JP2020188119A - キャビネット - Google Patents

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JP2020188119A
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顕宣 清水
Akinobu Shimizu
顕宣 清水
吉田 亮
Akira Yoshida
亮 吉田
康恭 青木
Yasutaka Aoki
康恭 青木
貴布 山上
Kifu Yamagami
貴布 山上
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Nitto Kogyo Co Ltd
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Abstract

【課題】高い防水性を確保するとともに、キャビネットが冷却された場合にも水が内部に浸入するおそれのないキャビネットを提供する。【解決手段】筐体本体10とその開口部を覆う扉との間に、第1の防水部材13とその周囲に形成された第2の防水部材14とを設けたキャビネットである。キャビネットの外部から第1の防水部材13と第2の防水部材14との間の空間に連通する第2の通気路20を形成するとともに、この空間から筐体本体10の内部に連通する第1の通気路19を第2の通気路20とは異なる位置に形成し、キャビネットの内外を連通させた。【選択図】図4

Description

本発明は、防水性に優れたキャビネットに関するものである。
屋外に設置されるキャビネットには、雨水が内部に浸入することがない優れた防水性が求められる。そこで従来から特許文献1に示されるように、筐体本体の開口部の周縁に第1の防水部材と第2の防水部材とを二重に設け、防水性を高める工夫がなされている。
しかし密閉度の高いキャビネットにおいては、例えば冷水散水時などキャビネットが冷却された場合にキャビネット内の空気が収縮して負圧状態となることがある。このため、微細な隙間を通じて水がキャビネット内に吸引されるおそれがあった。また、完全に密封されている状態から扉を開いた瞬間など、僅かに隙間ができた際に水が内部に入り込むおそれがあった。
特開2014−36454号公報
従って本発明の目的は上記した従来の問題点を解決し、二重パッキンにより高い防水性を確保するとともに、キャビネットが冷却された場合にも水が内部に浸入するおそれのないキャビネットを提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、筐体本体とその開口部を覆う扉との間に、第1の防水部材と、第1の防水部材の周囲に形成された第2の防水部材とを設けたキャビネットであって、キャビネットの外部から第1の防水部材と第2の防水部材との間の空間に連通する第2の通気路を形成するとともに、第1の防水部材と第2の防水部材との間の空間から筐体本体の内部に連通する第1の通気路を、第2の通気路とは異なる位置に形成したことを特徴とするものである。
なお、請求項2のように、第2の通気路を第1の通気路よりも下側に形成することが好ましく、この場合、請求項3の発明のように、第1の通気路を第1の防水部材の側辺に形成し、第2の通気路を第2の防水部材の下辺に形成したり、請求項4のように、第1の通気路を第1の防水部材の側辺に形成し、第2の通気路を扉の底面に形成することができる。さらに請求項5のように、第1の通気路を、第1の防水部材の蝶番側の側辺に形成することが好ましい。
本発明のキャビネットは、第1の防水部材と第2の防水部材との間の空間を、第2の通気路によってキャビネットの外部に連通させ、また第1の通気路によって筐体本体の内部に連通させたので、これらの通気路を介してキャビネットの内外が連通する。このためキャビネットが冷却されたような場合にもキャビネットの内外は等圧化され、気圧差によって水が吸引されることがない。よって、二重パッキンによる高い防水性を確保するとともに、キャビネットが冷却された場合にも水が内部に吸引されるおそれをなくすることができる。
実施形態のキャビネットの外観斜視図である。 扉を開いた状態の正面図である。 扉を閉じた状態の水平断面図である。 扉を閉じた状態における第1の防水部材と第2の防水部材の位置を示す斜視図である。 第2の実施形態を示す斜視図である。
以下に本発明の実施形態を示す。
図1は実施形態のキャビネットの外観斜視図、図2は扉を開いた状態の正面図である。これらの図において、10は電気電子機器が収納される筐体本体、11はその開口部を覆う扉である。扉11はその右側に配置された蝶番12によって、筐体本体10に取り付けられている。
筐体本体10と扉11との間には、第1の防水部材13と第2の防水部材14とが形成されている。これらの防水部材は何れも、ゴム等の弾性材からなるパッキンである。図2に示すように、この実施形態においては第1の防水部材13は扉11の外周部の裏面に設けられており、第2の防水部材14は筐体本体10の開口部の周囲に設けられている。図3、図4に示されるように、扉11を閉じた状態において、第2の防水部材14は第1の防水部材13の外側の周囲となる位置に形成されており、それらの間には空間15が形成されている。
具体的には図3に示すように、筐体本体10の開口部の周縁にはコ字状に折り曲げられた水切り部16が形成されており、扉11を閉じると、扉11に形成された第1の防水部材13は水切り部16の外側折曲片17に当接する。また扉11の先端もコ字状に折り曲げられており、その内側折曲片18が筐体本体10の第2の防水部材14に当接する。このようにして本発明のキャビネットは二重にシールされる。
しかし前記したように、キャビネット内部の密閉度を高めるとキャビネットが冷却された場合に内部が負圧状態となり、水が内部に吸引され浸入するおそれが生ずる。この問題を解決するため、本発明では第1の通気路19と第2の通気路20とを設けて、筐体本体10の内部とキャビネット外部を連通させた。
第2の通気路20は、キャビネットの外部から第1の防水部材13と第2の防水部材14との間の空間15に連通するもので、この実施形態では第2の防水部材14の下辺に形成されたスリットである。第1の通気路19は、第1の防水部材13と第2の防水部材14との間の空間15から筐体本体10の内部に連通するもので、この実施形態では第1の防水部材13に形成されたスリットである。これらのスリットの幅は、空気が連通できるものとすれば十分である。
これらの第1の通気路19と第2の通気路20は、異なる位置に形成されている。その理由は、これらの連通路が正面視したときに同一直線上に配置されていると、雨水などが浸入し易いためである。さらに、第1の通気路19と第2の通気路20は、異なる位置に形成されることで、第1の通気路19から第2の通気路20までの空間15も等圧化されるので雨水などが吸引されることを防いでいる。このためこの実施形態では、第1の通気路19を第1の防水部材13の側辺の上部に形成し、第2の通気路20が第1の通気路19よりも下側に位置するようにしている。この構成により、第2の通気路20から浸入した水が第2の通気路20よりも高い位置にある第1の通気路19まで移動しなければ、キャビネットの内部に入ることができなくなり、防水効果を高めることができる。また第2の通気路20を第1の防水部材13の下辺に形成している。この構成により、雨水が第2の通気路20に浸入しにくくなり、防水効果を高めることができ、さらに第2の通気路20を空間15内に入った水の排水口として機能させることもできる利点がある。なお空気は通気路の位置の高低にかかわらず連通するので、これらの通気路によってキャビネット内部と外部とを等圧とすることができる。
なお第1の通気路19は、第1の防水部材13の蝶番12側の側辺に形成することが好ましい。扉11を閉じたときにハンドル側よりも蝶番12側の方がより強く安定した力で第1の防水部材13を圧縮することができるので、第1の通気路19を形成しても防水性が低下しにくいためである。
以上に説明した第1の実施形態では、第2の通気路20を第2の防水部材14の下辺に形成した。しかし図5に示す第2の実施形態では、第2の通気路20を扉11の底面21に形成した。この位置は第1の防水部材13と第2の防水部材14との間の空間15の下面に相当する。
第2の実施形態では、製造工場における扉11の塗装工程において、扉11を吊るすハンガーの先端を挿入するためのハンガー孔を第2の通気路20として利用できるので、第2の通気路20を形成するために扉11に追加加工をする必要がない。また第2の通気路20を扉11の底面21に形成すれば、空間15内に入った水の排水口として機能させることもできる利点がある。
この第2の実施形態においても、第1の通気路19は第2の通気路20よりも高い位置に形成されており、防水効果を維持しつつ、キャビネット内部と外部とを等圧にすることができる。
以上に説明したとおり、本発明のキャビネットは、第1の防水部材13と第2の防水部材14との二重パッキン構造により高い防水性を確保するとともに、第1の通気路19と第2の通気路20を異なる位置に形成したことにより内外を連通させ、キャビネットが冷却された場合にも内部が負圧となることがなく、水が内部に浸入する危険を防止することができる利点がある。
10 筐体本体
11 扉
12 蝶番
13 第1の防水部材
14 第2の防水部材
15 空間
16 水切り部
17 外側折曲片
18 内側折曲片
19 第1の通気路
20 第2の通気路
21 扉の底面

Claims (5)

  1. 筐体本体とその開口部を覆う扉との間に、第1の防水部材と、第1の防水部材の周囲に形成された第2の防水部材とを設けたキャビネットであって、
    キャビネットの外部から第1の防水部材と第2の防水部材との間の空間に連通する第2の通気路を形成するとともに、第1の防水部材と第2の防水部材との間の空間から筐体本体の内部に連通する第1の通気路を、第2の通気路とは異なる位置に形成したことを特徴とするキャビネット。
  2. 第2の通気路を第1の通気路よりも下側に形成したことを特徴とする請求項1に記載のキャビネット。
  3. 第1の通気路を第1の防水部材の側辺に形成し、第2の通気路を第2の防水部材の下辺に形成したことを特徴とする請求項2に記載のキャビネット。
  4. 第1の通気路を第1の防水部材の側辺に形成し、第2の通気路を扉の底面に形成したことを特徴とする請求項2に記載のキャビネット。
  5. 第1の通気路を、第1の防水部材の蝶番側の側辺に形成したことを特徴とする請求項3又は4に記載のキャビネット。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6113973U (ja) * 1984-06-28 1986-01-27 富士通株式会社 防水箱のガスケツト構造
JPS61147889U (ja) * 1985-03-07 1986-09-11
JP2014014060A (ja) * 2012-06-06 2014-01-23 Panasonic Corp 携帯端末装置
JP2016010220A (ja) * 2014-06-24 2016-01-18 日東工業株式会社 電気機器収納用箱

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