JP2020176922A - リアルタイム位置情報提供システム - Google Patents

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Abstract

【課題】競技者の位置情報をリアルタイムで提供することが可能な、リアルタイム位置情報提供システムを提供する。【解決手段】競技コース2を走行する競技者1に装着されるとともに、該競技者を識別可能な識別情報を発信する識別情報発信装置10と、競技コース2上の複数の通過ポイントP1〜P4ごとに配置されるとともに、該通過ポイントP1〜P4の周辺を移動中の識別情報発信装置10から発信される識別情報を受信し、該識別情報とともに通過情報を送信するポイント通信端末20と、ポイント通信端末20から送信される識別情報及び通過情報に基づいて、競技者1を観戦する者が所持する閲覧通信端末に通過タイム情報を送信する通過タイム情報出力手段と、を備え、閲覧通信端末は、競技者1の推定位置を表示出力可能な位置情報出力手段を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、競技者の位置情報をリアルタイムに提供することが可能な、リアルタイム位置情報提供システムに関する。
従来、トラックを走る競技者の時間計測を、携帯端末を利用して行う技術が知られていた。例えば特許文献1には、図4(a)に示されるように、トラックの所定位置(計測ポイント)に携帯端末を配置し、当該携帯端末から送信された信号を競技者が身に付けた時計が受信したことを契機に、計測時間を時計から携帯端末へ送信する発明が開示されている。
そして、上記時計から送信された計測時間に係る信号に基づいて、図4(b)に示されるように、ラップタイムやスプリットタイムが携帯端末に表示される構成が併せて開示されている。
特開2018−128452号公報
しかし、上記特許文献1に開示された従来技術は、単に、トラック競技における時間計測を可能にしたものに過ぎず、例えば、マラソンやトライアスロンなど、複数の競技者が現在どのような位置にいるのか、リアルタイムに把握されるようなものではなかった。
そこで、本願発明は、競技者の位置情報をリアルタイムで提供することが可能な、リアルタイム位置情報提供システムを提供することを目的とする。
1.競技コース(2)上を走行する競技者(1)に装着されるとともに、該競技者(1)を識別可能な識別情報を発信する識別情報発信装置(ビーコン10)と、前記競技コース(2)上の複数の通過ポイント(P1〜P4)ごとに配置されるとともに、該通過ポイント(P1〜P4)の周辺を移動中の前記識別情報発信装置(ビーコン10)から発信される前記識別情報を受信し、該識別情報とともに通過情報を送信するポイント通信端末(20)と、前記ポイント通信端末(20)から送信される前記識別情報及び前記通過情報に基づいて、前記競技者(1)を観戦する者(観戦者41)が所持する閲覧通信端末(40)に通過タイム情報を送信する通過タイム情報出力手段(クラウドサーバ30)と、を備え、前記閲覧通信端末(40)は、前記通過タイム情報出力手段(クラウドサーバ30)から送信された前記通過タイム情報と前記通過ポイント間のコース特性に基づいて、前記競技者(1)の推定位置を表示出力可能な位置情報出力手段を有することを特徴とするリアルタイム位置情報提供システム。
上記1.の構成によれば、競技コース2を走行する競技者1が、通過ポイント(P1〜P4)を通過する際に、競技者1の装着するビーコン10の信号をポイント通信端末20が受信することによって競技者1の通過ポイント(P1〜P4)の通過時間(時刻)や競技者1を特定する識別情報などが、クラウドサーバ30などからなる通過タイム情報出力手段へ送信されている。そして競技者1を例えば沿道で応援する観戦者41が所持する閲覧通信端末40へ、クラウドサーバ30から通過タイム情報が送信され、該閲覧通信端末40では、送信された通過タイム情報と通過ポイント間のコース特性に基づいて、競技者1の推定位置を表示出力可能に構成されている。
したがって、観戦者41は沿道で競技者1を応援する際に、応援する選手の位置を確認しながら確実に対象の競技者1に声援を送ることが可能となっている。また、本発明では通過タイム情報と通過ポイント間のコース特性に基づいて競技者1の位置を推定しているので、誤差の少ない位置情報を観戦者41に提供することが可能となっている。加えて、本発明はGPSによる測位システムを利用していないので、衛星信号の受信環境に影響を受けることなく、競技者1のリアルタイムな位置情報を観戦者41に提供可能となっている。
2.前記コース特性は、前記通過ポイント(P1〜P4)間における相対的な速度係数であり、前記位置情報出力手段は、前の通過ポイント間における前記競技者の平均速度に、前記速度係数を乗じて現在の推定速度を算出し、後の通過ポイント間における前記競技者1の推定位置を表示出力する上記1.に記載のリアルタイム位置情報提供システム。
上記2.の構成によれば、コース特性として通過ポイント(P1〜P4)間の速度係数を、予め試験走行するなどして設定しているので、より誤差の少ない競技者1の位置情報を提供することが可能となっている。
3.前記ポイント通信端末(20)は、前記識別情報発信装置(ビーコン10)から発信される前記識別情報の電界強度から、該ポイント通信端末(20)と該識別情報発信装置(ビーコン10)との距離を推定する距離推定手段を有し、前記ポイント通信端末(20)から送信される前記通過情報は、前記距離推定手段が推定した前記ポイント通信端末(20)と前記識別情報発信装置(ビーコン10)との距離を含み、前記通過タイム情報出力手段(クラウドサーバ30)は、前記ポイント通信端末(20)から送信される前記ポイント通信端末(20)と前記識別情報発信装置(ビーコン10)との距離のうち、該距離が最小距離となる前記識別情報の受信タイミングを前記通過タイム情報として前記閲覧通信端末(40)へ送信する上記1.又は2.に記載のリアルタイム位置情報提供システム。
上記3.の構成によれば、ポイント通信端末20が、ビーコン10から送信された信号の電界強度に基づいて該ポイント通信端末20と競技者1との距離を推定する。そして、クラウドサーバ30では通過ポイントに設置されたポイント通信端末20から送信される上記推定距離のうち、当該距離が最小距離となる前記識別情報の受信タイミングを競技者1の通過タイム情報としている。したがって、より正確な競技者1のポイント通過タイムを閲覧通信端末40に送信し、競技者1の正確な位置情報を観戦者41に提供することが可能となる。
4.前記ポイント通信端末(20)は、1の前記通過ポイント(P1〜P4)に対して複数台設置される上記1.〜3.のいずれかに記載のリアルタイム位置情報提供システム。
上記4.の構成によれば、1つの通過ポイントに対して複数台のポイント通信端末20を配置しているので、例えば、多数の競技者1が競技コース2を走行する競技や、自転車競技など、高速で競技者1が移動するような競技であっても、複数台のポイント通信端末20を設置することによって、ビーコン10からの信号の受信漏れを大幅に抑制することが可能となり、各競技者1の正確な位置情報を観戦者41に確実に提供することが可能となる。
本発明の実施例において、競技コース上の通過ポイントの配置態様の一例を示す模式平面図である。 本発明の実施例において、位置情報の提供態様を説明する概念図である。 本発明の別実施例において、位置情報の提供態様を説明する概念図である。 従来技術を説明する図であって、(a)には携帯端末と時計の配置態様を示す模式平面図が、(b)には携帯端末における計測時間の表示態様が示されている。
以下、図面を参照しつつ、本発明のリアルタイム位置情報提供システム100について、その実施の態様を説明する。
本発明のリアルタイム位置情報提供システム100の一実施例として、図1には自転車競技におけるコース概要と通過ポイントの配置態様が模式的に示されている。
本実施例の競技コース2は、大まかにA〜Dの4つの区間から構成されており、A区間は高低差の少ないフラットなコース、B区間は長い上り坂のコース、C区間は急な上り坂を有するコース、D区間は長い下り坂のコースとなっている。
また、上記の各区間の境目には、ビーコン受信ポイントとしてP1〜P4の4つの通過ポイントが設定され、各通過ポイントP1〜P4には、それぞれポイント通信端末20が配置されている。なお、本実施例では、汎用性が高く、容易に入手することが可能なスマートフォンをポイント通信端末20として利用しており、さらに、ポイント通信端末20には、競技者1の識別情報やポイント通過時間(時刻)などの通過情報をクラウドサーバ30へ送信するための、専用アプリがインストールされている。
また、競技コース2を走行する複数の競技者1は、各競技者1を特定することが可能な識別情報発信装置としてビーコン10を装着しており、当該ビーコン10が発信する識別情報を含む電波信号を、上記ポイント通信端末20が受信するように構成されている。本実施例のビーコン10は小型であり、固定バンドによって各競技者1の腰に装着されている。なお、競技者の動作や通信環境に影響を及ぼさない範囲であれば、腰以外の身体にビーコン10を装着することも可能である。
なお、本実施例では、ポイント通信端末20とビーコン10との通信規格に、低消費電力のBluetooth Low Energy(登録商標)を使用し、さらに、見通し距離で最大400mの送信能力を有するビーコン10を使用している。このような構成により、例えば、自転車競技など、競技者1が時速40km程度の高速で移動するような場合であっても、各通過ポイントP1〜P4に設置されたポイント通信端末20において、確実にビーコン10が発信する電波を受信できるように構成されている。
続いて、図2には、本実施例における具体的な位置情報の取得態様から、位置情報の提供態様が模式図として示され、図1における通過ポイントP2を、競技者1が通過する際の、位置情報取得態様から提供態様が示されている。競技者1が装着するビーコン10は、常に自身の識別情報を含む電波を発信しており、また、通過ポイントP2に設置されるポイント通信端末20も、常にビーコン10が発信する電波を受信できるよう受信待機状態にある。
また、ポイント通信端末20は、ビーコン10が発信する電波の電界強度を測定することが可能となっており、測定された電界強度に基づいて、ポイント通信端末20とビーコン10との距離を推定できるよう専用アプリにおいてプログラムされている。
図2に示される例について説明する。通過ポイントP2に近づく競技者1のビーコン10から信号S1がポイント通信端末20で受信される。そしてポイント通信端末20では、受信時の電界強度aV/mに基づいて、通過ポイントP2のポイント通信端末20と、競技者1との距離を推定する。
同様に、ポイント通信端末20が再び信号S2を電界強度bV/mで受信し、さらに信号S3を電界強度cV/mで受信すると、各電界強度に基づいて通過ポイントP2のポイント通信端末20と、競技者1との距離が推定される。
そして、信号S1〜S3を受信した期間内において、通過ポイントP2のポイント通信端末20と、競技者1との距離が最小となった信号の情報を、通過ポイントP2における通過情報として、公衆通信回線を介して、通過タイム情報出力手段として機能するクラウドサーバ30へ送信している。
クラウドサーバ30へ送られた競技者1の識別情報や、通過ポイント(P1〜P4)の通過時間(時刻)やポイント通信端末20と競技者1との距離などの通過情報に基づいて、本実施例では自転車競技のレース展開に関心を寄せる観戦者41が所有するスマートフォンなどの閲覧通信端末40に、競技者1の位置情報等を出力している。
より具体的には、閲覧通信端末40には位置情報提供アプリがインストールされており、当該閲覧通信端末40へ送信されてくるクラウドサーバ30からの通過タイム情報などに基づき、各競技者1の競技コース2における位置情報等を、表示される地図上で確認することが出来るように構成されている。
このような本発明のリアルタイム位置情報提供システム100によれば、所謂GPS測位システムなどを利用することなく、競技者1の位置情報を提供することが可能であるため、衛星電波の受信環境に左右されることなく、確実に観戦者41に対して競技者1の位置情報等を提供することが可能である。
上記したように、本実施例では閲覧通信端末40であるスマートフォンにインストールされた専用の位置情報提供アプリの起動によって、競技者1の位置情報等を表示することが可能となっている。なお、変形例としてパソコンやスマートフォンにおいてブラウザ接続により位置情報等の提供を受けることも可能である。
また本実施例の閲覧通信端末40は、観戦者41が特定の競技者1を登録可能な特定競技者登録機能を前述の位置情報提供アプリに備えており、例えば、観戦者41が応援したい競技者1を予め登録しておき、応援対象競技者1のみの、地図上の位置情報、中間タイム、順位、周回数、ペース情報などを表示して提供することが可能である。
なお、変形例として、全競技者1の位置情報や、中間タイム、順位、周回数、ペース情報などを一覧表示して提供することが可能であり、特に大会関係者が閲覧通信端末40を携帯し、競技大会全体の進行状況を把握する上で非常に有効である。さらに、競技の種類に応じて適宜必要な情報を閲覧通信端末40に表示することが可能であり、特定の競技者1のみを地図上にゼッケン番号や周回数、競技種目などを付して表示することも可能である。
また、観戦者41が閲覧通信端末40により予め登録した競技者1が、観戦者41に近付いて来ると、閲覧通信端末40に登録競技者接近情報を報知出力(音や表示等による)することも可能となっている。このような構成によれば、選手が見つけにくい出場人数が多い競技大会でも、登録した競技者1を見逃すことなく応援することが可能となる。
また、本発明のリアルタイム位置情報提供システム100の特徴的な構成の一つとして、前述した競技コース2のA〜Dの4つの区間において、前述した各区間のコース特性に応じた速度係数がそれぞれ設定されている。
上記速度係数の算出にあっては、事前に各区間における競技者1の平均速度を計測しておき、前の区間における平均速度と次の区間の平均速度から、速度の増加割合又は減少割合を速度係数として算出する。そして実際に競技が開始されると、スマートフォンにインストールされた専用の位置情報提供アプリにおいて速度係数を各競技者1の前区間の平均速度に乗じることにより、次の区間における競技者1の平均速度を推定する。このように構成することで、時間あたりの走行距離が求められるので、競技者1のリアルタイムの位置が推定可能となり、観戦者41等に位置情報が提供されるように構成されている。なお、変形例として、上記した位置情報の演算処理をクラウドサーバ30側で行うようにすることも可能である。
具体的に、図1に示される実施例では、事前に自転車走行を行い、通過ポイントP1における通過時刻と、通過ポイントP2における通過時刻から、A区間における競技者1の平均走行速度が算出される。前述したようにA区間は高低差の少ないフラットなコースであり、仮に速度係数を1とする。続いて、B区間における競技者1の平均走行速度を算出する。B区間は長い上り坂となるので、B区間における競技者1の平均走行速度がA区間の平均速度の半分の速度であれば、B区間の速度係数として0.5が設定される。なお、C区間及びD区間も同様にして各区間の速度係数を求めることができる。
(別実施形態)
以下に、本発明の別実施形態について、図3に示された図に基づいて説明する。
図3には別実施形態における、具体的な位置情報の取得態様から、位置情報の提供態様が模式図として示され、図1における通過ポイントP2を、競技者1が通過する際の位置情報取得態様から提供態様が示されている。
当該別実施形態と前述の実施例との相違点は、各通過ポイントP1〜P4に複数台のポイント通信端末20(20A、20B、20C、20D)を設置した点にあり、例えば、図3に示される通過ポイントP2には、ポイント通信端末20A、20B、20C、20D、計4台のポイント通信端末20が設置されている。このような構成によれば、多数の競技者1が走行し、さらに、自転車競技など、高速で競技者1が移動する場合であっても、複数のポイント通信端末20を設置することによって、ビーコン10からの信号の受信漏れを大幅に抑制することが可能となる。
図3に示される例では、競技者1が通過ポイントP2付近のA地点を走行中、ポイント通信端末20Aと20Dがビーコン10からの信号(S1とS2)を受信し、引き続きポイント通信端末20Aと20Dは当該信号を監視する。
そして、B地点で再び信号(S3とS4)を受信したときに、ポイント通信端末20Aが受信した信号(S3)の電界強度に基づくポイント通信端末20Aと競技者1との最小距離がクラウドサーバ30へ送信される。また同様に、ポイント通信端末20Dが受信した信号(S4)の電界強度に基づくポイント通信端末20Dと競技者1との最小距離がクラウドサーバ30へ送信される。
続いて、クラウドサーバ30では、ポイント通信端末20Aから送られた最小距離6mの情報と、ポイント通信端末20Dから送られた最小距離10mの情報とを比較して、よりポイント通信端末20と競技者1との距離が最小となる6mの情報を採用する。そして、当該最小距離6mにおけるビーコン10からの信号の受信タイミングを、通過ポイントP2の通過タイム情報として、クラウドサーバ30から観戦者41が携帯する閲覧通信端末40に送信し、競技者1の位置情報等が提供されるように構成されている。
上記したように、複数台のポイント通信端末20(20A、20B、20C、20D)は、それぞれビーコン10からの信号を監視して逐次クラウドサーバ30へ情報を送信するので、ポイント通信端末20と競技者1との最小距離に基づいて、精度の高い通過ポイントP2の通過タイム情報や、これに基づく位置情報等を観戦者41に提供することが可能となっている。
また、複数台のポイント通信端末20の内、一部のポイント通信端末20で信号の受信漏れが発生したとしても、他のポイント通信端末20で補完することが可能であるので、信頼性の高い情報をリアルタイムで観戦者41に提供することが可能となっている。
(その他の実施形態について)
以上、本発明のリアルタイム位置情報提供システム100における各実施形態について説明したが、必ずしも上記した実施の態様に限られるものではなく、適宜、変更することが可能である。
例えば、上記実施例では無線通信規格として低消費電力のBluetooth Low Energy(登録商標)を利用したが、従来型の他のバージョンのBluetooth(登録商標)のほか、所謂Wi−Fi(登録商標)などの無線通信や、赤外線などを利用した光通信を採用することが可能である。
また、前述の実施例では、ポイント通信端末20としてスマートフォンを利用したが、他の携帯電話端末を利用することも可能であり、専用の無線装置を作製して使用することも可能である。
また、前述の実施例では、自転車競技を実施例として説明したが、これに限られるものではなく、トライアスロン競技や、マラソン、駅伝など多くのレース競技において本発明のリアルタイム位置情報提供システム100を採用することが可能であり、位置情報の他に、競技者1の中間タイムや順位、周回数、ペース情報などを閲覧通信端末40に表示出力することが可能である。
また、前述の実施例では、事前に各区間における競技者1の平均速度を計測しておき、前の区間における平均速度と次の区間の平均速度から、速度の増加割合又は減少割合から導き出した速度係数を、競技者1の前区間の平均速度に乗じることによって、最終的に観戦者41等に位置情報が提供されるように構成したが、このような方法以外にも、例えば周回コースによる競技においては、前の周回で測定された同一区間の平均速度を利用して、競技者1の位置を推定して観戦者41等に位置情報が提供されるようにすることも可能である。
また、本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。また、上記実施例に記載された具体的な数値範囲、デバイスの寸法形状・機能等は本発明の課題を解決する範囲において変更が可能である。
1 競技者
2 競技コース
10 ビーコン
20 ポイント通信端末
30 クラウドサーバ
40 閲覧通信端末
41 観戦者

Claims (4)

  1. 競技コースを走行する競技者に装着されるとともに、該競技者を識別可能な識別情報を発信する識別情報発信装置と、
    前記競技コース上の複数の通過ポイントごとに配置されるとともに、該通過ポイントの周辺を移動中の前記識別情報発信装置から発信される前記識別情報を受信し、該識別情報とともに通過情報を送信するポイント通信端末と、
    前記ポイント通信端末から送信される前記識別情報及び前記通過情報に基づいて、前記競技者を観戦する者が所持する閲覧通信端末に通過タイム情報を送信する通過タイム情報出力手段と、を備え、
    前記閲覧通信端末は、
    前記通過タイム情報出力手段から送信された前記通過タイム情報と前記通過ポイント間のコース特性に基づいて、前記競技者の推定位置を表示出力可能な位置情報出力手段を有する
    ことを特徴とするリアルタイム位置情報提供システム。
  2. 前記コース特性は、前記通過ポイント間における相対的な速度係数であり、
    前記位置情報出力手段は、前の通過ポイント間における前記競技者の平均速度に、前記速度係数を乗じて現在の推定速度を算出し、後の通過ポイント間における前記競技者の推定位置を表示出力する
    請求項1に記載のリアルタイム位置情報提供システム。
  3. 前記ポイント通信端末は、前記識別情報発信装置から発信される前記識別情報の電界強度から、該ポイント通信端末と該識別情報発信装置との距離を推定する距離推定手段を有し、
    前記ポイント通信端末から送信される前記通過情報は、前記距離推定手段が推定した前記ポイント通信端末と前記識別情報発信装置との距離を含み、
    前記通過タイム情報出力手段は、前記ポイント通信端末から送信される前記ポイント通信端末と前記識別情報発信装置との距離のうち、該距離が最小距離となる前記識別情報の受信タイミングを前記通過タイム情報として前記閲覧通信端末へ送信する
    請求項1又は2に記載のリアルタイム位置情報提供システム。
  4. 前記ポイント通信端末は、1の前記通過ポイントに対して複数台設置される
    請求項1〜3のいずれかに記載のリアルタイム位置情報提供システム。
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