JP2020149128A - 推定装置、推定方法および推定プログラム - Google Patents

推定装置、推定方法および推定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者の検索意図の推定精度を向上させること。【解決手段】推定装置は、推定部と、特定部とを備える。推定部は、抽出部によって利用者が入力した検索クエリと対応する紐付けられた他の情報である紐付け情報をデータベースから抽出した当該紐付け情報の共通性に基づいて、当該検索クエリの共通性を推定する。特定部は、推定部により推定された共通性のうち利用者の属性に応じた共通性を、利用者の検索意図として特定する。【選択図】図5

Description

本発明は、推定装置、推定方法および推定プログラムに関する。
従来、種々の需要を予測する技術が提供されている。例えば、利用者が入力した検索クエリのログを解析することで、利用者の検索意図を推定する技術が知られている。
特開2015−14993号公報
しかしながら、上述した従来技術では、利用者の検索意図を適切に推定することができない恐れがある。
例えば、上述した従来技術では、過去に入力された検索クエリの同意語との比較結果に基づいて、検索意図が一般的な検索意図であるか、特徴的な検索意図であるかを判断しているに過ぎない。このため、利用者の検索意図を精度良く推定しているとは言えない場合がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、利用者の検索意図の推定精度を向上させることを目的とする。
本願に係る推定装置は、利用者が入力した検索クエリの共通性を推定する推定部と、前記推定部により推定された共通性のうち前記利用者の属性に応じた共通性を、前記利用者の検索意図として特定する特定部とを有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、利用者の検索意図の推定精度を向上させることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る推定処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係るナレッジデータベースの一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る推定システムの構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図5は、実施形態に係る推定装置の構成例を示す図である。 図6は、実施形態に係る検索情報記憶部の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る属性情報記憶部の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る意図情報記憶部の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係る推定処理の一例を示すフローチャートである。 図10は、実施形態に係る推定処理の一例を示すフローチャートである。 図11は、推定装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る推定装置、推定方法及び推定プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る推定装置、推定方法及び推定プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
〔1.情報処理の一例〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る情報処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。図1では、実施形態に係る情報処理が推定装置100により実行される例を示す。
図1では、利用者1が検索に用いた検索クエリのログと、利用者1の属性とに基づいて、利用者1の検索意図を特定する場合を示す。また、図1では、利用者1から新たに検索クエリを受け付けると、所定の情報を利用者1に提供する場合を示す。以下、図1を用いて、実施形態に係る推定処理の一例を説明する。
推定装置100は、利用者1が検索に用いた検索クエリのログを収集する(ステップS101)。例えば、推定装置100は、利用者1が検索時に入力した検索クエリのログを収集する。なお、図1では、利用者1の一人の利用者からのログを収集する場合を示しているが、推定装置100は、複数の利用者が検索に用いた検索クエリのログを収集してもよい。
推定装置100は、情報同士の関連性を紐付けたデータベースを参照する。例えば、推定装置100は、ナレッジデータベース122を参照する。例えば、推定装置100は、ナレッジデータベース122に格納された情報を取得する。例えば、推定装置100は、ナレッジデータベース122の中から所定の情報を検索し、検索した所定の情報から利用者の属性と対応する情報を取得する。ここで、図2を用いて、ナレッジデータベース122の一例を説明する。図2は、ナレッジデータベース122の一例を示す。図2に示すように、ナレッジデータベース122には、情報の紐付け情報が格納される。例えば、ナレッジデータベース122には、2つのデータと、その関係性を示す情報とが格納されている。例えば、ナレッジデータベース122には、2つの情報と関係性との3つ組(トリプル)ごとに情報が登録されている。図2は、「データ#10」と「データ#11」とが「種別#11」の関連性を有することを示す。例えば、「種別#11」が「出演者」である場合には、「データ#11」は「データ#10」の出演者の一人であることを示す。また、図2は、「データ#10」と「データ#13」とが「種別#13」の関連性を有することを示す。例えば、「種別#13」が「監督」、「データ#13」は「データ#10」の監督であることを示す。なお、ナレッジデータベース122には、「データ#10」や「種別#11」や「データ#11」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、コンテンツデータが格納される。なお、コンテンツデータそのものについては、他のデータベースに登録されていてもよい。すなわち、ナレッジデータベース122には、所謂エンティティ間の関連性のみが登録され、エンティティと対応するデータそのものについては、他のデータベースに登録されていてもよい。
図1の説明に戻る。推定装置100は、ナレッジデータベース122から所定の情報を特定する。推定装置100は、利用者が検索に用いた検索クエリに応じて、ナレッジデータベース122から所定の情報を特定する。具体的には、推定装置100は、利用者の検索クエリと対応する情報を検索して、検索した情報から所定の情報を特定する。上記の例では、推定装置100は、利用者が検索に用いた検索クエリが「データ#10」である場合には、「データ#10」と対応する「データ#11」を検索して、検索した「データ#11」から逐次ナレッジデータベース122を辿り所定の情報を特定する。このように、推定装置100は、ナレッジデータベース122を参照し、各検索クエリのログと紐付けられた紐付け情報を特定する(ステップS102)。
図1に示す例では、推定装置100は、検索クエリ「タイトル#1」と紐付けられた紐付け情報として、ナレッジデータベース122から、「監督:監督#1」と「原作:小説#1」と「出演者:俳優#1」と「出演者:俳優#2」とを特定する。
推定装置100は、紐付け情報の種別のうち、共通性が高い種別を特定する(ステップS103)。例えば、推定装置100は、特定した各検索クエリの紐付け情報を比較して、共通性が所定の条件を満たす紐付け情報を特定する。例えば、推定装置100は、特定した各検索クエリの紐付け情報を比較して、共通性が所定の閾値を超える紐付け情報を特定する。ここで、推定装置100は、各紐付け情報のデータを比較してもよいし、各紐付け情報の種別を比較してもよい。具体的には、推定装置100は、各紐付け情報のデータを比較して、データの共通性が所定の条件を満たす紐付け情報を特定してもよいし、各紐付け情報の種別を比較して、種別の共通性が所定の条件を満たす紐付け情報を特定してもよい。図1に示す例では、推定装置100は、「監督#1」と「監督#2」とに基づいて、「監督:監督#1」と、「監督:監督#2」とを、共通性が所定の条件を満たす紐付け情報として特定してもよい。また、推定装置100は、「監督」と「監督」とに基づいて、「監督:監督#1」と、「監督:監督#2」とを、共通性が所定の条件を満たす紐付け情報として特定してもよい。ここで、推定装置100は、「監督:監督#1」と「監督:監督#2」と「原作:小説#1」と「原作:小説#2」を特定したものとする。推定装置100は、特定した紐付け情報から種別を特定する。図1に示す例では、推定装置100は、共通性が高い種別として、「監督」と「原作」とを特定する。具体的な例を挙げると、推定装置100は、「監督:監督#1」と「監督:監督#2」とから「監督」を特定し、「原作:小説#1」と「原作:小説#2」とから「原作」を特定する。
推定装置100は、特定した種別の中から、利用者の属性と関連性が高い種別を検索意図として特定する(ステップS104)。図1は、利用者1の属性として、利用者1が「小説が好き」であり、「音楽が好き」であることを示す。この場合、推定装置100は、仮に利用者1から「映画」の検索クエリを受け付けたとしても、利用者1の検索意図として、例えば「小説が原作の映画」や「ミュージカルが原作の映画」を特定する。具体的には、推定装置100は、利用者の属性に「小説が好き」といった情報が含まれている場合には、仮に利用者から「映画」の検索クエリを受け付けたとしても、検索意図として単純に「映画」ではなく、紐付け情報から特定した種別「監督」や「原作」等から、属性「小説が好き」と関連性が高いと推定される種別「原作」を特定する。例えば、推定装置100は、紐付け情報から特定した種別「監督」若しくは種別「原作」が付与された情報を特定し、特定した情報と、属性「小説が好き」との関連性を特定する。例えば、推定装置100は、種別「監督」が付与された情報と同じ情報をナレッジデータベース122から検索し、検索した情報に対して、属性「小説が好き」に含まれる「小説」が種別として対応付けられている割合をスコアとして算出する。同様に、推定装置100は、種別「原作」が付与された情報と同じ情報をナレッジデータベース122から検索し、検索した情報に対して、属性「小説が好き」に含まれる「小説」が種別として対応付けられている割合をスコアとして算出する。そして、推定装置100は、スコアが所定の条件を満たす種別(例えば、スコアが最も高い種別や、高い方から順に所定の数の種別)を特定し、特定した種別と属性とを組み合わせた検索意図を推定する。例えば、推定装置100は、検索クエリと対応する種別「映画」と、利用者の属性「小説が好き」と、利用者の属性との関連性が高い種別「原作」とを組み合わせた検索意図として、例えば「小説が原作の映画」を特定する。これにより、推定装置100は、ショッピングなどで映画のタイトルをよく検索する利用者に対して、例えば映画のDVD(Digital Versatile Disc)を提供するのではなく、映画の原作となった小説を提供することができる。
推定装置100は、利用者1から新たな検索クエリを受け付ける(ステップS105)。推定装置100は、利用者1が利用する情報処理装置から送信された検索クエリを受信する。推定装置100は、受け付けられた検索クエリと対応する情報のうち、検索意図と対応する情報を検索する(ステップS106)。そして、推定装置100は、検索結果を利用者1に提供する(ステップS107)。推定装置100は、検索結果を、利用者1が利用する情報処理装置に送信する。具体的には、推定装置100は、利用者1から映画のタイトルの検索クエリを受け付けた場合には、検索意図として、例えば「小説が原作の映画」に対応する情報を検索し、検索結果として、映画の原作となった小説を提供する。これにより、推定装置100は、利用者の検索意図に適した情報を提供することができるため、訴求効果の向上を促進させることができる。
また、推定装置100は、モデルを用いて利用者の検索意図を特定してもよい。例えば、推定装置100は、検索クエリと、紐付け情報と、利用者の属性との間の関係性を学習したモデルを生成してもよい。例えば、推定装置100は、検索クエリと、紐付け情報と、利用者の属性とを取得し、実際の利用者の検索意図と特定した検索意図とが一致するかを示す指標値を出力するよう、コンピュータを機能させるためのモデルを生成する。また、推定装置100は、モデルに対して、検索クエリと、紐付け情報と、利用者の属性とを入力した場合に、実際の利用者の検索意図と一致した検索意図を出力するように、モデルの学習を行う。例えば、推定装置100は、実際の利用者の検索意図と特定した検索意図とが一致するかを示す指標値のビットが「1」になるように、モデルの学習を行う。なお、推定装置100は、一人の利用者のデータに基づいてモデルの学習を行ってもよいし、複数の利用者のデータに基づいてモデルの学習を行ってもよい。
なお、実施形態に係る利用者の属性は、利用者に対して予め定められた属性であってもよい。例えば、実施形態に係る利用者の属性は、所定のウェブサービス上で利用者が予め入力した属性であってもよい。例えば、実施形態に係る利用者の属性は、外部の情報処理装置からの属性や記憶部120に記憶された属性であってもよい。
また、実施形態に係る利用者の属性は、推定された属性であってもよい。例えば、推定装置100は、利用者が検索した検索クエリのログに基づいて、利用者の属性を推定してもよい。例えば、推定装置100は、検索クエリの共通性に基づいて、利用者の属性を推定してもよい。例えば、推定装置100は、検索クエリが属する種別の共通性に基づいて、利用者の属性を推定してもよい。
具体的な例を挙げると、推定装置100は、利用者が「文学1」、「文学2」、「文学3」、「文学4」の検索を多く行っていた場合には、これらの検索クエリから「純文学」を特定して、利用者は「小説が好き」であると推定する。例えば、推定装置100は、「アニメ1」、「アニメ2」、「アニメ3」の検索を多く行っていた場合には、これらの検索クエリから「アニメ」を特定して、利用者は「アニメが好き」であると推定する。
推定装置100は、検索クエリを用いて検索を行った他の利用者の属性に基づいて、利用者の属性を推定してもよい。例えば、推定装置100は、利用者が「作家1」、「作家2」、「作家3」の検索を多く行っていた場合には、これらの検索クエリから「小説」を特定して、利用者は「小説が好き」であると推定してもよい。例えば、推定装置100は、「作家1」、「作家2」、「作家3」の検索を多く行っている他の利用者が「ラノベが好き」といった属性を有する場合には、利用者は「ラノベ寄りの小説が好き」であると推定してもよい。
〔情報処理システムの構成〕
図3に示す推定システム1について説明する。図3に示すように、推定システム1は、端末装置10と、推定装置100とが含まれる。端末装置10と、推定装置100とは所定の通信網(ネットワークN)を介して、有線または無線により通信可能に接続される。図3は、実施形態に係る推定システムの構成例を示す図である。なお、図3に示した推定システム1には、複数台の端末装置10や、複数台の推定装置100が含まれてもよい。
端末装置10は、利用者によって利用される情報処理装置である。端末装置10は、実施形態における処理を実現可能であれば、どのような装置であってもよい。また、端末装置10は、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等の装置であってもよい。図1に示す例においては、端末装置10がスマートフォンである場合を示す。
推定装置100は、検索クエリのログと利用者の属性とに基づいて、利用者の検索意図を特定するために用いられる。推定装置100は、例えば、PC、WS(Work Station)等の情報処理装置であり、端末装置10からネットワークNを介して送信されてきた情報に基づいて処理を行う。
〔2.端末装置の構成〕
次に、図4を用いて、実施形態に係る端末装置10の構成について説明する。図4は、実施形態に係る端末装置10の構成例を示す図である。図4に示すように、端末装置10は、通信部11と、入力部12と、出力部13と、制御部14とを有する。
(通信部11)
通信部11は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部11は、所定のネットワークNと有線又は無線で接続され、所定のネットワークNを介して、推定装置100との間で情報の送受信を行う。
(入力部12)
入力部12は、利用者からの各種操作を受け付ける。例えば、入力部12は、タッチパネル機能により表示面を介して利用者からの各種操作を受け付けてもよい。また、入力部12は、端末装置10に設けられたボタンや、端末装置10に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を受け付けてもよい。
(出力部13)
出力部13は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。また、出力部13は、推定装置100から送信された情報を出力する。例えば、出力部13は、利用者の検索意図と対応する情報を出力する。
(制御部14)
制御部14は、例えば、コントローラ(controller)であり、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、端末装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAM(Random Access Memory)を作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムには、端末装置10にインストールされたアプリケーションのプログラムが含まれる。例えば、この各種プログラムには、推定装置100から送信された情報を表示するアプリケーションのプログラムが含まれる。また、制御部14は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図4に示すように、制御部14は、送信部141と、受信部142とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。
(送信部141)
送信部141は、外部の情報処理装置へ各種情報を提供する。送信部141は、外部の情報処理装置へ各種情報を送信する。例えば、送信部141は、推定装置100等の他の情報処理装置へ各種情報を送信する。送信部141は、所定の記憶部に記憶された情報を送信する。例えば、送信部141は、利用者が検索に用いた検索クエリのログ情報を送信する。例えば、送信部141は、利用者が入力した検索クエリに関する情報を送信する。
(受信部142)
受信部142は、各種情報を受信する。受信部142は、外部の情報処理装置から各種情報を受信する。受信部142は、推定装置100等の他の情報処理装置から各種情報を受信する。例えば、受信部142は、利用者の検索意図と対応する情報を受信する。
〔3.推定装置の構成〕
次に、図5を用いて、実施形態に係る推定装置100の構成について説明する。図5は、実施形態に係る推定装置100の構成例を示す図である。図5に示すように、推定装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、推定装置100は、推定装置100の管理者から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、端末装置10との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図5に示すように、記憶部120は、検索情報記憶部121と、ナレッジデータベース122と、属性情報記憶部123と、意図情報記憶部124とを有する。
検索情報記憶部121は、利用者が検索に用いた検索クエリのログ情報を記憶する。ここで、図6に、実施形態に係る検索情報記憶部121の一例を示す。図6に示すように、検索情報記憶部121は、「利用者ID」、「検索ID」、「検索クエリ」といった項目を有する。
「利用者ID」は、利用者を識別するための識別情報を示す。「検索ID」は、利用者が行った検索を識別するための識別情報を示す。「検索クエリ」は、利用者が検索に用いた検索クエリを示す。図6に示す例では、「検索クエリ」に「クエリ#11」や「クエリ#12」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、コンテンツデータが格納される。例えば、「検索クエリ」には、「映画名」や「俳優名」といった特定ワード(キーワード)が記憶される。また、「検索クエリ」には、利用者が検索した時間(日時や時刻や時間帯など)に関する情報が記憶されてもよい。例えば、「検索クエリ」には、「映画名」を「2019年2月26日15時50分30秒」に「検索した」といった情報が記憶されてもよい。なお、「検索クエリ」は、「クエリ」や「時間」といった項目を有してもよい。この場合、「クエリ」には、利用者が検索に用いた特定ワードが記憶され、「時間」には、利用者が検索を行った時間に関する情報が記憶されてもよい。
属性情報記憶部123は、利用者の属性情報を記憶する。属性情報記憶部123は、利用者の趣味や興味や関心などの情報を記憶する。ここで、図7に、実施形態に係る属性情報記憶部123の一例を示す。図7に示すように、属性情報記憶部123は、「利用者ID」、「属性ID」、「属性」といった項目を有する。
「利用者ID」は、利用者を識別するための識別情報を示す。「属性ID」は、利用者の属性を識別するための識別情報を示す。「属性」は、利用者の属性情報を示す。図7に示す例では、「属性」に「属性#11」や「属性#12」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、コンテンツデータが格納される。例えば、「属性」には、「小説が好き」、「音楽が好き」といった情報が記憶される。例えば、「属性」には、利用者の年齢、性別、職種、収入、出身地などの情報が記憶される。
意図情報記憶部124は、利用者の検索意図に関する情報を記憶する。ここで、図8に、実施形態に係る意図情報記憶部124の一例を示す。図8に示すように、意図情報記憶部124は、「意図ID」、「検索クエリ」、「属性」、「検索意図」といった項目を有する。
「意図ID」は、利用者の検索意図を識別するための識別情報を示す。「検索クエリ」は、利用者が検索に用いた検索クエリを示す。図8に示す例では、「検索クエリ」に「クエリ#111」や「クエリ#222」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、コンテンツデータが格納される。「属性」は、利用者の属性情報を示す。図8に示す例では、「属性」に「属性#111」や「属性#222」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、コンテンツデータが格納される。「検索意図」は、利用者の検索意図を示す。「検索意図」は、「検索クエリ」と「属性」とに対応した検索意図を示す。例えば、「検索意図」は、「属性#111」の属性を有する利用者が「クエリ#111」の検索をした場合には、利用者の検索意図が「小説AAが原作の映画」であることを示す。
(制御部130)
制御部130は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、推定装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図5に示すように、制御部130は、取得部131と、抽出部132と、推定部133と、特定部134と、生成部135と、受付部136と、検索部137と、提供部138とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図5に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(取得部131)
取得部131は、各種情報を取得する。取得部131は、外部の情報処理装置から各種情報を取得する。取得部131は、端末装置10等の他の情報処理装置から各種情報を取得する。
取得部131は、記憶部120から各種情報を取得する。取得部131は、検索情報記憶部121やナレッジデータベース122や属性情報記憶部123や意図情報記憶部124から各種情報を取得する。
取得部131は、取得した各種情報を記憶部120に格納する。取得部131は、検索情報記憶部121やナレッジデータベース122や属性情報記憶部123や意図情報記憶部124に各種情報を格納する。
取得部131は、他の機能構成により抽出、推定、特定、生成、受付、検索された各種情報を取得する。
取得部131は、利用者が検索に用いた検索クエリのログ情報を取得する。取得部131は、利用者が過去に検索に用いた検索クエリのログ情報を取得する。取得部131は、利用者が予め定められた所定の期間内に検索に用いた検索クエリのログ情報を取得する。取得部131は、SNS(Social Networking System)上で利用者が検索に用いた検索クエリや、利用者が検索に用いたタグ情報や「映画名」や「俳優名」などの特定ワードを取得する。取得部131は、利用者が新たに入力した検索クエリに関する情報を取得する。
取得部131は、利用者の属性を示す属性情報を取得する。例えば、取得部131は、利用者の興味や趣味や関心などに関する情報を取得する。例えば、取得部131は、「小説が好き」や「音楽が好き」などの情報を取得する。
(抽出部132)
抽出部132は、各種情報を抽出する。例えば、抽出部132は、外部の情報処理装置からの情報や記憶部120に記憶された情報に基づいて、各種情報を抽出する。抽出部132は、端末装置10等の他の情報処理装置からの情報に基づいて、各種情報を抽出する。抽出部132は、検索情報記憶部121やナレッジデータベース122や属性情報記憶部123や意図情報記憶部124に記憶された情報に基づいて、各種情報を抽出する。
抽出部132は、抽出した各種情報を記憶部120に格納する。抽出部132は、検索情報記憶部121やナレッジデータベース122や属性情報記憶部123や意図情報記憶部124に各種情報を格納する。
抽出部132は、他の機能構成により取得、推定、特定、生成、受付、検索された各種情報に基づいて、各種情報を抽出する。
抽出部132は、検索クエリと対応する情報に紐付けられた他の情報である紐付け情報を抽出する。抽出部132は、各検索クエリのログと紐付けられた紐付け情報を抽出する。抽出部132は、データベースを参照して、紐付け情報を抽出する。抽出部132は、関連性を有する情報同士を紐付けたデータベースを参照して、紐付け情報を抽出する。抽出部132は、ナレッジデータベース122を参照して、紐付け情報を抽出する。図1に示す例では、抽出部132は、検索クエリと対応する情報である「タイトル#1」に紐付けられた情報として、「監督:監督#1」などを抽出する。
(推定部133)
推定部133は、各種情報を推定する。例えば、推定部133は、外部の情報処理装置からの情報や記憶部120に記憶された情報に基づいて、各種情報を推定する。推定部133は、端末装置10等の他の情報処理装置からの情報に基づいて、各種情報を推定する。推定部133は、検索情報記憶部121やナレッジデータベース122や属性情報記憶部123や意図情報記憶部124に記憶された情報に基づいて、各種情報を推定する。
推定部133は、推定した各種情報を記憶部120に格納する。推定部133は、検索情報記憶部121やナレッジデータベース122や属性情報記憶部123や意図情報記憶部124に各種情報を格納する。
推定部133は、他の機能構成により取得、抽出、特定、生成、受付、検索された各種情報に基づいて、各種情報を推定する。
推定部133は、検索クエリの共通性を推定する。推定部133は、利用者が入力した検索クエリの共通性を推定する。推定部133は、検索クエリと対応する情報に紐付けられた紐付け情報に基づいて、検索クエリの共通性を推定する。推定部133は、紐付け情報の共通性に基づいて、検索クエリの共通性を推定する。推定部133は、紐付け情報の種別に基づいて、検索クエリの共通性を推定する。推定部133は、紐付け情報の種別のうち所定の条件を満たす種別に基づいて、検索クエリの共通性を推定する。推定部133は、紐付け情報の種別のうち共通性が所定の条件を満たす種別に基づいて、検索クエリの共通性を推定する。
推定部133は、特定部134により上位種別として特定された種別以外の種別に基づいて、検索クエリの共通性を推定する。言い替えると、推定部133は、検索クエリと対応する情報の種別のうち共通性が所定の条件を満たす種別以外の種別に基づいて、検索クエリの共通性を推定する。推定部133は、紐付け情報の種別のうち共通性が所定の条件を満たす種別であって、特定された上位種別以外の種別に基づいて、検索クエリの共通性を推定する。
推定部133は、推定部133は、検索クエリと対応する情報の種別のうち共通性が所定の条件を満たす種別が存在しない場合は、紐付け情報の共通性に基づいて、検索クエリの共通性を推定する。
(特定部134)
特定部134は、各種情報を特定する。例えば、特定部134は、外部の情報処理装置からの情報や記憶部120に記憶された情報に基づいて、各種情報を特定する。特定部134は、端末装置10等の他の情報処理装置からの情報に基づいて、各種情報を特定する。特定部134は、検索情報記憶部121やナレッジデータベース122や属性情報記憶部123や意図情報記憶部124に記憶された情報に基づいて、各種情報を特定する。
特定部134は、特定した各種情報を記憶部120に格納する。特定部134は、検索情報記憶部121やナレッジデータベース122や属性情報記憶部123や意図情報記憶部124に各種情報を格納する。
特定部134は、他の機能構成により取得、抽出、推定、生成、受付、検索された各種情報に基づいて、各種情報を特定する。
特定部134は、利用者が検索に用いた検索クエリと対応する情報を特定する。特定部134は、関連性を有する情報同士を紐付けたデータベースから、利用者が検索に用いた検索クエリと対応する情報を特定する。特定部134は、ナレッジデータベース122から、利用者が検索に用いた検索クエリと対応する情報を特定する。特定部134は、各検索クエリのログと紐付けられた紐付け情報を特定する。
特定部134は、検索クエリに直接紐付けられた紐付け情報を特定する。特定部134は、検索クエリに直接紐付けられた紐付け情報に更に直接紐付けられた紐付け情報を特定する。特定部134は、検索クエリに直接紐付けられた紐付け情報以降の紐付け情報を特定する。特定部134は、各検索クエリごとに紐付け情報を特定する。
特定部134は、特定した紐付け情報の種別のうち、共通性が所定の条件を満たす種別を特定する。特定部134は、特定した各検索クエリの紐付け情報を特定して、共通性が所定の条件を満たす紐付け情報を特定する。例えば、特定部134は、特定した各検索クエリの紐付け情報を比較して、共通性が所定の閾値を超える紐付け情報を特定する。
特定部134は、利用者の検索意図を特定する。特定部134は、利用者の属性に応じた共通性を、利用者の検索意図として特定する。特定部134は、利用者の属性と関連性が高い種別を、利用者の検索意図として特定する。特定部134は、利用者の属性との関連性が最も高い共通性を、利用者の検索意図として特定する。
例えば、特定部134は、推定部133により推定された共通性のうち利用者の属性に応じた共通性を、利用者の検索意図として特定する。特定部134は、推定された共通性のうち、利用者の属性と関連性が高い種別を、利用者の検索意図として特定する。特定部134は、推定された共通性のうち、利用者の属性との関連性が最も高い共通性を、利用者の検索意図として特定する。
特定部134は、所定のモデルに基づいて、利用者の検索意図を特定する。特定部134は、生成部135により生成されたモデルに基づいて、利用者の検索意図を特定する。特定部134は、検索クエリと、紐付け情報と、利用者の属性との間の関係性を学習したモデルに基づいて、利用者の検索意図を特定する。
(生成部135)
生成部135は、各種情報を生成する。例えば、生成部135は、外部の情報処理装置からの情報や記憶部120に記憶された情報に基づいて、各種情報を生成する。生成部135は、端末装置10等の他の情報処理装置からの情報に基づいて、各種情報を生成する。生成部135は、検索情報記憶部121やナレッジデータベース122や属性情報記憶部123や意図情報記憶部124に記憶された情報に基づいて、各種情報を生成する。
生成部135は、生成した各種情報を記憶部120に格納する。生成部135は、検索情報記憶部121やナレッジデータベース122や属性情報記憶部123や意図情報記憶部124に各種情報を格納する。
生成部135は、他の機能構成により取得、抽出、推定、特定、受付、検索された各種情報に基づいて、各種情報を生成する。
生成部135は、モデルを生成する。生成部135は、指標値を出力するよう、コンピュータを機能させるためのモデルを生成する。生成部135は、実際の利用者の検索意図と特定した利用者の検索意図とが一致するかを示す指標値を出力するよう、コンピュータを機能させるためのモデルを生成する。
生成部135は、検索クエリと、紐付け情報と、利用者の属性との間の関係性を学習したモデルを生成する。生成部135は、検索クエリと、紐付け情報と、利用者の属性とを入力した場合に、実際の利用者の検索意図と一致した検索意図を出力するように学習されたモデルを生成する。
生成部135は、複数の利用者のデータに基づいてモデルを生成してもよい。生成部135は、複数の利用者のデータに基づいてモデルを学習してもよい。生成部135は、複数の利用者の検索クエリのログと、各検索クエリの紐付け情報と、複数の利用者の属性とに基づいてモデルを学習してもよい。
(受付部136)
受付部136は、各種情報を受け付ける。受付部136は、各種情報を受信する。例えば、受付部136は、外部の情報処理装置からの情報を受け付ける。例えば、受付部136は、外部の情報処理装置から送信された情報を受信する。受付部136は、端末装置10等の他の情報処理装置からの情報を受け付ける。
受付部136は、受け付けた各種情報を記憶部120に格納する。受付部136は、検索情報記憶部121やナレッジデータベース122や属性情報記憶部123や意図情報記憶部124に各種情報を格納する。
受付部136は、検索クエリを受け付ける。受付部136は、利用者が新たに入力した検索クエリを受け付ける。受付部136は、利用者が新たに入力した検索クエリに関する情報を受信する。図1では、受付部136は、利用者1の操作に応じて利用者1が利用する端末装置10から送信された新たな検索クエリに関する情報を受信する。
(検索部137)
検索部137は、各種情報を検索する。例えば、検索部137は、外部の情報処理装置からの情報や記憶部120に記憶された情報に基づいて、各種情報を検索する。検索部137は、端末装置10等の他の情報処理装置からの情報に基づいて、各種情報を検索する。検索部137は、検索情報記憶部121やナレッジデータベース122や属性情報記憶部123や意図情報記憶部124に記憶された情報に基づいて、各種情報を検索する。
検索部137は、検索した各種情報を記憶部120に格納する。検索部137は、検索情報記憶部121やナレッジデータベース122や属性情報記憶部123や意図情報記憶部124に各種情報を格納する。
検索部137は、他の機能構成により取得、抽出、推定、特定、生成、受付された各種情報に基づいて、各種情報を検索する。
検索部137は、利用者の検索意図と対応する情報を検索する。検索部137は、検索クエリと対応する情報のうち、利用者の検索意図と対応する情報を検索する。検索部137は、利用者が新たに入力した検索クエリと対応する情報のうち、利用者の検索意図と対応する情報を検索する。
例えば、検索部137は、特定部134により特定された検索意図と対応する情報を検索する。検索部137は、特定された検索意図と対応する種別の情報を検索する。検索部137は、利用者が新たに入力した検索クエリと対応する情報のうち、特定された検索意図と対応する種別の情報を検索する。
(提供部138)
提供部138は、外部の情報処理装置へ各種情報を提供する。例えば、提供部138は、端末装置10へ各種情報を提供する。例えば、提供部138は、端末装置10へ各種情報を送信する。
提供部138は、他の機能構成により取得、抽出、推定、特定、生成、受付、検索された各種情報を提供する。
提供部138は、検索結果を提供する。提供部138は、検索結果を利用者に提供する。提供部138は、検索結果を対応する利用者が利用する端末装置10へ送信する。提供部138は、利用者の検索クエリと対応する情報を提供する。提供部138は、利用者の検索意図と対応する情報を提供する。
〔4.情報処理のフロー〕
次に、図9及び図10を用いて、実施形態に係る推定システム1による情報処理の手順について説明する。図9及び図10は、実施形態に係る推定システム1による情報処理の手順を示すフローチャートである。
図9に示すように、推定装置100は、利用者の検索クエリのログを取得して記憶部に記憶する(ステップS201)。例えば、推定装置100は、取得した利用者の検索クエリのログを記憶部120に格納する。例えば、推定装置100は、取得した利用者の検索クエリのログを検索情報記憶部121に格納する。推定装置100は、取得した各検索クエリのログと紐付けられた紐付け情報をナレッジデータベース122から特定する(ステップS202)。推定装置100は、特定した紐付け情報の種別のうち、共通性が所定の条件を満たす種別を特定する(ステップS203)。推定装置100は、特定した種別の中から、利用者の属性と関連性が所定の条件を満たす種別を検索意図として特定する(ステップS204)。推定装置100は、検索意図として特定した情報を記憶部に記憶する(ステップS205)。例えば、推定装置100は、検索意図として特定した情報を記憶部120に格納する。例えば、推定装置100は、検索意図として特定した情報を意図情報記憶部124に格納する。
図10に示すように、推定装置100は、利用者から新たな検索クエリを受け付けたかを判定する(ステップS301)。ここで、推定装置100は、利用者から新たな検索クエリを受け付けていない場合(ステップS301;NO)、利用者から新たな検索クエリを受け付けるまで待機する。推定装置100は、利用者から新たな検索クエリを受け付けた場合(ステップS301;YES)、受け付けた検索クエリと対応する情報のうち、検索意図と対応する情報を記憶部から検索する(ステップS302)。推定装置100は、検索結果を利用者に提供する(ステップS303)。
〔5.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る推定装置100は、推定部133と、特定部134とを有する。推定部133は、利用者が入力した検索クエリの共通性を推定する。特定部134は、推定部133により推定された共通性のうち利用者の属性に応じた共通性を、利用者の検索意図として特定する。
これにより、実施形態に係る推定装置100は、利用者の検索意図の推定精度を向上させることができる。
また、実施形態に係る推定装置100は、関連性を有する情報同士を紐付けたデータベースを参照し、検索クエリと対応する情報に紐付けられた他の情報である紐付け情報を抽出する抽出部132を有する。また、推定部133は、抽出部132によって抽出された紐付け情報の共通性に基づいて、検索クエリの共通性を推定する。
これにより、実施形態に係る推定装置100は、検索クエリ以外の種々の情報に基づいて利用者の検索意図を推定することができるため、利用者の検索意図の推定精度を向上させることができる。
また、推定部133は、抽出部132によって抽出された紐付け情報の種別のうち共通性が所定の条件を満たす種別に基づいて、検索クエリの共通性を推定する。
これにより、実施形態に係る推定装置100は、情報の種別の共通性に基づいて利用者の検索意図を推定することができるため、利用者の検索意図の推定精度を向上させることができる。
また、推定部133は、検索クエリと対応する情報の種別のうち共通性が所定の条件を満たす種別を上位種別として特定し、抽出部132によって抽出された紐付け情報の種別のうち共通性が所定の条件を満たす種別であって、特定された上位種別以外の種別に基づいて、検索クエリの共通性を推定する。
これにより、実施形態に係る推定装置100は、種別の類似性が上位ではない種別に基づいて利用者の検索意図を推定することができるため、利用者の多様な検索意図を推定することができる。
また、推定部133は、検索クエリと対応する情報の種別のうち共通性が所定の条件を満たす種別が存在しない場合は、抽出部132によって抽出された紐付け情報の共通性に基づいて、検索クエリの共通性を推定する。
これにより、実施形態に係る推定装置100は、共通性が少ない場合であっても、利用者の検索意図の推定精度を下げることなく、利用者の検索意図を推定することができる。
また、特定部134は、共通性のうち利用者の属性との関連性が最も高い共通性を、利用者の検索意図として特定する。
これにより、実施形態に係る推定装置100は、利用者の検索意図の推定精度を向上させることができる。
また、実施形態に係る推定装置100は、利用者が新たに入力した検索クエリと対応する情報のうち、特定部134が特定した検索意図と対応する種別の情報を検索する検索部137を有する。
これにより、実施形態に係る推定装置100は、利用者の検索意図に適した情報を提供することができるため、訴求効果の向上を促進させることができる。
〔6.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る端末装置10および推定装置100は、例えば、図11に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図11は、端末装置10および推定装置100の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、所定の通信網を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを所定の通信網を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る端末装置10および推定装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部14および130の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔7.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 推定システム
10 端末装置
100 推定装置
110 通信部
120 記憶部
121 検索情報記憶部
122 ナレッジデータベース
123 属性情報記憶部
124 意図情報記憶部
130 制御部
131 取得部
132 抽出部
133 推定部
134 特定部
135 生成部
136 受付部
137 検索部
138 提供部
N ネットワーク

Claims (9)

  1. 利用者が入力した検索クエリの共通性を推定する推定部と、
    前記推定部により推定された共通性のうち前記利用者の属性に応じた共通性を、前記利用者の検索意図として特定する特定部と
    を有することを特徴とする推定装置。
  2. 関連性を有する情報同士を紐付けたデータベースを参照し、前記検索クエリと対応する情報に紐付けられた他の情報である紐付け情報を抽出する抽出部
    を有し、
    前記推定部は、前記抽出部によって抽出された紐付け情報の共通性に基づいて、前記検索クエリの共通性を推定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の推定装置。
  3. 前記推定部は、前記抽出部によって抽出された紐付け情報の種別のうち共通性が所定の条件を満たす種別に基づいて、前記検索クエリの共通性を推定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の推定装置。
  4. 前記推定部は、前記検索クエリと対応する情報の種別のうち共通性が所定の条件を満たす種別を上位種別として特定し、前記抽出部によって抽出された紐付け情報の種別のうち共通性が所定の条件を満たす種別であって、特定された上位種別以外の種別に基づいて、前記検索クエリの共通性を推定する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の推定装置。
  5. 前記推定部は、前記検索クエリと対応する情報の種別のうち共通性が所定の条件を満たす種別が存在しない場合は、前記抽出部によって抽出された紐付け情報の共通性に基づいて、前記検索クエリの共通性を推定する
    ことを特徴とする請求項2〜4のうちいずれか1つに記載の推定装置。
  6. 前記特定部は、前記共通性のうち前記利用者の属性との関連性が最も高い共通性を、前記利用者の検索意図として特定する
    ことを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1つに記載の推定装置。
  7. 前記利用者が新たに入力した検索クエリと対応する情報のうち、前記特定部が特定した検索意図と対応する種別の情報を検索する検索部
    を有することを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1つに記載の推定装置。
  8. 推定装置が実行する推定方法であって、
    利用者が入力した検索クエリの共通性を推定する推定工程と、
    前記推定工程により推定された共通性のうち前記利用者の属性に応じた共通性を、前記利用者の検索意図として特定する特定工程と
    を含むことを特徴とする推定方法。
  9. 利用者が入力した検索クエリの共通性を推定する推定手順と、
    前記推定手順により推定された共通性のうち前記利用者の属性に応じた共通性を、前記利用者の検索意図として特定する特定手順と
    をコンピュータに実行させるための推定プログラム。
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