JP2020171228A - 反射材及びその製法 - Google Patents

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Abstract

【課題】植物の最適位置へ反射光を適正に照射できるようにする。【解決手段】円板状の原板30を、ワンパンチにて、中心穴26、分離部28、係合凸部34、係合凹部35を同時に形成する。茎(幹)14や枝16をスリット28から中心穴26へ入れ、係合凸部34と係合凹部35を重ねて係合凸部34を押し込むと、係合凹部35と係合するとともに、略円錐形状の反射材20をなして、茎(幹)14又は枝16へ直接取付けられ、反射光を適正場所へ照射する。【選択図】図1

Description

この発明は、果実等に反射光を照射して、その育成を促すための反射材及びその製法に関する。
果実に光を照射するため、人工光源とこの移動機構を備えた人工光照明装置は公知である(一例として特許文献1参照)。
また、果実の着色を良好にするため、地面に反射シートを広げて反射光を果実へ照射することも知られている。
国際公開第2016/189773号公報
人工光照明装置は高価であるとともに、植物の自由な成長に合わせて光源を最適位置へ移動調整することが必ずしも容易ではない。
また、反射シートを地面に広げる場合も、果樹の上部などには十分な光量の反射光が届きにくくなるなど、必要とする場所へ適正光量の反射光を確保することが困難な場合がある。
そこで本願は、植物の最適場所へ適正光量の反射光を照射でき、かつ安価な反射材及びその製法を提供する。
上記課題を解決するため、本願発明に係る反射材は、円形の反射面(22・24)と、その中心に形成される中心穴(26)と、この中心穴から径方向外方に達する分離部(28)とを備え、
植物の取付対象部を前記分離部(28)から前記中心穴(26)へ密に入れることにより、植物の取付対象部へ直接着脱自在に取付けることを特徴とする。
また、その製法は、平板状の反射性部材(31)から円板状の原板(30)をカットするとともに、この原板は、中心穴(26)と、この中心穴から径方向外方へ延びて外周へ達する分離部(28)とを同時に形成することを特徴とする。
このとき、分離部(28)を挟む一対の端縁(33)を重ね合わせることにより、略円錐形の立体形状にすることもできる。
本願の反射材によれば、円形の反射面を備え、中心穴と分離部を有するので、植物の取付対象部を分離部から中心穴内へ密に入れることにより、反射材を植物の取付対象部へ直接着脱自在に取付けることができる。このため、反射光を必要とする適所へ容易に設置することができ、適切な光量の反射光を照射できる。しかも、光源や移動機構を必要としないので安価に供給できる。
また、本願の製法によれば、平板な反射性部材に対して円板状に原板をカットするとともに、中心穴と分離部を同時に形成するので、ワンパンチで容易かつ迅速に成形することができる。しかも、分離部(28)を挟む一対の端縁(33)を重ね合わせると、略円錐形の立体形状にすることができ、凹部側の反射面を集光面、反対側の反射面を拡散光面とすることができる。
反射材を果実植物に取付けた使用状態を示す図 取付状態における反射材の拡大断面図 反射材の斜視図 原板の平面図 係合部の拡大図 係合部における係合時状態の説明図 係合工程の説明図 反射材の変形例の断面図 他の変形例の断面図
以下、図面に基づいて一実施形態を説明する。
図1は、果実植物10に対して反射材20を取付けた状態を示す。なお、反射材20は直径方向の断面で示してある。
この果実植物10は、リンゴや桃などの適宜果実12を有する果樹や、トマトやパプリカ等の適宜果実12を有する果菜類からなる。果菜類は、地面から高く離れた果実も照射できるようにするため、比較的高性になるものが好ましい。
この果実植物10は茎(幹)14を、その周囲へ張り出す多数の枝16を備え、枝16には果実12が垂れ下がり状もしくは起立状等種々に形成されている。また、この図では省略されているが、多数の葉も形成されている。
茎(幹)14や枝16には反射材20が直接取付けられている。茎(幹)14や枝16は本願発明における反射材の取付対象部である。
反射材20は、ほぼ上方へ向かって拡開する傾斜面を有する略円錐状をなす部材であり、反射材20へ向かって最適光量の反射光を照射する位置に設けられている。
なお、反射光は、反射材20の内面22により集光方向に形成される反射光R1と、外面24により拡散方向に形成される反射光R2を含む。
反射材20の設置位置は、反射光R1が果実12を照射するのに最適な位置とする。
なお、反射材20は茎(幹)14及び枝16に対して着脱自在である。また茎(幹)14及び枝16の長さ方向に沿って移動することも自在であり、植物の成長に合わせて取付位置も適宜移動もしくは変更して調整できる。
さらに、反射材20の茎(幹)14及び枝16に対する取付角度も自由に調整でき、茎(幹)14及び枝16に対して適当に傾けて取付けることにより、反射光の方向を最適となるように調整できる。
図2は反射光の説明図、図3は果実植物10単品の斜視図である。
図2に示すように、反射材20は、中心線CLに直交する水平面hに対してθなる傾きを有する反射面21(傾斜面)を有する。この反射面21により、図3にも示すように、反射材20は、図の上方へ向かって開放された略円錐状の容器状をした立体形状をなす。なお、反射材20は中心線CLに沿って見たとき円板状をなす。
反射面21の上方は凹部をなし、この凹部に臨む反射面21の表面を内面22とする。また、凹部の反対側は、図の下方へ凸状をなし、この凸側の表面を外面とする。
内面22は、反射材20からの反射光よりなる自然光や人工光もしくは他の種々な方向の入射光Lを中心線CL方向へ集めるように反射する反射光R1とする集光面をなす。
外面24は、逆に、入射光を中心線CLから離れる方向へ反射して拡散させる反射光R2とする拡散面をなす。
外面24による拡散光は、植物の果実12や葉などへ光を集中させずに分散して照射することにより広範囲に照射して、果実12等の生育を促すことにより、光を有効利用する。
反射材20の中心部には、中心穴26が貫通して形成され、ここに茎(幹)14や枝16を通すようになっている。中心穴26の直径は、取付対象として最小の細枝の直径よりもさらに小さい程度の小さなものである。
中心穴26の周囲には、放射方向へ複数の中心穴スリット23が形成されている。中心穴スリット23の一端は中心穴26に達して開放され、他端は止め穴25に達している。
止め穴25は、中心穴スリット23から反射面21へ向かって破れが進まないようにするためのものであり、中心穴26を囲む共通の同心円(仮想)上に形成されている。
反射面21のうち、隣り合う中心穴スリット23の間において、中心穴26に臨む部分が自由変形できる自由端27をなす。
この自由端27を設けることにより、中心穴26より大きな直径の茎(幹)14や枝16を中心穴26に通しても、自由端27が変形してこれを通すとともに、自由端27が茎(幹)14や枝16の外周に密着して長さ方向への移動を阻止する。
このため、反射材20は中心穴26により、茎(幹)14及び枝16の外周へ直接固定される。
また、自由端27が変形自由なため、反射材20を茎(幹)14及び枝16へ直接取付けても、茎(幹)14及び枝16が傷付かないように保護される。
しかも、反射材20を長さ方向へ力を加えることにより、自由端27を変形させて反射材20を移動させることができる。このため、反射材20を取り外すことなく、植物の成長に合わせて反射材20の取付位置を長さ方向へ移動及び変更調整可能になる。
なお、中心穴スリット23の数や長さは適否に設定できる。
また、図3及び図4において、中心穴スリット23、止め穴25及び自由端27の符号指示は、煩雑さを避けるため、一部だけとし、他は省略している。符号Oは反射材20及び中心穴26の中心である。
次に、反射材20の成形方法を説明する。
図4は、反射材20の基になる円板状の原板30を成形する状態を示す。原板30は略円板状をなし、反射性部材31からカットされる。
反射性部材31は、反射しやすい素材、例えば白色の平板状をなすシート状部材であり、復元弾性に富む、腰がありかつ軽い軟質フォーム材料からなり、例えば発泡スチロールからなる。ただし、ポリエチレンフォーム、ポリウレタンフォーム等適宜フォーム材料が可能である。また、雨に濡れても重くならないようにするため、独立気泡性のものが好ましい。
なお、腰があるとは、所定大きさの外力(風など)に対して形状保持が可能な剛性を備え、かつ所定大きさを越えた外力により変形しても、この大きな外力が除かれると変形前の状態へ復元する弾力を有する状態を意味する。また、後述する係合部において係合時に曲げても、折れ線を形成して復元できない状態に折れ曲がるようなことがなく、曲げの力を除くと曲げる前の状態に復元できるような性質も含む。
この反射性部材31に対して、原板30の外径より若干大きな所定形状に形成されたパンチ型(図示省略)によりプレスカットすれば、原板30が形成される。32はこのときの抜き溝である。
なお、このプレスカット時において、中心穴26、中心穴スリット23、止め穴25及びスリット28並びに係合凸部34及び係合凹部35が同時に形成される。係合凸部34及び係合凹部35は本願発明における係合部を構成する。
スリット28は、原板30の径方向に、中心穴26から原板30の外周部まで連続して形成あれるスリット状の分離部であり、スリット28に臨む一対の端縁33を周方向へ分離し、原板30の外方から茎(幹)14及び枝16をスリット28を通して中心穴26へ密に入れるようになっている。
このスリット28を設けることにより、原板30を、茎(幹)14や枝16の側方よりその外周へ取付けることができる。スリット28の幅W7(図5)の大きさは自由である。但し、できるだけ狭い方が組立時の反射面積を大きくできる。
係合凸部34及び係合凹部35は、中心穴26の同心円E1及びE2上に形成される。係合凸部34は一方の端縁33近くに一つ形成される。
係合凹部35は他方の端縁33近くから、同心円E1及びE2上に周方向へ所定間隔もしくは不等間隔で複数形成される。但し、単一でもよい。
図5は図4の丸囲み部における係合凸部34及び係合凹部35を拡大して示す図である。なお、図5中の丸囲み部Aに、係合凸部34の曲げ時状態、同Bに係合凹部35の曲げ時状態を併せて示してある。
係合凸部34は、径方向にて比較的幅の狭い基部36と、その端縁33側に径方向内外へ張り出した係合拡大部37を有するよう、抜き溝38により切り出される。但し、基部36の係合拡大部37と反対側部分は、反射面21と連続して切り離されておらず、接続部39をなす。
係合拡大部37は、丸囲み部Aに示すように、上から指で押すことにより下方へ押し出され、係合拡大部37は接続部39から曲がるようになっている。但し、指を放すと、復元弾性により係合拡大部37及び基部36は曲がりからほぼ水平状態に戻る。また、係合拡大部37を下方へ切り起こし状に曲げると、抜き溝38に沿って、係合拡大部37が下方へ突出した後の穴38aが形成される。この穴38aも、係合拡大部37が復元変形するとほぼ消滅する。
係合凹部35は、径方向へ延びる抜き溝40と、その中間部から周方向へ延びる抜き溝42を略T字状に形成し、各抜き溝40及び抜き溝42の端部を係合凹部35にて止めたものである。
抜き溝40と抜き溝42の接続部44は連続している。したがって、係合凹部35は、抜き溝42を挟んで径方向外側及び内側の部分が自由変形部46をなしている。
丸囲み部Bに示すように、抜き溝42の上から係合拡大部37を下方へ押し込むと、各自由変形部46は抜き溝42を押し開き、接続部44から下方へ曲がるようになっている。この自由変形部46の曲がりにより、抜き溝42部分は大きな開口48をなし、この開口48を通って係合拡大部37を下方へ押し出すことが可能になる。
なお、抜き溝40の長さ(径方向幅W5)は、基部36の径方向幅W1と略等しい。抜き溝42の周方向長さは、係合拡大部37の周方向長さよりも長くなっている。
図6は係合凸部34の大きさを説明するための図であり、係合凸部34を係合凹部35の上へ重ねた状態を示す。基部36及び係合拡大部37の上には、指Fもしくはこの指Fを収容した手袋の指部Gが係合凸部34を押すために置かれる。基部36の径方向幅W1及びこれより大きい係合拡大部37の径方向幅W2は、それぞれ指Fの先端部の幅W3もしくは手袋の指部Gにおける先端部の幅W4と同程度以上になっている。このため、係合凸部34を指Fの先端部もしくは手袋の指部Gで押すことができる。
このようにすると、指Fの先端部もしくは手袋の指部Gで係合凸部34を押すだけで容易に係合凸部34を係合凹部35と係合させることができる。
しかも、係合凸部34と係合凹部35は、上下に重ねて下方へ押し込むだけで係合できるので、係合作業が迅速である。
そのうえ、係合凸部34と係合凹部35は原板30のカット時と同時にワンパンチで形成されるので製造が容易になる。
特に、手袋の指部Gにより係合作業をできるようにしたので、作業中に手袋を着脱せずに済むため、大幅に作業性が向上する、
また、反射材20の素材を腰のあるものにしたので、係合後に指Fもしくは手袋の指部Gを放すと、係合凸部34及び係合凹部35の変形が復元し、係合状態を堅固に維持できる。また、係合凸部34の折りしわが付いたままにならないので、強い係合が可能であり、係合凸部34の曲がったままになることにより、開口部が形成されたままとなることがないので、反射面積の減少を防ぐことができる。
図7は係合工程を示す。
図7のAは、図5の7−7線断面である。この図において、係合凸部34側の端縁33を係合凹部35側の端縁33の上に重ねると、原板30は、略円錐形の立体形状をなす反射材20になる。
さらに、係合凸部34を係合凹部35の上に重ねると、図7のBのようになるので、係合凸部34を指F(もしくは手袋の指部G)で下方に押す。
すると、図7のCに示すように、係合凸部34は、係合拡大部37が係合凹部35の抜き溝42を押し開いて自由変形部46を曲げることにより、係合凹部35の下方へ突出する。
係合拡大部37の径方向幅W2は、抜き溝40の径方向幅W5よりも大きいため、係合拡大部37の径方向両端部が抜き溝40の両端部へ係合し、両端縁33が連結され、反射材20となる。
次に、反射材20の使用方法を説明する。
まず、図4に示すように、反射性部材31から原板30をカットする。
この原板30のスリット28を植物の取付対象部となる茎(幹)14や枝16の側部へ当て、スリット28内へ押し込み、自由端27を変形させて中心穴26内へ入れる。
この状態から、係合凸部34側の端縁33を係合凹部35側の端縁33の上へ重ね、さらに係合凸部34を係合凹部35の上へ重ね、係合凸部34を指F(又は手袋の指部G)で押すと、係合凸部34と係合凹部35が係合する。
これにより、反射材20は略円錐形の立体形状となり、かつ茎(幹)14又は枝16は、中心穴26内へ自由端27の弾性変形により弾力的に支持されることにより、直接固定される。
このように、円形の反射面21と、その中心に形成される中心穴26と、この中心穴から径方向外方に達する分離部28とを備え、植物の取付対象部を分離部28から中心穴26へ密に入れることにより、植物の取付対象部へ直接着脱自在に取付けた。
このため、反射材20を植物の反射光を必要とする場所へ、簡単かつ迅速に設置できる。その結果、最適な場所で十分な光量の反射光を照射可能になる。しかも、軽量にできるので植物への直接取付が可能になり、かつ安価に製造できる。
また、中心穴26は、径方向へ放射状に延びる複数の中心穴スリット23を周囲に備えるので、中心穴26の周囲部分が変形自由な自由端27となる。このため、植物の取付対象部を中心穴26へ密に入れても、自由端27の変形により植物の取付対象部を支持するので、植物の取付対象部に対する反射材20の直接取付を可能にするとともに、植物の取付対象部を傷つけないように保護できる。
さらに、分離部28を挟んで、対向する一対の端縁33を重ねることにより、略円錐形の立体形状をなす反射材20としたので、植物に対する固定と同時に反射材20を略円錐形の立体形状にすることができる。
また、重ね合わされた端縁33は、それぞれに設けられた係合凸部34と係合凹部35により結合されるので、分離部28を容易に連結して閉じることができる。
そのうえ、係合凸部34は、係合凹部35へ重ねられた状態で、押し込むことにより係合凹部35へ係合されるので、簡単かつ迅速に係合でき、作業性が向上する。特に、係合部の大きさを、手袋の指部Gで押すことができる程度にすれ、手袋を外さずに係合作業ができるので、反射材20の取付作業が効率化する。
また、本願発明における反射材の製法は、平板状の反射性部材31から円板状の原板30をカットするとともに、この原板は、中心穴26と、この中心穴から径方向外方へ延びて外周へ達する分離部28とを同時に形成し、その後、この分離部28を挟む一対の端縁33を重ね合わせることにより、略円錐形の立体形状にすることを特徴とする。
このようにすると、平板状の部材をワンパンチでカットするだけですむので、製造が容易かつ短時間で済むことになり、製造コストも安価になる。
また、分離部28を挟む一対の端縁33のうち、一方の端縁33に設けられた係合凸部34と、他方に設けられた係合凹部35を、前記原板30の形成と同時に形成するとともに、
この係合凸部34を係合凹部35へ重ね合わせて、係合凸部34を押し込むことにより、係合凸部34と係合凹部35するので、係合することにより、平板状の原板30を略円錐形の立体形状をなす反射材20を容易に形成できるとともに、係合も簡単にすることができる。
なお、本実施形態では、複数の係合凹部35を設けてある。したがって、係合凹部35を選択して係合凸部34を係合すると、円錐形状が変化し、反射面21の傾斜角度θ(図2)が変化する。すなわち、端縁33から遠い係合凹部35と係合すると傾斜角度がきつくなる。したがって、反射面21の傾斜角度θを調整可能となり、使用目的に応じて反射光の光量を調整する自由度を大きくできる。
その後、必要により茎(幹)14や枝16の取付対象部に対する反射材20の取付角度を調整する等すれば、反射材20の内面22による集光及び外面24による拡散光により、果実12の熟成や植物全体の育成が促進される。
また、植物の成長に応じて、外面24の位置を茎(幹)14や枝16の長さ方向に沿って調整して、反射光の最適化を図ることができる。
なお、本願は上記実施形態に限らず、種々変形可能である。
例えば、図7に示すように、反射面21を階段状にすれば、反射効率を変えずに全体を薄くすることができる。
また、図8に示すように、反射面21を曲面状にすることもできる。このようにすれば、特定の照射ポイントに向けた集光量をより大きくすることができる。符号Oは反射面21をなす凹曲面の中心である。
なお、図7及び8の例は、いずれもプレス成形により形状を成形する必要がある。但し、これらの例でも、ワンパンチで中心穴26、中心穴スリット23、スリット28、係合凸部34、係合凹部35の形成が可能である。
10:果実植物、12:果実、14:茎(幹)、16:枝、20:反射材、21:反射面、22:内面、23:中心穴スリット、24:外面、25:止め穴、27:自由端、30:原板、31:反射性部材、34:係合凸部、35:係合凹部、F:指、G:手袋の指部

Claims (7)

  1. 円形の反射面(22・24)と、その中心に形成される中心穴(26)と、この中心穴から径方向外方に達する分離部(28)とを備え、
    植物の取付対象部を前記分離部(28)から前記中心穴(26)へ密に入れることにより、前記植物の取付対象部へ直接着脱自在に取付けることを特徴とする反射材。
  2. 前記中心穴(26)は、径方向へ放射状に延びる複数の中心穴スリット(23)を周囲に備えることを特徴とする請求項1の反射材。
  3. 前記分離部(28)を挟んで、対向する一対の端縁(33)を重ねることにより、略円錐形の立体形状をなすことを特徴とする請求項1又は2の反射材。
  4. 前記重ね合わされた端縁(33)は、それぞれに設けられた係合凸部(34)と係合凹部(35)により結合されることを特徴とする請求項3の反射材。
  5. 前記係合凸部(34)は、前記係合凹部(35)へ重ねられた状態で、押し込むことにより前記係合凹部(35)へ係合されることを特徴とする請求項4の反射材。
  6. 平板状の反射性部材(31)から円板状の原板(30)をカットするとともに、この原板は、中心穴(26)と、この中心穴から径方向外方へ延びて外周へ達する分離部(28)とを同時に形成し、その後、この分離部(28)を挟む一対の端縁(33)を重ね合わせることにより、略円錐形の立体形状にすることを特徴とする反射材の製法。
  7. 前記分離部(28)を挟む一対の端縁(33)のうち、一方の端縁(33)に設けられた係合凸部(34)と、他方に設けられた係合凹部(35)を、前記原板の形成と同時に形成するとともに、
    この係合凸部(34)を前記係合凹部(35)へ重ね合わせて押し込むことにより、前記係合凸部(34)と前記係合凹部(35)を係合することを特徴とする請求項6の反射材の製法。
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