JP2020156867A - 給電フレームおよび給電フレーム装置 - Google Patents

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Hitoshi Kitamura
仁史 北村
健一郎 角
Kenichiro Sumi
健一郎 角
慶子 飯村
Keiko Iimura
慶子 飯村
大樹 松崎
Daiki Matsuzaki
大樹 松崎
司 金子
Tsukasa Kaneko
司 金子
孝司 田中
Koji Tanaka
孝司 田中
平井 良治
Ryoji Hirai
良治 平井
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Abstract

【課題】電気的な種々の用途に使い勝手よく利用できる給電フレームを提供する。【解決手段】給電フレーム1は、フレーム材10と、フレーム材10の内部に、フレーム材10の延出方向に沿って配された導電バー25、26とを備えている。フレーム材10の四側面11のうちの複数の側面11に、フレーム材10の延出方向に沿った溝20が形成されており、それらの溝20に導電バー25、26が配されている。【選択図】図1

Description

本発明は、棚の骨組などに用いられる給電フレームおよびその給電フレームを用いた給電フレーム装置に関する。
近時、棚板の裏面に照明機器を取り付け、その照明機器に、棚板取り付け用のレールの溝内に配した導電バーを通じて電力を供給する給電タイプの収納装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このレールは、壁面などに取り付ける2枚のパネルの間に配されるパネル取り付け用のものを給電フレームとして兼用した、導電バー付きのフレーム材である。その給電フレームの溝に棚板を嵌め入れることで、溝内に配した導電バーと、棚板の照明器具との電気的な接続が可能となる。
特開2004−81521号公報
ところで、上記の棚板の上に電気機器を載置することを想定すれば、照明機器だけではなく電気機器への電力供給についても、給電フレームの溝内の導電バーより行うようにすれば便利である。
しかしながら、上記の給電フレームの溝は棚板取り付け用のものであるため前面にしか開口しておらず、その溝に棚板を嵌め入れてしまえば、溝は棚板の幅寸法にわたり棚板で塞がれてしまう。そのため、給電フレームの導電バーと電気機器との接続はしにくくなる。
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、電気的な種々の用途に使い勝手よく利用できる給電フレームを提供することにある。また、そのような給電フレームを用いて収納棚状の給電フレーム装置を提供することも、本発明の目的とされる。
上記目的を達成するために、本発明の給電フレームは、フレーム材と、フレーム材の内部に、フレーム材の延出方向に沿って配された導電バーとを備えた給電フレームであって、フレーム材の四側面のうちの複数の側面に、フレーム材の延出方向に沿った溝が形成されており、それらの溝に導電バーが配されている。
また、本発明の給電フレーム装置は、給電フレームを複数用いた立体形状の給電フレーム装置であって、鉛直方向と水平方向とのそれぞれに給電フレームが複数配設され、端部同士が隣接する給電フレーム間が、導電バーに電気的に接続される連結部材で連結されている。
本発明の給電フレームは上述した構成とされているため、給電フレームを、電気的な種々の用途に使い勝手よく利用することができる。
また、本発明の給電フレーム装置は上述した構成とされているため、給電フレームおよび連結部材を用いて立体的な形状の棚装置を形成すれば、電気的な種々の用途に使い勝手よく利用することができる。
本発明の一実施形態に係る給電フレームおよび給電フレーム装置の説明図である。(a)は給電フレーム装置の全体斜視図、(b)は(a)の給電フレーム装置に用いられる給電フレームの一例を示す断面図、(c)は給電フレームの他例を示す断面図、(d)は連結部材の斜視図である。 (a)はカバーの部分正面図、(b)は図1(b)の給電フレームにカバーを取り付けた状態を示す断面図、(c)は図1(c)の給電フレームにカバーを取り付けた状態を示す断面図である。 (a)は受電プラグ付きコンセントを装着した給電フレーム(鉛直方向の給電フレーム)の斜視図、(b)/(c)は(a)における受電プラグ付きコンセントの分離状態/装着状態を示す横断面図である。 (a)は他の部材(ダボ部材)の給電フレームに対する装着態様を示す斜視図、(b)はダボ部材の装着状態を示す横断面図、(c)は装着されたダボ部材に対する棚板の設置態様を示す縦断面図である。 (a)〜(d)は、導電バーの配置の4例を模式的に示した簡略説明図である。
以下に、本発明に係る実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。
まず、実施形態に係る給電フレーム1およびその給電フレーム1を用いた給電フレーム装置5の基本構成について記述する。
給電フレーム1は、図1に示すように、フレーム材10と、フレーム材10の内部に、フレーム材10の延出方向に沿って配された導電バー25、26とを備えている。フレーム材10の四側面11のうちの複数の側面11に、フレーム材10の延出方向に沿った溝20が形成されており、それらの溝20に導電バー25、26が配されている。
また、給電フレーム装置5は、給電フレーム1を複数用いた立体形状の装置である。給電フレーム装置5は、図1に示すように、鉛直方向と水平方向とのそれぞれに給電フレーム1が複数配設され、端部同士が隣接する給電フレーム10間が、導電バー25、26に電気的に接続される連結部材30で連結されている。
ついで、給電フレーム1および給電フレーム装置5の詳細について説明する。
図1(a)は給電フレーム装置5の斜視図である。この給電フレーム装置5は、鉛直方向に4本の給電フレーム1を用い、水平方向に8本の給電フレーム1を用いて構成されている。角部においては3本の給電フレーム1が連結部材30によって相互に接続されている。また、図1(a)および図2(a)に示すように、給電フレーム1の溝20にはカバー35を取り付けて使用することが望ましい。このカバー35は、受電プラグ付きコンセント40(以下、コンセント40という)の受電プラグ45や、ダボ部材50(図4参照)の受電プラグ51などの受電用のプラグを溝20内に装着するための差込口35aを有している。
この給電フレーム装置5は棚板60の設置位置を変動できる可動棚装置であり、鉛直方向に配した給電フレーム1に取り付けたダボ部材50(図4参照)により棚板60が支持される構成とされている。このダボ部材50は、給電フレーム1の所望の高さ位置に取り付けることができる。この棚板60はその裏面に照明機器66が取り付けてあり、照明機器66は給電フレーム1からダボ部材50を介して電力の供給を受けて点灯する構成とされている。
また、給電フレーム1にコンセント40を取り付けて、他の電気機器に電力を供給できるようにもなっている。以下ではまず給電フレーム1の構成について説明し、コンセント40およびダボ部材50の取り付け態様については、図3、図4の説明とともに後述する。
給電フレーム1の本体であるフレーム材10は、図1(b)(c)に示すように角柱材とされ、その四側面11のすべてに溝20が形成されている。その溝20は、2つの溝壁面23と、溝底面21とを有したU字溝20とされる。図1(b)(c)に示した2例は、U字溝20の内部に配した導電バー25、26の配設位置が異なっている。なお、U字溝20の溝内面と導電バー25、26との位置関係に関しては、図1(b)の例については図5(a)の簡略図に示し、図1(c)の例については図5(b)の簡略図に示した。
図1(b)(c)の給電フレーム1のU字溝20は、溝開口22側に溝壁面23の相互より突出したネック部24aを有し、そのネック部24a間が受電プラグ45、51(図3および図4参照)装着用の装着口とされる。そのネック部24aの外側には、後述するカバー35の取り付けのための段差部24が形成されている。また、それぞれの溝壁面23の溝底21側には、相互より突出した凸条部23aが形成されている。また、溝底21の中央には凹条21aが形成されている。
U字溝20内には4本の導電バー25、26が配されている。これらの導電バー25、26には、2線式に対応した一対の第1導電バー25と、一対の第2導電バー26とが含まれる。なお、本実施形態では、第1導電バー25は強電電力用とされ、第2導電バー26は通信(弱電電力)用とされる。これらの導電バー25、26は、種類におうじたそれぞれの電源に接続することで通電が可能とされている。
図1(b)の例では、一対の第1導電バー25は、凸条部23aよりも溝底21側の溝壁面23に、溝壁面23間で空間をはさんで向かい合うように溝幅方向に並べられ、それぞれは絶縁部25aを介して配設されている。この絶縁部25aは、その前面に第1導電バー25が嵌着され、溝壁面23に埋め込むように固着されて、取り付けられている。
また、一対の第2導電バー26は、一方の溝壁面23に、第1導電バー25よりも溝開口22側に、U字溝20の溝深さ方向に沿って並べられている。絶縁部26aは、その前面に一対の第2導電バー26が並ぶように嵌着されており、溝壁面23側に埋め込むように固着されている。
図1(c)の例では、一対の第1導電バー25は、図1(b)の例と同様であり、凸条部23aよりも溝底21側の溝壁面23に、溝壁面23間で空間をはさんで向かい合うように溝幅方向に並べられ、それぞれは絶縁部25aを介して配設されている。この絶縁部25aは、その前面に第1導電バー25が嵌着され、溝壁面23に埋め込むように固着されて、取り付けられている。
また、一対の第2導電バー26は、一対の第1導電バー25のそれぞれの凸条部23aを介して隣接する溝開口22側の溝壁面23に、溝壁面23間で空間をはさんで向かい合うように溝幅方向に並べられている。また、第2導電バー26は、第1導電バー25と共通の絶縁部25aを介して配設されている。
つまり、図1(c)のものでは、一方の第1導電バー25と一方の第2導電バー26とが一方の溝壁面23に溝深さ方向に沿って並び、他方の第1導電バー25と他方の第2導電バー26とが他方の溝壁面23に溝深さ方向に沿って並んでいる。
図1(b)(c)の例のように、複数本の導電バー25、26が配設される場合には、U字溝20の溝内面のうち複数の面に分離状態に配設されることが望ましい。図1(b)の例では、4本の導電バー25、26のうち、一方の溝壁面23には1本の第1導電バー25が、他方の溝壁面23には3本の導電バー25、26が分離状態に配されている。また図1(c)の例では、溝壁面23に導電バー25、26が2本ずつ分離状態に配されている。なお、1種類の一対の導電バー25を設ける場合においても、それぞれを相異なる溝壁面23に設けることが望ましい。
このように導電バー25、26を溝20の複数の面に設ければ、1つの溝壁面23に4つの導電バー25、26を設けるために深い溝20を形成したり、溝底面21に4つの導電バー25、26を設けるために広い溝幅の溝20を形成したりしなくてもよい。つまり、角柱状のフレーム材10に溝20をバランスよく形成することが望ましい。ようするに、深すぎる溝20や溝幅が広すぎる溝20の場合、大きなフレーム材10を用いなければならないが、複数の導電バー25、26を複数の溝内面に分離して設けることで、給電フレーム1の大型化を防止することができる。
また、以上に説明したように、本給電フレーム1はフレーム材10の複数の側面11にU字溝20が設けてあるため、給電の取り出し方向を複数にでき、使い勝手がよくなる。特に、U字溝20が四側面11のそれぞれに設けてあれば、給電フレーム1を給電フレーム装置5専用の給電手段としてのみ用いるのではなく、装置の近傍に配置する電気機器の給電手段としても利用することができる。
また、フレーム材10に対する2以上のU字溝20の配置方法としては、2つの場合、相隣接する2側面11あるいは対面同士の2側面11にU字溝20を配置すればよい。3つの場合、任意の3側面11にU字溝20を配置すればよい。
給電フレーム装置5は、図1(b)(c)の2種の給電フレーム1のうちのいずれか一方のものを用いて形成されればよい。なお、U字溝20の数が相異なる給電フレーム1を組み合わせてもよい。つまり、導電バー25、26の配設位置が一致する同種の給電フレーム1を用いることが望ましいが、U字溝20の形成数が相異なるフレーム材10(給電フレーム1)を組み合わせて用いてもよい。
なお、図1(b)(c)のU字溝20に対応した簡略図を、図5(a)(b)に示した。また、図5(c)(d)のように、強電用の一対の第1導電バー25を、導電バー25間の離間寸法を大きくして、あるいは遮断状態に離間させて、短絡が起こりにくいような配置としてもよい。
図5(c)のものは、一対の第1導電バー25は一方の溝壁面23に、溝底21側と溝開口22側とに離れた状態に並べ、一対の第2導電バー26は他方の溝壁面23に近接した状態に並べた例である。また図5(d)のものは、U字溝20の溝底21に突出部21bを備えており、一対の第1導電バー25は溝壁面23に、突出部21bで遮られるように配置し、一対の第2導電バー26は突出部21bの先端部の溝壁面23を向く面に配置した例である。
ついで連結部材30について説明する。連結部材30は、給電フレーム装置5の外側を向く3方面は閉塞されている一方、内側の3方面は、図1(d)に示すように、給電フレーム1が接続可能な接続部31が設けられている。なお、図1(d)に示した連結部材30は、図1(b)、図2(b)に示した給電フレーム1に対応したものである。
接続部31には、給電フレーム1の4つのU字溝20に対応した4つの端子部32を備えている。端子部32は、U字溝20の長手方向の端部に挿着可能な形状とされる。その端子部32は、U字溝20に設けた一対の第1導電バー25に合致する位置に一対の第1接続端子32aを備え、U字溝20に設けた一対の第2導電バー26に合致する位置に一対の第2接続端子32bを備えている。こうして、3本の給電フレーム1は連結部材30を通じて電気的に接続される。つまり、この連結部材30は、3本の給電フレーム1の電気的な集結点とされる。
このように、複数の給電フレーム1を、連結部材30を用いて接続することで、各給電フレーム1に通電可能な立体形状の給電フレーム装置5を形成することができる。なお、図1(c)の給電フレーム1を連結する連結部材の接続部の接続端子は、図1(c)の給電フレーム1の導電バー25、26の配置に対応した配置とする必要があることはいうまでもない。
また、給電フレーム1を接続する連結部材としては、上記のもののように角部で接続するものには限らず、例えば直線的に並べた給電フレーム1を接続するものや、平面的に3方向や6方向に配された給電フレーム1を接続するものであってもよい。
また、給電フレーム1のU字溝20の段差部24には、図2(a)に示すようなカバー35が取り付けられる。このカバー35には、長手方向に沿って一定の間隔に、コンセント40の受電プラグ45およびダボ部材50の受電プラグ51を差し込むための差込口35aが設けてある。なお、コンセント40、ダボ部材50については、図3、図4の説明において後述する。
図2(b)(c)は、図1(b)(c)に対応した図であり、それぞれのU字溝20の段差部24にはカバー35が装着されている。カバー35の差込口35aはU字溝20の内部に通じている。受電プラグ45は差込口35aの開口縁に挟着されるようにカバー35に支持される。
すなわち、鉛直方向の給電フレーム1にコンセント40の受電プラグ45を取り付ける場合には、図2(a)に示したカバー35が、コンセント40を支持する手段として必要とされる。図2(a)に示したカバー35に代えて、使用しないU字溝20の蓋として、差込口35aの形成されていない閉塞カバーを用いてもよい。
このように、給電フレーム1は溝開口22にカバー35を装着する構成であるため、溝内面の露出を少なくし、ほこりなどの異物の導電バー25、26への付着を少なくすることができる。もちろん、手指をU字溝20に誤って入れる危険性も低減化できる。また、U字溝20の溝開口22には段差部24が設けてあるため、カバー35をずれなく取り付けることができる。さらに、差込口35aを設けたカバー35を用いることで、コンセント40(受電プラグ45)やダボ部材50(受電プラグ51)の差し込み位置を確定でき、またそれらを保持することもできる。
ついで、給電フレーム1のU字溝20に対し装着可能なコンセント40について、図3を参照して説明する。なお図3には、図1(b)、図2(b)に示した給電フレーム1に対応したものを図示した。このコンセント40は、給電フレーム1の第1導電バー25から強電電力を受け、第2導電バー26から通信用の弱電電力を受ける構成とされている。
このコンセント40は直方体形状の本体41を有し、その表面には、長手方向の一方の端部側には一対の差込口を有した電力用差込部42が設けられ、他方の端部側には一対の差込口を有した通信用差込部43が設けられている(図3(a)参照)。
また、図3(b)に示すように、本体41の裏面には受電プラグ45が設けてある。この受電プラグ45は、略直方体形状のプラグ本体46が、本体41の裏面に直交する方向に、裏面から突出するように本体41に連結されている。
プラグ本体46の先端部46aには、本体41の短手方向の端部に一対の端子47aを有した第1受電部47が設けてある。この第1受電部47は、給電フレーム1のU字溝20内の第1導電バー25に対応している。また、第1受電部47の一方の端子47aを設けた側には、その端子47aよりも基部46b側に、一対の端子48aを有した第2受電部48が第2導電バー26に対応するように設けてある。
第1受電部47および第2受電部48の各端子47a、48aは、受電プラグ45をU字溝20に装着することで、U字溝20内において、各端子47a、48aが対応した導電バー25、26に接触する。こうせいて、電力用差込部42に接続した電気機器および通信用差込部43に接続した電気機器は、導電バー25、26、コンセント40を通じて電力を受けることができる。
つぎに、給電フレーム1のU字溝20に対し装着可能なダボ部材50について、図4を参照して説明する。なお図4には、図1(b)、図2(b)に示した給電フレーム1に対応したものを図示した。このダボ部材50は、給電フレーム1の第1導電バー25から強電電力を受けて照明機器66を点灯させることができるものである。
このダボ部材50は、4つの鉛直方向の給電フレーム1の同高さ位置に取り付けた4本のダボ部材50が協働して棚板60を下方より支持するための部材とされる。ダボ部材50は、棚板60を載せ置くために、鉛直方向の給電フレーム1のU字溝20に装着する接続部51と、棚板60を支持する支持部55とを備えている。接続部51は受電プラグ51を構成し、支持部55は棚板60に給電するための給電プラグ55を構成する。
接続部51は、給電フレーム1のU字溝20に装着でき、かつカバー35の差込口35aに嵌合できるような角柱形状とされる。一方、支持部55は、棚板60の裏面に設けたダボ受け部61に係合可能な円柱形状とされる。また、接続部51の先端面には突起51aが形成されており、この突起51aはU字溝20の溝底21にある凹条21aに嵌合する。
受電プラグ51には、先端部の側面に一対の端子52aよりなる受電部52が設けてある。また、給電プラグ55には、円柱体に凹リング状の2つの端子56aよりなる給電部56が設けてある。
ダボ部材50は、図4(b)に示すように、接続部51(受電プラグ51)をU字溝20に装着し、受電プラグ51の受電部52を第1導電バー25に接続することで、受電することができる。図4(c)に示すように、ダボ部材50の支持部55を棚板60のダボ受け部61に嵌め入れるようにして、支持部55が棚板60を支持することで、棚板60はダボ受け部61の底面61aに設けた一対の棚側受電部62を介して受電することができる。
なお、以上では棚板60に給電可能なダボ部材50について説明したが、給電が不要な棚板60を用いる場合には当然に、そのようなダボ部材50は不要とされ、受電、給電機能を有しない、通常のダボ部材を用いればよい。
図1(a)に示した給電フレーム装置5において、水平方向の給電フレーム1の上方や側方に開口した溝20にコンセント40を取り付ける場合には、垂直方向の給電フレーム1と同様、カバー35の差込口35aでコンセント40を支持することができる。一方、下方に開口した給電フレーム1にコンセント40を装着する場合を想定すれば、コンセント40の落下防止を確実にするために、差込口35aによる挟着支持に代わる手段を用いてもよい。例えば、受電プラグ45の基部46bを回転可能とし、受電プラグ45を装着した後に、基部46bを回転させてカバー35に引っ掛けるような構成としてもよい。
また、ダボ部材50については、例えばU字溝20の凹条21aに代えてダボ部材50の先端の突起51aが隙間なく嵌合する、カバー35の差込口35aの位置に合致した穴部を設けてもよい。そのようにすれば、差込口35aと穴部とにより2箇所でダボ部材50が支持、固定されるため、電気機器などを載せ置いた棚板60をぐらつきなく支持することができる。
1 給電フレーム
5 給電フレーム装置
10 フレーム材
11 側面
20 溝(U字溝)
22 溝開口
24 段差部
25 (一対の)第1導電バー(導電バー)
26 (一対の)第2導電バー(導電バー)
30 連結部材
35 カバー

Claims (5)

  1. フレーム材と、該フレーム材の内部に、該フレーム材の延出方向に沿って配された導電バーとを備えた給電フレームであって、
    前記フレーム材の四側面のうちの複数の側面に、前記フレーム材の延出方向に沿った溝が形成されており、それらの溝に前記導電バーが配されていることを特徴とする給電フレーム。
  2. 請求項1において、
    前記溝はU字溝とされ、
    前記溝に配される前記導電バーは複数本数とされ、それらの導電バーは溝内面のうちの複数の面に分離された状態に配されていることを特徴とする給電フレーム。
  3. 請求項1または2において、
    前記溝の溝開口側にカバーを装着するための段差部が形成されていることを特徴とする給電フレーム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、
    前記フレーム材の四側面の各々に前記溝が形成されていることを特徴とする給電フレーム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の給電フレームを複数用いた立体形状の給電フレーム装置であって、
    鉛直方向と水平方向とのそれぞれに前記給電フレームが複数配設され、端部同士が隣接する前記給電フレーム間が、前記導電バーに電気的に接続される連結部材で連結されていることを特徴とする給電フレーム装置。

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