JP2020190468A - 圧力測定装置 - Google Patents

圧力測定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020190468A
JP2020190468A JP2019095725A JP2019095725A JP2020190468A JP 2020190468 A JP2020190468 A JP 2020190468A JP 2019095725 A JP2019095725 A JP 2019095725A JP 2019095725 A JP2019095725 A JP 2019095725A JP 2020190468 A JP2020190468 A JP 2020190468A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
pressure detection
detection mechanism
chamber
measuring device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019095725A
Other languages
English (en)
Inventor
淳也 中井
Junya Nakai
淳也 中井
達美 改發
Tatsumi Kaihatsu
達美 改發
創太郎 岸田
Sotaro Kishida
創太郎 岸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Horiba Ltd
Original Assignee
Horiba Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Horiba Ltd filed Critical Horiba Ltd
Priority to JP2019095725A priority Critical patent/JP2020190468A/ja
Publication of JP2020190468A publication Critical patent/JP2020190468A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Abstract

【課題】 チャンバの気密性を低下させることなく接続でき、かつ、コンパクトに設置できる。【解決手段】チャンバ内の圧力を測定する圧力測定装置であって、前記チャンバに一端が接続される接続路と前記接続路の他端側から分岐して延びる複数の分岐路とを有する接続管と、前記接続管の前記各分岐路に設置される複数の圧力検出機構とを具備し、前記複数の圧力検出機構が、いずれも静電容量方式のものであり、かつ、互いに圧力の測定レンジの広さが異なるものとする。【選択図】図1

Description

本発明は、圧力測定装置に関するものである。
例えば、特許文献1に示す滅菌装置においては、真空ポンプによってチャンバ内を真空引きする第1工程を行った後、当該チャンバ内で滅菌プロセスを実行する第2工程を行うように構成されている。
ところで、この種の所定圧力に調整したチャンバ内でプロセスを実行する装置では、圧力センサによってチャンバ内の圧力がモニタされるが、工程毎に要求される圧力の分解能が異なる。すなわち、第1工程では、チャンバ内の真空引きの様子を確認する目的で圧力がモニタされるため、低い分解能で足りるが、第2工程では、プロセスに影響を及ぼすチャンバ内の圧力を管理する目的で圧力がモニタされるため、高い分解能が要求される。
しかし、第1工程から第2工程へ至るまでにチャンバ内の圧力は大きく変動する。このため、チャンバ内の圧力を一つの圧力センサでモニタしようとすると、圧力センサの分解能が低くなり、第2工程で要求される分解能が得られない。
このため、チャンバに複数の圧力センサが設置される場合があるが、この場合、複数の圧力センサを設置するためのスペースが必要となるだけでなく、各圧力センサから延びる電源ケーブルを取り回すためのスペースも必要となるという問題がある。また、チャンバに圧力センサの数に応じた接続ポートを設ける必要があり、チャンバの気密性が低下するという問題がある。
特許第3783337号
そこで、本発明は、分解能の異なる複数の圧力検出機構をチャンバの気密性を低下させることなく接続でき、かつ、コンパクトに設置できる圧力測定装置を得ることを主な課題とするものである。
すなわち、本発明に係る圧力測定装置は、チャンバ内の圧力を測定する圧力測定装置であって、前記チャンバに一端が接続される接続路と前記接続路の他端側から分岐して延びる複数の分岐路とを有する接続管と、前記接続管の前記各分岐路に設置される複数の圧力検出機構とを具備し、前記複数の圧力検出機構が、いずれも静電容量方式のものであり、かつ、互いに圧力の測定レンジの広さが異なるものであることを特徴とするものである。
このようなものであれば、圧力の測定レンジの広さが異なる複数の圧力検出機構を一つの接続管を介してチャンバに接続することができるため、チャンバに設ける接続ポートを増やす必要がなく、チャンバの気密性を維持できる。また、複数の圧力検出機構が、互いに圧力の測定レンジの広さが異なるものであるため、各圧力検出機構の圧力の測定レンジを各工程に合わせて設定することにより、各工程に要求される分解能で圧力をモニタできるようになる。また、静電容量方式の圧力検出機構であれば、チャンバ内の気体の種類による感度の差が生じない。
また、前記複数の圧力検出機構においてそれぞれ圧力の測定レンジと分解能を異ならせることができる具体的な構成としては、第1圧力検出機構を構成するダイアフラムの面積が、前記第1圧力検出機構以外の他の圧力検出機構を構成するダイアフラムの面積よりも大きいものが挙げられる。
加えて、ダイアフラムの面積が最も大きい前記第1圧力検出機構の分解能を前記第1圧力検出機構以外の圧力検出機構よりも高くするには、前記第1圧力検出機構が、前記複数の圧力検出機構のうちで最も測定レンジの狭いものであればよい。
さらに、具体的な構成としては、前記接続管が、前記接続路の他端側から当該接続路に対して直線状に延びる第1分岐路を有しており、前記第1圧力検出機構が、前記第1分岐路に設置されており、前記他の圧力検出機構が、前記第1分岐路以外の他の分岐路に設置されているものが挙げられる。
このようなものであれば、他の圧力検出機構よりも測定レンジが狭く比較的分解能の高い第1圧力検出機構を接続管から直線状に延びる第1分岐路に設置したので、第1圧力検出機構とチャンバとの間に遮蔽物が無くすことが可能となり、当該第1圧力検出機構による分解能を更に向上させることができる。
また、チャンバ内の圧力を複数の圧力検出機構でモニタする場合には、チャンバ内の圧力に応じて適宜圧力検出機構を切り替えて使用することになる。この場合、各圧力検出機構から出力される出力信号の信号範囲が重複していると、どの圧力検出機構の出力信号をモニタしているのか混乱が生じる。
上記のような混乱が生じないにようにするには、前記各圧力検出機構が、圧力の測定レンジ中における少なくとも一部の圧力範囲の圧力値を示す出力信号を出力するものであり、前記各圧力検出機構の前記圧力範囲、及び、前記圧力範囲に対応する前記出力信号の信号範囲が、互いに重複しないように設定すればよい。
このようなものであれば、各圧力検出機構が、互いに重複しない圧力範囲を測定し、当該圧力範囲に対応する出力信号の信号範囲が重複しないため、どの圧力検出機構の出力信号をモニタしているのが明確に区別することができる。
前記第1圧力検出機構において他の圧力検出機構よりも微小な圧力の変化を捉えやすくし、さらに分解能を向上させるには、前記第1分岐路の内径が、前記第1分岐路以外の他の分岐路の内径よりも大きく形成されていればよい。
このように構成した圧力測定装置によれば、分解能の異なる複数の圧力検出機構をチャンバの気密性を低下させることなく接続でき、かつ、コンパクトに設置できる。
実施形態に係る圧力測定装置を示す模式図である。 実施形態に係る第1圧力検出機構及び第2圧力検出機構から出力される出力信号と当該出力信号に対応する圧力値との関係を示すグラフである。 その他の実施形態に係る圧力測定装置を示す模式図である。
以下に、本発明に係る圧力測定装置を図面に基づいて説明する。
本発明に係る圧力測定装置は、例えば、滅菌装置や半導体製造装置等のように、所定圧力に調整したチャンバ内でプロセスが実行される装置において、当該チャンバ内の圧力をモニタするために用いられるものである。
本実施形態に係る圧力測定装置100は、図1に示すように、チャンバCへ接続される接続管10と、接続管10に設置される複数の圧力検出機構Pと、を具備している。なお、接続管10及び複数の圧力検出機構Pは、接続管10のチャンバCと接続される一端側を除き筐体40内に収容されている。
前記接続管10は、チャンバCに一端が接続される接続路Lと、接続路Lの他端側から分岐して延びる複数の分岐路Rと、を有するものである。なお、分岐路Rは、圧力検出機構Pの数に応じて設けられている。本実施形態の接続管10は、接続路Lの他端側から当該接続路Lの軸方向Xへ延びる第1分岐路R1と、接続路Lの軸方向Xに対して直交する方向へ延びる第2分岐路R2とを有している。なお、接続管10の一端側には、その外周面にチャンバCの接続ポートへ接続するためのフランジ11が設けられている。
前記複数の圧力検出機構Pは、いずれも同一の検出方式によって圧力を検出するものである。本実施形態では、複数の圧力検出機構Pとして第1圧力検出機構P1及び第2圧力検出機構P2を備えている。そして、第1圧力検出機構P1が、第1分岐点R1に設置されており、第2圧力検出機構P2が、第2分岐路R2に設置されている。
なお、前記第1圧力検出機構P1は、プロセス中のチャンバC内の圧力をモニタするものである。一方、前記第2圧力検出機構P2は、プロセス前(例えば、真空引き中)のチャンバC内の圧力をモニタするものである。従って、第1圧力検出機構P1は、第2圧力検出機構P2に比べて分解能が高いものである。
具体的には、前記第1圧力検出機構P1の圧力の測定レンジを第1測定レンジとし、前記第2圧力検出機構P2の圧力の測定レンジを第2測定レンジとする。この場合、第2測定レンジが、第1測定レンジよりも広く設定されている。より具体的には、第2測定レンジの最大値が、第1測定レンジの最大値よりも大きい値に設定されている。なお、第1測定レンジと第2測定レンジとは、最小値側の一部の範囲が互いに重なるように設定されている。
なお、本実施形態の第1圧力検出機構P1及び第2圧力検出機構P2は、いずれも静電容量方式のものであり、基本構成が共通するものである。そこで、以下においては、第1圧力検出機構P1に着目して両圧力検出機構P1,P2の基本構成を説明した後、両圧力検出機構P1,P2で異なる構成を説明する。
先ず、両圧力検出機構P1,P2の基本構成を説明する。
前記第1圧力検出機構P1は、チャンバC内の圧力変動に伴って弾性変形するダイアフラム20(なお、ダイアフラム20は、電極としての機能を有するため、ダイアフラム電極20ともいう。)と、ダイアフラム電極20と対向させて配置された固定電極21と、を備えている。そして、前記第1圧力検出機構P1は、ダイアフラム電極20と固定電極21との間の静電容量を検出し、圧力を測定するように構成されている。
具体的には、前記第1圧力検出機構P1は、接続管10に接続された導電性筐体22と、導電性筐体22の内部空間Sに設置されたダイアフラム電極20と、導電性筐体22の内部空間Sにダイアフラム電極20と対向させて設置された固定電極21と、ダイアフラム電極20及び固定電極21と導電線23を介して接続された回路基板24と、を備えている。
前記ダイアフラム電極20は、導電性筐体22の内部空間Sを測定空間S1及び基準空間S2に仕切るように設置されている。なお、測定空間S1は、接続管10を介してチャンバC内と連通する空間であり、基準空間S2は、固定電極21が設置された空間であり、チャンバCと連通していない。なお、ダイアフラム電極20は、導電性筐体22に接触するように設置されている。これにより、ダイアフラム電極20は、導電性筐体22及び導電線23を介して回路基板24と電気的に接続された状態となっている。なお、ダイアフラム電極20は、その板面が第1分岐路R1(第1分岐路R2)の測定空間S1に接続される導入口R1a(導入口R2a)と対向するように設置されている。
前記固定電極21は、導電性筐体22のダイアフラム電極20と対向する外壁に対して絶縁部材25を介して設置されている。これにより、固定電極21は、導電性筐体22と絶縁状態となっている。なお、固定電極21は、絶縁部材25に形成された貫通孔25aに一端が差し込まれて固定された導電線23を介して回路基板24と電気的に接続された状態となっている。
前記回路基板24には、CPU、メモリ、A/Dコンバータ、D/Aコンバータ、入力部等を有したコンピュータが設置されており、前記メモリに格納されたプログラムをCPUによって実行することによって、静電容量検出部24a、電気信号変換部24bとしての機能を発揮するように構成されている。
前記静電容量検出部24aは、一対の導電線23を介してダイアフラム電極20及び固定電極21と電気的に接続されている。これにより、前記静電容量検出部24aは、ダイアフラム電極20と固定電極10との間に生じる静電容量を検出する。すなわち、静電容量検出部24aは、チャンバC内の圧力変動に伴って変化するダイアフラム電極20と固定電極21と間の距離の変化を静電容量の変化として検出する。
前記電気信号変換部24bは、静電容量検出部24aで検出された静電容量を電圧値又は電流値を示す電気信号に変換するものである。
なお、前記電気信号変換部24bで変換された電気信号を出力信号として筐体40に設置された出力端子41から外部へ出力するように構成されている。なお、本実施形態では、第1圧力検出機構P1の回路基板24が、さらに電気信号受付部24cとしての機構を発揮するように構成されている。そして、第1圧力検出機構P1及び第2圧力検出機構P2は、電気信号変換部24bで得られた電気信号を電気信号受付部24cへ送信し、電気信号受付部24cから電気信号を出力信号として出力端子41から外部へ出力するように構成されている。
また、例えば、回路基板24において、さらに電気信号−圧力関係記憶部、圧力値変換部としての機能を発揮するようにしてもよい。ここで、電気信号−圧力関係記憶部は、電気信号とチャンバ内の圧力との関係を示す電気信号−圧力関係データを予め記憶するものである。また、圧力値変換部は、電気信号変換部24bで変換された電気信号と電気信号−圧力関係データとに基づき電気信号を圧力値に変換するものである。この場合、圧力値変換部で変換された圧力値を示す圧力信号を出力信号として出力端子41から外部へ出力するように構成すればよい。
次に、両圧力検出機構P1,P2の構成の違いを説明する。
前記第1圧力検出機構P1は、導電性筐体22を囲むように設置された熱伝導筐体26をさらに備えている。なお、熱伝導筐体26には、ヒータ27が設置されている。これにより、熱伝導筐体26内の温度を調節できるように構成されている。
また、前記第1圧力検出機構P1は、測定空間S2内に板28が設けられている。
また、前記第1圧力検出機構P1のダイアフラム電極20のチャンバC内の圧力を受ける面の面積が、前記第2圧力検出機構P2のダイアフラム電極20のチャンバC内の圧力を受ける面の面積よりも広くなっている。より具体的には、第1圧力検出機構P1のダイアフラム電極20及び第2圧力検出機構P2のダイアフラム電極20は、いずれも円盤状のものであり、第1圧力検出機構P1のダイアフラム電極20の直径の方が第2圧力検出機構P2のダイアフラム電極20の直径よりも大きくなっている。
なお、第1圧力検出機構P1は、接続路Lの軸方向Xに沿ってダイアフラム電極20、固定電極21、回路基板24が、この順番に配置されている。一方、第2圧力検出機構P1は、接続路Lの軸方向Xと直交する方向に沿って、ダイアフラム電極20、固定電極21、回路基板24が、この順番に配置されている。また、第2圧力検出機構P2の回路基板24は、その平面が接続路Lの軸方向に沿うように配置されており、これにより、筐体40の側面に沿うようになっている。
次に、前記第1圧力検出機構P1及び前記第2圧力検出機構P2の出力信号について図2を参照して詳述する。
前記第1圧力検出機構P1から出力される出力信号の信号範囲と、前記第2圧力検出機構P2から出力される出力信号の信号範囲とは、互いに重複しないように設定されている。
また、前記第1圧力検出機構P1は、第1測定レンジである第1圧力範囲の圧力値に対応する出力信号を出力するように設定されており、前記第2圧力検出機構P2は、第1測定レンジの最大値以上である第2圧力範囲の圧力値に対応する出力信号を出力するように設定されている。なお、具体的には、第2圧力範囲は、第1測定レンジの最大値以上であって第2測定レンジの最大値以下に設定されている。
具体的には、例えば、第1圧力検出機構P1の第1測定レンジがATorr以上BTorr以下であり、第2圧力検出機構P2の第2測定レンジがATorr以上CTorr以下であり、BTorr<CTorrであり、第1圧力検出機構P1及び第2圧力検出機構P2が出力信号として電圧値を出力する場合を想定する。
この場合、第1圧力検出機構P1は、第1測定レンジである第1圧力範囲の圧力値に対応する電圧値、具体的には、ATorr以上BTorr以下の圧力値に対応する電圧値を出力する。一方、第2圧力検出機構P2は、第1測定レンジの最大値以上であって第2測定レンジの最大値以下である第2圧力範囲の圧力値に対応する電圧値、具体的には、BTorr以上CTorr以下の圧力値に対応する電圧値を出力する。言い換えると、第1圧力検出機構P1は、第1測定レンジに含まれる全ての圧力範囲について各圧力値を示す出力信号を出力するのに対して、第2圧力検出機構P2は第2測定レンジのうちの一部の圧力範囲について各圧力値を示す出力信号を出力するように構成されている。
そして、第1圧力検出機構P1から出力される第1圧力範囲の圧力値に対応する電圧値の電圧範囲(例えば、0V以上aV以下)と、第1圧力検出機構P1から出力される第1測定レンジの圧力値に対応する電圧値の電圧範囲(例えば、bV以上cV以下)が、重ならないように設定されている。言い換えると、第2圧力検出機構P2の第2測定レンジにおいて第1測定レンジと重複している第1圧力範囲の圧力値に対して対応する圧力信号を割り当てていない。このように各圧力値については第1圧力検出機構P1、第2圧力検出機構P2のいずれか一方の出力のみが電圧値として割り当てられているとともに、境界であるBTorrにおいて電圧信号が不連続に変化するように電圧値を割り当てているので、第1圧力範囲については第1圧力検出機構P1から出力されており、第2圧力範囲については第2圧力検出機構P2から出力されていることを明確にできる。
<その他の実施形態> 前記実施形態においては、二つの圧力検出機構Pを設けた構成としているが、圧力検出機構Pを三つ以上設けたものであってもよい。この場合、接続管10の分岐路の数を圧力検出機構Pの数に合わせて設ける必要がある。
また、前記接続管10は、例えば、T字状、Y字状等のように分岐するものであってもよい。
また、前記実施形態においては、第1圧力検出機構P1及び第2圧力検出機構P2の回路基板24における電圧信号受付部24cとして機能のみ共通化しているが、他の機能も共通化してもよい。このようなものであれば、更に装置をコンパクトに設計できる。
また、この場合、共通化した回路基板24によって、電気信号比較部、報知部としての機能を発揮するように構成してもよい。電気信号比較部は、各圧力検出機構Pの測定レンジが重なる重複レンジ帯において当該圧力検出機構から検出された検出信号(静電容量、静電容量に基づく値等)を比較するものである。報知部は、検出信号比較部で比較した検出信号の差が閾値を超えている場合には報知するものである。このようなものであれば、圧力検出機構の故障を検知することができる。なお、このような機構は、回路基板24とは別に設けられた制御部に設けてもよい。
また、その他の実施形態として、図3に示す圧力測定装置100が挙げられる。具体的には、第1圧力検出機構P1における熱伝導筐体26、ヒータ27及び板28は、いずれも設置しなくてもよい。さらに、前記実施形態の接続管10は、第1分岐路R1の内径と第2分岐路R2との内径がほぼ同一になっているが、第1分岐路R1の内径を第2分岐路R2の内径よりも大きくしてもよい。
その他、本発明は前記各実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
チャンバ C
100 圧力測定装置
10 接続管
L 接続路
R1 第1分岐路
R2 第2分岐路
P1 第1圧力検出機構
P2 第2圧力検出機構
20 ダイアフラム

Claims (6)

  1. チャンバ内の圧力を測定する圧力測定装置であって、
    前記チャンバに一端が接続される接続路と前記接続路の他端側から分岐して延びる複数の分岐路とを有する接続管と、
    前記接続管の前記各分岐路に設置される複数の圧力検出機構とを具備し、
    前記複数の圧力検出機構が、いずれも静電容量方式のものであり、かつ、互いに圧力の測定レンジの広さが異なるものであることを特徴とする圧力測定装置。
  2. 第1圧力検出機構を構成するダイアフラムの面積が、前記第1圧力検出機構以外の他の圧力検出機構を構成するダイアフラムの面積よりも大きいものである請求項1記載の圧力測定装置。
  3. 前記第1圧力検出機構が、前記複数の圧力検出機構のうちで最も測定レンジの狭いものである請求項2記載の圧力測定装置。
  4. 前記接続管が、前記接続路の他端側から当該接続路に対して直線状に延びる第1分岐路を有しており、
    前記第1圧力検出機構が、前記第1分岐路に設置されており、
    前記他の圧力検出機構が、前記第1分岐路以外の他の分岐路に設置されている請求項2又は3記載の圧力測定装置。
  5. 前記各圧力検出機構が、圧力の測定レンジ中における少なくとも一部の圧力範囲の圧力値を示す出力信号を出力するものであり、
    前記各圧力検出機構の前記圧力範囲、及び、前記圧力範囲に対応する前記出力信号の信号範囲が、互いに重複しないように設定されている請求項1乃至4のいずれかに記載の圧力測定装置。
  6. 前記第1分岐路の内径が、前記第1分岐路以外の他の分岐路の内径よりも大きく形成されている請求項4記載の圧力測定装置。
JP2019095725A 2019-05-22 2019-05-22 圧力測定装置 Pending JP2020190468A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019095725A JP2020190468A (ja) 2019-05-22 2019-05-22 圧力測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019095725A JP2020190468A (ja) 2019-05-22 2019-05-22 圧力測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020190468A true JP2020190468A (ja) 2020-11-26

Family

ID=73453619

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019095725A Pending JP2020190468A (ja) 2019-05-22 2019-05-22 圧力測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020190468A (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05180718A (ja) * 1991-05-10 1993-07-23 Yokogawa Electric Corp 半導体圧力センサ
JPH0758347A (ja) * 1993-08-10 1995-03-03 Yamatake Honeywell Co Ltd 半導体圧力センサおよびその製造方法
JPH085494A (ja) * 1994-06-16 1996-01-12 Riken Corp 真空センサ
JPH11258085A (ja) * 1998-03-12 1999-09-24 Toshiba Corp 複合センサ
JPH11295176A (ja) * 1998-04-14 1999-10-29 Nagano Keiki Co Ltd 差圧センサ
JP2000019044A (ja) * 1998-07-03 2000-01-21 Teijin Seiki Co Ltd 真空圧力センサ
JP2001519031A (ja) * 1997-04-10 2001-10-16 エムケイエス・インストゥルメンツ・インコーポレーテッド 容量性圧力感知方法及び装置
JP2003270073A (ja) * 2002-03-13 2003-09-25 Honda Motor Co Ltd ガス圧力検出装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05180718A (ja) * 1991-05-10 1993-07-23 Yokogawa Electric Corp 半導体圧力センサ
JPH0758347A (ja) * 1993-08-10 1995-03-03 Yamatake Honeywell Co Ltd 半導体圧力センサおよびその製造方法
JPH085494A (ja) * 1994-06-16 1996-01-12 Riken Corp 真空センサ
JP2001519031A (ja) * 1997-04-10 2001-10-16 エムケイエス・インストゥルメンツ・インコーポレーテッド 容量性圧力感知方法及び装置
JPH11258085A (ja) * 1998-03-12 1999-09-24 Toshiba Corp 複合センサ
JPH11295176A (ja) * 1998-04-14 1999-10-29 Nagano Keiki Co Ltd 差圧センサ
JP2000019044A (ja) * 1998-07-03 2000-01-21 Teijin Seiki Co Ltd 真空圧力センサ
JP2003270073A (ja) * 2002-03-13 2003-09-25 Honda Motor Co Ltd ガス圧力検出装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101022556B1 (ko) 고전압 전력기기용 극초단파 부분방전 어레이 센서 장치
JP5576331B2 (ja) 圧力センサ装置
WO2008001602A1 (en) Capacitance type pressure sensor
CA2640412A1 (en) Pressure sensor fault detection
JP2012032397A (ja) 高温用静電容量式静圧/動圧センサおよびその製造方法
KR102013654B1 (ko) 통합형 센서 내장형 자기진단 변압기
JPH01122530A (ja) 真空遮断器の遮断性能劣化予知装置
KR20180103706A (ko) 압력 센서
JPH03122536A (ja) 差圧測定装置
CN110168335B (zh) 压力传感器
JP2020190468A (ja) 圧力測定装置
WO2018124518A1 (ko) 변압기 내부결함 검출장치
WO2018225853A1 (ja) 静電容量型圧力センサ
JP2019075780A (ja) 静電容量スイッチコントローラ、静電容量スイッチ、電子機器、異常検出方法
US20220364942A1 (en) Diaphragm vacuum gauge
KR100595462B1 (ko) 부분방전 검출용 내장형 스파이럴 타입 센서
US20230175907A1 (en) Thermal Insulation System for a Capacitance Diaphragm Gauge
JPH06201501A (ja) 圧力測定装置
KR20130038686A (ko) 원격 래디컬 발생기의 진단 장치 및 그 방법
US11965923B2 (en) Self-test for electrostatic charge variation sensors
US20230393109A1 (en) Gas sensor
JPS6331468A (ja) 複数の素子の負荷分担状態監視装置
KR101499515B1 (ko) 센서 반도체소자
CN116086535A (zh) 温压复合传感器
JPH10163176A (ja) 半導体素子の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220418

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230320

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230502