JP2020190266A - 軸受構造、その軸受構造を内蔵する圧縮機、及び、その圧縮機を備えた冷凍サイクル装置 - Google Patents

軸受構造、その軸受構造を内蔵する圧縮機、及び、その圧縮機を備えた冷凍サイクル装置 Download PDF

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修平 永田
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Abstract

【課題】軸受の摺動損失を低減する。【解決手段】軸受構造40は、外力が作用する外力作用部(クランクピン部7a)を有する回転自在な回転軸(クランクシャフト7)と、回転軸を軸支する円形状の孔OPが形成された軸受(副軸受8)と、を備えている。軸受は、外力作用部に近い側の近接端面Sneと、外力作用部から遠い側の離間端面Sfaと、を有している。軸受の孔の内周面において、離間端面に近い側の縁部分には、湾曲面状又は平坦面状の孔側斜面(副軸受斜面8a)が設けられている。回転軸の外周面において、軸受の孔の内周面における近接端面に近い側に対向する部位には、湾曲面状又は平坦面状の軸側斜面(副軸斜面7f)が設けられている。孔側斜面と軸側斜面は、それぞれ、外力作用部から離れる方向に向かうにつれて径方向外側に向かう形状を呈している。【選択図】図3

Description

本発明は、軸受構造、その軸受構造を内蔵する圧縮機、及び、その圧縮機を備えた冷凍サイクル装置に関する。
例えば、特許文献1には、回転軸を回転自在に支持する軸受構造として、シリンダブロックにすべり軸受けで構成された副軸受と主軸受とを設け、回転軸であるシャフトの副軸部を副軸受で軸支するとともに、シャフトの主軸部を主軸受で軸支する軸受構造を内蔵する密閉型圧縮機が開示されている。特許文献1に開示された密閉型圧縮機は、圧縮動作の反作用である荷重をシャフトの主軸部と副軸部の双方に分散して受けることができるため、高効率で高い信頼性を得ることができる。
特開2007−292019号公報
しかしながら、特許文献1に開示された従来の軸受構造は、以下に説明するように、軸受の摺動損失を低減することが望まれていた。
例えば、回転軸(シャフト)を滑らかに回転させるためには、副軸受の軸心と主軸受の軸心とが一致していることが重要である。しかしながら、特許文献1に開示された従来の軸受構造は、副軸受と主軸受とが分離構造であるため、組立時において副軸受と主軸受との間に芯ずれが発生する可能性がある。そして、従来の軸受構造は、副軸受と主軸受との間に芯ずれが発生した場合で、かつ、回転軸を軸受に押し付けるような外力が回転軸に作用しているときに、回転軸と軸受との間で片当たり(点接触)が発生する。このような従来の軸受構造は、回転軸と軸受とが片当たり(点接触)によって摩耗し易いため、回転軸と軸受の摩耗量が増大し、その結果、軸受の摺動損失が増大する可能性があった。そして、このような従来の軸受構造を備えた圧縮機は、回転軸と軸受の摩擦損失が高くなり、信頼性が低下する可能性があった。
本発明は、前記した課題を解決するためになされたものであり、軸受の摺動損失を低減する軸受構造、その軸受構造を内蔵する圧縮機、及び、その圧縮機を備えた冷凍サイクル装置を提供することを主な目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、軸受構造であって、外力が作用する外力作用部を有する回転自在な回転軸と、前記回転軸を軸支する円形状の孔が形成された軸受と、を備え、前記軸受は、前記外力作用部に近い側の近接端面と、前記外力作用部から遠い側の離間端面と、を有し、前記軸受の前記孔の内周面において、前記離間端面に近い側の縁部分には、湾曲面状又は平坦面状の孔側斜面が設けられており、前記回転軸の外周面において、前記軸受の前記孔の内周面における前記近接端面に近い側に対向する部位には、湾曲面状又は平坦面状の軸側斜面が設けられており、前記孔側斜面と前記軸側斜面は、それぞれ、前記外力作用部から離れる方向に向かうにつれて径方向外側に向かう形状を呈している構成とする。
その他の手段は、後記する。
本発明によれば、軸受の摺動損失を低減することができる。
実施形態1に係る軸受構造を内蔵する圧縮機の縦断面図である。 実施形態1に係る軸受構造に組み込まれたクランクシャフトの側面図である。 実施形態1に係る軸受構造の側断面の模式図である。 実施形態1に係る軸受構造の芯ずれ発生時における側断面の模式図(1)である。 実施形態1に係る軸受構造の芯ずれ発生時における側断面の模式図(2)である。 比較例の軸受構造の芯ずれ発生時における側断面の模式図(1)である。 比較例の軸受構造の芯ずれ発生時における側断面の模式図(2)である。 実施形態1に係る軸受構造を内蔵する圧縮機を備えた冷凍サイクル装置の一例を示す図である。 実施形態2に係る軸受構造の側断面の模式図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態(以下、「本実施形態」と称する)について詳細に説明する。なお、各図は、本発明を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
[実施形態1]
<軸受構造を内蔵する圧縮機の構成>
以下、図1及び図2を参照して、本実施形態1に係る軸受構造40を内蔵する圧縮機50の構成について説明する。図1は、本実施形態1に係る軸受構造40を内蔵する圧縮機50の縦断面図である。図2は、軸受構造40に組み込まれたクランクシャフト7の側面図である。
図1に示すように、圧縮機50は、密閉型の圧縮機であり、密閉容器3の内部に、圧縮機構部20と、電動機部30と、クランクシャフト7と、を備えている。圧縮機構部20は、作動流体である冷媒を圧縮するための機構である。電動機部30は、圧縮機構部20を駆動するための機構である。クランクシャフト7は、電動機部30の回転動力を圧縮機構部20に伝達するための回転軸である。
本実施形態では、圧縮機構部20は、電動機部30の上方に配置されている。圧縮機構部20は、シリンダ1と、ピストン4と、コネクティングロッド2と、を有している。ピストン4は、シリンダ1内に摺動可能に配置されている。ピストン4のピストンピン43は、コネクティングロッド2を介してクランクシャフト7のクランクピン部7aと接続されている。ピストン4は、クランクシャフト7が回転することにより、摺動してシリンダ1内を往復運動し、冷媒を圧縮する。
電動機部30は、固定配置されたステータ5と、回転自在に配置されたロータ6と、を有している。電動機部30は、ステータ5に通電されることにより、ロータ6を回転させる。クランクシャフト7は、ロータ6に固定されている。そのため、クランクシャフト7は、ロータ6の回転に伴って、軸周りに回転する。密閉容器3の底部には潤滑油99が貯留されている。クランクシャフト7は、回転することにより、表面に形成された溝で潤滑油99を吸い上げて、潤滑油99を圧縮機構部20に供給する。
クランクシャフト7は、上下方向を軸方向とし、軸周りに回転自在に設置されている。クランクシャフト7は、コネクティングロッド2と接続するクランクピン部7aと、クランクピン部7aの下側に設けられたクランク主軸部7bと、クランクピン部7aの上側に設けられたクランク副軸部7cと、を有している。クランクピン部7aは、クランクシャフト7の軸方向視において円形状の形状を呈している。なお、クランクピン部7aの軸方向視の形状は、真円に限らず、多少偏倚した円形を含む形状(すなわち、略円形状)であってもよい。クランクピン部7aは、クランクシャフト7の軸心CTから偏心した位置に配置されている。クランク主軸部7bは、主軸受9に設けられた円形状の孔を貫通するように配置されており、主軸受9によって回転自在に支持されている。クランク副軸部7cは、副軸受8に設けられた円形状の孔を貫通するように配置されており、副軸受8によって回転自在に支持されている。
図2に示すように、クランクシャフト7は、真ん中付近に設けられたクランクピン部7aと、クランクピン部7aの上側に設けられた第1部位R1と、クランクピン部7aの下側に設けられた第2部位R2と、を有している。第1部位R1には、クランク副軸部7cが設けられている。クランク副軸部7cは、クランクシャフト7の上端部側に設けられ、副軸受8によって回転自在に支持された軸部である。第2部位R2には、クランク主軸部7bが設けられている。クランク主軸部7bは、クランクシャフト7の下端部側に設けられ、主軸受9によって回転自在に支持された軸部である。
クランクシャフト7は、クランクピン部7aが第1部位R1と第2部位R2に対して段差状に偏倚した形状を呈している。つまり、クランクシャフト7は、第1部位R1に設けられたクランク副軸部7cと第2部位R2に設けられたクランク主軸部7bとが同軸上に配置されており、クランクピン部7aがクランク主軸部7bとクランク副軸部7cの軸心CTから偏心した位置に配置された構成になっている。
クランク主軸部7bの下方の一部は、ロータ6と圧入等の手法によって機械的に結合しており、ロータ6が回転するとクランクシャフト7が回転し、クランクピン部7aが偏心回転(旋回)する。クランクピン部7aが偏心回転(旋回)すると、コネクティングロッド2が揺動運動し、ピストン4が摺動してシリンダ1内を往復運動する。圧縮機50は、ピストン4をシリンダ1内で往復運動させることで、シリンダ1内の冷媒を圧縮する。
クランクシャフト7のクランクピン部7aは、ピストン4がシリンダ1内の冷媒を圧縮する際に、コネクティングロッド2を介して圧縮動作の反動荷重を受ける。このとき、クランクピン部7aは、矢印A11の方向に外力が作用する外力作用部として機能する。
クランクシャフト7は、主軸受9及び副軸受8によって軸支されている。具体的には、クランク主軸部7bは、主軸部接触領域7dを介して主軸受9によって軸支されている。主軸部接触領域7dは、クランクシャフト7(回転軸)のクランク主軸部7bと主軸受9とが線接触する線接触部である。また、クランク副軸部7cは、副軸部接触領域7eを介して副軸受8によって軸支されている。副軸部接触領域7eは、クランクシャフト7(回転軸)のクランク副軸部7cと副軸受8とが線接触する線接触部である。主軸受9及び副軸受8は、すべり軸受となっている。すなわち、主軸受9及び副軸受8は、軸と軸受との間に間隙があるように設計されており、間隙内に潤滑油膜が形成される構造となっている。
副軸受8は、シリンダ1及び主軸受9と一体成形されたフレーム10とボルト等の締結手段によって固定されている。副軸受8と主軸受9は、同芯となるように(つまり、副軸受8の軸心と主軸受9の軸心とが一致するように)設計されている。しかしながら、副軸受8と主軸受9は、組立誤差や加工公差等によって完全に同芯とならずに、多少の芯ずれが発生する。
<軸受構造の構成>
本実施形態に係る軸受構造40は、以下に説明するように、回転軸(クランクシャフト7)と軸受との間で片当たり(点接触)が発生することを抑制するために、クランクシャフト7の前記した第1部位R1(図2参照)と副軸受8とに斜面(後記する副軸斜面7f及び副軸受斜面8a(図3参照))を設けている。これにより、軸受構造40は、回転軸(クランクシャフト7)と軸受とを線接触させ易くしている。このような軸受構造40は、回転軸と軸受を摩耗し難くすることができ、その結果、回転軸と軸受の摩耗量を低減して、軸受の摺動損失を低減することができる。
以下、図3を参照して、軸受構造40の構成について説明する。図3は、軸受構造40の側断面の模式図である。図3は、軸受構造40の副軸受8と主軸受9(図1参照)とが芯ずれすることなく同芯に設置された場合における、クランク副軸部7cと副軸受8の配置関係を示している。なお、図3は、説明の都合により、コネクティングロッド2を省略して示している。また、図3は、説明の都合により、軸と軸受の隙間形状を誇張して示している。
以下の説明において、「斜面」とは、回転軸(クランクシャフト7)の外周面又は軸受の孔の内周面に対して斜め方向に形成された面を意味している。本実施形態では、「斜面」は、湾曲面状(R形状)に形成されているものとして説明する。ただし、「斜面」は、平坦面状に形成することも可能である。
前記した通り、クランクシャフト7のクランクピン部7aは、ピストン4がシリンダ1内の冷媒を圧縮する際に、コネクティングロッド2を介して圧縮動作の反動荷重を受ける外力作用部として機能する。
図3に示すように、副軸受8の上端部には、副軸受斜面8aが設けられている。副軸受斜面8aは、副軸受8の孔OPの内周面Sinにおいて、離間端面Sfaに近い側の縁部分に設けられた孔側斜面である。離間端面Sfaは、副軸受8のクランクピン部7aから遠い側の端面である。図示例では、副軸受斜面8aは、湾曲面状の形状を呈している。ただし、副軸受斜面8aは、平坦面状の形状に変更することも可能である。副軸受斜面8aは、クランクピン部7aから離れるにしたがって孔径が拡大する構造となっている。すなわち、副軸受斜面8aは、外力作用部であるクランクピン部7aから離れる方向に向かうにつれて径方向外側に向かう形状を呈している。
また、クランク副軸部7cの下端部には、副軸斜面7fが設けられている。副軸斜面7fは、回転軸であるクランクシャフト7の外周面Soutにおいて、副軸受8の孔OPの内周面Sinにおける近接端面Sneに近い側に対向する部位に設けられた軸側斜面である。近接端面Sneは、副軸受8のクランクピン部7aに近い側の端面である。図示例では、副軸斜面7fは、湾曲面状の形状を呈している。ただし、副軸斜面7fは、平坦面状の形状に変更することも可能である。副軸斜面7fは、クランクピン部7aに近づくにつれて軸径が縮小する構造となっている。すなわち、副軸斜面7fは、外力作用部であるクランクピン部7aから離れる方向に向かうにつれて径方向外側に向かう形状を呈している。
このような軸受構造40は、副軸受斜面8aと副軸斜面7fにより、クランクシャフト7と副軸受8を摩耗し難くすることができる。その結果、軸受構造40は、クランクシャフト7と副軸受8の摩耗量を低減して、副軸受8の摺動損失を低減することができる。
副軸斜面7fと副軸受斜面8aの軸長方向長さは、副軸部接触領域7eの軸長方向長さの半分よりも短くなっている。そのため、副軸斜面7fと副軸受斜面8aは、クランクシャフト7が副軸受8に軸支された状態において、軸方向にオーバーラップしない関係になっている。
孔OPは、副軸受斜面8aの下端部位Ropを、副軸受8の軸方向高さの中心位置Pctよりも離間端面Sfaに近い側に有している。
また、クランクシャフト7は、副軸斜面7fの上端部位Rbeを、副軸受8の軸方向高さの中心位置Pctよりもクランクピン部7aに近い側に有している。
なお、図示例では、クランクシャフト7の線接触部Rtoの上端位置に副軸受斜面8aの下端部位Ropが配置され、クランクシャフト7の線接触部Rtoの下端位置に副軸斜面7fの上端部位Rbeが配置されている。
このような軸受構造40は、クランクシャフト7と副軸受8とが線接触する線接触部Rtoをクランクシャフト7の軸方向に比較的長く形成することができる。そのため、軸受構造40は、クランクシャフト7と副軸受8を摩耗し難くすることができる。その結果、軸受構造40は、クランクシャフト7と副軸受8の摩耗量を低減して、副軸受8の摺動損失を低減することができる。
<軸受構造の作用効果>
軸受構造40は、クランクシャフト7の前記した第1部位R1(図2参照)と副軸受8とに斜面(副軸斜面7f及び副軸受斜面8a)を有することにより、以下のような作用効果を得ることができる。以下、図3、図4、及び図5を参照して、軸受構造40の作用効果について説明する。図4及び図5は、それぞれ、軸受構造40の芯ずれ発生時における側断面の模式図である。なお、図4及び図5は、シリンダ1(図1参照)内においてピストン4(図1参照)が下死点に位置しているとき(すなわち、シリンダ1内の容積が最大になるとき)の構成を示している。
ここでは、本実施形態1に係る軸受構造40の作用効果を分かり易く説明するために、後記する比較例の軸受構造140(図6及び図7参照)と対比して説明するものとする。図6及び図7は、それぞれ、比較例の軸受構造140の芯ずれ発生時における側断面の模式図である。なお、図6及び図7は、図4及び図5と同様に、シリンダ1(図1参照)内においてピストン4(図1参照)が下死点に位置しているとき(すなわち、シリンダ1内の容積が最大になるとき)の構成を示している。
図6及び図7に示すように、比較例の軸受構造140は、本実施形態1に係る軸受構造40(図4及び図5参照)と比べて、クランク副軸部7cの下端部に副軸斜面7fが設けられていないとともに、副軸受8の孔OPに副軸受斜面8aが設けられていない点で相違している。つまり、比較例の軸受構造140は、クランク副軸部7cが円柱状の形状を呈するとともに、副軸受8の孔OPが上下方向に真っ直ぐな円形状の形状を呈する構成になっている。
図4と図5は、本実施形態に係る軸受構造40の副軸受8と主軸受9(図1参照)とが芯ずれした状態で設置された場合における、クランク副軸部7cと副軸受8の配置関係を示している。また、図6と図7は、比較例の軸受構造140の副軸受8と主軸受9(図1参照)とが芯ずれした状態で設置された場合における、クランク副軸部7cと副軸受8の配置関係を示している。
副軸受8と主軸受9(図1参照)とが芯ずれした状態で設置された場合に、クランク副軸部7cと副軸受8との間で片当たり(点接触)が発生し易くなる。クランク副軸部7cと副軸受8との間で発生する片当たり(点接触)の位置は、副軸受8と主軸受9(図1参照)との間で発生した芯ずれの方向やクランクシャフト7に加わる外力の方向等によって変化する。
図4は、本実施形態に係る軸受構造40において、紙面の右側で、クランク副軸部7cと副軸受8との間で片当たり(点接触)が発生したときの例を示している。一方、図5は、本実施形態に係る軸受構造40において、図4とは逆側(紙面の左側)で、クランク副軸部7cと副軸受8との間で片当たり(点接触)が発生したときの例を示している。
また、図6は、比較例の軸受構造140において、紙面の右側で、クランク副軸部7cと副軸受8との間で片当たり(点接触)が発生したときの例を示している。一方、図7は、比較例の軸受構造140において、図6とは逆側(紙面の左側)で、クランク副軸部7cと副軸受8との間で片当たり(点接触)が発生したときの例を示している。
本実施形態に係る軸受構造40と比較例の軸受構造140は、副軸受8と主軸受9(図1参照)とが同芯に設置されている場合で、かつ、外力がクランクシャフト7のクランクピン部7aに作用しているときに、図3に示す状態になる。すなわち、このとき、クランクシャフト7のクランク副軸部7cは、線接触部Rtoで副軸受8と軸方向に平行に線接触した状態になる。このとき、線接触部Rto(図3参照)には、薄い潤滑油膜が形成される。そのため、クランクシャフト7のクランク副軸部7cと副軸受8は、摩擦損失が低い状態になっている。なお、図示していないが、このとき、クランクシャフト7のクランク主軸部7b(図1参照)は、主軸受9(図1参照)と軸方向に平行に線接触した状態になる。
ここで、本実施形態に係る軸受構造40と比較例の軸受構造140において、副軸受8と主軸受9(図1参照)とが同芯とならずに芯ずれした状態で設置されていたとする。この場合に、副軸受8の軸心CTと主軸受9の軸心CTとが一致しない(つまり、同一線上に配置されていない)ため、クランクシャフト7が軸受に対して傾いた状態となる。その結果、クランクシャフト7のクランク副軸部7c(図1参照)と副軸受8(図1参照)との間で片当たり(点接触)が発生する。また、クランクシャフト7のクランク主軸部7b(図1参照)と主軸受9(図1参照)との間で片当たり(点接触)が発生する。
比較例の軸受構造140は、本実施形態に係る軸受構造40と異なり、副軸受8の上端に副軸受斜面8aが設けられておらず、また、クランク副軸部7cの下端部に副軸斜面7fが設けられていない。このような比較例の軸受構造140は、副軸受8と主軸受9(図1参照)とが同芯とならずに芯ずれした状態で設置された場合に、クランクシャフト7が傾いた方向によって、図6に示す状態又は図7に示す状態になる。
すなわち、例えば、図6に示すように、副軸受8の端部のエッジがクランク副軸部7cの腹部分に片当たり(点接触)した状態になる。又は、例えば、図7に示すように、クランク副軸部7cの端部のエッジが副軸受8の腹部分に片当たり(点接触)した状態になる。このような比較例の軸受構造140において、片当たり(点接触)した部分は、本実施形態に係る軸受構造40の線接触部Rto(図3参照)よりも潤滑油膜が形成され難い。また、比較例の軸受構造140において、片当たり(点接触)した部分に形成された潤滑油膜は、膜厚が比較的薄いため、破断し易い。そのため、このような比較例の軸受構造140を内蔵した圧縮機は、回転軸と軸受(ここでは、クランクシャフト7のクランク副軸部7cと副軸受8)の摩擦損失が高くなり、信頼性が低下する可能性がある。
これに対して、本実施形態に係る軸受構造40は、副軸受8の上端に副軸受斜面8aが設けられているとともに、クランク副軸部7cの下端部に副軸斜面7fが設けられている。このような本実施形態に係る軸受構造40は、線接触部Rtoにおいて、クランクシャフト7のクランク副軸部7cと副軸受8が線接触し易い構成になっている。そのため、本実施形態に係る軸受構造40は、副軸受8と主軸受9(図1参照)とが同芯とならずに芯ずれした状態で設置された場合に、クランクシャフト7が傾いた方向によって、図4に示す状態又は図5に示す状態になる。
すなわち、例えば、図4と図5に示すように、クランクシャフト7がどの方向に傾いていたとしても、クランクシャフト7のクランク副軸部7cと副軸受8との間で片当たり(点接触)が発生していない状態になる。具体的には、クランクシャフト7のクランク副軸部7cと副軸受8が、線接触部Rtoにおいて、軸方向に滑らかに連続した曲線と直線とで線接触した状態になる。このような本実施形態に係る軸受構造40において、線接触部Rtoは、比較例の軸受構造140において片当たり(点接触)した部分よりも潤滑油膜が形成され易い。また、本実施形態に係る軸受構造40において、線接触部Rtoに形成された潤滑油膜は、膜厚が比較的厚いため、破断し難い。そのため、このような本実施形態に係る軸受構造40を内蔵した圧縮機50は、回転軸と軸受(ここでは、クランクシャフト7のクランク副軸部7cと副軸受8)の摩擦損失を低減することができ、信頼性を向上させることができる。
このような本実施形態に係る軸受構造40を内蔵した圧縮機50は、例えば、図8に示す冷凍サイクル装置100に用いることができる。図8は、本実施形態1に係る軸受構造40を内蔵する圧縮機50を備えた冷凍サイクル装置100の一例を示す図である。図8は、冷凍サイクル装置100の一例として、圧縮機50を機械室101の中に備えている冷蔵庫の構成を示している。冷凍サイクル装置100は、圧縮機50と、図示せぬ減圧装置と、図示せぬ熱交換器と、を備えている。圧縮機50は、作動流体とである冷媒を圧縮して循環させる手段として機能する。図示せぬ減圧装置は、冷媒を減圧膨張させて循環させる手段として機能する。図示せぬ熱交換器は、減圧膨張された冷媒と庫内の空気との間で熱交換を行う手段として機能する。
ただし、冷蔵庫は一例に過ぎず、冷凍サイクル装置100は例えば冷凍庫や冷凍冷蔵庫、冷蔵ショーケース、冷凍ショーケース等の冷蔵、冷凍装置、エアコンディショナ等の空調装置の形態であってもよい。
<軸受構造の主な特徴>
(1)図3に示すように、本実施形態1に係る軸受構造40は、外力が作用する外力作用部であるクランクピン部7aを有する回転自在なクランクシャフト7(回転軸)と、クランクシャフト7を軸支する円形状の孔OPが形成された軸受(副軸受8)と、を備えている。軸受(副軸受8)は、外力作用部(クランクピン部7a)に近い側の近接端面Sneと、外力作用部(クランクピン部7a)から遠い側の離間端面Sfaと、を有している。軸受(副軸受8)の孔OPの内周面Sinにおいて、離間端面Sfaに近い側の縁部分には、湾曲面状又は平坦面状の孔側斜面(副軸受斜面8a)が設けられている。クランクシャフト7の外周面Soutにおいて、軸受(副軸受8)の孔OPの内周面Sinにおける近接端面Sneに近い側に対向する部位には、湾曲面状又は平坦面状の軸側斜面(副軸斜面7f)が設けられている。孔側斜面(副軸受斜面8a)と軸側斜面(副軸斜面7f)は、それぞれ、外力作用部(クランクピン部7a)から離れる方向に向かうにつれて径方向外側に向かう形状を呈している。
このような軸受構造40は、孔側斜面(副軸受斜面8a)と軸側斜面(副軸斜面7f)により、回転軸(クランクシャフト7)と軸受(副軸受8)を摩耗し難くすることができる。その結果、軸受構造40は、回転軸(クランクシャフト7)と軸受(副軸受8)の摩耗量を低減して、軸受(副軸受8)の摺動損失を低減することができる。
(2)図3に示すように、孔OPは、副軸受斜面8aの下端部位Ropを、副軸受8の軸方向高さの中心位置Pctよりも離間端面Sfaに近い側に有している。また、図3に示すように、クランクシャフト7は、副軸斜面7fの上端部位Rbeを、副軸受8の軸方向高さの中心位置Pctよりもクランクピン部7aに近い側に有している。
このような軸受構造40は、回転軸(クランクシャフト7)と軸受(副軸受8)とが線接触する線接触部Rtoをクランクシャフト7の軸方向に比較的長く形成することができる。そのため、軸受構造40は、回転軸(クランクシャフト7)と軸受(副軸受8)を摩耗し難くすることができる。その結果、軸受構造40は、回転軸(クランクシャフト7)と軸受(副軸受8)の摩耗量を低減して、軸受(副軸受8)の摺動損失を低減することができる。
以上の通り、本実施形態1に係る軸受構造40によれば、軸受の摺動損失を低減することができる。このような軸受構造40は、回転軸と軸受の摩擦損失が低くかつ信頼性が高い密閉型の圧縮機50を提供すること、また、その圧縮機50を備えた冷凍サイクル装置100を提供することができる。
[実施形態2]
実施形態1に係る軸受構造40(図3参照)は、クランクシャフト7の第1部位R1(図2参照)のクランク副軸部7cと副軸受8とに、軸側斜面(副軸斜面7f)と孔側斜面(副軸受斜面8a)とを設けた構成になっている。
これに対し、本実施形態2では、クランクシャフト7の第1部位R1(図2参照)のクランク副軸部7cと副軸受8とだけでなく、クランクシャフト7の第2部位R2(図2参照)のクランク主軸部7bと主軸受9とにも、軸側斜面と孔側斜面とを設けた構成の軸受構造40A(図9参照)を提供する。
以下、図9を参照して、本実施形態2に係る軸受構造40Aの構成について説明する。図9は、本実施形態2に係る軸受構造40Aの側断面の模式図である。ここでは実施形態1に係る軸受構造40(図3参照)と異なる点のみ説明する。
図9に示すように、本実施形態2に係る軸受構造40Aは、実施形態1に係る軸受構造40(図3参照)と比較すると、クランクシャフト7のクランク副軸部7cと副軸受8だけでなく、クランクシャフト7のクランク主軸部7bと主軸受9にも、軸側斜面(主軸斜面7g)と孔側斜面(主軸受斜面9a)とを設けている点で相違している。
主軸受9の下端部には、主軸受斜面9aが設けられている。主軸受斜面9aは、主軸受9の孔OPの内周面Sinにおいて、離間端面Sfaに近い側の縁部分に設けられた孔側斜面である。図示例では、主軸受斜面9aは、湾曲面状の形状を呈している。ただし、主軸受斜面9aは、平坦面状の形状に変更することも可能である。主軸受斜面9aは、クランクピン部7aから離れるにしたがって孔径が拡大する構造となっている。すなわち、主軸受斜面9aは、外力作用部であるクランクピン部7aから離れる方向に向かうにつれて径方向外側に向かう形状を呈している。
また、クランク主軸部7bの上端部には、主軸斜面7gが設けられている。主軸斜面7gは、回転軸であるクランクシャフト7の外周面Soutにおいて、主軸受9の孔OPの内周面Sinにおける近接端面Sneに近い側に対向する部位に設けられた軸側斜面である。図示例では、主軸斜面7gは、湾曲面状の形状を呈している。ただし、主軸斜面7gは、平坦面状の形状に変更することも可能である。主軸斜面7gは、クランクピン部7aに近づくにつれて軸径が縮小する構造となっている。すなわち、主軸斜面7gは、外力作用部であるクランクピン部7aから離れる方向に向かうにつれて径方向外側に向かう形状を呈している。
前記した実施形態1に係る軸受構造40は、クランク副軸部7cと副軸受8とにそれぞれ副軸斜面7fと副軸受斜面8aとを設けている。これにより、前記した実施形態1に係る軸受構造40は、クランク副軸部7cと副軸受8との間で片当たり(点接触)が発生することを防止している。
これに対して、本実施形態2に係る軸受構造40Aは、クランク副軸部7cと副軸受8とにそれぞれ副軸斜面7fと副軸受斜面8aとを設けるとともに、クランク主軸部7bと主軸受9とにそれぞれ主軸斜面7gと主軸受斜面9aとを設けている。これにより、本実施形態2に係る軸受構造40Aは、クランク副軸部7cと副軸受8との間で片当たり(点接触)が発生することを防止するとともに、クランク主軸部7bと主軸受9との間で片当たり(点接触)が発生することを防止することができる。
このような本実施形態2に係る軸受構造40Aは、クランク副軸部7cと副軸受8と摩耗し難くするとともに、クランク主軸部7bと主軸受9とを摩耗し難くすることができる。その結果、軸受構造40Aは、クランクシャフト7と軸受(副軸受8及び主軸受9)の摩耗量を低減して、軸受(副軸受8及び主軸受9)の摺動損失を低減することができる。
以上の通り、本実施形態2に係る軸受構造40Aによれば、クランクシャフト7の第1部位R1と副軸受8とだけでなく、クランクシャフト7の第2部位R2と主軸受9とにも斜面(主軸斜面7g及び主軸受斜面9a)を有している。そのため、実施形態1に係る軸受構造40よりもさらに軸受の摺動損失を低減することができる。このような軸受構造40Aは、実施形態1に係る軸受構造40よりもさらに回転軸と軸受の摩擦損失が低くかつ信頼性が高い密閉型の圧縮機50を提供すること、また、その圧縮機50を備えた冷凍サイクル装置100を提供することができる。
本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前記した実施形態は、本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、実施形態の構成の一部を他の構成に置き換えることが可能であり、また、実施形態の構成に他の構成を加えることも可能である。また、各構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
前記した軸受構造40を構成する各構成要素は必ずしも個々に独立した存在でなくてもよい。例えば、軸受構造40は、一つの構成要素が複数の部材から成ること、複数の構成要素が一つの部材から成ること、ある構成要素が別の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複すること、等を許容する構成であってもよい。
1 シリンダ
2 コネクティングロッド
3 密閉容器
4 ピストン
5 ステータ
6 ロータ
7 クランクシャフト(回転軸)
7a クランクピン部(外力作用部)
7b クランク主軸部
7c クランク副軸部
7d 主軸部接触領域
7e 副軸部接触領域
7f 副軸斜面(軸側斜面)
7g 主軸斜面(軸側斜面)
8 副軸受(軸受)
8a 副軸受斜面(孔側斜面)
9 主軸受(軸受)
9a 主軸受斜面(孔側斜面)
10 フレーム
20 圧縮機構部
30 電動機部
40,40A 軸受構造
43 ピストンピン
50 圧縮機
99 潤滑油
100 冷凍サイクル装置
101 機械室
CT 軸心
OP 孔
Pct 中心位置
R1 第1部位
R2 第2部位
Rbe 上端部位
Rop 下端部位
Rto 線接触部
Sfa 離間端面
Sin 内周面
Sout 外周面
Sne 近接端面

Claims (8)

  1. 外力が作用する外力作用部を有する回転自在な回転軸と、
    前記回転軸を軸支する円形状の孔が形成された軸受と、を備え、
    前記軸受は、前記外力作用部に近い側の近接端面と、前記外力作用部から遠い側の離間端面と、を有し、
    前記軸受の前記孔の内周面において、前記離間端面に近い側の縁部分には、湾曲面状又は平坦面状の孔側斜面が設けられており、
    前記回転軸の外周面において、前記軸受の前記孔の内周面における前記近接端面に近い側に対向する部位には、湾曲面状又は平坦面状の軸側斜面が設けられており、
    前記孔側斜面と前記軸側斜面は、それぞれ、前記外力作用部から離れる方向に向かうにつれて径方向外側に向かう形状を呈している
    ことを特徴とする軸受構造。
  2. 請求項1に記載の軸受構造において、
    前記孔は、前記孔側斜面の下端部位を、前記軸受の軸方向高さの中心位置よりも前記離間端面に近い側に有する
    ことを特徴とする軸受構造。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の軸受構造において、
    前記回転軸は、前記軸側斜面の上端部位を、前記軸受の軸方向高さの中心位置よりも前記外力作用部に近い側に有する
    ことを特徴とする軸受構造。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の軸受構造において、
    前記外力作用部は、前記回転軸の軸心から偏心した位置に配置されており、前記回転軸の軸方向視において円形状の形状を呈している
    ことを特徴とする軸受構造。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の軸受構造において、
    前記軸受は、前記外力作用部を間に挟むように配置された前記回転軸の第1部位と第2部位とに対して設けられており、
    前記第1部位と前記第2部位とに対してそれぞれ設けられた前記軸受は、軸心が一致するように配置されている
    ことを特徴とする軸受構造。
  6. 請求項5に記載の軸受構造において、
    前記第1部位と前記第2部位とに対してそれぞれ設けられた前記軸受は、いずれも、前記外力作用部から離れる方向に向かうにつれて径方向外側に向かう斜面を有する
    ことを特徴とする軸受構造。
  7. 作動流体を圧縮するための圧縮機構部と、
    前記圧縮機構部を駆動するための電動機部と、
    前記電動機部の回転動力を前記圧縮機構部に伝達する回転軸と、を備え、
    前記回転軸を軸支する手段として、請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の軸受構造を備える
    ことを特徴とする圧縮機。
  8. 作動流体である冷媒を圧縮して循環させる手段として、請求項7に記載の圧縮機を備える
    ことを特徴とする冷凍サイクル装置。
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