JP2020160958A - サーバ及びサーバのためのコンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】通信装置から第1の認証情報が受信されなくなった場合に、通信装置とサーバとの間の通信に利用される第2の認証情報を通信装置に速やかに送信するための技術を提供する。【解決手段】サーバは、第1の認証情報が第1の通信装置に送信された後に、第1の通信装置が所属する第2のローカルエリアネットワークから特定の信号を受信する。特定の信号は、第2のグローバルIPアドレスを含むと共に、第1の認証情報を用いて得られる認証情報を含まない。サーバは、特定の信号が受信される場合に、特定の信号に含まれる第1の装置識別情報に対応付けられている第1のグローバルIPアドレスと、特定の信号に含まれる第2のグローバルIPアドレスと、を利用して、ローカルエリアネットワークが同一であるのか否かを判断し、ローカルエリアネットワークが同一であると判断される場合に、インターネットを介して、第2の認証情報を第1の通信装置に送信する。【選択図】図5

Description

本明細書では、通信装置に関するサービスを提供するためのサーバに関する技術を開示する。
特許文献1には、多機能装置とサービス提供サーバとを備えるサービス連携システムが開示されている。多機能装置は、サービス提供装置によって提供されるサービスを利用するためにサービス提供装置が発行するアクセストークンを取得する。具体的には、多機能装置は、仮登録IDを中継装置に送信することによって、サービス提供装置からアクセストークンを取得する。そして、多機能装置は、取得済みのアクセストークンを中継装置に送信することによって、サービス提供装置との間の通信の実行を中継装置に要求し、この結果、サービス提供装置によって提供されるサービスの利用が実現される。
特開2012−113696号公報 特許第5414692号
例えば、多機能装置がアクセストークンを取得した後に、何らかの原因(例えば、多機能装置の初期化)によって多機能装置からアクセストークンが消去される場合がある。この場合、多機能機から中継装置にアクセストークンが送信されず、この結果、多機能装置はサービスを利用することができない。サービスを再び利用するためには、サービス提供装置からアクセストークンを再び取得する必要がある。上記の技術では、多機能装置が仮登録IDを中継装置に再び送信する必要があり、仮登録IDが送信されるまでの間、サービスを利用することが不可能となる。
本明細書では、通信装置から第1の認証情報が受信されなくなった場合に、通信装置とサーバとの間の通信に利用される第2の認証情報を通信装置に速やかに送信するための技術を提供する。
本明細書によって開示されるサーバは、第1の通信装置が所属する第1のローカルエリアネットワークから、インターネットを介して、前記第1の通信装置を識別する第1の装置識別情報を前記サーバに登録するための登録要求を受信する要求受信部であって、前記登録要求は、前記第1の装置識別情報と、前記第1の通信装置に割り当てられている第1のグローバルIPアドレスと、を含む、前記要求受信部と、前記登録要求が受信される場合に、前記登録要求に含まれる前記第1の装置識別情報と、前記登録要求に含まれる前記第1のグローバルIPアドレスと、前記第1の通信装置と前記サーバとの間の通信に利用される第1の認証情報と、を対応付けて記憶部に登録する登録部と、前記登録要求が受信される場合に、前記インターネットを介して、前記第1の認証情報を前記第1の通信装置に送信する第1の情報送信部と、前記第1の認証情報が前記第1の通信装置に送信された後に、前記第1のローカルエリアネットワークから、前記インターネットを介して、前記第1の通信装置に関係する関係情報を前記サーバに通知するための第1の通知を受信する通知受信部であって、前記第1の通知は、前記関係情報と、前記第1の装置識別情報と、前記第1のグローバルIPアドレスと、前記第1の認証情報を用いて得られる認証情報と、を含む、前記通知受信部と、前記第1の通知が受信される場合に、前記第1の通知に含まれる前記関係情報を利用して、前記第1の通知に含まれる前記第1の装置識別情報によって識別される前記第1の通信装置に関係するサービスを提供するための提供処理を実行する提供処理実行部と、前記第1の認証情報が前記第1の通信装置に送信された後に、前記第1の通信装置が所属する第2のローカルエリアネットワークから、前記インターネットを介して、特定の信号を受信する信号受信部であって、前記特定の信号は、前記第1の装置識別情報と、前記第1の通信装置に割り当てられている第2のグローバルIPアドレスと、を含むと共に、前記第1の認証情報を用いて得られる認証情報を含まない、前記信号受信部と、前記特定の信号が受信される場合に、前記特定の信号に含まれる前記第1の装置識別情報に対応付けられている前記第1のグローバルIPアドレスと、前記特定の信号に含まれる前記第2のグローバルIPアドレスと、を利用して、前記第1のローカルエリアネットワークと前記第2のローカルエリアネットワークとが同一であるのか否かを判断する第1の判断部と、前記第1のローカルエリアネットワークと前記第2のローカルエリアネットワークとが同一であると判断される場合に、前記インターネットを介して、前記第1の通信装置と前記サーバとの間の通信に利用される第2の認証情報を前記第1の通信装置に送信する第2の情報送信部であって、前記第1のローカルエリアネットワークと前記第2のローカルエリアネットワークとが同一でないと判断される場合に、前記第2の認証情報は送信されない、前記第2の情報送信部と、を備えてもよい。
上記の構成によれば、サーバは、第1の認証情報が第1の通信装置に送信された後に、第1の認証情報を用いて得られる認証情報を含まない特定の信号が第1の通信装置から受信される場合に、特定の信号に含まれる第1の装置識別情報に対応付けられている第1のグローバルIPアドレスと、特定の信号に含まれる第2のグローバルIPアドレスと、を利用して、第1のローカルエリアネットワークと第2のローカルエリアネットワークとが同一であるのか否かを判断する。第1のローカルエリアネットワークと第2のローカルエリアネットワークが同一であると判断されることは、登録要求が受信された際に第1の通信装置が所属する第1のローカルエリアネットワークと特定の信号が受信された際に第1の通信装置が所属する第2のローカルエリアネットワークが同一であることを意味する。この場合、サーバは、登録要求の受信を省略して、第2の認証情報を第1の通信装置に送信する。即ち、第1の通信装置から第1の認証情報が受信されなくなった場合に、第1の通信装置とサーバとの間の通信に利用される第2の認証情報を第1の通信装置に速やかに送信することができる。
上記のサーバを実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。また、上記のサーバと他の装置(例えば、第1の通信装置)とを備える通信システムも、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 登録処理のシーケンス図を示す。 図2の登録処理後に実行される処理のシーケンス図を示す。 再送判断処理のフローチャートを示す。 再送判断処理によって実現される具体的なケースC1を示す。 再送判断処理によって実現される具体的なケースC2を示す。
(第1実施例)
(通信システム2の構成;図1)
図1に示されるように、通信システム2は、管理サーバ10と、ルータ100、500と、プリンタ200、600と、端末装置400と、サービス提供サーバ800、900と、を備える。プリンタ200と端末装置400は、LAN(Local Area Networkの略)110に接続されている。プリンタ600は、LAN110とは異なるLAN510に接続されている。LAN110は、ルータ100を介して、インターネット6に接続されており、LAN510は、ルータ500を介して、インターネット6に接続されている。LAN110、510は、有線LAN及び無線LANのどちらでもよい。管理サーバ10は、インターネット6を介して、各装置200、400、600と通信可能である。サービス提供サーバ800、900は、インターネット6を介して、管理サーバ10と通信可能である。端末装置400は、デスクトップPC、タブレットPC,スマートフォン等の端末である。また、以下では、サービス提供サーバのことを「SPサーバ」と記載する。
(ルータ100、500の構成)
ルータ100は、LAN110内の各装置200等とインターネット6(例えば管理サーバ10)との間の通信を中継する。ルータ100には、ルータ100が利用可能なグローバルIPアドレスGA1が記憶されている。例えば、ルータ100は、プリンタ200から管理サーバ10に送信されるべき信号を受信する場合に、グローバルIPアドレスGA1を当該信号のヘッダに付与して、当該信号を管理サーバ10に送信する。これにより、グローバルIPアドレスGA1がプリンタ200に割り当てられる。また、ルータ100は、管理サーバ10から、上記の信号に対する応答を受信すると、当該応答をプリンタ200に送信する。この技術は、例えば、NAT(Network Address Translationの略)、NAPT(Network Address and Port Translationの略)等の技術により実現される。
ルータ500は、ルータ100と同様の構成を備えている、ルータ500には、ルータ500が利用可能なグローバルIPアドレスGA2が記憶されている。
(プリンタ200、600の構成)
プリンタ200、600は、印刷機能を備える周辺機器(例えば、端末装置400の周辺機器)である。プリンタ200は、プリンタ200を識別するためのシリアル番号SN1を記憶する。また、プリンタ600は、プリンタ600を識別するためのシリアル番号SN2を記憶する。
(管理サーバ10の構成)
管理サーバ10は、各プリンタ200、600を管理するともに、各プリンタ200等とSPサーバ(例えば800)との通信を中継するためのサーバである。管理サーバ10は、各プリンタ200等のベンダによってインターネット6上に設置される。なお、変形例では、管理サーバ10は、当該ベンダとは異なる事業者によってインターネット6上に設置されてもよい。
管理サーバ10は、ネットワークインターフェイス12と、制御部20と、を備える。各部12、20は、バス線(符号省略)に接続されている。なお、以下では、インターフェースのことを「I/F」と記載する。ネットワークI/F12は、インターネット6を介した通信を実行するためのインターフェースであり、インターネット6に接続されている。制御部20は、CPU22と、記憶部24と、を備える。CPU22は、記憶部24に記憶されているプログラム26に従って、様々な処理を実行する。記憶部24は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、HDドライブ等によって構成される。記憶部24は、上記のプログラム26の他に、ユーザテーブル30と、装置テーブル32と、通信情報テーブル34と、を記憶する。なお、変形例では、各テーブル30等は、管理サーバ10と通信可能に接続されている外部の記憶部に記憶されてもよい。
ユーザテーブル30には、1個以上のユーザ情報が登録される(即ち記憶される)。各ユーザ情報は、ユーザを識別するためのユーザ名(例えばUN)と、パスワード(例えばPW)と、を含む。また、ユーザテーブル30は、各ユーザ情報と対応付けて、PIN(Personal Identification Numberの略)コード(例えば「1234」)を記憶し得る。
装置テーブル32には、1個以上の装置情報が登録される。各装置情報は、シリアル番号(例えばSN1)と、グローバルIPアドレス(例えばGA1)と、履歴情報(例えばHI1)と、を含み得る。履歴情報は、プリンタに関係する情報(例えば、印刷枚数情報等)の履歴である。
通信情報テーブル34には、プリンタとの通信及びSPサーバとの通信に利用される1個以上の通信情報が登録される。各通信情報は、シリアル番号(例えばSN1)と、リフレッシュトークン(例えばRT1)と、当該リフレッシュトークンの有効期限(例えば期限の末日「2020/3/10」)と、サービス情報(例えばSI1)と、を含み得る。リフレッシュトークンは、プリンタと管理サーバ10との通信に利用される認証情報である。サービス情報は、SPサーバと管理サーバ10との通信内容を示す情報である。
(SPサーバ800、900の構成)
SPサーバ800、900は、各プリンタ200等に関係するサービスを各プリンタ200等のユーザに提供するためのサーバである。SPサーバ800は、例えば、後述するインクカードリッジの発送サービスをユーザに提供する。また、SPサーバ900は、SPサーバ800が提供するサービスとは異なるサービス(例えば、プリンタをユーザに貸し出し、印刷枚数に応じた印刷をユーザに許可するサービス)をユーザに提供する。SPサーバ800、900は、各プリンタ200等のベンダとは異なる事業者によってインターネット6上に設置される。なお、変形例では、SPサーバ800、900は、当該ベンダによってインターネット6上に設置されてもよい。
(登録処理;図2)
図2を参照して、装置情報及びリフレッシュトークンを管理サーバ10に登録する処理を説明する。なお、以下では、各デバイスの各CPU(例えば管理サーバ10のCPU22等)が実行する処理について、理解の容易さの観点から、各CPUを主体として記載せずに、各デバイス(例えば管理サーバ10等)を主体として記載する。また、以下では、管理サーバ10と端末装置400又はプリンタ200との間では、LAN110、ルータ100及びインターネット6を介して、通信が実行される。ただし、以下では、特に言及しない限り、「LAN110を介して」、「ルータ100を介して」及び「インターネット6を介して」という説明を省略する。
図2の初期状態では、ユーザテーブル30には、ユーザ名UN及びパスワードPWを含むユーザ情報が登録されている(図1参照)。当該ユーザ情報は、例えば、ユーザが端末装置400を利用することによって管理サーバ10に登録される。
端末装置400は、ユーザから、管理サーバ10のURLを指定する操作と、ユーザ名UN及びパスワードPWの入力操作と、を受け付けると、T10において、ユーザ名UN及びパスワードPWを含むログイン要求をルータ100に送信する。これにより、ルータ100は、当該ログイン要求のヘッダにグローバルIPアドレスGA1を付与して、当該ログイン要求を管理サーバ10に送信する。
管理サーバ10は、T10において、ルータ100からログイン要求を受信すると、当該ログイン要求に含まれるユーザ名UN及びパスワードPWの組合せがユーザテーブル30に登録されているので、T12において、認証が成功したと判断する。この場合、管理サーバ10は、T14において、PINコード「1234」を生成し、ログイン中のユーザ名UNとPINコード「1234」とを対応付けて記憶し、T16において、PINコード「1234」を端末装置400に送信する。
端末装置400は、T16において、管理サーバ10からPINコード「1234」を受信すると、T18において、PINコード「1234」を表示する。これにより、ユーザは、PINコード「1234」を知ることができる。
プリンタ200は、T30において、ユーザからインターネット6に接続するための各種情報(例えば、ルータ100との通信に利用される情報)の入力を受け付けると、インターネット6に接続するための接続設定処理を実行する。そして、プリンタ200は、接続設定処理が完了すると、T32において、ルータ100を介して、接続設定処理が完了したことを示す接続通知を管理サーバ10に送信する。接続通知は、プリンタ200のシリアル番号SN1と、ルータ100によって付与されたグローバルIPアドレスGA1と、を含む。
管理サーバ10は、T32において、プリンタ200から接続通知を受信すると、T32において、シリアル番号SN1とグローバルIPアドレスGA1とを含む装置情報DI1を装置テーブル32に登録する。
また、プリンタ200は、接続設定処理が完了した後に、T40において、ユーザからPINコード「1234」の入力を受け付けると、T42において、ルータ100を介して、プリンタ登録要求を管理サーバ10に送信する。プリンタ登録要求は、装置情報の登録を管理サーバ10に要求するためのコマンドであり、PINコード「1234」と、プリンタ200のシリアル番号SN1と、ルータ100によって付与されたグローバルIPアドレスGA1と、を含む。
管理サーバ10は、T42において、プリンタ200からプリンタ登録要求を受信すると、T44において、プリンタ登録要求に含まれるPINコード「1234」の認証を実行する。本ケースでは、プリンタ登録要求に含まれるPINコード「1234」がユーザテーブル30内のPINコード「1234」と一致するので、管理サーバ10は、PINコードの認証が成功したと判断し、PINコード「1234」に対応付けて記憶されているユーザ名UNを登録対象のユーザ名として特定する。次いで、管理サーバ10は、T46において、登録対象のリフレッシュトークンRT1を生成する。
T48では、管理サーバ10は、装置テーブル32からプリンタ登録要求に含まれるシリアル番号SN1を含む装置情報DI1を特定する。そして、管理サーバ10は、登録対象のユーザ名UNを装置情報DI1として装置テーブル32に登録する。なお、現時点では、装置情報DI1内の履歴情報HI1は、空情報である。さらに、管理サーバ10は、プリンタ200の通信情報CI1を通信情報テーブル34に登録する。通信情報CI1は、プリンタ登録要求に含まれるシリアル番号SN1と、登録対象のリフレッシュトークンRT1と、リフレッシュトークンRT1の有効期限と、を含む。なお、現時点では、通信情報CI1は、サービス情報を含まない。T48の処理により、シリアル番号SN1と、グローバルIPアドレスGA1と、リフレッシュトークンRT1と、が対応付けられて記憶部24に記憶される。
T50では、管理サーバ10は、リフレッシュトークンRT1を含む登録完了通知をプリンタ200に送信する。これにより、プリンタ200は、リフレッシュトークンRT1をプリンタ200のメモリ(図示省略)に記憶する。
(登録処理後に実行される処理;図3)
図3を参照して、図2の登録処理の後に実行される処理を説明する。T60では、プリンタ200は、アクセストークンを要求するためのアクセストークン要求を管理サーバ10に送信する。アクセストークンは、プリンタ200と管理サーバ10の間の通信に利用される認証情報である。アクセストークンの有効期限は、リフレッシュトークンの有効期限より短い。アクセストークン要求は、リフレッシュトークンRT1を含む。
管理サーバ10は、T60において、プリンタ200からアクセストークン要求を受信すると、T62において、アクセストークン要求内に含まれるリフレッシュトークンの認証を実行する。本ケースでは、アクセストークン要求内に含まれるリフレッシュトークンRT1が通信情報テーブル34に登録されており、かつ、リフレッシュトークンRT1の有効期限が切れていないので、リフレッシュトークンRT1の認証が成功する。
T64では、管理サーバ10は、リフレッシュトークンRT1の認証が成功するので、アクセストークンを生成する。T66では、管理サーバ10は、生成済みのアクセストークンをプリンタ200に送信する。これにより、プリンタ200は、アクセストークンを利用して、管理サーバ10との間にXMPP(Extensible Messaging and Presence Protocolの略)接続を確立する。XMPP接続は、いわゆる常時接続であり、プリンタ200の電源が切断されるまで確立され続ける接続である。管理サーバ10は、XMPP接続を利用すれば、プリンタから要求を受信しなくても、当該プリンタが所属するLANのファイヤウォール(例えばルータ100によって形成されるファイヤウォール)を越えて、当該プリンタに要求を送信することができる。なお、アクセストークンの有効期限が切れる場合に、プリンタ200は、アクセストークン要求を管理サーバ10に再び送信し、管理サーバ10から新しいアクセストークンを受信する。新しいアクセストークンを利用して、XMPP接続の確立が維持される。なお、管理サーバ10からプリンタに要求を送信する仕組みは、XMPP接続ではなく、他の手法であってもよい。例えば、プリンタ200と管理サーバ10との間にHTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secureの略)接続が確立されてもよい。
プリンタ200は、XMPP接続の確立が完了すると、T70において、プリンタ200の状態に関する情報を管理サーバ10に通知するための状態通知を管理サーバ10に送信する。状態通知は、プリンタ200の印刷枚数を示す印刷枚数情報と、アクセストークンと、シリアル番号SN1と、グローバルIPアドレスGA1と、を含む。プリンタ200は、状態通知を定期的(例えば、1時間毎)に管理サーバ10に送信する。
管理サーバ10は、T72において、プリンタ200から状態通知を受信すると、T72において、装置テーブル32から状態通知に含まれるシリアル番号SN1に対応付けられている履歴情報HI1を特定する。そして、管理サーバ10は、状態通知に含まれる印刷枚数情報を履歴情報HI1として装置テーブル32に記憶する。管理サーバ10の管理者は、装置テーブル32内の履歴情報HI1からプリンタ200の印刷枚数の履歴を知ることができる。管理者は、例えば、プリンタ200の印刷枚数の履歴を利用して、プリンタ200のメンテナンス等のサービスをプリンタ200のユーザに提供することが可能となる。
また、本ケースでは、プリンタ200のユーザは、SPサーバ800からインクカードリッジの発送サービスの提供を受ける。本ケースでは、SPサーバ800は、プリンタ200のシリアル番号SN1とプリンタ200が設置されている住所を示す住所情報の組み合わせを記憶する。上記の組み合わせは、例えば、ユーザが端末装置400を利用することによってSPサーバ800に記憶される。SPサーバ800は、上記の組み合わせが記憶されると、T80において、発送サービスの開始を要求するためのサービス開始要求を管理サーバ10に送信する。サービス開始要求は、シリアル番号SN1と、発送サービスに必要な指示を示す指示情報と、を含む。指示情報は、発送サービスに必要な指示として、プリンタ200に現在装着されているインクカードリッジのインクの残量と、管理サーバ10が当該残量を示す残量情報を送信する周期を示す送信周期と、を含む。
管理サーバ10は、T80において、SPサーバ800からサービス開始要求を受信すると、T82において、サービス開始要求に含まれるシリアル番号SN1を利用して、通信情報テーブル34から通信情報CI1を特定する。そして、管理サーバ10は、SPサーバ800が提供する発送サービスのサービス名「発送」とサービス開始要求に含まれる指示情報とを通信情報CI1のサービス情報SI1として通信情報テーブル34に記憶する。
T84では、管理サーバ10は、T68で確立されたXMPP接続を利用して、残量情報の送信を要求するための残量送信要求をプリンタ200に送信する。
プリンタ200は、T84において、管理サーバ10から残量送信要求を受信すると、T90において、T70の状態通知内の情報に加えて、プリンタ200に現在装着されているインクカートリッジ内のインクの残量を示す残量情報を含む状態通知の定期的な送信を開始する。
管理サーバ10は、T90において、プリンタ200から状態通知を受信すると、T92において、装置テーブル32から状態通知に含まれるシリアル番号SN1に対応付けられている履歴情報HI1を特定する。そして、管理サーバ10は、状態通知に含まれる印刷枚数情報を履歴情報HI1として装置テーブル32に記憶することに加えて、状態通知に含まれる残量情報も履歴情報HI1として装置テーブル32に記憶する。
また、管理サーバ10は、T84において残量送信要求を送信した後に、サービス情報SI1内の送信周期が到来することを監視する。そして、管理サーバ10は、送信周期が到来する場合に、T94において、履歴情報HI1内の残量情報の履歴とシリアル番号SN1との組み合わせをSPサーバ800に送信する。
SPサーバ800は、T94において、管理サーバ10から残量情報の履歴とシリアル番号SN1との組み合わせを受信すると、T96において、残量情報の履歴のうちの最新の残量情報によって示される残量が予め決められている閾値(例えば10%)以下であるのか否かを判断する。図3のケースでは、SPサーバ800は、T96において、インクの残量が閾値以下であると判断して、T98の処理を実行する。また、仮に、インクの残量が閾値よりも大きいと判断する場合には、SPサーバ800はT98の処理を実行しない。なお、T98の処理を実行するか否かを判断するための条件は、インクの残量が閾値以下であるという条件だけでなく、他の条件(例えば残量情報の履歴から算出される残量の変化量が所定値以上である条件)を含んでもよい。
T98では、SPサーバ800は、プリンタ200に装着されるべき新たなカートリッジを発送するための発送処理を実行する。具体的には、SPサーバ800は、まず、T94で受信されたシリアル番号SN1に対応付けて記憶されている住所情報を特定する。そして、SPサーバ800は、新たなカートリッジを特定済みの住所情報によって示される住所に発送するための処理(例えば作業員への通知)を実行する。
(再送判断処理;図4)
図4を参照して、管理サーバ10のCPU22によって実行される再送判断処理を説明する。再送判断処理は、プリンタ200に記憶されているリフレッシュトークンRT1が何らかの原因(例えばプリンタ200の初期化)によってプリンタ200のメモリから消去された場合に、リフレッシュトークンRT1をプリンタ200に再送するか否かを判断するための処理である。再送判断処理は、プリンタ200からアクセストークンを含まない接続通知が受信されることをトリガとして実行される。上述したように、接続通知は、送信元のプリンタのシリアル番号と、送信元のプリンタに割り当てられているグローバルIPアドレスと、を含む(図2のT32参照)。
S10では、CPU22は、プリンタ200から受信された接続通知に含まれるシリアル番号が装置テーブル32に既に登録されているのか否かを判断する。CPU22は、接続通知内のシリアル番号が装置テーブル32に未だ登録されていないと判断する場合(S10でNO)に、S40において、接続通知内のシリアル番号を装置テーブル32に登録する。S40の処理によって、図2のT34の処理が実現される。S40の処理が終了すると、図4の処理が終了する。
また、CPU22は、接続通知内のシリアル番号(以下、「通知内シリアル番号」と記載)が装置テーブル32に既に登録されていると判断する場合(S10でYES)に、S12に進む。S12では、CPU22は、通信情報テーブル34において通知内シリアル番号に対応付けられてリフレッシュトークンが既に登録されているのか否かを判断する。CPU22は、リフレッシュトークンが未だ登録されていないと判断する場合(S12でNO)に、S14以降の処理をスキップして、図4の処理を終了する。一方、CPU22は、リフレッシュトークンが既に登録されていると判断する場合(S12でYES)に、S14に進む。
S14では、CPU22は、装置テーブル32において通知内シリアル番号に対応付けられているグローバルIPアドレスを特定する。
S16では、CPU22は、特定済みのグローバルIPアドレスと、接続通知に含まれるグローバルIPアドレス(以下、「通知内グローバルIPアドレス」)と、を利用して、特定済みのグローバルIPアドレスが利用されるLANと通知内グローバルIPアドレスが利用されるLANとが同一であるのか否かを判断する。具体的には、CPU22は、特定済みのグローバルIPアドレスと通知内グローバルIPアドレスとが一致する場合に、両LANが同一であると判断し、特定済みのグローバルIPアドレスと通知内グローバルIPアドレスとが一致しない場合に、両LANが同一でないと判断する。CPU22は、両LANが同一であると判断する場合(S16でYES)に、S22に進み、両LANが同一でないと判断する場合(S16でNO)に、S18に進む。
S18では、CPU22は、同じユーザの他のグローバルIPアドレスが登録されているのか否かを判断する。具体的には、CPU22は、装置テーブル32から通知内シリアル番号に対応付けられているユーザ名を特定する。そして、CPU22は、特定済みのユーザ名と対応付けられている他のグローバルIPアドレスであって、上記のS14で特定されたグローバルIPアドレスとは異なる他のグローバルIPアドレスが登録されているのか否かを判断する。CPU22は、1個以上の他のグローバルIPアドレスが登録されていると判断する場合に、同じユーザの他のグローバルIPアドレスが登録されていると判断し(S18でYES)、S20に進む。一方、CPU22は、それ以外の場合に、同じユーザの他のグローバルIPアドレスが登録されていないと判断し(S18でNO)、S18以降の処理をスキップして、図4の処理を終了する。
S20では、CPU22は、S18において特定された1個以上の他のグローバルIPアドレスのそれぞれについて、通知内グローバルIPアドレスと、当該他のグローバルIPアドレスと、を利用して、通知内グローバルIPアドレスが利用されるLANと当該他のグローバルIPアドレスが利用されるLANとが同一であるのか否かを判断する。具体的には、CPU22は、通知内グローバルIPアドレスと当該他のグローバルIPアドレスとが一致する場合に、両LANが同一であると判断し、通知内グローバルIPアドレスと当該他のグローバルIPアドレスとが一致しない場合に、両LANが同一でないと判断する。CPU22は、少なくとも1個の他のグローバルIPアドレスについて、両LANが同一であると判断する場合(S20でYES)に、S22に進み、全ての他のグローバルIPアドレスについて、両LANが同一でないと判断する場合(S20でNO)に、S22以降の処理をスキップして、図4の処理を終了する。
S22では、CPU22は、通信情報テーブル34において通知内シリアル番号に対応付けられているリフレッシュトークン(以下、「対象リフレッシュトークン」と記載)の有効期限が切れているのか否かを判断する。具体的には、CPU22は、現在日時が有効期限に含まれている場合に、対象リフレッシュトークンの有効期限が切れていないと判断して(S22でNO)、S24に進む。一方、CPU22は、現在日時が有効期限に含まれていない場合に、対象リフレッシュトークンの有効期限が切れていると判断し(S22でYES)に、S24以降の処理をスキップして、図4の処理を終了する。このような構成によれば、対象リフレッシュトークンの有効期限が切れている場合に、対象リフレッシュトークンを通知内シリアル番号によって識別されるプリンタに送信することを抑制することができる。
S24では、CPU22は、対象リフレッシュトークンを通知内シリアル番号によって識別されるプリンタ(即ち接続通知の送信元のプリンタ)に送信する。S24が終了すると、S30に進む。
S30では、CPU22は、通知内シリアル番号に対応付けて記憶されているサービス情報(以下、「対象サービス情報」と記載)が存在するのか否かを判断する。CPU22は、対象サービス情報が存在すると判断する場合(S30でYES)に、S32に進む。一方、CPU22は、対象サービス情報が存在しないと判断する場合(S30でNO)に、S32の処理をスキップして、図4の処理を終了する。
S32では、CPU22は、対象サービス情報に従った処理を実行する。例えば、対象サービス情報に含まれる指示情報が発送サービスに必要な指示として残量を含む場合に、CPU22は、残量送信要求を通知内シリアル番号によって識別されるプリンタに送信する(図3のT84)。S32が終了すると、図4の処理が終了する。
(具体的なケースC1;図5)
図5を参照して、図4の再送判断処理によって実現される具体的なケースC1を説明する。図5は、図3の続きである。図5の初期状態では、装置テーブル32には、装置情報DI1が登録されており、通信情報テーブル34には、通信情報CI1が登録されている。また、プリンタ200には、通信情報CI1に含まれるリフレッシュトークンRT1と同一のリフレッシュトークンRT1が記憶されている。
プリンタ200は、T130において、ユーザから所定の操作を受け付けると、プリンタ200を初期化するための初期化処理を実行する。初期化処理では、プリンタ200に記憶されている各種情報(例えば、設定情報、リフレッシュトークンRT1)が削除される。
T131では、図2のT30と同様に、接続設定処理が実行される。この結果、T132では、プリンタ200は、ルータ100を介して、シリアル番号SN1とグローバルIPアドレスGA1とを含む接続通知を管理サーバ10に送信する。
管理サーバ10は、T132において、プリンタ200から接続通知を受信すると、T134において、接続通知に含まれるシリアル番号SN1が装置テーブル32に既に登録されていると判断する(図4のS10でYES)。T136では、管理サーバ10は、シリアル番号SN1に対応付けられてリフレッシュトークンRT1が既に登録されていると判断する(図4のS12でYES)。そして、管理サーバ10は、シリアル番号SN1に対応付けられているグローバルIPアドレスGA1を特定する。本ケースでは、管理サーバ10は、T138において、特定済みのグローバルIPアドレスGA1と接続通知に含まれるグローバルIPアドレスGA1とが一致する(即ち接続通知は同じLAN110から受信したものである)と判断する(S16でYES)。
本ケースでは、管理サーバ10は、T150において、シリアル番号SN1に対応付けられているリフレッシュトークンRT1の有効期限が切れていないと判断する(図4のS22でYES)。そして、管理サーバ10は、T152において、リフレッシュトークンRT1をプリンタ200に送信する(S24)。これにより、T154において、プリンタ200と管理サーバ10との間に再びXMPP接続が確立される
また、本ケースでは、管理サーバ10は、T156において、シリアル番号SN1に対応付けられて記憶されているサービス情報SI1が存在すると判断する(図4のS30でYES)。そして、管理サーバ10は、T158において、サービス情報SI1内の指示情報に従って、残量送信要求をプリンタ200に送信する(S32)。これにより、図3のT90〜T98と同様の処理が実行され、発送サービスの提供を再開することができる。
本ケースによれば、管理サーバ10は、プリンタ200からアクセストークンと残量情報とを含む状態通知を受信し(図3のT90)、残量情報をSPサーバ800に送信する(T94)。これにより、SPサーバ800は、発送サービスをユーザに提供する。次いで、管理サーバ10は、プリンタ200が初期化された結果、プリンタ200から、アクセストークンを含まない接続通知を受信する(図5のT132)。この場合、管理サーバ10は、接続通知内のシリアル番号SN1に対応付けられているグローバルIPアドレスGA1と接続通知内のグローバルIPアドレスGA1とが一致していると判断し(T138)、リフレッシュトークンRT1をプリンタ200に送信する(T152)。両グローバルIPアドレスが一致していると判断されることは、プリンタ登録要求が受信された際にプリンタ200が所属するLAN110とプリンタ200の初期化後に接続通知が受信された際にプリンタ200が所属するLAN110が同一であることを意味する。この場合には、初期化をしたユーザは、PINコード「1234」を入力可能なユーザであると推定して、図2のT40〜T48の処理を省略して、リフレッシュトークンRT1をプリンタ200に送信する。即ち、プリンタ200からリフレッシュトークンRT1が受信されなくなった場合に、リフレッシュトークンRT1をプリンタ200に速やかに送信することができる。
(具体的なケースC2;図6)
図5を参照して、図4の再送判断処理によって実現される具体的なケースC2を説明する。図5は、図3の続きである。本ケースは、図3の処理が実行された後に、プリンタ200が、LAN110から切断され、LAN510に接続される状況を想定する。具体的には、ユーザが複数の拠点を有している状況において、LAN110を有する第1の拠点に設置されているプリンタ200がLAN510を有する第2の拠点に移転されるケースが想定される。また、図6の初期状態では、装置テーブル32には、装置情報DI1と装置情報DI2とが登録されており、通信情報テーブル34には、通信情報CI1と通信情報CI2とが登録されている。装置情報DI2は、LAN510に所属するプリンタ600のシリアル番号SN2と、ユーザ名UNと、LAN510のルータ500のグローバルIPアドレスGA2と、履歴情報HI2と、を含む。通信情報CI2は、シリアル番号SN2と、リフレッシュトークンRT2と、リフレッシュトークンRT2の有効期限と、サービス情報SI2と、を含む。即ち、プリンタ600についても、図2と同様の登録処理が実行されている。
プリンタ200は、LAN510に接続された後に、図5のT130と同様に、初期化処理を実行する。T231は、図5のT131と同様である。T232は、ルータ500によって付与されたグローバルIPアドレスGA2が含まれている点を除いて、図5のT132と同様である。T234、T236は、図5のT134、T136と同様である。
T238では、管理サーバ10は、接続通知内のシリアル番号SN1に対応付けられているグローバルIPアドレスGA1と接続通知内のグローバルIPアドレスGA2とが一致しない(即ち接続通知は同じLAN110から受信したものではない)と判断する(S16でNO)。
本ケースでは、同じユーザ(即ちユーザ名UNによって示されるユーザ)の他のグローバルIPアドレスGA2が登録されている。このため、T240では、管理サーバ10は、同じユーザの他のグローバルIPアドレスGA2が登録されていると判断する(S18でYES)。そして、T242では、管理サーバ10は、接続通知内のグローバルIPアドレスGA2と他のグローバルIPアドレスGA2とが一致する(即ち接続通知は同じユーザの他のLAN510から受信したものである)と判断する(S20でYES)。
T250〜T258は、図5のT150〜T158と同様である。これにより、本ケースでも、図3のT90〜T80と同様の処理が実行され、発送サービスの提供が再開される。
本ケースによれば、管理サーバ10は、プリンタ200が移転されたことに起因して、接続通知内のシリアル番号SN1に対応付けられているグローバルIPアドレスGA1と接続通知内のグローバルIPアドレスGA1とが一致しないと判断する(T238)。このような場合であっても、管理サーバ10は、接続通知は同じユーザの他のLAN510から受信したものであると判断し(T240、T242)、リフレッシュトークンRT1をプリンタ200に送信する(T252)。即ち、プリンタ200が移転される場合であっても、プリンタ200が同じユーザの他のLAN510に接続されたと推定される場合には、リフレッシュトークンRT1をプリンタ200に送信することが可能となる。ユーザの利便性が向上する。
(対応関係)
管理サーバ10、プリンタ200、記憶部24が、それぞれ、「サーバ」、「第1の通信装置」、「記憶部」の一例である。LAN110が、「第1のローカルエリアネットワーク」の一例である。グローバルIPアドレスGA1が、「第1のグローバルIPアドレス」の一例である。残量情報、シリアル番号SN1が、それぞれ、「関係情報」、「第1の装置識別情報」の一例である。リフレッシュトークンRT1が、「第1の認証情報(及び第2の認証情報)」の一例である。アクセストークンが、「第1の認証情報を用いて得られる認証情報(及び特定の認証情報)」の一例である。図3のT90の状態通知が、「第1の通知」の一例である。発送サービスが、「サービス」の一例である。図5のT132の接続通知が、「特定の信号」の一例である。図5のケースC1において、LAN110、グローバルIPアドレスGA1が、それぞれ、「第2のローカルエリアネットワーク」、「第2のグローバルIPアドレス」の一例である。図6のケースC2において、プリンタ600、シリアル番号SN2、LAN510、グローバルIPアドレスGA2が、それぞれ、「第2の通信装置」、「第2の装置識別情報」、「第2のローカルエリアネットワーク(及び第3のローカルエリアネットワーク)」、「第2のグローバルIPアドレス(及び第3のグローバルIPアドレス)」の一例である。図3のT94が、「提供処理」の一例である。
図2のT42、T48、T50が、それぞれ、「要求受信部」、「登録部」、「第1の情報送信部」によって実現される処理の一例である。図3のT90、T94が、それぞれ、「通知受信部」、「提供処理実行部」によって実現される処理の一例である。図5のT132が、「信号受信部」によって実現される処理の一例である。図4のS16、S24が、それぞれ、「第1の判断部」、「第2の情報送信部」によって実現される処理の一例である。
(第2実施例)
(再送判断処理;図4)
本実施例は、図4の再送判断処理の一部の処理が異なる点を除いて、第1実施例と同様である。本実施例では、管理サーバ10のCPU22は、対象リフレッシュトークンの有効期限が切れていると判断する場合(S22でYES)に、S26に進む。
S26では、CPU22は、対象リフレッシュトークンとは異なる新しいリフレッシュトークンを生成する。ここで、新しいリフレッシュトークンの有効期限は、対象リフレッシュトークン(即ち通信情報テーブル34に登録されているリフレッシュトークン)の有効期限と同一である。そして、CPU22は、対象リフレッシュトークンに代えて、新しいリフレッシュトークンを通信情報テーブル34に登録し、新しいリフレッシュトークンをプリンタ200に送信する。
本実施例の構成によれば、プリンタ200が初期化される場合であっても、新しいリフレッシュトークンを利用して、発送サービスの提供を再開することができる。リフレッシュトークンが新しくなることによって、管理サーバ10とプリンタ200との間で通信される情報のセキュリティが低下することを抑制することができる。また、新しいリフレッシュトークンの有効期限が元のリフレッシュトークンRT1と同一であることによって、プリンタ200に関するサービス(即ち、メンテナンス等のサービス、発送サービス)の提供期間が意図せずに変更されることを抑制することができる。本実施例において、上記の新しいリフレッシュトークンが、「第2の認証情報」の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)「第1の通信装置(及び第2の通信装置)」は、プリンタに限らず、例えば、スキャナ、印刷機能とスキャン機能を実行可能な多機能機、端末装置であってもよい。例えば、第1の通信装置がスキャナである場合、「関係情報」は、スキャンデータであり、「提供処理」は、スキャンデータを、画像データの記憶領域をユーザに提供するSPサーバ(例えばFacebook(登録商標))に送信する処理である。
(変形例2)「記憶部」は、管理サーバ10の記憶部24に限らず、例えば、管理サーバ10とは別体に構成されている外部の記憶部であってもよい。
(変形例3)「関係情報」は、残量情報に限らず、例えば、印刷枚数情報であってもよい。「関係情報」が印刷枚数情報である場合、管理サーバ10は、印刷枚数情報をSPサーバ900に送信してもよい。SPサーバ900は、例えば、プリンタをユーザに貸し出し、印刷枚数に応じた印刷をユーザに許可するサービスを提供するサーバである。本変形例では、印刷枚数情報をSPサーバ900に送信することが、「提供処理」の一例である。
(変形例4)上記の各実施例において、管理サーバ10は、リフレッシュトークンRT1をプリンタ200に送信し(図2のT50)、プリンタ200からアクセストークン要求を受信する場合に、アクセストークンをプリンタ200に送信する。そして、管理サーバ10は、当該アクセストークンを含む状態通知を受信する(図3のT70及びT90)。これに代えて、管理サーバ10は、リフレッシュトークンRT1をプリンタ200に送信することなく、有効期限が比較的長いアクセストークンをプリンタ200に送信してもよい。そして、管理サーバ10は、当該アクセストークンを含む状態通知を受信してもよい。本変形例では、有効期限が比較的長いアクセストークンが、「第1の認証情報(及び第1の認証情報を用いて得られる認証情報)」の一例である。また、本変形例では、「情報受信部」と「第3の情報送信部」を省略可能である。
(変形例5)上記の各実施例では、通信システム2は、SPサーバ800、900を備える。これに代えて、通信システム2は、SPサーバ800、900を備えず、図3のT80以降の処理を実行しなくてもよい。即ち、ユーザは、各SPサーバによって提供されるサーバの提供を受けず、管理サーバ10によって提供されるサービス(即ち、メンテナンス等のサービス)のみの提供を受けてもよい。本変形例では、図3のT72において印刷枚数情報を記憶する処理が、「提供処理」の一例である。
(変形例6)上記の各実施例では、管理サーバ10は、図4のS16において、装置テーブル32内のグローバルIPアドレスと通知内グローバルIPアドレスとが一致する場合に、両LANが同一であると判断する。これに限らず、管理サーバ10は、装置テーブル32内のグローバルIPアドレスの一部(例えば、ネットワークアドレスの部分)と通知内グローバルIPアドレスの一部とが一致する場合に、両LANが同一であると判断してもよい。本変形例では、上記の一部の一致判断が、「第1の判断部」によって実現される処理の一例である。同様に、管理サーバ10は、図4のS20において、通知内グローバルIPアドレスの一部と他のグローバルIPアドレスの一部とが一致する場合に、両LANが同一であると判断してもよい。本変形例では、上記の一部の一致判断が、「第4の判断部」によって実現される処理の一例である。
(変形例7)上記の第2実施例では、管理サーバ10は、新しいリフレッシュトークンを生成する(図4のS26)。これに代えて、管理サーバ10は、記憶部24に予め記憶されている複数個のリフレッシュトークンの中から新しいリフレッシュトークンを選択してもよい。本変形例では、選択されたリフレッシュトークンが、「第2の認証情報」の一例である。
(変形例8)上記の各実施例では、リフレッシュトークンの有効期限は、期限の末日である。これに代えて、例えば、リフレッシュトークンの有効期限は、リフレッシュトークンの最大利用回数であってもよい。そして、管理サーバ10は、図4のS22において、リフレッシュトークンの現在の利用回数が最大利用回数を超える場合に、リフレッシュトークンの有効期限が切れていると判断してもよい。
(変形例9)図4のS22の処理は実行されなくてもよい。本変形例では、「第2の判断部」を省略可能である。
(変形例10)図4のS18及びS20の処理は実行されなくてもよい。本変形例では、「第3の判断部」及び「第4の判断部」を省略可能である。
(変形例11)図4のS30、S32の処理は実行されなくてもよい。本変形例では、「第2の通知」を省略可能である。
(変形例12)上記の第2実施例では、新しいリフレッシュトークの有効期限は、元のリフレッシュトークンの有効期限と同一である。これに代えて、新しいリフレッシュトークの有効期限は、元のリフレッシュトークンの有効期限と異なっていてもよい(例えば短くてもよい)。
(変形例13)上記の各実施例では、図2〜図6の各処理がソフトウェア(例えばプログラム26)によって実現されるが、これらの各処理のうちの少なくとも1つが論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:通信システム、6:インターネット、10:管理サーバ、12:ネットワークI/F、20:制御部、22:CPU、24:記憶部、26:プログラム、30:ユーザテーブル、32:装置テーブル、34:通信情報テーブル、100:ルータ、200:プリンタ、400:端末装置、500:ルータ、600:プリンタ、800:SPサーバ、900:SPサーバ、UN:ユーザ名、PW:パスワード、CI1、CI2:通信情報、DI1、DI2:装置情報、GA1、GA2:グローバルIPアドレス、HI1、HI2:履歴情報、RT1、RT2:リフレッシュトークン、SI1、SI2:サービス情報、SN1、SN2:シリアル番号

Claims (10)

  1. サーバであって、
    第1の通信装置が所属する第1のローカルエリアネットワークから、インターネットを介して、前記第1の通信装置を識別する第1の装置識別情報を前記サーバに登録するための登録要求を受信する要求受信部であって、前記登録要求は、前記第1の装置識別情報と、前記第1の通信装置に割り当てられている第1のグローバルIPアドレスと、を含む、前記要求受信部と、
    前記登録要求が受信される場合に、前記登録要求に含まれる前記第1の装置識別情報と、前記登録要求に含まれる前記第1のグローバルIPアドレスと、前記第1の通信装置と前記サーバとの間の通信に利用される第1の認証情報と、を対応付けて記憶部に登録する登録部と、
    前記登録要求が受信される場合に、前記インターネットを介して、前記第1の認証情報を前記第1の通信装置に送信する第1の情報送信部と、
    前記第1の認証情報が前記第1の通信装置に送信された後に、前記第1のローカルエリアネットワークから、前記インターネットを介して、前記第1の通信装置に関係する関係情報を前記サーバに通知するための第1の通知を受信する通知受信部であって、前記第1の通知は、前記関係情報と、前記第1の装置識別情報と、前記第1のグローバルIPアドレスと、前記第1の認証情報を用いて得られる認証情報と、を含む、前記通知受信部と、
    前記第1の通知が受信される場合に、前記第1の通知に含まれる前記関係情報を利用して、前記第1の通知に含まれる前記第1の装置識別情報によって識別される前記第1の通信装置に関係するサービスを提供するための提供処理を実行する提供処理実行部と、
    前記第1の認証情報が前記第1の通信装置に送信された後に、前記第1の通信装置が所属する第2のローカルエリアネットワークから、前記インターネットを介して、特定の信号を受信する信号受信部であって、前記特定の信号は、前記第1の装置識別情報と、前記第1の通信装置に割り当てられている第2のグローバルIPアドレスと、を含むと共に、前記第1の認証情報を用いて得られる認証情報を含まない、前記信号受信部と、
    前記特定の信号が受信される場合に、前記特定の信号に含まれる前記第1の装置識別情報に対応付けられている前記第1のグローバルIPアドレスと、前記特定の信号に含まれる前記第2のグローバルIPアドレスと、を利用して、前記第1のローカルエリアネットワークと前記第2のローカルエリアネットワークとが同一であるのか否かを判断する第1の判断部と、
    前記第1のローカルエリアネットワークと前記第2のローカルエリアネットワークとが同一であると判断される場合に、前記インターネットを介して、前記第1の通信装置と前記サーバとの間の通信に利用される第2の認証情報を前記第1の通信装置に送信する第2の情報送信部であって、前記第1のローカルエリアネットワークと前記第2のローカルエリアネットワークとが同一でないと判断される場合に、前記第2の認証情報は送信されない、前記第2の情報送信部と、
    を備える、サーバ。
  2. 前記サーバは、さらに、
    前記特定の信号が受信される場合に、前記特定の信号に含まれる前記第1の装置識別情報に対応付けられている前記第1の認証情報の有効期限が切れているのか否かを判断する第2の判断部を備え、
    前記第2の情報送信部は、前記第1のローカルエリアネットワークと前記第2のローカルエリアネットワークとが同一であると判断され、かつ、前記第1の認証情報の前記有効期限が切れていないと判断される場合に、前記第2の認証情報を前記第1の通信装置に送信し、
    前記第1の認証情報の前記有効期限が切れていると判断される場合に、前記第2の認証情報は送信されない、請求項1に記載のサーバ。
  3. 前記登録部は、前記第1の装置識別情報と、前記第1のグローバルIPアドレスと、前記第1の認証情報と、ユーザ情報と、を対応付けて前記記憶部に登録し、
    前記サーバは、さらに、
    前記第1のローカルエリアネットワークと前記第2のローカルエリアネットワークとが同一でないと判断される場合に、前記第1の通信装置とは異なる第2の通信装置を識別する第2の装置識別情報と、第3のグローバルIPアドレスと、第3の認証情報と、前記ユーザ情報と、が対応付けて前記記憶部に登録されているのか否かを判断する第3の判断部と、
    前記第2の装置識別情報と前記第3のグローバルIPアドレスと前記第3の認証情報と前記ユーザ情報とが対応付けて前記記憶部に登録されていると判断される場合に、前記特定の信号に含まれる前記第2のグローバルIPアドレスと、前記第3のグローバルIPアドレスと、を利用して、前記第2のローカルエリアネットワークと、前記第3のグローバルIPアドレスが利用される第3のローカルエリアネットワークと、が同一であるのか否かを判断する第4の判断部と、
    を備え、
    前記第2の情報送信部は、さらに、前記第2のローカルエリアネットワークと前記第3のローカルエリアネットワークとが同一であると判断される場合に、前記第2の認証情報を前記第1の通信装置に送信し、
    前記第2の装置識別情報と前記第3のグローバルIPアドレスと前記第3の認証情報と前記ユーザ情報とが対応付けて前記記憶部に登録されていないと判断される場合に、前記第2の認証情報は送信されず、
    前記第2のローカルエリアネットワークと前記第3のローカルエリアネットワークとが同一ででないと判断される場合に、前記第2の認証情報は送信されない、請求項1又は2に記載のサーバ。
  4. 前記通知受信部は、さらに、前記第2の認証情報が前記第1の通信装置に送信された後に、前記第2のローカルエリアネットワークから、前記インターネットを介して、前記関係情報を前記サーバに通知するための第2の通知を受信し、
    前記第2の通知は、前記関係情報と、前記第1の装置識別情報と、前記第2のグローバルIPアドレスと、前記第2の認証情報を用いて得られる認証情報と、を含み、
    前記提供処理実行部は、さらに、前記第2の通知が受信される場合に、前記第2の通知に含まれる前記関係情報を利用して、前記提供処理を実行する、請求項1から3のいずれか一項に記載のサーバ。
  5. 前記第2の情報送信部は、前記第1の認証情報と同一である前記第2の認証情報を前記第1の通信装置に送信する、請求項1から4のいずれか一項に記載のサーバ。
  6. 前記第2の情報送信部は、前記第1の認証情報とは異なる前記第2の認証情報を前記第1の通信装置に送信する、請求項1から4のいずれか一項に記載のサーバ。
  7. 前記第2の認証情報の有効期限は、前記第1の認証情報の有効期限と同一である、請求項6に記載のサーバ。
  8. 前記第1の通信装置は、印刷機能及びスキャン機能のうちの少なくとも一方の機能を実行可能な装置であり、
    前記関係情報は、前記一方の機能に関係する情報であり、
    前記提供処理は、前記一方の機能に関係するサービスを提供するための処理である、
    請求項1から7のいずれか一項に記載のサーバ。
  9. 前記サーバは、さらに、
    前記第1の認証情報が前記第1の通信装置に送信された後に、前記インターネットを介して、前記第1の通信装置から前記第1の認証情報を受信する情報受信部と、
    前記第1の通信装置から前記第1の認証情報が受信される場合に、前記インターネットを介して、特定の認証情報を前記第1の通信装置に送信する第3の情報送信部と、
    を備え、
    前記第1の認証情報を用いて得られる認証情報は、前記特定の認証情報であるを含む、請求項1から8のいずれか一項に記載のサーバ。
  10. サーバためのコンピュータプログラムであって、
    前記サーバのコンピュータを以下の各部、即ち、
    第1の通信装置が所属する第1のローカルエリアネットワークから、インターネットを介して、前記第1の通信装置を識別する第1の装置識別情報を前記サーバに登録するための登録要求を受信する要求受信部であって、前記登録要求は、前記第1の装置識別情報と、前記第1の通信装置に割り当てられている第1のグローバルIPアドレスと、を含む、前記要求受信部と、
    前記登録要求が受信される場合に、前記登録要求に含まれる前記第1の装置識別情報と、前記登録要求に含まれる前記第1のグローバルIPアドレスと、前記第1の通信装置と前記サーバとの間の通信に利用される第1の認証情報と、を対応付けて記憶部に登録する登録部と、
    前記登録要求が受信される場合に、前記インターネットを介して、前記第1の認証情報を前記第1の通信装置に送信する第1の情報送信部と、
    前記第1の認証情報が前記第1の通信装置に送信された後に、前記第1のローカルエリアネットワークから、前記インターネットを介して、前記第1の通信装置に関係する関係情報を前記サーバに通知するための第1の通知を受信する通知受信部であって、前記第1の通知は、前記関係情報と、前記第1の装置識別情報と、前記第1のグローバルIPアドレスと、前記第1の認証情報を用いて得られる認証情報と、を含む、前記通知受信部と、
    前記第1の通知が受信される場合に、前記第1の通知に含まれる前記関係情報を利用して、前記第1の通知に含まれる前記第1の装置識別情報によって識別される前記第1の通信装置に関係するサービスを提供するための提供処理を実行する提供処理実行部と、
    前記第1の認証情報が前記第1の通信装置に送信された後に、前記第1の通信装置が所属する第2のローカルエリアネットワークから、前記インターネットを介して、特定の信号を受信する信号受信部であって、前記特定の信号は、前記第1の装置識別情報と、前記第1の通信装置に割り当てられている第2のグローバルIPアドレスと、を含むと共に、前記第1の認証情報を用いて得られる認証情報を含まない、前記信号受信部と、
    前記特定の信号が受信される場合に、前記特定の信号に含まれる前記第1の装置識別情報に対応付けられている前記第1のグローバルIPアドレスと、前記特定の信号に含まれる前記第2のグローバルIPアドレスと、を利用して、前記第1のローカルエリアネットワークと前記第2のローカルエリアネットワークとが同一であるのか否かを判断する第1の判断部と、
    前記第1のローカルエリアネットワークと前記第2のローカルエリアネットワークとが同一であると判断される場合に、前記インターネットを介して、前記第1の通信装置と前記サーバとの間の通信に利用される第2の認証情報を前記第1の通信装置に送信する第2の情報送信部であって、前記第1のローカルエリアネットワークと前記第2のローカルエリアネットワークとが同一でないと判断される場合に、前記第2の認証情報は送信されない、前記第2の情報送信部と、
    として機能させる、コンピュータプログラム。
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