JP2020187640A - 情報処理装置、情報処理システムおよびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システムおよびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 エラーの原因となる処理を特定することが容易となる装置やシステム等を提供する。【解決手段】 情報処理装置は、複数の処理から構成される処理フローを実行した履歴の履歴情報を解析する解析手段と、解析手段の解析結果に応じて、処理フローの構成情報と履歴情報とを用いて、異常が発生した処理を識別可能に出力するための処理フローの画像情報を生成する生成手段とを含む。【選択図】 図4

Description

本発明は、画像情報を生成する情報処理装置、システムおよびその処理をコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
PC(Personal Computer)、モバイル端末、MFP(Multi-Function Peripheral)等から予め定義された処理フロー(ワークフロー)に従って、データを加工・処理し、配信先へ配信するシステムが知られている。
このようなシステムにおいてワークフロー上で異常(エラー)が発生した場合、エラーログ、エラーコード、エラーコメント等から発生箇所を特定し、修正を行う必要がある。
従来、エラー情報の取得要求を受けてエラー情報を送信し、エラー情報を含むエラー画面を表示させ、編集ボタンが押下されると、画像データを送信し、画像の編集を行わせてエラーを解決する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記の技術では、エラー情報を通知するのみで、エラーの原因となる処理を特定することが難しいという問題があった。
本発明は、上記の問題に鑑みなされたものであり、エラーの原因となる処理を特定することが容易となる装置、システムやプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、画像情報を生成する情報処理装置であって、
複数の処理から構成される処理フローを実行した履歴の履歴情報を解析する解析手段と、
解析手段の解析結果に応じて、処理フローの構成情報と履歴情報とを用いて、異常が発生した処理を識別可能に出力するための処理フローの画像情報を生成する生成手段と
を含む、情報処理装置を提供する。
本発明によれば、エラーの原因となる処理を特定することが容易となる。
本実施形態に係る情報処理システムの構成例を示した図。 ワークフローを実行し、エラーが発生した際の通知方法を説明する図。 情報処理装置のハードウェア構成の一例を示した図。 情報処理装置の機能構成の一例を示したブロック図。 ワークフローの一例を示した図。 ワークフローのデータ構造の一例を示した図。 ジョブログのデータ構造の一例を示した図。 詳細ログのデータ構造の一例を示した図。 ワークフローを用いて画像データを配信する流れの一例を示したシーケンス図。 ユーザがエラー通知の受け取り、エラー状況を確認するまでの流れの一例を示したシーケンス図。 管理者がエラー状況を確認するまでの流れの一例を示したシーケンス図。 ログからエラー発生箇所を示す画像を生成する流れの一例を示したシーケンス図。 生成された画像の一例を示した図。 生成された画像の別の例を示した図。
図1は、本実施形態に係る情報処理システムの構成例を示した図である。情報処理システムは、入力装置10と、基幹システム11と、認証システム12と、管理者システム13と、配信先システム14とを含んで構成される。これらの装置やシステムは、ネットワーク15に接続され、ネットワーク15を介して互いに通信を行うことができる。
入力装置10は、ユーザが使用し、MFP(Multi-Function Peripheral)等の画像形成装置、スマートフォン等のモバイル端末、PC等の情報を入力し、情報を表示するための電子機器である。
基幹システム11は、サーバ等の情報処理装置であり、入力装置10、認証システム12、管理者システム13、配信先システム14を管理し、所定の処理を実行する。基幹システム11は、入力装置10へワークフローの選択画面を提供し、ワークフローをジョブとして実行した結果(履歴)を履歴情報(ログ)として記憶し、ジョブの実行においてエラーが発生した場合にエラーを通知する等の処理を実行する。
管理者システム13は、管理者が使用する装置で、基幹システム11を操作し、実行したジョブのログや通知されたエラー情報等を表示する。入力装置10も同様に、基幹システム11を操作し、実行したジョブのログや通知されたエラー情報等を表示することができる。配信先システム14は、ユーザが設定した任意の配信先の装置である。
認証システム12は、入力装置10、基幹システム11、管理者システム13、配信先システム14等の装置情報と、ユーザ情報とを紐付けて登録情報として登録する。このため、認証システム12は、ユーザからのこれらの装置の利用の要求を受け、登録されているユーザに対してのみ、その利用を可能にするべく認証を行う。
ネットワーク15は、有線、無線のいずれのネットワークであってもよく、ルータやプロキシサーバ等により接続された2以上のネットワークから構成されたものであってもよい。
図2は、ワークフローを実行し、エラーが発生した際の通知方法を説明する図である。管理者は、管理者システム13を使用し、基幹システム11に対してワークフローを登録する。ワークフローは、複数の処理を指定された順序で実行するように構築され、構成情報として登録される。構成情報は、各処理に関する情報と、各処理を実行する順序に関する情報とを含む。
ユーザは、入力装置10を使用し、認証システム12に対してユーザ認証を行い、基幹システム11に登録されたワークフローの中から任意のワークフローを選択し、ジョブとして実行する。基幹システム11は、ジョブを実行する装置を管理し、ジョブの中の各処理の実行結果を詳細な履歴情報(詳細ログ)とし、ジョブの実行結果をジョブログとして記録する。
ユーザおよび管理者は、ジョブに対してエラーが発生した場合、ジョブを指定して、ジョブの中のどの箇所でエラーが発生したかを確認することができる。これらの確認は、ユーザについては入力装置10を使用して行い、管理者については管理者システム13を使用して行う。
入力装置10や管理者システム13は、ユーザや管理者がジョブを指定し、エラー箇所の通知を要求したことを受け、基幹システム11に対し、どの箇所でエラーが発生しているかをワークフロー上に示す画像を要求する。入力装置10や管理者システム13は、基幹システム11から提供された画像16を受け取り、表示部に表示する。これにより、ユーザや管理者は、表示された画像16を見ることで、ワークフロー上のどの箇所でエラーが発生したかを容易に確認することができる。
図3は、基幹システム11のハードウェア構成の一例を示した図である。基幹システム11は、一般的なPCやサーバと同様のハードウェア構成で、CPU20、ROM21、RAM22、HDD23、通信I/F24を含む。基幹システム11は、CPU20、ROM21、RAM22、HDD23、通信I/F24がそれぞれバス25に接続され、バス25を介して互いに情報のやりとりを行うように構成されている。
CPU20は、基幹システム11を制御し、ログの記録や画像の生成等の処理を実行する。ROM21は、基幹システム11を起動するためのブートプログラムや、HDD23等のハードウェアを制御するためのファームウェア等を記憶する。RAM22は、CPU20に対して作業領域を提供する。HDD23は、基幹システム11を制御するためのOS(Operating System)や上記の処理を実行するためのプログラム等を記憶する。通信I/F24は、基幹システム11と、入力装置10、認証システム12、管理者システム13、配信先システム14とのネットワーク15を介した通信を制御する。
図4は、基幹システム11の機能構成の一例を示したブロック図である。基幹システム11は、CPU20がHDD23に記憶されたプログラムをRAM22に読み出し、展開して実行することにより、各機能部を生成し、各機能部により各機能を実現する。基幹システム11は、機能部として、取得部30と、解析部31と、生成部32と、記憶部33と、通信部34と、処理部35とを含む。なお、ここではソフトウェアにより各機能部を実現しているが、これに限られるものではなく、各機能部の一部または全部が回路等のハードウェアにより実現されていてもよい。
処理部35は、後述する中間処理等の各種の処理を実行し、ログを生成する。通信部34は、入力装置10からのユーザの認証要求や管理者システム13からの管理者の認証要求を受け付け、認証システム12に対して認証処理の実行を要求する。また、通信部34は、入力装置10に対してワークフローの選択画面を提供する。さらに、通信部34は、ユーザや管理者からのジョブを指定した画像の取得要求を受け付け、要求された画像の画像情報を画像データとして送信する。
記憶部33は、管理者により登録されたワークフローの構成情報と、ワークフローを実行した際のログを記憶する。ログは、ジョブログと詳細ログとを含む。
ワークフローは、例えば図5に例示する複数の処理(コネクタ)から構成され、コネクタが実行順に並んでいる。図5に例示するワークフローは、2つに分岐し、1つは第1のフォルダに配信し、そこから第2のフォルダに配信するように構成され、もう1つはXML(eXtensible Markup Language)スタイルシート変換処理を行い、2つに分岐して、第3のフォルダと、第4のフォルダとに配信するように構成されている。
ワークフローの構成情報は、例えば図6に例示するXMLを使用して記述されたデータ構造を有する。ワークフローの構成情報は、次の処理を示す片方向の連結リストで記述される。各コネクタには、各コネクタを一意に識別可能な識別情報(コネクタID)が割り当てられる。また、各ワークフローにも、一意に識別可能なワークフローIDが設定される。ワークフローの構成情報は、ワークフローを表示するために必要な各種の設定を含む。このため、上記のXMLスタイルシート変換処理では、この設定を使用して表示形式が変換される。
ジョブログは、例えば図7に例示するデータ構造を有する。ジョブログは、ジョブを一意に識別可能なジョブIDと、ワークフローIDと、ユーザを一意に識別可能なユーザIDとを含む。ジョブIDは、全てのジョブで一意に定まる主キーを示す。ユーザIDは、登録されているユーザに紐付くIDで、認証処理において使用されるユーザ情報である。
詳細ログは、例えば図8に例示するデータ構造を有する。コネクタIDは、ワークフローが異なれば、同じ種類の処理であっても異なるIDとなる。結果IDは、処理が実施、未実施、エラー等の状況に合わせて設定される種別を示すIDである。結果IDは、例えば実施が1、未実施が0、エラーが2等とされる。エラーコードは、エラーが発生した箇所を示すIDである。
記憶部33は、エラーコードに紐付けてエラーに対する対応方法を記憶する。これにより、エラーが発生した箇所とともに対応方法を含む画像を生成し、表示させることが可能となる。
取得部30は、通信部34がジョブを指定した画像の取得要求を受信したことを受けて、指定されたジョブに対応するワークフローの構成情報とログとを記憶部33から取得する。取得部30は、取得要求からジョブIDを取り出し、ジョブIDを基に、対応する構成情報とログとを取得する。
解析部31は、取得部30により取得されたログを解析する。ログは、詳細ログを含み、詳細ログは、結果IDとエラーコードとを含む。解析部31は、結果IDがエラーを示すIDである場合、そのジョブにエラーが発生していることを検出する。また、解析部31は、エラーコードからどの箇所にエラーが発生しているかを特定する。解析部31は、ジョブに対応するワークフローのいずれのコネクタも、結果IDがエラーを示すIDでない場合、そのジョブにエラーが発生していないことを検出する。
生成部32は、解析部31がジョブにエラーが発生していることを検出した場合、解析部31により特定されたエラー発生箇所と、取得部30により取得された構成情報とを用いて、入力装置10や管理者システム13に表示する画像を生成する。画像は、エラーが発生したコネクタを識別可能に表示するワークフローの画像とされる。コネクタを識別可能に表示する方法としては、例えばコネクタの枠や枠内の色を変える方法、コネクタ内の文字の色や太さを変える方法、コネクタのサイズや形状を変える方法等が挙げられる。
生成部32は、解析部31がジョブにエラーが発生していないことを検出した場合、取得部30により取得された構成情報を用いて、いずれのコネクタも同じ色の枠や文字等とされたワークフローの画像を生成することができる。ジョブにエラーが発生していない場合、画像を生成しなくてもよい。
生成された画像は、画像情報(画像データ)として、通信部34により取得要求を送信した入力装置10や管理者システム13へ送信され、入力装置10や管理者システム13の表示部に表示される。ユーザや管理者は、表示部に表示された画像を見ることで、どの箇所にエラーが発生しているかを簡単に特定することができる。
画像データには、エラーの発生箇所のほかに、エラーコードやエラーに対する対応方法に関する情報を含めることができる。このため、表示部には、エラーの発生箇所のほか、エラーコードや対応方法を表示させることができる。
図8に示す例では、記憶部33を設け、記憶部33にログが記憶されているが、ログは、ネットワーク15に接続された他の機器に記憶されていてもよい。また、ワークフローの構成情報も、ログと同様、ネットワーク15に接続された他の機器に記憶されていてもよい。他の機器は、入力装置10、認証システム12、管理者システム13、配信先システム14のいずれであってもよいし、それら以外の機器であってもよい。
次に、図9を参照して、ワークフローに従って実行されるシーケンスの一例を説明する。このシーケンスを実施するため、入力装置10の一例である画像形成装置40と、基幹システム11と、認証システム12と、配信先システム14とを含む。図9では、基幹システム11に含まれるが、基幹システム11とは別に、詳細ログ41とジョブログ42が示されている。ここでは、入力装置10の一例として、画像形成装置40を挙げているが、画像形成装置40に限定されるものではなく、モバイル端末やPC等であってもよい。
ユーザ50は、画像形成装置40に対してユーザ情報を入力し、システムを利用するためにログインを行う(図9のS1)。画像形成装置40は、基幹システム11に対して、ユーザ認証を要求する(図9のS2)。画像形成装置40は、ユーザ50が入力したユーザ情報を含むユーザ認証要求を生成し、生成したユーザ認証要求を基幹システム11に送信する。基幹システム11は、ユーザ認証要求を認証システム12へ転送し、ユーザ認証を要求する(図9のS3)。
認証システム12は、ユーザ認証要求を受け付け、認証処理を行う。認証処理は、ユーザ認証要求からユーザ情報を取り出し、認証システム12に登録されているユーザ情報と一致するか否かにより行う。一致する場合、認証成功となり、一致しない場合、認証失敗となり、その旨を、基幹システム11を介して画像形成装置40へ返信する。
認証失敗の場合は、ここでシーケンスは終了する。一方、認証成功の場合は、次のシーケンスへ移行する。
ユーザ50は、認証成功の場合、画像形成装置40に対して、データ配信の実行を要求する(図9のS4)。このとき、ユーザ50は、ワークフロー選択画面において、ワークフローを選択することができる。ここでは、データ配信のワークフローを選択したものとして説明する。
画像形成装置40は、ユーザ50からの要求を受けて、画像形成を行い、画像データを生成する(図9のS5)。画像形成装置40は、生成した画像データを基幹システム11へ配信する(図9のS6)。このとき、画像形成装置40は、ユーザにより選択されたワークフローの情報やユーザ情報も通知する。ワークフローの情報は、各ワークフローに対して割り当てられたワークフローIDで、ユーザ情報は、ユーザIDである。
基幹システム11は、画像データを受信し、ユーザ情報等の通知を受け、ユーザにより選択されたワークフローをジョブとして実行するため、ジョブIDを割り当て、新規ジョブとしてジョブログ42に登録する(図9のS7)。登録される内容は、図7に例示したような内容である。ジョブログ42に登録する内容としては、そのほか、ジョブを開始した日時、文書名等も登録される。基幹システム11は、新規ジョブをジョブログ42に登録した後、選択されたワークフローの実行を開始する。
選択されたワークフローは、データ配信のワークフローで、画像データに対して中間処理を実行し、処理された画像データを配信先システム14へ配信するフローである。中間処理は、例えばPDF(Portable Document Format)変換等のファイル形式の変換が挙げられる。これは一例であるので、この処理に限定されるものではない。
基幹システム11は、ワークフローに従って、受信した画像データに対して中間処理を行う(図9のS8)。基幹システム11は、1つの処理が終了する度に、ログを生成し、ログの書き込みを行う(図9のS9)。ログの書き込みは、詳細ログ41に対して行われる(図9のS10)。書き込まれるログの内容は、図8に例示したような内容である。
詳細ログ41への書き込みが終了した後、基幹システム11は、次の処理として、中間処理された画像データを配信先システム14へ配信する(図9のS11)。基幹システム11は、この場合も同様に、ログを生成し、ログの書き込みを行う(図9のS12)。ログの書き込みは、詳細ログ41に対して行われる(図9のS13)。この場合も、書き込まれるログの内容は、図8に例示したような内容である。
詳細ログ41への書き込みが終了した後、基幹システム11は、ジョブログ42に登録されたログを更新する(図9のS13)。新規ジョブとして登録されたログには、ジョブの終了した日時、ステータス、配信した枚数等の情報が含まれていないため、ここでその情報を登録し、更新する。ステータスは、ジョブが成功したか、失敗したかを示す情報である。更新後、基幹システム11は、ジョブが終了したことを画像形成装置40に通知し、その旨を表示する等して、ユーザ50に通知する。
ユーザ50は、画像形成装置40を使用して、実行したジョブのログを確認することができる。図10は、ユーザがエラー通知を受け取り、エラー状況を確認するまでの流れの一例を示したシーケンス図である。ユーザ50は、システムを利用する際、図9に例示したシーケンスと同様、画像形成装置40に対してユーザ情報を入力し、ログインを行う(図10のS1)。画像形成装置40は、基幹システム11に対して、ユーザ認証を要求する(図10のS2)。画像形成装置40は、ユーザ50が入力したユーザ情報を含むユーザ認証要求を生成し、生成したユーザ認証要求を基幹システム11に送信する。基幹システム11は、ユーザ認証要求を認証システム12へ転送し、ユーザ認証を要求する(図10のS3)。
認証システム12は、ユーザ認証要求を受け付け、認証処理を行う。認証処理は、ユーザ認証要求からユーザ情報を取り出し、認証システム12に登録されているユーザ情報と一致するか否かにより行う。一致する場合、認証成功となり、一致しない場合、認証失敗となり、その旨を、基幹システム11を介して画像形成装置40へ返信する。
認証失敗の場合は、ここでシーケンスは終了する。一方、認証成功の場合は、次のシーケンスへ移行する。
ユーザ50は、認証成功の場合、画像形成装置40に対してログの確認を要求する(図10のS4)。画像形成装置40は、UI(User Interface)上にログ確認の選択ボタンを有し、ユーザ50は、その選択ボタンを押下することによりログの確認を要求することができる。
画像形成装置40は、ユーザ50からの要求を受けて、基幹システム11に対し、ユーザ50が実行したジョブ一覧の取得を要求する(図10のS5)。画像形成装置40は、ログイン時に使用したユーザ情報を含むジョブ一覧取得要求を生成し、生成したジョブ一覧取得要求を基幹システム11へ送信する。
基幹システム11は、画像形成装置40からの要求を受けて、ジョブ一覧取得要求に含まれるユーザ情報を基に、ユーザ50のログをジョブログ42から取得する(図10のS6)。基幹システム11は、ジョブログ42から取得したユーザ50のログからジョブ一覧をリストとして生成し、画像形成装置40に返信する。リストには、ジョブIDやジョブ開始日時等のほか、ジョブIDと紐付けられた詳細ログ41の結果IDから得られるエラー発生の有無が含められる。
画像形成装置40は、基幹システム11からリストを取得し、UIに表示する等して、ユーザ50に提示する。
ユーザ50は、表示されたリストからエラーが発生しているジョブを選択する(図10のS7)。画像形成装置40は、ユーザ50からのジョブの選択を受けて、基幹システム11に対し、エラー状況の解析を要求する(図10のS8)。基幹システム11は、選択されたジョブのエラー状況を解析し、画像形成装置40へ解析結果を返信する。画像形成装置40は、基幹システム11から取得した解析結果をUIに表示する等して、ユーザ50に提示する。
実行されたジョブのログは、ユーザ50だけではなく、管理者51も確認することができる。図11は、管理者51がエラー状況を確認する流れの一例を示したシーケンス図である。管理者51もユーザ50と同様、システムを利用する際、図9や図10に例示したシーケンスと同様、ユーザ情報を入力し、ログインを行う(図11のS1)。この場合、管理者51は、管理者システム13に対してユーザ情報を入力する。
管理者システム13は、認証システム12に対して、ユーザ認証を要求する(図11のS2)。管理者システム13は、管理者51が入力したユーザ情報を含むユーザ認証要求を生成し、生成したユーザ認証要求を基幹システム11に送信する。基幹システム11は、ユーザ認証要求を認証システム12へ転送し、ユーザ認証を要求する(図11のS3)。
認証システム12は、ユーザ認証要求を受け付け、認証処理を行う。認証処理は、ユーザ認証要求からユーザ情報を取り出し、認証システム12に登録されているユーザ情報と一致するか否かにより行う。一致する場合、認証成功となり、一致しない場合、認証失敗となり、その旨を、基幹システム11を介して管理者システム13へ返信する。
認証失敗の場合は、ここでシーケンスは終了する。一方、認証成功の場合は、次のシーケンスへ移行する。
管理者51は、認証成功の場合、管理者システム13に対してログの確認を要求する(図11のS4)。管理者システム13も画像形成装置40と同様、UI上にログ確認の選択ボタンを有し、管理者51は、その選択ボタンを押下することによりログの確認を要求することができる。
管理者システム13は、管理者51からの要求を受けて、基幹システム11に対し、システムを利用する全ユーザが実行したジョブ一覧の取得を要求する(図11のS5)。管理者システム13は、ジョブ一覧取得要求を生成し、生成したジョブ一覧取得要求を基幹システム11へ送信する。
基幹システム11は、管理者システム13からの要求を受けて、全ユーザのログをジョブログ42から取得する(図11のS6)。基幹システム11は、ジョブログ42から取得した全ユーザのログからジョブ一覧をリストとして生成し、管理者システム13に返信する。リストには、ジョブIDやジョブ開始日時等のほか、ジョブIDと紐付けられた詳細ログ41の結果IDから得られるエラー発生の有無が含められる。
管理者システム13は、基幹システム11からリストを取得し、UIに表示する等して、管理者51に提示する。
管理者51は、表示されたリストからエラーが発生しているジョブを選択する(図11のS7)。管理者システム13は、管理者51からのジョブの選択を受けて、基幹システム11に対し、エラー状況の解析を要求する(図11のS8)。基幹システム11は、選択されたジョブのエラー状況を解析し、管理者システム13へ解析結果を返信する。管理者システム13は、基幹システム11から取得した解析結果をUIに表示する等して、管理者51に提示する。
図12を参照して、基幹システム11が実行する解析処理について詳細に説明する。画像形成装置40や管理者システム13から解析要求を受けて(図12のS1)、取得部30が、ジョブログ42からワークフローIDを取得する(図12のS2)。解析要求には、選択されたジョブのジョブIDが含まれるため、取得部30は、ジョブIDを基に、ワークフローIDを取得する。
取得部30は、記憶部33に設定ファイル43としてワークフローIDと対応付けて登録されているワークフローの構成情報の中から、取得したワークフローIDに対応する構成情報を取得する(図12のS3)。設定ファイル43も、詳細ログ41やジョブログ42と同様、記憶部33ではなく、他の機器に記憶されていてもよい。また、取得部30は、ジョブIDを基に、詳細ログ41から各コネクタのログを取得する(図12のS4)。各コネクタのログは、コネクタID、結果ID、エラーコード等である。
生成部32は、取得部30が取得した構成情報に基づき、ワークフローの画像を生成する(図12のS5)。ワークフローの画像は、図5に例示したような複数のコネクタが実行順に並べられ、コネクタ間が線または矢線で接続された画像である。すなわち、この画像は、エラーが発生したコネクタと、それ以外のコネクタとを区別することなく同じ色等で表示する画像である。
解析部31は、取得部30が取得した各コネクタのログを解析し、結果IDがエラーを示すか否かを確認する。エラーを示す場合、解析部31は、エラーコードからエラーの種別を確認する(図12のS6)。生成部32は、解析部31の解析結果を基に、コネクタを表示する色を変更し、エラーコードに合わせてユーザ50や管理者51に対して通知するコメントを追加して、画像を更新する(図12のS7)。一方、エラーを示さない場合、解析部31および生成部32は、何の処理も実行しない。これは、全てのコネクタのログを解析し、全てのコネクタにつき色やコメントの変更が完了するまで繰り返される。
このようにして生成され、画像形成装置40や管理者システム13へ送信され、UI上に表示された画像の一例を、図13および図14に示す。図13は、コネクタ(PDF変換)でエラーが発生した例を示している。コネクタの枠等の色が、他のコネクタや矢線の色とは異なる色に変更され、エラー内容が、コネクタから吹き出しの形で表現されている。エラー内容は、エラー発生箇所、発生したエラーに対する対応方法、エラーコードとされている。これらは一例であり、エラー内容にはその他の情報を含めることも可能である。
エラー内容は、マウスオーバーや、ワークフロー画像に吹き出しの画像を埋め込む画像埋め込み等により表示することができる。マウスオーバーは、カーソルをマウスで移動させる際、カーソルが対象と重なっている間、ポップアップ等で表示する方法である。
図13に例示した対応方法は、PDF変換でエラーが発生した場合の対応方法である。PDF変換は、設定で表示が変化し、画像が粗くなったり、ぼけたりすることから、その対応方法として、設定を確認するよう促す内容となっている。
図14は、コネクタ(フォルダ配信)でエラーが発生した例を示している。この例も、コネクタの枠等の色が、他のコネクタや矢線の色とは異なる色に変更され、エラー内容が、コネクタから吹き出しの形で表現されている。エラー内容は、エラー発生箇所、発生したエラーに対する対応方法、エラーコードとされている。
図14に例示した対応方法は、フォルダ配信でエラーが発生した場合の対応方法である。フォルダ配信は、指定されたフォルダに自動で配信する機能であり、配信先システム14の設定やネットワーク環境によって配信できなかったり、異なるフォルダへ配信されたりする。このため、対応方法として、配信先システムの設定またはネットワーク環境を確認するよう促す内容となっている。
図13および図14に例示したように、これまで単にログとして記憶されていたデータから、視覚的に識別しやすい画像データを作成し、それを表示させることで、ユーザや管理者に対し、エラーの原因となる処理を特定することが容易になる。なお、上記では、視覚的に識別しやすい画像データをUI上に表示することについて説明したが、これに限定されるものではなく、プロジェクタにより投影してもよいし、プリンタ等で印刷出力してもよい。
これまで本発明を、基幹システム11としての情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理装置等のコンピュータに実行させるためのプログラムとして上述した実施の形態をもって説明してきたが、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではない。したがって、他の実施の形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
したがって、情報処理装置が実行する方法や情報処理システムが実行する方法、上記プログラムが記録された記録媒体、上記プログラムを、ネットワークを介して提供するサーバ装置等も提供することができるものである。
10…入力装置
11…基幹システム
12…認証システム
13…管理者システム
14…配信先システム
15…ネットワーク
16…画像
20…CPU
21…ROM
22…RAM
23…HDD
24…通信I/F
25…バス
30…取得部
31…解析部
32…生成部
33…記憶部
34…通信部
35…処理部
40…画像形成装置
41…詳細ログ
42…ジョブログ
43…設定ファイル
50…ユーザ
51…管理者
特開2016−174325号公報

Claims (8)

  1. 画像情報を生成する情報処理装置であって、
    複数の処理から構成される処理フローを実行した履歴の履歴情報を解析する解析手段と、
    前記解析手段の解析結果に応じて、前記処理フローの構成情報と前記履歴情報とを用いて、異常が発生した処理を識別可能に出力するための処理フローの画像情報を生成する生成手段と
    を含む、情報処理装置。
  2. 前記履歴情報は、前記各処理の実行結果を含み、
    前記解析手段は、前記各処理の実行結果を参照し、前記異常が発生した処理が含まれるか否かを確認する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記生成手段は、前記処理フロー中の前記異常が発生した処理を示す画像の色、大きさ、形状の少なくとも1つを変更した前記画像情報を生成する、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記履歴情報は、前記異常が発生した処理に対し、異常の内容を含み、
    前記生成手段は、前記異常の内容を含めて前記画像情報を生成する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記生成手段は、前記構成情報を用いて、前記異常が発生した処理を該異常が発生した処理以外の他の処理と区別することなく画像情報を生成し、前記解析手段の解析結果に応じて、前記履歴情報を用い、前記異常が発生した処理を識別可能に出力するための画像情報に更新する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記構成情報と前記履歴情報とを、前記処理フローを識別するための識別情報と対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記識別情報を含む前記履歴情報の解析要求を受けて、前記記憶手段から前記識別情報に対応付けられた前記構成情報と前記履歴情報とを取得する取得手段と
    を含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報処理装置と、処理フローを構成する複数の処理のうちの1以上の処理を実行する1以上の電子機器とを含む、情報処理システム。
  8. 画像情報を生成する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    複数の処理から構成される処理フローを実行した履歴の履歴情報を解析するステップと、
    前記解析するステップでの解析結果に応じて、前記処理フローの構成情報と前記履歴情報とを用いて、異常が発生した処理を識別可能に出力するための処理フローの画像情報を生成するステップと
    を実行させる、プログラム。
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