JP2020148940A - 光デバイスおよびレーザ装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】シンプルな構成で拡がり角を調整することが可能な光デバイスを提供する。【解決手段】光デバイス10は、光がマルチモードで伝搬可能なコア11と、コアを囲い、少なくとコアとの界面における部分の屈折率がコアより低いクラッド12と、クラッドを覆う被覆13と、を有するマルチモードファイバFを備える。被覆の一部は不連続部13aであり、不連続部が位置している長手方向における範囲を第1領域A1とし、不連続部が位置していない長手方向における範囲を第2領域A2とするとき、第1領域の少なくとも一部におけるコアの屈折率プロファイルが、第2領域における前記コアの屈折率プロファイルと異なっている。【選択図】図1

Description

本発明は、光デバイスおよびレーザ装置の製造方法に関する。
レーザ装置の主要な特性として、拡がり角が挙げられる。拡がり角を評価するパラメータとしては、BPP(Beam Parameter Product)が一般的である。特許文献1には、GRINレンズを用いてBPPの値を調整する光デバイスが開示されている。
特開2017−194525号公報
特許文献1の光デバイスでは、GRINレンズを用意した上で、当該光デバイスを通過する光の損失を小さくするために、2つの光ファイバとGRINレンズとを比較的高精度に位置決めする必要があり、よりシンプルな構成で拡がり角を調整することが可能な光デバイスが求められていた。
本発明はこのような事情を考慮してなされ、シンプルな構成で拡がり角を調整することが可能な光デバイスを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る光デバイスは、光がマルチモードで伝搬可能なコアと、前記コアを囲い、少なくとも前記コアとの界面における部分の屈折率が前記コアより低いクラッドと、前記クラッドを覆う被覆と、を有するマルチモードファイバを備え、前記被覆の一部は不連続部であり、前記不連続部が位置している長手方向における範囲を第1領域とし、前記不連続部が位置していない長手方向における範囲を第2領域とするとき、前記第1領域の少なくとも一部における前記コアの屈折率プロファイルが、前記第2領域における前記コアの屈折率プロファイルと異なっている。
上記第1の態様によれば、第1領域の少なくとも一部におけるコアの屈折率プロファイルが、第2領域におけるコアの屈折率プロファイルと異なっている。このため、第2領域から第1領域に進入した光にとって、コア内における屈折率プロファイルが変化することとなり、光の拡がり角を調整することが可能となる。この構成は、例えば光ファイバとレンズとを接続する場合と比較してシンプルであり、光ファイバとレンズとの接続部における損失の発生を避けることができる。
また、上記態様の光デバイスをレーザ装置に設けることで、レーザ装置が出射するレーザ光の拡がり角を所望の範囲に調整することができる。さらに、レーザ装置間の拡がり角のばらつきを抑えて、品質を安定させることもできる。
ここで、前記クラッドのうち少なくとも前記コアと接する部分には、屈折率を低下させるドーパントが含有されており、前記第1領域に位置する前記コアには、前記クラッドに含有されている前記ドーパントと同種のドーパントを含有する調整部が設けられていてもよい。
この場合、クラッドに含有されていたドーパントをコアに移動させることで、コア内に、屈折率が低下した部分(調整部)を設けることができる。そしてその調整部により、光の拡がり角を調整することができる。
また、前記ドーパントはフッ素であってもよい。
この場合、拡散速度の速いフッ素をドーパントとして用いることで、クラッドからコアへとドーパントを移動させることで調整部を設ける際の効率を高めることができる。
また、上記第1の態様の光デバイスは、同種の2本の前記マルチモードファイバ同士が融着接続されることで形成された融着接続部を有し、前記調整部は、前記融着接続部から長手方向における両側に向けて延びていてもよい。
この場合、例えば融着接続器を用いて2本のマルチモードファイバを融着接続した後、当該融着接続器で追加放電を行うことで、クラッドからコアへとドーパントを移動させて、容易に調整部を設けることができる。
また、前記調整部の径方向における寸法は、前記コアの半径の10%以上であってもよい。
この場合、コア内を伝搬する光のうち、調整部の影響を受ける割合がある程度確保される。したがって、拡がり角をより確実に調整することができる。
また、前記第1領域における前記クラッドの最低屈折率と、前記第2領域における前記クラッドの最低屈折率との相違が、10%以内であってもよい。
この場合、第1領域においてクラッドによるコア内への光の閉じ込めが弱くなることを抑制できる。
また、前記クラッドのうち屈折率を低下させるドーパントを含有する部分の厚みをtとし、前記コアの半径をrとしたとき、t≧0.2×rであってもよい。
この場合、クラッドに含まれるドーパントの総量を確保し、コアにドーパントが移動した後におけるクラッドの屈折率上昇を抑制することができる。
また、前記コアの直径が50μm以上であってもよい。
コアの直径が小さすぎると、調整部によって調整された拡がり角が、調整部が設けられた部分を通過した後で調整前の大きさに戻ってしまうことが考えらえる。そこで、コアの直径を50μm以上とすることで、拡がり角が元に戻ってしまうことを抑制し、光デバイスによる拡がり角の調整効果をより確実に奏功させることができる。
本発明の第2の態様に係るレーザ装置の製造方法は、上記光デバイスと、レーザ光を出力するレーザユニットと、前記レーザ光を出射する出射端と、を備えたレーザ装置の製造方法であって、前記出射端から前記レーザ光を出射させ、出射されたレーザ光の拡がり角を測定し、当該拡がり角が所定の値となるように前記第1領域における前記コアの屈折率プロファイルを変化させる調整工程を有する。
上記第2の態様によれば、拡がり角が所定の値となるように、光デバイスの第1領域におけるコアの屈折率プロファイルを変化させるため、拡がり角のレーザ装置ごとのばらつきを抑えることができる。
また、2本の前記マルチモードファイバ同士を融着接続させることができる融着接続器を用いて前記調整工程を行ってもよい。
この場合、レーザ装置を製造する際に通常行われる融着接続の際に、拡がり角を調整することができる。このように、従来の製造工程に対して大きな変更を加えることなく拡がり角を調整することで、拡がり角を調整することによる製造コストの増大を抑えることができる。
本発明の上記態様によれば、シンプルな構成で拡がり角を調整することが可能な光デバイス、若しくは当該光デバイスを備えたレーザ装置を提供することができる。
第1実施形態に係る光デバイスの断面図である。 第2実施形態に係る光デバイスの断面図である。 融着接続器の一例を示す図である。 第2実施形態に係るレーザ装置の構成を示すブロック図である。 サンプル1の屈折率プロファイルを示すグラフである。 サンプル1の長手方向に対する屈折率分布を示すグラフである。 サンプル2の屈折率プロファイルを示すグラフである。 サンプル2の長手方向に対する屈折率分布を示すグラフである。 サンプル3の屈折率プロファイルを示すグラフである。 サンプル3の長手方向に対する屈折率分布を示すグラフである。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態の光デバイスについて図面に基づいて説明する。
図1に示すように、光デバイス10は、コア11と、クラッド12と、被覆13と、を備えている。コア11、クラッド12、および被覆13は、マルチモードファイバFを構成している。
コア11は石英ガラスにより形成されている。コア11の直径は、例えば50μm以上であり、光をマルチモードで伝搬可能となっている。クラッド12は、石英ガラスにより形成され、コア11を囲っている。クラッド12は、内側部12aと、前記内側部12aの外側の外側部12bと、を有している。内側部12aには、石英ガラスの屈折率を低下させるドーパントが添加されている。このようなドーパントとしては、F(フッ素)、B(ホウ素)、Ge(ゲルマニウム)などを採用することができる。ドーパントの添加により、少なくともコア11との界面において、クラッド12の屈折率はコア11よりも低くなっている。これにより、光をコア11内に閉じ込めることができる。
外側部12bには、石英ガラスの屈折率を低下させるドーパントが添加されていない。このように、クラッド12が、屈折率を低下させるドーパントを含有する内側部12aと、当該ドーパントを含有しない外側部12bと、を有することで、クラッド12に添加されるドーパントの総量を少なくして、コストダウンを図ることができる。なお、外側部12bを含むクラッド12の全体に、屈折率を低下させるドーパントが添加されていてもよい。また、必要に応じて、コア11またはクラッド12に、屈折率を下げる目的以外のドーパント(例えば粘度調整のため等)を添加してもよい。
被覆13は、クラッド12を覆っている。被覆13としては、樹脂などを用いることができる。例えば、ウレタンアクリレート系、ポリブタジエンアクリレート系、エポキシアクリレート系、シリコーンアクリレート系、ポリエステルアクリレート系のUV硬化型樹脂を被覆13として採用してもよい。
被覆13の一部は、不連続部13aとなっている。本明細書において「不連続部」とは、被覆13が除去された部分(被覆除去部)、若しくは被覆13が除去された後で再び樹脂などで覆われた部分(再被覆部)をいう。また、被覆13のうち不連続部13a以外の部分を連続部13bという。図1の例では、被覆13の一部が除去された後、再び樹脂などで覆われることで不連続部13aが構成されている。
本明細書では、長手方向において不連続部13aが位置している範囲を第1領域A1といい、不連続部13aが位置していない範囲を第2領域A2という。換言すると、第2領域A2は、連続部13bが位置している範囲である。
ここで本実施形態では、コア11のうち第1領域A1に位置している部分に、調整部11aが設けられている。
調整部11aは、クラッド12の内側部12aに添加された、屈折率を低下させるドーパントがコア11へ染み出した部分である。調整部11aでは、コア11の調整部11a以外の部分よりも屈折率が低くなっている。調整部11aとコア11の中心部との屈折率差は、0.05%以上となる。調整部11aは、コア11の外周面に沿って間欠的に設けられていてもよいし、外周面の全周にわたって連続的に設けられていてもよい。
調整部11aは、クラッド12を加熱して、クラッド12の内側部12aに含まれている屈折率を低下させるドーパントをコア11に移動させることで設けることができる。調整部11aを設ける具体的な方法としては、例えば被覆13の一部を除去してクラッド12の外周面を露出させ、露出したクラッド12をヒータにより加熱してもよい。あるいは、露出したクラッド12に向けて電力で放電し、放電によって加熱してもよい。特に、融着接続器(後述)によるアーク放電が好適である。
なお、石英ガラス内における拡散の速度を考慮すると、屈折率を低下させるドーパントとしてはF(フッ素)が好適である。Fを用いることで、例えばBやGeと比較して、短時間でドーパントをクラッド12からコア11に移動させ、調整部11aを設けることができる。
なお、調整部11aを設けた後、被覆13を除去した部分を樹脂によって再度被覆してもよい。この場合、再度設けられた被覆(再被覆部)によって、クラッド12の外周面を保護することができる。ただし、例えば漏れ光による発熱などの懸念が無い場合には、再被覆部を設けなくてもよい。
調整部11aが設けられている部分におけるコア11の屈折率プロファイルは、調整部11aが設けられていない部分におけるコア11の屈折率プロファイルと異なっている。なお、「屈折率プロファイル」とは、半径方向におけるコア11の屈折率分布である。
次に、以上のように構成された光デバイス10の作用について説明する。
第2領域A2では、コア11の屈折率プロファイルは長手方向に沿って一定となっている。このため、第2領域A2を進む光の拡がり角は、長手方向に沿って一定となる。
一方、第1領域A1では、調整部11aによって、コア11の屈折率プロファイルが変化する。すなわち、第2領域A2から第1領域A1に進入した光にとってみると、屈折率プロファイルが長手方向で変化することになる。また、調整部11aは、コア11の半径方向における全体ではなく、外周の一部分に設けられている。したがって、コア11内を伝搬する光の一部は調整部11aの影響を受ける一方、残りの部分は調整部11aの影響を受けない。これにより、コア11を伝搬する一部の光の反射角がばらつき、光デバイス10を通過した光の拡がり角が変化する。シングルモードファイバにおいては伝搬するモードが単一であるため影響ないが、マルチモードファイバの場合はモード間の結合効率が変化するため、拡がり角が変化すると考えられる。
また、第1領域A1と第2領域A2とを比較したときの屈折率プロファイルの変化の程度が大きいほど、光の拡がり角の変化の程度も大きくなる。そして、屈折率プロファイルの変化の程度は、加熱によって調整部11aを設ける際の、加熱時間や加熱温度に依存する。すなわち、加熱時間や加熱温度を調整することで、光の拡がり角を変化させて、例えばBPP(Beam Parameter Product)を所望の値とすることが可能となる。
以上説明したように、本実施形態の光デバイス10は、第1領域A1の少なくとも一部におけるコア11の屈折率プロファイルが、第2領域A2におけるコア11の屈折率プロファイルと異なっている。このため、第2領域A2から第1領域A1に進入した光にとって、コア11内における屈折率プロファイルが変化することとなり、光の拡がり角を調整することが可能となる。この構成は、例えば光ファイバとレンズとを接続する場合と比較してシンプルであり、光ファイバとレンズとの接続部における損失の発生を避けることができる。
また、クラッド12のうち少なくともコア11と接する部分(内側部12a)には、屈折率を低下させるドーパントが含有されており、第1領域A1に位置するコア11には、クラッド12に含有されているドーパントと同種のドーパントを含有する調整部11aが設けられている。すなわち、クラッド12からコア11へと、屈折率を低下させるドーパントを移動させることで、調整部11aが設けられている。この構成により、クラッド12からコア11へのドーパントの移動量を調整することで、拡がり角の調整の程度を容易に変化させることができる。
また、クラッド12および調整部11aに含有させるドーパントとして、拡散速度が速いFを採用することで、より短時間で効率よく調整部11aを設けることができる。
また、本実施形態では、当初はクラッド12に位置していた屈折率を低下させるドーパントの一部をコア11に移動させることで、調整部11aを形成している。このため、コア11へのドーパントの移動量が過剰であると、クラッド12の屈折率が上昇してしまい、クラッド12によるコア11の光の閉じ込めが弱くなってしまう懸念がある。このことを考慮して、第2領域A2におけるクラッド12の最低屈折率と、第1領域A1におけるクラッド12の最低屈折率との相違は、10%以内とすることが好ましい。
また、調整部11aの径方向の寸法は、コア11の半径の10%以上であることが好ましい。例えばコア11の半径が50μmである場合、調整部11aの径方向の寸法は5μm以上であることが好ましい。このような割合とすることで、コア11を伝搬する光の約19%以上が、調整部11aによる影響を受けることになる。このように、コア11内を伝搬する光のうち、調整部11aの影響を受ける割合をある程度確保することで、調整部11aによる拡がり角の調整をより確実に行うことができる。なお、詳細は第2実施形態において説明するが、調整部11aは2本のファイバ同士を融着接続した後、追加で加熱を行うことで設けることも可能である。このとき、上記「10%以上」との値は、通常の融着接続によってもたらされるものではなく、追加で加熱を行うことではじめて得られる値である。
また、本実施形態では、クラッド12に含有されていた屈折率を低下させるドーパントをコア11に移動させることで、調整部11aを設けている。このため、ドーパントが移動した分だけ、クラッド12の屈折率が上昇する。そこで、クラッド12のうち屈折率を低下させるドーパントを含有する部分(すなわち内側部12a)の厚みをtとし、コア11の半径をrとしたとき、t≧0.2×rであってもよい。このように、内側部12aをある程度厚くすることで、クラッド12に含まれるドーパントの総量を確保し、コア11にドーパントが移動した後におけるクラッド12の屈折率上昇を抑制することができる。
また、例えばシングルモードファイバのようにコア11の直径が小さすぎると、調整部11aによって調整された拡がり角が、調整部11aが設けられた部分を通過した後で調整前の大きさに戻ってしまうことが考えられる。そこで、コア11の直径を50μm以上とすることで、調整部11aが設けられた部分を通過した後も拡がり角が維持されるようにして、光デバイス10による拡がり角の調整効果をより確実に奏功させることができる。
また、本実施形態の光デバイスの製造方法は、コア11、クラッド12、および被覆13を有するマルチモードファイバFを用意し、被覆13の一部を除去し、被覆13が除去された部分におけるマルチモードファイバFを加熱することで、クラッド12に含まれている屈折率を低下させるドーパントの一部をコア11に移動させて、コア11の屈折率プロファイルを変化させる。この製造方法により、上記した作用効果を有する光デバイス10を製造することが可能となる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態について説明するが、第1実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
第1実施形態では、1つのマルチモードファイバFを用いて光デバイス10を構成した。一方、本実施形態では2本の同種のマルチモードファイバを融着接続して光デバイス10を構成する。
図2に示すように、本実施形態では、第1のマルチモードファイバ(以下、第1ファイバF1という)と、第2のマルチモードファイバ(以下、第2ファイバF2という)と、が融着接続されて、1つのマルチモードファイバとなっている。第1ファイバF1および第2ファイバF2は同種のファイバであり、それぞれがコア11、クラッド12、および被覆13を備えている。なお、本明細書において2本のファイバが「同種」であるとは、コア11の外径、クラッド12の外径、およびクラッド12に含有されているドーパントの種類が同じであることをいう。第1ファイバF1と第2ファイバF2とは、融着接続部Pにおいて、融着接続されている。換言すると、融着接続部Pは、レーザ光が伝搬するコア11およびコア11を囲うクラッド12を有する2本のファイバF1、F2が融着接続されることで構成されている。融着接続部Pは、第1領域A1に位置している。すなわち、融着接続部Pは被覆13が不連続部13aとなっている部分に位置している。
本実施形態では、コア11の調整部11aが、融着接続部Pを長手方向において跨ぐように配置されている。換言すると、調整部11aは、融着接続部Pから長手方向における両側に向けて延びている。図2では、融着接続部Pを基準として、長手方向における一方側を+Z側、他方側を−Z側として表示している。融着接続部Pから調整部11aの+Z側の端部までの長手方向における寸法と、融着接続部Pから調整部11aの−Z側の端部までの長手方向における寸法と、は互いに略同じである。すなわち、調整部11aは、融着接続部Pを中心として略左右対称に形成されている。
本実施形態の光デバイス10も、第1実施形態と同様に、コア11を進む光の拡がり角を調整することができる。
さらに本実施形態の光デバイス10は、第1ファイバF1と第2ファイバF2とを融着接続する融着接続器を用いて製造することができる。以下、より詳しく説明する。
図3に、融着接続器100の一例を示す。融着接続器100は、第1ファイバF1の軸線と第2ファイバF2の軸線とが一致し、かつファイバF1、F2の端面同士が当接するように、ファイバF1、F2を保持して位置決めする。そして、当接された端面の近傍に放電して加熱することで、ファイバF1、F2のコア11およびクラッド12を溶融して融着させる。
本実施形態の光デバイスの製造方法では、融着接続器100によって通常の融着接続を行った後、追加で放電を行う。この追加放電によって、クラッド12に添加されている屈折率を低下させるドーパントをコア11に移動させ、調整部11aを設けることができる。このような製造方法は、例えば以下に示すようなレーザ装置の製造において、より好適に用いることができる。
図4は、レーザ装置1の構成の一例を示している。レーザ装置1は、複数のレーザユニット2と、コンバイナ3と、クラッド光除去部4と、出射端5と、を備えている。各レーザユニット2は、レーザ光を各ファイバ2aに出力する。レーザユニット2としては、例えばファイバレーザや半導体レーザを用いることができる。レーザユニット2は、励起光を出射する励起光源と、励起光によってレーザ光を生成する共振器と、を備えていてもよい。また、MOPA(Master Oscillator Power Amplifier)方式のレーザユニット2を採用しても良い。各ファイバ2aはコンバイナ3に接続されている。コンバイナ3は、各レーザユニット2から出力されたレーザ光を、1つのファイバ3aに結合させる。なお、レーザユニット2の数は1つであってもよく、その場合、コンバイナ3は設けられていなくてもよいし、設けられていてもよい。
クラッド光除去部4は、ファイバのクラッド内を伝搬する余分なクラッド光を除去する。クラッド光除去部4の構成は適宜選択可能である。例えば、ファイバ同士の融着接続部において、クラッドの外周に、クラッドよりも屈折率の高い透明な樹脂(高屈折率樹脂)を設けてもよい。この場合、クラッドと高屈折率樹脂との界面において、クラッド光がより屈折率の高い高屈折率樹脂側に進入しやすくなる。したがって、クラッド光をクラッドから除去することができる。
クラッド光除去部4には、入力側ファイバ4aおよび出力側ファイバ4bが接続されている。入力側ファイバ4aは、コンバイナ3のファイバ3aに融着接続されている。
出射端5は、レーザ光が出力される部分である。出射端5にはデリバリファイバ5aが接続されている。デリバリファイバ5aは、出力側ファイバ4bに融着接続されている。
先述の通り、本実施形態の光デバイス10は、融着接続器100を用いて2つのファイバ同士を融着接続する際に製造することができる。従って、レーザ装置1の製造工程において、例えばファイバ3aと入力側ファイバ4aとを融着接続する際に、光デバイス10を製造することができる。すなわち、図4のファイバ3aを図2の第1ファイバF1とし、図4の入力側ファイバ4aを図2の第2ファイバF2とすることができる。この場合、光デバイス10はコンバイナ3とクラッド光除去部4との間に設けられる。
以上のような製造方法により、例えばレーザ装置1を製造する工程とは別の工程で光デバイス10を製造する場合と比較して、全体での製造効率を高めることができる。
なお、図4の出力側ファイバ4bを図2の第1ファイバF1とし、図4のデリバリファイバ5aを図2の第2ファイバF2としてもよい。すなわち、光デバイス10をクラッド光除去部4と出射端5との間に設けてもよい。その他、光デバイス10はレーザ装置1における任意の位置に配置可能である。
また、先述の通り、本実施形態の光デバイス10では、クラッド12を加熱する際の加熱時間若しくは加熱温度に応じて、レーザ光の拡がり角が変化する。したがって、出射端5からレーザ光を出射させ、当該レーザ光の拡がり光を測定しながら、光デバイス10のクラッド12への加熱量を変化させて、所望の拡がり角となったときに加熱を停止することで、出射端5から出射されるレーザ光の拡がり角を所望の値とすることが可能となる。
以上説明したように、本実施形態のレーザ装置1の製造方法は、出射端5からレーザ光を出射させ、出射されたレーザ光の拡がり角を測定し、当該拡がり角が所定の値となるように第1領域A1におけるコア11の屈折率プロファイルを変化させる調整工程を有する。これにより、拡がり角のレーザ装置ごとのばらつきを抑えることができる。
また、融着接続器100を用いて前記調整工程を行うことで、レーザ装置1を製造する際に通常行われる融着接続の際に、拡がり角を調整することができる。このように、従来の製造工程に対して大きな変更を加えることなく拡がり角を調整することで、拡がり角を調整することによる製造コストの増大を抑えることができる。
以下、具体的な実施例を用いて、上記実施形態を説明する。なお、本発明は以下の実施例に限定されない。特に、融着接続部P1、P2の構造は、以下の説明で用いる図5A〜図7Bに示した屈折率の分布に限定されない。
本実施例では、以下の3つの光デバイス(サンプル1〜3)を用意した。
サンプル1:追加放電無し(図5A、図5B)
サンプル2:追加放電あり(図6A、図6B)
サンプル3:追加放電あり(図7A、図7B)
各サンプル1〜3は、第2実施形態で説明したように、2つのマルチモードファイバF1、F2を融着接続して構成した(図2参照)。融着接続は、図3に示すような融着接続器100を用いて行った。コア11の直径は100μmとし、クラッド12の直径は360μmとした。クラッド12には、フッ素が添加されている内側部12aと、フッ素が添加されていない外側部12bとを設けた。内側部12aの厚みは約25μmとした。
サンプル2、3については、マルチモードファイバF1、F2を融着接続した後、融着接続部Pに追加放電を行うことで、クラッド12に含まれているフッ素をコア11に移動させて調整部11aを設けた。ただし、サンプル3の追加放電の強度は、サンプル2の追加放電の強度の2倍とした。すなわち、サンプル2、3では追加放電の強度が異なっている。サンプル2、3については、放電時間を20秒とした。サンプル1については、追加放電を行わなかった。
図5A、図6A、図7Aの横軸は、マルチモードファイバF1、F2の半径方向の位置を示しており、コア11の中心位置をr=0としている。コア11の直径は100μmであるため、横軸が−50μm≦r≦50μmの範囲はコア11の屈折率プロファイルを示している。また、横軸が−75≦r<−50μmの範囲、および50μm<r≦75μmの範囲は、クラッド12のフッ素添加領域(内側部12a)の屈折率プロファイルを示している。
図5A、図6A、図7Aの縦軸は、サンプル1におけるクラッド12の外周面の屈折率を基準とする、比屈折率差Δを示している。換言すると、比屈折率差Δは、フッ素が添加されていない石英ガラスを基準とした比屈折率差である。図5A、図6A、図7Aには、長手方向の位置(Z軸座標)が異なる5つのデータを示している。図2に示すように、融着接続部Pの位置をZ=0としている。また、融着接続部Pから見て、図2における紙面の右側を+Z側、紙面の左側を−Z側としている。このZ軸の定義は図5A、図6A、図7Aで共通である。
図5B、図6B、図7Bの横軸は、長手方向の位置を示している。Z軸の定義は、図5A、図6A、図7Aと同様である。図5B、図6B、図7Bの縦軸は、図5A、図6A、図7Aと同様である。
図5B、図6B、図7Bには、半径方向の位置が異なる2つのデータ(r=±45μm)を示している。
まず、図5A、図6A、図7Aについて考察する。図5Aに示すように、追加放電を行っていないサンプル1では、長手方向の位置に関わらず屈折率プロファイルがほぼ一定となっている。これに対して、図6A、図7Aに示すように、追加放電を行っているサンプル2、3では、長手方向の位置に応じて屈折率プロファイルが大きく異なっている。より詳しくは、長手方向における位置が融着接続部Pに近いほど、すなわちZ軸座標が0に近いほど、調整部11aにおけるΔが低下するとともに、クラッド12の内側部12aにおけるΔが上昇する傾向がある。これは、内側部12aに添加されていたフッ素が調整部11aに移動することで、調整部11aの屈折率が低下するとともに、内側部12aの屈折率が上昇したことを意味している。そして、フッ素の移動量は、追加放電の中心位置である融着接続部Pに近づくほど大きくなっている。これは、追加放電の中心位置に近いほど強く加熱されて、熱によるフッ素の拡散移動が活発になるためである。
このように、融着接続器100においてファイバF1、F2を融着接続した後、追加放電を行うことで、クラッド12のフッ素を移動させてコア11の屈折率プロファイルを変化させられることが確認された。
また、図6A、図7Aの屈折率プロファイルから、サンプル2、3では、調整部11aの半径方向の位置は、おおよそ−50μm≦r≦−35μmおよび35≦r≦50μmの範囲であることがわかる。つまり、調整部11aの径方向の寸法は約15μmとなっている。コア11の半径は50μmであるから、サンプル2、3における調整部11aの径方向の寸法は、コア11の半径の約30%となっている。
また、図6B、図7Bに示すように、サンプル2とサンプル3とで、r=±45μm(調整部11aの範囲内)における融着接続部P近傍(すなわちZ=0近傍)の屈折率は大きく異なっている。より詳しくは、r=±45μm、Z=0における比屈折率差Δは、サンプル2では約−0.18%であり、サンプル3では約−0.35%である。
そして、サンプル1〜3の光デバイスをそれぞれレーザ装置に設けたところ、当該レーザ装置を伝搬する光のBPPの値が変化した。より詳しくは、サンプル3とサンプル1との間のBPPの変化量は、サンプル2とサンプル1との間のBPPの変化量の約2倍となった。これは、上記したr=±45μm、Z=0における比屈折率差Δの違いと概ね一致している。そしてサンプル3とサンプル2との相違点は、追加放電の強度の違いであるから、追加放電の強度を調整することで、BPPの変化量を調整可能であることが確認された。
また、図6B、図7Bに示すように、サンプル2、3では、長手方向に沿って屈折率がなだらかに変化している。ここで、コア11内で屈折率が長手方向において変化する場合、その変化が長手方向に対して急峻であると、光が長手方向において逆流するように、コア11内で反射が生じてしまう場合がある。これに対して、図6B、図7Bに示すように、長手方向において屈折率がなだらかに変化している場合には、コア11内における上記のような反射が生じにくい。
また、図5A、図6A、図7Aに示すように、サンプル1〜3では、クラッド12における最低屈折率がΔ=0%であり、実質的に変化していない。これにより、クラッド12によるコア11内への光を閉じ込めが弱くなることを抑制できる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば前記第2実施形態では、融着接続器100の追加放電によって融着接続部Pを加熱し、調整部11aを設けた。しかしながら、例えばヒータなどで融着接続部Pを加熱し、調整部11aを設けてもよい。
また、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
例えば、第1実施形態で説明した、1本のマルチモードファイバFからなる光デバイス10を、第2実施形態で説明したレーザ装置1に設けてもよい。
1…レーザ装置 2…レーザユニット 5…出射端 11…コア 11a…調整部 12…クラッド 13…被覆 13a…不連続部 P…融着接続部 F、F1、F2…マルチモードファイバ

Claims (10)

  1. 光がマルチモードで伝搬可能なコアと、
    前記コアを囲い、少なくとも前記コアとの界面における部分の屈折率が前記コアより低いクラッドと、
    前記クラッドを覆う被覆と、を有するマルチモードファイバを備え、
    前記被覆の一部は不連続部であり、
    前記不連続部が位置している長手方向における範囲を第1領域とし、前記不連続部が位置していない長手方向における範囲を第2領域とするとき、
    前記第1領域の少なくとも一部における前記コアの屈折率プロファイルが、前記第2領域における前記コアの屈折率プロファイルと異なっている、光デバイス。
  2. 前記クラッドのうち少なくとも前記コアと接する部分には、屈折率を低下させるドーパントが含有されており、
    前記第1領域に位置する前記コアには、前記クラッドに含有されている前記ドーパントと同種のドーパントを含有する調整部が設けられている、請求項1に記載の光デバイス。
  3. 前記ドーパントはフッ素である、請求項2に記載の光デバイス。
  4. 同種の2本の前記マルチモードファイバ同士が融着接続されることで形成された融着接続部を有し、
    前記調整部は、前記融着接続部から長手方向における両側に向けて延びている、請求項2または3に記載の光デバイス。
  5. 前記調整部の径方向における寸法は、前記コアの半径の10%以上である、請求項2から4のいずれか1項に記載の光デバイス。
  6. 前記第1領域における前記クラッドの最低屈折率と、前記第2領域における前記クラッドの最低屈折率との相違が10%以内である、請求項1から4のいずれか1項に記載の光デバイス。
  7. 前記クラッドのうち屈折率を低下させるドーパントを含有する部分の厚みをtとし、前記コアの半径をrとしたとき、t≧0.2×rである、請求項1から5のいずれか1項に記載の光デバイス。
  8. 前記コアの直径が50μm以上である、請求項1から6のいずれか1項に記載の光デバイス。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の光デバイスと、
    レーザ光を出力するレーザユニットと、
    前記レーザ光を出射する出射端と、を備えたレーザ装置の製造方法であって、
    前記出射端から前記レーザ光を出射させ、出射されたレーザ光の拡がり角を測定し、当該拡がり角が所定の値となるように前記第1領域における前記コアの屈折率プロファイルを変化させる調整工程を有する、レーザ装置の製造方法。
  10. 2本の前記マルチモードファイバ同士を融着接続させることができる融着接続器を用いて前記調整工程を行う、請求項9に記載のレーザ装置の製造方法。
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