JP2020170513A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】投資家に関する各種情報を踏まえて、ファンドの販売、管理を効率的に実現すること。【解決手段】サーバ1において、投資家情報管理部101は、t台の車両Tの組合せからなるトラックファンドFを購入し得る投資家I−1乃至I−nの夫々の投資家情報を管理する。車両情報管理部102は、t台の車両Tの夫々に関する車両情報を管理する。評価部103は、管理されている投資家情報に基づいて、1以上の投資家Iの夫々に対して所定の評価基準による評価を行う。マッチング部104は、評価部103による評価の結果と、投資家情報と、車両情報とに基づいて、評価がなされた1以上の投資家Iの夫々と、1以上のトラックファンドFの夫々とのマッチングを行う。これにより、上記の課題を解決する。【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理装置に関する。
従来より、ファンドにおける投資活動は多岐に渡り、様々な形で関連するビジネスが提案されている。そのような状況において、企業等に対して車両や建設機器等の特殊機器のリースやレンタルを投資の対象とする新しいサービスも提案されている。
この点、上述のサービスを含む専門的な投資に関するサービスを提供しようとする場合、それに対応するための多くの専門知識が必要となるのが通常であり、例えば、夫々のファンドに適した有用な情報を収集する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−149975号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載の技術を含む従来技術のみでは、まず初めに特定の投資案件が存在するという前提の下、夫々の投資案件に関する専門知識を有する者のみが投資を行うのが通常であり、現存する顧客に合わせたファンドを組成したり、適合するファンドをマッチングしたり、ということは一般的ではなかった。
また、そもそも、このような状況であるから、ファンド組成をする者の側から投資家を評価するということも行われていなかった。
本発明は、このような状況を鑑みてなされたものであり、投資家に関する各種情報を踏まえて、ファンドの販売、管理を効率的に実現するための技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理装置は、
1以上の車両の組合せからなる投資ファンドを購入し得る1以上の投資家の夫々に関する第1情報を管理する第1管理手段と、
前記1以上の車両の夫々に関する第2情報を管理する第2管理手段と、
前記第1管理手段により管理されている前記第1情報に基づいて、前記1以上の投資家の夫々に対して所定の評価基準による評価を行う評価手段と、
前記評価手段による前記評価の結果と、前記第1情報と、前記第2情報とに基づいて、前記評価がなされた前記1以上の投資家の夫々と、1以上の前記投資ファンドの夫々とのマッチングを行うマッチング手段と、
を備える。
本発明によれば、投資家に関する各種情報を踏まえて、ファンドの販売、管理を効率的に実現することができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置が適用されるトラックファンドの運営形態の一例を示す図である。 組成されたトラックファンドの具体例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るサーバを含む情報処理システムの構成の概略を示す図である。 図3の情報処理システムのうちサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 図3の情報処理システムのうちサーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態の情報処理装置が適用されるトラックファンドの運営形態の一例を示す図である。
図1に示すトラックファンドFの運営形態では、業務用貨物運搬用車両T(以下単に「車両T」と呼ぶ)を投資対象の1つとしてファンドマネージャFMがトラックファンドFを運営する。トラックファンドFでは、車両Tに対して複数の投資家Iから投資された資金を運用し、運用益を各投資家Iに還元する。
トラックファンドFの投資対象は、車両Tであり、本明細書では業務用貨物運搬用車両が採用されているが、車両Tは特に限定されない。例えばトラックやトレーラー等の貨物運搬用車両、フォークリフト、ミキサー車、タンクローリー、ダンプカー、杭打ち車等の工事用車両、トラクター等の農業用車両、バス等の乗客を乗せるための車両、新車、等新古車等、あらゆる車両を含めることができる。
なお、車両Tの中には、トラクターとトレーラー(荷台や客車)とに分割可能な牽引自動車を含めることができる。ここで、トラクターとトレーラーとは、移動時には結合されるが、保管時には分割が可能であるため、借主Rにとっては、トラクターが1台以上あれば、それより多くのトレーラーを保管しておくことも可能である。
そこで、本実施形態は、トラクターとトレーラーを別々に取扱い、夫々単体でトラックファンドFの対象にすることができる。つまり、牽引自動車について「業務用貨物運搬用車両1台」と記述する場合には、「牽引自動車(トラクターとトレーラーがセット)で1台」という意の他、「トラクター1台」又は「トレーラー1台」の意も含んでいる。
また、本明細書において特に断りの無い限り、車両Tを単に中古車と呼ぶ場合には、業務用貨物運搬用車両の中古車を意味するものとする。
売主Sは、ファンドマネージャFMとの車両Tの売買契約に基づいて車両Tを販売し対価を得る者であって、例えば業務上使用しなくなった車両Tを中古車として販売する中古車販売会社等の車両販売会社や車両を手放したい個人等が含まれる。
投資家Iは、投資する資金等の資産を将来的に増加させることを主目的として、現在の資産をトラックファンドFに投じる活動を行う個人又は法人であって、例えば、個人投資家、機関投資家等が含まれる。なお、投資家IがトラックファンドFに出資する目的には、自身の出資額に対するトラックファンドFの損益額が、投資家Iの所望する金額になることが含まれる。
借主Rは、ファンドマネージャFMとの賃貸借契約に基づいて、トラックファンドFの対象となる車両Tを1台以上賃借する者であって、例えば中古車を用いて運送業を営む運送会社等が含まれる。
ファンドマネージャFMとは、車両Tを対象とするトラックファンドFの運営主体として、投資家Iから預かった資金を運用し、投資家Iの資産を増やすことを目的とする個人又は団体をいう。
詳細に説明すると、ファンドマネージャFMは、投資家Iから投資された資金で売主Sから車両Tを購入することで車両Tを調達し、調達した車両Tを借主Rに賃貸し、その賃貸料を得る。また、ファンドマネージャFMは、賃貸後の車両Tを借主Rから引き取り、次の借主Rに再度賃貸するか又は処分する。車両Tを処分業者Uに下取りに出す際に処分する車両Tの下取金や車両Tをスクラップとして売却した売却益(処分代金)がファンドマネージャFMに戻される。
即ち、ファンドマネージャFMは、投資家Iから投資された資金と、車両Tを調達し賃貸運用する費用と、投資家Iへ配当する配当金との収支でトラックファンドFを運営する。
具体的には、トラックファンドFは、以下のようにして運営される。即ち、ファンドマネージャFMは、売主Sからt台(tは1以上の整数値)の車両Tを購入し、トラックファンドFとの間で車両売買契約、車両賃貸借契約、及びアセット・マネジメント契約を締結する。ここで、アセット・マネジメント契約とは、ファンドマネージャFMが、車両Tの管理を、車両Tの所有者であるトラックファンドFに代行して行うことを定めた契約をいう。
また、ファンドマネージャFMは、t台の車両TをトラックファンドFから賃借し、当該t台の車両Tを借主Rに賃貸する。
したがって、ファンドマネージャFMは、トラックファンドFとの車両売買契約及びアセット・マネジメント契約と、借主Rとの賃貸契約とに基づいて収益を得ることができる。
また、トラックファンドFは、ファンドマネージャFMとの車両賃貸借契約と、所定年数経過後の当該t台の車両Tの売却とに基づいて収益を得ることができる。また、これを源泉として、投資家Iに安定的な配当を行うことができる。
ここで、トラックファンドFの対象となる車両Tとして、新車を採用してもよいが、本実施形態では中古車を採用している。これは、次のような理由による。
先ず、前提として少なくとも日本国では、税務上、新車と中古車とに関わらず、車両を購入した場合の経理処理において、車両の取得のために要した金額の全てを直ちに費用化することは認められていない。これは、車両は数年にわたって使用するものであり、車両の使用期間に応じて減価償却費として費用化する必要があるからである。なお、当該使用期間を「耐用年数」という。
この場合、投資家Iは、トラックファンドFの対象となる車両Tの購入費のうち自身が投資した分については、耐用年数が経過するまでの期間中、その減価償却費を自己の会計に費用計上することができる。即ち。投資家Iは、トラックファンドFの商品を購入することにより、税制面におけるメリットを享受することができる。
このような税制面等における減価償却のメリットは、新車と比べて中古車の方が特に大きい。これは、一般的に中古車は、新車に比べて長く使用することができないと考えられているため、中古車の耐用年数は新車よりも短い。即ち、中古車は、経理処理上新車よりも短い期間で費用化(減価償却)できるというメリットを有する。このため、中古車は、投資家Iにとって運用利回りに優れ、かつ需給バランス及び取引相場が安定した投資対象であるといえる。
また、耐用年数が新車よりもさらに長い住宅や建物等の不動産を投資対象とする不動産を対象とする投資ファンドと比較したとしても、中古車は不動産と比べて耐用年数がはるかに短いため、投資家Iは短期間で減価償却のメリットを享受することができる。
さらに、海外で運用されることが多い飛行機ファンド、船舶ファンド等と比較しても、投資家Iは、為替変動のリスクが低いというメリットを享受することができる。
即ち、トラックファンドFは、投資家Iにとって安定した配当を得ることができると共に、短期間で減価償却費を計上することができる優れたファンド商品となる。
この点、ファンドマネージャFMは、このような優れたファンド商品(トラックファンドF)を投資家Iに安心して提供することができる。また、ファンドマネージャFMは、投資家Iに配当が支払われたとしても十分に利益を回収することができる。
また、トラックファンドFにおいて、運送会社を営む借主Rは、ファンドマネージャFMから中古車を車両Tとして賃借するという、車両Tの新しい調達手段を獲得することができる。
即ち、従来からある一般的な車両Tの調達手段は、運送会社自身が車両Tを購入するというものである。この場合、車両Tの購入費、自動車税等の税金等が運送会社の自己負担となるにも関わらず、財務上の資産価値としては高い評価を得ることはできない。また、車両故障のリスクも付きまとうこととなる。つまり、一般的な車両Tの調達手段では、以上のようなデメリットが生じてしまう。
しかしながら、トラックファンドFにおいて、運送会社を営む借主Rが使用する車両Tの所有権はトラックファンドFに帰属することになるため、運送会社が直接車両Tを購入するときのようなデメリットが生じない。
即ち、借主Rは、車両Tを所有することなく、ファンドマネージャFMとの間で締結された車両賃貸借契約の内容に基づいて、毎月賃貸料をファンドマネージャFMに支払うだけでよい。
また、例えば自動車税等の財務上の負担や、車両故障等のリスクについても、賃貸借契約の内容によっては、借主RではなくトラックファンドFが負担する場合もある。
従って、金融機関等を含む第三者によって借主Rの経営体質(バランスシート等)が評価される場合、車両Tを購入によって調達する場合よりも、賃貸によって調達する場合の方が、借主Rは高く評価されることとなる。
このように、トラックファンドFの商品は、投資家I、ファンドマネージャFM、及び借主Rのいずれに対してもメリットを享受させ得る魅力的な投資ファンドである。
このため、トラックファンドFの商品の内容は、投資家I、ファンドマネージャFM、トラックファンドF、及び借主Rを含む4者の損益が最適化されることが望ましい。
即ち、このような最適化が行われるためには、ファンドマネージャFMは、t台の車両Tの夫々に関する下記(1)乃至(5)夫々の項目の組み合わせとして、最適な組み合わせが検討されて、トラックファンドFが組成される。
(1)車種、新車として販売された時からの経過年数を含む履歴情報、及び車両価格を少なくともパラメータとして含む購入額
(2)売主Sからの購入後、所定の期間経過後の販売額(下取価格)
(3)減価償却費
(4)所定の借主Rに対し賃貸する場合の賃貸料
(5)投資家I、ファンドマネージャFM、トラックファンドF、及び借主Rの損益
ファンドマネージャFMは、トラックファンドFの商品の販売及びその管理を以下のようにして行う。
即ち、ファンドマネージャFMは、t台の車両Tの組合せからなるトラックファンドFを購入し得る1以上の投資家Iの夫々に関する情報(以下、「投資家情報」と呼ぶ)を管理する。また、ファンドマネージャFMは、t台の車両Tの夫々に関する情報(以下、「車両情報」と呼ぶ)を管理する。
また、ファンドマネージャFMは、投資家情報に基づいて、1以上の投資家Iの夫々に対して所定の評価基準による評価を行う。具体的には、ファンドマネージャFMは、1以上の投資家Iの夫々に対する評価として、評価の対象となる1以上の投資家Iの夫々について、紹介者、保有するキャッシュ、投資の頻度、トラックファンドFの提案(マッチング結果の提示)を受けてから実際に投資を行うまでの時間、決算月、希望する利益額(繰延希望額)、希望する利益額の推移(例えば3年に1度だけプラスの利益を得る等)、元本の戻しの有無、及び資金の調達手法に関する情報のうち、少なくとも1の情報に基づく評価基準による評価を行う。
そして、ファンドマネージャFMは、1以上の投資家Iに対する評価の結果を少なくとも含む投資家情報と、車両情報とに基づいて、その評価の対象とした1以上の投資家Iの夫々と、組成された1以上のトラックファンドFの夫々とのマッチングを行う。なお、トラックファンドFを組成する際の具体的な手法については、図2を参照して後述する。
マッチングでは、例えばどの投資家Iを優先するかといった見地に基づいたマッチングや、トラックファンドFをどのくらい組成すればよいのかといった見地に基づいたマッチングが行われる。また例えば、元本の戻しを希望するか、或いはハイリスク・ハイリターンで利回りを優先するか、といった投資家Iの投資目的に応じたマッチングが行われる。
また、ファンドマネージャFMは、マーケティングオートメーションの手法を用いて、組成が必要となる1以上のトラックファンドFの予測を行う。具体的には、ファンドマネージャFMは、投資家情報と車両情報とに基づいて、組成が必要となる(需要が見込まれる)1以上のトラックファンドFの予測を行う。
また、ファンドマネージャFMは、トラックファンドFの商品を購入した1以上の投資家Iから、トラックファンドFに対する評価(レポーティング)を取得する。取得された評価は、その評価を行った投資家Iの投資家情報として管理される。
また、ファンドマネージャFMは、以下の手法によりトラックファンドFを組成する。即ち、ファンドマネージャFMは、例えば図1に示すように、投資家I1乃至I3の3人により購入されるトラックファンドFを組成する場合、投資家I1乃至I3の夫々に対する評価(レーティング)を行い、その結果に基づいてトラックファンドFの持ち分の比率を決定する。図1の例では、投資家I1乃至I3の夫々に対する評価(レーティング)の結果が「100」、「50」、「30」の夫々で示されている。このため、投資家I1の持ち分の比率が一番高くなり、投資家I3の持ち分の比率が一番低くなる。なお、組成されるトラックファンドFの具体例については図2を参照して説明する。
図2は、組成されたトラックファンドの具体例を示す図である。
図2の(A)には、トラックファンドFを組成するための資金調達の手法の組合せの例が示されている。即ち、図2の(A)の場合、ファンドマネージャFMは、ノンリコースローン(NL)による資金調達と、投資家I1からの投資による資金調達と、投資家I2からの投資による資金調達との組合せによりトラックファンドFを組成している。
ここで、「ノンリコースローン」とは、借り手が債務全額の返済責任を負わないローン形態をいう。例えば、不動産を対象としたノンリコースローンの場合、返済の原資は、対象となる不動産が産み出すキャッシュフローのみに限定される。これに対して、通常のローンは、「リコースローン」と呼ばれ、借り手の信用に基づいて融資が行われ、返済の原資は、借り手の全財産について返済責任を負う。
図2の(B)には、トラックファンドFを組成するための資金調達の手法の組合せの他の例が示されている。即ち、図2の(B)の場合、ファンドマネージャFMは、ノンリコースローン(NL)による資金調達と、メザニンローンによる資金調達と、投資家I2からの投資による資金調達との組合せによりトラックファンドFを組成している。
ここで、「メザニンローン」とは、通常の借入であるシニアローンより劣後する(返済順位が後になる)ローン形態をいう。例えば、借り手の返済が滞った場合には担保となる不動産が処分されてローンの回収に充てられるが、メザニンローンの債権者は、シニアローンの債権者が回収して残余金があった場合にそこから回収することができる。
図2の(C)には、トラックファンドFを組成するための資金調達の手法の組合せの他の例として、投資家Iの投資目的に応じて最適化がなされたトラックファンドFが示されている。具体的には、トラックファンドFのカテゴリが「公共バス」である場合の例が示されている。
即ち、車両Tのカテゴリが「公共バス」である場合、ファンドマネージャFMは、トラックファンドFに投資する複数の投資家Iを、投資のリスク及びリターンという評価基準を用いて評価し、投資のリスク及びリターンがより低い投資家Iを高く評価する。具体的には、図2の(C)に示すように、投資家Iのうち投資目的がローリスク・ローリターンの市民投資家を1位とし、投資家Iのうち投資目的がハイリスク・ハイリターンの償却目的の投資家を最下位としたトラックファンドFが組成されている。つまり、市民がみんなで利用する公共バスは、長期利用される性質のものであるため、利用者となり得る市民投資家が投資するのが望ましい。なお、図示はしないが、銀行等の金融機関も、市民投資家と同様に、投資目的がローリスク・ローリターンの投資家Iに該当し得る。
また、高い評価を得た投資家Iに対しては、所定の特典が供与されるようにしてもよい。これにより、投資を希望数する投資家Iの数を増やすことが期待できる。具体的には例えば、図2の(C)の場合には、公共バスのトラックファンドFに投資家Iとして投資した市民投資家に対し、特典として、公共バスの乗車券を供与してもよい。また、投資家Iが法人である場合には、公共バスの外部や内部に広告を掲載できるようにしてもよい。
以上をまとめると、投資家情報と車両情報とが管理され、投資家情報に基づいて投資家Iに対する評価が行われる。その結果、投資家Iに対する評価(レーティング)の結果に基づく好適なマッチングが実現される。
また、需要が予想される投資ファンドが予測される。その結果、商品価値の高い投資ファンドの組成が可能となる。
また、実際にトラックファンドFを購入した投資家Iによる評価に基づいて、トラックファンドFが組成される。その結果、より商品価値の高いトラックファンドFの組成が可能となる。
図3は、本発明の一実施形態に係るサーバを含む情報処理システムの構成の概要を示す図である。
図3に示す情報処理システムは、ファンドマネージャFMが操作するサーバ1と、1以上の投資家I−1乃至I−n(nは1以上の任意の整数値)夫々が操作する投資家端末2−1乃至2−nの夫々とが、インターネット等の所定のネットワークNを介して相互に接続されることで構成される。
なお、以下、投資家I−1乃至I−n、投資家端末2−1乃至2−nの夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて、「投資家I」、「投資家端末2」の夫々と呼ぶ。
サーバ1は、投資家端末2の各動作を管理すべく、各種処理を実行する。
投資家端末2は、投資家Iが夫々操作する情報処理端末であって、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン等を含む。
図4は、図3のサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。
図4に示すサーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、出力部16と、入力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20と、を備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、出力部16、入力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続されている。
出力部16は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、各種情報を画像や音声として出力する。
入力部17は、キーボードやマウス等で構成され、各種情報を入力する。
記憶部18は、ハードディスクやDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置(図3の例では投資家端末2−1乃至2−n)との間で通信を行う。
ドライブ20には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア21が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア21から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。
また、リムーバブルメディア21は、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
なお、図示はしないが、図3の情報処理システムのうち、本発明の一実施形態としての投資家端末2も、図4に示すハードウェア構成を有している。
図5は、図1の情報処理システムのうちサーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
図5に示す記憶部18(図4)の一領域には、車両DB400と、顧客DB401と、商品DB402とが設けられている。
車両DB400には、借主Rのニーズに応じてカテゴリ分けされた車両の情報が記憶されている。
ここで借主Rのニーズとは、借主Rが例えば宅配便等の運送業者であれば、冷凍車やドライ車等といった収容庫内温度仕様で何年から何年までの年式、走行距離が何Km以内の車両を何台必要である、という情報、また借主Rが建設会社であれば、廃材を運搬する荷台を備えたトラック、つまり荷台に汎用性がある車両を何年から何年までの年式、走行距離は不問の車両が何台必要である、という情報である。
カテゴリ分けとは、車両Tの属性(形式、仕様、年式、走行距離等)に基づいて、例えば人工知能(Artificial Intelligence)や機械学習等により車両Tを任意のグループに配分することをいう。車両Tは、複数のグループにまたがって配分される場合もある。
この他、車両DB400には、車両Tの相場価格が記憶されている。車両Tの相場価格は、対象の車両Tが、例えば中古車や新古車等であれば、年式や車種、走行距離に応じた中古市場の価格である。対象の車両Tが、例えば新車であれば、カーディーラー等のパンプレットに記載されている新車価格である。
顧客DB401には、投資家I等の顧客情報が記憶されている。
商品DB402には、トラックファンドFの商品の内容が記憶される。
サーバ1のCPU11(図4)においては、図5に示すように、投資家情報管理部101と、車両情報管理部102と、評価部103と、マッチング部104と、予測部105と、取得部106と、分類部107と、組成部108と、特典管理部109とが機能する。
投資家情報管理部101は、t台の車両Tの組合せからなるトラックファンドFを購入し得る投資家I−1乃至I−n(nは1以上の任意の整数値)の夫々の投資家情報を管理する。具体的には、投資家情報管理部101は、投資家情報を顧客DB401に記憶させて管理する。
また、投資家情報管理部101は、後述する取得部106により取得された評価を、評価を行った投資家Iの投資家情報として管理する。
車両情報管理部102は、トラックファンドFを構成するt台の車両Tの夫々の車両情報を管理する。具体的には、車両情報管理部102は、車両情報を車両DB400に記憶させて管理する。
評価部103は、投資家情報管理部101により管理されている投資家情報に基づいて、投資家I−1乃至I−nの夫々に対して所定の評価基準による評価を行う。
また、評価部103は、投資家I−1乃至I−nの夫々に対する評価として、評価の対象となる投資家I−1乃至I−nの夫々の紹介者、保有するキャッシュ、投資の頻度、前記投資ファンドを提案されてから実際に投資を行うまでの時間、決算月、希望する利益額、希望する利益額の推移、元本の戻しの有無、及び資金の調達手法に関する情報のうち、少なくとも1の情報に基づく評価基準による評価を行う。
マッチング部104は、評価部103による評価の結果と、投資家情報と、車両情報とに基づいて、評価がなされた投資家I−1乃至I−nの夫々と、1以上のトラックファンドFの夫々とのマッチングを行う。
予測部105は、投資家情報管理部101により管理されている投資家情報と、車両情報管理部102により管理されている車両情報とに基づいて、組成が必要となる1以上のトラックファンドFの予測を行う。
取得部106は、1以上のトラックファンドFのうちいずれかを購入した1以上の投資家Iから、トラックファンドFに対する評価を取得する。
分類部107は、t台の車両Tの組合せからなるトラックファンドFを購入する1以上の投資家Iを、所定基準に基づいて分類する。
ここで、「所定基準」は特に限定されず、例えばトラックファンドFの購入目的(例えば配当金を得る目的や、償却目的)に基づく基準とすることができる。また例えば、1以上の投資家Iの夫々に対する評価に基づく基準とすることができる。
組成部108は、分類部107により分類された1以上の投資家Iの、トラックファンドF又は車両Tの持ち分の比率を、トラックファンドFのカテゴリに基づいて設定することでトラックファンドFを組成する。
特典管理部109は、分類部107による分類の結果に応じて、分類された1以上の投資家Iの夫々に供与され得る所定の特典の管理を行う。ここで、「特典」には、例えば車両Tがバス等である場合における乗車券、車両Tの外側や内側に掲載する広告等が含まれる。
以下、サーバ1の動作を説明する。
サーバ1では、投資家情報管理部101が、t台の車両Tの組合せからなるトラックファンドFを購入し得る投資家I−1乃至I−nの夫々の投資家情報を管理する。
また、車両情報管理部102が、トラックファンドFを構成するt台の車両Tの夫々の車両情報を管理する。
続いて、評価部103が、投資家情報管理部101により管理されている投資家情報に基づいて、投資家I−1乃至I−nの夫々に対して所定の評価基準による評価を行う。
そして、マッチング部104が、評価部103による評価の結果と、投資家情報と、車両情報とに基づいて、評価がなされた投資家I−1乃至I−nの夫々と、1以上のトラックファンドFの夫々とのマッチングを行う。
また、取得部106が、1以上のトラックファンドFのうちいずれかを購入した1以上の投資家Iから、トラックファンドFに対する評価を取得する。
すると、投資家情報管理部101が、取得部106により取得された評価を、評価を行った投資家Iの投資家情報として管理する。
そして、予測部105が、投資家情報管理部101により管理されている投資家情報と、車両情報管理部102により管理されている車両情報とに基づいて、組成が必要となる1以上のトラックファンドFの予測を行う。
サーバ1が図5に示す機能的構成を有し、また、上述した動作を行うことにより、例えば、投資家情報と車両情報とが管理され、投資家情報に基づいて投資家Iに対する評価が行われる。その結果、投資家Iに対する評価(レーティング)の結果に基づく好適なマッチングが実現される。
また、需要が予想される投資ファンドが予測される。その結果、商品価値の高い投資ファンドの組成が可能となる。
また、実際にトラックファンドFを購入した投資家Iによる評価に基づいて、トラックファンドFが組成される。その結果、より商品価値の高いトラックファンドFの組成が可能となる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、カテゴリ分けは、トラックファンドFの単位で行われてもよいし、車両T単位で行われてもよい。
また例えば、トラックファンドFを組成する際の複数の投資家Iの夫々の持ち分は、トラックファンドFの単位で決定されてもよいし、トラックファンドFを構成するt台の車両Tの夫々について、複数の投資家Iの夫々の持ち分が決定されてもよい。、
また例えば、図4に示すハードウェア構成は、本発明の目的を達成するための例示に過ぎず、特に限定されない。
また、図5に示す機能ブロック図は、例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理装置に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは、特に図5の例に限定されない。
また、機能ブロックの存在場所も、図5に限定されず、任意でよい。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
各機能ブロックの処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、各ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される、リムーバブルメディアにより構成されるだけではなく、装置本体に予め組み込まれた状態で各ユーザに提供される記録媒体等で構成される。
また、トラックファンドFにおいて賃貸借の対象となるt台の車両Tには、トラクター(運転席を含む牽引車)とトレーラー(荷台、客車等の被牽引車)とに分離可能な牽引自動車を含めることができる。
ここで、トレーラーは、トラックやトラクター等の駆動車と同様に減価償却することが可能であるため、投資家Iは、上述した減価償却のメリットを享受することができる。
なお、トレーラーは、駆動車に比べて故障が少ないという特徴を有するため、駆動車に比べてランニングコストが安いというメリットを有する。さらに、駆動車に比べて売却時の値下りが小さいというメリットを有する。このため、例えばトラクター1台あたりのトレーラーの台数を増やす等、トラックファンドFにおける投資対象にトレーラーを積極的に含めるという手法を活用することもできる。
これにより、投資家I、ファンドマネージャFM、トラックファンドF、及び借主Rの夫々の損益をさらに最適化させるファンド商品を容易かつ簡単に作成することができる。
上述の実施形態において、トラックファンドFの商品の対象となる車両は中古車とされているが、中古車に限定されない。新車をトラックファンドFの商品の対象とすることもできる。この場合であっても、車両は不動産に比べて耐用年数が短いため、減価償却による一定のメリットを享受することができる。
なお、トラックファンドFの商品の対象となる車両が新車の場合、投資家Iは、ファンドによる資金の調達と、ローンによる資金の調達とを組み合せることによって、中古車と同等のメリットを享受することができる。
これは、一般的に新車の耐用年数は中古車よりも長いために中古車よりも減価償却によるメリットを享受し難いが、ローンによる資金の調達を組み合わせることによって、投資家Iの投資額に対する減価償却費の割合を大きくすることができるからである。
また、上述の実施形態では、ファンドマネージャFMが、トラックファンドFに投資された資金で車両Tを購入し、トラックファンドFとの間で車両売買契約、車両賃貸借契約、及びアセット・マネジメント契約を締結したうえで、車両Tを賃借して借主Rに賃貸している。
但し、上述の実施形態に限定されず、トラックファンドFが直接車両Tを購入し、借主Rに賃貸してもよい。
さらに、投資家Iには次のような効果がある。投資家IがトラックファンドFにより車両Tの一部に投資することで、耐用年数が経過するまでの期間中、その減価償却費を自己の会計に経費として計上し申告することで、その分が減税されるので、税制面での減税効果も期待できる。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に添って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものであるが、サーバのみを示すものであってもよい。
以上まとめると、本発明が適用される情報処理装置は、次のような構成を取れば足り、各種各様な実施形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用される情報処理装置(例えば図5のサーバ1)は、
1以上の車両(例えば上述のt台車両T)の組合せからなる投資ファンド(例えば上述のトラックファンドF)を購入し得る1以上の投資家(例えば投資家I−1乃至I−n)の夫々に関する第1情報(例えば上述の投資家情報)を管理する第1管理手段(例えば図5の投資家情報管理部101)と、
前記1以上の車両の夫々に関する第2情報(例えば上述の車両情報)を管理する第2管理手段(例えば図5の車両情報管理部102)と、
前記第1管理手段により管理されている前記第1情報に基づいて、前記1以上の投資家の夫々に対して所定の評価基準による評価を行う評価手段(例えば図5の評価部103)と、
前記評価手段による前記評価の結果と、前記第1情報と、前記第2情報とに基づいて、前記評価がなされた前記1以上の投資家の夫々と、1以上の前記投資ファンドの夫々とのマッチングを行うマッチング手段(例えば図5のマッチング部104)と、
を備える。
これにより、1以上の車両の組合せからなる投資ファンドを購入し得る1以上の投資家の夫々に関する第1情報と、1以上の車両の夫々に関する第2情報とが管理される。また、第1情報に基づいて、前記1以上の投資家の夫々に対して所定の評価基準による評価が行われる。
その結果、投資家に対する評価(レーティング)の結果に基づく好適なマッチングが実現される。
また、前記第1管理手段により管理されている前記第1情報と、前記第2管理手段により管理されている前記第2情報とに基づいて、組成が必要となる前記1以上の投資ファンドの予測を行う予測手段(例えば図5の予測部105)をさらに備えることができる。
これにより、需要が予想される投資ファンドを予測できるので、商品価値の高い投資ファンドの組成が可能となる。
また、前記評価手段は、
前記1以上の投資家の夫々に対する評価として、当該評価の対象となる前記1以上の投資家の夫々の紹介者、保有するキャッシュ、投資の頻度、前記投資ファンドを提案されてから実際に投資を行うまでの時間、決算月、希望する利益額、希望する利益額の推移、元本の戻しの有無、及び資金の調達手法に関する情報のうち、少なくとも1の情報に基づく評価基準による評価を行うことができる。
これにより、投資家の夫々の紹介者、保有するキャッシュ、投資の頻度、前記投資ファンドを提案されてから実際に投資を行うまでの時間、決算月、希望する利益額、希望する利益額の推移、元本の戻しの有無、及び資金の調達手法に関する情報に基づく評価基準による評価がなされる。その結果、投資家に対する的確な評価が実現される。
また、前記1以上の投資ファンドのうちいずれかを購入した前記1以上の投資家から、前記投資ファンドに対する評価を取得する取得手段(例えば図5の取得部106)をさらに備え、
前記第1管理手段は、前記取得手段により取得された前記評価を、当該評価を行った前記投資家の前記第1情報として管理することができる。
これにより、実際に投資ファンドを購入した投資家による評価に基づいて、投資ファンドが組成される。その結果、より商品価値の高い投資ファンドの組成が可能となる。
また、本発明が適用される情報処理装置(例えば図5のサーバ1)は、
1以上の車両(例えば上述のt台の車両T)の組合せからなる投資ファンド(例えば上述のトラックファンドF)を購入する1以上の投資家(例えば上述の投資家I)を、所定基準に基づいて分類する分類手段(例えば図5の分類部107)と、
前記分類手段により分類された前記1以上の投資家の、前記投資ファンド又は前記車両の持ち分の比率を、前記投資ファンドのカテゴリに基づいて設定することで前記投資ファンドを組成する組成手段(例えば図5の組成部108)と、
を備える。
これにより、1以上の車両の組合せからなる投資ファンドを購入する1以上の投資家が所定基準に基づいて分類される。そして、分類された1以上の投資家の、投資ファンド又は車両の持ち分の比率が、投資ファンドのカテゴリに基づいて設定されることで投資ファンドが組成される。
その結果、様々な目的を有する投資家にとって最適となる投資ファンドを組成することが可能となる。
また、前記所定基準は、前記投資ファンドの購入目的(例えば配当金を得る目的や、償却目的)に基づく基準とすることができる。
これにより、投資ファンドの購入目的に基づく投資家の分類が可能となる。
また、前記所定基準は、前記1以上の投資家の夫々に対する評価に基づく基準とすることができる。
これにより、投資家に対する評価に基づく投資家の分類が可能となる。
また、前記分類の結果に応じて前記1以上の投資家の夫々に供与され得る所定の特典の管理を行う特典管理手段(特典管理部109)をさらに備えることができる。
これにより、分類の結果に応じて投資家に供与され得る特典が管理されるので、投資を行おうとする者を増やすことが可能となる。
1・・・サーバ、2、2−1、2−n・・・投資家端末、11・・・CPU、12・・・ROM、13・・・RAM、14・・・バス、15・・・入出力インターフェース、16・・・出力部、17・・・入力部、18・・・記憶部、19・・・通信部、20・・・ドライブ、21・・・リムーバブルメディア、101・・・投資家情報管理部、102・・・車両情報管理部、103・・・評価部、104・・・マッチング部、105・・・予測部、106・・・取得部、107・・・分類部、108・・・組成部、109・・・特典管理部、400・・・車両DB、401・・・顧客DB、402・・・商品DB、FM・・・ファンドマネージャ、I、I−1、I−n・・・投資家、S・・・売主、R・・・借主、U・・・処分業者、N・・・ネットワーク、T・・・車両

Claims (4)

  1. 1以上の車両の組合せからなる投資ファンドを購入し得る1以上の投資家の夫々に関する第1情報を管理する第1管理手段と、
    前記1以上の車両の夫々に関する第2情報を管理する第2管理手段と、
    前記第1管理手段により管理されている前記第1情報に基づいて、前記1以上の投資家の夫々に対して所定の評価基準による評価を行う評価手段と、
    前記評価手段による前記評価の結果と、前記第1情報と、前記第2情報とに基づいて、前記評価がなされた前記1以上の投資家の夫々と、1以上の前記投資ファンドの夫々とのマッチングを行うマッチング手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記第1管理手段により管理されている前記第1情報と、前記第2管理手段により管理されている前記第2情報とに基づいて、組成が必要となる前記1以上の投資ファンドの予測を行う予測手段をさらに備える、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記評価手段は、
    前記1以上の投資家の夫々に対する評価として、当該評価の対象となる前記1以上の投資家の夫々の紹介者、保有するキャッシュ、投資の頻度、前記投資ファンドを提案されてから実際に投資を行うまでの時間、決算月、希望する利益額、希望する利益額の推移、元本の戻しの有無、及び資金の調達手法に関する情報のうち、少なくとも1の情報に基づく評価基準による評価を行う、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記1以上の投資ファンドのうちいずれかを購入した前記1以上の投資家から、前記投資ファンドに対する評価を取得する取得手段をさらに備え、
    前記第1管理手段は、前記取得手段により取得された前記評価を、当該評価を行った前記投資家の前記第1情報として管理する、
    請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の情報処理装置。
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