JP2020188326A - 撮像管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像方向を変更するパンチルト動作が可能な撮像装置において、移動中等カメラを固定していない使用方法において、自動的に撮影し続ける時に複数の人物の中から特定の撮影対象者指示し撮影し続けることが可能な撮像管理システムを提供する。【解決手段】撮像方向を変更するパンチルト動作が可能な撮像装置1の制御方法において、ビーコン端末による得られる位置情報によりビーコン端末と撮像装置の相対位置関係と、地磁気センサにより得られる絶対方向の情報により、撮像装置の撮像方向を撮影対象人物に向けて撮影する。【選択図】図2

Description

本発明は、位置情報を用い撮像方向を変更し、追尾目標を画角内に捉える撮像装置とその制御方法に関する。
団体で移動を行う際に、例えば遠足や修学旅行、ツアー等のように団体を率いる引率者と引率者に率いられて行動を行う被引率者という構成で行動をする場合がある。一般的にこのような団体行動を行う時には、引率者は初めに点呼を行い、被引率者が全員揃っているかを把握し、移動時には常時管理し続けて集団から離れたりしないように管理しなければならない。また、移動中各個人撮影をして記録に残し、後にデータや写真を配布することや引率者が日誌の作成等で活用する場合が有る。
しかしながら、引率者の人数に対して被引率者の人数の方が多いことがほとんどであるため、引率者は移動しながら被引率者全員を逐次管理して、状況を把握したり団体から離れたりしないように見ていることが困難である。
そこで、特許文献1のように引率者が所有する無線携帯端末に被引率者の個人情報及び個人情報に対応付けられた信号を記憶しておき、被引率者が所有する無線ICタグから発信された所定の信号から個人を特定することで被引率者の存在を判定する技術が公開されている。これにより、被引率者が全員揃っているかどうかを簡単に確認することが可能となる。
近年ではメッシュネットワークを利用し、近距離通信が可能な技術、例えばBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)を活用し、機器同士の距離に応じてさまざまなサービスを提供可能な仕組みが開発されている。BLEはビーコン情報を発信し、受信機で受信することで距離情報やその他様々な情報の送受信が可能である。これにより、BLEを搭載した端末(以下、ビーコン端末)を接続することで、相互に通信を行い、ビーコン端末から送信される電波強度により人や物の存在を検知し位置測位を行うことが可能となってきている。
また、記録を残すためには、管理だけでなく撮影もしなければいけないため、引率者の増員が必要となってしまう。広角カメラや全方向カメラを引率者が持ち、常に団体全員を撮影しておく方法があるが、人数が多くなると広い画角が必要になり、その上被写体が小さくなってしまうという問題が有る。
団体等複数の人がいる中で特定の人物を撮影する場合は、特許文献2のように光学式距離計で監視エリアを検知し、検知された人物をカメラで自動追尾するという提案がされている。これは監視エリアに最も新しく検知された人物を光学式距離計の反射光を受信して得た距離と走査角度に基づいて位置情報をカメラに送信し、カメラの撮影方向を対象人物に向け、その後自動的に追尾していく。
特開2006−54787号公報 特開2014−175844号公報
しかしながら、無線ICタグから人物特定をしたり位置情報を検知するビーコン端末だけでは、被引率者に装着しても、移動時の行動や状況の詳細を把握することが出来ない。また、無線ICタグやビーコン端末はコイン電池等の小容量な電池で駆動しているものが多く、また、引率者がその残量を把握することが困難なため、常時位置情報の送信を行っていると、電池の消耗が激しいため団体行動時に電池切れを起こしてしまう可能性がある。さらに、複数の人を記録する方法としては、光学式距離計で位置情報を把握しカメラで自動追尾する技術は、光学式距離計やカメラが固定であることが前提となるため、移動しながら被写体となる対象人物を追尾し続けることは困難である。
このような課題を鑑みて本発明は、撮像方向を変更するパンチルト動作が可能な撮像装置を用いた制御方法において、ビーコン端末を用いて位置情報を利用し、移動中等カメラを固定していない使用方法でも複数の人物の中から特定の撮影対象者を指示し自動的に撮影し続けることを目的とする。さらには、複数の人物を撮像装置とビーコン端末を利用して一人一人自動で確実に認証登録して管理対象とし、管理対象人物のビーコン端末を最適な条件で制御することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る撮像管理システムは、
撮像手段の撮像方向を変更可能な携帯撮像装置と位置情報と端末情報を発信する複数の携帯端末と移動端末から構成される携帯撮像装置制御システムであり、前記携帯撮像装置と前記移動端末には、方角を検知する方位検知手段と位置検出手段を備え、前記携帯撮像装置には、前記位置情報検出手段による位置情報と前記方位検知手段による方角により前記携帯撮像装置と前記移動端末と前記携帯端末の位置を算出する演算手段を備え、前記携帯撮像装置は前記演算手段による算出結果により、前記撮像手段の移動量を決定し、前記撮像手段の撮像方向を前記携帯端末に向ける制御を行うことを特徴とする。
本発明に係る撮像管理システムによれば、撮像方向を変更するパンチルト動作が可能な携帯撮像装置の制御方法において、ビーコン端末により得られる位置情報によりビーコン端末と撮像装置の相対位置関係と、地磁気センサにより得られる絶対方向の情報により、撮像装置の撮像方向を撮影対象人物に向けて撮影することが可能となる。
本実施形態のシステムにおける構成概念図 可動カメラブロック図 移動端末ブロック図 システム制御フローチャート 可動カメラ撮像方向模式図(初期状態模式図) 可動カメラ撮像方向模式図(撮像方向移動模式図) 実施例2のシステムにおける構成概略図 実施例2における移動端末ブロック図 人物認証工程フローチャート 管理テーブルの一例を示す図
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に、本実施形態のシステムにおける構成概念図を示す。図1は団体が移動する時に想定される配置の一例で、移動を誘導する引率者と引率者に連れられて移動する被引率者がいる。本実施例では図1のような配置と人数としているが、この限りでない。
図1に示すように団体の一方側に引率者Aが配置され、他方側には引率者Bが配置され、その間に被引率者が複数配置されている。引率者Aは被引率者がいる側に可動カメラ1を所持し、団体後方の引率者Bは移動端末5を所持し、被引率者はそれぞれビーコン端末6を所持している。ビーコン端末6を所持している被引率者は可動カメラ1を所持している引率者に付いて引率されるものとし、被引率者は可動カメラ1に顔を向けているものとする。本実施例では可動カメラ可動カメラ1と移動端末5とビーコン端末6はiBeaconなどのビーコンを発信する装置(不図示)が搭載されており、不図示のBluetooth Low Energy(以下BLE)を用いた無線通信技術により構成されている。
ビーコン信号が発信された位置情報により、可動カメラ1を所持している引率者Aと移動端末5を所持している引率者B、そしてすべてのビーコン端末5を所持している被引率者の相対位置を、BLEを用いた近距離通信により送受信されることで位置を把握し、管理することが可能となる。また、BLEを用いた送受信を行う近距離通信には、各機器のID情報等機器情報も同時に送受信を行う。
次に本実施例で引率者Aが所持している可動カメラ1の構成を図2の可動カメラブロック図を用いて説明する。
図2は本発明の実施形態であるパンチルト駆動に対応している可動カメラの構成を示す可動カメラブロック図である。なお、可動カメラ1は撮像方向をパン方向とチルト方向に駆動する機構を備えた携帯型可動カメラの一例である。
図2に示すように、可動カメラ1は撮像部を備えてパン方向とチルト方向に可動可能な可動部11と、台座部分である固定部12に分かれた構成となっている。
可動カメラ1はシステム制御演算部200による統括制御の下で、可動カメラ1に搭載されているシステムを制御している。
可動カメラ1において、可動部11を構成しているシステムを以下に示す。
撮像手段20は、画像や動画を撮影するための各種構成となる、レンズ、自動ズーム、絞りやシャッター速度、撮像センサの感度を最適に設定する自動露出(AE)、自動焦点調節(AF)、自動ホワイトバランス(AWB)、撮像素子(CCDやCMOSイメージセンサ等)、画像処理回路、画像記録回路、画像記録メモリ等の一連の撮影機能を備えている。レンズで取り込んだ光学像を撮像素子で光電変換して画像や動画のデータを生成する。画像処理部210は撮像手段20の撮像素子で生成された画像や動画のデータをデジタル情報に変換する処理回路である。画像解析部211は撮影手段20により撮影された記録データを解析処理し、撮影された顔、人物情報や行動情報を入手し、システム制御演算部200に送ることが可能である。
システム制御演算部200は可動カメラ1において、システムを統括し制御や演算を行う制御回路であり、演算手段であるCPUやプログラムを格納するメモリ、プログラムの展開領域とデータの記憶領域とを有するメモリ等を備える。システム制御部200は、プログラムを実行して可動カメラ1を構成する各部の動作制御を行うことにより、可動カメラ1の全体的な動作を統括制御する。さらには、後述する外部ビーコン端末の位置情報や可動カメラ1に内蔵する地磁気センサの検知情報により位置情報の演算を行い、可動部11の可動領域内に於いて動作の制御を行う。動作制御手段220はシステム制御演算部200による指示によって可動部11の後述するレンズ駆動部221やパン動作駆動部223、チルト動作駆動部225の制御を統括して、変換処理してそれぞれに指示を出す制御回路である。レンズ駆動部221は、撮像手段20に含まれるフォーカスレンズやズームレンズを駆動するための機械駆動系とその駆動源であるモータ等により構成されている。
レンズ制御部222は、動作制御手段220からの指示に基づいて、レンズ駆動部221の動作制御を行う。パン動作駆動部223は、撮像手段20のパン動作を行う機械駆動系とその駆動源であるモータ等によって構成されており、撮像方向をパン方向において360度の無限旋回が可能に構成されている。パン動作制御部224は、動作制御手段220からの指示に基づいて、パン動作駆動部223の動作制御を行う。なお、本実施形態では、パン方向は水平方向に設定されるものとする。チルト動作駆動部225は、撮像手段20のチルト動作を行う機械駆動系とその駆動源であるモータ等によって構成されており、撮像方向をチルト方向に水平方向0度から+180度まで回転することができる。
チルト動作制御部226は、動作制御部220からの指示に基づいて、チルト動作駆動部225の駆動制御を行う。なお、チルト方向は、本実施形態では、鉛直方向(鉛直面内)に設定されるものとする。撮像方向検知手段24は可動カメラ1に対して撮像手段20の撮像方向がどの向きにあるかを検知する手段である。例えばパン方向とチルト方向のそれぞれに光学式エンコーダを用いて可動部の移動量を測定し、可動カメラ1のデフォルト位置(正位置)からの回転角度を測定することで、撮像手段20がどの方向に向いているかを検知するものである。
可動カメラ1において、固定部12を構成しているシステムを以下に示す。BLE21は図1に示す移動端末5やビーコン端末6と通信を行い、各端末の情報やビーコン信号を送受信して位置情報や端末情報のやり取りを行う。BLE21で送受信された情報はシステム制御演算部200によって制御され管理される。位置情報はビーコン端末6から送信されるビーコン信号と移動端末5から送信されるビーコン信号を受信することで、各ビーコン端末6と移動端末5そして、可動カメラ1の相対的位置をシステム制御演算部200が演算して把握している。すなわち、引率者Aと引率者B、そして各被引率者の相対的位置を把握して管理することが可能となる。
通信手段22はシステム制御演算部200による統括制御の下で、ビーコン信号による位置情報を取得しているBLE21の通信とは異なる通信により外部機器との通信を行う。通信手段22はWi−FiやWiGig、LTE等の単数或いは複数の各種通信方式による通信機能を有し、他の通信装置と通信接続する通信手段である。通信手段22を用いて可動カメラ1の操作制御を行うことも可能であり、例えば外部スマートフォンやPCを可動カメラ1に通信接続を行うことで、可動カメラ1の動作制御や管理を行うことが可能である。本実施形態では、不図示のスマートフォンと接続し、可動カメラ1の操作や管理を行っている。
方位検出手段23は例えば地磁気センサが用いられ、3軸(X軸、Y軸、Z軸)の方向の地磁気の向きと大きさ(地磁気ベクトル)を検出する電子コンパスであり、センサ出力値は可動カメラ1が向いている絶対方向(方角)を算出するために用いられる。
記録部230は撮像手段20で撮影されて画像処理部210により変換されて生成された画像データや動画データを記録する内蔵メモリや外部SDカード等記録装置である。
管理テーブル300はBLE21によって送受信されたビーコン端末6と移動端末5の各々の端末情報や位置情報もしくは、撮像手段20で撮影されて画像解析部211で解析された情報を更新し、管理しているテーブルである。
次に本実施例で引率者Bが所持している移動端末5の構成を図3の移動端末ブロック図を用いて説明する。
BLE51は図1に示す可動カメラ1やビーコン端末6と通信を行い、各端末の情報やビーコン信号を送受信して位置情報のやり取りを行う。
通信手段52は制御システム500による統括制御の下で、ビーコン信号による位置情報を送受信しているBLE51の通信とは異なる通信により外部機器との通信を行う。通信手段52はWi−FiやWiGig、LTE等の単数或いは複数の各種通信方式による通信機能を有し、他の通信装置と通信接続することを可能とする通信手段である。方位検出手段53は例えば地磁気センサが用いられ、3軸(X軸、Y軸、Z軸)の方向の地磁気の向きと大きさ(地磁気ベクトル)を検出する電子コンパスであり、センサ出力値は移動端末5が向いている絶対方向を算出するために用いられる。
制御システム500は移動端末5において、システムを統括し制御や演算を行う制御回路であり、演算手段であるCPUやプログラムを格納するメモリ、プログラムの展開領域とデータの記憶領域とを有するメモリ等を備える。BLE51から得られる位置情報を基に可動カメラ1とビーコン端末6と移動端末5の相対位置の演算や、通信手段52による通信の制御、方位検出手段53から得られる方位情報を演算する。
可動カメラ1のカメラ制御と移動端末5、そして各ビーコン端末6の制御方法を、図4のシステム制御フローチャートと図5の可動カメラ撮像方向模式図、そして図2、図3を用いて説明する。
本処理フローは可動カメラ1が特定のビーコン端末6aを装着している人物を位置検知してから、撮像手段20により捕捉し、追跡するまでの追跡モードのフローである。本実施形態においてビーコン端末を特定する工程等可動カメラ1を制御する手段としては、前述した可動カメラ1に搭載している通信手段22により、可動カメラ1を外部端末の例えばスマートフォン(不図示)と接続し、スマートフォンのアプリケーションを利用してビーコン端末6の情報を基にビーコン端末6のIDを指示するものとする。ビーコン端末情報には、所持する人物の情報があり、その人物の顔情報がスマートフォンにより得ることが可能となる。
追跡モードが開始されると、可動カメラ1のシステム制御演算部200はBLE21により移動端末5とビーコン端末6のすべての位置情報を取得して、可動カメラ1と移動端末5とすべてのビーコン端末6の相対位置を取得する(S101)。
S101により、各端末の相対位置を取得した後、可動カメラ1に搭載されている方位検出手段23により、システム制御演算部200は可動カメラ1の向いている絶対方向(方角)を取得する(S102)。
同時に移動端末5において制御システム500は移動端末5に搭載されている方位検出手段53により、移動端末5が向いている絶対方向を取得する。S101で取得した可動カメラ1と移動端末5とビーコン端末6における相対位置とS102で取得した可動カメラ1と移動端末5における絶対方向により、可動カメラ1と移動端末5とすべてのビーコン端末6が可動カメラ1、もしくは移動端末5を基準にどの方向のどの位置に位置するかの座標系をシステム制御演算部200により演算し算出する。
可動カメラ1で検知している絶対方向(方角)と移動端末5で検知している絶対方向(方角)を一致するように演算し、ビーコン信号による位置情報をさらに演算することで、それぞれの可動カメラ1に対する絶対座標が算出出来る。S102にて可動カメラ1本体の向いている絶対方向を取得した後、撮像方向検知手段24により、可動カメラ1における撮像手段20の撮像方向を検知する。ここでは、可動カメラ1の撮像手段20の撮像方向が可動カメラ1の正位置(デフォルト位置)に対しの移動量、回転量を光学式エンコーダにて検知している。また、この時は図5(a)の初期状態模式図で示すX方向に可動カメラ1における撮像手段20の撮像方向が向かれているものとする。
通信手段22に接続している外部端末のスマートフォンにより、被引率者が装着しているビーコン端末6から追跡するビーコン端末6aの特定が可能となる(S104)。引率者が追跡したい人物が装着しているビーコン端末6aの特定を行うまではS101に戻り、S101とS102、S103を繰り返し実行し、ビーコン端末6(被引率者)から追跡するビーコン端末6aの特定を行うと、S105へ進む。S104により追跡するビーコン端末6aを特定すると、S101でBLE21により取得した位置情報とS102で実行した絶対方向の取得により、システム制御演算部200は可動カメラ1と追跡するビーコン端末6aとの位置関係を算出する(S105)。
可動カメラ1と追跡するビーコン端末6aの位置関係を算出すると(S105)、システム制御演算部200は、S102で検知した可動カメラ1の向いている絶対方向とS103で検知した可動カメラ1における撮像手段20の撮像方向が可動カメラ1に対して向いている方向の情報によって、可動カメラ1に搭載されている撮像手段20における撮像方向の絶対方向(方角)を算出すると、システム制御演算部200は追跡するビーコン端末6aへ撮像手段20の撮像方向を向けるための可動部11の移動量を算出して動作制御手段220に指示し、可動カメラ1の可動部11は移動する(S106)。ここでは、算出された可動カメラ1との位置関係によって、可動部11における撮像手段20の撮像方向が追跡するビーコン端末6aに向く角度における回転方向(パン方向)による移動量と可動カメラ1と追跡するビーコン端末6aとの距離における上下方向(チルト方向)による移動量を算出する。さらにシステム制御演算部200は、算出された位置関係により、顔認証にするためにビーコン端末6aを装着している人物が最適な画角となるようにズーム調整を行い、さらには露出やフォーカスも調整し、最適値に設定を行う。
S106により算出された移動量を、システム制御演算部200は動作制御手段220に指示を出し、動作制御手段220はレンズ制御部222にズームやフォーカス等の動作指示を、パン動作制御部224にはパン方向の動作指示、チルト制御部226にはチルト方向の動作指示を行い、可動カメラ1の可動部11がそれぞれの指示のもと、動作すると、図5(b)の撮像方向移動模式図で示すY方向のように追跡するビーコン端末6aに可動カメラ1における撮像手段20の撮像方向が向けられる。S106で可動カメラ1の撮像手段20が追跡するビーコン端末6aに向けられると、撮像手段20に撮影された人物を画像解析部211により解析し、システム制御演算部200はBLE21により追跡するビーコン端末6aの端末情報に含まれる顔情報と照合し、画像解析部211により解析された人物と端末情報による顔情報が一致するか判断する(S107)。
撮像手段20により撮影されて画像解析部211により解析された人物と取得した追跡するビーコン端末6aの顔情報が一致しなければS105に戻り、可動カメラ1の可動部11を移動させて追跡するビーコン端末6aへ撮像手段20の撮像方向を向けるようにシステム制御演算部200が指示を出して移動し続ける。撮像手段20により撮影されて画像解析部211により解析された人物と取得した追跡するビーコン端末6aの顔情報が一致すると、ビーコン端末の情報と顔情報が一致したと認識し、一致した人物を追尾する人物認識による自動追尾に切り替わる(S108)。人物認証による自動追尾では顔が認証されていなくても、頭部の動きを補足し続けたり、移動を予測することで人物を追尾することが可能である。
本実施例において、引率者が特定の被引率者が確実に団体の中にいるということを認識するために、他の被引率者が所持しているビーコン端末6の中から特定した追跡するビーコン端末6aを位置情報により追跡して、ビーコン端末の顔情報との一致を行うことで、所持しているビーコン端末と顔認識の両方において判断することが可能となる。S108で人物認識に切り替えることにより位置情報による可動カメラ1とビーコン端末6との通信が不要となるため、ビーコン端末6の電力の消費を低減することが可能となる。ビーコン端末の情報と顔情報が一致したと認識し、顔検知による自動追尾に切り替わると、追跡モードは終了となる。
S107にて位置情報に基づき可動カメラ1における撮像手段20の撮像方向を向けた後、撮像手段20により撮影されて画像解析部211により解析された人物がビーコン端末情報における顔情報の人物と一致しない状態が一定以上経過すると、追跡するビーコン端末6aを所持している人物が端末情報の人物と異なることや、誰も所持していない等、引率者が予期しない状態で有ると判断し、可動カメラ1に備えられている通信手段22によって接続して可動カメラ1を制御しているスマートフォン(不図示)にエラー通知をするようにしても良い。
本実施形態では外部端末のスマートフォンにてビーコン端末を特定する等の可動カメラ1の制御を行っているが、この限りでは無く、移動端末5に操作手段や制御手段を設けてスマートフォンと同等の機能を設けて通信手段52により無線通信を行い可動カメラ1と接続することで可動カメラ1を制御しても良く、さらには、外部PC等によりLTE等の遠隔無線通信機能により制御しても良い。
また、移動端末5は1つとしているが、この限りでなく、複数備えてそれぞれにビーコンを送受信するBLEの機能を供えたり、方位検出手段を備えることで位置情報の精度を高めても良い。
次に実施例1の可動カメラ制御方法を用いた団体管理システムについて説明する。
本実施形態における団体管理システムは、カメラとビーコン端末を利用して被引率者を管理するもので、引率者の業務負担の軽減や管理の徹底を目的としている。
なお、基本的な構成は実施例1の場合と同様であるため、既に使用した符号を用いることにより各構成要素の説明を省略し、以下の構成では主に実施例1との相違点を説明する。
実施例2のシステム構成では、実施例1に対して、移動端末5のみが異なり、移動端末5には撮像装置55を有するものである。
図6は、実施例1同様に団体が移動する時に想定される配置の一例で、移動端末5に備えている撮像装置55によって被引率者を撮影している状況を表す、実施例2のシステムにおける構成概略図である。
図6に示すように、引率者Bが所持している移動端末5には撮像装置55が備えられており、被引率者全体を撮影出来るように被引率者側に向けられている。このため、撮像装置55は広角に特化したカメラであることが好ましい。
図7は実施例2で引率者Bが所持している移動端末5の構成を示す実施例2における移動端末ブロック図である。
BLE51は図6に示す可動カメラ1やビーコン端末6と通信を行い、各端末の情報やビーコン信号を送受信して位置情報のやり取りを行う。BLE51で送受信された情報は後述する制御システム500によって制御され管理される。位置情報はビーコン端末6から送信されるビーコン信号と可動カメラ1から送信されるビーコン信号を受信することで、各ビーコン端末6と可動カメラ1そして、移動端末5の相対的位置をシステム制御演算部200が演算して把握している。すなわち、引率者Aと引率者B、そして各被引率者の相対的位置を把握して管理することが可能となる。
通信手段52は制御システム500による統括制御の下で、ビーコン信号による位置情報を送受信しているBLE51の通信とは異なる通信により外部機器との通信を行う。通信手段52はWi−FiやWiGig、LTE等の単数或いは複数の各種通信方式による通信機能を有し、他の通信装置と通信接続することを可能とする通信手段である。方位検出手段53は例えば地磁気センサが用いられ、3軸(X軸、Y軸、Z軸)の方向の地磁気の向きと大きさ(地磁気ベクトル)を検出する電子コンパスであり、センサ出力値は移動端末5が向いている絶対方向を算出するために用いられる。
制御システム500は移動端末5において、システムを統括し制御や演算を行う制御回路であり、演算手段であるCPUやプログラムを格納するメモリ、プログラムの展開領域とデータの記憶領域とを有するメモリ等を備える。
撮像装置55は撮像手段55aと画像処理部55b、画像解析部55cを備え、画像や動画を撮影し、データ生成を行い制御システム500に送るカメラ機能を備えた装置となる。撮像手段55aはレンズ、自動ズーム、絞りやシャッター速度、撮像センサの感度を最適に設定する自動露出(AE)、自動焦点調節(AF)、自動ホワイトバランス(AWB)、撮像素子(CCDやCMOSイメージセンサ等)、画像処理回路、画像記録回路、画像記録メモリ等の一連の撮影機能を備えている。レンズで取り込んだ光学像を撮像素子で光電変換して画像や動画のデータを生成する。画像処理部55bは撮像手段55aの撮像素子で生成された画像や動画データをデジタル情報に変換する処理回路である。画像解析部55cは撮像手段55aにより撮影された記録データを解析処理し、撮影された顔、人物情報を入手し、制御システム500に送ることが可能である。また、設定した人物を捕捉した状態で追尾することが可能である。
実施例2における、可動カメラ1のカメラ制御と移動端末5、そして各ビーコン端末6の制御方法を、図8の人物認証工程フローチャートと図9の管理テーブルの一例を示す図、そして、図2と図6、図7を用いて説明する。
本処理フローは、団体の被引率者を順番に認証し、可動カメラ1によりすべての人物を認証し、さらに被引率者が所持しているビーコン端末6を制御する認証モードのフローである。本実施形態のシステムにおいて認証モードにする設定する手段としては、前述した可動カメラ1に搭載している通信手段22により、可動カメラ1を外部端末の例えばスマートフォン(不図示)と接続し、スマートフォンのアプリケーションを利用して設定するものとする。本実施形態の認証モードは団体の中にいるすべての被引率者を可動カメラ1により顔認証し、ビーコン端末6のID情報による顔情報と一致することで、被引率者全員が団体内に存在することを確認するモードである。また、被引率者の顔認証を実施後、認証した人物が所持しているビーコン端末6の電力消費を低減するため、位置情報発信機能をOFFにする等、ビーコン端末6の制御を行うことが可能である。
認証モードが開始されると、可動カメラ1は撮像手段20で撮影を開始し、可動カメラ1のシステム制御演算部200がBLE21により移動端末5とビーコン端末6のすべての位置情報と各ビーコン端末6のIDタグ情報を取得する(S201)。ビーコン端末6にはIDタグ情報として装着している人物の人物名、顔情報等個人情報があらかじめ登録されており、可動カメラ1のシステム制御演算部200がBLE21によってビーコン端末6のIDタグ情報と位置情報を取得することで、どの人物が所有しているビーコン端末がどの位置にあるか把握することが可能となる。ビーコン端末6のIDタグ情報と位置情報を取得すると、可動カメラ1の管理テーブル300に情報が記載され図9に記す管理テーブル300の情報が更新される。管理テーブル300では、ビーコン端末6のIDタグ情報として、団体の管理対象でビーコン端末6を所持する人物の指名、顔情報、ビーコン端末識別情報、ビーコン信号の受信状況、ビーコン端末位置情報、認証フラグの情報が記録されており、随時更新される。
S201でビーコン端末6の位置情報とIDタグ情報を入手すると、可動カメラ1は撮像手段20で撮影している顔情報を取得する(S202)。顔情報を取得する際は可動カメラ1の撮像手段20が顔優先の撮影モードとなり、人物の顔を撮影するためにフォーカス動作や最適な露出を行い、撮影することで顔情報を取得する。取得された情報は可動カメラ1の管理テーブル300に保管され、ビーコン端末6により取得した個人IDタグ情報と認証情報の管理に利用される。可動カメラ1の撮像手段20により、撮影されている人物の顔を画像解析部211で解析処理し、解析データをシステム制御演算部200に送信する。そしてシステム制御演算部200は送信された解析データを管理テーブル200に保管されている人物の顔情報と照合して、その人物の認証フラグを確認し、既に認証済みか否かを判断する(S203)。解析データと管理テーブル200を照合し、既に認証済みであればS209へと進み、解析データがまだ認証済みでなければS204へ進む。
S203において可動カメラ1で撮影された人物の顔情報が管理テーブル上まだ認証済みではないと判断されると、システム制御演算部200は撮影されている人物の位置と、ビーコン端末の位置に整合性があるかを確認する(S204)。S201で取得したデータのビーコン端末6位置情報と、可動カメラ1の位置情報から推測される可動カメラ1で撮影された人物の位置を照合し、撮影された人物とビーコン端末6を所持している人物が同一人物であり、整合性があるか確認する。整合性を確認することにより、被引率者が所持しているビーコン端末6がID情報と同一人物が所持していることを認識する。
システム制御演算部200は、S204によって可動カメラ1で撮影された人物の顔情報により、顔情報に基づくビーコン端末6の位置情報と、可動カメラ1の位置情報による撮影された人物の位置情報を照合し、整合性があるか否かを判断する(S205)。ビーコン端末6の位置情報と可動カメラ1の撮影による位置情報の整合性があると判断されればS206へ進む。ビーコン端末6の位置情報と可動カメラ1の撮影による位置情報の整合性がないと判断されればS201へ戻り再度ビーコン端末6のIDタグ情報と位置情報の入手を行う。
S205で、図9で記す300aの状態のように、ビーコン端末6の位置情報と可動カメラ1の撮影による位置情報の整合性があると判断されると、システム制御演算部200は管理テーブル300の可動カメラ1で撮影された人物の認証フラグをONにして、認証済みと判断する(S206)。S206で可動カメラ1によって撮影された人物認証フラグがONとなると、システム制御演算部200は可動カメラ1のBLE21と移動端末5のBLE51による通信を用いて、移動端末5に備えられている制御システム500に、移動端末5が撮影している人物認証フラグをONにした人物を追尾対象にするように指示をする(S207)。移動端末5の制御システム500は可動カメラ1のシステム制御演算部200から通信により該当人物を追尾対象開始の指示を受けて、撮像装置55の撮像手段55aで撮影されて画像解析部55cにより解析して該当人物と判断された人物に対して人物追尾を開始する。移動端末5に備えられている撮像装置5は被引率者や引率者を常時撮影している広角カメラであり、団体全体を撮影範囲としている。
可動カメラ1に備えるシステム制御演算部200はS206により人物認証フラグONにした人物の位置情報と、可動カメラ1や移動端末5の位置情報により、移動端末5の撮像装置55で撮影して、解析された位置情報から人物を特定して追尾対象とする。人物追尾は顔情報だけでなく、位置情報をもとに該当人物を特定し、一度特定した人物はその人物の特徴を記録して撮影中に反映することで常時追尾していく。可動カメラ1の撮像手段20は常時可動して撮影対象が変わることが想定されているため、可動カメラ1による撮影の人物追尾を常時行うことが困難であるが、移動端末5の撮像装置は固定で団体全体を常時撮影対象としているため、画像解析による人物追尾を常時行うことが可能である。
S207で移動端末5の撮像装置55により、該当人物の追尾が開始すると、システム制御演算部200の指示により、可動カメラ1のBLE21とビーコン端末6のBLE51で通信を行い、S206で管理テーブル300の認証フラグがONとなった人物が所持しているビーコン端末6の通信強度や通信頻度を低下させて、省電力モードにする(S208)。本実施形態におけるシステムではビーコン端末6が常時位置情報の発信や可動カメラ1や移動端末5等他の通信機器から通信を受信可能にするため通電を行い、ビーコン端末6による管理を行っている。これは、引率者が団体内の被引率者を常時管理できるように可動カメラ1や移動端末5とビーコン端末6を用いて位置を特定したり、ビーコン端末6に指示を出して制御することを可能としている。S207によって、S206の可動カメラ1の撮影による顔情報の管理と、S207の移動端末5に備えられている撮像装置55による人物追尾により、被引率者が撮影による管理を実施可能となる。このため、ビーコン端末6による管理の重要度が低くなり、ビーコン端末6の通信頻度や通信強度を低下させて、電力の消費量を下げることで、ビーコン端末6の使用時間が増加することになり、ビーコン端末6の不意な電池切れを少なくすることが出来る。S208によりビーコン端末6を省電モードにすると、S201に戻り、再度ビーコン端末6のIDタグ情報を取得する。
S203によりシステム制御演算部200が送信された解析データを管理テーブル200と照合して、既に認証済みと判断されると、可動カメラ1のシステム制御演算部200は管理テーブル300の情報により、管理しているビーコン端末6の中で、他に認証されていないビーコン端末6があるか否かを判断する(S209)。他に認証されている端末があると判断されればS210に進み、他に認証されていない端末が無いと判断されればS212へ進む。システム制御演算部200が管理テーブル300の情報により、認証されていないビーコン端末6があると判断すると、管理テーブル300上でビーコン端末6の認証フラグがONになっていないビーコン端末の一つである図9で記す未認証端末300bを選択し、可動カメラ1のBLE21によって未認証端末300bのビーコン端末と可動カメラ1と移動端末5の位置情報を取得する(S210)。S210により可動カメラ1と移動端末5とビーコン端末6の未認証端末300bの相対位置が取得出来る。
S210でシステム制御演算部200が管理テーブル300において認証フラグがONになっていないビーコン端末の位置情報を取得すると、可動カメラ1のシステム制御演算部200は可動カメラ1の撮像手段20の撮像方向を未認証端末300bがある方向へ向けるように制御する。ここでは、システム制御演算部200が方位検出手段23を利用して可動カメラ1が向いている絶対方向を取得する。同時に、移動端末5に備えられている制御システム500は移動端末5に搭載されている方位検出手段53により、移動端末5が向いている絶対方向を取得し、可動カメラ1と移動端末5と未認証端末300bにおける相対位置情報を用いて演算することで、各々の座標系を算出する。その後、システム制御演算部200は可動カメラ1の撮像方向検知手段24により撮像手段20の撮像方向を検知し、撮像手段20の撮像方向を未認証端末300bに向けるための可動カメラ1における可動部11の移動量を算出された座標系を基に演算して可動部11を制御する(S211)。
システム制御演算部200が演算結果を基に可動部11を制御することで、可動カメラ1の可動部11が稼働し、撮像手段20の撮像方向が未認証端末300bのある方向へ向けられる。これにより、可動カメラ1の撮像手段20は未認証端末300bを所持している被引率者を撮影することが可能となる。この時、システム制御演算部200は可動カメラ1と未認証端末300bの距離も算出しているため、未認証端末300bを所持している人物の顔を撮影する最適な画角となるように可動カメラ1の撮像手段20のズーム制御や、適正露出となるような制御も行う。
可動カメラ1の撮像手段20の撮像方向を未認証端末300bへ向けると、S201に戻り再びビーコン端末のIDタグ情報取得を実行する。
S209で可動カメラ1のシステム制御演算部200が管理テーブル300で管理しているビーコン端末6の中で、認証フラグがONとなっていないビーコン端末6は無いと判断されると、システム制御演算部200は管理テーブル300にあるビーコン端末6すべての端末の位置情報により、可動カメラ1の近傍に位置するビーコン端末6情報を取得する(S212)。すなわち、団体の中でも可動カメラ1の引率者に近い団体前方側の被引率者の情報を取得することになる。S212で可動カメラ1の近傍に位置するビーコン端末6の情報を取得すると、システム制御演算部200は情報を取得したビーコン端末6の通信強度や通信頻度をさらに低下させる。
システム制御演算部200は撮像手段20で人物を認識してS206で管理テーブル300の認証フラグをONにした人物のビーコン端末6をS208で省電モードにしている。その後、認証フラグをONにしたビーコン端末6を所持している人物を可動カメラ1で認識しやすい状態である、すなわち可動カメラ10近傍にあることが確認出来れば位置情報による管理や通信が必要度がさらに下がり、ビーコン端末6を通信することの重要度がさらに低くなるため、より消費電力を低下させることで、ビーコン端末6の駆動時間をより長くすることが可能である。
図8の一連のフローによって、被引率者が所持しているすべてのビーコン端末6を管理テーブル300上の認証フラグをONにし、省電モードとすることで、本実施形態の処理は終了する。
引率者が所持している可動カメラ1のシステム制御演算部200が、管理テーブル300の被引率者が所持しているビーコン端末6すべての認証フラグをONに更新することで、引率者は被引率者全員が管理対象下にいることが確認出来る。且つ、移動端末5の撮像装置55による常時管理や可動カメラ1による管理が可能な状況であると判断してビーコン端末6の消費電力を制御することでビーコン端末6の駆動時間を長くすることが可能である。
1 可動カメラ、5 移動端末、6 ビーコン端末、11 可動部、
12 固定部、20 撮像手段、21 BLE、22 通信手段、
23 方位検出手段、24 撮像方向検知手段、51 BLE、
52 通信手段、53 方位検出手段、55 撮像装置、
200 システム制御演算部、210 画像処理部、
211 画像解析部、220 動作制御手段、221 レンズ駆動部、
222 レンズ制御部、223 パン動作駆動部、
224 パン動作制御部、225 チルト動作駆動部、
226 チルト動作制御部、230 記録部、300 管理テーブル、
500 制御システム

Claims (10)

  1. 撮像手段の撮像方向を変更可能な携帯撮像装置と、
    位置情報と端末情報を発信する複数の携帯端末と、
    移動端末から構成される携帯撮像装置制御システムであり、
    前記携帯撮像装置と前記移動端末には、方角を検知する方位検知手段と位置検出手段を備え、
    前記携帯撮像装置には、前記位置情報検出手段による位置情報と前記方位検知手段による方角により前記携帯撮像装置と前記移動端末と前記携帯端末の位置を算出する演算手段を備え、
    前記携帯撮像装置は前記演算手段による算出結果により、前記撮像手段の移動量を決定し、前記撮像手段の撮像方向を前記携帯端末に向けることを特徴とする撮像管理システム。
  2. 前記位置情報検出手段はBluetooth規格に基づく通信であり、位置情報の送受信はBluetooth規格を用いて行われ、さらに、位置情報はビーコンを用いることを特徴とする請求項1に記載の撮像管理システム。
  3. 前記方位検出手段は、地磁気の向きを検出する地磁気センサであることを特徴とする請求項1に記載の撮像管理システム。
  4. 前記携帯撮像装置は撮像方向検知手段を備え、前記演算手段は前記撮像方向検知手段による前記撮像装置に対する位置の検知結果に基づき、前記撮像手段の移動量を決定することを特徴とする請求項1に記載の撮像管理システム。
  5. 前記撮像手段の撮像方向を前記携帯端末に向けられた後、撮影された人物が前記携帯端末の端末情報における顔情報と一致すると前記演算手段は位置情報による演算を停止し、顔認証による追跡制御に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の撮像管理システム。
  6. 前記携帯端末は顔認証による追跡制御に切り替えられた後、前記携帯端末の位置情報の発信を停止することを特徴とする請求項1又は請求項5に記載の撮像管理システム。
  7. 撮像手段の撮像方向を変更可能な携帯撮像装置と、
    位置情報と端末情報を発信する複数の携帯端末と、
    移動端末から構成される携帯撮像装置制御システムであり、
    前記携帯撮像装置と前記移動端末には、
    前記携帯端末の位置情報検出手段と方位検出手段検知手段を備え、
    前記携帯撮像装置は、前記携帯端末の端末情報と、
    前記携帯端末の位置情報を記録する管理テーブルと前記管理テーブルのデータと前記撮像手段で撮影された顔情報を照合する演算手段を備え、
    前記演算手段は前記管理テーブルを参照し、前記撮像手段の撮像方向を変更する制御を行うことを特徴とする撮像管理システム。
  8. 前記演算手段は前記管理テーブルのデータと前記撮像手段で撮影された顔情報を照合して合致すると、合致した人物の前記携帯端末の前記管理テーブルのデータを更新し、前記管理テーブルのデータにより、前記携帯端末の電力制御を行うことを特徴とする請求項7に記載の撮像管理システム。
  9. 前記演算手段は、前記管理テーブルの情報と前記撮像手段で撮影された顔情報を照合し、すべての携帯端末の顔情報が合致したと判断すると、前記位置情報検出手段により取得した位置情報により、前記携帯撮像装置から各々の前記携帯端末までの距離を判断し、前記携帯撮像装置からの所定距離内の携帯端末の通信機能を制御して消費電力を低下するよう制御することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の撮像管理システム。
  10. 前記移動端末は撮像装置を備え、前記演算手段は前記管理テーブルのデータより、顔情報と位置情報を取得し、前記撮像手段で撮影された顔情報を照合して合致すると前記撮像装置に人物認識により追尾するように制御することを特徴とする請求項7乃至請求項9の何れか一項に記載の撮像管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2618197A (en) * 2022-03-02 2023-11-01 Draeger Safety Ag & Co Kgaa Process and system for image evaluation using a camera, a group of transmitters and a receiver

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