JP2020177394A - 医用検査管理システム、オーダリングシステム及びプログラム - Google Patents

医用検査管理システム、オーダリングシステム及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】検査を実行する順序を最適化する医用検査管理システム、オーダリングシステム及びプログラムを提供する。【解決手段】オーダリングシステム200において、医用管理検査システム130は、第1算出機能と、第2算出機能とを備える。第1算出機能は、検査オーダに付随する情報に基づいて、検査オーダ間の時間を算出する。第2算出機能は、第1算出機能が算出した時間に基づいて、複数の検査オーダを実行する順序を算出する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、医用検査管理システム、オーダリングシステム及びプログラム
に関する。
病院の検査スケジュールは、オーダリングシステムで予約を管理されている。通常、例えば、医師が機器の空き状況を確認し、検査予約が行われる。
この方法では、検査オーダが入った時点でその患者の検査スケジュールが確定する。しかしながら、例えば、装置の空き状況だけを気にして検査予約がされるため、いろいろな症例の検査がバラバラに予約され、検査効率が低下する場合がある。
特表2007−527042号公報
本発明が解決しようとする課題は、検査を実行する順序を最適化することである。
実施形態に係る医用管理検査システムは、第1算出部と、第2算出部とを備える。第1算出部は、検査オーダオーダ間の時間を算出する。第2算出部は、第1算出部が算出した前記時間に基づいて、複数の前記検査オーダを実行する順序を算出する。
図1は、実施形態に係る医用検査管理システムについて説明した図である。 図2は、第1の実施形態に係る医用検査管理システムが行う処理の流れについて説明したフローチャートである。 図3は、第1の実施形態に係る医用検査管理システムの表示画面の一例を示した図である。 図4は、第1の実施形態に係る医用検査管理システムの表示画面の一例を示した図である。 図5は、第1の実施形態に係る医用検査管理システムが行う処理の一例を示した図である。 図6は、第1の実施形態に係る医用検査管理システムの表示画面の一例を示した図である。 図7は、第1の実施形態に係る医用検査管理システムの表示画面の一例を示した図である。 図8は、比較例に係る医用検査管理システムの表示画面の一例を示した図である。 図9は、その他の実施形態に係る医用検査管理システムにおける学習済モデルの生成の処理の流れについて説明したフローチャートである。
以下、実施形態に係る医用検査管理システム、オーダリングシステム及びプログラムについて図面を参照しながら説明する。ここで、互いに同じ構成には共通の符号を付して、重複する説明は省略する。
(第1の実施形態)
図1は、実施形態に係る医用検査管理システム130等を示す図である。図1に示すように、医用検査管理システム130は、データベース132と、メモリ133と、処理回路150と、入力装置134とディスプレイ135とを備える。また、医用検査管理システム130は、ユーザから検査オーダを受け付けるための受付部140及び、医用診断装置100とに接続されている。なお、医用検査管理システム130と受付部140とで、オーダリングシステム200が構成される。
処理回路150は、インタフェース機能150a、制御機能150b、第1算出機能150c、第2算出機能150dを備える。
第1の実施形態では、インタフェース機能150a、制御機能150b、第1算出機能150c、第2算出機能150dにて行われる各処理機能は、コンピューターによって実行可能なプログラムの形態でメモリ133へ記憶されている。処理回路150はプログラムをメモリ133から読み出し、実行することで各プログラムに対応する機能を実現するプロセッサである。換言すると、各プログラムを読み出した状態の処理回路150は、図1の処理回路150内に示された各機能を有することになる。なお、図1においては単一の処理回路150にて、インタフェース機能131、制御機能150b、第1算出機能150c及び第2算出機能150dにて行われる処理機能が実現されるものとして説明するが、複数の独立したプロセッサを組み合わせて処理回路150を構成し、各プロセッサがプログラムを実行することにより機能を実現するものとしても構わない。換言すると、上述のそれぞれの機能がプログラムとして構成され、1つの処理回路150が各プログラムを実行する場合であってもよい。別の例として、特定の機能が専用の独立したプログラム実行回路に実装される場合であってもよい。なお、図1において、制御機能150b、第1算出機能150c、第2算出機能150dは、それぞれ制御部、第1算出部、第2算出部の一例である。
上記説明において用いた「プロセッサ」という文言は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphical Processing Unit)或いは、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等の回路を意味する。プロセッサはメモリ133に保存されたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。
また、メモリ133にプログラムを保存する代わりに、プロセッサの回路内にプログラムを直接組み込むよう構成しても構わない。この場合、プロセッサは回路内に組み込まれたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。
メモリ133は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、ハードディスク、光ディスク等であり、処理回路150により生成されたデータや、データベース132の有するデータを記憶する。
データベース132は、医用検査管理システム130が有する様々なデータベースである。これらのデータベース132に有するデータは、所定のデータの形態で、例えばメモリ133に記憶されている。処理回路150は、例えばメモリ133に記憶されているこれらのデータを読み出すことで、データベース132の内容を取得することができる。
なお、データベース132は、プロトコル情報データベース132a、過去検査情報データベース132b、患者情報データベース132c、勤務情報データベース132d、設定情報時間データベース132e等の種々のデータベースから構成される。
プロトコル情報データベース132aは、撮影プロトコル情報に関するデータベースであり、X線CT装置における、撮影時の管電圧や、MRI装置における撮像範囲や用いる撮像シーケンス等、医用診断装置100のスキャンパラメータ等が記憶されたデータベースである。なお、撮影(撮像)プロトコル情報とは、検査オーダごとに設定された、各医用診断装置100のスキャンパラメータのことを指す。
なお、プロトコル情報データベース132aにおいて、撮影プロトコル、対象となる医用診断装置名と、当該プロトコルの実行に要する検査時間とが対応づけられてデータベース化されてもよい。
また、別の例として、プロトコル情報データベース132aとしては、撮影(撮像)プロトコルのみの情報を有するデータベースとして構成され、プロトコル情報データベース132aからプロトコル情報を取得した処理回路150が、医用診断装置名や、検査時間
等の情報を自動的に取得してもよい。
過去検査情報データベース132bは、過去の検査情報に係るデータベースであり、例えば、装置名、検査年月日、検査内容、患者名、検査/読影を担当した医療スタッフ名などが、一覧形式でまとめられたデータベースである。これに加えて、過去検査情報データベース132bは、検査の開始及び終了の時分に係る情報、検査に実際に要した時間、例えば検査Aの次に検査Bを行った場合に要する時間等の情報を含んでも良い。
患者情報データベース132cは、患者情報に係るデータベースであり、例えば、患者の氏名、年齢、性別、検査履歴、既往歴、BMI、大人であるか子供であるか、禁忌薬剤などが、一覧形式でまとめられたデータベースである。例えばカルテ等は、患者情報データベース132cの一例である。これに加えて、患者情報データベース132cは、例えば過去にある患者に対してどの医師が検査/読影を行ったかに関する情報を有していても良い。このデータベースは、ある患者を前回診察した医師が、次回以降の診察においても、当該患者をできるだけ診察するような検査オーダの順序を実現するのに用いられる。
勤務情報データベース132dは、医療スタッフの勤務情報がまとめられたデータベースであり、例えば、医療スタッフの氏名、種類/種別、診療科、職歴、所有資格の有無、例えば医師Aは主に造影検査を担当するなど、主担当となる装置名、勤務シフト、出勤時刻及び退勤時刻などが、一覧形式でまとめられたデータベースである。
設定情報時間データベース132eは、撮影時における、医用診断装置本体の設定の切替えも考慮した装置の設定時間に係るデータベースであり、例えば、装置の設定時間と、装置の設定変更の内容とが、一覧形式でまとめられたデータベースである。かかる装置の設定変更の一例としては、医用診断装置100がMRIの場合における、コイルの数の増減に伴う装置の設定変更の例があげられる。MRIコイルは検査によってコイルの数の増減が必要のため、コイルの取り外しや、コイルの取り付けに、余分に時間を要する場合がある。従って、設定情報時間データベース132eは、例えば、「コイル数の増減なし」の場合に「+0分」であり、「コイルの取り外し有り」や、「コイルの取りつけ有り」の場合には、「+5分」であるといったデータを有するデータベースとなる。
また、設定情報時間データベース132eは、検査と検査との間の隙間時間などの情報を含んでもよい。一例として、設定情報時間データベース132eは、「通常の場合」は、「+0分」であり、「管電圧を変更する場合」は、「+1分」であり、「検査範囲を変更する場合」は、「+3分」であり、「患者が子供である場合」は「+5分」であるといったように、各種条件と、検査と検査との間の隙間時間とが一覧形式でまとめられたデータベースである。
また、設定情報時間データベース132eは、例えば医用診断装置100のメンテナンス等にかかる情報を含んでも良い。かかる場合、設定情報時間データベース132eは、例えば、「定期メンテナンス」の場合には、「60分」であるといったように、メンテナンスの種類と、メンテナンスに係る時間とが一覧形式でまとめられたデータベースである。
入力装置134及び受付部140は、ユーザからの各種指示や情報入力を受け付ける。入力装置134及び受付部140は、例えば、マウスやトラックボール等のポインティングデバイス、モード切替スイッチ等の選択デバイス、あるいはキーボード等の入力デバイスである。ディスプレイ135は、制御機能150bを有する処理回路150による制御の下、撮像条件の入力を受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)や、処理回路150によって生成された画像等を表示する。ディスプレイ135は、例えば、液晶表示器等の表示デバイスである。
なお、受付部140は、主にユーザから検査オーダの情報の入力を受け付け、入力装置134は、主にその他のユーザ入力全般を受け付ける。
処理回路150は、制御機能150bにより、受付部140や医用診断装置100とデータのやりとりを行う。
医用診断装置100は、磁気共鳴イメージング(MRI:Magnetic Resonance Imaging)装置、X線CT(Computed Tomography)装置、超音波診断装置、核磁気イメージング装置、X線診断装置等の医用診断装置100である。医用診断装置100は、例えば、病院内に設定された院内LAN(Local Area Network)等により医用管理検査システム130と直接的または間接的に相互に通信可能な状態となっており、例えば、DICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine)規格に基づいて、医用画像データ等を相互に送受信する。
次に、実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置の背景について簡単に説明する。
病院の検査スケジュールは、オーダリングシステムで予約を管理されている。通常、例えば、医師が機器の空き状況を確認し、検査予約が行われる。
この方法では、検査オーダが入った時点でその患者の検査スケジュールが確定する。しかしながら、例えば、装置の空き状況だけを気にして検査予約がされるため、いろいろな症例の検査がバラバラに予約され、検査効率が低下する場合がある。
また、単純に撮影パラメータの似ている検査オーダを単純に並べて検査を実行するという順序の算出方法も考えられるが、装置の設定時間や読影時間等、撮影から診断までのワークフローを全体的に考慮すると、撮影から診断までのワークフロー全体の短縮にはつながらない場合もある。
そこで、実施形態に係る医用検査管理システム130においては、検査対象患者の症例、装置の撮影条件等を考慮して撮影条件の変更後度合いが低くなるように検査スケジュールを設定するロジックを導入することで、検査オーダの順序を最適化する。一例として、実施形態に係る医用検査管理システム130は、処理回路150を備える。処理回路150は、第1算出機能150cにより、検査オーダに付随する情報に基づいて、検査オーダ間の時間を算出する。処理回路150は、第2算出機能150dにより、第1算出機能により算出された検査オーダ間の時間に基づいて、複数の検査オーダを実行する順序を算出する。
このことにより、検査を効率的に行うことが可能となる。
図2及び図3〜図9を用いて、かかる処理の詳細について説明する。図2は、第1の実施形態に係る医用検査管理システムが行う処理の流れについて説明したフローチャートである。
はじめに、ステップS100において、受付部140は、ユーザから検査オーダに関する情報の入力を受け付ける。図3に、かかるGUIの一例が示されている。図3は、第1の実施形態に係る医用検査管理システム130の表示画面の一例である。
すなわち、ステップS100において、ユーザがボタン10をクリックすると、受付部140は、図示しないディスプレイ上の表示パネル11を通じて、ユーザから検査オーダの入力を受け付ける。一例として、受付部140は、ボタン12a及びボタン12bを通じて、オーダ作成期間、すなわち検査が行われる候補日時のうち最も早い日及び最も遅い日の入力を受け付ける。また、受付部140は、ボタン14a及び14bを通じて、他の患者よりも優先的に予約が行われる優先患者であるかどうかの入力を受け付ける。また、受付部140は、ボタン13a、13b、13c等を通じて、各検査時間の入力を受け付ける。また、受付部140は、ボタン15a、15b、15c等を通じて、検査に使用する医用診断装置100の装置名の入力を受け付ける。ユーザがボタン16をクリックすると、一つの検査オーダの入力が完了し、ユーザは次の検査オーダの入力へと進む。全ての検査オーダが終了すると、ユーザはボタン17をクリックし、検査オーダの入力が完了する。
なお、ステップS100の情報の入力は、検査オーダごとに、すなわち患者1件1件ごとに入力を受け付けても良いし、例えばある程度の数の検査オーダが多数蓄積した段階で、複数の検査オーダに関して一度に入力を受け付けても良い。
受付部140は、受け付けた検査オーダに関する情報を医用検査管理システム130に送信する。処理回路150は、インタフェース機能150aにより、受付部140から検査オーダに関する情報を取得し、これらの検査オーダのキューが一定量溜まった段階で、医用検査管理システム130が、ステップS110以降の処理を担当する。一例として、一つの診療科目、例えば放射線科において、一日分の検査オーダのキューが蓄積した場合、処理回路150は、ステップS110以降の処理を行う。
続いてステップS110において、入力装置134は、ユーザから、検査オーダの最適化の指針を表すプリセット情報の入力を受け付ける。換言すると、入力装置134は、受付部140から取得した複数の検査オーダを実行する順序の算出方法の選択を、ユーザから受け付ける。図4に、かかるGUIの一例が示されている。図4は、第1の実施形態に係る医用検査管理システム130の表示画面の一例である。
はじめに、ユーザがボタン20をクリックすると、入力装置134は、検査オーダを実行する順序の算出方法の選択を、ユーザから受け付ける。ここで、ユーザがボタン21aをクリックすると、「読影効率化」の方法により、後段の処理において、処理回路150が検査オーダを実行する順序を算出する。一方、ユーザがボタン21bをクリックすると、「撮影効率化」の方法により、後段の処理において、処理回路150が検査オーダを実行する順序を算出する。
ここで、「読影効率化」とは、医療スタッフの読影の効率が高くなるような方針で検査オーダを実行する順序を最適化することを指し、読影が効率化されるとは、例えば読影に係る医療スタッフの勤務シフトの中で、読影と読影との間の待ち時間が少なくなることを例えば意味する。
一方で、例えば「撮影効率化」とは、撮影の効率が高くなるような方針で検査オーダを実行する順序を最適化することを指し、撮影の効率が高くなるとは、例えば、医用診断装置100の稼働率が高くなること、すなわち一日当たりの検査件数が多くなることや、検査と検査の間の隙間時間が短くなること等を意味する。
また、初期設定された最適化の指針以外にも、ユーザ定義の最適化指針に基づいて、検査オーダを実行する順序を算出することもできる。一例として、ユーザは、ボタン22により、ユーザ定義の、検査オーダを実行する順序の算出方法を作成することができる。例えば、ユーザは、特定の専門医が出勤する際にその専門医が担当する内容をまとめて行えるように効率化されたオーダを選択できるようにするなどの順序の作成方法を作成できる。
また、例えば、ユーザは、特定の専門医の診察時間の効率化を選択することができ、例えば当該専門医の出勤表から、特定の専門医が出勤する時間帯を取得し、その専門医が出勤しているときにまとめて診断を行うことができるようにスケジューリングを行うこともできる。ユーザが選択した内容を効率化したオーダは、後述のステップS150でディスプレイ135に表示され、ユーザはその表示されたオーダに基づき検査を実施する。
続いて、ステップS120において、処理回路150は、インタフェース機能150aにより、データベース132から、検査オーダに付随する情報を取得する。
一例として、処理回路150は、インタフェース機能150aにより、プロトコル情報データベース132aから、撮影(撮像)プロトコル情報、すなわち、検査オーダごとに設定された、各医用診断装置100のスキャンパラメータ、例えば、撮像範囲、医用診断装置100がX線CT装置である場合の撮影時の管電圧や、医用診断装置100がMRI装置である場合の撮像シーケンス等を、検査オーダに付随する情報として取得する。
また、別の例として、処理回路150は、インタフェース機能150aにより、過去検査情報データベース132bから、検査の開始時刻及び終了時刻、検査に要した時間など、過去の検査情報を、検査オーダに付随する情報として取得する。
また、別の例として、処理回路150は、インタフェース機能150aにより、患者情報データベース132cから、例えば、患者の氏名、年齢、性別、検査履歴、既往歴、BMI、大人であるか子供であるか、禁忌薬剤、担当医師等の患者情報を、検査オーダに付随する情報として取得する。
また、別の例として、処理回路150は、インタフェース機能150aにより、勤務情報データベース132dから、例えば、医療スタッフの氏名、種類/種別、診療科、職歴、所有資格の有無などを、検査オーダに付随する情報として取得する。
また、別の例として、処理回路150は、インタフェース機能150aにより、設定情報時間データベース132eから、例えば、装置の設定時間、検査と検査との間の隙間時間、メンテナンスに要する時間等を、検査オーダに付随する情報として取得する。
続いて、ステップS130において、処理回路150は、第1算出機能150cにより、ステップS120で取得した検査オーダに付随する情報に基づいて、検査オーダ間の時間を算出する。
例えば、ステップS120において、処理回路150が、インタフェース機能150aにより、過去検査情報データベース132bから、過去の検査情報、例えば検査の開始時刻及び終了時刻、検査に要した時間などを、検査オーダに付随する情報として取得した場合について考える。
かかる場合、処理回路150は、第1算出機能150cにより、時間を算出しようとしている対象の検査オーダのペアと、同一又は類似の検査オーダのペアを、過去の検査情報から抽出する。例えば、「検査A」を行った後に、「検査B」を行う場合の検査オーダ間の時間を算出する場合、処理回路150は、第1算出機能150cにより、「検査A」と同一又は類似の検査を行った後に、「検査B」と同一又は類似の検査を行った場合のデータを過去検査情報データベース132bから抽出する。ここで、検査同士の類似度は、例えば検査プロトコルや、撮像範囲、撮像部位などを基に判定される。また、これに加えて、患者のBMI、大人であるか子供であるか等、患者情報なども含めて検査同士の類似度が判定されてもよい。
続いて、処理回路150は、第1算出機能150cにより、抽出した過去の検査オーダのペアの、検査終了時刻と検査開始時刻との差から、検査オーダ間の時間を算出する。なお、処理回路150は、検査オーダ間の時間を算出するにあたり、抽出した複数の検査のペアに基づいて検査オーダ間の時間を求めた後平均値を取っても良く、また抽出した複数の検査のペアのうち、直近のペアのみに基づいて検査オーダ間の時間を求めても良い。このようにして、処理回路150は、第1算出機能150cにより、過去の検査オーダと過去の検査オーダに付随する情報、例えば当該検査の開始時刻及び終了時刻、との関係に基づいて、検査オーダ間の時間を算出する。
別の例として、処理回路150は、ステップS120で取得した検査オーダに付随する情報に基づいて、テーブルを参照して、検査オーダ間の時間を算出する。以下、「検査A」を行った後に、「検査B」を行う場合を例について説明する。
はじめに、処理回路150は、第1算出機能150cにより、例えば、管電圧や撮影範囲、撮影(撮像)部位、撮像シーケンスなどの撮影(撮像)プロトコル情報と、標準的な検査時間との関係とが示された第1のテーブルに基づいて、「検査A」及び「検査B」それぞれの検査時間を算出する。例えば、X線CT撮影の場合で説明すると、処理回路150は、第1算出機能150cにより、同程度の撮影条件で撮影を行った場合の撮影時間を示した第1のテーブルに基づいて、「検査A」及び「検査B」単体での撮影時間を算出する。
続いて、処理回路150は、第1算出機能150cにより、検査オーダに係る装置の設定変更内容と、必要な設定時間との関係とが示された第2のテーブルに基づいて、「検査A」及び「検査B」の間に必要な隙間時間の大きさを算出する。ここで、第2のテーブルの例としては、例えば、「MRI撮像において、コイル数の増減がない場合」は、隙間時間は「0分」であり、「MRI撮像において、コイル数の増減がある場合」は、隙間時間は「+5分」であるという内容のテーブルである。処理回路150は、第1算出機能150cにより、「検査A」と「検査B」の内容を比較し、両者の検査の間でコイル数の増減がある場合には、隙間時間を5分と算出し、「検査A」及び「検査B」単体での撮像時間に、当該隙間時間を加える。このことにより、処理回路150は、第1算出機能150cにより、トータルでの検査オーダ間の時間を算出する。このようにして、処理回路150は、第1算出機能150cにより、検査オーダに係る装置の設定時間を含む情報に基づいて、検査オーダ間の時間を算出することができる。
隙間時間を算出するための第2のテーブルの別の具体例としては、例えば、「管電圧を変更する場合」は、隙間時間は「+1分」であり、「検査範囲を変更する場合」は、隙間時間は「+3分」であるといったような例が考えられる。
加えて、処理回路150は、第1算出機能150cにより、検査オーダに係る患者情報を含む、検査オーダに付随する情報を用いて、検査オーダ間の時間を算出してもよい。一例として、患者タイプが、成人であるより子供である場合のほうが、検査時間がより多く必要となることが予想されることから、例えば、「患者タイプが子供の場合」、隙間時間が「+5分」である旨の第2のテーブルに基づいて、処理回路150は、第1算出機能150cにより、検査オーダ間の時間を算出する。
以上述べたように、ステップS130において、処理回路150は、検査オーダ単体で必要な時間のみならず、検査オーダに係る装置の設定時間を含む情報などの隙間時間の大きさ等も考慮して、検査オーダ間の時間を算出する。これにより、検査オーダの総合的な効率化を行うことができる。
図2のフローチャートに戻り、ステップS140で、検査オーダを実行する順序の最適化が行われる。
まずはじめに、第1段階の処理として、ステップS130で算出された検査オーダ間の時間と、機器の稼働時刻や医師の勤務シフトなどの制約条件から、検査オーダを実行する順序の候補が作成される。続いて、第2段階の処理として、処理回路150は、第2算出機能150dにより、検査オーダを実行する順序の最適化を行い、最も適切な順序を選択する。これにより、処理回路150は、第2算出機能150dにより算出した検査オーダ間の時間に基づいて、複数の検査オーダを実行する順序を算出する。
ここで、検査オーダを実行する順序の最適化について説明する。処理回路150は、第2算出機能150dにより、複数の検査オーダに付随する情報により構成される多次元空間上での最適化問題を解くことで、複数の検査オーダを実行する順序を算出する。かかる状況が、図5に示されている。なお、一つの検査オーダに対して、検査オーダに付随する情報が複数対応づけられている。
図5は、第1の実施形態に係る医用検査管理システムが行う処理の一例である。図5には、複数の検査オーダに付随する情報により構成される多次元空間が示されている。例えば、図5では、「BMI」「撮影範囲」「年齢」が、検査オーダに付随する複数の情報のそれぞれに対応し、これらにより3次元の距離空間が生成されている。ここで、点30a、30b、30c、30d、30eのそれぞれは、検査オーダそれぞれに対応する。すなわち、図5は、5つの検査オーダを実行する順序を最適化する場合に対応する。また、図5において、点と点とを結ぶグラフは、それらの検査オーダが実行される順序を表している。すなわち、図5は、点30aに対応する検査オーダ、点30bに対応する検査オーダ、点30cに対応する検査オーダ、点30dに対応する検査オーダ、点30eに対応する検査オーダの順で検査を行うか、またはこの逆の順番で行う場合に対応する。
処理回路150は、第2算出機能150dにより、すべての検査オーダに対応する点を1度だけ通る線分であって、ステップS130の第一段階で検査オーダを実行する順序の候補の中に含まれるもののうち、長さが最小であるような線分を、最適化された検査オーダを実行する順序として算出する。
ここで、長さが最小であるような線分は、検査オーダに付随する情報の、検査ごとの累計変化の総和が、もっとも少ないような線分であり、すなわち撮影条件の変更度合いが低くなるような効率的な検査オーダの順序であると考えられる。従って、処理回路150は、第2算出機能150dにより、このような線分を探索し最適化を行う。
なお、ここでいう線分の「長さ」とは、ユークリッドノルムにより定義される長さに限られず、より一般のノルムにより定義される長さであってもよい。
また、実施形態では、ステップS140において、第1段階で、検査オーダを実行する順序の候補を作成し、それらに対して最適化を行う場合について説明したが、実施形態はこれに限られず、例えばまず最初に最適化を行って検査オーダを実行する最適な順序を生成したのち、例えば医師の勤務シフトなどの制約条件を満たすかを確認してもよい。
また、ステップS140において、処理回路150は、第2算出機能150dにより、検査オーダに係る医療スタッフの情報に更に基づいて、検査オーダの順序を算出してもよい。
このような例として、勤務情報データベース132dが、例えば、医師と、担当する診療科や所有資格、それぞれの医師に対して割り当てられた装置とが紐付けられたリストを有する場合を考える。処理回路150は、勤務情報データベース132dからこれらの情報を取得し、ステップS140においてこれらの情報を重み付けを行いながら最適化処理を行うことで、検査オーダの順序を算出する。
また、別の例として、過去検査情報データベース132bが、検査を行った患者と、当該患者に対して検査/読影を行った医師とが紐付けられたリストを有する場合を考える。処理回路150は、過去検査情報データベース132bからこれらの情報を取得し、ステップS140において、前回の担当医師を当該患者をできるだけ割りあてるような重み付けを行いながら最適化処理を行うことで、検査オーダの順序を算出する。
また、別の例として、処理回路150は、第2算出機能150dにより、例えば撮影を行う技師と、後処理を行う読影医との両方のスケジュールを最適化するように、検査オーダの順序を算出してもよい。
また、処理回路150は、ステップS110で入力装置134が受け付けた、検査オーダを実行する順序の算出方法の選択に基づいて、検査オーダを実行する順序を算出してもよい。一例として、ユーザが図4においてボタン21aを選択して読影効率化を選択した場合、読影の間の待ち時間が少なく読影という観点から効率的な順序がより優先されるような重み付けを行って、処理回路150は第2算出機能150dにより最適化を行う。一方、ユーザが図4においてボタン21bを選択して読影効率化を選択した場合、装置の空き時間が少なく撮影という観点から効率的な順序がより優先されるような重み付けを行って、処理回路150は第2算出機能150dにより最適化を行う。
また、別の例として、処理回路150は、第2算出機能150dにより、患者情報データベース132等に基づいて、例えば介護が必要な状況等、患者の状態を更に考慮して、検査オーダの順序を算出してもよい。
続いて、ステップS150において、処理回路150は、制御機能150bにより、ディスプレイ135に、ステップS140で算出された検査オーダを実行する順序を表示する。図6及び図7に、かかるGUIの一例が示されている。
図6は、第1の実施形態に係る医用検査管理システム130の表示画面の一例である。ユーザがボタン40をクリックすると、表形式で検査オーダの順序が表示される。行41には検査データに付随する情報のそれぞれが示されており、行42、43、44、45、46,47はそれぞれ患者A、B、C、D、E、Fに対応する検査オーダである。これらの検査オーダが、使用装置毎、及び検査時刻ごとにソートされてディスプレイ135に表示される。
図7も、第1の実施形態に係る医用検査管理システム130の表示画面の一例であるが、タイムライン形式で表示された表示画面である。ユーザがボタン50をクリックすると、検査オーダの順序がタイムライン形式で表示される。横軸は時刻を示し、縦軸は使用される装置または読影を行う医師を表している。それぞれ長方形42a、43a、44a、45aで示される時刻において、CT装置B51aにおいて、患者A、B、C及びDのスキャンがそれぞれ行われる。また、それぞれ長方形42b、43b、44b、45bで示される時刻において、医者A52aにより読影及び診察が行われる。同様に、それぞれ長方形46a、47aで示される時刻において、CT装置C51bにおいて、患者E、Fのスキャンがそれぞれ行われる。また、それぞれ長方形46b、47bで示される時刻において、医者B52bにより読影及び診察が行われる。
また、長方形48a及び48bは、CT装置の空き時間を示している。
図8は、比較例に係る医用検査管理システムの表示画面の一例である。それぞれ長方形42a、43a、61a、62aで示される時刻において、CT装置B51aにおいて、患者A、B、C及びDのスキャンがそれぞれ行われる。また、それぞれ長方形42b、43b、61b、62bで示される時刻において、医者A52aにより読影及び診察が行われる。同様に、それぞれ長方形46a、63aで示される時刻において、CT装置C51bにおいて、患者E、Fのスキャンがそれぞれ行われる。また、それぞれ長方形46b、63bで示される時刻において、医者B52bにより読影及び診察が行われる。
また、長方形49a、49b、49c、49d、49eは、CT装置の空き時間を示している。
図7に示される第1の実施形態に係る医用検査管理システム130と図8に示される比較例に係る医用検査管理システムとを比較すると、第1の実施形態に係る医用検査管理システム130においては、装置の空き時間が少なく、また医師の読影及び診察の待ち時間も少ないことがわかる。従って、第1の実施形態に係る医用検査管理システム130においては、検査を実行する順序が最適化されていることがわかる。
ステップS160において、医用診断装置100は、検査オーダに従い検査を実行する。
以上、第1の実施形態に係る医用検査管理システム130によれば、検査を実行する順序を最適化することができる。
(その他の変形例)
実施形態では、医用検査管理システム130の外にある受付部140が、ステップS100のユーザからの入力受付を行い、ステップS110以降のユーザからの入力受付に関しては、入力装置134が担当する場合について説明した。しかしながら、実施形態はこれに限られず、受付部140が、ステップS100の入力受付と、ステップS110以降の入力受付との両方を担当してもよく、また、これとは逆に、入力装置134が、ステップS100の入力受付と、ステップS110以降の入力受付との両方を担当してもよい。
実施形態では、ステップS100において、受付部140がユーザからの検査オーダの入力を逐次受け付けて、ある程度のボリュームの検査オーダのキューが蓄積された段階で、処理回路150がステップS110以降の処理を実行する場合について説明したが、実施形態は限られない。
例えば、ステップS100において、受付部140は、ユーザから、最適化対象のオーダの入力を一度に受け付けてもよい。また、別の例として、検査オーダの最適化処理が行われたのち、ステップS100において受付部140は、ユーザから新たな検査オーダの入力を受け付け、処理回路150が、新たに追加された検査オーダを含めて最適化の計算を再度行ってもよい。また、実施形態は、新規の検査オーダのキューが入力された場合ごとに処理回路150が最適化を行う場合に限られず、例えば一定時間ごとに、定期的に、処理回路150がその時点で蓄積されている検査オーダのキューに基づいて最適化処理を行ってもよい。
また、ステップS130において、処理回路150は、第1算出機能150cにより、検査オーダに付随する情報に基づいて、検査オーダ間の時間を算出する場合について説明した。実施形態はこれに限られず、処理回路150は、機械学習により、検査オーダ間の時間を算出してもよい。換言すると、ステップS130において、処理回路150は、過去の検査履歴を基に、例えば連続して実行された2つの検査オーダに付随する情報と、当該2つの検査オーダの間の時間との関係について学習が行われた学習済モデルに基づいて、検査オーダ間の時間を算出してもよい。
図9に、そのような学習済モデルの生成の処理の流れが示されている。図9は、その他の実施形態に係る医用検査管理システムにおける学習済モデルの生成の処理の流れについて説明したフローチャートである。
はじめに、ステップS200において、処理回路150は、図示しない学習機能により、過去検査情報データベース132bから得られた過去の検査オーダの情報から、連続して実行された2つの検査オーダを抽出する。続いて、ステップS210において、処理回路150は、インタフェース機能150aにより、当該2つの検査オーダに付随すう情報を取得する。続いて、ステップS220において、処理回路150は当該学習機能により、連続して実行された2つの検査オーダに付随する用法と、2つの検査オーダの間の時間との関係について学習を行うことにより学習済モデルを生成する。
(プログラム)
また、上述した実施形態の中で示した処理手順に示された指示は、ソフトウェアであるプログラムに基づいて実行されることが可能である。汎用コンピューターが、このプログラムを予め記憶しておき、このプログラムを読み込むことにより、上述した実施形態の医用診断装置100による効果と同様の効果を得ることも可能である。上述した実施形態で記述された指示は、コンピューターに実行させることのできるプログラムとして、磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD±R、DVD±RWなど)、半導体メモリ、又はこれに類する記録媒体に記録される。コンピューター又は組み込みシステムが読み取り可能な記憶媒体であれば、その記憶形式は何れの形態であってもよい。コンピューターは、この記録媒体からプログラムを読み込み、このプログラムに基づいてプログラムに記述されている指示をCPUで実行させれば、上述した実施形態の医用診断装置100と同様の動作を実現することができる。また、コンピューターがプログラムを取得する場合又は読み込む場合は、ネットワークを通じて取得又は読み込んでもよい。
また、記憶媒体からコンピューターや組み込みシステムにインストールされたプログラムの指示に基づきコンピューター上で稼働しているOS(Operating System)や、データベース管理ソフト、ネットワーク等のMW(Middleware)等が、上述した実施形態を実現するための各処理の一部を実行してもよい。更に、記憶媒体は、コンピューターあるいは組み込みシステムと独立した媒体に限らず、LAN(Local Area Network)やインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードして記憶又は一時記憶した記憶媒体も含まれる。また、記憶媒体は1つに限られず、複数の媒体から、上述した実施形態における処理が実行される場合も、実施形態における記憶媒体に含まれ、媒体の構成は何れの構成であってもよい。
なお、実施形態におけるコンピューター又は組み込みシステムは、記憶媒体に記憶されたプログラムに基づき、上述した実施形態における各処理を実行するためのものであって、パソコン、マイコン等の1つからなる装置、複数の装置がネットワーク接続されたシステム等の何れの構成であってもよい。また、実施形態におけるコンピューターとは、パソコンに限らず、情報処理機器に含まれる演算処理装置、マイコン等も含み、プログラムによって実施形態における機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
以上述べた少なくとも一つの実施形態の医用管理システム、オーダリングシステム及びプログラムによれば、検査を実行する順序を最適化することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
130 医用検査管理システム
150 処理回路

Claims (10)

  1. 検査オーダに付随する情報に基づいて、検査オーダ間の時間を算出する第1算出部と、
    前記第1算出部が算出した前記時間に基づいて、複数の前記検査オーダを実行する順序を算出する第2算出部と
    を備える医用検査管理システム。
  2. 前記第1算出部は、過去の検査オーダと前記過去の検査オーダに付随する情報との関係に基づいて、前記時間を算出する、請求項1に記載の医用検査管理システム。
  3. 前記第2算出部は、前記検査オーダに係る医療スタッフの情報に更に基づいて、前記順序を算出する、請求項1又は2に記載の医用検査管理システム。
  4. 前記第1算出部は、前記検査オーダに係る装置の設定時間を含む前記情報に基づいて、前記時間を算出する、請求項1〜3のいずれか一つに記載の医用検査管理システム。
  5. 前記第1算出部は、前記検査オーダに係る患者情報を含む前記情報を用いて、前記時間を算出する、請求項1〜4のいずれか一つに記載の医用検査管理システム。
  6. 前記順序の算出方法の選択をユーザから受け付ける入力装置を更に備え、
    前記第2算出部は、前記入力装置において受け付けた前記選択に基づいて、前記順序を算出する、請求項1〜5のいずれか一つに記載の医用検査管理システム。
  7. 前記第1算出部は、連続して実行された2つの検査オーダに付随する情報と、前記2つの検査オーダの間の時間との関係について学習を行うことにより得られた学習済モデルに基づいて、前記時間を算出する、請求項1〜6のいずれか一つに記載の医用検査管理システム。
  8. 一つの前記検査オーダに対して、複数の前記情報が対応づけられ、
    前記第2算出部は、複数の前記情報により構成される多次元空間上での最適化問題を解くことで、前記順序を算出する、請求項1〜7のいずれか一つに記載の医用検査管理システム。
  9. 検査オーダの入力をユーザから受け付ける受付部と、
    前記検査オーダに付随する情報に基づいて、検査オーダ間の時間を算出する第1算出部と、
    前記第1算出部が算出した前記時間に基づいて、複数の前記検査オーダを実行する順序を算出する第2算出部と、
    表示部に前記順序を表示させる制御部と
    を備えるオーダリングシステム。
  10. 検査オーダに付随する情報に基づいて、検査オーダ間の時間を算出し、
    算出した前記時間に基づいて、複数の前記検査オーダを実行する順序を算出する、
    各処理をコンピュータに実行させる、プログラム。
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