JP2020191987A - 骨切除器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】骨の切除面に対して容易且つ高精度に追加の切除を行うことのできる骨切除器具を提供する。【解決手段】骨切除器具1は、先端ノコギリ刃12を有し、高速振動することで、先端ノコギリ刃12が接触する骨を切削する略平板状のブレード本体10と、略平板状の先端ガイド部21を有し、ブレード本体10の上面側に位置して、ブレード本体10と前後方向に相対的にスライド自在に連結されるガイドプレート20であって、先端ガイド部21がブレード本体10の先端ノコギリ刃12よりも先端側に突出して先端ノコギリ刃12を覆い、先端ノコギリ刃12による厚み方向の切削位置を案内する突出ガイド位置と、先端ガイド部21が先端ノコギリ刃12よりも後退した後退位置との間でスライド自在なガイドプレート20と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、骨の一部を切除するための骨切除器具に関する。
従来から、変形性膝関節症の治療法として、人工膝関節置換術が広く行われている。人工膝関節置換術では、骨の置換する部分を切除して、その切除面に人工膝関節を固定する必要がある。ここで、骨の切除を行うための骨切除器具としては、例えば、下記特許文献1,2に開示された骨切削用のブレードが提供されている。
ところで、人工膝関節置換術では、骨と人工膝関節との高い接合精度が求められ、切断等によりいったん骨が切除された切除面に対して、さらに1mm単位で追加の切除が必要なる場合も多い。
従来、小さなサイズの骨の追加の切除は、骨切削用ブレードをそのまま用いたり、ノミやヤスリを用いたりして行われていたが、正確なサイズで追加切除を行うためには、非常に高度な技量が求められ、医師にとって負担が大きい。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、骨の切除面に対して容易且つ高精度に追加の切除を行うことのできる骨切除器具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る骨切除器具は、骨を切削するための骨切除器具において、先端ノコギリ刃を有し、高速振動することで、前記先端ノコギリ刃が接触する前記骨を切削する略平板状のブレード本体と、略平板状の先端ガイド部を有し、前記ブレード本体の上面側に位置して、前記ブレード本体と前後方向に相対的にスライド自在に連結されるガイドプレートであって、前記先端ガイド部が前記ブレード本体の前記先端ノコギリ刃よりも先端側に突出して前記先端ノコギリ刃を覆い、前記先端ノコギリ刃による厚み方向の切削位置を案内する突出ガイド位置と、前記先端ガイド部が先端ノコギリ刃よりも後退した後退位置との間でスライド自在なガイドプレートと、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係るガイドプレートは、先端ノコギリ刃を有し、高速振動することで、前記先端ノコギリ刃が接触する前記骨を切削する略平板状のブレード本体に装着されて使用されるガイドプレートにおいて、略平板状の先端ガイド部と、前記ブレード本体を上面側から挟持するスライドレール部と、を備え、前記先端ガイド部が前記ブレード本体の前記先端ノコギリ刃よりも先端側に突出して前記先端ノコギリ刃を覆い、前記先端ノコギリ刃による厚み方向の切削位置を案内する突出ガイド位置と、前記先端ガイド部が先端ノコギリ刃よりも後退した後退位置との間で、前記ブレード本体と前後方向に相対的にスライド自在に連結されると共に、前記前記先端ガイド部には、前記先端ガイド部が前記突出ガイド位置に位置する際に、上方から前記先端ノコギリ刃を視認するための開口窓が形成されていることを特徴とする。
本発明に係る骨切除器具によれば、骨の切除面に対して、小さなサイズの追加の切除を容易且つ高精度に行うことができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態に係る骨切除器具について説明する。本実施形態では、骨切除器具1は、人工膝関節置換技術において、置換する部分の骨の切除面をさらに所定の厚さ(本実施形態では、1mm)追加で切除する場合に使用される。
骨切除器具1は、高速電動振動器具(1万回転/分)である骨鋸用ハンドピース6にセットして使用される器具である。骨切除器具1は、ブレード本体10と、ブレード本体10の上面側に位置し、ブレード本体10による厚み方向の切削位置を案内するためのガイドプレート20とを備えている。
ブレード本体10は、略帯状平板状であり、その長手方向の先端縁に形成された先端ノコギリ刃12と、その上面に形成された、ガイドプレート20との連結部であるスライド連結凸条13と、その後端部(手元側部)に形成された、ハンドピース6との連結部であるジョイント部18とを備えている。
ブレード本体10の先端縁は、先端側に凸の円弧状であり、先端ノコギリ刃12は円弧状に形成されている。ブレード本体10がその幅方向、すなわち、先端ノコギリ刃12の延在方向に高速振動すると、先端ノコギリ刃12が接触する部分の骨が切削される。
スライド連結凸条13は、ブレード本体10の先端ノコギリ刃12の後端部から手元側にかけて、幅方向の中央において上方に突出して延在している。スライド連結凸条13の幅は、ブレード本体10の幅の半分程度である。スライド連結凸条13の厚みは、先端ノコギリ刃12の厚み(1mm)と同じであり、スライド連結凸条13部分において、ブレード本体10の厚みは、先端ノコギリ刃12の部分の2倍(2mm)である。
スライド連結凸条13の両側縁には、下方に向かって幅が狭くなる方向に傾斜する切り込みが形成されており、このスライド連結凸条13の両側縁が後述するガイドプレート20のスライドレール部29に嵌挿されることで、スライド連結凸条13がスライドレール部29にスライド自在に挟持される。
ジョイント部18は、ハンドピース6に固定される部分である。ジョイント部18の厚みは、先端ノコギリ刃12の部分よりも厚く、スライド連結凸条13の部分の厚みよりも薄く、1.5mmである。
スライド連結凸条13とジョイント部18との間には、スライド連結凸条13の部分と同じ厚み(2mm)の厚板部19が設置されている。厚板部19は、ブレード本体10の幅方向全体にわたって設置されている。
細長い板状のブレード本体10は、切削時にハンドピース6により駆動されて幅方向に高速振動するため、ブレード本体10が薄く曲げ剛性が低いと、高速振動時に撓んで先端部分が上下方向に動いてしまうことで、切削制度が低下してしまう。一方、曲げ剛性を上げるために、ブレード本体10全体を厚くすると、ブレード本体10が重くなり、安定した高速振動が困難となってしまう。
これに対して、本実施形態のように、ブレード本体10の長手方向の中央寄りに厚みのあるスライド連結凸条13及び厚板部19を設置し、ブレード本体10の曲げ剛性を上げることで、全体が重くなるのを抑えつつ、撓みの発生を防止し、高精度な切削を実現することができる。
ブレード本体10の幅方向中央のスライド連結凸条13の部分には、長手方向の所定の二箇所に留め穴15,16が形成されている。この留め穴15,16を用いて、ガイドプレート20とブレード本体10とのスライド位置が固定される。留め穴15,16は、ブレード本体10を貫通しておらず、スライド連結凸条13の部分のみに1mmの深さで形成されている。
第一留め穴15は、ガイドプレート20の先端がブレード本体10の先端縁から前方に突出して案内を行う突出ガイド位置に固定するための穴であり、第二留め穴16は、ガイドプレート20の先端がブレード本体10の先端縁から後退して案内を行わない後退位置に固定するための穴である。図1及び図2は、骨切除器具1のスライド位置が突出ガイド位置に固定された状態を示し、図7は、同突出ガイド位置が後退位置に固定された状態を示している。
ガイドプレート20は、ブレード本体10と略同じ幅の略帯状平板状であり、長手方向の長さは、ブレード本体10の約5分の3程度である。ガイドプレート20は、その先端部に設置された先端ガイド部21と、その上面に設置された回動留め具27と、その下面に長手方向に延在して設置されたスライドレール部29とを備えている。
先端ガイド部21は、ガイドプレート20の先端側4分の1程度の領域を占める長方形状平板部であり、中央部に位置する長方形状の開口窓22を備えている。開口窓22の幅方向に延在する先端側及び後端側の2つの辺は、ともに先端側に凸の円弧形状である。
ガイドプレート20の先端部に開口窓22を形成することで、ブレード本体10の上方から開口窓22を通して先端ノコギリ刃12を観察することができ、また、先端ノコギリ刃12により切削された骨の切粉を開口窓22から排出したりすることができる。
先端ガイド部21の外側の周縁はR面24,25となっており、先端部には先端縁R面24、両側部には外側縁R面25が形成されている。このように、先端ガイド部21の外側周辺をR面24,25とすることで、切削時に幅方向に高速振動する先端ガイド部21の外縁が骨に接触して、骨が削れたり、摩擦によりスムーズな高速振動が阻害されたりするのを防止することができる。
また、開口窓22の内側側面には内側縁R面23が形成されている。このように、内側縁R面23を形成することで、先端ガイド21の幅方向の高速振動がスムーズになると共に、切削された骨の切粉が湿潤状態である場合には、開口窓22内で切粉が団子状に順次固められてから排出され、切粉が周囲に拡散するのを防止することができる。
この開口窓22の内側縁R面23は、少なくとも幅方向に振動する場合には、振動方向に直交する長手方向に延在する両側の2辺に形成されるのが望ましいが、さらに、本実施形態のように、幅方向に延在する2辺を含め、4つの辺の全てに形成されるのが望ましい。
回動留め具27は、ガイドプレート20の上面に設置され、水平で幅方向に平行な回動軸27bと、この回動軸27b回りに回動自在な円筒突起27aとを備えている。円筒突起27aは、ガイドプレート20に形成された留め具用穴28からガイドプレート20の下面側に突出する留め位置と、留め位置から上方に後退した後退位置との間で回動自在である。
留め位置にある円筒突起27aが第一留め穴15又は第二留め穴16に嵌まることで、ブレード本体10とガイドプレート20とが相対的にスライド不可能に固定され、後退位置にある円筒突起27aが第一留め穴15又は第二留め穴16から抜けることで、ブレード本体10とガイドプレート20とがスライド自在となる。
スライドレール部29は、ガイドプレート20の下面の両縁部に長手方向に延在して設置されており、上記スライド連結凸条13の両側縁がスライドレール部29にスライド自在に挟持される。スライドレール部29は、先端ガイド部21の手元側端部から、ガイドプレート20の後端近傍の回動留め具27の設置場所まで延在している。
ガイドプレート20は、先端ガイド部21の部分は、ブレード本体10と略同じ幅であるが、先端ガイド部21から後端側の部分は幅が狭くなっており、ブレード本体10のスライド連結凸条13より僅かに幅広いサイズである。
以上、骨切除器具1の構成について説明したが、続いて、骨切除器具1の使用態様について、骨の切除平面をさらに追加で1mm切削して調整する場合を例に挙げて説明する。骨切除器具1は、ジョイント部18をハンドピース6の接続部に固定して使用され、ハンドピース6の駆動により、ブレード本体10が幅方向に高速で振動する。
図8は、骨切除器具1による切除開始時の状態を示している。図9(a)は、同じく骨切除器具1による切除開始時の状態を示しており、図9(b)は、切除面の7割程度の部分を追加で切除した状態を示している。図10は、ガイドプレート20を後退位置固定し、ガイドが行われない状態で残りの切除面の切削している状態を示している。
図8及び図9(a)に示すように、切除開始にあたっては、ブレード本体10の先端よりもガイドプレート20の先端ガイド部21が先端側に突出した突出ガイド位置となるように、骨切除器具1のスライド位置を固定する。このスライド位置の固定は、回動留め具27の円筒突起27aを第一留め穴15に挿入固定することで実現される。
切削開始時には、突出ガイド位置に固定された骨切除器具1は、先端ガイド部21の下面が骨5の切除面に平行に接触すると共に、ブレード本体10の先端ノコギリ刃12が骨5の上端部の側面に接触するような切除開始位置にセットされる。
この状態で、ハンドピース6を駆動させ、骨切除器具1を幅方向の左右に高速振動させると、先端ノコギリ刃12が接触する部分の骨5が切断される。さらに、作業者が、ガイドプレート20を切除面に押し付けながら、ハンドピース6を前方に押し出すことで、先端ノコギリ刃12がさらに先端側に押し出され、骨5の上端部が側方から順次切削される。
このように、作業者がガイドプレート20の先端ガイド部21の下面が常に骨5の切除面に平行に接触するように押し付けながら作業を進めることで、先端ノコギリ刃12は、常に初期の切除面から1mm下方までの領域に位置するように厚み方向の位置が案内され、骨5の切除面は、先端ノコギリ刃12の厚み(1mm)に相当する厚さだけ端から順次追加で切除される(図9(b)参照)。
また、このとき、切除された骨5の切粉は、開口窓22の内側で左右の内側縁に高速で衝突しながら順次集まって固まり、団子状になりながら順次外に排出される。
このようにして先端ノコギリ刃12により新たに切削された領域には、図9(b)に示すように、元の切除面から一段下がった新たな切除面が形成される。この元の切除面と新たな切除面との段差は、先端ノコギリ刃12の厚みに相当し、本実施形態では、約1mmである。
元の切除面が削られた小さくなると、ガイドプレート20を押し付けることができなくなると共に、一段下がった新たな切除面がある程度の大きさになれば、ガイドプレート20による案内がなくても、ブレード本体10の下面を新たな切除面に対して押し付けて平行に接触させながら切削することで、残りの元の切除面を切断、除去することができる(図10参照)。
例えば、図9(b)に示すように、側方視において7割程度の切除面を切削した後であれば、ガイドプレート20の案内がなくても残りの元の切除面を1mm厚で切削することができる。
よって、元の切除面の残りの部分は、スライド位置が後退位置に固定された骨切除器具1により、ガイドプレート20による案内なしで、ブレード本体10の先端ノコギリ刃12により切断することができる。
以上、本実施形態によれば、骨5の切除面に対して、さらに小さいサイズだけ追加切除したい場合であっても、ガイドプレート20のスライド位置を突出ガイド位置に固定し、先端ガイド部21により案内しながらブレード本体10の先端ノコギリ刃12により切除を行うことで、正確に追加の切除を行うことができる。
また、本実施形態によれば、ガイドプレート20を後退位置に固定することで、ガイドプレート20をわざわざ取り外すことなく、ガイドプレート20による案内なしのブレード本体20の先端ノコギリ刃12による切除を行うこともできる。
また、本実施形態によれば、開口窓22を形成することで、先端ノコギリ刃12の状態を確認しながら切削を行うことができると共に、切削された骨5の切粉が開口窓22から外部に排出され、切粉が溜まって切削の障害となることを防ぐこともできる。
続いて、本実施形態の変形例について、図11及び図12を参照しながら説明する。図11は、ブレード本体10の変形例を示す。上記実施形態では、ブレード本体10は、幅方向に高速振動することで、先端ノコギリ刃12が接触する骨を切削するものであったが、本変形例に係るブレード本体10’は、先端部の先端側面及び両側縁面に形成された先端ノコギリ刃12’を備え、ブレード本体10’を前後方向に高速振動することで、先端ノコギリ刃12’が接触する骨を切削するものである点で相違する。
このような構成のブレード本体10’に対しても、ガイドプレート20を適用することができ、上記実施形態と同様の作用効果を奏する。
図12は、ガイドプレートの変形例を示す。本変形例に係るガイドプレート20’は、上記実施形態と比べて、開口窓22’の形状が略正方形状となっている点で異なる。もちろん、開口窓の形状は円形や楕円形であっても良い。本変形例に係るガイドプレート20’によっても上記実施形態と同様の作用効果を奏する。
以上、変形例も含めて、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。例えば、骨切除器具を形成する部材の形状やサイズ、素材等は適宜変更可能である。
また、本実施形態に係る骨切除器具は、人工関節置換術に限らず、骨の切除面を全部又は一部を追加で切除する場合に対して、広く適用することができる。
1 骨切除器具
10 ブレード本体
12 先端ノコギリ刃
13 スライド連結凸条
15 第一留め穴
16 第二留め穴
18 ジョイント部
19 厚板部
20 ガイドプレート
21 先端ガイド部
22 開口窓
23 内側縁R面
24 先端縁R面
25 外側縁R面
27 回動留め具
27a 円筒突起
27b 回動軸
28 留め具用穴
29 スライドレール部
5 骨
6 ハンドピース
10 ブレード本体
12 先端ノコギリ刃
13 スライド連結凸条
15 第一留め穴
16 第二留め穴
18 ジョイント部
19 厚板部
20 ガイドプレート
21 先端ガイド部
22 開口窓
23 内側縁R面
24 先端縁R面
25 外側縁R面
27 回動留め具
27a 円筒突起
27b 回動軸
28 留め具用穴
29 スライドレール部
5 骨
6 ハンドピース
上記課題を解決するために、本発明に係る骨切除器具は、骨を切削するための骨切除器具において、先端ノコギリ刃を有し、高速振動することで、前記先端ノコギリ刃が接触する前記骨を切削する略平板状のブレード本体と、略平板状の先端ガイド部を有し、前記ブレード本体の上面側に位置して、前記ブレード本体と前後方向に相対的にスライド自在に連結されるガイドプレートであって、前記先端ガイド部が前記ブレード本体の前記先端ノコギリ刃よりも先端側に突出して前記先端ノコギリ刃を覆い、前記先端ノコギリ刃による厚み方向の切削位置を案内する突出ガイド位置と、前記先端ガイド部が前記先端ノコギリ刃よりも後退した後退位置との間でスライド自在なガイドプレートと、を備え、前記ブレード本体は、その上面に前後方向に延在して突出したスライド連結凸条を有し、前記ガイドプレートは、前記スライド連結凸条を上面側から挟持する、その下面に設置されたスライドレール部を有することを特徴とする。
Claims (7)
- 骨を切削するための骨切除器具において、
先端ノコギリ刃を有し、高速振動することで、前記先端ノコギリ刃が接触する前記骨を切削する略平板状のブレード本体と、
略平板状の先端ガイド部を有し、前記ブレード本体の上面側に位置して、前記ブレード本体と前後方向に相対的にスライド自在に連結されるガイドプレートであって、前記先端ガイド部が前記ブレード本体の前記先端ノコギリ刃よりも先端側に突出して前記先端ノコギリ刃を覆い、前記先端ノコギリ刃による厚み方向の切削位置を案内する突出ガイド位置と、前記先端ガイド部が先端ノコギリ刃よりも後退した後退位置との間でスライド自在なガイドプレートと、
を備えることを特徴とする骨切除器具。 - 前記先端ガイド部には、前記先端ガイド部が前記突出ガイド位置に位置する際に、上方から前記先端ノコギリ刃を視認するための開口窓が形成されていることを特徴とする請求項1記載の骨切除器具。
- 前記先端ガイド部の前記開口窓の内側の側面がR面であること特徴とする請求項2記載の骨切除器具。
- 前記先端ガイド部の外側の側面がR面であることを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の骨切除器具。
- 前記ブレード本体は、その上面に前後方向に延在して突出したスライド連結凸条を有し、
前記ガイドプレートは、前記スライド連結凸条を上面側から挟持する、その下面に設置されたスライドレール部を有することを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の骨切除器具。 - 前記ガイドプレートは、前記ガイドプレートのスライド位置を前記突出ガイド位置又は前記後退位置に固定するための留め具をさらに有することを特徴とする請求項1乃至5何れか1項記載の骨切除器具。
- 先端ノコギリ刃を有し、高速振動することで、前記先端ノコギリ刃が接触する前記骨を切削する略平板状のブレード本体に装着されて使用されるガイドプレートにおいて、
略平板状の先端ガイド部と、
前記ブレード本体を上面側から挟持するスライドレール部と、
を備え、
前記先端ガイド部が前記ブレード本体の前記先端ノコギリ刃よりも先端側に突出して前記先端ノコギリ刃を覆い、前記先端ノコギリ刃による厚み方向の切削位置を案内する突出ガイド位置と、前記先端ガイド部が先端ノコギリ刃よりも後退した後退位置との間で、前記ブレード本体と前後方向に相対的にスライド自在に連結されると共に、
前記前記先端ガイド部には、前記先端ガイド部が前記突出ガイド位置に位置する際に、上方から前記先端ノコギリ刃を視認するための開口窓が形成されていることを特徴とするガイドプレート。
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