JP2020190266A - 軸受構造、その軸受構造を内蔵する圧縮機、及び、その圧縮機を備えた冷凍サイクル装置 - Google Patents
軸受構造、その軸受構造を内蔵する圧縮機、及び、その圧縮機を備えた冷凍サイクル装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020190266A JP2020190266A JP2019094822A JP2019094822A JP2020190266A JP 2020190266 A JP2020190266 A JP 2020190266A JP 2019094822 A JP2019094822 A JP 2019094822A JP 2019094822 A JP2019094822 A JP 2019094822A JP 2020190266 A JP2020190266 A JP 2020190266A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- bearing structure
- slope
- external force
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Support Of The Bearing (AREA)
- Compressor (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Abstract
Description
その他の手段は、後記する。
<軸受構造を内蔵する圧縮機の構成>
以下、図1及び図2を参照して、本実施形態1に係る軸受構造40を内蔵する圧縮機50の構成について説明する。図1は、本実施形態1に係る軸受構造40を内蔵する圧縮機50の縦断面図である。図2は、軸受構造40に組み込まれたクランクシャフト7の側面図である。
本実施形態に係る軸受構造40は、以下に説明するように、回転軸(クランクシャフト7)と軸受との間で片当たり(点接触)が発生することを抑制するために、クランクシャフト7の前記した第1部位R1(図2参照)と副軸受8とに斜面(後記する副軸斜面7f及び副軸受斜面8a(図3参照))を設けている。これにより、軸受構造40は、回転軸(クランクシャフト7)と軸受とを線接触させ易くしている。このような軸受構造40は、回転軸と軸受を摩耗し難くすることができ、その結果、回転軸と軸受の摩耗量を低減して、軸受の摺動損失を低減することができる。
軸受構造40は、クランクシャフト7の前記した第1部位R1(図2参照)と副軸受8とに斜面(副軸斜面7f及び副軸受斜面8a)を有することにより、以下のような作用効果を得ることができる。以下、図3、図4、及び図5を参照して、軸受構造40の作用効果について説明する。図4及び図5は、それぞれ、軸受構造40の芯ずれ発生時における側断面の模式図である。なお、図4及び図5は、シリンダ1(図1参照)内においてピストン4(図1参照)が下死点に位置しているとき(すなわち、シリンダ1内の容積が最大になるとき)の構成を示している。
(1)図3に示すように、本実施形態1に係る軸受構造40は、外力が作用する外力作用部であるクランクピン部7aを有する回転自在なクランクシャフト7(回転軸)と、クランクシャフト7を軸支する円形状の孔OPが形成された軸受(副軸受8)と、を備えている。軸受(副軸受8)は、外力作用部(クランクピン部7a)に近い側の近接端面Sneと、外力作用部(クランクピン部7a)から遠い側の離間端面Sfaと、を有している。軸受(副軸受8)の孔OPの内周面Sinにおいて、離間端面Sfaに近い側の縁部分には、湾曲面状又は平坦面状の孔側斜面(副軸受斜面8a)が設けられている。クランクシャフト7の外周面Soutにおいて、軸受(副軸受8)の孔OPの内周面Sinにおける近接端面Sneに近い側に対向する部位には、湾曲面状又は平坦面状の軸側斜面(副軸斜面7f)が設けられている。孔側斜面(副軸受斜面8a)と軸側斜面(副軸斜面7f)は、それぞれ、外力作用部(クランクピン部7a)から離れる方向に向かうにつれて径方向外側に向かう形状を呈している。
実施形態1に係る軸受構造40(図3参照)は、クランクシャフト7の第1部位R1(図2参照)のクランク副軸部7cと副軸受8とに、軸側斜面(副軸斜面7f)と孔側斜面(副軸受斜面8a)とを設けた構成になっている。
2 コネクティングロッド
3 密閉容器
4 ピストン
5 ステータ
6 ロータ
7 クランクシャフト(回転軸)
7a クランクピン部(外力作用部)
7b クランク主軸部
7c クランク副軸部
7d 主軸部接触領域
7e 副軸部接触領域
7f 副軸斜面(軸側斜面)
7g 主軸斜面(軸側斜面)
8 副軸受(軸受)
8a 副軸受斜面(孔側斜面)
9 主軸受(軸受)
9a 主軸受斜面(孔側斜面)
10 フレーム
20 圧縮機構部
30 電動機部
40,40A 軸受構造
43 ピストンピン
50 圧縮機
99 潤滑油
100 冷凍サイクル装置
101 機械室
CT 軸心
OP 孔
Pct 中心位置
R1 第1部位
R2 第2部位
Rbe 上端部位
Rop 下端部位
Rto 線接触部
Sfa 離間端面
Sin 内周面
Sout 外周面
Sne 近接端面
Claims (8)
- 外力が作用する外力作用部を有する回転自在な回転軸と、
前記回転軸を軸支する円形状の孔が形成された軸受と、を備え、
前記軸受は、前記外力作用部に近い側の近接端面と、前記外力作用部から遠い側の離間端面と、を有し、
前記軸受の前記孔の内周面において、前記離間端面に近い側の縁部分には、湾曲面状又は平坦面状の孔側斜面が設けられており、
前記回転軸の外周面において、前記軸受の前記孔の内周面における前記近接端面に近い側に対向する部位には、湾曲面状又は平坦面状の軸側斜面が設けられており、
前記孔側斜面と前記軸側斜面は、それぞれ、前記外力作用部から離れる方向に向かうにつれて径方向外側に向かう形状を呈している
ことを特徴とする軸受構造。 - 請求項1に記載の軸受構造において、
前記孔は、前記孔側斜面の下端部位を、前記軸受の軸方向高さの中心位置よりも前記離間端面に近い側に有する
ことを特徴とする軸受構造。 - 請求項1又は請求項2に記載の軸受構造において、
前記回転軸は、前記軸側斜面の上端部位を、前記軸受の軸方向高さの中心位置よりも前記外力作用部に近い側に有する
ことを特徴とする軸受構造。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の軸受構造において、
前記外力作用部は、前記回転軸の軸心から偏心した位置に配置されており、前記回転軸の軸方向視において円形状の形状を呈している
ことを特徴とする軸受構造。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の軸受構造において、
前記軸受は、前記外力作用部を間に挟むように配置された前記回転軸の第1部位と第2部位とに対して設けられており、
前記第1部位と前記第2部位とに対してそれぞれ設けられた前記軸受は、軸心が一致するように配置されている
ことを特徴とする軸受構造。 - 請求項5に記載の軸受構造において、
前記第1部位と前記第2部位とに対してそれぞれ設けられた前記軸受は、いずれも、前記外力作用部から離れる方向に向かうにつれて径方向外側に向かう斜面を有する
ことを特徴とする軸受構造。 - 作動流体を圧縮するための圧縮機構部と、
前記圧縮機構部を駆動するための電動機部と、
前記電動機部の回転動力を前記圧縮機構部に伝達する回転軸と、を備え、
前記回転軸を軸支する手段として、請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の軸受構造を備える
ことを特徴とする圧縮機。 - 作動流体である冷媒を圧縮して循環させる手段として、請求項7に記載の圧縮機を備える
ことを特徴とする冷凍サイクル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019094822A JP2020190266A (ja) | 2019-05-20 | 2019-05-20 | 軸受構造、その軸受構造を内蔵する圧縮機、及び、その圧縮機を備えた冷凍サイクル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019094822A JP2020190266A (ja) | 2019-05-20 | 2019-05-20 | 軸受構造、その軸受構造を内蔵する圧縮機、及び、その圧縮機を備えた冷凍サイクル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020190266A true JP2020190266A (ja) | 2020-11-26 |
Family
ID=73453557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019094822A Pending JP2020190266A (ja) | 2019-05-20 | 2019-05-20 | 軸受構造、その軸受構造を内蔵する圧縮機、及び、その圧縮機を備えた冷凍サイクル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020190266A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54169810U (ja) * | 1978-05-18 | 1979-11-30 | ||
JPH074355A (ja) * | 1993-06-17 | 1995-01-10 | Hitachi Ltd | 密閉形圧縮機 |
JPH11247761A (ja) * | 1998-03-04 | 1999-09-14 | Hitachi Ltd | 密閉形圧縮機 |
JP2007292019A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 密閉型圧縮機 |
-
2019
- 2019-05-20 JP JP2019094822A patent/JP2020190266A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54169810U (ja) * | 1978-05-18 | 1979-11-30 | ||
JPH074355A (ja) * | 1993-06-17 | 1995-01-10 | Hitachi Ltd | 密閉形圧縮機 |
JPH11247761A (ja) * | 1998-03-04 | 1999-09-14 | Hitachi Ltd | 密閉形圧縮機 |
JP2007292019A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 密閉型圧縮機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102273425B1 (ko) | 스크롤 압축기 | |
JP4864572B2 (ja) | 回転式圧縮機及びこれを用いた冷凍サイクル装置 | |
KR100850847B1 (ko) | 회전식 유체기계 | |
KR100318157B1 (ko) | 용적형 유체기계 | |
KR100830944B1 (ko) | 왕복동식 압축기 | |
EP1851437B1 (en) | Capacity varying type rotary compressor | |
JP2013096280A (ja) | 回転圧縮機 | |
US20130101454A1 (en) | Rotary compressor | |
KR20100000369A (ko) | 로터리 압축기 | |
KR101606066B1 (ko) | 밀폐형 압축기 | |
KR101510698B1 (ko) | 로터리 압축기 | |
JP2020190266A (ja) | 軸受構造、その軸受構造を内蔵する圧縮機、及び、その圧縮機を備えた冷凍サイクル装置 | |
KR101549863B1 (ko) | 밀폐형 압축기 및 이를 적용한 냉동기기 | |
KR101462935B1 (ko) | 밀폐형 압축기 및 이를 적용한 냉동기기 | |
US10480508B2 (en) | Scroll compressor | |
JPH1122678A (ja) | 2気筒回転式圧縮機 | |
JP5642014B2 (ja) | 密閉型電動圧縮機 | |
JP2012077728A (ja) | ロータリー圧縮機 | |
JP2002089450A (ja) | 冷媒圧縮機 | |
KR102640864B1 (ko) | 스크롤 압축기 | |
JP2020112062A (ja) | スクロール流体機械 | |
JP2014020209A (ja) | 2段圧縮機および2段圧縮システム | |
WO2023152799A1 (ja) | 圧縮機及び該圧縮機を備えた冷凍サイクル装置 | |
KR20110132940A (ko) | 왕복동식 압축기 및 이를 적용한 냉동기기 | |
WO2020230230A1 (ja) | ロータリ圧縮機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211129 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220822 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220830 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221026 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20230207 |