JP2020191582A - 周波数信号発生装置 - Google Patents

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武仁 石井
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

【課題】より高い周波数信号をより低い位相雑音で出力できる周波数信号発生装置を提供する。【解決手段】基準周波数信号を発生する基準周波数源と、入力する制御信号に応じた第1周波数信号を発生する周波数可変発振器と、基準周波数信号および第1周波数信号に基づく制御信号を生成して、第1周波数信号の位相を基準周波数信号の位相に同期させるPLL回路と、基準周波数信号を逓倍する逓倍部と、逓倍された基準周波数信号の位相雑音の一部を減衰させ、ローカル信号として出力するフィルタ部と、第1周波数信号およびローカル信号をミキシングして第2周波数信号を出力するミキサ部とを備える、周波数信号発生装置を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、周波数信号発生装置に関する。
安定な基準周波数信号に同期させて、基準周波数信号の周波数よりも高い周波数信号を出力するPLL(Phase Locked Loop)シンセサイザが知られている。また、PLLシンセサイザの出力信号と、基準周波数信号を逓倍した信号とをミキシングして、より高い周波数の信号にして出力する周波数信号発生装置も知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開昭61−264919号公報
このような周波数信号発生装置は、例えば、数GHzを超える周波数の周波数信号を、より低い位相雑音で出力できることが望まれている。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、より高い周波数信号をより低い位相雑音で出力する周波数信号発生装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様においては、基準周波数信号を発生する基準周波数源と、入力する制御信号に応じた第1周波数信号を発生する周波数可変発振器と、前記基準周波数信号および前記第1周波数信号に基づく前記制御信号を生成して、前記第1周波数信号の位相を前記基準周波数信号の位相に同期させるPLL回路と、前記基準周波数信号を逓倍する逓倍部と、逓倍された前記基準周波数信号の位相雑音の一部を減衰させ、ローカル信号として出力するフィルタ部と、前記第1周波数信号および前記ローカル信号をミキシングして第2周波数信号を出力するミキサ部とを備える、周波数信号発生装置を提供する。
前記逓倍部は、直列に接続される第1逓倍器および第2逓倍器を有し、前記フィルタ部は、第1逓倍器および第2逓倍器の間に設けられている第1フィルタと、第2逓倍器の後段に設けられている第2フィルタとを有してもよい。
前記第1周波数信号の周波数は、前記第2周波数信号の周波数の1/2以下の周波数であってもよい。前記周波数信号発生装置は、前記第2周波数信号を逓倍する第3逓倍器を更に備えてもよい。
本発明によれば、周波数信号発生装置において、より高い周波数信号をより低い位相雑音で出力できるという効果を奏する。
本実施形態に係る周波数信号発生装置10の構成例を示す。 本実施形態に係る周波数信号発生装置10が出力する第2周波数信号の位相雑音の第1例を示す。 本実施形態に係る周波数信号発生装置10が出力する第2周波数信号の位相雑音の第2例を示す。 本実施形態に係る周波数信号発生装置10が出力する第2周波数信号の位相雑音の第3例を示す。 本実施形態に係る周波数信号発生装置10の変形例を示す。
<周波数信号発生装置10の構成例>
図1は、本実施形態に係る周波数信号発生装置10の構成例を示す。周波数信号発生装置10は、PLLシンセサイザと比較して、同一の周波数の出力信号を出力させた場合に、位相雑音をより低くすることができる。周波数信号発生装置10は、基準周波数源110と、周波数可変発振器120と、PLL回路130と、逓倍部140と、フィルタ部150と、ミキサ部160と、出力フィルタ170とを備える。
基準周波数源110は、基準周波数信号を発生する。基準周波数源110は、例えば、水晶振動子等を有し、10−6程度以下の周波数精度を有する。基準周波数源110は、一例として、周波数が数kHz程度から100MHz程度までの範囲内の基準周波数信号を出力する。ここで、基準周波数信号の周波数をfrefとする。
周波数可変発振器120は、入力する制御信号に応じた第1周波数信号を発生する。周波数可変発振器120は、例えば、制御信号の電圧値に応じた周波数の第1周波数信号を発生する電圧制御型の発振器である。制御信号に応じて周波数可変発振器120が出力する出力信号の周波数範囲は、一例として、周波数が数百MHz程度から数GHz程度までの範囲内である。ここで、第1周波数信号の周波数をfoutとする。
PLL回路130は、基準周波数信号および第1周波数信号に基づく制御信号を生成して、第1周波数信号の位相を基準周波数信号の位相に同期させる。PLL回路130は、分周器132と、位相比較器134と、ループフィルタ136とを有する。
分周器132は、周波数可変発振器120が出力した第1周波数信号を受け取り、第1周波数信号の周波数を整数分の1にした分周信号を出力する。分周器132は、第1周波数信号の周波数を基準周波数信号の周波数fref程度の低い周波数に変換して出力する。ここで、分周器132の分周比をNとする。例えば、Nは1以上の整数であり、分周器132は、第1周波数信号の周波数をN分の1にした周波数を有する分周信号を出力する。
位相比較器134は、基準周波数信号の位相と、分周器132が出力する分周信号の位相とを比較して、比較結果を出力する。位相比較器134は、例えば、基準周波数信号および分周信号の位相差に応じた電圧を比較結果として出力する。
ループフィルタ136は、不要な雑音成分を低減させ、位相比較器134が出力する比較結果を平滑化させて通過させる。ループフィルタ136の回路構成および回路定数は、周波数可変発振器120およびPLL回路130で構成されるループ内の位相余裕が予め定められた範囲の値となるように定められている。ループフィルタ136は、一例として、ラグリードフィルタである。ループフィルタ136は、通過させた信号を制御信号として周波数可変発振器120に供給する。
以上のPLL回路130は、分周器132が出力する分周信号の周波数を基準周波数信号の周波数と一致させるように、周波数可変発振器120の周波数を制御信号で調節する。PLL回路130により、第1周波数信号の位相と基準周波数信号の位相とが同期した場合、fout=N・frefとなる。以上のように、基準周波数源110、周波数可変発振器120、およびPLL回路130は、PLLシンセサイザを構成する。
逓倍部140は、基準周波数信号を逓倍する。逓倍部140は、1または複数の逓倍器を有する。図1は、逓倍部140が、直列に接続される第1逓倍器141および第2逓倍器142を有する例を示す。例えば、第1逓倍器141は、入力する信号の周波数をM倍にして出力し、第2逓倍器142は、入力する信号の周波数をM倍にして出力する。この場合、逓倍部140は、基準周波数信号の周波数をM×M倍にした信号を出力する。
フィルタ部150は、逓倍された基準周波数信号の位相雑音の一部を減衰させ、ローカル信号として出力する。フィルタ部150は、1または複数のフィルタを有する。図1は、フィルタ部150が、第1逓倍器141および第2逓倍器142の間に設けられている第1フィルタ151と、第2逓倍器142の後段に設けられている第2フィルタ152とを有する例を示す。
この場合、第1フィルタ151は、第1逓倍器141がM倍にした基準周波数信号の位相雑音の一部を減衰させる。また、第2フィルタ152は、第2逓倍器142がM×M倍にした基準周波数信号の位相雑音の一部を減衰させてローカル信号として出力する。即ち、ローカル信号の周波数は、M・M・frefとなる。第1フィルタ151および第2フィルタ152は、通過帯域幅が数kHzから数十kHz程度のバンドパスフィルタであることが望ましい。第1フィルタ151および第2フィルタ152は、例えば、水晶フィルタ(MCF:Monolithic Crystal Filter)である。
ミキサ部160は、第1周波数信号およびローカル信号をミキシングして第2周波数信号を出力する。ミキサ部160は、第1周波数信号の周波数とローカル信号の周波数との和信号および差信号を出力する。例えば、ミキサ部160が出力する信号は、周波数がN・fref+M・M・frefの和信号およびN・fref−M・M・frefの差信号である。本実施形態において、第2周波数信号が和信号である例を説明する。
出力フィルタ170は、ミキサ部160が出力する和信号を第2周波数信号として出力する。この場合、出力フィルタ170は、差信号の信号レベルを低減させて、和信号を通過させる。出力フィルタ170は、ローパスフィルタ、ハイパスフィルタ、バンドパスフィルタ、およびバンドリジェクションフィルタのうち、1または複数のフィルタを有する。
以上の本実施形態に係る周波数信号発生装置10は、基準周波数源110、周波数可変発振器120、およびPLL回路130によるPLLシンセサイザからの第1周波数信号と、基準周波数源110を逓倍したローカル信号とをミキシングして、第1周波数信号よりも高い周波数の第2周波数信号を出力する。通過帯域が数kHzから数十kHz程度の狭帯域バンドパスフィルタを用いてローカル信号を発生させているので、ローカル信号の位相雑音を低減させることができ、これにより、周波数信号発生装置10が出力する第2周波数信号の位相雑音を低減できる。このような、周波数信号発生装置10が出力する第2周波数信号の位相雑音について、次に説明する。
<第2周波数信号の位相雑音>
図2は、本実施形態に係る周波数信号発生装置10が出力する第2周波数信号の位相雑音の第1例を示す。図2は、第2周波数信号の周波数を2.5GHzに固定して、第1周波数信号およびローカル信号の周波数を変化させた場合の位相雑音の変動を示す。図2の横軸は、第1周波数信号の周波数を示す。なお、第2周波数信号の周波数を2.5GHzに固定しているので、ローカル信号の周波数は、2.5GHzから第1周波数信号の周波数を差し引いた値となる。図2の縦軸は、10Hzのオフセットにおける位相雑音を示す。
図2において、周波数信号発生装置10が出力する第2周波数信号の位相雑音のシミュレーション結果を実線で示す。また、比較対象として、PLLシンセサイザが2.5GHzの周波数信号を出力した場合の、10Hzのオフセットにおける位相雑音を点線で示す。PLLシンセサイザはミキシングをしていないので、比較対象の位相雑音の値は、図2の横軸とは無関係な一定の値となる。
なお、比較対象であるPLLシンセサイザは、基準周波数源110、周波数可変発振器120、およびPLL回路130で構成されているものとする。この場合、比較対象の位相雑音は、基準周波数源110が出力する基準周波数の位相雑音と周波数可変発振器120が出力する第1周波数の位相雑音とで定まる。ここで、周波数信号発生装置10のローカル信号の周波数を小さくして、第1周波数信号の周波数を2.5GHzに近づけると、第2周波数信号の位相雑音は、ローカル信号の影響が低減するので、比較対象の位相雑音に近接することになる。
図2より、ローカル信号の周波数を大きくして、第1周波数信号の周波数を2.5GHzの半分程度にすると、第2周波数信号の位相雑音は3dB程度改善されることがわかる。また、ローカル信号の周波数を更に大きくして、第1周波数信号の周波数をより低周波側にすると、第2周波数信号の位相雑音は比較対象の位相雑音に近接することがわかる。このような第2周波数信号の位相雑音の傾向は、周波数を2.5GHzとは異なる周波数に変えても同様の傾向となった。
なお、図2に示す位相雑音において、オフセット周波数は10Hzであり、MCFフィルタ等で設計可能な通過帯域幅よりも小さい。したがって、周波数信号発生装置10のフィルタ部150に設けられているフィルタの通過帯域幅を変更しても、図2に示す位相雑音の傾向はほとんど変わらない。したがって、オフセット周波数が10Hz程度の、フィルタ部150の通過帯域幅と比較して狭い周波数範囲において、周波数信号発生装置10の位相雑音は、PLLシンセサイザの位相雑音よりも小さくなる。
図3は、本実施形態に係る周波数信号発生装置10が出力する第2周波数信号の位相雑音の第2例を示す。図3は、1MHzのオフセットにおける位相雑音を示す。図3は、図2と同様に、第2周波数信号の周波数を2.5GHzに固定した場合の位相雑音の変動を示し、横軸が第1周波数信号の周波数を、縦軸が位相雑音を示す。
図3は、比較対象として、PLLシンセサイザが2.5GHzの周波数信号を出力した場合の、1MHzのオフセットにおける位相雑音を点線で示す。図2と同様に、比較対象の位相雑音は、横軸とは無関係な一定の値となる。また、周波数信号発生装置10が出力する第2周波数信号の位相雑音のシミュレーション結果を一点鎖線と実線とで示す。
一点鎖線で示す位相雑音は、フィルタ部150が設けられていない周波数信号発生装置10が出力する第2周波数信号の位相雑音の例である。フィルタ部150がない場合、第2周波数信号の位相雑音は、PLLシンセサイザの位相雑音よりも小さくなることもあるが、大きくなることもある。特に、ローカル信号の周波数が第1周波数信号の周波数よりも大きくなると、第2周波数信号の位相雑音は、ローカル信号の位相雑音の影響が大きくなるので、比較対象の位相雑音よりも大きくなることがわかる。
これに対して、実線で示す位相雑音は、図1で示すような、フィルタ部150が設けられている周波数信号発生装置10が出力する第2周波数信号の位相雑音の例である。フィルタ部150は、当該フィルタ部150の通過帯域と比較して同程度の範囲および/または広い範囲の周波数範囲において、ローカル信号の位相雑音を低減させる。
したがって、ローカル信号の周波数が第1周波数信号の周波数よりも大きくなって当該ローカル信号の位相雑音の影響が大きくなっても、第2周波数信号の位相雑音は、比較対象の位相雑音よりも小さくなることがわかる。特に、第1周波数信号の周波数が小さくなり、ローカル信号の周波数が第1周波数信号の周波数よりも大きくなればなるほど、第2周波数信号の位相雑音は、比較対象の位相雑音よりも小さくなることがわかる。したがって、本実施形態に係る周波数信号発生装置10において、第1周波数信号の周波数は、第2周波数信号の周波数の1/2以下の周波数であることが望ましい。
図4は、本実施形態に係る周波数信号発生装置10が出力する第2周波数信号の位相雑音の第3例を示す。図4は、第2周波数信号の周波数を10GHzに固定した場合の位相雑音の変動を示す。図4は、図3と同様に、1MHzのオフセットにおける位相雑音を示し、横軸が第1周波数信号の周波数を、縦軸が位相雑音を示す。
図4は、比較対象として、PLLシンセサイザが10GHzの周波数信号を出力した場合の、1MHzのオフセットにおける位相雑音を点線で示す。また、一点鎖線で示す位相雑音は、フィルタ部150が設けられていない周波数信号発生装置10が出力する第2周波数信号の位相雑音を示す。そして、実線で示す位相雑音は、図1で説明した、フィルタ部150が設けられている周波数信号発生装置10が出力する第2周波数信号の位相雑音を示す。図4に示す第2周波数信号の位相雑音の傾向は、図3に示す第2周波数信号の位相雑音の傾向と同様であることがわかる。
以上のように、本実施形態に係る周波数信号発生装置10は、通過帯域が数kHzから数十kHz程度の狭帯域なフィルタ部150を備えることで、ローカル信号の位相雑音を低減させて、出力する第2周波数信号の位相雑音を低減できる。また、周波数信号発生装置10は、PLLシンセサイザが出力する第1周波数信号とローカル信号とをミキシングするので、第1周波数信号よりも高い周波数の第2周波数信号を、より低い位相雑音で出力することができる。
また、狭帯域のフィルタ部150をローカル信号の側に設けているので、PLL回路130を調節するだけで第1周波数信号の周波数を変更することができる。即ち、周波数信号発生装置10は、周波数可変の信号発生装置として機能することができる。また、周波数信号発生装置10を、出力周波数を固定させた信号発生装置として機能させる場合は、周波数可変発振器120およびミキサ部160の間にフィルタ部150を更に設けてもよい。これにより、第2周波数信号の位相雑音を更に低減させることができる。
以上の本実施形態に係る周波数信号発生装置10は、基準周波数信号を逓倍する逓倍部140を備える例を説明した。周波数信号発生装置10は、これに加えて、第2周波数信号を更に逓倍してもよい。このような周波数信号発生装置10について、次に説明する。
<周波数信号発生装置10の変形例>
図5は、本実施形態に係る周波数信号発生装置10の変形例を示す。変形例の周波数信号発生装置10において、図1に示された本実施形態に係る周波数信号発生装置10の動作と略同一のものには同一の符号を付け、説明を省略する。変形例の周波数信号発生装置10は、第3逓倍器210および第3フィルタ220を更に備える。
第3逓倍器210は、第2周波数信号を逓倍する。第3逓倍器210は、入力する信号の周波数をM倍にして出力する。これにより、周波数信号発生装置10は、より高い周波数の第2周波数信号を出力することができる。
第3フィルタ220は、第3逓倍器210によって逓倍された信号の位相雑音の一部を減衰させ、第2周波数信号として出力する。第3フィルタ220は、例えば、水晶フィルタ等の、通過帯域幅が数kHzから数十kHz程度のバンドパスフィルタであることが望ましい。これにより、周波数信号発生装置10は、第3逓倍器210によって増加する位相雑音の少なくとも一部を低減させて、第1周波数信号よりも高い周波数の第2周波数信号を、より低い位相雑音で出力することができる。
以上の本実施形態に係る周波数信号発生装置10は、出力フィルタ170、第1フィルタ151、第2フィルタ152、および第3フィルタ220を1つずつ備える例を説明したが、これに限定されることはない。例えば、周波数信号発生装置10は、第3フィルタ220の後段に出力フィルタ170が更に設けられていてもよい。また、第1フィルタ151、第2フィルタ152、および/または第3フィルタ220が、直列に2つ以上設けられていてもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
10 周波数信号発生装置
110 基準周波数源
120 周波数可変発振器
130 PLL回路
132 分周器
134 位相比較器
136 ループフィルタ
140 逓倍部
141 第1逓倍器
142 第2逓倍器
150 フィルタ部
151 第1フィルタ
152 第2フィルタ
160 ミキサ部
170 出力フィルタ
210 第3逓倍器
220 第3フィルタ

Claims (4)

  1. 基準周波数信号を発生する基準周波数源と、
    入力する制御信号に応じた第1周波数信号を発生する周波数可変発振器と、
    前記基準周波数信号および前記第1周波数信号に基づく前記制御信号を生成して、前記第1周波数信号の位相を前記基準周波数信号の位相に同期させるPLL回路と、
    前記基準周波数信号を逓倍する逓倍部と、
    逓倍された前記基準周波数信号の位相雑音の一部を減衰させ、ローカル信号として出力するフィルタ部と、
    前記第1周波数信号および前記ローカル信号をミキシングして第2周波数信号を出力するミキサ部と
    を備える、周波数信号発生装置。
  2. 前記逓倍部は、直列に接続される第1逓倍器および第2逓倍器を有し、
    前記フィルタ部は、第1逓倍器および第2逓倍器の間に設けられている第1フィルタと、第2逓倍器の後段に設けられている第2フィルタとを有する、
    請求項1に記載の周波数信号発生装置。
  3. 前記第1周波数信号の周波数は、前記第2周波数信号の周波数の1/2以下の周波数である、請求項1または2に記載の周波数信号発生装置。
  4. 前記第2周波数信号を逓倍する第3逓倍器を更に備える、請求項1から3のいずれか一項に記載の周波数信号発生装置。

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