JP2020189643A - キャップ - Google Patents
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Abstract
Description
[1.構造]
[1−1.概要]
図1は、本発明の第1実施形態に係るキャップ1の分解斜視図である。キャップ1は、内キャップ2と外キャップ3とを備える。内キャップ2は、外キャップ3の中に周方向に回転可能に嵌め込まれる。
以下、図1〜4を参照して内キャップ2の構造について説明する。図2及び図3は、それぞれ内キャップ2の平面図及び底面図である。図4は、内キャップ2を図2のIV−IV方向に見た片側断面図である。図4の左半分は内キャップ2の側面図であり、右半分は断面図である。
以下、図1及び図5〜8を参照して外キャップ3の構造について説明する。図5は、外キャップ3の斜視図である。図6及び図7は、それぞれ外キャップ3の平面図及び底面図である。図8は、外キャップ3を図6のVIII−VIII方向に見た片側断面図である。図8の左半分は外キャップ3の側面図であり、右半分は断面図である。
図9〜21を参照して、上記のように構成されたキャップ1の動作について説明する。キャップ1の状態は、使用者の操作によって、CR機能が無効である初期状態(「CR無効状態」又は「第1状態」と呼ぶ場合もある。)からCR機能が有効であるCR状態(「CR有効状態」又は「第2状態」と呼ぶ場合もある。)へ切り換わることができる。
図9は、容器9と、容器9に取り付けられた初期状態のキャップ1とを示す斜視図である。図10は、図9の容器9及びキャップ1の平面図である。図11は、図10の容器9及びキャップ1をXI−XI方向に見た片側断面図である。図12は、図11のキャップ1をXII−XII方向に見た端面図である。図13(a)は、図12の外キャップ3の歯304と、内キャップ2の歯203と、を周方向に切断した断面を径方向外側から見た図である。図13(b)は、外キャップ3のラチェット爪306と、内キャップ2のラチェット歯204と、を周方向に切断した断面を径方向外側から見た図である。図13では、紙面に向かって左方向が締め方向であり、右方向が緩め方向である。
図14は、容器9と、容器9に取り付けられたCR状態のキャップ1とを示す斜視図である。図15は、図14の容器9及びキャップ1の平面図である。図16は、図15の容器9及びキャップ1をXVI−XVI方向に見た片側断面図である。図17は、図16のキャップ1をXVII−XVII方向に見た端面図である。図18(a)は、図17の外キャップ3の歯304と、内キャップ2の歯203と、を周方向に切断した断面を径方向外側から見た図である。図18(b)は、外キャップ3のラチェット爪306と、内キャップ2のラチェット歯204と、を周方向に切断した断面を径方向外側から見た図である。
以上のように、本実施形態に係るキャップ1は、外キャップ3が内キャップ2に対して相対的に回転できない初期状態からCR状態へ、不可逆的に移行可能である。CR状態では、外キャップ3に対して上から所定の大きさの力が加えられない限り、外キャップ3は、内キャップ2に対して緩め方向に相対的に回転する。
第1実施形態では、初期状態において外キャップ3の内周リブ303が内キャップ2の歯203の上に乗り(図11参照)、外キャップ3の歯304が内キャップ2の歯203と噛み合う例について説明した(図12及び図13(a)参照)。しかしながら、本発明はこれに限定されない。
2 内キャップ
3 外キャップ
9 容器
201 天板部
202 第1周壁
203 歯
204 ラチェット歯
205 第1垂直部
206 第1傾斜部
207 噛合部
208 連結部
301 天板部
302 第2周壁
303 内周リブ
304 歯
305 壁
306 ラチェット爪
307 第2垂直部
308 第2傾斜部
Claims (6)
- 容器に着脱可能に装着されるねじ式の内キャップと、
前記内キャップを覆うように前記内キャップに取り付けられた外キャップとを備え、
前記外キャップが前記内キャップに対して相対的に回転できない第1状態から、前記外キャップに対して前記内キャップに向かう所定の大きさの力を加えた押圧状態でない限り、前記外キャップが前記内キャップに対して緩め方向に相対的に回転する第2状態へ、不可逆的に移行可能なキャップであって、
前記第1状態において、前記外キャップが前記内キャップに対して相対的に回転できないように互いに嵌め合わされ、
前記第2状態において、前記内キャップに設けられた複数の突起の上を、前記外キャップに設けられた複数の突起が滑ることで、前記外キャップが前記内キャップに対して相対的に緩め方向に回転する、
キャップ。 - 前記内キャップの複数の突起は、周方向に対して傾斜した第1傾斜部をそれぞれ備え、
前記外キャップの複数の突起は、周方向に対して前記第1傾斜部と逆向きに傾斜した第2傾斜部をそれぞれ備え、
前記第2状態において前記外キャップに緩め方向の力を加えた場合、前記外キャップの前記第2傾斜部は、前記内キャップの前記第1傾斜部に接触し、その後、前記内キャップの前記第1傾斜部の上を滑って乗り越え、これにより、前記容器に対して前記内キャップを相対的に緩め方向に回転させることができず、
前記第2状態において前記外キャップに下向きの力を加えつつ緩め方向の力を加えた場合、前記外キャップの前記第2傾斜部は、これに接触した前記内キャップの前記第1傾斜部を押し、これにより、緩め方向の力が前記内キャップに伝わり、前記内キャップを前記容器に対して相対的に緩め方向に回転させて開栓できる、
請求項1に記載のキャップ。 - 前記内キャップの複数の突起は、前記第1傾斜部に周方向に対向して配置され、周方向に対して垂直に延びた第1垂直部を更に備え、
前記外キャップの複数の突起は、前記第2傾斜部に周方向に対向して配置され、周方向に対して垂直に延びた第2垂直部を更に備え、
前記第2状態において前記外キャップに締め方向の力を加えた場合、前記外キャップの前記第2垂直部は、前記内キャップの前記第1垂直部に接触してこれを締め方向に押し、前記内キャップを前記容器に対して相対的に締め方向に回転させて閉栓できる、
請求項2に記載のキャップ。 - 前記内キャップ及び前記外キャップは、径方向に突出するとともに周方向に並んだ複数の歯をそれぞれ備え、
前記内キャップの複数の歯と前記外キャップの複数の歯とは、前記第1状態において互いに噛み合う、
請求項1〜3のいずれかに記載のキャップ。 - 前記内キャップは、中心軸を中心とする円筒形状の第1周壁を備え、
前記内キャップの複数の歯は、前記第1周壁の上端部の径方向外側表面から径方向外向きに突出し、
前記内キャップの複数の突起は、前記内キャップの複数の歯の下方に配置され、前記第1周壁の径方向内側表面から径方向内向きに突出し、
前記外キャップは、前記中心軸を中心とする円筒形状の第2周壁と、前記第2周壁の径方向内側表面から径方向内向きに突出した内周リブとを備え、
前記外キャップの複数の歯は、前記内周リブの下方に配置され、前記第2周壁の径方向内側表面から径方向内向きに突出し、
前記外キャップの複数の突起は、前記内周リブの上方に配置され、
前記第1状態において、前記外キャップを前記内キャップに向かって所定の大きさで押した場合に、前記外キャップの前記内周リブが前記内キャップの歯を乗り越えることによって、第2状態へ不可逆的に移行する、
請求項1〜4のいずれかに記載のキャップ。 - 前記内キャップは、
中心軸を中心とする円筒形状の第1周壁と、
前記第1周壁の上端部の径方向外側表面から径方向外向きに突出した複数の外歯と、
平面視において中空の多角形の形状を有し、径方向内側に径方向内向きに突出して前記複数の歯と噛み合う複数の内歯を有する噛合部と、
前記複数の外歯と前記複数の内歯とを連結する連結部とを備え、
前記外キャップは、
平面視において前記多角形の形状を有する天板部と、
前記天板部の周縁から下方に延びた多角柱形状の第2周壁と、
前記第2周壁の径方向内側表面から径方向内向きに突出した突出部とを備え、
前記第1状態において、前記外キャップの前記突出部は、前記内キャップの噛合部の上に乗り、
前記外キャップを前記内キャップに向かって所定の大きさで押した場合に、前記連結部が破断して、前記噛合部と前記外キャップとが下方に移動することによって、第2状態へ不可逆的に移行する、
請求項1〜3のいずれかに記載のキャップ。
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US20090120896A1 (en) * | 2007-11-13 | 2009-05-14 | Gold Passage Inc. | Convertible closure for a container |
WO2017143084A1 (en) * | 2016-02-17 | 2017-08-24 | Van Blarcom Closures, Inc. | Non-cocking convertible child resistant closure |
JP2018111533A (ja) * | 2017-01-06 | 2018-07-19 | 伸晃化学株式会社 | 容器のキャップ |
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2019
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JP2018111533A (ja) * | 2017-01-06 | 2018-07-19 | 伸晃化学株式会社 | 容器のキャップ |
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