデンサ550との間のインダクタンス成分は、第1通電経路と第2通電経路の合算値が長くなるほどに高まる。
Nバスバ304において電流は、第2接続部315iにおけるエミッタ端子540bとの接続部位と、第1コンデンサ素子551の有する2つの電極のうちの他方の第2電極部316との接合部位との間の第3通電経路で流れる。またNバスバ304において電流は、第2接続部315iにおけるエミッタ端子540bとの接続部位と、第2コンデンサ素子552の有する2つの電極のうちの他方の第2電極部316との接合部位との間の第4通電経路で流れる。
Nバスバ304におけるスイッチモジュールと第2コンデンサ550との間の通電経路長は、これら第3通電経路と第4通電経路の合算値に成る。そのためにNバスバ304におけるスイッチモジュールと第2コンデンサ550との間のインダクタンス成分は、第3通電経路と第4通電経路の合算値が長くなるほどに高まる。
以上により、Pバスバ303およびNバスバ304を介した複数のスイッチモジュールと第2コンデンサ550との間のインダクタンス成分は、各スイッチモジュールに対する第1通電経路長〜第4通電経路長を総和した総通電経路長が長くなるほどに高まる。
上記したように本実施形態では、第1電極部312と第1基部311とを介した第1コンデンサ素子551とコレクタ端子540aとの間の通電経路長が短くなりやすくなっている。第2電極部316と第2基部315とを介した第1コンデンサ素子551とエミッタ端子540bとの間の通電経路長が短くなりやすくなっている。
そして、第1電極部312と第1基部311とを介した第2コンデンサ素子552とコレクタ端子540aとの間の通電経路長が長くなりやすくなっている。第2電極部316と第2基部315とを介した第2コンデンサ素子552とエミッタ端子540bとの間の通電経路長が長くなりやすくなっている。
番数の低い第1接続部311hと第2接続部315iそれぞれは番数の高い第1接続部311hと第2接続部315iそれぞれよりも、バスバ内の通電経路において、第2コンデンサ素子552から離れている。
以上により、本実施形態で例示したPバスバ303とNバスバ304それぞれに対する第1コンデンサ素子551と第2コンデンサ素子552の接続形態の場合、総通電経路長は、番数の低い接続部にスイッチモジュールの端子が接続されると長くなりやすい。総通電経路長は、番数の中くらいの接続部だけにスイッチモジュールの端子が接続される場合よりも、番数の低い接続部だけにスイッチモジュールの端子が接続される場合のほうが長くなりやすくなっている。なお、具体的に例示すれば、低い番数は第1番目から第3番目である。中くらいの番数は第4番目から第7番目である。そして高い番数は第8番目から第10番目である。
これに対して本実施形態では第1番目から第7番目の第1接続部311hにコレクタ端子540aが接続されている。第1番目から第7番目の第2接続部315iにエミッタ端子540bが接続されている。
詳しく言えば、第1番目から第3番目の第1接続部311hと第2接続部315iにU相スイッチモジュール531〜W相スイッチモジュール533のコレクタ端子540aとエミッタ端子540bが接続されている。第4番目の第1接続部311hと第2接続部315iにA相スイッチモジュール530のコレクタ端子540aとエミッタ端子540bが接続されている。第5番目から第7番目の第1接続部311hと第2接続部315iにX相スイッチモジュール534〜Z相スイッチモジュール536のコレクタ端子540aとエミッタ端子540bが接続されている。
したがってU相〜W相のスイッチモジュールと第2コンデンサ550との間の総通電経路長は、X相〜Z相のスイッチモジュールと第2コンデンサ550との間の総通電経路長よりも長くなりやすくなっている。U相〜W相のスイッチモジュールと第2コンデンサ550との間のインダクタンス成分は、X相〜Z相のスイッチモジュールと第2コンデンサ550との間のインダクタンス成分よりも高くなりやすくなっている。
したがってU相〜W相のスイッチモジュールに含まれるハイサイドスイッチ541とローサイドスイッチ542のスイッチング速度を速めると、このスイッチモジュールで発生するサージ電圧が高まりやすくなっている。そこでこれらスイッチのスイッチング速度を遅らせることでサージ電圧の高まりを抑制することが考えられる。しかしながらこの場合、スイッチング損失の増大による昇温、という新たな課題が生じる。
これに対して本実施形態では、U相〜W相のスイッチモジュールはX相〜Z相のスイッチモジュールよりも冷媒の上流側に位置している。そのためにU相〜W相のスイッチモジュールはX相〜Z相のスイッチモジュールよりも冷媒によって冷却されやすくなっている。したがってU相〜W相のスイッチモジュールに含まれるスイッチのスイッチング速度を遅らせることでサージ電圧の高まりを抑制したとしても、このスイッチモジュールでの昇温が抑制される。
以上、本開示の好ましい実施形態について説明したが、本開示は上記した実施形態になんら制限されることなく、本開示の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
(第1の変形例)
本実施形態では冷却器610に7個のスイッチモジュールが収納される例を示した。しかしながら例えば図9に示すように冷却器610に9個のスイッチモジュールが収納されてもよい。このようにスイッチモジュールの数が増大したとしても、Pバスバ303とNバスバ304それぞれの形状を変更しなくとも、これらバスバを介して9個のスイッチモジュールと第2コンデンサ550とを接続することができる。なお図9では符号の増大を抑制するために新たなスイッチモジュールに536の符号を付与している。
また、図10に示すように冷却器610に4個のスイッチモジュールが収納されてもよい。係る構成においても、Pバスバ303とNバスバ304それぞれの形状を変更しなくとも、これらバスバを介して4個のスイッチモジュールと第2コンデンサ550とを接続することができる。
(第2の変形例)
本実施形態では第1番目から第7番目の第1接続部311hにコレクタ端子540aが接続される例を示した。第1番目から第7番目の第2接続部315iにエミッタ端子540bが接続される例を示した。しかしながら何番目の接続部にスイッチモジュールの端子が接続されてもよい。
例えば図11に示す変形例では、第2番目から第8番目の第1接続部311hにコレクタ端子540aが接続されるとともに、第2番目から第8番目の第2接続部315iにエミッタ端子540bが接続されている。図12に示す変形例では、第4番目から第7番目の第1接続部311hにコレクタ端子540aが接続されるとともに、第4番目から第7番目の第2接続部315iにエミッタ端子540bが接続されている。
このように何番目の接続部にスイッチモジュールの端子が接続されてもよいが、Pバスバ303およびNバスバ304を介したスイッチモジュールと第2コンデンサ550との間の総通電経路長の短くなる接続部を接続対象として選択するとよい。
本実施形態で説明したように、Pバスバ303とNバスバ304の総通電経路長は、番数の低い接続部にスイッチモジュールの端子が接続されると長くなりやすくなっている。具体的に言えば、例えば第1番目の第1接続部311hにコレクタ端子540aが接続され、第1番目の第2接続部315iにエミッタ端子540bが接続されると総通電経路長が長くなりやすくなっている。
これに対して図11と図12に示す変形例では、第1番目の第1接続部311hと第2接続部315iにスイッチモジュールの端子が接続されていない。そのためにPバスバ303およびNバスバ304を介した複数のスイッチモジュールと第2コンデンサ550との間の総通電経路長が短く成りやすくなっている。Pバスバ303およびNバスバ304を介した複数のスイッチモジュールと第2コンデンサ550との間のインダクタンス成分が低まりやすくなっている。
なお、当然ながらにして、番数の高い第1接続部311hと第2接続部315iそれぞれは番数の低い第1接続部311hと第2接続部315iそれぞれよりも、上記の通電経路長において、第1コンデンサ素子551から離れる。そのために番数の高い接続部にバスバを接続すると、総通電経路長が長くなりやすくなっている。総通電経路長は、番数の中くらいの接続部だけにスイッチモジュールの端子が接続される場合よりも、番数の高い接続部だけにスイッチモジュールの端子が接続される場合のほうが長くなりやすくなっている。
これを回避するために特に図12に示す変形例では、番数の中くらいの第4番目から第7番目の第1接続部311hにコレクタ端子540aが接続され、第4番目から第7番目の第2接続部315iにエミッタ端子540bが接続されている。このように通電経路長の長くなりやすい接続部とスイッチモジュールの端子とを非接続としてもよい。より限定的に言えば、通電経路長の最も長くなりやすい接続部とスイッチモジュールの端子とを非接続としてもよい。これによりインダクタンス成分に起因するサージ電圧が低減される。
また、もう図示しないが、番数の中くらい側から高い側の第5番目から第8番目の第1接続部311hにコレクタ端子540aが接続され、第5番目から第8番目の第2接続部315iにエミッタ端子540bが接続されてもよい。番数の低い側から中くらい側の第3番目から第6番目の第1接続部311hにコレクタ端子540aが接続され、第3番目から第6番目の第2接続部315iにエミッタ端子540bが接続されてもよい。両端側の接続部にスイッチモジュールの端子が接続されてもよい。そして番数の低い接続部の端子との非接続数N1と番数の高い接続部の端子との非接続数N2とが等しくとも異なっていてもよい。
さらに言えば、両端側に位置する番数の低い側の接続部と番数の高い側の接続部それぞれにスイッチモジュールの端子が接続され、中央側に位置する番数の中くらい側の接続部のうちの少なくとも1つが端子と非接続の構成を採用することもできる。
(第3の変形例)
本実施形態ではPバスバ303が第1通し孔311gと第1接続部311hを10個有する例を示した。絶縁板640が第2通し孔640gと第3通し孔640hを10個有する例を示した。Nバスバ304が第4通し孔315g、第5通し孔315h、および、第2接続部315iを10個有する例を示した。しかしながらこれら通し孔と接続部の数としては上記例に限定されない。接続の想定される複数のスイッチモジュールのコレクタ端子540a(エミッタ端子540b)の総数よりも多ければよい。
(第4の変形例)
本実施形態では第1連結部313の有するy方向に面する平面においてz方向を短手として延びる2つの側面のうちの他方が第1基部311の第1前面311eとx方向に面する平面において連続的につながっている例を示した。しかしながら、この側面と第1前面311eとはx方向に面する平面において連続的につながっていなくともよい。
同様にして、本実施形態では第2連結部317の有するy方向に面する平面においてz方向を短手として延びる2つの側面のうちの他方が第2基部315の第3前面315eとx方向に面する平面において連続的につながっている例を示した。しかしながら、この側面と第3前面315eとはx方向に面する平面において連続的につながっていなくともよい。例えば、これら2つの面のx方向の位置が異なるために、2つの面がx方向に面する平面において非連続となっていてもよい。
(第5の変形例)
本実施形態ではハイサイドスイッチ541とローサイドスイッチ542、および、ハイサイドダイオード541aとローサイドダイオード542aが封止樹脂543に被覆保護されて1つのスイッチモジュールが構成される例を示した。
しかしながらこれとは異なり、例えばハイサイドスイッチ541とハイサイドダイオード541aが樹脂封止されて1つのスイッチモジュールが構成されてもよい。ローサイドスイッチ542とローサイドダイオード542aが樹脂封止されて1つのスイッチモジュールが構成されてもよい。スイッチモジュールの構成形態としては特に限定されない。
(その他の変形例)
本実施形態では電力変換ユニット300が電力変換装置500の構成要素の全てを有する例を示した。しかしながら電力変換ユニット300にはコンバータ501とインバータ502のうちの一方の構成要素が含まれていればよい。若しくは、電力変換ユニット300にはコンバータ501とインバータ502それぞれの一部の構成要素が含まれていればよい。少なくとも電力変換ユニット300に電力変換装置500の構成要素として第2コンデンサ550と複数のスイッチモジュールが含まれていればよい。
本実施形態では電力変換ユニット300が電気自動車用の車載システム100に含まれる例を示した。しかしながら電力変換ユニット300の適用としては特に上記例に限定されない。例えばモータと内燃機関を備えるハイブリッドシステムに電力変換ユニット300が含まれる構成を採用することもできる。
本実施形態ではモータ400が2つの第1MG401と第2MG402を有する例を示した。しかしながらモータ400が単数のMGを有する構成を採用することもできる。この場合、電力変換ユニット300のインバータ502は最低3相のスイッチモジュールを有する。
100…車載システム、200…バッテリ、300…電力変換ユニット、303…Pバスバ、304…Nバスバ、311…第1基部、311g…第1通し孔、311h…第1接続部、312…第1電極部、315…第2基部、315g…第4通し孔、315h…第5通し孔、315i…第2接続部、315…第2電極部、400…モータ、500…電力変換装置、530…A相スイッチモジュール、531…U相スイッチモジュール、532…V相スイッチモジュール、533…W相スイッチモジュール、534…X相スイッチモジュール、535…Y相スイッチモジュール、536…Z相スイッチモジュール、540a…コレクタ端子、540b…エミッタ端子、550…第2コンデンサ、610…冷却器、611…供給管、611a…供給口、612…排出管、613…中継管

Claims (5)

  1. 配列方向に並ぶ複数のスイッチモジュール(530〜536)と、
    複数の前記スイッチモジュールそれぞれの接続端子(540a,540b)と接続されるバスバ(303,304)と、
    前記バスバを介して複数の前記スイッチモジュールそれぞれと接続されるコンデンサ(550)と、を備え、
    前記バスバは、前記接続端子の総数よりも数の多い複数の接続部(311h,315i)を有し、
    複数の前記接続部のうちの一部に複数の前記接続端子が接続されている電力変換ユニット。
  2. 前記バスバは、複数の前記接続部の他に、複数の前記接続部それぞれを一体的に連結する基部(311,315)と、前記基部と一体的に連結されるとともに前記コンデンサの電極に接続される電極部(312,316)と、を有する請求項1に記載の電力変換ユニット。
  3. 複数の前記接続部のうちの、前記基部と前記電極部を介した前記電極からの通電経路長の最も長い前記接続部が、前記接続端子と非接続になっている請求項2に記載の電力変換ユニット。
  4. 前記配列方向に複数の前記接続部が並び、
    前記配列方向に並ぶ複数の前記接続部のうちの両端側に位置する前記接続部と前記電極との間の前記基部と前記電極部を介した通電経路長は、中央側に位置する前記接続部と前記電極との間の前記基部と前記電極部を介した通電経路長よりも長くなっている請求項2または請求項3に記載の電力変換ユニット。
  5. 複数の前記スイッチモジュールそれぞれを収納するとともに冷却する冷却器(610)を有し、
    前記冷却器は、前記配列方向に離間して並ぶことで前記スイッチモジュールを収納する隙間を構成する複数の中継管(613)と、複数の前記中継管それぞれに冷媒を供給する供給管(611)と、複数の前記中継管それぞれを流れた前記冷媒を排出する排出管(612)と、を有し、
    前記供給管における外部から前記冷媒の供給される供給口(611a)は、前記配列方向に並ぶ複数の前記接続部のうちの両端の一方側に位置している請求項4に記載の電力変換ユニット。
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