JP2020177232A - コネクタ、補助デバイス、および着用可能デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】スマートカメラまたはスマートリーダなどの補助デバイスを眼鏡フレームなどの着用可能デバイスに装着するコネクタにおいて、振動環境(例えば、着用可能デバイスを着用するユーザの運動中)において着用可能デバイスから補助デバイスが落下する危険を低減する。【解決手段】コネクタは、第1の磁気接続構成要素110と、磁気引力により第1の磁気接続構成要素110に着脱自在に接続される第2の磁気接続構成要素130と、を備える。【選択図】図4

Description

本開示は、補助デバイスを着用可能デバイスに装着するためのコネクタと、コネクタを備える補助デバイスと、コネクタを備える着用可能デバイスと、コネクタを備える着用可能デバイスキットとに関する。
着用可能デバイスは、通常、ユーザにより直接に着用され得る携帯用デバイス、またはユーザによって着用されることになる衣服もしくは着用可能物体に一体化される携帯用デバイスを意味する。現在最も一般的な着用可能デバイスは、眼鏡、ヘルメット、腕時計、リストバンド、イヤホン、などである。
着用可能デバイスの実装形態に従うと、概して2つの種類の着用可能デバイスが存在し得る。つまり、ユーザによって着用され得る衣服または着用可能物体に、スマート機能を果たすデバイスを一体化するような、単純に一体化タイプと称される種類と、衣服または着用可能物体に対して、スマート機能を実施するアクセサリの形態のデバイスを取り付けるような、単純に組み立てタイプと称される種類とが存在し得る。一体化タイプは、性能、外観、ユーザ体験などに関して、有利であるが、複雑な製造プロセスおよび高いコストを有する。組み立てタイプは、性能、外観、ユーザ体験などに関して、一体化タイプより劣るが、容易に実装され得、安価である。
組み立てタイプの場合、現在最も一般的な形は、スマートカメラまたはスマートリーダなどの小型補助デバイスを従来の眼鏡フレーム(つまり、スマート機能を有さない眼鏡フレーム)に装着する形である。例えば、小型補助デバイスが、磁気引力により眼鏡フレーム上のコネクタに装着され得る。高い信頼性の磁気引力を確保するためには、通常、比較的強力な磁力が必要であり、したがって補助デバイスおよびコネクタの体積および重量が比較的大きく、したがってユーザ体験に影響する。特に、ユーザがある程度の運動を行う場合、運動によって生じる振動に起因して補助デバイスが落下する傾向がある。
このセクションで説明される方法は、必ずしも、これまでに着想または採用されている方法というわけではない。特に明記しない限り、このセクションで説明されるいかなる方法も、単に本セクションに含まれるものであることを理由として、従来技術として見なされるとするべきではない。同様に、特に明記しない限り、このセクションで言及される問題は任意の従来技術でよく知られているものとしてみなされるべきでない。
本開示の目的は、補助デバイスを着用可能デバイスに装着するためのコネクタを提供することである。補助デバイスが、例えば、スマート機能を果たすように構成され得るスマートカメラまたはスマートリーダなどの電子デバイスを備えることができる。着用可能デバイスが眼鏡フレームなどを備えることができる。コネクタを使用することにより、着用可能デバイスに対して補助デバイスが高い信頼性で着脱自在に接続されることが可能となり、それにより振動環境(例えば、着用可能デバイスを着用するユーザの運動中)において着用可能デバイスから補助デバイスが落下する危険を低減する。
この目的のため、本開示の第1の態様によると、本開示が補助デバイスを着用可能デバイスに装着するためのコネクタを提供し、このコネクタが、第1の磁気接続構成要素と、磁気引力により第1の接続構成要素に着脱自在に接続される第2の磁気接続構成要素とを備える。
第1の態様によると、好適には、コネクタがロック構成要素をさらに備え、ここでは、第1の磁気接続構成要素および第2の磁気接続構成要素が引力により互いに接続される場合、ロック構成要素が、第2の磁気接続構成要素とのフォームフィット(形状フィット(form−fit))により、磁気引力方向に対して垂直である少なくとも1つの方向において第1の磁気接続構成要素に対して第2の磁気接続構成要素が移動するのを防止することができる。磁気引力方向に対して垂直である少なくとも1つの方向において第1の磁気接続構成要素に対して第2の磁気接続構成要素が移動するのを防止することにより、磁気引力によって接続される第1の磁気接続構成要素と第2の磁気接続構成要素との間での有効磁気引力エリアが縮小する可能性を効果的に低減することが可能となり、それにより着用可能デバイスから補助デバイスが落下する危険を低減する。好適には、着用可能デバイスが着用状態である場合、この少なくとも1つの方向が重力方向を含み、その結果、激しい運動に起因して補助デバイスが着用可能デバイスから分離する可能性を低減することが可能となる。
上述の第1の態様によると、好適には、ロック構成要素が、第2の磁気接続構成要素とのフォームフィットにより、磁気引力方向に平行な方向において第2の磁気接続構成要素が第1の距離で移動することのみを可能にする。したがって、磁気引力によって接続される第1の磁気接続構成要素と第2の磁気接続構成要素との間の有効磁気引力エリアを常に最大にするのを保証することが可能となり、それにより補助デバイスが着用可能デバイスから落下する危険をさらに低減する。
その結果、本開示のコネクタが、磁気引力によって接続される第1の磁気接続構成要素と第2の磁気接続構成要素との間の有効磁気引力エリアが縮小する可能性を効果的に低減することができる。したがって、より小型であり、より軽量であり、より薄型である磁気構成要素が使用され得、それによりコネクタの重量および厚さが低減される。眼鏡フレームなどの着用可能デバイスの場合、重量および/または厚さが低減されることで、着用者の外観および快適さを大幅に向上させることができる。
上述の第1の態様によると、好適には、ロック構成要素が舌部分を備え、第2の磁気接続構成要素が舌部分を収容することができるロック溝を備え、舌部分が磁気引力方向に平行な方向においてロック溝内で第1の距離で移動することができる。
上述の第1の態様によると、好適には、第2の磁気接続構成要素が、着用可能デバイスの一部分をクランプするのに使用されるクランプ溝を備え、その結果、第2の磁気接続構成要素が着用可能デバイスに着脱自在に接続される。
上述の第1の態様によると、好適には、第2の磁気接続構成要素が、フォームフィットの方式で第1の磁気接続構成要素の少なくとも一部分を収容する凹部を有し、ここでは磁気引力方向において凹部の中に入る第1の磁気接続構成要素の深さが第1の距離より小さい。
上述の第1の態様によると、好適には、第1の磁気接続構成要素がロック構成要素の近くでその側方部分のところに斜面部分を装備し、その結果、第2の磁気接続構成要素が、斜面部分に沿って、ロック構成要素から離れる方向に移動することができ、他方で磁気引力に逆らって第1の磁気接続構成要素から離れるように移動することができる。この斜面部分を提供することにより、第1の距離が縮小され得、それにより磁気引力方向におけるコネクタの厚さを縮小し、それにより重量を低減する。上で考察したように、着用可能デバイスの場合、また具体的には眼鏡フレームの場合、重量および厚さを低減することにより、着用者の外観および快適さを大幅に向上させることができる。
上述の第1の態様によると、好適には、第1の磁気接続構成要素が磁気引力方向に平行に延在する少なくとも1つの凸形ピンを有し、第2の磁気接続構成要素が少なくとも1つの凸形ピンを収容するための凸形ピン収容部分を有し、ここでは磁気引力方向において凸形ピン収容部分の中に入る凸形ピンの深さが第1の距離より小さい。
上述の第1の態様によると、好適には、第1の磁気接続構成要素および第2の磁気接続構成要素が、反対の極性を有する少なくとも一対の永久磁石を備える。例えば、第1の磁気接続構成要素および第2の磁気接続構成要素が少なくとも2組の対の離間される永久磁石を備えることができる。
上述の第1の態様によると、好適には、第1の磁気接続構成要素およびロック構成要素が補助デバイスに着脱自在に接続されるかまたは補助デバイスに一体化される。例えば、第1の磁気接続構成要素およびロック構成要素が別個に製造され得、接着剤、固定具などにより、補助デバイスに接続されるか、または第1の磁気接続構成要素およびロック構成要素が補助デバイスのハウジングの一部分である。
上述の第1の態様によると、好適には、第1の磁気接続構成要素が射出成形により補助デバイスに一体化される。
上述の第1の態様によると、好適には、第2の磁気接続構成要素が着用可能デバイスに着脱自在に接続されるかまたは着用可能デバイスに一体化されることを特徴とする。例えば、第2の磁気接続構成要素が、接着剤、固定具などにより、着用可能デバイスに固定され得るか、または第2の磁気接続構成要素が着用可能デバイスの一部分である。
上述の第1の態様によると、好適には、第2の磁気接続構成要素が射出成形により着用可能デバイスに一体化される。
上述の第1の態様によると、好適には、第1の磁気接続構成要素が所定の角度だけ第2の磁気接続構成要素に対して回転することができる。
上述の第1の態様によると、好適には、第1の磁気接続構成要素が、第2の磁気接続構成要素を基準として、第1の磁気接続構成要素および第2の磁気接続構成要素により第1の角度を形成するような少なくとも第1の位置にあってよく、第1の磁気接続構成要素および第2の磁気接続構成要素により第1の角度とは異なる第2の角度を形成するような第2の位置にあってよい。
上述の第1の態様によると、好適には、クランプ溝が、第1の側面と、第2の側面と、第1の側面および第2の側面を接続する接続表面とを有し、接続表面および第2の磁気接続構成要素の長手方向軸が所定の傾斜角を形成する。後で詳細に説明するように、このような構成は、補助デバイスによって認識され得る有効画像エリアを大幅に拡大することができ、それにより視野角の利用性を大幅に向上させることができる。
上述の第1の態様によると、好適には、所定の傾斜角が10度から20度との間であり、好適には15度である。例えば、補助デバイスが眼鏡フレームのテンプルを基準として下方に15度だけ傾斜する場合、有効画像エリアが20%拡大する。
本開示の第2の態様によると、補助デバイスが提供される。補助デバイスが上述のコネクタを備える。その結果、ユーザが補助デバイスを購入することができ、ユーザ自身により補助デバイスを種々の着用可能デバイスに装着することができる。
上述の第2の態様によると、好適には、コネクタの長手方向軸および補助デバイスの長手方向軸が所定の傾斜角を形成する。
本開示に第3の態様によると、着用可能デバイスが提供される。着用可能デバイスが上述のコネクタを備える。その結果、着用可能デバイスを購入した後、ユーザが、電子リーダおよびスマートカメラなどの、多様な補助デバイスを、着用可能デバイスに装着することができる。
上述の第3の態様によると、好適には、コネクタの長手方向軸および着用可能デバイスの長手方向軸が所定の傾斜角を形成する。
本開示の第4の態様によると、着用可能デバイスキットが提供される。着用可能デバイスキットが、補助デバイスと、着用可能デバイスとを備え、上述のコネクタをさらに備える。
上述の第4の態様によると、好適には、着用可能デバイスが眼鏡フレームであり、補助デバイスが電子リーダである。
上述の第4の態様によると、好適には、第1の磁気接続構成要素および第2の磁気接続構成要素が、補助デバイスを着用可能デバイスに装着するために引力により互いに接続され、補助デバイスの長手方向軸、および着用可能デバイスの、第2の磁気接続構成要素に接続される、一部分が、所定の傾斜角を形成する。
上述の第4の態様によると、好適には、コネクタの長手方向軸および補助デバイスの長手方向軸が所定の傾斜角を形成する。
上述の第4の態様によると、好適には、コネクタの長手方向軸および着用可能デバイスの長手方向軸が所定の傾斜角を形成する。
以下で添付図面と併せて、本開示による好適な実装形態を詳細に説明する。
本開示の第1の好適な実施形態による、コネクタにより、着用可能デバイスの例として使用される眼鏡フレームに接続される補助デバイスを示す概略図である。 コネクタが補助デバイスに接続された状態にある、本開示による、補助デバイスを着用可能デバイスに接続するのに使用されるコネクタを示す概略斜視図である。 別の角度からの、図2に示されるコネクタを示す概略斜視図である。 第1の磁気接続構成要素の永久磁石が省略されている、図2に示されるコネクタを示す分解斜視図である。 第1の磁気接続構成要素の反対の極性を有する離間される2つの永久磁石を示している、補助デバイスのハウジングに一体化されている第1の磁気接続構成要素およびロック構成要素を備える、図2に示される補助デバイスを示す概略斜視図である。 第2の磁気接続構成要素の、反対の極性を有する離間される2つの永久磁石を示している、第2の磁気接続構成要素を示す斜視図である。 図2の第1の磁気接続構成要素の、永久磁石を示す断面図である。 斜面部分を詳細に示している、図7の部分Aを示す部分拡大図である。 図2の第1の磁気接続構成要素の凸形ピンを示す断面図である。 ロック構成要素が省略されているという点のみが第1の好適な実施形態とは異なる本開示による第2の好適な実施形態を示す図である。 本開示の第3の好適な実施形態による、コネクタにより、着用可能デバイスの例として使用される眼鏡フレームに接続される補助デバイスを示す概略図である。 コネクタが補助デバイスに接続された状態にある、本開示の別の好適な実施形態による、補助デバイスを着用可能デバイスに接続するのに使用されるコネクタを示す概略斜視図である。 別の角度からの、図12に示されるコネクタを示す概略斜視図である。 本開示の別の好適な実施形態による第2の磁気接続構成要素を示す正面図である。 本開示の別の好適な実施形態による第2の磁気接続構成要素を示す背面図である。 本開示の別の好適な実施形態による第2の磁気接続構成要素を示す側面図である。 本開示の別の好適な実施形態による第2の磁気接続構成要素を示す上面図である。 図17のA−Aに沿う、本開示の別の好適な実施形態による第2の磁気接続構成要素を示す断面図である。 ロック構成要素のみが省略されているという点のみが第3の好適な実施形態とは異なる本開示による第4の好適な実施形態を示す図である。
図面は実施形態を例示的に示しており、本明細書の一部を構成するものであり、本明細書の記述と共に、実施形態の例示の実装形態を示すのに使用されるものである。示される実施形態は単に説明を目的としており、特許請求の範囲の保護範囲を限定するものではない。図面を通して、同様の参照符号が同じまたは同様の要素を表している。
本開示では、特に明記しない限り、種々の要素を説明するために「第1」、「第2」などの用語を使用することは、これらの要素の位置関係、時間的関係、または重要性の関係を限定することを意図されず、これらの用語は単に1つの要素を別の要素から区別するのに使用されるものである。いくつかの例では、第1の要素および第2の要素が要素の等しい例を意味していてよく、またいくつかの事例では、文脈上の記述に基づいて、異なる例を意味していてもよい。
本開示の種々の実施例の説明で使用される用語は、単に、特定の実施例を説明することを目的とし、限定的であることを意図されない。文脈において特に明記しない限り、要素の数が具体的に限定されない場合、この要素が1つまたは複数の要素であってよい。さらに、本開示で使用される「および/または」という用語は、列記されるアイテムのうちの任意の1つおよびすべての考えられる組合せを包含する。
着用可能デバイスを補助デバイスに装着するのに使用される背景技術およびコネクタが、本明細書において、例としての、着用可能デバイスとして使用される従来の眼鏡フレーム、および補助デバイスとして使用されるスマートカメラ/電子リーダと共に、示されるが、本開示はこれのみに限定されない、ことに留意されたい。例えば、着用可能デバイスが、スマート眼鏡フレームを含めた、スマート機能を有する着用可能な装置であってもよく、補助デバイスがスマート機能を有さないアクセサリであってもよい。着用可能デバイスおよび補助デバイスが組合せで使用され得(または、組合せで使用される必要があり)、繰り返しの使用のために装着または脱着される必要がある限りにおいて、本開示のコネクタが適用可能となり得る。
図1から9を参照して、以下で、本開示の第1の好適な実施形態によるコネクタ100を説明する。図1に示されるように、コネクタ100が、着用可能デバイスの考えられる実施例として使用される眼鏡フレーム300に補助デバイス200を着脱自在に接続するように構成される。
本開示によるコネクタ100が、第1の磁気接続構成要素110と、ロック構成要素120と、第2の磁気接続構成要素130とを備える。図4に示されるように、本開示の好適な実施形態では、第1の磁気接続構成要素110、ロック構成要素120、および補助デバイス200が、射出成形によって一体化される。つまり、第1の磁気接続構成要素110およびロック構成要素120が、補助デバイス200のハウジング210の一部分である。
図1に示されるように、眼鏡フレーム300のテンプル310が、第2の磁気接続構成要素130のU形溝131(クランプ溝)の中にクランプされる。テンプル310がU形溝131内で締まり嵌めされるように配置され得る。その結果、第2の磁気接続構成要素130が、追加の固着手段(例えば、接着剤、ねじ、など)を用いずに、眼鏡フレーム300のテンプルに固着され得る。別の好適な実装形態として、第2の磁気接続構成要素130が接着剤により眼鏡フレーム300のテンプルに付着され得るか、または第2の磁気接続構成要素130が射出成形によりテンプル310上に直接に形成され得る、ことを理解されたい。加えて、第2の磁気接続構成要素130が眼鏡フレーム300の別の位置に固定されてもよいかまたは別の位置のところに一体に形成されてもよい。
補助デバイス200に一体化される代わりに、本開示の第1の磁気接続構成要素110およびロック構成要素120が、例えば、接着剤または種々の固定具により、補助デバイス200のハウジング210に固定され得る、ことを理解されたい。
図5および7に示されるように、第1の磁気接続構成要素110が、反対の極性を有する離間される一対の永久磁石111および112(例えば、永久磁石111がS極磁石であり、永久磁石112がN極磁石である)を装備し、これらが、第2の磁気接続構成要素130上に対応するように配置される反対の極性を有する離間される一対の永久磁石130aおよび130b(図6を参照)による引力によって接続を実現するように構成される。反対の極性を有する離間されるこれらの永久磁石が、十分な力の磁気引力を確保しながら、磁気引力方向を中心として補助デバイスが回転するのをさらに防止することができ、また、第1の磁気接続構成要素110および第2の磁気接続構成要素130にそれぞれ同じ極性を有する一対の磁石を有させる(例えば、第1の磁気接続構成要素110が2つのS極磁石を有し、第2の磁気接続構成要素130が2つのN極磁石を有する)場合と比較すると、不正確な向きで補助デバイス200が眼鏡フレーム300に装着されるのを防止することもできる。その理由は以下の通りである:第1の磁気接続構成要素110が1つのS極磁石および1つのN極磁石を有し、それに対応して第2の磁気接続構成要素130が1つのN極磁石および1つのS極磁石を有することを理由として、第1の磁気接続構成要素110を備える補助デバイス200が第2の磁気接続構成要素130を備える眼鏡フレーム300に正確な向きで装着される場合に第1の磁気接続構成要素110のS極磁石が第2の磁気接続構成要素130のN極磁石に磁気的に引き寄せられてさらに第1の磁気接続構成要素110のN極磁石が第2の磁気接続構成要素130のS極磁石に磁気的に引き寄せされ;第1の磁気接続構成要素110を備える補助デバイス200が第2の磁気接続構成要素130を備える眼鏡フレーム300に不正確な向きで装着される(例えば、補助デバイスが180度回転する)場合に第1の磁気接続構成要素110のS極磁石が第2の磁気接続構成要素130のS極磁石の方を向き、第1の磁気接続構成要素110のN極磁石が第2の磁気接続構成要素130のN極磁石の方を向き、その結果、第1の磁気接続構成要素110および第2の磁気接続構成要素130が互いに反発し、それにより、装着方向が不正確であることをユーザに伝える。スマートカメラまたは電子リーダなどの補助デバイスの場合、不正確な装着方向では補助デバイスが正確に機能することできなくなる。したがって、装着方向に誤りが生じるのを防止し、設置方向に誤りが生じる場合には知覚可能な指示を提供する、ことが視覚障害者にとって有益である。
第1の磁気接続構成要素110および第2の磁気接続構成要素130の各々が1つのみの永久磁石(例えば、非円形の永久磁石)または2組以上の対の永久磁石を装備することができる、ことを理解されたい。
図4および5ならびに図7および8に示されるように、ロック構成要素120がスナップコネクタの形態であり、このスナップコネクタが、補助デバイス200のハウジング210に対して実質的に垂直に延在する第1のロック部分121と、第1のロック部分121に対して実質的に垂直に延在しかつ第1の磁気接続構成要素110の上で一定の距離だけ延在する第2のロック部分122(舌部分)と、を有し、ここでは第1のロック溝123が第2のロック部分122とハウジング210との間に形成される。これに対応して、第2の磁気接続構成要素130が第2のロック溝132を有し、第2のロック溝132が、第1の磁気接続構成要素110に接続されるところの、第2の磁気接続構成要素130の表面から一定の距離で離間され、それにより第3のロック部分133を形成する。
図2、7、および8に示されるように、ロック構成要素120の第2のロック部分122が第2の磁気接続構成要素130の第2のロック溝132の中に挿入される。第2の磁気接続構成要素130の第3のロック部分133が第1のロック溝123の中に挿入される。ロック構成要素120の第2のロック部分122および第2の磁気接続構成要素130の第2のロック溝132の形状およびサイズを設定することにより、第1の磁気接続構成要素110と第2の磁気接続構成要素130との間で磁気引力方向に対して垂直である少なくとも1つの方向において第2の磁気接続構成要素130が移動するのをフォームフィットにより防止または制限することが可能となり、好適には、第1の磁気接続構成要素110と第2の磁気接続構成要素130との間での磁気引力方向に対して垂直であるすべての方向における第2の磁気接続構成要素130の移動を防止または制限することが可能となり、磁気引力方向に平行な方向において磁気引力の力に逆らって第2の磁気接続構成要素130が第1の距離d1で移動することのみを可能にすることが可能となる。好適には、組み立て後にコネクタ100の全厚さを低減するために第1の距離d1が最小化される。例えば、第1の距離d1が0.5mmから5mmの間の任意の値であってよい。
第1の磁気接続構成要素110と第2の磁気接続構成要素130との間での磁気引力方向に対して垂直なあらゆる方向における第2の磁気接続構成要素130の移動が防止または制限されることを理由として、第1の磁気接続構成要素110および第2の磁気接続構成要素130の永久磁石が常に互いの方を向き、それにより有効磁気引力エリアを常に最大にすることが保証される。したがって、永久磁石の体積および厚さを適切に低減してそれにより永久磁石の質量を低減することが可能となる。
着用可能デバイスの場合、外観および着用の快適さを向上させるために重量および厚さを最小にすることが望ましい。本開示の上述の技術的解決策により、コネクタの全厚さおよび重量を低減してそれにより従来技術より優れた有利な技術的効果を得ることが可能となる。
図5、7、および8に示されるように、第1の磁気接続構成要素110が、補助デバイス200のハウジング210の表面から突出する突出部を装備し、それに対応して、第2の磁気接続構成要素130が、第1の磁気接続構成要素110と嵌合されたその表面上に、第1の磁気接続構成要素110の突出部をフォームフィットの方式で収容するのに使用される凹部を装備し、それによってより高い信頼性の接続が達成される。第2の磁気接続構成要素130を分離するのを促進するために、好適には、磁気引力方向において第2の磁気接続構成要素130の凹部の中に入る第1の磁気接続構成要素110の突出部の深さd2が第1の距離より小さい。したがって、第2の磁気接続構成要素130が磁気引力方向に平行な方向において磁気引力の力に逆らって深さd2を越える移動距離(第1の距離d1より小さい)で移動するとき、第2の磁気接続構成要素130が、磁気引力方向に対して実質的に垂直な方向において第1のロック部分121から離れるように移動することができる。
好適な実施形態として、図4、7,8、および9に示されるように、好適には、補助デバイス200のハウジング210の表面から突出する、第1の磁気接続構成要素110の突出部が、ロック構成要素120の近くの側のところに斜面部分113を装備する。斜面部分113を提供することにより、第1の磁気接続構成要素110および第2の磁気接続構成要素130が分離されるとき、第2の磁気接続構成要素130がやはり、磁気引力方向に対して垂直な方向において第1のロック部分121から離れるように移動することができ(つまり、図8の両矢印に沿って移動することができ)、他方で磁気引力方向において第1の磁気接続構成要素110から離れるように移動することができる。斜面部分113を提供することにより、第1の距離d1が深さd2以下であってよい。斜面部分113の傾斜度および第2のロック溝132に入る第2のロック部分122の深さ設定することにより、接続の信頼性を確保しながら第1の距離d1を縮小することが可能となり、それにより補助デバイス200に対して実質的に垂直にハウジング210から延在する第1のロック部分121のサイズを縮小し、ひいては組み立て後のコネクタの厚さを縮小する。
上述したように、着用可能デバイスの場合、外観および着用の快適さを向上させるために重量および厚さを最小にすることが望ましい。本開示の上述の好適な実施形態により、コネクタの全厚さおよび重量を効果的に低減してそれにより従来技術より優れた有利な技術的効果を得ることが可能となる。
加えて、図4および8に示されるように、別の好適な実装形態として、第1の磁気接続構成要素110の表面が、少なくとも1つのまた好適には複数の凸形ピン114(図には2つの凸形ピン114が示される)をさらに装備する。凸形ピン114が、第2の磁気接続構成要素130内に対応する形で配置される凸形ピン収容部分134内に収容され(図9に示されるように)、それにより接続および位置決めの信頼性をさらに向上させる。磁気引力方向において凸形ピン収容部分134に入る凸形ピン114の深さが第1の距離d1より小さく、好適には磁気引力方向において第2の磁気接続構成要素130の凹部に入る第1の磁気接続構成要素110の突出部に深さ以下である。
本開示によるコネクタ100を使用する方法は図中の方法に限定されない。つまり、第1の磁気接続構成要素110およびロック構成要素120が補助デバイス200に一体化され、対して第2の磁気接続構成要素130が眼鏡フレーム300に着脱自在に装着される。
例えば、本開示によるコネクタ100が、装着される必要のある補助デバイス200および眼鏡フレーム300から独立して販売され得る。消費者がコネクタ100を購入した後、第1の磁気接続構成要素110およびロック構成要素120が、接着剤、固定具(例えば、ねじ、ボルト、など)などにより補助デバイス200および眼鏡フレーム300のうちの一方に固定され、第2の磁気接続構成要素130が補助デバイス200および眼鏡フレーム300のもう一方に固定される。結果として、補助デバイス200および眼鏡フレーム300が柔軟性を有する形で高い信頼性で接続され、補助デバイス200が不正確な向きで眼鏡フレーム300に装着されることが防止される。
加えて、本開示によるコネクタ100の第2の磁気接続構成要素130がさらに着用可能デバイス(例えば、眼鏡フレーム300)に一体化され得、例えば射出成形により着用可能デバイス(例えば、眼鏡フレーム300)に一体化され得る。
本開示の第1の好適な実施形態によるコネクタ100がロック構成要素120を有さない可能性があることを理解されたい。図10が本開示の第2の好適な実施形態を示しており、この第2の好適な実施形態はロック構成要素120が省略されているという点のみが第1の好適な実施形態とは異なる。図10に示される第2の好適な実施形態の残りの構造は図1から9に示される第1の好適な実施形態の構造と等しいことから、本明細書で再び説明はしない。
図11から18を参照して、以下で、本開示の別の好適な実施形態によるコネクタ100を説明する。図11に示されるように、コネクタ100が、着用可能デバイスの考えられる実施例として使用される眼鏡フレーム300に補助デバイス200を着脱自在に接続するように構成される。
図11から18に示される実施形態は図1から9に示される実施形態と実質的に等しく、したがって図1から9の特徴に等しいかまたは類似する図11から18の特徴を再び説明はしない。
図11から18に示される実施形態は、第2の磁気接続構成要素130が眼鏡フレーム300のテンプルを基準として補助デバイス200を下方に傾斜して装着するように構成される(図11を参照)という点が、図1から9の実施形態とは異なる。つまり、補助デバイス200の長手方向軸A1および眼鏡フレーム300のテンプルの長手方向軸B1が所定の傾斜角を形成する。このように下方に傾斜させて装着することは、特には、読書のシナリオに適用可能である。「視線」を移動方向に平行にするのを必要とするウォーキングのシナリオとは異なり、読書のシナリオでは、より良好なユーザ体験を提供することを目的として眼鏡フレーム300のテンプルを基準として「視線」が下方に傾斜されることが望ましい。所定の傾斜角を妥当に設定することにより、補助デバイス200によって認識され得る有効画像エリアを大幅に拡大すること、および眼鏡フレーム300に有意な圧力を加えないようにすることが可能となる。本開示によると、補助デバイス200の長手方向軸A1および眼鏡フレーム300のテンプルの長手方向軸B1がそれらの間に10度から20度の所定の傾斜角を形成し、所定の傾斜角が、好適には、14度、15度、および16度であってよい。
本開示によると、眼鏡フレーム300のテンプルを基準として下方に傾斜させて補助デバイス200を装着することを目的として(図11を参照)、第2の磁気接続構成要素130のU形溝131が、2つの側面131aおよび131bと、2つの側面131aおよび131bを接続する接続表面131cとによって画定され、第2の磁気接続構成要素130のU形溝131が眼鏡フレーム300のテンプルを受けるときに接続表面131cが眼鏡フレーム300のテンプルの頂面に当接される。補助デバイス200の長手方向軸A1に平行である第2の磁気接続構成要素130の長手方向軸C1を基準として傾斜させるように接続表面131cを配置することにより(図18を参照)、補助デバイス200が眼鏡フレーム300に装着された後で眼鏡フレーム300のテンプルを基準として傾斜される。
カメラを備える既存の補助デバイスが装着後に眼鏡フレームのテンプルに平行となる。一般に、ユーザによって認識される必要がある物体(例えば、雑誌または他の画像コンテンツ)が眼鏡の高さよりわずかに高いまたは低い位置にある。補助デバイスのカメラの視野角が上下対称であることを理由として、補助デバイスが眼鏡フレームのテンプルに平行となるように装着される場合、眼鏡フレームの上方の認識エリアが無用となり、無駄となる。つまり、画像認識中、補助デバイスのカメラの視野角の利用性が高いものとならない。それと比べて、本開示の上述の実装形態によると、補助デバイスが眼鏡フレームのテンプルを基準として所定の傾斜角だけ下方に傾斜され、眼鏡フレームが水平状態である場合には対応する形で補助デバイスのカメラの視野角エリアが全体として下方に移動することになり、この場合、補助デバイスによって認識され得る有効画像エリアが大幅に拡大し、それにより視野角の利用性を向上させる。例えば、補助デバイスが眼鏡フレームのテンプルを基準として下方に15度傾斜される場合、有効画像エリアが20%拡大する。
ロック構成要素120の形状、ロック構成要素120を嵌合されている第2のロック溝132の形状、などを適切に設定することにより、第2の磁気接続構成要素130が第1の磁気接続構成要素110に対して所定の角度で回転することができる、ことを理解されたい。加えて、ロック構成要素120の形状、ロック構成要素120を嵌合されている第2のロック溝132の形状、などを適切に設定することにより、第1の磁気接続構成要素110が、第2の磁気接続構成要素130を基準として、第1磁気接続構成要素および第2の磁気接続構成要素により第1の角度を形成するような少なくとも第1の位置にあってよく、第1の磁気接続構成要素および第2の磁気接続構成要素により第1の角度とは異なる第2の角度を形成するような第2の位置にあってよい。例として、第1の角度が、補助デバイス200を眼鏡フレーム300のテンプルに実質的に平行にする(例えば、図1に示されるように)事例に対応していてよく、「水平方向の視界」を必要とするようなウォーキングなどのシナリオに適用可能であり;第2の角度が、眼鏡フレーム300のテンプルに対して所定の角度で補助デバイス200を傾斜させる(例えば、図11に示されるように)事例に対応していてよく、「視線」を下方に傾斜させることを必要とする読書などのシナリオに適用可能である。
眼鏡フレーム300のテンプルに対して所定の角度で補助デバイス200を傾斜させることを目的として、本開示によると、図11から18に示される上述の好適な実装形態に加えて、限定しないが、眼鏡フレーム300のテンプルに傾斜突出部部分を設ける手法(テンプルがU形溝131内に収容されている)、および射出成形により眼鏡フレーム300のテンプル上に第2の磁気接続構成要素130を所定の傾斜角で直接に形成する手法、を含めた他の手法で、第1の磁気接続構成要素110がさらに、第1の磁気接続構成要素110の長手方向軸および補助デバイス200の長手方向軸により所定の傾斜角を形成するように、構成され得るか、または第2の磁気接続構成要素130が、眼鏡フレーム300のテンプルを基準として所定の傾斜角を形成するように構成される。
本開示による第3の好適な実施形態によるコネクタ100がロック構成要素120を有さない可能性があることを理解されたい。図19が本開示の第4の好適な実施形態を示しており、この第4の好適な実施形態はロック構成要素120が省略されているという点のみが第3の好適な実施形態とは異なる。図19に示される第4の好適な実施形態の残りの構造は図11から18に示される第3の好適な実施形態の構造と等しいことから、本明細書で再び説明はしない。
図面を参照して本開示の実施形態または実施例を説明してきたが、上述の方法、システム、およびデバイスが例示の実施形態または実施例であり、本開示の範囲がこれらの実施形態または実施例によって限定されず、特許付与される特許請求の範囲およびその均等物の範囲のみによって定義される、ことを理解されたい。実施形態または実施例内の種々の要素は省略され得るかまたはその等価の要素に置き換えられ得る。さらに、ステップは、本開示で説明される順序とは異なる順序で実施されてもよい。さらに、実施形態または実施例内の種々の要素は多様な手法で組み合わされ得る。重要なことであるが、テクノロジが発展するに従って、本明細書で説明される多くの要素が、本開示の後に現れる等価の要素によって置き換えられ得る。

Claims (20)

  1. 補助デバイスを着用可能デバイスに装着するためのコネクタであって、前記コネクタが、
    第1の磁気接続構成要素と、
    磁気引力により前記第1の磁気接続構成要素に着脱自在に接続される第2の磁気接続構成要素と、を備える、コネクタ。
  2. 前記コネクタがロック構成要素をさらに備え、
    前記第1の磁気接続構成要素および前記第2の磁気接続構成要素が引力により互いに接続される場合、前記ロック構成要素が、前記第2の磁気接続構成要素とのフォームフィットにより、磁気引力方向に対して垂直である少なくとも1つの方向において、前記第1の磁気接続構成要素に対して前記第2の磁気接続構成要素が移動するのを防止することができる、請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記ロック構成要素が、前記第2の磁気接続構成要素とのフォームフィットにより、前記磁気引力方向に平行な方向において前記第2の磁気接続構成要素が第1の距離で移動することのみを可能にする、請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記ロック構成要素が舌部分を備え、
    前記第2の磁気接続構成要素が前記舌部分を収容することができるロック溝を備え、
    前記舌部分が前記磁気引力方向に平行な方向において前記ロック溝内で前記第1の距離で移動することができる、請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記第2の磁気接続構成要素が、前記着用可能デバイスの一部分をクランプするのに使用されるクランプ溝を備え、その結果、前記第2の磁気接続構成要素が前記着用可能デバイスに着脱自在に接続される、請求項1から4のいずれか一項に記載のコネクタ。
  6. 前記第2の磁気接続構成要素が、フォームフィットの方式で前記第1の磁気接続構成要素の少なくとも一部分を収容する凹部を有し、
    前記磁気引力方向において前記凹部の中に入る前記第1の磁気接続構成要素の深さが前記第1の距離より小さい、請求項3に記載のコネクタ。
  7. 前記第1の磁気接続構成要素が前記ロック構成要素の近くでその側方部分のところに斜面部分を有し、その結果、前記第2の磁気接続構成要素が、前記斜面部分に沿って、前記ロック構成要素から離れる方向に移動することができ、他方で磁気引力に逆らって前記第1の磁気接続構成要素から離れるように移動することができる、請求項6に記載のコネクタ。
  8. 前記第1の磁気接続構成要素が前記磁気引力方向に平行に延在する少なくとも1つの凸形ピンを有し、
    前記第2の磁気接続構成要素が前記少なくとも1つの凸形ピンを収容するための凸形ピン収容部分を有し、
    前記磁気引力方向において前記凸形ピン収容部分の中に入る凸形ピンの深さが前記第1の距離より小さい、請求項3に記載のコネクタ。
  9. 前記第1の磁気接続構成要素および前記第2の磁気接続構成要素が、反対の極性を有する少なくとも一対の永久磁石を備える、請求項1から8のいずれか一項に記載のコネクタ。
  10. 前記第1の磁気接続構成要素および前記ロック構成要素が、前記補助デバイスに着脱自在に接続されるかまたは前記補助デバイスに一体化される、請求項1から9のいずれか一項に記載のコネクタ。
  11. 前記第1の磁気接続構成要素が、射出成形により前記補助デバイスに一体化される、請求項10に記載のコネクタ。
  12. 前記第2の磁気接続構成要素が、前記着用可能デバイスに着脱自在に接続されるかまたは前記着用可能デバイスに一体化される、請求項1から4および6から11のいずれか一項に記載のコネクタ。
  13. 前記第2の磁気接続構成要素が、射出成形により前記着用可能デバイスに一体化される、請求項12に記載のコネクタ。
  14. 前記第1の磁気接続構成要素が、所定の角度だけ前記第2の磁気接続構成要素に対して回転することができる、請求項1から13のいずれか一項に記載のコネクタ。
  15. 前記第1の磁気接続構成要素が、前記第2の磁気接続構成要素を基準として、前記第1の磁気接続構成要素および前記第2の磁気接続構成要素により第1の角度を形成するような少なくとも第1の位置にあることができ、前記第1の磁気接続構成要素および前記第2の磁気接続構成要素により前記第1の角度とは異なる第2の角度を形成するような第2の位置にあることができる、請求項1から14のいずれか一項に記載のコネクタ。
  16. 前記クランプ溝が、第1の側面と、第2の側面と、前記第1の側面および前記第2の側面を接続する接続表面とを有し、
    前記接続表面および前記第2の磁気接続構成要素の長手方向軸が所定の傾斜角を形成する、請求項5に記載のコネクタ。
  17. 前記所定の傾斜角が10度から20度の間であり、好適には15度である、請求項16に記載のコネクタ。
  18. 請求項1から11および13から17のいずれか一項に記載のコネクタを備える補助デバイス。
  19. 前記コネクタの長手方向軸および前記補助デバイスの長手方向軸が所定の傾斜角を形成する、請求項18に記載の補助デバイス。
  20. 請求項1から9および12から17のいずれか一項に記載のコネクタを備える着用可能デバイス。
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