JP2020182544A - 枕及び枕装置、並びに寝具及び寝具装置 - Google Patents

枕及び枕装置、並びに寝具及び寝具装置 Download PDF

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【課題】就寝中の人の姿勢に応じて適切に高さ調整できる枕及び枕装置、並びに寝具及び寝具装置を提供する。【解決手段】台座11の上に、人の頭部を受ける後頭部受け部12と、該後頭部受け部により頭部を受けたときに首部の裏側に配置される首部受け部13と、これら後頭部受け部及び首部受け部の外側に配置される側頭部受け部14とが設けられるとともに、台座と、後頭部受け部、首部受け部及び側頭部受け部との間に、後頭部受け部、首部受け部及び側頭部受け部を個々に上下動可能な昇降機構15〜17が設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、高さの調整が可能な枕に係り、使用者にとっての最適高さに調整できる枕及び枕装置、並びに寝具及び寝具装置に関する。
従来、高さ調整可能な枕として以下のようなものが提案されている。
例えば、特許文献1では、頭部を載置する枕本体部と、該枕本体部の下側に位置するベース部材と、枕本体部をベース部材に対して上下動可能に連結するリンク部材とを備えた枕が開示されている。そして、ラチェット機構を有する駆動部により、枕本体部が水平面に対して傾斜して上昇する機能を備えており、枕部材の下端に位置するパネル部材の両端を上に挙げるとラチェット機構が作用して高さを上昇させるようになっている。
一方、特許文献2には、使用者の頭部と首部の各々の当接部位に対応し、気体を内封可能に構成した複数の圧力袋を有したエアー式枕が開示されており、圧力袋の内封気体量を圧力袋毎に独立して調整可能にしている。具体的には、頭部を支える圧力袋と首部を支える圧力袋との二つの圧力袋が備えられ、操作器を操作することにより、ポンプと弁を動作させて、高さ調整することが記載されている。
特開2016−140738号公報 特開2002−238716号公報
人間はその日の筋肉の状態や骨のゆがみによって、人により理想的なリラックス出来る枕というのは毎日変わってしまう。毎日同じように動いて同じ姿勢を取っている人間はいないためである。また、スマートフォンやタブレット型コンピュータ等の携帯端末の使い過ぎによるストレートネックなどと呼ばれる現代病もある。ここに注目している枕が現状存在しなかったため、専門医が枕を処方しても、最初は良いが、徐々に寝苦しくなってしまう、という問題があった。
特許文献1記載の枕では、枕本体部の全体を上下動させるだけであるから、部分的に上下動させることはできない。特許文献2記載の枕は、特定の圧力袋のみを駆動することで、部分的に上下動させることができるが、就寝中の人の姿勢に応じて適切に高さ調整できるものではない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、就寝中の人の姿勢に応じて適切に高さ調整できる枕及び枕装置、並びに寝具及び寝具装置を提供することを目的とする。
本発明の枕は、台座の上に、就寝時に人の頭部の複数部位をそれぞれ受けることが可能な複数の受け部と、これら受け部と前記台座との間に、各受け部を個々に上下移動可能な昇降機構が設けられている。
この枕は、就寝時に人の頭部の複数部位を受けて、各受け部を個々に上下動することができる。したがって、就寝時の姿勢やその日の筋肉の緊張状態に合わせて、部分的に高低差をつけてより筋肉の緊張状態をリラックスさせることが可能となり、昨今現代人を蝕む、自律神経が興奮し熟睡出来ない、寝つきが悪いなどの問題を解決することが出来る。例えばストレートネックの人は本来頚椎がカーブしていることによって支えられている頭を首の筋肉が硬く緊張していないと頭の安定性が得られず、常に首の筋肉の緊張が取れなくなってしまう病であるが、そのような形状の人も高低差を日々調整することにより、まっすぐになっていた首を正常なカーブとして再構築することも可能となる。
この場合、前記受け部は、人の後頭部を受ける後頭部受け部と、該後頭部受け部により後頭部を受けたときに首部の裏側に配置される首部受け部とを有する構成としてもよい。
後頭部と首部を個別に受けて高さ調整することにより、首から頭部を適切な姿勢で保持することができる。
また、前記受け部は、さらに、前記後頭部受け部及び首部受け部の両側に配置される側頭部受け部を有する構成としてもよい。この場合、前記側頭部受け部は連結状態とされていてもよい。
側頭部受け部を両側に配置することにより、寝返りした場合でも、これを適切に支持することができる。
この枕を用いた枕装置として、前記枕と、前記昇降機構を駆動するための操作部を有する操作端末とを備える。
操作端末を備えることにより、枕に頭部を支持させた就寝姿勢で高さ位置の調整を行うことができ、使用者が、就寝姿勢で高さの調整具合を実感しながら最適高さに設定することができる。
枕装置の一つの実施態様は、前記操作部には、指を触れてスライドさせることにより前記高さ位置情報を入力可能なタッチパネル式の操作パッド部が設けられており、前記枕には、前記操作パッド部で入力された高さ位置情報に基づき前記昇降機構の駆動を制御する駆動制御部が設けられているとよい。
使用者のスライド操作によって高さ調整できるので、高さ位置が視覚的にわかり易くなり、操作性が向上する。
枕装置の他の一つの実施態様は、前記操作端末は、さらに、前記受け部の特定の高さ位置情報を専用情報として記憶可能な記憶部を有しており、前記駆動制御部は、前記操作パッドで入力された前記高さ位置情報又は前記記憶部に記憶されている前記専用情報に基づき前記昇降機構の駆動を制御する。
予め、使用者に最適な高さ位置情報を専用情報として記憶しておき、使用する際には、その専用情報に基づいて最適な高さ位置に設定することができる。また、使用者の操作によって高さ位置を調整することも可能であり、使用者の筋肉の緊張の程度等に応じて適切な高さに設定することができる。
枕装置のさらに他の一つの実施態様は、前記操作部には、前記記憶部に記憶されている前記専用情報を前記操作部の操作に基づく高さ位置情報に修正して上書き可能であるとよい。
使用者の体型等の変化により、最適な姿勢は変化してくるものであり、それに応じて専用情報を書き換えることができるため、常に最適な高さ位置に設定することができる。
枕装置のさらに他の一つの実施態様として、前記枕には、使用者の圧力を検知可能な複数の圧力センサが設けられており、前記操作端末は、前記圧力センサで検知された圧力に基づく就寝姿勢情報が表示可能であるものとしてもよい。
就寝時の圧力に基づく就寝姿勢情報が表示されることにより、使用者は就寝時の姿勢を把握することができ、その姿勢に応じた最適位置に高さ調整することが可能になる。就寝姿勢情報としては例えば寝返り回数が挙げられる。
枕装置のさらに他の一つの実施態様は、前記操作端末は前記枕に無線にて接続可能であるとよく、有線に比べて取り扱いが容易になる。
また、本発明の寝具は、台座の上に、就寝時に人体の複数部位をそれぞれ受けることが可能な複数の受け部と、これら受け部と前記台座との間に、各受け部を個々に上下移動可能な昇降機構が設けられている。
この場合、寝具装置は、前記寝具と、前記昇降機構を駆動するための操作部を有する操作端末とを備える。
本発明によれば、就寝中の人の姿勢に応じて適切に高さ調整できるので、筋肉の緊張状態をリラックスさせ、熟睡出来ない、寝つきが悪いなどの問題を解決し、ストレートネックの解消にも有利な、使用者に合わせた最適な枕を提供することができる。
本発明に係る枕装置の第1実施形態を示す模式図である。 図1の枕の使用状態を示す断面図である。 図2に示す枕の平面図である。 図2に示す枕の異なる位置の断面図である。 図4に示す状態から頭部支持部を持ち上げた状態を示す断面図である。 操作端末の機能ブロック部である。 操作端末の外観を示す正面図である。 本発明に係る枕の第2実施形態を示す図2同様の断面図である。 図8に示す枕の平面図である。 本発明に係る枕の第3実施形態を示す図2同様の断面図である。 図10に示す枕の平面図である。
以下、本発明の枕及び枕装置の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
第1実施形態の枕装置1は、図1に示すように、枕10とその高さを調整する際に用いられる操作端末50とを備えている。
枕10は、図2〜図4に示すように、台座11の上に、人の後頭部Bを受ける後頭部受け部12と、該後頭部受け部12により後頭部Bを受けたときに首部Nの裏側に配置される首部受け部13と、これら後頭部受け部12及び首部受け部13の外側に配置される側頭部受け部14とが設けられるとともに、台座11と、後頭部受け部12、首部受け部13及び側頭部受け部14との間に、後頭部受け部12、首部受け部13及び側頭部受け部14を個々に上下動可能な昇降機構15〜17が設けられている。側頭部受け部14は、寝返りしたときに側頭部が配置される位置にこの側頭部を受けるべく後頭部受け部12及び首部受け部13の両側に設けられる側部14a,14bと、これら側部14a,14bを後頭部受け部12の後方で一体に連結する連結部14cとによって構成されている。本発明の受け部は、この第1実施形態では、これら後頭部受け部12、首部受け部13、側頭部受け部14によって構成される。
台座11は、枕10全体の下方に配置される大きさに形成される矩形板状の部材である。
後頭部頭部受け部12、首部受け部13及び側頭部受け部14は、それぞれベース板21と、ベース板21上に複数並べられたコイルスプリング等の弾性部材22と、これら弾性部材22の上に設けられたマット部材23と、このマット部材23を覆うカバー部材24とを有している。
台座11及びベース板21は、ポリプロピレン等の硬質プラスチック板材によって構成されている。このうち、ベース板21は硬質ではあるが、弾性変形可能な仕様とされる。マット部材23は、弾性を有する発泡樹脂、例えばポリウレタンフォーム等によって構成されている。なお、本実施形態ではマット部材23は、後頭部受け部12、首部受け部13及び側頭部受け部14の全体を覆う大きさの素材により構成されているが、後頭部受け部12、首部受け部13及び側頭部受け部14でそれぞれ独立したマット部材を設けても良い。
そして、後頭部受け部12を中央に配置し、その手前に首部受け部13を配置し、これら後頭部受け部12及び首部受け部13の外側を囲むように側頭部受け部14を配置した状態で、全体がカバー部材24によって覆われている。カバー部材は、綿、シルク、タオル生地等、枕カバーとして用いられる一般的な素材を用いることができる。
各昇降機構15〜17は、この実施形態では、上下方向に延びるシャフト31と、該シャフト31を長さ方向(上下方向)に移動可能なアクチュエータ32との組み合わせにより構成される。この実施形態では、アクチュエータ32としては、送りねじ機構が用いられており、詳細な図示は省略するが、シャフト31の外周部に形成されたおねじ部と、該おねじ部を螺合するナット部材と、該ナット部材を回転させるモータ等の駆動部とを有している。シャフト31は、例えば、その長さ方向に沿って形成されたキー溝にアクチュエータ32の筐体等に固定されたキー(いずれも図示略)がスライド自在に係合することにより、回転止めがなされており、ナット部材の回転運動によって上下方向にのみ移動できるようになっている。
なお、アクチュエータとしては、送りねじ機構に限らず、直進駆動できるものであれば、リンク機構、ピストン機構等も適用することができる。
この場合、図3に示すように、後頭部受け部12及び首部受け部13は、その平面視では矩形状をなしている。後頭部受け部12は、後頭部Bを受けることが可能な平面視がほぼ正方形状に形成されており、その昇降機構15は、前述したシャフト31とアクチュエータ32との組み合わせからなる機構が、四隅部と中央部とにそれぞれ設けられている。首部受け部13は横方向に長い長方形の平面形状を有しており、その昇降機構は、シャフト31とアクチュエータ32との組み合わせからなる機構が、左右に一組ずつ設けられている。
そして、これら後頭部受け部12及び首部受け部13の各昇降機構15,16において、アクチュエータ32を同期駆動することで、後頭部受け部12又は首部受け部13の姿勢を変えずに上下動させることができる。また、個々のアクチュエータ32の駆動を変えることにより、例えば、各昇降機構15,16の中の一部のアクチュエータ32を駆動する、あるいは、各アクチュエータ32の駆動の速度等を異ならせるなどにより、後頭部受け部12又は首部受け部13を水平方向に対して傾かせることも可能である。この場合、後頭部受け部12及び首部受け部13のベース板21は、弾性変形可能な硬質プラスチック板材により形成されているので、各アクチュエータ32の駆動速度が異なる場合等においても、弾性変形しつつ適宜の形状に変化することができる。
図5は図4に示す状態から、後頭部受け部12のみを若干上昇させた状態を示している。
一方、側頭部受け部14は、縦に並べられた後頭部受け部12及び首部受け部13の両側に配置される両側部14a,14bと、これら側部14a,14bを連結する連結部14cと、が一体に形成されており、後頭部受け部12と首部受け部13とが並ぶ部位のうち、首部受け部13の手前を除く外側三方を囲むように設けられている。
そして、この側頭部受け部14の場合は、昇降機構17は、両側部14a,14bの前後端部と、これらの間の中央部と、にそれぞれシャフト31とアクチュエータ32との組み合わせからなる機構が設けられている。この側頭部受け部14の昇降機構17も、後頭部受け部12及び首部受け部13の昇降機構15,16と同様、各シャフト31とアクチュエータ32との組み合わせからなる機構を同期して駆動することができるとともに、それぞれを個別に駆動できるようになっている。各機構を同じ速度で同期して駆動することにより、側頭部受け部14の水平姿勢を維持したまま上下動させることができ、駆動速度等を異ならせて駆動するなどにより、側頭部受け部14を任意の角度に傾かせたり、表面の高さが部分的に異なる凹凸状の形状としたりすることができる。この側頭部受け部14の場合も、ベース板21が弾性変形可能な硬質プラスチック板材により形成されているので、各アクチュエータ32の駆動速度が異なる場合等においても、弾性変形しつつ適宜の形状に変化することができる。
また、後頭部受け部12、首部受け部13及び側頭部受け部14には、それぞれ人の後頭部B等により作用する圧力を検知する圧力センサ25が複数個ずつ設けられている。具体的には、マット部材23の表面に、後頭部受け部12、首部受け部13及び側頭部受け部14に対応する部位に、圧電センサ等を利用した圧力センサ25が複数個ずつ埋め込まれ、その上からカバー部材24が覆っており、後頭部Bや首部Nあるいは側頭部Sから受ける圧力を各部で検知できるようになっている。
操作端末50は、枕10と有線又は無線で接続される。無線で接続される場合は、枕10及び操作端末50のそれぞれに相互通信可能な通信機能が設けられる。
この操作端末50は、この枕装置1のための専用の端末として構成してもよいが、使用者が保持するスマートフォンや一般のタブレット型コンピュータを操作端末としてもよい。この場合、枕装置1のための専用アプリをスマートフォン等にインストールすることにより、操作端末50として機能させることができる。図1は、スマートフォンを操作端末50とした例である。
この実施形態では、操作端末50には、図6及び図7に示すように、使用者が操作可能な操作部51と、操作部51の操作結果等に基づき枕10の各昇降機構15〜17の駆動を制御するための主制御部52と、操作結果等を記憶可能な記憶部53と、操作結果等を表示可能な表示部54と、枕10との間の通信を行うための通信部55とを備えている。
なお、枕10には、操作端末50からの指示を受けてアクチュエータ32等の駆動を制御する駆動制御部35と、操作端末50の通信部55に対応する通信部(図示略)とが設けられる。
操作部51は、実施形態では、電源をON/OFFするスイッチ61と、指を触れることで操作可能なタッチパネル式の操作パッド部62とを有している。この操作パッド部62は、表示部54内に表示されるようになっている。具体的には、操作パッド部62は、後頭部受け部12、首部受け部13、側頭部受け部14のそれぞれに対応して、帯状のスライド操作部621〜623が並べられており、各スライド操作部621〜623において高さの現在位置を示す指示部63を指でスライドすることにより、後頭部受け部12、首部受け部13、側頭部受け部14のそれぞれの高さ位置情報を入力できるようになっている。
この場合、各スライド操作部621〜623は、図7に示す例のように、各昇降機構15〜17に対応して3本の帯状に形成されており、各昇降機構15〜17ごとに操作できるようになっている。これらスライド操作部621〜623は、図7においては左右方向に沿って形成されており、その上に触れた指を長さ方向にスライドさせると、そのスライド位置に応じて、長さ方向の一端から他端に向けて指示部63が移動し、その指示部63の位置に対応して昇降機構15〜17が後頭部受け部12、首部受け部13、側頭部受け部14のそれぞれの高さ位置が設定される構成である。つまり、指示部63が最も左端にあるときに操作対象部(後頭部受け部12、首部受け部13、側頭部受け部14の上端)が最も低い位置であり、最も右端にあるときに最も高い位置となるように設定され、左右方向のどの位置に指示部63を配置するかで、その位置に対応して操作対象部の高さが設定される。
したがって、このスライド操作部621〜622の各指示部63の位置から、後頭部受け部12、首部受け部13、側頭部受け部14のそれぞれの高さ位置を知ることができる。すなわち、このスライド操作部621〜623は、後頭部受け部12、首部受け部13、側頭部受け部14の高さ位置を表示する表示部を兼ねている。そして、各スライド操作部621〜623において、指示部63が対応する後頭部受け部12、首部受け部13及び側頭部受け部14の高さ位置を示すので、枕のどの部分がどの程度の高さであり、これをどの程度昇降させるかということが視覚的にわかり易くなる。
なお、各スライド操作部621〜623は、対応する各昇降機構15〜17の各アクチュエータ32ごとにスライド操作できるように形成してもよい。例えば、各スライド操作部621〜623において、それぞれアクチュエータ32の個数に応じた本数の帯状部分を並列に並べて形成し、各帯状部分において各アクチュエータ32による対象位置を示す指示部63をスライド操作できるようにしてもよい。
また、指示部63の位置で操作対象部の高さ位置を特定するようにしたが、帯状に形成されるスライド操作部621〜623の中の長さの大小によって操作対象部の高さ位置が特定されるようにしてもよい。つまり、左右方向に沿うスライド操作部621〜623であれば、指示部63の長さが「0」のとき、操作対象部が最も低い位置にあり、指で操作することにより指示部63を長くすれば、その長さに応じて操作対象部の高さが大きくなる構成である。
さらに、スライド操作部621〜623を表示部54内に表示されるように設けたが、表示部54とは別に設けても良い。また、スライド操作部621〜623を横に長い帯状に形成したが、縦に長い配置として、上下にスライドさせる構成としてもよい。
記憶部53は、後頭部受け部12、首部受け部13、側頭部受け部14の高さ位置に関する情報が記憶される。使用者は、予め、後頭部受け部12、首部受け部13、側頭部受け部14についての自身の好み等に応じた特定の高さ位置に関する情報を自身の専用情報として記憶部53に記憶しておくことができる。そして、使用開始時に操作部51でスイッチ61をONにすると、専用情報が主制御部52に読み出され、その専用情報に基づき、後頭部受け部12、首部受け部13、側頭部受け部14を予め記憶しておいた高さ位置に自動的に調整することができる。
また、記憶部53は、後頭部受け部12、首部受け部13、側頭部受け部14に対する高さ位置情報が操作部51によって入力されると、後頭部受け部12、首部受け部13、側頭部受け部14の操作後の高さ位置に関する情報が、操作時間の情報とともに記憶される。この操作により発生した高さ位置に関する情報及び操作時間情報を操作情報とする。したがって、スイッチ61をONしたときは、専用情報に基づき、後頭部受け部12、首部受け部13、側頭部受け部14が所定の高さ位置に配置され、使用者が操作して高さ位置を変更すると、その変更の都度、高さに関する操作情報が記憶部53に記憶される。
主制御部52は、記憶部53に記憶されている高さ位置情報に基づき、あるいは操作部51から入力された高さ位置情報に基づいて、後頭部受け部12、首部受け部13及び側頭部受け部14を当該高さ位置情報に対応する高さに配置するための駆動信号を枕10の駆動制御部35へ通信部55を介して送信する。
例えば、主制御部52は、操作部51のスイッチ61が操作されて電源ONとなると、記憶部53の記憶情報から後頭部受け部12、首部受け部13及び側頭部受け部14の高さに関する情報(専用情報)を読み出し、その高さ位置に配置するように駆動信号を送信して、枕10の駆動制御部35に対して、後頭部受け部12、首部受け部13及び側頭部受け部14の昇降機構15〜17を制御させる。また、使用者が操作部51を操作して、指示部63を移動することにより、高さ位置を調整すると、その操作情報に基づいて、指示した高さ位置となるように、対応する後頭部受け部12、首部受け部13及び側頭部受け部14の昇降機構15〜17を制御する。また、この操作情報は主制御部52により記憶部53に記憶される。
また、この主制御部52は、記憶部53に操作部51からの操作情報が所定量蓄積されると、表示部54に、専用情報の書き換えをするか否かの入力を促す注意情報を表示する。例えば、記憶部53に記憶されている専用情報に対して、これとは異なる高さ位置に複数回調整される場合には、その調整された後の高さの例えば平均値が高さ情報として表示部54に表示され、この高さ位置に専用情報を書き換えるか否かの注意情報が表示され、使用者に選択が求められる。この書き換えの注意情報は、使用者によって高さ位置が調整された回数が所定回数超えた場合などのタイミングで表示される。
使用者は、その注意情報が表示部54に表示されると、記憶部53に記憶されている専用情報を表示部54に表示されている高さ情報に書き換えるか、先に設定しておいた(記憶部53に記憶されている)専用情報を維持するかを選択できるようになっている。表示部54に表示される書き換え指示ボタン(図示略)等を押すことにより、専用情報の書き換えが選択された場合には、主制御部52は、書き換え後の新たな高さ情報を記憶部53に専用情報として記憶する。これにより、次回の使用時には、新たな専用情報に基づいて高さ位置が調整されるようになる。
なお、この注意情報が表示されなくとも、使用者は、任意に専用情報を読み出して、これを書き換えることができるようになっている。
さらに、主制御部52には姿勢検知部56が設けられており、圧力センサ25からの圧力が姿勢検知部56に送信され、姿勢検知部56では、所定時間ごとに、検知された圧力と時間とをセットにして記憶部53に記憶するようになっている。また、安静状態の正常な就寝姿勢時の各部の圧力が正常時圧力として記憶されており、姿勢検知部56では、記憶部53に記憶されている各部の正常時圧力と、圧力センサ25により検知された圧力の変動結果とを比較して、就寝時の姿勢を分析し、寝返りの回数を把握できるようになっている。寝返りの回数は就寝姿勢情報として表示部54に表示される。この寝返りの回数が多くなることは、寝苦しくなっていることを示す。
使用者は、表示部54に表示された就寝姿勢情報に応じて、操作部51を操作することにより、適正な高さ位置に調整することができる。
表示部54は、前述したスライド操作部621〜623、注意情報、就寝姿勢情報等を表示する他、モード選択画面や記憶部内情報等を表示できるようになっている。これらの表示の切り替えのために、切替ボタン65が表示される。
モード選択画面は、就寝モード、書き換えモード、運動モードを選択できるようになっている。就寝モードは、今まで述べてきた就寝時にスライド操作部621〜623を操作して枕10の各部の高さ調整ができるモードであり、スイッチ61をONにすると、通常は、この就寝モードに設定される。
書き換えモードは、前述した専用情報の書き換えを行うことができるモードであり、注意情報が表示されなくとも、使用者の意思に基づいて高さ位置の調整ができる。例えば、書き換えモードを選択すると、対応する専用情報が表示され、この専用情報を書き換えて更新することができる。
運動モードは、後頭部受け部12、首部受け部13及び側頭部受け部14を強制的に上下動させて、主として首部の運動を行わせるモードであり、予め設定されたプログラムにしたがって、首部の前後伸ばし、斜め方向屈曲などの運動を所定時間行わせる。この運動モード選択時にも、スライド操作部621〜623が表示され、後頭部受け部12、首部受け部13、側頭部受け部14のそれぞれの高さ位置の調整ができるようになっている。
また、切替ボタン65を操作して、表示を切り替えることにより、記憶部内情報を表示することができる。表示可能な情報としては、専用情報(初期の高さ情報)、高さ位置の調整履歴、圧力センサの検知情報等であり、これらの情報を確認しながら最適な高さ位置に設定することができる。
このように構成した枕装置1は、操作端末(専用アプリをインストールしたスマートフォン)50のスイッチ61をONにすると、後頭部受け部12、首部受け部13及び側頭部受け部14の高さ位置を予め設定しておいた専用情報により、使用者に適切な位置に配置することができる。また、その高さ位置を調整したい場合は、操作端末50の各スライド操作部621〜623を操作することにより、自分の好みに合った高さ位置に調整することができる。したがって、熟睡できない、寝つきが悪いなどの問題を解決することができる。
また、ストレートネックのように首の筋肉の緊張が取れなくなっている人にも、最適な姿勢での就寝が可能であり、首を清浄なカーブに再構築することができる。
しかも、これらの操作を操作端末を用いて行うことができ、寝た状態で操作端末を使用しながら、最適な姿勢に制御することができる。
[第2実施形態]
図8及び図9は第2実施形態の枕を示している。この第2実施形態において第1実施形態の枕と共通する部分には同一符号を付して説明を省略する(以下の第3実施形態においても同様とする)。
第1実施形態では、後頭部受け部12と首部受け部13とを個別に設け、その外側に側頭部受け部14を連結状態で配置したが、第2実施形態の枕100では、側頭部受け部を左右に分離して二つの側頭部受け部14A,14Bとするとともに、これらの間に、後頭部受け部12と、首部受け部13とを配置している。後頭部受け部12及び首部受け部13は、これらを前後方向に合わせた長さが、左右の側頭部受け部14A,14Bとほぼ同じ長さに設定されている。本発明の受け部は、この第2実施形態では、後頭部受け部12、首部受け部13、側頭部受け部14A,14Bによって構成される。
そして、これら後頭部受け部12、首部受け部13、側頭部受け部14A,14Bにそれぞれ昇降機構15〜17(図8には15、16のみ図示)が設けられている。この実施形態では、二つの側頭部受け部14a,14Bに対応してそれぞれ昇降機構(図示略)が設けられており、両側頭部受け部14a,14bを個別に上下移動することができるようになっている。もちろん、第1実施形態の側頭部受け部14においても、側部14a,14bを個別に上下移動させることができる。この昇降機構の構成等は第1実施形態のものと同様である。
なお、操作端末は第1実施形態のものとほぼ同じ構成であるが、枕100に二つの側頭部受け部14a,14bを有することから、操作パッド部62のスライド操作部も、後頭部受け部12用、首部受け部13用、側頭部受け部14a,14b用の合計4個の帯状に形成するとよい。
この第2実施形態では、就寝中に寝返りをした際に、左右いずれかの側頭部受け部14A,14Bによって人の側頭部Sを受けることができる。この場合、側頭部受け部14A,14Bが左右に分離して設けられ、それぞれ個別に高さ調整できるので、寝返りの状態によって適切な高さに配置することができる。
[第3実施形態]
図10及び図11は第3実施形態の枕を示している。
第1実施形態及び第2実施形態では、人の頭部を後頭部、首部、側頭部の部位別に支持するようにしたが、第3実施形態の枕では、多数の受け部18を平面状に並べて配置し、頭部を複数の点の集合によって受けるようにしたものである。本発明の受け部は、これら多数の受け部18によって構成される。図示例では、先端が半球状に形成された受け部18が縦横に行列をなすように配置されている。これら受け部18は、ウレタン樹脂等の若干弾性を有する素材によって形成される。
図11に示すように、例えば縦に8個、横に11個の行列をなして受け部18が設けられており、中央部の二点鎖線で囲った6個×5個の受け部18で主として後頭部Bを支持し、その手前の3個×5個の受け部18で主として首部Nを受けるようにする。両側の3列分の受け部18は通常時は、主として寝返りをしたときの側頭部Sを受けるものとする。もちろん、就寝時の姿勢等により、頭部の位置がずれる場合があるので、二点鎖線で囲った部位は頭部の位置の変化に応じて変動する。その場合でも、多数の受け部18が並んで配置されているので、ずれた位置で後頭部Bや首部Nを適切に支持することができる。また、使用者の頭の大きさ等によっても、受ける部位は異なるが、この枕101であれば、このような使用者の就寝姿勢や頭の大きさ等に応じて、適切な位置で頭部を支持することができる。
そして、各受け部18にそれぞれ昇降機構19が設けられている。この昇降機構19は第1実施形態の昇降機構15〜17と同じ構成である。そして、各受け部18にそれぞれ昇降機構19が設けられているので、例えば二点鎖線で囲った後頭部Bを受ける部位の中であっても、隣接した受け部18を個別に上下移動することができる。このため、後頭部Bや首部Nの外面の曲面に応じて適切に受け部18の高さ位置を調製することができる。また、就寝姿勢で適宜の位置の受け部18を上下移動させることにより、自身の好みの位置を押圧してマッサージすることも可能である。
操作端末は、第1実施形態及び第2実施形態のものと基本的には同様の構成であるが、受け部18が多数(図示例では88個)設けられていることから、これら受け部18の個々に対応して多数本の帯状のスライド操作部を設けてもよいが、スライド操作部ではなく、図11の平面視の形態を操作部に平面的に表示して、個々に操作するようにしてもよい。その場合、高さを増大させるか、減少させるかの指示は、指の操作の仕方(例えば長押しと短く叩く操作)によって区別するようにしてもよいし、別途表示した駆動方向の切り替えのためのボタンを操作することによって行うようにしてもよい。
なお、本発明の実施形態は、前記構成のものに限定されるものではなく、細部構成においては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、昇降機構19として、シャフト31とアクチュエータ32との組み合わせからなる機構を採用したが、袋内に空気や流体を注入し、その圧力を加減することにより上下動させる機構も適用することができる。
前述の実施形態では枕及び枕装置を例に説明したが、敷布団やマットレス等の寝具に適用してもよい。その場合、寝具としては、台座の上に、就寝時に人体の複数部位をそれぞれ受けることが可能な複数の受け部と、これら受け部と台座との間に、各受け部を個々に上下移動可能な昇降機構が設けられる。また、寝具装置としては、その寝具と、昇降機構を駆動するための操作部を有する操作端末とを備える。昇降機構や操作端末等は、枕装置に用いられるものと同様のものを使用できる。
1 枕装置
10 枕
11 台座
12 後頭部受け部
13 首部受け部
14 側頭部受け部
15〜17 昇降機構
18 受け部
19 昇降機構
21 ベース板
22 弾性部材
23 マット部材
24 カバー部材
25 圧力センサ
31 シャフト
32 アクチュエータ
35 駆動制御部
50 操作端末
51 操作部
52 主制御部
53 記憶部
54 表示部
61 スイッチ
62 操作パッド部
621〜623 スライド操作部
63 指示部
65 切替ボタン

Claims (12)

  1. 台座の上に、就寝時に人の頭部の複数部位をそれぞれ受けることが可能な複数の受け部と、これら受け部と前記台座との間に、各受け部を個々に上下移動可能な昇降機構が設けられていることを特徴とする枕。
  2. 前記受け部は、人の後頭部を受ける後頭部受け部と、該後頭部受け部により後頭部を受けたときに首部の裏側に配置される首部受け部とを有することを特徴とする請求項1記載の枕。
  3. 前記受け部は、さらに、前記後頭部受け部及び首部受け部の両側に配置される側頭部受け部を有することを特徴とする請求項2記載の枕。
  4. 前記側頭部受け部は連結状態とされていることを特徴とする請求項3記載の枕。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の枕と、前記昇降機構を駆動するための操作部を有する操作端末とを備えることを特徴とする枕装置。
  6. 前記操作部には、指を触れてスライドさせることにより前記高さ位置情報を入力可能なタッチパネル式の操作パッド部が設けられており、前記枕には、前記操作パッド部で入力された高さ位置情報に基づき前記昇降機構の駆動を制御する駆動制御部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の枕装置。
  7. 前記操作端末は、さらに、前記受け部の特定の高さ位置情報を専用情報として記憶可能な記憶部を有しており、前記駆動制御部は、前記操作パッドで入力された前記高さ位置情報又は前記記憶部に記憶されている前記専用情報に基づき前記昇降機構の駆動を制御することを特徴とする請求項5又は6に記載の枕装置。
  8. 前記操作部には、前記記憶部に記憶されている前記専用情報を前記操作部の操作に基づく高さ位置情報に修正して上書き可能であることを特徴とする請求項7に記載の枕装置。
  9. 前記枕には、使用者の圧力を検知可能な複数の圧力センサが設けられており、前記操作端末は、前記圧力センサで検知された圧力に基づく就寝姿勢情報が表示可能であることを特徴とする請求項5から8に記載の枕装置。
  10. 前記操作端末は前記枕に無線にて接続可能であることを特徴とする請求項5から9のいずれか一項に記載の枕装置。
  11. 台座の上に、就寝時に人体の複数部位をそれぞれ受けることが可能な複数の受け部と、これら受け部と前記台座との間に、各受け部を個々に上下移動可能な昇降機構が設けられていることを特徴とする寝具。
  12. 請求項11に記載の寝具と、前記昇降機構を駆動するための操作部を有する操作端末とを備えることを特徴とする寝具装置。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN115137195A (zh) * 2022-05-18 2022-10-04 新疆医科大学第六附属医院 一种用于颈椎曲度调节的枕头
KR102509280B1 (ko) * 2021-09-27 2023-03-10 정예준 교정용 베개

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CN115137195A (zh) * 2022-05-18 2022-10-04 新疆医科大学第六附属医院 一种用于颈椎曲度调节的枕头
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