JP2020174274A - 信号転送システム、信号転送装置、経路制御装置および信号転送方法 - Google Patents

信号転送システム、信号転送装置、経路制御装置および信号転送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来、通信経路を適切なタイミングで切り替えることが難しかった。【解決手段】子局と親局間に複数の通信経路を形成する複数の信号転送装置と、通信経路を決定する経路制御装置と、を有する信号転送システムにおいて、経路制御装置は、経路切替要求を受けて通信経路を算出する通信経路算出部と、通信経路に基づいて、転送先設定情報を出力する転送先設定指示部と、を少なくとも備え、信号転送装置は、転送先設定情報を取得する転送先設定指示取得部と、転送先設定情報に基づいて、転送先を変更する転送先設定部と、入力トラヒックを転送先に基づいて出力する転送部と、を少なくとも備え、トラヒックモニタ部と、トラヒックの流れていない無信号区間を推定する無信号区間推定部と、無信号区間に経路切替を行うように切替タイミングを制御する切替タイミング制御部とを経路制御装置および信号転送装置のいずれかの装置に備える。【選択図】図2

Description

本発明は、複数の子局と親局との間で通信される信号を転送する経路切替の技術に関連し、信号転送システム、信号転送装置、経路制御装置および信号転送方法に関する。
セルラーシステムを構成するネットワークとして、モバイルフロントホール(MFH:Mobile Fronthaul)やモバイルバックホール(MBH:Mobile Backhaul)等が知られている。MBHは、基地局と、基地局を制御する集約局との間を接続するネットワークであり、レイヤ2スイッチやレイヤ3スイッチ(ルータ)等で構築される。一方、MFHは、基地局を無線制御装置と無線装置とに分離して配置する場合に無線制御装置と無線装置とを接続するネットワークである。無線制御装置と無線装置とを接続する区間は、従来、ポイント・ツー・ポイント接続が用いられてきたが、レイヤ2スイッチを多段に接続した構成でネットワーク化することも検討されており(例えば、非特許文献1参照)、ポイント・ツー・ポイント接続と比べて高い冗長性がある。
図9は、一般的な信号転送システム700の一例を示す。図9において、信号転送システム700は、複数の信号転送装置701と、複数の信号転送装置701を制御する経路制御装置702とを有し、信号転送装置701は、無線端末と通信を行う子局703と、子局703を制御する親局704との間の通信を転送する。ここで、図9において、複数の同様の装置は、符号末尾に(番号)を付加して記載する。例えば、図9において、個々の子局を指定する場合は、子局703(1)、子局703(2)および子局703(3)のように、符号末尾に(番号)を付加して記載し、個々の子局に共通する場合は、符号末尾の(番号)を省略して、子局703と記載する。信号転送装置701についても同様に記載する。
図9の構成例は、MFHおよびMBHのどちらにも当てはめることができ、MFHの場合には、子局703が無線装置、親局704が無線制御装置に相当し、MBHの場合には、子局703が基地局、親局704が集約局に相当する。信号転送装置701は、レイヤ2スイッチまたはレイヤ3スイッチなどに該当する。ここで、子局703と親局704との間の通信は、複数の経路を取り得る。経路制御装置702は、子局703と親局704との間の通信経路を1つに決定し、各信号転送装置701の転送先が制御される。ここで、経路制御方法として、各通信にホップ数の短い経路を割り当てる方法、各経路のコスト値を計算してコスト値が最小の経路を割り当てる方法、等が考えられる。
図10は、子局703と親局704との間の通信に最小ホップ数となる経路を割り当てる場合の一例を示す。ここで、子局703(1)と親局704との間の通信の所要帯域が2Gbps、子局703(2)と親局704との間の通信の所要帯域が5Gbps、子局703(3)と親局704との間の通信の所要帯域が6Gbpsとすると、信号転送装置701(4)と信号転送装置701(7)との間では、子局703(1)および子局703(2)と親局704との間の通信が多重されるため、合計で7Gbpsの帯域が必要となる。ここで、経路制御装置702は、一度経路を決定した後、当該経路を別の経路に切り替えてもよい。例えば、図10に示した経路を設定した後、子局703(2)と親局704との間の所要帯域が5Gbpsから9Gbpsに増速した場合、信号転送装置701(4)と信号転送装置701(7)との間では、子局703(1)および子局703(2)と親局704との間の通信の合計の所要帯域は11Gbpsとなる。仮に、信号転送装置701間の伝送容量が10Gbpsとすると、前記11Gbpsを送信することができず、フレームまたはパケットのロスが発生する。そこで、所要帯域が伝送容量以下となるように、経路を切り替える必要がある。
図11は、所要帯域が伝送容量以下となるように、経路を切り替える一例を示す。なお、図11は、図9および図10の信号転送システム700に対応する。図11の例では、子局703(2)と親局704との間の所要帯域が5Gbpsから9Gbpsに増速した場合に、図10では信号転送装置701(1)−>703(4)−>703(7)であった経路が、信号転送装置701(1)−>703(2)−>703(5)−>703(8)−>703(7)の経路に切り替わっている。信号転送装置701(8)と信号転送装置701(7)との間では、子局703(1)および子局703(3)と親局704との間の通信が多重されるため、合計で8Gbpsが必要となるが、信号転送装置701間の伝送容量が10Gbps以下のため、フレームまたはパケットロス無く伝送可能である。同様に、子局703(2)と親局704との間の通信も、伝送容量の10Gbps以下となるため、フレームまたはパケットロス無く伝送可能である。
以上は、所要帯域の変更を契機として経路切替を行う例であるが、他の経路切替の契機としては、例えば特定区間のケーブル工事、接続対象となる親局704の設置場所の変更、などが考えられる。
図12は、従来の信号転送装置701および経路制御装置702の構成例を示す。図12において、経路制御装置702は、経路切替要求を受けて転送先の通信経路を算出する通信経路算出部801と、算出された通信経路を基に、各信号転送装置701に転送先の切替命令(転送先設定情報)を出力する転送先設定指示部802とを有する。また、信号転送装置701は、経路制御装置702から転送先設定情報を取得する転送先設定指示取得部901と、転送先設定指示取得部901が取得した転送先設定情報を基に転送先を変更する転送先設定部902と、転送先設定部902が設定した転送先に基づいて入力トラヒックを出力トラヒックとして出力する転送部903と、を有する。
ここで、経路切替要求が、ケーブル工事に伴い、該ケーブル区間が使用不可となることを契機とした要求の場合、通信経路算出部801は、該ケーブル区間を避ける経路を算出し、他方、経路切替要求が、特定区間の所要帯域が増速することを契機とした要求の場合、通信経路算出部801は、所要帯域が伝送容量を超える区間がないように通信経路を算出する。
図13は、従来技術の課題の一例を示す。図13(a)は、子局703と親局704とが複数の信号転送装置701で構成されるネットワーク750により接続され、長距離の経路1から短距離の経路2に経路切替を行う例を示す。図13(b)は、子局703が送信する信号と親局704が受信する信号の一例を示す。ここで、子局703から親局704へ送信される信号はバースト的に送信され、図13(b)の例では、信号(1)のフレーム#1から#9がバースト的に送信された後、無信号区間を挟んで、次の信号(2)のフレーム#1から#7がバースト的に送信される。
図13(a)において、従来技術では、ネットワーク750を構成する信号転送装置701にトラヒックが流れている有信号区間のタイミングで経路切替が発生する場合がある。そして、元の経路(経路1)の遅延時間(Δt1)よりも転送先の経路(経路2)の遅延時間(Δt2)が小さい場合、経路の終端(受信側)で受信するフレームの順序が逆転する。図13(b)の例では、信号(2)のフレーム#1から#7がバースト的に送信されている有信号区間に経路切替が行われ、親局704側では、経路1で送信されたフレーム#4よりも、経路2で伝送されたフレーム#5が先に届くため、受信するフレームの順序が逆転するという問題が生じる。順序逆転が生じた場合、フレームが予定していた順序で届かないために再送が行われ、通信効率が低下する可能性がある。信号転送装置で順序逆転を補正することも考えられるが、全ての信号転送装置にその仕組みを実装する必要があり、装置コストの増大に繋がる。
本発明では、信号転送装置にトラヒックが流れていないタイミングで通信経路の切り替えを行うことにより、遅延時間の大きい経路から小さい経路に切り替える場合であっても、受信するフレームの順序が逆転することなく、通信経路の切り替えを行うことができる信号転送システム、信号転送装置、経路制御装置および信号転送方法を提供することを目的とする。
第1の発明は、子局と、親局と、前記子局と前記親局との間に複数の通信経路を形成する複数の信号転送装置と、前記子局と前記親局との間で通信される信号の通信経路を決定する経路制御装置と、を有する信号転送システムにおいて、前記経路制御装置は、経路切替要求を受けて転送先の通信経路を算出する通信経路算出部と、前記通信経路算出部により算出された前記通信経路に基づいて、前記信号転送装置に転送先設定情報を出力する転送先設定指示部と、を少なくとも備え、前記信号転送装置は、前記経路制御装置から転送先設定情報を取得する転送先設定指示取得部と、前記転送先設定指示取得部から取得した前記転送先設定情報に基づいて、信号の転送先を変更する転送先設定部と、入力するトラヒックを前記転送先に基づいて出力する転送部と、を少なくとも備え、前記トラヒックをモニタするトラヒックモニタ部と、前記トラヒックモニタ部がモニタした前記トラヒックに基づいて、前記トラヒックの流れていない無信号区間を推定する無信号区間推定部と、前記無信号区間推定部が推定した前記無信号区間に経路切替を行うように通信経路の切替タイミングを制御する切替タイミング制御部とを前記経路制御装置および前記信号転送装置のいずれかの装置に備えることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、前記無信号区間推定部は、入力するトラヒックのバースト周期、および、バースト長の最大値または平均値、を算出し、前記バースト周期から前記バースト長の最大値または平均値に予め決められた調整時間を加えた時点から前記バースト周期の終了までを無信号区間と推定することを特徴とする。
第3の発明は、第1の発明において、前記トラヒックモニタ部は、上りおよび下りのトラヒックをモニタし、前記無信号区間推定部は、TDD構成に応じて上りの無信号区間および下りの無信号区間を個別に推定し、前記切替タイミング制御部は、前記上りの無信号区間に下りの経路切替を行い、前記下りの無信号区間に上りの経路切替を行うように、通信経路の切替タイミングを制御することを特徴とする。
第4の発明は、第1の発明において、前記トラヒックモニタ部は、高優先のトラヒックおよび低優先のトラヒックをモニタし、前記無信号区間推定部は、前記高優先のトラヒックの無信号区間または低優先の信号の通信可能区間、および、前記低優先のトラヒックの無信号区間または高優先の信号の通信可能区間、を個別に推定し、前記切替タイミング制御部は、前記低優先のトラヒックの経路切替を前記高優先の信号の通信可能区間で行い、前記高優先のトラヒックの経路切替を前記低優先の信号の通信可能区間で行うように、通信経路の切替タイミング制御を制御することを特徴とする。
第5の発明は、経路制御装置により制御され、複数の通信経路を形成して子局と親局との間で通信される信号を転送する複数の信号転送装置において、前記経路制御装置から転送先設定情報を取得する転送先設定指示取得部と、前記転送先設定指示取得部から取得した前記転送先設定情報に基づいて、信号の転送先を変更する転送先設定部と、入力するトラヒックを前記転送先に基づいて出力する転送部と、を備え、前記トラヒックをモニタするトラヒックモニタ部と、前記トラヒックモニタ部がモニタした前記トラヒックに基づいて、前記トラヒックの流れていない無信号区間を推定する無信号区間推定部と、前記無信号区間推定部が推定した前記無信号区間に経路切替を行うように通信経路の切替タイミングを制御する切替タイミング制御部との少なくとも1つを前記経路制御装置と分担して備えることを特徴とする。
第6の発明は、子局と親局との間に複数の通信経路を形成する複数の信号転送装置を制御して、前記子局と前記親局との間で通信される信号の通信経路を決定する経路制御装置において、経路切替要求を受けて転送先の通信経路を算出する通信経路算出部と、前記通信経路算出部により算出された前記通信経路に基づいて、前記信号転送装置に転送先設定情報を出力する転送先設定指示部と、を備え、前記トラヒックをモニタするトラヒックモニタ部と、前記トラヒックモニタ部がモニタした前記トラヒックに基づいて、前記トラヒックの流れていない無信号区間を推定する無信号区間推定部と、前記無信号区間推定部が推定した前記無信号区間に経路切替を行うように通信経路の切替タイミングを制御する切替タイミング制御部との少なくとも1つを前記信号転送装置と分担して備えることを特徴とする。
第7の発明は、経路制御装置により制御され、複数の通信経路を形成して子局と親局との間で通信される信号を転送する複数の信号転送装置において、前記経路制御装置から転送先設定情報を取得する転送先設定指示取得部と、前記転送先設定指示取得部から取得した前記転送先設定情報に基づいて、信号の転送先を変更する転送先設定部と、入力するトラヒックを優先度別に振り分ける優先度別振分部と、前記優先度別振分部により振り分けられたトラヒックを保持する高優先トラヒックバッファおよび低優先トラヒックバッファと、前記高優先トラヒックバッファまたは前記低優先トラヒックバッファから出力されるトラヒックを前記転送先に基づいて出力する転送部と、前記高優先トラヒックバッファおよび前記低優先トラヒックバッファから信号を出力する出力タイミングに基づいて通信経路の切り替えを制御する切替タイミング制御部と、前記出力タイミングを制御するとともに、前記出力タイミングを前記切替タイミング制御部へ通知する送信タイミング制御部とを有することを特徴とする。
第8の発明は、子局と、親局と、前記子局と前記親局との間に複数の通信経路を形成する複数の信号転送装置と、前記子局と前記親局との間で通信される信号の通信経路を決定する経路制御装置と、を有する信号転送システムにおける信号転送方法であって、前記経路制御装置は、経路切替要求を受けて転送先の通信経路を算出する通信経路算出処理と、前記通信経路算出処理により算出された前記通信経路に基づいて、前記信号転送装置に転送先設定情報を出力する転送先設定指示処理と、を少なくとも実行し、前記信号転送装置は、前記経路制御装置から転送先設定情報を取得する転送先設定指示取得処理と、前記転送先設定指示取得処理により取得された前記転送先設定情報に基づいて、信号の転送先を変更する転送先設定処理と、入力するトラヒックを前記転送先に基づいて出力する転送処理と、を少なくとも実行し、前記トラヒックをモニタするトラヒックモニタ処理と、前記トラヒックモニタ処理によりモニタされた前記トラヒックに基づいて、前記トラヒックの流れていない無信号区間を推定する無信号区間推定処理と、前記無信号区間推定処理により推定された前記無信号区間に経路切替を行うように通信経路の切替タイミングを制御する切替タイミング制御処理とを前記経路制御装置および前記信号転送装置のいずれかの装置が実行することを特徴とする。
本発明に係る信号転送システム、信号転送装置、経路制御装置および信号転送方法は、信号転送装置にトラヒックが流れていないタイミングで通信経路の切り替えを行うことにより、遅延時間の大きい経路から小さい経路に切り替える場合であっても、受信するフレームの順序が逆転することなく、通信経路の切り替えを行うことができる。
第1実施形態に係る信号転送システムの一例を示す図である。 第1実施形態に係る信号転送装置および経路制御装置の構成例(1)を示す図である。 第1実施形態に係る信号転送装置および経路制御装置の構成例(2)を示す図である。 第1実施形態に係る信号転送装置および経路制御装置の構成例(3)を示す図である。 第1実施形態に係る信号転送システムの動作例(1)を示す図である。 第1実施形態に係る信号転送システムの動作例(2)を示す図である。 第1実施形態に係る信号転送システムの動作例(3)を示す図である。 動作例(3)を実現する信号転送装置および経路制御装置の構成例(4)を示す図である。 一般的な信号転送システムの一例を示す図である。 子局と親局との間の通信に最小ホップ数となる経路を割り当てる場合の一例を示す図である。 所要帯域が伝送容量以下となるように、経路を切り替える一例を示す図である。 従来の信号転送装置および経路制御装置の構成例を示す図である。 従来技術の課題の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明に係る信号転送システム、信号転送装置、経路制御装置および信号転送方法の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る信号転送システム100の一例を示す。また、図1の信号転送システム100のシステム構成自体は、従来技術で説明した図9の信号転送システム700と同じであるが、後述するように、信号転送装置101および経路制御装置102の動作が異なる。図1において、信号転送システム100は、複数の信号転送装置101と、複数の信号転送装置101を制御する経路制御装置102とを有し、信号転送装置101は、無線端末と通信を行う子局103と、子局103を制御する親局104との間に通信経路を形成し、子局103と親局104との間の信号を転送する。ここで、図1において、従来技術の図9と同様に、複数の同様の装置は、符号末尾に(番号)を付加して記載する。例えば、図1において、子局103は3台あるので、個々の子局103を指定する場合は、子局103(1)、子局103(2)および子局103(3)のように、符号末尾に(番号)を付加して記載し、個々の子局に共通する場合は、符号末尾の(番号)を省略して、子局103と記載する。同様に、信号転送装置101は9台あるので、個々の信号転送装置を指定する場合は、信号転送装置101(1)、信号転送装置101(2)、信号転送装置101(3)、信号転送装置101(4)、信号転送装置101(5)、信号転送装置101(6)、信号転送装置101(7)、信号転送装置101(8)および信号転送装置101(9)のように、符号末尾に(番号)を付加して記載し、個々の信号転送装置に共通する場合は、符号末尾の(番号)を省略して、信号転送装置101と記載する。
図1のシステム構成例は、従来技術の図9で説明したように、MFHおよびMBHのどちらにも当てはめることができ、MFHの場合には、子局103が無線装置、親局104が無線制御装置に相当し、MBHの場合には、子局103が基地局、親局104が集約局に相当する。また、信号転送装置101は、レイヤ2スイッチまたはレイヤ3スイッチなどの装置に対応し、経路制御装置102は、信号転送装置101の経路切替などを制御する装置である。
図1において、子局103と親局104との間の通信は、複数の経路を取り得る。また、従来技術で説明したように、例えばネットワークの形がリング型の場合は、右回りおよび左回りの2種類の経路が存在し、メッシュ型・ハニカム型の場合は、2以上の経路を取り得る。そこで、経路制御装置102は、子局103と親局104との間の通信経路を1つに決定し、各信号転送装置101の転送先(出力先と称してもよい)が制御される。そして、経路制御方法として、各通信にホップ数の短い経路を割り当てる方法、各経路のコスト値を計算してコスト値が最小の経路を割り当てる方法、等が考えられる。
以下、第1実施形態に係る信号転送システム100について詳しく説明する。
第1実施形態に係る信号転送システム100は、構成例(1)、構成例(2)および構成例(3)の3つの構成例が考えられるが、信号転送装置101のトラヒックをモニタして無信号区間を推定し、無信号区間で経路切替を行うように切替タイミングを制御するという基本的な機能は共通する。
(構成例(1))
図2は、第1実施形態に係る信号転送装置101および経路制御装置102の構成例(1)を示す。なお、構成例(1)では、図1で説明した信号転送システム100の複数の信号転送装置101および経路制御装置102は、図2に示す信号転送装置101および経路制御装置102にそれぞれ対応する。ここで、構成例(1)では、図2の経路制御装置102は、従来技術で説明した図12の経路制御装置702と同じ構成であり、信号転送装置101の構成のみが従来技術で説明した信号転送装置701と異なる。
図2において、信号転送装置101は、転送先設定指示取得部201、転送先設定部202、転送部203、トラヒックモニタ部204、無信号区間推定部205および切替タイミング制御部206を有する。
転送先設定指示取得部201は、経路制御装置102から転送先設定情報を取得する(転送先設定指示取得処理の実行)。ここで、転送先設定情報は、例えば入力トラヒックの転送先の装置のMAC(Media Access Control)アドレスやIP(Internet Protocol)アドレスなどの転送先の情報である。
転送先設定部202は、転送先設定指示取得部201が取得した転送先設定情報に基づいて、入力トラヒックの転送先の設定を行う(転送先設定処理の実行)。ここで、構成例(1)では、転送先設定部202は、後述する切替タイミング制御部206により、転送先を転送部203に設定するタイミングが制御される。
転送部203は、転送先設定部202により設定される転送先に基づいて前の装置から入力する入力トラヒックを次の装置への出力トラヒックとして出力する(転送処理の実行)。なお、転送先設定部202により転送先が設定された時点で経路切替が行われるものとする。
トラヒックモニタ部204は、信号転送装置101の転送部203を流れるトラヒックをモニタする(トラヒックモニタ処理の実行)。
無信号区間推定部205は、トラヒックモニタ部204がモニタするトラヒックに基づいて、無信号区間を推定する(無信号区間推定処理の実行)。
切替タイミング制御部206は、無信号区間推定部205が推定する無信号区間において経路設定が行われるように、転送先設定部202が転送部203に転送先を設定するタイミングを制御する(切替タイミング制御処理の実行)。ここで、転送部203は、転送先が設定された時点から転送先を切り替えるので、切替タイミング制御部206が転送部203に転送先を設定するタイミングを切替タイミングと称する。
図2において、経路制御装置102は、通信経路算出部301および転送先設定指示部302を有する。
通信経路算出部301は、外部から入力される経路切替要求を受けて複数の信号転送装置101における通信経路を算出する(通信経路算出処理の実行)。ここで、経路切替要求は、外部から手動または自動的に入力され、例えば子局703の所要帯域の変更時、特定区間のケーブル工事やケーブル切断時、接続対象となる親局704の設置場所の変更時、などに経路切替要求が出される。
転送先設定指示部302は、通信経路算出部301により算出された通信経路に基づいて、通信経路に該当する各信号転送装置101の転送先設定指示取得部201に入力トラヒックの転送先を示す転送先設定情報を送信する(転送先設定指示処理の実行)。
このようにして、第1実施形態の構成例(1)に係る信号転送装置101は、経路制御装置102から取得する転送先設定情報に基づいて、トラヒックの無信号区間に入力トラヒックの転送先を設定することができる。特に、構成例(1)では、経路制御装置102に新たな変更を加える必要が無く、従来の経路制御装置702と同じ構成の経路制御装置102を使用できるというメリットがある。
(構成例(2))
図3は、第1実施形態に係る信号転送装置101aおよび経路制御装置102aの構成例(2)を示す。なお、構成例(2)では、図1で説明した信号転送システム100の複数の信号転送装置101および経路制御装置102は、図3に示す信号転送装置101aおよび経路制御装置102aにそれぞれ対応する。
図3において、信号転送装置101aは、指示情報取得部201a、転送先設定部202、転送部203および切替タイミング制御部206を有する。
転送先設定部202および転送部203は、構成例(1)の信号転送装置101と同様に動作するので、重複する説明は省略する。
指示情報取得部201aは、構成例(1)の信号転送装置101の転送先設定指示取得部201に対応するが、構成例(2)では、経路制御装置102aから転送先設定情報を取得するだけではなく、経路制御装置102aから転送先の切替タイミングに関する情報(切替タイミング情報)を取得する。
切替タイミング制御部206は、構成例(1)と同様に動作するが、経路制御装置102aから指示情報取得部201aが取得する切替タイミング情報に基づいて、トラヒックの無信号区間で経路切替が行われるよう転送先設定部202が転送部203に転送先を設定するタイミングを制御する。
図3において、経路制御装置102aは、通信経路算出部301、転送先設定指示部302a、トラヒックモニタ部303および無信号区間推定部304を有する。ここで、構成例(1)との違いは、構成例(1)の信号転送装置101に備えられていたトラヒックモニタ部204および無信号区間推定部205が、経路制御装置102aにトラヒックモニタ部303および無信号区間推定部304としてそれぞれ備えられていることである。
ここで、通信経路算出部301は、構成例(1)の経路制御装置102と同様に動作するので、重複する説明は省略する。
転送先設定指示部302aは、通信経路算出部301により算出された通信経路に基づいて、通信経路に該当する各信号転送装置101aの指示情報取得部201aに入力トラヒックの転送先を示す転送先設定情報を送信する。さらに、転送先設定指示部302aは、後述する無信号区間推定部304が推定するトラヒックの無信号区間において経路設定が行われるように、切替タイミング情報を各信号転送装置101aに送信する。
トラヒックモニタ部303は、構成例(1)のトラヒックモニタ部204と同様に、信号転送装置101aの転送部203を流れるトラヒックをモニタする。ここで、構成例(1)のトラヒックモニタ部204は、自己の信号転送装置101のトラヒックをモニタするだけであったが、本構成例(2)のトラヒックモニタ部303は、複数の信号転送装置101aごとに各々のトラヒックを遠隔でモニタする。
無信号区間推定部304は、トラヒックモニタ部303がモニタした各信号転送装置101aのトラヒックに基づいて、信号転送装置101aごとの無信号区間を推定する。そして、構成例(2)では、無信号区間推定部304は、推定した無信号区間を転送先設定指示部302aに出力する。
このようにして、第1実施形態の構成例(2)に係る信号転送装置101aおよび経路制御装置102aでは、トラヒックモニタ部303および無信号区間推定部304が経路制御装置102aに配置されるので、構成例(1)のように、各信号転送装置101に配置する必要が無く、経路制御装置102aに機能を集約できるというメリットがある。
(構成例(3))
図4は、第1実施形態に係る信号転送装置101bおよび経路制御装置102bの構成例(3)を示す。なお、構成例(3)では、図1で説明した信号転送システム100の複数の信号転送装置101および経路制御装置102は、図4に示す信号転送装置101bおよび経路制御装置102bにそれぞれ対応する。ここで、構成例(3)では、図4の信号転送装置101bは、従来技術で説明した図12の信号転送装置701と同じ構成であり、経路制御装置102bの構成のみが従来技術で説明した経路制御装置702と異なる。
図4において、信号転送装置101bは、転送先設定指示取得部201、転送先設定部202bおよび転送部203を有する。ここで、転送先設定指示取得部201および転送部203は、構成例(1)の信号転送装置101と同様に動作するので、重複する説明は省略する。
転送先設定部202bは、転送先設定指示取得部201が取得した転送先設定情報に基づいて、転送先を変更する。なお、構成例(1)の転送先設定部202は、切替タイミング制御部206により、切替タイミングが制御されたが、構成例(3)の転送先設定部202bは、従来技術で説明した転送先設定部902と同様に、転送先設定指示取得部201が取得した転送先設定情報に基づいて、入力トラヒックの転送先を転送部203に設定する。ここで、経路切替は、転送先が転送部203に設定されたタイミングで行われる。
図4において、経路制御装置102bは、通信経路算出部301、転送先設定指示部302b、トラヒックモニタ部303、無信号区間推定部304および切替タイミング制御部305を有する。ここで、構成例(2)との違いは、構成例(2)の信号転送装置101aに備えられていた切替タイミング制御部206が、経路制御装置102bに切替タイミング制御部305として備えられていることである。なお、通信経路算出部301、トラヒックモニタ部303および無信号区間推定部304は、構成例(2)の経路制御装置102aの場合と同様に動作するので、重複する説明は省略する。
切替タイミング制御部305は、無信号区間推定部304が推定した無信号区間において経路切替が行われるように、転送先設定情報を信号転送装置101bに送信するタイミングを制御する。ここで、信号転送装置101bでは、経路制御装置102bから転送先設定情報を受信したタイミングに応じて転送先設定部202bが転送部203に転送先を設定するので、切替タイミング制御部305が信号転送装置101bに転送先設定情報を送信するタイミングを制御することにより、無信号区間に合わせて経路切替を行うことができる。なお、切替タイミング制御部305は、転送先設定情報の送信に要する時間を考慮して、無信号区間に経路切替が行われるように転送先設定情報を信号転送装置101bに送信するタイミングを制御する。
転送先設定指示部302bは、切替タイミング制御部305が出力するタイミングに応じて、通信経路算出部301が算出した通信経路に基づく転送先設定情報を信号転送装置101bへ送信する。
このようにして、第1実施形態の構成例(3)に係る信号転送装置101bは、トラヒックモニタ部303、無信号区間推定部304および切替タイミング制御部305が経路制御装置102bに配置されるので、信号転送装置101bは、従来の信号転送装置701と同じ構成で実現でき、新たな変更を加える必要が無いというメリットがある。
以上、本実施形態に係る図1の信号転送システム100の信号転送装置101および経路制御装置102の3つの構成例として、構成例(1)から構成例(3)について説明したが、いずれの構成においても、無信号区間に経路切替を行うので、従来技術で説明した図10の状態から図11の状態に経路切替を行う場合でも、図13(b)で説明したような有信号区間での経路切替を防止できるので、遅延時間の大きい経路から小さい経路に切り替える場合であっても、受信するフレームの順序が逆転することなく、通信経路の切り替えを行うことができる。
ここで、上述の第1実施形態に係る信号転送システム100は、構成例(1)、構成例(2)および構成例(3)の3つの構成例において、トラヒックをモニタする機能(トラヒックモニタ部(204,303))と、モニタしたトラヒックに基づいて、トラヒックの流れていない無信号区間を推定する機能(無信号区間推定部(205,304))と、推定した無信号区間に経路切替を行うように通信経路の切替タイミングを制御する機能(切替タイミング制御部(206,305))と、の3つの機能を、信号転送装置(101,101a,101b)と経路制御装置(102,102a,102b)とで分担して備える構成であれば、他の構成であっても同じ効果が得られる。
<動作例(1)>
図5は、第1実施形態に係る信号転送システム100の動作例(1)を示す。本動作例では、子局103と親局104との間で通信されるトラヒックが、バースト性を有することを利用している(例えば、非特許文献2参照)。なお、本動作例(1)は、先に説明した構成例(1)、構成例(2)および構成例(3)に対応する。
図5では、横軸を時間軸とするバースト性を有するトラヒックの例として、バースト信号#1、バースト信号#2、バースト信号#3、バースト信号#4およびバースト信号#5が示されている。バースト信号#1は時刻t1からt2、バースト信号#2は時刻t2からt3、バースト信号#3は時刻t3からt4、バースト信号#4は時刻t4からt5、バースト信号#5は時刻t5からt6で、いずれもバースト周期はTbである。また、各バースト信号の長さは異なり、例えば、バースト信号#1はバースト長T1、バースト信号#2はバースト長T2、バースト信号#3はバースト長T3、バースト信号#4はバースト長T4、バースト信号#5はバースト長T5である。
ここで、図5の例のように、トラヒックがバースト性を持つ場合、バースト周期の開始付近に信号が集中し、バースト周期の終了付近では信号が流れないという傾向がある。そこで、本実施形態では、トラヒックモニタ部204(トラヒックモニタ部303)がトラヒックをモニタし、無信号区間推定部205(無信号区間推定部304)が、バースト周期、およびバースト長の最大値または平均値を算出し、バースト周期の開始時点からバースト長の最大値または平均値に任意の調整時間を加えた時点までを有信号区間、有信号区間の終了時点からバースト周期の終了時点までを無信号区間、として推定し、当該無信号区間で経路切替が行われるように、切替タイミング制御部206(切替タイミング制御部305)が転送部203に転送先を設定するタイミングを制御する。ここで、任意の調整時間とは、後のバースト周期においてこれまでよりも長いバースト長のバースと信号が到来することに対応するための調整用の時間であり、任意の時間に設定できる。
例えば、図5において、無信号区間推定部205(無信号区間推定部304)は、バースト信号#1、バースト信号#2およびバースト信号#3を参照信号として、バースト周期、バースト長の最大値または平均値を算出する。図5の例では、バースト周期Tbは、(t2−t1)、(t3−t2)および(t4−t3)の平均値として算出することができる。また、バースト長の最大値は、バースト長T1、バースト長T2およびバースト長T3の最大値または平均値として算出することができる。例えばバースト長T1が最大値として算出された場合、バースト長T1に任意の調整時間Taを加えた時間(T1+Ta)が有信号区間、有信号区間の終了時点からバースト周期Tbの終了時点までの区間が無信号区間とそれぞれ推定される。図5の例では、推定を行ったバースト信号#1、バースト信号#2およびバースト信号#3の次のバースト信号#4において、バースト信号#4の開始時点t4からバースト長T1に任意の調整時間Taを加えた時刻t45までの区間が有信号区間となり、有信号区間の終了時点t45からバースト周期Tbの終了時点t5までの区間が無信号区間として推定される。なお、バースト信号#5についても同様に、t56からt6までの区間が無信号区間として推定される。
このようにして、第1実施形態に係る信号転送システム100は、信号転送装置101のトラヒックをモニタして無信号区間を推定し、無信号区間で経路切替を行うように切替タイミングを制御することができる。なお、切替タイミング制御部206(切替タイミング制御部305)は、無信号区間のうち、任意の時間を切替タイミングに設定してもよい。但し、無信号区間の推定誤差に対応するために、無信号区間の開始直後の予め決められた時間を避ける、または、無信号区間の終了付近の予め決められた時間を避ける、などの処理を行うのが好ましい。
<動作例(2)>
図6は、第1実施形態に係る信号転送システム100の動作例(2)を示す。本動作例では、無信号区間としてTDD(Time Division Duplex)周期を利用する。なお、本動作例(2)は、先に説明した構成例(1)、構成例(2)および構成例(3)に対応する。また、TDD周期の推定手法としては、非特許文献3等の周知技術が利用可能である。TDDの場合は、下りと上りの通信時間が重複しないように、例えば交互に繰り返される。つまり、TDDにおいて、上り通信が行われる時間帯は、下り通信が無信号区間であり、逆に下り通信が行われる時間帯は、上り通信が無信号区間である。
図6では、横軸を時間軸とし、(a)は、子局103から親局104への上り信号、(b)は、親局104から子局103への下り信号、をそれぞれ示す。図6において、時刻t10からt11、t12からt13、t14からt15の各区間は、TDD上りの区間Tuである。また、時刻t11からt12、t13からt14、t15からt16の各区間は、TDD下りの区間Tdである。
ここで、本動作例(2)に係る信号転送システム100は、図6の例のように、上り信号および下り信号からなるTDD構成を算出して、上りの無信号区間および下りの無信号区間をそれぞれ推定し、無信号区間で経路切替を行うように制御する。
図6(a)の上り信号および図6(b)の下り信号において、例えば時刻t10からt14までの区間のTDD構成を算出する。ここで、TDD構成の算出は、例えば上り信号#1の開始時点t10、上り信号#2の開始時点t12、上り信号#3の開始時点t14と、下り信号#1の開始時点t11、下り信号#2の開始時点t13と、に基づいて、TDD上り区間TuおよびTDD下り区間Tdを算出することができる。そして、無信号区間推定部205(無信号区間推定部304)は、上り信号の有信号区間が時刻t14からt15、上り信号の無信号区間が時刻t15からt16であると推定でき、同様に、下り信号の無信号区間が時刻t14からt15、下り信号の有信号区間が時刻t15からt16であると推定できる。
このようにして、本動作例(2)に係る信号転送システム100は、トラヒックモニタ部204(トラヒックモニタ部303)で上り信号および下り信号のトラヒックをモニタし、無信号区間推定部205(無信号区間推定部304)でTDD構成を算出後、上り信号および下り信号の無信号区間を個別に推定し、切替タイミング制御部206(切替タイミング制御部305)は、上り信号の無信号区間で下り信号の経路切替を行い、下り信号の無信号区間で上り信号の経路切替を行うように、経路切替のタイミングを制御する。
<動作例(3)>
次に説明する動作例(3)は、例えばセルラーシステムの基地局が無線制御装置と無線装置とに分離して配置された装置間でフレームを転送するMFHとしてネットワーク(L2NW)を用いる場合に適している。ここで、MFHの厳しい遅延要件を満たすため、TSN(Time Sensitive Network)の標準化が進められている(例えば、非特許文献1参照)。TSNの中で議論されているTAS(Time Aware Shaper)技術は、優先度の高いトラヒックが周期性を持つ場合に特に有効な方式であり、優先度ごとのトラヒックに対してスケジューリングを行い、優先度ごとに通信可否を切り替える。具体的には、優先度の高いトラヒックが信号転送装置に到着する期間には、優先度が高いトラヒックだけを転送して優先度の低いトラヒックを転送せず、優先度の高いトラヒックが流れない無信号区間は、優先度の低いトラヒックを転送する、という制御を周期的に繰り返す。本動作例(3)に係る信号転送システム100では、このTAS技術を利用する。
図7は、第1実施形態に係る信号転送システム100の動作例(3)を示す。図7において、横軸は時間軸を示し、高優先信号#1、低優先信号#1、高優先信号#2および低優先信号#2が周期的に繰り返される。例えば、高優先信号#1は、時刻t20からt21の高優先信号通信可能区間Thに転送され、高優先信号#2は、時刻t22からt23の高優先信号通信可能区間Thに転送される。また、低優先信号#1は、時刻t21からt22の低優先信号通信可能区間Toに転送され、低優先信号#2は、時刻t23からt24の低優先信号通信可能区間Toに転送される。このように、TAS技術では、優先度の高いトラヒックが伝送可能な区間(高優先信号通信可能区間)と、優先度の低いトラヒックが伝送可能な区間(低優先信号通信可能区間)と、が予め設定された時間で周期的に繰り返される。
そこで、本動作例(3)は、先に説明した構成例(1)、構成例(2)および構成例(3)のいずれかにおいて実現可能であり、この場合、トラヒックモニタ部204(トラヒックモニタ部303)は、高優先信号のトラヒックおよび低優先信号のトラヒックをモニタし、無信号区間推定部205(無信号区間推定部304)は、高優先信号のトラヒックの無信号区間(低優先信号通信可能区間To)および低優先信号のトラヒックの無信号区間(高優先信号通信可能区間Th)をそれぞれ個別に推定し、切替タイミング制御部206(切替タイミング制御部305)は、低優先信号のトラヒックの経路切替を高優先信号通信可能区間Thで実施し、高優先信号のトラヒックの経路切替を低優先信号通信可能区間Toで実施するように、経路切替のタイミングを制御する。
なお、本動作例(3)は、図2の構成例(1)、図3の構成例(2)および図4の構成例(3)で説明した構成だけではなく、次に説明する構成例(4)において、より効果的に実現可能である。
(構成例(4))
図8は、動作例(3)を実現する信号転送装置101cおよび経路制御装置102の構成例(4)を示す。ここで、経路制御装置102は、構成例(1)で説明した経路制御装置102と同じ構成である。本構成例(4)では、動作例(3)で説明したように、TAS技術を用いる通信において、高優先信号の通信可能区間が低優先信号の無信号区間に対応し、低優先信号の通信可能区間が高優先信号の無信号区間に対応することを利用し、高優先信号のトラヒックの経路切替が低優先信号の通信可能区間に行われ、低優先信号のトラヒックの経路切替が高優先信号の通信可能区間に行われる。
図8において、信号転送装置101cは、転送先設定指示取得部201、転送先設定部202、転送部203c、切替タイミング制御部206c、優先度別振分部210、高優先トラヒックバッファ211、低優先トラヒックバッファ212および送信タイミング制御部213を有する。
ここで、転送先設定指示取得部201および転送先設定部202は、構成例(1)の信号転送装置101と同様に動作するので、重複する説明は省略する。
転送部203cは、転送先設定部202により設定される転送先に基づいて、後述する高優先トラヒックバッファ211および低優先トラヒックバッファ212から読み出されるトラヒックを次の装置への出力トラヒックとして出力する。
切替タイミング制御部206cは、後述する送信タイミング制御部213が出力する信号の出力タイミングに基づいて、転送先設定部202が転送部203に転送先を設定するタイミングを制御する。例えば、切替タイミング制御部206cは、送信タイミング制御部213が出力するタイミングが低優先信号である場合(低優先信号の通信可能区間である場合)、高優先信号のトラヒックの転送先を設定して経路切替を行い、送信タイミング制御部213が出力するタイミングが高優先信号である場合(高優先信号の通信可能区間である場合)、低優先信号のトラヒックの転送先を設定して経路切替を行う。
優先度別振分部210は、入力トラヒックを優先度別に振り分けて、高優先信号のトラヒックは高優先トラヒックバッファ211へ、低優先信号のトラヒックは低優先トラヒックバッファ212へ、それぞれ出力する。
高優先トラヒックバッファ211は、優先度別振分部210で振り分けられた高優先信号のトラヒックを一時的に保持する。
低優先トラヒックバッファ212は、優先度別振分部210で振り分けられた低優先信号のトラヒックを一時的に保持する。
送信タイミング制御部213は、図7で説明したように、予め設定された高優先信号通信可能区間および低優先信号通信可能区間に基づいて、高優先トラヒックバッファ211または低優先トラヒックバッファ212から転送部203へ各トラヒックを出力する出力タイミングを制御するとともに、その出力タイミングを切替タイミング制御部206cへ通知する。
このようにして、構成例(4)に係る信号転送装置101cは、従来のTASを搭載した信号転送装置の構成に、送信タイミング制御部213を実装し、高優先トラヒックバッファ211および低優先トラヒックバッファ212から転送部203へ出力する出力タイミングを切替タイミング制御部206cに通知するだけでよいので、従来のTAS搭載の信号転送装置に簡単に実装できるというメリットがある。
以上、各実施形態で説明したように、本発明に係る信号転送システム、信号転送装置、経路制御装置および信号転送方法は、信号転送装置にトラヒックが流れていないタイミングで通信経路の切り替えを行うことにより、遅延時間の大きい経路から小さい経路に切り替える場合であっても、受信するフレームの順序が逆転することなく、通信経路の切り替えを行うことができる。
100・・・信号転送システム;101,101a,101b,101c,701・・・信号転送装置;102,102a,102b,702・・・経路制御装置;103,703・・・子局;104,704・・・親局;201,901・・・転送先設定指示取得部;201a・・・指示情報取得部;202,202b,902・・・転送先設定部;203,903・・・転送部;210・・・優先度別振分部;211・・・高優先トラヒックバッファ;212・・・低優先トラヒックバッファ;213・・・送信タイミング制御部;301,801・・・通信経路算出部;302,302a,302b,802・・・転送先設定指示部;204,303・・・トラヒックモニタ部;205,304・・・無信号区間推定部;206,206c,305・・・切替タイミング制御部;750・・・ネットワーク

Claims (8)

  1. 子局と親局との間に複数の通信経路を形成する複数の信号転送装置と、前記子局と前記親局との間で通信される信号の通信経路を決定する経路制御装置と、を有する信号転送システムにおいて、
    前記経路制御装置は、経路切替要求を受けて転送先の通信経路を算出する通信経路算出部と、前記通信経路算出部により算出された前記通信経路に基づいて、前記信号転送装置に転送先設定情報を出力する転送先設定指示部と、を少なくとも備え、
    前記信号転送装置は、前記経路制御装置から転送先設定情報を取得する転送先設定指示取得部と、前記転送先設定指示取得部から取得した前記転送先設定情報に基づいて、信号の転送先を変更する転送先設定部と、入力するトラヒックを前記転送先に基づいて出力する転送部と、を少なくとも備え、
    前記トラヒックをモニタするトラヒックモニタ部と、
    前記トラヒックモニタ部がモニタした前記トラヒックに基づいて、前記トラヒックの流れていない無信号区間を推定する無信号区間推定部と、
    前記無信号区間推定部が推定した前記無信号区間に経路切替を行うように通信経路の切替タイミングを制御する切替タイミング制御部と
    を前記経路制御装置および前記信号転送装置のいずれかの装置に備えることを特徴とする信号転送システム。
  2. 請求項1に記載の信号転送システムにおいて、
    前記無信号区間推定部は、入力するトラヒックのバースト周期、および、バースト長の最大値または平均値、を算出し、前記バースト周期から前記バースト長の最大値または平均値に予め決められた調整時間を加えた時点から前記バースト周期の終了までを無信号区間と推定する
    ことを特徴とする信号転送システム。
  3. 請求項1に記載の信号転送システムにおいて、
    前記トラヒックモニタ部は、上りおよび下りのトラヒックをモニタし、
    前記無信号区間推定部は、TDD構成に応じて上りの無信号区間および下りの無信号区間を個別に推定し、
    前記切替タイミング制御部は、前記上りの無信号区間に下りの経路切替を行い、前記下りの無信号区間に上りの経路切替を行うように、通信経路の切替タイミングを制御する
    ことを特徴とする信号転送システム。
  4. 請求項1に記載の信号転送システムにおいて、
    前記トラヒックモニタ部は、高優先のトラヒックおよび低優先のトラヒックをモニタし、
    前記無信号区間推定部は、前記高優先のトラヒックの無信号区間または低優先の信号の通信可能区間、および、前記低優先のトラヒックの無信号区間または高優先の信号の通信可能区間、を個別に推定し、
    前記切替タイミング制御部は、前記低優先のトラヒックの経路切替を前記高優先の信号の通信可能区間で行い、前記高優先のトラヒックの経路切替を前記低優先の信号の通信可能区間で行うように、通信経路の切替タイミング制御を制御する
    ことを特徴とする信号転送システム。
  5. 経路制御装置により制御され、複数の通信経路を形成して子局と親局との間で通信される信号を転送する複数の信号転送装置において、
    前記経路制御装置から転送先設定情報を取得する転送先設定指示取得部と、
    前記転送先設定指示取得部から取得した前記転送先設定情報に基づいて、信号の転送先を変更する転送先設定部と、
    入力するトラヒックを前記転送先に基づいて出力する転送部と、
    を備え、
    前記トラヒックをモニタするトラヒックモニタ部と、
    前記トラヒックモニタ部がモニタした前記トラヒックに基づいて、前記トラヒックの流れていない無信号区間を推定する無信号区間推定部と、
    前記無信号区間推定部が推定した前記無信号区間に経路切替を行うように通信経路の切替タイミングを制御する切替タイミング制御部と
    の少なくとも1つを前記経路制御装置と分担して備える
    ことを特徴とする信号転送装置。
  6. 子局と親局との間に複数の通信経路を形成する複数の信号転送装置を制御して、前記子局と前記親局との間で通信される信号の通信経路を決定する経路制御装置において、
    経路切替要求を受けて転送先の通信経路を算出する通信経路算出部と、
    前記通信経路算出部により算出された前記通信経路に基づいて、前記信号転送装置に転送先設定情報を出力する転送先設定指示部と、
    を備え、
    前記信号転送装置のトラヒックをモニタするトラヒックモニタ部と、
    前記トラヒックモニタ部がモニタした前記トラヒックに基づいて、前記トラヒックの流れていない無信号区間を推定する無信号区間推定部と、
    前記無信号区間推定部が推定した前記無信号区間に経路切替を行うように通信経路の切替タイミングを制御する切替タイミング制御部と
    の少なくとも1つを前記信号転送装置と分担して備える
    ことを特徴とする経路制御装置。
  7. 経路制御装置により制御され、複数の通信経路を形成して子局と親局との間で通信される信号を転送する複数の信号転送装置において、
    前記経路制御装置から転送先設定情報を取得する転送先設定指示取得部と、
    前記転送先設定指示取得部から取得した前記転送先設定情報に基づいて、信号の転送先を変更する転送先設定部と、
    入力するトラヒックを優先度別に振り分ける優先度別振分部と、
    前記優先度別振分部により振り分けられたトラヒックを保持する高優先トラヒックバッファおよび低優先トラヒックバッファと、
    前記高優先トラヒックバッファまたは前記低優先トラヒックバッファから出力されるトラヒックを前記転送先に基づいて出力する転送部と、
    前記高優先トラヒックバッファおよび前記低優先トラヒックバッファから信号を出力する出力タイミングに基づいて通信経路の切り替えを制御する切替タイミング制御部と、
    前記出力タイミングを制御するとともに、前記出力タイミングを前記切替タイミング制御部へ通知する送信タイミング制御部と
    を有することを特徴とする信号転送装置。
  8. 子局と、親局と、前記子局と前記親局との間に複数の通信経路を形成する複数の信号転送装置と、前記子局と前記親局との間で通信される信号の通信経路を決定する経路制御装置と、を有する信号転送システムにおける信号転送方法であって、
    前記経路制御装置は、経路切替要求を受けて転送先の通信経路を算出する通信経路算出処理と、前記通信経路算出処理により算出された前記通信経路に基づいて、前記信号転送装置に転送先設定情報を出力する転送先設定指示処理と、を少なくとも実行し、
    前記信号転送装置は、前記経路制御装置から転送先設定情報を取得する転送先設定指示取得処理と、前記転送先設定指示取得処理により取得された前記転送先設定情報に基づいて、信号の転送先を変更する転送先設定処理と、入力するトラヒックを前記転送先に基づいて出力する転送処理と、を少なくとも実行し、
    前記トラヒックをモニタするトラヒックモニタ処理と、
    前記トラヒックモニタ処理によりモニタされた前記トラヒックに基づいて、前記トラヒックの流れていない無信号区間を推定する無信号区間推定処理と、
    前記無信号区間推定処理により推定された前記無信号区間に経路切替を行うように通信経路の切替タイミングを制御する切替タイミング制御処理と
    を前記経路制御装置および前記信号転送装置のいずれかの装置が実行することを特徴とする信号転送方法。
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