JP2020171364A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明にかかる遊技機1(ぱちんこ遊技機)の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。
本実施形態にかかる遊技機1は、第一表示装置11および第二表示装置12を備える(図1、図3(a)参照)。以下の説明において、第一表示装置11における画像が表示可能な領域を第一表示領域111と、第二表示装置12における画像が表示可能な表示領域を第二表示領域121と称する。各表示領域は、遊技機1に正対する遊技者が視認可能な範囲をいうものとする。なお、以下の説明において、特に明示することなく、単に画像というときは、動画および静止画の両方が含まれるものとする。
以下、透過型表示装置である第二表示装置12を利用した各種演出等について説明する。以下で説明する各種演出は、ある当否判定結果(対象当否判定結果)を報知する報知演出の一部として発生しうるものである。ただし、報知演出が実行されていない状態(例えば待機状態)において発生する演出としてもよい。なお、以下で説明する演出の全てを実行することが可能な構成としなくてもよい。一部のみが実行可能な構成であってもよい。また、以下の各種演出の説明においては、対象の演出に関係のないものについては説明や図示を省略することがある。
本実施形態にかかる遊技機1は、装飾ユニット20を備える。本実施形態における装飾ユニット20は、動かないように固定された部材であるが、以下で詳細を説明するような態様となることが可能である、動作可能な部材であってもよい。装飾ユニット20は、露出部21および重畳部22を備える(図4参照)。露出部21および重畳部22は、直接的に繋がった状態で配置されたものであってもよいし、他の部材を介して間接的に繋がったものであってもよい。例えば、ベースとなる部材に対し、露出部21および重畳部22が別々に固定されたもの(両者を繋ぐ他の部材が存在しないと仮定すれば露出部21および重畳部22が分離した状態となるもの)としてもよい。
複数種の特別装飾形態を構築することが可能であるものとする。具体的には、重畳画像13の態様を変化させることで異なる態様の特別装飾形態が構築されるものとする。例えば、重畳画像13として重畳領域121Lに第一重畳画像131が表示されることもあれば、当該第一重畳画像131とは態様が異なる第二重畳画像132が表示されることもある構成とする。第一重畳画像131が表示された場合には、当該第一重畳画像131と露出部21(頭部21c)が組み合わされた第一特別装飾形態が構築される(図6(a)参照)。第二重畳画像132が表示された場合には、当該第二重畳画像132と露出部21(頭部21c)が組み合わされた第二特別装飾形態(第一特別装飾形態とは異なる態様である)が構築される(図6(b)参照)。このように、重畳画像13の態様を変化させる(複数種の重畳画像13を用意しておく)ことで、複数種の特別装飾形態を構築することが可能である。
上記実施形態では、重畳領域121Lに表示された重畳画像13と露出部21とにより特別装飾形態が構築されることを説明したが、重畳画像13が重畳部22を覆い隠すために機能するような構成としてもよい。例えば、露出部21が「AB」の文字を含む装飾であり、重畳部22が「CD」の文字を含む装飾であるとする。この場合、重畳領域121Lを透過部Mとした場合、「ABCD」の文字(文字列)(「ACBD」の順で読むといったように、読む順は問わない)を含む装飾が構築されることになる(図7(a)参照)。
上記実施形態においては、特別装飾形態が構築される際、重畳領域121Lは不透過部N2とされることを説明したが、半透過部N1とされるものであってもよい。このようにすることで、半透過部N1が表す画像(重畳画像13)を通じて重畳部22が視認されることになる。例えば、上記実施形態のように、重畳画像13が「衣服」を表す部分を含むものとするのであれば、身体部22cが「衣服」の画像を通じて視認されるような特別装飾形態が構築されることとなる(図8参照)。
装飾ユニット20は、複数の露出部21を含むものとする。具体的には、第一露出部211と第二露出部212を有し、当該第一露出部211と第二露出部212の間に重畳部22が設けられた構成であるとする。例えば、第二表示領域121の右隅部が重畳部22に重なる重畳領域121Lとされ、当該重畳領域121Lの上側に第一露出部211が、右側に第二露出部212が位置するような配置とされる。
被写演出は、第二表示装置12および反射部材30を用いた演出である。反射部材30は、第二表示領域121の後方に位置することが可能な部材であって、反射部301を有するものである。反射部材30は、前後方向において反射部301の少なくとも一部が第二表示領域121に重なる位置に位置することが可能なものであれば、動かないように固定された部材であってもよいし、所定の範囲を動作可能な部材であってもよい。本実施形態における反射部材30は原位置(図示せず)と演出位置(図10(a)に示した位置)との間を往復動作可能な可動役物である。反射部材30を動作させるための駆動機構はどのようなものであってもよいから説明を省略する。原位置から演出位置に移動するにつれてその形状が変化するようなものであってもよい。反射部材30は、演出位置において、反射部301の全体が第二表示領域121に重なるように設定される。なお、反射部材30は、演出位置において、第一表示領域111の前方に位置する。つまり、反射部材30は、演出位置において、第一表示領域111と第二表示領域121の間に位置する。
対象領域を透過部Mおよび半透過部N1の一方から他方に変化させる。つまり、半透過画像31が表示されていない状態(図10(a)に示した状態)および表示された状態(図10(b)に示した状態)の一方から他方に変化させる。対象領域が透過部Mとされているときには、当該透過部Mを通じて反射部材30がほとんどそのままの態様で視認されることになる。したがって、対象領域を透過部Mおよび半透過部N1の一方から他方に変化させることで、反射部材30そのものが視認される状態(以下、素状態と称することもある)、および反射部301に半透過画像31が写し出された状態(以下、被写状態と称することもある)の違いを遊技者に強調することが可能である。特に、素状態から被写状態に変化させるようにすれば、そのままの態様で視認されていた反射部材30が突然態様を変化させるかのような面白みのある演出となる。
上記第一具体例にて説明した素状態(対象領域が透過部Mとされた状態)と被写状態(対象領域が半透過部N1とされた状態)を連続的に交互に切り替える。各状態が設定される時間、すなわち一方の状態から他方の状態に切り替わるまでの時間は、0.1秒程度の短い時間であること(高速で切り替わるようにすること)が好ましい。このようにすることで、反射部材30(反射部301)が三次元的に(手前に飛び出すかのように)見える。
反射部材30が演出位置に位置したとき、対象領域が透過部Mとされる場合(上記素状態となる場合)と、対象領域に半透過画像31が表示される場合(上記被写状態となる場合;すなわち被写演出が実行される場合)が発生するものとする。つまり、反射部材30が演出位置に位置する演出として、図10(a)に示すような状態となる演出と、図10(b)に示すような状態となる演出が発生しうるものとする。そして、前者の場合(前者の演出)と後者の場合(後者の演出)とでは、対象当否判定結果が大当たりとなる蓋然性(以下、大当たり信頼度と称することもある)が異なるものとする。被写状態は、半透過画像31により反射部材30が装飾された状態(そのまま視認される状態よりも「目立つ」状態)であるといえるから、前者の場合よりも、後者の場合の方が、大当たり信頼度が高い設定とすることが好ましい。このようにすることで、半透過画像31が反射部301に写し出された状態(「目立つ」状態)となることが、いわゆるチャンスアップとなる分かりやすい遊技性が構築される。
特定演出について説明する。本実施形態における特定演出は、いわゆる保留変化演出である。保留変化演出は、保留図柄70の態様が変化する演出である。一般的には、保留図柄70の態様が変化した場合には、当該保留図柄70に対応する当否判定結果が大当たりとなる蓋然性(大当たり信頼度)が高まる。本実施形態における特定演出は、保留図柄70(保留図柄70の態様)が、通常図柄70nから特定図柄70sに変化するということが遊技者に有利な事象(成功結末)として設定されたものである。逆に、特定図柄70sに変化しない場合が失敗結末として設定されているものであるといえる(なお、失敗結末が発生することがない設定としてもよい)。通常図柄70nである場合よりも、特定図柄70sである場合の方が、対応する当否判定結果の大当たり信頼度は高い(図11(a)参照)。特定図柄70sを表す画像を「特定画像」とすれば、特定画像が表示された状態に至ることが遊技者に遊技な事象として設定されているということである。なお、通常図柄70nよりも大当たり信頼度が高い保留図柄70として、特定図柄70s以外の図柄が設定されていてもよい。
上記実施形態における特定演出は、いわゆる保留変化演出であることを説明したが、保留変化演出以外の演出であってもよい。特定画像が表示されることが遊技者に有利な事象として設定された演出において、当該特定画像が表示されるよりも前に、特定画像の少なくとも一部を模した部分を有する可動部材40が演出位置に位置させられるようにするとよい。
上記実施形態においては、被覆画像41は不透過部N2により表されるものであることを説明したが、被覆画像41は半透過部N1を含むもの(半透明な部分を有する画像)であってもよい。例えば、被覆画像41の全体が半透過部N1で表されるものとした場合、成功結末となるときに原位置から演出位置に向かって変位する可動部材40が被覆画像41を通じて視認可能な状態にはなる。しかし、可動部材40の軌跡に重なる部分に何の画像も表示されていない場合(透過部Mとされる場合)に比して、半透明であっても画像が表示される分、変位する可動部材40は見えにくくなるといえる。ただし、上記実施形態のように被覆画像41を不透過部N2とすることで、変位する可動部材40が視認できない状態となるから、演出位置に突然可動部材40が現れたかのように見える状況を作り出すことが可能となる。
上記実施形態では、特定画像(特定図柄70s)が表示された後、可動部材40が演出位置から原位置に戻るという構成であることを説明したが、特定図柄70sが表示されている間は、可動部材40が演出位置に位置し続ける構成としてもよい。このようにすることで、特定画像が表示されたことが、演出位置に位置し続ける可動部材40により強調されることになる。上記実施形態のように、特定画像が保留図柄70の一種である特定図柄70sである場合には、特定図柄70sに対応する当否判定結果の報知が完了するまで(保留図柄70としての特定図柄70sが「消化」されるまで)可動部材40が演出位置に位置し続けることになる(図13(特に、図13(c)(d))参照)。
特定演出が成功結末となる場合、演出位置に可動部材40が位置させられた(図14(a)参照)後、特定画像が表示される(図14(c)参照)よりも前の状態にて、第二表示領域121に第一表示領域111を覆う被覆画像41が表示される(図14(b)参照)ものとする。当該被覆画像41は、不透過部N2によるものであることが好ましい。また、被覆画像41が表示される範囲は、第一表示領域111における特定画像が表示される箇所を含むものとされる(図14(c)には、第二表示領域121の全体に被覆画像41が表示される例を示す)。
実物画像切替演出は、実物装飾演出および画像装飾演出を含む。本実施形態では、実物装飾演出後、画像装飾演出が実行される。以下、各演出について説明する。
上記実施形態では、実物装飾演出に用いられる可動部材40(装飾部材)は、所定範囲(上記実施形態では原位置と演出位置の間)を変位することが可能なものであることを説明したが、動かないように固定されたものであってもよい。つまり、実物装飾演出にて透過部Mを通じて視認される装飾部(実物)を有する部材であればよい。より具体的に言えば、前後方向にて第二表示領域121に重なる装飾部を有する部材であればよい。
上記実施形態における可動部材40は、第一装飾部401および第二装飾部402を有するものであり、実物装飾演出においては透過部Mを通じて第一装飾部401は視認されるものの、第二装飾部402は画像表示部Nに覆われることを説明したが、可動部材40が第二装飾部402に相当するもの(実物装飾演出にて用いられない装飾部)を有していない構成としてもよい。つまり、透過部Mを通じて見せる装飾部のみを有するものであってもよい。上記実施形態でいう第二装飾部402のように透過部Mを通じて見せない装飾部を有するものである場合には、当該装飾部が画像表示部Nに覆われて見えにくい状態とすることが好ましい(不透過部N2に覆われて見えない状態とすることが好ましい)ということである。
上記実施形態における実物・画像切替演出は、原位置から演出位置に至るまで可動部材40が演出画像45(不透過部N2)に覆われることを説明したが、演出位置まで変位する可動部材40が視認されるようにしてもよい。すなわち、原位置から演出位置まで変位する可動部材40(第一装飾部401)が第二表示領域121の透過部Mを通じて視認されるものとしてもよい(図17(a)参照)。その後、上述した実物装飾演出(図17(b)参照)が実行されるようにする。ただし、上記実施形態のように可動部材40が実物装飾演出にて見せるべき部分(第一装飾部401)以外の部分(第二装飾部402等)を有するものである場合には、演出位置までの変位の際(図17(a)に示す変位の際)に第一装飾部401だけでなく第二装飾部402も視認されてしまうことが好ましくないと考えるのであれば、上記実施形態のように変位する可動部材40が演出画像45に覆われるようにすることが好ましい。
上記実施形態における実物・画像切替演出は、実物装飾演出から画像装飾演出に移行する態様であることを説明したが、画像装飾演出から実物装飾演出に移行する態様としてもよい(図18参照)。つまり、先に第二表示領域121における対象領域に演出画像45や装飾画像46が表示された画像装飾演出(図18(a)(b)参照)を実行し、その後当該対象領域が透過部Mとされて当該透過部Mを通じ第一装飾部401が視認される実物装飾演出(図18(c)参照)を実行する。
半透過演出(図19(b)参照)は、可動部材40が有する第一装飾部401を模した半透過装飾画像50を第二表示領域121に表示する演出である。つまり、当該半透過装飾画像50は、「エンブレム」を模したものとされる。当該半透過装飾画像50の態様(「エンブレム」の大きさや形状等)は、将来的に視認されることになる第一装飾部401の態様と略同じである。当該半透過装飾画像50は、第二表示領域121の一部である対象領域を半透過部N1とすることで表される。当該対象領域は、可動部材40が演出位置に位置するときに当該可動部材40の第一装飾部401が重なる部分である。本実施形態では、半透過演出において、第二表示領域121における半透過装飾画像50(半透過部N1)が表示された対象領域以外の領域は、不透過部N2とされる。以下、当該不透過部N2により表される画像を他画像51と称する。他画像51の態様はどのようなものであってもよい。本実施形態における他画像51は、黒一色の画像である(ただし、当否判定結果を示すための図柄等、必要な遊技情報を示す画像は表示されていてもよい)。
上記実施形態では、半透過演出、中継演出、実物演出という流れで演出が進行することを説明したが、その逆の流れで演出が進行するようにしてもよい。まず、可動部材40が演出位置に位置した状態で対象領域が透過部Mとされる実物演出が実行される(図21(a)参照)。その後、対象領域に半透過装飾画像50が表示された(図21(b)参照)上で、演出位置に位置する可動部材40が原位置に向かって変位を開始する。この際、可動部材40の第一装飾部401が対象領域(半透過装飾画像50)に重なる範囲が次第に小さくなっていくという変化が生じる(図21(c)参照)。これが中継演出である。第一装飾部401が対象領域に重ならない状態となったときには、第二表示領域121の対象領域に、第一装飾部401を模した半透過装飾画像50が表示される半透過演出に移行する(図21(d)参照)。このようにすることで、可動部材40の第一装飾部401(実物)が、それを模した半透明な画像に変化するという一連の演出となる。
中継演出の態様を上記実施形態とは異ならせる。半透過演出(図22(a)参照)が実行された後、対象領域が不透過部N2とされる。つまり、半透過部N1である半透過装飾画像50が消され、対象領域が不透過部N2とされる。本実施形態では、半透過装飾画像50が消された後、対象領域を含む第二表示領域121の全体が不透過部N2とされる(図22(b)参照)。当該不透過部N2により表される画像の態様はどのようなものであってもよいが、例えば第二表示領域121の全体が黒一色(ただし、当否判定結果を示すための図柄等、必要な遊技情報を示す画像は表示されていてもよい)とされることが考えられる。半透過演出においては、半透過装飾画像50が表示されていない領域に黒一色の他画像51が表示されるものであるから、中継演出にて第二表示領域121の全体に不透過部N2である黒一色の画像(中継画像52)が表示されるようにする。このようにすれば、半透過演出にて表示されていた他画像51が、対象領域まで広がったかのような印象を与えることが可能である。
露出演出では、第二表示領域121の一部である対象領域が透過部Mとされ、対象領域以外の部分が画像表示部Nとされるものである(図23(a)参照)。本実施形態では、対象領域が透過部Mとされ、対象領域以外の部分の全体が不透過部N2とされる。対象領域は、可動部材40が演出位置に位置するときに当該可動部材40の第一装飾部401が重なる部分である。
上記実施形態における補助画像55は、可動部材40における第一装飾部401以外の部分(第二装飾部402)を模したかのような画像(持ち手、鍔、刃の部分)であること、すなわち第一装飾部401および補助画像55により形成される一体的な演出形態(エンブレムを含む剣)が可動部材40を模したものであることを説明したが、補助画像55の態様は異なるものであってもよい。例えば、「盾」の少なくとも一部分を表すかのような画像が補助画像55として表示されるものとする(図24参照)。このようにすれば、第一装飾部401および補助画像55により構築される一体的な演出形態が「エンブレムを含む盾」となり、可動部材40とは異なる態様となる。つまり、「エンブレムを含む剣」である可動部材40とは異なる態様の演出形態が構築されることになる。
露出演出が発生することは遊技者に有利な事象として設定されている。具体的には、可動部材40が演出位置まで到達して演出位置に留まり、透過部Mを通じて第一装飾部401が視認される状態となる露出演出が発生することは、対象当否判定結果の大当たり信頼度が高くなる(後述する失敗演出よりも高くなる)成功演出(図25(b−1)参照)として設定され、可動部材40が演出位置に到達せず、または到達するとしても演出位置に留まらず、第一装飾部401が視認される状態とならない(一旦は、第一装飾部401が視認される状態となっても、当該状態が維持されずにすぐに第一装飾部401が視認されない状態となってしまうように変化する態様を含む)ことは失敗演出(図25(b−2)参照)として設定された構成とする。なお、この場合、透過部Mを通じて第一装飾部401が視認される状態となるか否かが分岐(成功・失敗の分岐)であることを示すような「煽り」(煽り演出)が発生するようにしてもよい。煽り演出の一例としては、透過部Mの周囲に煽りを示す画像を表示することが考えられる(図25(a)参照。当該図には、透過部Mに向かう放射状の画像が表示される例を示している)。煽り演出の別の例としては、結果(成功or失敗)に至る前の段階においては、対象領域を半透過部N1とし、当該半透過部N1に表示される画像により「煽り」を表現することが考えられる。つまり、対象領域が透過部Mとされるのは、可動部材40(第一装飾部401)が演出位置に到達した後であってよい。また、このような煽り演出を実行する場合、煽り演出の態様により、露出演出(成功演出)が発生する蓋然性が示唆されるようにしてもよい。
上記実施形態における露出演出は、対象領域が透過部Mとされるものであることを説明したが、対象領域が半透過部N1とされるものであってよい(図26参照)。当該半透過部N1により表される画像は、第一装飾部401を模したものとはされない。例えば、対象領域を半透明な靄のような色味がかった画像(以下、エフェクト画像56と称する)が表示された領域とし、可動部材40が演出位置に位置した状態においては当該エフェクト画像56が第一装飾部401を覆うように存在することになる。つまり、エフェクト画像56を介して第一装飾部401が視認されることになる(図26(c)参照)。なお、対象領域以外の箇所は不透過部N2とされる。不透過部N2にもエフェクト画像56の一部が含まれるようにしてもよい。
上記実施形態では、演出位置に位置する可動部材40の第一装飾部401の全体が透過部Mと重なる(可動部材40が演出位置に位置するときに第一装飾部401が重なる部分の全体が対象領域とされ、当該対象領域が透過部Mとされる)構成であるが、演出位置に位置する可動部材40の第一装飾部401の一部が透過部Mと重なる構成としてもよい。つまり、第一装飾部401の存在が把握できる程度に対象領域の一部が透過部Mとされた構成としてもよい。
上述した可動部材40は、第一装飾部401に相当する部分(「エンブレム」に相当する部分)のみ、原位置と演出位置との間を往復動作することが可能なものであるとする。なお、以下の可動演出の説明において単に可動部材40というときは、第一装飾部401に相当する部分をいうものとする。可動部材40は、少なくとも演出位置(第二表示領域121に重なる状態)において、振動(バイブ)することが可能であるとする。平面方向(前後方向に直交する平面方向)にわずかに揺れる(短い距離で往復動作する)、円を描くように動作するといった態様であれば、振動を表す態様はどのようなものであってもよい(遊技者が「振動」に見えるようなものであればよい)。
可動演出は、遊技者に対して操作手段の操作が促される操作演出中に実行されるものとする(図28(a)参照)。遊技者に対して要求される操作態様はどのようなものであってもよい。操作手段は、自動的に振動することが可能なもの(例えば押しボタン65)であるとする。可動演出として、強調画像60が表示されて可動部材40が振動している最中には、操作手段である押しボタン65も振動する構成とする(図28(b)参照)。より具体的には、押しボタン65の操作が演出に反映される操作有効期間中において、可動部材40が振動している(強調画像60が表示されている)最中に、押しボタン65が振動するような構成とする。つまり、可動部材40の振動と、操作手段である押しボタン65の振動がリンクする構成とする。
上記実施形態にて説明した強調画像60の態様はあくまで一例である。可動部材40の動作に則した態様の強調画像60であればよい。例えば、可動部材40が回転するものとし、当該回転に合わせた渦巻き状の画像が強調画像60として表示されるものとすることが考えられる。
可動部材40が動作した際、強調画像60が表示されるケース(強調画像有)(図30(a)参照)もあれば、強調画像60が表示されないケース(強調画像無)(図30(b)参照)もある設定とする。可動部材40の動作態様には実際に差が無い場合であっても、強調画像有の方が、強調画像無よりも、可動部材40の動作が激しい、大きい、といったように見えることになる(ただし、強調画像有の場合と強調画像無の場合とで、動作態様に差をつけることを否定するわけではない)。例えば、上記実施形態のように可動部材40が振動するものであれば、振動の態様が同じであっても、強調画像60が表示された場合の方が、強調画像60が表示されなかった場合よりも、可動部材40の振動が激しく見えることになる。
上述した通り、可動演出中は、透過部Mを通じて第一表示領域111も視認されることになる。第一表示領域111に表示される主画像67が、可動部材40の動作に合わせて動いているかのように表示される。例えば、可動部材40が振動する可動演出である場合、第一表示領域111に対してずれたかのように主画像67が表示される(「ずれ」の態様が経時的に変化する、いわゆる「シェイク」を発生させる)ようにする。すなわち、主画像67の外縁が、第一表示領域111の外縁に対してずれたかのように表示されるようにする(図31参照)。これにより、あたかも主画像67が振動しているかのように見える。なお、主画像67の内容(主画像67の外縁よりも内側に表される画像の内容)はどのようなものであってもよいから、図示を省略する(図27には、主画像67の外縁のみ示す)。
表示領域の一部または全部を、後方に位置する部材を視認することが可能な透過部、および当該透過部よりも後方に位置する部材の視認性に劣る画像表示部とすることが可能な透過型表示装置と、前記表示領域に重ならない露出部および前記表示領域の後方で少なくとも一部が重なる重畳部を有し、前記表示領域における前記重畳部に重なる重畳領域が前記透過部とされることで、前記露出部と前記重畳部により一体的な基本装飾形態が構築される装飾ユニットと、を備えることを特徴とする遊技機。
上記遊技機では、装飾ユニットの一部と透過型表示装置の表示領域の一部が重なった状態とされるから、装飾範囲が小さくなるのを抑制することが可能である。
前記露出部の方が、前記重畳部よりも前方に位置することを特徴とする手段1−1に記載の遊技機。
このようにすることで、装飾ユニットと透過型表示装置が占める前後方向のスペースを小さくすることが可能である。
前記重畳領域が前記画像表示部とされることで、当該画像表示部が表す重畳画像と前記露出部とにより一体的な特別装飾形態が構築されることを特徴とする手段1−1または手段1−2に記載の遊技機。
このように、透過型表示装置に表示される重畳画像を利用して、装飾形態を変化させること(基本装飾形態および特別装飾形態の一方から他方への切り替わりを実現すること)が可能である。
前記重畳画像として第一重畳画像が表示されることで、前記特別装飾形態である第一特別装飾形態が構築される演出と、前記重畳画像として前記第一重畳画像とは異なる態様の第二重畳画像が表示されることで、前記特別装飾形態である第二特別装飾形態が構築される演出と、を実行可能であることを特徴とする手段1−3に記載の遊技機。
このように、重畳画像の態様を異ならせることで複数の特別装飾形態が構築されるものとすることも可能である。
表現可能な画像の態様が無限である表示装置であって、表示領域の一部または全部を、後方に位置する部材を視認可能な半透過画像が表示された半透過部とすることが可能な透過型表示装置と、前記表示領域の後方に位置することが可能な部材であって、反射部を有する反射部材と、前記表示領域における前記反射部に重なる対象領域を前記半透過部とし、当該半透過部の半透過画像が前記反射部に写し出されたかのようにみえる被写演出を実行することが可能な演出実行手段と、を備えることを特徴とする遊技機。
上記遊技機は、透過型表示装置に表示される半透過画像が反射部材の反射部に写し出されたかのように見える面白みのある演出を実行することが可能である。
前記透過型表示装置は、表示領域の一部または全部を、前記半透過部よりも後方に位置する部材の視認性が高い透過部とすることが可能であり、前記被写演出は、前記対象領域を前記半透過部および前記透過部の一方から他方に変化させることを含むものであることを特徴とする手段2−1に記載の遊技機。
このようにすることで、透過部を通じて反射部材が視認される状態との対比により、半透過画像が反射部に写し出されたかのようにみえる状態が強調されることになる。
前記被写演出は、前記対象領域を前記半透過部および前記透過部の一方から他方に交互に変化させることを連続的に行うものであることを特徴とする手段2−2に記載の遊技機。
このようにすることで、反射部材(反射部)が三次元的に見える演出となる。
第一表示装置の第一表示領域に特定画像が表示されることが遊技者に有利な事象として設定された特定演出を実行する演出実行手段と、少なくとも一部が前記第一表示領域に重なる演出位置に位置することが可能な部材であって、前記特定画像の少なくとも一部を模した部分を有する可動部材と、を備え、前記特定演出において前記第一表示領域に前記特定画像が表示されるよりも前に、前記可動部材が前記演出位置に位置させられることを特徴とする遊技機。
上記遊技機の特定演出は、特定画像を模した部分を有する可動部材により、遊技者に有利な事象として設定された特定画像が表示されることが前もって示されるという面白みのある演出である。
当否判定に用いられる当否判定情報の存在を示す保留図柄として通常図柄、および当該通常図柄よりも対応する当否判定結果が当たりとなる蓋然性が高い特定図柄が設定されており、前記特定画像は、前記特定図柄を表すものであることを特徴とする手段3−1に記載の遊技機。
・手段3−3
前記特定図柄は、第一要素部および第二要素部を含むものであり、前記通常図柄は、前記第二要素部を含まず、前記第一要素部を含むものであり、前記特定演出が成功結末となる場合、前記通常図柄が変化して前記特定図柄が表示された状態に至ることを特徴とする手段3−2に記載の遊技機。
上記特定演出は、有利な保留図柄である特定図柄が表示される際に利用することができる。
前記可動部材は、前記第一要素部の少なくとも一部を模した第一装飾部、および前記第二要素部の少なくとも一部を模した第二装飾部を有することを特徴とする手段3−3に記載の遊技機。
特定図柄は、第一要素部および第二要素部を含むものであり、可動部材は、第一要素部に対応する第一装飾部および第二要素部に対応する第二装飾部を有するものであるから、可動部材が特定図柄に対応していることが分かりやすい。通常図柄は、第二要素部を含まず、可動部材は第二要素部に対応する第二装飾部を有するものであるから、可動部材が通常図柄に対応していないということが分かりやすい。
第二表示領域を有し、当該第二表示領域の一部または全部を、後方に位置する部材を視認することが可能な透過部、および当該透過部よりも後方に位置する部材の視認性に劣る画像表示部とすることが可能な第二表示装置を備え、前記可動部材が前記演出位置に至るまでの間は前記可動部材が前記第二表示領域の前記画像表示部に覆われた状態とされ、前記可動部材が前記演出位置に至った後、前記第二表示領域の前記透過部を通じて前記可動部材が視認される状態とされることを特徴とする手段3−1から手段3−4のいずれかに記載の遊技機。
このようにすることで、可動部材が演出位置に向かう動作が画像表示部に覆われて見えにくくなるから、可動部材が突然表れる(露出する)という驚きのある演出を実行することが可能である。
表示領域の一部または全部を、後方に位置する部材を視認することが可能な透過部、および当該透過部よりも後方に位置する部材の視認性に劣る画像表示部とすることが可能な透過型表示装置と、前記表示領域の後方に位置することが可能な装飾部を有する装飾部材と、前記表示領域における前記装飾部が重なる対象領域を前記透過部とした実物装飾演出、および、当該対象領域を前記画像表示部とした上で当該対象領域を含む領域に前記装飾部を模した装飾画像が表示される画像装飾演出の一方から他方に移行する実物・画像切替演出を実行する演出実行手段と、を備えることを特徴とする遊技機。
上記遊技機は、装飾部材が有する装飾部(実物(有体物))および当該装飾部を模した装飾画像(無体物)の一方が他方に変化したかのように見える面白みのある演出を実行することが可能である。
前記画像装飾演出は、経時的に前記装飾画像の大きさが変化するものであることを特徴とする手段4−1に記載の遊技機。
このようにすることで、遊技者に見せる対象が実物であるがゆえ大きさを変化させることができない実物装飾演出と、画像装飾演出の差が明確になる。例えば、実物装飾演出から画像装飾演出に移行するのであれば、実物からそれを模した画像に切り替わったということが強調される。
前記装飾部材は、前記装飾部以外の部分を有し、前記実物装飾演出において当該装飾部以外の部分は、前記表示領域における前記画像表示部とされた部分に覆われていることを特徴とする手段4−1または手段4−2に記載の遊技機。
このようにすることで、実物装飾演出においては、装飾部以外の部分が見えにくくなる(遊技者に見せるべき部分である装飾部が強調される)。
前記装飾部材は、前記実物装飾演出において位置する演出位置を含む所定範囲を変位することが可能なものであり、前記実物・画像切替演出は、前記画像装飾演出から前記実物装飾演出に移行するものであり、前記装飾部材は、前記画像装飾演出中に前記演出位置に向かって変位するものであって、前記表示領域に重なる状態においては前記演出位置に到達するまで当該表示領域における前記画像表示部とされた部分に覆われることを特徴とする手段4−1から手段4−3のいずれかに記載の遊技機。
このようにすることで、実物装飾演出が開始されたときに突然「実物」である装飾部が現れたかのような印象を与える演出とすることが可能である。
表示領域の少なくとも一部を、後方に位置する部材を視認可能とする透過部、および当該透過部よりも後方に位置する部材の視認性に劣る半透過部とすることが可能な透過型表示装置と、装飾部を有し、当該装飾部が前記表示領域の対象領域の後方に重なる演出位置に位置することが可能な可動部材と、前記可動部材を前記演出位置に位置させずに前記対象領域に前記装飾部を模した半透過装飾画像を表示して当該対象領域を前記半透過部とした半透過演出、および前記可動部材を前記演出位置に位置させて前記対象領域を前記透過部とした実物演出を実行する演出実行手段と、を備えることを特徴とする遊技機。
上記遊技機によれば、装飾部を模した画像(半透過装飾画像)がぼんやりと見える状態(半透過演出)、および、装飾部そのものが明確に見える状態(実物演出)の一方から他方に変化するという面白みのある演出を実行することが可能である。
前記半透過演出が実行された後、前記演出位置に位置していなかった前記可動部材が前記演出位置まで変位する際に前記半透過装飾画像と当該半透過装飾画像を通じて視認される前記装飾部が重なる範囲が次第に大きくなっていく中継演出を経て、前記可動部材が前記演出位置に到達した後、前記対象領域が透過部とされて前記実物演出が実行されることを特徴とする手段5−1に記載の遊技機。
上記中継演出においては、半透過画像が装飾部(実物)に置き換わっていく様が見えることになる。
前記透過型表示装置は、表示領域の少なくとも一部を、後方に位置する部材を視認することが困難または不可能な不透過部とすることが可能であり、前記半透過演出が実行された後、前記対象領域が前記不透過部とされた上で前記演出位置に位置していなかった前記可動部材が前記演出位置まで変位する中継演出を経て、前記可動部材が前記演出位置に到達した後、前記対象領域が透過部とされて前記実物演出が実行されることを特徴とする手段5−1に記載の遊技機。
上記中継演出を経ることで、半透過装飾画像が、突然、装飾部(実物)に変化したかのような一連の演出とすることが可能である。
表示領域の一部または全部を、後方に位置する部材を視認することが可能な透過部、および当該透過部よりも後方に位置する部材の視認性に劣る画像表示部とすることが可能な透過型表示装置と、前記表示領域の後方で当該表示領域に重なる位置に位置することが可能な装飾部を有する可動部材と、前記表示領域における対象領域を前記透過部とした上で、前記装飾部が前記透過部に重ならない位置から、前記装飾部が前記透過部に重なる位置まで前記可動部材を変位させる露出演出を実行する演出実行手段と、を備えることを特徴とする遊技機。
上記露出演出は、透過部とされた領域に可動部材(装飾部)が現れるという面白みのある演出である。
前記透過部は、前記画像表示部に囲まれた部分であり、前記露出演出において前記透過部を通じて前記可動部材の一部が視認可能となるまで、前記画像表示部に覆われた状態で前記可動部材が変位することを特徴とする手段6−1に記載の遊技機。
このようにすることで、変位する可動部材が画像表示部により見えにくくなるから、可動部材(装飾部)が突然露出したかのような印象を高めることが可能である。
前記露出演出は、前記画像表示部に含まれる補助画像と、前記透過部を通じて視認される前記装飾部とが、一体的な演出形態を構築するものであることを特徴とする手段6−1または手段6−2に記載の遊技機。
このように、透過部を通じて露出した装飾部(有体物)と、画像表示部が含む補助画像(無体物)とを組み合わせた演出形態が構築されるようにすることも可能である。
表示領域の一部または全部を、後方に位置する部材を視認することが可能な透過部、および当該透過部よりも後方に位置する部材の視認性に劣る画像表示部とすることが可能な透過型表示装置と、前記表示領域の後方に位置することが可能な可動部材と、前記透過部を通じて前記可動部材の動作が視認されつつ、当該可動部材の動作が前記画像表示部により表される強調画像により強調される可動演出を実行する演出実行手段と、を備えることを特徴とする遊技機。
上記遊技機によれば、可動部材の動作が強調画像により強調されるから、可動部材を用いた演出を分かりやすくすることが可能である。
前記強調画像の一部は、前記可動部材に重なるように表示されることを特徴とする手段7−1に記載の遊技機。
透過型表示装置の表示領域は可動部材の前方に位置するものであるから、可動部材の前方に重なるように強調画像を表示することも可能である。
前記可動演出において、前記可動部材は振動するものであり、前記強調画像は、前記可動部材の外縁から次第に離れていくように表示されるものである手段7−1または手段7−2に記載の遊技機。
このようにすることで、可動部材の振動を強調することが可能である。
前記可動演出は、遊技者に対して操作手段の操作が促される操作演出中に実行されるものであり、前記強調画像が表示されている際、前記操作手段が振動することを特徴とする手段7−3に記載の遊技機。
このようにすることで、可動部材を介して操作手段が振動していることを強調することが可能である。
11 第一表示装置
111 第一表示領域
12 第二表示装置
121 第二表示領域
M 透過部
N 画像表示部(N1 半透過部 N2 不透過部)
20 装飾ユニット
21 露出部(211 第一露出部 212 第二露出部)
22 重畳部
C 装飾キャラクタ
21c 頭部
22c 身体部
121L 重畳領域
13 重畳画像
131 第一重畳画像
132 第二重畳画像
30 反射部材
301 反射部
31 半透過画像
40 可動部材(装飾部材)
401 第一装飾部
402 第二装飾部
41 被覆画像
45 演出画像
46 装飾画像
50 半透過装飾画像
51 他画像
52 中継画像
55 補助画像
56 エフェクト画像
60 強調画像
65 押しボタン
66 指示画像
67 主画像
70 保留図柄
71 変動中保留図柄
72 変動前保留図柄
70n 通常図柄
70s 特定図柄(特定画像)
701 第一要素部
702 第二要素部
80 識別図柄
Claims (1)
- 表現可能な画像の態様が無限である表示装置であって、表示領域の一部または全部を、後方に位置する部材を視認可能な半透過画像が表示された半透過部とすることが可能な透過型表示装置と、
前記表示領域の後方に位置することが可能な部材であって、鏡面処理が施された反射部を有する反射部材と、
前記表示領域における前記反射部に重なる対象領域を前記半透過部とし、当該半透過部の半透過画像が前記反射部に写し出されたかのようにみえる被写演出を実行することが可能な演出実行手段と、
を備えることを特徴とする遊技機。
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