JP2020191682A - 通信を実行するための方法および装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】時間および/または周波数のリソース群の高い利用率を達成するために通信を実行するための方法及び端末装置を提供する。【解決手段】方法は、複数の候補送信パターンのセットから、ターゲット送信パターンを決定する。各候補送信パターンは、ダウンリンク(DL)送信部分および/またはアップリンク(UL)送信部分を含む。複数の候補送信パターンは、複数のDL送信部分および/または複数のUL送信部分のサブキャリアスペース群に関して互いに異なる。そして、ターゲット送信パターンを用いて、ネットワーク装置と端末装置との間の通信を実行する。【選択図】図3
Description
本開示の実施形態は、概して、通信技術に関する。より具体的には、本開示の実施形態は、通信を実行するための方法および装置に関する。
通信技術の発展と共に、可能な限り多くの使用シナリオに対処する単一の技術的枠組みの目的で、100GHzまでの周波数範囲が研究されてきた。拡張モバイルブロードバンド(eMBB:enhanced mobile broadband)、超高信頼性および低遅延通信(URLLC:ultra-reliable and low latency communications)、大規模マシンタイプ通信(mMTC:massive machine-type-communications)など、いくつかの要件と展開シナリオが定義されている。
一般に、eMBBは、高いピークデータレートについて厳密な要件を有する一方で、例えばアップリンク(UL)およびダウンリンク(DL)の送信について4msなど、ユーザプレーン遅延(user plane latency)について比較的緩い要件を有する。これに対して、URLLCは、超低遅延および高信頼性を必要とし、例えば、ULおよびDL送信のためにユーザプレーン遅延が例えば0.5msであることを必要する。
eMBBサービスを要求している端末装置(「eMBB端末装置」とも呼ばれる)およびURLLCサービスを要求している別の端末装置(「URLLC端末装置」とも呼ばれる)がサブフレームのように同じ送信パターンで多重化される場合、eMBBのユーザプレーン遅延は、URLLCのユーザプレーン遅延の複数倍であってもよい。したがって、eMBB端末装置は、複数のサブフレームを用いてスケジュールされてもよく、URLLC UEは、より厳しいユーザプレーン遅延要件を満たすために、1つのサブフレームを用いてスケジュールされてもよい。
従来、UL伝送およびDL伝送は、全帯域幅において設定されていた。この場合、eMBB端末装置とURLLC端末装置とが、時間および/または周波数の領域で多重化されていると、リソース利用率が低くなり、一部のリソースが無駄になっている可能性がある。
したがって、時間および/または周波数のリソース群の高い利用率を達成するための信号送信についての方式が必要とされている。
本開示は、時間および/または周波数のリソース群の高い利用率を達成するために通信を実行するための解決策を提案する。
本開示の実施形態の第1の態様によれば、本開示の実施形態は、装置によって実行される方法を提供する。上記の装置は、複数の候補送信パターンのセットから、ターゲット送信パターンを決定する。各候補送信パターンは、DL送信部分および/またはUL送信部分を含み、上記の複数の候補送信パターンは、各DL送信部分および/またはUL送信部分のサブキャリアスペース群に関して、互いに異なっている。そして、上記のターゲット送信パターンを用いて、ネットワーク装置と端末装置との間の通信が行われる。
本開示の実施形態の第2の態様によれば、本開示の実施形態は、通信を実行するための装置を提供する。上記の装置は、コントローラとトランシーバとを含み、コントローラは、複数の候補送信パターンのセットから、ターゲット送信パターンを決定するように構成され、各候補送信パターンは、DL送信部分および/またはUL送信部分を含み、複数の候補送信パターンは、DL送信部分および/またはUL送信部分のサブキャリアスペース群に関して、互いに異なっており、トランシーバは、ターゲット送信パターンを用いてネットワーク装置と端末装置との間で通信を実行するように構成されている。
本開示の実施形態の他の特徴および利点は、本開示の実施形態の原理を例として示す添付の図面と併せて読むことにより、以下の特定の実施形態の説明からも明らかになるであろう。
本開示の実施形態は、例の意味で提示されており、それらの利点は、添付の図面を参照して以下により詳細に説明される。
これらの図面を通して、同一または類似の参照番号は、同一または類似の要素を示す。
本明細書に記載される主題は、いくつかの例示的な実施形態を参照して説明される。これらの実施形態は、本主題の範囲に対する任意の制限を示唆するのではなく、当業者が本明細書に記載された主題をよりよく理解し、実施することを可能にする目的のためだけに論じられていると、理解されるべきである。
本明細書で使用する用語は、特定の実施形態のみを説明するためのものであり、例示的な実施形態を限定することを意図するものではない。本明細書で使用されるように、単数形「a」、「an」および「the」は、文脈上他に明白に示されていない限り、複数形も含むことが意図される。本明細書で使用される場合、「有する(comprises)」、「有している(comprising)」、「含む(includes)」、及び/又は「含んでいる(including)」という用語は、記載された特徴(features)、完全体(integers)、ステップ(steps)、操作(operations)、要素(elements)、及び/又は、構成要素(components)の存在を特定するが、1つ又は複数の他の特徴、完全体、ステップ、動作、要素、構成要素、及び/又は、それらのグループの存在又は追加を排除するものではない。
また、いくつかの代替の実施形態では、記載された機能/動作は、図に記載された順序から外れることがあることにも留意すべきである。例えば、連続して示されている2つの機能又は動作は、実際には同時に実行されてもよく、又は、関係する機能/動作に応じて、逆の順序で実行されてもよい。
本明細書で使用されるとき、用語「通信ネットワーク」は、LTEアドバンスト(LTE−A)、LTE、広帯域符号分割多元接続(WCDMA:Wideband Code Division Multiple Access)、高速パケットアクセス(HSPA:High-Speed Packet Access (HSPA))などの、任意の適切な通信規格に従う、ネットワークを指す。さらに、通信ネットワークにおける端末装置とネットワーク装置との間の通信は、これらに限定されるものではないが、第1世代(1G)、第2世代(2G)、2.5G、2.75G、第3世代(3G)、第4世代(4G)、4.5G、将来の第5世代(5G)の通信プロトコル群、および/または、現在知られているかまたは将来開発される他の任意のプロトコルを含む、任意の適切な世代の通信プロトコルに従って、実行されてもよい。
本開示の実施形態は、様々な通信システムに適用することができる。通信の急速な発展を考えると、当然ながら、本開示を実施することができる将来のタイプの通信技術およびシステムも存在する。本開示の範囲を上記のシステムのみに限定するものとして見なすべきではない。
「ネットワーク装置(network device)」という用語は、これらに限定されるものではないが、基地局(BS)、ゲートウェイ、管理エンティティ(management entity)、および、通信システム内の他の適切なデバイスを含む。「基地局」又は「BS」という用語は、ノードB(NodeB又はNB)、進化型ノードB(eNodeB又はeNB)、遠隔無線ユニット(RRU:Remote Radio Unit)、無線ヘッダ(RH:radio header)、遠隔無線ヘッド(RRH:remote radio head)、中継局(relay)、フェムトやピコなどの低電力ノード等が含まれる。
用語「端末装置(terminal device)」は、これらに限定されるものではないが、「ユーザ機器(UE)」、および、ネットワーク装置と通信することができる他の適切なエンドデバイスを含む。例として、「端末装置」は、端末、移動端末(MT:Mobile Terminal)、加入者局(SS:Subscriber Station)、携帯加入者局(Portable Subscriber Station)、移動局(MS:Mobile Station)、又は、アクセス端末(AT:Access Terminal)を指してもよい。
以下、本開示のいくつかの例示的な実施形態を図面を参照しながら以下に説明する。まず図1を参照する。図1は、本開示の実施形態による通信システム100の概略図を示す。
通信システム100において、ネットワーク装置(以下、BSともいう)110は、同一又は異なる送信パターンを用いて、2つの端末装置(以下、UEともいう)121,122と通信する。BS110は、eMBBサービスをUE121に提供し、したがって、UE121は、eMBB UEと呼ばれることがある。BS110は、UE122にURLLCサービスを提供し、したがって、UE122は、URLLC UEと呼ばれることがある。
「送信パターン」という用語は、時間領域および/または周波数領域におけるリソースに関する設定を指す。例えば、送信パターンは、時間領域における1つ以上のサブフレームまたは一定数のシンボルに対応してもよく、周波数領域における1つ以上のサブキャリアに対応していてもよい。送信パターンは、DL送信部分および/またはUL送信部分を含む。1つの送信パターンは、各DL送信部分および/またはUL送信部分のサブキャリアスペースに関して、他の送信パターンと異なっている。本開示の実施形態では、送信パターンは、候補送信パターン群のセットとターゲット送信パターンとを含んでいてもよく、ターゲット送信パターンは、候補送信パターン群のセットから、選択または決定される。候補送信パターン群のセットは、主にダウンリンクデータ送信に使用される1つまたは複数のダウンリンク中心送信パターン、および/または、主にアップリンクデータ送信に使用される1つまたは複数のアップリンク中心送信パターンを含んでいてもよい。
図2は、ダウンリンク中心送信パターンおよびアップリンク中心送信パターンの図を示す。図2に示すように、ダウンリンク中心送信パターン210は、ダウンリンク制御情報を送信するダウンリンク送信部分211と、ダウンリンクデータを送信するダウンリンク送信部分212と、GP(Guard Period)部分213と、アップリンク制御情報(例えば、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH))を送信するためのアップリンク送信部分214とを含む。送信パターン210では、ダウンリンクデータを送信するためのダウンリンク送信部分212が他の部分よりも長いため、ダウンリンク中心送信パターンと呼ばれる。
ダウンリンク中心送信パターン210と同様に、ダウンリンク中心送信パターン220は、ダウンリンクデータを送信するためのダウンリンク送信部分221と、ガード期間(GP)部分222と、アップリンク送信部分223とを含む。ダウンリンク中心送信パターン210とダウンリンク中心送信パターン220との間の主な違いは、送信パターン220がダウンリンク制御情報を送信する部分を含まないことにある。
アップリンク中心送信パターン230は、ダウンリンク制御情報を送信するダウンリンク送信部分231と、GP部分232と、アップリンクデータを送信するアップリンク送信部分233と、アップリンク制御情報を送信するアップリンク送信部分234(例えば、PUCCH)とを含む。送信パターン230では、アップリンクデータを送信するアップリンク送信部分233が他の部分よりも長いため、送信パターン230は、アップリンク中心送信パターンと呼ばれている。
アップリンク中心送信パターン230と同様に、アップリンク中心送信パターン240は、ダウンリンク制御情報を送信するダウンリンク送信部分241と、GP部分242と、アップリンクデータを送信するアップリンク送信部分243とを含む。アップリンク中心送信パターン230とアップリンク中心送信パターン240との間の主な違いは、送信パターン240がアップリンク制御情報を送信するための部分を含まないことである。
図2は、また、DL送信に完全に使用される全ダウンリンク送信パターン250と、UL送信に完全に使用される全アップリンク送信パターン260とを示す。
反対に記載しない限り、用語「送信」または「通信」は、制御情報および/またはデータの送信または通信を含み、本明細書で使用される用語「信号」は、制御情報および/またはデータを含む、ことを理解されたい。
従来、eMBBは、例えばUL/DL送信に対して4msという、ユーザプレーン遅延に関して比較的緩い要件を有している。対照的に、URLLCは、比較的厳密なユーザプレーン遅延、例えばUL/DL送信に対して0.5msを必要とする。図1の例では、eMBB UE121は、複数のサブフレームを用いてスケジュールされ、URLLC UE122は、厳しいユーザプレーン遅延要件を満たすために、1サブフレームを用いてスケジュールされる。eMBB UE121およびURLLC UE122が周波数領域で多重化されている場合、いくつかのリソースが浪費される可能性があり、これは望ましくない。
この問題を解決するために、本開示の実施形態は、時間および/または周波数のリソース群の無駄を減らすために、以下に論じるような解決策を提案する。ここで、本開示のいくつかの例示的な実施形態が、以下の図を参照して以下に説明される。図3は、本開示の実施形態による信号送信のための方法300のフローチャートを示している。方法300は、BS110、端末装置121、端末装置122、または他の適切な装置によって実施されてもよい。
方法300は、ブロック310に入り、ここで、ターゲット送信パターンが、候補送信パターン群のセットから決定される。各候補送信パターンは、DL送信部分および/またはUL送信部分を含み、複数の候補送信パターンは、各DL送信部分および/またはUL送信部分のサブキャリアスペース群に関して、互いに異なっている。
上述したように、送信パターンは、時間領域における1つのサブフレームまたは一定数のシンボルに対応してもよく、周波数領域における1つまたは複数のサブキャリアに対応してもよい。本開示の実施形態では、サブキャリアスペースは、2つのサブキャリア間のスペースを指し、シンボルの持続時間(「シンボル持続時間(symbol duration)」とも呼ばれる)に反比例する。図4は、本開示の実施形態によるサブキャリアスペースおよびシンボル持続時間の概略図400を示す。シンボル持続時間は、サブキャリアスペースの逆数に従って計算されてもよい。例えば、サブキャリアスペースが15kHzの場合、対応するシンボル持続時間は、66.67usであってもよい。図4の例では、サブキャリアスペースがSC0=15kHzである場合、対応するシンボル持続時間は、t0=66.67usであってもよい。サブキャリアスペースが、2*SC0=30kHzである場合、対応するシンボル持続時間は、t0/2=33.33usであってもよい。
図3を参照すると、本開示の実施形態によれば、方法300は、ネットワーク装置、例えば図1のBS110によって、実行されてもよい。そのような実施形態では、BS110は、ターゲット送信パターンが各端末装置について同じであることを要求することなく、ネットワーク装置によってサービス提供される端末装置(例えば、UE121,122)のそれぞれについて、候補送信パターン群のセットから、ターゲット送信パターンを決定してもよい。
いくつかの実施形態では、方法300は、端末装置、例えばUE121またはUE122によって、実行されてもよい。そのような実施形態では、UE121またはUE122は、UE121またはUE122とBS110との間の信号送信に適したターゲット送信パターンを、決定してもよい。
いくつかの実施形態では、ターゲット送信パターンのDL送信部分および/またはUL送信部分のサブキャリアスペースは、短縮されたシンボル持続時間においてDL送信部分および/またはUL送信部分が送信されるように、第1の所定のサブキャリアスペースより大きくてもよい。第1の所定のサブキャリアスペースは、フィードバック要件、スケジューリング要件、サービスタイプなどに応じて、事前決定または事前定義されてもよい。ターゲット送信パターンのDL送信部分および/またはUL送信部分のサブキャリアスペースが第1の所定のサブキャリアスペースよりも大きい場合、サブキャリアスペースは、短縮されたシンボル持続時間を得るのに十分大きいと判断され得る。
いくつかの実施形態では、ターゲット送信パターンのDL送信部分および/またはUL送信部分のサブキャリアスペースは、長くされたシンボル持続時間においてDL送信部分および/またはUL送信部分が送信されるように、第2の所定のサブキャリアスペースより小さくてもよい。第2の所定のサブキャリアスペースは、フィードバック要件、スケジューリング要件、サービスタイプなどに応じて、事前決定または事前定義されてもよい。ターゲット送信パターンのDL送信部分および/またはUL送信部分のサブキャリアスペースが第2の所定のサブキャリアスペースより小さい場合、サブキャリアスペースは、長くされたシンボル持続時間を得るのに十分に小さいと判断され得る。
いくつかの実施形態では、上記のDL送信部分は、DL制御情報(例えば、ダウンリンク制御情報(DCI))、DLデータ、およびDL参照信号(例えば、復調参照信号(DMRS:demodulation reference signal)、チャネル状態情報参照信号(CSI−RS:channel state information reference signal)など)のうちの1つまたは複数を送信するために、使用されてもよい。
いくつかの実施形態では、UL送信部分は、DL送信についてのフィードバック(たとえば、肯定応答(ACK)/否定応答(NACK))、UL制御情報(たとえば、アップリンク制御情報(UCI:Uplink Control Information))、ULデータ、および、UL参照信号(たとえば、UL DMRS、サウンディング参照信号(SRS:sounding reference signal)など)のうちの1つまたは複数を送信するために使用される。
いくつかの実施形態では、候補送信パターンのうちの1つまたは複数は、GP部分をさらに含んでいてもよい。GP部分は、DL送信部分とUL送信部分との間にあってもよい。
いくつかの実施形態では、ターゲット送信パターンは、それ自体を示すための指示(indication)を含んでいてもよい。一実施形態では、上記の指示は、DL送信部分および/またはUL送信部分で送信される制御情報、たとえばDCI、UCIなどに含まれてもよい。いくつかの実施形態では、上記の指示は、DL送信部分および/またはUL送信部分のサブキャリアスペース、DL送信部分および/またはUL送信部分についてのシンボルの持続時間、DL送信部分および/またはUL送信部分についてのシンボル数、および、DL送信部分またはUL送信部分で通信があるかどうか、のうちの1つまたは複数を示していてもよい。
別の実施形態では、ターゲット送信パターンの上記の指示は、事前定義された、時間−周波数リソース群に、含まれてもよい。そして、上記のリソース群は、すべてのUEに共通であってもよく、ターゲット送信パターンにおいて定義されたリソース群に限定されなくてもよい。
図3を参照すると、ブロック320において、ターゲット送信パターンを使用して、ネットワーク装置と端末装置との間で通信が行われる。いくつかの実施形態では、ネットワーク装置(例えばBS110)が、ブロック310において、端末装置(例えばUE122)のためのターゲット送信パターンを決定するとき、ネットワーク装置は、ターゲット送信パターンを使用することによって、UE122との通信を実行することができる。例えば、BS110は、ターゲット送信パターンに従って、データをUE122に送信してもよいし、または、UE122からデータを受信してもよい。
あるいは、端末装置(例えば、UE122)が、ブロック310において、ターゲット送信パターンを決定するとき、端末装置は、ターゲット送信パターンを使用することによって、BS110との通信を実行することができる。例えば、UE122は、ターゲット送信パターンに従って、BS110にデータを送信してもよいし、または、BS110からデータを受信してもよい。
図5は、本開示の実施形態による、TDDおよび異なるGP期間に関する、異なる端末装置、UE1およびUE2のための送信パターンの図500を示す。図5の例では、eMBB端末装置をUE1と称し、URLLC端末装置をUE2と称する。UE2に関しては、2つの送信パターンが示されており、それらは同じである。DL送信部分521は、DLデータを送信するためのものであり、少ないシンボルを含む短いダウンリンク領域として記載されている。一実施形態において、DL送信部分521のシンボル数は、制御情報を送信するための他のDL送信部分524に含まれるDCIによって、示されてもよい。
本開示の実施形態によれば、ULデータ、DLデータ、DL制御情報(例えば、送信フォーマット、ULグラント、または、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)上のリソース割り当てに関する情報)、UL制御情報(例えば、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)上のACK/NACKまたはRS)、および/または同様のものの送信のために、異なるヌメロロジーが採用されてもよい。ヌメロロジーは、例えば、周波数領域のサブキャリアスペース、シンボルの持続時間、サイクリックプレフィックス(CP)の持続時間などを指してもよい。
ダウンリンク送信については、例えば、それぞれKD_0、KD_1、・・・、KD_n(kHz)として示される、サブキャリアスペースの複数のダウンリンク設定(downlink configurations)があり得る。アップリンク送信については、えば、KU_0、KU_1、…、KU_n(kHz)として示される、サブキャリアスペースの複数のアップリンク設定があり得る。異なる、サブキャリアスペースのダウンリンク設定群/サブキャリアスペースのアップリンク設定群は、異なるサービス群、例えば、eMBBサービスおよびURLLCサービス、または、異なるチャネル(例えば、PDCCH、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)およびPUCCH)に対して、使用されてもよい。
1つの実施形態では、ダウンリンクデータ送信のためのサブキャリアスペースは、K0 kHzであってもよく、フィードバック情報(ACK/NACK)のためのサブキャリアスペースは、K1(例えば、M*K0)kHzであってもよい、と仮定される。したがって、フィードバック情報のためのシンボル持続時間は、ダウンリンクシンボルとは異なってもよく、例えば、ダウンリンクシンボルの1/Mであってもよい。
別の実施形態では、制御情報のためのサブキャリアスペースは、K1(例えば、M*K0)kHzであってもよく、ダウンリンクまたはアップリンクのデータ送信のためのサブキャリアスペースは、K0 kHz SCSである、と仮定される。したがって、制御情報のシンボル持続時間は、例えば、ダウンリンクまたはアップリンクのデータ送信のシンボル持続時間の1/Mとは異なっていてもよい。
本開示の実施形態では、サブキャリアスペースの異なる複数の設定は、異なるヌメロロジーと呼ばれることがある。ここで、異なるヌメロロジーに関するいくつかの実施形態が、図6−図15を参照して説明される。
図6は、本開示の実施形態による、異なるヌメロロジーの図600を示す。
図6の例では、フィードバック情報(ACK/NACK)および下りデータについて、異なるヌメロロジーが用いられる。例えば、15kHzのサブキャリアスペース(「SCS」とも呼ばれる)は、ダウンリンクデータに使用され、30kHzは、ACK/NACKに使用される。したがって、ダウンリンクデータのシンボル持続時間は、ACK/NACKのシンボル持続時間の2倍であり得る。一実施形態では、ACK/NACKを送信するために使用される2つのシンボルは、2つのシンボルのうちの一方でACK/NACKを送信し、2つのシンボルのうちの他方で参照信号(たとえばDMRS)を送信するために、使用されてもよい。例えば、2つのシンボルのうちの最初のシンボルは、DMRSに使用され、2番目のシンボルは、ACK/NACK送信に使用される。
図6の例では、フィードバック情報(ACK/NACK)および下りデータについて、異なるヌメロロジーが用いられる。例えば、15kHzのサブキャリアスペース(「SCS」とも呼ばれる)は、ダウンリンクデータに使用され、30kHzは、ACK/NACKに使用される。したがって、ダウンリンクデータのシンボル持続時間は、ACK/NACKのシンボル持続時間の2倍であり得る。一実施形態では、ACK/NACKを送信するために使用される2つのシンボルは、2つのシンボルのうちの一方でACK/NACKを送信し、2つのシンボルのうちの他方で参照信号(たとえばDMRS)を送信するために、使用されてもよい。例えば、2つのシンボルのうちの最初のシンボルは、DMRSに使用され、2番目のシンボルは、ACK/NACK送信に使用される。
この場合、2つの30kHzシンボルが、URLLC UE122のDMRSおよびACK/NACKのために使用される、ことが決定されてもよい。eMBB UE121については、空の15kHzシンボルがある。そして別の場合、eMBB UE121では、アップリンク送信、例えばSRS送信、またはUE121についてのACK/NACK送信のための、15kHzのシンボルがある。
図7は、本開示の実施形態による、異なるヌメロロジーの図700を示す。図7の例では、アップリンク送信間隔(uplink transmission interval)は、異なるヌメロロジーについて異なっていてもよい。1つの実施形態では、ACK/NACK送信は、少なくとも2つのシンボル、つまり、1つはDMRS用のシンボルで1つはACK/NACK用のシンボルを必要としてもよい。別の実施形態では、SRSが相反性(reciprocity)のために使用される場合、そのヌメロロジーは、ダウンリンクデータ送信と同じに保たれてもよい。またさらなる実施形態では、ACK/NACKがSRSと衝突する場合、より多くのアップリンクシンボルが、ACK/NACKによって使用されてもよい。
図7の実施形態では、GPの持続時間は、同じでも異なってもよい。一実施形態では、例えば、K0およびK1=M*K0の2つのSCSが存在する場合、M*K0のシンボル持続時間は、K0についてのシンボル持続時間(t0)の1/Mであってもよく、M*K0についてのサイクリックプレフィクス(CP)の持続期間(tCP2)はまた、K0についてのシンボル持続時間(tCP)の1/Mであってもよい。GPの持続時間は、異なるヌメロロジーについて同じであってもよい。別の実施形態では、GPの持続時間は、異なっていてもよい。例えば、K0およびK1=M*K0の2つのSCSがある場合、M*K0についてのシンボル持続時間は、K0についてのシンボル持続時間(t0)の1/Mであってもよく、M*K0についてのCP持続時間(tCP2)は、K0についてのシンボル持続時間(tCP)の1/Mでなくてもよい(たとえば、マルチパス効果に抵抗するために、tCP2はtCPと同じかそれより少し短い)。したがって、GPについての残りの持続時間は、異なるヌメロロジーについて異なっていてもよい。
図8は、本開示の実施形態による、異なるヌメロロジーの図800を示す。図8の例では、アップリンク送信間隔(uplink transmission interval)は、異なるヌメロロジーについて同じでも異なってもよい。1つの実施形態では、ACK/NACK送信は、少なくとも2つのシンボル、つまり、1つはDMRSのためのシンボルで1つはACK/NACKのためのシンボルを必要としてもよい。例えば、アップリンクデータ送信、および/または、SRS、および/または、ダウンリンクデータ送信のための、サブキャリアスペースは、K0であり、ACK/NACKのためのサブキャリアスペースは、K1=M*K0であり、M*K0についてのシンボル持続時間は、K0についてのシンボル持続時間(t0)の1/Mであってもよく、M*K0についてのサイクリックプレフィックス(CP)持続時間(tCP2)もまた、K0についてのシンボル持続時間(tCP)の1/Mであってもよい。
別の実施形態では、例えば、M*K0のシンボル持続時間は、K0についてのシンボル持続時間(t0)の1/Mであり、M*K0についてのCP持続時間(tCP2)は、K0についてのシンボル持続時間(tCP)の1/Mでなくてもよく(例えば、tCP2は、マルチパス効果に抵抗するために、tCPと同じかそれより少し短い)、異なるヌメロロジーのアップリンク送信部分は、異なっていてもよい。
別の実施形態では、異なるヌメロロジーのために、十分なシンボル数が必要とされる。例えば、ACK/NACK送信は、少なくとも2つのシンボルを必要としてもよく、一方はDMRS用であり、他方はACK/NACK用であり、したがって、異なるヌメロロジーについてのACK/NACK送信間隔は、異なっていてもよい。
別の実施形態では、SRSが相反性のために使用される場合、そのヌメロロジーは、ダウンリンクデータ送信と同じに保たれてもよい。またさらなる実施形態では、ACK/NACKがSRSと衝突する場合、より多くのアップリンクシンボルが、ACK/NACKによって使用されてもよい。
図9は、本開示の実施形態による、異なるヌメロロジーの図900を示す。図9の例では、あるUEについては、アップリンク送信は、ダウンリンク送信と同じサブキャリアスペースを有し、他のあるUEについては、アップリンク送信は、ダウンリンク送信と異なるサブキャリアスペースを有する。異なるアップリンクシグナリングまたは異なるサービスは、異なるサブキャリアスペース、例えば、ダウンリンクの同じSCSを持つSRSおよびダウンリンクの異なるSCSを持つACK/NACKを有していてもよい。ダウンリンク送信部分(ダウンリンク領域とも呼ばれる)については、複数のサブキャリアスペースは、KD kHzであってもよく、GPの持続時間は、いくつかのTs(Tsは、基本時間単位である)であってもよい。
図10は、本開示の実施形態による、異なるヌメロロジーの図1000を示す。図10の例では、あるUEについては、アップリンク送信は、ダウンリンク送信と同じサブキャリアスペースを有し、他のあるUEについては、アップリンク送信は、ダウンリンク送信と異なるサブキャリアスペースを有する。異なるアップリンクシグナリングまたは異なるサービスは、異なるサブキャリアスペース、例えば、ダウンリンクの同じSCSを持つSRSおよびダウンリンクの異なるSCSを持つACK/NACKを有していてもよい。GPは、異なるアップリンクSCSについて異なっていてもよく、例えば、シンボル持続時間は、SCSごとに異なり、送信持続時間は、SCSごとに異なり、GPについての残りの持続時間は、異なる。ダウンリンク領域については、サブキャリアスペースは、KD_0 kHz、KD_1 kHzなどであってもよく、GPの持続時間は、いくつかのTsであってもよい。異なるヌメロロジーについてのGPおよびシンボル数は、異なっていてもよい。図11は、本開示の実施形態による、異なるヌメロロジーの図1100を示す。図11の例では、あるUEについては、アップリンク送信は、ダウンリンク送信と同じサブキャリアスペースを持ち、他のあるUEについては、アップリンク送信は、ダウンリンク送信とは異なるサブキャリアスペースを持つ。異なるアップリンクシグナリングまたは異なるサービスは、異なるサブキャリアスペース、例えば、ダウンリンクの同じSCSを持つSRSおよびダウンリンクの異なるSCSを持つACK/NACKを有していてもよい。GPは、アップリンクSCSごとに異なっていてもよく、例えば、シンボル持続時間は、SCSごとに異なり、送信持続時間は、SCSごとに異なり、GPの残り持続時間は、異なる。ダウンリンク部分(ダウンリンク領域とも呼ばれる)については、サブキャリアスペースは、KD_0 kHz、KD_1 kHzなどであってもよく、GPの持続時間は、いくつかのTsであってもよい。異なるヌメロロジーについてのGPおよびシンボル数は、異なっていてもよい。
図12Aおよび12Bは、本開示の実施形態による、DMRSおよびPUCCHについての異なるヌメロロジーの図1200および1250を示す。図12Aおよび図12Bの例では、ダウンリンク領域については、サブキャリアスペースは、KD kHzであってもよく、アップリンクのDMRSおよびPUCCHについてのヌメロロジーは、異なっていてもよい。図12Aにおいて、アップリンクDMRSおよびPUCCHについてのヌメロロジーは異なっており、DMRSおよびPUCCHのシンボル数は、異なっていてもよい。図12Bにおいて、アップリンクのDMRSおよびPUCCHについてのヌメロロジーは、異なっている。
図13Aおよび13Bは、本開示の実施形態による、異なる複数のシンボルにおいて多重化されたDMRSについての異なるヌメロロジーの図1300および1350を示す。図13A及び図13Bの例では、ダウンリンク領域については、サブキャリアスペースは、KD_0 kHz、KD_1 kHzなどであってもよく、GPの持続時間は、数Tsであってもよい。DMRSは、多重化のために、異なる複数の位置を有していてもよい。
図14は、本開示の実施形態による、アップリンク中心送信パターンにおける、制御情報およびデータについての異なるヌメロロジーの図1400を示す。図14の例では、制御領域、データ領域、およびGP持続時間のうちの1つまたは複数は、異なるSCSを用いて設定されてもよい。示されるように、アップリンクデータ領域1411は、Ku1 kHzのサブキャリアスペースを有し、一方、アップリンクデータ領域1412は、Ku2 kHzのサブキャリアスペースを有する。制御領域1413は、KD1 kHzのサブキャリアスペースを有し、一方、制御領域1414は、KD2 kHzのサブキャリアスペースを有する。
図15は、本開示の実施形態による、ダウンリンク中心送信パターンにおける、制御情報およびデータについての異なるヌメロロジーの図1500を図示する。図15の例では、制御領域、データ領域、およびGP持続時間のうちの1つまたは複数は、迅速な送信のために、異なるSCSを用いて設定されてもよい。図示のように、制御領域1511は、KC1 kHzのサブキャリアスペースを有し、一方、制御領域1515は、KC5のサブキャリアスペースを有する。ダウンリンクデータ領域1513は、KD1 kHzのサブキャリアスペースを有し、一方、ダウンリンクデータ領域1514は、KD2 kHzのサブキャリアスペースを有する。
上記の実施形態は、本開示の範囲に対する何らかの制限を示唆するのではなく、当業者が本開示をよりよく理解し、したがって本開示を実施することを可能にする、目的でのみ説明されることを理解されたい。
図16は、本開示の一実施形態による装置1600の概略図を示す。本開示の実施形態によれば、デバイス1600は、BS110などのネットワーク装置、UE121または122などの端末装置、または通信システム内の他の適切なデバイスで実装され得る。
図16に示すように、装置1600は、コントローラ1610とトランシーバ1620とを含み、コントローラ1610は、複数の候補送信パターンのセットから、ターゲット送信パターンを決定するように構成され、各候補送信パターンは、DL送信部分および/またはUL送信部分を含み、複数の候補送信パターンは、DL送信部分および/またはUL送信部分のスペースキャリア群に関して、互いに異なっており、トランシーバ1620は、ターゲット送信パターンを用いてネットワーク装置と端末装置との間で通信を実行するように構成されている。
1つの実施形態において、ターゲット送信パターンのDL送信部分および/またはUL送信部分のサブキャリアスペースは、第1の所定のサブキャリアスペースより大きくてもよく、その結果、DL送信部分および/またはUL送信部分は、短縮されたシンボル持続期間において送信される。
1つの実施形態では、ターゲット送信パターンのDL送信部分および/またはUL送信部分のサブキャリアスペースは、長くされたシンボル持続期間においてDL送信部分および/またはUL送信部分が送信されるように、第2の所定のサブキャリアスペースより小さくてもよい。
一実施形態では、DL送信部分は、DL制御情報、DLデータ、およびDL参照信号のうちの1つまたは複数を送信するために、使用されてもよい。
1つの実施形態では、UL送信部分は、DL送信についてのフィードバック、UL制御情報、ULデータ、およびUL参照信号のうちの1つまたは複数を送信するために使用されてもよい。
一実施形態では、候補送信パターンのうちの1つまたは複数は、DL送信部分とUL送信部分との間にGP部分をさらに含んでいてもよい。
一実施形態では、コントローラ1610は、ターゲット送信パターンが各端末装置について同じであることを要求することなしに、上記のネットワーク装置において、ネットワーク装置によってサービス提供される端末装置群のそれぞれについて、候補送信パターン群のセットから、ターゲット送信パターンを決定するようにさらに構成される。
1つの施形態では、ターゲット送信パターンは、DL送信部分および/またはUL送信部分で送信される制御情報において指示を含んでいてもよく、上記の指示は、DL送信部分および/またはUL送信部分のサブキャリアスペース、DL送信部分および/またはUL送信部分についてのシンボル持続時間、DL送信部分および/またはUL送信部分についてのシンボル数、DL送信部分またはUL送信部分で通信があるかどうか、の1つまたは複数を示す。
本開示の実施形態は、また、ネットワーク装置または端末装置において実施される装置を提供した。上記の装置は、決定手段と通信手段とを含み、決定手段は、複数の候補送信パターンのセットから、ターゲット送信パターンを決定し、各候補送信パターンは、DL送信部分および/またはUL送信部分を含み、複数の候補送信パターンは、DL送信部分および/またはUL送信部分のサブキャリアキャリア群に関して、互いに異なっており、通信手段は、ターゲット送信パターンを用いてネットワーク装置と端末装置との間で通信を実行する。
デバイス1600は、現在知られているかまたは将来開発されるいずれかの任意の適切な技法によってそれぞれ実装され得ることにも留意されたい。また、図1に示された単体の装置は、別々の複数の装置において実装されてもよいし、複数の別々の装置は、単一の装置に実装されてもよい。本開示の範囲は、これらの点において限定されない。
デバイス1600は、図3−15を参照して説明されたような機能を実装するように構成されてもよいことに留意されたい。したがって、上記の方法300に関して説明した特徴は、装置1600の対応する構成要素に適用してもよい。さらに、装置4200の構成要素は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、および/またはそれらの任意の組合せで、具体化されうることに留意されたい。例えば、装置1600の構成要素は回路、プロセッサ、又は、任意の他の適切なデバイスによって、それぞれ実装されてもよい。当業者であれば、上記の例は説明のためのものに過ぎず限定するものではないことを理解するであろう。
本開示のいくつかの実施形態では、装置1600は、少なくとも1つのプロセッサを含み得る。本開示の実施形態と共に使用するのに適した少なくとも1つのプロセッサは、例えば、既に知られている又は将来開発される、汎用プロセッサ及び特殊目的プロセッサの両方を含んでいてもよい。装置1600は、少なくとも1つのメモリをさらに含み得る。該少なくとも1つのメモリは、例えば、RAM、ROM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリデバイス等の半導体メモリデバイスを含んでいてもよい。該少なくとも1つのメモリは、コンピュータ実行可能命令のプログラムを格納するために用いられてもよい。このプログラムは、任意の高水準及び/又は低水準の適合可能又は解釈可能なプログラミング言語で記述されることができる。実施形態によれば、上記のコンピュータ実行可能命令は、少なくとも1つのプロセッサを用いて、デバイス1600が少なくとも上述の方法300に従って実行するように、構成されてもよい。
上記の説明に基づいて、当業者は、本開示が、装置、方法、又はコンピュータプログラム製品において具体化され得ることを理解するであろう。一般に、様々の例示的な実施形態は、ハードウェア又は特殊目的の回路、ソフトウェア、ロジック、又は、それらの任意の組み合わせで、実装されてもよい。例えば、いくつかの態様は、ハードウェアで実装されてもよく、他の態様は、コントローラ、マイクロプロセッサ、又は他のコンピューティングデバイスによって実行される、ファームウェア又はソフトウェアで、実装されてもよい。本開示の例示的な実施形態の様々な態様は、ブロック図、フローチャート、又は他の絵画的表現を用いて図示及び説明することができるが、本明細書に記載されたこれらのブロック、装置、システム、技術、又は方法は、これに限定されるものではないが、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、専用回路又はロジック、汎用ハードウェア又はコントローラ又は他のコンピューティングデバイス、又はそれらのいくつかの組み合わせで、実装されてもよい。
図3に示されている様々なブロックは、方法のステップとして、及び/又は、コンピュータプログラムコードの動作から生じる動作として、及び/又は、関連する機能を実行するように構成された複数の結合された論理回路素子として、見ることができる。開示の例示的な実施形態の少なくともいくつかの態様は、集積回路チップ及びモジュール等の様々の構成要素で実施されてもよく、本開示の例示的な実施形態は、本開示の例示的な実施形態に従って動作するように構成された、集積回路、FPGA、又はASICとして具現化された装置において実現されてもよい。
本明細書は、多くの具体的な実装の詳細を含むが、これらは、開示又は請求される事項の範囲についての限定として解釈されるべきではなく、特定の開示の特定の実施形態に特有の特徴の説明として解釈されるべきである。別個の実施形態の文脈において本明細書で説明される特定の特徴は、単一の実施形態において組み合わせて実装されてもよい。逆に、単一の実施形態の文脈で記載されている様々な特徴は、複数の実施形態で別々に又は任意の適切なサブコンビネーションで実装されてもよい。更に、特徴は、特定の組み合わせで作用するものとして上述されてもよく、当初はそのように請求されていたとしても、請求された組み合わせからの1つ又は複数の特徴は、場合によっては、組み合わせから切り取られてもよく、サブコンビネーション又はサブコンビネーションのバリエーションとされてもよい。
同様に、動作が特定の順序で図面に示されているが、これは、そのような動作が示された特定の順序で又は順番に実行されること、又は、所望の結果を達成するために図示された全ての動作を実行することを必要とするものとして理解されるべきではない。特定の状況では、マルチタスク処理及び並列処理が有利な場合がある。更に、上述の実施形態における様々のシステム構成要素の分離は、すべての実施形態においてそのような分離を必要とするものとして理解されるべきではなく、記載されたプログラム構成要素及びシステムは、一般に、単一のソフトウェア製品に一緒に統合されてもよいし、又は、複数のソフトウェア製品にパッケージ化されてもよい。
添付の図面と併せて読めば、前述の説明を考慮して、当業者には、本開示の前述の例示的な実施形態に対する様々な変更、適合が明らかになるであろう。任意のすべての変更は、依然として、本開示の非限定的且つ例示的な実施形態の範囲内に含まれる。更に、本明細書に記載された開示の他の実施形態は、前述の説明及び関連する図面に示された教示の利益を有する本開示のこれらの実施形態に関係する当業者には、思い浮かぶであろう。
従って、本開示の実施形態は、開示される特定の実施形態に限定されるものではなく、修正及び他の実施形態は、添付の特許請求の範囲内に含まれることが意図されることを理解されたい。本明細書では特定の用語を使用しているが、それらは、一般的且つ説明的な意味でのみ使用され、限定の目的では使用されていない。
Claims (15)
- 装置によって実行される方法であって、
複数の候補送信パターンのセットから、ターゲット送信パターンを決定し、
各候補送信パターンは、ダウンリンク(DL)送信部分および/またはアップリンク(UL)送信部分を有し、
前記ターゲット送信パターンにおける前記DL送信部分および/または前記UL送信部分についてのシンボル数に関する情報を決定し、
前記ターゲット送信パターンを用いて、ネットワーク装置との間の通信を実行する、
方法。 - 前記DL送信部分は、DL制御情報、DLデータ、及びDL参照信号のうちの1つ又は複数を送信するために用いられる、
請求項1記載の方法。 - 前記UL送信部分は、DL送信についてのフィードバック、UL制御情報、ULデータ、及びUL参照信号のうちの1つ又は複数を送信するために用いられる、
請求項1記載の方法。 - 前記複数の候補送信パターンのうちの1つ又は複数は、ガード期間(GP)部分を含み、前記GP部分は、前記DL送信部分と前記UL送信部分との間に存在する、
請求項1記載の方法。 - 指示を含む制御情報を受信することをさらに含み、
前記指示は、
前記DL送信部分及び/又は前記UL送信部分のサブキャリアスペース、
前記DL送信部分及び/又は前記UL送信部分についてのシンボル持続時間、
前記DL送信部分及び/又は前記UL送信部分についてのシンボル数、及び、
前記DL送信部分又は前記UL送信部分において通信があるか否か、
のうちの1つ又は複数を示す、
請求項1記載の方法。 - 前記装置へのダウンリンク送信のためでないシンボルが存在するかを決定することをさらに含む、
請求項1記載の方法。 - 物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)の送信を実行することをさらに含み、前記PUCCHの長さは、時間領域における1つ又は2つのシンボルである、
請求項1記載の方法。 - プロセッサを含み、
前記プロセッサは、複数の候補送信パターンのセットから、ターゲット送信パターンを決定し、
各候補送信パターンは、ダウンリンク(DL)送信部分および/またはアップリンク(UL)送信部分を有し、
前記ターゲット送信パターンにおける前記DL送信部分および/または前記UL送信部分についてのシンボル数に関する情報を決定し、
前記ターゲット送信パターンを用いて、ネットワーク装置との間で通信を実行する、
端末装置。 - 前記DL送信部分は、DL制御情報、DLデータ、及びDL参照信号のうちの1つ又は複数を送信するために用いられる、
請求項8記載の端末装置。 - 前記UL送信部分は、DL送信についてのフィードバック、UL制御情報、ULデータ、及びUL参照信号のうちの1つ又は複数を送信するために用いられる、
請求項8又は9に記載の端末装置。 - 前記複数の候補送信パターンのうちの1つ又は複数は、ガード期間(GP)部分を含み、前記GP部分は、前記DL送信部分と前記UL送信部分との間に存在する、
請求項8記載の端末装置。 - 前記プロセッサは、指示を含む制御情報を受信し、
前記指示は、
前記DL送信部分及び/又は前記UL送信部分のサブキャリアスペース、
前記DL送信部分及び/又は前記UL送信部分についてのシンボル持続時間、
前記DL送信部分及び/又は前記UL送信部分についてのシンボル数、及び、
前記DL送信部分又は前記UL送信部分において通信があるか否か、
のうちの1つ又は複数を示す、
請求項8記載の端末装置。 - 前記プロセッサは、前記端末装置へのダウンリンク送信のためでないシンボルが存在するかを決定する、
請求項8記載の端末装置。 - 前記シンボルは、前記ターゲット送信パターンの前記DL送信部分内に存在する、
請求項13記載の端末装置。 - 前記プロセッサは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)の送信を実行し、
前記PUCCHの長さは、時間領域における1つ又は2つのシンボルである、
請求項8記載の端末装置。
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