JP2020150322A - 無線通信機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】相手側端末とのピアツーピア無線接続が解除されることを抑制できる、無線通信機器を提供する。【解決手段】相手側端末がOPSプロトコルの省電力方式に対応した端末である場合(S20:YES)、相手側端末のインテント値よりプリンタがグループオーナーに決定され易い値がインテント値として相手側端末に送信される(S21)。これにより、プリンタは、相手側端末とのP2P無線接続におけるグループオーナーとなる(S24)。一方、相手側端末がスリープ信号を受信不可な非対応端末である場合、相手側端末のインテント値よりプリンタがグループオーナーに決定され難い値がインテント値として相手側端末に送信される(S22)。これにより、プリンタは、相手側端末とのP2P無線接続における子局となる(S25)。【選択図】図2A
Description
本発明は、無線通信機器に関する。
従来、Wi−Fi(登録商標)ダイレクトで接続される機器のP2P(ピアツーピア)グループでは、親局となる機器と子局となる機器とが設定される。親局となる無線通信機器には、スリープ期間が設定される省電力モードを有するものがある。その無線通信機器は、省電力モードで動作する場合、スリープ期間を示す信号を子局となる相手側端末に送信する。その後、無線通信機器は、スリープ期間にわたって、相手側端末から送信されるパケット情報を受信しない。これにより、無線通信機器における省電力が実現される。
しかし、相手側端末が親局となる無線通信機器の省電力モードに対応していない場合、無線通信機器から送信されるスリープ期間を示す信号を相手側端末が理解することができない。そのため、相手側端末が無線通信機器に対してスリープ期間にパケット情報を送信してしまい、無線通信機器によるパケット情報に対する無回答の結果、相手側端末が無線通信機器とのピアツーピアの無線接続を解除するという事態が生じる。
本発明の目的は、相手側端末とのピアツーピア無線接続が解除されることを抑制できる、無線通信機器を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る無線通信機器は、無線通信機器であって、相手側端末とピアツーピア無線接続を形成するための信号を送受信する無線通信部と、制御部と、を備え、前記無線通信機器は、前記ピアツーピア無線接続における親局と子局のうち前記親局として決定されている場合、スリープ期間を示す情報を含むスリープ信号を前記無線通信部から前記相手側端末に送信し、前記無線通信部が前記スリープ期間に前記相手側端末からの前記信号を受信しない省電力モードを実行可能であって、前記制御部は、前記ピアツーピア無線接続の開始時において、前記相手側端末から前記相手側端末の端末情報と前記相手側端末に設定されている端末側指標値とを前記無線通信部を用いて受信する受信処理と、機器側指標値を前記無線通信部を用いて前記相手側端末に送信し、前記相手側端末と前記無線通信部を用いて前記信号の送受信を行い、前記無線通信機器が前記親局となるか否かを決定する親局決定処理と、を実行し、前記親局決定処理において、前記スリープ信号を受信可能な対応端末であることを示す対応端末情報と前記受信処理により受信した前記端末情報とが一致する場合、前記機器側指標値として前記端末側指標値より前記親局に決定され易い値を、前記無線通信部を用いて相手側端末に送信し、前記対応端末情報と前記端末情報とが一致しない場合、前記機器側指標値として前記端末側指標値より前記親局に決定され難い値を、前記無線通信部を用いて相手側端末に送信する。
この構成によれば、相手側端末がスリープ信号を受信可能な対応端末である場合、相手側端末の端末側指標値より無線通信機器が親局に決定され易い値が機器側指標値として相手側端末に送信される。これにより、無線通信機器は、相手側端末とのピアツーピア無線接続における親局となる。相手側端末がスリープ信号を受信可能な対応端末であるので、無線通信機器が省電力モードを実行しても、無線通信機器と相手側端末とのピアツーピア無線接続が解除されない。
一方、相手側端末がスリープ信号を受信不可な非対応端末である場合、相手側端末の端末側指標値より無線通信機器が親局に決定され難い値が機器側指標値として相手側端末に送信される。これにより、無線通信機器は、相手側端末とのピアツーピア無線接続における子局となる。したがって、省電力モードを実行しても、無線通信機器と相手側端末とのピアツーピア無線接続が解除されない。
よって、無線通信機器が省電力モードを実行しても、無線通信機器と相手側端末とのピアツーピア接続が解除されることを抑制できる。
本発明によれば、無線通信機器と相手側端末とのピアツーピア無線接続が解除されることを抑制できる。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<システム構成>
図1に示されるシステムは、無線通信機器の一例としてのプリンタ1と、相手側端末の一例としての携帯端末(モバイルデバイス)2とを含むプリントシステムである。すなわち、図1に示されるプリントシステムは、ユーザ操作が携帯端末2を操作して、携帯端末2からプリンタ1に印刷命令を送信し、その印刷命令に従ってプリンタ1が印刷動作を実行することにより、用紙に画像が印刷されるシステムである。
図1に示されるシステムは、無線通信機器の一例としてのプリンタ1と、相手側端末の一例としての携帯端末(モバイルデバイス)2とを含むプリントシステムである。すなわち、図1に示されるプリントシステムは、ユーザ操作が携帯端末2を操作して、携帯端末2からプリンタ1に印刷命令を送信し、その印刷命令に従ってプリンタ1が印刷動作を実行することにより、用紙に画像が印刷されるシステムである。
プリンタ1は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、印刷部14および無線LANインターフェース15(無線通信部の一例)を備えている。CPU11、ROM12、RAM13、印刷部14および無線LANインターフェース15は、バス16を介して、データ通信可能に接続されている。
ROM12(記憶部の一例)は、フラッシュメモリなどの書き換え可能な不揮発性メモリである。ROM12には、CPU11によって実行されるプログラムや各種のデータなどが記憶されている。
RAM13は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などの揮発性メモリである。RAM13は、CPU11がプログラムを実行する際のワークエリアとして使用される。
印刷部14は、画像データに基づく印刷(カラー印刷またはモノクロ印刷)を実行し、シートに画像を形成する。画像形成の方式は、電子写真方式であってもよいし、インクジェット方式であってもよい。印刷部14の印刷動作は、CPU11によって制御される。
無線LANインターフェース15は、IEEE(アイトリプルイー)での規格「IEEE 802.11」に準拠した2.4GHzまたは5.0GHz帯の電波を使用した無線通信のための回路を備えている。また、無線LANインターフェース15は、Wi−Fi(登録商標)ダイレクト方式によるP2P(ピアツーピア)無線通信を可能にするインターフェースである。
携帯端末2は、CPU21、ROM22、RAM23および無線LANインターフェース24を備えている。CPU21、ROM22、RAM23および無線LANインターフェース24は、バス25を介して、データ通信可能に接続されている。
ROM12には、OS(Operating System)上で動作するアプリケーションプログラム(以下、単に「アプリ」という。)が記憶されている。アプリの1つとして、プリントアプリが含まれる。ユーザは、携帯端末2に搭載されているタッチパネル(図示せず)を操作して、プリントアプリの実行を指示することができる。この指示に応じて、CPU21がプリントアプリを実行することにより、ユーザが携帯端末2のタッチパネル上で印刷対象の画像を選択可能となり、画像の選択後、その選択された画像の印刷命令を含むジョブの送信が可能となる。
<P2P無線接続処理>
プリンタ1では、制御部の一例としてのCPU11により、図2Aおよび図2Bに示されるP2P無線接続処理が実行される。P2P無線接続処理は、携帯端末2でプリントアプリが実行されて、携帯端末2からプリンタ1に接続要求が送信され、その接続要求を無線LANインターフェース15が受信したことに応じて開始される。
プリンタ1では、制御部の一例としてのCPU11により、図2Aおよび図2Bに示されるP2P無線接続処理が実行される。P2P無線接続処理は、携帯端末2でプリントアプリが実行されて、携帯端末2からプリンタ1に接続要求が送信され、その接続要求を無線LANインターフェース15が受信したことに応じて開始される。
P2P無線接続処理では、CPU11は、P2P無線接続の相手側となる携帯端末2(以下、単に「相手側端末2」という。)とのP2P無線接続を開始する(図2AのS11)。P2P無線接続の開始により、CPU11は、相手側端末2にMAC(Media Access Control)アドレスの送信を要求する。この要求に応じて、相手側端末2の無線LANインターフェース24からMACアドレスの情報が送信される。その情報を無線LANインターフェース15が受信すると、CPU11は、その受信した情報から相手側端末2のMACアドレスを取得する(S12)。そして、CPU11は、相手側端末2のMACアドレスがROM12に記憶されているか否かを判断する(S13)。
CPU11は、相手側端末2のMACアドレスがROM12に記憶されていないと判断した場合(S13:NO)、相手側端末2とのネゴシエーションを開始する(図2BのS14)。すなわち、CPU11は、プリンタ1のインテント値を最大値に設定して、そのインテント値を含むネゴシエーション要求フレームを無線LANインターフェース15から送信する。Wi−Fiダイレクト方式でP2P無線接続される機器のグループ(P2Pグループ)では、親局の一例であるグループオーナー(GO)となる機器と子極の一例であるクライアント(CL)となる機器とが設定される。インテント値は、グループオーナーになることを希望する度合いを示す値であり、たとえば、0以上15以下の整数に設定される。プリンタ1のインテント値は、端末側指標値の一例である。
相手側端末2の無線LANインターフェース24がネゴシエーション要求フレームを受信すると、無線LANインターフェース24からネゴシエーション応答フレームが送信される。ネゴシエーション応答フレームには、相手側端末2のインテント値が含まれる。相手側端末2のインテント値は、予め設定されて、相手側端末2のROM22に記憶されている。
P2Pグループでは、インテント値の大きい方の機器がグループオーナーとなり、インテント値の小さい方の機器がクライアントとなる。相手側端末2からのネゴシエーション応答フレームを無線LANインターフェース15が受信すると、CPU11は、プリンタ1のインテント値(自身のインテント値)と相手側端末2のインテント値とを比較して、グループオーナーとクライアントとを設定、P2P無線接続を確立する。このとき、プリンタ1のインテント値が最大値に設定されているので、プリンタ1がグループオーナーとなり、相手側端末2がクライアントとなって、P2P無線接続が確立される(S15)。
たとえば、OPS(Opportunistic Power Save)プロトコルに従った省電力方式では、ターゲットビーコン送信時刻(TBTT:Target Beacon Transmission Time)が一定周期で到来し、図3、図4および図5に示されるように、ターゲットビーコン送信時刻から開始されるCTWindowと呼ばれる期間が定義されている。CPU11は、ターゲットビーコン送信時刻が到来すると、無線LANインターフェース15から相手側端末2に向けて、CTWindowの情報を含むビーコン(スリープ信号の一例)を送信する。
相手側端末2がOPSプロトコルの省電力方式に対応している場合、相手側端末2の無線LANインターフェース24によるビーコンの受信の応答として、PMフラグを含む応答信号が無線LANインターフェース24から送信される。PMフラグは、グループオーナーであるプリンタ1がDoze状態(スリープ状態)に入ることの許可または拒否を表すフラグである。
PMフラグの「PM=1」は、プリンタ1がDoze状態に入ることの許可を表す。プリンタ1の無線LANインターフェース15が「PM=1」のPMフラグを受信した場合、図3に示されるように、プリンタ1は、CTWindowの終期から次のターゲットビーコン送信時刻までの期間(スリープ期間の一例)、Doze状態となり、相手側端末2からの信号を受信しない省電力モードとなる。
一方、PMフラグの「PM=0」は、プリンタ1がDoze状態に入ることの拒否を表す。プリンタ1の無線LANインターフェース15が「PM=0」のPMフラグを受信した場合、図4に示されるように、プリンタ1は、CTWindowの終期が到来しても、Doze状態とならない。
また、相手側端末2がOPSプロトコルの省電力方式に対応していない場合、相手側端末2の無線LANインターフェース24がビーコンを受信できないか、または、ビーコンを受信しても、図5に示されるように、無線LANインターフェース24からPMフラグを含む応答信号は送信されない。OPSプロトコルでは、ビーコンに対してPMフラグを含む応答信号が子局から送信されず、その応答信号を親局が受信しない場合、親局と子極とのP2P無線接続が解除される。
CPU11は、ビーコンの送信後、そのビーコンに対する応答信号が相手側端末2から送信されたか否か、つまり相手側端末2から応答信号を無線LANインターフェース15が受信したか否かを判断する(S16)。CPU11は、相手側端末2から応答信号が送信されたと判断した場合(S16:YES)、相手側端末2がOPSプロトコルの省電力方式に対応した端末であることを表す対応端末情報として、相手側端末2のMACアドレスをROM12に記憶させる(S17)。一方、CPU11は、相手側端末2から応答信号が送信されないと判断した場合(S16:NO)、相手側端末2がOPSプロトコルの省電力方式に対応していない端末であることを表す非対応端末情報として、相手側端末2のMACアドレスをROM12に記憶させる(S18)。
その後、CPU11は、プリンタ1と相手側端末2とのP2P無線接続を一旦切断し(S19)、プリンタ1と相手側端末2とをP2P無線接続を再び開始する(図2AのS11)。
相手側端末2から送信されるMACアドレスの情報を無線LANインターフェース15が再び受信すると、CPU11は、その受信した情報から相手側端末2のMACアドレスを取得し(S12)、相手側端末2のMACアドレスがROM12に記憶されているか否かを判断する(S13)。
CPU11は、相手側端末2のMACアドレスがROM12に記憶されていると判断した場合(S13:YES)、そのMACアドレスが対応端末情報としてROM12に記憶されているか否かをさらに判断する(S20)。そして、CPU11は、相手側端末2のMACアドレスが対応端末情報としてROM12に記憶されていると判断した場合(S20:YES)、プリンタ1のインテント値を既定のデフォルト値に設定して、相手側端末2とのネゴシエーションを開始する(S21)。デフォルト値は、プリンタ1がグループオーナーになり易い値、たとえば、インテント値が取り得る数値範囲の中間値よりも大きい値に定められている。一方、相手側端末2のMACアドレスが非対応端末情報としてROM12に記憶されており、CPU11は、相手側端末2のMACアドレスが対応端末情報としてROM12に記憶されていないと判断した場合(S20:NO)、プリンタ1のインテント値を最小値に設定して、相手側端末2とのネゴシエーションを開始する(S21)。
プリンタ1と相手側端末2とのネゴシエーションでは、前述したように、CPU11は、プリンタ1のインテント値をデフォルト値に設定して、そのインテント値を含むネゴシエーション要求フレームを無線LANインターフェース15から送信する。相手側端末2の無線LANインターフェース24がネゴシエーション要求フレームを受信すると、無線LANインターフェース24から相手側端末2のインテント値を含むネゴシエーション応答フレームが送信される。相手側端末2からのネゴシエーション応答フレームを無線LANインターフェース15が受信すると、CPU11は、ネゴシエーション応答フレームから相手側端末2のインテント値を取得し、プリンタ1のインテント値(自身のインテント値)が相手側端末2のインテント値よりも大きいか否かを判断する(S23)。
そして、CPU11は、プリンタ1のインテント値が相手側端末2のインテント値よりも大きいと判断した場合(S23:YES)、プリンタ1をグループオーナーとし、相手側端末2をクライアントとして、P2P無線接続を確立して(S24)、P2P無線接続処理を終了する。一方、CPU11は、プリンタ1のインテント値が相手側端末2のインテント値以下であると判断した場合(S23:NO)、プリンタ1をクライアントとし、相手側端末2をグループオーナーとして、P2P無線接続を確立して(S25)、P2P無線接続処理を終了する。
<作用効果>
以上のように、相手側端末2がOPSプロトコルの省電力方式に対応した端末、言い換えれば、OPSプロトコルの省電力方式でプリンタ1がDoze状態に入る前に送信するビーコンを相手側端末2が受信可能である場合、相手側端末2のインテント値よりプリンタ1がグループオーナーに決定され易い値がインテント値として相手側端末2に送信される。これにより、プリンタ1は、相手側端末2とのP2P無線接続におけるグループオーナーとなる。相手側端末2がOPSプロトコルの省電力方式に対応した端末であるので、プリンタ1が省電力モードを実行しても、プリンタ1と相手側端末2とのP2P無線接続が解除されない。
以上のように、相手側端末2がOPSプロトコルの省電力方式に対応した端末、言い換えれば、OPSプロトコルの省電力方式でプリンタ1がDoze状態に入る前に送信するビーコンを相手側端末2が受信可能である場合、相手側端末2のインテント値よりプリンタ1がグループオーナーに決定され易い値がインテント値として相手側端末2に送信される。これにより、プリンタ1は、相手側端末2とのP2P無線接続におけるグループオーナーとなる。相手側端末2がOPSプロトコルの省電力方式に対応した端末であるので、プリンタ1が省電力モードを実行しても、プリンタ1と相手側端末2とのP2P無線接続が解除されない。
一方、相手側端末2がOPSプロトコルの省電力方式に対応していない非対応端末である場合、相手側端末2のインテント値よりプリンタ1がグループオーナーに決定され難い値、たとえば、最小値がインテント値として相手側端末2に送信される。これにより、プリンタ1は、相手側端末2とのP2P無線接続における子局となる。したがって、省電力モードを実行しても、プリンタ1と相手側端末2とのP2P無線接続が解除されない。
よって、プリンタ1が省電力モードを実行しても、プリンタ1と相手側端末2とのP2P接続が解除されることを抑制できる。
また、プリンタ1のROM12には、過去にP2P無線接続された相手側端末(携帯端末)2のMACアドレスが記憶されている。各MACアドレスは、そのMACアドレスで識別される携帯端末2がOPSプロトコルの省電力方式に対応した端末であることを表す対応端末情報、または、OPSプロトコルの省電力方式に対応していない端末であることを表す非対応端末情報として記憶されている。そのため、プリンタ1では、相手側端末2からMACアドレスを取得することにより、相手側端末2が対応端末であるか非対応端末であるかを判断することができる。
相手側端末2が過去にP2P無線接続されたことがない端末である場合、つまり相手側端末2のMACアドレスがROM12に記憶されていない場合、プリンタ1がP2Pグループのグループオーナーとなって、プリンタ1から相手側端末2にビーコンを送信される。そして、プリンタ1では、相手側端末2からビーコンの受信に対する応答信号を受信したか否かが判断され、相手側端末2から応答信号を受信した場合、その相手側端末2のMACアドレスが対応端末情報としてROM12に記憶され、相手側端末2から応答信号を受信しない場合、その相手側端末2のMACアドレスが非対応端末情報としてROM12に記憶される。これにより、過去にP2P無線接続された相手側端末2のMACアドレスを対応端末情報または非対応端末情報に分類してROM12に記憶させることができる。
<変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、前述の実施形態では、無線通信機器の一例としてプリンタ1を取り上げたが、無線通信機器は、プリンタ1に限らず、原稿を読み取る読取動作を実行するスキャナや、印刷動作および読取動作の両方を実行可能な複合機(MFP::Multi-Function Peripheral)などであってもよいし、印刷動作および読取動作のいずれも実行しない電子機器であってもよい。また、相手側端末2は、携帯端末に限らず、デスクトップ型のPC(Personal Computer)などであってもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1:プリンタ
2:携帯端末、相手側端末
11:CPU
12:ROM
15:無線LANインターフェース
2:携帯端末、相手側端末
11:CPU
12:ROM
15:無線LANインターフェース
Claims (5)
- 無線通信機器であって、
相手側端末とピアツーピア無線接続を形成するための信号を送受信する無線通信部と、
制御部と、を備え、
前記無線通信機器は、前記ピアツーピア無線接続における親局と子局のうち前記親局として決定されている場合、スリープ期間を示す情報を含むスリープ信号を前記無線通信部から前記相手側端末に送信し、前記無線通信部が前記スリープ期間に前記相手側端末からの前記信号を受信しない省電力モードを実行可能であって、
前記制御部は、
前記ピアツーピア無線接続の開始時において、
前記相手側端末から前記相手側端末の端末情報と前記相手側端末に設定されている端末側指標値とを前記無線通信部を用いて受信する受信処理と、
機器側指標値を前記無線通信部を用いて前記相手側端末に送信し、前記相手側端末と前記無線通信部を用いて前記信号の送受信を行い、前記無線通信機器が前記親局となるか否かを決定する親局決定処理と、を実行し、
前記親局決定処理において、
前記スリープ信号を受信可能な対応端末であることを示す対応端末情報と前記受信処理により受信した前記端末情報とが一致する場合、前記機器側指標値として前記端末側指標値より前記親局に決定され易い値を、前記無線通信部を用いて前記相手側端末に送信し、
前記対応端末情報と前記端末情報とが一致しない場合、前記機器側指標値として前記端末側指標値より前記親局に決定され難い値を、前記無線通信部を用いて前記相手側端末に送信する、
ことを特徴とする無線通信機器。 - 請求項1に記載の無線通信機器であって、
更に、
前記対応端末情報が記憶されている記憶部を有し、
前記制御部は、
更に、
前記受信処理により受信した前記端末情報と一致する前記対応端末情報が前記記憶部に記憶されていない場合、前記無線通信機器が前記親局となり前記ピアツーピア無線接続を開始し、前記相手側端末が前記スリープ信号を受信可能であるか否かを判定する判定処理、
を実行し、
前記判定処理によって前記相手側端末が前記スリープ信号を受信可能であると判定した場合、前記端末情報を前記対応端末情報として前記記憶部に記憶させ、
前記判定処理によって前記相手側端末が前記スリープ信号を受信可能でないと判定した場合、前記端末情報を前記相手側端末が前記スリープ信号を受信不可であることを示す非対応端末情報として前記記憶部に記憶させる、
ことを特徴とする無線通信機器。 - 請求項2に記載の無線通信機器であって、
前記制御部は、
前記判定処理において、
前記受信処理により受信した前記端末情報と一致する前記対応端末情報が前記記憶部に記憶されていない場合、前記無線通信部を用いて前記相手側端末に対して前記スリープ信号を送信し、
前記無線通信部が前記相手側端末から前記スリープ信号に対する応答信号を受信した場合、前記相手側端末が前記スリープ信号を受信可能であると判定し、
前記無線通信部が前記相手側端末から前記スリープ信号に対する応答信号を受信しない場合、前記相手側端末が前記スリープ信号を受信不可であると判定する、
ことを特徴とする無線通信機器。 - 請求項3に記載の無線通信機器であって、
前記制御部は、
前記判定処理において、
前記機器側指標値として最も前記親局に決定され易い値を前記無線通信部を用いて前記相手側端末に送信し、前記無線通信機器が前記親局となる決定を行い前記ピアツーピア無線接続を開始する、
ことを特徴とする無線通信機器。 - 請求項4に記載の無線通信機器であって、
前記制御部は、
前記判定処理の終了後、前記無線通信部による前記ピアツーピア無線接続を終了し、
前記受信処理、及び、前記親局決定処理を再実行する、
ことを特徴とする無線通信機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019044123A JP2020150322A (ja) | 2019-03-11 | 2019-03-11 | 無線通信機器 |
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ID=72429922
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2022098804A (ja) * | 2020-12-22 | 2022-07-04 | Necプラットフォームズ株式会社 | イーサーネット端末,通信方法及び通信プログラム |
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