JP2020187848A - 照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】設置面に取付具がない場合でも、取り付けを容易に行うことができる照明装置を提供する。【解決手段】照明装置Xは、設置面に取り付けられる取付ユニット6と、取付ユニット6に着脱可能に装着される器具本体1とを備え、取付ユニット6は、設置面に取り付けられる取付板7と、設置面側から小径部と大径部とをこの順で有し且つ取付板6に設けられる係止具8とを備え、器具本体1は、大径部の通過を許容する大孔部と、小径部のみの通過を許容する小孔部とが連続してなる孔部324を有する被取付部32を有し、係止具8の大径部は被取付部32の孔部324の大孔部から挿入して小孔部の周囲に係止することで、器具本体1が取付ユニット6に装着される。【選択図】図2
Description
本発明は、設置面に取付板を介して取り付けられる照明装置に関する。
設置面である天井等に設置される照明装置として、設置面に予め設けられている引掛けシーリングとアダプタを利用するものがある(例えば特許文献1)。
上記照明装置では、引掛けシーリング等の取付具が設置面に設けられていない場合には、設置できないという課題がある。なお、アダプタが組み込まれた照明装置も提案されており、この場合も引掛けシーリングが設けられていない場合設置できない。
本発明は、設置面に取付具がない場合に、取り付けを容易に行うことができる照明装置を提供することを目的とする。
本発明は、設置面に取付具がない場合に、取り付けを容易に行うことができる照明装置を提供することを目的とする。
本発明に係る照明装置は、設置面に取り付けられる取付ユニットと、前記取付ユニットに着脱可能に装着される器具本体とを備え、前記取付ユニットは、前記設置面に取り付けられる取付板と、前記設置面側から小径部と大径部とをこの順で有し且つ前記取付板に設けられる係止具とを備え、前記器具本体は、前記大径部の通過を許容する大孔部と、前記小径部のみの通過を許容する小孔部とが連続してなる孔部を有する被取付具を有し、前記係止具の前記大径部は前記被取付具の前記孔部の前記大孔部から挿入して前記小孔部の周囲に係止することで、前記器具本体が前記取付ユニットに装着される。
上記構成によれば、設置面に取付具がない場合でも、取り付けることができる。
<概要>
実施形態の一態様に係る照明装置は、設置面に取り付けられる取付ユニットと、前記取付ユニットに着脱可能に装着される器具本体とを備え、前記取付ユニットは、前記設置面に取り付けられる取付板と、前記設置面側から小径部と大径部とをこの順で有し且つ前記取付板に設けられる係止具とを備え、前記器具本体は、前記大径部の通過を許容する大孔部と、前記小径部のみの通過を許容する小孔部とが連続してなる孔部を有する被取付具を有し、前記係止具の前記大径部は前記被取付具の前記孔部の前記大孔部から挿入して前記小孔部の周囲に係止することで、前記器具本体が前記取付ユニットに装着される。
実施形態の一態様に係る照明装置は、設置面に取り付けられる取付ユニットと、前記取付ユニットに着脱可能に装着される器具本体とを備え、前記取付ユニットは、前記設置面に取り付けられる取付板と、前記設置面側から小径部と大径部とをこの順で有し且つ前記取付板に設けられる係止具とを備え、前記器具本体は、前記大径部の通過を許容する大孔部と、前記小径部のみの通過を許容する小孔部とが連続してなる孔部を有する被取付具を有し、前記係止具の前記大径部は前記被取付具の前記孔部の前記大孔部から挿入して前記小孔部の周囲に係止することで、前記器具本体が前記取付ユニットに装着される。
実施形態の別態様に係る照明装置において、前記係止具は、少なくとも頭部とねじ部とを有する雄ねじと、前記ねじ部に螺合する雌ねじとからなり、前記小径部は、前記雄ねじの前記頭部と前記雌ねじとの間に位置するねじ部により構成され、前記大径部は前記雌ねじにより構成されている。これにより、容易に係止具を設けることができる。
実施形態の別態様に係る照明装置において、前記係止具及び前記取付板は金属材料により構成され、前記取付板は、前記ねじ部が挿通し且つ前記頭部を前記設置面との間に収容する収容部を有し、前記頭部は、絶縁部材を介して前記取付板に接触しない状態で収容されている。これにより、係止具と取付板との絶縁性を高めることができる。
実施形態の別態様に係る照明装置において、前記取付ユニットは、前記取付板における前記設置面側を覆う絶縁シートを有する。これにより、設置面と係止具との絶縁性を高めることができる。
実施形態の別態様に係る照明装置において、前記係止具及び前記取付板は金属材料により構成され、前記取付板は、前記ねじ部が挿通し且つ前記頭部を前記設置面との間に収容する収容部を有し、前記頭部は、絶縁部材を介して前記取付板に接触しない状態で収容されている。これにより、係止具と取付板との絶縁性を高めることができる。
実施形態の別態様に係る照明装置において、前記取付ユニットは、前記取付板における前記設置面側を覆う絶縁シートを有する。これにより、設置面と係止具との絶縁性を高めることができる。
実施形態の別態様に係る照明装置において、前記取付板と前記絶縁シートは、前記器具本体への電力供給用ケーブルが挿通するための貫通孔を有し、前記被取付具は、前記取付板に接触しない状態で前記貫通孔に向かって突出し且つ前記電力供給用ケーブルが挿通する貫通孔を有する突出部分を有する。これにより、電力供給用ケーブルが取付板と接触することを無くすことができる。
<第1の実施形態>
1.概要
照明装置Xは、図1及び図2に示すように、光源ユニット(2)を有する器具本体1と、天井、壁等の設置面に器具本体1を取り付けるための取付ユニット6とを有する。つまり、照明装置Xは、図2に示すように、設置面に固定される取付ユニット6と、取付ユニット6に着脱自在に装着される器具本体1とを別体で備える。
ここでの照明装置Xは、光の出射方向、つまり、被照射面側から見ると円形状をしている。なお、光の出射方向を表側とし、設置面側を裏側とする。
以下、器具本体1について説明した後、取付ユニット6について説明する。
1.概要
照明装置Xは、図1及び図2に示すように、光源ユニット(2)を有する器具本体1と、天井、壁等の設置面に器具本体1を取り付けるための取付ユニット6とを有する。つまり、照明装置Xは、図2に示すように、設置面に固定される取付ユニット6と、取付ユニット6に着脱自在に装着される器具本体1とを別体で備える。
ここでの照明装置Xは、光の出射方向、つまり、被照射面側から見ると円形状をしている。なお、光の出射方向を表側とし、設置面側を裏側とする。
以下、器具本体1について説明した後、取付ユニット6について説明する。
2.器具本体
器具本体1は、図7又は図8に示すように、少なくとも、複数個のLED素子21(図7参照)を光源として備える光源ユニット2と、光源ユニット2を搭載するベース3とを有し、器具本体1側を取付ユニット6に装着するための被取付部32がベース3に設けられている。
なお、被取付部32を有するベース3が本発明の「被取付具」の一例に相当する。
ここでの器具本体1は、光源ユニット2及びベース3以外に、電源ユニット4(図4の(b)参照)、図2に示すカバー体5を有する。カバー体5は、図4の(a)に示すように、光源ユニット2側を覆う内カバー51と、光源ユニット2を内カバー51と一緒に覆う外カバー53とを有する。
なお、光源ユニット2、ベース3、電源ユニット4及び内カバー51は、図4に示すように、一体に組み上げられ、一体化したものを装置本体10とする。
以下、各部について説明する。
器具本体1は、図7又は図8に示すように、少なくとも、複数個のLED素子21(図7参照)を光源として備える光源ユニット2と、光源ユニット2を搭載するベース3とを有し、器具本体1側を取付ユニット6に装着するための被取付部32がベース3に設けられている。
なお、被取付部32を有するベース3が本発明の「被取付具」の一例に相当する。
ここでの器具本体1は、光源ユニット2及びベース3以外に、電源ユニット4(図4の(b)参照)、図2に示すカバー体5を有する。カバー体5は、図4の(a)に示すように、光源ユニット2側を覆う内カバー51と、光源ユニット2を内カバー51と一緒に覆う外カバー53とを有する。
なお、光源ユニット2、ベース3、電源ユニット4及び内カバー51は、図4に示すように、一体に組み上げられ、一体化したものを装置本体10とする。
以下、各部について説明する。
(1)光源ユニット
主に、図7及び図8を用いて説明する。
光源ユニット2は、複数個のLED素子21を実装するための複数(例えば3)枚の光源基板23を備え、電源ユニット4と電気的に接続するためのコネクタ25(図7参照)を光源基板23に有する。複数個のLED素子21は、調色可能とするために光色の異なる複数の種類がある。
光源基板23は、全体で環状(例えば円環)を構成するように、円弧状、「V」字状、「L」字状をしている。周方向に隣接する2枚の光源基板23はジャンパー線27により電気的に接続されている(図7参照)。なお、ジャンパー線27は、隣接する2枚の光源基板23の周方向の対向する端部23a同士を接続し、表側にアーチ状に湾曲する状態で設けられている。
主に、図7及び図8を用いて説明する。
光源ユニット2は、複数個のLED素子21を実装するための複数(例えば3)枚の光源基板23を備え、電源ユニット4と電気的に接続するためのコネクタ25(図7参照)を光源基板23に有する。複数個のLED素子21は、調色可能とするために光色の異なる複数の種類がある。
光源基板23は、全体で環状(例えば円環)を構成するように、円弧状、「V」字状、「L」字状をしている。周方向に隣接する2枚の光源基板23はジャンパー線27により電気的に接続されている(図7参照)。なお、ジャンパー線27は、隣接する2枚の光源基板23の周方向の対向する端部23a同士を接続し、表側にアーチ状に湾曲する状態で設けられている。
(2)ベース
主に図7及び図8を用いて説明する。
ベース3は、板状をし、光源ユニット2及び電源ユニット4を搭載する環状部31と、環状部31の内側に設けられた被取付部32と、環状部31の外側に設けられた外周部33とを有する。なお、環状部31と外周部33は金属材料により、被取付部32は樹脂材料によりそれぞれ構成されている。ここでは、環状部31、外周部33及び被取付部32は、例えばインサート成形等で一体成形されている。なお、環状部31と外周部33とをベース本体30と言うこともある。
主に図7及び図8を用いて説明する。
ベース3は、板状をし、光源ユニット2及び電源ユニット4を搭載する環状部31と、環状部31の内側に設けられた被取付部32と、環状部31の外側に設けられた外周部33とを有する。なお、環状部31と外周部33は金属材料により、被取付部32は樹脂材料によりそれぞれ構成されている。ここでは、環状部31、外周部33及び被取付部32は、例えばインサート成形等で一体成形されている。なお、環状部31と外周部33とをベース本体30と言うこともある。
(2−1)環状部
環状部31は、平坦状をし、ここでは、表面に光源ユニット2を、裏面に電源ユニット4をそれぞれ搭載する。環状部31は、光源ユニット2の周方向に隣接する2枚の光源基板23の対向する端部に対応する部位に、裏側に凹入する凹入部34を複数(例えば3)個有している。凹入部34は補強機能も有する。
凹入部34は径方向に長い長円状をしている。径方向は、隣接する2枚の光源基板23の周方向の端部が対向する方向と一致している。凹入部34の1つには電源ユニット4のアース線44Bが接続される。凹入部34は、隣接する2枚の光源基板23を接続するジャンパー線27と凹入部34の底部分との沿面距離が2.5mm以上になるように、設定されている。
なお、アース線44Bの接続は、アース線44Bに接続されたねじ101が環状部31のエビナット(ブラインドナット)36に螺合することで、容易且つ確実に行われる。ねじ101はアース線44Bに接続された圧着端子103を挿通する。ここでは、ジャンパー線27と凹入部34内のエビナット36との沿面距離が2.5mm以上となるように、設定されている。
環状部31は、平坦状をし、ここでは、表面に光源ユニット2を、裏面に電源ユニット4をそれぞれ搭載する。環状部31は、光源ユニット2の周方向に隣接する2枚の光源基板23の対向する端部に対応する部位に、裏側に凹入する凹入部34を複数(例えば3)個有している。凹入部34は補強機能も有する。
凹入部34は径方向に長い長円状をしている。径方向は、隣接する2枚の光源基板23の周方向の端部が対向する方向と一致している。凹入部34の1つには電源ユニット4のアース線44Bが接続される。凹入部34は、隣接する2枚の光源基板23を接続するジャンパー線27と凹入部34の底部分との沿面距離が2.5mm以上になるように、設定されている。
なお、アース線44Bの接続は、アース線44Bに接続されたねじ101が環状部31のエビナット(ブラインドナット)36に螺合することで、容易且つ確実に行われる。ねじ101はアース線44Bに接続された圧着端子103を挿通する。ここでは、ジャンパー線27と凹入部34内のエビナット36との沿面距離が2.5mm以上となるように、設定されている。
(2−2)被取付部
被取付部32は、環状部31の内周縁から裏側に有蓋筒状をし、蓋部分321と筒部分322と外鍔部分323(図7参照)とを有し、外鍔部分323が環状部31の内周縁部に取り付けられている。被取付部32は、取付ユニット6との装着を容易にするために透明性の高い樹脂材料により構成されている。
被取付部32は、環状部31の内周縁から裏側に有蓋筒状をし、蓋部分321と筒部分322と外鍔部分323(図7参照)とを有し、外鍔部分323が環状部31の内周縁部に取り付けられている。被取付部32は、取付ユニット6との装着を容易にするために透明性の高い樹脂材料により構成されている。
被取付部32は、図8に示すように、1個又は複数個(例えば2個)の孔部324を蓋部分321に有する。孔部324は、取付ユニット6の係止具8の雌ねじ(大径部)83(図10参照)の通過を許容する大孔部324aと、係止具8のねじ部分(小径部)813のみの通過を許容する小孔部324bとが連続してなる形状をしている。なお、係止具8の雌ねじ(大径部)83が被取付部32の孔部324の大孔部324aから挿入して小孔部324bの周囲(蓋部分である)に係止させて、雌ねじ83を締めることで、器具本体1が取付ユニット6に装着される。
大孔部324aは係止具8の雌ねじ(大径部)83に対応した形状(例えば円形状)をし、小孔部324bは、2つの大孔部324aの中心を結ぶ仮想線分の中点を回転軸として、器具本体1を取付板7に対して回転させた際の回転方向に延伸する形状をしている。
小孔部324bの回転方向の長さは、係止具8の雌ねじ(大径部)83の直径と略等しい又は直径以上である。これにより、器具本体1を取付ユニット6に確実に取り付けできる。なお、回転軸は、ここでは器具本体1(ベース3)の中心を通る。
大孔部324aは係止具8の雌ねじ(大径部)83に対応した形状(例えば円形状)をし、小孔部324bは、2つの大孔部324aの中心を結ぶ仮想線分の中点を回転軸として、器具本体1を取付板7に対して回転させた際の回転方向に延伸する形状をしている。
小孔部324bの回転方向の長さは、係止具8の雌ねじ(大径部)83の直径と略等しい又は直径以上である。これにより、器具本体1を取付ユニット6に確実に取り付けできる。なお、回転軸は、ここでは器具本体1(ベース3)の中心を通る。
被取付部32は、裏側に突出する突出部分325を蓋部分321に有する。2つの大孔部324aの中心間に位置する回転軸は突出部分325の内側に位置する。突出部分325の内側は、電源ユニット4に電力を供給するための電力供給用ケーブル(図示省略)が通過するための空間となっている。なお、電力供給用ケーブルは商用電源側に接続されている。
突出部分325は、取付板7に接触しない状態で、取付板7の貫通孔711に向かって筒状に突出する。これにより、電力供給用ケーブルとベース3との間の絶縁性を高めることができる。なお、突出部分325は、有蓋筒状に突出して、その蓋部分にケーブル用の貫通孔を有してもよい。
突出部分325は、取付板7に接触しない状態で、取付板7の貫通孔711に向かって筒状に突出する。これにより、電力供給用ケーブルとベース3との間の絶縁性を高めることができる。なお、突出部分325は、有蓋筒状に突出して、その蓋部分にケーブル用の貫通孔を有してもよい。
被取付部32は、裏側から見ると長円状又は長円状に似た形状をしている。被取付部32は、裏側から見たときの円弧状をした部分に対応する蓋部分321と筒部分322との連結部分に、後述の電源カバー48の開口480と嵌合する段差部分326を有している。これにより、電源カバー48がベース3に対して回転規制される。
被取付部32は、電源ユニット4と光源ユニット2とを電気的に接続する接続ケーブル44A用の貫通孔327(図8参照)を、筒部分322と蓋部分321とに跨る状態で有する。なお、貫通孔327は筒部分に有してもよい。
被取付部32は、電源カバー48を装着するための装着機構を有する。ここでは、電源カバー48の係止片485(図6参照)が係止する係止孔328(図8参照)を有する。
被取付部32は、電力供給用ケーブルを接続するための接続端子台43を被取付部32に固定するための固定機構を有する。ここでの固定は、ねじを利用しており、ねじ孔329(図7参照)を被取付部32の蓋部分321に有している。
被取付部32は、電源ユニット4と光源ユニット2とを電気的に接続する接続ケーブル44A用の貫通孔327(図8参照)を、筒部分322と蓋部分321とに跨る状態で有する。なお、貫通孔327は筒部分に有してもよい。
被取付部32は、電源カバー48を装着するための装着機構を有する。ここでは、電源カバー48の係止片485(図6参照)が係止する係止孔328(図8参照)を有する。
被取付部32は、電力供給用ケーブルを接続するための接続端子台43を被取付部32に固定するための固定機構を有する。ここでの固定は、ねじを利用しており、ねじ孔329(図7参照)を被取付部32の蓋部分321に有している。
(2−3)外周部
外周部33は、横断面形状が裏側に張り出す「U」字状(図3参照)の回転体状をし、内周縁が環状部31の外周縁に接続されている。「U」字により外周部33に溝部分331が形成され(図7参照)、溝部分331には内カバー51の外カバー用装着部515が表側から嵌る。
外周部33は、横断面形状が裏側に張り出す「U」字状(図3参照)の回転体状をし、内周縁が環状部31の外周縁に接続されている。「U」字により外周部33に溝部分331が形成され(図7参照)、溝部分331には内カバー51の外カバー用装着部515が表側から嵌る。
(3)電源ユニット
主に、図5〜図8を用いて説明する。
電源ユニット4は、商用電源から受電して光源ユニット2を点灯させる点灯電力を生成する。電源ユニット4は、図8に示すように、点灯電力を生成するための回路を構成する複数個の電子部品41(図8では、一部の電子部品のみ示されている)と、複数個の電子部品41を所定の接続形態で実装する電源基板42とを少なくとも有し、ベース3の環状部31の裏面に固定される。ここでの電源基板42は、環状部31の形状に合わせた形状、例えば「L」字状をしている。
主に、図5〜図8を用いて説明する。
電源ユニット4は、商用電源から受電して光源ユニット2を点灯させる点灯電力を生成する。電源ユニット4は、図8に示すように、点灯電力を生成するための回路を構成する複数個の電子部品41(図8では、一部の電子部品のみ示されている)と、複数個の電子部品41を所定の接続形態で実装する電源基板42とを少なくとも有し、ベース3の環状部31の裏面に固定される。ここでの電源基板42は、環状部31の形状に合わせた形状、例えば「L」字状をしている。
電源ユニット4は、図8に示すように、ベース3の被取付部32の表側に設けられた接続端子台43と接続するためのコネクタ45を電源基板42に備える。なお、接続は接続ケーブル44Aを介して行われる。
電源ユニット4は、図8に示すように、光源ユニット2のコネクタ25(図7参照)と接続するためのコネクタ46を電源基板42に有する。なお、コネクタ45、46は、例えば雌コネクタであり、両端に雄コネクタが接続されたリード線92を介して接続される。なお、リード線92はベース3の貫通孔315(図7参照)を介して表側に導出される。
電源ユニット4は、電源基板42とベース3の金属製の環状部31の裏面との間の絶縁性を確保するための絶縁シート47を備える。絶縁シート47は、電源基板42をベース3側に固定するための固定具用の貫通孔471や切り欠きを1個又は複数個有する。
電源ユニット4は、図8に示すように、光源ユニット2のコネクタ25(図7参照)と接続するためのコネクタ46を電源基板42に有する。なお、コネクタ45、46は、例えば雌コネクタであり、両端に雄コネクタが接続されたリード線92を介して接続される。なお、リード線92はベース3の貫通孔315(図7参照)を介して表側に導出される。
電源ユニット4は、電源基板42とベース3の金属製の環状部31の裏面との間の絶縁性を確保するための絶縁シート47を備える。絶縁シート47は、電源基板42をベース3側に固定するための固定具用の貫通孔471や切り欠きを1個又は複数個有する。
電源ユニット4は、図5及び図6に示すように、電子部品41等が実装されている電源基板42を裏側から覆う電源カバー48を備えている。
電源カバー48は、電源基板42やベース3の環状部31に対向し且つ中央に開口480を有する対向部481と、対向部481の外周縁から表側に延伸する外延伸部482とを有する。
電源カバー48は、電源基板42やベース3の環状部31に対向し且つ中央に開口480を有する対向部481と、対向部481の外周縁から表側に延伸する外延伸部482とを有する。
対向部481の中央の開口480は、ベース3の被取付部32の段差部分326(図8参照)と嵌合する。つまり、開口480は、裏側から見ると、被取付部32の蓋部分321の形状に一致している。ここでは長円状をしている。
対向部481の開口480の周辺は、対向部481における外周側に位置する面481bよりも表側に凹入する凹入部分483となっている。
凹入部分483は、取付板7の円形部分713(図10又は図11参照)よりも大きい円形に近い形状をしている。具体的には、長円形状の開口480を構成する一対の円弧部分の開口縁の外側に位置する部分が取付板7の円形部分713よりも大きい第1の半径の円弧状をし、平行部分の開口縁の外側に位置する部分が第1の半径よりも大きな第2の半径の円弧状をしている。
凹入部分483において、第1の半径の円弧と開口480との間の領域を第1領域483a,483bとし、第2の半径の円弧と開口480との間の領域を第2領域483c,483dとする。第1領域483a,483bと第2領域483c,483dは、周方向に交互に存在する。
対向部481の開口480の周辺は、対向部481における外周側に位置する面481bよりも表側に凹入する凹入部分483となっている。
凹入部分483は、取付板7の円形部分713(図10又は図11参照)よりも大きい円形に近い形状をしている。具体的には、長円形状の開口480を構成する一対の円弧部分の開口縁の外側に位置する部分が取付板7の円形部分713よりも大きい第1の半径の円弧状をし、平行部分の開口縁の外側に位置する部分が第1の半径よりも大きな第2の半径の円弧状をしている。
凹入部分483において、第1の半径の円弧と開口480との間の領域を第1領域483a,483bとし、第2の半径の円弧と開口480との間の領域を第2領域483c,483dとする。第1領域483a,483bと第2領域483c,483dは、周方向に交互に存在する。
対向部481は、凹入部分483に、図6に示すように、裏側に立設する立設部分484a,484b,484c,484dを有する。立設部分484a,484bは一方の第2領域483dの周方向の端部にあり、立設部分484c,484dは他方の第2領域483cの周方向の両端にある。
立設部分484a,484b,484c,484dは、器具本体1を取付ユニット6に装着する際に、取付ユニット6の取付板7のリブ部73の円形側部分731(図11参照)に径方向の外側から当接又は近接する。つまり、立設部分484a,484b,484c,484dは、取付ユニット6に器具本体1を装着する際のガイド部として機能する。
立設部分484a,484b,484c,484dは、周方向に間隔をおいて設けられている。立設部分484aと立設部分484bとの間、立設部分484cと立設部分484dとの間には、取付板7の延伸部分715,717が位置する。立設部分484aと立設部分484bとの間の角度、立設部分484cと立設部分484dとの間の角度は、器具本体1を取付ユニット6に装着する際の器具本体1の回転角度より若干大きく設定されている。これにより、器具本体1を取付ユニット6にスムーズに装着することができる。
立設部分484a,484b,484c,484dの裏側端は、図1に示すように、取付板7の裏面と面一となっている。これにより、立設部分484a,484b,484c,484dが設置面と干渉することはない。
立設部分484a,484b,484c,484dは、器具本体1を取付ユニット6に装着する際に、取付ユニット6の取付板7のリブ部73の円形側部分731(図11参照)に径方向の外側から当接又は近接する。つまり、立設部分484a,484b,484c,484dは、取付ユニット6に器具本体1を装着する際のガイド部として機能する。
立設部分484a,484b,484c,484dは、周方向に間隔をおいて設けられている。立設部分484aと立設部分484bとの間、立設部分484cと立設部分484dとの間には、取付板7の延伸部分715,717が位置する。立設部分484aと立設部分484bとの間の角度、立設部分484cと立設部分484dとの間の角度は、器具本体1を取付ユニット6に装着する際の器具本体1の回転角度より若干大きく設定されている。これにより、器具本体1を取付ユニット6にスムーズに装着することができる。
立設部分484a,484b,484c,484dの裏側端は、図1に示すように、取付板7の裏面と面一となっている。これにより、立設部分484a,484b,484c,484dが設置面と干渉することはない。
外延伸部482は、対向部481の円弧部分481aに沿って延伸する円弧部分482aを有する。円弧部分482aは、表側に「V」字状に延伸して、延伸先端部分がベース3の外周部33の裏面に当接する。
電源カバー48は、対向部481と外延伸部482との連結部分又はその周辺に、電子部品41、電源基板42等の熱を放出させるために電源カバー48の内外を連通させる貫通孔486を複数有する。
電源カバー48はベース3への固定部を有している。具体的には、電源カバー48は、図5に示すように、凹入部分483から表側に延伸して被取付部32の係止孔328に係止する係止片485と、対向部481から表側に有底筒状に延伸するボス487aの底部に形成された貫通孔487bとを有する。なお、貫通孔487bには、ベース3のねじ孔に螺合するねじ(図示省略)が挿通する。
電源カバー48はベース3への固定部を有している。具体的には、電源カバー48は、図5に示すように、凹入部分483から表側に延伸して被取付部32の係止孔328に係止する係止片485と、対向部481から表側に有底筒状に延伸するボス487aの底部に形成された貫通孔487bとを有する。なお、貫通孔487bには、ベース3のねじ孔に螺合するねじ(図示省略)が挿通する。
(4)カバー体
カバー体5は、図5に示すように光源ユニット2を表側から覆い且つベース3に装着される内カバー51と、図4に示すようにベース3を表側から覆い且つ内カバー51に装着される外カバー53とを有する。
以下、各カバーについて説明する。
カバー体5は、図5に示すように光源ユニット2を表側から覆い且つベース3に装着される内カバー51と、図4に示すようにベース3を表側から覆い且つ内カバー51に装着される外カバー53とを有する。
以下、各カバーについて説明する。
(4−1)内カバー
内カバー51は透光性の樹脂材料により構成され、ベース3の外周部33にねじ(図示省略)により取り付けられる。
内カバー51は、図5に示すように、表側から見ると円環状をし且つ表側に膨出する円環膨出部511と、円環膨出部511の内周縁から裏側に延伸する内側裏鍔部512と、円環膨出部511の外周縁から延伸する外側鍔部513とを有する。
内カバー51は、同じ構成の2つの部材から構成され、円環膨出部511の周方向の両端から裏側に延伸する端側裏延伸部514を有し、周方向に隣接する2個の端側裏延伸部514が互いに当接する状態で、ベース3に取り付けられる。なお、端側裏延伸部514は光源ユニット2の光源基板23に近接又は当接して、光源ユニット2を表側から支持する。
内カバー51がベース3に取り付けられた際、図3に示すように、内側裏鍔部512はベース3の環状部31の内周縁部と当接し、円環膨出部511の外周部分511aと外側鍔部513はベース3の外周部分313の溝部分331内に位置する。この状態では、外側鍔部513の裏側端は溝部分331の底に近接又は当接する。
内カバー51は透光性の樹脂材料により構成され、ベース3の外周部33にねじ(図示省略)により取り付けられる。
内カバー51は、図5に示すように、表側から見ると円環状をし且つ表側に膨出する円環膨出部511と、円環膨出部511の内周縁から裏側に延伸する内側裏鍔部512と、円環膨出部511の外周縁から延伸する外側鍔部513とを有する。
内カバー51は、同じ構成の2つの部材から構成され、円環膨出部511の周方向の両端から裏側に延伸する端側裏延伸部514を有し、周方向に隣接する2個の端側裏延伸部514が互いに当接する状態で、ベース3に取り付けられる。なお、端側裏延伸部514は光源ユニット2の光源基板23に近接又は当接して、光源ユニット2を表側から支持する。
内カバー51がベース3に取り付けられた際、図3に示すように、内側裏鍔部512はベース3の環状部31の内周縁部と当接し、円環膨出部511の外周部分511aと外側鍔部513はベース3の外周部分313の溝部分331内に位置する。この状態では、外側鍔部513の裏側端は溝部分331の底に近接又は当接する。
内カバー51は外カバー53用の外カバー用装着部515を複数個(例えば4個)有している。ここでは、外カバー53をベース3の中心を通る軸(中心軸ともいう)回りの一方向に回転させることで、外カバー用装着部515と外カバー53の内カバー用装着部553(図9参照)とが係合する。
外カバー用装着部515は、図5及び図6に示すように、円環膨出部511の外周縁から径方向の外方に張り出す張出部分516と、張出部分516における周方向の一方向の端部に裏側に立設し且つ外側鍔部513と連結する立設部分517とを有する。これにより、外カバー53の内カバー51への装着時の一方向への回転が規制される。
外カバー用装着部515は、図5及び図6に示すように、円環膨出部511の外周縁から径方向の外方に張り出す張出部分516と、張出部分516における周方向の一方向の端部に裏側に立設し且つ外側鍔部513と連結する立設部分517とを有する。これにより、外カバー53の内カバー51への装着時の一方向への回転が規制される。
(4−2)外カバー
主に図9を用いて説明する。
外カバー53は、透光性の樹脂材料により構成され、内カバー51(図4参照)に装着される裏カバー55と、裏カバー55に取り付けられる表カバー57とを有する。裏カバー55及び表カバー57は、拡散粒子等を含んだ、所謂、乳白色カバーである。
主に図9を用いて説明する。
外カバー53は、透光性の樹脂材料により構成され、内カバー51(図4参照)に装着される裏カバー55と、裏カバー55に取り付けられる表カバー57とを有する。裏カバー55及び表カバー57は、拡散粒子等を含んだ、所謂、乳白色カバーである。
裏カバー55は、表側拡がりの環状(ここでは、円環状である)の裏カバー本体551と、裏カバー本体551の内側の開口周辺に設けられた内カバー用装着部553と、裏カバー本体551の表側端部に設けられ且つ表カバー57の裏カバー用装着部573に係合する表カバー用装着部555とを有する。
内カバー用装着部553は内カバー51との装着に係合構造を利用し、例えば、外カバー53の相対的な回転により、内カバー用装着部553と内カバー51の外カバー用装着部515とが係合する。なお、内カバー用装着部553は周方向に間隔をおいて複数個(例えば4個)ある。
表カバー用装着部555は表カバー57との装着に係合構造を利用し、例えば、裏カバー55に対して表カバー57を近接方向に押圧することにより、表カバー57の裏カバー用装着部573と裏カバー55の表カバー用装着部555とが係合する。表カバー用装着部555は周方向に間隔をおいて複数個(例えば8個)ある。
内カバー用装着部553は内カバー51との装着に係合構造を利用し、例えば、外カバー53の相対的な回転により、内カバー用装着部553と内カバー51の外カバー用装着部515とが係合する。なお、内カバー用装着部553は周方向に間隔をおいて複数個(例えば4個)ある。
表カバー用装着部555は表カバー57との装着に係合構造を利用し、例えば、裏カバー55に対して表カバー57を近接方向に押圧することにより、表カバー57の裏カバー用装着部573と裏カバー55の表カバー用装着部555とが係合する。表カバー用装着部555は周方向に間隔をおいて複数個(例えば8個)ある。
表カバー57は、表側から見たときに円形状で且つ全体としてドーム状をするドーム部571と、ドーム部571の開口側に設けられた筒部572と、筒部572に設けられた裏カバー用装着部573とを有する。
裏カバー用装着部573は、周方向に間隔をおいて複数個(例えば8個)あり、上記のように裏カバー55の表カバー用装着部555に係合する。
裏カバー用装着部573は、周方向に間隔をおいて複数個(例えば8個)あり、上記のように裏カバー55の表カバー用装着部555に係合する。
3.取付ユニット
主に、図10及び図11を用いて説明する。
取付ユニット6は、設置面に取り付けられる取付板7と、設置面側から小径部(81)と大径部(83)とをこの順で有し且つ取付板7に設けられる係止具8とを備える。
係止具8の大径部(83)は、器具本体1の被取付部32の孔部324の大孔部324aから挿入して小孔部324bの周囲に係止する(図8参照)。これにより、器具本体1が取付ユニット6に装着される。
ここでの係止具8は、少なくとも頭部811とねじ部813とを有する雄ねじ81と、ねじ部813に螺合する雌ねじ83とからなる。上記の小径部は、雄ねじ81の頭部811と雌ねじ83との間に位置するねじ部(813)により構成され、上記の大径部は雌ねじ83により構成される。
ここでの雄ねじ81は絶縁部材85を介して取付板7に収容される。取付ユニット6は、設置面と取付板7との絶縁性を確保するための絶縁シート9を備えてもよい。
以下、各部について説明する。
主に、図10及び図11を用いて説明する。
取付ユニット6は、設置面に取り付けられる取付板7と、設置面側から小径部(81)と大径部(83)とをこの順で有し且つ取付板7に設けられる係止具8とを備える。
係止具8の大径部(83)は、器具本体1の被取付部32の孔部324の大孔部324aから挿入して小孔部324bの周囲に係止する(図8参照)。これにより、器具本体1が取付ユニット6に装着される。
ここでの係止具8は、少なくとも頭部811とねじ部813とを有する雄ねじ81と、ねじ部813に螺合する雌ねじ83とからなる。上記の小径部は、雄ねじ81の頭部811と雌ねじ83との間に位置するねじ部(813)により構成され、上記の大径部は雌ねじ83により構成される。
ここでの雄ねじ81は絶縁部材85を介して取付板7に収容される。取付ユニット6は、設置面と取付板7との絶縁性を確保するための絶縁シート9を備えてもよい。
以下、各部について説明する。
(1)取付板
取付板7は、例えば金属板により構成され、平板部71とリブ部73とを有する。これにより十分な構造的強度特性を得ることができる。
取付板7は、雄ねじ81のねじ部813が挿通し且つ頭部811を設置面との間に収容する収容部75を有する。
取付板7は、例えば金属板により構成され、平板部71とリブ部73とを有する。これにより十分な構造的強度特性を得ることができる。
取付板7は、雄ねじ81のねじ部813が挿通し且つ頭部811を設置面との間に収容する収容部75を有する。
(1−1)平板部
平板部71は、貫通孔711を中央に有する円形部分713と、円形部分713から円形部分713の径方向に延伸する複数個の延伸部分715、717とを有する。なお、円形部分713は貫通孔711を含めて円環状部分とも言える。
円形部分713の貫通孔711には、図1及び図2に示すように、器具本体1(被取付部32)の突出部分325が嵌合する。これにより、取付ユニット6に対して器具本体1が位置決めされる。なお、図1及び図2の(b)では、絶縁シート9のため円形部分713は現れていない。
円形部分713は、図10及び図11に示すように、貫通孔711を挟んだ位置に、表側に凹入部分を有する。凹入部分は上記の収容部75を構成する。ここでの凹入部分は2個ある。2個の凹入部分は、円形部分713の中心を通り且つ2つの延伸部分715,717の延伸方向と直交する部位にある。凹入部分は、有底筒状に凹入し且つ底部分751aに貫通孔751bを有している。なお、凹入部分(収容部75)は、表側に移るにしたがって開口面積が小さくなる、所謂、先細り状に構成されている。つまり、凹入部分の筒部分751cは傾斜面となっている。
円形部分713は、延伸部分715,717と貫通孔711との間に、長孔751d,751eを有している。延伸部分715側の長孔751dは径方向に延伸している。延伸部分717側の長孔751eは径方向と直交する方向に延伸している。これにより、取付板7の設置面への取り付けの自由度を高めることができる。
平板部71は、貫通孔711を中央に有する円形部分713と、円形部分713から円形部分713の径方向に延伸する複数個の延伸部分715、717とを有する。なお、円形部分713は貫通孔711を含めて円環状部分とも言える。
円形部分713の貫通孔711には、図1及び図2に示すように、器具本体1(被取付部32)の突出部分325が嵌合する。これにより、取付ユニット6に対して器具本体1が位置決めされる。なお、図1及び図2の(b)では、絶縁シート9のため円形部分713は現れていない。
円形部分713は、図10及び図11に示すように、貫通孔711を挟んだ位置に、表側に凹入部分を有する。凹入部分は上記の収容部75を構成する。ここでの凹入部分は2個ある。2個の凹入部分は、円形部分713の中心を通り且つ2つの延伸部分715,717の延伸方向と直交する部位にある。凹入部分は、有底筒状に凹入し且つ底部分751aに貫通孔751bを有している。なお、凹入部分(収容部75)は、表側に移るにしたがって開口面積が小さくなる、所謂、先細り状に構成されている。つまり、凹入部分の筒部分751cは傾斜面となっている。
円形部分713は、延伸部分715,717と貫通孔711との間に、長孔751d,751eを有している。延伸部分715側の長孔751dは径方向に延伸している。延伸部分717側の長孔751eは径方向と直交する方向に延伸している。これにより、取付板7の設置面への取り付けの自由度を高めることができる。
ここでの延伸部分715,717は、円形部分713の中心を挟んで2個ある。換言すると、2つの延伸部分715,717は、円形部分713の中心を通り且つ2つの貫通孔751bの中心同士を結ぶ仮想線分と直交する仮想線分上に位置する。なお、2つの延伸部分715,717の貫通孔711の中心からの長さは同じである。
一方の延伸部分715は、延伸方向と直交する方向に長い第1長孔715aを1個以上有する。ここでは2個平行に有する。他方の延伸部分717は、延伸方向と平行な方向に長い第2長孔717aを1個以上有する。ここでは1個有する。これにより、取付板7の設置面へ取り付けの自由度を高めることができる。延伸部分715の第1長孔715aは円形部分713の長孔751dと直交する方向に形成されている。延伸部分717の第2長孔717aは円形部分751の長孔751eと直交する方向に形成されている。これにより、長孔751d,751e、第1長孔715a及び第2長孔717aを利用してねじ等で取付板7を設置面に取り付ける際にも、ねじの設ける位置の自由度が高く、種々の設置面に対応して取り付けすることができる。
延伸部分715は、第1長孔715a以外に貫通孔715bを1個以上有する。延伸部分717は、第2長孔717a以外に貫通孔717bを1個以上有する。これにより、取付板7を設置面に強固に取り付けることができる。
一方の延伸部分715は、延伸方向と直交する方向に長い第1長孔715aを1個以上有する。ここでは2個平行に有する。他方の延伸部分717は、延伸方向と平行な方向に長い第2長孔717aを1個以上有する。ここでは1個有する。これにより、取付板7の設置面へ取り付けの自由度を高めることができる。延伸部分715の第1長孔715aは円形部分713の長孔751dと直交する方向に形成されている。延伸部分717の第2長孔717aは円形部分751の長孔751eと直交する方向に形成されている。これにより、長孔751d,751e、第1長孔715a及び第2長孔717aを利用してねじ等で取付板7を設置面に取り付ける際にも、ねじの設ける位置の自由度が高く、種々の設置面に対応して取り付けすることができる。
延伸部分715は、第1長孔715a以外に貫通孔715bを1個以上有する。延伸部分717は、第2長孔717a以外に貫通孔717bを1個以上有する。これにより、取付板7を設置面に強固に取り付けることができる。
(1−2)リブ部
リブ部73は、平板部71における周縁であって延伸部分715,717の延伸方向の端縁を除く領域から設置面と反対側に屈曲する。これにより、平板部71を構造的に補強できる。
リブ部73は、円形部分713の周縁に設けられた円形側部分731と、延伸部分715,717の延伸方向と平行な端縁に設けられた延伸側部分733,735とを有する。延伸側部分733,735の表側への延伸量は、円形側部分731の表側への延伸量よりも小さい。
リブ部73は、平板部71における周縁であって延伸部分715,717の延伸方向の端縁を除く領域から設置面と反対側に屈曲する。これにより、平板部71を構造的に補強できる。
リブ部73は、円形部分713の周縁に設けられた円形側部分731と、延伸部分715,717の延伸方向と平行な端縁に設けられた延伸側部分733,735とを有する。延伸側部分733,735の表側への延伸量は、円形側部分731の表側への延伸量よりも小さい。
(2)係止具
係止具8は、上記のように、雄ねじ81と雌ねじ83とからなる。
雄ねじ81の頭部811の形状は六角形状をしている。
雌ねじ83は、外周面を持って人の手で回転させることができるタイプであり、工具を必要とせずに、容易に器具本体1を取付板7に取り付けることができる。雌ねじ83は、表端面にドライバーと嵌合する溝を有している。これにより、係止具8の操作がドライバー等の一般の工具により行うことができ、特別な工具等を必要とせずに、容易に器具本体1を取付板7に取り付けることができる。雌ねじ83として、例えば、すり割り付きナットを利用できる。
雄ねじ81は、ねじ部813が平板部71の貫通孔751bを挿通し、頭部811が収容部75に収容される。雄ねじ81は絶縁部材85を介して取付板7と接触しないように収容される。
係止具8は、上記のように、雄ねじ81と雌ねじ83とからなる。
雄ねじ81の頭部811の形状は六角形状をしている。
雌ねじ83は、外周面を持って人の手で回転させることができるタイプであり、工具を必要とせずに、容易に器具本体1を取付板7に取り付けることができる。雌ねじ83は、表端面にドライバーと嵌合する溝を有している。これにより、係止具8の操作がドライバー等の一般の工具により行うことができ、特別な工具等を必要とせずに、容易に器具本体1を取付板7に取り付けることができる。雌ねじ83として、例えば、すり割り付きナットを利用できる。
雄ねじ81は、ねじ部813が平板部71の貫通孔751bを挿通し、頭部811が収容部75に収容される。雄ねじ81は絶縁部材85を介して取付板7と接触しないように収容される。
(3)絶縁部材
絶縁部材85は、頭部851と胴部853とを有し、頭部851と胴部853とを直線状に貫通する貫通孔855が設けられている。
頭部851の外観は裏側拡がりの円錐台状をし、図11に示すように、雄ねじ81の頭部811が嵌合する凹入部分851aを有する。凹入部分851aは、裏側から見ると、雄ねじ81の頭部811と同じ形状である6角形状をしている。これにより、雄ねじ81が絶縁部材85に対して回転規制される。
胴部853は収容部75の貫通孔751bを挿通する。胴部853の横断面形状は、収容部75の貫通孔751bの形状に対応しており、ここでは、非円形に構成されている。これにより、絶縁部材85が収容部75に対して回転規制される。なお、ここでの非円形は、胴部853及び貫通孔751bとも長円に似た形状である。
胴部853は、収容部75に収容された状態において、その表側端が貫通孔751bから延出するように構成されている。これにより、絶縁部材85内を挿通する雄ねじ81のねじ部813が、取付板7の貫通孔751bと接触することはなく、雄ねじ81を金属材料で構成しても絶縁性を確保できる。
絶縁部材85は、頭部851と胴部853とを有し、頭部851と胴部853とを直線状に貫通する貫通孔855が設けられている。
頭部851の外観は裏側拡がりの円錐台状をし、図11に示すように、雄ねじ81の頭部811が嵌合する凹入部分851aを有する。凹入部分851aは、裏側から見ると、雄ねじ81の頭部811と同じ形状である6角形状をしている。これにより、雄ねじ81が絶縁部材85に対して回転規制される。
胴部853は収容部75の貫通孔751bを挿通する。胴部853の横断面形状は、収容部75の貫通孔751bの形状に対応しており、ここでは、非円形に構成されている。これにより、絶縁部材85が収容部75に対して回転規制される。なお、ここでの非円形は、胴部853及び貫通孔751bとも長円に似た形状である。
胴部853は、収容部75に収容された状態において、その表側端が貫通孔751bから延出するように構成されている。これにより、絶縁部材85内を挿通する雄ねじ81のねじ部813が、取付板7の貫通孔751bと接触することはなく、雄ねじ81を金属材料で構成しても絶縁性を確保できる。
(4)絶縁シート
絶縁シート9は取付板7と設置面との間に配される。これにより、取付板7を金属材料で構成しても、設置面側との絶縁性を高めることができる。
絶縁シート9は樹脂材料により構成されている。絶縁シート9は、シート本体91により構成され、シート本体91に複数の貫通孔が設けられている。絶縁シート9は取付板7を裏側から覆う大きさをしている。絶縁シート9は、取付板7を裏側からみた形状と一致又は略同じ形状をしている。具体的には、シート本体91は、取付板7の円形部分713に対応する円形部911と、延伸部分715,717に対応する延伸部913,915とを一体で有する。
絶縁シート9は、器具本体1への電力供給用ケーブルが挿通するための貫通孔93を、取付板7の貫通孔711に対応させて有している。つまり、絶縁シート9は円形部911の中心に貫通孔93を有する。貫通孔93は、取付板7の貫通孔711よりも小さく構成されている。これにより、電力供給用ケーブルが取付板7の貫通孔711に接触し難くできる。
絶縁シート9は取付板7と設置面との間に配される。これにより、取付板7を金属材料で構成しても、設置面側との絶縁性を高めることができる。
絶縁シート9は樹脂材料により構成されている。絶縁シート9は、シート本体91により構成され、シート本体91に複数の貫通孔が設けられている。絶縁シート9は取付板7を裏側から覆う大きさをしている。絶縁シート9は、取付板7を裏側からみた形状と一致又は略同じ形状をしている。具体的には、シート本体91は、取付板7の円形部分713に対応する円形部911と、延伸部分715,717に対応する延伸部913,915とを一体で有する。
絶縁シート9は、器具本体1への電力供給用ケーブルが挿通するための貫通孔93を、取付板7の貫通孔711に対応させて有している。つまり、絶縁シート9は円形部911の中心に貫通孔93を有する。貫通孔93は、取付板7の貫通孔711よりも小さく構成されている。これにより、電力供給用ケーブルが取付板7の貫通孔711に接触し難くできる。
絶縁シート9は、取付板7を設置面に取り付ける際のねじ等が挿通するための貫通孔を、取付板7の貫通孔に対応して1個以上有する。
円形部911では、取付板7の円形部分713の長孔751dに対応して長孔911dが、長孔751eに対応して長孔911eがそれぞれ設けられている。
延伸部913では、取付板7の延伸部分715の第1長孔715aに対応して第1長孔913aが、貫通孔715bに対応して貫通孔913bがそれぞれ設けられている。
延伸部915では、取付板7の延伸部分717の第2長孔717aに対応して第2長孔915aが、貫通孔717bに対応して貫通孔915bがそれぞれ設けられている。
なお、絶縁シート9は、取付板7に収容される係止具8の雄ねじ81に対応する部分には貫通孔を有しておらず、雄ねじ81の頭部811を裏側から絶縁シート9が覆う(図1参照)。これにより、雄ねじ81を金属材料で構成しても絶縁性を確保できる。雄ねじ81との絶縁性を高めるという観点では、絶縁シート又は絶縁シートに相当する部材を雄ねじ81を覆うように設けてもよい。つまり、絶縁シートは少なくとも雄ねじ81を覆う大きさであればよい。
円形部911では、取付板7の円形部分713の長孔751dに対応して長孔911dが、長孔751eに対応して長孔911eがそれぞれ設けられている。
延伸部913では、取付板7の延伸部分715の第1長孔715aに対応して第1長孔913aが、貫通孔715bに対応して貫通孔913bがそれぞれ設けられている。
延伸部915では、取付板7の延伸部分717の第2長孔717aに対応して第2長孔915aが、貫通孔717bに対応して貫通孔915bがそれぞれ設けられている。
なお、絶縁シート9は、取付板7に収容される係止具8の雄ねじ81に対応する部分には貫通孔を有しておらず、雄ねじ81の頭部811を裏側から絶縁シート9が覆う(図1参照)。これにより、雄ねじ81を金属材料で構成しても絶縁性を確保できる。雄ねじ81との絶縁性を高めるという観点では、絶縁シート又は絶縁シートに相当する部材を雄ねじ81を覆うように設けてもよい。つまり、絶縁シートは少なくとも雄ねじ81を覆う大きさであればよい。
4.器具本体の取り付けユニットへの取り付け
(1)取付板の設置面への取り付け
(1−1)取付板7に係止具8を取り付ける。具体的には、絶縁部材85を取付板7の収容部75に収容し、係止具8の雄ねじ81のねじ部813を絶縁部材85の貫通孔855及び収容部75の貫通孔751bを挿通させて、頭部811を収容部75(絶縁部材85の凹入部分851a)に収容する。その後、ねじ部813に雌ねじ83を螺合させる。
(1−2)絶縁シート9を取付板7の裏面に設ける。例えば、両面テープを利用して、絶縁シート9を取付板7に貼り付ける。なお、貼り付ける際、取付板7の貫通孔と絶縁シート9の貫通孔とを対応(位置合わせ)させておく。
(1−3)絶縁シート9付きの取付板7をねじ等により設置面に固定する。この際、電力供給用ケーブルを、絶縁シート9の貫通孔93及び取付板7の貫通孔711とから表側に導出しておく。
ねじ等による固定の際に、絶縁シート9の第1長孔913a、第2長孔915a及び取付板7の第1長孔715a、第2長孔717aを利用できるため、設置面への取り付けの自由度があり、取り付け作業が容易となる。
(1)取付板の設置面への取り付け
(1−1)取付板7に係止具8を取り付ける。具体的には、絶縁部材85を取付板7の収容部75に収容し、係止具8の雄ねじ81のねじ部813を絶縁部材85の貫通孔855及び収容部75の貫通孔751bを挿通させて、頭部811を収容部75(絶縁部材85の凹入部分851a)に収容する。その後、ねじ部813に雌ねじ83を螺合させる。
(1−2)絶縁シート9を取付板7の裏面に設ける。例えば、両面テープを利用して、絶縁シート9を取付板7に貼り付ける。なお、貼り付ける際、取付板7の貫通孔と絶縁シート9の貫通孔とを対応(位置合わせ)させておく。
(1−3)絶縁シート9付きの取付板7をねじ等により設置面に固定する。この際、電力供給用ケーブルを、絶縁シート9の貫通孔93及び取付板7の貫通孔711とから表側に導出しておく。
ねじ等による固定の際に、絶縁シート9の第1長孔913a、第2長孔915a及び取付板7の第1長孔715a、第2長孔717aを利用できるため、設置面への取り付けの自由度があり、取り付け作業が容易となる。
(2)取付ユニットへの器具本体の装着
取付ユニット6の係止具8の雌ねじ(大径部)83を、器具本体1のベース3の被取付部32の大孔部324aから挿入させる。この際、器具本体1の被取付部32は透明性の高い樹脂材料に構成されているため、器具本体1の表側から、取付ユニット6の係止具8の位置を確認でき、挿入作業が容易となる。
次に、挿入された状態で、器具本体1をベース3の中心軸廻りを第1方向に回転させる。これにより、小孔部324bの周囲に雌ねじ(大径部)83が係合して、器具本体1が取付ユニット6に装着される。
この際、取付ユニット6のリブ部73の表側先端が電源ケース48における凹入部分483と当接するため、器具本体1の取付ユニット6への取り付け部分の表裏方向の寸法を、引掛けシーリングとアダプタとの取り付け部分の寸法よりも小さくできる。
取付ユニット6の係止具8の雌ねじ(大径部)83を、器具本体1のベース3の被取付部32の大孔部324aから挿入させる。この際、器具本体1の被取付部32は透明性の高い樹脂材料に構成されているため、器具本体1の表側から、取付ユニット6の係止具8の位置を確認でき、挿入作業が容易となる。
次に、挿入された状態で、器具本体1をベース3の中心軸廻りを第1方向に回転させる。これにより、小孔部324bの周囲に雌ねじ(大径部)83が係合して、器具本体1が取付ユニット6に装着される。
この際、取付ユニット6のリブ部73の表側先端が電源ケース48における凹入部分483と当接するため、器具本体1の取付ユニット6への取り付け部分の表裏方向の寸法を、引掛けシーリングとアダプタとの取り付け部分の寸法よりも小さくできる。
(3)器具本体の固定
器具本体1が取付ユニット6に装着された状態、つまり、被取付部32の小孔部324bに係止具8の雌ねじ(大径部)83が係止する状態で、雌ねじ83を締め付け方向に回転させる。これにより、被取付部32の小孔部324bの周辺部(蓋部分)が、絶縁部材85と雌ねじ83とで挟持され、器具本体1が固定される。
器具本体1が取付ユニット6に装着された状態、つまり、被取付部32の小孔部324bに係止具8の雌ねじ(大径部)83が係止する状態で、雌ねじ83を締め付け方向に回転させる。これにより、被取付部32の小孔部324bの周辺部(蓋部分)が、絶縁部材85と雌ねじ83とで挟持され、器具本体1が固定される。
5.照明装置の絶縁性
(1)器具本体1において、取付板7と接触する又は近接する部材は、ベース3の被取付部32及び電源カバー48である。被取付部32及び電源カバー48は樹脂材料により構成されているため、取付板7を金属材料で構成した場合であっても、絶縁性を高めることができる。
(1)器具本体1において、取付板7と接触する又は近接する部材は、ベース3の被取付部32及び電源カバー48である。被取付部32及び電源カバー48は樹脂材料により構成されているため、取付板7を金属材料で構成した場合であっても、絶縁性を高めることができる。
(2)器具本体1を係止する係止具8を構成する雄ねじ81及び雌ねじ83は、雄ねじ81が絶縁部材85を介して、取付板7と接触しない状態で取付板7の収容部75に収容される。このため、取付板7、雄ねじ81及び雌ねじ83を金属材料で構成した場合であって、絶縁性を高めることができる。
さらに、雄ねじ81は絶縁シート9で覆われるため、雄ねじ81が設置面と接触することがなく、設置面に導電性部材が存在する場合であっても、絶縁性を高めることができる。
さらに、雄ねじ81は絶縁シート9で覆われるため、雄ねじ81が設置面と接触することがなく、設置面に導電性部材が存在する場合であっても、絶縁性を高めることができる。
(3)商用電源に接続された電力供給用ケーブルは、絶縁シート9の貫通孔93から器具本体1の被取付部32の突出部分325の内部を通り、被取付部32の表側の接続端子台43に接続される。樹脂材料により構成された被取付部32の突出部分325は、取付板7の貫通孔711の内部に位置すると共に貫通孔711の周縁に接触しないように構成されている。このため、電力供給用ケーブルは取付板7と接触することはなく、電力供給用ケーブルとの絶縁性を高めることができる。
(4)電力供給用ケーブルは、樹脂製の被取付部32の表側に設けられた接続端子台43に接続される。このため、電力供給用ケーブルが取付板7やベース本体30と接触することがなく、絶縁性を高めることができる。
以上、実施形態を説明したが、この実施形態に限られるものではなく、例えば、以下のような変形例であってもよい。また、実施形態と変形例、変形例同士を組み合わせたものであってもよい。
また、実施形態や変形例に記載していていない例や、要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本発明に含まれる。
また、実施形態や変形例に記載していていない例や、要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本発明に含まれる。
<変形例>
1.取付ユニットへの器具本体の装着
実施形態では、器具本体1を取付ユニット6に対して回転させることで、器具本体1を取付ユニット6に装着している。つまり、小孔部324bは、大孔部324aから回転方向に沿って延伸している。
しかしながら、大径部を大孔部から挿入した状態で器具本体をスライドさせることで、大径部を小孔部の周囲に係止できればよく、実施形態のように周方向にスライド(回転)させてもよいし、直線方向にスライドさせてもよい。直線方向にスライドさせる場合、小孔部を大孔部から直線状に延伸させることで実施できる。
1.取付ユニットへの器具本体の装着
実施形態では、器具本体1を取付ユニット6に対して回転させることで、器具本体1を取付ユニット6に装着している。つまり、小孔部324bは、大孔部324aから回転方向に沿って延伸している。
しかしながら、大径部を大孔部から挿入した状態で器具本体をスライドさせることで、大径部を小孔部の周囲に係止できればよく、実施形態のように周方向にスライド(回転)させてもよいし、直線方向にスライドさせてもよい。直線方向にスライドさせる場合、小孔部を大孔部から直線状に延伸させることで実施できる。
2.器具本体
(1)全体
器具本体1は、表側から見ると円形状をしていたが、例えば、方形状、矩形所、楕円状であってもよい。
器具本体1は、光源ユニット2、ベース3、電源ユニット4及びカバー体5を備えていたが、器具本体1と取付ユニット6との取り付け構造を発明とする場合には、器具本体は、少なくとも被取付具に相当する部材を備えればよく、実施形態で説明した器具本体の構成と異なってもよい。
また、器具本体1と取付ユニット6と電力供給用ケーブルとの間の絶縁構造を発明とする場合は、器具本体は、少なくとも、被取付具に相当する部材と、電源ユニット(特に接続端子台)とを備えればよく、実施形態で説明した器具本体の構成と異なってもよい。
(1)全体
器具本体1は、表側から見ると円形状をしていたが、例えば、方形状、矩形所、楕円状であってもよい。
器具本体1は、光源ユニット2、ベース3、電源ユニット4及びカバー体5を備えていたが、器具本体1と取付ユニット6との取り付け構造を発明とする場合には、器具本体は、少なくとも被取付具に相当する部材を備えればよく、実施形態で説明した器具本体の構成と異なってもよい。
また、器具本体1と取付ユニット6と電力供給用ケーブルとの間の絶縁構造を発明とする場合は、器具本体は、少なくとも、被取付具に相当する部材と、電源ユニット(特に接続端子台)とを備えればよく、実施形態で説明した器具本体の構成と異なってもよい。
(2)光源ユニット
実施形態では、3枚の光源基板23をジャンパー線27で接続しているが、例えば、1枚の光源基板を利用してもよい。この場合、円環状に構成してもよいし、4角環状等の多角環状に構成してもよい。
また、ジャンパー線27に変えて、例えば、コネクタを電源基板に設け、両端にコネクタを有するリード線で接続するようにしてもよい。
実施形態では、電源ユニットとコネクタを介して接続しているが、例えば、電源基板又は光源基板の一方にピンタイプの雄型のコネクタを設け、電源基板又は光源基板の他方に雌型のコネクタを設け、ベースを挟んで直接接続してもよい。
実施形態では、3枚の光源基板23をジャンパー線27で接続しているが、例えば、1枚の光源基板を利用してもよい。この場合、円環状に構成してもよいし、4角環状等の多角環状に構成してもよい。
また、ジャンパー線27に変えて、例えば、コネクタを電源基板に設け、両端にコネクタを有するリード線で接続するようにしてもよい。
実施形態では、電源ユニットとコネクタを介して接続しているが、例えば、電源基板又は光源基板の一方にピンタイプの雄型のコネクタを設け、電源基板又は光源基板の他方に雌型のコネクタを設け、ベースを挟んで直接接続してもよい。
(3)ベース
実施形態では、金属製のベース本体30と、樹脂製の被取付部(被取付具)32とは一体成形により一体化されているが、例えば、ベース本体30と被取付具とを別体で準備した後に組み立てにより一体化してもよい。また、被取付具はベースを利用しているが、例えば、電源カバーに被取付部を設けて電源カバーとしてもよい。
実施形態では、金属製のベース本体30と、樹脂製の被取付部(被取付具)32とは一体成形により一体化されているが、例えば、ベース本体30と被取付具とを別体で準備した後に組み立てにより一体化してもよい。また、被取付具はベースを利用しているが、例えば、電源カバーに被取付部を設けて電源カバーとしてもよい。
(4)電源ユニット
実施形態では、電源ユニット4をベース3の裏面に備えているが、表面に備えてもよいし、ベース3の両面に備えてもよい。両面に備える場合、例えば、交流から直流に変換する変換回路を裏側に、調光回路又は調色回路を表側にそれぞれ配してもよい。
実施形態では、電源ユニットを備えていたが、例えば、点灯電力が直接供給されるような(例えば電源回路が設置面の裏側に配されている)場合、電源ユニットを備える必要はない。電源ユニット4を備えない場合であっても、ベース3の被取付部32が存在するため、取付ユニット6への装着は可能である。
アース線44bは、ベース3にエビナット36を介して接続されているが、ブラインドファスナーを利用して直接接続されてもよいし、半田等で接続されてもよい。
また、取付板7に対してバーリング加工をおこなって、アース線44bを取付板7に接続してもよい。
実施形態では、電源ユニット4をベース3の裏面に備えているが、表面に備えてもよいし、ベース3の両面に備えてもよい。両面に備える場合、例えば、交流から直流に変換する変換回路を裏側に、調光回路又は調色回路を表側にそれぞれ配してもよい。
実施形態では、電源ユニットを備えていたが、例えば、点灯電力が直接供給されるような(例えば電源回路が設置面の裏側に配されている)場合、電源ユニットを備える必要はない。電源ユニット4を備えない場合であっても、ベース3の被取付部32が存在するため、取付ユニット6への装着は可能である。
アース線44bは、ベース3にエビナット36を介して接続されているが、ブラインドファスナーを利用して直接接続されてもよいし、半田等で接続されてもよい。
また、取付板7に対してバーリング加工をおこなって、アース線44bを取付板7に接続してもよい。
実施形態の電源カバー48は、取付ユニット6のリブ部73の表側先端と当接する部分に凹入部分483を有していたが、凹入していなくてもよい。但し、凹入している方が、器具本体1の取付ユニット6への取り付け部分の表裏方向の寸法を小さくできる。なお、取付ユニット6のリブ部73の表側先端と当接する部材は、電源カバーであってもよいし、電源カバー以外の部材であってもよい。電源ユニット4を備えない又は電源ユニットをベースの表側に備える照明装置の場合、取付ユニット6のリブ部73の表側先端と当接する部材はベースであってもよく、その場合、被取付部であってもよいし、環状部であってもよい。
(5)カバー体
実施形態では、内カバー51と外カバー53とを備え、内カバー51はベース3に固定されている。しかしながら、外カバーをベースに固定して内カバー51を備えない構造としてもよい。外カバーをベースに固定するには、例えば、外カバーを表カバー57のような形状であってその被取付部32の表側部分が開口するような環形状にし、裏側端をベースに固定するようにすればよい。
実施形態では、内カバー51と外カバー53とを備え、内カバー51はベース3に固定されている。しかしながら、外カバーをベースに固定して内カバー51を備えない構造としてもよい。外カバーをベースに固定するには、例えば、外カバーを表カバー57のような形状であってその被取付部32の表側部分が開口するような環形状にし、裏側端をベースに固定するようにすればよい。
3.取付ユニット
(1)取付板
実施形態では、取付板7は2個の延伸部分715,717を有していたが、3個以上の延伸部分を有してもよい。3個以上の延伸部を有する場合、周方向に等間隔をおいて有するのが好ましい。
2つの延伸部分715,717は、貫通孔711の中心からの長さが同じであるが、同じでなくてもよい。
取付板7は、金属材料で構成されていたが、例えば、金属板の表裏面に絶縁層を設けてもよいし、樹脂材料で金属板の全面を被覆してもよい。
取付板7の収容部(係止具8)75は2個であったが、3個以上であってもよい。3個以上の場合、周方向に等間隔をおいて有するのが好ましい。
(1)取付板
実施形態では、取付板7は2個の延伸部分715,717を有していたが、3個以上の延伸部分を有してもよい。3個以上の延伸部を有する場合、周方向に等間隔をおいて有するのが好ましい。
2つの延伸部分715,717は、貫通孔711の中心からの長さが同じであるが、同じでなくてもよい。
取付板7は、金属材料で構成されていたが、例えば、金属板の表裏面に絶縁層を設けてもよいし、樹脂材料で金属板の全面を被覆してもよい。
取付板7の収容部(係止具8)75は2個であったが、3個以上であってもよい。3個以上の場合、周方向に等間隔をおいて有するのが好ましい。
(2)係止具・絶縁シート
係止具8は雄ねじ81と雌ねじ83とを利用し、雄ねじ81が取付板に収容されているが、例えば、雌ねじが取付板に収容されてもよい。この場合、雄ねじの頭部は大径部として機能する。
実施形態では、絶縁シートはシート状をしているが、剛性のある板状であってもよい。
係止具8は雄ねじ81と雌ねじ83とを利用し、雄ねじ81が取付板に収容されているが、例えば、雌ねじが取付板に収容されてもよい。この場合、雄ねじの頭部は大径部として機能する。
実施形態では、絶縁シートはシート状をしているが、剛性のある板状であってもよい。
X 照明装置
1 器具本体
2 光源ユニット
3 ベース(被取付具)
4 電源ユニット
5 カバー体
6 取付ユニット
7 取付板
8 係止具
9 絶縁シート
32 被取付部
83 大径部(雌ねじ)
324 孔部
324a 大孔部
324b 小孔部
813 小径部(ねじ部)
1 器具本体
2 光源ユニット
3 ベース(被取付具)
4 電源ユニット
5 カバー体
6 取付ユニット
7 取付板
8 係止具
9 絶縁シート
32 被取付部
83 大径部(雌ねじ)
324 孔部
324a 大孔部
324b 小孔部
813 小径部(ねじ部)
Claims (5)
- 設置面に取り付けられる取付ユニットと、
前記取付ユニットに着脱可能に装着される器具本体と
を備え、
前記取付ユニットは、
前記設置面に取り付けられる取付板と、
前記設置面側から小径部と大径部とをこの順で有し且つ前記取付板に設けられる係止具と
を備え、
前記器具本体は、前記大径部の通過を許容する大孔部と、前記小径部のみの通過を許容する小孔部とが連続してなる孔部を有する被取付具を有し、
前記係止具の前記大径部は前記被取付具の前記孔部の前記大孔部から挿入して前記小孔部の周囲に係止することで、前記器具本体が前記取付ユニットに装着される
照明装置。 - 前記係止具は、少なくとも頭部とねじ部とを有する雄ねじと、前記ねじ部に螺合する雌ねじとからなり、
前記小径部は、前記雄ねじの前記頭部と前記雌ねじとの間に位置するねじ部により構成され、
前記大径部は前記雌ねじにより構成されている
請求項1に記載の照明装置。 - 前記係止具及び前記取付板は金属材料により構成され、
前記取付板は、前記ねじ部が挿通し且つ前記頭部を前記設置面との間に収容する収容部を有し、
前記頭部は、絶縁部材を介して前記取付板に接触しない状態で収容されている
請求項2に記載の照明装置。 - 前記取付ユニットは、前記取付板における前記設置面側を覆う絶縁シートを有する
請求項1〜3の何れか1項に記載の照明装置。 - 前記取付板と前記絶縁シートは、前記器具本体への電力供給用ケーブルが挿通するための貫通孔を有し、
前記被取付具は、前記取付板に接触しない状態で前記貫通孔に向かって突出し且つ前記電力供給用ケーブルが挿通する貫通孔を有する突出部分を有する
請求項4に記載の照明装置。
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2019
- 2019-05-10 JP JP2019089835A patent/JP2020187848A/ja active Pending
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2020
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