JP2020149362A - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】蓄電素子の運用情報を自動的に記録する情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置は、蓄電素子及び/又は蓄電素子を含む電源関連装置から蓄電素子の情報を取得する情報処理装置であって、前記蓄電素子の運用開始条件が満たされるか否かを判断する判断部と、前記運用開始条件が満たされると判断された場合に、運用開始日時を第1運用開始日時として記憶し保護状態とする第1記憶部と、運用開始日時の登録要求を受け付ける受付部と、該受付部が登録要求を受け付けた場合、受け付けた運用開始日時を第2運用開始日時として記憶する第2記憶部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、蓄電素子の運用情報を自動的に記録する情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びコンピュータプログラムに関する。
蓄電素子は、無停電電源装置、安定化電源に含まれる直流又は交流電源装置等に広く使用されている。また、再生可能エネルギー又は既存の発電システムにて発電された電力を蓄電しておく大規模なシステムでの蓄電素子の利用が拡大している。
蓄電素子を使用したシステムでは、蓄電素子の状態診断、充電状態(SOC:State Of Charge)の推定、又は寿命予測等の実施を含む保守活動が重要になる。これらのシステムに含まれる蓄電素子の充電状態(SOC:State Of Charge)、又は寿命予測の情報について、サーバ装置経由で、蓄電素子のユーザ又は保守担当者が遠隔から取得することを可能とする技術が提案されている。
特開2015−121520号公報
鉛蓄電池又はリチウムイオン電池のような蓄電素子は、車載用途(自動車用途、自動二輪車用途)以外の産業用途に適用される場面が増加している。例えば、太陽光発電システムに蓄電素子が並設されることがある。この場合、蓄電素子はパワーコンディショナと接続される。メガソーラーと呼ばれる大規模な太陽光発電システムでは、非常に多くの蓄電素子及びパワーコンディショナが設置されて利用される。工場又は大規模施設における電力ピークカットを実現する場合にも、非常に多くの蓄電素子及びパワーコンディショナが設置されて利用される。鉄道用途においても、非常に多くの蓄電素子と直流又は交流電源装置である整流器とが設置されて利用される。従来の保守支援システムでは、分散電源システム又は事業主体にこのように多くの蓄電素子と電源関連装置が設置されるケースを想定していない。
IoT(Internet of Things)の社会への浸透と平行して、蓄電素子及び電源関連装置の遠隔監視の実現とそれによる付加価値サービスの実現に対する期待が高まっている。
蓄電素子及び電源関連装置を含むシステムの保守管理では、蓄電素子が充放電の繰り返しを継続的に開始する運用開始日がいつであったかが重要になる。非常に多くの蓄電素子を利用するシステムであっても、蓄電素子の設置施設の管理者又は保守担当者がそれらの蓄電素子について正確に運用開始日を記録、保管する必要があり、負担が大きい。
本発明は、蓄電素子の運用情報を自動的に記録する情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
情報処理装置は、蓄電素子及び/又は蓄電素子を含む電源関連装置から蓄電素子の情報を取得する情報処理装置であって、前記蓄電素子の運用開始条件が満たされるか否かを判断する判断部と、前記運用開始条件が満たされると判断された場合に、運用開始日時を第1運用開始日時として記憶し保護状態とする第1記憶部と、運用開始日時の登録要求を受け付ける受付部と、該受付部が登録要求を受け付けた場合、受け付けた運用開始日時を第2運用開始日時として記憶する第2記憶部とを備える。
情報処理装置は、蓄電素子及び/又は蓄電素子を含む電源関連装置から蓄電素子の情報を取得する情報処理装置であって、前記蓄電素子の運用開始条件が満たされるか否かを判断する判断部と、前記運用開始条件が満たされると判断された場合に、運用開始日時として記憶し保護状態とする記憶部と、前記蓄電素子の製造年月日を取得する取得部と、取得した製造年月日及び前記記憶部に記憶してある運用開始日時の比較に基づいて警報条件を満たすか否かを判断する警報判断部と、警報条件を満たすと判断された場合に警報を発する警報部とを備える。
遠隔監視システムの概要を示す図である。 蓄電モジュール群の階層構造及び通信デバイスの接続形態の一例を示す図である 遠隔監視システムに含まれる装置の内部構成を示すブロック図である。 通信デバイスによる処理手順の一例を示すフローチャートである。 通信デバイスによる登録手順の一例を示すフローチャートである。 通信デバイスによる処理手順の一例を示すフローチャートである。 サーバ装置のWebサーバ機能により提供される表示画面の一例を示す図である。 サーバ装置のWebサーバ機能により提供される表示画面の一例を示す図である。 蓄電素子の詳細情報の表示例を示す図である。 蓄電素子の詳細情報の表示例を示す図である。 通信デバイスから提示されるWeb画面の一例を示す図である。 運用開始日の登録画面例を示す図である。 通信デバイスによる処理手順の一例を示すフローチャートである。
情報処理装置は、蓄電素子及び/又は蓄電素子を含む電源関連装置から蓄電素子の情報を取得する情報処理装置であって、前記蓄電素子の運用開始条件が満たされるか否かを判断する判断部と、前記運用開始条件が満たされると判断された場合に、運用開始日時を第1運用開始日時として記憶し保護状態とする第1記憶部と、運用開始日時の登録要求を受け付ける受付部と、該受付部が登録要求を受け付けた場合、受け付けた運用開始日時を第2運用開始日時として記憶する第2記憶部とを備える。
上記構成により、蓄電素子の運用開始日時が運用開始条件に基づいて自動的に記憶される。蓄電素子が多数含まれているシステムであっても、実際の運用開始日時に基づいて正確な保守管理が可能になる。上記構成により、原則的に書き換えできないように保護状態で自動的に記憶された運用開始日時以外に、管理者、又は保守担当者によって運用開始日時を登録することが可能である。この場合、保護状態で記憶した第1運用開始日時とは別の第2運用開始日時として記憶される。運用開始日時の登録を認めつつも運用開始日時の改ざんが防止される。自動的に正確な運用開始日時が保護状態で記憶されることから、手動によって運用開始日時を入力する必要が無く、保守に係るオペレータの負担を軽減させることができる。これに加え、正確な運用開始日時が自動的に記憶されるので、蓄電素子が実際に充放電の繰り返しを開始した日に基づいて的確な保守管理が可能になる。
情報処理装置は、蓄電素子及び/又は蓄電素子を含む電源関連装置から蓄電素子の情報を取得する情報処理装置であって、前記蓄電素子の運用開始条件が満たされるか否かを判断する判断部と、前記運用開始条件が満たされると判断された場合に、運用開始日時として記憶し保護状態とする記憶部と、前記蓄電素子の製造年月日を取得する取得部と、取得した製造年月日及び前記記憶部に記憶してある運用開始日時の比較に基づいて警報条件を満たすか否かを判断する警報判断部と、警報条件を満たすと判断された場合に警報を発する警報部とを備える。
上記構成により、蓄電素子の製造年月日を取得できる場合、運用開始条件を満たしたことで記憶された正確な運用開始日時との比較によって警報すべきか否かを判断してもよい。蓄電素子は、使用されない期間は劣化が進行するので、使用されないまま完全放電された後に運用が開始されると、製造時に想定されている性能を発揮することができない。蓄電セルの製造年月日と、正確な運用開始日時との比較によって、使用されない期間が所定の期間よりも長い場合には、警報を通知して、想定されている使用方法と異なるために的確な保守管理はできない状態であることを担当者に知らせることができる。使用されないままに放置されていた事実が認識されないままでは、正しい保守対応が困難である。上記構成により、製造年月日からどの程度の期間を経てから運用が開始されたかが把握できるようになるため、蓄電素子の的確な保守管理が可能になる。
上記構成の内の運用開始条件は、試験的使用と、実際の運用開始とを区別できる条件とする。第一の例では、運用開始条件は、前記蓄電素子又は電源関連装置が電源ON状態となってからの連続運転時間が、予め設定されてある出荷前試験に要する期間よりも長い所定時間を超過することである。
実際に運用が開始された場合には、大抵の蓄電素子に対する出荷前試験で充放電がされる期間よりも長い期間、蓄電素子の充放電の繰り返しが継続される。したがって、運用が開始されたか否かは、大抵の場合の出荷前試験に要する期間よりも長く、連続して運転されたか否かで判別することができる。これにより、出荷前試験における充放電の開始を、誤って、運用開始時点であるとすることを回避し、正確な運用開始日時が記憶される。
運用開始時条件の第二の例では、運転開始条件は、前記蓄電素子に対する測定データを、予め設定されてある出荷前試験に要する期間よりも長い所定期間以上、出荷前試験での測定回数よりも多い所定数以上取得できること、又は出荷前試験における周期と異なる所定周期で取得できることである。
実際に運用が開始された場合には、大抵の蓄電素子に対する出荷前試験で充放電がされるケースよりも長い期間に亘り、蓄電素子の測定データの取得回数が多いか、頻度が高い。測定データが周期的に取得されるケースでは、大抵の蓄電素子に対する出荷前試験では取得周期が、実際に運用が開始された場合の取得周期よりも長い。例えば試験中は測定データを設定された周期で取得できるか否かが試験されるが、実際に運用が開始された後、充放電が繰り返される中で正しい充電率を算出するためには、測定データを比較的高頻度で取得する必要があるためである。したがって、運用が開始されたか否かは、大抵の場合の出荷前試験における取得回数、又は取得周期と、有意に差があるか否かで判別することができる。これにより、出荷前試験における充放電の開始を、誤って、運用開始時点であるとすることを回避し、正確な運用開始日時が記憶される。
情報処理システムは、蓄電素子及び電源関連装置に接続されている通信デバイスと、該通信デバイスとの間で情報を送受信する通信装置とを含み、前記通信デバイスは、前記蓄電素子の運用開始条件が満たされるか否かを判断する判断部と、前記運用開始条件が満たされると判断された場合に、運用開始日時を第1運用開始日時として記憶し保護状態とする第1記憶部と、運用開始日時の登録要求を受け付ける受付部と、該受付部が登録要求を受け付けた場合、受け付けた運用開始日時を第2運用開始日時として記憶する第2記憶部と、前記通信装置から参照要求を受信した場合に前記第2記憶部に記憶してある第2運用開始日時を送信する送信部とを備え、前記通信装置は、運用開始日時の参照要求を前記通信デバイスへ送信した場合に、運用開始日時を受信する受信部と、前記運用開始日時を含む画面を表示する表示部とを備える。
情報処理システムは、蓄電素子及び電源関連装置に接続されている通信デバイスと、該通信デバイスとの間で情報を送受信する通信装置とを含み、前記通信デバイスは、前記蓄電素子の運用開始条件が満たされるか否かを判断する判断部と、前記運用開始条件が満たされると判断された場合に、運用開始日時として記憶し保護状態とする記憶部と、前記蓄電素子の製造年月日を取得する取得部と、取得した製造年月日及び前記記憶部に記憶してある運用開始日時の比較に基づいて警報条件を満たすか否かを判断する警報判断部と、警報条件を満たすと判断された場合に警報通知を前記通信装置へ通知する警報部とを備え、前記通信装置は、前記警報通知を受信した場合に警報を発する。
情報処理方法は、蓄電素子及び/又は蓄電素子を含む電源関連装置から蓄電素子の情報を処理する情報処理方法であって、前記蓄電素子の運用開始条件が満たされるか否かを判断し、前記運用開始条件が満たされると判断された場合に、運用開始日時を記憶部に保護状態で記憶し、運用開始日時の登録要求を受け付け、登録要求を受け付けた場合、受け付けた運用開始日時を第2運用開始日時として記憶し、参照要求を受信した場合、記憶してある第2運用開始日時を送信することを含む。
情報処理方法は、蓄電素子及び/又は蓄電素子を含む電源関連装置から蓄電素子の情報を処理する情報処理方法であって、前記蓄電素子の運用開始条件が満たされるか否かを判断し、前記運用開始条件が満たされると判断された場合に、運用開始日時を保護状態で記憶し、前記蓄電素子の製造年月日を取得し、取得した製造年月日及び記憶してある運用開始日時の比較に基づいて警報条件を満たすか否かを判断し、警報条件を満たすと判断された場合に警報を発することを含む。
コンピュータプログラムは、コンピュータに、蓄電素子及び/又は蓄電素子を含む電源関連装置と接続し、前記蓄電素子の運用開始条件が満たされるか否かを判断し、前記運用開始条件が満たされると判断された場合に、運用開始日時を記憶部に保護状態で記憶し、運用開始日時の登録要求を受け付け、登録要求を受け付けた場合、受け付けた運用開始日時を第2運用開始日時として記憶し、参照要求を受信した場合、記憶してある第2運用開始日時を送信する処理を実行させる。
コンピュータプログラムは、コンピュータに、蓄電素子及び/又は蓄電素子を含む電源関連装置と接続し、前記蓄電素子の運用開始条件が満たされるか否かを判断し、前記運用開始条件が満たされると判断された場合に、運用開始日時を保護状態で記憶し、前記蓄電素子の製造年月日を取得し、取得した製造年月日及び記憶してある運用開始日時の比較に基づいて警報条件を満たすか否かを判断し、警報条件を満たすと判断された場合に警報を発する処理を実行させる。
本発明をその実施の形態を示す図面を参照して具体的に説明する。
図1は、遠隔監視システム100の概要を示す図である。遠隔監視システム100は、メガソーラー発電システムS、火力発電システムF、風力発電システムWに含まれる蓄電素子及び電源関連装置に関する情報への遠隔からのアクセスを可能とする。無停電電源装置(UPS:Uninterruptible Power Supply)U、鉄道用の安定化電源システム等に配設される整流器(直流電源装置、又は交流電源装置)Dも遠隔監視される。
メガソーラー発電システムS、火力発電システムF及び風力発電システムWには、パワーコンディショナ(PCS:Power Conditioning System )P及び蓄電システム101が並設されている。蓄電システム101は、蓄電モジュール群Lを収容したコンテナCを複数並設して構成されている。蓄電モジュール群Lは、複数の蓄電素子を含む。蓄電素子は、鉛蓄電池及びリチウムイオン電池のような二次電池や、キャパシタのような、再充電可能なものであることが好ましい。蓄電素子の一部が、再充電不可能な一次電池であってもよい。
遠隔監視システム100では、監視対象となるシステムS,F,Wにおける蓄電システム101、又は装置(P,U,Dおよび後述の管理装置M)夫々に、通信デバイス1(図2参照)が搭載/接続される。遠隔監視システム100は、通信デバイス1(情報処理装置)と、通信デバイス1から情報を収集するサーバ装置2(通信装置)と、収集された情報を閲覧するためのクライアント装置3(通信装置)と、装置間の通信媒体であるネットワークNとを含む。
通信デバイス1は、蓄電素子に備えられる電池管理装置(BMU:Battery Management Unit )と通信して蓄電素子の情報を受信する端末装置(計測モニタ)であってもよいし、ECHONET /ECHONETLite (登録商標)対応のコントローラであってもよい。通信デバイス1は、独立したデバイスであってもよいし、パワーコンディショナPや蓄電モジュール群Lに搭載可能なネットワークカード型のデバイスであってもよい。通信デバイス1は、蓄電システム101における蓄電モジュール群Lの情報を取得すべく、複数の蓄電モジュールからなるグループ毎に1つずつ設けられている。パワーコンディショナPは複数台でシリアル通信が可能に接続されており、通信デバイス1は、いずれか代表となるパワーコンディショナPの制御ユニットに接続されている。
サーバ装置2はWebサーバ機能を含み、監視対象の各装置に搭載/接続された通信デバイス1から得られる情報を、クライアント装置3からのアクセスに応じて提示する(表示情報送信部)。通信デバイス1もWebサーバ機能を含み、クライアント装置からのアクセスに応じて通信デバイス1の設定を行なうためのインタフェースをWebベースで有している。サーバ装置2が情報を提示するインタフェースには、通信デバイス1のインタフェースへのリンクが含まれ、クライアント装置3は通信デバイス1と直接的に通信接続して遠隔からの通信デバイス1の操作が可能である。
ネットワークNは、所謂インターネットである公衆通信網N1と、所定の移動通信規格による無線通信を実現するキャリアネットワークN2とを含む。公衆通信網N1は、一般光回線を含み、ネットワークNは、サーバ装置2が接続する専用線を含む。ネットワークNは、ECHONET /ECHONETLite 対応のネットワークを含んでもよい。キャリアネットワークN2には基地局BSが含まれ、クライアント装置3は基地局BSからネットワークNを介したサーバ装置2との通信が可能である。公衆通信網N1にはアクセスポイントAPが接続されており、クライアント装置3はアクセスポイントAPからネットワークNを介してサーバ装置2との間で情報を送受信することができる。
蓄電システム101の蓄電モジュール群Lは階層構造を有している。蓄電素子の情報をサーバ装置2へ送信する通信デバイス1は、蓄電モジュール群Lに設けられた管理装置Mから蓄電モジュール群の情報を取得する。図2は、蓄電モジュール群Lの階層構造及び通信デバイス1の接続形態の一例を示す図である。蓄電モジュール群Lは、例えば蓄電セル(セルとも称する)を複数直列に接続した蓄電モジュール(モジュールとも称する)と、蓄電モジュールを複数直列に接続したバンクと、バンクを複数並列に接続したドメインとの階層構造にて構成されている。図2の例では、番号(#)1−Nのバンク夫々と、バンクを並列に接続したドメインとに1つずつ、管理装置Mが設けられている。バンク毎に設けられている管理装置Mは、蓄電モジュールの内部に夫々内蔵されている通信機能付きの制御基板(CMU:Cell Monitoring Unit)とシリアル通信によって通信し、蓄電モジュール内部の蓄電セルに対する測定データ(電流、電圧、温度)を取得する。バンクの管理装置Mは、取得した蓄電セル毎の測定データに基づくバンク毎のバランス調整を行ない、通信状態の異常の検知等の管理処理を実行する。バンクの管理装置Mは夫々、ドメイン単位で設けられている管理装置Mへ各々のバンクの蓄電モジュールから得られた測定データを送信する。バンクの管理装置Mは、蓄電モジュールのバランス調整の状態をドメインの管理装置Mへ送信し、異常が検知された場合はドメインの管理装置Mへ通知する。ドメインの管理装置Mは、そのドメインに所属するバンクの管理装置Mから得られる測定データ、検知された異常等の情報を集約する。図2の例では通信デバイス1は、ドメイン単位の管理装置Mに接続されている。他の例で通信デバイス1は、ドメイン単位の管理装置Mとバンク単位の管理装置Mとの夫々に接続されている。
このように遠隔監視システム100では、各装置に搭載させた通信デバイス1を利用し、蓄電システム101におけるSOC、SOH(State Of Health )等の状態、検知された異常といった情報を、サーバ装置2が収集し、収集されたデータを一括で提示する。遠隔監視システム100は、一括提示と共に、クライアント装置3からの各通信デバイス1への直接的な通信をも可能とする。
図3は、遠隔監視システム100に含まれる装置の内部構成を示すブロック図である。図3に示すように、通信デバイス1は、制御部10、記憶部11、第1通信部12及び第2通信部13を備える。制御部10はCPU(Central Processing Unit )を用いたプロセッサであり、内蔵するROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等のメモリを用い、各構成部を制御して処理を実行する。制御部10は、内蔵するタイマーから逐次、システム時刻を取得し、時刻を特定することができる。制御部10は、第2通信部13を介して標準時刻を取得し、システム時刻から特定される時刻を修正してもよい。
記憶部11は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリを用いる。記憶部11には、制御部10が読み出して実行するデバイスプログラム1Pが記憶されている。デバイスプログラム1Pには、SSH(Secure Shell)、SNMP(Simple Network Management Protocol)等に準じた通信用プログラムが含まれる。記憶部11には、制御部10の処理によって収集された情報、イベントログ等の情報が記憶される。記憶部11には、後述する制御部10の処理によって運用情報が記憶される。運用情報の一種は、原則的に書き換えができないよう記憶領域に保護状態で記憶され、他の一種は書き換え可能に記憶される。記憶部11に記憶された情報は、通信デバイス1の筐体に端子が露出するUSB等の通信インタフェースを介して読み出すことも可能である。記憶部11に記憶されるデバイスプログラム1Pは、記録媒体4に記憶してあるデバイスプログラム4Pを読み出して記憶部11に複製したものであってもよい。
第1通信部12は、通信デバイス1が接続されている監視対象装置との通信を実現する通信インタフェースである。第1通信部12は例えば、RS−232C又はRS−485等のシリアル通信インタフェースを用いる。例えばパワーコンディショナPはRS−485に準拠したシリアル通信機能を有する制御ユニットを備えており、第1通信部12はその制御ユニットと通信する。蓄電モジュール群Lに備えられている制御基板がCAN(Controller Area Network)バスにより接続されて制御基板間の通信をCAN通信で実現する場合、第1通信部12はCANプロトコルに基づく通信インタフェースである。第1通信部12は、ECHONET /ECHONETLite の規格に対応する通信インタフェースであってもよい。
第2通信部13は、ネットワークNを介した通信を実現するインタフェースであり、例えばEthernet(登録商標)、又は無線通信用アンテナ等の通信インタフェースを用いる。制御部10は、第2通信部13を介してサーバ装置2と通信接続が可能である。第2通信部13が、ECHONET /ECHONETLite の規格に対応する通信インタフェースであってもよい。
このように構成される通信デバイス1では、制御部10が第1通信部12を介して、通信デバイス1が接続されている装置にて得られる蓄電素子に対する測定データを取得する。制御部10は、Webサーバ用プログラムを読み出して実行することによって、Webサーバとしてサーバ装置2又はクライアント装置3からの接続を受け、情報を提示することも可能である。制御部10は、SSHにより遠隔からシャットダウンの機能を受けることが可能である。制御部10は、SNMP用プログラムを読み出して実行することにより、SNMPエージェントとして機能し、サーバ装置2からの情報要求に対して応答してもよい。
サーバ装置2はサーバコンピュータを用い、制御部20、記憶部21、及び通信部22を備える。本実施の形態においてサーバ装置2は、1台のサーバコンピュータとして説明するが、複数のサーバコンピュータで処理を分散させてもよい。
制御部20は、CPU又はGPU(Graphics Processing Unit)を用いたプロセッサであり、内蔵するROM及びRAM等のメモリを用い、各構成部を制御して処理を実行する。制御部20は、記憶部21に記憶されているサーバプログラム2Pに基づく通信及び情報処理を実行する。サーバプログラム2PにはWebサーバプログラムが含まれ、制御部20は、クライアント装置3へのWebページの提供を実行するWebサーバとして機能する。制御部20は、サーバプログラム2Pに基づき、SNMP用サーバとして通信デバイス1から情報を収集する。
記憶部21は、例えばハードディスク又はフラッシュメモリ等の不揮発性メモリを用いる。記憶部21には、上述したサーバプログラム2Pが記憶されている。記憶部21には、制御部20の処理によって収集される監視対象となる蓄電システム101のパワーコンディショナP及び蓄電モジュール群Lの測定データが記憶される。記憶部21に記憶されるサーバプログラム2Pは、記録媒体5に記憶してあるサーバプログラム5Pを読み出して記憶部21に複製したものであってもよい。
通信部22は、ネットワークNを介した通信接続及び情報の送受信を実現する通信デバイスである。具体的には通信部22はネットワークNに対応したネットワークカードである。
クライアント装置3は、発電システムS,F,Wの蓄電システム101の管理者又は保守担当者等のオペレータが使用するコンピュータである。クライアント装置3は、デスクトップ型若しくはラップトップ型のパーソナルコンピュータであってもよいし、所謂スマートフォン又はタブレット型の通信端末であってもよい。クライアント装置3は、制御部30、記憶部31、通信部32、表示部33、及び操作部34を備える。
制御部30は、CPUを用いたプロセッサである。制御部30は、記憶部31に記憶されているWebブラウザを含むクライアントプログラム3Pに基づき、サーバ装置2又は通信デバイス1により提供されるWebページを表示部33に表示させる。
記憶部31は、例えばハードディスク又はフラッシュメモリ等の不揮発性メモリを用いる。記憶部31には、クライアントプログラム3Pを含む各種プログラムが記憶されている。クライアントプログラム3Pは、記録媒体6に記憶してあるクライアントプログラム6Pを読み出して記憶部11に複製したものであってもよい。
通信部32は、有線通信用のネットワークカード等の通信デバイス、基地局BS(図1参照)に接続する移動通信用の無線通信デバイス、又はアクセスポイントAPへの接続に対応する無線通信デバイスを用いる。制御部30は通信部32により、ネットワークNを介してサーバ装置2又は通信デバイス1との間で通信接続又は情報の送受信が可能である。
表示部33は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等のディスプレイを用いる。表示部33は制御部30のクライアントプログラム3Pに基づく処理により、サーバ装置2で提供されるWebページのイメージを表示する。表示部33は、好ましくはタッチパネル内蔵型ディスプレイであるが、タッチパネル非内蔵型ディスプレイであってもよい。
操作部34は、制御部30との間で入出力が可能なキーボード及びポインティングデバイス、若しくは音声入力部等のユーザインタフェースである。操作部34は、表示部33のタッチパネル、又は筐体に設けられた物理ボタンを用いてもよい。操作部34は、ユーザによる操作情報を制御部30へ通知する。
このように構成される遠隔監視システム100では、サーバ装置2が、パワーコンディショナP、蓄電モジュール群L(管理装置M)、無停電電源装置U、及び整流器Dの状態を含む様々な情報を通信デバイス1から定期的に、又はクライアント装置3からの要求に応じて取得し、記憶部21に記憶する。記憶部21には、情報の取得先の装置(P,M,U,D)を識別する情報及び取得した時間情報が対応付けて記憶される。記憶部21に記憶してある最新の情報及びその履歴は、クライアント装置3からWebページで取得又はデータとして取得(ダウンロード)できるようにサーバ装置2が処理する。サーバ装置2は、通信デバイス1を用いて蓄電素子若しくは各電源関連装置から取得した情報を総合的に、クライアント装置3へ提示することができる。
本開示の遠隔監視システム100における通信デバイス1は、蓄電モジュール単位、又は蓄電セル単位等の蓄電素子に対し所定の運用開始条件によって運用開始時点を自動的に記録する。図4は、通信デバイス1による処理手順の一例を示すフローチャートである。制御部10は、電源がON状態となった場合に以下の処理を実行する。
制御部10は、対象の蓄電素子に対し運用開始時点の記録が既にあるか否かを判断する(ステップS1)。記録がないと判断された場合(S1:NO)、制御部10は、対象の蓄電素子が接続/搭載されている装置M,P,U,Dが電源ON状態となってからの連続運転時間の計測を開始し(ステップS2)、第1通信部12及び第2通信部13による通信を開始する(ステップS3)。
制御部10は、ステップS2で計測を開始した連続運転時間、又はステップS3で開始した第1通信部12又は第2通信部13による通信で得られる情報を用いた運用開始条件を満たしたか否かを判断する(ステップS4)。運用開始条件は、通信デバイス1の製造時のテスト実施と区別できるように設定されている。運用開始条件は例えば、連続運転時間が所定時間を超過することである。所定時間はテスト期間よりも長い時間であり、例えば3日間である。運用開始条件は他の例では、第1通信部12によって監視対象装置(M,P,U,D)から蓄電セルに対する測定データを所定期間取得することか、所定数取得すること、又は所定周期で取得することである。所定周期とは測定データを周期的に取得するように設定されている場合のその設定値である。運用開始条件は、これらの組み合わせでもよく例えば、連続運転時間が所定時間を超過し、且つ、測定データを所定期間以上、所定周期で取得することであってもよい。
ステップS4で運用開始条件を満たしたと判断された場合(S4:YES)、制御部10は、運用開始日時を特定する(ステップS5)。制御部10は、記憶部11に蓄電素子の識別情報と対応付けて、特定された運用開始日時を保護状態で記憶し(ステップS6)、処理を終了する。ステップS6では制御部10は、記憶部11に運用開始日時を記憶し、記憶した領域を保護状態に設定する。制御部10は運用開始日時を記憶した領域を書き換え不可領域に設定してもよい。
ステップS4で運用開始条件を満たしていないと判断された場合(S4:NO)、制御部10は所定の待機時間経過後に処理をステップS4へ戻す。
ステップS1で既に運用開始時点の記録が既にあると判断された場合(S1:YES)、制御部10は処理を終了する。
制御部10は図4のフローチャートに示した処理手順を対象の蓄電素子の単位夫々で実行する。これにより記憶部11には、蓄電モジュール単位、又は蓄電セル単位で、夫々の識別情報に対応付けて運用開始日時が自動的に記憶される。通信デバイス1は、記憶した運用開始日時をサーバ装置2又はクライアント装置3からの要求に応じて送信する。
大規模なシステムで使用される蓄電素子は比較的寿命が長い。運用開始から数年〜十数年後に参照する可能性がある運用開始日を正確に記録、保管することはオペレータ又はユーザの負担が大きい。図4のフローチャートに示したように、蓄電素子の運転開始条件を満たした日時を自動的に記録しておくことによって、オペレータ又はユーザの負担を軽減し、正確な情報に基づく保守活動を実施することができる。
通信デバイス1は、自動記録された運用開始日時とは別に、オペレータ又はユーザによる運用開始日時の登録を受け付けることが可能である。図5は、通信デバイス1による登録手順の一例を示すフローチャートである。
通信デバイス1は、サーバ装置2又はクライアント装置3からの運用開始日時の登録要求を、対象の蓄電素子の識別情報に対応付けて受信する(ステップS201)。対象の蓄電素子は、通信デバイス1が接続されている管理装置Mが取得するドメイン単位、バンク単位、モジュール単位の蓄電素子である。対象の蓄電素子は、通信デバイス1が搭載されているパワーコンディショナP、無停電電源装置U、整流器Dに含まれている蓄電モジュールでもよい。
制御部10は、登録要求に含まれる運用開始日時を、対応付けられている蓄電素子の識別情報に対応付けて、記憶部11に、第2運用開始日時として記憶する(ステップS202)。このように通信デバイス1は、自動的に運用開始条件を満たすとして特定した運用開始日時については書き換えたり、上書きしたりしない。運用開始日時の登録要求を受け付けるが、ステップS202にて示したように、別途記憶する。
通信デバイス1は、自動記録された運用開始日時を用いて蓄電素子の使用に関する情報をオペレータ又は蓄電素子のユーザへ通知してもよい。図6は、通信デバイス1による処理手順の一例を示すフローチャートである。
通信デバイス1は、サーバ装置2又はクライアント装置3からの運用開始日時の参照要求を、対象の蓄電素子の識別情報に対応付けて受信する(ステップS301)。制御部10は、受信した蓄電素子の識別情報に対応付けて、記憶部11に第2運用開始日時を記憶しているか否かを判断する(ステップS302)。
ステップS302で記憶していると判断された場合(S302:YES)、制御部10は、対象の蓄電素子の識別情報に対応付けて、記憶部11に記憶した第2運用開始日時を読み出す(ステップS303)。制御部10は、読み出した第2運用開始日時を、運用開始日時としてサーバ装置2又はクライアント装置3へ送信し(ステップS304)、処理を終了する。
ステップS302で記憶していないと判断された場合(S302:NO)、制御部10は、対象の蓄電素子の識別情報に対応付けて、記憶部11に保護状態で記憶してある運用開始日時を読み出す(ステップS305)。制御部10は、読み出した運用開始日時を、サーバ装置2又はクライアント装置3へ送信し(S304)、処理を終了する。
図5及び図6のフローチャートに示した手順を、画面例を参照して説明する。図7及び図8は、サーバ装置2のWebサーバ機能により提供される表示画面の一例を示す図である。図7は、遠隔監視システム100へのログイン後に表示される画面例を示し、図8は1つのシステムが選択された後に表示される画面例である。クライアント装置3からの要求に応じてサーバ装置2の制御部20は、クライアント装置3を使用してログインしたオペレータ又はユーザが閲覧可能なシステム又は装置を抽出し、その名称を含むWeb画面330の情報をクライアント装置3へ送信する。図7はこの際のWeb画面330の一例である。図7の例では、図1に示したメガソーラー発電システムSの名称「XY市メガソーラーシステム」、火力発電システムFの名称「WZ発電所システム」、「K鉄道向けシステム」、「X工場UPS」等が夫々、識別情報と共にリンクとして表示されている。「XY市メガソーラーシステム」が選択されると図8のWeb画面330が表示される。図8では、「XY市メガソーラーシステム」が用いている蓄電システム101のシステム構成に合わせて、4つのパワーコンディショナP、及び、複数のバンクに構成された蓄電モジュール群L夫々の名称(番号等の識別情報)が示されている。蓄電モジュール群Lについてはその階層構造を展開するか又は折りたたむための「+」又は「−」アイコン333と、各々の詳細情報(サーバ装置2で収集した情報)を表示するためのアイコン334と、詳細情報(リアルタイム)を表示させるためのアイコン335とが配置されている。このアイコン335が、通信デバイス1にて動作しているWebサーバへ接続するためのアイコンであり、通信デバイス1の識別情報と共に配置されている。
図9は、蓄電素子の詳細情報の表示例を示す図である。図8に示した画面内でモジュールに対応する階層のアイコン334が選択された場合に表示されるページの一例である。図9では「モジュール情報」として、蓄電モジュールに含まれる各セルの電圧、及び2つのセル群に設けられている温度センサの出力が表示されている。図9に示すように、「モジュール情報」のWeb画面330には、図6のフローチャートによってサーバ装置2宛てに送信された運用開始日の情報を出力する表示画面336が含まれている。運用開始日は蓄電セル毎に表示されてもよい。
図10は、蓄電素子の詳細情報の表示例を示す図である。図10は、図8中のドメインに対応する階層のアイコン335が選択された場合に表示される画面であって、図2に示したドメイン単位の管理装置Mに搭載/接続されている通信デバイス1のWebサーバにより提供される新たなWeb画面337の例を示している。通信デバイス1のWebサーバの機能により表示されるWeb画面337は、通信デバイス1を介して管理装置M、又は制御基板への処理を実行するためのメニューアイコン338を複数含んでいる。メニューアイコン338には、蓄電素子の運用開始日の登録メニューが含まれる。
図11は、通信デバイス1から提示されるWeb画面の一例を示す図である。図11は、図10のメニューアイコン338の内、詳細情報を表示するためのアイコンが選択された場合に表示される画面例である。図11に示すようにメニューアイコン338が選択されると画面370が表示されると共に、図10のWeb画面337に戻るためのアイコン339が表示される。画面370には、詳細情報として、通信デバイス1が接続している管理装置Mに対応するドメインのリアルタイムの詳細情報が表示される。詳細情報にはドメインの階層の下のバンクの階層における状態が各バンクの番号等の識別情報を付したアイコン371で表されている。アイコン371は、バンクの選択を受け付ける。アイコン371でいずれかのバンクが選択され、メニューアイコン338に含まれる「運用開始日の登録」メニューが選択されると、通信デバイス1はWeb画面上で運用開始日の登録を受け付ける。
図12は、運用開始日の登録画面例を示す図である。図12に示す画面370には、選択されたバンクに対して一括で登録される運用開始日の入力欄372と、選択されたバンクに含まれるモジュール毎の運用開始日の入力欄373と、入力欄372又は入力欄373に入力された運用開始日の登録要求を送信するための登録ボタン374が含まれる。オペレータ又はユーザ(権限を有するアカウントを持つ人物)が、クライアント装置3の操作部34によって、入力欄372又は入力欄373に運用開始日を入力し、登録ボタン374を選択すると、図5のフローチャートに示した処理手順の内のステップS201が実行される。
図5及び図6のフローチャート、並びに、図7−図12に示したように、ユーザ又はオペレータからの運用開始日の登録要求も受け付け、蓄電素子及び電源関連装置の情報を提示する際には、登録要求に係る運用開始日を表示させることができる。ユーザ又はオペレータが登録する運用開始日と、蓄電素子の特性の面から特定されるべき運用開始日とがずれることも許容しつつ、ユーザ又はオペレータの作業の利便性、実務を考慮した蓄電システム101の運用が可能になる。
蓄電素子は、使用しない場合には劣化が進行するので、使用されないまま完全放電された後に運用が開始されると、製造時に想定されている性能を発揮することができない。蓄電セルの製造年月日の情報を取得できる場合、自動的に記録される運用開始日との比較により警告を発することが可能である。図13は、通信デバイス1による処理手順の一例を示すフローチャートである。制御部10は、運用が開始された蓄電システム101において以下の処理を実行する。
通信デバイス1の制御部10は、接続されている管理装置M、又は搭載されている装置P,U,Dの蓄電素子の構成に基づいて、対象の蓄電モジュール又は蓄電セルである蓄電素子を選択する(ステップS401)。
制御部10は、対象の蓄電素子の製造年月日を取得する(ステップS402)。ステップS402にて制御部10は、蓄電モジュールの内部に夫々内蔵されているCMUから製造年月日を取得することができる。制御部10は、各蓄電モジュールの製造年月日の登録を受け付けて記憶部11に記憶しておき、これを取得してもよい。通信デバイス1は、RFIDリーダの機能を有して蓄電モジュール又は蓄電セルに付されているRFIDタグから製造年月日を取得してもよい。
制御部10は、対象の蓄電素子の運用開始日時を記憶部11から読み出す(ステップS403)。ステップS403において制御部10は、第2運用開始日時ではなく、運用開始条件を満たしたことで記憶された運用開始日時を読み出す。
制御部10は、ステップS403で読み出した運用開始日時とステップS402で取得した製造年月日との比較により、警報条件を満たすか否かを判断する(ステップS404)。ステップS404にて警報条件を満たすと判断された場合(S404:YES)、制御部10は、サーバ装置2又は記憶部11に記憶しておいた管理者のメールアドレスへ警報を通知し(ステップS405)、全ての対象の蓄電素子を選択したか否かを判断する(ステップS406)。ステップS406で全ての対象の蓄電素子を選択したと判断された場合(S406:YES)、制御部10は処理を終了する。
ステップS404にて警報条件を満たさないと判断された場合(S404:NO)、制御部10は、処理をステップS406へ進める。
ステップS406で対象の蓄電素子全ては選択していないと判断された場合(S406:NO)、制御部10は処理をステップS401へ戻す。
図13のフローチャートに示したように、通信デバイス1が自動的に記録した運用開始時日時を用いることで蓄電素子について想定されていない使用方法での使用が開始された場合にこれを検知して警報を発することもできる。ステップS405によって警報が通知された場合、例えばクライアント装置3が警報通知を受信し、受信した警報通知の内容を表示部33にて表示して警報を発するようにしてもよい。
上述の実施の形態では、通信デバイス1が接続/搭載されている装置M,P,U,Dの蓄電素子の運用開始日時を記憶する構成とした。管理装置Mにてこの処理を実行してもよいし、サーバ装置2にて実行してもよい。
上述の実施の形態では、運転開始条件に基づいて自動的に記録された運転開始日時は書き換えができないように保護状態で記憶部11に記憶された。しかしながら、遠隔監視システム100における権限、具体的には通信デバイス1又はサーバ装置2のWebサーバへログインするためのアカウントに設定されている権限によっては、自動的に記録された運転開始日時を書き換え可能としてもよい。
上述の説明では、運用開始日時を記録したが、その他の運用開始の記録として保守管理に必要な運用情報を同様に、運用開始条件が満たすと判断されたタイミングで記録してもよい。
上述のように開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 通信デバイス(情報処理装置)
10 制御部
11 記憶部
12 第1通信部
13 第2通信部
1P デバイスプログラム(コンピュータプログラム)
2 サーバ装置(通信装置)
3 クライアント装置(通信装置)
33 表示部

Claims (10)

  1. 蓄電素子及び/又は蓄電素子を含む電源関連装置から蓄電素子の情報を取得する情報処理装置であって、
    前記蓄電素子の運用開始条件が満たされるか否かを判断する判断部と、
    前記運用開始条件が満たされると判断された場合に、運用開始日時を第1運用開始日時として記憶し保護状態とする第1記憶部と、
    運用開始日時の登録要求を受け付ける受付部と、
    該受付部が登録要求を受け付けた場合、受け付けた運用開始日時を第2運用開始日時として記憶する第2記憶部と
    を備える情報処理装置。
  2. 蓄電素子及び/又は蓄電素子を含む電源関連装置から蓄電素子の情報を取得する情報処理装置であって、
    前記蓄電素子の運用開始条件が満たされるか否かを判断する判断部と、
    前記運用開始条件が満たされると判断された場合に、運用開始日時として記憶し保護状態とする記憶部と、
    前記蓄電素子の製造年月日を取得する取得部と、
    取得した製造年月日及び前記記憶部に記憶してある運用開始日時の比較に基づいて警報条件を満たすか否かを判断する警報判断部と、
    警報条件を満たすと判断された場合に警報を発する警報部と
    を備える情報処理装置。
  3. 前記運用開始条件は、前記蓄電素子又は電源関連装置が電源ON状態となってからの連続運転時間が、予め設定されてある出荷前試験に要する期間よりも長い所定時間を超過することである
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記運用開始条件は、前記蓄電素子に対する測定データを、予め設定されてある出荷前試験に要する期間よりも長い所定期間以上、出荷前試験での測定回数よりも多い所定数以上取得できること、又は出荷前試験における周期と異なる所定周期で取得できることである
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  5. 蓄電素子及び電源関連装置に接続されている通信デバイスと、該通信デバイスとの間で情報を送受信する通信装置とを含み、
    前記通信デバイスは、
    前記蓄電素子の運用開始条件が満たされるか否かを判断する判断部と、
    前記運用開始条件が満たされると判断された場合に、運用開始日時を第1運用開始日時として記憶し保護状態とする第1記憶部と、
    運用開始日時の登録要求を受け付ける受付部と、
    該受付部が登録要求を受け付けた場合、受け付けた運用開始日時を第2運用開始日時として記憶する第2記憶部と、
    前記通信装置から参照要求を受信した場合に前記第2記憶部に記憶してある第2運用開始日時を送信する送信部と
    を備え、
    前記通信装置は、
    運用開始日時の参照要求を前記通信デバイスへ送信した場合に、運用開始日時を受信する受信部と、
    前記運用開始日時を含む画面を表示する表示部と
    を備える情報処理システム。
  6. 蓄電素子及び電源関連装置に接続されている通信デバイスと、該通信デバイスとの間で情報を送受信する通信装置とを含み、
    前記通信デバイスは、
    前記蓄電素子の運用開始条件が満たされるか否かを判断する判断部と、
    前記運用開始条件が満たされると判断された場合に、運用開始日時として記憶し保護状態とする記憶部と、
    前記蓄電素子の製造年月日を取得する取得部と、
    取得した製造年月日及び前記記憶部に記憶してある運用開始日時の比較に基づいて警報条件を満たすか否かを判断する警報判断部と、
    警報条件を満たすと判断された場合に警報通知を前記通信装置へ通知する警報部と
    を備え、
    前記通信装置は、前記警報通知を受信した場合に警報を発する
    情報処理システム。
  7. 蓄電素子及び/又は蓄電素子を含む電源関連装置から蓄電素子の情報を処理する情報処理方法であって、
    前記蓄電素子の運用開始条件が満たされるか否かを判断し、
    前記運用開始条件が満たされると判断された場合に、運用開始日時を記憶部に保護状態で記憶し、
    運用開始日時の登録要求を受け付け、
    登録要求を受け付けた場合、受け付けた運用開始日時を第2運用開始日時として記憶し、
    参照要求を受信した場合、記憶してある第2運用開始日時を送信する
    ことを含む情報処理方法。
  8. 蓄電素子及び/又は蓄電素子を含む電源関連装置から蓄電素子の情報を処理する情報処理方法であって、
    前記蓄電素子の運用開始条件が満たされるか否かを判断し、
    前記運用開始条件が満たされると判断された場合に、運用開始日時を保護状態で記憶し、
    前記蓄電素子の製造年月日を取得し、
    取得した製造年月日及び記憶してある運用開始日時の比較に基づいて警報条件を満たすか否かを判断し、
    警報条件を満たすと判断された場合に警報を発する
    ことを含む情報処理方法。
  9. コンピュータに、
    蓄電素子及び/又は蓄電素子を含む電源関連装置と接続し、
    前記蓄電素子の運用開始条件が満たされるか否かを判断し、
    前記運用開始条件が満たされると判断された場合に、運用開始日時を記憶部に保護状態で記憶し、
    運用開始日時の登録要求を受け付け、
    登録要求を受け付けた場合、受け付けた運用開始日時を第2運用開始日時として記憶し、
    参照要求を受信した場合、記憶してある第2運用開始日時を送信する
    処理を実行させるコンピュータプログラム。
  10. コンピュータに、
    蓄電素子及び/又は蓄電素子を含む電源関連装置と接続し、
    前記蓄電素子の運用開始条件が満たされるか否かを判断し、
    前記運用開始条件が満たされると判断された場合に、運用開始日時を保護状態で記憶し、
    前記蓄電素子の製造年月日を取得し、
    取得した製造年月日及び記憶してある運用開始日時の比較に基づいて警報条件を満たすか否かを判断し、
    警報条件を満たすと判断された場合に警報を発する
    処理を実行させるコンピュータプログラム。
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