JP2020161258A5 - - Google Patents

Description

上述したように、特許文献１のコネクタにおいては、ロック突起９３４をバネ部９３２で支持している。そのため、コネクタ９００が相手側コネクタ９５０と嵌合する際におけるロック突起９３４の摩耗が低減されており、それによってコネクタ９００の耐久性の向上が図られている。

本発明のコネクタにおいて、ミッドプレートの主部は、第３方向において、差動対を構成するコンタクトの接触部の間に位置しており、主部の側縁は、第２方向において、外側接触部の内縁とロック部との間に位置している。換言すると、内側接触部同士の間は主部で仕切られている。また、一方の接触部列の内側接触部と他方の接触部列の外側接触部との間も主部で仕切られている。更に、外側接触部同士の間も少なくとも部分的に主部で仕切られている。従って、差動対間のクロストークの抑制が図られており、それによって、伝送特性の向上が図られている。

本発明の実施の形態によるコネクタを示す斜視図である。 図１のコネクタに含まれるコネクタ本体を示す斜視図である。 図２の四角IIIで囲まれたコネクタ本体の一部を示す拡大斜視図である。 図２のコネクタ本体をIV－IV線に沿って示す斜視断面図である。 図２のコネクタ本体をＶ－Ｖ線に沿って示す断面図である。 図５の円VIで囲まれたコネクタ本体の一部を示す拡大断面図である。 図２のコネクタ本体に含まれるコンタクトとミッドプレートを示す上面図である。 図７の四角VIIIで囲まれたコンタクトとミッドプレートの一部を示す拡大図である。 図８に対応する図であって、変形例によるコネクタのコンタクトとミッドプレートの一部を示す拡大図である。 相手側コネクタを示す斜視図である。 図１０の相手側コネクタを示す正面図である。 図１１の相手側コネクタをXII－XII線に沿って示す断面図である。 特許文献１のコネクタを示す正面図である。 特許文献１のコネクタと相手側コネクタとを示す断面図である。

図６を参照すると、各接触部列３１０，３２０は、少なくとも１対の差動対を構成するコンタクト２０５の接触部２１２，２１６を含んでいる。本実施の形態において、各接触部列３１０，３２０は、２対の差動対を構成するコンタクト２０５の接触部２１２，２１６を含んでいる。具体的には、各接触部列３１０，３２０において、第２方向において、２番目及び３番目、並びに１１番目及び１０番目に位置する接触部２１０が高速信号伝送用の差動対を構成する接触部２１２及び２１６である。また、各接触部列３１０，３２０において、第２方向において６番目及び７番目に位置する接触部２１０は低速信号用の差動対を構成するものである。

各接触部列３１０，３２０において、第２方向において中心に位置する差動対以外の差動対の夫々を構成するコンタクト２０５の接触部２１２，２１６は、第２方向において外側に位置する外側接触部２１２と、第２方向において内側に位置する内側接触部２１６とからなる。特に本実施の形態においては、高速信号伝送用の差動対の夫々を構成するコンタクト２０５の接触部２１２，２１６は、第２方向において外側に位置する外側接触部２１２と、第２方向において内側に位置する内側接触部２１６とからなる。外側接触部２１２は、第２方向において、内側に向いた内縁２１２Ａと、外側に向いた外縁２１２Ｂとを有している。一方の接触部列３１０に含まれる外側接触部２１２及び内側接触部２１６は、第２方向において、他方の接触部列３２０に含まれる外側接触部２１２及び内側接触部２１６と夫々同じ位置に位置している。

図４を参照すると、本実施の形態によるミッドプレート４００は、基部４１０と、対シェル接触部４２０と、主部４３０と、２つのロック部４５０とを有している。即ち、本実施の形態において、ロック部４５０は、ミッドプレート４００と一体に形成されている。但し、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、ロック部４５０は、ミッドプレート４００とは別体の部材として構成されていてもよい。