JP2020149795A - 照明制御システム - Google Patents

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裕子 平部
Yuko Hirabe
裕子 平部
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Abstract

【課題】被追跡体の移動速度及び移動方向を先読みして照明器具の動作を制御できる照明制御システムを提供する。【解決手段】照明制御システム100は、複数の発信部1と、受信部21と、照明器具3と、制御部22、32、41とを備える。複数の発信部1の各々は、電磁波を発信する。受信部21は、複数の発信部1の各々が発信する電磁波を受信する。照明器具3は、光を出射する。制御部22、32、41は、複数の発信部1の各々が発信する電磁波に基づいて、複数の発信部1の各々と受信部21との相対位置を取得する。制御部22、32、41は、複数の発信部1の各々が発信する電磁波に基づいて、受信部21の移動速度及び移動方向を更に取得する。制御部22、32、41は、相対位置、移動速度、及び移動方向に基づいて、照明器具3の動作を制御する。【選択図】図2

Description

本発明は、照明制御システムに関する。
人の動きを検知して点灯する照明器具が開発されている。例えば、特許文献1には、センサによって人の動きを検知して点灯する照明器具が開示されている。詳しくは、特許文献1に開示の照明器具は、回路基板と、センサと、発光部とを備える。センサは、人から発せられる赤外線を感知する。回路基板は、センサが赤外線を感知すると、発光部を発光させる。
特開2014−116153号公報
しかしながら、特許文献1に開示の照明器具では、人の行動を先読みして照明器具の動作を制御できない。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、被追跡体の行動を先読みして照明器具の動作を制御できる照明制御システムを提供することにある。
本発明に係る照明制御システムは、複数の発信部と、受信部と、照明器具と、制御部とを備える。前記複数の発信部の各々は、電磁波を発信する。前記受信部は、前記複数の発信部の各々が発信する前記電磁波を受信する。前記照明器具は、光を出射する。前記制御部は、前記複数の発信部の各々が発信する前記電磁波に基づいて、前記複数の発信部の各々と前記受信部との相対位置を取得する。前記制御部は、前記複数の発信部の各々が発信する前記電磁波に基づいて、前記受信部の移動速度及び移動方向を更に取得する。前記制御部は、前記相対位置、前記移動速度、及び前記移動方向に基づいて、前記照明器具の動作を制御する。
本発明の照明制御システムによれば、被追跡体の行動を先読みして照明器具の動作を制御できる。
本発明の実施形態1に係る照明制御システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態1に係る照明制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る電波受信処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る位置取得処理を示すフローチャートである。 (a)及び(b)は、本発明の実施形態1に係る発信機及びスマートフォンの動作を示す図である。 本発明の実施形態1に係る照明制御処理を示すフローチャートである。 (a)及び(b)は、本発明の実施形態1に係る照明制御処理を示す図である。 本発明の実施形態2に係る照明制御処理を示す図である。 本発明の実施形態2に係る照明制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2に係る照明制御処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明に係る照明制御システムの実施形態について説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
[実施形態1]
まず、図1を参照して、本発明の実施形態1に係る照明制御システム100の構成について説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る照明制御システム100の構成を示す図である。
図1に示すように、照明制御システム100は、発信機1、スマートフォン2、照明器具3、及びサーバ4を備える。照明制御システム100は、複数の発信機1を備える。発信機1は、発信部の一例である。スマートフォン2は、携帯型端末の一例である。サーバ4は、情報処理装置の一例である。
複数の発信機1は、所定の第1間隔で配置される。所定の第1間隔は、例えば、3mである。なお、複数の発信機1は、設置される場所が異なるのみで、構成は略同じである。
発信機1は、電波Eを発信する。電波Eは、電磁波の一例である。発信機1は、近距離無線通信規格に準拠する電波Eを発信する。本実施形態において、発信機1は、2.4GHzの周波数帯の電波Eを発信する。具体的には、発信機1は、BLE(Bluetooth(登録商標)−Low Energy)プロトコルに準拠する電波Eを発信する。換言すると、発信機1は、BLEビーコン発信機である。発信機1の通信範囲は、例えば、2.5メートル以上50メートル未満である。なお、発信機1の通信範囲は、使用環境に応じて変化する。
発信機1は、電波Eを発信することにより、発信機1を特定するための第1識別情報を発信する。換言すると、電波Eは、発信機1を特定するための第1識別情報を含む。第1識別情報は、例えば、UUID(Universally Unique IDentifier)である。
スマートフォン2は、複数の発信機1の各々から発信される電波Eを受信する。スマートフォン2は、被追跡体Uによって所持される。本実施形態において、被追跡体Uは、人である。スマートフォン2の構成については、図2を参照して後述する。
照明器具3は、点灯状態と消灯状態との間で状態が遷移する。照明器具3は、点灯状態において、光を出射する。照明器具3は、例えば、シーリングライトである。シーリングライトは、例えば、天井部Cに設置される。
本実施形態において、照明制御システム100は、複数の照明器具3を備える。複数の照明器具3は、廊下などの天井部Cに所定の第2間隔で配置される。所定の第2間隔は、例えば、3mである。複数の照明器具3の各々には、複数の発信機1がそれぞれ設けられる。複数の照明器具3は、設置される場所が異なるのみで、構成は略同じである。
照明制御システム100は、発信機1とスマートフォン2との間で送受信される電波Eに基づいて、スマートフォン2の位置と、スマートフォン2の移動速度と、スマートフォン2の移動方向とを取得する。換言すると、照明制御システム100は、被追跡体Uの位置と、被追跡体Uの移動速度と、被追跡体Uの移動方向とを取得する。以下、スマートフォン2の位置を「スマホ位置」と記載し、スマートフォン2の移動速度を「移動速度」と記載し、スマートフォン2の移動方向を「移動方向」と記載する。
サーバ4は、各種情報の処理を行う。サーバ4の構成については、図2を参照して後述する。
照明制御システム100は、スマホ位置、移動速度及び移動方向に基づいて照明器具3の動作を制御する。
次に、図1及び図2を参照して、本発明の実施形態1に係る照明制御システム100の構成について更に説明する。図2は、本発明の実施形態1に係る照明制御システム100の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、スマートフォン2は、受信機21、スマホ制御部22、スマホ記憶部23、及びスマホ通信部24を有する。なお、スマホ記憶部23は、記憶部の一例である。
受信機21は、複数の発信機1の各々が発信する電波Eを受信する。本実施形態において、受信機21は、Bluetooth(登録商標)受信機である。受信機21は、受信部の一例である。
スマホ制御部22は、CPU(Central Processing Unit)のようなプロセッサによって構成される。スマホ制御部22は、スマホ記憶部23に記憶された制御プログラムを実行することにより、スマートフォン2の各部の動作を制御する。本実施形態において、スマホ制御部22は、スマホ記憶部23に記憶された電波受信処理プログラムを実行することにより、電波受信処理を開始する。
スマホ制御部22は、電波受信処理において、相対位置、移動方向及び移動速度を取得する。相対位置は、発信機1と受信機21との相対的な位置を示す。なお、図1を参照して説明したスマホ位置は、相対位置に基づいて取得される。電波受信処理については、図3を参照して後述する。
スマホ記憶部23は、各種データを記憶する。スマホ記憶部23は、半導体メモリによって構成される。半導体メモリは、例えば、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)を構成する。なお、スマホ記憶部23は、HDD(Hard Disk Drive)のようなストレージデバイスを含んでもよい。本実施形態において、スマホ記憶部23は、強度閾値231を記憶する。強度閾値231は、電波Eの電波強度(RSSI:Received Signal Strength Indicator)に対する閾値として予め設定される。強度閾値231は、例えば、マイナス15dBm(デシベルミリワット)である。
スマホ通信部24は、データの送受信を行う。詳しくは、スマホ通信部24は、インターネットなどのネットワークを介してデータの送受信を行う。スマホ通信部24は、同じ通信規格に準拠する通信機器との間で通信する。本実施形態において、スマホ通信部24は、無線LAN(Local Area Network)規格に準拠する。スマホ通信部24は、例えば、無線LANアダプタである。本実施形態において、スマホ通信部24は、照明器具3とネットワークを介してデータの送受信を行う。また、スマホ通信部24は、サーバ4とネットワークを介してデータの送受信を行う。
照明器具3は、光源31、照明制御部32、及び照明通信部33を有する。
光源31は、光を出射する。光源31は、複数のLED(Light Emitting Diode)を有する。
照明制御部32は、光源31の動作を制御することにより、照明器具3の点灯状態を遷移させる。詳しくは、照明制御部32は、光源31への電力の供給を開始することにより、光源31の状態を消灯状態から点灯状態へ遷移させる。あるいは、照明制御部32は、光源31への電力の供給を遮断することにより、光源31の状態を点灯状態から消灯状態へ遷移させる。照明制御部32は、複数のLEDのうちの少なくとも1つのLEDへ供給する電力を調整することにより、光源31から出射される光の光量を制御する。照明制御部32は、例えば、マイクロコンピュータである。
照明通信部33は、データの送受信を行う。詳しくは、照明通信部33は、インターネットなどのネットワークを介してデータの送受信を行う。照明通信部33は、同じ通信規格に準拠する通信機器との間で通信する。本実施形態において、照明通信部33は、無線LAN規格に準拠する。照明通信部33は、例えば、無線LANアダプタである。照明通信部33は、スマホ通信部24とネットワークを介してデータの送受信を行う。また、照明通信部33は、サーバ4とネットワークを介してデータの送受信を行う。
サーバ4は、サーバ制御部41、サーバ記憶部42、及びサーバ通信部43を有する。なお、本実施形態において、スマホ制御部22、照明制御部32、及びサーバ制御部41は、制御部を構成する。スマホ制御部22は、第1制御部の一例であり、サーバ制御部41は、第2制御部の一例である。
サーバ制御部41は、CPUのようなプロセッサによって構成される。サーバ制御部41は、サーバ記憶部42に記憶された制御プログラムを実行することにより、サーバ4の各部の動作を制御する。本実施形態において、サーバ制御部41は、サーバ記憶部42に記憶された照明制御プログラムを実行することにより照明制御処理を実行する。
照明制御処理において、サーバ制御部41は、相対位置、移動方向及び移動速度に基づいて、制御対象の照明器具3を特定する。以下、制御対象の照明器具3を「対象照明器具3T」と記載する。
サーバ制御部41は、対象照明器具3Tを特定すると、対象照明器具3Tの照明制御部32に対して制御命令を送信する。制御命令は、対象照明器具3Tの状態を遷移させる命令である。詳しくは、制御命令は、対象照明器具3Tの光源31の動作を制御する命令を示す。具体的には、制御命令は、光源31への電力の供給を開始する命令又は光源31への電力の供給を遮断する命令である。なお、制御命令は、サーバ通信部43、及び照明通信部33を介して照明制御部32へ送信される。照明制御部32は、制御命令を受信すると、制御命令に基づいて光源31の動作を制御する。
サーバ記憶部42は、各種データを記憶する。サーバ記憶部42は、ストレージデバイス及び半導体メモリによって構成される。ストレージデバイスは、例えば、HDD及び/又はSSD(Solid State Drive)によって構成される。半導体メモリは、例えば、RAM及びROMを構成する。本実施形態において、サーバ記憶部42は、発信機管理テーブル421及び照明器具管理テーブル422を記憶する。
発信機管理テーブル421は、発信機1を識別する第1識別情報と、発信機1の設置位置を示す情報とを関連付ける。
照明器具管理テーブル422は、照明器具3の第2識別情報と、照明器具3の設置位置を示す情報とを関連付ける。また、照明器具管理テーブル422は、照明器具3の第2識別情報と、照明器具3に設けられる発信機1の第1識別情報とを関連付ける。
サーバ通信部43は、データの送受信を行う。詳しくは、サーバ通信部43は、インターネットなどのネットワークを介してデータの送受信を行う。サーバ通信部43は、同じ通信規格に準拠する通信機器との間で通信する。本実施形態において、サーバ通信部43は、LAN規格に準拠する。サーバ通信部43は、例えば、LANアダプタである。サーバ通信部43は、スマホ通信部24とネットワークを介してデータの送受信を行う。あるいは、サーバ通信部43は、照明通信部33とネットワークを介してデータの送受信を行う。
続いて、図1〜図4を参照して、本発明の実施形態1に係る電波受信処理について説明する。図3は、実施形態1に係る電波受信処理を示すフローチャートである。電波受信処理は、例えば、スマホ制御部22が電波受信処理プログラムを実行すると開始される。
図3に示すように、スマホ制御部22は、受信機21が電波Eを受信したか否かを判定する(ステップS101)。スマホ制御部22は、受信機21が電波Eを受信するまで待機する(ステップS101;No)。一方、スマホ制御部22は、受信機21が電波Eを受信したと判定すると(ステップS101;Yes)、位置取得処理を実行する(ステップS103)。位置取得処理は、電波Eを受信した受信時刻と、複数の発信機1の各々に対する受信機21の位置(相対位置)とを取得する処理である。
次いで、スマホ制御部22は、受信時刻と相対位置とに基づいて、移動速度及び移動方向を取得する(ステップS105)。
次いで、スマホ制御部22は、サーバ制御部41へ移動情報データを送信する(ステップS107)。移動情報データは、相対位置を示す情報と、移動速度を示す情報と、移動方向を示す情報とを含む。詳しくは、スマホ制御部22は、スマホ通信部24及びサーバ通信部43を介して、移動情報データをサーバ制御部41へ送信する。スマホ制御部22は、移動情報データをサーバ制御部41へ送信すると、電波受信処理を終了する。
続いて、図1〜図4を参照して、本発明の実施形態1に係る位置取得処理について説明する。図4は、実施形態1に係る位置取得処理を示すフローチャートである。
図4に示すように、スマホ制御部22は、受信機21が電波Eを受信すると、受信機21が受信した電波Eの電波強度を取得する(ステップS201)。本実施形態では、スマホ制御部22は、複数の発信機1から発信された電波Eを受信し、発信機1の各々から受信した電波Eの電波強度を取得する。スマホ制御部22は、発信機1の各々から受信した電波Eの電波強度が、図2を参照して説明した強度閾値231以上であるか否かを判定する(ステップS203)。詳しくは、スマホ制御部22は、複数の発信機1のうちの少なくとも1つの発信機1から受信した電波Eの電波強度が強度閾値231以上であるか否かを判定する。スマホ制御部22は、複数の発信機1のすべてから受信した電波Eの電波強度が強度閾値231以上ではないと判定すると(ステップS203;No)、位置取得処理を終了する。一方、スマホ制御部22は、複数の発信機1のうちの少なくとも1つの発信機1から受信した電波Eの電波強度が強度閾値231以上であると判定すると(ステップS203;Yes)、複数の発信機1から受信した電波Eの各々が示す第1識別情報を取得することにより、電波Eを発信した発信機1の各々を特定する(ステップS205)。
また、スマホ制御部22は、発信機1が発信した電波Eを受信した受信時刻を取得する(ステップS207)。スマホ制御部22は、例えば、受信した電波Eのうち、電波強度が最も大きい電波Eを受信した受信時刻を取得する。
次いで、スマホ制御部22は、発信機1の各々に対する相対位置を取得する(ステップS209)。詳しくは、スマホ制御部22は、電波Eの電波強度に基づいて相対位置を取得する。相対位置は、発信機1から所定の距離だけ離れた位置で予め測定した電波強度と、受信機21が受信した電波Eの電波強度とに基づいて取得される。なお、所定の距離の最大値は、例えば、8mである。相対位置が発信機1から所定の距離だけ離れた位置で予め測定した電波強度と、受信機21が受信した電波Eの電波強度とに基づいて取得されることにより、相対位置を精度よく取得することができる。
スマホ制御部22は、相対位置を示す情報と、第1識別情報と、受信時刻を示す情報とを関連付けてスマホ記憶部23に記憶させる。
スマホ制御部22は、相対位置を取得すると、位置取得処理を終了する。なお、位置取得処理は、上記の順番に限定されない。例えば、ステップS205とステップS207とは相互に入れ替え可能である。
続いて、図1〜図5(a)及び図5(b)を参照して、本発明の実施形態1に係る発信機1及びスマートフォン2の動作について説明する。
図5(a)及び図5(b)は、本実施形態に係る発信機1及びスマートフォン2の動作を示す図である。図5(a)及び図5(b)では、理解を容易にするために、複数の発信機1のうち、2つの発信機1を図示している。図5(a)及び図5(b)に示す例において、2つの発信機1のうち、スマートフォン2に近い側の発信機1を「第1発信機11」と記載し、他方の発信機1を「第2発信機12」と記載する。なお、図5(a)に示す例において、第1発信機11から受信する電波Eの電波強度は、強度閾値231以上であり、図5(b)に示す例において、第2発信機12から受信する電波Eの電波強度は、強度閾値231以上である。
図5(a)に示すように、発信機1の通信範囲にスマートフォン2を所持した被追跡体Uが進入すると、受信機21は、複数の発信機1の各々が発信する電波Eを受信する。スマホ制御部22は、受信機21が電波Eを受信すると、図4を参照して説明した位置取得処理を開始する。
詳しくは、スマホ制御部22は、発信機1の各々から受信した電波Eの電波強度を取得し(図4のステップS201)、電波Eの電波強度が、強度閾値231以下であるか否かを判定する(ステップS203)。詳しくは、スマホ制御部22は、第1発信機11及び第2発信機12のうちの少なくとも一方から受信した電波Eの電波強度が強度閾値231以上であるか否かを判定する(図4のステップS203)。
図5(a)に示す例において、第1発信機11から受信する電波Eの電波強度は、強度閾値231以上である。したがって、スマホ制御部22は、電波Eの電波強度が強度閾値231以上であると判定する(図4のステップS203;Yes)。次いで、スマホ制御部22は、電波Eを発信した発信機1の各々を特定する(図4のステップS205)。図5(a)に示す例では、第1発信機11が発信した電波Eが示す第1識別情報に基づいて、電波Eを発信した発信機1(第1発信機11)を特定し、第2発信機12が発信した電波Eが示す第1識別情報に基づいて、電波Eを発信した発信機1(第2発信機12)を特定する。次いで、スマホ制御部22は、電波Eを受信した受信時刻を取得する(図4のステップS207)。図5(a)に示す例では、スマホ制御部22は、第1発信機11からの電波Eを受信した時刻を受信時刻として取得する。以下、図5(a)において、第1発信機11からの電波Eを受信した時刻を「第1受信時刻」と記載する。
また、スマホ制御部22は、電波Eを発信した発信機1の各々に対する相対位置を取得する(図4のステップS209)。詳しくは、スマホ制御部22は、第1電波強度に基づいて、第1発信機11に対する相対位置を取得する。以下、第1発信機11に対する相対位置を「第1相対位置」と記載する。同様に、スマホ制御部22は、第2電波強度に基づいて、第2発信機12に対する相対位置を取得する。以下、第2発信機12に対する相対位置を「第2相対位置」と記載する。
また、図5(a)及び図5(b)に示すように、被追跡体Uがスマートフォン2を所持して移動方向Mに沿って移動した場合、図5(a)を参照して説明したように、電波Eを発信した発信機1の各々を特定し(図4のステップS205)、電波Eを受信した受信時刻を取得する(図4のステップS207)。図5(b)に示す例では、スマホ制御部22は、第2発信機12からの電波Eを受信した時刻を受信時刻として取得する。以下、図5(b)において、第2発信機12からの電波Eを受信した時刻を「第2受信時刻」と記載する。また、スマホ制御部22は、第1相対位置及び第2相対位置を取得する。
スマホ制御部22は、図5(a)に示す第1相対位置及び第2相対位置と、図5(b)に示す第1相対位置及び第2相対位置とを取得すると、図5(a)に示す第1相対位置及び第2相対位置と、図5(b)に示す第1相対位置及び第2相対位置とに基づいて移動距離を取得する。また、スマホ制御部22は、第1受信時刻と第2受信時刻とに基づいて移動時間を取得する。そして、スマホ制御部22は、移動距離と移動時間とに基づいて、移動速度を取得する。
また、スマホ制御部22は、図5(a)に示す第1相対位置及び第2相対位置と、図5(b)に示す第1相対位置及び第2相対位置とに基づいて移動方向Mを取得する。
スマホ制御部22は、移動速度及び移動方向Mを取得すると、移動情報データをサーバ4へ送信する(図3のステップS107)。
続いて、図1〜図7(a)、及び図7(b)を参照して、本発明の実施形態1に係る照明制御処理について説明する。図6は、実施形態1に係る照明制御処理を示すフローチャートである。照明制御処理は、サーバ制御部41が移動情報データをスマホ制御部22から受信すると(図3のステップS107)、開始される。
図6に示すように、サーバ制御部41は、移動情報データを受信すると、制御対象の照明器具3(対象照明器具3T)を特定する(ステップS301)。対象照明器具3Tは、接近照明器具3Nを含む。接近照明器具3Nは、複数の照明器具3のうち、被追跡体Uが接近する照明器具3を示す。
サーバ制御部41は、スマホ制御部22から移動情報データを受信すると、移動情報データに基づいて、接近照明器具3Nを特定する。詳しくは、サーバ制御部41は、図2を参照して説明した発信機管理テーブル421を参照して、電波Eが示す第1識別情報と関連づけられた発信機1の設置位置を取得する。そして、サーバ制御部41は、発信機1の設置位置と相対位置とに基づいてスマホ位置(図1参照)を取得する。そして、サーバ制御部41は、スマホ位置と移動方向Mとに基づいて、複数の照明器具3の中から接近照明器具3Nを特定する。接近照明器具3Nは、スマホ位置よりも移動方向Mの下流に配置される照明器具3である。換言すると、接近照明器具3Nは、被追跡体Uが接近する照明器具3である。サーバ制御部41は、照明器具管理テーブル422を参照することにより、複数の照明器具3の各々の設置位置を取得し、スマホ位置よりも移動方向Mの下流側に配置される照明器具3を接近照明器具3Nとして特定する。
また、対象照明器具3Tは、離間照明器具3Lを含む。離間照明器具3Lは、複数の照明器具3のうち、被追跡体Uが離れていく照明器具3を示す。サーバ制御部41は、スマホ位置と移動方向Mとに基づいて、複数の照明器具3の中から離間照明器具3Lを特定する。離間照明器具3Lは、スマホ位置よりも移動方向Mの上流側に配置される照明器具3である。サーバ制御部41は、照明器具管理テーブル422を参照することにより、複数の照明器具3の各々の設置位置を取得し、スマホ位置よりも移動方向Mの上流側に配置される照明器具3を離間照明器具3Lとして特定する。
次いで、サーバ制御部41は、対象照明器具3Tの動作を制御して(ステップS303)、照明制御処理を終了する。詳しくは、サーバ制御部41は、対象照明器具3Tの照明制御部32へ制御命令を送信する。制御命令は、第1制御命令を含む。
第1制御命令は、接近照明器具3Nの照明制御部32へ送信する制御命令を示す。第1制御命令は、照明器具3(接近照明器具3N)を消灯状態から点灯状態に遷移させる命令である。具体的には、第1制御命令は、到着時刻に応じて、光源31への電力の供給を照明制御部32に開始させる命令である。到着時刻は、移動速度及び移動方向Mに基づいてサーバ制御部41によって算出される。到着時刻は、被追跡体Uが第1地点に到達する時刻を示す。第1地点は、接近照明器具3Nの真下の位置である。
また、制御命令は、第2制御命令を更に含む。第2制御命令は、照明器具3(離間照明器具3L)を点灯状態から消灯状態に遷移させる命令である。具体的には、第2制御命令は、離間時刻に応じて、光源31への電力の供給の遮断を照明制御部32に開始させる命令である。離間時刻は、移動速度及び移動方向Mに基づいてサーバ制御部41によって算出される。離間時刻は、被追跡体Uが第2地点から離れる時刻を示す。第2地点は、離間照明器具3Lの真下の位置である。
続いて、図7(a)及び図7(b)を参照して、実施形態1に係る照明制御処理について具体的に説明する。
図7(a)及び図7(b)は、実施形態1に係る照明制御処理を示す図である。なお、図7(a)及び図7(b)では、理解を容易にするために、複数の照明器具3のうち、3台の照明器具3を示している。以下、図7(a)及び図7(b)に示す3台の照明器具3をそれぞれ左から順に「第1照明器具3a」、「第2照明器具3b」、及び「第3照明器具3c」と記載して説明する。
図7(a)及び図7(b)に示す例において、被追跡体Uは、移動方向Mに沿って移動している。詳しくは、被追跡体Uは、第1位置P1から第2位置P2へ移動している。第1位置P1は、第1照明器具3aの真下の位置である。第2位置P2は、第1照明器具3aと第2照明器具3bとの略中間点である。換言すると、被追跡体Uは、第2照明器具3bに接近している。したがって、サーバ制御部41は、複数の照明器具3の中から、第2照明器具3bを接近照明器具3Nとして特定し、第2照明器具3bの照明制御部32へ第1制御命令を送信する。この結果、到着時刻に応じて、第2照明器具3bの状態が消灯状態から点灯状態へ遷移する。同様に、被追跡体Uが第3照明器具3cへ向けて移動すると、第3照明器具3cの状態が消灯状態から点灯状態へ遷移する。したがって、被追跡体Uが複数の照明器具3の各々に順次接近することにより、複数の照明器具3の各々が接近照明器具3Nに順次特定されて、サーバ制御部41から接近照明器具3N(照明制御部32)への第1制御命令の送信が繰り返される。この結果、複数の照明器具3が消灯状態から点灯状態へ順次遷移する。換言すると、被追跡体Uが接近する照明器具3を消灯状態から点灯状態へ順次遷移させる処理が繰り返される。
また、図7(a)及び図7(b)に示すように、被追跡体Uは、第1照明器具3aから離れていく。したがって、サーバ制御部41は、第1照明器具3aを離間照明器具3Lとして特定し、第1照明器具3aの照明制御部32へ第2制御命令を送信する。この結果、離間時刻に応じて、第1照明器具3aの状態が点灯状態から消灯状態へ遷移する。同様に、被追跡体Uが第3照明器具3cに向けて移動すると、第2照明器具3bの状態が点灯状態から消灯状態へと遷移する。したがって、複数の照明器具3の各々から順次離れていくことにより、複数の照明器具3が離間照明器具3Lに順次特定されて、サーバ制御部41から離間照明器具3L(照明制御部32)への第2制御命令の送信が繰り返される。その結果、複数の照明器具3が点灯状態から消灯状態へ順次遷移する。換言すると、被追跡体Uが離れていく照明器具3を点灯状態から消灯状態へ遷移させる処理が繰り返される。なお、第2制御命令は、光源31から出射される光量が徐々に小さくなって照明器具3が消灯状態となる命令であってもよい。
以上、本発明の実施形態1について説明した。サーバ制御部41は、スマートフォン2の移動速度及び移動方向Mに基づいて、照明器具3(接近照明器具3N)の真下の位置に被追跡体Uが到着する到着時刻を算出する。照明器具3(接近照明器具3N)は、到着時刻に応じて消灯状態から点灯状態に遷移する。したがって、本実施形態によれば、被追跡体Uの行動を先読みして照明器具3の動作が制御される。
また、サーバ制御部41は、移動速度及び移動方向Mに基づいて、照明器具3(離間照明器具3L)の真下の位置から被追跡体Uが離間する離間時刻を算出する。照明器具(離間照明器具3L)は、離間時刻に応じて消灯状態から点灯状態に遷移する。したがって、本実施形態によれば、被追跡体Uの行動を先読みして照明器具3の動作が制御される。
また、本実施形態によれば、対象照明器具3Tは、サーバ制御部41は、移動情報データ(相対位置を示す情報と、移動速度を示す情報と、移動方向を示す情報と)を受信する度に特定される。サーバ制御部41は、対象照明器具3Tを特定すると、対象照明器具3T(照明制御部32)へ制御命令を送信する。したがって、被追跡体Uの行動を先読みして照明器具3の動作を制御できる。よって、被追跡体Uの利便性が向上する。
また、本実施形態によれば、被追跡体Uが接近する照明器具3のみが点灯状態になり、被追跡体Uが離れていく照明器具3が消灯状態になる。したがって、複数の照明器具3の全てを点灯状態にする必要がなく、節電を実現できる。
また、本実施形態によれば、スマホ制御部22は、複数の発信機1から発信される電波Eに基づいて移動速度及び移動方向Mを取得する。これにより、スマホ制御部22は、移動速度及び移動方向Mをより正確に取得できる。
なお、本実施形態において、移動速度及び移動方向Mがスマホ制御部22によって取得される構成を説明したが、移動速度及び移動方向Mは、スマホ制御部22によって取得されなくてもよい。移動速度及び移動方向Mは、例えば、サーバ制御部41によって取得されてもよい。この場合、スマホ制御部22は、第1識別情報及び受信時刻を示す情報を移動情報データとしてサーバ制御部41へ送信する。サーバ制御部41は、第1識別情報及び受信時刻を示す情報に基づいて、移動速度及び移動方向Mを取得する。
また、本実施形態において、複数の発信機1の各々が複数の照明器具3の各々に配置される場合を説明したが、複数の発信機1の各々は、複数の照明器具3の各々に配置されなくてもよい。複数の発信機1の各々は、例えば、複数の照明器具3に隣接して配置されてもよい。
また、本実施形態において、スマホ制御部22は、電波強度が強度閾値231以上であるか否かを判定し(図4のステップS203)、電波強度が強度閾値231以上であると判定すると(図4のステップS203;Yes)、発信機1を特定したが(図4のステップS205)、スマホ制御部22は、電波強度が強度閾値231以上であるか否かを判定することなく、発信機1を特定してもよい。
また、本実施形態において、電磁波が電波Eである場合を説明したが、電磁波は、電波Eに限定されない。電磁波は、例えば、赤外線であってもよい。
また、本実施形態において、発信機1は、周波数が2.4MHzの電波Eを発信したが、発信機1が発信する電波Eの周波数は、受信機21が受信できる電波である限り、特に限定されない。
また、本実施形態において、照明器具3がシーリングライトである場合を説明したが、照明器具3は、シーリングライトに限定されない。照明器具3は、例えば、ダウンライト、ペンダントライト、又はフロアライトであり得る。
また、本実施形態において、光源31が複数のLED素子を有する場合を説明したが、光源31が有するLED素子の数は、1つであってもよい。
また、本実施形態において、光源31がLED素子である場合を説明したが、光源31は、LED素子に限定されない。光源31は、例えば、有機EL(Electro−Luminescence)素子であってもよい。
また、本実施形態において、サーバ制御部41は、照明器具3の下を移動する被追跡体Uに応じて、照明器具3から出射される光の光色を変化させてもよい。これにより、照明器具3の下を移動した被追跡体Uを識別できる。なお、照明器具3の下を移動する被追跡体Uを識別する情報は、電波Eによってスマートフォン2(スマホ制御部22)から送信される。被追跡体Uを識別する被追跡体情報は、受信機21を識別するための情報である。具体的には、被追跡体情報は、スマートフォン2を識別する識別番号であり得る。なお、被追跡体情報は、識別情報の一例である。
[実施形態2]
続いて、図8〜図10を参照して、実施形態2に係る照明制御システム100について説明する。実施形態2は、照明制御処理が実施形態1と異なる。以下、実施形態2について、実施形態1と異なる事項について説明し、実施形態1と重複する事項についての説明は割愛する。
まず、図8を参照して、本発明の実施形態2に係る照明制御処理について説明する。図8は、実施形態2に係る照明制御処理を示す図である。
本実施形態において、照明制御システム100は、1台の照明器具3を備える。照明器具3は、被通知人Nが視認できる位置に配置される。照明器具3は、例えば、被通知人Nが存在する部屋に配置される。図8に示す例において、照明器具3は、被通知人Nが着席する座席に配置される。なお、図8では、被通知人Nは1人であるが、被通知人Nは、1人に限定されず、複数人であってもよい。
複数の発信機1は、照明器具3とは異なる複数の照明器具Lの各々に配置される。複数の照明器具Lは、天井部Cに所定の第3間隔で配置される。なお、複数の発信機1は、例えば、天井部Cに所定の第3間隔で配置されてもよい。所定の第3間隔は、例えば、3メートルである。
続いて、図9を参照して、実施形態2に係る照明制御システム100の構成について説明する。図9は、実施形態2に係る照明制御システム100の構成を示すブロック図である。
図9に示すように、サーバ記憶部42は、距離閾値423を示す情報を更に記憶する。距離閾値423については、図10を参照して後述する。
また、本実施形態において、照明器具管理テーブル422は、照明器具3の第2識別情報と、照明器具3の設置位置を示す情報とを関連付ける。なお、本実施形態では、照明器具管理テーブル422における照明器具3の第2識別情報と、照明器具3に設けられる発信機1の第1識別情報との関連付けは省略される。
サーバ制御部41は、スマホ制御部22から送信される移動情報データに基づいて、照明制御処理を実行する。照明制御処理は、スマホ制御部22から移動情報データを受信すると開始される。
次に、図10を参照して、実施形態2に係る照明制御処理について説明する。図10は、実施形態2に係る照明制御処理を示すフローチャートである。
図10に示すように、サーバ制御部41は、移動情報データが示す相対位置に基づいて、被追跡体Uと照明器具3との間の距離が距離閾値423以下であるか否かを判定する(ステップS401)。
被追跡体Uと照明器具3との間の距離が距離閾値423以下ではないとサーバ制御部41が判定すると(ステップS401;No)、照明制御処理は終了する。一方、サーバ制御部41は、被追跡体Uと照明器具3との間の距離が距離閾値423以下であると判定すると(ステップS401;Yes)、移動情報データが示す移動速度及び移動方向Mに基づいて、被追跡体Uが照明器具3に接近しているか否かを判定する(ステップS403)。
被追跡体Uが照明器具3に接近していないとサーバ制御部41が判定すると(ステップS403;No)、照明制御処理は終了する。
一方、サーバ制御部41は、被追跡体Uが照明器具3に接近していると判定すると(ステップS403;Yes)、照明器具3の動作を制御して(ステップS405)、照明制御処理を終了する。詳しくは、サーバ制御部41は、照明器具3の照明制御部32へ制御命令を送信する。これにより、照明制御部32が光源31の動作が制御され、照明器具3の状態が遷移する。制御命令は、照明器具3の状態を消灯状態から点灯状態に遷移させる命令である。あるいは、制御命令は、照明器具3の状態を点灯状態から消灯状態に遷移させる命令である。あるいは、制御命令は、照明器具3が点灯状態である場合、光源31から出射される光の光色を変更させる命令である。なお、サーバ制御部41は、照明器具3の動作を制御することに加え、被通知人Nが所持するスマートフォンのような携帯端末に被追跡体Uが接近することを通知してもよい。なお、照明制御処理は、上記の順番に限定されない。ステップS401とステップS403とは相互に入れ替え可能である。
以上、実施形態2について説明した。本実施形態によれば、被追跡体Uが接近すると、照明器具3の状態が遷移する。したがって、被通知人Nは、被追跡体Uの接近を認識できる。換言すると、被追跡体Uの到着を被通知人Nが認識できる。
また、本実施形態において、照明制御システム100が備える照明器具3が1台である場合を説明したが、照明制御システム100が備える照明器具3は、複数であってもよい。複数の照明器具3は、複数の被通知人Nの各々が視認できる位置に配置される。これにより、被追跡体Uの到着を複数の被通知人Nに通知できる。
また、本実施形態において、複数の発信機1が複数の照明器具Lに配置される場合を説明したが、複数の発信機1は、複数の照明器具3の各々に配置されてもよい。あるいは、複数の発信機1は、複数の照明器具Lに加え、照明器具3に配置されてもよい。
以上、本発明の実施形態について、図面(図1〜図10)を参照しながら説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。また、上記の実施形態で示す構成及び数値は、一例であって特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、本発明の実施形態において、照明制御システム100は、サーバ4を備えたが、サーバ4は省略されてもよい。この場合において、サーバ制御部41が実行する処理は、例えば、スマホ制御部22によって実行されてもよい。
また、本発明の実施形態において、被追跡体Uが人である場合を説明したが、被追跡体Uは、人に限定されない。被追跡体Uは、受信機21を携帯すればよく、犬又は猫などの動物であってもよい。あるいは、被追跡体Uは、自律走行可能なロボットであってもよい。この場合、受信機21は、ロボットに配置される。
また、実施形態1と実施形態2とにおいて説明した事項は、組み合わせ可能である。詳しくは、照明制御システム100は、被追跡体Uの行動に応じて、被追跡体Uが接近又は離間する照明器具3の動作を制御するとともに、被通知人Nが視認できる照明器具3の動作を制御してもよい。
本発明は、照明制御システムの分野に有用である。
1 発信機
2 スマートフォン
3 照明器具
4 サーバ
21 受信機
22 スマホ制御部
32 照明制御部
41 サーバ制御部
100 照明制御システム

Claims (7)

  1. 電磁波を発信する複数の発信部と、
    前記複数の発信部の各々が発信する前記電磁波を受信する受信部と、
    光を出射する照明器具と、
    前記複数の発信部の各々が発信する前記電磁波に基づいて、前記複数の発信部の各々と前記受信部との相対位置を取得する制御部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記複数の発信部の各々が発信する前記電磁波に基づいて、前記受信部の移動速度及び移動方向を更に取得し、
    前記相対位置、前記移動速度、及び前記移動方向に基づいて、前記照明器具の動作を制御する、照明制御システム。
  2. 前記受信部を有する携帯型端末を更に備え、
    前記制御部は、前記複数の発信部の各々が発信する前記電磁波に基づいて、前記相対位置、前記移動速度及び前記移動方向を取得する第1制御部を含み、
    前記携帯型端末は、前記第1制御部を有する、請求項1に記載の照明制御システム。
  3. 前記照明器具は、複数であり、
    前記制御部は、
    前記相対位置、前記移動速度、及び前記移動方向に基づいて、前記複数の照明器具の中から制御対象である対象照明器具を特定し、
    前記対象照明器具の動作を制御する、請求項1又は請求項2に記載の照明制御システム。
  4. 前記複数の発信機は、前記複数の照明器具の各々に配置される、請求項3に記載の照明制御システム。
  5. 情報を処理する情報処理装置を更に備え、
    前記制御部は、前記対象照明器具を特定する第2制御部を含み、
    前記情報処理装置は、前記第2制御部を有する、請求項3又は請求項4に記載の照明制御システム。
  6. 前記制御部は、前記受信部を識別するための識別情報に応じて、前記照明器具の動作を制御する、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の照明制御システム。
  7. 前記電磁波の強度に対して設定される強度閾値を示す情報を記憶する記憶部を更に備え、
    前記制御部は、
    前記電磁波の強度が前記強度閾値以上になったか否かを判定し、
    前記電磁波の強度が前記強度閾値以上になったと判定すると、前記電磁波を受信した受信時刻を取得し、
    前記受信時刻と前記相対位置とに基づいて前記移動速度及び前記移動方向を取得する、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の照明制御システム。
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