JP6494862B2 - 1つ以上の制御信号を第2通信デバイスへ送信するための第1通信デバイス及びそれにおける方法 - Google Patents

1つ以上の制御信号を第2通信デバイスへ送信するための第1通信デバイス及びそれにおける方法 Download PDF

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Description

ここでの実施形態は、1つ以上の制御信号を第2通信デバイスへ送信するための第1通信デバイス及びそれにおける方法に関連する。ここでの実施形態は、さらに、それら方法を遂行するためのコンピュータプログラム及びコンピュータプログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体に関連する。
端末などの通信デバイスは、例えばユーザ機器(UE)、モバイル端末、ワイヤレス端末、ワイヤレスデバイス及び/又は移動局としても知られている。端末は、セルラー無線システム又はセルラーネットワークということもあるセルラー通信ネットワーク又はワイヤレス通信システムにおいて、ワイヤレスに通信することを可能とされる。その通信は、例えば2つの端末間で、端末と通常の電話機との間で、及び/又は、端末と無線アクセスネットワーク(RAN)及びセルラー通信ネットワーク内に含まれる恐らくは1つ以上のコアネットワークを介してサーバとの間で行われ得る。
端末は、いくつかのさらなる例を挙げるだけでも、モバイルフォン、セルラーフォン、ラップトップ、又はワイヤレスケイパビリティを伴うサーフプレートとして言及されてもよい。本文脈における端末は、他の端末又はサーバといった別のエンティティとRANを介して音声及び/又はデータを通信することを可能とされる、例えば、ポータブルな、ポケット収容可能な、手持ち型の、コンピュータ内蔵型の、又は車両搭載型のモバイルデバイスであってもよい。
セルラー又はワイヤレス通信ネットワークは、複数のセルエリアへ分割され得る地理的エリアをカバーし、各セルエリアは例えば無線基地局(RBS)といった基地局などのアクセスノードによりサービスされ得る。無線基地局は、使用される技術及び専門用語に依存して、例えば、拡張ノードB、“eNB”、“eNodeB”、“ノードB”、“Bノード”又は基地送受信局(BTS)として言及されることもあり得る。基地局は、送信電力及びそれによるセルサイズにも基づいて、例えばマクロeNodeB、ホームeNodeB、又はピコ基地局といった様々なクラスのものであってよい。セルは、基地局サイトにある基地局により無線カバレッジが提供される地理的エリアである。基地局サイトに位置する1つの基地局が1つ又は複数のセルへサービスしてもよい。さらに、各基地局は、1つ又は複数の通信技術をサポートしてもよい。基地局は、当該基地局のレンジの範囲内の端末と無線周波数上で動作するエアインタフェースを介して通信する。本開示の文脈において、基地局から移動局への送信パスについてダウンリンク(DL)との表現が使用される。アップリンク(UL)との表現は、逆方向の、即ち移動局から基地局への送信パスについて使用される。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)LTE(Long Term Evolution)において、eNodeBとして又はeNBとさえ言及され得る基地局は、1つ以上のコアネットワークへ直接的に接続され得る。
3GPP LTE無線アクセス標準は、アップリンク及びダウンリンクのトラフィックの双方について高ビットレート及び低レイテンシをサポートする目的で記述されてきた。全てのデータ送信は、LTEでは、無線基地局により制御される。
3GPPイニシアティブ“ライセンス支援型アクセス(LAA:Licensed Assisted Access)”は、通信デバイスなどのLTE機器が未ライセンスの5ギガヘルツ(GHz)無線スペクトルにおいても動作することを可能とすることを意図している。未ライセンスの5GHzスペクトルは、ライセンス済みスペクトルを補うものとして使用され得る。従って、通信デバイスは、例えばプライマリセル又はPCellを通じてライセンス済みスペクトルにおいて接続を行い、及び、セカンダリセル又はSCellを通じて未ライセンススペクトルにおいて追加的な送信キャパシティの恩恵を受けるためにキャリアアグリゲーション(CA)を使用し得る。ライセンス済みスペクトル及び未ライセンススペクトルを統合するために要する変化を低減するために、PCellにおけるLTEフレームタイミングがSCellにおいて同時に使用され得る。
しかしながら、規制要件(regulatory requirements)が、事前のチャネルセンシング無く未ライセンススペクトルにおいて送信を行うことを許可しないかもしれない。未ライセンススペクトルは類似の又は非類似のワイヤレス技術の他の無線機と共有され得ることから、いわゆるLBT(listen-before-talk)方式が適用される必要があり得る。LBT手続は、予め定義される最小の時間量にわたって媒体をセンシングすること、及びチャネルがビジーである場合にバックオフすることを包含し得る。今日、未ライセンスの5GHzスペクトルは、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11 WLAN(Wireless Local Area Network)標準を実装する機器により主として使用されている。この標準は、そのマーケティングブランド“Wi−Fi”の下で知られている。
[LTE]
LTEは、DLにおいてOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)を、ULにおいてシングルキャリアFDMA(Frequency Division Multiple-Access)(SC−FDMA)ともいうDFT(Discrete Fourier Transform)拡散OFDMを使用し得る。基本的なLTEのDL物理リソースは、図1に示したような時間−周波数グリッドとして見られてよく、各リソースエレメントは、1つのOFDMシンボルインターバルの期間中の1本のOFDMサブキャリアに相当する。ULサブフレームは、DLと同じサブキャリア間隔を有し、DLにおけるOFDMシンボルと同じ数のSC−FDMAシンボルを時間ドメインにおいて有し得る。サブキャリア間隔は、図示したように15キロヘルツ(kHz)として選択されている。各リソースエレメントは、シンボル間干渉の防止に関与するいわゆるサイクリックプレフィクスを含み得る。
時間ドメインにおいて、LTEのDL送信は、10ミリ秒(ms)の無線フレームの集合へ編成され、各無線フレームは、LTEの時間ドメイン構造を描いた図2に示したように、長さTsubframe=1msで等サイズの10個のサブフレームからなる。各サブフレームは各々0.5msの時間長の2つのスロットを含み、1フレーム内のスロット番号は0〜19のレンジをとり得る。通常のサイクリックプレフィクスについて、1つのサブフレームは、14個のOFDMシンボルからなり得る。各シンボルの時間長は、おおよそ71.4マイクロ秒(μs)である。
そのうえ、LTEにおけるリソース割り当ては、典型的にはリソースブロックの観点で記述されてよく、1リソースブロックは、時間ドメインにおける1スロット(0.5ms)及び周波数ドメインにおける12本の連続したサブキャリアに相当する。時間方向における2つの隣り合うリソースブロックのペア(1.0ms)は、リソースブロックペアとして知られているかもしれない。リソースブロックは、周波数ドメインにおいて、システム帯域幅の一端から0で始まる形で付番され得る。
ダウンリンク送信は動的にスケジューリングされてよく、即ち、各サブフレームにおいて、基地局は、その時点のDLサブフレームにおいてどの端末がデータの送信先であり及びどのリソースブロック上でデータが送信されるかに関する制御情報を送信し得る。この制御シグナリングは、典型的には、各サブフレーム内の最初から1、2、3又は4個のOFDMシンボルにおいて送信されてよく、n=1、2、3又は4は制御フォーマットインジケータ(CFI)として知られている。DLサブフレームは、共通リファレンスシンボルをも含んでよく、共通リファレンスシンボルは、受信機にとって既知であって、例えば制御情報のコヒーレント復調のために使用され得る。制御領域としてCFI=3個のOFDMシンボルを伴うDLシステムが、通常のDLサブフレームを描いた図3に示されている。図3における制御領域は、黒塗りの矩形で指し示す制御シグナリング、縞模様の矩形で指し示すリファレンスシンボル、及びチェック模様の矩形で指し示す未使用シンボルを含むものとして示されている。
3GPP LTEのリリース11以降より、上述したリソース割り当ては、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)上でもスケジューリングされ得る。リリース8からリリース10については、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)のみが利用可能である。
上の図3に示したリファレンスシンボルは、セル固有リファレンスシンボル(CRS)であり、精細な時間及び周波数同期並びに何らかの送信モードについてのチャネル推定を含む複数の機能をサポートするために使用され得る。
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)及び拡張PDCCH(EPDCCH)
PDCCH及び/又はEPDCCHは、スケジューリング決定及び電力制御コマンドといったDL制御情報(DCI)を搬送するために使用され得る。より具体的には、DCIは、以下を含み得る:
a)ダウンリンクスケジューリング割り当て。これは、当てはまるならば物理DL共有チャネル(PDSCH)リソース標識、トランスポートフォーマット、ハイブリッド自動再送要求(ARQ)情報、及び空間多重化に関連する制御情報を含む。DLスケジューリング割り当ては、DLスケジューリング割り当てへの応答としてのハイブリッドARQ確認応答の送信のために使用される物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)の電力制御のためのコマンドをも含み得る。
b)アップリンクスケジューリンググラント。これは、物理UL共有チャネル(PUSCH)リソース標識、トランスポートフォーマット、及びハイブリッドARQ関連情報を含む。ULスケジューリンググラントは、PUSCHの電力制御のためのコマンドをも含み得る。
c)スケジューリング割り当て/グラントに含まれるコマンドを補完するものとしての、複数の端末のセット向けの電力制御コマンド。
1つのPDCCH及び/又はEPDCCHが上で列挙した情報のグループのうちの1つを含む1つのDCIメッセージを搬送してもよい。複数の端末が同時にスケジューリングされ得るために、及び各端末がDL及びULの双方で同時にスケジューリングされ得るために、各サブフレーム内で複数のスケジューリングメッセージの送信がなされる可能性があり得る。各スケジューリングメッセージは、別個のPDCCH及び/又はEPDCCHリソース上で送信されてよく、結果的に、各セルにおいて各サブフレームの範囲内で複数の同時のPDCCH及び/又はEPDCCH送信が典型的に存在するかもしれない。そのうえ、様々な無線チャネル条件をサポートするためにリンク適応が使用されてよく、その場合、PDCCH及び/又はEPDCCHのコードレートは、無線チャネル条件に適合するようにPDCCH及び/又はEPDCCHについてのリソース使用を適応させることにより選択され得る。
以下に続くのは、サブフレーム内のPDSCH及びEPDCCHについての開始シンボルに関する議論である。第1スロット内のOFDMシンボル群は、0から6までを付番され得る。送信モード1〜9について、EPDCCHのためのサブフレームの第1スロット内の開始OFDMシンボルは、上位レイヤシグナリングにより構成され、スケジューリングされる対応するPDSCHについて同じものが使用され得る。それら送信モードについて、双方のセットが同じEPDCCH開始シンボルを有するかもしれない。上位レイヤにより構成されない場合、PDSCH及びEPDCCHの双方のための開始シンボルは、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)においてシグナリングされるCFI値により与えられ得る。
複数のOFDM開始シンボル候補が、UEを送信モード10に構成することにより、複数のEPDCCH物理リソースブロック(PRB)構成セットを有することにより達成されてよく、その場合、各セットについて、EPDCCH向けのサブフレーム内の第1スロット内の開始OFDMシンボルは、各EPDCCHセットについて独立的に、上位レイヤにより{1,2,3,4}からの値に構成され得る。あるセットが上位レイヤにより固定的な開始シンボルを有するように構成されない場合、そのセットについてのEPDCCH開始シンボルは、PCFICHにおいて受信されるCFI値に従い得る。
キャリアアグリゲーション
LTEリリース10標準は、20メガヘルツ(MHz)よりも大きな帯域幅をサポートし得る。LTEリリース10の1つの要件は、LTEリリース8との後方互換性を確実化することであり得る。これは、スペクトル互換性を含み得る。それが示唆し得るのは、20MHzよりも広いLTEリリース10キャリアが、LTEリリース8端末にとって複数個のLTEキャリアとして現れ得ることである。そうした各キャリアは、コンポーネントキャリア(CC)として言及され得る。特に、早期のLTEリリース10配備について、多くのLTEレガシー端末の数と比較して、より少ない数のLTEリリース10対応端末が存在し得ることが予期され得る。従って、レガシー端末についても、広いキャリアの効率的な使用を確実化すること、即ち、レガシー端末を広帯域LTEリリース10キャリアの全ての部分においてスケジューリングし得るようにキャリアを実装することが可能であり得ることが必要かもしれない。これを獲得するための分かりやすい1つの手法が、キャリアアグリゲーション(CA)の手段であり得る。CAは、LTEリリース10端末が複数のCCを受信し得ることを示唆し、CCは、リリース8キャリアと同じ構造を有し得るか又は少なくとも有する可能性を有し得る。図4の概略図においてCAが示されており、100MHzの帯域幅を形成するために各々20MHzの5つのキャリアが統合されている。UEなどのCA対応型の通信デバイスは、常にアクティブ化されているプライマリセル(PCell)と、動的にアクティブ化され又は非アクティブ化され得る1つ以上のセカンダリセル(SCell)と、を割り当てられ得る。
統合されるCCの数と共に個々のCCの帯域幅は、ULとDLとで異なってもよい。対称構成とは、DLにおけるCCの数がULにおけるCCの数と同一であるケースをいい、非対称構成とは、それらCCの数が異なるケースをいう。留意され得ることとして、セル内で構成されるCCの数は、端末に見えるCCの数とは異なってもよい。例えば、セルが同数のUL CC及びDL CCで構成される場合でさえも、端末は、UL CCよりも多くのDL CCをサポートしてもよい。
加えて、CAのある特徴は、クロスキャリアスケジューリングを実行する能力であり得る。この仕組みは、1つのCC上の(E)PDCCHが、(E)PDCCHメッセージの冒頭に挿入される3ビットのキャリアインジケータフィールド(CIF)の手段により他のCC上のデータ送信をスケジューリングすることを可能にし得る。所与のCC上のデータ送信のために、UEは、ただ1つのCC(同じCCであるか又はクロスキャリアスケジューリングを介して異なるCCであるかのいずれか)の(E)PDCCH上のスケジューリングメッセージを受信することを予期し得る。(E)PDCCHからPDSCHへのこのマッピングは、準静的に構成されてもよい。
LTE測定
UEは、無線リソース制御(RRC)接続済みモードにおいて、周期的なセルサーチと、リファレンス信号受信電力(RSRP)及びリファレンス信号受信品質(RSRQ)測定とを実行し得る。それは、新たな隣接セルを検出すること、並びに既に検出済みのセルを追跡し及びモニタリングすることに責任を有し得る。検出されたセル及び関連付けられる測定値がネットワークへレポートされ得る。ネットワークへのレポートは、周期的なものとして、又は特定のイベントに基づく非周期的なものとして構成され得る。
リリース12LTEディスカバリリファレンス信号(DRS)
未ライセンススペクトル内のチャネルを共有するために、LAA SCellは、チャネルを無期限で占有することはないであろう。干渉回避及びスモールセル間の協調のための仕組みの1つは、SCellオン/オフ機能であり得る。それによると、スモールセルは、トラフィックを有さず又は低トラフィックしか有しない場合、ターンオフされ、又は隣接セルへの干渉を低減するために動的にブランキングされ得る。リリース12LTEにおいて、SCellオン/オフ動作向けの拡張されたサポートを提供するために、ディスカバリ信号が導入された。ディスカバリ信号は、同期、無線リソース管理(RRM)測定及びチャネル推定を容易化する目的で同じサブフレーム内で一緒に送信され得る、リファレンス信号及び同期シーケンスのセットとして理解され得る。具体的には、それら信号は、特に高密度配備の帰結としての同期信号に対する潜在的に過酷な干渉状況に対処すると共に、UEの周波数間測定の複雑度を低減するために取り入れられ得る。
いわゆるDRS機会は、ここでは、例えばセルからDRSが送信される時間ピリオドとして理解され得る。DRS機会におけるディスカバリ信号又はディスカバリリファレンス信号(DRS)は、プライマリ同期信号(PSS)、セカンダリ同期信号(SSS)、CRS、及び、構成される場合にはチャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)からなり得る。PSS及びSSSは、必要とされる場合には粗い同期のために、及びセル識別のために使用されてよい。CRSは、時間及び周波数推定並びにトラッキングのために使用されてよく、セル検証、即ちPSS及びSSSから検出されるセルアイデンティティ(ID)を確認するために使用されてもよい。CSI−RSは、高密度配備において、セル又は送信ポイントの識別のために使用され得る他の信号である。図5は、2サブフレームに等しい長さのDRS機会におけるそれら信号の存在を示しており、2つの異なるセル又は送信ポイント(TP)上での信号の送信をも示している。
図5は、2サブフレーム内のOFDMサブキャリア及びシンボルの概略図であり、背景の明るい点線のREはSSSを表し、背景の黒い点線のREはPSSを表し、縞模様のREはCRSを表し、黒いREは空のREを表し、チェック模様のREはCSI−RSを表す。当該2つのサブフレームは、太い垂直のバーにより分けられている。
特定のセルからの送信に対応するDRS機会は、周波数分割複信(FDD)について1つから5つまでのサブフレーム、時間分割複信(TDD)について2つから5つまでのサブフレームの期間をレンジとし得る。SSSが発生するサブフレームは、DRS機会の開始サブフレームをマーク付けし得る。このサブフレームは、FDD及びTDDの双方においてサブフレーム0又はサブフレーム5のいずれかである。TDDでは、PSSはサブフレーム1及びサブフレーム6に現れ得る一方、FDDでは、PSSはSSSと同じサブフレームに現れ得る。CRSは、全てのDLサブフレーム、及びスペシャルサブフレームのダウンリンクパイロットタイムスロット(DwPTS)において送信され得る。
ディスカバリ信号は、セル識別、RSRP及びRSRQ測定を実行するためにUEにより使用可能であってよい。ディスカバリ信号に基づくRSRP測定の定義は、LTEの以前のリリースと同じであってよい。
リリース12では、DRS機会におけるCRS及びCSI−RSに基づくRSRP測定、並びにDRS機会におけるCRSに基づくRSRQ測定が定義された。前に述べたように、ディスカバリ信号は、セルがターンオフ及びオンされるスモールセル配備において使用され、又はオン/オフ機能が使用されない一般的な配備において使用されるかもしれない。例えば、ディスカバリ信号は、セル内で使用されているDRS機会における様々なCSI−RS構成に関してRSRP測定を行うために使用されてよく、これが共有されるセル内の様々な送信ポイントの検出を可能にし得る。
DRSタイミング情報の提供は、UEへシグナリングされ得るディスカバリ測定タイミング構成(DMTC)を介して行われ得る。DMTCは、ある周期性及びタイミングで生起する、6ミリ秒(ms)の時間長のウィンドウを提供し得る。その範囲内で、UEはディスカバリ信号を受信することを予期し得る。6msという時間長は、LTEにおいて現在のところ定義されている測定ギャップ時間長と同一であってよく、測定ギャップの必要性に関わらず、ディスカバリ信号についてのUEにおける測定手続を調和させることを可能にし得る。その時点のサービング周波数を含めて、キャリア周波数ごとにただ1つのDMTCが提供され得る。UEは、あるキャリア周波数上で発見可能であることを意図される全てのセルがそのDMTC内でディスカバリ信号を送信する形でネットワークがディスカバリ信号を送信するであろうと予期してよい。そのうえ、測定ギャップが必要とされ得る場合、構成されるDMTCと測定ギャップとの間にネットワークが十分な重複を保証し得るものと予期され得る。
[ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)]
WLANの典型的な配備では、媒体アクセスのためにCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)が使用され得る。これは、チャネルがCCA(clear channel assessment)を実行するためにセンシングされ、チャネルがアイドルであると宣言される場合にのみ送信が開始され得ることを意味する。チャネルがビジーであると宣言される場合には、送信はチャネルがアイドルであると見なされるまで本質的に延期され得る。同じ周波数を用いる複数のアクセスポイント(AP)のレンジが重複する場合、これは、レンジ内の他のアクセスポイントとの間の同じ周波数上での送信が検出され得るケースで1つのAPに関連する全ての送信が延期されるかもしれないことを意味する。実質的には、これは、複数のAPが互いにレンジ内にある場合、それらはチャネルを時間的に共有しなければならないかもしれず、個々のAPについてのスループットがひどく劣化し得ることを意味する。図6にLBT(Listen Before Talk)の仕組み又は処理の一例に関する一般的な様子が示されている。LBT手続は、フレームベースであるか又は負荷ベースであるかのいずれかであり得る。フレームベースのLBTフレームワークは、図6において丸付きの1で示したように、T1という時間長にわたる固定的なフレームピリオドごとに機器がCCAを実行することを可能にし得る。CCAは、エネルギー検出を用いて実行されてもよい。図中でチェック印で示したようにCCA動作の後にチャネルが利用可能であるものとして見出されると、機器は、例えば10msという最大許容チャネル占有時間まで即座に送信を行い得る。この時間は、チャネル占有時間T2として言及されてよく、図6において丸付きの2で表されている。図6の例において、通信デバイスは、例えば欧州のレギュレーションEN301.893 v1.7.1“load-based LBT procedure”において記述されているように、負荷ベースのLBTフレームワークの下で拡張CCAを実行してもよい。負荷ベースのLBTフレームワークの下での拡張CCAは、ここでは、完全ランダムバックオフ手続として言及されてもよく、図中で丸付きの3で示されている。基本的には、完全ランダムバックオフ手続は、送信に先立ってランダム数を振り出し、送信を開始する前に、その数の観測スロットにわたってチャネルがアイドルであることを判定すること(即ち、CCA)、を包含するものとして理解され得る。ランダム数の振り出しのレンジは、前回の送信が成功したか失敗したかに依存して修正されてもよい。ランダムバックオフ手続の期間中に、動作チャネル上で機器が最初に送信を行う前に、その機器は、チャネルがその時点でアイドルであるかをチェックし得る。所要のアイドルピリオドの最後に、機器は、チャネルアクセスのためのCCAを再開し得る。チャネルがアイドルでない場合、機器は、CCAのランダム数を振り出し、その後で、送信が行われ得る前にチャネルが利用可能でなければならない。図6においてNは3である。図6に示したように、カウンタが3に設定されてよく、CCAの後にチャネルが利用可能であると観測される都度、その時点のNの値から1が引き算される。×印で示したようにCCA動作の後にチャネルがビジーであるものとして見出される場合には、引き算は行われず、又はゼロ値が引き算される。Nが0までカウントダウンされると、図6において“送信”で示した、図の右端から始まる第2ピリオドの期間中に、送信が行われ得る。図6において丸付きの2で示した図の左端から始まる第2ピリオドの期間中にデータが送信され、丸付きの4により“Ctrl”として表記したピリオドの期間中に制御信号がCCAチェック無しで送信され得る。
完全ランダムバックオフ手続とは対照的に、短縮CCAは、上述したようなランダム数の振り出しを行うことなく、1スロットなど固定的な少数のCCAスロットにわたってチャネルを観測することとして理解されてよい。
以下に説明されるLAAでは、同じサブフレームにおいてPDSCHを伴わずに送信され得るDRSは、単一のセンシングインターバルに基づいて、短縮CCA(Clear Channel Assessment)の後に送信され得る。言い換えると、PDSCH無しでのDRSの送信の際には、完全ランダムバックオフ手続には従うことを要しなくてよい。
[LTEを用いた未ライセンススペクトルへのライセンス支援型アクセス(LAA)]
これまで、LTEにより使用されるスペクトルはLTEにとって専用であり得る。これは、LTEシステムが共存の課題についてケアをしなくてよく、スペクトル効率を最大化し得るという利点を有する。しかしながら、LTEへ割り当てられたスペクトルは限られており、アプリケーション及び/又はサービスからのより大きいスループットについてのますます増加しつつある需要を満たせないかもしれない。従って、LTEを拡張してライセンス済みスペクトルに加えて未ライセンススペクトルを活用することに関する新たな作業項目が、3GPPにおいて開始された。未ライセンススペクトルは、定義によれば、複数の異なる技術により同時に使用され得る。従って、LTEは、IEEE802.11(Wi−Fi)などの他のシステムとの共存の課題を考慮する必要があり得る。ライセンス済みスペクトルの場合と同じやり方で未ライセンススペクトルにおいてLTEを運用することは、Wi−Fiの性能を深刻に劣化させかねない。なぜなら、Wi−Fiは、チャネルが占有されていることを一旦検出すると送信を行わないかもしれないためである。
そのうえ、未ライセンススペクトルを高い信頼性で利用する1つの手法は、ライセンス済みキャリア上で不可欠な制御信号及びチャネルを送信することであり得る。即ち、図7に示したように、UEは、ライセンス済み帯域内のPCell及び未ライセンス帯域内の1つ以上のSCellへ接続され得る。ここでは、未ライセンススペクトル内のSCellは、ライセンス支援型セカンダリセル(LA SCell)又はライセンス支援型アクセスセルとして言及され得る。図7は、LTEキャリアアグリゲーションを用いた未ライセンススペクトルへのLAAを示している。
ここで議論されるいくつかの観点に関するさらなる詳細な情報は、以下において見出され得る:3GPP TS 36.211, V11.4.0 (2013-09),“3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation, Release 11”、3GPP TS 36.213, V11.4.0 (2013-09),“3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical layer procedures, Release 11”、及び、3GPP TS 36.331, V11.5.0 (2013-09),“3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Radio Resource Control (RRC), Release 11”。
既存のLTE通信方法では、チャネルアクセスを求めて争い合う複数のノードでネットワークが輻輳する場合に、媒体へのアクセスにおける有意な遅延を被りかねない。
ここでの実施形態の目的は、ワイヤレス通信ネットワークにおける制御情報の送信を改善することである。
ここでの実施形態の第1の観点によれば、上記目的は、第1通信デバイスにより実行される方法により達成される。上記方法は、第2通信デバイスへ1つ以上の制御信号を送信するためのものである。上記第1通信デバイス及び上記第2通信デバイスは、ワイヤレス通信ネットワークにおいて動作する。上記第1通信デバイスは、第1ピリオドの期間中に、上記1つ以上の制御信号を上記第2通信デバイスへ送信するために伝送媒体が利用可能であることを判定する。上記第1通信デバイスは、上記第2通信デバイスへ、上記伝送媒体を介してディスカバリ信号と共に上記1つ以上の制御信号を送信する。上記ディスカバリ信号及び上記1つ以上の制御信号は、上記第1ピリオドの後のデータ無しで送信される。上記第1ピリオドは、上記データを送信するために上記伝送媒体が利用可能であることを判定するための第2ピリオドよりも短い。
ここでの実施形態の第2の観点によれば、上記目的は、第2通信デバイスへ1つ以上の制御信号を送信するように構成される第1通信デバイスにより達成される。上記第1通信デバイス及び上記第2通信デバイスは、上記ワイヤレス通信ネットワークにおいて動作するように構成される。上記第1通信デバイスは、第1ピリオドの期間中に、上記1つ以上の制御信号を上記第2通信デバイスへ送信するために伝送媒体が利用可能であることを判定する、ように構成される。上記第1通信デバイスは、上記第2通信デバイスへ、上記伝送媒体を介してディスカバリ信号と共に上記1つ以上の制御信号を送信する、ようにさらに構成される。上記ディスカバリ信号及び上記1つ以上の制御信号は、上記第1ピリオドの後のデータ無しで送信されるように構成される。上記第1ピリオドは、上記データを送信するために上記伝送媒体が利用可能であることを判定するために構成される第2ピリオドよりも短い。
ここでの実施形態の第3の観点によれば、上記目的は、コンピュータプログラムにより達成される。上記コンピュータプログラムは、少なくとも1つのプロセッサ上で実行された場合に、上記少なくとも1つのプロセッサに、ここでの実施形態に係る方法を遂行させる命令、を含む。
ここでの実施形態の第4の観点によれば、上記目的は、コンピュータ読取可能な記憶媒体により達成される。上記コンピュータ読取可能な記憶媒体は、少なくとも1つのプロセッサ上で実行された場合に、上記少なくとも1つのプロセッサに、ここでの実施形態に係る方法を遂行させる命令、を含むコンピュータプログラムを記憶している。
第1通信デバイスが、第1ピリオドの期間中に伝送媒体が利用可能であることを判定し、そして、第1ピリオドの後に、第2通信デバイスへディスカバリ信号と共に1つ以上の制御信号を送信することにより、第1通信デバイスは、既存の方法よりも速く、即ちより少ない遅延で1つ以上の制御信号を送信し得る。これは、データを送信するために伝送媒体が利用可能であることを判定するための第2ピリオドよりも第1ピリオドが短いためであり、制御信号は既存の方法によれば例えば未ライセンススペクトルにおいてデータと共に送信されるからである。具体的な例において、第1通信デバイスは、ランダムバックオフ手続を完了させる必要性無しで、1つ以上の制御信号を送信してよい。従って、高速な制御シグナリングが達成され、輻輳したネットワークシナリオにおいてULチャネルの欠乏が軽減され得る。また、第1通信デバイスがULを送信するために伝送媒体が利用可能であることを判定するための別個のピリオドが必要とされないことから(例えば送信グラント)、ワイヤレス通信ネットワークの全体的な機能が改善される。
以下のリストにおいて簡潔に要約される内容を有する添付図面を参照しながら、ここでの実施形態の例がより詳細に説明される。
基本的なLTE DL物理リソースを示す概略図である。 LTE時間ドメイン構造を示す概略図である。 LTEにおける通常のDLサブフレームを示す概略図である。 CAを示す概略図である。 DRSを含む2つのサブフレームの概略図である。 LBTの仕組みの一例を示す概略図である。 LTEキャリアアグリゲーションを用いる未ライセンススペクトルへのLAAを示す概略図である。 ここでの実施形態に係るワイヤレス通信ネットワークの実施形態を示す概略図である。 ここでの実施形態に係る第1通信デバイスにおける方法の実施形態を描いたフローチャートである。 ここでの実施形態に係る第1通信デバイスにおける方法の実施形態の一例を示す概略図である。 ここでの実施形態に係る第1通信デバイスの実施形態を示す概略ブロック図である。
[専門用語]
実施形態において、以下の一般的な専門用語が使用され、後に詳述される。
無線ネットワークノード:いくつかの実施形態において、非限定的な用語である無線ネットワークノードは、より広く使用されており、UEへサービスし、及び/若しくは、他のネットワークノード若しくはネットワークエレメントへ接続される任意のタイプのネットワークノード、又はUEの信号の受信元であり得る任意の無線ノードをいう。無線ネットワークノードの例は、ノードB、基地局(BS)、MSR(Multi-Standard Radio) BSなどのMSR無線ノード、eNodeB、ネットワークコントローラ、無線ネットワークコントローラ(RNC)、基地局コントローラ、リレー、リレーを制御するドナーノード、基地送受信局(BTS)、アクセスポイント(AP)、送信ポイント、送信ノード、RRU(Remote Radio Unit)、RRH(Remote Radio Head)、及びDAS(Distributed Antenna System)内のノードなどである。
ネットワークノード:いくつかの実施形態において、より広い用語である“ネットワークノード”が使用されており、それは、任意のタイプの無線ネットワークノード、又は少なくとも無線ネットワークノードと通信する任意のネットワークノードに相当し得る。ネットワークノードの例は、上述した任意の無線ネットワークノード、例えばMSC(Mobile Switching Centre)及びMME(Mobility Management Entity)などのコアネットワークノード、O&M(Operation and Maintenance)、OSS(Operating Support Systems)、SON(Self-Organizing Network)、例えばE−SMLC(Evolved Serving Mobile Location Center)である測位ノード、MDT(Minimization of Drive Test)などである。
ユーザ機器:いくつかの実施形態において、非限定的な用語であるユーザ機器(UE)が使用されており、セルラー又はモバイル通信システムにおいて無線ネットワークノードと通信する任意のタイプのワイヤレスデバイスをいう。UEの例は、ターゲットデバイス、デバイスツーデバイスUE、マシンタイプUE若しくはマシンツーマシン通信可能なUE、PDA(Personal Digital Assistant)、iPAD、タブレット、モバイル端末、スマートフォン、LEE(Laptop Embedded Equipped)、LME(Laptop Mounted Equipment)、及びUSBドングルなどである。
ここでの実施形態は、マルチポイントのキャリアアグリゲーションシステムにも当てはまる。
ここでの実施形態の検討の一部として、まず既存の方法に伴う問題が識別され及び議論されるであろう。
現在のところ、未ライセンスキャリア上のPDCCH/EPDCCHを介して送信されるリソース割り当てグラントなどの制御情報は、完全ランダムバックオフ手続が実行された後であって、データ(例えばPDSCH)もまた存在する場合にのみ送信される。従って、チャネルアクセスを求めて争い合う複数のノードでネットワークが輻輳する場合に、媒体へのアクセスにおける有意な遅延を被りかねない。
制御信号の送信を迅速化する目的で、ここでの実施形態は、制御信号をディスカバリリファレンス信号と共に送信することに関連し得る。ここでの具体的な例は、DRSと共にリソース割り当てグラントなどの制御情報を送信することにより、PDSCH無しの迅速なDRSチャネルアクセスのためにいかに短縮CCAを活用するかを教示し得る。それらグラントは、UL送信用、将来のサブフレームにおけるDL送信用、クロスキャリアグラント、又は複数キャリアにわたるジョイントグラント、及び共通サーチスペース制御シグナリングであってもよい。
例が示される添付図面を参照しながら、これ以降で実施形態がより充分に説明されるであろう。本セクションにおいて、実施形態は、ここではいくつかの例示的な実施形態によってより詳細に描かれることになる。ここでの例示的な実施形態が相互排他的ではないことに留意すべきである。ある実施形態からのコンポーネントが他の実施形態において存在するものと暗に想定されてよく、それらコンポーネントを他の例示的な実施形態においていかに用い得るかは当業者にとって明白であろう。
なお、本開示において3GPP LTEからの専門用語が実施形態を例示するためにここで使用されているが、これは、ここでの実施形態のスコープを前述したシステムのみに限定するものとして見られるべきではない。LAA向けのLTE又はスタンドアローンLTE−Uの要件と同様の要件を伴う他のワイヤレスシステムもまた、本開示の範囲内でカバーされるアイディアを活用することから恩恵を受け得る。
図8は、ここでの実施形態が実装され得る、セルラー無線システム、セルラーネットワーク又はワイヤレス通信システムとして言及することもある、ワイヤレス通信ネットワーク100の一例を描いている。ワイヤレス通信ネットワーク100は、例えば、LTE()(例えば、LTE FDD(Frequency Division Duplex)、LTE TDD(Time Division Duplex)、LTE HD−FDD(Half-Duplex Frequency Division Duplex)、未ライセンス帯域内で動作するLTE)、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、5Gシステム、又はLAA向けのLTE若しくは未ライセンス内スタンドアローン(LTE−U)の要件と同様の要件を伴う任意のセルラーネットワーク若しくはシステムといったネットワークであってよい。よって、本開示において3GPP LTEからの専門用語が実施形態を例示するためにここで使用され得るものの、これは、ここでの実施形態のスコープを前述したシステムのみに限定するものとして見られるべきではない。
ワイヤレス通信ネットワーク100は、第1通信デバイス101及び第2通信デバイス102といった複数の通信デバイスを含む。第1通信デバイス101及び第2通信デバイス102のいずれも、後述するネットワークノード110などのネットワークノードであってもよく、又は後述するワイヤレスデバイス120といったワイヤレスデバイスであってもよい。第1通信デバイス101は、第2通信デバイス102とは異なる。典型的には、DL上では、第1通信デバイス101はネットワークノード110となり、第2通信デバイス102はワイヤレスデバイス120となる。これは、図8に示した非限定的な具体例に対応する。また、典型的には、UL上では、第1通信デバイス101はワイヤレスデバイス120となり、第2通信デバイス102はネットワークノード110となる。デバイスツーデバイス(D2D)通信においては、UL及びDLの双方において、第1通信デバイス101及び第2通信デバイス102の双方が別個のワイヤレスデバイスであり得る。
ワイヤレス通信ネットワーク100は複数のネットワークノードを含み、そのうちのネットワークノード110が図8に描かれている。ネットワークノード110は、無線基地局などの送信ポイントであってよく、例えば、eNB、eNodeB、ホームノードB、ホームeNodeB、又は、ワイヤレス通信ネットワーク100内のユーザ機器若しくはマシンタイプ通信デバイスなどのワイヤレスデバイスへサービス可能な任意の他のネットワークノードである。
ワイヤレス通信ネットワーク100は、いくつかの実施形態において複数のセルエリアへ分割され得る地理的エリアをカバーし、各セルエリアはネットワークノードによりサービスされる。但し、1つのネットワークノードが1つ又は複数のセルへサービスしてもよい。図8に描いた非限定的な例において、ネットワークノード110は、プライマリセルであり得る第1セル131へサービスする。プライマリセル131は、典型的には、ライセンス済みスペクトルである。図8において、ネットワークノード110は、第2セル132にもサービスする。第2セル132は、上で定義したように、ここではライセンス支援型アクセスセカンダリセル132ともいうライセンス支援型アクセスセルであり得る。ライセンス支援型アクセスセル132は、未ライセンススペクトル内である。プライマリセル131及びライセンス支援型アクセスセル132が第1通信デバイス131と第2通信デバイス102との間の通信のために使用されることから、プライマリセル131及びライセンス支援型アクセスセル132は、第1通信デバイス101及び第2通信デバイス102に関連付けられるものとして理解されてよい。ネットワークノード100は、様々なクラスのものであってよく、例えば、送信電力及びそれによるセルサイズにも基づいて、マクロeNodeB、ホームeNodeB又はピコ基地局などである。典型的には、ワイヤレス通信ネットワーク100は、それぞれのネットワークノードによりサービスされる、第1セル131及び第2セル132と同様の、より多くのセルを含んでよい。これは、簡明さのために図8には描かれていない。図8に描いたものとは別の、ワイヤレス通信ネットワーク100が非セルラーシステムである例において、ネットワークノード110の任意のものがサービングビームと共に受信ノードへサービスしてよい。ネットワークノード110は、1つ又は複数の通信技術をサポートしてよく、その名称は使用される技術及び専門用語に依存し得る。3GPP LTEでは、eNodeB又はeNBとしてさえ言及され得るネットワークノード110は、1つ以上のコアネットワークへ直接的に接続され得る。
ここではユーザ機器又はUEともいうワイヤレスデバイス120は、ワイヤレス通信ネットワーク100内に位置する。ワイヤレスデバイス120は、例えばUEなどのワイヤレス通信デバイスであってよく、UEは、いくつかのさらなる例に言及するだけでも、例えば、モバイル端末、ワイヤレス端末、及び/又は、モバイルフォン、セルラーフォン、若しくはワイヤレスケイパビリティを伴うラップトップとしても知られている。ワイヤレスデバイス120は、例えば、他のエンティティとRANを介して音声及び/又はデータを通信することを可能にされる、ポータブルな、ポケット収容可能な、手持ち型の、コンピュータ内蔵型の、又は車両搭載型のモバイルデバイスであってもよく、それは、サーバ、ラップトップ、PDA、ワイヤレスケイパビリティを伴うタブレットともいうことのあるタブレットコンピュータ、マシンツーマシン(M2M)デバイス、プリンタ若しくはファイルストレージデバイスといったワイヤレスインタフェースを具備するデバイス、モデム、又は、通信システムにおいて有線若しくは無線リンク上で通信可能な任意の他の無線ネットワークユニットなどである。ワイヤレスデバイス120は、ワイヤレス通信ネットワーク100においてワイヤレスに通信することを可能にされる。その通信は、例えば、RAN及び恐らくはワイヤレス通信ネットワーク100内に含まれる1つ以上のコアネットワークを介して実行され得る。
第1通信デバイス101は、ワイヤレス通信ネットワーク100内で、第2通信デバイス102と、第1セル131内の第1無線リンク141上で、及び第2セル132内の第2無線リンク142上で通信する、ように構成される。
ここには複数の実施形態が含まれる。より具体的には、以下は第1通信デバイス101に関連する実施形態である。
次に、図9に描いたフローチャートを参照しながら、第1通信デバイス101により実行される第2通信デバイス102へ1つ以上の制御信号を送信するための方法の実施形態が説明されるであろう。第1通信デバイス101及び第2通信デバイス102は、ワイヤレス通信ネットワーク100において動作する。
ある実施形態からのコンポーネントが他の実施形態において存在するものと暗に想定されてよく、それらコンポーネントを他の例示的な実施形態においていかに用い得るかは当業者にとって明白であろう。
[アクション901]
第1通信デバイス101と第2通信デバイス102との間の通信過程の期間中に、第1通信デバイス101は、第2通信デバイス102へ1つ以上の制御信号を送信することを必要とし得る。制御信号は、例えば、ダウンリンク又はアップリンクデータ送信のためのスケジューリング情報を搬送する符号化ビットのセットとして理解されてもよい。1つ以上の制御信号は、例えば、アップリンクグラント、ダウンリンクグラント、クロスキャリアグラント、ジョイントグラント、及び共通サーチスペース制御シグナリング、のうちの1つ以上を含み得る。1つ以上の制御信号の送信は、未ライセンススペクトル上のキャリアであり得る伝送媒体を介して行われ得る。
1つ以上の制御信号を第2通信デバイス102へ送信するために、本アクションにおいて、第1通信デバイス101は、まず、第1ピリオドの期間中に、1つ以上の制御信号を第2通信デバイス102へ送信するために伝送媒体が利用可能であることを判定する。送信(Sending)は送信/伝送(transmitting)として理解されてもよい。本アクションにおける、伝送媒体が利用可能であるとの上記判定は、例えば、伝送媒体がアイドルであるとの判定として理解されてもよい。即ち、上記第1ピリオドの期間中にその伝送媒体において他の通信デバイスが送信を行っていないことである。いくつかの具体的な例において、上記判定アクション901は、構成された通りに、短縮CCA手続(例えば単一のセンシングインターバル)を実行すること、及び、伝送媒体(例えば、伝送チャネル)がアイドルであると判定することを含んでもよい。他の実施形態において、本アクション901における上記判定は、1CCAスロットにわたってセンシングすることを必須とせずに実行されてもよい。
第1ピリオドは、第1時間長を有する時間ピリオドとして理解されてよい。第1ピリオドは、例えば、短縮CCAであってもよい。非限定的な例として、短縮CCAは、例えば9μsのランダムバックオフ手続において使用されるCCAセンシングスロットの時間長を有してもよい。他の例として、短縮CCAは、IEEE標準802.11TM−2012において記述されているような、例えばAIFS(Arbitration Inter-Frame Space)、DIFS(Distributed Coordination Function Inter-Frame Space)、又はPIFS(Point Coordination Function Inter-Frame Space)といった、ランダムバックオフ手続において使用される延期(defer)ピリオドの時間長を有してもよい。
いくつかの実施形態において、上記キャリアはセカンダリキャリアであってもよい。例えば、上記キャリアは、第2セル132などの、未ライセンススペクトル上のサービングセルとして構成されるセカンダリキャリアであってもよい。上記キャリアは、第1セル131などの、ライセンス済み又は未ライセンスチャネル上の他のサービングセルとして構成されるプライマリキャリアと統合されてもよい。
[アクション902]
第1通信デバイス101が伝送媒体が利用可能であると一旦判定すると、本アクションにおいて、第1通信デバイス101は、第2通信デバイス102へ、当該伝送媒体を介して、例えば第2無線リンク142を介して、ディスカバリ信号と共に1つ以上の制御信号を送信(例えば伝送)する。上記ディスカバリ信号及び1つ以上の制御信号は、第1ピリオドの後のデータ無しで送信される。第1ピリオドは、データを送信するために伝送媒体が利用可能であることを判定するための第2ピリオドよりも短い。
第2ピリオドは、第2時間長を有する他の時間ピリオドとして理解されてよい。第1時間ピリオドの時間長は、第2時間ピリオドの時間長のある割合であり得る。いくつかの例において、第1ピリオドは、短縮CCAを実行するための時間ピリオドであってもよく、第2ピリオドは、例えばLTEにおけるもののような、例えば完全ランダムバックオフ手続であってもよい。完全ランダムバックオフ手続は、手続ごとに可変的な時間長を有し得るが、ここでの実施形態によれば、1つ以上の制御信号は、例えば数十又は数百マイクロ秒後ではなく、例えば数マイクロ秒後に送信され得る。
データは、例えば、PDSCHなどのデータチャネルであってもよい。送信される1つ以上の制御信号は、PDCCH及びEPDCCHのうちの1つにおいてダウンリンクで送信されてもよい。ディスカバリ信号は、例えば、LTEにおけるDRSであってもよい。
いくつかの実施形態において、ディスカバリ信号と共に1つ以上の制御信号を送信することは、ディスカバリ信号を含むDRS機会の範囲内で1つ以上の上記信号を送信することを含んでもよい。
ディスカバリ信号と共に1つ以上の制御信号を送信することは、ディスカバリ信号と同じ時間−周波数リソースのセットにおいて1つ以上の制御信号を送信することとして理解されてもよく、これがここでは第1時間−周波数リソースセットとして言及され得る。第1時間−周波数リソースセットの一例は、例えばLTEにおける、1つ以上のサブフレームであってもよく、ここでは第1の1つ以上のサブフレームとして言及され得る。即ち、いくつかの例において、ディスカバリ信号と共に1つ以上の制御信号を送信することは、ディスカバリ信号が送信されるものと同じサブフレームにおいて1つ以上の上記信号を送信すること、を含み得る。DRS機会の範囲内のDRS送信バーストは、部分サブフレームを含む、可変的な数のサブフレームにわたるかもしれない。特に、ディスカバリ信号と共に1つ以上の制御信号を送信することは、ディスカバリ信号を含むDRS機会内の1つ以上のサブフレームの範囲内で1つ以上の上記信号を送信すること、を含み得る。従って、ディスカバリ信号と共に1つ以上の制御信号を送信することは、ディスカバリ信号が送信されるものと同じ1つ以上のサブフレームにおいて1つ以上の上記信号を送信すること、を含み得る。例えば、1つ以上のUE向けの(E)PDCCHが、DRSを含むものと同じ1つ又は複数のサブフレームにおいて送信されてもよい。将来の具体的な例において、(E)PDCCHは、一例として、例えばOFDMシンボル#3以降などPDSCH領域において送信されてもよい。PDCCHは、例えば図3における“制御領域”内など、最初の3つのOFDMシンボルにおいて送信されてもよい、
リソースグラントを伴うDRSは、周期的に送信されてもよく、又は非周期的に送信されてもよい。
いくつかの実施形態において、第1通信デバイス101により第2通信デバイス102へ、例えばLTEにおける第2の1つ以上のサブフレームなど第2時間−周波数リソースセット内で第2ピリオドの後に、データが送信されてもよい。
以下は、ディスカバリ信号の一例としてDRSを例にとってなされる、ここでの実施形態の例の様々なグループの説明である。
ULグラントを伴うDRS
第1グループの例では、ULリソースグラントが、DRS機会内にDRSを含む1つ又は複数のサブフレームにおいて第1通信デバイス101により送信され得る。それらグラントは、例えばDRSサブフレームの2ms又は4ms後である、未来の送信時間インターバル(TTI)上のPUSCH割り当てを示すために使用されてよい。同じサブフレームにおいて、複数の未来のTTI向けのグラントが送信されてもよい。
他の例示的な実装において、DRSと共に送信されるULグラントは、複数のULサブフレームの固有のレンジについて有効であり又はUL上の固有の時間ウィンドウについて有効であり得る複数サブフレームのグラントであってもよい。
DLグラントを伴うDRS
第2グループの例では、DRSと共に第1通信デバイス101により送信されるリソースグラントは、将来のサブフレーム又はサブフレームの未来のバーストについてのDL PDSCHグラントに対応し得る。
クロスキャリア又はジョイントグラントを伴うDRS
第3グループの例では、他のキャリア上のDL又はUL送信についてのクロスキャリアスケジューリンググラントが、第2セル132などのスケジューリング元のSCell上でDRSと共に第1通信デバイス101により送信され得る。マルチキャリアシナリオでは、例えばeNBである第1通信デバイス101は、他の未ライセンスキャリア上で完全ランダムバックオフと共にPDSCHを送信する一方で、1つ以上の未ライセンスキャリア上でPDSCH無しで制御信号と共にDRSを送信してもよい。
他の例示的な実装において、スケジューリング元のセル上でDRSと共に第1通信デバイス101により送信され得るスケジューリンググラントは、同じTTIにおいて又はTTIのバーストにおいて複数のキャリアをまたいで有効なジョイントグラントであってもよい。
第1、第2及び第3グループの例が組み合わせられてもよい。将来のフレームについてのマルチサブフレームのULスケジューリング及びDLスケジューリングについて、DCIは、当該DCIにより示されるリソース割り当てが有効であり得るサブフレームの数を特定する新たなフィールドを必要とし得る。
共通サーチスペース制御シグナリングを伴うDRS
第4グループの例では、UEの(E)PDCCH共通サーチスペースに、即ち全てのUEが例えばシステム情報又は送信電力制御コマンドなどの制御信号についてチェックし得るDLサブフレームの領域に関連付けられる制御信号が、第1通信デバイス101により、DRSサブフレームにおいてそのDRS機会内にPDSCH無しで送信されてよく、DRSはCCA無しか又は短縮CCA有りかのいずれかで送信される。
ここでの実施形態の原理は、チャネルアクセスに先立って短縮CCAを使用するために、DRSにおいてPDSCH無しで、リソース割り当てグラント及び他の制御信号といった1つ以上の制御信号を送信すること、に関連するものとして理解されてよい。これが図10の例に示されている。図10は概略図であり、黒いブロックがDRS機会の外側にPDSCHを含むデータ送信を表現している。DRS機会は、ディスカバリ信号を含み、1つ以上の制御信号は、文字“D”を含む白いブロックにより表現されている。図10は、PDSCH無しでDRSと共に送信される高速な制御シグナリングを示しており、そこでは、図10の非限定的な例ではeNBである第1通信デバイス101により、DRSサブフレームにおいて(E)PDCCHが送信される。割り当てグラント又は制御信号は、第1通信デバイス101によりPDCCHを用いて送信されてもよい。
ここでの実施形態は、第1通信デバイス101がDRSと共にリソース割り当てグラントを送信することにより、PDSCH無しで迅速なDRSチャネルアクセスのために短縮CCAをいかに活用すべきかを教示するものとして理解されてもよい。それらグラントは、UL送信用、将来のサブフレームにおけるDL送信用、クロスキャリアグラント、又は複数キャリアにわたるジョイントグラント、及び共通サーチスペース制御シグナリングであってもよい。
それに応じて、ここでの実施形態の利点は、従ってLAA及び/又はスタンドアローンLTE−Uについて高速な制御シグナリングが達成され得ることである。
ここでの実施形態の他の利点は、輻輳したネットワークシナリオにおいてULチャネルの欠乏が軽減され得ることである。
図9及び/又は図10に関連して上述した方法のアクションを実行するために、第1通信デバイス101は、第2通信デバイス102へ1つ以上の制御信号を送信するように構成される。第1通信デバイス101は、図11に描いた以下の構成を含み得る。既に言及したように、第1通信デバイス101及び第2通信デバイス102は、ワイヤレス通信ネットワーク100において動作するようにさらに構成される。
以下のいくつかの詳細な説明は、第1通信デバイス101について説明したアクションとの関連において上で提供した同じリファレンスに対応し、よって、ここでは繰り返されないであろう。例えば、1つ以上の制御信号は、アップリンクグラント、ダウンリンクグラント、クロスキャリアグラント、ジョイントグラント、及び共通サーチスペース制御シグナリングのうちの1つ以上を含み得る。
第1通信デバイス101は、第1ピリオドの期間中に1つ以上の制御信号を第2通信デバイス102へ送信するために伝送媒体が利用可能であることを判定するように構成される例えば判定モジュール1101の手段により、そうした判定を行うように構成される。
判定モジュール1101は、第1通信デバイス101のプロセッサ1104であってもよく、又はそうしたプロセッサ上で実行されるアプリケーションであってもよい。
いくつかの実施形態において、伝送媒体は、未ライセンススペクトル上のキャリアであってもよい。当該キャリアは、セカンダリキャリアであってもよい。
第1通信デバイス101は、第2通信デバイス102へ伝送媒体を介してディスカバリ信号と共に1つ以上の制御信号を送信するように構成される例えば送信モジュール1102の手段により、そうした送信を行うようにさらに構成され、ディスカバリ信号及び1つ以上の制御信号は、第1ピリオドの後のデータ無しで送信されるように構成され、第1ピリオドは、データを送信するために伝送媒体が利用可能であることを判定するために構成される第2ピリオドよりも短い。
送信モジュール1102は、第1通信デバイス101のプロセッサ1104であってもよく、又はそうしたプロセッサ上で実行されるアプリケーションであってもよい。
上記第1ピリオドは、短縮CCAであってもよく、上記第2ピリオドは、完全ランダムバックオフ手続であってもよい。
送信される上記1つ以上の制御信号は、PDCCH及びEPDCCHのうちの1つにおいてダウンリンクで送信されてもよい。
上記ディスカバリ信号は、LTEにおけるDRSであってもよい。
上記データは、PDSCHであってもよい。
いくつかの実施形態において、上記ディスカバリ信号と共に上記1つ以上の制御信号を送信することは、上記ディスカバリ信号を含むDRS機会の範囲内で1つ以上の上記信号を送信すること、を含んでもよい。
上記ディスカバリ信号と共に上記1つ以上の制御信号を送信することは、上記ディスカバリ信号が送信されるように構成されるものと同じサブフレームにおいて1つ以上の上記信号を送信すること、を含んでもよい。
第1通信デバイス101は、他のモジュール1103を含んでもよい。
第1通信デバイス101は、第1通信デバイス101と例えば第2通信デバイス102などの他のノード又はデバイスとの間の通信を促進するためのインタフェースユニットを備えてもよい。そのインタフェースは、例えば、適切な標準に従ってエアインタフェース上で無線信号を送信し及び受信するように構成される送受信機を含んでもよい。
ここでの実施形態は、図11に描かれた第1通信デバイス101内のプロセッサ1104といった1つ以上のプロセッサを通じて、ここでの実施形態の機能及びアクションを実行するためのコンピュータプログラムコードと共に実装されてもよい。上で言及したプログラムコードは、例えば、第1通信デバイス101にロードされた場合にここでの実施形態を実行するためのコンピュータプログラムコード、を担持するデータ担体の形式で、コンピュータプログラムプロダクトとして提供されてもよい。1つのそうした担体は、CD ROMディスクの形式であってもよい。しかしながら、それは、メモリスティックといった他のデータ担体でも実現可能である。そのうえ、コンピュータプログラムコードは、サーバ上の純粋なプログラムコードとして提供されて、第1通信デバイス101へダウンロードされてもよい。コンピュータプログラムコードは、クラウドからのサービスとして提供されてもよい。
第1通信デバイス101は、1つ以上のメモリユニットを含むメモリ1105をさらに備えてもよい。メモリ1105は、取得される情報を記憶し、第1通信デバイス101において実行された場合にここでの方法を実行するための、データ、構成、スケジューリング結果、及びアプリケーションなどを記憶するために使用されるように構成される。
いくつかの実施形態において、第1通信デバイス101は、受信ポート1106を通じて第2通信デバイス102から情報を受信してもよい。いくつかの実施形態において、受信ポート1106は、例えば、第1通信デバイス101内の1つ以上のアンテナへ接続されてもよい。他の実施形態において、第1通信デバイス101は、受信ポート1106を通じてワイヤレス通信ネットワーク100内の他の構造から情報を受信してもよい。受信ポート1106はプロセッサ1104と通信関係にあり得ることから、受信ポート1106は、受信した情報をプロセッサ1104へ送信し得る。また、受信ポート1106は、他の情報を受信するように構成されてもよい。
第1通信デバイス101内のプロセッサ1104は、プロセッサ1104及びメモリ1105と通信関係にあり得る送信ポート1107を通じて、例えば第2通信デバイス102へ情報を伝送し又は送信するようにさらに構成されてもよい。
第1通信デバイス101は、第1通信デバイス101と例えば第2通信デバイス102などの他のノード又はデバイスとの間の通信を促進するためのインタフェースユニットを備えてもよい。そのインタフェースは、例えば、適切な標準に従ってエアインタフェース上で無線信号を送信し及び受信するように構成される送受信機を含んでもよい。
また、上述した判定モジュール1101、送信モジュール1102及び他のモジュール1103が、プロセッサ1104などの1つ以上のプロセッサにより実行された場合に上述した方法を遂行する、例えばメモリ1105内に記憶されるソフトウェア及び/若しくはファームウェアと共に構成される、アナログモジュール及びデジタルモジュール、並びに/又は1つ以上のプロセッサの組合せへの言及であってもよいことを、当業者は認識するであろう。それらのプロセッサの1つ以上と共に他のデジタルハードウェアが単一のASIC(Application-Specific Integrated Circuit)内に含まれてもよく、又は、いくつかのプロセッサ及び多様なデジタルハードウェアは、個々にパッケージ化されるか又はSoC(System-on-a-Chip)へ組み立てられるかに関わらず、複数の別個のコンポーネント間で分散されてもよい。
また、いくつかの実施形態において、上述した様々なモジュール1101〜1103は、プロセッサ1104などの1つ以上のプロセッサ上で稼働する1つ以上のアプリケーションとして実装されてもよい。
よって、第1通信デバイス101についてここで説明した実施形態に係る方法は、少なくとも1つのプロセッサ1104上で実行された場合に、第1通信デバイス101によって行われる通りの、ここで説明したアクションを少なくとも1つのプロセッサ1104に遂行させる命令、即ちソフトウェアコード部分を含む、コンピュータプログラム1108プロダクトの手段によりそれぞれ実装されてもよい。コンピュータプログラム1108プロダクトは、コンピュータ読取可能な記憶媒体1109上に記憶されてもよい。コンピュータプログラム1108が記憶されたコンピュータ読取可能な記憶媒体1109は、少なくとも1つのプロセッサ1104上で実行された場合に、第1通信デバイス101により行われる通りの、上述したアクションを少なくとも1つのプロセッサ1104に遂行させる命令、を含み得る。いくつかの実施形態において、コンピュータ読取可能な記憶媒体1109は、CD ROMディスク又はメモリスティックといった、非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体1109であってもよい。他の実施形態において、コンピュータプログラム1108プロダクトは、まさに説明したコンピュータプログラムを収容する担体上に記憶されてよく、その担体は、電子信号、光信号、無線信号、又は上述したようなコンピュータ読取可能な記憶媒体、のうちの1つである。
「含む/備える(“comprise”又は“comprising”)」との語を用いる場合、それは、非限定的に、即ち「少なくとも1つからなる」を意味するものとして解釈されるものとする。
ここでの実施形態は、上述した好適な実施形態には限定されない。多様な変形例、修正例及び均等物が使用されてよい。従って、上の実施形態は、本発明のスコープを限定するものとして受け取られるべきではない。
また、eNodeB及びUEなどの専門用語は、非限定的であると考えるべきであり、特にそれら2つの間の何らの階層的関係も示唆しないことに留意されたい;概して、“eNodeB”はデバイス1であって“UE”はデバイス2と見なされてよく、それら2つのデバイスは何らかの無線チャネル上で互いに通信する。ここでは、ダウンリンク上のワイヤレス送信に焦点を当ててもいるが、ここでの実施形態は、アップリンクにおいて等価な機能について等しく適用可能である。例えば、アップリンクについて、第1通信デバイス101は、新たに設計されるPUCCHを、復調リファレンス信号(DMRS)又はサウンディングリファレンス信号(SRS)と一緒に送信してもよく、その場合にPUCCHは未来の競合ベースのPUSCH送信に関する何らかの情報を搬送し得る。そうしたULのシナリオでは、UL RSがディスカバリ信号とは異なる名称で言及されてもよいことが留意され得る。

Claims (18)

  1. 第1通信デバイス(101)により実行される、第2通信デバイス(102)へ1つ以上の制御信号を送信するための方法であって、前記第1通信デバイス(101)及び前記第2通信デバイス(102)は、ワイヤレス通信ネットワーク(100)において動作し、前記方法は、
    第1ピリオドの期間中に、前記1つ以上の制御信号を前記第2通信デバイス(102)へ送信するために伝送媒体が利用可能であることを判定すること(901)と、
    前記第2通信デバイス(102)へ、前記伝送媒体を介してディスカバリ信号と共に前記1つ以上の制御信号を送信すること(902)と、前記ディスカバリ信号及び前記1つ以上の制御信号は、前記第1ピリオドの後のデータ無しで送信されることと、前記第1ピリオドは、前記データを送信するために前記伝送媒体が利用可能であることを判定するための第2ピリオドよりも短いことと、
    前記1つ以上の制御信号は、アップリンクグラント、ダウンリンクグラント、クロスキャリアグラント、ジョイントグラント、及び共通サーチスペース制御シグナリング、のうちの1つ以上を含むことと、
    を含む方法。
  2. 前記伝送媒体は、未ライセンススペクトル上のキャリアである、請求項に記載の方法。
  3. 前記キャリアは、セカンダリキャリアである、請求項に記載の方法。
  4. 前記第1ピリオドは、短縮CCA(Clear Channel Assessment)であり、前記第2ピリオドは、完全ランダムバックオフ手続である、請求項1〜のいずれかに記載の方法。
  5. 送信される前記1つ以上の制御信号は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)及び拡張PDCCH(EPDCCH)のうちの1つにおいてダウンリンクで送信される、請求項1〜のいずれかに記載の方法。
  6. 前記ディスカバリ信号は、LTE(Long Term Evolution)におけるディスカバリリファレンス信号(DRS)である、請求項1〜のいずれかに記載の方法。
  7. 前記ディスカバリ信号と共に前記1つ以上の制御信号を前記送信すること(902)は、前記ディスカバリ信号を含むDRS機会の範囲内で前記1つ以上の制御信号を送信すること、を含む、請求項に記載の方法。
  8. 前記ディスカバリ信号と共に前記1つ以上の制御信号を前記送信すること(902)は、前記ディスカバリ信号が送信されるものと同じサブフレームにおいて前記1つ以上の制御信号を送信すること、を含む、請求項に記載の方法。
  9. 前記データは、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)である、請求項1〜のいずれかに記載の方法。
  10. 第2通信デバイス(102)へ1つ以上の制御信号を送信するように構成される第1通信デバイス(101)であって、前記第1通信デバイス(101)及び前記第2通信デバイス(102)は、ワイヤレス通信ネットワーク(100)において動作するようにさらに構成され、前記第1通信デバイス(101)は、
    第1ピリオドの期間中に、前記1つ以上の制御信号を前記第2通信デバイス(102)へ送信するために伝送媒体が利用可能であることを判定し、
    前記第2通信デバイス(102)へ、前記伝送媒体を介してディスカバリ信号と共に前記1つ以上の制御信号を送信する、
    ようにさらに構成され、前記ディスカバリ信号及び前記1つ以上の制御信号は、前記第1ピリオドの後のデータ無しで送信されるように構成され、前記第1ピリオドは、前記データを送信するために前記伝送媒体が利用可能であることを判定するために構成される第2ピリオドよりも短
    前記1つ以上の制御信号は、アップリンクグラント、ダウンリンクグラント、クロスキャリアグラント、ジョイントグラント、及び共通サーチスペース制御シグナリング、のうちの1つ以上を含む、
    第1通信デバイス(101)。
  11. 前記伝送媒体は、未ライセンススペクトル上のキャリアである、請求項10に記載の第1通信デバイス(101)。
  12. 前記キャリアは、セカンダリキャリアである、請求項11に記載の第1通信デバイス(101)。
  13. 前記第1ピリオドは、短縮CCA(Clear Channel Assessment)であり、前記第2ピリオドは、完全ランダムバックオフ手続である、請求項1012のいずれかに記載の第1通信デバイス(101)。
  14. 送信される前記1つ以上の制御信号は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)及び拡張PDCCH(EPDCCH)のうちの1つにおいてダウンリンクで送信される、請求項1013のいずれかに記載の第1通信デバイス(101)。
  15. 前記ディスカバリ信号は、LTE(Long Term Evolution)におけるディスカバリリファレンス信号(DRS)である、請求項1014のいずれかに記載の第1通信デバイス(101)。
  16. 前記ディスカバリ信号と共に前記1つ以上の制御信号を送信することは、前記ディスカバリ信号を含むDRS機会の範囲内で前記1つ以上の制御信号を送信すること、を含む、請求項15に記載の第1通信デバイス(101)。
  17. 前記ディスカバリ信号と共に前記1つ以上の制御信号を送信することは、前記ディスカバリ信号が送信されるように構成されるものと同じサブフレームにおいて前記1つ以上の制御信号を送信すること、を含む、請求項16に記載の第1通信デバイス(101)。
  18. 前記データは、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)である、請求項1017のいずれかに記載の第1通信デバイス(101)。
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