JP2020181559A - コインランドリーシステム、およびコインランドリーシステムにおける情報提供方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】コインランドリーを利用するユーザへ様々な情報を提供することができるコインランドリーシステム、コインランドリーシステムにおける情報提供方法およびこの情報提供方法に適用可能なプログラムを提供する。【解決手段】コインランドリーシステム100は、互いにネットワーク104を介して接続される、管理サーバ300と、少なくとも一つのコインランドリー店舗(以下、単に店舗と記す)102−1〜102−3および少なくとも一つの管理端末400−1〜400−3、店舗を利用するユーザが管理する少なくとも一つのユーザ携帯端末500−1〜500−3および地図情報の配信サービスを提供する情報配信サーバ600によって構成される。【選択図】図1
Description
本発明は、コインランドリーを利用するユーザへ様々な情報を提供するためのコインランドリーシステム、あるいはコインランドリーシステムにおける情報提供方法に関する。あるいは本発明は、コインランドリーを利用するユーザのユーザ携帯端末に搭載されるプログラムに関する。
コインランドリーでは、洗濯機や乾燥機などのランドリー装置に備えられる現金投入機に現金を投入することによりランドリー装置を動作させ、衣類などの洗濯や乾燥が行われる。これらのランドリー装置をネットワークに接続し、ランドリー装置から得られる情報を利用することで、ランドリー装置の制御も可能である。例えば特許文献1では、ネットワークを介してランドリー装置の動作状態を把握するためのシステムが開示されている。
本発明の実施形態の一つは、コインランドリーを利用するユーザへ様々な情報を提供することができるコインランドリーシステム、コインランドリーシステムにおける情報提供方法、あるいはこの情報提供方法に適用可能なプログラムを提供することを目的とする。
本発明の実施形態の一つは、コインランドリーシステムである。このシステムは、少なくとも一つの店舗に設置される第1から第nのランドリー装置、第1から第nのポイントカード装置、第1から第nの電流センサ、および管理サーバを備える。第1から第nのポイントカード装置は、第1から第nのランドリー装置のそれぞれに接続され、記憶機能を備えたポイントカードに格納されるポイント、およびポイントカードのID番号を読取るように構成されるリーダ/ライタを備える。第1から第nの電流センサは、第1から第nのランドリー装置と第1から第nのポイントカード装置のそれぞれに接続される。管理サーバは、第1から第nのポイントカード装置とネットワークを介して接続され、ID番号、およびID番号に対応するユーザ携帯端末のアドレスを格納するメモリ部を有する。第1から第nの電流センサは、それぞれ第1から第nのランドリー装置に流れる電流値を取得し、電流値をそれぞれ第1から第nのポイントカード装置へ出力するように構成される。第1から第nのポイントカード装置は、電流値を含む情報を管理サーバへ送信するように構成される。管理サーバは、電流値を記憶し、電流値に基づいて第1から第nのランドリー装置が停止状態にあるか稼動状態にあるかを判断し、判断の結果をネットワークを介してユーザ携帯端末のアドレスに送信するように構成される。nは2以上の自然数である。
本発明の実施形態の一つは、コインランドリーシステムにおける情報提供方法である。コインランドリーシステムは、少なくとも一つの店舗に設置される第1から第nのランドリー装置、第1から第nのポイントカード装置、第1から第nの電流センサ、および管理サーバを備える。第1から第nのポイントカード装置は、それぞれ第1から第nのランドリー装置に接続される。第1から第nのポイントカード装置は、記憶機能を備えたポイントカードに格納されるポイント、およびポイントカードのID番号を読取るように構成されるリーダ/ライタを備える。第1から第nの電流センサは、それぞれ第1から第nのランドリー装置と第1から第nのポイントカード装置に接続される。管理サーバは、第1から第nのポイントカード装置とネットワークを介して接続され、ID番号、およびID番号に対応するユーザ携帯端末のアドレスを格納するメモリ部を有する。情報提供方法は、(1)第1から第nのポイントカード装置において、それぞれ第1から第nのランドリー装置に流れる電流値を第1から第nの電流センサから取得すること、(2)第1から第nのポイントカード装置から電流値を含む情報を管理サーバへ送信すること、(3)管理サーバにおいて、電流値に基づいて第1から第nのランドリー装置が停止状態にあるか稼動状態にあるかを判断すること、および(4)判断の結果をネットワークを介してユーザ携帯端末のアドレスに送信することを含む。nは2以上の自然数である。
本発明の実施形態の一つは、コインランドリーシステムである。このコインランドリーシステムは、少なくとも一つの店舗に設置される第1から第nのランドリー装置、第1から第nのポイントカード装置、および管理サーバを備える。第1から第nのランドリー装置は、それぞれ少なくとも一つのセンサを備える。第1から第nのポイントカード装置は、それぞれ第1から第nのランドリー装置に接続される。第1から第nのポイントカード装置は、それぞれ記憶機能を備えたポイントカードに格納されるポイント、およびポイントカードのID番号を読取るように構成されるリーダ/ライタを備える。管理サーバは第1から第nのポイントカード装置とネットワークを介して接続される。管理サーバは、ID番号、およびID番号に対応するユーザ携帯端末のアドレスを格納するメモリ部を有する。第1から第nのポイントカードは、それぞれ第1から第nのランドリー装置のセンサからのセンサ信号を管理サーバへ送信するように構成される。管理サーバは、センサ信号に基づいて第1から第nのランドリー装置が停止状態にあるか稼動状態にあるかを判断し、判断の結果をネットワークを介してユーザ携帯端末のアドレスに送信するように構成される。
本発明の実施形態の一つは、コインランドリーシステムにおける情報提供方法である。コインランドリーシステムは、少なくとも一つの店舗に設置される第1から第nのランドリー装置、第1から第nのポイントカード装置、および管理サーバを備える。第1から第nのランドリー装置は、それぞれ少なくとも一つのセンサを備える。第1から第nのポイントカード装置は、それぞれ第1から第nのランドリー装置に接続される。第1から第nのポイントカード装置は、それぞれ記憶機能を備えたポイントカードに格納されるポイント、およびポイントカードのID番号を読取るように構成されるリーダ/ライタを備える。管理サーバは第1から第nのポイントカード装置とネットワークを介して接続される。管理サーバは、ID番号、およびID番号に対応するユーザ携帯端末のアドレスを格納するメモリ部を有する。情報提供方法は、(1)第1から第nのランドリー装置のセンサからのセンサ信号を、第1から第nのポイントカード装置を介して管理サーバへ送信すること、(2)管理サーバにおいて、センサ信号に基づいて第1から第nのランドリー装置が停止状態にあるか稼動状態にあるかを判断すること、および(3)判断の結果をネットワークを介してユーザ携帯端末のアドレスに送信することを含む。nは2以上の自然数である。
本発明の実施形態の一つは、ネットワークを介してコインランドリーシステムに接続され、プロセッサを備えるユーザ携帯端末に搭載されるコインランドリーシステムプログラムである。コインランドリーシステムは、少なくとも一つの店舗に設置される第1から第nのランドリー装置、および第1から第nのランドリー装置とネットワークを介して接続される管理サーバを備える。コインランドリーシステムプログラムは、(1)第1から第nのランドリー装置が停止状態にあるか稼動状態にあるかを示す稼動状態情報をユーザ携帯端末に送信することを要求するための要求信号をネットワークを介して管理サーバに対して送信すること、(2)管理サーバから稼動状態情報をネットワークを介して受信すること、および(3)第1から第nのランドリー装置の稼動状態情報をユーザ携帯端末上に表示することをプロセッサに実行させるように構成される。
以下、本発明の各実施形態について、図面等を参照しつつ説明する。但し、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲において様々な態様で実施することができ、以下に例示する実施形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。本明細書と各図において、既出の図に関して説明したものと同様の機能を備えた要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略することがある。同一、あるいは類似する複数の構造を総じて表す際にはこの符号が用いられ、これらを個々に表す際には符号の後にハイフンと自然数が加えられる。
以下、複数の同一、あるいは類似する構成を表す際には同一の符号を用い、こらら複数の構成の各構成を個別に表す時には、さらにハイフンを介して自然数を付す。
<第1実施形態>
本実施形態では、本発明の実施形態の一つに係るコインランドリーシステム100の構成について述べる。
1.構成
コインランドリーシステム100の構成を図1に示す。図1に示すようにコインランドリーシステム100は、管理サーバ300に加え、少なくとも一つのコインランドリー店舗(以下、単に店舗と記す)102、および少なくとも一つの管理端末400によって構成される。店舗102と管理端末400はそれぞれ複数であってもよい。これらの管理サーバ300、店舗102、および管理端末400は互いにネットワーク104を介して接続される。図1では一例として、三つの店舗102と三つの管理端末400がネットワーク104を介して管理サーバ300に接続されるコインランドリーシステム100が示されている。ネットワーク104はセルラー方式電話ネットワークでもよく、あるいはインターネットでもよい。
本実施形態では、本発明の実施形態の一つに係るコインランドリーシステム100の構成について述べる。
1.構成
コインランドリーシステム100の構成を図1に示す。図1に示すようにコインランドリーシステム100は、管理サーバ300に加え、少なくとも一つのコインランドリー店舗(以下、単に店舗と記す)102、および少なくとも一つの管理端末400によって構成される。店舗102と管理端末400はそれぞれ複数であってもよい。これらの管理サーバ300、店舗102、および管理端末400は互いにネットワーク104を介して接続される。図1では一例として、三つの店舗102と三つの管理端末400がネットワーク104を介して管理サーバ300に接続されるコインランドリーシステム100が示されている。ネットワーク104はセルラー方式電話ネットワークでもよく、あるいはインターネットでもよい。
コインランドリーシステム100には、ネットワーク104を介し、店舗102を利用するユーザが管理する少なくとも一つのユーザ携帯端末500、および地図情報の配信サービスを提供する情報配信サーバ600を接続することができる。ユーザ携帯端末500は携帯型の通信端末であり、携帯電話やタブレット、スマートフォンなどの携帯通信端末が例示される。図示しないが、情報配信サーバ600は、経路探索手段、および経路探索手段に接続される地図情報データベース、探索用データベース、道路交通情報データベースなどを有することができる。
図2に示すように、各店舗102には複数のランドリー装置110、複数のポイントカード装置150、複数の現金識別装置120、および複数の電流センサ130が配置される。換言すると、各店舗102には第1から第nのランドリー装置110−1から110−n、第1から第nのポイントカード装置150−1から150−n、第1から第nの現金識別装置120−1から120−n、および第1から第nの電流センサ130−1から130−nが配置される。ここでnは2以上の自然数である。第1から第nのポイントカード装置150−1から150−nには、それぞれ第1から第nのランドリー装置110−1から110−n、第1から第nの現金識別装置120−1から120−n、および第1から第nの電流センサ130−1から130−nが電気的に接続される。一つの店舗102内に設置されるランドリー装置110の全てにポイントカード装置150を接続する必要は無く、一部のランドリー装置110にはポイントカード装置150が設けられなくてもよい。
ポイントカード装置150はルーター180を介してネットワーク104に接続される。ポイントカード装置150とルーター180との接続は有線接続でも良く、無線接続でも良い。有線接続の場合、電気ケーブルや光ケーブルを介してルーター180と複数のポイントカード装置150を直接接続すればよい。無線接続の場合、セルラー方式電話ネットワークを採用してもよく、IEEE802.15x規格やIEEE 802.11規格に従った短距離無線通信(例えば、ブルートゥース(登録商標)やWi−Fi)を用い、ルーター180を介して接続を行ってもよい。
以下、各装置の構成について説明する。
2.ランドリー装置
図3にランドリー装置110の主な構成のブロック図を示す。ランドリー装置110は制御部(ランドリー装置制御部)112、および制御部112と接続される処理部114を主な構成として有する。制御部112は現金識別装置120やポイントカード装置150と接続される。
図3にランドリー装置110の主な構成のブロック図を示す。ランドリー装置110は制御部(ランドリー装置制御部)112、および制御部112と接続される処理部114を主な構成として有する。制御部112は現金識別装置120やポイントカード装置150と接続される。
制御部112はランドリー装置110の全体を制御し、内部に搭載されるマイクロコンピュータのプログラム命令に従い、処理部114に種々の命令を送り、同時にこれらから種々の信号を受け取るように構成される。また、制御部112は、後述する課金信号が入力されるように構成される。
処理部114は、衣類や寝具などの処理対象物を洗濯、あるいは乾燥する(以下、洗濯と乾燥を総じてランドリー処理と記す)機能を有し、制御部112の命令に従って稼動する。ランドリー装置110が洗濯機の場合、処理部114は洗濯槽、洗濯槽内に注入される水を攪拌する、または洗濯槽を回転するためのモータ、水の注入・排出を制御するためのバルブなどによって構成される。ランドリー装置110が乾燥機の場合、処理部114は回転ドラム、回転ドラムを回転させるためのモータ、空気を加熱するためのヒータ、加熱された空気を供給するためのファンなどによって構成される。
3.現金識別装置
現金識別装置120は、ランドリー装置110の制御部112に接続されるとともに、ポイントカード装置150にも接続される(図4(A)参照)。現金識別装置120は、ユーザが硬貨や紙幣などの現金を投入するために設けられ、投入された硬貨や紙幣の真偽を判断し、硬貨や紙幣の種類を識別し、枚数を数え、投入金額を算出し、投入金額を通知するための信号(第1の課金信号)を生成する。さらに現金識別装置120は、この第1の課金信号をランドリー装置110の制御部112やポイントカード装置150へ出力するように構成される。
現金識別装置120は、ランドリー装置110の制御部112に接続されるとともに、ポイントカード装置150にも接続される(図4(A)参照)。現金識別装置120は、ユーザが硬貨や紙幣などの現金を投入するために設けられ、投入された硬貨や紙幣の真偽を判断し、硬貨や紙幣の種類を識別し、枚数を数え、投入金額を算出し、投入金額を通知するための信号(第1の課金信号)を生成する。さらに現金識別装置120は、この第1の課金信号をランドリー装置110の制御部112やポイントカード装置150へ出力するように構成される。
現金識別装置120の構成や仕様には制約はない。現金識別装置120が硬貨を識別する場合、硬貨の真偽判断や種類の識別は、例えば硬貨の通過速度や硬貨が通過する際の磁界の変化に基づいて行えばよい。現金識別装置120が紙幣を識別する場合、例えば現金識別装置120は、可視光センサと磁気センサを組み合わせて紙幣を判別するように構成すればよい。現金識別装置120が生成する第1の課金信号が入力されると、ランドリー装置110の制御部112は、投入された現金に相当する時間、すなわち第1の課金信号に相当する時間、処理部114の稼動を許容する。
なお、図2や図3に示す例では現金識別装置120はランドリー装置110から独立しているが、現金識別装置120はランドリー装置110の内部に組み込まれて制御部112と一体化されてもよい。
4.電流センサ
電流センサ130はランドリー装置110に流れる電流(総電流)を測定し、その電流値を含む情報を図示しないインターフェースを介してポイントカード装置150へ出力するように構成される。測定は不定期に行ってもよく、定期的に行ってもよい。
電流センサ130はランドリー装置110に流れる電流(総電流)を測定し、その電流値を含む情報を図示しないインターフェースを介してポイントカード装置150へ出力するように構成される。測定は不定期に行ってもよく、定期的に行ってもよい。
5.ポイントカード装置
ポイントカード装置150のブロック図を図4(A)に、模式的正面図を図4(B)に示す。ポイントカード装置150は主な構成として、制御部(第1の制御部)152、および制御部152に接続されるメモリ部154、ポイント操作部158、リーダ/ライタ(以下、R/Wとも記す)162、ポイント表示部156、ならびに通信部160を有し、任意の構成として制御部152に接続される音声出力部168を備えてもよい。図4(B)に示すように、ポイントカード装置150は筐体176を有し、ポイント表示部156、ポイントカード挿入口172、ポイントカード取出ボタン174、およびポイント操作ボタン170などが筐体176に配置される。
ポイントカード装置150のブロック図を図4(A)に、模式的正面図を図4(B)に示す。ポイントカード装置150は主な構成として、制御部(第1の制御部)152、および制御部152に接続されるメモリ部154、ポイント操作部158、リーダ/ライタ(以下、R/Wとも記す)162、ポイント表示部156、ならびに通信部160を有し、任意の構成として制御部152に接続される音声出力部168を備えてもよい。図4(B)に示すように、ポイントカード装置150は筐体176を有し、ポイント表示部156、ポイントカード挿入口172、ポイントカード取出ボタン174、およびポイント操作ボタン170などが筐体176に配置される。
制御部152は、ポイントカード装置150の全体を制御し、内部に組み込まれるプログラム命令に従い、ポイント表示部156やメモリ部154、リーダ/ライタ162、通信部160などに種々の命令を送り、メモリ部154、リーダ/ライタ162、ポイント操作部158、通信部160などから種々の信号を受け取る。また制御部152は、図示しないインターフェースを介し、ランドリー装置110の制御部112との間で課金信号の入出力を行い、電流センサ130からランドリー装置110に供給される電流値を含む情報が入力されるように構成される。さらに制御部152は、課金信号の送受信を管理サーバ300との間で行うように構成される。
メモリ部154は不揮発性メモリを含み、制御部152の命令に従い、ネットワーク104を介して管理サーバ300から送信される種々の情報を格納するように構成される。メモリ部154はさらに、制御部152を動作させるためのアプリケーションプログラムを格納するように構成されてもよい。
リーダ/ライタ162は、ランドリー装置110を利用するユーザによって管理されるポイントカードをポイントカード挿入口172を介して収容・排出できるよう、筐体176内に配置される。ポイントカードは、磁性体中の磁性粒子の磁性の変化を利用して情報を格納する磁気カードでもよく、あるいはアンテナを備え、アンテナで受信した電波を電力に変換して内部回路を動作させることで情報を格納するICカードでも良い。リーダ/ライタ162は、用いるポイントカードの情報読取り/読出し型式に応じ、任意の構成を採用することができる。リーダ/ライタ162は、制御部152からの命令に従い、ポイントカードに格納される情報(カード情報)を読み取り、ポイントカードにカード情報を書き込むように構成される。カード情報としては、例えばポイントカードのそれぞれに付与される固有のID番号、ポイント数、ポイントの有効期限、ポイントの種類などが挙げられる。なお、ここでポイントとは、現金に替わってランドリー装置110に課金するために用いる有価物であり、ユーザはあらかじめ現金を支払うことで購入し、別途チャージ機などでポイントカードへ記憶させる。
ポイント操作部158はポイント操作ボタン170と連結され、ユーザによるポイント操作ボタン170の操作を感知し、その操作情報を制御部152に出力する。例えばポイント操作ボタン170が押された回数や時間を判断し、その情報を制御部152に出力する。これにより制御部152は、ユーザによるポイントの使用数を判断することができる。制御部152はこのポイント数に相当する課金信号(第2の課金信号)を生成し、ランドリー装置110の制御部112へ出力し、管理サーバ300へ送信する。ランドリー装置110の制御部112は、使用するポイントに相当する時間、すなわち第2の課金信号に相当する時間、処理部114の稼動を許容する。
ポイントカード取出ボタン174は任意の構成であり、これを操作することで強制的にポイントカードを排出するようにリーダ/ライタ162を構成してもよい。ポイントカード取出ボタン174を設けない場合、リーダ/ライタ162は、制御部152からの命令に従ってポイントカードを排出するように構成される。
ポイント表示部156は、ポイントカードに含まれるポイントなどを表示する機能を有し、制御部152のプログラム命令に従い、リーダ/ライタ162がポイントカードから読み出したポイント数やメモリ部154内部に格納される文字情報や映像情報を表示する。ポイント表示部156は、例えば液晶表示装置、有機エレクトロルミネッセンス表示装置、発光ダイオード表示装置などの表示装置を含む。
通信部160は、制御部152からの命令に従い、管理サーバ300との通信を行う。通信部160は、例えばローカルエリアネットワーク(LAN)モジュールなどで構成することができる。
任意の構成である音声出力部168は、制御部152の命令に従い、警告音を出力する機能を有する。音声出力部168は、メモリ部154に格納される音声情報を信号として受信し、音声を出力する機能を有してもよい。
6.管理サーバ
6−1.構成
管理サーバ300のブロック図を図5(A)に示す。管理サーバ300は制御部(第2の制御部)302、および制御部302に接続される通信部304、メモリ部306、表示部308、入力部310などを主な構成として有することができる。
6−1.構成
管理サーバ300のブロック図を図5(A)に示す。管理サーバ300は制御部(第2の制御部)302、および制御部302に接続される通信部304、メモリ部306、表示部308、入力部310などを主な構成として有することができる。
制御部302は管理サーバ300の全体を制御し、内部に組み込まれるプログラム命令に従い、通信部304、メモリ部306、表示部308、入力部310などを制御する。制御部302はさらに、通信部304を介し、電流センサ130で取得したランドリー装置110の電流値を含む情報、リーダ/ライタ162が読取ったカード情報、課金信号などを受信する。
通信部304は制御部302からの命令に従い、ネットワーク104を介してポイントカード装置150や管理端末400に対して種々の信号を送信するとともに、これらから種々の信号を受信するように構成される。通信部304もLANモジュールなどによって構成される。
メモリ部306には不揮発性メモリが用いられ、制御部302が使用するアプリケーションプログラムをはじめ、種々の情報が格納される。例えばそれぞれのポイントカードに格納されたカード情報やカード情報とリンクされるユーザ情報、店舗102の管理者の情報、店舗102の位置座標、ポイントカード装置150から送信される電流値が格納されるように構成される。ユーザ情報には、少なくともユーザ携帯端末500のアドレスが含まれ、これはユーザが所有するポイントカードのID番号とリンクされる。
表示部308は種々の情報を表示するためのインターフェースであり、制御部302の命令に従って動作する。表示部308としては、液晶表示装置や有機エレクトロルミネッセンス表示装置などが用いられる。
入力部310は管理サーバ300に情報を入力するための装置であり、キーボードやタッチパネルが例示される。
6−2.制御部の機能
(1)稼動状態の判断
制御部302は、ランドリー装置110の電流値から各ランドリー装置110の稼動状態、すなわち稼動状態にあるか停止状態にあるかを判断するように構成することができる。この機能を以下に説明する。
(1)稼動状態の判断
制御部302は、ランドリー装置110の電流値から各ランドリー装置110の稼動状態、すなわち稼動状態にあるか停止状態にあるかを判断するように構成することができる。この機能を以下に説明する。
上述したように、電流センサ130はランドリー装置110へ流れる電流を取得して対応するポイントカード装置150の制御部152へ出力し、この電流値はさらにポイントカード装置150から管理サーバ300へ送信される。図6に示すように、ランドリー装置110が稼動されると、ランドリー装置110へ流れる電流値が増大するだけでなく、ランドリー処理の進行に伴って(すなわち時間tの経過とともに)変動する。ここで、ランドリー処理の開始時間を0とする。制御部302は、例えば電流値が一定となる時間がある閾値以内である場合にランドリー装置110が稼動状態であると判断し、閾値以上であれば停止状態であると判断するように構成することができる。この閾値は任意に設定することができるが、例えば1分以上10分以下、3分以上10分以下、あるいは3分以上5分以下とすればよい。この閾値以上の時間において電流値が一定であれば、ランドリー処理の進行が停止したと判断し、この判断に従ってランドリー処理が終了したと判断する。
あるいは、電流値の絶対値を用いて判断を行ってもよい。具体的には、停止時のランドリー装置110の電流値、あるいは稼動直前の電流値(以下、これらを総じて初期電流値Ciniと呼ぶ)をあらかじめ取得し、これをメモリ部306へ格納する。初期電流値Ciniは0Aでもよく、0Aよりも大きくてもよい。管理サーバ300の制御部302は、第1の課金信号、あるいは第2の課金信号を受信した後、電流値とメモリ部306内に記憶されている初期電流値Ciniとを比較し、電流値が初期電流値Ciniよりも大きければ稼動状態にあると判断し、Ciniとなった時にランドリー処理が終了したと判断するように構成することができる。あるいは、電流値が初期電流値Ciniとなった時間t1から一定時間経過後の時間t2になった際にランドリー処理が終了したと判断するように構成してもよい。時間t2と時間t1の差は、例えば1分以上、5分以上、10分以上とすることができ、15分以下でもよい。
電流値の絶対値を用いる場合、必ずしも電流値が初期電流値Ciniになったことを基準としてランドリー装置110の停止を判断する必要は無く、例えば電流値が初期電流値Ciniの±1%以内になった時、±3%以内になった時、あるいは±5%以内になった時にランドリー装置110が停止状態にあると判断してもよい。逆に、電流値が初期電流値Ciniよりも1%以上高い、3%以上高い、あるいは5%以上高い場合には稼動状態にあると判断してもよい。
(2)稼動率の算出と送信
上述したように、一つの店舗102には複数のランドリー装置110が配置される。制御部302は、第1から第nのポイントカード装置150−1から150−nから送信される電流値を含む情報に基づき、一つの店舗102内に設置される第1から第nのランドリー装置110−1から110−nのうち稼動しているランドリー装置110の割合を算出し、これを稼動率として算出するように構成してもよい。この時、ランドリー装置110を乾燥機と洗濯機に区別し、洗濯機と乾燥機の稼動率をそれぞれ算出するように制御部302を構成してもよい。コインランドリーシステム100が複数の店舗102を含む場合、店舗102ごとにランドリー装置110の稼動率を算出するように制御部302を構成してもよい。
上述したように、一つの店舗102には複数のランドリー装置110が配置される。制御部302は、第1から第nのポイントカード装置150−1から150−nから送信される電流値を含む情報に基づき、一つの店舗102内に設置される第1から第nのランドリー装置110−1から110−nのうち稼動しているランドリー装置110の割合を算出し、これを稼動率として算出するように構成してもよい。この時、ランドリー装置110を乾燥機と洗濯機に区別し、洗濯機と乾燥機の稼動率をそれぞれ算出するように制御部302を構成してもよい。コインランドリーシステム100が複数の店舗102を含む場合、店舗102ごとにランドリー装置110の稼動率を算出するように制御部302を構成してもよい。
さらに制御部302は、後述するコインランドリーシステムプログラムが搭載されたユーザ携帯端末500からの要求に従って、一つ、あるいは複数の店舗102の稼動率を当該ユーザ携帯端末500へ送信するように構成してもよい。制御部302は、稼動率を管理端末400へ送信しするように構成してもよい。詳細は後述するが、制御部302はさらに、ユーザ携帯端末500からの要求に従い、ユーザ携帯端末500付近の店舗102を選択し、通信部304を介してその位置座標をユーザ携帯端末500へ送信するように構成してもよい。
(3)終了通知
制御部302はさらに、ランドリー処理が終了したと判断すると、終了通知信号を生成し、これを当該ランドリー装置110を使用しているユーザのユーザ携帯端末500へ送信するように構成することができる。すなわち、ユーザが第1から第nのランドリー装置110−1から110−nから選択される第mのランドリー装置110−mを使用しているとすると(mは1以上n以下の自然数)、制御部302は終了通知信号を生成するとともに、第mのポイントカード装置150−mから受信したポイントカードのID番号にリンクされたユーザ携帯端末500のアドレスをメモリ部306から取得し、この終了通知信号を当該ユーザ携帯端末500のアドレスへ送信するように構成してもよい。これによりユーザは、使用しているランドリー装置110においてランドリー処理が終了したことを確認することができる。なお、終了通知信号を管理端末400へ送信するように制御部302を構成してもよい。
制御部302はさらに、ランドリー処理が終了したと判断すると、終了通知信号を生成し、これを当該ランドリー装置110を使用しているユーザのユーザ携帯端末500へ送信するように構成することができる。すなわち、ユーザが第1から第nのランドリー装置110−1から110−nから選択される第mのランドリー装置110−mを使用しているとすると(mは1以上n以下の自然数)、制御部302は終了通知信号を生成するとともに、第mのポイントカード装置150−mから受信したポイントカードのID番号にリンクされたユーザ携帯端末500のアドレスをメモリ部306から取得し、この終了通知信号を当該ユーザ携帯端末500のアドレスへ送信するように構成してもよい。これによりユーザは、使用しているランドリー装置110においてランドリー処理が終了したことを確認することができる。なお、終了通知信号を管理端末400へ送信するように制御部302を構成してもよい。
7.管理端末
任意構成である管理端末400は、店舗102の管理者の管理下に置かれ、ネットワーク104を介して管理サーバ300と接続される。管理端末400としては、例えばデスクトップ型またはノート型のパーソナルコンピュータ、携帯電話やタブレット、スマートフォンなどの携帯通信端末などを用いることができる。管理端末400は、ネットワーク104を介して管理サーバ300と通信可能なように構成され、これにより、ランドリー装置110やポイントカード装置150からの信号に基づく情報を取得したり、管理サーバ300を介してポイントカード装置150に種々の命令や情報を送信することが可能となる。
任意構成である管理端末400は、店舗102の管理者の管理下に置かれ、ネットワーク104を介して管理サーバ300と接続される。管理端末400としては、例えばデスクトップ型またはノート型のパーソナルコンピュータ、携帯電話やタブレット、スマートフォンなどの携帯通信端末などを用いることができる。管理端末400は、ネットワーク104を介して管理サーバ300と通信可能なように構成され、これにより、ランドリー装置110やポイントカード装置150からの信号に基づく情報を取得したり、管理サーバ300を介してポイントカード装置150に種々の命令や情報を送信することが可能となる。
1−8.ユーザ携帯端末
図5(B)にコインランドリーシステム100に接続可能なユーザ携帯端末500の構成の一例を示す。ユーザ携帯端末500はユーザが管理し、ユーザによって操作可能な端末である。図5(B)に示すように、ユーザ携帯端末500には制御部502、メモリ部504、表示部506、入力部508、音声入力部510、音声出力部512、通信部514などが含まれる。
図5(B)にコインランドリーシステム100に接続可能なユーザ携帯端末500の構成の一例を示す。ユーザ携帯端末500はユーザが管理し、ユーザによって操作可能な端末である。図5(B)に示すように、ユーザ携帯端末500には制御部502、メモリ部504、表示部506、入力部508、音声入力部510、音声出力部512、通信部514などが含まれる。
制御部502はユーザ携帯端末500に格納された種々のプログラムを解釈、実行する機能を有する。メモリ部504はプログラムやデータなどの情報を格納する機能を有し、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリ素子を備える。メモリ部504には、コインランドリーシステム100をユーザが活用するためのコインランドリーシステムプログラムが搭載される。
表示部506は液晶表示装置やEL有機装置などを有しており、ユーザのインターフェースとして機能する。入力部508は、ユーザが物理的接触を通じて情報を通信端末に入力するインターフェースとしての機能を有し、典型的にはタッチパネルやキーボード、入力ボタンなどが挙げられる。音声入力部510は音声を取り込み、入力された音声情報を通信部514へ伝達する機能を有する。音声出力部512はネットワーク104を介して他の通信端末から送信される音声情報を再生する機能を有する。通信部514はネットワーク104を介して管理サーバ300や他の通信端末との間で音声情報や文字情報などを送受信する機能を有する。
コインランドリーシステム100における情報提供方法は第2実施形態で詳述するが、このコインランドリーシステム100により、ユーザはコインランドリーにおいて様々なユーザ体験を享受することができ、コインランドリーをより便利に活用することが可能となる。さらに店舗102の管理者は、より効率的にランドリー装置110を稼動させることが可能となる。
<第2実施形態>
本実施形態では第1実施形態で述べたコインランドリーシステム100における情報提供方法について述べる。なお、以下に示す方法は情報提供方法の一例であり、各種信号や命令の送受信、各構成における操作は適宜追加、削除、変更することができ、これらの順序も適宜変更することができる。第1実施形態で述べた構成と同様、あるいは類似する構成については説明を割愛することがある。
本実施形態では第1実施形態で述べたコインランドリーシステム100における情報提供方法について述べる。なお、以下に示す方法は情報提供方法の一例であり、各種信号や命令の送受信、各構成における操作は適宜追加、削除、変更することができ、これらの順序も適宜変更することができる。第1実施形態で述べた構成と同様、あるいは類似する構成については説明を割愛することがある。
1.ランドリー装置の使用
まず、ユーザがランドリー装置110を使用する方法について、図7に示すフローを用いて述べる。
まず、ユーザがランドリー装置110を使用する方法について、図7に示すフローを用いて述べる。
本情報提供方法においては、ユーザは現金だけでなく、ポイントカードに記憶されるポイントを用いてランドリー装置110を使用することができる。上述したように、ユーザは例えばチャージ機を用いてあらかじめ現金をポイントへ交換し、その際、ポイントはポイントカードに記憶される。ポイントカードには、カード情報としてポイントとともにポイントカードに固有のID番号が記憶される。
まず、ユーザは自己が所有するポイントカードをポイントカード挿入口172を介してリーダ/ライタ162へ挿入する。リーダ/ライタ162はカード情報を読み取り、これをポイントカード装置150へ出力する(S102)。カード情報(ポイントカードのID番号とポイント数)は制御部152から通信部160を介して管理サーバ300の制御部302へ送信される(S104)。この時、ポイントカード装置150を特定するための特定信号(例えばポイントカード装置150のID番号を含む信号)も同時に制御部302へ送信される。
カード情報を受信した制御部302は、ポイントカードの認証を行う。具体的には、管理サーバ300は、受信したポイントカードのID番号に対応するポイント数を出力するよう、メモリ部306に命令を出力する(S106)。この命令を受け取ったメモリ部306は、ポイント数を制御部302へ出力する(S108)。制御部302は、ポイントカード装置150から受け取ったポイント数とメモリ部306から出力されたポイント数が一致しているか否かを判断し、その結果をポイントカード装置150の制御部152へ送信する(S110)。一致している場合には認証信号を、一致しない場合には非認証信号を送信する。図示しないが、これらの信号は管理端末400へ送信してもよい。これにより管理者は、ポイントカードの偽造、あるいは故障を察知することができる。
図示しないが、非認証信号をポイントカード装置150が受け取ると、ポイントカード装置150の制御部152は、リーダ/ライタ162へポイントカードを排出する命令を出力してもよい。この時、制御部152はエラー表示を行う命令をポイント表示部156へ出力してもよい。これに対し認証信号を受信した場合、ポイントカード装置150の制御部152は、ポイント数を表示する命令をポイント表示部156に対して出力し、ポイント表示部156はその命令に従ってポイント数を表示する。
ユーザはポイント操作ボタン170を操作することでポイント操作部158に対して使用するポイント数を入力することができる。ポイント操作部158は、ポイント操作ボタン170への操作回数や操作時間をカウントし、その情報を制御部152へ出力する(S112)。制御部152は、ポイント操作ボタン170への操作回数や操作時間によって決定されるポイント数を通知するための第2の課金信号を生成し、これをランドリー装置110の制御部112へ出力する(S114)。
なお、ユーザはポイントカードに替わり、あるいはポイントカードとともに現金を用いてランドリー装置110を使用してもよい。この場合、ユーザによって現金識別装置120に現金が投入され、現金識別装置120は投入された現金の真偽を識別し、金額を算出し、投入金額に相当する第1の課金信号を生成してランドリー装置110の制御部112とポイントカード装置150の制御部152へ出力する(S116、S118)。
ポイントカード装置150の制御部152は、第1の課金信号と第2の課金信号を管理サーバ300の制御部302へ送信するとともに(S120)、リーダ/ライタ162に対し、使用されたポイント数を減じてポイントカードのポイント数を更新する命令を出力する(S122)。この命令に従ってリーダ/ライタ162はポイントカードに記憶されているポイントを更新する。一方管理サーバ300の制御部302は、第2の課金信号に基づき、メモリ部306内に記憶されているポイント数を更新する命令をメモリ部306へ出力する(S124)。この命令に従ってメモリ部306は当該ポイントを更新する。
第1の課金信号、あるいは第2の課金信号が入力されたランドリー装置110では、これらの信号の合計に相当する金額に対応する時間、処理部の稼動を許容する。これにより、ユーザーはランドリー装置110を使用することができる。
2.ランドリー処理の終了通知
本節では、ランドリー装置110におけるランドリー処理が終了した後、それをユーザへ通知する方法について述べる。
本節では、ランドリー装置110におけるランドリー処理が終了した後、それをユーザへ通知する方法について述べる。
第1実施形態で述べたように、管理サーバ300の制御部302は、各ランドリー装置110の稼動状態を電流センサ130が取得した電流値に基づいて判断することができる。この電流値はポイントカード装置150を介して管理サーバ300へ送信される(S126、S128)。図7ではランドリー処理が開始した後に電流値が送信される態様が示されているが、電流値はランドリー処理が開始した否かに関わらす取得され、管理サーバ300へ送信される。
第1実施形態で述べたように、管理サーバ300がランドリー処理が終了したことを判断して終了通知信号を生成すると、この信号は通信部304を介して制御部302からユーザ携帯端末500に送信される(S132)。具体的には、第1から第nのランドリー装置110−1から110−nから選択される第mのランドリー装置110−mをユーザが使用しているとすると、第mのポイントカード装置150−mに挿入されたポイントカードのID番号にリンクされたアドレスがメモリ部306から取得され、このアドレスへ終了通知信号が送信される。これにより、ユーザは使用している第mのランドリー装置110−mにおけるランドリー処理が終了したことを把握することができる。したがってユーザは、店舗102外にいてもランドリー処理が終了したことを把握することができ、ランドリー処理の時間を有意義に活用することができる。なお、この終了通知信号は、管理端末400へ送信してもよい(S130)。
3.ランドリー装置の稼動状態の把握
本節では、ユーザが利用する店舗102の複数のランドリー装置110の稼動状態を把握するための方法について述べる。
本節では、ユーザが利用する店舗102の複数のランドリー装置110の稼動状態を把握するための方法について述べる。
各ランドリー装置110の稼動状態は、電流センサ130が取得する電流値に基づいて行われる。具体的には、電流センサ130が取得する電流値がポイントカード装置150の制御部152へ出力され(図8におけるS200)、この信号が管理サーバ300へ送信される(S202)。管理サーバ300ではこの電流値がメモリ部306に格納される(S204)。この電流値に基づいて管理サーバ300の制御部302は各ランドリー装置110の稼動状態を判断し、判断結果を管理端末400へ送信する(S206)。
ユーザが店舗102の混雑状況、すなわちランドリー装置110の稼動状態を把握する際には、後述するコインランドリーシステムプログラムをユーザ携帯端末500において起動し、管理サーバ300に対し、要求信号をネットワーク104を介して送信する(S208)。この要求信号は、第1から第nのランドリー装置110−1から110−nが停止状態にあるか稼動状態にあるかを示す稼動状態を含む情報(以下、稼動情報)を送信することを要求するための信号である。この要求信号を受け取った管理サーバ300の制御部302は、稼動情報を当該ユーザ携帯端末500へ送信する(S210)。この時、複数の店舗102におけるランドリー装置110の稼動率を同時に送信してもよい。これによりユーザは、利用する店舗102のランドリー装置110の混雑状況のみならず、複数の店舗102の混雑状況を同時に把握することができる。
4.ランドリー装置の代替
ランドリー装置110が故障した際、通常、ユーザは他のランドリー装置110においてランドリー処理を再度行う。この時、故障したランドリー装置110で投入した現金や使用したポイントをユーザへ返却するためには、管理者は店舗102へ行かなければならない。管理者は通常店舗102には常駐しないため、ユーザに対して速やかに対応することが困難となり、ユーザに不快感やストレスを与えることになると同時に、管理者には大きな負担が発生する。
ランドリー装置110が故障した際、通常、ユーザは他のランドリー装置110においてランドリー処理を再度行う。この時、故障したランドリー装置110で投入した現金や使用したポイントをユーザへ返却するためには、管理者は店舗102へ行かなければならない。管理者は通常店舗102には常駐しないため、ユーザに対して速やかに対応することが困難となり、ユーザに不快感やストレスを与えることになると同時に、管理者には大きな負担が発生する。
しかしながら本発明の実施形態の一つに係るコインランドリーシステム100では、管理者が店舗102に不在の状況でも、動作しなくなったランドリー装置110(たとえは第mのランドリー装置110−m)に既に投入した現金や使用したポイントに相当する時間、新たに現金やポイントを投入・使用することなくユーザは他のランドリー装置110(例えば第kのランドリー装置110−k、mとkは互いに異なる1以上n以下の自然数)を使用することができる。この方法を図9に示すフローを用いて説明する。ここでは、ユーザは最初に第1のランドリー装置110−1をポイントカードを用いて使用し、この第1のランドリー装置110−1が何らかの理由で使用できなくなり、代替機として第2のランドリー装置110−2を用いてランドリー装置を再開する場合を例として説明を行う。
まずユーザは、第1のポイントカード装置150−1へポイントカードを挿入する。リーダ/ライタ162−1はカード情報を読み取り、これを制御部152−1へ出力する(S302)。その後、上述したフローに従い、カード情報の管理サーバ300への送信(S304)、認証信号の送信(S306)が行われ、使用されるポイントを減じるための命令が制御部152−1からリーダ/ライタ162−1へ出力される(S308)。制御部152−1は第2の課金信号を第1のランドリー装置110−1の制御部112−1へ出力(S310)する。なお、ユーザが現金を使用、あるいは併用する場合には、投入された現金に相当する第1の課金信号が第1の現金識別装置120−1から第1のランドリー装置110−1の制御部112−1へ出力される(S312)。第1の課金信号、または第1の課金信号と第2の課金信号を受け取った第1のランドリー装置110−1では、これらの課金信号に相当する時間、ランドリー処理が許容される。制御部152−1からは、使用されたポイント数とともに、電流センサ130−1が取得する電流値を含む情報が管理サーバ300の制御部302へ送信される(S314)。
ここで、第1のランドリー装置110−1が何らかの原因で停止し、ランドリー処理が途中停止したとする。この場合、ユーザからの連絡を受けた管理者は、第1のランドリー装置110−1を使用せず、他のランドリー装置110として第2のランドリー装置110−2を使用するようユーザに伝えるとともに、管理端末400を使用して第1の現金識別装置120−1への現金投入を禁止し、第2のポイントカード装置150−2に対してユーザが課金することなくランドリー処理を行うための命令を管理サーバ300へ送信する(S316)。
より具体的には、管理サーバ300は、管理端末400からの命令に従い、第1のポイントカード装置150−1に対し、第1の現金識別装置120−1が現金を受け付けなくするための信号(禁止信号)を送信する(S318)。この禁止信号には、リーダ/ライタ162−1を停止するための命令が含まれてもよい。禁止信号は第1のポイントカード装置150−1の制御部152−1から第1の現金識別装置120−1へ出力される(S320)。第1の現金識別装置120−1が硬貨識別装置である場合には、禁止信号を受け取ると投入された硬貨をそのまま返却するように第1の現金識別装置120−1が構成される。第1の現金識別装置120−1が紙幣識別装置である場合には、禁止信号を受け取ると紙幣を装置内に導入するためのコンベア機構が動作しないよう、第1の現金識別装置120−1が構成される。禁止信号にリーダ/ライタ162−1を停止するための命令が含まれている場合、この信号がさらにリーダ/ライタ162−1へ出力される(S322)。これにより、稼動できないランドリー装置110が使用されることを防止することができる。
管理サーバ300の制御部302はさらに、管理端末400からの命令に従い、第2のランドリー装置110−2に接続される第2のポイントカード装置150−2に対し、ユーザが投入・使用した現金やポイントの総和に相当する課金信号(第3の課金信号)を送信する(S324)。第3の課金信号はさらに第2のランドリー装置110−2の制御部112−2へ出力される(S326)。その結果、第2のランドリー装置110−2の制御部112−2では、ユーザが第1のランドリー装置110−1を使用するために投入・使用した現金やポイントが課金された状態が再現される。このため、ユーザは新たに現金やポイントを投入・使用しなくても、正常動作する第2のランドリー装置110−2でランドリー処理を再開することができる。
本実施形態で述べたように、本発明の実施形態の一つに係るコインランドリーシステム100における情報提供方法を適用することで、ユーザに対してランドリー装置110の稼動状態や店舗102の混雑状況、ランドリー処理終了の通知などの様々な情報を提供することが可能となる。さらにランドリー装置110が故障などによって動作不能となった場合でも、ユーザに対してストレスを与えることなく、また、管理者に対する負担を発生させることなく、ランドリーサービスを継続して提供することができる。
<第3実施形態>
本実施形態では、第1実施形態で述べたコインランドリーシステム100とは異なるコインランドリーシステム106について説明する。第1、第2実施形態で述べた構成と同一、あるいは類似する構成については説明を割愛することがある。
本実施形態では、第1実施形態で述べたコインランドリーシステム100とは異なるコインランドリーシステム106について説明する。第1、第2実施形態で述べた構成と同一、あるいは類似する構成については説明を割愛することがある。
1.構成
図10、図11に示すように、コインランドリーシステム106は、ランドリー装置110に独立して設置される電流センサ130を含まない。ただし、各ランドリー装置110において制御部112と処理部114に電気的に接続されるセンサ118で得られる信号(センサ信号)がポイントカード装置150に出力される点でコインランドリーシステム100と異なる。
図10、図11に示すように、コインランドリーシステム106は、ランドリー装置110に独立して設置される電流センサ130を含まない。ただし、各ランドリー装置110において制御部112と処理部114に電気的に接続されるセンサ118で得られる信号(センサ信号)がポイントカード装置150に出力される点でコインランドリーシステム100と異なる。
センサ118は、処理部114の様々な状態を検知するように構成され、例えばランドリー装置110へ流れる電流の値、もしくは各部(モータやバルブ、ヒータ、ファンなど)に流れる電流の値を見積もる電流センサのみならず、洗濯槽の重量を測定する重量センサ、洗濯槽内部の水の透明度を測定する光センサ、洗濯槽内部の泡の量を測定する泡センサ、処理部114の温度や湿度を測定する温度センサや湿度センサ、洗濯槽上に取り付けられる蓋のロックの施錠・解錠を感知するロックセンサ、洗濯槽の振動を感知する振動センサなどが挙げられる。
センサ118からのセンサ信号は制御部112に出力され、さらにポイントカード装置150へ出力される。ポイントカード装置150の制御部152は、通信部160を介してこのセンサ信号を管理サーバ300へ送信するように構成される。
2.情報提供方法
コインランドリーシステム100と同様、コインランドリーシステム106においても管理サーバ300の制御部302によってセンサ信号に基づいて様々な信号を生成し、これを管理端末400やユーザ携帯端末500へ提供することができる。例えば電流センサや振動センサから得られるセンサ信号に基づいて終了通知信号を生成することができる。あるいは、重量センサを用いてランドリー処理される対象物の量や種類を判断し、それに基づいてランドリー処理の終了時間を算出するように制御部302を構成してもよい。この場合、算出された終了時間を通知する終了予告信号を制御部302で生成し、これをランドリー処理の終了時間の前(例えば5分前、10分前、あるいは15分前など)に、当該ランドリー装置110に接続されるポイントカード装置150に挿入されたポイントカードのID番号にリンクされたアドレスへ送信する。これにより、ランドリー処理が終了する時刻をユーザが把握することができるだけでなく、ランドリー終了後ランドリー処理の対象物がランドリー装置110内に長時間放置されることを防ぐことができる。
コインランドリーシステム100と同様、コインランドリーシステム106においても管理サーバ300の制御部302によってセンサ信号に基づいて様々な信号を生成し、これを管理端末400やユーザ携帯端末500へ提供することができる。例えば電流センサや振動センサから得られるセンサ信号に基づいて終了通知信号を生成することができる。あるいは、重量センサを用いてランドリー処理される対象物の量や種類を判断し、それに基づいてランドリー処理の終了時間を算出するように制御部302を構成してもよい。この場合、算出された終了時間を通知する終了予告信号を制御部302で生成し、これをランドリー処理の終了時間の前(例えば5分前、10分前、あるいは15分前など)に、当該ランドリー装置110に接続されるポイントカード装置150に挿入されたポイントカードのID番号にリンクされたアドレスへ送信する。これにより、ランドリー処理が終了する時刻をユーザが把握することができるだけでなく、ランドリー終了後ランドリー処理の対象物がランドリー装置110内に長時間放置されることを防ぐことができる。
終了時刻を算出する方法はこれに限られず、例えば光センサや泡センサ、温度センサ、湿度センサ、ロックセンサなどから得られるセンサ信号を用いて行ってもよい。
さらにランドリー装置110の制御部112は、これらのセンサ信号に基づいて、ランドリー装置110の故障やランドリー処理における異常の発生を検出するように構成されてもよい。この場合、制御部112はエラー信号を発生するように構成され、ポイントカード装置150はこの信号を受信して管理サーバ300へ送信するように構成される。管理サーバ300の制御部302はエラー信号を受け取ると、当該ランドリー装置110に接続されるポイントカード装置150に挿入されたポイントカードのID番号にリンクされたアドレスをメモリ部306から読み出し、このアドレスに対してエラーが発生したことを通知する信号(エラー通知信号)を送信するように構成される。これにより、ユーザは使用しているランドリー装置110に異常が発生したことを早期に知ることができる。
<第4実施形態>
本実施形態では、本発明の実施形態の一つに係るコインランドリーシステム100や106を利用するユーザのユーザ携帯端末500に搭載されるコインランドリーシステムプログラムについて説明する。
本実施形態では、本発明の実施形態の一つに係るコインランドリーシステム100や106を利用するユーザのユーザ携帯端末500に搭載されるコインランドリーシステムプログラムについて説明する。
本発明の実施形態の一つに係るコインランドリーシステムプログラムは、媒体に格納された状態で提供されてもよく、ネットワーク104を介して配布されてもよい。コインランドリーシステムプログラムはユーザのユーザ携帯端末500に搭載されるメモリ部504に記憶され、制御部502のプロセッサによって解釈、実行される。
コインランドリーシステムプログラムは、通信部514を介してコインランドリーシステム100の管理サーバ300に対し、ユーザが選択した店舗102の複数のランドリー装置110の稼動情報を要求するための要求信号を送信することをプロセッサに実行させるように構成される。上述したように、この要求信号を受けた管理サーバ300の制御部302は、各ランドリー装置の稼動情報を当該ユーザ携帯端末500へ送信する。したがって、コインランドリーシステムプログラムは、通信部514を介し、稼動情報を受信することをプロセッサに実行させるように構成される。
さらにコインランドリーシステムプログラムは、稼動情報を受け取ると、選択された店舗102内に配置される複数のランドリー装置110の稼動状態をユーザ携帯端末500の表示部506に表示させることをプロセッサに実行させるように構成される。この時に表示される画像の一例を図12に示す。図12に示すように、例えばコインランドリーシステムプログラムは、選択された店舗102の名称を表示すると同時に、ランドリー装置110ごとにアイコン520、522を生成し、種別ごと(洗濯機と乾燥機)に稼動状態を表示することをプロセッサに実行させるように構成することができる。この時、稼動中のランドリー装置110と停止中のランドリー装置110が区別できるようアイコン表示が行われる。例えばコインランドリーシステムプログラムは、色、大きさ、動きの有無などによってこれらが区別できるよう、プロセッサにアイコン表示を実行させてもよい。コインランドリーシステムプログラムはさらに、ランドリー装置110の種類ごとに稼動率を表示することをプロセッサに実行させるように構成されてもよい。
さらにコインランドリーシステムプログラムは、ユーザ携帯端末500の位置を取得し、その周辺の店舗102とその稼動情報を示すことをプロセッサに実行させるように構成されてもよい。例えばユーザが表示部506上に表示される、他の店舗の情報を要求するためのアイコン524を操作すると(図12参照)、コインランドリーシステムプログラムはプロセッサに対し、ユーザ携帯端末500に内蔵されたGPS機能を利用して位置座標を取得し、この位置情報とともにこの位置座標付近の地図情報を要求する信号を通信部514を介して情報配信サーバ600へ送信させる。さらに、この位置情報を通信部514を介して管理サーバ300へ送信させる。
情報配信サーバ600はユーザ携帯端末500からの要求に従い、ユーザ携帯端末500の座標位置周辺の地図情報をユーザ携帯端末500へ送信する。一方管理サーバ300の制御部302は、ユーザ携帯端末500から位置情報を受け取ると、その位置座標の付近に存在する店舗102の位置座標をメモリ部306から読み出し、ユーザ携帯端末500へ送信する。さらに、これらの店舗102の稼動情報をユーザ携帯端末500へ送信する。
コインランドリーシステムプログラムはプロセッサに対し、通信部514を介して情報配信サーバ600から地図情報を受信し、管理サーバ300の制御部302から店舗102の位置座標とこれらの稼動情報を受信することを実行させるように構成される。さらにコインランドリーシステムプログラムはプロセッサに対し、地図情報に基づいて表示部506上に地図を表示し、同時にユーザ携帯端末500と店舗102の位置を表示することを実行させるように構成される。例えば図13に示すように、コインランドリーシステムプログラムはプロセッサに対し、ユーザ携帯端末500の位置をアイコン526として表示部506の中央に表示し、アイコン526とは異なる形状のアイコン528を用いて店舗102の位置を表示させればよい。この時、アイコン528の付近に、それぞれの店舗102のランドリー装置110の稼動状態がプロセッサによって表示されるよう、コインランドリーシステムプログラムが構成されてもよい。
さらにコインランドリーシステムプログラムは、ユーザが店舗102のアイコン528を操作すると、その店舗102における各ランドリー装置110の稼動状態を表示部506上に表示することをプロセッサに実行させるように構成されてもよい。
さらにコインランドリーシステムプログラムは、ユーザが店舗102のアイコン528を操作すると、その店舗102への経路を表示部506上に表示することをプロセッサに実行させるように構成されてもよい。この場合、ユーザ携帯端末500から選択された店舗102までの経路を探索することを要求する信号(経路探索要求信号)を生成し、通信部514を介して情報配信サーバ600へ送信することをプロセッサに実行させるよう、コインランドリーシステムプログラムが構成される。経路探索要求信号を受信した情報配信サーバ600は、地図情報データベース、探索用データベース、道路交通情報データベースに格納されている情報を参照しつつ、経路探索手段を用いて経路を探索する。その後情報配信サーバ600はこの経路をユーザ携帯端末500へ送信する。したがってコインランドリーシステムプログラムは、情報配信サーバが探索した経路を含む情報を受信し、この経路を表示部506上に表示することをプロセッサに実行させるように構成される。
経路を表示する際の表示例を図14に示す。図14に示すように、この時の表示は、地図情報に基づく地図とユーザ携帯端末500の位置を表すアイコン526、選択された店舗102を表すアイコン528、および経路を表す複数のアイコン530などによって構成することができる。
上述したように、本発明の実施形態を適用することで、ユーザはコインランドリーをより便利に利用しつつ、ランドリー処理の時間を有効に活用するすることが可能となる。さらに店舗102の管理負担が軽減され、より効率的にランドリー装置110を稼動させるすることが可能となる。
本開示の実施形態として上述した各実施形態は、相互に矛盾しない限りにおいて、適宜組み合わせて実施することができる。また、各実施形態を基にして、当業者が適宜構成要素の追加、削除もしくは設計変更を行ったものも、本開示の要旨を備えている限り、本開示の範囲に含まれる。
また、上述した各実施形態によりもたらされる作用効果とは異なる他の作用効果であっても、本明細書の記載から明らかなもの、又は、当業者において容易に予測し得るものについては、当然に本開示によりもたらされるものと理解される。
100:コインランドリーシステム、102:店舗、104:ネットワーク、106:コインランドリーシステム、110:ランドリー装置、112:制御部、114:処理部、118:センサ、120:現金識別装置、130:電流センサ、150:ポイントカード装置、152:制御部、154:メモリ部、156:ポイント表示部、158:ポイント操作部、160:通信部、162:リーダ/ライタ、168:音声出力部、170:ポイント操作ボタン、172:ポイントカード挿入口、174:ポイントカード取出ボタン、176:筐体、180:ルーター、300:管理サーバ、302:制御部、304:通信部、306:メモリ部、308:表示部、310:入力部、400:管理端末、500:ユーザ携帯端末、502:制御部、504:メモリ部、506:表示部、508:入力部、510:音声入力部、512:音声出力部、514:通信部、520:アイコン、522:アイコン、524:アイコン、526:アイコン、528:アイコン、530:アイコン、600:後情報配信サーバ
Claims (1)
- 少なくとも一つの店舗に設置される第1から第nのランドリー装置、
前記第1から第nのランドリー装置のそれぞれに接続され、記憶機能を備えたポイントカードに格納されるポイント、および前記ポイントカードのID番号を読取るように構成されるリーダ/ライタを備える第1から第nのポイントカード装置、
前記第1から第nのランドリー装置と前記第1から第nのポイントカード装置のそれぞれに接続される第1から第nの電流センサ、および
前記第1から第nのポイントカード装置とネットワークを介して接続され、前記ID番号、および前記ID番号に対応するユーザ携帯端末のアドレスを格納するメモリ部を有する管理サーバを備え、
前記第1から第nの電流センサは、それぞれ前記第1から第nのランドリー装置に流れる電流値を取得し、前記電流値をそれぞれ前記第1から第nのポイントカード装置へ出力するように構成され、
前記第1から第nのポイントカード装置は、前記電流値を含む情報を前記管理サーバへ送信するように構成され、
前記管理サーバは、前記電流値を記憶し、前記電流値に基づいて前記第1から第nのランドリー装置が停止状態にあるか稼動状態にあるかを判断し、前記判断の結果を前記ネットワークを介して前記ユーザ携帯端末の前記アドレスに送信するように構成され、
nは2以上の自然数である、コインランドリーシステム。
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WO2022092031A1 (ja) | 2020-10-29 | 2022-05-05 | 三菱ケミカル株式会社 | ガス分離方法及び装置 |
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