JP2020194838A - Coil and magnetic resonance imaging apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、コイルおよび磁気共鳴イメージング装置に関する。 The present invention relates to a coil and a magnetic resonance imaging device.
本技術分野の背景技術として、下記特許文献1の要約には、『[課題]「超電導マグネットの小型化」、「ヘリウム槽の小型化」、および「クライオスタットの小型化」、をいずれも実現できる簡易な構造の超電導マグネットを提供すること。[解決手段]円筒状の胴部11と、所定の間隔をあけて当該胴部11の外周に設けられた少なくとも一対のフランジ部12a・12bと、を具備してなる巻枠2と、フランジ部12a・12b間の胴部11に巻回された超電導線材よりなる超電導コイル3aと、を備える超電導マグネット1である。超電導コイル3aの外周に熱伝導率の高い金属材料からなる線状体4aを巻きつけている。線状体4aの直径は、胴部11の厚みTよりも小さい。』と記載されている。
As background technology in this technical field, the following abstract of
ところで、超伝導磁石が作る磁場分布は、超伝導線の位置の精度によって影響される。特に、MRI(Magnetic Resonance Imaging;磁気共鳴イメージング)用の超伝導磁石においては、撮像する空間エリアの均一性の高い磁場が要求されている。この高均一な磁場を得るために、予め磁場の計算モデルで磁場分布を計算し、目標とする磁場の均一度に達したときの磁場計算モデルと略同一の超伝導線の配置を実現することによって、高精度なコイルを製作することが要望されている。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、高精度なコイルおよび磁気共鳴イメージング装置を提供することを目的とする。
By the way, the magnetic field distribution created by the superconducting magnet is affected by the accuracy of the position of the superconducting wire. In particular, in a superconducting magnet for MRI (Magnetic Resonance Imaging), a magnetic field with high uniformity in the spatial area to be imaged is required. In order to obtain this highly uniform magnetic field, the magnetic field distribution should be calculated in advance using a magnetic field calculation model, and the arrangement of superconducting lines that is substantially the same as the magnetic field calculation model when the target magnetic field uniformity is reached should be realized. Therefore, it is required to manufacture a highly accurate coil.
The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a highly accurate coil and magnetic resonance imaging apparatus.
上記課題を解決するため本発明のコイルは、複数層に渡って導体線が巻回される円筒部と、前記導体線の層間に挿入され前記導体線の動きを規制する複数の支持体と、前記円筒部の両端に装着され、複数の前記支持体の両端を固定する固定機構を備える一対のフランジと、を備えることを特徴とする。 In order to solve the above problems, the coil of the present invention includes a cylindrical portion in which a conductor wire is wound over a plurality of layers, a plurality of supports inserted between layers of the conductor wire to regulate the movement of the conductor wire, and a plurality of supports. It is characterized by including a pair of flanges mounted on both ends of the cylindrical portion and provided with a fixing mechanism for fixing both ends of the support.
本発明によれば、高精度なコイルおよび磁気共鳴イメージング装置を実現できる。 According to the present invention, a highly accurate coil and magnetic resonance imaging device can be realized.
[第1実施形態]
〈第1実施形態の構成〉
図1は、本発明の第1実施形態による超伝導コイル101(コイル)の製造途中における斜視図である。
超伝導コイル101は、超伝導線3(導体線)と、コイル巻枠4と、支持体5と、を備えている。コイル巻枠4は、略円筒状に形成された円筒部42と、円筒部42の両端に装着された中空円板状のフランジ41L,41Rと、を備えている。そして、フランジ41L,41Rの対向面には、角溝である挿入溝6(固定機構)が形成されている。
[First Embodiment]
<Structure of the first embodiment>
FIG. 1 is a perspective view during manufacturing of the superconducting coil 101 (coil) according to the first embodiment of the present invention.
The
超伝導線3は、超伝導線細線を銅母線内に埋め込んで形成されている。仮に、銅母線を適用しなかった場合、何らかの原因によって超伝導線細線の超伝導現象が消失した場合(クエンチ現象が生じた場合)、超伝導線細線の電気抵抗が急激に大きくなり、発熱によって超伝導線細線を破損させる恐れがある。そこで、本実施形態においては、銅母線を適用することによって超伝導線細線を保護している。
The
図2は、図1のII−II断面図である。
図示の例において、挿入溝6は、フランジ41Rの周回方向等分12箇所において、外周部から内周部に渡って形成されている。挿入溝6の半径方向に対する傾斜角θは、約40°である。また、フランジ41L(図1参照)に形成されている挿入溝6に対して、フランジ41Rには、左右対称を成すように挿入溝6が形成されている。また、支持体5は円柱状に形成された棒であり、挿入溝6に挿入されている。
FIG. 2 is a sectional view taken along line II-II of FIG.
In the illustrated example, the
図1に戻り、超伝導コイル101が製造される前、ケーブルドラム1には超伝導線3が巻回されている。そして、ケーブルドラム1から超伝導線3が繰り出され、例えばフランジ41Lの直近から、図示のようにフランジ41Rの直近まで、円筒部42の外周に、超伝導線3が巻回される。その状態において、12本の支持体5の両端部が、フランジ41L,41Rの挿入溝6に挿入され、支持体5が超伝導線3の外周面に接触するまで挿入溝6に沿って押し込まれる。その後、後述する楔7(図3参照)が挿入溝6に圧入されることにより、支持体5が固定される。これにより、支持体5は、巻回された1層の超伝導線3の外周に沿って均等に設置される。
Returning to FIG. 1, the
次に、ケーブルドラム1から超伝導線3がさらに繰り出され、既に固定されている支持体5の外周側に、例えばフランジ41Rの直近から、フランジ41Lの直近まで、超伝導線3が再び巻回されてゆく。次に、12本の他の支持体5が、再び各々の挿入溝6に挿入され、超伝導線3に接触するまで押し込まれ、各支持体5が固定される。このような工程を繰り返すことにより、図2に示したように、超伝導線3と支持体5とが交互に積層され、支持体5に沿って複数層の超伝導線3が、略渦巻状に積層される。
Next, the
ここで、超伝導コイル101には、耐電気絶縁性が求められており、超伝導線3と接触する部材は電気絶縁体である場合が多い。一方、支持体5は、超伝導線3を冷却するためには、熱伝導性が高いことが好ましい。このような事情により、支持体5は、絶縁性と熱伝導性とを併せ持つことが好ましい。そこで、例えば、導電性の金属棒の最外層に電気絶縁層を被覆したものを支持体5に適用するとよい。最外周の超伝導線3がコイル巻枠4に巻回されると、最外周の超伝導線3の外周側に電気絶縁テープ(図示せず)が巻回される。そして、この状態の超伝導コイル101をエポキシ樹脂に含浸し、乾燥させると、超伝導コイル101が完成する。
Here, the
図3は、本実施形態による超伝導コイル101の要部の一部切欠斜視図である。
図示の状態において、支持体5は、超伝導線3に接触するまで、挿入溝6に沿って押し込まれている。そして、支持体5と挿入溝6との間には、略直方体板状の楔7(固定機構)が圧入されている。この楔7によって、支持体5と挿入溝6との位置関係が固定される。また、支持体5と挿入溝6との位置関係をより強固に固定するために、挿入溝6および楔7の表面に低温用接着剤(例えば、日東電工株式会社製の商品名SK−229)を塗布してもよい。
FIG. 3 is a partially cutaway perspective view of a main part of the
In the illustrated state, the
〈第1実施形態の効果〉
以上のように本実施形態によれば、導体線(3)の層間に挿入され導体線(3)の動きを規制する複数の支持体(5)と、円筒部(42)の両端に装着され、複数の支持体(5)の両端を固定する固定機構(6,7)を備える一対のフランジ(41L,41R)と、を設けたため、これらによって導体線(3)を正確に位置決めすることができ、高精度なコイル(101)を実現できる。
<Effect of the first embodiment>
As described above, according to the present embodiment, a plurality of supports (5) inserted between the layers of the conductor wire (3) to regulate the movement of the conductor wire (3) and mounted on both ends of the cylindrical portion (42). , A pair of flanges (41L, 41R) provided with fixing mechanisms (6, 7) for fixing both ends of the plurality of supports (5) are provided, so that the conductor wire (3) can be accurately positioned by these. It is possible to realize a highly accurate coil (101).
[第2実施形態]
図4は、本発明の第2実施形態によるMRI装置201(磁気共鳴イメージング装置)の概略斜視図である。なお、以下の説明において、第1実施形態の各部に対応する部分には同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。
図4に示すように、MRI装置201は、筒状の筐体を有する、いわゆるトンネル型のMRI装置であり、被検体210を内部の撮像空間211に導入可能な円筒形状の超伝導磁石である静磁場発生装置202と、被検体210から発せられる各々の信号に位置情報を与えるための傾斜磁場発生装置203と、導入された被検体210の生体組織を構成する原子核に核磁気共鳴を起こさせるために高周波信号を照射する照射コイル204と、被検体210から発せられる信号を受信するための受信コイル205と、被検体210を積載する寝台206と、を備えている。
[Second Embodiment]
FIG. 4 is a schematic perspective view of the MRI apparatus 201 (magnetic resonance imaging apparatus) according to the second embodiment of the present invention. In the following description, the same reference numerals may be given to the parts corresponding to the parts of the first embodiment, and the description thereof may be omitted.
As shown in FIG. 4, the
静磁場発生装置202は、被検体210の生体組織を構成する原子のスピンを配向させるために、撮像空間211に均一磁場を生成する。ここで、均一磁場とは、MRI装置201が撮像を実行するために十分な均一性を有する磁場を意味する。静磁場発生装置202は、支持脚220で支持されている。静磁場発生装置202は、水平方向に平行な中心軸Zを有する円筒形状の部材である。但し、現実的な設計条件や設置条件によって、中心軸Zは、水平面に対して傾きを有していてもよい。
The static
図5は、静磁場発生装置202の断面図である。
図示のように、静磁場発生装置202は、冷凍機8と、熱シールド9と、真空容器10と、水平に配置された2台の超伝導コイル102A,102Bと、を備えている。ここで、超伝導コイル102A,102B(コイル)は、それぞれ、第1実施形態における超伝導コイル101(図1参照)と同様に構成されている。
FIG. 5 is a cross-sectional view of the static
As shown, the static
図5に示すように、超伝導コイル102Aのフランジ41Rと、超伝導コイル102Bのフランジ41Lとは衝合され、超伝導コイル102A,102Bは筒状の結合体を構成している。すなわち、超伝導コイル102A,102Bは、両者の衝合箇所において熱的に接続されている。熱シールド9は、超伝導コイル102A,102Bの結合体を内周面および外周面から囲むような中空円筒状に構成され、内外空間の熱を遮蔽する。真空容器10は、熱シールド9をさらに内周面および外周面から囲むような中空円筒状に構成され、その内部空間を気密状態に維持する。
As shown in FIG. 5, the
冷凍機8は、超伝導コイル102A,102Bを冷却する2段式冷凍機であり、第1ステージ81と、第2ステージ82と、を有している。第1ステージ81は、熱シールド9に接続され、第2ステージ82は、超伝導コイル102Bのフランジ41Rに接続されている。なお、一般的に普及している2段式冷凍機の第1ステージの冷却性能は、熱負荷40Wで43K(ケルビン)程度であり、第2ステージの各冷却性能は、熱負荷1Wで4.2K(ケルビン)程度である。
The
一般的に冷凍機8の熱負荷を小さくすると、第1,第2ステージ81,82の温度が低下する特性がある。一方、超伝導線3(図1参照)においては、超伝導臨界温度以下の温度で、温度が低いほど多くの電流を流すことができ、これによって静磁場発生装置202の発生磁場を大きくすることができる。このため、第2ステージ82の熱負荷を小さくすることが特に重視される。本実施形態においては、真空容器10の内部に熱シールド9を収納し、熱シールド9の内部に超伝導コイル102A,102Bを収納している。これは、超伝導コイル102A,102Bの周囲におけるガスの分子伝導による熱負荷と、真空容器10からの放射熱による熱負荷とを低減するためである。
Generally, when the heat load of the
以上のように本実施形態の磁気共鳴イメージング装置(201)は、第1実施形態のものと同様に構成されたコイル(102A,102B)を備える。
これにより、本実施形態によれば、コイル(102A,102B)を高精度に製造できるため、撮像空間(211)に対して均一な磁場を実現でき、高精度な磁気共鳴イメージング装置(201)を実現できる。
As described above, the magnetic resonance imaging apparatus (201) of the present embodiment includes coils (102A, 102B) configured in the same manner as those of the first embodiment.
As a result, according to the present embodiment, the coils (102A, 102B) can be manufactured with high accuracy, so that a uniform magnetic field can be realized with respect to the imaging space (211), and a highly accurate magnetic resonance imaging device (201) can be provided. realizable.
[第3実施形態]
図6は、本発明の第3実施形態による超伝導コイル103(コイル)の製造途中における斜視図である。なお、以下の説明において、上述した他の実施形態の各部に対応する部分には同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。
本実施形態の超伝導コイル103は、第1実施形態の超伝導コイル101(図1参照)と同様に、超伝導線3と、コイル巻枠4と、支持体5と、を備えている。さらに、本実施形態においては、各支持体5の間に、押え部材11が嵌め込まれている。押え部材11は、円弧状に湾曲した板状の部材であり、酸化アルミニウム(Al2O3)または窒化アルミニウム(AlN)等の高熱伝導セラミックを適用することが好ましい。
[Third Embodiment]
FIG. 6 is a perspective view during manufacturing of the superconducting coil 103 (coil) according to the third embodiment of the present invention. In the following description, the same reference numerals may be given to the parts corresponding to the respective parts of the other embodiments described above, and the description thereof may be omitted.
The
図7は、押え部材11の斜視図である。
押え部材11の周回方向の両端には、円弧状に凹んだ凹部11aが形成されており、凹部11aには、円柱状の支持体5(図6参照)が嵌め込まれる。これにより、押え部材11は、支持体5に固定され、内周側の面において超伝導線3(図6参照)に接触し超伝導線3を固定する。さらに、押え部材11には、凹部11aと平行に、断面矩形状の複数の貫通孔11bが形成されている。
FIG. 7 is a perspective view of the pressing
また、押え部材11には、高熱伝導セラミックに代えて、表面を絶縁被膜で覆った銅などの金属を適用してもよい。これにより、高熱伝導セラミックと同等以上の熱伝導率を確保しつつ、高熱伝導セラミックよりも引張り荷重に対する耐性を高めることができる。押え部材11に銅などの金属を適用する場合には、押え部材11において渦電流が発生する。これに対して、本実施形態によれば、上述した貫通孔11bを形成することによって、押え部材11の電気抵抗を大きくしているため、渦電流を抑制することができる。
Further, instead of the high thermal conductive ceramic, a metal such as copper whose surface is covered with an insulating coating may be applied to the pressing
以上のように、本実施形態によれば、複数の支持体5の相互間に挿入され、支持体5の形状に沿った凹部11aを有し、導体線3に接触する高熱伝導の押え部材11を設けている。これにより、超伝導コイル103の熱抵抗を小さくすることができ、その熱的安定性を高めることができる。従って、超伝導コイル103の内部の微小な摩擦熱によって超伝導現象の消失(クエンチ)が発生する可能性を抑制することができる。
As described above, according to the present embodiment, the high heat
[第4実施形態]
図8は、本発明の第4実施形態による超伝導コイル104(コイル)の要部の断面図である。なお、以下の説明において、上述した他の実施形態の各部に対応する部分には同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。
上述した第3実施形態の超伝導コイル103(図6参照)は、支持体5と、フランジ41L,41Rと、を備えていた。本実施形態においては、これらに代えて、図8に示す支持体50と、フランジ43L,43Rと、が適用される。
[Fourth Embodiment]
FIG. 8 is a cross-sectional view of a main part of the superconducting coil 104 (coil) according to the fourth embodiment of the present invention. In the following description, the same reference numerals may be given to the parts corresponding to the respective parts of the other embodiments described above, and the description thereof may be omitted.
The superconducting coil 103 (see FIG. 6) of the third embodiment described above includes a
支持体50は、円柱状に形成された柱状部51と、柱状部51から幅方向に広がるように柱状部51の両端付近に形成された円柱状の一対のリング部52と、を備えている。そして、柱状部51とリング部52とは一体に形成されている。また、フランジ43L,43Rの対向面には、第3実施形態における挿入溝6(図6参照)に代えて、挿入溝60(固定機構)が形成されている。
The support 50 includes a columnar portion 51 formed in a columnar shape and a pair of columnar ring portions 52 formed in the vicinity of both ends of the columnar portion 51 so as to extend from the columnar portion 51 in the width direction. .. The columnar portion 51 and the ring portion 52 are integrally formed. Further, on the facing surfaces of the
図8に示すように、挿入溝60の断面形状は略「+」字状になっており、挿入溝60は、柱状部51が挿通する狭幅部61と、狭幅部61よりも広くなるように形成されリング部52が挿通する広幅部62と、を有している。上述した以外の超伝導コイル104の構成は、第3実施形態の超伝導コイル103(図6参照)のものと同様である。すなわち、超伝導コイル104も、図6に示す円筒部42、超伝導線3、楔7、押え部材11等を備えている。そして、フランジ43L,43Rは、円筒部42の両端に装着され、楔7は、柱状部51の両端と挿入溝60との間に圧入される。
As shown in FIG. 8, the cross-sectional shape of the
以上のように、本実施形態によれば、固定機構(60,7)は、支持体50が挿入される挿入溝60を備え、挿入溝60は、柱状部51が挿通される狭幅部61と、狭幅部61よりも広くなるように形成されリング部52が挿通する広幅部62と、を有する。
これにより、支持体50に対して横方向の力が加わった際、リング部52を広幅部62の側面で係止することができる。これにより、支持体50の横方向のずれを抑制することができ、さらにフランジ43L,43Rから支持体50が外れにくくすることができる。
As described above, according to the present embodiment, the fixing mechanism (60, 7) includes an
As a result, when a lateral force is applied to the support 50, the ring portion 52 can be locked on the side surface of the
[第5実施形態]
図9は、本発明の第5実施形態による超伝導コイル105(コイル)の要部の断面図である。なお、以下の説明において、上述した他の実施形態の各部に対応する部分には同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。
上述した第3実施形態の超伝導コイル103(図6参照)は、フランジ41L,41Rを備えていた。本実施形態においては、これらに代えて、図9に示すフランジ44L,44Rが適用される。
[Fifth Embodiment]
FIG. 9 is a cross-sectional view of a main part of the superconducting coil 105 (coil) according to the fifth embodiment of the present invention. In the following description, the same reference numerals may be given to the parts corresponding to the respective parts of the other embodiments described above, and the description thereof may be omitted.
The superconducting coil 103 (see FIG. 6) of the third embodiment described above includes
フランジ44L,44Rには、挿入溝6(図6参照)に代えて、雌ネジを螺刻した円筒状の複数のボルト穴14(固定機構)が形成されている。そして、各ボルト穴14には、雄ネジを螺刻したボルト13(固定機構)が螺合されている。支持体5はボルト穴14に挿通されるとともに、左右のボルト13によって押圧および挟持され、これによって支持体5が位置決めされている。なお、図9においては、左右一対のボルト穴14を示したが、フランジ44L,44Rに形成されるボルト穴14の数は、それぞれ支持体5の数と同数である。
The
上述した以外の超伝導コイル105の構成は、第3実施形態の超伝導コイル103(図6参照)のものと同様である。すなわち、超伝導コイル105も、図6に示す円筒部42、超伝導線3、押え部材11等を備えている。そして、フランジ44L,44Rは、円筒部42の両端に装着されている。
The configuration of the
以上のように、本実施形態によれば、固定機構(13,14)は、フランジ44L,44Rに形成された複数のボルト穴14と、ボルト穴14に螺合し支持体5を押圧する複数のボルト13と、を備える。従って、本実施形態によれば、各支持体5の位置を個々に独立して設定することができる。これにより、支持体5の一層正確な位置決めが可能になり、支持体5の位置の管理が容易になる。また、個々のボルト穴14毎にその直径を設定することができるため、位置に応じて異なる直径が異なる支持体5を超伝導コイル105に適用することができる。これにより、超伝導線3(図6参照)の位置決めも一層正確になり、一層高精度な超伝導コイル105を実現することができる。
As described above, according to the present embodiment, the fixing mechanisms (13, 14) include a plurality of bolt holes 14 formed in the
[第6実施形態]
図10は、本発明の第6実施形態による超伝導コイル106(コイル)の要部の断面図である。なお、以下の説明において、上述した他の実施形態の各部に対応する部分には同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。
上述した第5実施形態の超伝導コイル105(図9参照)は、フランジ44L,44Rを備えていた。本実施形態においては、これらに代えて、図9に示すフランジ45L,45Rが適用される。
[Sixth Embodiment]
FIG. 10 is a cross-sectional view of a main part of the superconducting coil 106 (coil) according to the sixth embodiment of the present invention. In the following description, the same reference numerals may be given to the parts corresponding to the respective parts of the other embodiments described above, and the description thereof may be omitted.
The superconducting coil 105 (see FIG. 9) of the fifth embodiment described above includes
フランジ45Rは、図9に示したフランジ44Rと同様に形成されている。一方、フランジ45Lには、フランジ45Rのボルト穴14に対向する箇所に、略円柱状に切り欠いた凹部15が形成されている。支持体5はボルト穴14に挿通され、支持体5の一端は凹部15に挿入されている。また、フランジ45Rに形成されたボルト穴14には、ボルト13が螺合され、ボルト13によって支持体5の他端が押圧され、これによって支持体5が位置決めされている。
The
上述した以外の超伝導コイル106の構成は、第5実施形態の超伝導コイル105(図9参照)のものと同様である。すなわち、超伝導コイル106も、図6に示す円筒部42、超伝導線3、押え部材11等を備えている。そして、フランジ45L,45Rは、円筒部42の両端に装着されている。
The configuration of the
本実施形態によれば、固定機構(13,14)は、複数のボルト穴14と、ボルト穴14に螺合し支持体5を押圧する複数のボルト13と、を備えるため、上述した第5実施形態と同様の効果を奏する。さらに、本実施形態によれば、第5実施形態(図9参照)と比較して、部品点数を少なくできるため、材料費を低減することができる。さらに、ボルト穴14を形成する作業時間も短縮できるので、超伝導コイル106の製造コストも低減することができる。
According to the present embodiment, since the fixing mechanism (13, 14) includes a plurality of bolt holes 14 and a plurality of
[第7実施形態]
図11は、本発明の第7実施形態による超伝導コイル107(コイル)の要部の断面図である。なお、以下の説明において、上述した他の実施形態の各部に対応する部分には同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。
上述した第6実施形態の超伝導コイル106(図10参照)は、フランジ45L,45Rを備えていた。本実施形態においては、これらに代えて、図11に示すフランジ46L,46Rが適用される。
[7th Embodiment]
FIG. 11 is a cross-sectional view of a main part of the superconducting coil 107 (coil) according to the seventh embodiment of the present invention. In the following description, the same reference numerals may be given to the parts corresponding to the respective parts of the other embodiments described above, and the description thereof may be omitted.
The superconducting coil 106 (see FIG. 10) of the sixth embodiment described above includes
フランジ46Lは、図10に示したフランジ45Lと同様に形成されている。一方、フランジ46Rには、フランジ46Lの凹部15に対向する箇所に、凹部15よりも若干深く円柱状に切り欠いた凹部16が形成されている。凹部16には、バネ17が挿入されている。支持体5の一端(左端)は凹部15に挿入され、支持体5の他端(右端)は、バネ17を押圧しつつ凹部16に挿入されている。なお、支持体5をフランジ46L,46Rに装着する場合には、まず、凹部16にバネ17を挿入し、支持体5でバネ17を押圧しつつ支持体5の他端(右端)を凹部16に押し込む。そして、支持体5の一端(左端)を凹部15に対向させ、支持体5に加えていた力を緩めると、支持体5の一端(左端)が図示のように凹部15に嵌合する。
The
上述した以外の超伝導コイル107の構成は、第6実施形態の超伝導コイル106(図10参照)のものと同様である。すなわち、超伝導コイル107も、図6に示す円筒部42、超伝導線3、押え部材11等を備えている。そして、フランジ46L,46Rは、円筒部42の両端に装着されている。
The configuration of the
以上のように、本実施形態によれば、固定機構(15,16,17)は、フランジ46L,46Rに形成され、支持体5の端部が挿入される複数の凹部15,16(固定機構)を有する。これにより、本実施形態によれば、上述した第6実施形態(図10参照)と比較して、部品点数を一層少なくできるため、材料費を一層低減することができる。さらに、凹部15,16は、ボルト穴よりも簡単に形成でき、支持体5を固定するためにボルトを用いる必要がなくなるため、超伝導コイル107の製造コストを一層低減することができる。
As described above, according to the present embodiment, the fixing mechanism (15, 16, 17) is formed on the
[第8実施形態]
図12は、本発明の第8実施形態による超伝導コイル108(コイル)の模式的な断面図である。なお、以下の説明において、上述した他の実施形態の各部に対応する部分には同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。
図12に示す超伝導コイル108は、レーストラック形状の超伝導コイルである。超伝導コイル108は、例えば、超伝導モータのステータの内側に設置され、回転するロータに適用される。超伝導コイル108は、レーストラック形状の筒体47と、筒体47に巻回された超伝導線3と、を備えている。すなわち、超伝導線3は、直線状に延設された直線部(符号なし)と、円弧状に延設された円弧部(符号なし)と、を有する。
[8th Embodiment]
FIG. 12 is a schematic cross-sectional view of the superconducting coil 108 (coil) according to the eighth embodiment of the present invention. In the following description, the same reference numerals may be given to the parts corresponding to the respective parts of the other embodiments described above, and the description thereof may be omitted.
The
超伝導線3と超伝導線3との間には、支持体5が挿入されている。但し、直線部では支持体5の密度は低く、円弧部では支持体5の密度は高くなっている。仮に、内側に巻き付けられた超伝導線3に緩みが生ずると、巻戻して修復する必要が生じることもある。しかし、本実施形態によれば、超伝導線3を支持体5で押圧しつつ固定できるため、超伝導線3を高精度に位置決めすることが可能である。また、支持体5は、超伝導線3が緩みやすくなる際には、超伝導線3のストッパーとしても機能する。
A
また、上述した第3実施形態の超伝導コイル103(図6参照)と同様に、本実施形態においても、支持体5の相互間に押え部材11に対応する押え部材を挿入し、これによって超伝導コイル108の熱抵抗を小さくしてもよい。また、支持体5の取付手法および位置決め方法については、上述した他の実施形態の超伝導コイル101〜107のうち何れかと同様にするとよい。
Further, similarly to the
[変形例]
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。上述した実施形態は本発明を理解しやすく説明するために例示したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について削除し、もしくは他の構成の追加・置換をすることが可能である。上記実施形態に対して可能な変形は、例えば以下のようなものである。
[Modification example]
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications are possible. The above-described embodiments are exemplified for easy understanding of the present invention, and are not necessarily limited to those having all the configurations described. Further, it is possible to replace a part of the configuration of one embodiment with the configuration of another embodiment, and it is also possible to add the configuration of another embodiment to the configuration of one embodiment. Further, it is possible to delete a part of the configuration of each embodiment, or add / replace another configuration. Possible modifications to the above embodiment are, for example, as follows.
(1)上記第2実施形態において、超伝導コイル102A,102Bは、第1実施形態の超伝導コイル101と同様に構成されていたが、これに代えて第3〜第7実施形態の超伝導コイル103〜107と同様のものを適用してもよい。また、第4〜第7実施形態の超伝導コイル104〜107に対して、第3実施形態の超伝導コイル103と同様の押え部材11(図7参照)を設けてもよい。
(1) In the second embodiment, the
(2)また、上記第3実施形態においては、押え部材11(図6参照)の周回方向の両端に凹部11aを形成して押え部材11と支持体5とを係合させた。しかし、押え部材11と支持体5との関係はこれに限定するものではない。例えば、他の種々の方法によって支持体5に対して押え部材11の位置を固定してもよい。また、支持体5に対して押え部材11を必ずしも完全に固定する必要はない。従って、例えば、支持体5に対して押え部材11の動きを規制するように押え部材11と支持体5とを係合させてもよい。
(2) Further, in the third embodiment, recesses 11a are formed at both ends of the pressing member 11 (see FIG. 6) in the circumferential direction, and the pressing
(3)また、上記各実施形態においては、導体線として超伝導線を適用した例を説明したが、導体線は超伝導線に限らず、例えば常伝導線を適用してもよい。 (3) Further, in each of the above embodiments, an example in which a superconducting wire is applied as the conductor wire has been described, but the conductor wire is not limited to the superconducting wire, and for example, a normal conducting wire may be applied.
(4)また、上記各実施形態における超伝導コイル101〜108は、MRI装置および超伝導モータのみならず、磁気浮上式鉄道、核融合炉、測定器、自機推進船、超伝導電力貯蔵装置等、種々の電気機器に適用することができる。これにより、これらの電気機器においては、その用途に応じて優れた性能を発揮できる。
(4) Further, the
1 ケーブルドラム
3 超伝導線(導体線)
4 コイル巻枠
5 支持体
6 挿入溝(固定機構)
7 楔(固定機構)
8 冷凍機
9 熱シールド
10 真空容器
11 押え部材
11a 凹部
11b 貫通孔
13 ボルト(固定機構)
14 ボルト穴(固定機構)
15,16 凹部(固定機構)
41L,41R,43L,43R,44L,44R,45L,45R,46L,46R フランジ
42 円筒部
47 筒体
50 支持体
51 柱状部
52 リング部
60 挿入溝(固定機構)
61 狭幅部
62 広幅部
101,102A,102B,103〜108 超伝導コイル(コイル)
201 MRI装置(磁気共鳴イメージング装置)
202 静磁場発生装置
203 傾斜磁場発生装置
211 撮像空間
1
4
7 Wedge (fixing mechanism)
8
14 Bolt hole (fixing mechanism)
15, 16 Recesses (fixing mechanism)
41L, 41R, 43L, 43R, 44L, 44R, 45L, 45R, 46L,
61
201 MRI device (magnetic resonance imaging device)
202 Static
Claims (8)
前記導体線の層間に挿入され前記導体線の動きを規制する複数の支持体と、
前記円筒部の両端に装着され、複数の前記支持体の両端を固定する固定機構を備える一対のフランジと、
を備えることを特徴とするコイル。 A cylindrical part around which a conductor wire is wound over multiple layers,
A plurality of supports inserted between the layers of the conductor wire to regulate the movement of the conductor wire, and
A pair of flanges mounted on both ends of the cylindrical portion and provided with a fixing mechanism for fixing both ends of the support.
A coil characterized by being provided with.
前記固定機構は、前記支持体が挿入される挿入溝を備え、
前記挿入溝は、前記柱状部が挿通される狭幅部と、前記狭幅部よりも広くなるように形成され前記リング部が挿通する広幅部と、を有する
ことを特徴とする請求項1に記載のコイル。 The support includes a columnar portion formed in a columnar shape and a pair of ring portions formed so as to extend in the width direction from the columnar portion.
The fixing mechanism includes an insertion groove into which the support is inserted.
The first aspect of the present invention is characterized in that the insertion groove has a narrow portion through which the columnar portion is inserted and a wide portion formed so as to be wider than the narrow portion through which the ring portion is inserted. The coil described.
前記フランジに形成された複数のボルト穴と、
前記ボルト穴に螺合し前記支持体を押圧する複数のボルトと、を備える
ことを特徴とする請求項1に記載のコイル。 The fixing mechanism
A plurality of bolt holes formed in the flange and
The coil according to claim 1, further comprising a plurality of bolts that are screwed into the bolt holes and press the support.
前記フランジに形成され、前記支持体の端部が挿入される複数の凹部を有する
ことを特徴とする請求項1に記載のコイル。 The fixing mechanism
The coil according to claim 1, wherein the coil is formed on the flange and has a plurality of recesses into which an end portion of the support is inserted.
ことを特徴とする請求項1に記載のコイル。 The coil according to claim 1, wherein the conductor wire is a superconducting wire.
ことを特徴とする請求項1に記載のコイル。 The coil according to claim 1, wherein the conductor wire is a normal conductor wire.
をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし6の何れか一項に記載のコイル。 Any one of claims 1 to 6, further comprising a pressing member that is inserted between the plurality of the supports, has a recess along the shape of the support, and is in contact with the conductor wire. The coil described in the section.
前記撮像空間に対して傾斜磁場を発生させる傾斜磁場発生装置と、
を備え、前記静磁場発生装置は、複数層に渡って導体線が巻回される円筒部と、前記導体線の層間に挿入され前記導体線の動きを規制する複数の支持体と、前記円筒部の両端に装着され、複数の前記支持体の両端を固定する固定機構を備える一対のフランジと、を有するコイルを備える
ことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。 A static magnetic field generator that generates a static magnetic field in the imaging space,
A gradient magnetic field generator that generates a gradient magnetic field with respect to the imaging space,
The static magnetic field generator comprises a cylindrical portion in which a conductor wire is wound over a plurality of layers, a plurality of supports inserted between layers of the conductor wire to regulate the movement of the conductor wire, and the cylinder. A magnetic resonance imaging apparatus comprising: a pair of flanges mounted on both ends of a portion and having a fixing mechanism for fixing both ends of the support, and a coil having the same.
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