JP2020184446A - 給電アタッチメントおよび灯具ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】発光素子に電力を供給するための給電アタッチメントにおいて、その薄型化を図る。【解決手段】絶縁部材32に埋設された左右1対のバスバー電極34における絶縁部材32からの露出部分によって、発光素子14と電気的に接続される端子片34aと、外部電源と電気的に接続される端子ピン34cとを構成する。そして、絶縁部材32として、左右1対の端子片34aを露出させる開口部32aと、左右1対の端子ピン34cを収容するコネクタ部32dとが形成された構成とする。その際、給電アタッチメント30として、左右1対の端子ピン34cがコネクタ部32dの内部空間において水平方向に並んだ状態で配置された構成とする。これにより、コネクタ部32dの上下方向の寸法を小さくして、給電アタッチメント30の薄型化を図る。【選択図】図4

Description

本願発明は、発光素子に電力を供給するための給電アタッチメントおよび該給電アタッチメントを備えた灯具ユニットに関するものである。
従来より、例えば「特許文献1」に記載されているように、発光ダイオード等の発光素子に電力を供給するための給電アタッチメントとして、1対のバスバー電極がその一部を露出させた状態で絶縁部材に埋設された構成のものが知られている。
この「特許文献1」に記載された給電アタッチメントにおいては、1対のバスバー電極における絶縁部材からの露出部分によって、発光素子と電気的に接続される1対の第1端子部と、外部電源と電気的に接続される1対の第2端子部とが構成されており、その絶縁部材には1対の第1端子部を露出させる開口部と1対の第2端子部を収容するコネクタ部とが形成されている。
特開2014−197550号公報
上記「特許文献1」に記載された給電アタッチメントにおいては、1対の第2端子部がコネクタ部の内部空間において上下方向に並んだ状態で配置されているので、コネクタ部の上下方向の寸法が大きくなってしまい、給電アタッチメントの薄型化を図ることが困難である。
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、発光素子に電力を供給するための給電アタッチメントにおいて、その薄型化を図ることができる給電アタッチメントを提供することおよびこのような給電アタッチメントを備えた灯具ユニットを提供することを目的とするものである。
本願発明は、1対の第2端子部の配置に工夫を施すことにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
すなわち、本願発明に係る給電アタッチメントは、
発光素子に電力を供給するための給電アタッチメントであって、1対のバスバー電極が該バスバー電極の一部を露出させた状態で絶縁部材に埋設されてなる給電アタッチメントにおいて、
上記1対のバスバー電極における上記絶縁部材からの露出部分によって、上記発光素子と電気的に接続される1対の第1端子部と、外部電源と電気的に接続される1対の第2端子部とが構成されており、
上記絶縁部材に、上記1対の第1端子部を露出させる開口部と、上記1対の第2端子部を収容するコネクタ部とが形成されており、
上記1対の第2端子部は、上記コネクタ部の内部空間において水平方向に並んだ状態で配置されている、ことを特徴とするものである。
上記「絶縁部材」の種類は特に限定されるものではなく、例えば樹脂製の部材やセラミックス製の部材等が採用可能である。
上記「発光素子」の種類は特に限定されるものではなく、例えば発光ダイオードやレーザダイオード等が採用可能である。
上記「第1端子部」、「第2端子部」の具体的な位置関係は特に限定されるものではない。
本願発明に係る給電アタッチメントは、絶縁部材に埋設された複数のバスバー電極における絶縁部材からの露出部分によって、発光素子と電気的に接続される第1端子部と、外部電源と電気的に接続される第2端子部とが構成されており、その絶縁部材には1対の第1端子部を露出させる開口部と1対の第2端子部を収容するコネクタ部とが形成されているが、1対の第2端子部はコネクタ部の内部空間において水平方向に並んだ状態で配置されているので、コネクタ部の上下方向の寸法を小さくすることができ、これにより給電アタッチメントの薄型化を図ることができる。
このように本願発明によれば、発光素子に電力を供給するための給電アタッチメントにおいて、その薄型化を図ることができる。
上記構成において、さらに、コネクタ部の構成として、1対の第2端子部が並んでいる第1方向に関して開口部と重複する位置に形成された構成とすれば、給電アタッチメントが例えば車両用ヘッドランプ等のように左右1対の灯具ユニットに用いられるような場合であっても、両灯具ユニット相互間で給電アタッチメントを共通化することが容易に可能となる。
上記構成において、さらに、1対の第2端子部の構成として、各々が板状に形成されており、かつ、板面が第1方向と直交する第2方向を向くように配置された構成とすれば、コネクタ部の上下方向の寸法をさらに小さくすることができ、これにより給電アタッチメントの一層の薄型化を図ることができる。
このような給電アタッチメントおよび発光素子を備えた灯具ユニットの構成として、給電アタッチメントおよび発光素子が、発光素子からの出射光を制御する光学部材と共にヒートシンクに支持された構成とした上で、ヒートシンクに、給電アタッチメントの絶縁部材におけるコネクタ部の少なくとも一部分を収容する凹部が形成された構成とすれば、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、ヒートシンクに凹部を形成することによりコネクタ部との干渉を回避することが容易に可能となるが、コネクタ部はその上下方向の寸法が小さいので、ヒートシンクに凹部を形成したとしてもこれを浅いものとすることができ、これによりヒートシンクの放熱機能が低下してしまうのを効果的に抑制することができる。
その際、コネクタ部の上壁部に、コネクタ部を外部電源側のコネクタと係合させるための係合孔が形成された構成とすれば、コネクタ部をその係合孔において外部電源側のコネクタと係合させることにより、コネクタ部と外部電源側のコネクタとの嵌合による給電アタッチメントと外部電源との電気的接続を維持することが容易に可能となり、しかも、その嵌合状態をコネクタ部の係合孔において目視で確認することが可能となる。
本願発明の一実施形態に係る給電アタッチメントおよび灯具ユニットを備えた車両用灯具を示す側断面図 上記灯具ユニットを示す平面図 図1のIII 部詳細図 図3のIV方向矢視図 図4のV方向矢視図 上記実施形態の変形例を示す、図4と同様の図
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
図1は、本願発明の一実施形態に係る給電アタッチメント30および灯具ユニット10を備えた車両用灯具100を示す側断面図である。また、図2は、灯具ユニット10を示す平面図である。
これらの図において、Xで示す方向が「ユニット前方」であり、Yで示す方向が「ユニット前方」と直交する「左方向」(ユニット正面視では「右方向」)であり、Zで示す方向が「上方向」である。これら以外の図においても同様である。
車両用灯具100は、車両の前端部に設けられるヘッドランプであって、ランプボディ102と透光カバー104とで形成される灯室内に、灯具ユニット10がその前後方向(すなわちユニット前後方向)を車両前後方向と一致させるように光軸調整が行われた状態で収容された構成となっている。
灯具ユニット10は、投影レンズ12と、この投影レンズ12の後側焦点Fよりもユニット後方側に配置された発光素子14と、この発光素子14を上方側から覆うように配置され、該発光素子14からの出射光を投影レンズ12へ向けて反射させるリフレクタ16と、発光素子14と投影レンズ12との間に配置された可動シェード18とを備えた構成となっている。
投影レンズ12は、前面が凸面で後面が平面の平凸非球面レンズであって、ユニット前後方向に延びる光軸Axを有している。そして、この投影レンズ12は、その後側焦点Fを含む焦点面である後側焦点面上に形成される光源像を、反転像として灯具前方の仮想鉛直スクリーン上に投影するようになっている。
図3は、図1のIII 部詳細図である。また、図4は、図3のIV方向矢視図であり、図5は、図4のV方向矢視図である。
これらの図にも示すように、発光素子14は白色発光ダイオードであって、横長矩形状の発光面14aを有している。そして、この発光素子14は、その発光面14aを光軸Axの下方において上向きにした状態で、光源支持部材20を介してヒートシンク22に支持されている。
このヒートシンク22の上面22aにおいて光源支持部材20が支持されている光源支持領域22a1は、その周辺領域に対して上方側に突出した状態で平面状に形成されている。この光源支持領域22a1は、その周辺領域と共にユニット後方へ向けて下方側に傾斜した傾斜面で構成されており、これにより発光素子14の発光面14aは斜め上後方を向いた状態で配置されている。
ヒートシンク22の上面22aには、発光素子14に電力を供給するための給電アタッチメント30が取り付けられている(これについては後述する)。
リフレクタ16は、その反射面16aが発光素子14の発光中心を第1焦点とする略楕円面状の曲面で構成されている。この反射面16aは、その長軸に沿った鉛直断面形状が後側焦点Fのやや前方に位置する点を第2焦点とする楕円形状に設定されており、その離心率が鉛直断面から水平断面へ向けて徐々に大きくなるように設定されている。このリフレクタ16は、その左右両側部においてヒートシンク22に支持されている(これについても後述する)。
一方、投影レンズ12は、その外周フランジ部においてレンズホルダ24に支持されている。
このレンズホルダ24は、投影レンズ12を支持するホルダ本体24Aと、このホルダ本体24Aの左右両側部からユニット後方へ延びるように形成された左右1対のアーム部24Bと、これら左右1対のアーム部24Bの後端部を連結する連結部24Cとを備えている。その際、左右1対のアーム部24Bは、その後端部において光軸Ax側に折れ曲がるように形成されており、また、連結部24Cは、リフレクタ16を略円弧状に囲むように形成されている。そして、このレンズホルダ24は、その左右1対のアーム部24Bの後端部近傍部位においてヒートシンク22に取り付けられている(これについても後述する)。
図1に示すように、可動シェード18は、光軸Axの下方において左右方向に延びる回動ピン26を介してヒートシンク22に回動可能に支持されている。この可動シェード18は、その前端部からユニット後方へ向けて斜め上方へ延びるように形成されており、その上端縁18aは左右段違いで水平方向に延びるように形成されている。
そして、この可動シェード18は、ヒートシンク22に支持されたアクチュエータ28の駆動により、投影レンズ12へ向かうリフレクタ16からの反射光の一部を遮光する遮光位置(図1において実線で示す位置)と、この遮光位置から下方側へ所定角度回動して上記遮光を解除する遮光解除位置(図1において2点鎖線で示す位置)とを採り得るようになっている。このアクチュエータ28は、ヒートシンク22にネジ締め固定によって支持されており、図示しないビーム切換えスイッチの操作が行われたときに駆動するようになっている。
図4に示すように、発光素子14を支持する光源支持部材20は、平面視において横長矩形状の外形形状を有しており、その上面における発光素子14の左右両側の位置には、発光素子14のカソード電極およびアノード電極とそれぞれ電気的に接続された左右1対の端子部20aが配置されている。
給電アタッチメント30は、光源支持部材20を囲むように形成された絶縁部材32に対して、発光素子14との電気的導通を図るための左右1対のバスバー電極34が、それぞれ一部を露出させた状態で埋設されたインサート成形品として構成されている。
絶縁部材32は、平面視において横長矩形状の外形形状を有する板状部材であって、その左右方向の中心位置には横長矩形状の開口部32aが形成されている。
この絶縁部材32は、その左右両側部から水平方向に突出する左右1対のフランジ部32bを備えており、各フランジ部32bにおいてネジ40の締付けによりヒートシンク22の上面22aに固定されている。その際、ヒートシンク22の上面22aには左右1対の位置決めピン22bが形成されており、絶縁部材32の左右1対のフランジ部32bには、左右1対の位置決めピン22bと係合する係合孔32cがそれぞれ形成されている。左右1対の係合孔32cは、一方が円形状に形成されており、他方が横長矩形状に形成されている。
左右1対のバスバー電極34は、開口部32aに突出する左右2対の端子片34aを備えており、これらが光源支持部材20の左右1対の端子部20aに当接することによって発光ダイオード22と電気的に接続されるようになっている。
また、左右1対のバスバー電極34は、開口部32aに突出する前後2対の押え片34bを備えており、これらが光源支持部材20の上面に当接することによって発光ダイオード22が振動等によりヒートシンク22から浮かないように構成されている。
その際、各端子片34aおよび各押え片34bは、光源支持部材20を上方側から弾性的に押圧する弾性片として構成されている。
絶縁部材32は、その後部からユニット後方へ向けて突出するコネクタ部32dを備えている。
このコネクタ部32dは、リフレクタ16の後端位置よりもユニット後方側まで延びるように形成されており、ユニット後方へ向けて開口している。その際、このコネクタ部32dは、絶縁部材32とヒートシンク22との左右2箇所の締結位置の中心位置(すなわち光軸Axの真下の位置)に形成されている。また、このコネクタ部32dは、リフレクタ16の後端位置よりもユニット後方側において上下両側に張り出すように形成されている。
このコネクタ部32dの上壁部には、ユニット前後方向に延びる矩形孔32d1が形成されており、また、このコネクタ部32dの左右両側壁部には、矩形状の凹部32d2が形成されている。
このコネクタ部32dの内部空間には、左右1対のバスバー電極34の端子ピン34cがユニット後方へ向けて突出している。左右1対の端子ピン34cは、各々が板状に形成されており、かつ、その板面が鉛直方向に対してユニット後方側に傾斜した上下方向(すなわち左右1対の端子ピン34cが並んでいる第1方向と直交する第2方向)を向くように配置されている。そして、図3に示すように、このコネクタ部32dの内部空間に給電用配線50のコネクタ52がユニット後方側から挿入されて、該コネクタ部32dの矩形孔32d1および左右1対の凹部32d2と嵌合することにより、給電アタッチメント30と給電用配線50とが電気的に接続されるようになっている。
なお、コネクタ52の上部には、ユニット後方へ向けて延びる弾性アーム52aが形成されており、この弾性アーム52aの上面にはランス部52a1が形成されている。そして、このコネクタ52は、コネクタ部32dの内部空間に挿入される際、弾性アーム52aが撓み変形してそのランス部52a1がコネクタ部32dの矩形孔32d1と係合するようになっており、これにより両者の嵌合状態が維持されるようになっている。
ヒートシンク22は、その後端位置がコネクタ部32dの後端縁と略同じ位置となるように形成されている。また、このヒートシンク22の後端部の上面22a(すなわち給電アタッチメント30が載置されている面)には、コネクタ部32dの下端部の形状に沿った形状を有する凹部22a2が形成されている。さらに、このヒートシンク22の後部領域には、複数の放熱フィン22cが下方へ向けて延びるようにして形成されている。
図4に示すように、リフレクタ16は、その左右両側部の下端位置から水平方向に平板状に突出する左右1対のフランジ部16bを備えており、各フランジ部16bにおいてネジ42の締付けによりレンズホルダ24と共にヒートシンク22の上面22aに固定されている。
その際、ヒートシンク22の上面22aにおいてリフレクタ16が取り付けられる部位は、図5に示すように上面22aの他の部位よりも上方側に突出した左右1対の上方突出面22a3として形成されている。また、レンズホルダ24における左右1対のアーム部24Bの後端部近傍部位には、リフレクタ16の左右1対のフランジ部16bを載置するための左右1対の載置面24Baが形成されている。これら左右1対の載置面24Baは、ユニット後方へ向けて下方側に傾斜した傾斜面で構成されており、その傾斜角度はヒートシンク22の上面22a(左右1対の上方突出面22a3を含む)の傾斜角度と同じ値に設定されている。
これら左右1対の載置面24Baには、左右1対の位置決めピン24bが形成されている。一方、リフレクタ16の左右1対のフランジ部16bには、左右1対の位置決めピン24bと係合する係合孔16cがそれぞれ形成されている。左右1対の係合孔16cは、一方が円形状に形成されており、他方が横長長円形に形成されている。
なお、リフレクタ16の左右1対のフランジ部16bには左右1対のネジ挿通孔16dが形成されており、レンズホルダ24の左右1対の載置面24Baには左右1対のネジ挿通孔24dが形成されているが、これらも、一方が円形状に形成されており、他方が横長長円形に形成されている。
図4および5に示すように、リフレクタ16には、ヒートシンク22に対する左右2箇所の締結位置よりもユニット後方側に位置する部位に、ヒートシンク22に当接する当接部16eが形成されている。この当接部16eは、ヒートシンク22の凹部22a2の左側近傍位置において、リフレクタ16の下端部からユニット後方へ延びた後に下方へ向けて延びる突起部として形成されており、ヒートシンク22の上面22aに当接するように構成されている。そしてこれにより、ヒートシンク22によるリフレクタ16の支持を3点支持構造によって行い、リフレクタ16の位置決め精度を高めるようになっている。
また、図1に示すように、ヒートシンク22の上面22aにおける左右1対の上方突出面22a3の前端部には、レンズホルダ24に当接する当接部22dがそれぞれ形成されている。
これら左右1対の当接部22dは、上方へ向けて延びる突起部として形成されており、レンズホルダ24の左右1対のアーム部24Bの下面に当接するように構成されている。
次に本実施形態の作用について説明する。
本実施形態に係る給電アタッチメント30は、絶縁部材32に埋設された左右1対のバスバー電極34における絶縁部材32からの露出部分によって、発光素子14と電気的に接続される端子片34a(第1端子部)と、外部電源と電気的に接続される端子ピン34c(第2端子部)とが構成されており、その絶縁部材32には1対の端子片34aを露出させる開口部32aと1対の端子ピン34cを収容するコネクタ部32dとが形成されているが、1対の端子ピン34cはコネクタ部32dの内部空間において水平方向に並んだ状態で配置されているので、コネクタ部32dの上下方向の寸法を小さくすることができ、これにより給電アタッチメント30の薄型化を図ることができる。
このように本実施形態によれば、発光素子14に電力を供給するための給電アタッチメント30において、その薄型化を図ることができる。
その際、本実施形態に係る給電アタッチメント30は、絶縁部材32のコネクタ部32dが左右方向に関して(すなわち1対の端子ピン34cが並んでいる第1方向に関して)絶縁部材32の開口部32aと重複する位置(具体的には開口部32aにおける左右方向の中央位置)に形成されているので、給電アタッチメント30が本実施形態に係る車両用灯具100のように左右1対の灯具ユニット10に用いられる場合であっても、両灯具ユニット10相互間で給電アタッチメント30を共通化することが容易に可能となる。
しかも、左右1対のバスバー電極34の端子ピン34cは、各々が板状に形成されており、かつ、板面が鉛直方向に対してユニット後方側に傾斜した上下方向(すなわち第1方向と直交する第2方向)を向くように配置されているので、コネクタ部32dの上下方向の寸法をさらに小さくすることができ、これにより給電アタッチメント30の一層の薄型化を図ることができる。
そして、本実施形態に係る灯具ユニット10は、給電アタッチメント30および発光素子14が、発光素子14からの出射光を制御するリフレクタ16(光学部材)と共にヒートシンク22に支持されており、このヒートシンク22の上面22a(すなわち給電アタッチメント30が載置されている面)には、給電アタッチメント30の絶縁部材32におけるコネクタ部32dの少なくとも一部分を収容する凹部22a2が形成されているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、ヒートシンク22の上面22aに凹部22a2が形成された構成とすることによりコネクタ部32dとの干渉を回避することが容易に可能となるが、コネクタ部32dはその上下方向の寸法が小さいので、ヒートシンク22の上面22aに凹部22a2が形成されていることによってヒートシンク22の放熱機能が低下してしまうのを効果的に抑制することができる。
また、コネクタ部32dの上壁部には、該コネクタ部32dを外部電源側のコネクタと係合させるための矩形孔32d1(係合孔)が形成されているので、コネクタ部32dをその矩形孔32d1において外部電源側のコネクタ52と係合させることにより、コネクタ部32dと外部電源側のコネクタ52との嵌合による給電アタッチメント30と外部電源との電気的接続を維持することが容易に可能となり、しかも、その嵌合状態をコネクタ部32dの矩形孔32d1において目視で確認することが可能となる。
上記実施形態においては、給電アタッチメント30の絶縁部材32のコネクタ部32dに、該コネクタ部32dを外部電源側のコネクタ52と係合させるための係合孔として矩形孔32d1が形成されているものとして説明したが、矩形以外の開口形状(例えば長円形状等)を有する係合孔が形成された構成を採用することも可能である。
上記実施形態においては、灯具ユニット10がリフレクタ16を備えたプロジェクタ型の灯具ユニットである場合について説明したが、パラボラ型の灯具ユニット等に上記実施形態の構成を採用することも可能である。
上記実施形態においては、灯具ユニット10が車載用の灯具ユニットであるものとして説明したが、車載用以外の用途に用いることも可能である。
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
図6は、本変形例に係る灯具ユニット110の要部を示す、図4と同様の図である。
同図に示すように、本変形例の基本的な構成は上記実施形態の場合と同様であるが、本変形例においては給電アタッチメント130の構成が上記実施形態の場合と一部異なっており、これに伴ってヒートシンク122の構成も上記実施形態の場合と一部異なっている。
すなわち、本変形例の給電アタッチメント130も、絶縁部材132のコネクタ部132dが左右方向に関して(すなわち1対の端子ピン134Ac、134Bcが並んでいる方向に関して)絶縁部材132の開口部132aと重複する位置に形成されているが、その形成位置が左右方向に関して開口部132aの中央位置から右方向に変位した位置に設定されており、これによりコネクタ部132dと開口部132aとが左右方向に関して部分的に重複している。
これに伴い、左右1対のバスバー電極134A、134Bは、その端子ピン134Ac、134Bcが開口部132aの中央位置から右方向に変位した位置に形成された構成となっている。
さらに、ヒートシンク122の後端部の上面122aに形成された、コネクタ部132dの下端部の形状に沿った形状を有する凹部122a2も、開口部132aの中央位置から右方向に変位している。
なお、コネクタ部132dの形状自体は上記実施形態の場合と同様であって、その上壁部にはユニット前後方向に延びる矩形孔132d1が形成されている。
本変形例の構成を採用した場合においても、絶縁部材132のコネクタ部132dが左右方向に関して開口部132aと重複する位置に形成されていることにより、上記実施形態の場合と略同様の作用効果を得ることができる。
また、本変形例に係る給電アタッチメント130のように、絶縁部材132のコネクタ部132dの形成位置が開口部132aの中央位置から右方向に変位している構成を採用することにより、リフレクタ16に形成された当接部16eの位置をさらにユニット後方側に変位させることが可能となる。そしてこれにより、ヒートシンク22によるリフレクタ16の支持をより安定的な3点支持構造によって行うことが可能となる。
上記実施形態およびその変形例において諸元として示した数値は一例にすぎず、これらを適宜異なる値に設定してもよいことはもちろんである。
また、本願発明は、上記実施形態およびその変形例に記載された構成に限定されるものではなく、これ以外の種々の変更を加えた構成が採用可能である。
10、110 灯具ユニット
12 投影レンズ
14 発光素子
14a 発光面
16 リフレクタ
16a 反射面
16b フランジ部
16c 係合孔
16d、24d ネジ挿通孔
16e、22d 当接部
18 可動シェード
18a 上端縁
20 光源支持部材
20a 端子部
22、122 ヒートシンク
22a、122a 上面
22a1 光源支持領域
22a2、122a2 凹部
22a3 上方突出面
22b、24b 位置決めピン
22c 放熱フィン
24 レンズホルダ
24A ホルダ本体
24B アーム部
24Ba 載置面
24C 連結部
26 回動ピン
28 アクチュエータ
30、130 給電アタッチメント
32、132 絶縁部材
32a、132a 開口部
32b フランジ部
32c 係合孔
32d、132d コネクタ部
32d1、132d1 矩形孔(係合孔)
32d2 凹部
34、134A、134B バスバー電極
34a 端子片(第1端子部)
34b 押え片
34c、134Ac、134Bc 端子ピン(第2端子部)
40、42 ネジ
50 給電用配線
52 コネクタ
52a 弾性アーム
52a1 ランス部
100 車両用灯具
102 ランプボディ
104 透光カバー
Ax 光軸
F 後側焦点

Claims (5)

  1. 発光素子に電力を供給するための給電アタッチメントであって、1対のバスバー電極が該バスバー電極の一部を露出させた状態で絶縁部材に埋設されてなる給電アタッチメントにおいて、
    上記1対のバスバー電極における上記絶縁部材からの露出部分によって、上記発光素子と電気的に接続される1対の第1端子部と、外部電源と電気的に接続される1対の第2端子部とが構成されており、
    上記絶縁部材に、上記1対の第1端子部を露出させる開口部と、上記1対の第2端子部を収容するコネクタ部とが形成されており、
    上記1対の第2端子部は、上記コネクタ部の内部空間において水平方向に並んだ状態で配置されている、ことを特徴とする給電アタッチメント。
  2. 上記コネクタ部は、上記1対の第2端子部が並んでいる第1方向に関して上記開口部と重複する位置に形成されている、ことを特徴とする請求項1記載の給電アタッチメント。
  3. 上記1対の第2端子部は、各々が板状に形成されており、かつ、板面が上記第1方向と直交する第2方向を向くように配置されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の給電アタッチメント。
  4. 請求項1〜3いずれか記載の発光素子および給電アタッチメントと、上記発光素子からの出射光を制御する光学部材と、上記発光素子、上記給電アタッチメントおよび上記光学部材を支持するヒートシンクと、を備えた灯具ユニットにおいて、
    上記ヒートシンクに、上記コネクタ部の少なくとも一部分を収容する凹部が形成されている、ことを特徴とする灯具ユニット。
  5. 上記コネクタ部の上壁部に、該コネクタ部を上記外部電源側のコネクタと係合させるための係合孔が形成されている、ことを特徴とする請求項4記載の灯具ユニット。
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